台湾の人気カフェ・春水堂(チュンスイタン)が、2017年3月4日(土)、埼玉県・大宮に新店舗「ルミネ大宮店」をオープンする。春水堂は、タピオカミルクティー発祥の店として知られる台湾のお茶専門カフェ。「お茶マイスター」が作る30種類以上の無添加・香料不使用のこだわりティーやタピオカドリンクをはじめ、「麻辣香菜担々麺」や点心といった台湾フード、「豆花(トウファ)」などの台湾スイーツを提供している。埼玉県初出店となる「ルミネ大宮店」はルミネ大宮1の駅直結フロアに位置し、交通機関を利用する人たちやショッピングを楽しむ人にも便利な立地だ。店内は春水堂最大の50席を有し、木や石を使ったアジアンモダンなインテリアデザインに囲まれる。また、「テイクアウト専用カウンター」も設けているので、人気のドリンクメニューを気軽に待つことなく購入することができる。【詳細】春水堂 ルミネ大宮店オープン日:2017年3月4日(土)住所:埼玉県さいたま市大宮区錦町630 ルミネ大宮1 2F営業時間:10:00~21:00定休日:不定休TEL:048-782-6020席数:50席、テイクアウト可
2017年02月20日大宮エリー展「tree, tree, tree」が代官山ヒルサイドテラスで開催される。会期は2017年1月17日(火)から22日(日)まで。作家や、ラジオパーソナリティ、テレビ番組の司会など幅広く活動している大宮エリー。2016年5月から9月にかけては、青森県の十和田市現代美術館にて個展も開催している。本展では、十和田の森のエネルギーに深く感動した彼女が描く最新作「十和田の冬」を初披露。本作は自然への畏敬の念を抱きながら、木々の中に潜むパワーやきらめきを感じ取って仕上げた迫力のある作品だ。また、坂本龍一の音楽をBGMに、自然のエネルギーとつながってひたむきに、そして一気に書き上げる貴重な製作風景の映像も初公開する。そのほか、おなじく和田で描いた最新作「りんごの団らん」「ゆめごごちの森」、昨年夏に宮城県塩釜市の浦戸諸島で描いた「まざーあーす」 「浦戸の白ユリ」も展示する。【開催概要】大宮エリー「tree, tree, tree」—たった1週間の展覧会— 木々の神秘エネルギーを浴びる会期:2017年1月17日(火)~22日(日) 会期中無休会場:代官山ヒルサイドテラスヒルサイドフォーラム1F住所:東京都渋谷区猿楽町18-8 ヒルサイドテラスF棟1階時間:11:00~19:00※入館は18:30まで入場料:無料【問い合わせ先】小山登美夫ギャラリーTEL:03-6459-4030
2017年01月07日『ゆれる』『夢売るふたり』の西川美和監督が、直木賞候補となった自らの小説を本木雅弘を主演に迎えて映画化した『永い言い訳』。このほど、本木さん演じる妻を亡くした主人公の幸夫が、同じく妻と母を亡くした大宮家で初めて留守番を任される本編シーンの映像が解禁。幼い保育園児に、すっかり翻弄されていることが分かった。テレビにも出演する人気作家の津村啓こと本名・衣笠幸夫(本木さん)は、長年連れ添った妻・夏子(深津絵里)が親友のゆき(堀内敬子)とともに、旅先のバス事故で亡くなったという知らせを受ける。だが、世間に対し、「妻を失った悲劇の主人公」を装うことしかできない幸夫は、ある日、ゆきの遺族と出会う。妻の死に憔悴し切ったトラック運転手の父親・大宮陽一(竹原ピストル)と、母を亡くした幼い兄妹。幸夫は、ふとした思いつきから幼い彼らの世話を買って出る。子どもを持たない幸夫は、誰かのために生きる幸せを初めて知り、虚しかった毎日が輝きだしたかに思えたが…。アカデミー賞外国語映画賞を受賞するなど、大きな話題を呼んだ『おくりびと』から、7年ぶりの映画主演となる本木さんを中心に、ミュージシャンの竹原ピストル、池松壮亮、黒木華、山田真歩、堀内敬子、深津絵里など、屈指の実力派俳優が脇を固め、ひとときも見逃せない緊張感と、人間のずるさや滑稽さ、そして温かさを描き出した本作。今回は、本木さん演じる人気作家の幸夫が、団地暮らしの大宮家の長女・灯(白鳥玉季)と過ごす初めての留守番シーンが公開された。母を亡くした大宮家の子どもたちは、中学受験を控えた小5の長男・真平(藤田健心)と、保育園に通う妹・灯の2人兄妹。それまで幸夫は、幼い子どもたちと関わる機会などなく、接し方もまるで分からない。初めて面倒を見ようとするも、距離感の取り方がどうも難しい様子。恐る恐る灯に話しかけてみても、灯の反応は冷たく、幸夫の買ってきた親子丼を少し口にしたかと思えば、すぐにテレビの前に座ってしまう。そして、灯のお気に入りのアニメ「ちゃぷちゃぷローリー」がはじまると、もう幸夫の声は聞こえない。なんとかして灯とコミュニケーションをとろうと懸命に話しかけるも、無視され続ける幸夫…。子ども相手にすっかり翻弄される本木さん演じる幸夫の、ちょっぴり悲壮感が漂う(?)姿が印象的なシーンとなっている。『永い言い訳』は10月14日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月12日本木雅弘が7年ぶりの主演映画で、西川美和監督と初タッグを組むことでも話題の『永い言い訳』。本木さんが妻役の深津絵里と21年ぶりの再共演を果たし、さらに黒木華、池松壮亮ら錚々たる俳優陣でも注目を集める本作に、豪華な面々がカメオ出演を果たしていることが分かった。人気作家の津村啓こと本名・衣笠幸夫は、妻・夏子が旅先で不慮の事故に遭い、親友・ゆきとともに亡くなったと知らせを受ける。まさにその時、不倫相手と密会していた幸夫は、世間に対して悲劇の主人公を装うことしかできなかった。そんなある日、妻の親友の遺族――トラック運転手の夫・陽一とその子どもたちに出会った幸夫は、ふとした思いつきから幼い彼らの世話を買って出る。子どもを持たない幸夫は、誰かのために生きる幸せを初めて知り、虚しかった毎日が輝きだしたかに見えたが…。妻・夏子(深津さん)を突然の事故で亡くした幸夫(本木さん)。テレビのクイズ番組などにも出演するイケメン人気作家に起こった不幸は、メディアでも大きく取り上げられていた矢先、安藤奈緒美と名乗る幸夫の学生時代の同級生から電話がかかってくる。幸夫はいつものように電話に直接出ることはなく、留守番電話に切り替わり、吹き込まれた奈緒美からのメッセージに耳を傾けるが…。その電話から聴こえる声の主は、実は先の朝ドラ「とと姉ちゃん」での好演も記憶に新しい名女優・木村さん!艶っぽく優しげな彼女の声が語る、そのメッセージの内容にはご注目。また、夏子と共に事故で亡くなったゆき(堀内敬子)の夫・大宮陽一(竹原ピストル)が、ひとりトラックの中で、事故の遭った日、ゆきから残されていた留守番電話の最後のメッセージを消去できず繰り返し再生しては泣き崩れるシーン。陽一が車中で流しているラジオ番組は、なんと現在もオンエア中であるTBSラジオの人気番組「東京ポッド許可局」。実際に番組の中でパーソナリティを務める、お笑い芸人のサンキュータツオと、近年俳優としても注目されるマキタスポーツ、プチ鹿島の軽快なトークは、映画のためだけに収録した秘蔵音声だ。そこかしこに隠されたキラリと光るサプライズ、ぜひ映画本編でもチェックしてみては。『永い言い訳』は10月14日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月11日「餃子の王将」の女性をターゲットにしたコンセプト店「GYOZA OHSHO」が関東初出店。「GYOZA OHSHO 大宮駅西口店」が2016年10月15日(土)にオープンする。「GYOZA OHSHO」の3店舗目となる「GYOZA OHSHO 大宮駅西口店」は、シリーズコンセプトの“ジャパニーズカジュアル”を踏襲し、女性はもちろん仕事帰りの男性も気軽に利用できるバルスタイル。店内席と一体化できるテラス席も設け、店内はお洒落で落ち着いた雰囲気だ。メニューには、「餃子の王将」のメニューをはじめ、「たくあんとカマンベールチーズのオードブル」や、「おとなの明太ポテサラ」などオリジナルの一品料理を考案。ビールやワイン、カクテルなどアルコールドリンクのメニューも充実している。【詳細】「GYOZA OHSHO 大宮駅西口店」オープン日:2016年10月15日(土)住所:埼玉県さいたま市大宮区桜木町2-5-7高木ビル1F席数:27席営業時間:月~土 11:00~24:00(LO/23:30)、日・祝 11:00~22:30(LO/22:00)
2016年10月09日本木雅弘が『おくりびと』以来、7年ぶりの映画主演で、『ゆれる』『夢売るふたり』の西川美和監督と初タッグを組む『永い言い訳』。このほど、本作をいち早く鑑賞した多くの人々が、その儚げで愛らしい様子に称賛を送ってやまない子どもたちの新場面写真が初公開。初めて子役の演出を手がけた西川監督からもコメントが到着した。本作は、直木賞候補となった西川監督の同名小説を自ら映画化。主人公の、妻が亡くなっても泣けない小説家・津村啓こと衣笠幸夫役の本木さんをはじめ、ミュージシャンの竹原ピストル、池松壮亮、黒木華、山田真歩、堀内敬子、深津絵里など、屈指の実力派俳優が集結。ひとときも見逃したくない緊張感とちょっぴり辛口なユーモアをはらむ、優しさと希望にあふれた物語を描き出す。そんな本作で早くも注目を集めているのが、本木さん演じる幸夫が世話を買って出る、同じく妻を事故で亡くした大宮陽一(竹原ピストル)の長男・真平役の藤田健心と、長女・灯役の白鳥玉季の圧巻の表現力。今回初めて、子どもたちの起用と演出に挑戦したという西川監督は、これまでの作品では、大人しかいない現場で無駄のない撮影を進めてきたのに対し、初めて子どもたちと仕事をした現場でどんな違いがあったのかを語っている。もともと「子どもたちを虚構の世界に引きずり込み、何かを強いるのはきついことだと思っていたんです」と西川監督。「実際には体験もしていないことを想像して、涙を流させたり、芽生えてもいない負の感情をむき出しにさせたりするのは、異常な人間性に導くような気がして苦手意識がありました」と胸の内を吐露。「撮影が長くなれば電池も切れるし、なだめたりすかしたりも大変ですよね。でも、そうやって葛藤する私を、彼らはあっという間に飛び越えて、体も精神も成長していく。自分がいかに力ない存在かということを認識しながら、大人が子どもと関わることの豊かさを痛感しましたし、反面、こんなに笑ったり叱ったりの多いにぎやかな現場を経験したのも初めてでした」と、9か月に及ぶ撮影での彼らの成長をふり返っている。本作では、自然な子どもらしさを追求するため、なるべく演技経験の少ない子どもたちが抜擢されたが、中学受験を控え、微妙な年ごろに差し掛かった小学校高学年の真平を演じた藤田さん、あどけなく天真爛漫な妹・灯を演じた白鳥さんは、それぞれ類まれなる才能を発揮し、観る者の多くを魅了する。なお、白鳥さんは、先日まで連続テレビ小説「とと姉ちゃん」に坂口健太郎演じる星野武蔵の娘・青葉役で出演しており、高い評価を得ている。この子どもたちと、本木さんやお父さん役の竹原さん、大宮一家と出会う科学館の学芸員・鏑木役の山田さんが創り上げる豊かな時間は、忘れがたい映画体験となるはずだ。『永い言い訳』は10月14日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月26日先日放送を終えたドラマ「はじめまして、愛しています。」は、尾野真千子と江口洋介が夫婦役で初共演し、“特別養子縁組”制度をテーマに家族を描いた。オリジナル脚本を担当したのは、社会現象にもなった「家政婦のミタ」の遊川和彦氏。ドラマは児童虐待など現代の問題も含みながら、血縁だけではない家族の姿を映し出し、ラストの壮絶な展開は視聴者を釘付けにした。そして、いま映画界にも、さまざまなカタチのユニークな家族が続々と登場している。まずは、『ワンダーウーマン』さながら(?)の力強い女性・母性を体現している『湯を沸かすほどの熱い愛』(10月29日公開)の宮沢りえ。彼女が演じた銭湯「幸野湯」の“お母ちゃん”双葉は、ある日突然、自分の余命が残りわずかという宣告を受ける。しかし、この“お母ちゃん”の熱量はむしろ一段と高まり、学校でいじめられている娘・安澄(杉咲花)のために、観る者が若干引いてしまうほどの荒療治を見せたり、初めて出会ったヒッチハイカーの青年・拓海(松坂桃李)の心をあっという間に開かせたりもする。一貫しているのは、“その後”も家族が幸せに暮らせるよう、それぞれに大きな愛を遺していること。その一方で、1年前、ふいに姿を消した「幸野湯」の主人・一浩(オダギリジョー)は、そんな双葉に探し出され、家に連れ戻されても、何とも頼りない。しかも、「妹」と見知らぬ女の子・鮎子(伊東蒼)を連れてきたり…。それでも、最後には“お父ちゃん”が一念発起する姿を目にすることができる!?はず。また、橋本愛と宮崎あおいが娘・母役を演じる『バースデーカード』(10月22日公開)では、橋本さん演じる紀子と、父・宗一郎(ユースケ・サンタマリア)、弟・正男(須賀健太)が遺された家族に。宮崎さん演じる母・芳恵は、紀子が10歳のときに亡くなって以来、毎年バースデーカードを通して娘の成長を導いてきた。だが、紀子はあるとき、そんな母の想いを窮屈に感じるようになってしまう。やがて、バースデーカードから、“いまを生きる”ための太陽のような母の愛の集大成を受け取るときがやってくる。キーポイントとなるのは、芳恵を看病しながら支え続けた夫であり、不器用ながらも子どもたちを育ててきた父親の存在や、再会した紀子の初恋の人・立石(中村蒼)の存在。そして、クイズ番組「アタック25」への挑戦なのだ。とはいえ、妻に先立たれた男でありながら、本木雅弘演じる『永い言い訳』(10月14日公開)の主人公、人気作家・津村啓こと衣笠幸夫の“言い訳”はずいぶんと厄介。不倫相手(黒木華)との密会中に知らされた妻・夏子(深津絵里)の突然の死。親友と出かけた旅先でのことだった。親友の遺された家族、夫の大宮陽一(竹原ピストル)は悲しみに暮れ、小学生の長男が幼い妹の面倒を見ている。幸夫は、この兄妹の世話を買って出る。テレビにも出て、ちやほやされていたタレント作家は、団地住まいの大宮家へ通い、いつしか主夫のようになって一家に溶け込む。この不思議な“疑似家族”が、お互いの悲しみをいやしてくれるように見えたが、そうは簡単にいかないのがミソ。幸夫が乗り越えていく試練、大宮家が乗り越えていく試練がまた胸を打つ。しかし、恋人と同棲する家に突然、父親が押しかけてきてしまったら、それは困りもの。『お父さんと伊藤さん』(10月8日公開)では、34歳の彩(上野樹里)と20歳年上の彼氏の伊藤さん(リリー・フランキー)の同棲先に、74歳の父(藤竜也)が転がり込み、奇妙な同居生活が始まる。頑固なお父さんは何かと小言が多く、とんかつのソースの味1つで言い争いに。そんな3人が狭いアパートで共同生活をする様子はおかしくもありながら、少しずつ涙腺を刺激。また、彩も嫉妬するほどの友情をお父さんと築き、彩の心を救っていく、“ザ・マイペース”の伊藤さんが何だか頼もしく見えてくるから不思議だ。同居人といえば、『ぼくのおじさん』(11月3日公開)の主人公(松田龍平)は、小学生の甥っ子・雪男から「ぼくの家で一番役立たずの居候」といわれる始末。大学の臨時講師で週1で哲学を教えているだけの“自称・哲学者”のおじさんは、万年床でゴロゴロしては漫画を読み、義理の姉(雪男の母)に叱られてばかり。そんな不可思議な存在のおじさんを、雪男は「自分のまわりにいる大人について」の作文のテーマに選ぶが、なんとそのおじさんが恋に落ち、一路ハワイへ!まるで子どもみたいな困ったおじさんと、しっかり者の少年のハワイでの珍道中はどうなることか、要注目!さらに、『ボクの妻と結婚してください。』(11月5日公開)では、末期がんの放送作家・三村修治(織田裕二)が、妻(吉田羊)や息子の“その後”の幸せのために、なんと自ら妻の結婚相手を探すという奇想天外な“企画”を立ち上げ、動き出す。『彼らが本気で編むときは、』(2017年2月公開)では、トランスジェンダーの女性リンコ(生田斗真)とその恋人マキオ(桐谷健太)、マキオの姪っ子で孤独を抱えた少女トモとの3人の共同生活を描いていく。彼らが織りなす家族の姿は、平穏な毎日では忘れがちな大切な気持ちを、厳しくも優しく思い出させてくれる。家族に重大な“何か”が起こる前に、日ごろからその思いを素直に伝えてみては?(text:cinemacafe.net)
2016年09月18日大宮エリーの美術館での初個展「シンシアリー・ユアーズ ― 親愛なるあなたの大宮エリーより」が5月28日(土)から9月25日(日)まで、十和田市現代美術館にて開催中。大宮さんの美術館での個展は初。広告代理店勤務を経て、2006年に独立した大宮さんは、映画『海でのはなし。』で映画監督デビュー。主な著書に、「生きるコント」「生きるコント2」(文春文庫)、絵本「グミとさちこさん」(講談社 絵/荒井良二)があり、「サンデー毎日」にてエッセイ「なんとか生きてますッ」を連載するほか、舞台や劇場の作演出、テレビドラマの総合演出・脚本、スピッツ、ケツメイシ、山崎まさよし、ハナレグミなどのPVを手がけるなど多彩な才能を発揮している。2012年には、渋谷パルコミュージアムで開催した初めての個展、言葉と造形のインスタレーション「思いを伝えるということ」展で1万5千人を動員したことで話題になった。近年、大宮さんは、2012 年に行ったライブペインティング「お祝いの調べ:直島」をきっかけとして絵画制作に本格的に取り組んでいる。2015 年には絵画による個展「emotional journey」を開催し、初の画集を出版。その取り組みはアート界のみならず多方面から高い評価を受けている。本展では、大宮の新作と代表的な絵画作品、ドローイングを展示する。伸びやかで天性のバイブレーションみなぎる作品は、雄大な自然のモチーフから身近なモチーフまで、物語性を感じさせ、私たちの感情に訴えかける。当館の企画展示室以外のスペースも大胆に使い、大画面の力作をまとめて観ることができる。注目は、ミュージシャンの演奏とともにおこなうライブペインティング。自らもバイオリン奏者として活躍する大宮は、絵画と音楽という境界を超えたダイナミックな作品をつくり出す。5月28日(土)には、ギャラリートークとライブペインティングが披露される。会期中、そのほかにもイベントやワークショップなどが開催される。また、美術館と街をつなぐユニークな試みとして、「大宮エリーの商店街美術館」が同時開催される。十和田市内の商店街を中心にインスタレーションの展示を行うほか、イベントやワークショップ等の開催も予定されているので、併せてチェックしたい。(text:cinemacafe.net)
2016年06月01日『ディア・ドクター』『夢売るふたり』の西川美和監督が『おくりびと』以来7年ぶりの映画主演となる本木雅弘を迎え、自らの小説を映画化する『永い言い訳』。このほど、日本を代表する写真家・上田義彦が撮り下ろした幻想的な本作のメインビジュアルが解禁された。人気作家の津村啓こと衣笠幸夫(本木雅弘)は、長年連れ添った妻・夏子(深津絵里)が、親友のゆき(堀内敬子)とともに旅先で、突然のバス事故で亡くなったという知らせを受ける。世間に対し、「妻を失った悲劇の主人公」を装うことしかできない幸夫は、ある日、ゆきの遺族と出会う。妻の死に憔悴したトラック運転手の父親・大宮陽一(竹原ピストル)と、母を亡くした幼い兄妹。ふとした思いつきから幼い彼らの世話を買って出る。子どもを持たない幸夫は、誰かのために生きる幸せを初めて知り、虚しかった毎日が輝きだすのだが…。主人公・幸夫を演じるのは、昨年の『日本のいちばん長い日』での昭和天皇役、『天空の蜂』での原発設計士役で「日本アカデミー賞」最優秀助演男優賞を受賞した本木さん。国内外を問わず高い評価を得た『おくりびと』以来、7年ぶりとなる映画主演となる本作だが、先日解禁された予告編では、感情を爆発させる衝撃的な姿が話題を呼んだばかり。このほど解禁されたメインビジュアルは、日本を代表する写真家・上田義彦が撮り下ろしたもの。サントリーのウーロン茶/伊右衛門、無印良品、資生堂、日本郵政グループ、NTTdocomo、UNIQLO、 TOYOTA、Canonなど多岐に渡る広告に携わり、東京ADC賞最高賞、ニューヨークADC賞、カンヌグラフィック銀賞、朝日広告賞など数多くの様々な賞を受賞する上田氏は、きっと誰もが一度はその作品を目にしたことがあるはず。今回のチラシとポスターに使用された写真は、物語の中では実際に揃うことがなかった幸夫・夏子夫婦(本木さん&深津絵里)と陽一・ゆき夫婦(竹原ピストル&堀内敬子)とその子どもたちという2つの家族が、海辺に佇む姿が写し出された、幻想的な光景となっている。幸夫の心情を表現する「妻が死んだ。これっぽっちも泣けなかった。そこから愛し始めた。」という、驚きのメインコピーが添えられた、深いドラマ性を予期させるビジュアルは、観る者の想像力を激しくかき立てる美しくも、意味深なものとなっている。『永い言い訳』は10月14日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月20日人気の消しゴムはんこ作家「mizutama」と東急ハンズのコラボレーションカフェが、大宮のハンズ ビー・ハンズカフェ コクーンシティ店と、原宿のハンズ ビー・ハンズカフェ 東急プラザ表参道原宿店に限定オープン。期間はそれぞれ、2016年5月16日(月)から6月12日(日)、6月20日(月)から7月18日(月・祝)まで。「mizutama」は、インスタグラムやツイッターで人気の消しゴムはんこ作家。暖かいテイストのイラストとタッチが人気を呼んでいる。本カフェでは、かわいいイラストつきパンケーキとパウダーアート入りのドリンクを限定販売。期間中には、ワークショップやサイン会も実施される。ワークショップの内容は、「mizutama」のイラストを実際に彫ってみるというもの。シンプルで誰にでも楽しめるので、ファミリーで参加できるのもポイントだ。また、キャラクターの人気文具や東急ハンズ限定のスタンプマスコットも販売。カフェメニューやイベントに合わせて、アイテムもチェックしてみては。【概要】「mizutama」コラボレーションカフェ場所・期間:・ハンズ ビー・ハンズカフェ コクーンシティ店期間:2016年5月16日(月)~6月12日(日)住所:埼玉県さいたま市大宮区吉敷町4-263-1 コクーンシティ コクーン2 3階TEL:048-643-5601・ハンズ ビー・ハンズカフェ 東急プラザ表参道原宿店期間:6月20日(月)~7月18日(月・祝)住所:東京都渋谷区神宮前4-30-3 東急プラザ表参道原宿5階TEL:03-3478-0717※ハンズ ビー・ハンズカフェ 東急プラザ表参道原宿店では、コラボカフェ限定メニューと物販のみの開催。■コラボカフェ限定メニュー・mizutama パンケーキ 800円・mizutama ホットラテ(うさぎ・パンダ) 570円・mizutama アイスココア(うさぎ・パンダ) 550円■ワークショップ・サイン会※コクーンシティ店のみの開催・ワークショップ開催日:5月21日(土) 16:00~17:30、5月22日(日) 10:30~12:00/13:00~14:30定員:各回10名参加費:1,080円(材料費含む)参加方法:5月14日(土)~開催日までハンズ ビー コクーンシティ店店頭にて受付。定員になり次第受付終了。・サイン会日時:5月21日(土) 14:30~15:30参加方法:5月21日(土)に、ハンズカフェにてコラボメニュー含む840円(税込)以上、もしくはハンズ ビーにて関連商品含む840円(税込)以上の購入者を対象に、イベント参加希望者先着50名に整理券を配布。■東急ハンズ限定商品mizutamaさんのスタンプマスコット 540円※価格は全て税込み。
2016年05月16日毎年人気のルミネのビアガーデンが、今年も開催される。場所は、ルミネ池袋・ルミネ新宿・ルミネエスト新宿・ルミネ大宮の4館。各館の個性溢れる開放的なビアガーデンをチェックしてみて。“FARM to GRILL”をコンセプトに、顔が見える農家から仕入れた安心でこだわりの素材をふんだんに使った「THE ROOFTOP BBQ BEER GARDEN(ザ ルーフトップ バーベキュー ビアガーデン)」。スモーク料理やケイジャンチキンなど、NYで古くから愛される定番のフードカルチャーを散りばめたメニューが並ぶ。すべてのコースには、自分でバンズを焼き上げてサンドする、セルフメイドバーガーが用意されている。【営業日時】期間:2016年4月26日(火)~9月30日(金)平日 17:00~23:00土日祝 12:00~23:00(最終入場/21:00、L.O/22:30)※開催期間中無休(ルミネ池袋の休館日を除く)。場所:ルミネ池袋 8F(受付)・9F イケレスガーデン席数:260席メニュー内容:<フードメニュー>・スタンダード 4,500円・プレミアム 5,000円※金額は全て税込。※4月26日(火)〜6月30日(木)、9月1日(木)〜30日(金)の期間は、上記コース料金が500円割引【電話/予約】TEL:050-3159-7159(受付中、24時間予約可能)La FESTA(=「祭り」「休日」「PARTY」)をテーマに、カラフルでエネルギッシュな世界観が魅力の「La FESTA BEER GARDEN(ラ フェスタ ビアガーデン)」。ボリュームたっぷりでバラエティに富んだ BBQセットと、トロピカルなオリジナルドリンクなどを展開する。【営業日時】■屋上ビアガーデン 期間:2016年4月28日(木)~9月30日(金)時間:平日 16:00~23:00土・日・祝日 15:00~23:00(L.O/フード:22:00、ドリンク:22:30)場所:ルミネエスト新宿 屋上 ルミネガーデン9席数:533席■屋上ランチ営業期間:2016年5月・6月・9月の土日祝、7月・8月全日時間:12:00〜16:00 (最終入店& L.O 15:00)場所:ルミネエスト新宿 屋上 ルミネガーデン9席数:533席メニュー内容:・ラフェスタBBQセット 3,750円+税※席2時間制、飲み放題付き(L.O 90分)【電話/予約(直通)】TEL:03-6273-2262(受付中、受付時間13:00~22:00)ルミネ大宮のハワイアンレストラン「ラナイ ハワイアン ナチュラルディッシュズ(Lanai Hawaiian Natural Dishes)」では、南国のリゾート感たっぷりの、開放的なビアガーデンを開催。「Lanai」はハワイ語で「テラス」の意味。気持ちよい風が通り抜ける広々としたテラス席で、ボリューミーなBBQグリルを楽しめる。※荒天の場合は、ビアガーデンの営業が中止になることもあり。【営業日時】期間:2016年4月21日(木)~未定時間:16:00~22:00(L.O/21:30)場所:ルミネ大宮 ルミネ2 4F 「Lanai Hawaiian Natural Dishes」テラス席数:店内80席、テラス120席■メニュー内容:※金額は全て税込。<フードメニュー>ハワイアンBBQセット 1人(2名より)2,400円<ドリンクメニュー>120分 飲み放題 (2名より)1,500円(L.O/終了 30分前)(生ビール、ワイン、ハイボール、酎ハイ、、梅酒、カクテル、ソフトドリンク)【電話/予約】TEL: 048-658-0575(受付中)“天空の海の家”「SAKIDORI Sky Beach(サキドリ スカイ ビーチ)」がルミネ新宿に登場。毎年好評 「Roof Top Beer Garden 東京小空」もこの期間に限定メニューやビールを用意し、プレオープンしている。夏気分を味わえるフォトスポットや無料で映画を楽しめるイベント、ブックディレクター幅允孝セレクトによる夏を感じさせる本が詰まった本棚など魅力溢れるコンテンツが満載だ。【営業日時】期間:2016年4月29日(金)~5月8日(日)時間:12:00〜22:00(L.O/21:30)場所:ルミネ新宿 ルミネ1 屋上
2016年04月28日大宮エリーがクラムボンの原田郁子をゲストに迎えて行う第2弾となるイベント「物語の生まれる場所」が12月24日、25日に東京・品川の天王洲銀河劇場にて開催される。同イベントでは12月24日に「言葉と音楽 そして、クリスマスソング」としてバンド編成を、12月25日は「言葉と音楽 そして、ライブペインティング」として、朗読と音楽の世界を展開。「気持ちがすっきりする時間、空間」を提供し、自分と向き合えるような、それでいてみんなで分かち合えるような一体感のあるライブステージとなる。【イベント情報】「物語の生まれる場所」会場:天王洲銀河劇場住所:東京都品川区東品川2-3-16 シーフォートスクエア2階会期:12月24日、25日時間:18:00開場、19:00開演料金:前売り、全席指定が4,500円、2日通し券が8,000円、当日券は全席指定券で5,000円
2015年12月17日日本コンピュータ・ダイナミクス(以下、NCD)はこのほど、埼玉県内で初となる自転車専用ロッカー「B-box」による駐輪場を大宮駅西口の「SAITAMA Cycle Station(さいたまサイクルステーション)」にオープンした。近年、ロードバイクなど高価なスポーツ自転車に乗るユーザーが増えており、NCDが3月に実施した利用者アンケート(回答者: 自転車イベントに来場した自転車所有者65人)では、「駐輪する場所がない」「駐輪場所での盗難が不安」といった声が多かったという。NCDではこうした声を受け、大切な自転車を盗難、キズ、イタズラから守り、安心して駐輪することができる自転車専用ロッカー「B-box」を開発し、4月に武蔵境駅前(東京都武蔵野市)の駐輪場で運営を開始した。この度オープンした「B-box」駐輪場(名称: B-box by ECOPOOL 大宮駅西口)は、自転車のまちづくりを積極的に進めるさいたま市の自転車複合サービス拠点であるSAITAMA Cycle Station内にあり、さいたま市コミュニティサイクルの運営事業者である中央復建コンサルタンツと共同で運営している。SAITAMA Cycle StationではB-boxの他に、5月より開始の「さいたま市コミュニティサイクル」をはじめ、クロスバイク&電動アシスト自転車レンタルサービス(1日1,000円)、および自転車関連の情報提供サービスが実施されている(いずれも事業主体は中央復建コンサルタンツ)。同施設のB-box利用者は、さいたま市コミュニティサイクルの定期利用プラン(税込月額2,500円相当)もセットで利用することができる。B-box by ECOPOOL 大宮駅西口(さいたま市大宮区桜木町1-185)には、前輪つり下げ方式のボックス(縦型収納、駐輪可能サイズ: 60cm×110cm×185cm未満で20kg以下)を10台設置。B-boxは1台ごとの個別空間となっており、隣の自転車との干渉やイタズラ、盗難を防止する。また、標準装備として3個の南京錠が設置されており、ロッカー内部の鍵と合わせて最大4つの施錠を行うことができる(ロッカー内部の鍵は、契約者自身で準備が必要)。利用料金は1カ月8,600円(税込)からとなっている。営業時間は4時~25時45分で、施設内には防犯カメラや更衣スペース、出入り口管理ゲートを設けている。利用方法など詳細はホームページを参照。
2015年09月24日『ゆれる』『ディア・ドクター』『夢売るふたり』の西川美和監督が、第153回直木三十五賞の候補作となった自身の書き下ろし原作を映画化する『永い言い訳』。このほど、本作の主演に、現在公開中の『日本のいちばん長い日』で昭和天皇を演じている本木雅弘が決定。ミュージシャンの竹原ピストルと深津絵里らと共演を果たし、2016年秋に公開されることが決まった。長年連れ添った妻・夏子(深津絵里)を突然のバス事故で失った、人気作家の津村啓こと衣笠幸夫(本木雅弘)。夏子との間にはもはや愛情と呼べるものはなく、悲しみを“演じる”ことしかできない幸夫は、ある日、同じ事故で亡くなった夏子の親友の遺族と出会う。妻の死に憔悴したトラック運転手の父親・大宮陽一(竹原ピストル)と、母を亡くした幼い兄妹。幸夫は自分でも理由がわからぬまま、大宮家へ通い、兄妹の面倒を見ることを申し出る…。家族を突然失った者たちは、どのように人生を取り戻すのか。人と人の“別れと出会い”を、「ゆれる」や『ディア・ドクター』のアナザー・ストーリー「きのうの神様」など、自身の映画作品から派生した小説で高い評価を得てきた西川監督らしい、鋭く、厳しくも優しい眼差しで描き出す本作。“津村啓”というペンネームでテレビのバラエティなどでも活躍する、主人公の人気小説家の衣笠幸夫を演じるのは、自らが企画し、第81回アカデミー賞「外国語映画賞」を受賞した『おくりびと』(’08)以来、実に7年ぶりの映画主演となる本木さん。『日本のいちばん長い日』での昭和天皇役が絶賛され、9月12日(土)公開の『天空の蜂』ではテロリストと戦う原発設計士を演じることでも話題となっている。まさに名実ともに日本の映画界を代表する俳優の本木さんが、西川監督の原作小説と脚本、そして主人公・幸夫のキャラクターに「自分のようだ」とほれ込んで、出演を快諾。「女性監督にお世話になるのは初めてですが、すでに春編、夏編の撮影を終え、監督の的確な指示に答えるべく鞭打たれた興奮から抜けられず、少しの毒と、温かみのある西川演出にハマっています」と、監督との相性のよさを実感している様子だ。また、本木さん演じる幸夫と同じように、事故で妻を亡くしたトラック運転手の陽一役には、ミュージシャンの竹原さん。俳優としても、熊切和嘉監督作『海炭市叙景』や松本人志監督作『さや侍』などで鮮烈な印象を残し、今回の大役を射止めた。突然のバス事故で亡くなる幸夫の妻・夏子役には、本木との共演は、「最高の片思い」(’95/CX)以来、実に21年ぶりとなる深津さん。さらに、陽一の子ども・真平と灯役に、オーディションで抜擢された藤田健心と白鳥玉季。陽一の妻・ゆき役に堀内敬子が決定している。<本木雅弘コメント全文>おそらく誰もが、小説「永い言い訳」を読むと、内視鏡で心の奥を覗かれたような恥ずかしさと共に、これは自分のことが書いてある! と、思うでしょう。そして、“愛するべき日々に愛することを怠ったことの代償は小さくない”…という言葉を噛みしめることになるのです。西川さんは、小説と映画は別物、切りはなして考えていると仰っていますが、自分は、この小説の味わいに翻弄され悦びを得たひとりとして、読者の期待も裏切らない作品に仕上げたいという思いで努力しています。女性監督にお世話になるのは初めてですが、すでに春編、夏編の撮影を終え、監督の的確な指示に答えるべく鞭打たれた興奮から抜けられず、少しの毒と、温かみのある西川演出にハマっています。妻役の深津絵里さんとは21年ぶりの共演になり、年を重ねても変わらぬ透明感に神秘を感じています。陽一役の竹原ピストルさんは、役以前に原石としての人間力が上等過ぎて嫉妬するばかりです。加えて、子役の2人の眩しい存在感にモ~タジタジです。いずれにしても、映画として何処に辿り着けるかは未知ですが、この物語は、僕が演じる幸夫だけのものではなく、いびつで、愛おしい、自分達に向けられた人間讃歌なのです。皆様、ぜひ期待して完成をお待ちください。<西川監督キャストへのコメント>本木雅弘さんは、映画を志したころから「いつかは」という思いを寄せていた人でしたが、会ってびっくり、恐ろしいほどこの物語の主人公に酷似しているのです。この人しかいない、と思いました。しかし本木さんがこの作品にかけてくれているまっすぐでひたむきな愛と真摯さは、日々私たちのこころを支えてくれています。深津絵里さんにお願いしたのは、姿を消しつつも、物語の中心に在り続けなければならない、難しい役です。物言わぬ遺影の中に、観る人が彼女について様々に想像し、そしていくら想像しても、手の届かない「x」が残り続ける。それを少ないシーンで体現できる俳優は、深津さん以外にないと思ったからです。撮影のたびに、大変な解釈力に絶句させられ、舌を巻いています。竹原ピストルさんはご本人の歌の強さそのものの、他に侵されることのない「たましい」のようなものをお持ちだと感じます。そして、本木さんとの並びのいびつさと言ったら!これは他のどんな俳優とも成立しない組み合わせだと思いました。絶対に交わるはずのなかったの人同士が交わってしまう話を、ゼロから作れる気がしたのです。『永い言い訳』は2016年秋、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月18日ウーマンエキサイト新連載! 婚活応援ライターの大宮冬洋が、悩めるアラサ―女性の恋愛相談にお酒を酌み交わしながら“ゆるーく”のっていきます。知らない相手だからこそ(?)意外と話してしまう深い話、本音…。辛口のコメントは耳が痛すぎる女性たちに、今夜も薄口のアドバイスを。どちらが相談役だか分からなくなる、大宮さんのキャラにも注目です。 みなさん、こんばんは。婚活応援ライターの大宮冬洋です。いきなり私事で恐縮ですが、僕はいま興奮しています。本連載の第1回に登場してくれた女性が、好みのタイプ(濃いめの顔立ちの美人。賢くて常識があって「男前」の性格)だからではありませんよ。僕は2006年3月からほぼ毎日ブログを更新しています。で、ずっと利用しているのがエキサイトブログなのです!IT音痴の僕でも楽に使えるほどユーザーフレンドリーで、サービスも安定していると感じています。毎日の食事記録を基本にして、ライター仕事の報告をしたり、コラムを書いたりもしてきました。更新を長期で休んだのは前妻と別居&離婚して心身がボロボロになっていた2ヵ月間ぐらいで、約10年間に渡ってエキサイトが寄り添ってくれたことになります。もはや人生の伴侶ですよ。もちろん、ウーマンエキサイトも知っています。そんなエキサイトから「連載してほしい」との依頼が来た――。10年前から密かに好きだった女性に逆告白された気分ですよ。僕は激しい興奮を覚えると同時にある決意をしています。アラサー女性とのおしゃべりを楽しみ(取材なんですけどね)、彼女たちへの恋愛アドバイスをすることが企画趣旨なのですが、脱線上等でダラダラと文章を書かせてもらおう、と。尊敬している先輩ライターがこんな話をしていたことを思い出します。「プロの書き手にはキレとコクが必要だ。残念ながらオレの文章にはキレがない。でも、コクなら少し自信があるよ」と。文章をビールに例えるところがユニークですよね。好きな人の言葉や口癖をすぐに真似しちゃう性質がある僕は、「オレの文章にはキレはないけどコクはある」とパクって言い続けてきました。我ながら浅はかだな……。しかし、振り返ってみると、他者から「味わいのある文体だ。深い人生観と人間観察眼が感じられる」と論評してもらったことは一度もありません。「スルスルと読めてわかりやすい。軽妙なタッチですね!」(ほめ上手の編集者)「大宮さんのコラムはごくごく飲める感じです。いつまでも読んでいたい」(優しい後輩)「あなたにはコクも深みもないよ。中年なのに相変わらず世間知らずで甘えた感じが文章によく出ている。薄くて浅い。杉村太蔵みたいだね」(親しい同級生)以上をできるだけ肯定的に捉えると、僕はビールではなく煎茶だということですね。しかも、食堂のヤカンに入れてあるような薄くてぬるめのお茶です。贅沢感はないし、たいした役にも立てないけれど、気軽に飲めて健康にも悪くありません。僕も一応はプロですから文章を飾ってビールの真似をすることはできますよ。でも、正直に言って「ビール味のお茶」の域を超えません。10年来の恋人であるエキサイト(読者のみなさんも含めて)にはもっと誠実でありたいし、甘えてもいい気がしています。だから、この場では「ありのままの安いお茶(無料)」でいさせてください。「スマホ読者が多いネット記事は1000字ぐらいが適当」なんて巷では言われますけど、知ったことではありません。少なくとも3000字ぐらいは書かせてもらいますよ。―そんなこんなで始まる新連載『迷えるオンナの懺悔室 スナック大宮の「今夜も薄口アドバイス」』。1人目は、IT企業に勤める31歳の女性。彼氏は7歳年下です。出会ったころとつきあってからの男性特有(?)のギャップにとまどったり、Instagramばかりしている彼の感覚がわからなかったり…。それでも好きなのが伝わってくるから切ない。そんな智美さんのお話は こちら から。
2015年08月07日ウーマンエキサイト新連載! 婚活応援ライターの大宮冬洋が、悩めるアラサ―女性の恋愛相談にお酒を酌み交わしながら“ゆるーく”のっていきます。知らない相手だからこそ(?)意外と話してしまう深い話、本音…。辛口コメントは耳が痛すぎる女性たちに、今夜も薄口アドバイスを。どちらが相談役だか分からなくなる、大宮さんのキャラにも注目です。 IT企業に勤務する石橋智美さん(仮名、31歳)と待ち合わせたのは、東京・恵比寿の高級住宅地にある宮崎料理店です。個室で待っていると、智美さんが15分遅れぐらいでやってきました。引き締まった体型に日に焼けた肌、ハッキリめのメイク。大きな金色のイヤリングが良く似合う、ややギャルな美人です。仕事の都合で遅刻したことを丁寧に謝ってくれた後は、明るい調子で乾杯した智美さん。料理も気に入ったようで、出汁巻き卵などを前のめりで注文していました。焼酎などお酒もいける口です。 この時点で智美さんを好きになった僕は確信しましたね。智美さんが恋愛や結婚に悩んでいるのならば9割がた男が悪い、と。こんな素敵な女性をしっかりつなぎとめないなんて!つきあう前と後の落差にとまどい…智美さん、いまお付き合いしている男性はいるんですか?「はい。渋谷のクラブで4か月前に知り合った人です。私は女の子4人で遊びに行き、彼は男友だちと一緒に来ていました。遠くから見て、立ち姿のシルエットと動きがいいな、と思っていたんです。グループ同士で一緒に飲んで、その場では携帯番号を交換しました。後からLINEでもつながり、週に1回ぐらいのペースでごはんを食べに行くようになり、付き合い始めたのは1か月後ぐらいです。最近は全然、連絡が来なくなりましたけど…」とはいえ、2日に1回ぐらいはLINEなどで連絡を取っているとのこと。危機的な状況だとは思えませんが、智美さんによれば恋愛の初期との落差が大きすぎるようです。「最初の2か月間ぐらいは、『オハヨー。仕事、行ってくるね』から始まって、1日に何度もやりとりがありました。私はもともと筆まめじゃなくて、今まで付き合ってきた人も同じようなタイプだったので、(頻繁に連絡が来ることが)新鮮でしたね。でも、最近はパタリと連絡が来なくなったので、『あれ?』と思ってしまいます。(彼との恋愛は)全然、盛り上がっていません。男の人って付き合う前のほうが熱くなるからこんなものかもしれませんけど。彼の気持ちは私から離れていっているんじゃないですか。あるとき、『好きな人ができた』とか言われそう(笑)。私の気持ち? それは付き合ったときから変わっていませんよ」 自らの恋愛を他人事のように突き放して語る智美さん。恋人の山本弘樹さん(仮名、24歳)は7才も年下であり、客観的にならざるを得ないのかもしれません。彼は「かわいい豚さん」?「クラブで見かけたときは『ちょっと下かな』ぐらいに思っていたのですが、後から年齢を聞いてびっくりしました。年下男なんて全然、良くありませんよ(笑)。最近の若い人は常にスマホをいじってInstagramをしているんです。ついていけません。彼はアパレルショップで店員をしていて、自分のことをオシャレで面白いと勘違いしている。Instagramのフォロワーがちょっと多いだけで調子に乗っているんです。かわいい豚さんのくせに」ん? 豚さん? 聞けば、智美さんはいわゆるイケメンには興味がなく、アニメ映画『紅の豚』の主人公、ポルコ・ロッソのようなおなかが出ている男性が好みなのだとか。実在の人間で言えば、バンド『ゲスの極み乙女。』の休日課長が大好き、とのこと。蓼食う虫も好きずき、とはよく言ったものですね…。社会人の女性が男性を評価するとき、顔かたちが整っていることよりも「人生を楽しんでいることがにじみ出ている雰囲気」が重要ですよね。具体的には、自分に似合ったファッションをして、生き生きと立ち振る舞っている男性がモテるのです。職場のエース級社員が人気を集めるのは当然だと思います。弘樹さんの場合は、アパレルショップやクラブという場が己を生かしやすいのでしょう。自分を冷静に見つめて、その強みを伸び伸びと発揮できる場所を選ぶことが大切です。この連載は女性向けなのに、つい男性向けのモテ論になってしまいました。話を戻しましょう。一緒にいても楽しいことは一つもない!実家暮らしのわがままなお坊ちゃんだけど根拠なき自信が魅力の「豚さん」にハマっている智美さんですが、1年前まではヒト科の男性と3年半も付き合っていました。いわく、「平凡という言葉を擬人化したような人」。智美さん、面白いけれど口が悪いな…。「4歳年上のIT系エンジニアでした。顔、体型、頭の良さ、年収のすべてが普通でしたね。仕事はちゃんとしているし、生活力もある。家族は守る人だと思います。結婚相手としては最高だったと今でも思いますが、『この人と一緒にいても楽しいことは一つもない!』とあるとき悟ってしまったんです」ようやく恋愛相談らしくなってきました。個性的で面白いけれど頼りない年下男と、平凡でつまらないけれどちゃんとしている年上男との比較、ですね。今年39歳で、妻から「あなたは中肉中背で顔も平坦。ヒトナミフツオ(人並み普通夫)だね」と言われている僕としては後者に肩入れしたいところ。智美さん、前彼と寄りを戻したほうがいいんじゃないですか? 平凡だからこそ智美さん色に染められるし、歳月とともに味わいが出てくると思いますよ。しかし、智美さんはさっぱりとした表情で笑い飛ばします。「いえいえ。済んだ話ですから。彼は仕事はしっかりしていても、プライベートはスカスカの人でした。同じことを何度言っても忘れちゃう。他人にあまり関心がないのだと思います。私の誕生日にアメリカ旅行に連れて行ってくれる約束をしていたのに、株で失敗して旅行代がなくなってしまったことがありました。せめて私を喜ばせる努力をしてほしかったので、ケーキを焼いてとお願いしたら、作ってくれたのは小さなチーズケーキを1個だけ。仕事帰りにおなかを空かせて行ったのに…。『私は株に負けた』と思ったらバカバカしくなりましたね。別の日に女友だちが飲食店でサプライズパーティーを開いてくれました。友だちと一緒にいるほうが楽しい、彼に後ろめたさを感じずに自由に遊びたい、と思ったな。それで別れを切り出しました」友だちは家族でも、人生の伴走者でもない潔いとも言えるし、20代女性にありがちなおバカ行動だとも言えます。恋人や結婚相手との現在と未来を友だちとの遊びと比較するな、と僕は言いたい。友だちはあなたに何の責任もないので、一時的にすごく親切にしてくれるかもしれません。しかし、彼らの優しさは「自分が暇で寂しいから」という理由が大きかったりします。その証拠に、いつも一緒にいてくれた友だちが結婚して子どもを作った後は疎遠→無縁になる、というケースが少なくありません。生活を楽しく豊かにするためには、気の置けない友だちが不可欠です。ただし、年齢やキャリアを重ね、引っ越しや転職をするたびに親しく付き合う友だちは移り変わっていくのが普通だと思います。中には「30年来の友だち」がいるかもしれませんが、その人と一番親しいわけではありませんよね? その場その場でお互いを見つけて、一期一会を喜び合うのが友だちであり、彼らは家族ではないし、人生の伴走者でもありません。説教臭くなってすみません。実は、僕も3年前に60代の女性から同じようなことを言われたのです。ずっと住み暮らしていた東京から、結婚を機に愛知へ引っ越すことになり、友だちや肉親と地理的に離れてしまうのが不安でした。でも、その女性(独身一人暮らし)は「家族はあなたを全承認してくれるけれど、友達は部分承認しかしてくれない。まずは結婚生活を大事にしなさい。機嫌良く暮らしていれば、友だちはすぐに見つかるから。コツは、よそ者が集まるような飲食店に通い詰めること」とアドバイスしてくれました。結果はその通りで、愛知でも同世代の友だちが何人かできて、毎週のように一緒に飲み食いしています。妻とその家族や幼馴染(ネイティブ愛知県民)ともすっかり仲良くなりました。今では「健康と仕事と家族さえキープしておけば、日本語が通じる土地ならどこでも友だちができて楽しく暮らしていける」と感じています。智美さんにはこのような助言は要らないのかもしれませんね。僕よりもはるかに自立していて、友だちは多いけれど対人関係への依存度は低いと感じるからです。いま、結婚願望はあまりありません「ずっと前から父親が浮気をしていて別居しています。実家で一人暮らしの母親には『亭主元気で留守がいい、と言うからね。経済的に支えてもらえるだけありがたいと思ったほうがいい』と話しています。家族とはどこかでつながっていれば十分、だと思いますね。いま、結婚願望はあまりありません。本当にいい人がいたら年内でも結婚できるけれど、(いい人が)いなければいないでかまわない。今の彼との結婚? ないと思いますよ。彼も私もまだ遊びたいから」智美さんと僕では家族観が違うようですね。それについて語ろうかと思ったのですが、お酒も進んできて気が変わりました。智美さんのようにちゃんと働いて自活してなおかつ遊び好きの女性がいるからこそ、夜の東京は楽しいのですから。みんなが安定や結婚を優先し始めたら、飲み屋やクラブなんてすぐに潰れてしまいますよね。というわけで、取材はもう終わり。宮崎料理店を出て、ダイニングバーを2軒もハシゴしましたよ。お別れをしたのは深夜2時近くだった記憶があります。智美さんは明日の仕事をものともせずにクラブへ。僕はタクシーで東京での滞在先に戻りました。結局、何が言いたかったのかは自分でもわかりませんが、智美さんとの会食がとても心地良かったことだけは覚えています。「大宮冬洋の薄口アドバイス」とっても素敵な智美さん。そのまま遊び続けてほしいと個人的には思いました。でも、女性の場合は35歳を過ぎると婚活市場で急激に不利になるのが現実です。親は先にこの世からいなくなります。一人きりで生きていく覚悟はありますか? ないのであれば、「魅力的だけど頼りない年下男性」には見切りをつけ、「平凡でつまらない男性」に面白さや安らぎを見出す努力をしましょう。
2015年08月07日ルミネは、「ルミネ池袋」、「ルミネ新宿」、「ルミネエスト新宿」、ルミネ大宮」の全4館でビアガーデンを期間限定開催する。「ルミネ池袋」では、「J.S. BURGERS CAFE」が手がけるバーベキュービアガーデン「THE ROOFTOP~BBQ BEER GARDEN~」がオープン。「メキシカンリゾートバーベキュー」をテーマに、アリゾナやテキサスなど、アメリカ中西部のリゾートをイメージし、米国のアウトドアブランド「Coleman」製の本格派グリル機材でパティを焼くオリジナルタコスバーガーやドリンクが楽しめるという。営業日は5月29日から。「ルミネ新宿」は、「RoofTop Beer Garden. 東京小空」を開催。食の最先端スポットの東京らしく、ボーダレスにアレンジしたフードやドリンクは、フレンチ・イタリアン・スパニッシュをベースにしている。営業日は5月14日から。「ルミネエスト新宿」で開催するのは、ボタニカルな空間にスイーツスタンドが並ぶ「Girlish Beer Garden Botanical Terrace」。女性のためのビアガーデンとし、野菜と一緒に食べるバーベキューやフルーツいっぱいのカクテル、アフタヌーンティースタイルのスイーツなどを用意。また、ファッションショーや仮装パーティーをはじめ、ファッショナブルで楽しいイベントも多数開催予定とのこと。営業日は6月4日から。「ルミネ大宮」にオープンするのは、南国のリゾート感たっぷりの「Lanai Hawaiian Natural Dishes Hawaiian ビアガーデン」。気持ち良い風が通り抜ける広々としたテラス席で、ボリューミーなバーベキューを楽しめるとされる。営業日は5月15日から。
2015年05月18日ゼットンは4月30日、大宮駅(埼玉県大宮市)周辺の商業施設で3つのビアガーデンをオープンする。4月30日には、大宮タカシマヤ屋上(埼玉県さいたま市)にオリエンタルをテーマにした「ORIENTAL RESORT BEER GARDEN(オリエンタル・リゾート・ビアガーデン)」をオープン。「豚と鶏肉のエスニックグリル パオピン巻き」や「鉄板 ナシゴレン」「フルーツのセット」などがついた「アジアン・パシフィックコース」(2,700円)などを提供する。同ビアガーデンの飲み放題は120分制で、価格は1,500円~。定期的にフラダンスやタヒチアンダンスショーも開催するとのこと。営業時間は16:00~22:30で、ラストオーダーはフードが21:30、ドリンクが22:00となる。5月1日からは、そごう大宮店屋上(埼玉県さいたま市)に「SKY GARDEN BEER & GRILL(スカイガーデン・ビア&グリル)」が期間限定でオープン。本格的なBBQメニューやタパス、サラダバイキングのほか、フライドポテトやシェイブアイス(ハワイアンかき氷)の食べ放題がついたプレミアムBBQセット(2,700円)などを用意する。同ビアガーデンの飲み放題プランは120分・1,800円で、プラス500円でプレミアムビールの「エビス生ビール」も飲み放題になるとのこと。営業時間は16:00~22:30で、ラストオーダーはフードが21:30、ドリンクが22:00となる。ほかにも、大宮駅・駅ナカの商業施設「ルミネ大宮店 ルミネ2」(埼玉県さいたま市)でも、「ラナイ・ハワイアン・ナチュラル・ディッシュズ」のルーフトップ・テラスにてハワイアン・ビアガーデンを4月下旬より期間限定で開催。ハワイアンBBQとハワイアン・タパスのセットや飲み放題コースを用意している。ドリンクメニューには、ハワイアン・ビールやトロピカル・カクテルを取りそろえている。営業時間は11:00~22:00で、ラストオーダーはフードが21:15、ドリンクが21:30となる。※価格は全て税込
2015年04月28日戦場カメラマンの渡部陽一が2月13日(金)、『アメリカン・スナイパー』の特別試写会に出席した。イラク戦争で活躍した“米軍史上最強の狙撃手”の自伝を映画化。渡部さんは自身の経験を重ねながら、兵士やジャーナリストが危険な戦地に身を置く理由を語った。クリント・イーストウッド監督がメガホンをとった本作の主人公は、米海軍特殊部隊ネイビー・シールズに所属し、4度のイラク遠征で多くの仲間を救った狙撃手のクリス・カイル。敵兵からは悪魔と恐れられ、常に命を狙われる彼の胸にあるのは「良き夫であり、良き父でありたい」という願いと葛藤だった…。2003年のイラク戦争で、米軍従軍(EMBED)取材を経験した渡部さんは、「ある兵士は『一度戦場に足を踏み入れた人間は、生還しても必ず戦場に戻ってくる。まるで中毒だ』と言っていた。僕もその言葉に大きく影響されている」と神妙な面持ちでふり返る。そして、「戦地での悲しい現実を目の当たりにし、また戻りたくなる衝動にかられる。それは兵士だけではなく、ジャーナリストも同じ。僕らの間では“戦場カメラマン症候群”という言葉もあり、実際、ベイルート、バグダッド、カンダハール…どこに行っても、現場にいるのは同じメンツですね」と当事者にしか知りえない本音と心境を明かしていた。「戦争の犠牲者はいつも子ども。彼らの声を世界に届けるため、今後も戦場カメラマンとして丁寧に取材を重ねたい」と渡部さん。映画が描く戦場の“リアル”にも太鼓判を押し、「どんなに経験を重ねたプロでも、戦争の狂気から逃れることはできない。ぜひ、この作品を通して、いまこの瞬間、何をすべきか考えてもらえれば。自分の足元を気づかせてくれる作品」と力強くアピールしていた。本作は米興行収入は2億5,000万ドル(300億円)を突破し、クリント・イーストウッド監督最大のヒットを記録中で、第87回アカデミー賞では「作品賞」をはじめ6部門で候補になっている。本作でイーストウッド監督と初タッグを組み、3年連続で「主演男優賞」にノミネートされたブラッドリー・クーパーが、プロデューサーも兼任している。『アメリカン・スナイパー』は2月21日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アメリカン・スナイパー 2015年2月21日より全国にて公開(C) 2014 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2015年02月13日代官山ヒルサイドテラスで「emotional journey -大宮エリー、初の大絵画展-」が開催されている。期間は2月15日まで。大宮エリーは作家や脚本家、映画監督など様々な分野で活躍するアーティスト。12年に行われた個展「思いを伝えるということ展」では、『立ちはだかるドア』や『心の箱』など、参加者が物語の主人公となる作品8点を発表。以来、「生きているということ展」、「星空からのメッセージ展」など体験型の個展を開催してきた。一方、12年には上野で「お祝いの調べ:直島」のライブドローイングを行い、画家としての活動をスタート。今回の絵画展では、そんな彼女がこれまでに制作してきた絵画の数々が展示された。その中には展覧会にあたって観客の前で描き上げられたものから、深夜の会場で一気に仕上げられたものまで、いくつもの巨大な作品が集められている。絵画展を主催した小山登美夫は、大宮について「大宮エリーさんは展覧会というメディアを使って、観客に空間インスタレーションとともにイメージや言葉を伝えていくという、その場でのリアルな体験を大事にしてきました。彼女の絵は、アウトサイダーアートのようでもあり、与謝蕪村のようでもあり、ジャン・コクトーのようでもあり、まさに縦横無尽に地域や時間を横断し、彼女という個から発した「生の芸術」からは圧倒的な強さと狂気が放たれています」と話している。【イベント情報】emotional journey -大宮エリー、初の大絵画展-会場:代官山ヒルサイドテラス ヒルサイドフォーラム住所:東京都渋谷区猿楽町18-8 ヒルサイドテラスF棟1階会期:2月3日から15日時間:11:00から21:00(13日は20:00まで、入館は閉館の30分前まで)料金:300円
2015年02月10日「エイチ&エム(H&M)」は、2015年4月24日(金)に大宮・浦和エリア初となる新たなストアを出店することを発表。新たなストアは、2015年4月に埼玉に誕生するコクーンシティ内、コクーン2にオープンする。「エイチ&エム(H&M)」コクーン2店は周辺からのアクセスも良い立地で、売場面積は約2,000㎡の1フロア構成。取り扱いコンセプトはレディース、メンズ、キッズ、アクセサリーで、幅広い世代が楽しめるバラエティに富んだ品揃えとなっている。「エイチ&エム(H&M)」は2008 年に日本で初の店舗を銀座に出店して以来、日本全国に店舗展開を進め、2015年1月29日現在、国内に48店舗を展開しており、今年の他の出店に関しては、春にアミュプラザおおいたへの出店を予定している。【店舗概要】エイチ&エム(H&M) コクーンシティ店所在地:埼玉県さいたま市大宮区吉敷町4丁目263番1号 コクーンシティ コクーン2 2F売り場面積:約2,000㎡店舗構成:1フロア取り扱いコンセプト:レディース、メンズ、キッズ、アクセサリー【さいたま新都心コクーンシティ概要】コクーン1:エンターテイメントコクーン2:ライフクリエーションコクーン3:パワーストアオープン日:2015年4月24日(金)営業時間:10:00-21:00※レストランは11:00-23:00駐車場:約3,000台元の記事を読む
2015年01月29日タムロンは14日、「第7回 タムロン鉄道風景コンテスト 私の好きな鉄道風景ベストショット」の大賞作品を発表した。そごう大宮店にて、同フォトコンテストの入賞作品写真展を2014年11月7日から11月20日まで開催する。「タムロン鉄道風景コンテスト 私の好きな鉄道風景ベストショット」は、鉄道のあるスナップ写真など、鉄道に関わる写真を広く募集するフォトコンテスト。第7回となる今回の大賞作品には、一般の部から「カラフルシャワー」(樋口精一氏)、小・中・高校生の部から「光と影とカメラ女子」(養田純奈氏)が選出された。また、そごう大宮店3階特設会場で開催される写真展の開場時間は午前10時から午後8時。入場料は無料だ。
2014年10月14日東武鉄道は11日、大宮ソニックシティ(埼玉県さいたま市)で開催されるアニメとマンガの総合イベント「第2回アニ玉祭(アニメ・マンガまつり in 埼玉)」の開催(10月11・12日)に合わせ、臨時列車「アニ玉祭トレイン」を運行する。同イベントは11・12日に開催。11日に運行される臨時列車は、東武スカイツリーラインとうきょうスカイツリー駅(10時10分発)から東武アーバンパークライン大宮駅(11時13分着)まで春日部経由で直通運転する片道列車となる。一般営業列車として運行するため、普通運賃で誰でも乗車できる。臨時列車に使用するのは、東武アーバンパークライン塗装の10000系車両(6両編成)で、「アニ玉祭」のヘッドマークを掲出。東武鉄道によると、東武アーバンパークライン塗装の10000系車両が東武スカイツリーラインを一般営業列車として運行するのは今回が初めてだという。「アニ玉祭トレイン」ならではの企画として、終点の大宮駅で乗客を対象に、「アニ玉祭」キャスト(コスプレイヤー)による出迎えや、埼玉新聞社発行のサブカルチャー情報メディア「サイタマニア」無料配布も行う。
2014年10月10日さいたま市の大宮七里眼科はレーザー白内障手術機器「LenSx(レンズエックス)」を導入し、2012年6月に日本国内初となるレーザー白内障手術に成功した。白内障は眼球内の水晶体の硬化・白濁化などにより、視力の低下やかすみが現れる病気。80歳以上の人ではほとんどの人がかかっていると言われており、従来の根治的治療方法(完治を目指す治療)は水晶体乳化吸引術などの手術だった。同医院ではその治療法にかわり、レーザー白内障手術機器「LenSx(レンズエックス)」によるレーザー白内障手術を実施。7月8日までに10例以上のレーザー白内障手術を手がけたという。レーザー白内障手術機器は、OCTという前眼部解析装置で目の中を正確に解析し、それをもとにレーザーで目の表面や内部を切開するといもの。レーザー機器で水晶体前嚢(ぜんのう)切開、水晶体核破砕(かくはさい)、角膜切開の3つの課程を行い、その後に従来通りの手法で水晶体を超音波乳化吸引し、眼内レンズを挿入するという。レーザー白内障手術は眼内レンズを挿入する前の課程をレーザーが正確に行うので、レンズをより正確に挿入することが可能。結果として従来の手法よりも正確に手術を行うことができる。また、乱視を治す切開も行えるので、術後の乱視を軽くできるというメリットもある。大宮七里眼科の院長である山崎健一朗医師はレーザー白内障手術について、「的確な位置に眼内レンズを挿入することができ、従来のマニュアルによる手法に比べて良好な成績が得られる。メスを使わずに傷口を作成することができるので、術後の傷口の閉鎖も安定している」とコメントしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月10日アフリカの内戦地を舞台にした映画『マシンガン・プリーチャー』の試写会が31日に都内で行われ、戦場カメラマンの渡部陽一がトークショーに登場した。その他の写真『マシンガン・プリーチャー』は、『チョコレート』のマーク・フォースター監督が『300〈スリーハンドレッド〉』のジェラルド・バトラーを主演に迎えた作品。麻薬と酒におぼれる人生から改心し、スーダンで内戦に巻き込まれている子供たちのために教会や孤児院を建設した実在の人物、サム・チルダースの半生を映画化している。そのスーダンにカメラマンとして何度も足を運んだ経験を持つ渡部氏は、「スーダンでは民族、そして資源をめぐって常に争いがうごめいています。そしていつも犠牲になるのは子供たちです」と内情を吐露。さらに内戦下のルワンダを訪れた際に出会った少年兵の写真を披露し、「この少年兵たちは、自分たちの家族を守るためや、強制的に武装兵にされてしまった子がほとんどです。彼らの声を世界中の人に届けたいと思ったことが、戦場カメラマンになるきっかけでした」と自身の体験を語った。また本作では、子供たちを危険から守るために銃を手に戦うチルダースの姿が描かれるが、それについて渡部氏は、「陸の孤島と呼ばれるスーダンでいったい何が起こっているのか、主人公から見た実体験が胸に刺さりました。この21世紀にアフリカで何が起こり、子供たちがどう過ごしているのかが描かれていますので、皆さんに彼らの声を聞いてほしい」と訴えかけた。『マシンガン・プリーチャー』2月4日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国ロードショー(C)2011 MGP Productions,LLC.All Rights Reserved.
2012年02月01日