総合インテリア販売の大塚家具は10月4日、同社有明本社ショールームにて、奥山清行氏が代表を務めるKEN OKUYAMA DESIGN(以下、KOD)と共同で商品戦略説明会を開催した。IDC大塚家具では、さらに質の高い住生活を提供する取り組みの一環として、KODと本格的に業務提携し、新商品開発を進めることになったという。奥山氏は、イタリア人以外では初めてフェラーリのデザインを手がけており、工業デザイナーとして世界的に活躍している。今回の業務提携は、「優れたデザインとものづくりの融合を通して人の暮らしに豊かさを提供する」という、両社に共通する考え方に共鳴することによって実現した。総桐箪笥の製造からはじまった大塚家具は、「ものづくり」にこだわってビジネスに取り組んでいる。しかし、優れた技術や人、伝承されるノウハウを現在の生活の中においてどう翻訳していくかを考えたときに、「デザイン」が欠けていることに気づいたという。これを解決するのがKODであり、今回の業務提携にいたった。さらに今回の提携により、商品を使ってもらうことで、「いいもの」の価値を発信していくという。大塚家具・代表取締役社長 大塚久美子氏は、「いいデザインというものは、身近に活用して初めて生活を豊かにするもの」と述べ、これを実現するためにも、KODは最適なパートナーと評した。「食べ物(食)や着る物(衣)は、世界でも一流だといわれている日本。しかし、住まい(住)の面では、衣食に比べて少し遅れをとっています。『ものづくり』と『発信』、この2つを通して『住』についても最高レベルに上げていきたい」と大塚氏。これに対し、KOD・CEO 奥山氏は「デザインを通して、日本のものづくり文化を発信していきたい」と語り、高いブランド力と販売力を持ち、幅広い客層から支持されている大塚家具との提携を歓迎した。商品開発については、KODがデザインを担当。IDC大塚家具の国内外約450社にもおよぶ工場のネットワークを生かして、世界に通じるデザインと品質のインテリアを購入しやすい価格で提供する。KODのデザイン哲学は、「モダン、シンプル、タイムレス」。昔からあるものを焼き直しするのではなく、新たな価値を創造し、常に新しいものを考えていくとのこと。また、シンプルなものは飽きが来ないので長く使え、結果として時代を超えた商品になるという。さらに、「商品の価格帯を上回る価値を提供することが重要」と奥山氏。世界各国のパートナーたちの強みをいかした商品づくりをすることで無駄を省き、手が届きやすい価格でありながら、高品質な商品を実現した。両社はプロモーションやコントラクト事業においても、提携していくとのこと。店舗デザインなどの監修は、KODが担当。ショールームでは、商品を陳列するだけの「カタログ型」店舗ではなく、その先のライフスタイルを提案するような「雑誌型」店舗として展開する。「来店することで楽しんでもらえるような、インテリアのテーマパークのような見せ方をしたい」と奥山氏。作り手や送り手の思いが伝わるように、POPやバナーなど、商品のストーリーや世界観を語れるツールも制作するという。また、既存客を大切にするのはもちろん、新規獲得に向けたプロモーション活動も随時企画していく。その第1弾として、KODが手掛けたインテリアを中心にコーディネートしたコンセプトルームを、ロイヤルパーク汐留タワーに来年3月末までの期間限定で稼働した。コントラクト事業については、KODがマスタープランやデザインを手掛ける、リゾート施設やホテル・商業施設などへIDC大塚家具が展開する家具を提供していく予定である。今回の発表商品は、現代のライフスタイルに合わせて開発されている。従来の応接間に置かれていたような、飾り立てたものではなく、リビングなどで日常使いできるようにデザインが特徴。また、素材にもこだわり、軽くて強いカーボンファイバーや、通気性とクッション性を兼ね備えた3Dメッシュ生地などを採用。高品質を維持しながら、ソファを20万~30万円の価格帯に抑えるなど、手に届きやすい価格を実現している。大塚氏は「私たちはいままで、作ったところから直接お客さまに届ける、流通の改革を行ってきました。その仕組みが今回、一番いい形でいかせるようなパートナーシップが組めたと思います。安ければ何でもいいという価値観もあるけれど、もう一度、生活を大切にするというメッセージを打ち出したい。また、住まいの質を上げる取り組みを一緒にしていきたい」と抱負を語った。奥山氏は「日本には今、閉そく感が漂っています。今回の事業提携を通して、みなさんと一緒にこの閉そく感を打破し、新しい未来に向けた、文化的に豊かな暮らしを演出して、情報を発信していければと思います」と述べた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月05日大塚愛が行う2年ぶりとなるアニバーサリーライブの開催が間近に迫っている。【公演情報はこちら】このライブは「大塚 愛 LOVE IS BORN ~9th Anniversary 2012~」というタイトルで、9月8日(土)から東京・日比谷野外大音楽堂からスタートするもの。2003年9月10日にデビューし、自身も9月9日が誕生日である大塚が、毎年この時期に行っているアニバーサリーライブだ。2010年9月の同ライブで妊娠3か月を発表してから、2年ぶりのライブとなる大塚は公式サイトで「久しぶりのライブだーっ私もみんなも、体力大丈夫かー!集合!全員集合です!!」と開催に向けての熱い意気込みを語っている。当初東京は9月9日(日)のみの開催であったが、申し込みが殺到したため、急遽9月8日(土)の開催が決定。現在チケットぴあでは9月8日(土)の立ち見分のチケットを販売中。こちらも残りわずかとなっているので、気になっている方は是非ご確認を。「大塚 愛 LOVE IS BORN ~9th Anniversary 2012~」9月8日(土) 東京・日比谷野外大音楽堂9月9日(日) 東京・日比谷野外大音楽堂【SOLD OUT】9月15日(土)大阪・オリックス劇場(旧大阪厚生年金会館)9月16日(日) 兵庫・神戸国際会館こくさいホール【SOLD OUT】9月29日(土) 愛知・名古屋国際会議場センチュリーホール
2012年09月03日先日まさかの復縁説が出た、別居中のデミ・ムーア&アシュトン・カッチャー夫妻だが、やはり元のさやに戻ることはなさそうだ。アシュトンの度重なる浮気が原因で、昨年11月に破局を発表した夫妻だが、その後デミが薬物中毒でリハビリ施設に入っていたこともあり、離婚の手続きは進んでいない。さらに先週、2人が信奉するカバラのラビの誕生パーティに揃って出席、仲睦まじい様子を見せたことから、よりを戻したのではないかと言われていた。だが、「People」誌にはこのうわさを否定する関係者がコメントを寄せている。「アシュトンがコーヒーの入った紙コップをデミに手渡したり、何度か微笑み合ったりして、確かに仲良さそうにしていました」。だが、それはあくまでも、友好的に別れた元カップルとしてのものだという。2人はパーティにも別々に到着していた。同関係者は「いまは落ち着いて、比較的良い状態ですが、アシュトンもデミも元のさやに収まろうとは思っていません。デミの娘たちとはとても良い関係なので、付き合いは続けていくつもりのようですが、夫婦間にはあまりに多くの問題が山積みです。2人は今後どういう関係を築いていくか、模索中なのです」と語っている。(text:Yuki Tominaga)© FameFlynet/アフロ
2012年06月01日デビューが2003年9月10日、9月9日には誕生日を迎える大塚 愛が、デビュー9周年と誕生日を記念して2年ぶりとなるアニバーサリーライブ「大塚 愛 LOVE IS BORN ~9th Anniversary 2012~」の開催を発表した。2010年9月、横浜みなとみらいをバックに幻想的なムードの中行われた、横浜赤レンガ倉庫での7thAnniversaryLIVEから早2年。シンガーソングライターのみならず、絵本作家など多方面で幅広い活動を行ってきた大塚 愛が魅せる想像力溢れるバースデーアニバーサリーライブは必見。大塚 愛本人も「『LOVE IS BORN ~9th ANNIVERSARY 2012~』を開催することを決めましたぁぁぁぁぁぁぁあ!久しぶりのライブだーっ私もみんなも、体力大丈夫かー!集合!全員集合です!!」と、自身のサイトで意気込みを寄せている。■公演スケジュール2012年9月9日(日) 東京:日比谷野外大音楽堂2012年9月16日(日) 兵庫:神戸国際会館こくさいホール2012年9月29日(土) 愛知:名古屋国際会議場センチュリーホール
2012年05月09日めざましテレビの看板キャスター朝の情報番組『めざましテレビ』の看板キャスターであった大塚範一。昨年11月から急性リンパ性白血病の治療のため長期休養となり、今年2月末をもって同番組を卒業することになった。後任は同局の三宅正治アナウンサーが務める。病気が発覚してから卒業までに約4か月もあいたのは、実は大塚キャスターの「逆切れ」しやすい性格が原因だったのだという。お茶の間には見せなかった裏の顔朝の顔として活躍していたベテランキャスターは、お茶目なキャラクターで、お茶の間で人気をはくしていた。しかし、実は現場では「物忘れ」と「逆切れ」がスタッフを困惑させていたというのだから、驚きだ。段取りを覚えられないだけではなく、自分が提案してしまったことすらも忘れ、指示通りに動いたスタッフを「勝手な行動をした」と叱りつけることもあったという。物忘れの激しさだけでなく、スタッフに対して偉そうな態度を取ることも多かったという。朝のにこやかな「大塚さん」とは別人の裏の顔をもっていた大塚キャスター。後任の三宅アナウンサーには、ぜひとも裏表のない性格で仕事をしてほしいものである。編集部 鈴木真美元の記事を読む
2012年03月20日松本人志監督第3作『さや侍』の完成披露試写会が6月6日(月)、都内で開催され、上映前に松本監督と主演の野見隆明、熊田聖亜、板尾創路、柄本時生、りょう、ROLLY、腹筋善之介、國村隼が出席しての会見が行われた。この日の朝、松本監督のデビュー作『大日本人』のハリウッドリメイクが発表されたばかりとあって、松本監督の生のコメントを聞こうと多くの報道陣が詰めかけた。松本監督はこの日の発表や『さや侍』のロカルノ映画祭上映といった海外での評価に触れ「僕が面白いと思うことが、“世界”を絡めてやれる状況が整ってきたようで嬉しい」と満足そう。「日本(国内で)の評価がまだ低いかな…」と苦笑しつつ「“笑い”を届け続けるしかないかなと思う」と決意を語った。さらに「スポーツ紙の“松っちゃん監督”というのはもう勘弁してほしい」と“お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志”という枠の中での国内の評価にやんわりと不満を示し「映画を壊してやろうというところから始まって、海外では割とすんなりと受け入れられたと思う。(国内の)知ってる人には“ヘタウマ”が通じずに“ヘタヘタ”と思われてるのかな。今回の作品で見方を変えてもらえると思います」と自信も。『大日本人』のハリウッドリメイクに関しては「普通は向こうに丸投げとなるけど、今回は何らかの形で参加する」と明かし、希望のキャストを問われると『大日本人』ではなく「『さや侍』をジョニー・デップでやりたい」とハリウッドNo.1の人気スターを指名した。今回の『さや侍』で松本監督からオファーを受けたキャスト陣は、ROLLYさん、國村さんはじめみな「(話を聞いて)小躍りしました」と喜びを語る。舞台俳優として活躍してきた腹筋さんは、監督が自分のことを知ってたことに感激していたが、松本監督は「腹筋くんはDVDを12秒くらい見ただけ」と肩透かしを食らわせ、これには共演陣からも笑いがわき起こった。また、柄本さんは板尾さんから「お父さん(=柄本明)は何か言ってた?」とふられ「オヤジは松本さんを見たくて、衣裳合わせの日に(用事を作って)のぞきに来たんですよ。でも見れなかったそうでヘコんでました」と明かし、これには何も知らずにいた松本監督も「マジで?」と驚愕していた。聖亜ちゃんは「すごく素敵な役で、幸せ者だと思いました」と喜びを語るが、撮影が始まってからも映画の撮影、しかも主演と知らされていなかった野見さんは「何も分からないまま、一生懸命やるしかなかった…」と心の内を明かした。そんな野見さんについて監督は「最初に『人に追われているように走って』と指示したら『助けてくれー!殺さないでくれー』って叫んでカット。最初は大変でした。でも時折、ヘタな役者じゃ太刀打ちできない顔を見せるようになった」とその成長を称えた。共演陣も印象的なシーンとして口々に野見さんのシーンを挙げ、初の演技挑戦とは思えない姿に称賛を送っていた。『さや侍』は6月11日(土)より全国にて公開。■関連作品:さや侍 2011年6月11日より全国にて公開© 2011「さや侍」製作委員会■関連記事:松本人志デビュー作『大日本人』ハリウッドリメイク決定!“切腹を申し付ける!”『さや侍』音声ストラップを5名様プレゼント松本人志、『さや侍』で「理想の娘」を描くも子役からは主演男優に鋭いダメ出しが…待望の松本人志監督第3弾!!『さや侍』試写会に10組20名様ご招待松本人志監督『さや侍』予告編が到着!りょうや板尾創路らの姿も
2011年06月07日松本人志(ダウンタウン)の監督第3弾となる『さや侍』の完成披露試写会が4月8日(日)に大阪で開催されついに作品がお披露目となった。上映に先駆けて開かれた会見に松本監督に加え板尾創路、子役の熊田聖亜が出席。さらに上映前の舞台挨拶には3人に遅れてサプライズゲストとして、主演の野見隆明も駆けつけた。あることがきっかけで、自ら侍として戦うことを拒絶し刀を捨て、娘と共にあてのない旅を続ける勘十郎。そんな彼が脱藩の罪で捕えられ、“三十日の業”に処されるのだが…。前2作と比べて、シンプルな印象を受ける本作について松本監督は「“笑って泣けて”という映画の宣伝を耳にするが、本当にそういう映画は少ないのでは。そんな中、笑いも涙もあるハイブリッドな映画を作ってみたいと思ったので、深読みするようなストーリーは邪魔になるし、誰が見てもすぐ分かるものに、という気持ちがあった」と説明。松本さん自身、結婚し子供を授かったが「映画に出てくるたえというのは、僕の中の理想の娘ではある」とも。主演の野見さんは、バラエティ番組をきっかけに知り合った俳優経験ゼロの男性。彼の起用については「まずはギャラがなしで済むというのがありまして(笑)。完全な素人さんなので、うまくいかなかったとき、あいつのせいだと言うことができますし…。あと、せっかくなので誰もやっていないことをやってみたかった。実は、野見さん本人には映画だと教えずに撮り始めた。だから前半部分はほとんどドキュメント。野見さんは“三十日の業”を全くウケない中、マジだと思ってやっていた。共演者のみなさんには絶対笑わないでくれとお伝えして、野見さんが朝『おはようございます』と入ってきても、全員無視をするという(笑)。そういう撮影法でやらせていただいた」と驚きの舞台裏を明かしてくれた。板尾さんは、撮影をふり返り「カツラが蒸れてかゆかったので、コーヒーを混ぜるプラスチックのマドラーを差し込んで掻いていたら、それが突然、折れて出てこなくなって。でも本番やと言ってはるので、マドラーを頭の中に入れたまま『さや侍のまま終わらせる気か!』というセリフを言った。お前はどないやねんという(笑)」と爆笑エピソードを披露。聖亜ちゃんは「野見さんと一番最初にお芝居をしたのがカメラテストのときで、そのときにすごく絡み辛くて…(笑)。撮影がどうなるか、実はちょっと不安になっていた」と鋭すぎるダメ出しで場内を沸かせた。と、ここで野見さんが登場!緊張のあまり自己紹介で声をうわずらせ松本監督から「あせりすぎやって!」と厳しいツッコミが。「一番大変だったのはふすま割り。なかなか割れなくて本当に苦労しました。でも頑張って頑張って、どんどん割っていきましたよ」と懸命に初主演の感想を語ってくれた。松本監督からは「この人、言われたことは本当に真面目にやるんですよ。ひざをすりむきながら一生懸命やってる姿を見て、ほんの一瞬、かっこよく見えました」とお褒めの言葉も。舞台挨拶の最後に松本監督は「僕がこれまで作ってきたものとはちょっと違う作品になっていると思います。後半、わりとマジで作ってしまいました。よろしくお願いします」と独特の口調で作品をアピール、盛況のうちに幕を閉じた。『さや侍』は6月11日(土)より全国にて公開。■関連作品:さや侍 2011年6月11日より全国にて公開© 2011「さや侍」製作委員会■関連記事:待望の松本人志監督第3弾!!『さや侍』試写会に10組20名様ご招待松本人志監督『さや侍』予告編が到着!りょうや板尾創路らの姿も松本人志監督『さや侍』特報が解禁!メガネの主人公、いきなりふんどしで…松本人志、監督第3作は刀を持たない侍を描く時代劇『さや侍』
2011年05月09日松本人志の監督第3作目『さや侍』の予告編が到着!キャスト、ストーリー、さらには“さや侍”こと勘十郎の受ける罰“三十日の業”の一部までもが見えてきた。前作、『大日本人』、『しんぼる』とは異なり、本作では松本監督自身は監督業に専念し、“父娘の葛藤と絆”をテーマにした、初の時代劇に挑戦。しかも、主演に俳優としては素人の野見隆明を抜擢するなど、独自路線を本作でも貫いている。鞘しか持たない侍、“さや侍”と呼ばれる主人公・野見勘十郎は、ある出来事をきっかけに刀を捨て、戦うことを拒み、娘・たえとあてのない旅を続けていた。しかし、無断で脱藩した罪により、勘十郎は捕われの身に。変わり者の殿様から処されたのは、母を亡くした哀しみにより、失われてしまった若君の笑顔を取り戻す“三十日の業”という難業だった。一日一芸、成功すれば無罪放免、失敗すれば即切腹という過酷な処罰。そのタイムリミットは三十日。勘十郎とたえの刀を使わぬ命懸けの戦いが始まる…。予告編では、腹踊りや木馬ロデオ、ふんどし一丁で壁に激突するなど、勘十郎が若君を笑わせるために奮闘するシーンが変わる変わる映し出される。しかし、「父は侍です!」と訴える娘・たえの声が響き渡ると、雰囲気は一変し、町をあげて勘十郎を応援している町民たちの姿が…。その中には、賞金稼ぎ役のりょうや歌手のROLLYなど脇を固める個性派キャスト陣の姿も。そして、門番役の板尾創路の「さや侍!」という叫び声をバックに、勘十郎が鞘を力強く握るシーンが…。瞬間的に映るシーンに、見覚えのある顔ぶれが並ぶが、やはり目をひくのは主演に抜擢され、松本監督自身のバラエティ番組から引き抜いてきた演技経験ゼロの野見隆明。その絶妙なバランス感覚の中に、芸人・松本人志が培ってきたセンスが光る。内容、キャスト共に、これまでの松本監督作品とは全く異なる仕上がりに期待が募る。『さや侍』は6月11日(土)より全国にて公開。※こちらの予告編はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:しんぼる 2009年9月12日より全国にて公開©YOSHIMOTO KOGYO CO.,LTD.2009大日本人 2007年6月1日より東劇、なんばパークスシネマにて先行公開、6月2日より全国松竹系にて公開©YOSHIMOTO KOGYO CO.,LTD.2007さや侍 2011年6月11日より全国にて公開© 2011「さや侍」製作委員会■関連記事:松本人志監督『さや侍』特報が解禁!メガネの主人公、いきなりふんどしで…松本人志、監督第3作は刀を持たない侍を描く時代劇『さや侍』ダウンタウン松本絶叫「殺人予告の人かと…」監督第2作『しんぼる』公開!松本人志監督に直撃!あの水玉パジャマ男の正体は…「主演?渋々ですよ」松本人志「内容は『おくりびと』と同じ感じ」『しんぼる』釜山映画祭出品決定!
2011年04月05日松本人志の監督第3作目にして初の時代劇である『さや侍』の特報映像が解禁となった。ほとんどセリフもなく、物語の詳細や主演以外のキャストなど、いまだ多くは謎に包まれたままだが、その一端が少しだけ見えてきた。『大日本人』、『しんぼる』と独特の世界観と物語を築き上げてきた松本監督だが、過去の2作と異なり、今回は主演はせずに監督業に専念する本作で描き出すのは、刀を捨てた侍の物語。とあることをきっかけに、自ら侍として戦うことを拒み、刀を捨てた野見勘十郎。娘のたえは、幼いながらもそんな父を軽蔑し、反発する。2人は行く宛てのない流浪の旅を続けていたが、勘十郎は脱藩したことで罪に問われ、その首には懸賞金が掛かっていた。勘十郎はついに捕らえられるが、捕まった先の殿様は変わり者として名を馳せている男で、勘十郎は“三十日の業”に処される。それは、成功すれば無罪放免となるというものなのだが…。到着した特報でまず映し出されるのは、木が生い茂る森の間の道。続いて、メガネをかけた勘十郎と思しき男が疾走する。そこに娘のたえの「刀を持って戦わないお侍など死んだも同然です」というひと言が流れる。さらに「さや侍のまま終わらせる気か?」という怒号にも似た男の声が。と同時に映像では、どうやら捕らえられ、縛られているたえ、そして血まみれ(泥まみれ?)でふんどし姿を晒す勘十郎の姿が確認できる。果たしてこれらのセリフ、映像が意味するものとは――?昨年の10月より行われていた撮影は、1月9日(日)にクランクアップ!主演を務める野見隆明は、松本さんがバラエティ番組から見出しオファーしたがこれまで演技経験はなし。果たしてどのような演技を見せてくれるのか?野見さんと子役の熊田聖亜ちゃん以外の共演陣はいったい誰なのか?公開までおよそ半年。これからまだまだ楽しませてくれそうだ。『さや侍』は6月、全国にて公開。※こちらの特報はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:さや侍 2011年6月公開予定© 2011「さや侍」製作委員会■関連記事:松本人志、監督第3作は刀を持たない侍を描く時代劇『さや侍』
2011年01月21日ダウンタウンの松本人志の監督第3作目となる『さや侍』が現在製作中であることが正式に発表された。カンヌでお披露目されて話題を呼んだ監督デビュー作『大日本人』、公開まで徹底的にその内容について伏せられて注目を集めた第2作『しんぼる』に続く監督作は完全オリジナルストーリーの時代劇!刀を持たない侍…さや侍の勘十郎とその娘のたえを中心にした、松本監督独特の笑いと哀しみを表現した奇想天外な物語が展開するというのだが…。過去2作では松本さんは監督と共に主演を兼任したが、今回は監督業に専念。主演に抜擢されたのは、俳優経験皆無の53歳・野見隆明。松本さんが出演した深夜番組「働くおっさん劇場」にレギュラー出演していた経緯もあって松本さんがオファーしたとのこと。今回の発表に際し、松本監督から発せられたコメントはひと言「監督以外、撮影快調!」。関東近郊で撮影が進んでおり、1月中旬にクランクアップを予定しているとのこと。果たして今度はどんな笑いを届けてくれるのか?海外の映画祭への出品の予定は?『さや侍』は2011年6月公開予定。■関連作品:さや侍 2011年6月公開予定© 2011「さや侍」製作委員会
2010年12月23日学業継続支援サービス開始日能研関東と四谷大塚は、長期療養などにより授業料等負担者の収入が急減しても生徒が安心して学業を継続できる体制をめざし、授業料等減免規程の策定を支援する「学業継続支援サービス」を11月15日から提供開始する。さらに、損害保険ジャパンと協力し、当該規程により学校が授業料や授業料以外の納付金の支払を免除した場合に学校に免除額を補償する保険を用意する。私立学校小学支援保険サービス株式会社設立日能研関東と四谷大塚は、生徒が安心して卒業まで勉学に励むことができる環境を作るため、私立学校小学支援保険サービス株式会社を設立した。学業継続支援サービスでは、「授業料等減免規程」の策定支援サービスを実施し、同規程を策定している学校向けに、授業料等債務免除費用保険を案内する。12年には全国展開も保険料は、生徒300人で生徒1人あたりの保険金額を45万円とすると、保険期間1年間で54万円となる。まずは、東京、神奈川の学校を対象に販売を行い、2012年4月を目途に、全国展開を目指す。高校へのサービス拡大についても検討していくとのこと。
2010年11月09日小学生の兄弟お笑いコンビ「まえだまえだ」(前田航基&旺志郎)の2人が是枝裕和監督の最新作『奇跡』に主演することが決定!大塚寧々、オダギリジョー、夏川結衣、阿部寛、長澤まさみ、原田芳雄、樹木希林、橋爪功らが共演することもあわせて発表された。来年3月に九州新幹線が開業するのを機に九州を身近に感じてもらうべく、本作の企画は始動。鉄道好きであり、かつて柳楽優弥にカンヌ国際映画祭の最優秀男優賞をもたらした『誰も知らない』とは違った形の子供を描いた作品を撮りたいと考えていた是枝監督の元にプロデューサーを通して相談が持ちかけられ、完全オリジナル脚本であることを条件に是枝監督はメガホンを取ることを承諾したという。通常、撮影許諾を取得することが非常に難しいとされる新幹線を撮影できるという点も、監督が魅力に感じた一因であるとか。まえだまえだの2人が演じるのは、両親の離婚により、離れて暮らす兄弟。兄の航一(航基くん)は母と祖父母と鹿児島で暮らし、弟の龍之介(旺志郎くん)は父親と福岡で暮らしているが、2人は何とか昔のように、家族4人で仲良く暮らせないかと頭を悩ませている。まもなく開業する九州新幹線について、開業の日に博多から南下する「つばめ」と鹿児島から北上する「さくら」の一番列車が行き交う瞬間に奇跡が起こる、といううわさを聞きつけた2人は、ある壮大で無謀な計画を立て、周囲の人間をも巻き込んでいく――。是枝監督は、まもなく始まる撮影を前に「オーディションで出会った子供たちから得たインスピレーションで物語を作り、彼らと会って話したことで登場人物のキャラクターと台詞が生まれました。子供と一緒に映画を作るのはとても刺激的でワクワクの連続です(スタッフはハラハラしていると思いますが)。まえだまえだ兄弟をはじめ、この時期の子供たちが持っている“奇跡”のような輝きをフィルムに焼きつけるべく頑張りたいと思っています。お楽しみに」と意気込みを語る。また、「鉄道好き」といううわさについては「出演していただく原田芳雄さんなどを前にして、とても“鉄道マニア”などと僕は言えません。撮り鉄でも乗り鉄でもありませんが、電車が通過するときの…すれ違うときのワクワク感というかゾワゾワ感を何とか映画の中で描きたい。そう思っています」とコメント。劇中でも兄を演じるまえだまえだの航基くんは「とても嬉しいですが、とても緊張しています。自分も役と一緒の小6なので、中学生になる前に、旺志郎と一緒に映画に出演できるのも嬉しいです。監督はその日まで内緒と言って、僕たちは台本をもらってません。その場その場で撮影するみたいなんで、どんな映画になるか、とてもとても楽しみにしてます。どうやら桜島が噴火する話やないかと旺志郎としゃべってます。水着の衣裳があったので水泳選手の話かな?一生懸命頑張ります!」と期待に胸を膨らます。弟の旺志郎くんも「代表作になるとマネージャーさんに言われました。初めて映画に出るのでめちゃめちゃ嬉しいです!九州はゆっくり行ったことがないので楽しみです。ご飯も美味しいと聞いたのでいっぱい食べたいです!」と撮影を待ち焦がれている様子。2人以外の配役は、大塚さんが2人の母親で、父親で売れないミュージシャンをオダギリさん。是枝作品の常連、夏川さんは大塚さん演じるのぞみの友人でスナックのママを演じ、『歩いても 歩いても』に続いての是枝組参加となる阿部さんは航一の担任の先生役。長澤さんはその学校の図書室の先生。橋爪さんと樹木さんは2人の母方の祖父母で、原田さんは祖父の親友という役どころとなっている。この共演陣がどのように2人が画策する“奇跡”に巻き込まれていくかも見どころと言えそうだ。航基くんのコメントにもあるように、脚本を俳優に渡さない、もしくは口頭でセリフを伝えるなどといったやり方は是枝監督がこれまでにも用いてきた手法。今回はどのように作品を作り上げていくのか?また、完成後の国際映画祭への出品も気になるところ!『奇跡』は2011年初夏、全国にて公開。■関連作品:奇跡 2011年初夏、全国にて公開
2010年09月16日