「食べすぎで見たことない体重に」で騒動にタレントの藤崎奈々子が先日、オフィシャルブログで、食べすぎて太り、見たことない体重になってしまったと報告したことから“激太り”として、ネットをはじめ各所で話題になる騒動となっていたが、25日のブログで無事減量を果たしたことを報告している。それによれば、恐る恐る体重計にのってみたところ、努力の成果もあり、しっかり減っていて、あと500gでもとの体重にまで戻るところまできていたそうだ。酵素ダイエット&食事&運動で便秘の解消に、ダイエットに効果的といわれている酵素ダイエットと食事制限、そして運動を組み合わせることにより、2.5kgの減量に成功したという。“酵素”は彼女が愛用する「いろはの酵素」を今回も利用しているといい、これからも真面目に飲んでボディメイクに努めたいと宣言している。もちろん、それだけではなく、ウォーキングやサーフィンの運動、炭水化物は夜は無し、野菜や玄米のごはんを中心とした食生活に、など、かなり気を配った減量生活を実施したようだ。愛犬との散歩も運動に貢献したようで、あと残りの500g、そしてさらに…と、今後のさらなるダイエットにも意欲を燃やしている。元の記事を読む
2012年08月26日皆さんの周りに、「あんなに食べるのに、どうして太らないんだろう……」と不思議に思う人はいませんか。うらやましい限りです。ここで、食べても太らない秘密を探るべく、アンケートで聞きしました。調査期間:2012/6/12~2012/6/14アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 1,000件(ウェブログイン式)■便通が良くなるものを好んで食べる「自分は食べても太らないタイプと思いますか?」という質問に、「はい」と答えた人は204人(20.4%)という結果になりました。では、「食べても太らない」と思い当たる理由は何なのか、探ってみましょう。まずは、「食事」編。「21時以降は食べない」(25歳/女性)「ジャンクフードをあまり食べない、お酒をあまり飲まない、夜遅く食べない」(28歳/男性)「間食をしない」(24歳/女性)「なるべく腹八分目で食事を終える」(32歳/男性)節食が功を奏しているようです。ほかにも、「ご飯の途中にしっかり水分を取ることで、おなかいっぱい食べてもあまり量を食べずにすんでいる」(29歳/女性)「大豆や野菜など、便通が良くなるものや消化に良いものを好んで食べること。よくかんで食べること」(25歳/女性)「もともと食べる量が少ない。一食ぐらいは食べなくても平気」(27歳/女性)「脂っぽいものが苦手」(27歳/男性)など、すぐにでも取り入れたい、太りにくい食べ方が並びました。一方で、「全く考えずに好きなものを好きなだけ食べる」(25歳/女性)という回答も得られました。時々、こういう人に出会いますが、ストレスがたまらない食べ方だからでしょうか。■通勤の満員電車で40分間立ちっぱなし続いて、「運動」編。92人(9.2%)は「運動は特にしていない」(28歳/女性ほか)との回答で、運動している人は112人(11.2%)でした。「毎週、30分以上ジョギングする」(27歳/男性)「週1回ジムに通って運動している」(22歳/女性)「家でテレビを見ながら筋トレを週に2、3回する」(28歳/男性)と、定期的に運動する習慣の人が多いようです。また、「毎朝一駅分を歩く。エスカレーターよりも階段を選んでいる。体を動かしたいときはジムや運動より家事をがんばる」(32歳/男性)「帰りはバスを使わず、徒歩で約20分かけて帰る」(29歳/女性)「毎日、通勤の満員電車で40分間立ちっぱなしで足腰が鍛えられている」(31歳/女性)のように、生活の一部で体を動かすように心がけたり、「仕事でとにかく動き回っている。また、どんなときでもきびきび歩き、外ではだらだらしないように気を付けている」(24歳/男性)と、仕事中でも意識的に運動する人もいます。■遺伝、汗っかき、体温が高いでは、「好きなだけ食べる。運動もしない!」という人が太らない理由とは何でしょうか。最も多かった回答は、「両親ともに太っていないので遺伝だと思う」(26歳/男性)と、「遺伝」を挙げた人が48人(4.8%)いました。また、「汗をかきやすい。じっとしていられないタイプなので、家でもちょこちょこ動いている」(32歳/女性)「胃腸が弱いせいかもしれない」(39歳/男性)「もともと平熱が高く、体温は高め。また、食事をするとすぐに体が熱くなる体質」(27歳/女性)と、太りにくい体質だということがあるようです。さまざまな太らない理由を教えていただきましたが、まずは食べ方を変える、歩く時間を増やす、代謝を高めて「食べても太りにくい体質」をつくることを目指したいものです。(岩田なつき/ユンブル)
2012年07月31日夏太りしやすい身体をつくる習慣とは夏バテで体重が落ちるという人がある一方、逆に毎年夏太りしてしまうと悩む人も多いのではないだろうか。トレンド総研が6月に実施した20代~30代の女性を対象とした「夏バテに関する調査」でも、夏バテ経験者は8割を超え、今年の夏バテや夏太りが不安と答えた人は62%にのぼった。そして、対策が必要と感じている人は、全体の約9割にも及んだが、具体的な対策をとっている、とる予定があるとした人は、41%にとどまったという。なんらか対処したいと思いつつ、実際には対策がとれていないという人が多いことが分かる。夏バテも、夏太りも回避したい。そう思うならどうすればいいのだろうか。この季節、露出も多くなるだけに体型はいっそう気になる。暑すぎて運動不足になるなど、原因はいろいろ考えられそうだが、じつは夏太りしやすい人の生活には、意外な共通点があるようだ。21日の美レンジャー、依口倫子氏が伝えるところによると、次のような食生活を送っている人が危険なのだという。以下、紹介されているポイントにそってみていこう。1.冷やし中華が好きでよく食べるたしかに、つるつるとのどを通りやすいけれど、意外に油分や糖分が多く、カロリーも高いのが冷やし中華。バランスの良いトッピングに注意したり、スープは残すなどして工夫したい。2.午前より午後に水分を多く摂取する水分をしっかり摂取することは大切だが、美容を考えるなら午前中にしっかり摂る方がおすすめ。午後にまとめてとると、むくみやすい体質になってしまう。できるだけ午前中を意識し、こまめに水分摂取をするようにしよう。3.冷たい甘いものをつい食べる冷たいシャーベットなど、さっぱりと食べたくなるけれど、冷たく冷やされたものは甘みを感じにくいだけに、思うよりも糖分を摂取してしまいがち。そうすると、カロリーも案外とってしまうし、ビタミンB1の不足を招き、夏バテや肌状態の悪化にもつながりやすくなってしまう。また、甘いものに限らず、冷たいもののとりすぎは、体を冷やしてしまうから、基礎代謝もどんどん落としてしまう。結果太りやすい体質にもなるというわけだ。気をつけるポイントはまだまだあった!4.ビールに注意!ノンカロリーやノンアルコールなど、手軽になったビール。飲みやすく、爽快感が味わえるだけに、夏場は美味しくて進みがちだけれど、ビールのおつまみには要注意。ついつい揚げ物や脂肪分の多いものを美味しく感じやすいので、バランスに気をつけたい。5.麺類が多くなる冷やし中華にも通ずるが、やはりのどごしが良くつるつると進みがち。あまり噛んでいないので、満腹感が感じられにくい特徴がある。麺類もよく噛んで食べるように心がけたい。なるほど、と感じられた点も多かったのではないだろうか。このほか、ノンカロリー商品も多数発売されているが、だらだら食べる習慣につながると、やはり夏太りにもなりやすくなる。先のトレンド総研による調査に寄せた、医学博士・管理栄養士である本田京子氏も、夏の食生活の乱れによる夏バテや夏太りを指摘しており、暑い夏こそ、食事に気を配ってほしいとしている。夏美人を目指したいなら、きのこ、豚肉に話題の塩麹を加えた、ビタミンB群たっぷりな組み合わせのレシピなどもおすすめだそうだ。適度に汗をかき、バランスよく食べることで、健康的に、そして夏太りとも無縁に、夏美人を目指して、このサマーシーズンを気持ちよく過ごしたい。元の記事を読む
2012年07月25日深夜に食べても太らないメニューはある「食べるダイエット」を提唱するダイエットカウンセラーの伊達友美氏が、3月号の雑誌「Ray」で「21時から食べても太らないメニューの法則」でダイエット術を公開している。春を迎える季節は、歓送迎会などで、どうしても夜遅くまで飲食する機会が増え、ダイエット中の人には頭が痛い季節でもあります。伊達氏によると「夜遅くに食べると太る」というのは必ずしもそうとは限らないという。夜中の焼き肉はベスト!痩せるには、食べたものを効率よく消化・吸収・代謝するヤセ体質になることが大切。そのためには、カロリーを燃やす栄養素を含むメニュー選びが重要だという。一生懸命にカロリーを抑えても摂取したエネルギーを燃やす栄養素がなければダイエット効果は見込めない。焼肉メニューのロース、ハラミ、ヒレなどの赤身肉には、基礎代謝を上げカロリーを燃やす栄養素がたっぷりだ。さらに、肉を食べる前に消化を早める酵素を多く含むキムチを食べると完璧だという。すなわち夜中の焼肉は食べる順番や組み合わせを工夫することで最高の食事になるそうだ。夜中の居酒屋では居酒屋で太らないメニュー選びは、「陸と海にグループ分け」することだ。肉類と魚類を一緒にとると消化が悪くなる。メインをほっけにするなら付け合せは刺身、お肉を食べるなら、たこわさは控えるなどのように、肉だけ、魚だけのメニューにすると効率よくカロリーを燃やせるという。健康的にやせるには栄養をきちんととって体を温め、脂肪や糖を燃やしやすい体にするのが大事。食事を選ぶときは、カロリー神話ばかりにとらわれずビタミンやミネラルなどカロリーを燃やせるような栄養があるかを気にすることが大事だという。元の記事を読む
2012年02月03日「スイーツは太りやすい」というイメージを大多数の人が持っている。おそらく「スイーツ=甘くてカロリーが高いから太る」という公式ができあがっていると思われるが、実は糖質のカロリーはタンパク質(魚・肉・卵などに多く含まれる)とグラムあたりは同じだという(4kcal/g)。ではなぜ甘いものだけが「太る」と思われてしまうのだろうか?まず糖質が身体の中でどう代謝されるのかを簡単に説明しよう。糖質を含む食べ物は、体内に入るとブドウ糖に分解され血液中へと流れ出す。ブドウ糖はすい臓から分泌されるインスリンによって代謝された後、水と二酸化炭素に分解されるが、代謝されなかった余分な糖は中性脂肪となって体内に溜まってしまう。インスリンの機能は他にも中性脂肪の合成、分解の抑制などがあり、これにより糖分を一度に摂りすぎると太ってしまうというわけだ。スイーツは「甘い」ことだけがダイエットの敵なのではなく、もちろんカロリーの高さも大きな問題。洋菓子では砂糖と一緒にバターや生クリームなどが使われることが多いが、これがカロリーを大きく跳ね上げる要因である。バター100gで745kcal、生クリームは100gあたり433kcalもある。油脂自体のカロリーは9kcal/gで、糖質・タンパク質の倍以上。カロリーは摂りすぎると当然身体は代謝しきれずエネルギーとしても余ってしまい、結果、体脂肪として蓄積されていく。詳しくは【microdiet.net】「甘いものはなぜ太る?太らないスイーツの食べ方選び方」をご参照あれ。
2012年01月20日前回は、太りにくいカラダを作るためのポイントのひとつ「体温を上げる」ことを中心に、教えてもらった。今回のテーマは「筋力をつける」こと。中でも「腹筋」に焦点を当ててみよう。前回同様、ホットヨガスタジオLAVAが運営する宿泊施設「LAVAビレッジ伊豆高原」でダイエットトレーナーを務める城所恵美さんに、聞いてみた。城所 恵美(きどころ めぐみ)ヨガインストラクター・ダイエットトレーナー / ホットヨガスタジオLAVAが運営する宿泊施設「LAVAビレッジ伊豆高原」で活躍する人気ダイエットトレーナー。ヨガにも精通しており、女性誌をはじめ各誌の企画を監修。筋力をつけると代謝が活発になり、太りにくくなる。中でも腹筋はとても大切だそう。腹筋はカラダの中心を位置する筋肉のひとつ。そこに筋肉をつけることで、さらに代謝が活発になる。カラダの中心がしっかり安定しているとゆがみにくくなり、太りにくいカラダになるのだ。カラダがゆがんでしまうと、余計な部分に筋肉がつき、老廃物が流れにくくなるということが生じる。太る原因となる要素がたっぷりとあるのだ。そうならないためにも、しっかりと腹筋にアプローチできるポーズを伝授しよう!【1】フネのポーズ 腹筋だけでなく、骨盤まわりの筋力アップにも効果的!1.体育座りになり、両手は床につけ体を支える。脚は閉じる。2.息を吸いながら脚を床から浮かせ、安定したら両手を離し手を伸ばしていく。この時、背中が丸まらないように注意する。できる人は、膝を伸ばす。3.この状態で5呼吸ほどキープ。4.吐きながらもどす。【2】板のポーズ 腹筋と背筋のバランスを良くし、美しい姿勢を作る1.うつ伏せになり、ひじを床につけ、つま先を立てる。息を吸いながらおへそを背中に近づけるように薄くし、上体を起こす。2.吐きながら恥骨で床を押すようなイメージで、胴体を持ち上げる。頭からかかとまでが自然な一直線になるように意識する。3.そのままの状態で5呼吸ほどキープ。ゆっくりとうつ伏せに戻ってリラックスする。【3】立ち木のポーズ バランスをとることで腹筋を使う!1.つま先をそろえ、まっすぐ立つ。2.写真左のように右脚を曲げ、脚の甲を左ももの付け根に引っかける。難しい方は、写真右のように右脚の裏を左脚へあずける。3.安定したら、胸の前で合掌。余裕があれば両手は頭の上で伸ばす。そのままの状態で5呼吸ほどキープ。4.吐きながらゆっくりと戻す。反対も同様に行う。腹筋はプルプルと震えていないだろうか。短時間で簡単にできるポーズなら、面倒くさがりの方にもピッタリだ。アラサーになるとお腹回りに脂肪が付きやすくなる。そうならないためにも腹筋をしっかりとつけることが大切だ。理想的な体型は誰しもの憧れ。太りやすい冬にこそ鍛えるべき場所を鍛え、太りにくいカラダづくりを実践してみよう。お問い合わせ:ホットヨガスタジオLAVA tel.03-5468-8834(LAVAコールセンター) 公式サイト 全国70店舗以上で展開する日本最大級のホットヨガスタジオ。高温多湿の環境でヨガを行うことで、体を芯から温め、効果を最大限に高めてくれる。ダイエット以外にも、冷え性や肩こり緩和などにも効果が期待できるため、継続的に通う女性も多い。初回体験は2,000円。
2012年01月09日前回は、太ったカラダに効果的なヨガポーズを、部位別に3回に分けてみなさんに伝授した。今回からは、太ってしまうカラダにサヨナラするために、太りにくいカラダを作るテクを前回同様、ホットヨガスタジオLAVAが運営する宿泊施設「LAVAビレッジ伊豆高原」でダイエットトレーナーを務める城所恵美さんに、聞いてみた。城所 恵美(きどころ めぐみ)ヨガインストラクター・ダイエットトレーナー / ホットヨガスタジオLAVAが運営する宿泊施設「LAVAビレッジ伊豆高原」で活躍する人気ダイエットトレーナー。ヨガにも精通しており、女性誌をはじめ各誌の企画を監修。太りにくいカラダをつくるには、2つのことを実践するといいそうだ。ひとつ目は「体温を上げる」こと。ふたつ目は、「筋力をつける」こと。今回は、「体温を上げる」ポーズを3つ教えてもらった。【1】ツルのポーズ 褐色脂肪細胞の刺激によって体温アップ!1.つま先を閉じてまっすぐに立つ。2.左脚を大きく一歩後ろに引き、つま先は斜めにひらく。かかとを床につけ、腕を後ろで組む。息を吸って背筋を伸ばす。3.吐きながら身体を前に倒し、組んだ指を上に持ち上げて、5呼吸ほどキープ。腕は後ろへ引っ張り、頭は前上の方に伸ばすとよい。4.可能であれば、更に腕を前に倒す。背筋はまっすぐ伸ばしたまま腕を天井へ引っ張り、頭の先は、前に引っ張られるイメージで。5.吸いながら身体を起こして、吐きながらゆっくりと戻る。反対も同様におこなう。【2】ウォーリア2のポーズ 下半身お呼びお腹回りの筋肉をたくさん使い、体温アップ!1.脚を揃えて気をつけの状態で立つ。2.右脚を肩幅より少し広めにひらく。3.右のつま先を真横に向ける。このとき、左脚はそのまま。4.息を吸いながら両手を肩の位置まで上げ、顔は右側を向く。5.吐きながら右膝を曲げ状態を低くする。このとき、膝がつま先より出ないように注意。5呼吸ほど続ける。6.吸いながら右膝を伸ばした状態へもどり、吐きながら顔・つま先を正面に戻しながら両手を下す。反対も同様に行う。【3】キャットのポーズ 背筋をしっかりと動かすことで体温アップ!1.よつんばいをつくる。手は肩幅、脚は腰幅に、肩の真下に手首、腰の下に膝をおく。2.いちど息を大きく吸って、吐きながら背中を丸めて目線はお腹へ。この時、背骨をひとつずつ丁寧に丸めるようなイメージで行う。3.次の吸う息で背中を反らせ、目線は斜め上へ。4.2.のように吐きながら、背骨をひとつずつ丁寧に丸め目線はお腹へ。2~3の動作を5呼吸ほど繰り返す。5.最後は吐きながら背中をまっすぐな状態に戻す。(1.の状態)ポーズをいくつかやることで、カラダがポカポカと温まってきただろうか。冬は運動するのが億劫になりがちだが、寒い冬こそぜひ行っていただきたい。ふとしたとき、気が付いたとき、カラダが固いなと感じた時などに行ってはいかがだろう。体温を上げることで代謝は変わってくる。ぜひ実践してみて。お問い合わせ:ホットヨガスタジオLAVA tel.03-5468-8834(LAVAコールセンター) 公式サイト 全国70店舗以上で展開する日本最大級のホットヨガスタジオ。高温多湿の環境でヨガを行うことで、体を芯から温め、効果を最大限に高めてくれる。ダイエット以外にも、冷え性や肩こり緩和などにも効果が期待できるため、継続的に通う女性も多い。初回体験は2,000円。
2012年01月08日やっぱり太ってしまったかも?フィットネスクラブの株式会社ティップネスは、2012年1月4日に「お正月太り攻略法」を発表した。まずは、お正月太りをしやすい、またはしてしまっているかを下記の質問でチェックする。□年末からすでに、普段の生活リズムは崩れ去っている□お正月は、ついつい1日中だらだらと飲み食いをしてしまう。□お正月中、常にテーブル(こたつ)の上に食べ物が乗っている□おせち料理を食べず、手っ取り早い店屋モノやデリバリーに頼りがち□外出はほとんどせず、あまり動かない。□寒いからもこもこに服を着こみ、暖房も多めに使ってしまう□休み明けから気合いを入れてダイエットするので、お正月は安心して毎日ダラける□お正月は、体重計に乗ろうなどとは思いもしないお正月だからこそ、始めよう。まずは何も食べていない時間を作ること。ダラダラ食べていると太る原因に。お正月なのでお餅やおせちなどを食べるのはしょうがないにしても、食事と食事の間がないような食生活は胃の負担にもなるし、太りやすくもなるのでいいことはない。次に自分の体重を知ること。一日1回から2回はかならず体重をはかる。お散歩に出かけたりと運動をするのが一番だが、寒くて出かけられないのなら、せめてコタツからは出て室内で運動をするのがいい。「お正月太り攻略法」には、簡単に家でできる体操が紹介されている。元の記事を読む
2012年01月05日次々と新しいダイエット法を試しても効果がないという人や、いくら食べても太らないという人がいます。「胃下垂だから太らない?」、「水を飲んだだけでも太る?」など、世間でよく言われるダイエット都市伝説について、その真偽を、内科医で大阪府内科医会副会長・泉岡医院院長の泉岡利於(いずおか・としお)先生にうかがいました。■太る遺伝子やデザートの「別腹」も実在する伝説1・胃下垂の人は太らないこの説はよく耳にします。本当でしょうか?また、なぜ太らないのでしょうか。「これは本当です。胃下垂とは、胃を釣り上げている筋肉が緩んだ状態で、女性に多い症状です。なかには骨盤のある場所まで垂れている人がいます。口から入った食物は、胃を経て十二指腸、小腸へと消化されながら進み、栄養素のほとんどは小腸で吸収されます。しかし、胃が下にあることで、食物が胃で滞在する時間が長くなり、栄養素がなかなか吸収されません。ですから、食べているわりには栄養がとれないことになります。また、食物が胃に残っているので、胃酸が過度に分泌されてムカツキが起こり、食欲不振になり太りにくいという傾向があります」(泉岡先生)伝説2・やせの大食いテレビで見かける「大食いタレント」の中には、やせている人も多くいますが、いわゆる「やせの大食い」の人の体は、どういうメカニズムなのでしょうか。「たくさん食べればエネルギー摂取量が増えて太るはずなのに、太らない人もいらっしゃいます。私がクリニックで診察した経験からは、太らない人の何割かは胃下垂が見られました。ほかには、遺伝などの要因で脂肪を分解する細胞を多く持っているため、カロリー消費が多くなって太りにくいということも考えられます。また、太りにくい食べ方が自然に身についているという場合もあります。実は、食品別に食べる順番を変えることで、同じ量を食べても太りにくくなるということが分かっています。食事をする場合、まずは、野菜やきのこ、こんにゃくなどの食物繊維を先に食べて、次に、肉などのたんぱく質を、最後にご飯やパンなどの炭水化物を食べるようにします。糖質になる炭水化物を食べるタイミングを遅らせるのです。そうすると、先にごはんや肉類を食べるよりも、脂肪吸収が緩やかになります。食べても太らないという人が周囲にいたら、食べる順番に注目してみてください」(泉岡先生)伝説3・35歳を過ぎるとやせにくい若い時はダイエットをするとすぐに効果が見られたけれど、年齢とともにやせにくくなっていると感じる人も多いはず。「基礎代謝(何もしなくても消費しているエネルギー)が年齢とともに低くなるのもあるのですが、若いころは過剰に摂取されたカロリーは基礎代謝や運動によって筋肉になりやすいのに比べ、35歳を過ぎると代謝能力が落ちるため、過剰分のカロリーは脂肪として体に蓄積されやすくなるのが原因の一つです。さらに、やせるときは筋肉から落ちていくので、太ってもやせても、結果的に体積の多い脂肪が残ります。ですから、年齢が上がると、体重が減ったとしても、見た目はやせたように見えなくなります」(泉岡先生)伝説4・水を飲んでも太る体重増加が気になる人に多いセリフ、「水を飲んでも太る」とは本当でしょうか。「水はゼロカロリーなので、水を飲んで太るということはありません。『私は空気を吸うだけでも太る』と嘆く方もいますが、実際、そういう方はほかに原因があります。たいてい、食べ過ぎているのです。例えば35歳以上なら、一日の食事量は小学校3~4年生くらいの量で十分です。自分では間食を控え、『一人前しか食べていない』と思っていても、まだまだ摂取カロリーが多いため、『水を飲んでも太る』と考えてしまうのでしょう」(泉岡先生)伝説5・デザートは別腹女性に限らず、飲み会の後で、「シメのラーメンは別腹」という男性もいるのでは。「これは本当です。以前、私のクリニックにテレビ局が来て実験をしたので、私も自分の目で確認しました。満腹でも甘いものを見ると、胃の上腹部が膨らんで、食事が入るスペースができます。神経反射の一つで、『梅干しを見るとだ液が出る』というように、興味のある食べ物を見ると条件反射で胃が膨らみます。デザートやラーメンがその部分に入ると考えると、『別腹』だと言うことができるでしょう」(泉岡先生)伝説6・幸せ太り結婚をすると、太る人が多いようですが……。「第一に、食生活の変化が原因です。今まで母親の作る料理や、なじみの定食屋の食事が多かったのが、奥さんや自分が料理を作ると、味付けが変わり新鮮味があります。そのため食べ過ぎてしまう傾向にあります。男性は『食事を残したら奥さんに悪い』と思ってつい食べ過ぎたり、女性は夫の帰宅を待って食時時間が遅くなる、夫の食事量に合わせて自分もたくさん食べたりしてしまうなど、生活環境の変化が太る原因につながります」(泉岡先生)伝説7・親が太っていると子どもも太る太っている人もやせている人も、家族そろって同じ体形のように思います。「大阪大学などの機関が詳しく研究していますが、太る遺伝子がいくつかあることが分かっています。これらの遺伝子は『倹約遺伝子』とも言われ、人間に備わったのは、縄文時代にさかのぼります。狩猟民族でしたので、獲物を確保できないときに備えて『飢餓にならないようカロリーをため込む』という役割の遺伝子を持ったと言われています。倹約遺伝子を持っている人は、基礎代謝(何もしなくても、呼吸や体温調整など、生命活動維持のために消費しているエネルギー)が200~300キロカロリー減少します。欧米人よりも東洋人のほうが、これらの遺伝子を持つ人が多いという研究報告もあります。この遺伝子を両親ともに持っていれば、子どもが遺伝子を引き継ぐ可能性が高くなり、太りやすい体質になると言えるでしょう」(泉岡先生)伝説8・タバコをやめると太る「タバコをやめると、ごはんがおいしくなる」と言う人も多いようです。「『タバコをやめると太る。しかしながら、タバコを吸っている人はメタボリック・シンドロームの人が多い』という興味深いデータがあります。これは、タバコを吸う人は飲酒の量も多い、また、運動に興味がないという人も多い。だから、生活習慣病になりやすいというわけです。ですが、本来、タバコは常習性があり、タバコを吸うとドーパミンという快楽物質が脳内に出て、食事や睡眠が不十分であっても、一時的には元気でいられます。タバコをやめると喫煙時と同じ摂取カロリーでも2キロ~3キロは太ります。さらに味覚も研ぎ澄まされ、ごはんをおいしいと感じるようになります。そのために、食べ過ぎてしまったり、また、口寂(さみ)しくて間食が増えてしまうなどで太る人がいます」(泉岡先生)伝説9・炭水化物抜き(ごはんやパン、めん類など抜き)はやせる「炭水化物抜きダイエット」という言葉を耳にしますが……。「結論から言えば『やせるけれど体には良くない』です。炭水化物は消化されてブドウ糖に変わります。ブドウ糖は脳の発達に重要な栄養素です。ブドウ糖が足りないと集中力が落ちて仕事の効率が悪くなります。一日の必要な摂取カロリーの55%~60%を炭水化物からとるのが理想的です」(泉岡先生)こうして9つダイエット都市伝説を医学的に検証してみると、直接的に太る理由になっていない都市伝説も、間接的に根拠があったのです。自分が太りやすい理由が分かった気がします。監修:泉岡利於氏。医学博士。内科医、大阪府内科医会副会長、医療法人宏久会泉岡医院(大阪市都島区。TEL:06-6922-0890)院長、ほか。下関崇子/ユンブル)【関連リンク】【コラム】ダイエット失敗集! ~食事編【コラム】専門医の教え。重要なのは「順番」食べ順変えるだけダイエット!【コラム】骨盤元気に!体の芯を調えるムエタイ・ダイエット
2011年10月01日