世界的な映画監督イングマール・ベルイマンが遺した独白劇に、大竹しのぶが挑む話題作『ヴィクトリア』。ひとりの女性の悲劇的な半生が、彼女のひとり語りによって綴られていく。大竹がひとり芝居の舞台に立つのは、『売り言葉』以来21年ぶり。そして演出を手がけるのは、蜷川幸雄の演出助手時代からの仲だという藤田俊太郎。このふたりのタッグが、いかなる劇世界を生み出すことになるのか。稽古開始が直前に迫る大竹に、現在の想いを訊いた。自分とはかけ離れた、悲劇的な女性を演じる面白さ――21年ぶりのひとり芝居です。オファーがあった時の心境は?ひとり芝居というよりも、まずは戯曲に興味を持ちました。あとからこれをひとりでやるんだってことに気がついて、ちょっとびっくりしちゃったくらい。でも興味は持っちゃったし、どうしよう……みたいな(笑)。そうか、ひとりなんだってことを、今ひしひしと感じているところです。――ひとり芝居自体はお好きですか?はい。だからまたこうしてトライ出来ることがすごく嬉しいです。21年前に『売り言葉』(作演出・野田秀樹)をやった時も、すごく楽しくて。自分でイメージを作れるので、ある意味とても楽というか。相手役との呼吸ではなく、自分ひとりで呼吸を作れますからね。それはひとり芝居ならではの面白さだと思います。ただやっていくうちに、さすがに自分の声に飽きました(笑)。お客さんも誰か違う人の声を聴きたくならないかな? と不安になったくらいです。――ひとり芝居以上に興味を惹かれたのが、ベルイマンの戯曲だったとのこと。どんなところに魅力を感じられたのでしょうか?やっぱりヴィクトリアという、ひとりの女性の人生を描いているところだと思います。本当にちょっとのことで人生が狂っていくさまというのは、とても悲しいなぁと。愛されていないこととか、自分に自信が持てないこととか。ちょっと(『欲望という名の電車』の主人公の)ブランチじゃないですが、プライドが高くて、でも弱くて、きちんと愛されていなくて、どこか違う世界に行ってしまう。「現実の世界なんて存在しない」と言って逃避して、それで楽になろうとする。そういったところは、どこかブランチに似ているなと思いました。――ヴィクトリアやブランチなど、悲劇的な女性を演じる面白さはどんなところにあると思われますか?精神が崩壊していくって、実際に起きたらすごく怖いですけど、お芝居の中だと面白いんですよね。自分とはかけ離れているから。それがお芝居の面白さというか、演劇の面白さでもあって。本当に繊細な、1ミリぐらいの隙間を見つけながらお芝居していく。そのジリジリ、チリチリとした感じを劇場で味わうのが好きなんです。――観客の中にも、そういった感覚を味わうのが好きな方は多いと思います。あっ、本当ですか?良かった!実はこんな悲しいお話、誰が観たいんだろう? とも思っていて(笑)。でもそれなら大丈夫かな。もちろんこの前の『GYPSY』(編注:2023年4~5月上演。大竹さんはステージママ役で出演)のような、パーンと前向きな女性を演じるのも好きですが、ヴィクトリアやブランチのような役どころも大好き。ただ観終わったあと、お客さんは疲れそうですけどね(笑)。“ものを作る”者同士として、しっかりバトルし合いたい――演出を手がけられるのは、若手注目株の藤田俊太郎さんです。ちゃんとご一緒するのは今回が初めてですけど、蜷川(幸雄)さんの演出助手をやっていた時から藤田さんのことはずっと知っていました。いつもは俊太郎と呼んでいますが、それが今や売れっ子の、「よっ、人気演出家!」みたいな感じです。今ごろ蜷川さんも喜んでいると思いますよ。藤田さんのこと、すごく可愛がっていましたから。――これまでの演出作品をご覧になられて、藤田さん作品ならではの面白さをどんなところに感じられましたか?えー、どこだろう(笑)。でも本当に彼は真面目に、いつも作品に取り組んでいるなと思います。お稽古はこれからですが、今のところ困った顔しか浮かんでこなくて(笑)。すごく難しい戯曲ですからね。俊太郎とふたりで、必死になって困って、なんとか道を見つけていけたらと思います。――同じひとり芝居でも、『売り言葉』とはまったく違ったものになりそうですね。あれは野田さんの作演出だったので、野田さんの言葉の世界で遊ぶ作品でしたから。でも今回は、例えば「コーヒーを飲む」というシーンがあった時に、コーヒーカップをどこに置くかとか、どこに戸棚があって、どっちにバスルームがあるのか。そういう細かいことをしっかり決めておかないと、絶対にその場に生きている人にはなれないなと思っています。あとポーン、ポーンとシーンが変わっていくので、それをどう表すのか……藤田俊太郎にかかっていると思います(笑)。――稽古場で一番頼りになるのは、お互いの存在になるわけですよね。藤田さんとはぜひバトルし合いたいですね。それが“ものを作る”ということですから。私は藤田さんの演出の助けを借りて、藤田さんは私のお芝居で、本当にふたりで作り上げていかないと、この文学的でもある言葉をきちんと伝えられないだろうなと。そして演劇としてしっかりと提示出来るものにしていきたいと思っています。――本作を通し、お客様にお届けしたいこととは?「演劇ってこんなに面白いものなんだ!」と思ってもらえたらなと。劇場って、過去も現在も未來も見ることが出来る場所ですから。あとなにかひとつでも心に残る言葉があれば、劇場で生の人間が放つ言葉を受け止めてもらえたら、すごく嬉しいです。それこそ演劇でしか体験出来ないことではないかと思います。取材・文:野上瑠美子撮影:源賀津巳ヘアメイク:新井克英(e.a.t…)スタイリスト:申谷弘美(Bipost)衣裳:スカート¥39,600(DOUBLE STANDARD CLOTHING(TEL 03-5413-4141)・リング¥181,500/PRMAL(TEL 050-5361-3059)<公演情報>『ヴィクトリア』【東京公演】2023年6月24日(土)~6月30日(金)会場:スパイラルホール【西宮公演】2023年7月5日(水)~7月6日(木)会場:兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール【京都公演】2023年7月8日(土)~7月9日(日)会場:京都芸術劇場 春秋座【豊橋公演】2023年7月11日(火)会場:穂の国とよはし芸術劇場 PLAT 主ホールアフタートークあり:東京公演6月28日(水)、西宮公演7月5日(水)、京都公演7月8日(土)、豊橋公演7月11日(火)それぞれ14時公演の終演後★2023年5月21日(日) 10:00より、チケット一般発売!
2023年05月19日あべのハルカス近鉄本店では、今年のゴールデンウィーク9日間のあいだ、楽しいイベントを全館で開催します。昨年に引き続き行動制限のないゴールデンウィークを外出して楽しんでいただくために、お客様にご好評いただいている大人気催事が集結するほか、お子様と楽しめるワークショップやイベントを実施します。また、一番大きな商戦期となるゴールデンウィークに合わせて、4年ぶりに「2024近鉄のランドセル大祭典」を開催します。観光特急「しまかぜ」とのコラボランドセルの販売やインターネット限定商品を展示するなど約380点を展開します。■ 大好評!人気の催事が目白押し!●各階では、お客様からの人気が高いイベントを開催します。ウイング館8階 近鉄アート館 「生きたミニチュア恐竜展」太古の恐竜を連想させるトカゲの仲間が16種類集合し、うち6種類は実際に触れあうことができます。また、「アフリカンロックモニター」と記念撮影もできます。本物の化石に触れることができるコーナーもお楽しみいただけます。【開催期間】4月28日(金)~5月7日(日) 10:00~18:00表1: ウイング館4階 第2催会場 「おさるのジョージ うきうきマーケット」日本でも長年にわたって愛されている「おさるのジョージ」。ファンの皆様の声にお応えして今年も「うきうきマーケット」を開催します。ステーショナリーや生活雑貨、ぬいぐるみのほか「うきうきマーケット」限定グッズなど可愛いジョージグッズを豊富にご用意。会場内には楽しい展示物もいっぱいで、写真撮影もお楽しみいただけます。【開催期間】5月3日(水・祝)~5月15日(月)※最終日5月15日(月)は15:00閉場催会場ではその他もイベントが盛りだくさん!・「大北海道展」【開催期間】4月26日(水)~5月9日(火)※5月2日(火)は19:00、5月9日(火)は15:00閉場【開催場所】ウイング館9階 催会場・「名探偵コナンプラザプレミアム」【開催期間】4月14日(金)~5月1日(月)※最終日5月1日(月)は15:00閉場【開催場所】ウイング館4階 第2催会場タワー館7階 「森の広場」 百貨店でいちご摘み!? 「いちごの庭プロジェクト」3月15日(水)から4月9日(日)にかけて開催した「いちごの庭プロジェクト」が、ご好評につきGW期間に追加開催します。百貨店館内で実施するので、天候にかかわらずいちご摘みをお楽しみいただけます。いちごの調味料をはじめ、いちごの加工品も販売します。【開催期間】4月26日(水)~5月7日(日)各日11:00~17:00 ※専用サイトで要事前予約タワー館・ウイング館8階 楽しい!うれしい!ワークショップがいっぱいタワー館・ウイング館8階【kodomoの街】のフロアではお子様と楽しめるイベントやワークショップを開催します。ご家族みんなで「楽しい!」「うれしい!」思い出を作っていただけるイベントが目白押しです。<For kids’ byこぐま> マジックねんど体験会◎4月30日(日)~5月2日(火)各日10:30~17:00◎ウイング館8階◎参加費:440円 ※随時受付<クレイアート>パーツを使って雑貨をつくろう◎5月3日(水・祝)~7日(日)各日10:00~18:00◎タワー館8階 イベントスペース※随時受付(17:30まで)<Ha10>染色を体験しよう◎5月3日(水・祝)・4日(木・祝)各日11:00~、13:00~、14:30~◎タワー館8階 特設会場(西ES横)◎参加費:2,200円※定員各回5名さま■ 2024近鉄のランドセル大祭典ランドセル商戦で最も受注が多い時期であるGW期間中に、4年ぶりとなる「2024近鉄のランドセル大祭典」を開催します。ウイング館8階のランドセル売場に加えて、同フロア「街ステーション」での拡大展開は初の企画となります。インターネットでのみ販売している商品を展示するほか、期間限定商品をはじめランドセル約380点が一堂に集結します。観光特急「しまかぜ」のマリンブルーの車体をモチーフにした限定コラボランドセルにも注目です。【開催期間】5月3日(水・祝)~7日(日)【開催場所】ウイング館8階 ランドセル売場・「街ステーション」表2: ブラックを基調に、晴れやかな空をイメージした観光特急「しまかぜ」のブルーのデザインと、銀色の箔押しのロゴが特徴です。観光特急しまかぜコラボランドセルカザマランドセル×近鉄電車 77,000円近畿日本鉄道株式会社商品化許諾済傷つく恐れの高いかぶせ部分に耐傷性が特に優れた「クラリーノ タフロックNEO」を使用。傷に強くて軽量なランドセル。地球NASAランドセル バイカラー66,000円漁網再生材を使用した、大容量で楽に背負えるスクールリュック。豊岡鞄スクールリュックUMI49,500円※表示価格には消費税が含まれています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年04月19日エイジングケアにSEVEN BEAUTY株式会社は4月4日、同社が展開する「オーロコス」の「ゴールデンシートマスク」をリニューアルすると発表した。「オーロコス」はエステサロンで支持されるエイジングケア化粧品。金・銀・プラチナ・パールのジュエリー成分をはじめ、美容成分やエイジングケア成分を贅沢に配合しており、ワンランク上のエイジングケアを楽しめる。「ゴールデンシートマスク」は新たにナイアシンアミドを配合しており、より美しく輝く素肌に導いてくれる。また、形状をチャックタイプからBOX型へと一新し、マスクの取り出しやすさや衛生面にもこだわった仕様になった。シート素材もより良くSEVEN BEAUTY株式会社のエイジングケア化粧品「オーロコス」は2023年3月10日にリニューアルを実施した。これまでの贅沢プレミアムジュエリー成分や肌にハリと弾力を与えるレチノールに加え、透明肌へ導く注目の美容成分「ナイアシンアミド」を配合。よりエイジングケアに優れたシートマスクになった。また、シート素材もなめらかで肌触りの良い低刺激シート素材を採用。繊維の毛羽立ちを気にすることなくたっぷりの美容液を体感できる。また、液だれもしないので取り扱いしやすく、肌へもしっかり密着する。併せて、伸縮性のあるストレッチ素材なので、顔のサイズを気にせず誰にでもぴったりフィットするのが特徴的である。同社は「いつまでもジュエリーのように輝き続けたい」という女性の願いに、今後も確かな実感で応える化粧品を届けていきたいとのこと。(画像はプレスリリースより)【参考】※SEVEN BEAUTY株式会社公式オンラインショップ
2023年04月05日松竹作品を見放題で楽しめるAmazonプライムビデオ「プラス松竹」チャンネルにて、藤田まこと主演の人気TVドラマシリーズ『京都殺人案内』から『京都殺人案内・花の棺』と『京都殺人案内・嫁ぎ先の謎』の2作品が配信開始となった。Amazonプライムビデオ「プラス松竹」チャンネルは、松竹が誇る数々の名作映画群や松竹が制作したTVドラマが月額330円で見放題。『男はつらいよ』『釣りバカ日誌』『必殺仕事人』などの人気シリーズのほか、小津安二郎監督、木下恵介監督、大島渚監督など日本を代表する巨匠たちの作品から往年の特撮映画ほかコア層を刺激するマニアックな作品まで、映画・TVドラマファンを飽きさせることのない充実のラインナップとなっている。『京都殺人案内』シリーズは、1979年から2010年までテレビ朝日系「土曜ワイド劇場」枠にて全32回に渡り放送された、和久峻三の推理小説『京都殺人案内シリーズ』を原作とした実写ドラマ映像化シリーズ。主人公である京都府警の刑事・音川音次郎が、主に京都市内の名所で起こった難解な殺人事件を、京都にとどまらず日本各地を巡り、執念の推理と捜査で解決していくサスペンスドラマだ。例外的に第1作目『花の棺』は和久峻三ではなく山村美紗の原作で、藤田まことが演じる主人公は音川ではなく狩矢となっている。第2作目からは和久峻三原作のシリーズとなった。今回配信開始となったのは、その第1作目と第3作目で、古都・京都の誇る数々の名所旧跡・観光スポットから、酷寒の北海道など日本各地を股にかけ、風光明媚な風景に人情、旅情、そしてサスペンスとロマンが展開される。藤田まこと他レギュラー俳優陣と豪華ゲスト俳優の競演と、クロード・チアリの哀切な音楽も聴きどころだ。なお、「プラス松竹」チャンネルは登録から14日間の無料体験期間も用意されている。この機会に、“日本的”なサスペンスドラマの名作シリーズに触れてみてはいかがだろう。『京都殺人案内花の棺』(土曜ワイド劇場/京都殺人案内シリーズ1)■配信は こちら()放送局:朝日放送テレビ、テレビ朝日系/初回放送:1979年4月21日/時間:109分原作:山村美紗/脚本:国弘威雄/監督:工藤栄一/音楽:柳ジョージ&レイニーウッド出演:藤田まこと、いしだあゆみ、沖 雅也、二宮さよ子、シェリー、藤岡重慶ほか(C)ABC TV/松竹『京都殺人案内嫁ぎ先の謎』(土曜ワイド劇場/京都殺人案内シリーズ3)■配信は こちら()放送局:朝日放送テレビ、テレビ朝日系/初回放送:1980年6月21日/時間:109分原作:和久峻三/脚本:保利吉紀/監督:松尾昭典/音楽:クロード・チアリ出演:藤田まこと、にしきのあきら、中条きよし、宝生あやこ、殿山泰司、小林かおり、戸浦六宏、遠藤太津朗 ほか(C)ABC TV/松竹Amazonプライムビデオ「プラス松竹」にて配信中『京都殺人案内花の棺』『京都殺人案内嫁ぎ先の謎』
2023年03月01日飼い主にとって、ペットの寝顔は癒されるもの。ゴールデンレトリバーのGくんと暮らす飼い主(@oneonelove4)さんは、愛犬の寝顔を見て、思わず動画を撮ってしまったようです。なんでも、Gくんの寝顔が「あまりにも幸せそう」なのだとか!早速、こちらをご覧ください。寝てても笑うのですよ #違うそうじゃない pic.twitter.com/pugMncD9h3 — おらG君だ! (@oneonelove4) January 9, 2023 なんと、Gくんは寝ながら笑っていたのです!何か楽しい夢でも見ているのでしょうか…。飼い主さんは「おいしいものをたくさん食べている夢かも」とコメントしていました。ニコッと口角を上げて、寝息を立てている姿がとても癒されますね!動画には、さまざまなコメントが寄せられていました。・どんな夢を見ているんだろう!かわいすぎます。・これは天使ですか…。・見ているだけで幸せになりました!幸せそうに眠る、Gくんの動画。飼い主さんだけでなく、たくさんの人が癒されたことでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年01月12日主演に大竹しのぶ、共演に生田絵梨花、熊谷彩春、佐々木大光(7MEN侍/ジャニーズJr.)らを迎えたMusical「GYPSY」(ジプシー)。この度、艶やかなショービジネスの世界にいざなう、華やかなビジュアルが完成、演出クリストファー・ラスコムのコメントが到着した。実在した“バーレスクの女王”、ジプシー・ローズ・リーの回顧録を基に、“究極のショー・ビジネス・マザー“の代名詞となった彼女の母ローズに焦点を当て、舞台で活躍する2人の娘を育てた彼女の夢と努力を追うとともに、ショービジネスの苦難を愛情たっぷりに描いたミュージカル。初演では、ブロードウェイの女王エセル・マーマンが主役のローズを演じ、その後も時代を彩る名優が演じ続け、1990年トニー賞・ベストリバイバル、2016年ローレンス・オリヴィエ賞・ベストリバイバルを受賞するなど、初演から半世紀たったいまでも世界中で愛されている。娘をスターにすることを夢見る母親・ローズ役を大竹しのぶがコミカルに演じ、ローズの上の娘であり、後に“バーレスクの女王”と称されるようになるルイーズ役には生田絵梨花、パフォーマンス力の高いルイーズの妹・ジューン役には熊谷彩春、ジューンと駆け落ちするダンサー・タルサ役には佐々木大光、ローズと組んで娘たちを売り込み、次第にローズにひかれていくハービー役には今井清隆と豪華なメンバーが集結した。演出家は、2016年「Nell Gwynn」でローレンス・オリヴィエ賞新作コメディ賞を受賞したクリストファー・ラスコムが務める。「この作品の芯にあるのは母と娘の壮大な物語であり、それがこの作品に普遍的な魅力を与えているのだと思います。私がブロードウェイで初めて観たのもこの作品。以来、その素晴らしい楽曲にも親しみを感じ、愛してきました」と語るラスコム。本作について「皆さまにとって、アメリカン・ミュージカルの真の傑作とのスリリングな出逢いとなることを願っています」と来年の公演に向けて意気込みを語っている。Musical「GYPSY」は2023年4月9日(日)~30日(日)東京芸術劇場プレイハウスにて上演。・大阪公演:5月4日(木・祝)~7日(日)森ノ宮ピロティホール・愛知公演:5月12日(金)~14日(日)刈谷市総合文化センター アイリス 大ホール・福岡公演:5月19日(金)~21日(日)キャナルシティ劇場(text:cinemacafe.net)
2022年12月19日ネットでは、『ちょうどいい枝』を見つけた犬の姿が、飼い主の手によってたびたび報告されます。日課の散歩をした際、ちょうどいいサイズの枝が落ちているのを見つけると、大喜びでくわえる犬は少なくないのだとか。『ちょうどいい』の判定は、人それぞれ…ならぬ、犬それぞれ。大きさや太さ、材質など、さまざまなこだわりがあるのでしょうか。『いい枝』を発見したゴールデンレトリバーTwitterに1枚の写真を投稿したのは、ゴールデンレトリバーのglanちゃんこと『ぐぅちゃん』と暮らす飼い主(@al_glan)さん。ある日の散歩中、どうやらぐぅちゃんは『ちょうどいい枝』を発見した様子。大きな口で嬉しそうにくわえると、自慢するかのように、飼い主さんへ見せつけてきたのですが…。ほんとこのいぬお茶目で大好き pic.twitter.com/3LTjdZwofv — ぐぅちゃんゴールデンレトリバー (@al_glan) December 8, 2022 「ねえねえ、見て見てー!」という声が聞こえてきそうな、ぐぅちゃんの自慢げな表情。その口元には、あまりにも立派すぎる大きな枝が!『大物』という言葉がぴったりな枝には、飼い主さんも驚いてしまったでしょう!飼い主さんによると、ぐぅちゃんは枝集めが趣味なのだとか。散歩中に『ちょうどいい枝』を見つけると、渾身の『ドヤ顔』を見せるそうです。誰もがキュンとするであろう1枚の写真は、ネットを通してたくさんの人のハートを射抜きました!・すごっ!顔の角度も、表情も、枝の大きさもすべてが完璧!・枝が大きすぎて「どうなってるの!?」ってビックリ。ぐぅちゃんから生えているのかと思った!・どんな状況!?よくこんな大きい枝を見つけたなあ。素敵なものを発見したら大切な人にシェアしたくなるのは、人間も犬も同じなのでしょう。今後も、ぐぅちゃんは大好きな飼い主さんと一緒に、自慢の『ちょうどいい枝』コレクションを増やしていくはずです![文・構成/grape編集部]
2022年12月11日吉沢亮「PICU 小児集中治療室」第9話が12月5日放送。大竹しのぶ演じる南の言葉に「すごい、すごすぎる」「本当に志子田先生のお母さんだと思えた」「大竹しのぶの演技がうますぎ」などの反応続出。視聴者から感動の声が殺到している。高度かつ集中した治療が必要とされる、およそ15歳以下の子どもを対象にした“子どものためのICU”であるPICU(=Pediatric Intensive Care Unit)を北海道に設立、広大な土地で患者を搬送するための医療用ジェット機の運用のために奔走する医師たちの姿を描く本作。キャストは母の南にガン治療を受けさせようとする小児科医・志子田武四郎を吉沢さんが演じるほか、自分が立ち上げたPICUを奪われようとしている植野元に安田顕。最初は武四郎を認めてなかった綿貫りさに木村文乃。植野に誘われ北海道に来た看護師の羽生仁子に高梨臨。武四郎の幼なじみで小児外科医の河本舞に菅野莉央。網走の病院から丘珠病院に移った武四郎の幼なじみ・矢野悠太に高杉真宙。武四郎の母・南と同僚のバスガイド、涌井桃子に生田絵梨花。PICUに力を貸す救命救急医の東上宗介に中尾明慶。同じくPICUに協力する麻酔科医・今成良平に甲本雅裕。PICUを北海道に設立した知事の鮫島立希に菊地凛子。すい臓ガンを患っている武四郎の母・志子田南に大竹しのぶといった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。武四郎はすい臓ガンの治療を拒否している母・南に頭を下げ、東京の病院で検査を受けてもらうことに。羽田空港に降り立った武四郎と南は、植野から紹介してもらった東京中央記念病院の腫瘍内科医・原口裕二(平原テツ)のもとに向かう。検査のあと南の代わりに結果を聞かされた武四郎は、寛解は難しいと告げられ、今後の治療について南と相談するよう促される。宿泊先で武四郎は南に対し、「もっと幸せにしてやるよ」と、まだ生きていて欲しいという想いを伝える…。その言葉に南は自分の夫で武四郎の父親が若くしてガンを患い、抗がん剤治療の苦しさで人が変わったようになり、亡くなっていったことを話し、自分がガンの治療を拒む理由を明かす…。「ここか、、10分近くのノーカットすごい、すごすぎる」「大竹しのぶさんの演技に感動した回だった 本当に志子田先生のお母さんだと思えた」など南役の大竹さんの演技を絶賛する声が上がる。その後ほどなくして南は亡くなり、さらに小松圭吾(柊木陽太)くんがもう助からないと悟った藤原優里(稲垣来泉)ちゃんから「嘘つき」と厳しい言葉を浴びせられた武四郎は退職届を出し、行方をくらます…。このラストに「優しくて真っ直ぐで嘘をつけない武四郎とPICUは無理矢理にでも距離を置かせるべきだった」「しこちゃんが辛い時支えてくれていたお母さんがもういない(T_T)心が折れたしこちゃん見てて辛い」などの声とともに、「植野先生の沈痛な表情がもう…責任というかなんというか、もうすごいたくさん孕んでて凄かった」と、退職届を見つけた際の植野の表情に触れたコメントも寄せられている。【10話あらすじ】武四郎は植野のデスクに退職願を置いて丘珠病院を後にする。それを知った悠太、桃子、舞の3人は武四郎のことを心配して彼の家を訪ねる。だが武四郎は「ひとりにしてくれ」と言って悠太たちを追い返す。そんな折、武四郎のもとへ1本の電話が入る…。「PICU 小児集中治療室」は毎週月曜21時~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年12月06日三井広報委員会(会員会社:三井グループ企業24社)が提供しているプロ野球セ・パ両リーグの「守備のベストナイン」を表彰する「三井ゴールデン・グラブ賞」は、本年度で第51回を迎えます。昨年、節目となる第50回を迎え、100回を目指して新たなスタートを切った今年。これまで以上に卓越した守備でファンを魅了した選手を称え、幅広い世代に広く守りの大切さを知っていただくために本賞をテーマとしたオリジナルダンス、その名も『三井ゴールデン・グラブ ダンス』を制作しました。“第51回三井ゴールデン・グラブ賞”表彰式での初公開後YouTube、TVer、TikToKなどで順次配信を予定しています。ぜひご覧いただき、一緒におどってください。Let's dance!!“三井ゴールデン・グラブ ダンス”バナー“三井ゴールデン・グラブ ダンス”バナー“三井ゴールデン・グラブ ダンス”動画配信サイト二次元コード三井ゴールデン・グラブ賞 第51回 特別企画「三井ゴールデン・グラブ ダンス」動画配信サイト ■動画タイトル:“三井ゴールデン・グラブ ダンス”<動画概要>プロ野球選手の卓越した「守備」を表彰する「三井ゴールデン・グラブ賞」をテーマとした歌詞と軽快な曲に合わせて、ポジションごとに様々なボールをグラブでキャッチする動作を取り入れた完全オリジナルのダンス・ソングです。動画内のユニフォーム衣装も楽曲とダンスに合わせて制作。大人から子どもまで男女問わず誰でも楽しく踊っていただき、選手とともに守備のプレーを盛り上げていただけるようなダンス・ソングを目指しました。<アーティスト>・出演 :吉田伶香(BLUE LABEL)・振付・監修:NON(ELEVENPLAY)・楽曲 :岩崎慧・唄 :maimie・監督 :宮川慶大吉田伶香[出演:吉田伶香(よしだ りょうか)]2020年のミス・ティーン・ジャパンファイナリスト。ドラマや映画、バラエティの出演など幅広く活動中。同世代を中心に人気を集める注目の若手女優の1人。2002年4月5日生まれ(20歳) 身長161cm[主な出演番組]フジテレビ系列「めざましテレビ」のイマドキガールとして出演中。また初主演となる映画「オカムロさん」や映画「貞子DX」が公開中。ABEMA「恋とオオカミには騙されない」やSaucy Dog「あぁ、もう。」のMVなど多数出演。NON[振付・監修:NON(ノン)]MIKIKO主宰のダンスカンパニー『ELEVENPLAY』メンバーとして、PV/CM/舞台/LIVE等幅広く活躍中。[プロフィール]広島県出身。広島で12年間ダンス経験をした後、2010年LAへ渡る。帰国後、MIKIKO主宰のダンスカンパニー「ELEVENPLAY」のメンバーとして、椎名林檎「神様、仏様」、星野源「SUN」などのMVやCM等に出演。レディ・ガガ ワールドツアー「ArtRave:The ARTPOP Ball」オープニングアクト【初音ミク×ELEVENPLAY】に出演する他、メキシコ/カザフスタン/ドイツ等でパフォーマンスを行うなど精力的に活動。振付師としても、星野源、DAOKO、ORESAMA等アーティストのMVや様々なCMを手がける。■三井ゴールデン・グラブ賞について三井ゴールデン・グラブ賞は、卓越した守備によりチームに貢献し、プロの技術を発揮したプレーを基準として選出し、それぞれのポジションからセントラル・リーグ、パシフィック・リーグ9名ずつを「守備のベストナイン」として表彰するものです。総合的な技能を基本として選ばれる従来のベストナインとは観点を異にしています。1972年に「ダイヤモンドグラブ賞」として制定され、1986年に「三井ゴールデン・グラブ賞」という現在の名称になりました。その年の選考基準に達したプレイヤーの中から、新聞社、通信社、テレビ局、ラジオ局のプロ野球担当記者として5年以上にわたり現場での取材を主に担当している記者の方々が投票で選ぶ権威ある賞の一つです。■三井広報委員会について三井グループ企業24社で構成される三井広報委員会は、“人を大切にし、多様な個性と価値を尊重することで社会を豊かにする”という理念のもと、様々な文化活動および広報活動を行う組織です。活動を通じ、国際交流や地域社会の活性化に貢献するとともに、社会の繁栄と福祉に寄与し、三井グループのより一層のイメージ向上を目指しています。<会員会社一覧>三機工業 新日本空調 三井住友建設 サッポロビール 東レ 王子ホールディングスデンカ 三井化学 日本製鋼所 三井金属 東洋エンジニアリング 三井E&Sホールディングス商船三井 三井物産 三越伊勢丹ホールディングス 三井住友海上 三井住友銀行三井住友ファイナンス&リース JA三井リース 大樹生命 三井住友トラスト・ホールディングス 三井不動産 三井倉庫ホールディングス エームサービス<主な活動>「三井ゴールデン・グラブ賞」の提供「三井ゴールデン・グラブ野球教室」の開催「三井ゴールデン匠賞」の提供<URL>三井広報委員会公式サイト 三井ゴールデン・グラブ賞特設サイト 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月29日現代日本を代表するアーティストとして国内外で活躍している大竹伸朗さん。彼の作品およそ500点を集めた大規模な回顧展が、現在、東京国立近代美術館で開かれています。プレス内覧会に登壇した大竹さんのコメントとともに、展覧会の様子をレポートします!美術館が宇和島駅に…?!【女子的アートナビ】vol. 269『大竹伸朗展』では、1980年代初めにデビューして以来、絵画や彫刻、映像、インスタレーション、巨大な建造物など幅広いジャンルで多くの作品を手がけてきたアーティスト、大竹伸朗さんの作品約500点を展示。16年ぶりの大回顧展となります。大竹さんは、1955年東京生まれ。武蔵野美術大学を卒業後、1982年に初個展を開催。その後、ドイツ・カッセルで開かれている世界最大級の国際美術展・ドクメンタ(2012年)や、120年以上の歴史を持つヴェネチア・ビエンナーレ(2013年)など、さまざまな国際展に参加。アートの島として有名な直島に多くの作品が展示されているほか、「東京2020 公式アートポスター展」にも参加するなど、半世紀近くもの長い間、多方面で活躍されています。プレス内覧会に登壇した大竹さんは、次のように述べました。大竹さん本展は挑戦要素が多い展覧会で、今までにないものになっていると思います。世界は破壊が続いていますけど、モノをつくる力、つくりだすパワーを少しでも感じていただければとてもうれしく思います。5回ぐらい来て、見てください(笑)。大竹伸朗展2022年11月1日(火)~2023年2月5日(日)東京国立近代美術館展示風景より《宇和島駅》(1997年)また、大竹さんは、美術館のテラスに設置された作品《宇和島駅》についてもコメントしました。大竹さん宇和島は、僕が制作拠点にしている場所です。宇和島駅が新しくなるとき、駅名の文字を廃棄するというので、納得がいかなくて入手しました。駅舎に乗って、ひとつずつ焼き切ったのです。東京国立近代美術館と宇和島駅が交差するのは、ある種のコラージュ。赤い色は僕が創造したもので、夜はライトアップされて見え方が変わります。圧が強すぎ…!7つのテーマで体感大竹伸朗展2022年11月1日(火)~2023年2月5日(日)東京国立近代美術館展示風景より手前:《男》(1974-75年)富山県美術館では、展示の様子をご紹介。会場では、テーマに合わせて7つのセクションに分けられています。ただ、テーマに沿って作品をつくっているのではなく、また、制作時代順にも並んでいないので、自分の好きなところから自由に見ていけばいいようです。最初の展示室から、けっこう圧が強め。ちょっと怖い感じの人形のような作品が立っていたり、天井からぶら下がっていたりして、もし照明が暗いとお化け屋敷と思ってしまいそうな雰囲気です。大竹伸朗展2022年11月1日(火)~2023年2月5日(日)東京国立近代美術館展示風景より手前:《スクラップブック #71/宇和島》(2018-2021年)本展を担当された東京国立近代美術館の主任研究員、成相肇さんによると、大竹作品の特徴は「貼り付けること。貼ってからはがして、重ねて量を増やして密度を増していき、ほとんどの作品がコラージュ作品になっている」とのこと。その密度の濃さを体験してほしいそうです。もっとも密度を感じられるのは、スクラップブックと題された作品たち。もはやスクラップブックの面影もないような、大きな塊です。展示室に巨大な小屋が…!大竹伸朗展2022年11月1日(火)~2023年2月5日(日)東京国立近代美術館展示風景より《モンシェリー:スクラップ小屋としての自画像》(2012年)本展でもっとも目を引く作品は、ドイツの国際展にも展示された《モンシェリー:スクラップ小屋としての自画像》。ネオンサインやトレーラー、ギター、巨大なスクラップブックなどが凝縮されたパワフルなインスタレーションです。展示室の空間に巨大な小屋が置かれ、かなり迫力があります。小屋の中をのぞくと、いろいろなものが詰まっていて、こちらも圧が強め。音も鳴る作品で、大竹さんの集大成のひとつといわれています。人気のニューシャネルも…!また、本展はグッズも充実。大竹さんは、文字の作品も多く手がけていて、本展の「大竹伸朗展」という文字も今回の新作です。そんな「大竹文字」のひとつが《ニューシャネル》(1998年)。スナックの看板をモチーフにしてつくられたもので、Tシャツなどのグッズが大人気です。今回のためにつくられた新作グッズもあるので、ぜひ特設ショップものぞいてみてください。本展は2023年2月5日(日)まで開催。その後、愛媛県美術館と富山県美術館に巡回予定です。Information会期:~2023年2月5日(日)休館日:月曜日(ただし1月2日、9日は開館)、年末年始(12月28日~1月1日)、1月10日(火)会場:東京国立近代美術館開館時間:10:00-17:00(金曜・土曜は10:00-20:00)(入館は各閉館時間の30分前まで)※最新情報などの詳細は展覧会公式HPをご覧ください観覧料:一般 ¥1,500、大学生¥1,000、高校生以下および18歳未満は無料お問合せ: 050-5541-8600(ハローダイヤル 9:00~20:00)
2022年11月19日大竹しのぶはこうでなくちゃ。主人公・布引けいを再演で演じた『女の一生』。一人の女性が明治、大正、昭和という激動の三時代を、なぜ、頑なに生きたのか。それを鮮やかに浮かび出した彼女は、やはり演出の段田安則が言い当てたように“希代の名優”に違いない。戦後の昭和20年10月。第一幕一場で焼け跡に立つけい、50歳。全てを失った人生の冬である。「あなた、栄二さん」。初恋相手との再開で大竹は高い口調の声で口を大きく開き、万感の思いを放った。一庶民の女が乗り越えてきた道を回想させる芝居だ。一転して二場は明治38年正月。けい、16歳。見せ場である。幸せ一杯の堤家の庭先に入り込んだ時、一場とは別人の初々しさ。何て杉村春子に似ているのだ、と目を擦った。そして女主人しずの励ましを聞く間の苦しく、悲しさが入り混じった心境を一瞬にして演じた。庭に下りての号泣。声に悲しみに色が加わり、胸を打つ。見せ場は続く。第二幕は堤家の人となり長男・伸太郎(段田安則)の嫁にと、しず(銀粉蝶)から迫られる。この場面、女主人の銀粉蝶がいい。女の一生の分岐点だ。その意外さに驚き、戸惑う。栄二(高橋克実)との別れでもある。自分と結び付けた思い出の櫛を折り、涙と共に庭に投げ捨てる芝居は初演より心情が濃くなった。泣く場面の名女優は誰もが巧いものだ。大正4年の第三幕。けいは堤家の大黒柱になっている。長女・総子(西尾まり)のお見合いの日だ。夫(林翔太)に不満を抱く次女・ふみ(大和田美帆)に聞こえがしに、言う。「誰が選んでくれたものでもない。自分で選んで歩き出した道ですもの」。最初のこの名台詞はサラリと。叔父・章介から、自分の心に嘘を付いているのでは―と言われた、二度目の台詞。ここは、やや右上に顔と目を向けながら、一気に強く言い放った。前回よりもグッと深みを増していた。日露戦争後の行方などを叔父、伸太郎と言い争う場面での傲慢な態度や厭味な性分。けいの「負」の一面をたっぷりと見せたが、何とも巧いのが、久しぶりに戻った夫との第四幕。寒々とした心境が座敷の空気にまで伝わっていた。森本薫・作『女の一生』は、大竹しのぶの継承によって日本演劇史の金字塔として長く残ると、信じたのである。(10/20所見)<公演情報>『女の一生』2022年10月18日(火)~10月23日(日)会場:東京・新橋演舞場2022年10月27日(木)~11月8日(火)会場:京都・南座2022年11月18日(金)~11月30日(水)会場:福岡・博多座プロフィール大島幸久(おおしま・ゆきひさ)東京都生まれ。団塊の世代。演劇ジャーナリスト。スポーツ報知で演劇を長く取材。現代演劇、新劇、宝塚歌劇、ミュージカル、歌舞伎、日本舞踊。何でも見ます。著書には『名優の食卓』(演劇出版社)、『歌舞伎役者 市川雷蔵 のらりくらりと生きて』(中央公論新社)など。鶴屋南北戯曲賞、芸術祭などの選考委員を歴任。「毎日が劇場通い」という。
2022年11月05日ゴールデンレトリバーのむうさんと、トイプードルのめるくんと暮らしている、飼い主(@muuuuuu72)さんの家に、2022年10月、新しい家族が増えました。その家族は、飼い主さん夫婦の息子さんです。『弟』となる息子さんが初めて帰宅した時、2匹は興味深そうに赤ちゃんの姿を見ていました。ゴールデンレトリバーとトイプードルの兄弟新生児と初対面すると?「かわいいが密」お兄ちゃんが、赤ちゃん返り?飼い主さんによると、赤ちゃんが家にやって来て10日ほどたった頃、兄となったむうさんの行動に変化が生じたといいます。その光景がこちら。ついに兄の赤ちゃん返りがエスカレートしたかも pic.twitter.com/cMo5hVDJ3c — むうめる兄弟 (@muuuuuu72) October 19, 2022 むうさんが、『赤ちゃん返り』をし始めたのです!赤ちゃん返りとは、妹や弟ができた幼い子供が、できるはずのことを「できない」といったり、いつもより甘えん坊になったりする行動です。むうさんは、息子さんと飼い主さんの間に挟まって「僕にかまってよ」というような表情を浮かべています。飼い主さんは、何をするにも、まずはむうさんとめるくんを優先するようにしているとのこと。朝起きたら、息子さんをベッドに置いて、まずはむうさんとめるくんをかわいがるといいます。また、飼い主さん夫婦のどちらかが息子さんを抱っこしている時は、もう1人が2匹をかわいがったり、散歩の時間を長めにしたりなど…。しかし、むうさんは、何か思うところがあるのかもしれません。人間の子供のように、赤ちゃん返りをする姿はとても愛おしいですね。むうさんの拗ねているような姿に、「うちの犬と一緒」などの声が寄せられています。・むうさんの赤ちゃん返り、とってもかわいい!目が「構ってほしい」と訴えていますね。・うちの犬も同じです。息子が生まれてから、以前よりも後ろをついて回ったり、授乳やおむつ替えの時にヒザに乗ってきたりしますよ。・やきもちかな?お兄ちゃんになっても甘えたいよね!人間の子供でも、弟や妹が家にやって来た時、家族として認識できるまでは時間がかかる場合があります。飼い主さんによる丁寧なケアのもと、むうさんとめるくんは、息子さんが2匹にとって大切な家族であることを理解していくはず。2匹にとって、息子さんが大切な『弟』になった時、兄弟で仲よく遊ぶ、かわいらしい光景が見られるでしょうね。[文・構成/grape編集部]
2022年10月20日大竹しのぶ主演で2020年に上演され、絶賛された舞台「女の一生」の再演公演が10月18日より新橋演舞場にて開幕する。これに先立ち10月17日に記者会見が行われ、大竹をはじめ、初演に続いての出演となり、演出も務める段田安則、同じく初演に続いて出演する高橋克実、風間杜夫が出席した。明治、大正、昭和の激動の時代を生き抜いた女性の姿を描き、杉村春子が生涯947回にわたり主人公・布引けいを演じたことでも知られる本作。2020年に大竹主演で上演されるも、新型コロナウイルスの影響で東京・新橋演舞場での上演は行われたが、その後、予定されていた京都・南座での公演は中止になった。今回の再演では東京、京都に加え、福岡・博多座でも上演される。2年前の初演からの変化を問われた大竹は、コロナ禍における様々な厳しい制限下だった前回との稽古場の雰囲気の変化を指摘。「(制限があるのは)今も変わらないけど、少しだけ自分たちの気持ちも慣れてきて、コミュニケーションをとる時間が前よりも持てました。人と話したりする無駄な時間、何でもない時間がどれほど大切か今回の稽古で分かりました」としみじみと語る。大竹しのぶちなみに、大竹によると、高橋は前回の初演で段田の厳しい演出を受けて「7キロ痩せた」とのこと。大竹から「今回は痩せてない?」と問われた高橋は「痩せてないですね」と答えたが、大竹から即座に「じゃあ、今回はダメですね(笑)」とダメ出しが。さらに風間からは「(高橋は)2年前はTVで忙しかったから。TVに魂を売った(笑)」とイジられる。演出の段田は、このやりとりを受けつつ、初演との違いについて「高橋克実が腕を上げて、素晴らしい俳優になっております!」と強調。高橋は「(この日のゲネプロで)初めてマスクを取るので期待してください!」と意気込んだが、風間から「かつら飛ばさないようにね(笑)」と茶々が入るなど、ベテラン俳優陣4人が壇上で軽妙なやりとりを見せた。高橋克実風間杜夫劇中、大竹は10代のけいも演じる。大竹は還暦を迎えた2017年に、20代前半で参加したミュージカル『にんじん』で演じた14歳の少年・にんじん役を1979年以来、約38年ぶりに演じて話題を呼んだが、この時の経験にも触れつつ「いまはどう見ても“少女”じゃないので、『心で見てくれ』と。心でやればなんとかなるのかなと思います。参考という意味では、若い時にお手伝いの役や、けなげな女の子の役が多かったので、その時の自分の声を思い出したりしています。でも、あまり作ったりしないで、心で見てもらおうと思っています」と語った。大竹の言葉に段田は「映像では無理ですが、舞台では十分に堪えてます」と擁護(?)。大竹は、段田らが学生服姿を舞台で見せることを明かし、段田は「私と高橋克実の学生服姿は怖いですよ(笑)。それだけでも見る価値があります!」と語ったが、大竹は「価値はないと思う(笑)」とバッサリ斬り捨て笑いを誘っていた。段田安則杉村春子が生涯947回にわたり、けいを演じたが、今後の目標回数などを尋ねられた大竹は「ないです」と即答。「杉村さんのように900回……となると100歳くらいになっちゃう(笑)。とにかくこの公演を最後までやれれば」と語る。そして、布引けいの「私の一生はこれからだと思う。新しい歴史の中に私も入っていくんだ」というセリフを引用しつつ「前向きなけいは素敵だなと思うし、ふり返ることなく、前を向きながら進むのが人生だと思うので、ふり返るヒマもないって感じで生きています」と語っていた。「女の一生」は10月23日より新橋演舞場にて開幕。10月27日より京都・南座、11月18日より博多座にて上演。取材・文・撮影:黒豆直樹
2022年10月18日2022年10・11月に上演される『女の一生』の取材会が行われ、主人公・布引けい役を務める大竹しのぶ、演出を担いながらけいの夫・伸太郎を演じる段田安則が登壇した。森本薫が文学座に書き下ろした『女の一生』は、名優・杉村春子の代表作(初演:1945年)。2020年に誕生した段田の演出版では、天涯孤独の少女けいが、拾われた家の長男に嫁いで家業を守る40年間が描かれる。なお本作は2020年に東京・京都で上演予定だったが、新型コロナウイルス感染症の影響で京都・南座公演のみ中止になった経緯がある。人生経験を重ねる実感が、ヒロインの一生を通じて目の当たりにできる──段田さんの演出版が再演されることになりました。いまのお気持ちは?段田2020年は新橋演舞場のみ、上演が叶ったんですよね。前回公演中止になってしまった京都の南座だけでなく、今回は博多座にもお持ちして九州の皆さんにもお目にかけたいと思います。大竹演舞場も、客席を「半分」まで減らしてね。お客さまがその半分に満たない日もありました。はじめはショックでしたが、いつも満席の劇場は当たり前ではなかったんですよね。すぐ「この状況でもご来場のお客さまがこんなにいらっしゃるんだ」「ひとりでも劇場にいらしてくださるなら、私たちは演劇を続けよう」と思い直しました。段田そんな状況になって、もう2年以上が経つんですよね。大竹コロナ禍で踏んだ舞台ということもあって、『女の一生』は初心に帰らせてくれたお芝居という想いがあります。客席の皆さんが喜んだり集中したりする姿を拝見していると、何より私たちが励まされる。再演の機会をいただいたからには、お客さまの反応をもっと引き出せるようにパワーアップしたいですね。段田「文学座の宝」というべき不朽の名作ですが、2年前に立ち上げてみて改めて素晴らしい作品だということがわかりました。主人公の布引けいも、現在の日本では大竹しのぶしか演じられる方がいないのでは、と思います。大竹戯曲が素晴らしいんですよ。杉村春子さんが947回も「演じ続けたい」と感じた理由が、戯曲と向き合ってよく理解できました。段ちゃんも、いつも稽古場で「これは本当にいい本で、やればやるほど深さがよくわかる」「書かれてあることをそのままやればいい作品になる」とおっしゃっていたほど。──おふたりは戯曲のどんな点を気に入っていらっしゃるのですか?段田セリフがいいんですよね。これ、森本薫さんが34歳でお亡くなりになる直前に書かれた戯曲なんですが「その年齢でよくこれだけ人間の心情が描けたな」と感心するくらい。僕の演出版だと1905(明治38)年〜1945(昭和20)年を時代背景に、思春期から晩年の夫婦の会話まで16歳〜56歳の布引けいを取り巻く心情が描き分けられています。大竹それほど好きじゃないのに、なんなら高橋克実さん演じる次男に惹かれているのに、段田さん演じる堤家の長男と結婚させられてね(笑)。そういう夫婦間の冷え冷えしたところ、段ちゃんがとてもうまく演じられるんですよ(苦笑)。そこから時間が経って許し合う夫婦、老いていく夫婦の寂しさ、愛とは違う形で結びつく情みたいなものが、すべて描かれている。「人生経験を重ねるって、そういうことなんだな」という実感が、布引けいの一生を通じて目の当たりにできるんですよね。段田森本さんは杉村春子さんに当て書きされたそうですが、ヒロイン布引けいの多面的な描き方も気に入っています。戦災孤児だったけいが才覚を買われて堤家を盛り立てる成功譚に終わらせず、いや〜な影の一面もきちんと書くんですよね。大竹そうそう。明治・大正・昭和を生き抜いたヒロインは、明るくたくましく健気にがんばるだけじゃない。「人生そんなに甘いもんじゃない」って面も描かれます。そんな彼女だからこそ、有名な「誰が選んでくれたのでもない、自分で選んで歩き出した道ですもの」というセリフが響くんじゃないかな。布引けいのたくましい生き方は、現代の観客にとってエネルギーになる──大竹さんが演じる布引けいの魅力を、段田さんはどのように受け止めていらっしゃいますか?段田ヒロインが年を重ねることで生じる「内面の変化」を目の当たりにできるのが、大竹さんが持つ最大の魅力ですね。布引けいの人生を思春期から老年にさしかかるあたりまで演じ分けてもらう中で、扮装や声のトーンなど創意工夫のしどころはたくさんあると思いますが……大竹さんの場合は必ず「内面」がともなう。これが切り替わるだけで、10代にも50代にもなれるんですよ。その様子をそばで拝見しているのが、本当に楽しかったです。大竹芝居の「嘘」を楽しんで、笑ってもらうしかないですよね。だって段ちゃんは学生服を着ているし、高橋さんはカツラかぶっているんだから(笑)。2017年のミュージカル『にんじん』で、22歳のときにやった少年役に再び挑戦したことを思い出しました。若かった当時より、還暦を迎えた60歳で“にんじん”を演じた方がお芝居をしないで済んだ……といいますか、開き直れて楽しかったんですよね。見た目は仕方ないけれど、登場人物の気持ちを理解することはできる。今回なら、布引けいという少女の心になれるのが楽しいんです。──主人公の運命が変わっていく10代のヒロイン登場シーンに際して、段田さんはどんな演出をつけたのでしょうか?段田それが、特に大きな注文はつけなかったんですよ。大竹さん演じる布引けいが、僕にはちゃんと「16歳」に見えた。それでオッケーかなって。晩年の杉村春子さんは実年齢80代で、10代のヒロインを演じたんですよね。これから年を重ねた大竹さんも、どんな風に若き日のけいを演じるのでしょうね。そんな経年変化を楽しめる作品でもあると思います。──段田演出の魅力、どんなところに感じますか?大竹段ちゃんとは30年近く一緒に芝居をしていて、何でも相談しあえる役者仲間です。俳優同士で演技の話をするのは意外と難しいんですよ。現場において、それは演出家や監督の領域なので。でも段ちゃんは、そういうことが言い合える唯一の役者仲間。稽古中はもちろん、幕が上がってからも「あのセリフってさ」「アンタしつこいね!」とやり合いながら、一緒に追求しています。今回もこの難しい台本をよく演出なさったと思いますね。コロナ禍で出番でない人は早く帰らなければならず、稽古時間が限られる中でもしつこく粘り強く演出をつけてくれました。やっぱり私たちの仕事って、しつこく粘ってどこまでも追求するもの。それをまっとうできる仲間であり、演出家だと思いますね。──劇中には第一次・第二次世界大戦が人々の生活に影響を与え、日本が苦難の道を歩む様子も描かれます。ロシアによるウクライナ侵攻やいまだ収まらないコロナ禍など世界を取り巻く現状と通じる部分があると思いますが、その中で『女の一生』を上演する意義はどこにあると思いますか?段田布引けいのたくましい生き方は、現代の観客にとってエネルギーになる気がしますね。彼女の人生には、悲喜こもごもいろんなことが起こります。のほほんとしていたら、足元すくわれるわけです。周りをよく見て、現実としっかり渡り合ってさえいれば「人生に何があっても生きていける」という前向きなメッセージが得られると思います。大竹激動の時代を生き抜くため、自分の生き方を受け入れながらも強く前を向く布引けいの姿に、お客さんたちは励まされると思いますね。加えて私は、『女の一生』の初演が戦時中の1945(昭和20)年4月だったことにも胸に迫る想いがあります。憲兵に見張られ禁止されたら、空襲警報が鳴ったら幕が下りるかもしれない中でも「芝居を届けたい」という切実さが、ちょうど私たちが『女の一生』をコロナ禍で上演しようと思った気持ちに通じるんです。劇場に吹く風はまだまだ厳しいですが、それでも来てくださるお客さまの心に訴えるよい芝居を届けたいと思っています。取材・文:岡山朋代撮影:荒川潤ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント★【よくばり❣ぴあニスト限定】招待券プレゼント受付中! ※10/12(水)迄【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!『女の一生』チケット情報はこちら:
2022年09月30日この秋スタートの新月9ドラマは、吉沢亮が駆け出しの小児科医を演じるメディカルヒューマンドラマ「PICU 小児集中治療室」を放送。この度、大竹しのぶが吉沢亮演じる主人公の母親役で出演することが分かった。大竹さんが演じる南は、北海道出身で女手一つで武四郎(吉沢さん)を育ててきた母。武四郎が落ち込んでいるときは、武四郎の大好きなおかずを作って励まし、厳しくも愛情深い言葉で鼓舞する存在。また、涌井桃子(生田絵梨花)の実家が営む観光バス会社のバスガイドだったが、定年後のいまも時折、バスガイドのヘルプに出ており、桃子とも仲良しでいつも茶飲み話で盛り上がっている。武四郎はそんな母のことが世界で一番大好きだが、不器用な性格も相まって、素直に愛情表現できず、生意気なことばっかり言ってしまう。今作で初共演となる吉沢さんについて大竹さんは「初めての一緒のシーンから不思議なぐらい会話が自然で、本当に一緒に芝居が出来て“喜び”を感じています」と印象を明かし、視聴者へ向けて「愛があふれるドラマです。ぜひ、ぜひ、ぜひ!」とメッセージを寄せている。「PICU 小児集中治療室」は10月10日より毎週月曜日21時~フジテレビにて放送。※初回30分拡大(cinemacafe.net)
2022年09月30日レスリー・マンヴィル主演『ミセス・ハリス、パリへ行く』より、ポスターと予告編が解禁。予告編のナレーションは大竹しのぶがつとめている。『ポセイドン・アドベンチャー』ほか数々の名作を生みだした小説家ポール・ギャリコの「ハリスおばさんパリへ行く」を原作とする本作。クリスチャン ディオールのドレスに魅せられた家政婦がドレスを買うためにパリへと向かい、そこで巻き起こる騒動と人々との出会いを描く。解禁されたメインビジュアルには、意気揚々とグリーンのドレスを抱きしめるハリスの姿が写し出されている。チャーミングな笑顔とともに彼女のドレスへの憧れの強さが伝わってくるようなポスターだ。またロンドンのハリスの友人であるヴァイや、パリで出会うイザベル・ユペール演じるディオールの敏腕支配人、マダム・コルベールなどのキャラクターの姿も。しっかりドレスを抱きしめているハリスだが、お気に入りの一着を手に入れることはできるのか…?夢見るハリスが人々を巻き込んで起こす、とびきり素敵な奇跡を予感させる1枚となっている。さらに解禁された予告編では、家政婦の仕事中に運命のドレスに出会う、夢のはじまりのシーンから、パリへ渡ったあともドレスのために奔走するハリスのまっすぐな姿が描かれている。マダム・コルベールと対立しながらも、夢を諦めない彼女に人々の心も動かされていく…。物語の重要なカギとなるディオールのドレスにも注目だ。この予告編では、いくつになっても夢を追う気持ちを忘れない、という本作のコンセプトに合わせて、女優としていつまでも輝き続ける大竹しのぶにナレーションを依頼。大竹さんのチャーミングな声は本作の世界観にもぴったりだ。実は以前に原作を読んでいたという大竹さんは、「とてもかわいらしいお話でページをめくるたびにワクワクしていましたが、スクリーンに広がる物語に同じような感情になり、少女のころに戻ったかのように楽しみました」とコメント。原作ファンにも、当時の気持ちまで楽しめる作品となっているようだ。▼大竹しのぶ コメント20代のころ、山田洋次監督に薦められて原作本の「ハリスおばさんパリへ行く」を読みました。とてもかわいらしいお話でページをめくるたびにワクワクしていましたが、スクリーンに広がる物語に同じような感情になり、少女のころに戻ったかのように楽しみました。慎ましく、ささやかな喜びで生きていた女性がクリスチャン ディオールのドレスに出会ったことで、外の世界に飛び出してゆく姿が大胆でもありチャーミングで。そして周りの人達も優しいんです。本当に胸がキュンとします。正直に、一生懸命に生きていれば神様は見ていてくださるんだ、という優しく爽やかな気持ちになる映画です。『ミセス・ハリス、パリへ行く』は11月18日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、渋谷ホワイトシネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミセス・ハリス パリへ行く 2022年11月18日よりTOHOシネマズシャンテ、渋谷ホワイトシネクイントほか全国にて公開© 2022 Universal Studios
2022年09月15日今年の「ゴールデン・トレーラー賞」のノミネーションが発表された。この賞は、「ハリウッドの映画やテレビのマーケティングにおける縁の下の力持ち」を称えるために、1999年の創設以来、ほぼ毎年開催されているセレモニー。映画、ドラマ、ゲームの予告編、ティザー動画、ポスターなどが、計108部門にカテゴリー分けされて表彰される。今年の対象は、2021年4月から2022年5月31日までに上映された作品。授賞式は10月6日に行われる。主なノミネーションは以下の通り。■アクション賞『ブレット・トレイン』『レッド・ノーティス』“Teamwork”『THE BATMAN -ザ・バットマン-』『マトリックス レザレクションズ』“Free”『トップガン マーヴェリック』“Back”■アニメーション/ファミリー賞『コーダあいのうた』“Sometimes”『DC がんばれ!スーパーペット』“Krypto Hero”『Marcel the Shell with Shoes On』“Remember”『ミニオンズ フィーバー』“Ready”『SING/シング:ネクストステージ』“Still Haven’t Found”『ジェイコブと海の怪物』“Maps”■コメディ賞『Dog』“On The Road”『ドント・ルック・アップ』“Trajectory”『Father of the Bride』“Biggest Event”『ザ・ロストシティ』“Real Adventure”『The Unbearable Weight of Massive Talent』“Cage Cutdown”■ドラマ賞『きみに伝えたいこと』『ベルファスト』“Everlasting『ハウス・オブ・グッチ』“Legacy”『ドリームプラン』“Greatness”『The Many Saints of Newark』■ファンタジー・アドベンチャー賞『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』“The Beginning”『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』“Nightmare”『シャン・チー/テン・リングスの伝説』“Birthright”『アダム&アダム』“Future”『アンチャーテッド』“Fifty Fifty”■外国語作品賞『Tausend Zeilen』(ドイツ)『Eiffel』(フランス、ベルギー、ドイツ)『ドライブ・マイ・カー』(日本)『秘密の森の、その向こう』“Magical”(フランス)『Letchik』(ロシア)(賀来比呂美)■関連作品:ドライブ・マイ・カー 2021年8月20日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開(C)2021『ドライブ・マイ・カー』製作委員会
2022年08月03日俳優の大竹しのぶさんが、2022年5月25日にInstagramを更新。ありし日のような写真を投稿して話題になっています。注目を集めた姿が、こちら! この投稿をInstagramで見る 大竹しのぶ(@shinobu717_official)がシェアした投稿 あどけなさが残る顔に、「あれ、若返った!?」とビックリしますね!大竹さんによると、子供の顔になれるスマホアプリを使用して、写真を加工したのだとか。かわいさに、多くの人が反応しています。・大竹さんの子供の頃のお顔は、こんな感じだったのでしょうね。かわいい!・時々、テレビ番組などで紹介されている、大竹さんの10代の姿とそっくり。・加工とはいえ、ナチュラルにかわいい。どこのアイドルかと思った。・俳優の高畑充希さんとか、芦田愛菜ちゃんに似てる!スマホアプリを使いこなし、楽しんでいる大竹さん。SNSを通して、おちゃめな一面を私たちに見せてくれました![文・構成/grape編集部]
2022年05月28日好意的な意見もある一方で、「子供がかわいそう」など批判的な声も多く聞こえる、『キラキラネーム』。2022年5月18日放送のラジオ番組『大竹まこと ゴールデンラジオ! 』(文化放送)では、『キラキラネーム』をはじめ、漢字本来と異なる読み方を、どこまで認めるかについて3つの基準案を提示したことを紹介しました。これに対し、自身の名前が『キラキラネーム』であると明かす、タレントの壇蜜さんの発言が反響を呼んでいます。壇蜜「一番最初のプレゼント」本名が齋藤支靜加(さいとう・しずか)と、読み方こそ一般的ではあるものの、使われている漢字が珍しい壇蜜さん。「私、キラキラネームなんで苦労してますよ」と切り出し、日常生活で受けるさまざまな苦労を説明しました。漢字で書ける人がいないんで、ほとんど。電話での説明も面倒くさいし、だいたい診察券間違ってるし、「旧字体は出てきません」っていわれるし。大竹まこと ゴールデンラジオ! ーより引用自身の体験を説明したうえで、「よく考えたほうがいい」と苦言を呈した壇蜜さんは、最後にこうも語りました。プレゼントですよ。一番最初の。大竹まこと ゴールデンラジオ! ーより引用名前とは、親から子供に与える一番最初のプレゼントであると語った壇蜜さん。その言葉は共感を呼び、放送を聴いたリスナーからさまざまなコメントが寄せられました。・本当にその通りすぎる。・「名前は一番最初のプレゼント」という言葉が胸に刺さった。・名言すぎて衝撃。生まれてくる我が子のため、親は画数や意味など熟考します。そこに、『プレゼント』という考えを加えることで、名前の選び方も変わってくるのではないでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2022年05月19日AIの音声アシスタントである『AleXa(以下、アレクサ)』。話しかけるだけで、今日の天気を聞けたり、調べたいことを検索したりできる便利なサービスとして、家庭にも広く普及しています。人々の生活をより快適なものにしてくれるアレクサですが、時には思わぬ『言葉』で、人の心をざわつかせることも…。アレクサを家に置いている、ナナジュー(@gol070)さんも、そんな経験をした1人だったようです!ゴールデンウィーク明けの朝に…憂うつな気分になってしまいがちな、ゴールデンウィーク明けの朝。アレクサは、ナナジューさんに追い打ちをかけるかのごとく、次のようなお知らせを告げます。おはようございます。GWが終わりましたね。次の祝日は7月18日です。※写真はイメージ祝日のお知らせをするのは、アレクサの機能の1つ。とはいえ、改めていわれると、落ち込んでしまうのが人間の心というものです…。この事実にショックを受けたナナジューさんは、アレクサに「もし仕事をしていたら、そのままお布団に戻って、引きこもってしまうくらいのダメージだからね!」といいます。朝からアレクサが「おはようございます。GWが終わりましたね。次の祝日は7/18です」って言ってきたんだけど、これ仕事してたらそのままお布団に戻って引きこもるくらいのダメージだからなわかってんのかアレクサ— 七十 4y+0m (@gol070) May 6, 2022 この投稿を読んだ人からは、アレクサに対するさまざまなコメントが集まりました!・これはダメージが大きすぎるよ~。・私もまったく同じことをいわれた!・アレクサは毎日働いているんだよね。お疲れ様!6月は国民の祝日がないので、残念に思う人も多いはず。次の休みを楽しみに待ちながら、日々の仕事や家事などを頑張りましょう![文・構成/grape編集部]
2022年05月16日もうすぐゴールデンウィークですね。大型連休は、日頃時間がなくてできていないことができるため、楽しみにしているという人も多いでしょう。そこで今回は、そんなゴールデンウィークに何をしたいかによって、「あなたの一番大切なもの」がわかる心理テストをご紹介します。Q.このゴールデンウィーク、あなたは何をしたいですか?A:家でゆっくりするB:旅行するC:近場でおでかけするD:おいしいものを食べるあなたはどれを選びましたか?さっそく結果を見てみましょう。この心理テストでわかることあなたの一番大切なもの深層心理において“ゴールデンウィーク”などの大型連休は、あなたの物事に対する優先順位が浮き彫りになるシチュエーション。そして、何をしたいかは、あなたが普段大事にしていることを反映します。そのため、ゴールデンウィークにしたいことによって、あなたが一番大切なものがわかるのです。A:「家でゆっくりする」を選んだあなた……家族や友達あなたは人に共感する能力が高いタイプで、自分の家族や友達をとても大切にしているでしょう。そのため、ときに身内の感情に左右されてしまうこともあり、もらい泣きをしたり一緒になって怒ったりすることもあるかもしれません。でも、それこそがあなたの魅力。同情心が深いあなたと一緒にいるだけで、周りの人は癒されそう。特に弟や妹、後輩などの、自分より年下の相手のピンチには積極的に力を貸すあなた。しかし、グループ意識が強い一方で、家族や仕事のチームなどの身内以外に対しては厳しすぎるところがありそう。もう少し色々な人に分け隔てなくあなたの優しさを降り注ぐことができれば、さらにあなたを慕ってくれる仲間が増えるはず。B:「旅行する」を選んだあなた……人間関係あなたはいつも集団の中心人物として、周囲の人に元気を振りまいていそう。また、人間関係を大切にするあなたは、何かと周囲の人に頼りにされており、相談されたり助けを求められることが多いでしょう。そんなあなたの屈託のない笑顔や対応は、普段あまり心を開かない人の心の氷を溶かすほど。持ち前のサービス精神で人に尽くすあなたは、多くの人から好かれているようです。多少強引なところもあるようですが、それもあなたの魅力。あなたが周りの人を大切にしているからこそ、あなたのファンや味方ができ、ピンチに直面したときもその人たちが徹底的にあなたを応援してくれるでしょう。C:「近場でおでかけする」を選んだあなた……仕事あなたはビジネスが好きで、自分の仕事に誇りを持っているタイプ。与えられたことをこなすよりも、誰も挑戦したことがないような分野に取り組んだり、目標に向かってバリバリ突き進んでいくことが得意でしょう。そのため、すでに開拓されている分野の仕事や無目的な業務をするよりも、新規開拓や新しいプロジェクトの立ち上げなどの業務を好む傾向に。そんなあなたがノリに乗っているときは勢いがあり、どんな仕事もこなしていけるパワーに満ち溢れていそう。しかし、勢いのままに進めてしまうと周りの人がついていけないと感じることもありそうなので、自分の調子がいいときほど他のチームメンバーをサポートすることも忘れずに。D:「おいしいものを食べる」を選んだあなた……お金あなたはマネーセンスに優れているタイプ。お金を稼いで運用したり、上手に節約して貯蓄する才能がありそう。そんなあなたは、自分がインプットした情報をお金に換える能力が高く、お金にも愛されやすいようです。なお、お金を稼ぐうえで大切なのは、先を見通す能力と正しい情報を選び、それを活用する力。あなたはさまざまな情報を周囲の人から得て、自分の中で取捨選択する能力に優れているため、情報社会と言われる現代において上手にお金を稼ぐことができるでしょう。おわりに人間誰しもあらゆることを大切にするのは難しいはず。だからこそ、自分自身が何に重きを置いていてるのかわかっている人のほうが、何かに取り組むときに自分の力を発揮しやすいでしょう。これを機に、あなたも譲れないものを1つか2つに絞って、それに全力投球してみてはいかがでしょうか。そうすれば、きっと本当に欲しいものを手に入れられるはずですよ。脇田尚揮/占い・心理テストクリエーター株式会社ヒューマン・ライフ出版代表取締役社長、企業占術鑑定士、大学講師、秀心寺住職。会社との顧問契約による“星暦術”による鑑定を業とする。取締役7社・顧問先23社担当、経営・占術資格50種保有。TV等メディアでも活躍中、代表書籍は『生まれた日はすべてを知っている』。©にしやひさ/PIXTA文・脇田尚揮
2022年04月28日あべのハルカス近鉄本店では、ゴールデンウィークを楽しめるイベントを全館で開催します。一つ目のテーマは「北海道」。北海道を存分に楽しめるグルメや、「水曜どうでしょう」などを手掛けるHTB(北海道テレビ)の特設ショップ、また関西唯一の北海道公式アンテナショップ「北海道どさんこプラザ」には、北海道民に愛されるコンビニ「セコマ」ことセイコーマートの品々が登場します。二つ目のテーマは「生きたミニ恐竜」。イグアナやトカゲなど、見た目はまるで恐竜のような珍しいトカゲの仲間を16種類集めたイベントを開催します。一部の動物とは実際に触れ合えるほか、本物の恐竜のフンの化石なども展示します。■ 大阪で北海道気分を楽しむ!〇地下食料品売場では、北海道のグルメ満載のイベントを開催します【イベント名】初夏の北海道フェア【開催期間】<第一弾>4月27日(水)~5月3日(火・祝)<第二弾>5月4日(水・祝)~10日(火)【開催場所】ウイング館地下2階イベントホール、イベントスペース【出店社数】<第一弾>17店<第二弾>15店<第一弾>海の幸盛りだくさんの海鮮弁当や、ジェラートなどが揃います。札幌「市場めし兆」海鮮団欒弁当 1折2,160円【各日限定30折】札幌「レ・ディ・ローマ プラス」ジェラート2種盛(バターミルク&キャラメルソースとピスタチオ)1個600円<第二弾>ボリューム満点のいかめしや、あべのハルカス近鉄本店限定のチーズ入りコロッケなど第一弾とは違ったグルメを楽しめます。札幌<北海道一直売>ジャンボいかめし 1個972円札幌<じゃがいもHOUSE>道産ベーコンとカマンベールのクリームコロッケ1個486円【各日限定100個】〇北海道公式アンテナショップ「北海道どさんこプラザ」では、北海道と関東の一部にしか店舗のないコンビニ「セイコーマート」の品々があべのハルカスに初登場します。なかでも、セイコーマートオリジナル商品である北海道産のメロン果汁を使った「北海道メロンソフト」は、通販でも買えないため関西では手に入りにくい人気商品です。また会場で焼き上げるクロワッサンもおすすめです。【開催期間】4月27日(水)~5月10日(火)【開催場所】タワー館2階 北海道どさんこプラザ 特設会場北海道メロンソフト1個260円ほかバタークロワッサン1個181円〇HTB(北海道テレビ)が開催するイベント「あべのハルカスまるごと北海道だオン!」では、HTBの人気番組「水曜どうでしょう」の番組グッズ販売や、HTBのマスコットキャラクター「on ちゃん」のアイテムを販売する「HTB グッズショップ」も期間限定でオープンします。HTB本社恒例の特産品販売会「HTB創世マルシェ」の出張開催や、北海道のサウナグッズを販売する「北海道サウナミニ物産展」も開催します。【イベント名】あべのハルカスまるごと北海道だオン!【開催期間】4月27日(水)~5月10日(火)【開催場所】ウイング館9階 催会場ウイング館8階 近鉄アート館2階ウエルカムガレリア■ 生きたミニ恐竜?と触れ合う太古の恐竜を連想させるトカゲの仲間が16種類集合する「生きたミニチュア恐竜展」を開催します。うち7種類は実際に触れあうことができるほか、白蛇を首に巻いて記念撮影もできます。本物の化石に触れることができるコーナーもあり、お子様にもお楽しみいただけるイベントです。【開催期間】4月27日(水)~5月10日(火)【開催場所】ウイング館9階催会場【入場料】 大人(中学生以上)900円こども(3歳~小学校6年生)600円※3歳未満は入場無料〇全長約1メートルにもなる大迫力のレッドテグーや、女性にも人気のかわいいヒョウモントカゲモドキなど7種類の動物と触れ合うことができます。(生き物の休み時間をとりつつ、随時実施)レッドテグーヒョウモントカゲモドキ〇白蛇を首に巻いて写真を撮ることができます。【実施日時】期間中毎日 11:00~、14:00~(各回30名、整理券配布)〇恐竜のフンやアンモナイトなど、本物の化石に触れることができます。※表示価格には消費税が含まれています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月21日志摩スペイン村では、4月29日(金・祝)~5月5日(木・祝)のゴールデンウィークの期間、ナイター営業を実施し、色鮮やかな花火が夜のパークを華やかに彩ります。陽気で明るいエンターテイメントや花いっぱいの異国情緒あふれる街並みなど、昼も夜も夢中になれるイベントが盛りだくさん。さらに、16時以降お得に楽しめる「ムーンライトパスポート」も販売します。伊勢志摩の暖かい春の陽射しに包まれて、笑顔とときめきに満ちた感動体験をお楽しみください。1.花火と音楽の競演「ムーンライトフィナーレ」上記期間中は毎夜、大迫力の花火が志摩スペイン村の夜空を鮮やかに彩ります。今年は、お客さまからのリクエストが多かったあの曲が復活!志摩スペイン村のテーマソングであり、開業時から2013年までムーンライトフィナーレで使用していた「きっとパルケエスパーニャ」にのせて、花火が次々と打ちあがります。【上演期間】 4月29日(金・祝)~5月5日(木・祝)※開始時刻は、ショーの内容により早まる可能性があります。【上演時間】 19:40~ 約3分【上演場所】 パーク全域※天候などの状況により中止、内容を変更する場合があります。2.ストリートレビュー「ヌエボ・プログレッソ “アデランテ”」スペインのお祭りを表現した音楽にのせて、陽気で明るい仲間たちが踊るストリートレビューを、普段実施している昼の上演に加え、ゴールデンウィーク期間は夜も上演します。「新たなる前進」というタイトルの通り、新たな振付や演出を加え、通常のパレードとは異なる魅力あふれた特別なショーをお届けします。【上演期間】 4月29日(金・祝)~5月5日(木・祝)【上演時間】 13:20~、19:20~(1日2回) 約20分【上演場所】 シベレス広場※天候などの状況により中止、内容を変更する場合があります。3.サンタクルス花のパティオ祭り白壁の街並みが美しいサンタクルス通りに、スペイン コルドバのパティオ祭りをイメージした華やかな装飾やフラワーワゴンなどを設置します。また同期間「インスタグラム」では、サンタクルス通りで撮影した写真や動画にハッシュタグをつけて投稿すると豪華賞品が当たるフォトキャンペーンを実施します。異国情緒あふれる街並みと色とりどりの花が織りなす春ならではの景観をお楽しみください。【実施期間】4月29日(金・祝)~5月31日(火)【協 賛】東京海上日動火災保険株式会社4.大鍋パエリャの販売50人前の大鍋で作った「大鍋パエリャ」を販売します。開放的な広場のテラス席で、スペイン料理を気軽にお楽しみください。【実施期間】 4月30日(土)、5月1日(日)、5月3日(火・祝)~5日(木・祝)の5日間【実施時間】 11:30~13:30(売り切れ次第終了)【料金】 一皿1,000円【実施場所】 マヨール広場※天候などの状況により中止、内容を変更する場合があります。5.菖蒲湯の実施【伊勢志摩温泉「ひまわりの湯」 】天然温泉「ひまわりの湯」では、無病息災をお祈りする端午の節句の縁起物「菖蒲湯」を実施します。ぜひこの機会に、良質な泉質でくつろぎの入浴をお楽しみください。【実施期間】 5月5日(木・祝)【営業時間】 9:00~23:00(最終受付22:00)※4月29日(金・祝)~5月5日(木・祝)の期間は日帰り入浴の最終受付が20:00となります。※ホテル志摩スペイン村ご宿泊の方は朝6:00からご利用いただけます。6.期間中のテーマパーク営業時間7.ムーンライトパスポートの販売ナイター営業日の16時以降お得にテーマパークを楽しめるパスポートです。本年度のエンターテイメントについて現在上演しておりますストリートレビュー「ヌエボ・プログレッソ “アデランテ”」、フラメンコパフォーマンス、キャラクターミュージカル「パティオ デル カント~ダルシネアの秘密の花園~」、スパニッシュパフォーマンスの各演目は、本年11月30日(水)まで延長することになりましたので、お知らせいたします。なお、水際対策の強化により上演開始を延期しておりましたパルケエスパーニャパレード「エスパーニャカーニバル“アデランテ”」 、新ストリートミュージカルおよび新フラメンコショーは、本年は上演いたしません。またフラメンコパフォーマンスは、4月29日(金・祝)より当日予約制、有料(3歳以上は200円)となりますので、あしからずご了承ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月14日岡田准一がヤクザ組織に潜入し、のし上がる元警官を演じる主演映画『ヘルドッグス』に、松岡茉優、北村一輝、大竹しのぶが出演していることが分かった。松岡茉優が演じるのは、兼高(岡田さん)とバディの室岡(坂口健太郎)が所属する東鞘会・神津組のボスの愛人で、刺激大好きで挑発的なグリーンヘアの吉佐恵美裏。松岡さんは「台本を読んだ時に、私が平成生まれで、女性だからこそ、今の新しい価値観の子たちが見たときにギャップを感じない、さらに共感を得るキャラクターにできたらいいなと思いました。恵美裏は魅力的で頭が良くて、私も憧れてしまうような女性です」と役について明かし、艶っぽさと怪しさをあわせもった恵美裏のビジュアルについては「赤いリップを引きたいと思ったんです。口紅が赤なら髪は補色の緑だと、ちょっと目で追っちゃう色合いだなと思って。赤の補色であれば、最初は青ということも考えましたが、ゆっくり青緑になっていき、最終的に緑の髪色になりました」とこだわりも語っている。松岡茉優また、兼高と室岡のボスで、東鞘会最高幹部である東鞘会三羽烏の一人、任侠100%の人情組長・土岐勉を北村一輝。東鞘会へ恨みを抱え、マッサージ師として組織内部にも入り込む潜入捜査員の連絡係・衣笠典子を大竹しのぶが演じる。北村一輝土岐は、全身に龍の和彫りの刺青を入れ、ヴィンテージのバーバーチェアで行う散髪タイムを大事にする兼高の親父(オヤジ)。「最初に脚本を読んだ時はハードボイルド、男の世界の話なんだと思いました。自分にとっても本当に久しぶりで、少し懐かしいなと思いながら読ませていただいて。その中で土岐という、人間性が結構かっこよかったりする、筋が通っていて、非常に魅力的な役だなと思いました」と印象を述べた北村さん。警察と兼高を繋ぐ重要な役割を担いながら、東鞘会にも出入りをしている謎の存在を演じる大竹さんは「撮影は緊張感があり、映画を撮ってるんだなって実感することが出来ました」とふり返り、岡田さんについては「全然変わらず、初めてご一緒した当時に戻ったみたいで楽しかったです。『全く変わってないね』と話したら、私も変わってないと言われて、撮影の合間は色々な思い出話に花を咲かせました」と再会を喜んだという。大竹しのぶ見どころについては「アクションというのはなにも戦ってだけのシーンではなく、全体的な動きであったり、その空気感というのを、監督がこだわっていたりしましたので、そこは僕も個人的に見てみたいところです」(北村さん)、「本当に岡田さんの、日本人最強の動きが随所に、そして今回はもう右にも左にもとても強いキャラクターだから、最強っぷりが堪能できますし、それに食らいついている坂口くんがまたミステリアスで、対比がすごく良いんです!」(松岡さん)と明かし、大竹さんも「台本を読むと、とても怖いシーンが次々に出てくるんですけれど、先を読まずにはいられない気持ちにさせられます。出てくるキャラクターも、みんなどこか寂しくて魅力ある人たちなので、とにかく楽しみにしてほしいなと思います」と呼びかけている。『ヘルドッグス』は9月16日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ヘルドッグス 2022年9月16日より全国にて公開©2022 「ヘルドッグス」製作委員会
2022年04月04日ラジオの聴き方が日々変化している中、2022年春、東海ラジオは変わります。キーワードは、「Change & Charge!TOKAI RADIO!~Music & Baseball~」。まず、土曜と日曜に5つの新番組と1つのリニューアル番組がスタート。オトナの週末のライフスタイルに合わせて、「トーク」と「ミュージック」をハイブリッドします。東海ラジオの週末がChange!そして、オトナのMusicであなたのココロをCharge!また、立浪和義新監督となりDragonsがChange!さらに、DragonsでCharge!今年も「ドラゴンズステーション東海ラジオ」として、中日ドラゴンズを熱く応援します。週末の新番組■土曜と日曜を演出する5つの新番組がスタート!まず、土曜7時00分~10時00分に、土曜の朝にちょっと心躍る音楽と、地域の情報をお届けするプログラム「Weekend Step」を放送。DJは数々のFM局で活躍するCocoroです。土曜10時00分~13時55分には、様々な“Flavor”を上質な音楽とともにお届けするプログラム「Saturday Flavor」を放送。DJはフリーアナウンサーの市野瀬瞳です。そして、土曜17時00分~20時00分には、東海ラジオと東海テレビのコラボレーション番組が登場!東海テレビの顔、高井一アナウンサーが贈るオトナのミュージックプログラム「ONE STYLE」を放送します。第4、5週には、東海テレビアナウンサーが週替わりで加わります。いずれも4月2日(土)スタートです。日曜7時00分~10時00分には、日曜の朝に心地良い音楽とローカルのグルメ、イベント、お出かけ情報など、あなたの日曜日がより一層楽しくなるような情報をお届けする「Morning Delight」を放送。DJは「Sound Park Sunday」でおなじみの川本えこです。日曜10時00分~13時55分には、東海地方のカルチャーシーンで活躍する南城大輔が送るミュージックプログラム「SUNDAY FUNDAY!」を放送。“オトナの落ち着いた良質な音楽”“気持ちいい音楽”“オトナが楽しめる情報”とともに、fundayな日曜日を演出します。さらに、日曜17時00分~19時30分には、「歌謡曲主義」がリニューアル。最新の演歌・歌謡曲はもちろん、ゲストコーナーやレギュラー番組で旬の歌手の声もお届けします。出演は井田勝也アナウンサー。いずれも4月3日(日)スタートです。■「TOKAIRADIO ONE ARTIST 2022!」に、Penthouseが決定!東海ラジオが、1組のアーティストを1年にわたり応援していくプロジェクト「TOKAIRADIO ONE ARTIST 2022!」に、話題の6人組ツイン“リード”ヴォーカル・バンド、Penthouse(ペントハウス)が決定!東海ラジオでは、1年にわたり、Penthouseの楽曲「流星群」(4月8日配信リリース)をパワープレイして応援する他、天気予報や局報のBGMとしてもOAします。また、この楽曲は、東海テレビ制作の土ドラ「クロステイル ~探偵教室~」の主題歌としても使用されます。▼詳しくはこちらをクリック Penthouse■「2022ガッツナイターテーマソング」に、緑黄色社会の「S.T.U.D」が決定!2022シーズンのガッツナイターテーマソングに、男女混合4ピースバンド・緑黄色社会の楽曲「S.T.U.D」(スタッド)が決定しました!シーズンを通して、「S.T.U.D」とともに、立浪新監督の下、Reスタートするドラゴンズを全力で応援していきます。プロ野球実況中継のテーマソングとしてOAする他、「ガッツナイター」を始め、ドラゴンズ応援番組や各ワイド番組内のドラゴンズ関連コーナーなどでOAし、プレーヤー達の活躍に彩を添えます。▼詳しくはこちらをクリック 緑黄色社会■Snow Manなど、注目のアイドル、アーティストの番組もスタート!土曜日23時00分~23時30分放送「Snow Manの素のまんま」(文化放送制作)、土曜日25時30分~26時00分放送「佐藤奈織美&大城光の『税』って何だっけ?」など、注目のアイドル、アーティストの番組も始まります。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月16日フランスを代表する世界的なシャンソン歌手エディット・ピアフ。彼女の人生を、その名曲の数々と共に描く『ピアフ』は、2011年に栗山民也演出のもと、大竹しのぶが初めて演じて以来、「ピアフが大竹しのぶに舞い降りた!」と多くの称賛を受け、上演を重ねてきた。2016年には第67回紅白歌合戦で「愛の讃歌」を熱唱。2018年にはピアフ楽曲をCD化した『SHINOBU avec PIAF』をリリースするなど、公演ごとに自身が演じる“ピアフ”像を深化させている大竹しのぶに、本舞台の魅力と、5度目となる再演への思いを聴いた。エディット・ピアフとの出会いは、20歳のとき中村勘三郎(当時・勘九郎)が貸してくれた1冊の本『わが愛の讃歌─エディット・ピアフ自伝─』。それから美輪明宏の『愛の讃歌〜エディット・ピアフ物語〜』や、ロンドンで本作のオリジナル舞台『ピアフ』を観て、“すごい人”だとは思っていたが「まさか自分が演じることになるとは思ってもいなかった」と振り返る。貧民街で生まれ、路上で歌っていた10代から、歌手として認められ、情熱的な恋に身を焦がした若き日。そんな“バラ色”の日々もつかの間、最愛の恋人の死、2度の交通事故、モルヒネ中毒…と、さまざまな悲劇に見舞われた壮絶な人生が、舞台では短い場面の連続で一気に描かれていく。「ピアフのジェットコースターのような人生を、目の前でお見せできるのが舞台の醍醐味。彼女の恋や絶望を、生の肌感覚で一緒に感じとっていただけると嬉しいです。どんなことがあろうと、人を愛することと、愛を与えることを忘れず前に進んでいったピアフは、まるで愛の塊のような存在。舞台を通して、そのエネルギーを皆さんと共有できればいいなと思っています」。大竹は劇中で『愛の讃歌』『バラ色の人生』『水に流して』など多数のナンバーを披露。「物語にそって流れていく楽曲が、この舞台の大きな要素。歌にはお芝居とはまた違う力があると思います。だからこそ、みなさんの心に届くよう、きちんと歌わなければという使命感は強いですね」と意気込む。「初演よりも再演、再演よりも再々演と、やればやるほどハードルは高くなっていくので、5度目となるともう本当に…頑張るしかないです」と笑顔で締めくくった大竹。ピアフとして生き、ピアフとして歌う大竹の“魂の舞台”に期待が高まる。公演は、3月18日(金)まで東京・シアタークリエ、3月25日(金)~28日(月)大阪・森ノ宮ピロティホール、4月1日(金)~10(日)福岡・博多座にて。博多座での上演は今回が初となる。チケットは発売中。
2022年03月08日女優の大竹しのぶが2月23日、東京・日比谷のシアタークリエで行われた主演舞台『ピアフ』のゲネプロ及び取材会に出席した。フランスの国民的歌手であるエディット・ピアフが歩んだ波乱の人生を描く本作。4年ぶり5度目の上演となり「栗山(民也)さんの新たな演出のもとで、新鮮な気持ちで臨みたい。こういう状況だからこそ、劇場に来てくださる皆さんのためにも、良いお芝居にしなければ。愛って本当にすばらしいということをお届けしたい」と意気込みを語った。シアタークリエに続き、福岡・博多座での大千穐楽をもって、上演200回目を迎えるが、大竹本人が「へえ~!」と驚いた様子。感想を求められると「(数字は)関係ない」と即答し、「1回1回、今日よりも明日をより良い状態に持っていければ。こういう状況ですから、明日どうなるかもわからないですし。201回目?だから、そういうの(意識)はないです」と女優としての矜持を示した。また、「せっかく博多に行くのに。おいしいものが食べたいです。その頃までに、元の世界に戻ってほしい」と願いも明かした。栗山民也演出のもと、大竹が初めてピアフを演じた2011年以来、「ピアフが、大竹しのぶに舞い降りた」と熱い支持を集め、2013年、2016年、2018年公演も盛況を博した。今回はピアフが愛する男性陣が新キャストとなり、中河内雅貴(ピアフと最も熱い恋をしたボクサー、マルセル・セルダン役)、上原理生(シャルル・アズナブール役)、竹内將人(ピアフに見出だされた歌手・イヴ・モンタン役)、山崎大輝(ピアフの生涯最後の恋人・テオ・サラボ役)と実力派が集結した。コロナ禍での稽古について、大竹は「マスクをつけてのお稽古はもちろんですけど、稽古が終わったらすぐ撤収しないといけないですし、一緒にご飯を食べたり、飲みにも行けない」と明かし、共演陣との親睦に苦心した様子。「だから、恥ずかしがっている時間はなくて、最初からオープンな気持ちで皆さんとは向き合っています。無理やりじゃないですけど(笑)、まるでピアフのように、いきなり『あなたが好きです、愛してください』って」と振り返った。報道陣が共演陣に対し、大竹の“座長ぶり”を問いかけると、大竹は「正直に言ってごらん!」。上原は「お芝居がうまくできないとき、しのぶさんがすっと来て『落ち込む必要はない』って言ってくださった」と感謝し、中河内も「大竹さんの姿を見て、自分から動こうという活力をいただいている」と敬意を表していた。取材・文・写真(会見写真)=内田涼『ピアフ』作:パム・ジェムス翻訳:常田景子演出:栗山民也<東京公演>2022年2月24日(木)~3月18日(金)会場:シアタークリエ<大阪公演>2022年3月25日(金)~3月28日(月)会場:森ノ宮ピロティホール<福岡公演>2022年4月1日(金)~4月10日(日)会場:博多座
2022年02月24日舞台『ピアフ』の公開ゲネプロが23日に東京・日比谷シアタークリエで行われ、大竹しのぶ、中河内雅貴、上原理生、竹内將人、山崎大輝が登場した。同作は仏歌手エディット・ピアフの人生を、パム・ジェムスが戯曲化し、2011年に栗山民也演出の元、大竹により日本で初演を迎えた。4年ぶり5度目の上演で、ピアフと熱い恋をしたボクサーのマルセル・マルダンを中河内、ピアフが見出す歌手シャルル・アズナブールを上原、イヴ・モンタンを竹内、20歳年下の生涯最後の恋人テオ・サラボを山崎が演じる。5度目の挑戦に、大竹は「栗山(民也)さんが新たに細かく演出をつけてくださっているので、また新しい気持ちでやっているし、新しいキャストとも一緒なので、すごい新鮮な気持ちです」と心境を表す。コロナ禍での稽古については「すぐに撤収しなければいけないのと、一緒にご飯を食べに行くとことやお酒を飲みに行くことが全くできていない状況なので、恥ずかしがったりとか、グズグズ言ってる時間はなくて、最初からオープンな気持ちにならないと、もう無理。だから無理矢理でも仲良くして、いきなり『あなたが好きです、愛してください』という、ピアフと同じように人間関係を作ってる」と明かした。さらに大竹は「ごはんとか食べなくても、きちんとお互いに芝居ができればこんなに仲良くなれるし、信頼し合えるチームになれるんだということがわかりました。そういう状況でもいいものを作らなくてはいけないし、こういう状況でもチケットを買ってくださる人に、やっぱり『来てよかった』と思わせなくてはいけないので、ハードではありますけど、私たちは届けたいなと思います」と意気込む。座長としての大竹について、山崎は「遠慮しちゃうところがあるなと思いつつ、ぶち壊しに来てくださってるのを感じて、何て器の大きい方なんだと思いながら稽古をしています」、竹内は「すごく優しく声をかけてくださって、本当にありがとうございます」と感謝。上原は「うまくできないことがあるんですけど、そういうときに稽古場でしのぶさんがスッと来て『落ち込む必要は全然ないし、みんなで最後まで一緒になって頑張って作ってくものだから気にしないで頑張ろう』とパッと声をかけてくれたことがすごい印象的」としみじみし、中河内も「大竹さんは残って稽古をされてるので、自然と僕らも残って見届けてしまう。そういう姿を見させていただいていたので、活力をいただいた」と様子を語る。共演者に声をかけることについて、大竹は「じっくり観察しようとかは思わなくて、一緒に芝居をしていたら絶対に『今日は元気がないな』とか『演出家に言われて落ち込んじゃうのかな』とか、わかる。若い子を見てやろうとかそういうことは全くないです。いい芝居を作りたいというだけかな」と説明。また「残って歌のお稽古してるのを見てくれているのは嬉しいし、逆に私もエネルギーをもらいました。そういう稽古場ってありそうでないから嬉しい」と振り返った。福岡・博多座で上演200回を迎えることを教えられると、大竹は驚きつつも「関係ない! もう、1回1回なんです。本当に。今日のゲネがどうなるか、明日どうなるかという感じだから、まったく関係ない」ときっぱり。200回以降、次回上演についての意欲を尋ねられると、「だから、ない! そんな明日のこともわかんないし! 今、今、今!」と訴えていた。東京公演は日比谷シアタークリエにて2月24日~3月18日、大阪公演は森ノ宮ピロティホールにて3月25日~28日、福岡公演は博多座にて4月1日~10日。
2022年02月23日歌手エディット・ピアフの愛と歌で彩られたドラマチックな人生を描く、大竹しのぶ主演舞台『ピアフ』(演出:栗山民也)が2022年2月24日から日比谷シアタークリエほかで開幕する。1月13日、東京都内で製作発表があり、大竹のほか、梅沢昌代、中河内雅貴、竹内將人、山崎大輝が登壇して、取材に応じた。大竹は2011年に主演してから、今回で5度目の挑戦。「何回もやれば慣れるかなと思っていても、やればやるほどプレッシャーが大きくて。やるからには前よりもいいものを作らなくてはというプレッシャーもありつつ、初演から一緒にやっている梅ちゃんこと梅沢昌代さんはじめ、また新しいキャストと一緒に、また新しいピアフに出会えたら」と決意を話す。一方で、大竹が「年をとった分、若い人との年の差が激しくなって、どうもすみませんと言う感じ」と自嘲する場面も。それに対して、初演からタッグを組む梅沢は「初演から(自分自身、少女には)見えていない。10年なんてクソくらえ」と笑っていた。長年、ピアフと向き合う中で見方が変わった部分があるかと尋ねると、大竹は「教えられている部分がすごくある。『あたしが歌うときは、あたしを出すんだ。全部まるごと』というセリフがすごく好き。一瞬一瞬、全部愛を捧げるという生き方には、いつも教えられている。それと同時にいつも孤独を抱えていて。孤独と愛の繰り返しという感じ」と語った。ピアフとの愛に生きた男性たちを演じる新キャスト。「愛に生きた生涯」についてのコメントを求められると、中河内は「(演じる)マルセルは妻子がいながらもピアフに心を寄せていた人物。ピアフを心の底から信頼して、お互いがお互いを支え合っていたと思う。魂と魂が深く絡み合う、真剣で純粋で誠実な愛」と熱心に話し、竹内は「ピアフが苦しんだ分だけ、その感情がピアフの呼吸や唇に乗って、お客さんに届いた。愛した男性たちなしに、この伝説的なピアフはなかったのかなと思う」と鋭く分析。山崎は「月並みな言葉になってしまうが、愛の力はすごい」などと緊張気味に話していた。東京公演は2月24日(木)から3月18日(金)まで日比谷シアタークリエ。大阪公演は3月25日(金)から3月28日(月)まで森ノ宮ピロティホール。福岡公演は4月1日(金)から10日(日)まで博多座。東京公演はチケット発売中。取材・文・撮影:五月女菜穂
2022年01月17日舞台『ピアフ』の製作発表が13日に都内で行われ、大竹しのぶ、梅沢昌代、中河内雅貴、竹内將人、山崎大輝が登場した。同作は仏歌手エディット・ピアフの人生を、パム・ジェムスが戯曲化し、2011年に栗山民也演出の元、大竹により日本で初演を迎えた。4年ぶりの5演目の上演で、初演以来ピアフの親友トワーヌを演じる梅沢に加え、ピアフを取り巻く男性に新キャストとして中河内、竹内、山崎が登場する。同作へついての思いを聞かれた大竹は「次があるとは思わないでいつもやっているので、毎日『今日1回だけ』と無我夢中でピアフの人生を3時間生きるということしかない」と心境を表す。「経験を積めば積んだだけ、愛の深さなどはわかるかなと思います」と言いつつも、「若い人との年の差が激しくなって『どうもすいません』という感じ。ねえ梅ちゃん、とても困るよね。少女なんですよ。誰も見えないですよね」と梅沢に話を振ると、梅沢は「初演(2011年)から見えてないから、10年なんてくそくらえ」と頼もしい言葉。ピアフを取り巻く俳優陣について、大竹は「うちの息子よりも若いんですよ。どうしよう。でもいいや、ピアフもそうだったから」と自分で納得していた。ピアフの恋人でボクサーのマルセル・セルダン役の中河内は「マルセルは妻子がいながらもピアフに心を寄せ愛していたという人物で、心の底からピアフを信頼して打ち解け合っていた。お互いがお互いを支え合い、やっとひとりぼっちじゃなくなるような瞬間が、2人の中にあたたかい愛としてあったんじゃないかな」と分析。ピアフが見出した歌手のイヴ・モンタン役の竹内は、ピアフについて「とても皮肉な人生だなと思います。もしピアフが本当に幸せに1人の男性を愛し切って、ここまでいろいろな苦しみがなかったとしたら、遥か遠く離れた国でミュージカル化されるくらい伝説的な歌手になっていたかな? と思いますし、苦しんだ分だけ感情がピアフの呼吸や唇に乗ってお客さんに届いたのかなと思う」と語る。「愛した男性達なしに伝説的なピアフはなかったのかな」と思いを馳せた。ピアフより20歳年下で生涯最後の恋人となるテオ・サラポ役の山崎は「愛の力は本当にすごいもので、僕が演じるテオがピアフと結婚したのが26歳の時。僕自身も26歳で、僕のこの時に、あれだけの病にもかかっている年上の方に……」と率直な感想で、キャスト陣も思わず笑ってしまう。「『僕が治す』といった言葉もあったそうで、その心意気に今からならなければいけないんだなということを、稽古に入る前から考えておりました。まとめますと、愛の力はすごい」と締めていた。そんな3人の言葉を聞いて、大竹は「役に対する思いを聞いていて『大丈夫だな』と思いました。舞台上で3時間接するわけですけど、本当の愛をお互いに感じ合わないとお芝居ができないと思うので。私も明かりとか当たってるから大丈夫だと思うし、思いっきり愛すので愛してほしいと思います」と語りかける。中河内は「いやもう、最上の愛で返しますよ。こうしてお芝居の中でも初めましてから始まり、深いところまでいくのが芝居の醍醐味でもありますし、いろいろな変化を楽しみながら感情を出し合うキャッチボールが大好きなので、大竹さんとしっかりと愛を結びたいと思います」と返し、「この期間だけは妻よりも愛していきます」と宣言。竹内も「今までのどの愛よりも強い愛で」、山崎も「(テオは)ピアフに憧れを持った状態で初めてお会いするわけなので、愛の度合いとしては僕がマックスの状態から愛を与えたいと。受け取ってもらえるように頑張ります」とそれぞれに誓った。なお、同作には俳優の前山剛久が出演する予定だったが、活動休止による降板が発表されていた。前山についてどう受け止めたか聞かれた大竹は「受け止めると言っても、お会いしたこともない方なので、わからないんです」と回答。また、故・神田沙也加さんについての思いを尋ねられると「むやみにコメントできるようなことではないので」と誠実に答えた。東京公演は日比谷シアタークリエにて2月24日〜3月18日、大阪公演は森ノ宮ピロティホールにて3月25日〜28日、福岡公演は博多座にて4月1日〜10日。
2022年01月13日