あなたには、大人になってからも深く印象に残っている『学校の授業』はありますか。18年ほど前に中高一貫の女子校に通っていた、枇杷かな子(kanakobiwa)さんは、過去の思い出を描いた漫画をInstagramに投稿しました。枇杷さんは、高校生の時に受けた保健体育の授業が、今も忘れられないといいます。『コンドームの授業を受けた日』校則に厳しいT先生のことが、ちょっぴり苦手だったという、枇杷さん。そんなT先生が、保健体育の授業で教えたのは『コンドームの付け方』という具体的な避妊方法でした。近年は、性教育の重要性が世の中でも広く認識されるようになってきていますが、当時はまだ、性について具体的に話すことは『タブー視』される風潮もあったそうです。きっとT先生は、時間をかけて、いろいろな工夫や配慮をして周囲を説得し、この授業に臨んだのでしょう。コンドームの付け方を説明しながらも「望まない性行為は断ることも大切だよ」と『性的同意』の重要性についても、生徒たちに伝えた、T先生。枇杷さんは「保健体育の時間自体が少ない中で、先生は私たちを守るための授業をしてくれたのだと思います」と当時を振り返り、つづっていました。投稿には「批判の声もあっただろうに。先生の覚悟に涙が出た」「感動しました。女性の命と尊厳を守るための授業ですね」などの声が寄せられています。性と真剣に向き合い、適切な知識を身に付けることは、よりよい人生を歩むために不可欠です。T先生の熱い想いは、枇杷さんを含むその場にいた生徒たちの心に、しっかりと刻まれていることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年06月26日雑誌『SWITCH』の坂本龍一特集号が、2023年6月20日(火)に発売される。『SWITCH』の坂本龍一特集、膨大なアーカイブを分解・再編集音楽家として比類なき作品の数々を残し、2023年3月28日に逝去した坂本龍一。「特集 坂本龍一 Ars longa, vita brevis. 芸術は長く、人生は短し」と名付けられた本号は、これまでに幾度となく坂本にまつわる特集を組んだ『SWITCH』が、膨大なアーカイブを4つのテーマに分解・再編集した特別な一冊だ。音楽・美術・映画・環境の4つテーマ「音楽」設けられたテーマは、「音楽」「美術」「映画」「環境」の4つ。例えば「音楽」では、坂本龍一の自作解説はもちろん、盟友の細野晴臣と高橋幸宏が語る「坂本龍一の10曲」、ニューヨークのプライベートスタジオ取材、アルヴァ・ノトや大貫妙子といったコラボレーターとの対話などを紹介しながら、その音楽的な魅力に迫る。「映画」また、坂本のキャリアを語る上で欠かせない「映画」も見逃せないテーマの一つだ。映画『戦場のメリークリスマス』の思い出を開陳しつつ独自の大島渚論を展開した2010年2月号の特集「闘う、大島渚」、ジャン=リュック・ゴダールの10作品を選び語った2011年1月号、劇伴を努めた『レヴェナント:蘇えりし者』をめぐる真鍋大度との対談などを収録している。現代美術との関係性、環境保全問題もこのほか、早い時期から声を上げ続けてきた環境保全問題、現代美術との関わりの原点ともいえるナム・ジュン・パイク、ジョン・ケージとの邂逅の記録など、様々な角度から特集を組んできた『SWITCH』ならではの視点で、その好奇心・想像力・そして反骨精神のあり方に迫る内容となっている。書籍情報SWITCH Vol.41 No.7(2023年7月号)特集 坂本龍一Ars longa, vita brevis. 芸術は長く、人生は短し発売日:2023年6月20日(火)価格:1,540円
2023年06月19日監督・是枝裕和、脚本・坂元裕二、音楽・坂本龍一による映画『怪物』から、坂元作品の常連俳優・永山瑛太が不気味さと親しみやすさの二面性を巧みに表現した“保利先生”の本編映像が到着した。舞台となるのは大きな湖のある郊外の町。シングルマザーの早織(安藤サクラ)は、息子・湊(黒川想矢)の告白により、担任教師である保利(永山瑛太)からモラルハラスメントを受けていることを知り衝撃を受ける。早織は学校に説明を求めるも、学校はまともに真相を確かめようとせず、また保利は「あなたの息子さん、イジメやってますよ」とまで言い放つ。息子を守りたい一心で、懸命に学校に訴え続けるが…。この度解禁となった本編映像で映し出されるのは、永山さん演じる担任教師・保利の登校シーン。桜が舞い散る木漏れ日の中、児童たちと談笑しながら登校する平和な日常が切り取られている。保利が歩いていると、後ろから男子児童が集めた桜の花びらを投げつけるが、保利は花びらにまみれながらも笑顔で応え、子どもたちから親しまれている様子がうかがえる。少し歩くとカバンを道に投げ出し、脱げてしまった靴を履き直す星川依里(柊木陽太)の姿が…。依里を見つけるとすぐに「星川、どうした?」と心配そうに声をかけ、カバンを拾って渡す姿からは“児童思いの教師”の姿が垣間見える。「僕が俳優を続けている限り、一生お付き合いしたい」本作の主人公の1人である保利の不気味さと親しみやすさの両面を見事に表現したのは、本作で脚本を務めた坂元裕二作品に常連といっていいほど数多く出演してきている永山さん。2000年代の連続ドラマ「リモート」、「男湯」シリーズなどをはじめ、主演ドラマ「それでも、生きてゆく」や「最高の離婚」、コロナ禍でリモートでの制作が話題となったドラマ「Living」など、坂元作品には欠かせない存在となっており、本作の保利役は永山さんにあて書きされたことも明かされている。その一方で、是枝作品には初参加。是枝監督は永山さんについて、「以前からご一緒したいと思っていました」と語り、インタビューなどでその表現力を絶賛している。坂元裕二と是枝裕和、2人の巨匠による夢のような座組への参加について永山さんは、完成披露舞台挨拶で「坂元さんとは、二十代の前半からいろいろお付き合いさせてもらい、数々の素晴らしい脚本を書いてもらいました。僕が俳優を続けている限り、一生お付き合いしたいと思っています」とコメント。そして「是枝さんは、僕が俳優をはじめてから、自分なりにこの人が日本映画を変えていくのだろうと感じて、全作品を拝見してきました。そのお二人の座組に自分が入れたことを幸せに感じています」と語り、喜びを露わにしている。『怪物』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:怪物 2023年6月2日より全国にて公開©2023「怪物」製作委員会
2023年06月15日現在公開中の映画『怪物』より、是枝裕和監督から本作の劇伴を担当した坂本龍一への感謝のコメントと制作エピソードが公開された。本作は『万引き家族』の是枝監督、『花束みたいな恋をした』の脚本家・坂元裕二、そして『ラストエンペラー』で日本人初となるアカデミー賞作曲賞を受賞した坂本という3人のコラボレーションで紡がれるヒューマンドラマ。出演者には安藤サクラ、永山瑛太、田中裕子、黒川想矢、柊木陽太、高畑充希、角田晃広、中村獅童、と豪華キャストが集結。先日開催された第76回カンヌ国際映画祭では坂元が脚本賞を受賞し、独立部門「クィア・パルム賞」と合わせて2冠を獲得した。これまでは脚本を執筆する際に聴いていた音楽をもとに、まず楽器のイメージを固め、それから音楽家に曲を依頼するケースが多かったという是枝監督。以前から坂本に音楽を依頼する機会を伺いながらも具体化することがなかったが、「今回は自分で脚本を書いていないので、その段階では音楽のイメージがなかったんです。ただ撮影中や編集中に、ホテルの部屋で坂本さんのピアノ曲をかけながら作業していたら、これしかないなと思って」と確信し、今作でオファーすることを決意。そして坂本へ音楽を依頼したい旨をしたためた手紙と、坂本の楽曲を仮に当てて編集した映像を送ったところ、「お引き受けしますが、スコア全体を引き受ける体力はない」という回答とともに、「思い浮かんだ曲が1、2曲ある」という返事があったという。最終的に書き下ろしの2曲と、坂本の最新アルバム『12』からの曲、そして過去の曲により、本作の音楽は構成されることになった。是枝監督は「坂本さんに断られていたら、根本から発想を変えるしかなかった。音楽も、それ以外の活動も尊敬している坂本さんに音楽をお願いすることができて、本当に嬉しかったです」と喜びをあらわにした。坂本龍一また、先日開催されたカンヌ国際映画祭の日本用囲み会見で、坂本とのエピソードを聞かれた是枝監督は、「観た直後に音楽室のシーンがすごく好きだと言ってもらい、あのホルンとトロンボーンの音を邪魔しない音楽を作ろうと思った、という意見をもらいました。映画の中から聞こえてくるような曲になったんじゃないかなとおこがましいけれど思いました」と坂本とのやりとりや本作のために書き下ろされた楽曲について振り返った。なお、坂本が音楽を担当した本作のサウンドトラックは現在発売中だ。<リリース情報>サウンドトラック『怪物』■アナログ盤&CD発売中ブックレット:是枝裕和監督コメント掲載■配信リンク:【販売形態】アナログ盤/CDDL ※バンドル配信のみサブスク ※Aquaは除く6曲で配信【収録曲】1. 202202072. Monster 13. hwit4. Monster 25. 202203026. hibari7. Aqua<作品情報>映画『怪物』公開中公式サイト:
2023年06月05日学生時代、学校に弁当を持参していた人は多いでしょう。育ち盛りの学生は、すぐお腹が減ってしまうので、午前の授業中にひっそりと弁当を食べる、いわゆる『早弁』をしてしまった人も、ひょっとしたらいるかもしれません。そんな『早弁』をテーマにした漫画を、きむらむ(kimu_ramu)さんがInstagramに投稿しました。『授業中に弁当を食べない奴』きむらむさんは、2つの作品を投稿しています。1つ目の作品は、机の上に本を立てている生徒のエピソード。『早弁』をする時は、先生に見つかってはいけないので、本を目隠しにするのが『定番』ですが…。本の後ろでは、男子生徒が筆記用具を持って、ノートにひたすら書き込んでいます。『早弁』をしているように見せかけて、実はキチンとノートを取っていたのでした…!うってかわって、2つ目の作品は、先生が本を立てている男子生徒に注意する場面から始まります。「はい、そこ!早弁してるんじゃないだろうな?」と先生が指摘すると、男子生徒はすぐさま否定。フライパンとガスコンロ、そして卵を用意しており、「今から弁当を作るんだよ!」と、まさかの展開を見せたのでした…!【ネットの声】・笑った!その発想は、初めて見た…。・なんでそうなるの!今から作るんかい!・『早弁』どころか「先生の分もよろしく」って、作るのもアカンやろ!人のことを見かけだけで判断してはいけませんが、先入観の一歩先を行く展開には、驚きのあまりクスッとしてしまいますね…![文・構成/grape編集部]
2023年06月04日学校は子供たちにさまざまなことを教え、成長を支える場所です。子供たちと接する教員らは、勉強だけでなく、社会で生きていく上で大切な常識についても、日々の学校生活を通して伝えています。業務がハードであり、責任も重い教員という仕事。しかし世間には、教員に本来の仕事以上の要求をする保護者も多数存在するのだとか。保護者から入った『とんでもないクレーム』に教員絶句10年間、小学校で音楽の教員として働いていた経験をもとに、エッセイ漫画を描いている小星さくら(koboshi_sensei)さん。子供たちと触れ合いながら、楽しく仕事をしていた小星さんら教員ですが、たびたび『あること』に悩まされていたといいます。それは、保護者からのクレーム。時には、『意見』や『苦情』という範囲を超えたあまりにも理不尽なクレームを入れられることがあったのだとか。同僚の杉本先生が受けたクレームは、なんと「うちの子に箸の正しい使い方を教えろ」というもの!杉本先生がこれだけ心身ともに疲弊しているということは、保護者は長々と電話で文句をいってきたのでしょう。このクレームを聞いた小星さんや杉本先生を含む、多くの人がこう思ったのではないでしょうか。「いや、それは家で親が教えることでしょう」…と。もしかすると、クレームを入れた保護者は、『学校はすべてを教えてくれる場所』と思っているのかもしれません。しかし、学校はあくまでも子供の成長をサポートする場であり、親が子供への教育の責任を転嫁していいわけではありません。理不尽なクレームに遭遇するたびに、「こんな恥ずかしい親には、なりたくない」と強く思ったという、小星さん。一般的に子供は、一番身近な大人である親を見て育つといわれています。だからこそ、親は意識して『手本となる振る舞い』を心掛けていきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年05月28日皆さんは、子どもの教育について意識していることはありますか?人気の先生でも、相性によってはやりづらさを感じることも…。今回は、担任の先生についてのエピソードを漫画で紹介します。新人の先生なんだか慌ただしい…影響を受けやすい時期担任の先生は重要2年生のときの先生とは、相性がよくなかったのでしょう。先生も生徒も人間同士ですから、合わないときもありますよね。次の学年では、相性のいい先生と出会えてよかったですね。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています
2023年05月25日本日5月19日よりYouTubeで12日間連続で行われる、坂本真綾のスペシャルコンテンツの公開がスタートした。本コンテンツは、5月31日(水) にリリースされる11枚目のフルアルバム『記憶の図書館』の発売を記念して公開されるもので、坂本真綾とインタビュアーとしてミュージック・マガジン高橋修が出演。『記憶の図書館』全収録曲についての各インタビュー映像と、Music Videoおよびリリックビデオで構成されている。第1回目は本アルバムリード曲で作詞・坂本真綾、作編曲・荒内佑(cero)による「ないものねだり」が公開される。スペシャルコンテンツ「ないものねだり」<リリース情報>『記憶の図書館』5月31日(水) リリース●初回限定盤【CD+Blu-ray】4,620円(税込)特典BD:初商品化となる「菫」「まだ遠くにいる」「un_mute」のMV3曲を収録初回限定盤ジャケット●通常盤【CD Only】3,300円(税込)通常盤ジャケット【収録曲】01. ないものねだり作詞:坂本真綾作曲・編曲:荒内佑(cero)02. discord作詞:坂本真綾作曲:竹内アンナ編曲:川口大輔03. タイムトラベラー作詞:坂本真綾作曲・編曲:北川勝利(ROUND TABLE)04. un_mute作詞:岩里祐穂作曲:SIRA編曲:河野伸05. 体温作詞:岩里祐穂作曲・編曲:古閑翔平(ユアネス)ストリングス編曲:河野伸演奏:ユアネス06. 一度きりでいい作詞:坂本真綾作曲・編曲・演奏:tricot07. まだ遠くにいる作詞:坂本真綾作曲:姉田ウ夢ヤ・堀下さゆり編曲:姉田ウ夢ヤ08. 言葉にできない作詞・作曲:坂本真綾編曲:h-wonder09. Anything you wanna be作詞:坂本真綾作曲:比喩根(chilldspot)編曲:堂島孝平10. 空中庭園作詞・作曲・編曲:堂島孝平11. 鏡の中で作詞:坂本慎太郎作曲・編曲:冨田恵一12. 菫作詞:坂本真綾作曲:岸田繁(くるり)編曲:岸田繁・扇谷研人【購入者特典】※全形態共通■特製ブックマーク(全国共通特典)※一部、取り扱いの無い店舗もありますので、ご予約、ご購入の際は各店舗にご確認ください。■記憶の図書館カード(オフィシャルFC「IDS!アイドリングストップ!」&モバイルFC「坂本真綾IDS!」会員限定オリジナル特典)詳細:■メガジャケ【形態ごと】(Amazon)・初回限定盤:・通常盤:※Amazon.co.jp では、上記オリジナル特典つき商品のカートがアップされます。配信リンク:『記憶の図書館』Special Site:<ツアー情報>『坂本真綾LIVE TOUR 2023「記憶の図書館」』6月4日(日) 愛知・日本特殊陶業市民会館フォレストホールOPEN 17:00 / START 18:006月17日(土) 大阪・フェニーチェ堺OPEN 17:00 / START 18:006月18日(日) 大阪・フェニーチェ堺OPEN 15:00 / START 16:006月24日(土) 東京・東京ガーデンシアターOPEN 17:00 / START 18:006月25日(日) 東京・東京ガーデンシアターOPEN 15:00 / START 16:00【出演】坂本真綾北川勝利(Band master&Guitar)奥田健介(Guitar)千ヶ崎学(Bass)髭白健(Drums)扇谷研人(Keyboards)毛利泰士(Percussion&Manipulation)高橋あず美(Chorus)Kayo(Chorus)【チケット料金】全席指定(前売):7,700円(税込)※未就学児童のご入場は出来ません。チケットはこちら:オフィシャルHP「I.D.」: Official Channel:
2023年05月19日映画『戦場のメリークリスマス』の『メリー・クリスマス ミスターローレンス』をはじめ、多くの名曲を生み出してきた、音楽家の坂本龍一さん。2023年4月2日、坂本さんが同年3月28日に息を引き取ったことが所属事務所によって明かされました。坂本さんは2020年6月にがんが発覚して以来、闘病生活を送りながらも、体調がいい時は自宅のスタジオで創作活動に励んでいたといいます。日本を代表する音楽家の1人として、楽曲を通してたくさんの人に感動を与えてきた坂本さん。その旅立ちに、国内外から感謝する声が相次ぎました。坂本龍一が生前に作った『葬儀用のプレイリスト』が公開へ2023年5月15日、坂本さんのウェブサイトやSNSアカウントがスタッフにより更新。坂本さんが生前に作っていたという、自身の葬儀で流すために作った楽曲のプレイリストを一般公開したことを発表しました。最期の時は、誰にでもいつか訪れます。だからこそ、坂本さんは自分が旅立った後のことを考え、あらかじめ葬儀で流す楽曲を選んだのでしょう。坂本さんが作ったプレイリストのタイトルは、『funeral(葬儀)』。33曲が登録されており、全部でおよそ2時間半です。公開されたプレイリストは、音楽ストリーミングサービス『Spotify』で聴くことができます。funeral - playlist by Ryuichi Sakamoto坂本さんは有名なヨハン・ゼバスティアン・バッハの『シンフォニア第9番』をはじめ、クロード・ドビュッシーなどのクラシック楽曲をセレクト。また、自身が過去にコラボレーションをした、ミュージシャンのアルヴァ・ノトの楽曲も収録されています。プレイリストの公開を告知したスタッフは、坂本さんについて「最期まで音楽とともにあった」とコメント。音楽を心から愛しているからこそ、葬儀の楽曲にもこだわったのでしょう。坂本さんのプレイリストに対し、ネットからは「公開してくれてありがとう!」「素晴らしい選曲に泣いてしまった」といった声が上がりました。また、坂本さんの『終活』に感銘を受け、「自分もマネをしたい」と思った人も少なくないようです。日本を代表する音楽家が「この曲で見送ってほしい」と思った珠玉の楽曲を、あなたも聴いてみてはいかがでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2023年05月15日毎年4月になると、多くの学校に1年生が入学します。あみたろう(amitaro_t)さんが勤務する小学校にも、新1年生が入ってきました。普段、1年生と関わる機会のないあみたろうさんが、接点を唯一持てるタイミングは掃除の時間だそうです。ある日の掃除の時間、あみたろうさんは生徒から落ちていた画びょうを受け取ります。上級生の行動を見ていた、1年生の女の子。掃除に貢献したいと思ったのでしょう、どこからともなく画びょうを持ってきて、あやたろうさんに差し出します。しかし女の子が渡した画びょうは、壁に刺さっていたもの。恐らく画びょうなら何でもいいと勘違いしてしまったようです。女の子の行動には「外してまでも渡したい気持ちは分かる」「かわいすぎる真っ直ぐさ!」というコメントや、「次はできるよね!」と応援する声も寄せられていました。学校生活に慣れない中、上級生の行動を見て掃除を手伝おうとした1年生の女の子はとても立派ですよね!今後、下級生が見習いたいと思うような上級生になることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年05月09日株式会社Big Island(所在地:東京都北区、代表取締役:大島理紗子)は先日逝去された坂本龍一氏を偲び、追悼コンサートを2023年5月6日(土)に北とぴあ つつじホールで無料開催いたします。2023年3月28日に私たちは偉大な音楽家を失いました。美しい音楽を遺し、旅立たれた坂本龍一氏を偲び、追悼コンサートを開催いたします。坂本龍一氏の美しい音楽を大島理紗子をはじめとする3人の音楽家による演奏でお楽しみください。入場無料。■コンサート概要タイトル: ―記憶に残り続ける、坂本龍一の美しきメロディーたち―坂本龍一追悼コンサート日時 : 2023年5月6日(土) 開場 19:00/開演 19:30会場 : 北とぴあ つつじホール〒114-8503 東京都北区王子1丁目11-1入場料 : 無料主催 : 株式会社Big IslandURL : <演奏者>・大島理紗子(ヴァイオリニスト)愛知県出身のヴァイオリニスト。5歳よりアメリカにてヴァイオリンを始める。第13回大阪国際音楽コンクール弦楽器部門Age-J全国大会第一位。第68回全日本学生音楽コンクール全国大会第一位、併せて日本放送協会賞、音楽奨励賞を受賞。その年に名古屋市教育委員会から表彰される。第2回宗次ホールツィゴイネルワイゼンコンクール最高位、併せて聴衆賞とオーナー賞を受賞。2018年ウィーン・ベートーヴェン国際ヴァイオリンコンクール最高位受賞。第21回演奏家コンクール弦楽器部門大学生の部第一位。2019年ポーランドナウンチェフ国際ヴァイオリンコンクール第一位。東京藝術大学在学時に安宅賞受賞。またモーニングコンサート演奏者に抜擢され藝フィルと共演。2019年東京フィルハーモニー交響楽団と共演。2018年さいたまスーパーアリーナにてKYGO、JustinJessoらと共演。XFLAGPARK MONSTER STRIKE ORCHESTRA2021,2022ソロヴァイオリニストとして出演。フジテレビ『さんまの東大方程式』、NHK『らららクラシック』、BS日テレ『恋するクラシック』、BSテレ東『バカリズムの30分ワンカット紀行』、SEGAのYouTube番組『セガにゅー』の「セガスタ」などのメディアの方でも活動中。V6アルバム『STEP』の「雨」「家族」ストリングスアレンジ、大島理紗子ストリングスを手掛ける。その他多くのアニメや映画のレコーディングなどでも活躍中。東京藝術大学音楽学部卒業。ヴァイオリニスト 大島理紗子・高倉圭吾(ピアニスト)第64回全日本学生音楽コンクール高校の部北海道大会一位、全国大会三位。第5回野島稔よこすかピアノコンクール二位。東京藝大モーニングコンサート出演。第15回G.Pecar国際ピアノコンクール一位。Les Musicales du Centre即興部門一位。第90回日本音楽コンクール三位。札幌南高校、パリ国立高等音楽院ピアノ科、パリ地方音楽院室内楽科を経て、東京藝術大学音楽研究科卒業、藝大クラヴィーア賞受賞。これまでに室内楽をTrio Wanderer、F.Salque、迫昭嘉、河野文昭の各氏に、ピアノを佐藤睦美、橘高昌男、植田克己、上田晴子、F.Braley、有森博の各氏に師事。現在東京藝術大学にて非常勤講師を務める。ピアニスト 高倉圭吾・三谷野絵(チェリスト)愛知県春日井市出身。第19回KOBE国際音楽コンクール優秀賞及び神戸市教育委員会賞、第68回全日本学生音楽コンクールチェロ部門入選、第7回岐阜国際音楽祭コンクール弦楽器部門第一位、など。2014年小澤征爾音楽塾に参加。名古屋市立菊里高等学校音楽科を経て、東京藝術大学音楽部器楽科チェロ専攻卒業。東京を拠点に、室内楽やプロオーケストラの客演を中心に活動中。クラシックのみならず、ポップスのレコーディングやゲーム音楽など幅広い演奏活動を行なっている。チェリスト 三谷野絵<お申込み方法>公式サイト: <プログラム>・戦場のメリークリスマス・ラストエンペラー テーマ曲・八重の桜 メインテーマ・energy flow・ゴリラがバナナをくれる日■会社概要商号 : 株式会社Big Island代表者 : 代表取締役 大島理紗子所在地 : 〒114-0021 東京都北区岸町1-3-5 キョウワフラッツ王子203事業内容: 出張コンサート/イベント出演/楽曲制作・編曲/レコーディング・自宅録音/Big island音楽教室/メディア出演資本金 : 990万円URL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】株式会社Big IslandTEL : 050-3159-9510お問い合せフォーム: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年05月01日BS10スターチャンネルでは、世界的音楽家・坂本龍一の関連作品を、6月より特集放送することを決定した。先月、新宿歌舞伎町に開業した「109シネマズプレミアム新宿」。この注目の劇場の音響監修を務めたのは、世界的音楽家の坂本さん。現在、期間限定で特別上映「Ryuichi Sakamoto Premium Collection」が実施されており、今回明らかになった特集放送「坂本龍一コレクション」は、これの連動企画となっている。放送されるのは、坂本さんが手掛けた映画音楽の代表作のひとつでもある、ベルナルド・ベルトルッチ監督作品『シェルタリング・スカイ』。若きキアヌ・リーヴスが出演する、壮大な歴史絵物語『リトル・ブッダ』。大島渚監督の遺作となった異色時代劇『御法度』。『シェルタリング・スカイ』なお、Amazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX」では、特集放送に先駆けて『ラストエンペラー[劇場公開版][4Kレストア版]』ほか4バージョンを配信中だ。「109シネマズプレミアム新宿『Ryuichi Sakamoto Premium Collection』連動企画坂本龍一コレクション」【STAR2 字幕版】は6月3日(土)12時~一挙放送、6月15日(木)~17日(土)21時~連続放送(全3作品)。109シネマズプレミアム新宿」開業記念オープニングイベント「Ryuichi Sakamoto Premium Collection」は5月18日(木)まで期間限定特別上映中。(cinemacafe.net)■関連作品:ラストエンペラー 劇場公開版 4K レストア 2023年1月6日よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開© Recorded Picture Company
2023年04月21日2023年3月28日に逝去した、世界的に著名な音楽家の坂本龍一さん。坂本さんは2020年6月にがんが発覚して以来、闘病生活を送っていました。細野晴臣、坂本龍一を追悼2023年4月17日、音楽グループ『イエロー・マジック・オーケストラ(通称:YMO)』で坂本さんとともに活動していた、ミュージシャンの細野晴臣さんは、坂本さんへの追悼を自身のTwitterに投稿しています。坂本くんは数年かけて準備をし永眠しました。御本人も御家族も後悔なく、静かに旅立ったと聞きました。それを知ってから、僕も安らげています。@hosonoharuomi_ーより引用 pic.twitter.com/kpBGP5wu69 — 細野晴臣_info (@hosonoharuomi_) April 16, 2023 短いコメントで、現在の心境を率直につづった、細野さん。同じくYMOのメンバーである高橋幸宏さんが同年1月11日に逝去した後、立て続けに坂本さんが亡くなったことで、細野さんは、いいようのない悲しみの中にいるのかもしれません。それでも、故人が充実した人生を生きたという事実が、細野さんの気持ちを救っているのでしょう。投稿には、細野さんを気遣うコメントなどが多数寄せられていました。・つらいのに心境を語ってくれたことに感謝。さびしいけど、YMOの音楽を楽しみ、今こうして悲しめることを幸せに思います。・細野さんが何も気負わずに、自分を大切に生活してほしいと祈っています。・YMOは永遠です。細野さんが少しでも和らぐことができているなら、それが一番。身体を大切に長生きしてほしいです。・愛に満ちた優しいコメントで、私たちファンの心も癒されました。3人で素晴らしい音楽を生み出し、たくさんの感動を届けてきた、YMO。細野さんが今後も活躍し続ける姿を、天国から高橋さん、坂本さんも見守っているでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年04月17日東京・新国立劇場と京都・ロームシアター京都にて来春、「TIME」の日本初上演が決定した。本作は2021年、坂本龍一がアソシエイト・アーティストを務めた世界最大級の舞台芸術の祭典「ホランド・フェスティバル」(オランダ・アムステルダム)で世界初演。坂本さんが生前、本作のために全曲を書き下ろし、演者の動き、光と映像、水を駆使した表現は、満場のスタンディングオベーションを呼び起こした。そんな劇場空間でインスタレーション、パフォーマンス、ヴィジュアル・アートが融合し、ふたつの夢幻が交錯するシアターピースの最新作が、待望の日本初上演を迎える。本作では、長年にわたる深い信頼関係のもと、コラボレーションを続けてきた坂本さんと高谷史郎のこれまでの共同作品の要素を踏まえつつ、2人が新たなコンセプトを追求。坂本さんの音楽、高谷さんのヴィジュアル・デザインにより創り上げられる。出演には、ダンサーとしても国際的に活躍する田中泯、伝統楽器「笙」を国際的に広めた第一人者、宮田まゆみらを迎える。なお、チケット情報ほか詳細は後日発表となる。また、関連イベントとして、「109シネマズプレミアム新宿」開業を記念し、全シアターの音響監修を務める坂本さんの関連作品を期間限定特別上映。「第59回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館展示帰国展ダムタイプ|2022: remap」は、アーティゾン美術館(東京・京橋)にて開催中だ。「RYUICHI SAKAMOTO + SHIRO TAKATANITIME」は2024年3月28日(木)~4月14日(日)東京・新国立劇場(中劇場)、4月27日(土)~28日(日)京都・ロームシアター京都(メインホール)にて上演。109シネマズプレミアム新宿 開業記念オープニングイベント「Ryuichi Sakamoto Premium Collection」は4月14日(金)~5月18日(木)開催。「第59回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館展示帰国展ダムタイプ|2022: remap」はアーティゾン美術館 6階展示室にて5月14日(日)まで開催中。(cinemacafe.net)
2023年04月12日3月28日に亡くなった音楽家の坂本龍一さん(享年71)。生前、熱心に非核や反原発を訴えてきた坂本さんの発言が、訃報に際して再びネットで注目を集めている。‘11年3月、東日本大震災によって引き起こされた福島第一原子力発電所の事故。原子力発電の安全性が改めて問われる形となり、震災後には全国で脱原発運動が巻き起こった。坂本さんは脱原発をテーマにしたロックフェスティバル「NO NUKES」の呼びかけ人となり、自らもYMOとして出演するなど、精力的に運動を行ってきた。’12年7月に行われた原発反対派の集会に参加した際、政府が原発を再稼働したことについて触れ、「長期的にはなりますが、すぐ止めろと言っても(政府が)止めないのでですね。我々にできることは何かといえば、電力会社への依存を少しでも減らしていくということですね」といい、こう話した。「こういう声がもちろん、彼らにも少しプレッシャーとなって届きますし、本当に電力会社の料金体系の決め方の問題とかですね、発送電の分離とかですね。地域独占とか、そういうのが、どんどん自由化していけば、原発に頼らない電気を我々市民が選ぶことができるわけです。また、いち家庭や事業所などがですね、どんどん自家発電していくと。そうやって時間はかかりますが、少しでも電力会社への依存を減らせばですね、私たちのお金が電力会社に行ってしまって、それが原発がいるものに、そういう施設になるわけですから。そういうところに払うお金を少しでも減らしていくと」そして「言ってみれば、たかが電気です。たかが電気のために何で命を危険に晒さなきゃいけないんでしょうか」といい、「2050年ぐらいには電気などというものは各家庭や事業所や工場などで自家発電するのがもう当たり前と、常識という社会になっているという風に僕は希望を持っています。そうなってほしいと思います。たかが電気のために、この美しい日本、そして国の未来である子供の命を危険にさらすようなことはするべきではありません。お金より命です。経済より生命。子供を守りましょう。日本の国土を守りましょう」と語った。一連の発言は、「たかが電気」というフレーズが切り取られて取り沙汰されることも多く、“電気を軽視している”と厳しい声が一部で上がることに。そして坂本さんが亡くなったことを受けて、YouTubeなどを通して“たかが電気発言”の全文が再び注目を集めることとなったのだ。しかし発言の評価はわかれている。まず坂本さんの発言に賛同する声は、こう上がっている。《発言の全文読むと電気がいらないって意味じゃなく、原子力発電の代替電源目指そうという趣旨》《一応自分でも全文読んでみたけど、確かにそうね。電気なんか要らないとは言ってない。発電方法を多様化していずれ原発が無くても済むようにしましょうよってこと》《たかが電気発言って切り取りの典型だよな》いっぽう、「全部読んだけど印象は変わらない」という声もこう上がっている。《全文読んでもあの発言は批判されるべきとしか思えないけどな 電気のために命かけてる人世の中に沢山いるし、それをちゃんと認識してたら「たかが電気」なんて発言出てこねえよ》《まあ切り取りは誤解を与えかねないからどうあれ良くないとは思うが、全文読んでも「電気不足が命に直結する人の存在を考えてない」印象を個人的には抱いてしまう》《スピーチ全文読んでも「たかが電気」としか読めない文脈だけどな》10年以上経った今、このように論戦状態となっている。それほどインパクトのある発言だったといえるのかもしれない。
2023年04月08日3月28日に亡くなった世界的音楽家の坂本龍一さん(享年71)。坂本さんのマネジメント事務所が明らかにした翌4月3日は、各局のニュース番組やワイドショーで相次いで訃報が伝えられた。そんななか、視聴者の注目を集めたのは番組で流れた音楽。坂本さんが1978年に高橋幸宏さん(享年70)と細野晴臣(75)と結成した「YMO」の代表曲「ライディーン」を流す番組が目立ったのだ。そのためネットでは、《坂本龍一の代表曲はライディーンではないです》《坂本龍一さんのニュースで代表曲に「ライディーン」を挙げるワイドショーが多過ぎてほんとうにがっかり》などと批判の声が上がる事態に。「坂本さんの代表曲といえば、『千のナイフ』や坂本さんが初めて音楽映画を手掛けた83年公開の映画『戦場のメリークリスマス』での『Merry Christmas, Mr.Lawrence』、『energy flow』などが挙げられます。一方、YMOの『ライディーン』は今年1月に亡くなった高橋幸宏さんが作曲者であるため、BGMに使用されることに違和感を抱いたファンも少なくなかったようです。ただ、NHKでは『ライディーン』を流さなかった番組も確認されています」(WEBメディア記者)このことが一部ネットニュースで伝えられると、たちまち“ライディーン論争”が勃発することに。上記のようにテレビ局の選曲を批判する声もあれば、その批判に対して異論を唱える声も上がっている。《たしかに「ライディーン」は高橋さんが作った曲ではあるけど、YMOの曲でもある。 そして坂本龍一さんはYMOのメンバーである。 なので、別に流しても良いと思う》《確かに、追悼として流すのであれば、坂本さん本人が作った曲を流すのが当然なのでしょうが、「YMO」としてはライディーンは代表的な曲なのだから、そこまで目くじら立てて文句を言うのも何だかと思います》《坂本龍一がYMOにいた事は事実だし、RYDEENという楽曲に参加してたのも事実。そこを突くのはあまり詳しくない人に対してマウントを取りたいだけに見える》一方で『ライディーン』をめぐっては、楽曲誕生の経緯に“ある通説”が広まったこともあった。「『ライディーン』には高橋さんが鼻歌で歌ったメロディを、坂本さんが譜面にしたという説が囁かれていたため、“坂本さんも作曲に携わった”と捉えるファンもいたようです。しかし、高橋さんは2012年に出版した著書『心に訊く音楽、心に効く音楽』(PHP研究所)で『教授の記憶違いだと思います』と否定しており、『(自分で)譜面に書いたような気がするんですね』『譜面に書くという慣れないことをやったので、逆に覚えているんです』と綴っています。確かに作曲したのは高橋さんですし、坂本さんの訃報を取り上げるならば坂本さんが作曲した楽曲を流す方が相応しいでしょう。ですが、YMOは坂本さんの軌跡の一つなので、グループの代表曲を番組で流すことはあり得ることです。また今回の論争で、『ライディーンは高橋さんが作曲したんだ』という気付きの声も上がっています。この世を去った坂本さんと高橋さんがいかに素晴らしい音楽家だったかということが、ある意味示された事象だったのではないでしょうか」(音楽関係者)
2023年04月06日2023年4月2日に逝去が明かされた、音楽家の坂本龍一さん。所属事務所によると、坂本さんが息を引き取ったのは同年3月28日とのこと。2020年6月にがんが発覚して以来、闘病生活を送っていたといいます。映画『戦場のメリークリスマス』の『メリー・クリスマス ミスターローレンス』をはじめ、多くの名曲を生み出してきた坂本さんは、日本を代表する音楽家の1人。坂本さんの演奏や作る楽曲に影響を受けた音楽家は、少なくありません。葉加瀬太郎、亡くなった坂本龍一さんを追悼日本の音楽界をけん引してきた、葉加瀬太郎さんも、坂本さんの影響を受けた音楽家の1人。坂本さんの逝去が明かされた翌3日に、自身のInstagramを更新すると、1枚の写真とともに坂本さんへの想いをつづりました。収録スタジオに、坂本さんのサインが入った写真を飾っているという、葉加瀬さん。尊敬している坂本さんの旅立ちに、強いショックを受けたといいます。僕のスタジオには、いただいたサイン入りの写真がずっと飾ってあります。昨夜は一晩中、貴方の音楽を聴きました。未だぽっかりと穴が空いてしまったような大きな悲しみは癒えませんが、いつか天国でお会いするその時に、少しでもお褒めの言葉を頂けるよう、これからもしっかりと自分の音楽に向かい合おうと思います。たくさんの素晴らしい音楽を本当に有り難うございました。お疲れ様でした。安らかにお休みください。tarohakase_hatsーより引用 この投稿をInstagramで見る 葉加瀬太郎 TARO HAKASE(@tarohakase_hats)がシェアした投稿 大切な人がこの世から旅立った時、現実を受け入れるのは難しいもの。もうこの世に存在しないことを信じられず、気持ちの整理がつくまでは、心に穴が空いたような感覚を覚えます。葉加瀬さんも同様に、ずっと尊敬の念を抱いてきた坂本さんが亡くなったことに対し、まだ実感が持てない模様。逝去を知った日は、坂本さんがこれまで生み出してきた楽曲をずっと聴いていたといいます。きっと、楽曲から坂本さんの心に触れ、これまでの思い出に浸っていたのでしょう。音楽家としての、坂本さんへの想いが伝わってくるメッセージは、多くの人の胸を打ちました。・本当に偉大な音楽家でしたね。葉加瀬さんの想いが伝わってきて、泣けます。・坂本さんが亡くなったのはとても悲しいけれど、音楽は永遠だと思います。・葉加瀬さんのショック、お察しします。早く元気を出してくださいね。音楽家が亡くなった後も、生前に生み出された作品はずっと残ります。そして、聴いた人に感動を与え、後世のアーティストたちには影響を与え続けてくれるのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年04月04日2023年4月2日、音楽家の坂本龍一さんが同年3月28日に逝去していたことが、所属事務所により伝えられました。日本国内のみならず、海外でもその名が知られていた坂本さんの訃報はまたたくまに世界中を駆け巡り、衝撃を与えています。坂本さんの訃報を受け、元妻でミュージシャンの矢野顕子さんもTwitterで追悼のコメントを発表しました。親愛なる龍一4手連弾で、また一緒にピアノを弾きませんか?あなたがいなくなり、とてもさびしい。Yano_Akikoーより引用(和訳)Dearest Ryuichi,Would you like to play piano four hands together again?I miss you very much.— 矢野顕子 Akiko Yano (@Yano_Akiko) April 4, 2023 1982年に、矢野さんと再婚した坂本さん。2人の間には、現在ミュージシャンとして活躍している坂本美雨さんが誕生しています。2006年に離婚を発表した矢野さんと坂本さんではあるものの、いつの日かの再会を願うコメントからは、2人の関係性がうかがえ、多くの人の心を打ちました。・とても残念でなりません。坂本さんの作品、そしてあなたとともに作り出された作品は、多くの人に感動を与えてくれました。・坂本さんとの4手連弾、お聴きしたかったです。もっとたくさんの音楽を紡いでいただきたかった…。・天国に向けたラブレターみたい。矢野さんのほか、坂本さんとともに『イエロー・マジック・オーケストラ(通称:YMO)』で活躍したミュージシャンの細野晴臣さんや、映画『戦場のメリークリスマス』で共演したお笑いタレントのビートたけしさんら、多くの著名人が、追悼の意をあらわしています。改めて、坂本さんが遺した功績の大きさを実感せずにはいられません。[文・構成/grape編集部]
2023年04月04日日本を代表する音楽家の1人であり、これまで数々の名曲を世に生み出してきた、坂本龍一さん。2023年4月2日、坂本さんが同年3月28日に逝去したことが、所属事務所によって明かされました。所属事務所によると、2020年6月にがんが発覚して以来、坂本さんは治療を受けながら、創作活動に勤しんでいたといいます。作曲家やピアニスト、そして音楽プロデューサーとして、幅広く日本の音楽界に貢献してきた坂本さん。旅立ちに対し、多くの人から悲しむ声や感謝の声が上がっています。ビートたけし、『戦場のピアニスト』坂本龍一を追悼坂本さんの逝去が明かされた翌3日、お笑いタレントのビートたけしさんが自身のウェブサイトを更新。たけしさんが1か月に一度ほどの更新頻度で近況を報告する『VOICE』項目にて、坂本さんの逝去について想いを明かしました。ただただショックで残念で仕方がなく言葉もありません。「戦場のメリークリスマス」の大島渚監督が亡くなってデビッド・ボウイが亡くなって、坂本龍一さんが亡くなって仲間がみんないなくなってしまい、「戦場のメリークリスマス」は俺だけになってしまいました。北野武 公式サイトーより引用1983年に公開された、映画『戦場のメリークリスマス』。坂本さんが手掛けた楽曲『メリー・クリスマス ミスターローレンス』は、美しくもどこか儚いピアノの旋律が、世界各国で高い評価を受けました。楽曲を手掛けるほか、ヨノイ大尉役で俳優としても携わっていた坂本さん。そして、たけしさんはハラ・ゲンゴ軍曹役で出演していました。同作の監督である大島渚さんは、2013年に逝去。そして、ジャック・セリアズ陸軍少佐役を務めた、俳優のデビッド・ボウイさんは2016年にこの世を去っています。「『戦場のメリークリスマス』は俺だけになってしまった」という一文からは、作品をともに制作した仲間への想いや、たけしさんのさびしい気持ちが伝わってきます。たけしさんの追悼文は、多くの人の胸を打ちました。・とても重い言葉だ。また『戦場のメリークリスマス』を見たくなった。・大丈夫、まだロレンス中佐役のトム・コンティがいるよ…!・短いにもかかわらず、あふれんばかりの想いが伝わるメッセージに涙が出た。坂本さんの所属事務所は、逝去を明かす際、生前の坂本さんが好きだった『Ars longa, vita brevis.(芸術は長く、人生は短し)』という一文を添えました。クリエイターが人生を終えても、坂本さんらが魂を込めて生み出した作品は、長きにわたって多くの人の心を揺さぶってくれるのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年04月04日《わたくしども所属の音楽家/アーティスト坂本龍一が去る2023年3月28日71歳にて永眠いたしました》4月2日、坂本龍一さんの訃報が伝えられた。冒頭のコメントは、所属レーベルのcommonsがTwitterで発表したものだ。坂本さんは幼少の頃からピアノと作曲を学び、東京芸術大学に入学。大学院を修了した後、’78年に高橋幸宏さん(享年70)や細野晴臣(75)とともにイエロー・マジック・オーケストラ(YMO)を結成し、一世を風靡した。「ソロの音楽家としても活躍し、’83年の映画『戦場のメリークリスマス』で英国アカデミー賞作曲賞を獲得。’87年の映画『ラストエンペラー』では米国アカデミー賞作曲賞やグラミー賞を受賞し、“世界のサカモト”として知られることに。また’99年のシングル『ウラBTTB』はインストゥルメンタルとして初のオリコンチャート1位となっただけでなく、150万枚以上の売上を記録。異例の大ヒット作となりました」(音楽関係者)日本を代表する音楽家である坂本さんは社会問題にも関心が高く、環境保護や核廃絶に熱心に取り組んでいた。また’17年に本誌で行った吉永小百合(78)との初対談では《たとえば、環境にいい取り組みをしている企業の商品を買うことは、その企業を応援することになります》といい、《とくに女性の消費者はすごいパワーを持っていますから。このことを自覚してものを買っていただく。そうすれば、日本のみならず世界は確実に変わると思います》と語っていた。そのいっぽう、近年は病との闘いでもあった。’14年には中咽頭がんと診断され、克服後に音楽活動を再開。’17年には、本誌のインタビューで闘病についてこう語っていた。「僕は、40代ごろから食や健康には十分、気を使ってきたつもりだったんです。整体や足湯なども、みんなが言いだすはるか前からやっていたので、『そんなことは、もう昔からやっている』という自負もあった。それでも、がんになってしまうんだ、と。だから、ちょっとした自信や知識なんて、なんの役にも立たない」「僕は、ここ20年くらい西洋医学は拒否して、風邪をひいても薬は飲まないで足湯で治していました。その延長でいけば、がんになっても代替医療や民間療法だけで治そうとしていたかもしれない。でも、そうしていたら、僕は今ごろ生きていないかもしれない。これはわかりませんよ。治る人もいるけど、治らない例もたくさんありますから」■坂本さんの飽くなき挑戦…“死後のコンサート”を計画そこで坂本さんは西洋医学と民間療法の、それぞれのいいところを取り入れていくことにしたといい、“闘病生活での変化”をこう明かしている。「自分の信念とか、そういうものをちょっと低くしようと思ってね。だって、3.11のとき自分の信念だ、知識だ、自負だ、というのがことごとく役に立たないとわかって、ガツンとやられましたから。だから僕は、自分を生かしてくれた現代医療に、とても感謝しているんです」坂本さんは’20年にも直腸がんであることが判明したが、それでも飽くなき挑戦を続け、史上初の試みとなるMRやモーション・キャプチャーを利用した“死後のライブ計画”を明かすなど精力的だった。《MRのコンテンツというのはまだほとんどないに等しいんだけど、(略)この技術のいいところは、いまモーション・キャプチャーでぼくの演奏を収録しておけば、ぼくが死んだ後でも現実のMIDIピアノを演奏させる、仮想的なコンサートが開けること。実際のコンサート会場のステージにMIDIピアノを置いて、ヴァーチャルなぼくがそれを弾くということができる。100年後でもみんながゴーグルの中で演奏するぼくが立体的に見える》(「GQ Japan」内コーナー『教授動静第28回』’20年12月2日付)commonsによると《2020年6月に見つかった癌の治療を受けながらも、体調の良い日は自宅内のスタジオで創作活動をつづけ、最期まで音楽と共にある日々》だったという坂本さん。天国でも新たな音楽を作り続けることだろう。
2023年04月03日2023年4月2日、音楽家の坂本龍一さんの訃報は世界中をかけめぐり、大きな衝撃を与えました。坂本龍一さん71歳が逝去「最期まで音楽と共にある日々でした」音楽グループ『イエロー・マジック・オーケストラ(通称:YMO)』のメンバーとして活躍し、ソロとしても映画『ラストエンペラー』の音楽でアカデミー賞を受賞するなど、輝かしい功績を残した坂本さん。訃報から一夜明けた同月3日、『YMO』で坂本さんともに活動していた細野晴臣さんは、自身のInstagramを更新し、1枚の画像を投稿しました。 この投稿をInstagramで見る Hosono Haruomi(@hosonoharuomi_info)がシェアした投稿 同年1月に『YMO』のメンバーである高橋幸宏さんの訃報が伝えられた際、坂本さんが見せた反応と同様の形で、灰色の画像をInstagramに投稿した細野さん。当時、坂本さんなりの追悼ととらえられた灰色の画像の投稿を、細野さんもまた模倣するところに、『YMO』のメンバー間の絆や関係性がうかがえます。坂本さんが亡くなり、『YMO』の最後の1人となった細野さんに、多くのコメントが寄せられました。・悲しいです。細野さん、長生きしてください。・細野さん、おいしいものを食べて、心と身体を労ってほしいです。・2人の分までこれからの音楽活動を輝かせてください。高橋さんの死から約3か月という短い間に届いた、坂本さんの訃報。細野さんが感じているであろうショックは、はかり知れません。改めて、坂本さんのご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2023年04月03日2023年4月2日、音楽家の坂本龍一さんが、同年3月28日に逝去したことが分かりました。71歳でした。所属する事務所によると、葬儀は坂本さんの強い意向で近親者のみで執り行われたといいます。わたくしども所属の音楽家/アーティスト 坂本龍一が去る2023年3月28日71歳にて永眠いたしました。謹んでご報告申し上げます。2020年6月に見つかった癌の治療を受けながらも、体調の良い日は自宅内のスタジオで創作活動をつづけ、最期まで音楽と共にある日々でした。これまで坂本の活動を応援してくださったファンのみなさま、関係者のみなさま、そして病気治癒を目指し最善を尽くしてくださった日米の医療従事者のみなさまに、あらためて深く御礼申し上げます。坂本自身の強い遺志により、葬儀は近親者のみで済ませておりますことをご報告いたします。また、弔問、ご香典、ご供花につきましても謹んで辞退申し上げます。最後に、坂本が好んだ一節をご紹介します。Ars longa, vita brevis.芸術は長く、人生は短し報道関係のみなさま、取材等はお控えくださいますよう心よりお願い申し上げます。2023年4月2日株式会社キャブエイベックス・エンタテインメント株式会社commmonsavex portalーより引用また、坂本さんのInstagramも更新され、グレーの背景に生年月日と没年月日の文字が記され、朽ち果てたピアノの画像が浮かび上がる、音のない動画が投稿されていました。 この投稿をInstagramで見る Ryuichi Sakamoto(@skmtgram)がシェアした投稿 音楽グループ『イエロー・マジック・オーケストラ(通称:YMO)』のメンバーとして活動し、電子音楽のジャンルに影響をもたらしたといわれる、坂本さん。さまざまな映画音楽も手掛け、『世界のサカモト』として海外からも高く評価をされてきました。自身も出演した、1983年に公開された映画『戦場のメリークリスマス』のテーマ曲は、イギリスのアカデミー賞の作曲賞を受賞。さらに、1987年公開の映画『ラストエンペラー』でも音楽を手掛け、日本人として初めてアメリカのアカデミー賞の作曲賞を受賞しました。また、音楽の分野だけでなく、環境や平和問題について活動団体を立ち上げるなど、社会活動家としても知られています。ネット上では、世界中の人々から逝去を悼むコメントが寄せられています。・コンサートが素晴らしく、観られてよかったです。音楽はもちろん思想も尊敬できる人。ただただ、悲しいです。・がんとの長い戦い、つらかったでしょう。本当にお疲れさまでした。ゆっくり休んでください。・初めてピアノで弾けるようになった曲が『戦場のメリークリスマス』でした。もういないなんてさびしいです。・坂本龍一さんは、ひたむきに反戦を訴える音楽家でした。その平和への想いは、世界のどこかで今もつながっています。「芸術は長く、人生は短し」という言葉を好んだという、坂本さん。その素晴らしい音楽と坂本さんの想いは、永遠に人々の心の中に生き続けていくことでしょう。ご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2023年04月03日20th Centuryの坂本昌行が、ミュージカル『キャメロット』の主演を務めることが3日、明らかになった。同作はアーサー王伝説を描いたT.H.ホワイト「永遠の王」を原作とし、『マイ・フェア・レディ』の名コンビであるアメリカの脚本家アラン・ジェイ・ラーナーと作曲家フレデリック・ロウによって書かれた名作ミュージカル。正統派古典ミュージカルと呼ぶにふさわしい、壮大な音楽とドラマチックなストーリーが、観客を魅了する。1960年にブロードウェイのマジェスティック劇場で初演、アーサー王役にリチャード・バートン、ランスロット役にロバート・グーレ、グィネヴィア役にジュリー・アンドリュースが名を連ね、トニー賞を4部門受賞するなど大きな話題となった同作。1967年に制作された同名映画でも数々の賞を受賞、以来、3月からもニューヨークのリンカーン・センターの劇場で開幕するなど、世界中で長きにわたって上演が重ねられている。世界各地で愛され続けるグランドミュージカルの日本初上演となる。演出を手掛けるのは、現代演劇を中心に幅広いジャンルで活躍する宮田慶子。主演のアーサー王を演じるのは、今年、2度目の読売演劇大賞優秀男優賞(第24回・第30回)を受賞し、確かな演技力と歌唱力で活躍する坂本昌行。円卓の騎士ランスロットには、テレビドラマやバラエティ番組をはじめ、舞台の経験も著しい桐山照史(ジャニーズWEST)、アーサー王の妻グィネヴィアには、舞台を中心に話題作への出演が続き、女優として活躍の場を広げる唯月ふうか、アーサー王の隠し子で謀反を起こすモルドレッドには、声優はもとより、ミュージカル界でも存在感を示す入野自由、そして、キャメロットに流れ着いた辺境の騎士ペリノアには、劇団四季退団後もミュージカル俳優としてその風格ある演技と歌声で魅了し続ける今井清隆と多彩な実力派キャストが揃った。○あらすじ中世イングランドの都キャメロット。アーサー王(坂本昌行)は政略結婚を嫌がり逃げ出したグィネヴィア(唯月ふうか)と森の中で出会い、互いの素性を明かさないまま、二人は恋に落ちる。グィネヴィアを王妃として迎えたアーサー王は、戦いが絶えない時世の中でも正義と公正さを信じ、武力ではなく法による統治を目指す。そして、皆が対等に話し合える円卓会議を発案し、イングランド全土から気高き騎士の招聘を試みる。辺境の騎士ペリノア(今井清隆)は図らずもキャメロットへ流れ着いた一人だが、そんなアーサー王の噂を聞きつけたフランス人騎士ランスロット(桐山照史)も一路キャメロットへ向かい、王に直談判で志願、「円卓の騎士」の一員となる。アーサー王は極めて優れた騎士道精神を持つランスロットに惚れ込み、全幅の信頼を置くようになるが、その裏でランスロットと最愛の妻グィネヴィアが密かに愛し合っていることを知る。二人の幸せを願うものの、自身への裏切りを許すことができず、苦悩するアーサー王。そこに追い打ちをかけるように隠し子のモルドレッド(入野自由)が現れ......。
2023年04月03日音楽家の坂本龍一さんが、3月28日に亡くなったことが2日、公式ホームページで発表された。享年71。坂本さんは2020年6月に発見されたがんの治療を受けながら、体調が許す限り自宅で制作活動を続け、「最期まで音楽とともに生きた」という。坂本さんの強い希望により、葬儀は近親者で執り行われた。ホームページでは「彼のファンをはじめ、彼の活動を支えてくださったすべての方々、そして治療のために全力を尽くしてくださった日米の医療関係者の皆さまに、心より感謝申し上げます」とコメント。そして、坂本さんの「お気に入りの言葉の1つ」として、古代ギリシャの医師・ヒポクラテスの「芸術は長く、人生は短し」が紹介されている。
2023年04月02日坂本つとむTikTokに公開した動画が累計45万回を超える再生となりバズっている“還暦のロックンローラー”坂本つとむが24日、テレビ東京「歌のサンセット」に出演し話題曲を披露する。今年の1月に60歳の還暦を迎えたシンガー坂本つとむは、新曲「人生上等!~O世代の身上書~」でも歌われているように、16歳で矢沢永吉氏の「成り上がり」に出会い衝撃を受け20歳で上京。30代で遅咲きのデビューを果たし、現在までロックンロール一筋に音楽活動を行っている。還暦となった現在も、全国のスナックやナイトクラブなどを回る地道な活動を行っているが、今年の3月からTikTokへの動画投稿を始めると、リーゼント姿で「Aちゃんに憧れ今Gちゃん」と自虐的に歌う姿が話題となり、「リーゼントやりたい!でも髪が無い・・・」「Gちゃん頑張れ!」といったコメントが寄せられるなど、同世代だけでなく若い世代からも大きな反響となった。坂本つとむ 公式TikTok今回のTikTokでの反響に対し坂本は、「Z世代と呼ばれる若い世代の方々には、オヤジがリーゼント姿でロックンロールを歌う姿が新鮮に見えているのかもしれませんが、俺たちオヤジの『O世代』もまだまだやれるぞ!ということが伝わってくれたらと思います」と語り、「この曲の歌詞にもあるのですが、16歳で矢沢永吉さんの『成り上がり』に出会い、そこからロックンロール一筋で今年還暦を迎えました。永ちゃんに憧れた自分も今では爺ちゃんですが、還暦は干支が一周してまた『0歳』に戻るということでもありますので、O世代の皆さんに元気と活力を与え、新たなスタートという気持ちで夢の「紅白歌合戦」への出場を目指したいと思います。ロックンロール!」と、還暦からの成り上がりストーリーに意欲を見せた。また、同曲がTikTokで支持されていることに対し音楽評論家の富澤一誠氏は、「これまでは世代間でいがみ合い対立するような時代だったが、SNSの普及により『おじさん構文』や『おっさんビジネス用語』など、どこかユーモラスでチャーミングに“大人世代をいじる”ことで、新たな世代間のコミュニケーションが生まれているのではないだろうか。時代錯誤なリーゼント姿で、自虐的に『俺たちオヤジはO世代』と歌う坂本つとむは、Z世代の親御世代ともリンクし好意的に捉えられているのだろう」と分析している。■坂本つとむ出演情報テレビ東京「歌のサンセット」2023年3月24日(金)17時30分~17時55分<商品情報>2023年1月18日 発売「人生上等!」坂本つとむアルバム「人生上等!」2023年1月18日(水)発売TECG-30133定価:¥3,000(税抜価格 ¥2,727)1.しゃれにならねえ(作詞:及川眠子/作曲:都志見 隆/編曲:都志見 隆、Ryumei Odagi)2.夏色の恋(作詞:shizuma/作曲・編曲:Ryumei Odagi)3.LOSTプロポーズ-Acoustic Version-(作詞:渡辺なつみ/作曲・編曲:森 正明)4.夜の果てに吹く風よ(作詞:森 浩美/作曲:坂本つとむ/編曲:森 拓人)5.BITTER SWEETS〜苦い果実(作詞:和田将史/作曲:坂本つとむ/編曲:片岡英昭)6.冬恋歌(作詞:shizuma/作曲:坂本つとむ/編曲:Ryumei Odagi)7.波風を纏いながら(作詞:及川眠子/作曲・編曲:Ryumei Odagi)8.夜景(作詞:松井五郎/作曲:坂本つとむ/編曲:Ryumei Odagi)9.旅の空から(作詞:河口京吾/作曲:平井夏美/編曲:山川惠津子)10.それが答えになればいい(作詞:松井五郎/作曲:三井 誠/編曲:三井 誠、Ryumei Odagi))11.Oh!Lady(作詞・作曲・編曲:坂本つとむ)劇場映画「サイレントナイト」 主題歌<ボーナストラック>12.人生上等!~O世代の身上書~(作詞:桑原永江/作曲・編曲:宮原康平)■各音楽配信サービスにて配信中 「人生上等!~O世代の身上書~」Music Video坂本つとむ / Age Free Music : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年03月24日常に笑顔でやさしそうな人ほど、じつは知られざる苦労や闇をかかえている。そんなことがありますよね。これは2人の姉妹を育てる、ぷにらー(non_bilion)さんの長女が通う担任の先生の話。先生はとてもかわいらしく、いつもニコニコしている姿が印象的なのだそう。娘にそれを伝えると「でもこの間、先生が泣いていたよ」と教えてくれたのですが…。てっきり園児たちの成長に感動して泣いていたのかと思いきや、あまりの大変さに焦りと悔しさの涙を流していた先生。ぷにらーさんも「先生1人ではないとはいえ、30人くらいに教えないといけないもんね…そりゃ大変だ」「本当にお疲れさまです」と同情と感謝の声をつづります。投稿には共感したママや保育士の人からコメントが寄せられていました。「先生方の大変さがとても伝わってきました」「こうして、ねぎらってくれる保護者がいるから続けようと思える」「最近事件が多くちゃんとしていても保育士というだけで、引いた目で見られる気がして退職も考えていましたが、勇気をもらえました!」一筋縄ではいかない、小さな子供たちのお世話。決まった時間とはいえ、何十人分も抱える幼稚園や保育園の先生の苦労は計り知れません。ぷにらーさんのように、感謝の気持ちで労ってあげられるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年03月22日アメリカのアーカンソー州にある『R.E.ベーカー小学校』で、『スーパーヒーローデー』という日がありました。これは生徒たちが、好きなスーパーヒーローの格好をして登校するというもの。アメリカの子供たちにとって人気のスーパーヒーローといえば、映画やテレビに出てくる正義の味方のキャラクターがまず頭に浮かぶでしょう。ところが、この学校に通う2年生のキャロライン・カールソンさんは、意外な人物の格好をすることに決めました。その人物は、スーパーマンやスパイダーマンのように、超人的な能力を使って悪と戦うことはしません。『R.E.ベーカー小学校』の誰もが知っている、キャロラインさんにとってのスーパーヒーローとは…学校の先生。彼女は大好きなジェイミー・デイ先生とそっくりの格好で学校に現れたのです!学校の名前がプリントされたおそろいのピンクのTシャツに、ジーンズ、デニムジャケット、スニーカーというペアルックを披露した、デイ先生とキャロラインさん。キャロラインさんは髪もきれいに巻いて、ヘアスタイルもデイ先生にそっくりなこだわりようです。学校のFacebookで紹介された2人の写真には、絶賛のコメントが寄せられています。・髪型までちゃんと似せていて、とってもかわいいね!・すべてのスーパーヒーローがマントを着ているわけではない!・すごく感動したよ。心が温かくなった。素晴らしい先生との出会いは、人生を変えるほどの影響力があるといっても過言ではありません。キャロラインさんにとって、デイ先生はどんな映画に出てくるキャラクターよりもかっこいいスーパーヒーローなのです。きっとデイ先生にとっても、教師冥利に尽きる、忘れられない日になったことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年03月22日革小物・スマートフォンアクセサリーの企画・製造・販売を手掛ける坂本ラヂヲ株式会社(東京都目黒区・代表取締役坂本雄一)は、中目黒本社にて日頃の感謝を込め春の大感謝祭を2023年3月31日(金)~4月2日(日)に開催します。GRAMAS(グラマス)のスマホケース、革小物、Apple Watchバンドを中心に、取り扱いブランドをお求めやすい価格にてご提供させていただく3日間限定のお祭りです。製品化に至らなかったサンプル品など店頭で目にすることのない製品も取り揃えております。目黒川沿いの綺麗な桜を鑑賞しながら、弊社イベントにもお立ち寄りください。【日時】3月31日(金)14~20時取引先様限定(最終入場:19時30分)4月1日(土)10~13時お得意様限定14~18時どなたでもご来場いただけます(最終入場:17時30分)4月2日(日)10~13時お得意様限定14~18時どなたでもご来場いただけます(最終入場:17時30分)※全日程ウェルカムドリンク付き【対象ブランド】GRAMAS/GRAMAS Meister/GRAMAS COLORS、DAY BREAKE 、TRAVALO【場所】東京都目黒区青葉台3-10-9 VORT青葉台2F 坂本ラヂヲ株式会社東急東横線 中目黒駅徒歩15分東急田園都市線 池尻大橋駅徒歩10分地図 : 期間中、弊社製品と一緒にご来場いただいた皆様にはハズレなしのスピードくじをご用意しております。さわやかな春を感じに中目黒まで遊びにお越しください。GRAMAS Official Shop : GRAMASは「あなたの人生を豊かにする至高の逸品」をコンセプトにしたブランドです。『GRAMAS』の由来はGrand Masterpieceで、至高の逸品を意味します。我々にとって製品とは「価値ある体験」を生み出すツールです。GRAMASはすべての製品を通じてあなたに「価値ある体験」を提供することを約束します。手にする人に、豊かな人生を。- GRAMAS -DAYBREAKE公式ショップ : 暇を愉しもう。焚き火を眺めながらぼんやり過ごす何をやってもいい何もやらなくてもいい大自然に身をまかせて、暇を愉しもう。TRAVALO公式ショップ : イギリスのアトマイザーブランド。フレグランスボトルから、ダイレクトに詰め替えられるバルブパーツは、日本やヨーロッパなど世界中で特許を取得しています。空気に触れずに香水を充填できるため香料が劣化しづらく、気密性が高いのも特徴。ミスト状に噴射されるスプレーヘッドの品質もアトマイザーの中で一線を画しています。世界で信頼された構造、携帯しやすいサイズや素材、ファッション性豊かなデザインで香りのオシャレをお楽しみいただけます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年03月02日保育園や幼稚園に行くことを嫌がるのは、幼い子供を持つ親のほとんどが経験しているであろう出来事。「母親と一緒にいたい」「家から出たくない」など、子供たちはさまざまな理由で登園を拒むのです。2人の息子さんを育てる、母親のキタノマヤ(kitano_maya)さんも、4歳の次男が登園を拒否し、困っていました。次男の身体を両手で抱えて、なんとか幼稚園までたどり着いたキタノさん。すると、ある人物の存在に気付きました。キタノさんが見つけたのは、次男のクラスの担任である、まり先生。「あ!まり先生」というキタノさんの言葉に反応した次男は、先程まで登園を嫌がっていたのがウソかのように、自らの足で道端に咲くタンポポを摘みに行ったのです。まり先生にタンポポを渡そうとした次男ですが、照れているのか、プレゼントだとは口にできなかった様子。キタノさんの助言で、無事にまり先生に渡すことができた次男は、澄ました表情で園に入っていくのでした…。一連の出来事をキタノさんが漫画化し、Instagramに投稿すると、多くの人たちをクスッとさせています。・照れているのが最高にかわいい!・子供のこういう一面を見たら、キュンとしてしまう…!・かっこいい。まり先生に花をプレゼントしたいっていう、次男の気持ちに心が和みました。「まり先生がいるだけで、幼稚園に行く気になったのも、花をプレゼントしたいという発想にいたるのもビックリした」と語る、キタノさん。次男の新たな一面に、驚きと愛しさで胸がいっぱいになったそうです。今後もまり先生が笑顔で迎えてくれるなら、次男の登園拒否は簡単に攻略できる…かもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2023年01月23日小学生の娘さんを育てている、真楠ヨウ(@yomakusu)さん。娘さんから課外授業があった日の出来事を聞き、驚いたことがあったそうです。その日、みんなでお弁当を食べる前に、先生から生徒たちにこのような指示がありました。「1人でお弁当を食べる人がいないようにね」普段、教室で席について給食を食べる時と違い、課外授業での昼食は、友人同士で自由に集まってご飯を食べます。そのため先生は、うまく輪に入れず1人でご飯を食べる子が出ることを心配し、生徒たちに周囲に気を配るようお願いしたのでしょう。その指示をしっかりと聞いて理解した、娘さん。1人ぼっちでいる人を発見し、早速、自分たちのグループに誘ってあげたそうです。その人物は、なんと…。※写真はイメージ校長先生でした!娘さんと友人たちは、校長先生とともにお昼の時間を楽しく過ごしたようです。むっすめ、学校の課外授業で弁当の時間に「一人でお弁当食べる人がいないようにね」と言われた結果、一人でお弁当を食べていた校長先生を誘って一緒に食べたらしい。その発想はなかったな— 真楠ヨウ (@yomakusu) January 17, 2023 校長先生にとって、この日の出来事は大切な思い出になったことでしょう。この投稿には、5万件以上の『いいね』が寄せられ、娘さんの行動に対し、さまざまな声が上がりました。・校長先生、とっても嬉しかっただろうな。担任の先生も、校長先生が誘われているのを見て誇らしい気持ちになったと思う!・私が校長先生だったら、嬉しくて泣いちゃうね。・なんとほほ笑ましい…。娘さん、周囲に気を配れる優しい子ですね。素晴らしい。・温かいエピソード…。みんな、この娘さんのような優しさを持って生きよう!娘さんのまっすぐで優しい心遣いを見習いたいものですね![文・構成/grape編集部]
2023年01月20日