人生の先輩的女性をお招きし、お話を伺う「乙女談義」。今月のゲストは、宝塚退団後も数々の舞台で活躍する鳳蘭さん。第3回は、どんな経験が人を磨き成長させるのか、愛するレビューのお話の2本です。若いうちにたくさん泣いて悩んで立ち上がれ!宝塚で舞台に立ち始めた頃、私がソロで歌ったり踊ったりする場面になると、1~2列目に座っている、他の人のファンゆえに私に興味がないお客様が、おしゃべりを始めたり、後ろを向いたりすることがよくありました。要するに、私を無視したのね。そこで私は、「じゃあいいわよ、私は2階、3階のお客様に向かってパフォーマンスするから!」と思い、上を向き、大きく手を広げて歌うようにしたわけ。そのおかげで自分を大きく見せられる芝居ができるようになった。まさに、人間万事塞翁が馬。今思うとあの経験が私を育てたし、あれはあれでよかったんでしょう。若い人たちに伝えたいのは、苦しんだり悲しんだり、いろんなことをいっぱい経験すべき、ということ。大木になるには枝をたくさん生やし、それが枯れて落ちる過程が必要。立ち直れる体力があるうちに、泣いて悩んで、立ち上がってください。その一つ一つがあなたを作り、年をとったときに糧になります。愛するレビューが、意外なところにあった。宝塚は主に、芝居やミュージカルと、レビューの2本立て。私は特にレビューが大好き。でも退団してからは、レビューを演るどころか観る場所もなく…。でも意外なところにありました。それはジャニーズの舞台。ジャニーさんから’08年の『DREAM BOYS』という舞台に出演依頼をいただいた際、「まずは僕が作った『SHOCK』を観て」と誘われ拝見したんですが、ミュージカル、イリュージョン、そしてレビューの要素も入っていて、楽しいものがてんこ盛り!レビューが宝塚の他にもあったと大興奮しました。今度9月にまた『DREAM BOYS』に出させていただきますが、ジャニーズの舞台に出るのは本当に楽しいです。とはいえ、ジャニーズの舞台で歌い踊るのはジャニーズの男の子たちで、私が出るのはお芝居の部分(笑)。ちなみに今回は、菊池風磨くんのお母さん役です。私はレビューはしませんが素敵な舞台ですので、ぜひ観に来てください。おおとり・らん1946年生まれ、兵庫県出身。’64年宝塚歌劇団入団、’70年にトップスターに。退団後は舞台を中心に活躍。9/6~29、帝国劇場にて舞台『DREAM BOYS』に出演。※『anan』2021年9月1日号より。写真・中島慶子(by anan編集部)
2021年08月29日人生の先輩的女性をお招きし、お話を伺う「乙女談義」。今月のゲストは宝塚、伝説のトップスターである鳳蘭さん!第2回は「“マントをひらり”は、今でも私の得意技」。男役経験者ならではの小さな苦労、そしてトップスターだから見えた景色について。宝塚で男役、娘役のどちらを演じるかは音楽学校への入学時に決まります。背の順にズラッと並ばせ、真ん中でスパッと割って、背が低いグループを娘役、高いほうは男役。私は身長が170cmあり、当時後ろから2番目。当然男役です。娘役をやりたいと思ったことがあるか?ないない!ヒラヒラしたドレスとか全然似合わないし無理ですね(笑)。そこから15年間ずっと男役だったので、今でも所作に“男役感”が出てしまうんです。特に手!私は今でもついつい、男役っぽくバーンと出しちゃって、間違えた~!ってなります。でも困ることばかりではないですよ。蜷川幸雄さんの舞台に出たときマントを翻す仕草が必要とされ、私はいつもどおりヒラッとさせてサッと袖に引っ込んだの。そうしたら私が稽古に出ない日に蜷川先生が、「マントの使い方は鳳さんをよく見ろ」って言ったそうで(笑)。それを思い出すたびに、どんな経験も無駄ではないなと思います。100人のうち50人に愛されたらもう十分。私は背も高く顔立ちもはっきりしており、“舞台映え”する容姿だったのは事実。さらに私には、“エキゾティック”さがありました。辞書的な意味とは異なりますが、私が思うエキゾティックさというのは、顔だけではなく佇まい、オーラ、リズム感など…、舞台や映画で人を引きつける魅力のようなもの。どちらかというと欧米のスターに持っている人が多く、日本人ではあまりいなかった。そういう意味で、宝塚で私はトップスターという恵まれた立場になれたのだと思います。とはいえ宝塚は厳しい世界で、常に自分を客観的に見る視点が必要でした。それを通して学んだのは、100人いたら100人に愛されようと思わず、50人に愛されたら十分だということ。数字で実力が見えるスポーツと違い、エンタメは好みの世界。小柄な人が好きという人に、背が高い私を好きになってと言っても、それは難しいこと。欲を出しては駄目。前向きに諦めることって大事です。おおとり・らん1946年生まれ、兵庫県出身。’64年宝塚歌劇団入団、’70 年にトップスターに。退団後は舞台を中心に活躍。9/6~29、帝国劇場にて舞台『DREAM BOYS』に出演。※『anan』2021年8月25日号より。写真・中島慶子(by anan編集部)
2021年08月23日――今回、伊藤蘭さんのセカンド・アルバム『Beside You』の発売に合わせて、セカンド・コンサートツアーが開催されます。その一環で、9月26日に東京の日比谷野外大音楽堂での公演が決定しました。「私が野音のステージに立つのは、キャンディーズ時代の77年7月17日以来、まさにその場所でキャンディーズが解散宣言をしてから、44年ぶりになります」――蘭さんにとっても、ファンにとっても、非常に強く印象に残る野音のステージに、立つことへの率直な思いをお聞かせください。「数年前の私でしたらお断りしていたかもしれません。でも、実際にこのお話をいただいたとき、無下にお断りできない、NOと言えない私がいたことも確かでした。私の今の音楽活動を支えてくださるスタッフの皆さんのなかにも、キャンディーズ時代の活動や音楽に、思い入れを持ってくださっている方が多くいらっしゃるんです。今回、その方が運んでくださったお話でもあり、これは私ひとりだけで決められるものではないな、とその思いを受け止めることにしました。それは、きっとファンの皆さんも受け入れてくださることなのだろうと思い、野音のステージに立つ気持ちになりました。でも、いまだにピンときていない部分もあって、私が今、野音でコンサートを行う意味って何だろう…と考えているところです」――一昨年より音楽活動を再開した蘭さんですが、久しぶりにステージに立って歌った時は、どんな思いがありましたか。「もちろん緊張もしましたし、皆さんに受け入れていただけるのか不安もありました。でも、会場の皆さんがあたたかく迎え入れてくれて、そのエネルギーにお応えするような形で乗り越えられた気がします。あの時は、アルバムのレコーディングの段階からいろいろな思いが押し寄せて泣きそうになってしまい、こんな状態でライブなんて大丈夫かしら!?と思っていたんです。マイクを持って皆さんの前に立った時に、泣いて歌えなくなることだけはしたくないと思って…。」――前回のステージでもキャンディーズ時代の楽曲を歌われましたが、今回はいかがですか。「今回も、新曲はもちろん、キャンディーズ時代のナンバーもセットリストに入れています。ステージに立つ前は、当時の楽曲を“歌います!”って言い切れるほどの自信は持てずにいたんです。でも、私ひとりになってしまいましたが、皆さんが喜んでくださるのであれば、歌える曲は歌ってみようと思いはじめました。それにイントロが流れると、自然と当時の感じになってしまうのが不思議なものですね。振り付けも細かいところを忘れていたり、体力的にもなかなか大変ですが、皆さんに喜んでいただけている、その手ごたえがある限りは歌っていけたらと思います。」――蘭さんにとってステージとは、どういう場所でしょうか。「エネルギー源のようなものですね。音楽に身をゆだねて皆さんと同じ時間を共有し、音楽によって心が潤い、終わったあとに、楽しかったねと言える大切な場所です。去年から今年にかけてコロナ禍という状況もあり、皆さんも思うようにならないことがいろいろあったかと思います。“会えない時間が愛育てるのさ”という歌もありましたけれど、だからこそ開催できた時の喜びは、より大きく感じるでしょうね。私も今からその日を心待ちにしています」――最後に、今回の野音のステージへの意気込み、楽しみにしているファンの方にメッセージをお願いします。「私が44年ぶりに野音のステージに立つ、その意味がどういうことなのか、それが当日分かるのが、私も今から楽しみです。あまり考え過ぎずに、またその場所に戻れたことをお互いに喜び合えるコンサートにできたらいいな、と思っています。皆さんぜひ、日比谷野音に足を運んでください。私も皆さんにお会いできることを楽しみにしています」取材:馬飼野元宏撮影:堀 清香■公演情報「伊藤 蘭コンサート・ツアー2021~Beside you & fun fun ♡ Candies!~」2021年9月20日(月・祝)フェスティバルホール16:00開場 / 17:00開演2021年9月26日(日)日比谷野外大音楽堂16:00開場 / 17:00開演2021年10月28日(木)中野サンプラザホール17:30開場 / 18:30開演2021年10月29日(金)中野サンプラザホール17:30開場 / 18:30開演券種・料金フェスティバルホール、中野サンプラザホール:全席指定 9,900円(税込)日比谷野外大音楽堂:全席指定 12,000円(税込)※お引っ越しのお祝い返し付き▼チケットはこちらから※未就学児入場不可
2021年08月11日人生の先輩的女性をお招きし、お話を伺う「乙女談義」。今月のゲストは宝塚、伝説のトップスターである鳳蘭さん!凛々しい立ち姿と素敵な内面にうっとりです。第1回は「宝塚の知識ゼロで音楽学校を受験!」。宝塚の知識ゼロで音楽学校を受験!歌や踊りが好きだったわけではないのですが、小さい頃から私は人を喜ばせることは大好きでした。あるとき家にお客様がいらしたので、父にまつわる自作の歌を歌ったら、お客様も父もワッと笑ってくれたんです。それが本当に嬉しくて。目の前の人に笑ってほしい、それが一番の私の幸せ。その気持ちは75歳になった今もまったく変わっていません。その気持ちがあったから宝塚を目指した…と言えたらよかったんですが、そういうことではまったくなく(笑)。中学3年のとき、友達に「どこの高校受けるの?」と聞いたら、その子が「私、宝塚音楽学校受けるの」と言うんです。実は私、遊園地の宝塚ファミリーランドは遠足で行ったことがあったんですが、宝塚歌劇団の存在を知らなかった。でもその子が受けるなら私も、と思い、7か月だけ歌と踊りのレッスンを受けて受験をしたら、受かっちゃった…!!でもこの時点でもまだ私、宝塚を観劇したことなかったんです…。初めての観劇で、一気に心を奪われて…。初めて宝塚の舞台を観たのは、音楽学校に入学してから。授業の一環として、1か月に1度、3階のてっぺんから観劇させてもらえる機会があり、そこでやっと観ることができた。そこでようやく、宝塚の華やかで素晴らしい舞台、そして当時のトップスターの魅力に圧倒されました。で、隣に座ってた子に、「私たち、2年学校で学んだらこの舞台に出られるの?」と聞いて、「え、知らなかったの?」と言われ、さらに「あの真ん中の人、誰?!」と聞いて、「え?!那智わたるさん知らないの?!」と呆れられ(笑)。そんな感じで、私の宝塚人生が始まりました。後にも先にも、私はあまり誰かに憧れたりすることはないんですが、初めて経験した宝塚観劇で見た那智わたるさんだけは別。宝塚のトップスターという存在感、そして才能に心を奪われましたね。本当に輝いていたんです。そして私もああなりたいと思い、それ以降、歌や踊りのレッスンを頑張りました。おおとり・らん1946年生まれ、兵庫県出身。’64年宝塚歌劇団入団、’70年にトップスターに。退団後は舞台を中心に活躍。9/6~29、帝国劇場にて舞台『DREAM BOYS』に出演。※『anan』2021年8月11日‐18日合併号より。写真・中島慶子(by anan編集部)
2021年08月08日ズッカ(ZUCCa)とアーティスト「とんだ林蘭(TONDABAYASHI RAN)」による初のコラボレーションコレクションが登場。2021年6月4日(金)より全国のズッカ、カバン ド ズッカの店舗ほかで発売される。ズッカ×とんだ林蘭のTシャツやワンピースとんだ林蘭は、日々の生活から着想を得た多様なモチーフを組み合わせ、猟奇的で可愛らしい作品を制作するアーティスト。制作手法は、コラージュやイラスト、ぺインティング、立体、映像など多岐にわたる。初のコラボレーションコレクションでは、“ループ(LOOP)”をテーマに掲げ、柄や線の繰り返しを表現。唇や花、卵などお気に入りのモチーフを独創的な世界観で落とし込んだ、Tシャツやワンピースなど全16型を展開する。“ローズ”柄シャツワンピース中でも注目したいのは、モノトーンの「ローズ(ROSE)」柄をあしらったシャツワンピース。なめらかなキュプラ素材を用いて、上品な光沢とリラクシングな着心地を実現した。“ピンク×グリーン”のエッグ柄トップス淡いピンクと鮮やかなグリーンのカラーコントラストが印象的な「エッグ(EGG)」柄のノースリーブトップスもラインナップ。バックスリットのデザインが程よい抜け感を演出する、夏の装いにぴったりなアイテムだ。“リップ”モチーフをのせたスカート「リップ(LIP)」モチーフをのせたアーティスティックなウェアは、ワンピース、プルオーバー、パンツ、スカートを用意。全体にプリーツを施し、アクティブな表情に仕上げた。“パンプス”モチーフのTシャツ&ピンクのレザーバッグその他、ホワイトのボディに「パンプス(PUMPS)」のモチーフをプリントしたTシャツや、「リップ」モチーフまたは鮮やかなピンクの「ZZZ」柄をあしらったエコレザーバッグなども取り揃える。【詳細】ズッカ×とんだ林蘭発売日:2021年6月4日(金)取扱店舗:全国のズッカ、カバン ド ズッカの店舗、公式オンラインショップ「ユーモア」(一部アイテムは店舗限定発売)■アイテム例<ローズ>シャツワンピース 42,900円(税込)展開:全国のズッカ、カバン ド ズッカの店舗、公式オンラインショップ「ユーモア」<エッグ>Tシャツ 19,800円(税込)展開:全国のズッカ、カバン ド ズッカの店舗、公式オンラインショップ「ユーモア」<リップ>プルオーバー 36,300円(税込)、スカート 36,300円(税込)展開:青山店、代官山店、渋谷パルコ店、大阪ルクア店、公式オンラインショップ「ユーモア」<ZZZ>バッグ ラージ 49,500円(税込)、スモール 39,600円(税込)展開:・ラージ:青山店、代官山店、渋谷パルコ店、大阪ルクア店、公式オンラインショップ「ユーモア」・スモール:全国のズッカ、カバン ド ズッカ店舗、公式オンラインショップ「ユーモア」<パンプス>Tシャツ 9,900円(税込)展開:全国のズッカ、カバン ド ズッカの店舗、公式オンラインショップ「ユーモア」
2021年05月24日フードライター・平野紗季子さんの「MY STANDARD GOURMET」。今回は『蘭州料理 ザムザムの泉』の逸品伝統牛肉麺です。中国料理のドキュメンタリーで蘭州牛肉麺を見たことがある。中国の西北部・甘粛省蘭州市の日常食で、いたる街角で人々が麺を啜っているのだが、あまりにおいしそうでいつか食べに行かねば……と生唾を飲んだ。でもその願いは今、広尾でも叶う。しかも現地でもなかなかお目にかかれないレベルのとびきりのクオリティで私たちを待っている。蘭州牛肉麺を高級逸品料理の域にまで高めたお店、それが『ザムザムの泉』だ。2017年に西川口でオープンし、2021年の1月に広尾に移転オープン。蘭州出身でハラル料理歴30年のご店主・馬暁萍(マーシャオピン)さんと麺打ち職人の方が最強タッグで作り上げる蘭州牛肉麺は、着丼した瞬間から放つオーラが尋常ではない。透き通る牛骨と牛肉のスープ、赤く輝くラー油、緑鮮やかなパクチー、打ちたての平打ち麺。スープを啜れば奥深くもクリアな旨味と共に花椒や八角などの薬膳スパイスが咲き誇る。飲めば飲むほど寿命が伸びそうだ。作り置きしないモチモチの麺はのどごしまで心地よく、噛み締めた大根にはじゅんわりと出汁の旨味が染み込んでいて、丁寧な仕事にうっとりする。「化学調味料に頼らない自然で本当においしいものを作りたかったんです。なんのためって、何よりもまず自分たちが食べたかったから」と馬さん。そんなお料理信頼しかない。帰り道は胃袋がいつまでもぽかぽかと温かかった。金城セット¥4,500には、逸品伝統牛肉麺に加え、蘭州開胃涼菜(優しく味わい深い野菜の前菜)、皮から手作りの牛肉水餃(3個)、蘭州甜品がつく。20食限定。スープには花椒や八角などたっぷりの薬膳スパイスが。スパイスの配合を季節で変え、冬は体を温める仕様に。蘭州料理 ザムザムの泉東京都渋谷区広尾5‐8‐13グランディール広尾1FTEL:03・6277・3460ランチ11:00~15:00、ディナー17:00~20:00(土・日曜16:00~)月~水曜休ひらの・さきこ1991年生まれ。フードエッセイスト。著書にエッセイ集『生まれた時からアルデンテ』(平凡社)。※『anan』2021年2月24日号より。写真・清水奈緒取材、文・平野紗季子(by anan編集部)
2021年02月21日リンメル(RIMMEL)から、とんだ林蘭とコラボレーションした限定パッケージのアイシャドウ「ショコラスウィートアイズ」&リップ「マシュマロルックリップスティック」が登場。2020年10月30日(金)より限定発売される。とんだ林蘭とコラボレーションとんだ林蘭は、あいみょんや木村カエラといった人気アーティストなどのアートディレクションを手掛けるクリエイター。リンメルの人気アイシャドウ&リップスティックのパッケージは、「?(why) & !(inspiration)」をテーマに、ハートマークやバラの花、ボーンモチーフといったイラストを描いたポップなデザインに仕上げている。“ショコラ”香るアイシャドウ「ショコラスウィートアイズ」は、ほんのり甘いショコラの香りが付いたリンメルのアイコニックなアイシャドウ。深みのあるグラデーションを作ることができるブラウンベース4色に、ハイライトとして活躍してくれるキラツヤカラー1色を加えた5色がセットになっている。カラーバリエーションは、人気の高い「002 アーモンドミルクショコラ」と「015 ストロベリーショコラ」の2色を用意。“マシュマロ”唇が叶うセミマットリップ「マシュマロルックリップスティック」は、マシュマロのようにセミマットな唇を叶えてくれるリップスティック。セミマットな質感ながら、心地よいテクスチャーで唇のうるおいをキープしながら、ふっくらやわらかなリップへと導いてくれる。カラーは、温かみのある「015 メルティレッド」と、上品な「030 メルティブラウン」の2色を取り揃える。【詳細】・リンメルショコラスウィートアイズTB 4.5g 5色×2セット 各1,600円+税<限定品>・リンメルマシュマロルックリップスティックTB 3.8g 2色 各1,300円<限定品>発売日:20200年10月30日(金)【問い合わせ先】リンメルTEL:0120-878-653
2020年08月24日株式会社ゴールドウインが展開する 「ellesse(エレッセ)」は、アーティスト「とんだ林蘭(とんだばやし・らん)」とのコラボレーションコレクション「ellesse×TONDABAYASHI RAN」を、7月28日にグランドオープンする直営店「ellesse TOKYO(エレッセ トーキョー)」で発売します。また、オンラインストアでも順次発売します。本コラボレーションは、「街で着られるテニスウエア」をテーマとし、とんだ林蘭さんの表現のテーマである「日常と非日常の間の感覚」を反映し、テニスウエアを日常着に落とし込んだコレクションです。とんだ林蘭さん は東京を拠点に活動を行うアーティストでコラージュ、イラスト、ぺインティング、映像など、幅広い手法を用いて、さまざまなモチーフを組み合わせたアートワークを制作しています。テニス経験者であるとんだ林蘭さんが、ellesseのタグラインである「FUN AND PLAY 遊び心をもって自由に生きる」という思いに共感したことにより、今回のコラボレーションが実現しました。本コラボレーションモデルの「TR Top Guard Shirts(TR トップガードシャツ)」は、ellesseのテニスアイテムとして人気を誇る「Hybrid Top Guard(ハイブリッドトップガード)」をベースに、すぐれた機能はそのままに日常でも着用できるように落とし込んだ最も象徴的なアイテムです。UV CUTアンダーウエアとして開発され、2WAY素材とストレッチメッシュ素材を組み合わせ、高いUV CUT機能(UPF50+)を搭載したハイブリッドトップガードを、とんだ林蘭さんの感性を活かした新しい配色で展開します。その他にも、テニスウエアのスカートを元に企画した、カラーバリエーション豊富なプリーツスカートや、このコラボレーションのためだけに作成したアートワークやロゴマークを使用したTシャツなど、とんだ林蘭さんの世界観とellesseの機能アイテムがクロスオーバーした今までにないコレクションが完成しました。また、本コラボレーションのイメージビジュアルには、とんだ林蘭さんの母校である文化服装学院の学生からモデルを募り、とんだ林蘭さんのディレクションのもとコレクションの世界観を表現しています。【代表的な商品】■TR Top Guard Shirts(TR トップガードシャツ)品番:EW70350TO価格:9,790円 (税込)カラー:NY(ネイビー)、K(ブラック)、W(ホワイト)サイズ:S、M、L素材:GGAQ(ナイロン73%、ポリウレタン27%)、MicrofiberSoftPowernet(ポリエステル93%、ポリウレタン7%)商品説明:UV CUTアンダーウエアとして開発されたアイテムです。そのアイテムの配色を見直し、すぐれた機能はそのままに日常でも着用できるアイテムに落とし込みました。2WAY素材とストレッチメッシュ素材を組み合わせ、高いUV CUT機能(UPF50+)があります。また吸汗速乾機能に加え、凹凸の少ないフラットな編地と糸の特性により接触冷感を得ることができる素材です。レイヤードスタイルを考慮して前と後ろの身頃はストレッチ機能がある通気メッシュを切り替えて使用しています。■S/S TR Graphic Tee(SSTR グラフィックティー)品番:EH10300TO価格:6,490円 (税込)カラー:W(ホワイト)、K(ブラック)※画像サイズ:S、M、L素材:ヘビーウエイト天竺(コットン80%、ポリエステル20%)商品説明:このコラボレーションのためだけに作成したアートワークを使用したTシャツです。しっかりとした肉厚な素材で、適度な張リ感としなやかさを両立しています。プレーティングという編立て方法を利用した天竺素材で表裏異なる糸を使用し、編立てています。表側はコットンを使用しナチュラルな風合いですが肌面にはポリエステル糸を使用し速乾性を向上させた機能素材です。■TR Mini Bag (TR ミニバッグ)品番:EHA60300TO価格:7,700円 (税込)カラー:W(ホワイト)、K(ブラック)、YE(イエロー)※画像、GR(グリーン)サイズ:FREE(高さ 12.5cm、横幅 18.5cm、マチ 8cm)素材:ポリ塩化ビニル商品説明:透明感や光沢感、それぞれ特徴のあるビニール素材を組み合わせたハンドバッグです。とんだ林蘭さんが2020年春夏コレクションからお気に入りの素材を選び、オリジナルで配色を組み合わせて完成したコラボ商品です。【コラボレーションコレクション「ellesse×TONDABAYASHI RAN」展開店舗】■ellesse TOKYO (エレッセ トーキョー)住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6丁目20番10号 MIYASHITA PARK South 3階 30200営業時間:11:00~21:00電話番号:03-6427-7822 ※7/28に開通ショップインスタグラムアカウント:@ellesse_tokyo( )発売日:7月28日(火)店頭にて先行発売本コレクションご購入の方に、オリジナルマルシェバックをプレゼント(※先着100名様限定のため、なくなり次第終了となります。※ellesse TOKYOにてお買い上げの方限定となります。)■ellesse ONLINE STOREellesse×TONDABAYASHI RAN 特設ページ ()オンラインストアでは8月4日より発売します。【本コラボレーションについて、とんだ林蘭さんのコメント】街で着られるテニスウエアがテーマです。単なるスポーティとは違った、テニスウエアを作り続けているellesseとのコラボレーションならではの、新しいアイテムになりました。自分の表現のテーマである「日常と非日常の間の感覚」を良い形で洋服に落とし込めたと思います。イメージビジュアルのディレクションも担当しました。作りたい画に突き進んだらとても大掛かりな撮影になりましたが、クリエイティブな皆さんの力を借りて面白いものが撮れました。【プロフィール】とんだ林蘭|TONDABAYASHI RAN1987年生まれ。東京を拠点に活動を行う。コラージュ、イラスト、ぺインティング、立体、映像など、幅広い手法を用いて、日々の生活から着想を得た様々なモチーフを組み合わせ、猟奇的でいて可愛らしく、刺激的な表現で作品を制作している。Instagram:@tondabayashiran( )「ellesse(エレッセ)」についてエレッセは 1959 年イタリアで生まれたスポーツブランドです。創業者は、貴族の血を受け継ぎ、スポーツをこよなく愛したレオナルド・サルバディオ。各国の王族とスキーやテニスを楽しんだ彼は、スポーツシーンに気品と情熱を求め、 革新的なスタイルを生み出しました。テニスボールとスキーの先端を形どり、情熱の赤とイタリアの太陽のオレンジを彩って生まれた“ハーフボールマーク”は、彼の美意識を現代に受け継ぐシンボルです。オリジンであるテニスウエアを軸とし、スポーツシーンからカジュアルシーンまでクロスオーバーするアイテムを展開しています。ブランド公式WEBサイト 企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年07月22日ラブレス(LOVELESS)とアーティスト・とんだ林蘭のコラボレーションによるアイテムが登場。2020年6月24日(水)より、ラブレス一部店舗および公式オンラインストアにて発売される。今回のコラボレーションでは、ハーフスリーブシャツ、Tシャツ、キャミソールドレスの3型のアイテムを展開。いずれのアイテムにも、本コラボレーションの為だけにとんだ林蘭が制作したコラージュグラフィックをデザインする。グラフィックの着想源となったのは“ひと昔前のヨガスタイル”。1から撮影したアバンギャルドなポージングを取る女性の写真と、りんごや石鹸といったユニークなモチーフを組み合わせた、とんだ林蘭の独創的な世界観を各アイテムに落とし込んだ。中でも、サイドのプリーツがエレガントなキャミソールドレスは注目の一着。肩のストラップは調節可能となっており、カットソーやブラウスなど、様々なトップスを合わせてレイヤードコーディネートを楽しむことが出来る。なお、ニュウマン横浜内にオープンするラブレスの新店舗では、ピンクの限定カラーコラボレーションTシャツを発売。こちらも併せてチェックしてみて。【詳細】ラブレス×とんだ林蘭発売日:2020年6月24日(水)販売店舗:ラブレス ニュウマン横浜店/青山/名古屋/心斎橋/天神、ラブレスサニーサイドフロア 渋谷パルコ、ギルドプライム 船橋、公式オンラインストア価格:ハーフスリーブシャツ(ホワイト/ネイビー) 18,000円+税、グラフィックアートTシャツ(ホワイト/ブラック/ピンク/ブルー) 8,000円+税、キャミソールドレス(ホワイト/ネイビー) 25,000円+税※グラフィックアートTシャツのピンクはニュウマン横浜店限定。
2020年06月25日uka(ウカ)ととんだ林蘭がコラボレーション。「uka ネイルオイル ウカストアゲンテイ グリーン」と「uka スカルプブラシ ケンザン ミディアム ウカストアゲンテイグリーン」が、uka store Omotesando、uka store 京都 新風館で発売される。なお、先駆け2020年4月16日(木)よりuka公式オンラインショップで発売をスタート。uka×とんだ林蘭のネイルオイルukaは、ウアストアでしか手に入らない「ウカストアゲンテイ」の発売をスタート。新プロジェクトとのデビューは、“奇才モダンアーティスト”と呼ばれる人気のとんだ林蘭とコラボレーションする。ukaの人気製品「uka ネイルオイル」と「uka スカルプブラシ ケンザン」のパッケージをとんだ林蘭とともにデザインした。爪とつめ周りの保湿ができる人気の「uka ネイルオイル」は、さわやかなグリーン色をパッケージに使用。蓋を開けるととんだ林蘭のイラストが顔を出す、ユニークな仕上がりだ。「uka ネイルオイル」のボトルには、「ウカストアゲンテイ」の文字を刻んでいる。「uka ネイルオイル」は、ベースのオイルから「ウカストアゲンテイ」のためだけに配合した「ウカストアゲンテイ」バージョン。ヒノキ、ユズ、フランキンセンスなどの精油をブレンドした和テイストの香りが楽しめる。“爽やかグリーン”の頭皮用ブラシまた、頭皮ケアにおすすめの頭皮用ブラシ「uka スカルプブラシ ケンザン」は、既存商品の中間のかたさで、涼しげなグリーンカラー。バスタイムでの使用はもちろん、ツボ押しとしてリラックスタイムに取り入れるのもおすすめだ。【詳細】「ウカストアゲンテイ」取扱店舗:uka store Omotesando、uka store 京都 新風館、uka公式オンラインショップ※uka公式オンラインショップでは、2020年4月16日(木)より発売。※uka store Omotesando、uka store 京都 新風館での発売日は未定。・uka ネイルオイル ウカストアゲンテイ グリーン 5ml 3,300円+税・uka スカルプブラシ ケンザン ミディアム ウカストアゲンテイ グリーン 2,200円+税【問い合わせ先】ウカトーキョーヘッドオフィスTEL:03-5843-0429
2020年04月18日安蘭けいと濱田めぐみがWキャストで主演を務めるミュージカル『サンセット大通り』が3月14日(土)に開幕する。その稽古場に潜入した。【チケット情報はこちら】本作は、『キャッツ』『オペラ座の怪人』などで知られるアンドリュー・ロイド=ウェバーにより1993年にロンドンで初演された作品で、かつての栄光を忘れられない大女優ノーマの妄執と、それがもたらす悲劇を描く。日本では鈴木裕美の演出で2012年に初演。2015年の再演を経て、今回が3度目の上演となる。ノーマ役は、初演から3度目の安蘭けい、再演から2度目の濱田めぐみがWキャストで演じ、ノーマ邸で住み込みでシナリオを書く売れない脚本家ジョー役は再演から2度目の平方元基、今作から参加する松下優也がWキャストで演じる。ペアは固定制で、安蘭×松下、濱田×平方で上演される。まず始まったのは、劇中歌「With One Look」の歌唱シーン。無声映画で栄光を築いた大女優ノーマが、自分のまなざしは言葉より世界をふるわせると歌う楽曲で、ノーマとジョーが出会う場面でもある。まずは安蘭×松下のペアからスタート。プライドと強さ、そしてどこか哀しさが、迫力と共に伝わってくる安蘭のノーマ。一方、松下のジョーはそんなノーマに引き気味で、若者らしいともいえるその態度から、ノーマと世間とのギャップや孤独が痛いほどに際立つ。続いては濱田×平方のペア。濱田のノーマは、変わらぬ輝きと諦めを反復するかのようなゆらぎが、全てを内包するような歌声から伝わってくる。平方のジョーは、そのノーマに心掴まれた様子で、ふたりの世界が繋がった瞬間が感じられ、これから向かっていく未来を想像し胸がヒヤッとした。全く違うふたつのペアは、Wキャストであること、3度目の上演ならではの深み、演じることと役者自身が持つ魅力の組み合わせの面白さなどを存分に感じさせてくれた。続いては、ジョーが仕事を得ようとハリウッドの撮影所を訪れ、のちに恋に落ちる脚本家(平野綾)、大物プロデューサー(戸井勝海)、親友(太田基裕)らと次々遭遇するシーンの稽古に。「Let’s Have Lunch」のポップなメロディーに乗せて、ジョーが撮影所で働く仲間たちに挨拶したり、脚本を酷評されたり、借金取りから逃げたりと、セットもめまぐるしく動く賑やかなシーンだ。ここでも松下、平方のジョーはそれぞれの魅力があり、それにより周りの登場人物の存在も違うものに見えてくるのが面白い。演出の鈴木がハリウッドという場所ならではの人間たちのアクの強さを引き出し、ジョーの心に迫るものを際立たせていくのも印象的な稽古だった。稽古場にて開幕がより楽しみになった本作は、3月14日(土)から29日(日)まで東京・東京国際フォーラム ホールCにて。取材・文:中川實穂
2020年03月06日アンドリュー・ロイド=ウェバーの名作ミュージカル『サンセット大通り』。今春、日本で3度目の上演が決定し、その開幕を前にキャストの安蘭けい、平方元基をゲストに招いた、スペシャルトークショーが実施された。【チケット情報はこちら】約200名のファンが集う中、ジョー・ギリス役の平方が『Sunset Boulevard』を歌いながら登場。その切なく力強い歌声に、客席からは思わずため息が漏れる。そして今度はノーマ・デズモンド役の安蘭が、往年の大女優らしい、煌びやかな衣裳を身にまとって登場。「お待たせしました。私がノーマです。とうこ(※安蘭の愛称)じゃありません」と、愛嬌たっぷりにファンへと声をかける。司会者からまず「作品に臨む心境」を聞かれた安蘭は、「前回は元基とペアだったんですけど、今回は松下優也くんが相手になるので、また違うものになりそうです」と答えると、すかさず平方が「最初それを聞いた時、ノーマの気持ちになって嫉妬に狂いそうだった!」と告白。「このふたりの並びも今日で最後かも…」との司会者の言葉に、安蘭も「ね、最後ですよね」と追い打ちをかける。すると平方が「えっ、今日は僕を傷つける会なの?」と返し、会場はドッと笑いに包まれた。「お互いから見たノーマ、ジョーの魅力は?」というファンからの質問には、「とうこさんの無理をしていない姿というか、女優として楽しんでいる姿がすごくノーマと重なって。かわいらしいラストとかもすごく好きでした」と平方。一方の安蘭は、「前回私は2度目、元基は初めてでしたけど、“僕はこう思うんだ”っていうものを新たにたくさん持ち込んでくれて。稽古がすごく楽しかったですし、そうやって役をつくっていく元基のスタンスが、本当に素敵だと思いました」と絶賛する。そんな安蘭の言葉に平方は、「ちゃんと覚えておかないと!2度と褒めてもらえないかもしれないから」と照れ笑いを浮かべた。その後、「これであなたもサンセット大通り博士!?超マニアッククイズ」や、ふたりのサイン入りグッズなどが当たる抽選会も実施。なかなかないファンとの交流に、ふたりとも終始笑顔だった。さらに今度は安蘭が『As If We Never Said Good Bye』で、美しくドラマチックな歌声を披露。本番への期待が大いに高まる中、「全身全霊で丁寧に頑張っていきたいと思います」と平方が、「気持ちを新たに、素敵な『サンセット大通り』をつくり上げたいです」と安蘭が抱負を述べ、約1時間に及ぶイベントは幕を閉じた。公演は3月14日(土)から29日(日)まで、東京国際フォーラム ホールCにて。チケットは発売中。取材・文:野上瑠美子
2020年01月29日ジュン(JUN)が渋谷パルコ内に手掛けるイベントスペース「ポップ バイ ジュン(POP BY JUN)」にて、アーティスト「とんだ林 蘭」のライフスタイルブランド「マッドフルーツ(MAD FRUITS)」とのコラボレーションアイテムが、2019年12月20日(金)より発売される。「ポップ バイ ジュン」は、毎回異なるコンテンツを期間限定で開催するイベントスペースだ。第1弾の藤原ヒロシに続く第2弾では、コラージュアーティスト・とんだ林 蘭とコラボレーション。どこか奇想的で個性豊かなアイテムを展開する。限定デザインのTシャツは、3種類で展開。ロゴの配置やデザインに表情をつけ、シンプルながらもエッジの効いた仕上がりとなっている。また、ロングスリーブのTシャツには、大胆にアートワークをプリントしてインパクトある仕上がりに。カラーは、ホワイトとブラックで展開する。さらに、複数の写真を繋ぎ合わせたようなスカーフは、コーディネートのアクセントだけでなく、インテリアとしても活躍。そのほか、エナメルとPVCを使った手持ちサイズのバッグには、割れた卵のデザインを施し、大胆な表情に仕上げている。ファッションアイテムだけでなく、雑貨類にも注目。今回は「ワンカップ大関」との異色コラボレーションも実現した。とんだ林 蘭自身もお気に入りだというワンカップには、彼女が書き下ろしたユニークなドローイングがプリントされている。【詳細】ポップ バイ ジュン 第2弾 マッドフルーツ コラボレーションアイテム発売日:2019年12月20日(金)展開店舗:ポップ バイ ジュン住所:東京都渋谷区宇田川町15-1展開アイテム例:・マッド フルーツ ロゴTシャツ 5,900円+税カラー:ブラック、ホワイト、ピンク / サックス、ネイビー、ホワイト / ホワイト、グレー、ベージュサイズ:M、L・マッド フルーツ ロングスリーブTシャツ 16,000円+税カラー:ホワイト、ブラックサイズ:M、L・マッド フルーツ スカーフ 9,000円+税・マッド フルーツ エナメル×PVC エッグ バッグ 13,000円+税・ワンカップ大関 800円+税 ※12月26日(木)より発売【問い合わせ先】ジュンカスタマーセンターTEL:0120-298-133
2019年12月05日「大胡蝶蘭展」が、2019年11月30日(土)から2020年3月15日(月)まで、長崎・ハウステンボスで開催される。「大胡蝶蘭展」には、国内最多200品種の胡蝶蘭が集結。ピンク、イエロー、ホワイトなど、色とりどりの胡蝶蘭で埋め尽くされる会場は、非日常的なムードが漂う神秘的な世界へと様変わり。歩みを進めるごとに、多彩なアレンジが加えられた胡蝶蘭のアート空間を楽しむことができる。注目は、“ひと足早い春”をイメージした新スポット「蘭でお花見」。部屋に設置された約3.5mの大木には、桜に代わって、ピンク色の蘭の花をデコレーション。まるで満開の桜が降り注いでいるかのような風流な演出が施されている。また色鮮やかな蘭で覆われる「蘭のトンネル」など、毎年人気のスポットもバージョンアップして登場。作品は全て自由に撮影可能なので、お気に入りの場所で記念に1枚映してみてはいかがだろう。会場を回った後は、カフェでほっと一息。パレス ハウステンボス1階にあるティーサロンは、多彩な蘭で彩られた空間「蘭カフェ」へとチェンジ。“優雅”という花言葉を持つ蘭に囲まれたティータイムは、きっと特別な時間へと変えてくれるはずだ。【詳細】大胡蝶蘭展会期:2019年11月30日(土)~2020年3月15日(月)会場:長崎・ハウステンボス住所:長崎県佐世保市ハウステンボス町1-1入館料:パスポート対象【問い合わせ先】ハウステンボス総合案内(ナビダイヤル)TEL:0570-064-110
2019年11月24日■今も女性の心にあり続ける、『ときめきトゥナイト』多くのアラフォー女性たちを夢中にさせたあの名作『ときめきトゥナイト』の主人公・蘭世が、スキンケアブランドとタイアップ!9月26日よりマンダムから販売中のスキンケアブランド『エムフォー』では、作者の池野恋先生描き下ろしの「40歳のときの蘭世」のイラストを使ったビジュアルを公開♪ さらに、数量限定パッケージや、特典のノベルティ企画が実現しました。 『ときめきトゥナイト』のファンタジーな世界観や、主人公の蘭世と真壁くんの恋模様は、今でも懐かしむ声が多く挙がるほど長く愛される作品。 連載当時、“毎回続きが気になってドキドキしていた”、“真壁くんのセリフにときめいていた”という方も多いのではないでしょうか?■最近、“ときめき”感じてる?あの頃は、蘭世と同じように学生生活や日常の中で、敏感に“ときめき”を感じ取っていた私たち。でもオトナになった今、かつてのような “ときめき”を感じられていますか?マンダムが20代~40代の働く女性637名に行った調査によると、「日常生活に“ときめき”が欲しい」と回答した人が7割いるにも関わらず、「ここ最近ときめきを感じた」と回答した人は、年齢が上がるにつれ減少していることが明らかに!■お肌の輝きで心ときめく、スキンケアブランド『エムフォー』そんな心の“ときめき”不足は、心だけでなく見た目にも影響を与えているかもしれません。先ほどの調査によると、「ときめきを感じているとき、肌の調子がよくなると感じる」人は、20歳代から40歳代を通じて約6割いることが分かっており、気持ちとお肌の関係を実感している女性が多くいるようす。そんなアラフォー世代の女性たちを、「輝きのある肌に導くことで、心からときめきを感じてほしい!」という想いから誕生したのが、新スキンケアブランド『エムフォー』なんです!調査概要・調査方法:インターネットリサーチ・調査時期:2019年8月実施・調査対象:20歳~49歳 /働く女性 n=637(マンダム調べ)▼センサーサイエンスに着目したスキンケア日々ストレスや忙しさに追われていると「夕方になると疲れた顔になる」「怒って見える」といったような、悩みを感じる瞬間があるはず。そこで、肌本来の健やかさを保つ肌の“感覚センサー”に着目したのが、新生スキンケアブランド『エムフォー』。センサーサイエンス・スキンケアによって、夕方もお疲れ印象のないハリツヤ肌に整え、表情まで晴れやかな“ときめき肌”に導いてくれます。▼『エムフォー』×『ときめきトゥナイト』夢のタイアップ!そしてこの度、『エムフォー』の発売を記念し、『ときめきトゥナイト』のECサイト限定パッケージが実現しました!限定5,000個の 『エムフォー』スターターセット にはあの頃の蘭世と並び、“『ときめきトゥナイト』世代”と共に大人になった蘭世の姿が! 池野恋先生のイラストに、パッケージを開く前からキュンとさせられちゃいます♡中には『エムフォー』ミニサイズの5アイテムが入っており、ライン使いをしながら使い心地を試すことが出来ます。 紅茶の香りをアクセントとしたホワイトガーデン&ティーの香りは、スキンケアしながら、心に癒やしも与えてくれます。▼「ときめき定期便」もスタート!さらに『エムフォー』新発売を記念し、2020年1月22日注文までの期間限定で 「ときめき定期便」 も現在、受付中!お申し込み者全員に、『ときめきトゥナイト』限定ノベルティがついてくるのだとか! これはファンにはたまらないキャンペーンとなっています♪▼町田駅でも蘭世に会える!そして東京都の町田駅では、池野恋先生描き下ろしの蘭世が大きくあしらわれた駅貼りポスターが展示されています! 池野恋先生ならではの優しいタッチも見ることができ、大きさ共々見ごたえバツグン♪ 町田駅を利用した際に、ぜひ立ち寄ってみて。■“ときめくお肌”を手に入れよう限定パッケージや駅貼りポスターなど、見どころ盛りだくさんの今回の『エムフォー』タイアップ。センサーサイエンスに着目した『エムフォー』ならお肌本来のハリツヤを引き出し、そんな自分のお肌の変化に心も“ときめき”で満たされるはず!トライアルができるこのタイミングで、ぜひ、あなたも“ときめく肌”を体感してみてください。 「お肌ときめくトゥナイト」を体験する! (文:ソーシャルトレンドニュース編集部)■提供マンダム
2019年10月08日歌手で女優の伊藤蘭(64)が9月24日、『うたコン』(NHK)に生出演。キャンディーズ解散以来41年ぶりとなる生放送での歌唱を披露した。ネット上ではその歌声と変わらない美貌に、絶賛の声があがっている。番組冒頭、懐かしのキャンディーズの映像とともに伊藤が登場。「皆さんこんばんは、伊藤蘭です」と自己紹介し、「春一番」や「ハートのエース出てこない」といった代表曲を熱唱。スタジオセットの背景はパネルになったシングルレコードのジャケットになっており、客席からは「ランちゃーん!」と大きな声援が飛んでいた。歌い終えた伊藤は「やっぱりドキドキです。やはり3人で歌っていたものを1人で歌うっていう心細さと。あがってます緊張してますけど、でもキャンディーズ、いい歌がたくさんあるのでこれからもチャンスがあったらば、歌っていきたいなと思っております」とコメント。今後もキャンディーズの楽曲を歌い継いでいくことに意欲を見せていた。ネット上ではファンを中心に、伊藤の久々の歌唱姿やその変わらない美貌を絶賛する声が。《NHKうたコン 伊藤蘭が出演してる!キャンディーズの曲を歌ってる…これは感動!》《キャンディーズの伊藤蘭さんが41年ぶりに生放送で唄ったけど、すごい美貌…。私もこんな素敵な人になりたい》《今夜のうたコン、最初から伊藤蘭さんのキャンディーズメドレーなんて…ほとんどの振り覚えてたww》また伊藤は今年5月、キャンディーズ解散以来41年ぶりにソロ歌手としてデビュー。6月には東京と大阪でソロコンサートも開催している。今年の伊藤の活躍を受けネット上では元メンバーである藤村美樹(63)とのコラボや、紅白歌合戦への出場を待ち望む声も多数上がっていた。《伊藤蘭さんに感激感動! 田中好子さんがいらっしゃいませんが、願わくば藤村美樹さんと紅白歌合戦に出場してもらいたいです》《ここにきてうたコン出演って、もしかして年末の大舞台出場あり得るかな? サプライズでミキちゃんも出て、バックスクリーンに映し出された在りし日のスーちゃんと一緒に歌ったら最高やけどなー》
2019年09月25日キャンディーズの元メンバーで女優の伊藤蘭(64)が9月22日、福岡・福津市の恋の浦野外ステージで開催される音楽フェス「宗像フェス」に出演する。フェスの公式サイトで発表された。キャンディーズは78年に惜しまれつつ解散。伊藤は80年に活動を再開し、女優業に専念してきた。そんななか、今年は41年ぶりに歌手活動を再開。先月11日には都内で初のソロコンサートを開催した。夏フェスへの出演は、芸能生活で初となる。12年から開催されている同フェスは、今年9月21日と22日に開催。21日はMCを鈴木亮平(36)がつとめ、氣志團、きゃりーぱみゅぱみゅ(26)、ゴールデンボンバーらが出演。22日は伊藤のほか、岸谷香(52)、ゴスペラーズ、MISIA(41)ら豪華な面々が予定されている。「先月行われた伊藤さんのライブチケットはかなりの倍率だったようです。入場できたラッキーなファンは、わずか2,500人のみ。今回出演が決定したフェスは3連休の中日ということもあり、キャンディーズのファンたちが大挙するでしょう」(音楽関係者)歌唱順や歌唱曲は後日発表となるが、伊藤の登場によって会場の光景がガラリと変わりそうだという。「お目当てのアーティストの歌唱順でないときは、そのアーティストのファンをなるべくステージに近いところに行かせるのが夏フェスの暗黙のルールとなっています。伊藤さんが歌うときは、あまり夏フェスでは見ないような年齢層のファンがみられそうです」(レコード会社関係者)
2019年07月09日キャンディーズ解散から41年、これまで女優として活躍してきた伊藤蘭さん(64)が、5月29日にアルバム『My Bouquet』をリリース。ソロ歌手としてデビューした。’78年、後楽園球場の解散コンサートは、女性シンガーで初めてスタジアムで行われたものだった。その後、役者として復帰し、水谷豊さん(66)との結婚後、35歳で出産。育児と仕事の両立に悩みながらもPTA活動も体験した。「何もしないで後悔するより、やってみて苦労するほうが楽しい」とチャレンジすることで自分を成長させてきた。「“年齢の壁”は笑って乗り越えたい」と6月11、12日には東京で、14日には大阪で「ファースト・ソロ・コンサート」にも挑む――。「ソロのお話は、以前からちょこちょこ言われていたんです。でも、ちゃんと受け止められず、軽く受け流していました。去年の春、もう一度言われて、決めました。あと何十年も元気でやっていられるかわからない。元気もあるし、エネルギーもある、いまのうちに尻込みせず、勇気を出して挑んでみようかなという気持ちになりました。娘もしっかり育ちました。主人も変わらず、エネルギッシュに仕事をしている。ですから、タイミング的にも、よかったんです」夫の水谷さん(66)は、俳優業だけでなく、現在公開中の映画『轢き逃げ 最高の最悪な日』で脚本・監督を務めている。娘の趣里さん(28)は、主演映画『生きてるだけで、愛。』で、今年3月、日本アカデミー賞新人俳優賞に輝いた。「夫からも、娘からも刺激を受けて、私も触発されました。家族それぞれが向かっているものを持っていて、3人が集まったとき、それぞれの話ができるというのは、喜びが3倍になるんです。60代になったからといって、落ち着くモードに入るのは早いかな。オファーがあるとき、それに応えられる私でいたいと思って、ソロデビューを決意しました」蘭さんは’55年1月13日、東京で生まれた。渡辺プロダクションに入ったのは、’69年。14歳のころだ。「もともとね、フォーリーブスに会いたいと思って、そのバックで踊るスクールメイツに応募したんです。最初は母に反対されたんですが、翌年、また、渡辺プロダクションが経営する東京音楽学院を受けて、通いだしたのが、この世界に入るきっかけです」3年後には、NHKの『歌謡グランドショー』のオーディションに合格。同時に受かった田中好子さん、藤村美樹さんと組んで、トリオを結成する。そのとき、NHKスタッフが命名したグループ名が「キャンディーズ」だった。’73年9月、『あなたに夢中』で歌手デビュー。しばらくはヒットに恵まれなかったが、デビュー前からザ・ドリフターズの『8時だョ!全員集合』にレギュラーとして出演し、お茶の間では大人気。スターダムにのし上がったのは、センターを田中さんから蘭さんに交代した5曲目『年下の男の子』(’75年)の大ヒットからだった。「いまでこそアイドルというカテゴライズはありますが、あの当時は、なかったんですね。『私たちはアイドルです』という認識では活動していなかったと思います。3人の意識としては、歌手でした。歌があるから、バラエティもやっていい。でも、真ん中は歌で、歌に戻るんだという意識でした」ところが、絶頂期にあった’77年7月17日、キャンディーズは突然、解散を発表する。「普通の女のコに戻りたい」日比谷野外音楽堂でのライブで、蘭さんが泣きながら放ったこの言葉は、流行語にもなった。解散に踏み切った3人の決意に、ファンも涙ながらに呼応した。大学生を中心に結成されていた全キャン連(全国キャンディーズ連盟)を中心に解散の日に向けてファンが盛り上がりを作っていった。’78年3月にはシングル『微笑がえし』が、キャンディーズ史上初めてオリコン1位を獲得する。解散コンサート当日は、途中経過をNHKニュースが生で放送し、後日、TBSで録画放送されると、単独歌手のコンサートでは最高の視聴率32.3%を記録。その記録はいまだ破られていない。「当時の熱ですか?ふっと1人になったとき、いまひとつ、実感として湧かないので、わからないんです。どこかで、あの(解散の)渦に巻き込まれ切れていない自分があったのかもしれない。なんとなく、別世界という……。あのころは、解散というゴールがあって、そこで終わるという最大の目的に向かって、みなさんに盛り上げていただきながら、がむしゃらに走っていました。スタッフと合宿もしましたし、解散コンサートを一緒に作り上げていく感じがありました。4月4日に向かって、全国各地の大きな会場を回って。50曲以上、歌いました。その集大成が後楽園。あの日、私は、この光景を忘れないよう、目に焼き付けるように歌いました。いまでも、目を閉じると、あの光景が浮かんでくるんですよ」キャンディーズ解散後、蘭さんは芝居の世界に足を踏み入れた。実は中学時代は演劇部の部長を務め、東京都大会で2位に入るほど、演劇に打ち込んでいたのだ。’80年、大森一樹監督の出世作であるATG製作の『ヒポクラテスたち』で、女優デビュー。’81年には、野田秀樹さん率いる夢の遊眠社に参加。ジャージ姿で稽古に励み、舞台『少年狩り』などに出演。その後は、山田洋次さん、倉本聰さん、市川森一さんなど、名だたる監督や脚本家の作品に出演。女優としての地歩を築いた。’89年、水谷豊さんと結婚。翌年には長女・趣里さんを出産して、35歳で母親になった。「子どもが生後5カ月くらいのころから、2時間ドラマはやっていましたが、子育てがおろそかにならないように、バランスを取りながら、仕事をさせていただいていました」両立が大変になってきたころ、蘭さんを支えたのは、青年座の女優・初井言榮さん(90年没・享年61)の言葉だった。「蘭ちゃん、女性はね、本当に我慢して、我慢したときに、内側から素敵な薄桃色の優しさがにじむものなのよ」いまの我慢は後の自分に生きてくる――。この言葉が、蘭さんの心にずっと残っている。「20代のころ、ドラマで共演したときに、言われたんですね。フェミニストの方からすると『えっ?』と思う発言かもしれないけれど、たしかにそういうことってあるなぁと私は思うんです。いろんな角度から、我慢ということを考えることは、必要ではないか。自分が何かを主張したいとき、それをやみくもに主張するのではなく、ちょっと我慢することで、表現の仕方や言い方が変わる。そこが大事なのではないか、と。我慢を重ねることで、表現のバリエーションも増えるし、人間としても豊かになっていくような気がします」蘭さん自身、仕事と子育てを両立させていたこの時期は、葛藤を抱えながら自分と向き合っていた。「振り返れば、子どもに寂しい思いをさせたんじゃないか。もっと寄り添えたんじゃないかと思うこともありましたね。仕事も子育ても、どちらもないがしろにはできない。ひとつのことに専念している方、打ち込める方に比べれば、心身ともに分散してしまいます。あのころは、『仕事も、育児も、どちらもちゃんとやるしかない』と、自分に言い聞かせていました。PTAもやりましたよ。娘が小学生のときに安全対策委員を(笑)。何もしないより、やってみて苦労するほうがいいですよね。お母さん同士のお付き合いで学ぶこともありました。それが楽しくもあり、私を人としても、母親としても、成長させてくれたんです。いまに至る大事な過程だったなと思います」アルバム『My Bouquet』には、そんな蘭さんの人生のスピリットがこめられている。11曲中3曲で、蘭さん自ら作詞も担当した。妻の挑戦を夫である水谷さんはどう思っているのだろう?「今回は、特に相談らしい相談はしていなくて、自分でやると決めてから、『どう?』と、伝えたら『いいんじゃない?』と。音が完成するまで、聴くのを待ってもらっていたんですが、最後には『いいかげん、早く聴かせなさい!』って(笑)。マスタリングが終わったものを聴いてもらったら、3~4回、聴いてくれていましたね。『1曲1曲がバラエティに富んでいて、飽きないね。聴き入っちゃうね』と、言ってくれました」【伊藤蘭さん衣装】ワンピース、カーディガン:HANAE MORI
2019年06月03日「あははははっ……」『Let’s・微・smilin’』は、伊藤蘭さん(64)の軽やかな笑い声で始まる。蘭さんのソロデビュー・アルバム『My Bouquet』の3曲目だ。「この歌詞を書いてくださった、阿木燿子さんから『蘭さんは、あははっ、うふふと笑っているイメージなのよ』と、言われたんです。私って、おめでたいのかな(笑)とも思ったんですけど、主人(水谷豊さん)にも言われるんです。『蘭さんは、笑ってればいいんですよ』って」そう言いながら、やっぱり蘭さんは、うふふっとほほ笑んでいる。春風のようなその微笑は、かつて「キャンディーズ」で一世を風靡したアイドル時代そのままだ。’78年4月4日、東京・後楽園球場で行われたキャンディーズ解散コンサートから41年。これまで女優として活躍してきた蘭さんが、5月29日にアルバムリリース。ソロ歌手としてデビューした。6月11、12日には東京で、14日には大阪で「ファースト・ソロ・コンサート」も予定されている。「ソロのお話は、以前からちょこちょこ言われていたんです。でも、ちゃんと受け止められず、軽く受け流していました。去年の春、もう一度言われて、決めました。あと何十年も元気でやっていられるかわからない。元気もあるし、エネルギーもある、いまのうちに尻込みせず、勇気を出して挑んでみようかなという気持ちになりました。娘もしっかり育ちました。主人も変わらず、エネルギッシュに仕事をしている。ですから、タイミング的にも、よかったんです」夫の水谷さん(66)は、俳優業だけでなく、現在公開中の映画『轢き逃げ 最高の最悪な日』で脚本・監督を務めている。娘の趣里さん(28)は、主演映画『生きてるだけで、愛。』で、今年3月、日本アカデミー賞新人俳優賞に輝いた。「夫からも、娘からも刺激を受けて、私も触発されました。家族それぞれが向かっているものを持っていて、3人が集まったとき、それぞれの話ができるというのは、喜びが3倍になるんです。60代になったからといって、落ち着くモードに入るのは早いかな。オファーがあるとき、それに応えられる私でいたいと思って、ソロデビューを決意しました」とはいえ、41年のブランクはなかなか手ごわかったようだ。「正直、大変でした(苦笑)。年数の隔たりはかなり大きくて、壁を感じましたね。歌声も、思うように出ないこともありました。ボイストレーニングは、時々していましたが、歌うにあたって、新しいボイストレーナーの方について、声出しから始めました。スタジオでは、昔の感覚が戻るまで、どこに向かって歌えばいいのかという心もとない思いを感じました。レコーディングも何百回と繰り返してきたはずなのに、その感覚が薄れていた……。それを一つ一つ、乗り越えなければいけない。とてつもないことを決めてしまったんだなと、メゲそうになることもありました。でも!」そこで、蘭さんはまた、うふふと笑う。「笑って過ごすしかないかな、と。嘆いてばかりいても仕方ないので、年齢の壁は笑って受け止めて、付き合っていこうよって。そのほうが私らしいと思うんです」アップテンポなナンバーから始まる今回のアルバムは、バラードあり、ボサ・ノバあり、ロックありと、色とりどりの曲調がそろって華やかな、まさに歌のブーケ(花束)だ。少し鼻にかかった独特の“蘭ちゃんボイス”も健在だった。年齢を重ねたことで深みが増し、パワーアップした感もある。「100曲以上の候補から厳選して、全11曲の構成にしました。キャンディーズ時代は、レコーディングとなってからの参加でしたが、今回は、楽曲を決める段階から参加させていただきました。曲選び、歌詞、アレンジ、すべて参加しましたので、楽曲作りを知ることになり、皆さんと力を結集して、共に作ったという実感があり、充実していましたね。私らしく、明るくて軽やかな作風を心がけたんです。そして、そんなアルバムになったと思います」歌の世界に入ったとき、解散を決めたとき、女優を目指したとき、母となったとき。いくつものチャレンジを繰り返し、蘭さんはいま再び、新たな道を歩き始めている。「常に、軽やかに、チャレンジしていたいというのはありますね。解散時の後楽園球場も、女性グループ初のスタジアムコンサートということで、ハードルの高いチャレンジでしたけど、今回は……。無謀な挑戦とも言えますよね」苦笑してみせたが、蘭さんは楽しそうだった。ワクワク感が伝わってくる。そのエネルギーはどこからくるのだろう。「ゆったりした時間を過ごすのもいいのですが、より刺激を受けて細胞が活性化するような感じのほうが、生き生きできますよね。40代では少し、疲れを感じるようになりましたが、50代になると、対処法がわかってきて、上手に付き合えるようになる。60代は、これまでの経験を駆使して、どう乗り越えていくかという年代に差しかかる。50~60代って、挑戦するにはいい年代ではないでしょうか。私も60代半ばにさしかかりますが、新しいことに挑戦したい意欲はあります。『蘭ちゃんも、まだ、頑張っているんだから』と、皆さんにも挑戦してほしいですね」【伊藤蘭さん衣装】ワンピース、カーディガン:HANAE MORI
2019年06月03日女優の伊藤蘭が、31日(22:00~)に放送されるニッポン放送『伊藤蘭のオールナイトニッポンGOLD』のパーソナリティを務めることが決定した。伊藤はキャンディーズ解散後の1980年から1982年の2年にわたり、同局で『伊藤蘭 通りすぎる夜に』を担当。さらには2012年、1日限りの年末特別番組『伊藤蘭 通り過ぎる季節に』で30年ぶりにラジオパーソナリティを務めた。今回は自身初となる『オールナイトニッポンGOLD』の生放送に挑戦する。当日は、ソロ歌手としてのデビューアルバム「My Bouquet」の紹介をはじめ、キャンディーズ時代の話、仕事や家族、プライベートのことなどについて、トークをするほか、リスナーからのメールのメッセージにも答える予定だ。さらに番組のゲストとして、アルバム『My Bouquet』のプロデューサーの佐藤準氏、作詞家の森雪之丞氏を迎える予定とのこと。伊藤は「6年ぶりにラジオパーソナリティをさせていただくことになりました。しかも今回は生放送! 今からもう緊張でドキドキしてますが、皆さまからのメールを励みに頑張ります」とコメント。そして「ソロアルバムからの曲もたくさん紹介しますので楽しみにしていてくださいね」と話した。
2019年05月24日伝説のアイドルグループ、キャンディーズの伊藤蘭がソロ歌手としてデビュー。6月に東京と大阪でソロコンサートを開催することが決定した。【チケット情報はこちら】キャンディーズの解散から41年を経てのソロデビューについて伊藤は「すべてのタイミングが合ったという感じで、思いがけず弾みがついてしまったというか(笑)」とコメント。くわえて「昨年春に事務所からそろそろ歌をやりませんかと言われたとき“やったほうがいいのかな”って直感で思ったんです。もちろん歌うということに自信なんてないですし、でも年齢的な事も考えると、そうそうこんなチャンスがあると思えないですし、まだエネルギーがあるうちに、歌ともう1度向き合うのもいいのではないか思いました。間違いなくラストチャンスだと思ったから。別に歌が嫌いになったわけではないですし、お芝居に夢中になりすぎて、ちょっと疎遠になった友達に久しぶりに会う感じでしょうか(笑)。また、一緒にやりましょうと言ってくれたプロジェクトチームひとりひとりにぬくもりと信頼を感じたことも大きかったです」と語っている。5月29日(水)にはソロデビューアルバム『My Bouquet』をリリース。同作には井上陽水、阿木燿子×宇崎竜童、トータス松本、森雪之丞ら豪華作家陣による珠玉の楽曲が収録。同作を携えて行われるコンサートについて「コンサートやお芝居でも、観に来てくださっているお客さんの目線に助けられる部分がとても大きいと思います。“与えられた場所”だと思っていますので、その期待に応えられるよう、来てくださった方々と楽しい時間を共有できるよう努めたいと思います」と意気込みを語っている。公演は6月11日(火)・12日(水)に東京・TOKYO DOME CITY HALL、14日(金)に大阪・NHK大阪ホールにて。チケットの一般発売に先駆けて、チケットぴあではオフィシャル最速先行を実施中。受付は3月24日(日)午後11時59分まで。
2019年03月14日串田和美が演出を手掛け、安蘭けいが出演するベルトルト・ブレヒトの喜劇『マン イスト マン』が1月26日に開幕した。【チケット情報はこちら】物語は、英軍隊の機関銃隊のおバカな4人組が寺院で賽銭泥棒をはたらき、ひとりが逃げ遅れてしまうことから始まる。鬼軍曹にひとり足りないことがバレないよう何とかしたい3人は、酒屋のおかみにキュウリを運ばされるお人よしの男に助けを頼み――。人間とは何か。笑いとユーモアの中でアイデンティティをめぐるストーリーだ。S席はテーブルがあって料理付き、A席も座席で飲食ができる“キャバレーシアター”。客席には振るとパチパチ拍手音が鳴る“パタパタ”が配られ、開演までコック姿のキャストたちが“ブーイング笛”を販売。上演中に拍手もブーイングもできるカジュアルな雰囲気だ。安蘭と串田が登場して挨拶すると、物語はスタート。作品は“S席の料理を作ったコックたちによるお芝居”として始まり、登場人物の名前も料理にちなんだ名前に変更されている。客席からは舞台袖も丸見え。コック達が次のシーンの準備をしているのも、舞台上の芝居を見てブーイング笛を鳴らしている(!)のも見え、「難解」と言われるブレヒト作品への構えが自然と取り払われていく。出演者は、おかみベグビック役の安蘭、鬼軍曹役の串田、そしてコックとして物語の登場人物を演じる武居卓や小椋毅、海老澤健次らオーディションで選ばれた12人のメンバー。前半ではコックたちの場面と『マン イスト マン』の物語を行き来しながら彼らが案内役として客席を引っ張るが、S席の観客が食事を終えた頃には物語は一直線に進み始める。劇中には歌やダンスがちりばめられ、『リトル・ナイト・ミュージック』(2018年4~5月)ぶりとなる安蘭の歌や、串田のクラリネット演奏も見どころ。音楽・ピアノ演奏を担当する元ボ・ガンボスのDr.kyOnによる歌にも注目だ。ここでしか体験できないものがたくさん詰まった本作。ブレヒト作品に初挑戦したい人にもオススメしたい。KAAT 神奈川芸術劇場とまつもと市民芸術館による初の共同プロデュース作品『マンイストマン』は、2月3日(日)まで神奈川・KAAT 神奈川芸術劇場 大スタジオで上演中。その後、2月8日(金)から13日(水)まで長野・信毎メディアガーデン1Fホールにて上演。取材・文:中川實穗
2019年01月28日ソーイ(soe)が、アーティスト・とんだ林蘭とコラボレーションしたユニセックス向けのカプセルコレクションを展開。東京・目黒のエム アイ ユー及び全国のソ―イ取扱店舗にて販売される。とんだ林蘭は、コラージュ、イラスト、ぺインティング、立体、映像など、幅広い手法で作品を手掛ける人気アーティスト。キャンディストリッパーやコンバース(CONVERSE)のシューズ直営店「ホワイトアトリエ バイ コンバース」などともタッグを組むなど、近年のファッションシーンにおいても注目を集める人物だ。そんなとんだ林蘭とコラボレートしたカプセルコレクションの主役となるのは、フットボールをテーマに制作されたグラフィック。“ドル札”とプレイヤーを組み合わせたユニークな絵柄やロゴは、彼女らしい独創的な雰囲気を帯びている。展開されるのは、トレンチコートやジャケットといったアウターや、スウェットやシャツなどのトップス、リバーシブルのマフラーやバッグといった小物類など。日頃からとんだ林蘭が愛用しているアイテムをセレクトした、パーソナルなラインナップとなっている。【詳細】ソ―イ×とんだ林蘭のカプセルコレクション販売時期:販売中取扱店舗:エム アイ ユー、全国のソ―イ取扱店舗、エム アイ ユー オンラインショップ展開例:・トレンチコート 89,000円・ジャケット 56,000円・ジーンズ 35,000円・スウェット 18,000円・マフラー 21,000円【問い合わせ先】エム アイ ユーTEL:03-5457-2166
2018年12月14日インテリア雑貨ブランド「スワティー(SWATi)」が、アーティスト・とんだ林蘭とコラボレーション。2018年9月5日(水)より、キャンドルとボディ&ハンドソープを大阪・阪神梅田本店、阪急うめだ本店の期間限定ストア、スワティーオフィシャルストアで発売する。とんだ林蘭は、コラージュ、イラスト、ぺインティング、立体、映像など、幅広い手法を用いて作品を制作している人気のアーティスト。キャンディストリッパーやコンバース(CONVERSE)のシューズ直営店「ホワイトアトリエ バイ コンバース」などともコラボレーションするなど、ファッションシーンでも注目を集める人物だ。そんなとんだ林蘭が「他では作ったことのない、スワティーならではのコラボレーション商品に仕上がりました。」と表現するほど、スワティーとのタッグではユニークなアイテムが展開される。オリジナル書き下ろしイラスト・キャット ウーマンをポイントにした「キャット ウーマン キャンドル(CAT WOMAN CANDLE)」。グラスに注がれたブランデーをイメージし、イエローのジェルキャンドルを透明グラスにセットした。火を灯すと、ベルガモットティーの上品な香りが広がる。自宅でのリラックスタイムにぴったりな落ち着きのある香りとなっている。3種類のデザインで登場する「グッド リビング ボディ&ハンド ソープ(GOOD LIVING BODY&HAND SOAP)」は、付属のアクリルパーツでオリジナルアレンジが楽しめる、遊び心溢れるボディ&ハンドソープ。ソープを使い終わった後は、口紅やバナナ、お札など、様々なモチーフのアクリルパーツをクリアケースの中に入れて、水を注げばスノードームに早変わり。もちろん、アクセサリーやキーチャームとしてアレンジするのもOKだ。ソープはネロリの爽やかな香りで、泡立ちが良くサッパリした洗いあがりとなっている。【詳細】スワティー(SWATi)×とんだ林蘭発売日:2018年9月5日(水)・キャット ウーマン キャンドル 3,000円+税・グッド リビング ボディ&ハンド ソープ 全3種 各3,400円+税取り扱い店舗:・阪神梅田本店 2Fシーズン・ギフト雑貨マルシェコーナー住所:大阪府大阪市北区梅田1-13-13・阪急うめだ本店の期間限定ストア住所:大阪府大阪市北区角田町8-7・スワティーオフィシャルストア<ノベルティ>コラボレーション商品を購入者に、先着でオリジナルのポストカードとステッカーをプレゼント。※商品1点につき、1セットをプレゼント。※無くなり次第終了。■阪急うめだ本店の期間限定ストア住所:大阪府大阪市北区角田町8-7 阪急うめだ本店3階プロモーションスペース33開催期間:2018年9月5日(水)~9月11日(火)営業時間:日~木/10:00~20:00、金・土/10:00~21:00
2018年09月08日女優・安蘭けいのソロ・コンサート『安蘭けい ドラマティック・コンサート GOLDEN AGE』が12月19日(火)、昼夜2公演限りで新国立劇場 中劇場にて上演される。昨年、渋谷オーチャードホールで開催され、好評を博したコンサートの第2弾だ。「自分の好きな曲を歌って、それを聴いてもらえる喜びは格別。そんな贅沢な時間です」と語る安蘭に、今年を締めくくるコンサートへの思いを聞いた。安蘭けい ドラマティック・コンサート GOLDEN AGE チケット情報「昨年はたった一回きりだったので、やり切った感はありましたけれど、それ以上にもっとやりたい!という思いが沸き上がってきて。今年は昼と夜で2回できるから嬉しいです。やっぱり前回できなかったものに挑戦したいという欲が出てきますよね」昨年は、“愛の讃歌”の副題のもとにシャンソン&ミュージカル・ナンバーで彩られた舞台だったが、今年の“GOLDEN AGE”はすなわちジャズ・エイジと呼ばれた1920~30年代のジャズをフィーチャー。安蘭がビリー・ホリディに扮した2014年の一人芝居『レディ・デイ』からの楽曲「Strange Fruit(奇妙な果実)」など、ジャズ・ナンバーに挑む第1幕とミュージカル・ナンバーを揃えた第2幕で構成される。「ジャズは、演出の原田諒先生が提案してくれました。敷居が高くて手を出しにくいと感じていた世界だけど、いつか歌ってみたいと思っていたので、いい機会だなと。この挑戦を乗り越えれば、きっと得るものは大きいと思うんです」この楽しき挑戦にゲストとして伴走してくれるのは、日本ミュージカル界を支える頼もしい実力派、石川禅と田代万里生のふたりだ。「歌に関しては絶対的な信頼を置いているおふたりです。禅さんと万里生くんがいてくれるからこの曲を選べた、というナンバーをデュエットしますし、3人で歌うのもすごく楽しみ。なかなか聴き応えがあると思いますよ」ミュージカル・ナンバーのリストの中で気になるのは『ジキル&ハイド』からの名曲「時が来た」である。男性主人公が壮大に歌い上げるこの楽曲をどう表現するのか、注目せずにいられない。「最初は禅さん、万里生くんと3人で歌うのはどうかと提案されたんですが、私がひとりで歌いたいと言っちゃった(笑)。以前、姿月あさとさんが歌っているのを聴いて、とても歌い甲斐がありそうだなと思ったんですよね。そして私の“持ち歌”といった感のある楽曲の数々も歌いたいと思います」役を脱ぎ、安蘭けい本人として思い入れのある楽曲に向かう。ファンにとっても贅沢このうえない時間となるのは間違いない。「好きな歌をたくさん歌える幸せに浸って、すごく楽しんでいる私の姿を観に来てください(笑)。お客様にもその幸せが届けばいいなと思っています」『安蘭けい ドラマティック・コンサート GOLDEN AGE』は12月19日(火)、新国立劇場 中劇場にて。チケットは現在発売中。取材・文上野紀子
2017年12月11日アンジェ web shopが東京・中目黒にて11/25(土)11/26(日)と開催する、2日間限定POP UP SHOP 「angersの小さなうつわ市= お正月の縁起もの =」 。毎年恒例の人気企画「お正月特集」と連動して、全国各地の人気作家さんや窯元から豆皿などのうつわや縁起ものたちを集めました。POP UP SHOPでは、アンジェでも人気の石川の窯元・九谷青窯の作家さん達のうつわが入荷します。徳永遊心さんや高原真由美さん、高祥吾さんといった人気の作家さんたちのものから、九谷青窯に入ったばかりの若手作家さんのものまで。WEBではまだ見ることのできないうつわもありますので、ぜひ「angersの小さなうつわ市」まで遊びにいらしてくださいね。■ 徳永遊心さんの色絵菊の片口も入荷する毎に売り切れてしまう徳永遊心さんのうつわたちも入荷予定です。写真の片口のほか、色絵みかんの飯椀やそば猪口、色絵椿のそば猪口も。徳永さんの描く色絵はこれからの季節にぴったりのモチーフ。数が少ないのでお早めにどうぞ。■ PICK UP!九谷青窯の新しい作家さんたちのうつわもご紹介石川の人気の窯元・九谷青窯さん。実力のある若手作家さんがどんどん入って、これからもますます楽しみな窯元さんです。「angersの小さなうつわ市」では、期待の新しい作家さんたちのうつわをご紹介します。<横井佳乃(よこいよしの)さん>大学卒業した後に陶芸教室で講師をされていたという横井佳乃さん。その後京都で釉薬の勉強をし、今年4月に九谷青窯に入られたとおっしゃいます。今は様々な手法を試せるのが楽しくて、ついつい手間を惜しまず手を入れ過ぎてしまうこともあるんだそう。そんな横井さんのものすごい作品が九谷青窯さんの事務所に並んでいましたよ。九谷青窯横井佳乃色絵菱形松葉マグカップ九谷青窯横井佳乃色絵葉っぱ色々5寸皿九谷青窯横井佳乃色絵葉っぱ色々7寸皿九谷青窯横井佳乃色絵菱形松葉マグカップ<堀畑蘭(ほりはたらん)さん>九谷焼の学校を卒業されて、九谷青窯が初めての職場だとおっしゃる堀畑蘭さん。独特の感性をお持ちで、正直こちらですべてのうつわをお見せできないのが悔しいくらい!その感性に身をまかせて面白い絵を描かれる作家さんです。九谷青窯堀畑蘭色絵野菊茶碗奥:九谷青窯堀畑蘭色絵泰山木の花4寸浅鉢手前:九谷青窯堀畑蘭色絵泰山木の花5寸皿■ 作家さんたちの豆皿もいろいろ高原真由美さん、高祥吾さんなど、様々な作家さんたちの豆皿も並びます。中には、わざわざ図案からおこしてもらったものも!豆皿は、新しい年の食卓はもちろんのこと、普段の食卓でも大活躍します。小さな色絵皿に盛り付けるだけで、買ってきたお惣菜や昨夜の残り物なんかもなんだか温かな気持ちでいただけますよ。「angersの小さなうつわ市」まであと少し。11/25(土)11/26(日)は、東京・中目黒まで、ぜひ遊びにいらしてくださいね。=文・写真:宮城=【予習リスト作りました♪】 「予習リスト」 には他にもたくさんのうつわもいっぱいです。ぜひこちらで予習して 「angersの小さなうつわ市= お正月の縁起もの =」 に遊びにいらしてくださいね。 食のはなし 作り手さんのはなし 器のはなし
2017年11月22日「大胡蝶蘭展」が、2018年12月1日(土)から2019年2月18日(月)まで長崎・ハウステンボスで開催される。「大胡蝶蘭展」では、国内最多200品種を超える胡蝶蘭が宮殿・ パレス ハウステンボスを埋め尽くす。蝶が舞うように優雅で美しい見た目から、”幸せが飛んでくる”という花言葉を持つ胡蝶蘭。淡い紫や真紅、黄色など色とりどりの蘭が宮殿のあたりを飾り、神秘的な世界に包み込まれる。今回は、「楽園の間」「虹の間」など様々なテーマの7つのスポットが登場する。例えば、「光の間」では、光り輝くイルミネーションと蘭の共演を楽しむことができる。また、特に注目したいのは、前回よりバージョンアップした「蘭のトンネル」。その名の通り、鮮やかな蘭を一面にたっぷりと敷き詰めてつくられたアーチ型のトンネルは、まるで現実とは思えないほど美しい。フォトスポットとしてもとっておきだ。さらに、会場内の黄金の館には、1,800万円相当の純金で作られた「金の胡蝶蘭」が登場したり、ゴージャスな表情と可憐さを併せ持つ蘭のフラワーアレンジメントが展示されたりと、多種多様な蘭を一度に楽しむことができる。【詳細】大胡蝶蘭展会期:2018年12月1日(土)〜2019年2月18日(月)会場:長崎・ハウステンボス「パレス ハウステンボス」住所:長崎県佐世保市ハウステンボス町1-1時間:9:00〜22:00 ※日によって異なる料金:500円(パスポート類提示) 700円(散歩チケット提示)【問い合わせ先】ハウステンボス総合案内(ナビダイヤル)TEL:0570-064-110
2017年11月17日2016年、石丸幹二主演、ヒロインに安蘭けいを迎え、ガブリエル・バリー潤色・演出の新バージョンとして世界初演されたミュージカル『スカーレット・ピンパーネル』が今秋、早くも再演される。フランク・ワイルドホーン作曲による愛と勇気の冒険活劇は1997年にブロードゥエイで初演。2008年には小池修一郎演出により宝塚歌劇で初演され、安蘭は当時星組男役トップスターとして主演を務めている。ガブリエル・バリーはこのことを尊重し、本作の初演では彼女のために“見せ場”が設けられたほど。安蘭に再演への思いを聞いた。ミュージカル「スカーレット・ピンパーネル」チケット情報1789年、フランス革命勃発。元貴族らが次々と処刑される恐怖政治が続くなか、イギリス貴族のパーシー(石丸幹二)はフランスの有名女優だった妻マルグリット(安蘭けい)に内緒で仲間と「ピンパーネル団」を結成、無実の人々を救うため暗躍する。フランス政府特命全権大使ショーヴラン(石井一孝)は“元同志”で恋人でもあったマルグリットにピンパーネル団の素性を探って欲しいと囁くのだが……。マルグリット唯一の肉親で最愛の弟アルマン(松下洸平)を巻き込みながら、疑心と愛憎渦巻く物語がスリリングに展開する。夫と元恋人の間で揺れ動く三角関係が肝の話かと思いきや、安蘭マルグリットの見解は少し違うよう。「活動家でもあったマルグリットは信念のある強い女性。ショーヴランに対しては今も昔も同志以上の想いはなかったと思います。一方、パーシーとは出会って6週間のスピード婚だったので一目惚れだったのかな。女性としての気持ちが芽生え、初恋のように弱い部分が出てしまう。また、原作にはパーシーが英国一のお金持ちであったため、セレブ生活に憧れたマルグリットが打算的に結婚したことも描かれていて、なるほどなと。マルグリットも普通の女性なんだなと思ったら、面白く演じられそうだと思いました」初演の際、演出のガブリエルは安蘭が宝塚版初演でパーシーを演じたことを尊重し、「ファンの期待に応えたい」と急遽、マルグリットに歌と立ち回りの場面が追加されたと明かす。「(宝塚版パーシーの劇中歌)『ひとかけらの勇気』は歌詞を変えて数フレーズのみでしたが、私の声であのメロディを聴けてゾワゾワした、と喜びの声も頂きました。終盤の立ち回りはまさかの二刀流!あまりに強くて場面を少し削ったほど。マルグリットの役柄に必要な要素かも悩みましたが、最後はファンサービスの意味も込めて戦い切りました(笑)」。再演では石丸さち子が演出に加わり、ピンパーネル団の顔ぶれも一新される。「繊細に役を深めつつ、石丸(幹二)さんとも相談しながらパワーアップした内容でお届けしたい。前回チケットが入手できなかった方も大勢いらしたので、この機会にぜひご覧頂ければと思います」大阪公演は11月13日(月)から15日(水)まで梅田芸術劇場メインホールにて、東京公演は11月20日(月)から12月5日(火)までTBS赤坂ACTシアターにて上演。チケットは発売中。取材・文:石橋法子
2017年10月10日東京・中目黒のギャラリー・ボイルド(VOILLD)では、10月1日までアーティストのとんだ林蘭による個展「Dressing」が開催中。東京を拠点にコラージュ、イラスト、ペインティングなど、様々な手法で作品を創作し続けるとんだ林蘭。近年では映像や写真、立体、インスタレーション、またファッションブランドや音楽アーティストへの作品提供、さらに自身もモデルとして作品に登場するなど、多彩な表現で人々を魅了している。日々の生活に潜むおかしな場面や、愛しい出来事など、身近かつ様々な瞬間を純粋に切り取りつつ、独特な目線でモチーフや言葉を組み合わせたチャーミングでありながらも鮮烈な色使いの作品が特徴だ。今回「Dressing」とタイトルを掲げた個展では、病や死といった言葉を連想させるようなシチュエーションをモチーフにした、より鮮やかな色彩のペインティングやドローイングの平面作品を中心に、映像、立体、インスタレーション作品約40点を展示。着飾ること、彩りを添えることを表現したそれらの作品は、命が絶たれてまで美しさや見栄えにこだわる人間の欲深さへの問いかけのようにも感じられる。また、会場内では、作品の他にクッションやポーチiPhoneケースなど、オリジナルグッズも販売されている。【展覧情報】「TONDABAYASHI RAN EXHIBITION『Dressing』」会期:9月9日~10月1日会場:VOILLD住所:東京都目黒区青葉台3-18-10 カーサ青葉台 地下1階時間:14:00~20:00(土・日12:00~18:00)休廊日:月・火・祝日
2017年09月13日俳優の市村正親が22日、都内で行われたミュージカル『屋根の上のヴァイオリン弾き』製作発表記者会見に、鳳蘭、実咲凜音、神田沙也加、唯月ふうか、入野自由、広瀬友祐、神田恭兵と友に登場した。同作は1964年にブロードウェイで初演され、トニー賞ミュージカル部門の最優秀作品賞など7つもの賞を獲得。日本では1967年に森繁久彌により初演を迎え、今回が日本初演50年の節目となる。帝政ロシア時代の寒村で酪農業を営むユダヤ人一家の父親・テヴィエ(市村)と、妻・ゴールデ(鳳)、そして娘たちの結婚をめぐる家族の物語が描かれる。同作の魅力について、市村は「ユダヤ人のいろんな家族の問題とか人種の問題とか人間の問題とか内容が非常に豊富で、作品として素晴らしい出来になっているのと、音楽がいい」と説明する。鳳も「三大要素であるドラマ、曲、ダンス全てが揃ってる。だからこそ世界に残ってる名作なんだと思います」と魅力を表した。宝塚歌劇団退団後初ミュージカルとなる実咲は「素晴らしい作品と共演者の方々とご一緒させていただけること、全てが新鮮で学ぶことばかりなので、殻を破りたいと思いお受けしました」と新たな一歩を踏み出す。神田沙也加は「いつもポスターを見ていたので、まさか参加させていただけるとは」と驚き、唯月も「頑張らないとという気持ちでいっぱいでした」と名作へのオファーに気を引き締めた。前回と違う役で舞台に立つことになる入野は「前回は経験も浅かったこともあり、自分がやるということに一生懸命すぎて作品を掘り下げることができなかった」と反省。声優、俳優としても経験を積み「もっともっと役や作品に対して、深く深く掘っていけるなと思ったので、ぜひやらせてくださいとお答えしました」と心境を語る。広瀬は「市村さんとご一緒できることを嬉しく思っています」と喜び、神田恭兵は「稽古から一瞬も逃さずに、僕だけのフョートカを築き上げたい」と意気込んだ。ゴールデンコンビと言われる市村&鳳だが、鳳が「絶対に男は浮気するけど、絶対しない男を上げろと言われたらいっちゃん(市村)だと思います」と太鼓判。「だって(篠原)涼子ちゃんより素敵な女性を探さなきゃいけない」と語ると、市村は照れた様子に。「『屋根の上のヴァイオリン弾き』の会見だから……」と鳳と手をつないで見せ、和気藹々と”夫婦漫才”を繰り広げた。東京公演は日生劇場にて12月5日~12月29日。また2018年1月から2月にかけて、大阪公演、静岡公演、名古屋公演、福岡公演、埼玉公演が行われる。
2017年08月22日