2000年10月から2010年3月までテレビ東京系列で放送されていたご長寿番組「ペット大集合!ポチたま」。変わり種動物の紹介やペットの特技自慢など様々な企画があった中で、特に人気を集めていたコーナー、若手芸人・松本と犬の“まさお”が一緒に全国行脚する「まさお君が行く!ポチたまペットの旅」がこのほど映画化することが決定!主演にSMAPの香取慎吾、ヒロインに広末涼子を迎えることが明らかとなった。ちょっと天然でおバカなラブラドールレトリバー・まさおと、無名の若手芸人・松本が全国行脚を通して、様々な人や犬と出会っていく旅形式のこのコーナー。まさおに振り回される松本の笑いあふれるやりとりが話題を呼び、一躍人気を集めた。実話を基にした今回の映画化では、そんなふたりが動物番組に抜擢されたところから、ひょんなきっかけで人と犬のコンビを結成し奇跡を起こしていく姿を描く。だが、人気者になったまさおと松本のもとに訪れた悲劇。まさおが命にかかわる持病をもっていたことが分かる。まさおに幸せな一生を送ってほしい、さらに自身の人生を変えるため、松本が人生最大の決心をする。主人公・松本秀樹役に抜擢されたのは、『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE 〜勝どき橋を封鎖せよ!〜』での演技が記憶に新しい、国民的人気を集めるSMAPの香取慎吾。暇で売れない芸人の松本がまさおと出会い、人間として成長していく様子を体当たりで演じる。現在、撮影中の香取さんは「あのまさお君が何と映画化!とっても楽しくて撮影も絶好調です。本当に、『まさお君が行く!』のコーナーと同じような、自然体な感じで楽しく映画を撮っています。こんな映画ってあまり経験ないなというくらい、気持ちもすごくリラックスしていますし、とても温かい映画になると思います」と撮影を存分に楽しんでいる様子。今回、メガホンを取るのは『NANA』など大ヒット作品を手がけてきた大谷健太郎監督。香取さんは「監督と初めてお会いした打合せで、本物の松本さんに近づける演技ではなく、ドキュメンタリーのように香取慎吾が追体験する様子を撮りたいと言われました。演じる相手は犬なので、上手くいかないところもそのままカメラを回しているのですが、そのおかげで愛らしく、楽しい撮影現場になっています」と現場の様子を明かす。さらに、共演の“まさお”については「初めは脚本の中と一緒で『バカ犬だなぁ』と思っていたんですが、最近『バカ犬を超えた天才犬かもしれない!?』と思うようなすごい動きをするんですよ!でも、もう2回くらいおしっこをかけられましたけど(笑)。僕も小学校時代にポメラニアンを飼っていましたが、一番飼いたかったのはラブラドールレトリバー。今も犬を飼いたいけど、飼い始めたら生活も変わってしまうと思って何とか我慢しています。だから勢いでこの子を家に連れて帰らないように『あくまで仕事だ!』と思って気をつけています(笑)」とすっかりゾッコンのようだ。そして松本の彼女、須永里美を演じるのが『おくりびと』、『ゼロの焦点』など幅広い役をこなす広末涼子。松本の芸人人生をずっと見守ってきた里美だが、ある日彼女は松本に別れを告げる。2人の恋愛のゆくえも本作の見どころとなる。「年齢や付き合いの長さを現実的に考えたとき、女性特有の一般的な悩みだと思いますが、彼との将来のことなどが不安で、新しい道を切り開きたいけど言い出せない。でもその中で、自分にも舞い込んできた、まさお君との出会いや彼(松本)の新しい仕事が、里美の人生にも変化を与えていきます」と今回の役どころについて説明する広末さん。香取さんとの共演については、「自然体の香取さんのままでありながら、さらに松本くんの空気の読めない感じとかが出てくるので、ご一緒していてとても楽しいですし、きっと観ている方々も楽しくて、嬉しいだろうなと思います。良い意味で、松本くんとまさお君の2人のゆるい感じが伝わってくる現場なので、出来上がりが楽しみです」と語る。2人のほかには、TV番組のディレクター役に光石研、同番組のAD役に成海璃子。加えて木下隆行(TKO)、大久保佳代子、神田瀧夢、浅野和之、左時枝、寺島進と個性的な面々が脇を固める。果たして、松本とまさおが最後に起こす奇跡とは?映画『LOVEまさお君が行く!』は2012年6月23日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開予定。■関連作品:LOVEまさお君が行く! 2012年6月23日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2012「LOVEまさお君が行く!」製作委員会
2011年11月30日岡田将生が、手塚治虫の不朽の名作「ブラック・ジャック」の主人公ブラック・ジャックの若き日を描いたスペシャルドラマ「ヤング ブラック・ジャック」に主演することが明らかになった。自身も医師免許を持つ巨匠・手塚治虫の手による、日本の医療漫画の先駆けにして金字塔でもある「ブラック・ジャック」。真夏でも真っ黒のマントをまとい、手術の痕の残るツギハギの顔をした天才無免許医師ブラック・ジャックが、様々な患者を治療する姿を通じて、命の重さや医療の抱える問題を描き出し、いまなお多くの人々に傑作として愛され続けている。今回のドラマでは、彼の医学生時代にスポットを当て、なぜ彼が無免許医師であり、患者に法外な報酬を請求するようになったのかなどを描く。原作でも彼が医者を志すことになった経緯などはたびたび描かれているが、今回のドラマはオリジナルストーリーで展開。9歳のクリスマスに、連続爆破事件に巻き込まれた時生は、外科医の本間の手術で一命を取り留めるが、一緒にいた母親は意識を取り戻すことなく眠り続ける。15年ののち、24歳となった時生は、いまだ目覚めぬ母親と共に地下室で暮らしながら医大へ。時生は、この頃から訳あって病院に行けない患者を無免許で治療していたのだが…。原作にもたびたび登場する宿命のライバル、ドクター・キリコとの因縁なども描かれるという。『告白』、『瞬またたき』、『悪人』、『雷桜』と小説を原作にした映画作品でそれぞれに全く異なるキャラクターを好演し、高い評価を得た岡田さん。今年も、直木賞候補作の映画化作品『プリンセス・トヨトミ』にさだまさしの小説を映画化した『アントキノイノチ』、そして連載中の人気漫画の実写版『宇宙兄弟』と話題作品への出演が決まっているが、今回、幅広い世代で読み継がれる名作の主人公の若き日をどのように演じているのか?今回の発表に際し、岡田さんからは「原作のブラック・ジャックのファンの方々や、これから観て頂く方々の期待を決して裏切らない作品になっていると思うので、是非楽しみにしていて下さい!」との自信をうかがわせるコメントが到着した。これまでに映画に連続ドラマ、ビデオ作品にスペシャルドラマとたびたび実写化され、宍戸錠に加山雄三、隆大介、そして本木雅弘と錚々たる、そして個性豊かな面々が挑戦してきたブラック・ジャック。今回、公開された画像では、岡田さんがこれまでの作品とはまた違った雰囲気で、鋭い目つきをこちらに向けている。また、共演陣にも演技派の面々が集結!時生が偶然出会う、医大生の優奈を仲里依紗が、その恋人を小澤征悦が演じるほか、時生の母を戸田菜穂、そして時生の命の恩人である本間医師を市村正親が演じる。『NANA』シリーズをはじめ、最近では海堂尊の医療ミステリーを映画化した『ジーン・ワルツ』を手掛けた大谷健太郎監督がメガホンを握る。闇の医師、ブラック・ジャック誕生の全てがここに!岡田さんのダークヒーローぶりに注目の「ヤング ブラック・ジャック」は4月23日(土)21:00より日本テレビにて放送。■関連作品:悪人 2010年9月11日より全国東宝系にて公開© 2010「悪人」製作委員会 告白 2010年6月5日より全国東宝系にて公開© 映画「告白」フィルムパートナーズ雷桜 2010年10月22日より全国東宝系にて公開© 2010「雷桜」製作委員会 瞬またたき 2010年6月19日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2010「瞬」製作委員会プリンセス トヨトミ 2011年5月28日より全国東宝系にて公開© 2011 フジテレビジョン 関西テレビ放送 東宝 アントキノイノチ 2011年秋、全国にて公開© 「アントキノイノチ」製作委員会宇宙兄弟 2012年春、公開■関連記事:『宇宙兄弟』が小栗&岡田で映画化『テルマエ・ロマエ』ほか人気漫画も続々実写映画化第5回アジア・フィルム・アワード開催。登壇者から日本の被災者にお見舞いのコメント岡田将生×榮倉奈々×ベルリン2冠の瀬々監督で『アントキノイノチ』映画化木村佳乃、涙のブルーリボン生田斗真は「ほかの人がやらないことやりたい」と決意毎日映画コンクール授賞式稲垣吾郎、極悪人役にSMAPメンバー「地が出てるね」
2011年04月01日映画『ランウェイ☆ビート』が3月19日(土)に公開を迎え、主演の瀬戸康史をはじめ、桜庭ななみ、桐谷美玲、IMALU、田中圭、加治将樹、小島藤子、大谷健太郎監督らが、都内の劇場で行われた舞台挨拶に登壇。舞台挨拶後には震災被災者のための募金活動も行われた。震災の影響で映画の公開、舞台挨拶の実施も危ぶまれていたが、震災からの復興に何か力になればとの思いから、チャリティを兼ねての舞台挨拶実施を決めた。瀬戸さんは「いまもなお、大変な思いをされている方がたくさんいらっしゃいます。僕たちができることは少ないですが、作品を通して元気やパワーを与えられたら」と真摯に語った。桜庭さんも「映画を観て、ひとりでも多くの人が笑ったり、元気になってくれたら」と語り、桐谷さんも「映画を観てくださったみなさんがちょっとでも幸せな気持ちになって、笑顔で帰っていただければ嬉しい」と語りかけた。IMALUさんは「こんなときだからこそパワーを送れたらと思います」、小島さんも来場した観客への感謝の思いを口にした。この日登壇したキャストの中で最年長で“兄貴分”の田中さんと、現場で“ムードメーカー”だった加治さんは、撮影中に男子だけで銭湯に行ったエピソードを明かすなど、この日も会場のムードを盛り上げた。大谷監督も、仲の良いキャスト陣の様子に目を細めつつ「映画人は映画を通して夢と希望を与えるのが仕事」と語り、映画の持つ“力”を訴えた。最後にマイクを握った瀬戸さんは「“自分を信じること、勇気を出して一歩を踏み出すこと”がこの映画のメッセージですが、こういうときだからこそ、このメッセージが大事だと思う。下を向くのではなく、上を向いて進みたい」と力強く語り、その後、自らが先頭に立って募金活動を開始。場内には長蛇の列ができ、瀬戸さんら登壇陣はひとりひとりに丁寧に感謝の言葉をかけていた。集まった募金は「日本赤十字社」を通して寄付され、さらに本作からトートバッグ5,000個、Tシャツ300枚が、中央区を通じて被災地に送られる。『ランウェイ☆ビート』は一部の映画館をのぞいて全国にて公開中。■関連作品:ランウェイ☆ビート 2011年3月19日より全国にて公開© 2011「ランウェイ☆ビート」製作委員会■関連記事:ファッション×青春!『ランウェイ☆ビート』スタッフTシャツを3名様プレゼントシネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第12回)ガーリー服が似合うオシャレ男優は?瀬戸康史、神戸コレクションのランウェイに緊張!ファンモンの熱唱に観衆大熱狂瀬戸康史天才的デザインセンスを持つ役に「運命と言っていい」自分を変えるファッションショー!『ランウェイ☆ビート』試写会に10組20名様ご招待
2011年03月22日映画『ランウェイ☆ビート』の完成披露試写会が2月8日(火)、東京・新宿区の新宿ピカデリーで行われ、主演の瀬戸康史、共演の桜庭ななみ、田中圭ら主要キャスト7人と大谷健太郎監督が舞台挨拶に立った。邦画初のファッションをテーマにした青春ムービーで、高校を舞台に文化祭でファッションショーに挑戦する高校生たちの姿を描いた物語。天才的デザインセンスを持つ転校生、溝呂木美糸(通称・ビート)を演じる瀬戸さんは「ファッションが好きなところが僕と似ている。学生の頃、古着が流行っていて、パンツを2本買ってきてバラバラにして縫い合わせたり、ハーフパンツにしたり、絵を描いたり、ジャージの生地を合わせたりしていた。だからビート役は運命と言っていいほど僕に似ている」と思い入れタップリ。対照的に、ビートに片思いする女子高生・芽衣を演じる桜庭さんは、「芽衣ちゃんはなかなか自分の想いを伝えられないんですけど、私は当たってくだけろタイプ。全然違いました」と苦笑いを見せた。また歌手のIMALUが、今作で映画初挑戦。司会者から、誰かからアドバイスは受けた?と聞かれ「そう言えば誰もしてくれなかったです。最初は緊張して心臓がバクバクしていましたが、演技だと深く考えないようにして、監督から言われた通り楽しむように心がけました。特にショーのシーンは素でやらせていただきました」と強心臓ぶりをうかがわせた。一方、劇中のスタートから1時間35分過ぎから始まるファッションショーのシーンが3D映像になっていることがこの日、発表に。本シーンについて大谷監督は「ファッションショーって立ち会っている感がないとつまらない。3Dだとそれがあって、ショーと3Dって合っている」と説得力タップリにPRしていた。映画『ランウェイ☆ビート』は3月19日(土)より全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:ランウェイ☆ビート 2011年3月19日より全国にて公開© 2011「ランウェイ☆ビート」製作委員会■関連記事:自分を変えるファッションショー!『ランウェイ☆ビート』試写会に10組20名様ご招待就活女子必見…?桐谷美玲がコメディ初挑戦でコスプレ軍団に囲まれ困惑2011年ブレイク期待の俳優・女優No.1は高良健吾&桜庭ななみ!ファンモンと共演!『ランウェイ☆ビート』主題歌ミュージックビデオ参加学生を募集シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第9回) 来年ブレイクしそうな俳優は?
2011年02月08日映画『ジーン・ワルツ』(大谷健太郎監督)の初日舞台挨拶が2月5日(土)、東京・銀座の丸の内TOEI1で行われ、主演の菅野美穂、共演の田辺誠一、原作者の作家で病理医の海堂尊氏らが出席した。大学病院を舞台に顕微授精のスペシャリストの産婦人科医、曾根崎理恵(菅野さん)の国家の医療体制に反発する戦いを通じ、代理母出産など日本の産婦人科医療の現実を描く医療ミステリー。命を扱ったデリケートなテーマに菅野さんは「いま30代で、いつか母親になりたいと思っている。こういうタイミングで、こういう映画に参加させていただき幸運でした」と深い関心を持って捉えた様子。「出産のいいところだけ見て夢のように産みたいと思っていましたが、産科医療がどれだけ大変か、胎児が10か月体内にいる間にどういうことが起こりうるかシビアな面も知って、だからこそ赤ちゃんを抱っこできる喜びを知り得るとわかった。改めて赤ちゃんを産みたいと思いました」と強い母親願望を口にした。一方の田辺さんは、大学病院で理恵の上司にあたるエリート医師役。劇中では、さまざまな事情を抱えながら出産に立ち向かおうとする女性たちが登場しており「いろいろな生き方の女性を見て、女性は命がけで“命”を産むんだと、感動しました」としみじみ。また長年の不妊治療の末に39歳で妊娠をした荒木浩子役の南果歩は、出産シーンをふり返り「美術さんが新生児ロボっていうのを作ってくれて、何体かあったんですが、やっぱりウチの子が一番かわいい!と思って、親バカでした」と実生活でも母親だけに出産に思い入れもひとしおの様子で、観客の笑いを誘った。『ジーン・ワルツ』は全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)特集「『ジーン・ワルツ』 現場が伝える女性の『生き方』&『働き方』」■関連作品:ジーン・ワルツ 2011年2月5日より全国にて公開© 2011「ジーン・ワルツ」製作委員会■関連記事:天才医師が新医療の闇に迫る『ジーン・ワルツ』オリジナルバッグを5名様にプレゼント菅野美穂インタビュー“天才女医”から見つめる、女性の生き方『ジーン・ワルツ』海堂尊インタビュー納得の出来に原作者も「危険な映画(笑)」菅野美穂「ピザマルゲリータを見ると帝王切開を思い出す」就活女子必見…?桐谷美玲がコメディ初挑戦でコスプレ軍団に囲まれ困惑
2011年02月07日海堂尊原作の同名医療サスペンスを映画化した『ジーン・ワルツ』の完成披露試写会が1月30日(日)、東京・千代田区の帝国ホテルで開催され、主演を務める菅野美穂をはじめ、白石美帆、桐谷美玲、片瀬那奈、南果歩という日本を代表する豪華女優陣が勢揃い。原作者の海堂氏、そしてメガホンを取る大谷健太郎監督と共に本作の完成を報告した。主人公は顕微授精のスペシャリストで“遺伝子(ジーン)の女神”の異名を持つ天才医師・曾根崎理恵(菅野さん)。医療の最高峰である帝華大学病院で働く彼女が院長代理を務める廃院寸前の小さな産婦人科医院「マリアクリニック」には、禁断の“治療”が行われているとうわさが囁かれていた。真相を確かめるべく、同僚のエリート医師・清川吾郎(田辺誠一)は理恵の周辺を探り始めるが…。映画化もされた「チーム・バチスタの栄光」で華々しい作家デビューを飾った現役医師の海堂氏が、日本の産婦人科医療の現実を描く原作が菅野さん主演で映画化された。菅野さんは「クールでポーカーフェイスな役柄。普段の自分とは違うので頑張りました。参加できて光栄ですし、女性が多い現場で楽しかった」と“美の競演”が実現した現場にニンマリ。海堂氏も「全ての登場人物が予想以上に美しくなった。こんなにたくさんの美女に囲まれるのはこれが最後だと思うので、人生の短い頂点として楽しみたい(笑)」と映画の出来栄えはもちろん、華やかな雰囲気にご満悦だった。難病を抱える子供を持った母親を演じる白石さんは「妊娠も出産も経験したことはありませんが、いつか自分の身にも起こりうること。女性目線で心の痛み、命の奇跡を実感した。自分が出産するときに、もう一回この映画を観たい」と母性に目覚めた様子。南さんは不妊治療を経て、自然分娩を希望する女性を熱演し「自然だけでは立ち行かない現実がある。医療があったからこそ生まれた命もあるはずだし、自然志向に偏り過ぎる風潮に一石を投じる作品になれば」と自身の経験を踏まえて、真摯にコメント。さらに「今後ないとは思うが、子供を産むときは菅野さんにとり上げてほしい」とアピールする場面も。この日、客席には夫で俳優の渡辺謙の姿もあった。自称・ヤンキー妊婦役の桐谷さんが役作りの参考にしたのは「八王子のヤンキーです。監督が参考にしろって(笑)」。先輩女優との共演に、「みなさん優しかったし、女優としてたくさん勉強することができた」とふり返り、「命を扱った作品。ぜひ同世代に観てもらえば」と語った。そしてジャーナリストを演じる片瀬さんは「一般的にジャーナリストは客観的に情報を伝える仕事だが、テーマがテーマだけに、女性としての感情を抑えずに、女性目線で伝えたい気持ちを優先させた。生きることの素晴らしさ、女性のすごさを感じてほしい」とこちらも“女性が主役”と熱弁した。母性がテーマの本作に、菅野さんも「改めて母親になりたいと実感しました…なかなかなれませんけど(笑)」と少々自虐的に語ったほか、帝王切開の施術シーンを演じる際、資料DVDを見たといい「それ以来、ピザマルゲリータを見ると帝王切開を思い出しちゃうんですよ!」と珍発言も飛び出した。この日は、会見当日にあたる1月30日が「女性医師の日」に制定されたことを記念し、なんと65名の女医が菅野さんらと写真撮影に臨んだ。「うわぁ、圧巻ですね。みなさんお美しい」と菅野さん。主題歌「こたえ」を歌う小田和正からビデオメッセージが届くと、「普段は自分の演技に反省しながら、映画を観るんですが、小田さんの主題歌を聞いた瞬間、自分でも感動してしまい、涙が出ました。優しい気持ちになれる曲」と感謝感激していた。『ジーン・ワルツ』は2月5日(土)より全国にて公開。■関連作品:ジーン・ワルツ 2011年2月5日より全国にて公開© 2011「ジーン・ワルツ」製作委員会■関連記事:就活女子必見…?桐谷美玲がコメディ初挑戦でコスプレ軍団に囲まれ困惑矢田亜希子クリスマスにプレゼントもらう予定アリ矢田亜希子、出産後初の5年ぶり主演ドラマで母親役!出産シーンでは思い重ね涙
2011年01月30日瀬戸康史、桜庭ななみ、IMALUらをキャストに迎え、ファッションをテーマに送る映画『ランウェイ☆ビート』の豪華共演陣が明らかに!田辺誠一、吉瀬美智子、RIKACOといった面々が参加することが新たに発表された。原田マハによる同名携帯小説を原作にした異色の青春ストーリーで、天才的なファッションセンスを持つ、“ビート”こと溝呂木美糸と仲間たちが、廃校の危機に瀕した高校の文化祭でファッションショーにチャレンジし、成長していく姿を描き出す。ドラマ「タンブリング」で注目を浴び、来年の大河ドラマ「江〜姫たちの戦国〜」では信長の近習・森蘭丸役を演じることも決まっている人気急上昇中の瀬戸さんが主人公のビートを熱演。ヒロイン・メイを桜庭ななみが演じるほか、桐谷美玲、IMALU、田中圭が高校生メンバーとして出演することはすでに発表されていたが、このほど大人キャストも明らかになった。ビートの父親で、天才デザイナーにしてアパレル会社“スタイルジャパン”社長の溝呂木隼人を演じるのは田辺誠一。ビートを陰ながら応援するカリスマデザイナーの南水面を吉瀬美智子。さらに、桐谷さん演じる高校生モデル・美姫の母親にRIKACOが扮し、ビートの祖父には中村敦夫という渋い配役も!加えて瀬戸さんと同じくD-BOYSのメンバーである加治将樹(『ソフトボーイ』)に小島藤子(『書道ガールズ!! わたしたちの甲子園』)、水野絵梨奈(『戦慄迷宮3D THE SHOCK LABYRINTH』)というフレッシュな顔ぶれの参加も発表された。監督は『NANA』シリーズの大谷健太郎。脚本には『ソラニン』の高橋泉が参加している。すでに今月3日にクランクアップし、現在はポストプロダクション中とのこと。『ランウェイ☆ビート』公開は来年春を予定。■関連作品:ランウェイ☆ビート 2011年春、全国にて公開
2010年08月25日