わが家には10歳から2歳までの子どもが4人いて、子だくさんの部類に入ると思います。毎日子ども4人と一緒に過ごしていると、もちろん大変なこともあるのですが、子だくさんでよかったと思うことも多くあります。今回は、私が「子だくさんでよかった!」と日々思っていること個人的ベスト3を紹介します。 3.たくさんのママ友と出会えること私は社交的なタイプではありません。ですが、子ども4人と過ごしていると必然的に多くのママと出会い、信頼できる素敵なママ友ができました。ママ友関係というと、ネガティブなイメージもありますが、私の場合はママ友がいてくれてよかったと思うことのほうが多いです。 上の子から下の子まで年齢差も大きいので、自分の子どもとは違う年齢の子のママ友もできたりと、素敵な出会いが広がりました。 2.いろいろな幼稚園・保育園などを体験できることわが家の場合、上の子たちが通っていた保育園や幼稚園と、下の子に選んだ幼稚園が違うところなので、さまざまな園を見ることができ、それは貴重な経験だと感じています。 いろいろな園に通い、体験させてもらうと、子育ての間違った思い込みが解けたり、広い心が持てるようになったりと、親としての私自身の成長につながっているように思います。あまり評判がよくない園でも、自分自身で確かめてみると実は自分の子どもに合っていた! なんてこともありました。 1.きょうだいで助け合いができる親が子どもをしかっても、うまく伝わらないことや、子どもがわざと反対のことをすることってありますよね。そんなとき、親ではなくきょうだいから言われると、すんなり言うことを聞いてくれることも。 たとえば、なかなか食事が進まない下の子に上の子が食べさせてくれたときは、普段食べない野菜まで完食! なんてこともありました。そんなとき、4人きょうだいで支え合えて素敵だな~と感じます。 小学生の子どもに、2歳の子のしつけの仕方を教わることもあります。どこで覚えたのか、私よりもじょうずに下の子に接してくれて、私はそれを参考にすることも! 子育てっておもしろいなと感じています。イラスト:sawawa監修/助産師REIKO著者:武山あゆみ三男一女の母。ワンオペ育児に奮闘するかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2021年04月01日現在私は、3人の子どもに恵まれてお母さん業に奮闘する毎日です。子どもたちは、長女5歳1か月・次女2歳6か月・三女6か月の2歳差の3姉妹。今回は、毎日大騒ぎの3姉妹育児のリアルな現状を紹介します。子育てが大変だなと感じている人やこれから第2子、第3子をと考えている方の参考になるとうれしいです。大変なこと1三女妊娠時は次女が抱っこ抱っこの毎日で次女を妊娠したとき長女は2歳わが家の長女は7月生まれ、次女は2月生まれの2歳7か月差の姉妹です。次女を妊娠したときは長女が2歳ちょうどでした。長女は言葉が早かったので、そのころには言葉で、親子の意思疎通が可能でした。その後の妊娠生活は長女に助けてもらう場面も多く、出産後もかなり助かった記憶があります。三女を妊娠したとき次女は1歳5か月三女を妊娠したとき、次女はまだ1歳5か月。言葉で意思疎通ができない状態で成長も遅めでした。そのころ長女は幼稚園に入園していたので、毎日幼稚園バスまでの送り迎えをしていましたが、次女がなかなか歩いてくれず、抱っこで連れていく日々が続いていました。もともとわが家は典型的なワンオペ育児家庭です。夫は、朝早く子どもたちが起きる前に出勤して、帰りは夜遅く子どもたちの就寝後。3人目の妊娠生活は、次女が1歳5か月になり、ようやく授乳期が終わって、少し楽になりはじめたころにスタート。次女はまだまだ抱っこが必要な時期だったのもあり、私は切迫早産になってしまいました。大変なこと2長女と次女の姉妹ゲンカでカオス!三女が産まれてからは、次女が少しお姉ちゃんになってきて三女のことをかわいがってくれるようになってきました。ですが、次女はやっと言葉が2語出てくるようになったくらいなので、姉妹ゲンカが起こると次女の要求や言い分を理解するのに時間がかかります。次女は言葉で伝えられないために先に手や足が出て、時には長女に噛みつくことも!姉妹ゲンカが激しくなると、次女は長女に噛みつき長女が号泣、反撃に出た長女が次女を蹴って次女が号泣…。私は三女の授乳やおむつ交換、抱っこなどのお世話をしながら、それを止めたりなだめたり…。家の中はまさにカオスな状態となります。大変なこと3一番手がほしいのはお風呂ワンオペ3人育児では、何もかもに手が足りないのですが、その中で一番大変なのはお風呂の時間です。6か月の三女はひとりで座ることができない、次女はまだ言葉での意思疎通が難しい、長女は少しは自分で洗えるけれど全部任せるのは不安…という状態。お風呂時間は全員のご機嫌とタイミングが合っていないと、とんでもないことになってしまうのです。三女がみんながいないとさびしくて泣きだすようになった生後3か月頃からは、お風呂用のベビーチェアに座らせて一緒に入るようにしました。三姉妹全員を洗って自分を洗っている間に、次女と三女のご機嫌が悪くなると、お風呂で泣き声の大合唱となります。できるだけ短時間で、ご機嫌を損ねないように、出るタイミングを計りながら三姉妹を洗うので、お風呂の時間はまるで子どもたちと私の心理戦です。それにしても、毎日同じ時間に同じようにお風呂に連れて行くのに、三者三様、その日によって違うので毎日が戦場のよう…。何かいい方法はないのかと日々模索していますが、ベストな方法はまだ見つけられていないのが現状です。子どもが増えるたびに幸せは倍増する毎日の様子を少し紹介しましたが、大変なことをあげれば正直キリがないのが本音です(笑)。とはいえ、「子どもが増えるとその分幸せも増える」とよく聞きますが、本当にその通りです。3人それぞれの成長に日々驚き、感動しています。中でも、2歳差3人育児をする日々で幸せに感じるのは、長女と次女の成長。三女が産まれたことによって、長女にも次女にもガマンをさせていると感じることが増えました。次女は赤ちゃん返りもある中で、彼女なりにガマンしていることも多いと感じます。それでも二人とも、三女のことをとてもかわいがってくれて、長女は今まで以上にお世話やお手伝いをしてくれるようになりました。諦めること、頼ることを学ぶ日々子育てが大変で、それでいて楽しくもあるのは、子どもの人数に関係ないですね。子どもが1人でも2人でも、3人いても同じだと思います。すべての親が育児に悩み、日々頑張っているんだと私は3人出産してやっと実感しています。かなり遅いですが…。それまでは、「何で私だけ」と自分が一番大変だと感じがちだったのです。2歳差3人育児をするようになってからは、家事でも育児でもいい意味で諦めがつくようになって、無理をしないようになりました。頑張りすぎると自分が大変になって疲れるだけなので、ほどよい加減で家事・育児をこなして、頼れるところは他人に頼ることが前より上手にもなりました。まわりに頼れる人がいない時には、自分の合格ラインを下げて、子どもたちと楽しむことを優先したら、気持ちに余裕が生まれて、「私だけが大変なんじゃない。みんな頑張っているんだ」と感じるようになったのです。諦めること、頼ることができるようなってきたら、それまでより毎日が楽しくなってきたのは大きな変化だと感じています。私も今、激動の毎日の中にいますが、子育てが大変!と悩んだりしんどくなったりしていたら、「諦める、頼る、今を楽しむ」を実践してみてください。きっと少しずつ気持ちがラクになると思いますよ。<文・写真:ライターyuikitiiii>
2020年08月27日みなさんは児童手当をどう活用していますか? 金銭的な話は、なかなかママ友とも語れませんよね。わが家には、2歳から小学3年生までの子どもが4人います。児童手当も4人分いただき、非常に助かっています。今日は、わが家の児童手当の使い道をご紹介します。 1年ほど前まではすべて学資保険にわが家は、夫が会社員で私が専業主婦。毎月の貯蓄とは別に、将来の学費として児童手当を貯めていました。でも、自分で貯蓄をしていくと、何かの拍子に使ってしまいそう……。 そこで、1年ほど前までは4人とも学資保険に入り、児童手当をすべてそちらにまわしていました。保険の素人ながら、学資保険に入っていれば貯蓄代わりになると考えていたからです。 保険のプロに相談すると!?あるとき、夫の保険内容が心配だったので、1年ほど前にファイナンシャルプランナーに保険の見直しをお願いしました。 その際、ほかのすべての保険も見てもらったところ、学資保険が4人中2人も元本割れしている(支払った金額よりも戻ってくる金額が少ない)ことがわかりました。貯蓄代わりと思っていただけに、数万円も損をしていたかと思うと非常にショックでした。 すぐに元本割れの学資保険を解約!ファイナンシャルプランナーと相談のうえ、元本割れしている2つの学資保険をすぐに解約することに。代わりに提示してもらった保険が、夫名義の貯蓄型保険と生活保障型保険でした。 子どものための貯蓄=子ども名義と頭にあった私は目からうろこです。利率のいい貯蓄や保険があればそれでいいのだ!と、やっと理解しました。生活保障型は掛け捨てになりますが、一馬力で稼いでいる夫に何かあれば生活ができなくなるため、心強い保険になりました。 わが家は年収が高いわけではありませんが、子どものために児童手当総額分以上は貯蓄にまわしています。使ってしまうとあっという間になくなってしまうので、児童手当はないものと思い、貯蓄に励んでいます。 監修/助産師REIKO著者:武山あゆみ三男一女の母。ワンオペ育児に奮闘するかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2020年06月13日わが家には10歳から2歳までの子どもが4人いて、子だくさんの部類に入ると思います。毎日子ども4人と一緒に過ごしていていると、もちろん大変なこともあるのですが、子だくさんでよかったと思うことも多くあります。今回は、私が「子だくさんでよかった!」と日々思っていること個人的ベスト3を紹介します。 3.たくさんのママ友と出会えること私は社交的なタイプではありません。ですが、子ども4人と過ごしていると必然的に多くのママと出会い、信頼できる素敵なママ友ができました。ママ友関係というと、ネガティブなイメージもありますが、私の場合はママ友がいてくれてよかったと思うことのほうが多いです。 上の子から下の子まで年齢差も大きいので、自分の子どもとは違う年齢の子のママ友もできたりと、素敵な出会いが広がりました。 2.いろいろな幼稚園・保育園などを体験できることわが家の場合、上の子たちが通っていた保育園や幼稚園と、下の子に選んだ幼稚園が違うところなので、さまざまな園を見ることができ、それは貴重な経験だと感じています。 いろいろな園に通い、体験させてもらうと、子育ての間違った思い込みが解けたり、広い心が持てるようになったりと、親としての私自身の成長につながっているように思います。あまり評判がよくない園でも、自分自身で確かめてみると実は自分の子どもに合っていた! なんてこともありました。 1.きょうだいで助け合いができる親が子どもをしかっても、うまく伝わらないことや、子どもがわざと反対のことをすることってありますよね。そんなとき、親ではなくきょうだいから言われると、すんなり言うことを聞いてくれることも。 たとえば、なかなか食事が進まない下の子に上の子が食べさせてくれたときは、普段食べない野菜まで完食! なんてこともありました。そんなとき、4人きょうだいで支え合えて素敵だな~と感じます。 小学生の子どもに、2歳の子のしつけの仕方を教わることもあります。どこで覚えたのか、私よりもじょうずに下の子に接してくれて、私はそれを参考にすることも! 子育てっておもしろいなと感じています。イラスト:sawawa監修/助産師REIKO著者:武山あゆみ三男一女の母。ワンオペ育児に奮闘するかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2020年01月24日みなさんは児童手当をどう活用していますか? 金銭的な話は、なかなかママ友とも語れませんよね。わが家には、2歳から小学3年生までの子どもが4人います。児童手当も4人分いただき、非常に助かっています。今日は、わが家の児童手当の使い道をご紹介します。 1年ほど前まではすべて学資保険にわが家は、夫が会社員で私が専業主婦。毎月の貯蓄とは別に、将来の学費として児童手当を貯めていました。でも、自分で貯蓄をしていくと、何かの拍子に使ってしまいそう……。 そこで、1年ほど前までは4人とも学資保険に入り、児童手当をすべてそちらにまわしていました。保険の素人ながら、学資保険に入っていれば貯蓄代わりになると考えていたからです。 保険のプロに相談すると!?あるとき、夫の保険内容が心配だったので、1年ほど前にファイナンシャルプランナーに保険の見直しをお願いしました。 その際、ほかのすべての保険も見てもらったところ、学資保険が4人中2人も元本割れしている(支払った金額よりも戻ってくる金額が少ない)ことがわかりました。貯蓄代わりと思っていただけに、数万円も損をしていたかと思うと非常にショックでした。 すぐに元本割れの学資保険を解約!ファイナンシャルプランナーと相談のうえ、元本割れしている2つの学資保険をすぐに解約することに。代わりに提示してもらった保険が、夫名義の貯蓄型保険と生活保障型保険でした。 子どものための貯蓄=子ども名義と頭にあった私は目からうろこです。利率のいい貯蓄や保険があればそれでいいのだ! と、やっと理解しました。生活保障型は掛け捨てになりますが、一馬力で稼いでいる夫に何かあれば生活ができなくなるため、心強い保険になりました。 わが家は年収が高いわけではありませんが、子どものために児童手当総額分以上は貯蓄にまわしています。使ってしまうとあっという間になくなってしまうので、児童手当はないものと思い、貯蓄に励んでいます。著者:武山あゆみ三男一女の母。ワンオペ育児に奮闘するかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。 ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
2019年05月18日きょうだいの多い親としての悩みの種は「きょうだいゲンカ」。きょうだいだからこそケンカすることもありますね。友達とはケンカなんてめったにしないわが子たちも、家ではきょうだいという甘えもあって小さなケンカは絶えません。特に小さい時期やケガをしそうなときは、親が仲裁や注意をしていますが、最近のわが家では、親は話は聞くけれど「ノータッチ」をベースに対応しています。きょうだいケンカの仲裁は、年齢や年齢差にもよるので、わが家の場合のうまくいった対応を紹介します。3歳までの対応…落ち着くまで引き離す3歳までのきょうだいケンカはモノの取り合いが圧倒的に多かったのですが、そんな時に有効だったのが「気をそらす」こと。3歳以下同士の場合、落ち着くまで引き離すのが一番。どちらに味方することなく、まさしく「仲裁」ということで、「まぁまぁ、まぁまぁ、落ち着いて」と間に入ってなだめることが多いです。結果、子どももその方が安心するようです。幼稚園児時期の対応…状況の確認と解説幼稚園時期の子どもの場合、「状況を確認して、解説する」ようにしました。まずは子どもの話を聞きますが、うまく伝えられないことの方が多いです。細かいことは置いておいて、状況をざっくり把握したら、「こうだったんだね」と状況を確認し、その上で「相手は痛いんだよ、相手はほしいんだよ、相手はこうだと思うんだよ」と相手の思いを説明するようにしています。3歳以下と幼児の場合は、上の子にお兄さん、お姉さんとしての対応をお願いしてみることも多いです。まだ、下の子は幼稚園にも入れないくらい小さい子なんだということを説明します。幼児同士の場合も、年長と年少の場合は、下の子はまだ「幼稚園に入ったばかりの〇〇組さんなんだよ。〇〇組さんのほかのお友達だったら、そういうことしていいのかな」と「年齢差」があるということを特に上の子に自覚してもらうようにお願いしてみます。その時は納得できなくても、あとで「〇〇(下の子)ちゃんはまだ小さいもんね!」と思いやりの言葉や態度につながることもありますよ。小学生時期の対応…本人たちに任せる小学生になれば、わが家の場合「ノータッチ」が基本です。話は聞いて「アドバイスはする」けれど、仲裁や親の判断を告げるようなことはほぼありません。といっても、言い合いが多いので、「うるさい」と伝えることはありますが。幼児と小学生の場合は、幼稚園時代と同様、上の子に下の子はまだ小さいのだということを認識してもらいます。また、小学生同士の場合は学年は違っても「本人たちに任せる」ようにしています。それは、小学生になればすでにお互いに学年の違いを認識しているということに加えて、私自身が上の子で「お姉ちゃんだから我慢しなさい、お姉ちゃんが悪い!」とケンカは上の子が折れるべきという親の対応で傷ついてきた経験もあるからです。小さい時は差が激しく、上の子に譲歩してもらわないと仕方がないことも多くあります。だからこそ、下の子が小学生になったなら、両成敗もしくは、どっちの味方もせず、本人にお任せを貫いています。こうすることで、今のところ上の子は「いつも自分ばかり叱られている感」は持っていないようです。年の差による対応の違い1歳差の場合は対等な対応になることも多いでしょうが、2‐3歳差の場合、この子は下なんだという意識を持ってもらうことで、上の子にお兄さん、お姉さんな対応を「お願い」してみることが多いです。4‐5歳差の場合は、未就園児と小学生ほどに離れているので、やっぱり上の子を「諭す」ことになります。6歳以上の年の差の場合になると、ケンカというより「モノを取られて返してくれない」「いたずらされた」という上の子の被害の訴えが多くなります。わが家では、あらかじめ、きちんと下の子が届かないところに自分が管理するべき・配慮するべきと教えていますので、上の子への注意となります。もちろん下の子にも、「ダメなこと」として教えますよ。きょうだいケンカへの親の介入は、後々に子どもの心にわだかまりを残すようなこともあると思うので、わが家では必要最低限にしています。ママ友同士できょうだいゲンカについて話してみると、いろいろとナイスな対応を聞くことができるかもしれませんね。<文・写真:フリーランス記者小柳結生>
2018年12月15日わが家の子どもは4人。子どもが3人以上いるとまわりからは「大変ね~!」とか「スゴイね~!」と言われることも多いですが、 実は2人の時よりも大変ではないと感じることが多くあります。「3人目から育児がラクになる」に共感しあう子だくさんママたち3人目から育児がラクになるというのは私だけに限ったことではないようです。わが家と同じ3歳と2歳差で3人きょうだいのママ友が10人以上いるのですが、「3人目からは孫感覚だよね~」「2人目までは余裕なかったけれど3人になって、いい意味で力が抜けてラク」という話をよく聞きます。逆に、子どもが2人の時が一番つらかったという声が多く、私も同感です。育児がラクな理由にはきょうだいが増えるにつれ、上の子が大きくなっているということも多少は関係するようで、5歳違いで3人産んだ親しいママ友2人からは、「上の子には手がかからないし、逆に一番上の子が面倒を見てくれるからラク」というような声を耳にします。一番上の子と下の子が15歳差で4人きょうだいのママの場合も、上の子が大学生の時に一番下の子が幼稚園に入園したのですが、下の子は上の子によく懐いて遊んでもらっている様子が伝わってきました。3人目以降って本当にかわいいだけ!3人目から育児がラクになる一番大きな理由は、精神的な余裕にあるように思います。とにかく3人目ってかわいいんです。これからの育児の不安とか、そういったものが念頭にあった1人目、もっとこうしようと1人目の反省を活かすような発想もある2人目と違って、「ただかわいい」。「末っ子はかわいい」という表現がありますが、2人きょうだいの場合は末っ子とは言わず下の子ということが多いので、やはり3人以上の場合の下の子はかわいいと言っているのではないかと思えます。相乗効果が感じられるわが家の場合、3人目以降は「上の子たちにもこんなころがあった」と上の子の成長を振り返る機会につながりやすく、「上の子もかわいかった」という相乗効果になっているような気がします。2人目の時にもそうだったのでしょうが、余裕のなさがそこまでの振り返りや実感を伴った相乗効果にはつながりにくかったのかもしれません。さらに、一番上の子は大きくなって話も通じるようになっているので、上の子の小さい時の様子も踏まえて、下の子をかわいがることが、上の子への愛情確認にもつながり、上の子とも関係が良好になりました。また上の子は親とともに下の子をかわいがり、愛情を感じてくれているようです。勝手がわかる、先がわかる3人目以降になると、すでに1人ではなく2人の子どもの成長を見てきたこともあって、「こんなものね」という相対性が生まれるのかもしれません。また、いろいろな面で、子どもの「個性」として受け止められる部分も増えます。「1人目は右も左もわからず手探りで、2人目はまだまだ上の子が手探りの中、2本の手がいっぱいになっていくイメージだけど、3人目だと、もう手が足りないからとあきらめの境地になる」と表現してくれたママ友がいます。確かに、わが家も3人目が生まれた時は上の子は4歳と2歳、4歳の子はギリギリ自分のことはできてもまだまだ甘えたい盛りでした。それでも、親の手は2本しかありません。物理的に3人全員を一度に抱えきれなくなるので、実際に3人になる前はきつそうなイメージがありました。けれど、産まれてみたら、あきらめの境地になるのか、発想の大転換になるのか、物理的にも細かいところにとらわれている暇がなくなることで、逆にメリハリが生まれ、負担が増えた感じがしませんでした。自然とできる・できないを受け入れて「あきらめの境地」になっていたようです。また、1人を怒っても、他の子がいることで親の気がまぎれるということもあります。そのせいか、長々と怒っているということも少なくなりました。年が離れるほどに子どもに助けてもらえるこれは子だくさんでなくても言えることでしょうが、年が離れるほどに子どもが下の子のケアを手助けしてくれるということはあるでしょう。年が離れていればラクという話は、19歳差!で第2子を生んだ知り合いからもよく聞き、上の子はほぼ親のように世話を焼いて溺愛してくれ、親の手が3人分あるようだと話してくれました。ただ、年の差がありすぎて一緒にいる時間が短いとか、きょうだいが少なければ負担は偏ります。そこにきょうだいが多くいれば、一人ひとりの負担は軽く、小さいうちはきょうだいで競って、大きくなるにつれて効率的に分担して、子どもたちに助けてもらえるようになります。上の子が下の子と遊んでくれるのはもちろん、上の子が下の子をトイレに連れていってくれたり、こぼしたものを拭いてくれたり、時には家事も手伝ってくれるようになると本当に親はラクです。心身の負担は減り、お金の面でも3倍にはならない特に年齢差がない場合は、お下がりや、保育料の減額やきょうだい割引も使えますし、年が多少離れても、上の子たちの経験をもとに効率よく要不要を判断し、ムダが少なく物や経験を与えることができます。そのため男女の2人きょうだいであれば2人分のお金が必要だということはあり得るでしょうが、3人きょうだいでは3倍のお金がかかるということにはなりにくいのです。子どもによる自然な協力も増え、それぞれの子どもの学年でママ友もできるので、心身の負担は2人目の時より減っているような感じさえします(実際は慣れもあるでしょうが)。こうして考えてみると、実は子だくさんほど、親はラクになって、楽しめていることも多いんですよ。2人が大変だからという理由で、子だくさんになるのを迷っているような場合は、ぜひ3人以上子育てしているママの話を聞いてみてくださいね。<文・写真:フリーランス記者小柳結生>
2018年08月28日3月に現在交際中の恋人との第2子が誕生したヒュー・グラント。57歳にして5児の父となったが、ハリウッドには彼に限らず子だくさんのカップルは多い。ヒュー・グラント:5人(3男2女)ヒューと恋人でTVプロデューサーのアンナ・エバースタインの間に生まれたのは男児。本人たちから発表はなかったが、かつて13年間ヒューのパートナーだったエリザベス・ハーレイが8日(現地時間)にTV出演した際に「先週もう1人生まれたのよ」と明かした。ヒューはアンナ・エバースタインとの間に5歳の息子と2歳の娘がいて、前恋人、ティンラン・ホンとの間に6歳の娘と5歳の息子もいる。長い間、独身貴族として鳴らしたヒューだが、先日『パディントン2』の宣伝で来日した際も、楽しそうに子どもたちの話をするなど、すっかり子煩悩なパパ・キャラになっていた。ジュード・ロウ:5人(2男3女)ヒューと同じく5児の父なのはジュード・ロウ。元妻のサディ・フロストとの間にもうけた2男1女のうち、長男のラファティと長女アイリスは現在モデルとして活躍中。さらに、短期間つき合ったアメリカ人モデル、元恋人との間にそれぞれ娘が1人ずつ生まれている。親の七光りでデビューするのは簡単だが、その先は苦労するのがセレブ2世の宿命だが、それを乗り越えているのがスカルスガルド家。ステラン・スカルスガルド:8人(7男1女)バイプレイヤーとして活躍するステラン・スカルスガルドは8児の父だが、息子たちも俳優として成功を収めている。長男アレクサンダーは「ビッグ・リトル・ライズ~セレブママたちの憂うつ~」でエミー賞、ゴールデングローブ賞やSAG賞(ともにTV部門)の助演男優賞を受賞。四男ビルは『IT/イット“それ”が見えたら、終わり。』で大ブレイク。次男のグスタフ、五男のヴァルターも母国スウェーデンを中心に活躍している。三男だけが違う道に進み、たった1人の娘は元モデル。2人目の妻との間に生まれた息子2人はまだ幼いが、兄たちに続く可能性は高そうだ。ミック・ジャガー:8人(3男5女)2016年にバレエダンサー、メラニー・ハムリックとの間に息子が誕生したミック・ジャガー。2014年に長年の恋人だったデザイナー、ローレン・スコットの自殺という悲劇を経験したが、73歳にして新たな命を迎えた。ちなみにミックの最初の子どもは歌手のマーシャ・ハントとの間にもうけた1970年生まれの娘。最初の妻ビアンカの娘でモデル&ジュエリー・デザイナーのジェイド、長年連れ添った元祖スーパーモデルのジェリー・ホールとの間にはモデルでのエリザベスとジョージア、息子のジェームズはミュージシャン、俳優として活躍。末っ子のガブリエルは今年21歳だ。1999年にはブラジル人モデルのルチアーナの間に息子ルーカス・モーリスも誕生している。クリント・イーストウッド:7人(2男5女)?5月に米寿を迎えるクリント・イーストウッドは7児の父とされているが、諸説あり。5人の女性との間に生まれた子どもたちについて、本人もTV出演で「お子さんは7人ですよね?」と聞かれた際に「少なくとも」と答えている。最初の妻との間の長男のカイルはミュージシャンになり、『グラン・トリノ』など父の監督作の音楽を担当したことも。カイルの妹アリソン、フランシス・フィッシャーとの間に生まれたフランチェスカも女優として活躍中。そして、父の後継者として期待されているのは、スコット・イーストウッド。フライトアテンダントの女性との間に生まれた彼は当初、本名のリーヴス姓を名乗っていたが、イーストウッド姓に変えて大ブレイクした。彼の妹ともう1人別の女性との間にも娘がいる。1996年に結婚したディナ・ルイスとの間に娘モーガンが誕生。ディナとモーガン、フランチェスカはリアリティ番組「Mrs. Eastwood&Company」(原題)でも有名。アンジェリーナ・ジョリー&マドンナ:6人アンジェリーナ・ジョリーやマドンナは6人の子を持つ母親だが、女性セレブの場合、妊娠出産とキャリアを両立させるのは万全のサポート体制があっても、簡単なことではない。アンジェリーナは、元夫のブラッド・ピットの間に娘シャイロと双子のノックスとヴィヴィアンをもうけたが、それ以前にカンボジアからマドックス、エチオピアからザハラ、ベトナムからパックスを養子として迎え、6人を育てている。マドンナは1996年に、パーソナルトレイナーとの間にもうけた第1子の娘ローデスを出産。98年に結婚したガイ・リッチー監督との間に息子のロッコが誕生した。離婚後の2006年にマラウィからデヴィッド・バンダ、2009年にマーシー・ジェームズ、2017年には双子の女の子(エスターとステラ)を養子に迎えた。ローデスは21歳になり、「X-girl」のキャンペーンに起用されるなど、モデルの仕事を始めている。アンジェリーナの長男マドックスも今年17歳。セレブの子どもとして、パパラッチに囲まれながら成長した彼らは今後、どんな道に進むのだろうか。(text:Yuki Tominaga)
2018年03月26日SMAPの中居正広が、23日に放送された日本テレビ系バラエティ番組『ナカイの窓』(毎週水曜23:59~24:54)で、子だくさん願望を明かした。今回、土田晃之、堀ちえみ、レッド吉田ら子供がたくさんいる芸能人を迎え、「子だくさんSP」として放送。冒頭でゲストMCの陣内智則から「お子さん何人ほしい?」と聞かれた中居は、「実際は、たくさんほしいの」と打ち明け、「たくさんほしいんだけど、自信がないっていうのと、子作り…」と話したところで、陣内から「あとでしゃべろう」とストップされた。番組では、子だくさんならではのエピソードが次々と披露され、「お風呂の順番待ちが大変」と大家族のお風呂事情が明かされると、中居は「1人が長いから。30年近く1人だから」と想像できない様子。また、玄関に大量の靴が並んでいる写真を見て、「靴がああなるの、すっげぇイヤ!」と嫌がった。そして、大家族のにぎやかな誕生日の映像が紹介されると、中居の誕生日の話に。中居は「今日と同じくらいの日常。もう10年以上」と特別なお祝いは長い間してないと言い、「そんなにさみしくないんだよね、クリスマスとか」と話した。さらに、運動会の話になると、「ママに行ってもらうよ。俺、無理だわー」と顔をしかめていた。
2016年11月24日このところ「おむつなし育児」という育児法が話題になっています。多くのママは、「おむつなし」と聞くと、まった全くおむつをしないの? 床や部屋が汚れはしないのかな? などと疑問に思うかもしれません。そこで今回は話題の育児法、「おむつなし育児」について解説、検証してみます。■「おむつなし育児」は、かつては日本でもやっていた「おむつなし育児」は、決して目新しいものではなく、布おむつも紙おむつもなかった時代、当たり前にやっていた方法です。いつのまにか日本では途切れてしまいましたが、今再び注目されています。簡単に言えば、「おむつの中でおしっこやうんちをすることを当たり前にせず、なるべくおむつの外でさせることで、赤ちゃんのうちに排せつの気持ちよさを伝えてあげる方法」です。言い換えれば、「おむつでうんちやおしっこをすると気持ち悪い」という感覚を当たり前にすることだといえます。■おむつをまったくしないわけではありません「おむつなし」とは言っても、普段はおむつをしています。赤ちゃんをよく観察して、おしっこやうんちが出そうかな? というタイミングでおむつを外し、なるべくおまる・トイレなどでさせてあげるのが、おむつなし育児の基本です。とはいえ、何がなんでもおむつなしで! と気合いを入れ過ぎる必要はありません。家ではおまるでしていても、外出時は紙おむつでしてOK! くらいの緩やかな気持ちで取り組むことがポイントです。「おむつを外す」ことが目的ではなく、赤ちゃんの頃から排せつの仕組みや楽しさを親子で共有することが最も大切な目的。そこが、いわゆるトイレトレーニングとは違うところでもあります。歌を歌ったり、掛け声をかけたり、時には遊んでみたりと、コミュニケーションしながら行うのもおすすめです。■ママにとって子育ての自信につながります! 出産してすぐは、赤ちゃんがどうして泣いているのか、何を求めているのかがわからなくて戸惑うママがほとんどです。でも、時間を重ねて赤ちゃんに向き合っていくうちに、だんだんと赤ちゃんの欲求に気付きやすくなっていきます。これと同じように、おむつなし育児を続けていくと、徐々に子ども自身のサインやタイミングが、自然にわかってくるようになるそうです。しかも赤ちゃんは自分の欲求がすぐに満たされるとご機嫌な時間が長くなります。それは、ママにとって育てやすさを感じることにも繋がります。また、排せつ以外の欲求も気付きやすくなることが多く、結果的に子育ての自信に繋がることにもなります。とある国では、生後数ヵ月間は、家の床に赤ちゃんを置いてはいけないという風習があり、赤ちゃんはずっと、スリングのような布の中でママに抱っこされて過ごすそうです。すると、赤ちゃんとママがずっと密着しているため、五感で感じ合うようになり、排せつのタイミングがわかるようになる、という話を聞いたことがあります。おむつなし育児とは、まさにこうした感覚なのでしょうね。■おむつなし育児を実践しているママに聞いてみました!「いつの間にか子どもの排せつのタイミングがわかるようになって、親として自信が持てたような気がします!」(6ヵ月の子のママ)「ずっと便秘がちでしたが、おむつの外に出すほうがたくさん出るようで、便秘も自然に解消できました!」(7ヵ月の子のママ)「以前は布おむつを使っていましたが、だんだんおしっこの量が増え、洗濯が大変になってきたので、おむつなし育児に切り替えました。今では助かっています」(5ヵ月の子のママ)「オムツ代が節約できます! しかもエコですよね」(8ヵ月の子のママ)「トイレでうんちやおしっこをすることに抵抗を感じることがなかったので、トイレトレーニングに苦労せずに済みました」(1歳6ヵ月の子のママ)おむつオムツなし育児とはつまり、赤ちゃんとじっくり丁寧に向き合うこと、そして、親子のコミュニケーションを豊かにするためのひとつの方法だと感じました。軽い気持ちで構わないので、興味がある人はぜひ実践してみてはいかがでしょうか。
2014年09月19日