「便秘になって何日目だったかな?」なんてカウントしたり、「気持ちがどんより、カラダも重いなあ」と感じたりすることはありませんか? こんにちは。ゆる体質改善アドバイザーの佐々木メグミです。ストイックに短期的にではなく、ゆるーく続けられる体質改善を広めています。今回は便秘とさよならするためのお話です。便秘知らずの人には「ただの便秘」ですが、慢性な人からするとこの便秘に左右される生活は、悩みの種ですよね。便秘のときは、いつもより食物繊維を多めに摂取したり、意識して運動をして、それでもダメならお薬の力で解消している方が多いのではないでしょうか? 下剤は胃腸にとって刺激物になり炎症の原因にもなります。便秘知らずになるために朝やると効果的な、2つのかんたんな習慣を紹介します。「やらなくてはいけない」、と思うとストレスになって続きません。「試しにやってみよう」という軽い気持ちで始めてみてください。■朝やると効果的!2つの習慣:その1.起き抜けにコップ1杯の水を飲む朝は何を口にしますか? 今日から起きてすぐ口にするのは、コップ1杯の水にしましょう。起き抜けの水は、寝ているときに失った水分を補うだけでなく、便をやわらかくしてお通じを促します。私たちには「胃-大腸反射」とうものがあります。胃に食物が入ることで、腸の動きを促します。これは空腹のときにより効果があるため、朝おきて5分以内、というのが効果的なのです。これは毎朝の習慣として行いましょう。その2.自然にツボを刺激できる2つのかんたん腸マッサージ起き抜けの水を飲んだら、次はかんたん腸マッサージです。腸はリラックスしているときに活発に動きます。気持ちに余裕をもって行いましょう。(1)「の」の字を描くように時計まわりにマッサージ(お腹の図)腸は「の」の字でお腹の中にあります。流れに沿って行うことで、腸の動きを促します。(2)腰~おしりにかけてのマッサージ(腰~おしりまでの図)「の」の字マッサージの次は、腰〜おしりにかけてマッサージもセットで行います。「腸マッサージはトイレで、あともう少しでスッキリするのになあ」というまさにその時にも効果的です。コツは息を吐きながら、行います。手の摩擦で皮膚表面が少しあたたかくなる程度の力で「サッ」となで下ろします。便はカラダからの便りです。いまの自分の状態を教えてくれます。理想の便はやわらかいバナナ状で、色は黄色から茶色です。毎回チェックして理想のものに近づけましょう。毎日出ていてもスッキリ感がない、食べた量に見合わないというのも便秘に含まれます。お通じはデトックスの基本。口に入れるものを気をつけるだけでなく、出すこともにも重点を置きましょう。便秘が解消されると、それだけで気持ちが軽くなり前向きになります。今日から、ゆる体質改善で便秘しらずの体質にかえていきましょう。次回も「ゆる体質改善」をお伝えします。お楽しみに。
2013年09月09日生薬の力でスッキリ美人ヤクルトが一般用医薬品、いわゆるOTC医薬品として便秘薬「アロエ便秘薬」を12月13日より発売開始する。60錠入り、180錠入りの2タイプがあり、それぞれ価格は980円、2400円(いずれも税別)となっている。アロエは、アロインという腸の運動を活発にする成分を含んでいるなど、摂取すると緩下作用があることが知られている。「アロエ便秘薬」はそうしたアロエの薬効成分に注目し、その粉末を主成分とした生薬製剤で、服用しやすい錠剤となっている。(ニュースリリースより商品イメージ画像)肌荒れなどの対策にも!慢性さんにもおすすめアロエ粉末の有効成分は、自然に穏やかな排便をもたらすため、便秘に悩んでいる人にはうれしい。便秘に伴う頭重やのぼせ、肌荒れ、吹き出物などの諸症状も緩和してくれるそうだ。便秘は女性の多くが悩んでいるもの。ため込んでしまっては、インナービューティには程遠い。「アロエ便秘薬」では、成人1日服用量の6錠中にアロエ末を750mg配合しているそうだ。一過性の便秘から、慢性的に悩ませられているような便秘にもおすすめだそう。穏やかに効き目を発揮し、自然なスッキリ生活を促してくれる強い味方。気になる症状に悩んでいるなら、一度チェックしてみては。元の記事を読む
2012年12月09日「ごぼう」といえば…食物繊維が豊富なので“便秘に良い”ということはよく知られています。では、「わたし便秘なの」っていう人は毎日ごぼうを食べているか? 「食べていませんね!(※根拠はありません)」 というのも、ごぼうを使った料理を思いつかない人も多いのでは?きんぴらごぼうくらいしか思い浮かばない人も多いはず。きんぴらごぼうもおいしいけれど毎日は飽きますね。 確かに「ごぼう」のイメージといえば、泥臭い、黒い、田舎臭い…と、地味で単調な素材だと思われがちです。 でもそんなごぼうでも、実はオシャレな1品にもなるのです。今回は、甘辛く味付けしがちなごぼうを、ちょっと違った味わいに仕上げた1品を紹介。これなら、毎日でも食べたくなるかも? 材料(1人前) ・ごぼう(千切り)1/3本(30~40g)☆水 300ml☆酢 大1・クレソン 40g・くるみ 20g ★白練りゴマ 大1★白味噌 大2/3 ※無ければ普通の味噌でOK★だし醤油 大1 ※無ければめんつゆでOK★酢 大1/2★はちみつ 大1/2★ごま油 小1/2 作り方 1、ごぼうはタワシでよく洗い、ごく細い千切りにする。ボウルに☆をいれ、切ったごぼうをすぐに漬けておく。※さらし過ぎに注意! 数分にとどめて。 その後、水気を切ってから、沸騰したお湯で30秒ほどサッと茹でたらキッチンペーパーなどでしっかりと水気を切っておく。 2、くるみはフライパンで乾煎りするか、150度のオーブンで15分焼き、粗みじん切りにしておく。 3、ボウルに★をいれ、しっかり混ぜ合わせておく。 4、ごぼうとざく切りにしたクレソンを2に入れてよく和える。 5、食べる直前にくるみを入れてさっと和え、器に盛る。 ちょっと粋なごぼうのサラダ。お酒にもよく合うので、おつまみとしてもおすすめ! 練りゴマが効いたコク深い味わいと、ごぼうとクレソンの相性が抜群。さらに胡桃も入って、美容にも最適です! ごぼうは切ったらすぐに変色してしまうので、しっかり酢水にさらしておくと、見た目もおいしそうに仕上がります。ただ、どうしても水にさらすと栄養が逃げてしまうので、見た目を気にしないのならこの工程は除いてもOK。これはごぼう好きじゃない人にも、ぜひ試してもらいたい! ごぼうのおいしさに目覚めること間違いなし! 食物繊維豊富なごぼうを食べて、便秘にサヨナラしよう!
2012年11月13日便秘のときは生野菜を食べるとよい、水分を多めにとるに限る、甘いものを食べ過ぎると便秘になるなど、便秘に関するうわさをよく耳にします。そこで、糖尿病専門医の福田正博(ふくだ・まさひろ)先生にそれらの話が本当なのか、検証していただきました。■炭酸水、オリーブオイルが効く検証1甘いものを食べ過ぎると便秘が悪化する?福田先生はい、悪化します。白砂糖をたっぷり使ったケーキやクッキーなどのスイーツをたくさん食べると、胃腸の動きが鈍くなる「糖反射」と言う反応が起きやすくなります。よって便秘になりやすいと言えます。スイーツは、1日につき片方の手のひらに軽く乗るぐらいの分量に、例えば、小ぶりのシュークリーム1個ぐらいまでにしましょう。検証2食物繊維を取るほど、便秘解消につながる?福田先生実は食物繊維には、野菜や海草類、きのこ類に含まれる「水溶性」と、穀類や豆類に含まれる「不溶性」の2種類があります。一方、便秘には、最も多く見られる大腸の動きが弱いことが原因の「弛緩(しかん)性便秘」、便の出口の直腸の神経が鈍い・トイレを我慢しやすい人に起こりやすい「直腸性便秘」、ストレスが原因で便秘と下痢を繰り返す「けいれん性便秘」の3種類があります。このうち、弛緩性便秘は、水溶性、不溶性のどちらの食物繊維でも改善に向けて効果がありますが、けいれん性と直腸性の場合は、不溶性の食物繊維を取ると余計におなかが張って症状が悪化することがあります。自分のタイプを知って、適切な食物繊維を取るようにしましょう。検証3オリーブオイルが便秘の改善に効く?福田先生正解です。便が硬くなりがちなときには、油分を取ると便が腸管をするっと抜け出しやすくなります。いろいろな油があるなか、オリーブオイルなら、脂質や糖質の観点からしても健康維持に良いと考えられるのでお勧めです。1日につき、ティースプーンに2~3杯ぐらいのオリーブオイルを取ってみてください。検証4朝食を抜いたほうが、腸が空っぽになって便秘解消につながる?福田先生間違いです。朝、昼、夜、と1日3食を規則正しく取ることで自律神経のバランスが取れ、ヒトの体を健康な状態にキープすることができます。朝食を抜くと、その規則正しさが損なわれ、自律神経が乱れることになり、かえって便秘になりやすいのです。朝食を取ることで、朝の目覚めを体が感じ取り、食事の刺激で腸がぜん動(運動)を始めます。便秘の解消のためには、たとえヨーグルトだけ、バナナだけでもいいので、何かを食べるようにしましょう。そして、時間に余裕を持ってトイレに行く。通勤時には、ひと駅多くウォーキングをすることを習慣にすると、便秘の解消につながります。「朝食は宝」と言います。朝食は便秘解消だけでなく、血糖値(血液中のブドウ糖の濃度)を調整して内臓脂肪がたまりにくい習慣にもつながるのです。検証5朝起きたらコップに1杯の水か炭酸水を飲むと便秘解消に良い?福田先生正解です。冷たい水、または無糖の炭酸水をコップ1杯程度飲むことをお勧めします。理由は、朝食を取ることが便秘解消によいのと同じです。冷たい水を飲むことで、腸が目覚めを感じ、ぜん動を開始します。炭酸水は、血管を拡張し、腸の運動を活発にします。ただし、水も炭酸水も、飲み過ぎると食欲がなくなり、朝食を食べる気力が落ちますので、コップ1杯程度の適量を飲むようにしましょう。――ありがとうございました。伝聞だけで、これが良い!と思い込んでいたことを考え直すことができました。早速今日から実践します。監修:福田正博氏。大阪府内科医会会長。医学博士。糖尿病専門医。ふくだ内科クリニック(大阪市淀川区)院長。名医として数々のメディアで紹介され、著書に『糖尿病は「腹やせ」で治せ!』(アスキー新書)、『専門医が教える 糖尿病ウォーキング!』(扶桑社新書)、『専門医が教える5つの法則「腹やせ」が糖尿病に効く!』(マガジンハウス)、最新刊の『専門医が教える 糖尿病食で健康ダイエット』(アスキー新書)は、一般の人対象のヘルシーダイエットの実践法が分かりやすく述べられていて話題になっている。(海野愛子/ユンブル)
2012年09月27日フェカリス乳酸菌PR事務局は、「暑い時は水分が減少してしまうために、便が硬くなる可能性が高くなるため、夏から秋は便秘対策が必要」とし、「水分も一緒に摂れる乳酸菌飲料で腸内環境を整えることが大事」と呼びかけている。最近の研究によると、摂取する乳酸菌は生菌・死菌にかかわらず、より多くの菌数を摂取するほど高い腸内効果が期待されることがわかったという。また、最近では腸管を整える働きに加えて、生体の免疫系に働きかける乳酸菌が注目されており、中でも「フェカリス菌」は免疫賦活能力の優れた乳酸菌といわれているとのこと。この「フェカリス菌」は、菌体が小さいので、一度に多くの菌を摂取するのに適している。そのため、より有効に消化・吸収の改善や腸内環境を整えることができ、同時に、免疫賦活能力により、全身の免疫力も向上するという。なお、フェカリス菌については伊藤園が、6月14日から神戸市産業振興センターで開催された「第16回 腸内細菌学会」において、便通改善効果に有効であるという臨床結果を発表している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月13日サン・クロレラは、全国の10~80代の男女を対象に「お通じに関する実態調査」を実施した。調査では、女性の5割以上が便秘気味であると感じており、さらに1日1回のお通じでも、便秘であると感じることがあるという結果が出た。この調査は、同社がインターネット調査会社のマクロミルに委託して3月29日・30日の2日間で実施したもの。1,030人(男性515人、女性515人)の有効回答が得られた。「お通じの回数」についての質問では、51.3%が「1日1回程度」と回答。続いて19.6%が「1日2~3回程度」、15.7%が「2日に1回程度」と回答した。また、「下痢や便秘などお通じの状態」についての質問では、男女平均で3割が快便であると回答。しかし女性の5割以上が便秘気味であると回答した。さらに「よく便秘になる」と答えた人のお通じの回数は、「3日に1回」程度が33%。「1日1回程度」と回答した人も15.5%おり、1日1回のお通じが、必ずしも快便の基準とは言えないという結果になった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月08日「便秘は万病の元。若いうちに解消しておくに限ります。改善には、腸のぜん動運動(後述)を促すことが大事ですが、それには、腹筋運動よりもウォーキングが有効です。あることが分かっています」と説明するのは、糖尿病専門医で『専門医が教える糖尿病ウォーキング!』(扶桑社新書)などの著書がある福田正博医師。福田先生が勧める「便秘対策ウォーキング」について、お話をうかがいました。■ウォーキングは腹筋を強化し、副交感神経に働きかける福田先生は、便秘の種類と原因について、次のように解説します。「便秘は大きく、『症候性』と『機能性』に分かれます。症候性とは、がんなど炎症によって腸が狭くなったために起こるもので、機能性は、さらに、弛緩性とけいれん性に大別されます。10代~30代に多いのは、この弛緩性のほうで、ウサギのフンのようなころころの便が特徴です。腸管の壁は、締まったりゆるんだりとリズミカルに運動する『ぜん動運動』を行っています。ですが、ストレス、大食い、飲み過ぎ、無理なダイエット、夜更かし、運動不足などがあるとぜん動運動が弱まり、便秘になるわけです」便秘を解消、予防するには、腸のぜん動運動を活発にすればいいということでしょうか。「そうです。腸のぜん動運動を助けるものの一つが、『腹筋の動き』です。 無意識のうちに、 運動不足やストレス、加齢などで腹筋が弱まるにつれ、実は腸の動きも悪くなっていきます。これを解消しないことには便秘はよくなりません。そこで、ウォーキングをお勧めしています。ウォーキングを繰り返すことで腹筋が強くなり、大腸の動きを助けることになります」(福田先生)腹筋運動より、ウォーキングを勧められるのはなぜでしょうか。福田先生は、「便意は、自律神経の一つの副交感神経の働きによって感じます。ストレスや運動不足があるとそれがうまく働かず、便意をもよおしにくくなります。腹筋運動でも、ある程度は筋肉を強化することはできますが、副交感神経を優位にすることはできません。その点、ウォーキングなら、『副交感神経を優位にして自律神経のバランスを整えることができる』、さらに、『腹筋運動では腰を痛めることがあるが、ウォーキングは安全で、かえって腰痛改善にも効果がある』など、良いことが多いわけです」と、ウォーキングのメリットを強調します。■さらに、朝一番にミネラルウォーターを飲むここで、ウォーキング法を具体的に紹介していただきましょう。「まずは早起きをし目覚めにコップ一杯のミネラルウォーターを飲みます。腸が刺激され、ぜん動運動を促します。特に、水は、硬度の高いミネラルウォーターはマグネシウムを多く含むので効果的です。『深層水』や『海洋深層水』など、硬度の高い水を毎日飲むと、便秘の解消に有用であるという医学データもあります。また、朝食を抜くと腸が働かないので、朝食はしっかりとるようにしましょう。食物繊維の多い食事を心がけてください。朝食後、約20分はウォーキングを行うのが理想です。仕事に出るときは、駅やバス停ひとつ分を歩くなど、工夫をして歩数を伸ばしましょう、腕を振って大股で歩くと運動効率が上がります。駅や会社のビルでは、できるだけ階段を使うようにしてください。これらを2週間も続けると、随分と便秘解消効果が現れます。なお、排便前に腹痛があって排便で軽快する人は、早めにかかりつけ医に相談して便秘の原因を探るようにしてください」(福田先生)「朝の水飲みウォーキング」を実践したところ、日ごろから運動不足で朝食も取らない筆者の場合は、2日で効果が現れました。これは継続あるのみです。監修:福田正博氏。糖尿病専門医。大阪府内科医会会長。医学博士。ふくだ内科クリニック(大阪市淀川区)院長。名医として数々のメディアで紹介され、著書に『糖尿病は「腹やせ」で治せ!』(アスキー新書780円)、『専門医が教える 糖尿病ウォーキング!』(扶桑社新書756円)、また、最新刊の『専門医が教える5つの法則「腹やせ」が糖尿病に効く!』(マガジンハウス1,365円)は、糖尿病患者だけではなく、ヘルシーダイエットとして有効な、「食べ方」、「ウォーキング」、「腹やせ」の実践法が分かりやすく述べられていて話題になっている。(藤井空/ユンブル)
2012年04月20日イチジク製薬株式会社は、10代~20代の便秘に悩む女性に向けて、飲まない便秘薬「Risetch~リセッチ~」(第2類医薬品)を2012年3月26日から販売することを発表した。厚生労働省の調査(2009年)によると、便秘の症状を持つ人は全国で約485万5千人いるといわれている。同社の調査では、10代~20代女性の約3人に1人が便秘に悩んでいるとされ、これらの調査結果を受けて飲まない便秘薬「Risetch~リセッチ~」が誕生。同社は“腸をリセットしてハッピーになる!”をコンセプトに便秘で悩む若い女性にアピールしていくという。「リセッチ」は水と植物由来のグリセリンからできている浣腸。従来の浣腸は10代~20代の女性に認知がないか、買うことが恥ずかしいなどのネガティブなイメージがあった。そこでパッケージをピンクを基調にして女性が手に取りやすくし、容器も使いやすいように柔らかく改良。発売前に便秘薬を使用する19歳~27歳の女性110人に実際に試してもらったところ、約7割の女性が「使ってみたい」と答えたという。同社の調査によると、便秘に悩む女性が便秘薬の不満として「いつ出るかわからないので不安」という点があるという。「リセッチ」は即効性にも優れ、使用して約3~10分で効果が出ることが特徴とのこと。「Risetch~リセッチ~」は30g×4個入りで価格630円。イメージキャラクターは、10代~20代の女性から大きく支持されているモデルの菜々緒さん。5月よりTVCMも放映予定。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月25日超人気、便秘に悩む女性が殺到する「便秘外来」とは?女性の多くが便秘に悩む中、注目を集めているのが、各病院に設立されている便秘専門の外来「便秘外来」だ。女性セブンのアンケートによると、便秘経験のある女性は94.4%、最近も便秘で悩んでいる女性は51.6%で、女性の殆どが便秘経験があるとの結果が出た。便秘外来の先駆者「順天堂大学」最近注目を集めている各病院に設立されている便秘専門の外来「便秘外来」を最初に日本で開設したのは順天堂大学医学部教授の小林弘幸氏。小林教授は同大学で便秘外来を開設しているが、初診4年半待ちという人気だという。小林教授の便秘の話女性の便秘の要因としては、女性ホルモンのバランスが崩れたり、筋力が少ないため排泄困難になりやすい。病院で診療し、治療するときは保険適用される。診察の手順・・症状を聞く⇒触診(お腹のハリ具合や便の硬さを確認)し、何となく出ないとの違いを見分ける⇒X線や超音波で、どういうタイプの便秘かを診断⇒便秘のタイプがわかれば、食事などの生活習慣を改善するアドバイスを行う。慢性便秘症という診断が降りれば病気として治療する。漢方薬や下剤などの処方や、腸内環境を改善する指導を行う。後は、1~2か月に1度の治療を継続。生活習慣の改善アドバイスを実践した患者の多くは、1~2か月で症状の改善が見られるという。便秘の4つの定義1、腹部にはりや違和感がある2、食欲があまりない3、排便に不安や違和感がある4、3日以上便が出ないこの4つの内、どれかが当てはまると便秘の疑いがあるという。また、深刻な便秘になるとお腹の触診でも便が非常に固いと分かり、口臭が強くなることもあるという。便秘で不快な思いをしている人は、一度便秘外来で相談してみるのも良い方法かもしれない。元の記事を読む
2012年03月09日便秘や下痢のときになってしまう痔(じ)……。事前に防ぎたいけれど、なかなか人には相談しにくいものです。そこで、内科医で大阪府内科医会副会長・泉岡医院院長の泉岡利於(いずおか・としお)先生に、痔(じ)の原因と予防法についてお尋ねしました。■便秘や下痢は肛門に大きな負担がかかる――便秘や下痢のときに痔(じ)になりやすいのは、どうしてでしょうか。泉岡先生痔(じ)は、一言で言うと血流障害、血管のトラブルです。便秘や下痢になると肛門の血流、血管に大きな負担がかかり、痔(じ)になる確率も高くなります。例えば、便秘などで便が硬くなると、排便のときに肛門に圧力がかかり、出口が切れて「きれ痔(じ)(裂肛)」になります。下痢の場合は粘膜に便がたまっている状態なので、普段より肛門が刺激されて細菌感染を起こしやすくなります。また、肛門付近にある静脈叢(じょうみゃくそう)と呼ばれる毛細血管が集まった部分がうっ血してはれ上がり、「いぼ痔(痔核)」になることもあります。■アルコールや香辛料は痔(じ)の大敵――痔(じ)の予防法を教えてください。泉岡先生痔(じ)の症状が出るかどうかは、普段の生活習慣が大きくかかわります。薬や手術で治ったとしても、生活習慣を見直さなければ同じ症状を繰り返してしまいます。薬を使うことも大切ですが、何より「生活習慣を改善すること」が基本となります。また、アルコールや辛い食べ物をとりすぎると下痢や腸の炎症悪化につながることがあります。痔(じ)が気になる人は、過度の飲酒や香辛料の強い食べ物を控えるようにしましょう。ほかに、立ちっぱなし、座りっぱなしなど長時間同じ姿勢でいると肛門に圧力がかかり、血行不良を招くことから痔(じ)になりやすいと言えます。同じ姿勢を避け、血流をよくするために軽い運動やストレッチなどを心がけるようにしましょう。予防の方法を整理すると、次の6つです。痔(じ)予防のための6か条1.便秘や下痢にならないようにする2.適度な運動をする3.大量の飲酒は控える4.辛いものを頻繁にとらない5.立ちっぱなし、座りっぱなしなどの同じ姿勢を続けない6.規則正しい生活をする■痔(じ)と大腸がんでは、血の色が違う――痔(じ)と間違えやすい病気はありますか。泉岡先生痔(じ)というと、「痛い」、「血が出る」といったイメージを浮かべる方も多いのですが、実は出血もなく、痛みもない痔(じ)というものもあります。「ご本人に痛みなどの自覚症状がなく、排便時に突然、大量の血が出た。何か重大な病気かと思いあわてて来院されたが、検査の結果、体の内側にできるいぼ痔(内痔核)だった」というケースもありました。ただ、出血、腫れ、痛みなど、痔(じ)と思うような症状のなかには、大腸のトラブルが原因となって起こっている場合もあります。例えば、肛門からの出血は、「いぼ痔(じ)」や「きれ痔(じ)」のときに多い症状ですが、大腸ポリープや大腸がんの可能性もあります。それらの病気でも肛門からの出血や血便が見られることから、痔(じ)と間違いやすい疾患です。見分ける目安として、血の色があります。痔(じ)は肛門近くで出血するために採血をしたときのような鮮血になります。大腸がんなどのケースは内臓での出血のために暗い赤色になります。――ありがとうございました。痔(じ)を肛門の問題と考えるのではなく、自分の生活の根本的な生活の問題としてとらえることが、完治への近道と言えそうです。監修:泉岡利於氏。医学博士。内科医、大阪府内科医会副会長。医療法人宏久会泉岡医院院長。泉岡医院:大阪市都島区東野田町5-5-8JR/京阪電鉄京橋駅中央出口から徒歩7分TEL:06-6922-0890岩田なつき/ユンブル)【関連リンク】【コラム】ドキドキ、汗、便秘、頭痛……ストレスと疾患の境目は?【コラム】漢方医が教える。便秘プラス「ほかの何か」を治す方法【コラム】からし、ワサビ、ショウガ、ネギ。薬味には「腹やせ」効果が!
2011年12月31日