偏食の息子が「野菜、食べてみる」と言い出しびっくり!しかし理由があって…保育園のころからずっと偏食のミミは野菜が食べられません。私も小さいときは食べられなかったのですが、大人になると大丈夫になったので、ミミもいつかは食べられるようになるだろうと全然気にしていませんでした。ある日のことです。意を決して「野菜、食べてみる」とミミ。突然のやる気にびっくりしながらも、私はミミの好きな味つけで肉野菜炒めを作りました。ですが、残念ながらやはり食べる気持ちになれなかったようです…。ミミに「どうして食べようと思ったの?」と聞くと、わけを教えてくれました。Upload By taeko給食のとき、先生がスプーンを持ちミミの口元まで運んで「食べる?」と聞いてくるのだそうです。そして、食べられないと「勉強を頑張るともらえる賞状」をあげないよ?とか、宿題ができないよ?などと言われるのだとか(ミミのクラスは給食を食べ終わった人から宿題をやってもいいことになっています)。でも、今どきそんな言い方をして、食べることを強要するのかな?疑問に思いながらも、涙ながらに話すミミの話を真剣に聞き取った私。そしてミミの話は信じたものの、先生側の意見も聞きたいと思いました。ミミと先生の話には違うところがあった!行き違いの理由は特性によるものでした翌日、パパが学校へ行き、担任の先生へ話してくれることになりました。パパと私は、ミミの偏食への対応方針について意見が一致しているわけではありません。できれば私も直接聞きたかったのですが、どうしても都合がつかずパパに託すことになりました。帰宅したパパにさっそく話を聞くと、ミミが話した内容と先生のお話は、少し違うところがありました。Upload By taekoまず、先生は給食を強要したわけではないとのことでした。ミミが自分から「野菜を食べてみようかな」と言ったので「食べてごらん」と声をかけたのだそうです。スプーンを口元に持って行ったのも、無理に食べさせようとしたためではないとのこと。そして賞状は「給食を食べられた」ときにもらえる賞状のことのようで、「勉強」のものではないのだとか。先生もミミが違うことを言っていることに戸惑ったのではと思います。今度はクラスメイトに新たな不満が…。ミミが給食を楽しむにはどうしたらいい?その日帰宅したミミにどうだった?と聞いたところ、給食のとき先生からは何も言われなかったいうミミ。ほっとしました。その後数日はなにもなかったのですが、ある日「先生はいいけど、(クラスメイトが)給食をたくさん入れやがって…」とイライラなミミ…。Upload By taeko聞いたところ、給食では盛りつけ少なめを希望する人から先に並ぶ決まりで、ミミも先に並んだそうなのですが、当番さんが「イヤでもみんな我慢して食べてるんだよ」と言い、通常の量を盛られたのがイヤだったようでした。確かにイヤだとは思いますが、クラスのみんながミミの事情を知っているわけではないから仕方ないこともあると思います。ただこのときの私は、ひとつが改善したらすぐほかの不満を口にするミミにイライラしてしまい、冷静に対応ができませんでした。Upload By taeko時間が経てば私も落ち着くので、ミミが落ち着くのにも時間がいるんだろうなと思います。イライラはミミが自分を守る反応のひとつです。そういうときは時間を空けてからまたミミと話して、どうしたらイヤなことが減っていくのか一緒に考えていきたいと思います。執筆/taeko(監修:藤井先生より)ミミさんが、学校であったお話をtaekoさんやお父さんにお話できる関係はとても良いですね。また、ミミさんのお話だけでなく、学校にも事実確認をできたのは良いと思います。学校とお子さんとで事実の捉え方、感じ方が違うこともあります。親御さんが疑問に感じたことは、学校とうまく共有して相談されたのはよかったですね。また、ミミさんが不満を口にしたとき、親だからこそ「こんなことで不満を言わないで」と思ってしまうかもしれません。こんなことが学校であったんだよ、と伝えたかっただけかもしれません。嫌なことは全くゼロにはできないけど、どうしたら嫌なことをかわすことができるかな、と一緒に考えていくと良いでしょう。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2023年07月21日皆さんは、子どもの言動にがっかりした経験はありますか?今回は「お弁当作りに関するエピソード」を紹介します。イラスト:いのくち偏食がちな娘…寝坊してしまい…お弁当が手抜きに…複雑な気持ち…偏食の娘が、お弁当を完食してくるとは驚きですね!しかし、試行錯誤しながらお弁当を作っていた女性としては、複雑な気持ちのようです…。冷凍食品を上手に使いながら、娘の偏食が改善できるといいですね!※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年07月12日皆さんはパートナーとの関係に悩んだことはありますか?今回は「料理に文句を言う夫と離婚した話」を紹介します!『料理に文句を言う夫と離婚した話』主人公の夫は野菜嫌いで、濃い味付けが大好き。そんな夫の食生活を主人公は心配していたのですが、夫は「俺に指図するな!」と文句を言ってくるのです。そして主人公を見下している夫は「俺の言う通りに料理を作れ」と要求してきます。濃い味付けばかりの料理に限界を感じた主人公は、夫の言いつけを無視。すると夫は激怒し、離婚を言い渡してきたのでした。離婚して1ヶ月後、自由な食生活を満喫している元夫は「恋しくなったら連絡しろよ」と上から目線なLINEを送ってきます。しかしそれから3ヶ月が経ち…。復縁を要求され…出典:Youtube「Lineドラマ」「また一緒に暮らさないか?」と復縁を要求してきた元夫。どうやらひどい食生活で体に異変が現れ始め、心細くなったようでした。とうとう病院へ主人公は病院に行くことを勧めますが、元夫は頑なに病院に行きません。しかし体が思うように動かなくなり、病院へ。元夫は重度の生活習慣病になっており、医者に怒られてしまったのです。元夫はすぐに入院することとなり…。今すぐ管理入院出典:Youtube「Lineドラマ」元夫は主人公にすがり「またお前の料理が食べたい」とお願いをしてきます。しかし主人公は元夫の要求を拒否し、縁を切ったのでした。気遣ってくれたにもかかわらず…体調を気遣ってくれた主人公に離婚を突きつけ、自由な食生活を満喫していた元夫。体に異変が現れ、自業自得の結果となったエピソードでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年07月11日皆さんは夫婦関係の悩みはありますか?今回は「料理に文句ばかりいう夫の末路」を紹介します!『料理に文句ばかりいう夫の末路』夫の食生活を心配していた主人公。夫のためを思って弁当を作っているのですが「おい、この弁当は何だ?」と文句を言われてしまいます。さらに野菜嫌いな夫は…。文句ばかり…出典:Youtube「Lineドラマ」少しでも野菜を入れると文句を言い、弁当を捨てると言い出す始末。「あなたのためを思って作ったのよ」と言っても、理解してくれません。そして主人公を「マズメシ嫁」だとバカにするのでした。健康診断に引っかかり…野菜嫌いで濃い味付けが大好きな夫は、健康診断にも引っかかっていました。しかし「まずいものを食って長生きしても意味がない」と言い、主人公に料理を指示通り作るように要求します。そして「俺の稼ぎで食えてるから俺の指示に従え!」と、とんでもない発言をする夫は…。主人公を見下し…出典:Youtube「Lineドラマ」そんなある日、主人公が指示通りに料理をしなかったことで、激怒した夫は離婚を言い渡してきました。そして1ヶ月後、夫は自由な食生活を満喫していたようで満足げに主人公に連絡をしてきます。しかし、しばらくすると夫は体調に異変が現れ、病院に行くことに。すると医者に怒られ、そのまま入院することになってしまったのでした。夫は心細くなったのか、主人公に復縁を要求します。しかし主人公は夫の要求を拒否し、突き放したのでした。後悔した夫体を気遣ってくれる主人公に文句を言い、離婚を言い渡した夫。しかしその後、後悔することになってしまったエピソードでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年07月10日大人気シリーズ、Lineドラマさんの「料理に文句ばかりいう夫の末路」を紹介します。主人公の作った弁当を嫌がらせだと言う夫。主人公が、夫が食べられるようにと工夫して作ったにもかかわらず、夫は野菜を入れている時点で気に入らないと言うのです。おまけに主人公の作る唐揚げにも文句を言う夫。夫は、激しい偏食によって太ってきており、最近は健康診断にもたくさん引っかかっていました。#2料理に文句ばかりいう夫にあたった“バチ”出典:Youtube「Lineドラマ」今日の弁当は捨てると言い出す夫出典:Youtube「Lineドラマ」最近食材も値上がりしている出典:Youtube「Lineドラマ」野菜を買ってくる主人公のせいにする出典:Youtube「Lineドラマ」夫はカップラーメンが好き出典:Youtube「Lineドラマ」昨日も夜食で食べていた出典:Youtube「Lineドラマ」主人公をマズメシ嫁呼ばわり出典:Youtube「Lineドラマ」今までそんなことを言われたことがない出典:Youtube「Lineドラマ」嫁の躾も夫の役目と考える出典:Youtube「Lineドラマ」不健康な料理は作りたくない主人公出典:Youtube「Lineドラマ」主人公は夫に長生きしてほしいと思っていました。そんな主人公の思いとは裏腹に、不味いものを食べて長生きしても意味がないと言う夫。主人公の作った弁当を捨てると言う夫に、主人公はもったいないと伝えますが、夫は野菜を買ってきた主人公が悪いと言います。おまけに主人公を「マズメシ嫁」と蔑み、嫁の躾も夫の役目だと言って、料理を指示通り作るよう主人公に言うのです。しかし、主人公は味が異常に濃かったり、不健康すぎる料理は作りたくないと伝えます。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年06月16日大人気シリーズ、Lineドラマさんの「料理に文句ばかりいう夫の末路」を紹介します。今回の主人公は、料理に文句ばかりいう夫を持つ女性です。夫は、極度の偏食で、とくに色の濃い野菜を嫌い、作った料理には必ず文句を言います。加えて、味の濃い調味料が大好きで、過剰摂取により健康診断にも引っかかっていました。妻はそんな夫の身体を気遣い、料理を試行錯誤しますが、不満を言われ続けた結果…?#1料理に文句ばかりいう夫にあたった“バチ”出典:Youtube「Lineドラマ」妻の弁当を嫌がらせだと言う夫出典:Youtube「Lineドラマ」夫は色の濃い野菜が嫌い出典:Youtube「Lineドラマ」野菜嫌いでも食べられるレシピ出典:Youtube「Lineドラマ」野菜を入れている時点で嫌がらせ出典:Youtube「Lineドラマ」唐揚げにも不満出典:Youtube「Lineドラマ」妻の作った唐揚げは唐揚げじゃない出典:Youtube「Lineドラマ」ただでさえ偏食の激しい夫出典:Youtube「Lineドラマ」健康診断にも引っかかっていた出典:Youtube「Lineドラマ」夫は妻に反発出典:Youtube「Lineドラマ」主人公の作った弁当を嫌がらせだと言う夫。主人公が野菜嫌いでも食べられるようにと考えて作ったにもかかわらず、野菜を入れている時点で夫は気に入らないのでした。おまけに主人公の作る唐揚げにも文句を。ただでさえ偏食の激しい夫を気遣い、工夫する主人公でしたが、夫は納得がいかないようです。夫は最近太ってきており、健康診断でも引っかかっているのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年06月15日1歳を過ぎてから偏食になっていった息子。手をつくすも意味はなく、ついにイライラが爆発した私は息子のごはんを床に投げつけ、号泣してしまいました。その後「料理が苦手なせいで、息子が偏食になったのでは」と自分を責めるようになったとき、考え方を変える出来事があったのです。 息子の偏食にイライラ…これは私のせい? 息子が生後5カ月になってから離乳食スタート! 最初は順調に進んでいましたが、1歳の誕生日を過ぎたころから、息子の食への興味がだんだんと薄れていったのです。料理が苦手な私は、味付けや盛り付けに工夫を凝らして頑張っていたのに、息子はごはんを口に入れては吐き出す始末。心配とイライラが重なり、食事の時間がだんだんと憂うつに感じるようになってしまいました。 ある日、いつものように「いらない!」「きらい!」を連呼する息子に、とうとう感情が爆発。私は、つい息子の食事を床に投げつけてしまったのです。そんな感情的になった私の姿を見て息子は驚き、泣き出してしまいました。それ以来、私は「料理が苦手だから息子が偏食になったのでは……」と自分を責めるように。そんな日が続き、ふと思い立ってSNSを見てみると私と同じように子どもの偏食に悩んでいる人がたくさんいることを発見。また、市の栄養指導へ相談に行ったところ、「身長と体重も順調に増えているから問題ない」と言ってもらえました。 この2つの出来事から「偏食もこの子の個性」とおおらかに考えられるようになり、市販のベビーフードや、簡単に作れるものも積極的に取り入れるように。3歳になった息子は相変わらず偏食気味ですが、食べなくても誰かを責めたりしないことで気がラクになり、以前よりは食事の時間を楽しく感じられるようになりました。 作画/becomachi85著者:後藤愛子
2023年05月18日息子は離乳食期から野菜を拒否! いろいろと工夫をしても改善は見られませんでした。何をしても食べなかった超偏食息子でしたが、小学生になると好き嫌いなく何でも食べられる子に大成長! そのきっかけはまさかの……。 偏食息子に打つ手なし!克服した意外なきっかけとは? わが家の息子は超偏食。離乳食もなかなか進まず、野菜類をまったく食べてくれません。それに加えて2歳ごろになると吐きやすい体質に。ふりかけに入った小さな海苔がのどに引っかかっただけでえづき、食べたものを全部吐いてしまうほどでした。どうしたら食べられるのかと悩み、細かく刻んだ野菜入りのおやきやお好み焼きなどを手作りましたが、結局食べてくれず。「好き嫌いしないで食べなさい!」と、食事のたびに怒ることにも、ほとほと疲れていました。 幼稚園に入っても偏食が続いていた息子。先生に吐きやすいことを伝え、幼稚園のお弁当は数少ない食べられるものを入れた、ウインナー・卵・白米のみのお弁当。偏食でしたが白米だけはたくさん食べていたのと、4月生まれだったこともあり、他の子より背が高くふっくらしていたので「いつかは食べられるようになるよね……」と半ばあきらめていました。 年長になったある日、幼稚園のママ友3人と話をしていると、小学校の給食の話に。「最近の給食って麦ご飯も出るらしいよ。」とAママ。唯一食べられるご飯に麦が入っているなんて!と思っていると、4人の子どもを持つBママが「大丈夫だよ! うちの長男も偏食だったけど、給食になってから食べられるようになったよ!」と励ましてくれたのです。内心本当かな?と思っていました。 そんな息子もついに小学校に入学。気になる給食の様子はというと……毎日完食! おかわりするほど給食が大好きなよう。「どうして給食は食べられるの?」と息子に聞くと「あったかくておいしいから!」とのこと。どうやらお弁当は冷たくて好きではなかったのだとか。さらに、給食で出たものをおいしいと思うようになり、お家でも野菜や肉、魚などなんでも食べられるようになったのです。偏食について悩んでいたのはなんだったのかと思うほど。一生食べられないわけじゃない! とドーンと構えて、気長に待つことも大事なんだなと実感した出来事でした。 作画/Pappayappa著者:堀田ゆい
2023年04月28日みなさんは、義実家とうまく付き合えていますか?こちらが仲良くしたくても、相手が攻撃的だと大変ですよね…。今回は「子どもの偏食に嫌味を言う義母のエピソード」を紹介します。好き嫌いの激しい子ども偏食は「嫁のしつけ」のせい!?ここぞとばかりに嫁イビリする義母2人のやりとりを見かねた夫は…子どもの偏食を理由に、ここぞとばかりに嫁イビリをする義母。しかし、嫁をかばった夫の発言にはだんまりなのでした…。これに懲りて、今後嫁イビリは控えてほしいものですね。
2023年04月23日3歳のわが子はとても食が細く、ひどい偏食。私は栄養バランスのとれた食事を用意して、子どもの機嫌をとりながら食べさせる毎日にヘトヘト。思い通りにならず、自分で自分を責める日々でした。そんなころ、夫と子どもの食事のしつけについて揉めたときの体験談です。 偏食の長男へ手を焼いていた私偏食で少食な3歳の長男に毎日手を焼いていた私。子どもには栄養のあるものをまんべんなく食べさせたいと思う私は、長男が好きな食材と苦手な食材を組み合わせたり、調理法や見た目の飾り付けをしたりして、食欲が増すようにといろいろ工夫をしていました。 しかしどんなに工夫しても、気分がのらなかったり嫌いな食材が見えると食べない長男。「せっかくこんなに頑張って用意したのに……」と私はイライラして、親子ともに食事の時間を苦痛に感じるほどでした。 パパがいるとご機嫌で…そんなわが家の食卓ですが、パパが一緒にいるときは様子が違うのです。パパは仕事が忙しく、なかなか一緒に食事をとることができないのですが、子どもにやさしく、叱ることはありません。長男は大好きなパパが一緒だとご機嫌で、食事よりもパパと遊ぼうとするほど。 私が「今日はパパが食べさせてね」とお願いすると、夫は長男の遊びの誘いに乗って、歌を歌いながら、そしておもちゃでままごとをしながら、「あーん」とスプーンで食べさせ始めたのです。 夫の気づかいと私の教育方針の対立それを見た私は、夫に対して怒り心頭! 今まで私が食事のしつけをしてきたという自負があり、夫がそれを崩したと感じたのです。 私の怒る姿に夫はすぐに謝ってくれ、自分の考えを話してくれました。「食事は楽しい気持ちで食べないと、長男にとっても食事が負担となるだろう」という考えのようでした。 私も叱ってばかりの楽しくない食卓は嫌です。家族の食卓は楽しいものにしたい。話し合うことでお互いの主張を尊重し、夫婦の意見は一致しました。私が子どもにはきちんとした作法で食事してほしいと思って行動していたことも、夫がきちんと理解し尊重してくれたことがうれしかったです。 これからは、子どもの教育方針について私ひとりで背負い込まず、夫と相談しながら決めていくことにしました。家族が楽しい気持ちで食事できるように、雰囲気のいい食卓をみんなで作り上げたいです。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラストレーター/山口がたこ著者:三宅ちよこフリーランスとして働きながら一男一女を子育て中の母。ファイナンシャルプランナーの資格を持ち、株や不動産投資を副業としている。ライターとして主婦のためのお得な情報や子育てに関する体験談を執筆している。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2023年04月18日私の夫は、とにかく偏食がひどいです。毎日の料理ではとても苦労しています。そんな好き嫌いの激しい夫との結婚生活についてお話しします。 野菜が食べられない夫夫と結婚して、とにかくびっくりしたのは好き嫌いの多さです。せっかく夕食を作っても、お皿の上には食べ残しが多く、イラッとする日々を送っていました。特に苦手とするのが野菜類です。以前、オクラの天ぷらを出したとき、夫は一口食べて吐いてしまいました。「これはなに?!俺は虫じゃないぞ」と言う彼に呆れたのを覚えています。丹精込めて作った料理を吐かれるのは気分が良くありません。 しかも夫は「ペッ」と吐くだけではなく、作った私が悪いように言ってくるのでとても腹が立ちます。好き嫌いがある自分のことは省みず、なんとか食べようとする努力もしません。しかし、夫の嫌いなものを一切使わずに料理をすればたちまち栄養不足になってしまうためとても困りました。 夫の風邪は妻の管理不足?!栄養が偏っているせいか、夫は風邪をひくことが多いです。夫が体調を崩したあるとき、義母から「夫の健康管理は嫁の責任でもあるからね。野菜をなんとか食べさせてください」と言われたことがあります。「なぜ私がそんなこと言われないといけないの?」と泣きそうになりましたが、二度と自分のせいにされたくないと必死で夫に野菜を食べさせる方法を考えました。 にんじんやピーマンをミキサーにかけて料理に入れたり、玉ねぎは形がなくなるまで茹でたりいろいろと試してみると、夫に変化があったのです。 夫の変化苦労の甲斐があってか、少しずつ夫が食べられるものが増えてきたのです。玉ねぎやにんじんをみじん切りにして豚肉やイカと一緒にチヂミを作ると「これはなんだか甘くておいしい」と言われました。「それは玉ねぎやにんじんが入ってるよ。細かく刻んで入れてるけど、わからない?」と言うと、夫はびっくりした顔をして「全然わからない、おいしいからまた作って」と言います。夫からの予想外の言葉に私も驚きです。それからはさらに工夫を重ねて、夫が食べられるような野菜料理を増やしていきました。 夫が食べるようになると、苦労だけでなくやりがいも感じるようになった私。偏食の夫がどうしたら「おいしい」と言ってくれるのか、レシピを考えるのが楽しくなりました。試行錯誤の結果、ほとんどの野菜を食べられるようになった夫は、料理を通して私からの愛情も感じてくれたようで、ときどき「ありがとう」とケーキを買ってくれます。苦労が報われる瞬間でした。 極度の偏食の夫と結婚し、最初は苦労することばかりでした。しかし、嫌いなものを除いた料理ばかりだしていたら、好き嫌いは治りませんし栄養バランスもどんどん偏っていきます。諦めずに工夫を重ねることで夫も変化していき、私自身の成長にもつながりました。 著者/門田みつこ作画/たぐちまり ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2023年03月11日自閉症娘、1歳の誕生日を境にいきなり偏食に娘のまゆみには自閉スペクトラム症と知的障害の診断がついています。離乳食が始まった生後5ヶ月ごろはなんでもよく食べてくれたので特に気にすることもなく離乳食をあげていましたが、生後8ヶ月ごろになると突然ベビーフードを一切受けつけなくなりました。それでも手づくりすれば肉も野菜も食べてくれていたのですが、1歳の誕生日を迎えた直後から特定のものしか食べてくれなくなり、「なんで急に?」「栄養が偏ってしまうのでは?」と不安に駆られました。Upload By にれまゆみの食べてくれるものを探る日々「もしかすると味の好みが出てきて、今までの食事には満足しなくなったのかもしれない」と思った私は、とにかくまゆみの食べられるものを探してさまざまなメニューを試してみることにしました。レトルトやベビーフードは完全拒否なのでイチからつくるのですが、元々あまり料理が得意ではない私はかなり頑張らないといけませんでした。いろいろ試行錯誤する中、手づくりのチキンナゲットなら食べてくれることが分かり、一番心配だった「タンパク質不足」の問題は少し和らぎました。しかし、四苦八苦してつくった料理は一口も食べられずに残されることがほとんどで、段々と精神的につらくなってしまい…頑張ってつくっていた料理も品数が減っていき、そのうち白米とチキンナゲットに果物を添えただけの「まゆみ定食」がわが家の定番になりました。市の栄養士さんにも相談しましたが、「今は食事の楽しさを教えたい時期なので、無理に食べさせる必要はない」という回答。少しホッとはしたものの、栄養の偏りを心配する私の不安は解消されず、「どうしたらお肉や魚を食べてくれるの?」と悶々とした日々が続きました。2歳、食べられるものに変化が。きっかけはファーストフードのフライドポテト2歳過ぎになり、出掛けた先で食べたファーストフード店のフライドポテトを何気なくまゆみに渡してみたときのことです。なんと、まゆみが「もっともっと」と手振りでおねだりをしてきたのです。それを機に、家で揚げたポテトも食べてくれるようになりました。「どこまでがまゆみの許容範囲なのか?」を見極めたくなった私は、皮つきのままのくし型ポテトや、小判状にしたハッシュドポテトや、青のりで「のり塩味」にしたポテトをまゆみに出してみましたが、どれも気にせずパクパク食べている様子を見て「ジャガイモを使えばいろいろ食べられるかも!」と希望が膨れ上がりました。マッシュポテトにいろいろ混ぜ込んでみては「まゆみが妥協して食べてくれるライン」を探っていった結果、チーズ・ホウレン草・シラス・栄養補助粉末を練りこんで揚げ焼きにした『特製ポテトお焼き』が誕生しました。「これさえ食べてくれれば少し気がラク」というメニューができて、うれしいというよりもホッとした気持ちになったのを覚えています。Upload By にれ2歳10ヶ月、食事に関する勉強を始めてまゆみに自閉スペクトラム症と知的障害の診断がついたことをきっかけに、食育についてちゃんと学びたいと思った私は乳幼児食指導士の資格を取りました。食事環境や栄養バランスの大切さを学び、発達障害児の偏食に対してもアプローチ方法を学ぼうといくつかの本で知識を得た中、まゆみに有効な方法が3つありました。1.熱々のまま出すこと、2.素材別に分けて出すこと、3.調理に参加させてみることです。Upload By にれ1については、思えばまゆみは冷めたものは食べようとしない子どもでした。これまではうどんを食べている途中でも麺が熱くなくなったら席を立っていましたが、冷めた時点でもう一度温めると食事を再開してくれるようになりました。2、3は根本が同じところから来ているようで、まゆみは料理の成り立ちについて自分の中で納得がいくと食べやすくなるようでした。それまで「手の込んだ料理ほど食べないのはなぜ?」と不思議に思っていたのですが、一品の中に多く素材が使われている料理は元の素材がイメージしづらいために、まゆみの目には「得体のしれないもの」と映っていたのかもしれません。今でも食べられないものの方が多いですが、素材別に分けて盛ったり、一緒に料理をすることで「元の素材が何か」が分かって食べてくれやすくなりました。3歳、お弁当を持って療育へ行くようになってさらに変化がまゆみが3歳になるころ、単独通所の療育に通い始めました。お弁当を持っていき、先生がマンツーマンでついてくださって一緒にお昼を食べるのですが、療育先からお弁当づくりで出された条件が2つありました。1.食べきれる量であること、2.本人の苦手なものを何か一品入れることです。1は完食して褒められることが達成感につながり食事に前向きになるため、2は自宅外で母親以外の人と食事することで食べられるようになる食材があるかもしれないため、との理由です。また、苦手なものを選ぶポイントは、「絶対にこれは嫌いだろう」というものではなく、「食べず嫌いで敬遠しているけれど味は気に入るかもしれない」というラインのおかずを選ぶことです。先生方の頑張りと、まゆみ自身の頑張りによって、通い始めた当初よりも食べられるおかずが増え、4歳になった今ではお弁当に持たせるとハンバーグ、焼き魚、お好み焼き、煮物、ピーマン、ミニトマト、枝豆なども食べてくれるようになりました。中にはかなり苦戦するものもあるようですが、先生に励まされるとまゆみも頑張って口に入れてくれるそうです。偏食について思うことUpload By にれ一時はまゆみの健康を思ってノイローゼ気味になるほど悩んだ偏食問題ですが、発達障害のある子どもは何かしらの理由があって食べられないものがあるということを知り、今は「野菜を食べないなら果物からビタミンを取ればいい」「肉を食べないなら唯一食べられる焼き鮭でタンパク質を補えばいい」とゆるく考えるようになりました。不思議なことに、そう考え始めてからの方がブロッコリーやキュウリ、焼き鯖やマグロカツ、エビフライなど食べられるものの幅が広がりました。食べないだろうと決めつけず、また無理に食べさせようともせず、「食卓に出ているものを期待せずすすめる」というスタンスにして私も肩の力が抜けたのが良かったのかもしれません。親が手を加えることで食べられない理由が解消されて食べられるようになるものならラッキーで、まゆみは基本的に食べないものは食べないのです。食べられる食材が増えてきた今だからこそそう思えるのかもしれませんが、偏食についてはまゆみの「食べたい」「食べたくない」に寄り添いつつ、「これもどう?」とゆるくすすめ続けていきたいと思います。執筆/にれ(監修:初川先生より)偏食をめぐるにれさんの奮闘の歴史をありがとうございます。お子さんの偏食に悩む保護者の方は多くいらっしゃることと思います。研究の歴史を読んでいるのかと思うほどに整理され、なんと素敵な試行錯誤なのだろうかと思いました。にれさんほどには実験的に突き詰めて考えることはなかなかできずとも、トライアンドエラーをするにあたっての着眼点や親としての心構えなど、参考になったと思われる方も多いのではないでしょうか(私もなるほどと思いながら読みました)。ASD(自閉スペクトラム症)のあるお子さんですと、口の中の食感が混ざっているとそれを気持ち悪いと感じる場合がある(だから混ぜご飯やサンドイッチは、一緒に一口で口に入れるより、それぞれ食べたほうが食べやすい)など、さまざまな経験則や知見も蓄積されてきていますね。調理した挙句に、知らない姿で出てくるよりも、その過程を見せてあげると安心して口に運べるというのも、見通しがないと行動しづらいという特性的な面との整合性もあり、いかにしてお子さんが安心して食べるかが大事であるんだなと感じます。頑張ってつくった食事を食べてくれないのは、そこに他意はないと分かっていても、保護者としてはつらくなりますね。「食べられないものがある」、ただそれだけで、それ以上に過剰な意味づけをせず(例 「お母さんのことが好きじゃないから食べたくない」のではない)、お子さんの食行動の育ちを見守っていただければと思います。コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如・多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。SLD(限局性学習症)LD、学習障害、などの名称で呼ばれていましたが、現在はSLD、限局性学習症と呼ばれるようになりました。SLDはSpecific Learning Disorderの略。
2023年02月22日当時1歳になったばかりの次女がなぜか突然、偏食になりました。栄養面が心配だったので、食事を工夫しましたがうまくいかず、やがてそれが強いストレスになっていきました。偏食の娘との食事の時間をいかに楽しくラクにするか? それは考え方ひとつだったと気づくことができたときのエピソードをお伝えします。 ストレスフルな食事の時間なんとか白米以外のものを食べてもらうため、野菜を細かく刻んで白米に混ぜたり、かわいい盛り付けをしたり、環境を変えてピクニックへ行って外で食べるなどの工夫をしましたが、結果は惨敗! 次女は断固として白米しか食べてくれませんでした。 食事のメニューに悩み、せっかく時間をかけて作ったごはんを食べてくれないことが1日3回。次女の栄養面も心配でしたし、これがいつまで続くのかと不安といらだちで食事の時間がストレスでした。 食事の時間をラクにしたきっかけの言葉ある日スーパーのレジでお会計をしているとき、50代前後の女性に「夕飯は何を作るの?」と笑顔で声をかけられました。私は食事に関してとても悩んでいたので、つい「子どもが白米しか食べなくて夕飯に何を作るか悩んでいるの」と少し愚痴をこぼしました。 すると女性は「白米だけでいいなんてすごくラクじゃない! あなたラッキーね」と返答! 私は次女の偏食がラッキーだなんて思ったことがないので、驚きました。この言葉がきっかけで、とても心がラクになりました。 楽しくてラクな食事の時間、そして…この日から白米だけでいいなんてラッキーだと思うことにしました。次女以外の家族の食事は作り、次女には白米だけで、もし他のごはんを欲しがったらそのときに与えよう! そう決めてからは食事の時間が恐怖ではなくなりました。 イライラしながら与えていた食事の時間も穏やかになり、楽しく食事ができるようになったのでよかったです。そんな日々が2カ月ほど経ったころ、次女が徐々に以前のような食事ができるように! イライラした雰囲気の中での食事は、楽しいものではありませんでした。無理に食べさせることをやめると心に余裕ができ、食事の時間がとてもラクになりました。食事は楽しむもの、食べないときは何をしても食べない!と腹をくくり、一旦見守ることの大切さに気付けてよかったです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/まっふ著者:藤原 にじ二児の姉妹の母。兵庫県出身、オーストラリア在住。自身の経験と感性をもとに執筆活動中。趣味はイラスト、漫画を描くこと。旅行も大好き!妄想の中でも旅行に行く。
2023年01月16日日常では何かと理不尽なことも多く、モヤモヤするような出来事はありませんか?今回は実際に募集したそんなモヤモヤを吹き飛ばしてスカッとさせてくれるエピソード「文句ばかりの偏食夫に説教したのは…」を漫画にしてご紹介します!「文句ばかりの偏食夫に説教したのは…」出典:lamire野菜中心の食事を出すと…出典:lamire カップラーメンばかり食べる夫に喝!出典:lamireしかも保育園で話しているようで…赤面!出典:lamire読者の感想子どもに言われ、態度を改めるご主人はまだ素直で話の分かる方だとお見受けします。けど、食事を作ってくれている人にいちいち文句を言うのって見苦しいですね。きっとその人の親もそんな感じだったのでしょうね。子は親を見て育つものですからね。(50歳/主婦)自分で料理しないのに、食にうるさい夫は面倒ですね。「自分で作れ」といいたくなります。娘から言われて、文句が減って野菜も食べるようになったので、結果オーライですかね。(匿名)以上、スカッと体験談でした。次回の「スカッと体験談」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを漫画化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。(lamire編集部)(イラスト/まがうら)"
2022年11月20日偏食でタンパク質を食べない娘。キャラクターを模したハンバーグなど、キャラ弁のようなかわいいごはんを作れば喜んで食べてくれるのですが、ずぼらな私が頻繁に手間のかかるごはんを作るのは難しい……。そんな悩みを解決してくれたのは、とあるキッチングッズでした!偏食な娘。かわいいごはんは食べるけど…間もなく2歳になる娘は偏食気味で、肉や魚、卵などタンパク質を食べないことが私の悩みでした。娘に一口でもいいから食べてほしくて、苦手な食材を好物に混ぜるなどしてみましたが、すぐに吐き出されてしまいます。私自身もいつしか食事の時間がストレスに。 唯一成功した作戦は、キャラクターの顔を模したハンバーグやオムライスを作って、いわゆるキャラ弁のような"かわいいごはん”にすることでした。娘はかわいさにつられて、タンパク質も毎回完食してくれます。しかし、私も日々の家事や育児で忙しいので、手間のかかるかわいいごはんは頻繁には作れません。悩んだまま日々は過ぎていきました。 簡単な工夫でもOKなんだ!?と大発見そんな状況が一変したきっかけは七夕。夕食のそうめんに星形に型抜きした厚焼き玉子を乗せたときのことでした。普段は卵焼きを食べない娘が「おほしさまー!」と喜んで、親の分までパクパク食べたのです。 卵焼きは普段作っているレシピのもので味は同じはずなのに、型で抜くというたったひと手間だけでこうも積極的に食べてくれるとは! 「こんなに簡単な工夫でもよかったんだ!」と驚いた私。すっかり味を占めたのです。 わが家の定番、型抜き作戦!それからというもの、型抜きはわが家に欠かせない存在になりました。目玉焼きや卵焼きを型で抜くだけで娘は自分で食べてくれるので、苦手な食材を食べさせる時間のない朝には特に大助かりでした。 また、今まで食べてくれなかった鶏そぼろも、平らにしたご飯の上に大きめの型を置き上からそぼろを入れるだけで、簡単にかわいいごはんに。ハンバーグも娘用にわざわざかわいい形に形成しなくても、上から型で抜いたスライスチーズを乗せるだけでかわいくなります! 以前はかわいいごはんを作るのは大変だという思い込みがあり、すっかり諦めていました。そんな私にとって、型を使うだけで手軽にかわいいごはんが作れるというのは大発見。型を抜くひと手間だけで、娘は喜び、私も無理やり食べさせるストレスがなくなり、型抜き作戦はいいことずくめでした! 著者:榎本まいこ夫は転勤族で、見知らぬ土地にて甘えん坊な2歳娘を育てています。元幼稚園教諭。育児と保育の経験を活かしながら主に子育て・教育ジャンルで執筆中。趣味は古民家カフェめぐり。
2022年09月01日日常では何かと理不尽なことも多く、モヤモヤするような出来事はありませんか?今回は実際に募集したそんなモヤモヤを吹き飛ばしてスカッとさせてくれるエピソード「文句ばかりの偏食夫に説教したのは…」を漫画にしてご紹介します!「文句ばかりの偏食夫に説教したのは…」出典:lamire野菜中心の食事を出すと…出典:lamireカップ麺などを足す日々…出典:lamireある日、幼い娘が大説教…!?出典:lamireしかも保育園で話しているようで…赤面!出典:lamire料理しないのに文句ばかり言って投稿者さんを困らせる夫…。でもさすがにかわいい娘に説教されたら克服するしかないですね!以上、スカッと体験談でした。次回の「スカッと体験談」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを漫画化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。(lamire編集部)(イラスト/まがうら)"
2022年08月27日幼い我が子の偏食は、親にとって悩みの種といわれています。健康や成長のために必要な食べ物を口にせず、好きなものばかり食べてしまう…そんな場合、どうすればいいのかが分からず、多くの親は困ってしまうもの。西野みや子(@miyakokko61)さんの息子さんも、2歳を過ぎても偏食が続いているといいます。西野さんが作った食事を出しても、大半を残してしまう息子さん。しかし、「1つだけ変わったことがある」と西野さんは気付きました。アメとムチ #育児漫画 #育児絵日記 #エッセイ漫画 pic.twitter.com/vGn2ah4b2h — 西野みや子 (@miyakokko61) August 19, 2022 息子さんは、うどんやパイナップル、ブドウなど、食べておいしかったものを西野さんに伝えてくれるようになったのです。我が子に偏食があると、「出しても拒否されるのではないか」と親は不安を抱えてしまうもの。ですが、食べておいしかったものを息子さんが教えてくれることで、西野さんは「まだまだ頑張れそう」と心が軽くなった気持ちになったようです。西野さんのエピソードは、人々の心を打ちました。・子育てに正解はないからこそ、こんなひと言があると報われた気持ちになりますよね。・半分以上残されても、「お母さんのご飯はおいしい!」といってもらえると嬉しくなります。・これは泣いてしまう…。子育ての大変さとやりがいを感じそう。「我が子が食べない食材は嫌いな食べ物」と思っていたという西野さん。しかし、息子さんのひと言で「口にしない料理の中でも、おいしいと思える食材がある」と知ったといいます。息子さんは、西野さんが愛情をこめて作った料理を味わいながら、少しずつ偏食の解消に向けて歩み出しているのかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2022年08月20日3歳のわが子はとても食が細く、ひどい偏食。私は栄養バランスのとれた食事を用意して、子どもの機嫌をとりながら食べさせる毎日にヘトヘト。思い通りにならず、自分で自分を責める日々でした。そんなころ、夫と子どもの食事のしつけについて揉めたときの体験談です。 偏食の長男へ手を焼いていた私偏食で少食な3歳の長男に毎日手を焼いていた私。子どもには栄養のあるものをまんべんなく食べさせたいと思う私は、長男が好きな食材と苦手な食材を組み合わせたり、調理法や見た目の飾り付けをしたりして、食欲が増すようにといろいろ工夫をしていました。 しかしどんなに工夫しても、気分がのらなかったり嫌いな食材が見えると食べない長男。「せっかくこんなに頑張って用意したのに……」と私はイライラして、親子ともに食事の時間を苦痛に感じるほどでした。 パパがいるとご機嫌で…そんなわが家の食卓ですが、パパが一緒にいるときは様子が違うのです。パパは仕事が忙しく、なかなか一緒に食事をとることができないのですが、子どもにやさしく、叱ることはありません。長男は大好きなパパが一緒だとご機嫌で、食事よりもパパと遊ぼうとするほど。 私が「今日はパパが食べさせてね」とお願いすると、夫は長男の遊びの誘いに乗って、歌を歌いながら、そしておもちゃでままごとをしながら、「あーん」とスプーンで食べさせ始めたのです。 夫の気づかいと私の教育方針の対立それを見た私は、夫に対して怒り心頭! 今まで私が食事のしつけをしてきたという自負があり、夫がそれを崩したと感じたのです。 私の怒る姿に夫はすぐに謝ってくれ、自分の考えを話してくれました。「食事は楽しい気持ちで食べないと、長男にとっても食事が負担となるだろう」という考えのようでした。 私も叱ってばかりの楽しくない食卓は嫌です。家族の食卓は楽しいものにしたい。話し合うことでお互いの主張を尊重し、夫婦の意見は一致しました。私が子どもにはきちんとした作法で食事してほしいと思って行動していたことも、夫がきちんと理解し尊重してくれたことがうれしかったです。 これからは、子どもの教育方針について私ひとりで背負い込まず、夫と相談しながら決めていくことにしました。家族が楽しい気持ちで食事できるように、雰囲気のいい食卓をみんなで作り上げたいです。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/山口がたこ著者:三宅ちよこフリーランスとして働きながら一男一女を子育て中の母。ファイナンシャルプランナーの資格を持ち、株や不動産投資を副業としている。ライターとして主婦のためのお得な情報や子育てに関する体験談を執筆している。
2022年04月25日皆さんは旦那さんのちょっとしたことにでもイラっとしてしまった経験はありますか? 一緒に暮らしているからこそ、些細なことでも気になってしまうものです…。 今回は「夫に対して最強にイラっとした瞬間エピソード2選」をご紹介します。偏食気味な夫うちの娘は好き嫌いが激しく、保育園ではなんとか食べてくるのですが、家では好きなものしか食べません。もうすぐ小学生になり、給食も始まるので色々と食べれるようになって欲しいのですが、夫は「食べたいものだけ食べればいいよ」「お腹がすいたらお菓子でも食べればいいよ」と言うのです。それだと余計に食べなくなるし、バランスよく食べてほしいと思っているので、夫にも「協力してほしい」と言ってみたのですが、夫本人が偏食傾向にあり、ご飯とカップ麺などでお腹が膨れさえすればいいと思っている人なので、何度説明しても理解してもらえず…。そんな娘はいまだに、家では肉類を食べてくれません。(女性/専業主婦)マイペースなパパ我が家のパパはマイペース。おでかけの日は前の日から「〇時に出発するから◯時には起きてね」と、ここまで言わないと起きません。私は、子どものスケジュールも考えていつも行動しているのに…。特に小さい子がいたらなおさらです。ご飯の時間は何時ごろで、何を食べさせるか、お昼寝の時間、色々なことを考慮して予定立てているのに、パパが起きてこない、起きてものんびり準備、私だけバタバタ。子どもの準備をしていてまだ髪もボサボサ、スッピン状態…。一方パパは自分の準備が終わったら「いつでも行けるけど?」と私の準備待ちオーラを出してきます。おでかけの時はだいたいイラっとしてから出発しています。なんだかんだおでかけはやっぱり楽しくてイライラも忘れちゃうんですけどね。(女性/専業主婦)皆さん旦那さんが原因でイラっとしてしまった経験は多々あるようです…。こうならないためにも、日々お互い思いやりの心を忘れないようにしましょうね。以上、夫にイラっと体験談でした。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年04月18日大人気マンガシリーズ、今回はいずのすずみ(@izuno_suzumi)さんの投稿をご紹介! 「食べない娘を説得できない」第8話です。最低限ご飯を食べてくれるようになった娘。今度は偏食が出てきたようですが…?娘の成長につれて…出典:instagram妄想する娘出典:instagramご飯の最中も…?出典:instagram食べなくなってしまう!!出典:instagram説得しても…出典:instagram偏食以外にも、たくさんの問題が…!ご飯を食べてくれないと、作るモチベーションを保つのが大変です…!!次回の配信もお楽しみに!(lamire編集部)(イラスト/@izuno_suzumi)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2022年04月09日みなさんは義実家の方々とは上手く付き合えているでしょうか? 大なり小なり義実家トラブルは皆さん経験があるみたいです…。今回は実際に募集した義実家トラブルエピソード「息子の偏食を理解しない義母」を漫画にしてご紹介します!「息子の偏食を理解しない義母」出典:lamire夫の実家に事情を伝えたのに…出典:lamire義母の意味の分からない主張に唖然…
2022年04月09日子供を育てる多くの親が、我が子の偏食に悩まされるもの。食の体験が少ない幼い子供は、味はもちろん、食感や舌触りなどで食べるのを嫌がり、決まったモノしか口にしなくなることがあります。2人の息子さんを育てる、miho.hahaさんも、長男が幼い頃、我が子の偏食に悩んだ1人。miho.hahaさんは、「少しでも多くの食材を食べられるようになってほしい」と、本やネットで調べたことを実践し、日々試行錯誤していたそうです。『かけてほしかった言葉』散々調べて作っても食べてくれない息子に困り、悩んだ末に相談に行くと、いろいろとアドバイスを受けたmiho.hahaさん。「お母さん、もうちょっと頑張ってみよう」という言葉は、切羽詰まったmiho.hahaさんをより追い詰めるものでした。その時、本当に必要だった言葉は、息子さんの偏食を解決しようと、追い詰められるほど努力をしたmiho.hahaさんを肯定する、優しい言葉だったのです。その後息子さんは、学校で出される給食や成長とともに、食べられるものが徐々に増えたといいます。miho.hahaさんは、当時の出来事や想いを漫画化し、Instagramに投稿。子供を持つ親たちから共感や感謝の声が寄せられました。・分かります。うちも末っ子が偏食で、とても頭を悩ませました。栄養とか気になるけど、元気ならいいやって思うように過ごしていたなあ。・本当にそう。私の子供も、いまだに苦手なものはあるものの、当時と比べたら野菜やお肉などバランスよく摂取できています。子供にはそれぞれペースがあるものですよね。・我が家が同じ状況で、泣いてしまいました。頑張りを認めてほしい、まさにその通りです。今も偏食ですが食べられるものが増えてきたので、このまま元気に育ってくれればいいです。・同じく、真剣に悩んでいたので心が救われました。毎日頑張っても報われることがなくつらかったので、この作品に出会えてよかったです。ありがとうございます。miho.hahaさんはあとがきで、息子さんの偏食に悩む日々を送っていた頃の自分に、「『偏食でも元気に育っているよ、大丈夫、未来は明るいよ』と伝えたい」とつづっていました。「バランスのよい食事を摂ってほしい」「好き嫌いは減らしてあげたい」と、子供を持つ親なら誰もがそう思い、努力するもの。しかし、物心がついていない子供は、簡単にいうことを聞いてくれません。試行錯誤して作ったものがただ拒絶されるだけだと、親側が追い詰められたり、心が折れたりしてしまうでしょう。miho.hahaさんの作品は、子供の偏食に悩む多くの親の心を救ってくれました。もし身近にmiho.hahaさんのような状況の親がいる場合は、優しく声をかけてサポートしてあげたいですね。[文・構成/grape編集部]
2022年03月18日性格にもよりますが、幼い子供は特定の食品を嫌い、好むものだけを極端に食べたがる、いわゆる『偏食』になることが多いといわれています。我が子の偏食をなんとかなおそうと、試行錯誤しては食べてもらえず、頭を悩ませる親は少なくありません。幼い息子さんを育てる、母親の、おさる(monmama.osaru)さんも、子供の偏食に悩む1人。ある日、おさるさんは家族とともに、義実家に遊びに行きました。『義母にいわれた言葉』きっとおさるさんは子供の頃、親に「好き嫌いをするな」「たくさん食べられないから大きくなれない」といわれて育ってきたのでしょう。義母が偏食な息子さんをどう感じるのか、心配していたおさるさん。しかし、義母は怒ったり悲しんだりするどころか、「グルメなんだねえ」と、息子さんを褒めたのです。自身の考えにはなかった、義母の何気ないひと言を聞いて、おさるさんは気持ちがフッと軽くなったといいます。おさるさんは自身の体験を漫画化し、Instagramに投稿。子供を育てる親たちから、共感の声が相次いで寄せられました。・私もご飯を残さないよう育ってきたから、つい子供の食べ残しも気になってしまうのですよね。お義母さんの言葉が刺さりました。・うちも我が子が突然グルメに…。落ち込まないよう気を付けていましたが、この作品を読んで心が軽くなりました。ありがとうございます。・娘の好き嫌いが激しく食べるのも遅くて暗くなっていましたが、この漫画を読んで涙が…。私も自分で自分を苦しめていたんだな。「我が子には、栄養があるものをおいしくたくさん摂取してもらいたい」…親なら誰でもそう思うはず。しかし、気を張りすぎると自分自身を追い込み、やがて心が疲れてしまいます。適度に力を抜いたり、よい方向へ気持ちを切り替えたりして、自分を追い詰めすぎずに子育てすることの大切さを、改めて考えさせられますね。[文・構成/grape編集部]
2022年02月28日当時1歳になったばかりの次女がなぜか突然、偏食になりました。栄養面が心配だったので、食事を工夫しましたがうまくいかず、やがてそれが強いストレスになっていきました。偏食の娘との食事の時間をいかに楽しくラクにするか? それは考え方ひとつだったと気づくことができたときのエピソードをお伝えします。 ストレスフルな食事の時間なんとか白米以外のものを食べてもらうため、野菜を細かく刻んで白米に混ぜたり、かわいい盛り付けをしたり、環境を変えてピクニックへ行って外で食べるなどの工夫をしましたが、結果は惨敗! 次女は断固として白米しか食べてくれませんでした。 食事のメニューに悩み、せっかく時間をかけて作ったごはんを食べてくれないことが1日3回。次女の栄養面も心配でしたし、これがいつまで続くのかと不安といらだちで食事の時間がストレスでした。 食事の時間をラクにしたきっかけの言葉ある日スーパーのレジでお会計をしているとき、50代前後の女性に「夕飯は何を作るの?」と笑顔で声をかけられました。私は食事に関してとても悩んでいたので、つい「子どもが白米しか食べなくて夕飯に何を作るか悩んでいるの」と少し愚痴をこぼしました。 すると女性は「白米だけでいいなんてすごくラクじゃない! あなたラッキーね」と返答! 私は次女の偏食がラッキーだなんて思ったことがないので、驚きました。この言葉がきっかけで、とても心がラクになりました。 楽しくてラクな食事の時間、そして…この日から白米だけでいいなんてラッキーだと思うことにしました。次女以外の家族の食事は作り、次女には白米だけで、もし他のごはんを欲しがったらそのときに与えよう! そう決めてからは食事の時間が恐怖ではなくなりました。 イライラしながら与えていた食事の時間も穏やかになり、楽しく食事ができるようになったのでよかったです。そんな日々が2カ月ほど経ったころ、次女が徐々に以前のような食事ができるように! イライラした雰囲気の中での食事は、楽しいものではありませんでした。無理に食べさせることをやめると心に余裕ができ、食事の時間がとてもラクになりました。食事は楽しむもの、食べないときは何をしても食べない!と腹をくくり、一旦見守ることの大切さに気付けてよかったです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/まっふ著者:藤原 にじ二児の姉妹の母。兵庫県出身、オーストラリア在住。自身の経験と感性をもとに執筆活動中。趣味はイラスト、漫画を描くこと。旅行も大好き!妄想の中でも旅行に行く。
2022年01月26日食事に強いこだわりがある息子Pはいつもと同じ決まったものしか食べません。たとえ種類や見た目は同じものだとしても、特定のメーカーのものでないと食べない、この店のものでないと食べないなど、強いこだわりがあります。例えばフライドポテトも、切り形や揚げ方、塩加減が違うだけで食べなかったりするので「いつも食べている同じもの」「見た目が同じもの」「味や食感が均一でイメージしやすいもの」でないと安心して食べられないのだと思います。Upload By みん偏食に悩み、いろいろ工夫はしてみたけれど…偏食に悩んでいたころは、何とか食べられるものを少しでも増やしたいと考え、材料を細かく切る、好きなものに混ぜる、見えないようにこっそり入れておくなどいろんな工夫をしていましたが、Pは味や食感にはかなり敏感で、ほんの少し食べ慣れないものが混ざっていたら、まず口には入れないし、もし口に入れることができたとしても、かむ前にすぐに吐き出してしまいました。その上今まで食べられていたものですら警戒して食べなくなってしまっていたので、もう料理に混ぜ込むなどの工夫をするのは一旦諦め、とにかく食べられるものが苦手にならないよう、飽きないようにと心がけています。Upload By みんそしてこんな風に考えるようにもなりました。もし私が異国へ行った時に食べ慣れない食材が、食べ慣れない味つけで出てきたとき、それをすすめられてもすんなり食べることはできるのかな?きっと初めてのものだから警戒するだろうし、食べ慣れるようになるまで時間もかかるかもしれない。そして帰国したら「やっぱり食べ慣れた日本食が一番安心だし美味しい!」と感じるんじゃないかな?と…そう考えるとPもきっとそれと同じような気持ちで、食べたくないものを無理矢理すすめられても余計に警戒するだろうし、本人がちゃんと見て触って嗅いで、納得してから口に入れないと安心して食べられないんじゃないかと思うようになりました。食べ慣れないものをすすめめられる気持ちを考えてみるUpload By みん食べることに対して出来るだけ良いイメージが持てるよう今は全体的な発達も心がけるそれからは無理に本人にすすめたりはせず、食事がテーマの絵本を見せたり、おままごとをして遊んだりしながら食事場面以外での関わりも大切にしています。また食事中も私が美味しそうに食べている様子を見せ、タイミングを見て「食べてみる?」と促したり、たとえ口には入れなくても食べ物の匂いを嗅がせたりしています。いつか自分から食事に興味を持ち、「食べたい!」と思って口にできるものが1つでも増えることを願いながら見守っています。Upload By みん執筆/みん(監修:三木先生より)ご本人の『食べられない気持ち』を想像してみるアプローチは素敵ですね。大人側の基準だけで判断せず、何事も『この子なりの理由があるんじゃないか』と想像してみるのはとても大事なことですし、理解のきっかけになることもあります。また、最後の例のように周辺領域からアプローチする方法も有効です。
2021年08月13日なぜか突然、当時1歳になったばかりの次女が偏食になりました。栄養面が心配だったので、食事を工夫しましたがうまくいかず、やがてそれが強いストレスになっていきました。偏食の娘との食事の時間をいかに楽しくラクにするか? それは考え方ひとつだったと気づくことができたときのエピソードをお伝えします。 ストレスフルな食事の時間なんとか白米以外のものを食べてもらうため、野菜を細かく刻んで白米に混ぜたり、かわいい盛り付けをしたり、環境を変えてピクニックへ行って外で食べるなどの工夫をしましたが、結果は惨敗! 次女は断固として白米しか食べてくれませんでした。 食事のメニューに悩み、せっかく時間をかけて作ったごはんを食べてくれないことが1日3回。次女の栄養面も心配でしたし、これがいつまで続くのかと不安といらだちで食事の時間がストレスでした。 食事の時間をラクにしたきっかけの言葉ある日スーパーのレジでお会計をしているとき、50代前後の女性に「夕飯は何を作るの?」と笑顔で声をかけられました。私は食事に関してとても悩んでいたので、つい「子どもが白米しか食べなくて夕飯に何を作るか悩んでいるの」と少し愚痴をこぼしました。 すると女性は「白米だけでいいなんてすごくラクじゃない! あなたラッキーね」と返答! 私は次女の偏食がラッキーだなんて思ったことがないので、驚きました。この言葉がきっかけで、とても心がラクになりました。 楽しくてラクな食事の時間、そして…この日から白米だけでいいなんてラッキーだと思うことにしました。次女以外の家族の食事は作り、次女には白米だけで、もし他のごはんを欲しがったらそのときに与えよう! そう決めてからは食事の時間が恐怖ではなくなりました。 イライラしながら与えていた食事の時間も穏やかになり、楽しく食事ができるようになったのでよかったです。そんな日々が2カ月ほど経ったころ、次女が徐々に以前のような食事ができるように! イライラした雰囲気のなかでの食事は、楽しいものではありませんでした。無理に食べさせることをやめると心に余裕ができ、食事の時間がとてもラクになりました。食事は楽しむもの、食べないときは何をしても食べない!と腹をくくり、一旦見守ることの大切さに気付けてよかったです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKOイラストレーター/まっふ著者:藤原 にじ二児の姉妹の母。兵庫県出身、オーストラリア在住。自身の経験と感性をもとに執筆活動中。趣味はイラスト、漫画を描くこと。旅行も大好き!妄想の中でも旅行に行く。
2021年03月18日子どもの偏食事情について、管理栄養士の久野多恵さんにお話しいただきました。どうして子どもは偏食になりやすいのか や、どんなふうに栄養補給をおこなえばいいのか? などを詳しく解説していきます! 自我の芽生えとともに起こる偏食 子どもが偏食になる理由とは、成長するにつれ自我の芽生えとともに自己主張が強くなる時期となり、その影響が食事に表れるからです。 また、子どもは食べなれないものは食べたがらないという本能的なものが備わっていて、そういったことが偏食につながっていることも。もともと人間には新寄の恐怖といって、食べなれない物への恐怖や警戒心があります。それは、自分の身を守る上で大事な感覚とされており、初めて見るものに対して恐怖心を持って警戒するという行動がみられます。 子どもの偏食で悩む前に、このような事実があることをママやパパがしっかりと理解することで、客観的に子どもの偏食について向き合いやすくなります。 気分によって食べないのは当然のこと偏食とは、子どもが健やかに成長している証になります。そのため、気分によって食べたくない日があったり、苦手な食べ物があったりするのは当然のこと。ママやパパはこのような事実を受け止め、子どもの反応に一喜一憂せず、ゆったりとかまえる姿勢が大切です。そして、楽しい食事の雰囲気づくりをおこなったり、少しでも子どもが食べたら褒めるなど、食べ物に対して前向きになれるようなサポートをおこない、食体験を日々積み重ねていきましょう。 ここで気を付けてほしいのが「偏食で食べないのが当たり前だったら、仕方がない」と諦めてしまうことです。ママやパパが何もサポートをおこなわないと、子どもは食体験からますます遠のいてしまい、偏食が悪化しかねない状態になります。そのため「偏食」は長期戦だと考えることがポイントになります。何回も同じ食材を繰り返し食べさせることで、少しずつ食材に慣れていきますので、長期スパンで何回もチャレンジし、子どもの食体験を増やしていくことが重要になります。 不足分の栄養をおやつでカバーしましょう幼児期に進むにつれて、身長や体重が著しく発達する時期となり、食事だけでは栄養が足りなくなってしまいます。これは3食しっかりと食べている子どもについても足りないとされています。そこでおやつが第四の食事となり、不足分の栄養をカバーしていくことが必要になります。 また、WHOの研究でも幼児期は鉄分とカルシウムは特に必要な栄養素であるということが示されています。世界的にもそれらの栄養素が不足しているという実態があるので、鉄分とカルシウムが重要とされています。 そのほかにも、鉄の吸収を助ける栄養素のビタミンCや、カルシウムの吸収を助ける栄養素のビタミンDどちらも大切になってきます。さらに、DHAという脳や網膜に豊富に存在している栄養素のほか、血や肉、筋肉のもとになり栄養の根幹であるタンパク質も成長発達の段階で大切な成分となるので、取り入れていきたい栄養素になります。 おやつには不足分の栄養素を取り入れよう■おやつの摂取カロリーの目安とタイミング・1~2歳は100~150kcal程度1回で食べられる量が少ないので、1~2回(午前と午後など)に分けて摂る。 ・3~5歳は200~250kcal程度(1度に食べられる量が増えてくるので、1日1回程度(午後15時くらい)で摂ればOK) 3歳児くらいまでは、フォローアップミルクがおすすめ3歳くらいまでは、フォローアップミルクを食事に取り入れるのもおすすめです。鉄分やビタミンを強化したものになり、カルシウムも摂取することができます。そのまま飲ませるのもいいですが、ホットケーキやクッキー、スムージー、バナナやかぼちゃディップに混ぜるなど、普段のおやつ作りやお食事などに取り入れることで簡単に摂取しやすくなります。 おやつの実践例おやつとは、食事では足りない栄養を補う補食になるので、子どもの食事状況に合ったおやつを取り入れることをおすすめします。基本的には、食事で不足していると思われる栄養素をおやつでまかないます。 例)ご飯類がなかなか進まないケース→ ふかし芋、コーンフレーク、ディップパン、サンドイッチなど、穀類を中心としたものをおやつに取り入れる。 例)タンパク質が足りないケース→ ゆで卵、卵を使ったプリン、ホットケーキ、おからクッキー、豆乳プリンなどをおやつに取り入れる。 例)野菜が進まないケース→ 野菜を入れ込んだおやき、お好み焼き、果物、ミニトマト、枝豆、かぼちゃやバナナなどをディップ状のものにしてクラッカーやパンにつけたものなどをおやつに取り入れる。 栄養が摂れているかどうかは3日分の食事で考えるといいとされています。そのため、3日スパンで栄養を考え「この栄養素が足りていないかな?」と思ったら、ぜひおやつに取り入れてみてください。おやつの摂取カロリーはあくまで目安となりますので、個人差があって当然です。無理せずにその子にあった量をあげてくださいね! 監修者・著者:管理栄養士 久野多恵管理栄養士の資格を取得後、小児科に勤務。子育て中の親御さんの疑問や悩みが多い事に気づき、自身の学んだ栄養学を活かしたいと感じる。エビデンスに基づいた栄養指導の知識を深め、保健指導に尽力する。自身の出産・育児経験を経て、現在は、行政における離乳食・幼児食相談、妊娠期相談、離乳食教室や母親教室の講義を担当する。また、成人期・高齢期の栄養相談、講話なども行い、幅広い層への栄養知識を深める活動をする。1男1女の母であり、現在も子育てに奮闘中。
2020年06月26日こんにちは! どすこい母さんことケイコモエナです。魚介類が完全に食べれない、偏食スイス人夫とのお話です。魚介類アウトとなるとお出汁もダメなので、日本食のほとんどが食べれなくなり、毎日献立に悪戦苦闘していました…。彼が求めていたのは私の考えていたものより、遥かに簡単なものだったのでした。今日焼きたてのパンさえあれば(パン屋作)、それで大喜び。チーズがあればすごくいい。その上にハムかサラミがあれば超大喜び。超楽。野菜類は冬ならスープ、夏ならサラダ、なんならない方がもっと喜ぶけどそんなわけにはいかないよ。もっと喜んで欲しい時はスーパーではなく、マルシェで村の山の方で作られたものが食卓に並ぶとお祭り騒ぎです(笑)。こ、これは、まさにテレビで見たハイジの食卓。パンの切り方もハイジのおじいさんにそっくりな夫。周りのママ友に聞いても、パンがメインで同じ様な簡単な食卓。スイスばんざい。海外生活いろいろ苦労はあるけれど、晩御飯時は、ほんとにスイスに嫁いでよかったと思いながらパンとチーズを噛みしめる私なのでした。最後まで読んでいただきありがとうございました! ではまた次回に!
2020年02月28日なぜか突然、当時1歳になったばかりの次女が偏食になりました。栄養面が心配だったので、食事を工夫するもうまくいかず、やがてそれが強いストレスになっていきました。偏食の娘との食事の時間をいかに楽しくラクにするか? それは考え方ひとつだった! と気づくことができたときのエピソードをお伝えします。 偏食は突然に…あれは忘れもしない次女が1歳の誕生日を迎えた翌日のことです。突然、次女が白米しか食べなくなったのです。それまでは、生後6カ月から離乳食を始め、野菜、肉、魚、フルーツを食べて順調だったのに……。 長女も少し偏食になった時期もありましたが、白米のみになったことはありません。それまでもりもり食べていたのに白米以外一切食べなくなり、「なんで急に食べなくなったの? もしかして何かの病気!?」と、不安と焦りの気持ちでいっぱいでした。 ストレスフルな食事の時間なんとか白米以外のものを食べてもらうため、野菜を細かく刻んで白米に混ぜたり、かわいい盛り付けをしたり、環境を変えてピクニックへ行って外で食べるなどの工夫をしましたが、結果は惨敗! 次女は断固として白米しか食べてくれませんでした。食事のメニューに悩み、せっかく時間をかけて作ったごはんを食べてくれないことが1日3回。次女の栄養面も心配でしたし、これがいつまで続くのかと不安といらだちで食事の時間がストレスフルでした。 食事の時間をラクにしたきっかけの言葉ある日スーパーのレジでお会計をしているとき、50代前後の女性に「夕飯は何を作るの?」と笑顔で声をかけられました。私は食事に関してとても悩んでいたので、つい「子どもが白米しか食べなくて夕飯に何を作るか悩んでいるの」と少し愚痴をこぼしました。すると女性は「白米だけでいいなんてすごくラクじゃない! あなたラッキーね」と返答! 私は次女の偏食がラッキーだなんて思ったことがないので、驚きました。この言葉がきっかけで、とても心がラクになりました。 楽しくてラクな食事の時間、そして…この日から白米だけでいいなんてラッキーだと思うことにしました。次女以外の家族の食事は作り、次女には白米だけで、もし他のごはんを欲しがったらそのときに与えよう! そう決めてからは食事の時間が恐怖ではなくなりました。イライラしながら与えていた食事の時間も穏やかになり、楽しく食事ができるようになったのでよかったです。そんな日々が2カ月ほど経ったころ、次女が徐々に以前のような食事ができるように! イライラした雰囲気のなかでの食事は、楽しいものではありませんでした。無理に食べさせることをやめると心に余裕ができ、食事の時間がとてもラクになりました。食事は楽しむもの、食べないときは何をしても食べない! と腹をくくり、一旦見守ることの大切さに気付けてよかったです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:藤原 にじ二児の姉妹の母。兵庫県出身、オーストラリア在住。自身の経験と感性をもとに執筆活動中。趣味はイラスト、漫画を描くこと。旅行も大好き!妄想の中でも旅行に行く。
2020年02月05日ウーマンエキサイトの読者のみなさん、こんにちは! 8歳と5歳のやんちゃ兄弟を育児中のなーみんです。今回は「子どもの好き嫌い」についてです。■偏食・少食の長男、栄養不足を心配していたけど…我が家の長男は偏食・少食で、パン1枚を食べるのにも30分以上かかっていたりと小さい頃はなかなか苦労しました。野菜なんてもちろん食べません! 食べられるものと言ったら、魚やお肉といったおかず類少々とご飯。麺類は好きでしたが毎日麺類にするわけにもいかず、この子栄養足りてるの…?と心配でした。保育園の個人懇談の時にこの事を話してみると…、給食は毎日完食していると聞いてびっくり。なんだ…食べれるんじゃん!!そこから何か吹っ切れたかのように、保育園で栄養のある物をしっかり食べてるんだから無理に食べさせるのはやめようと思いました。無理に食べさせようとすると、私も子どもイライラしてしまうし…。保育園ではお友だちがみんな食べてるから、苦手な物も頑張って食べる子が多いそうです。家ではそういう刺激を与えてくれるお友だちがいないせいか「苦手な物は食べない!」となるのかな?■偏食についての苦い思い出偏食については、私も苦い思い出があるんです。私は自他ともに認める偏食マン…(笑)大人になって食べられるものがだいぶ増えたのですが、それでも偏食は多いほうで食べられないものはお恥ずかしながら今でも沢山あります。大人の今でもこんなにあるってことは子どもの頃はもっとありました。給食も毎日残してました…!1回だけ親に絶対に食べなさいと叱られながら苦手なものを泣きながら食べた経験があり、それは今でもはっきりと覚えています。長男は家で食べないものでも給食でちゃんと食べる事ができていて、私はそれができなかったけど、成長とともに食べられるものが増えた。だから家で無理に食べさせるのはやめても良いかな? という結論に至りました。全然食べなかった長男ですが、今では食べられるものも増え、私より食べるんじゃないかというくらいよく食べるようになりました。ちなみに次男も保育園の給食は完食しているそうです!食べるに越したことはないけど、お互いストレスを溜めないのが一番!成長とともに食べられるものは増えると思うので、その時をゆっくり待つのが我が家の偏食対策です。
2020年01月30日