妊娠初期に便秘の症状がでることがあります。これは、妊娠するとプロゲステロンというホルモンの働きにより、消化器平滑筋が弛緩します。また、子宮が大きくなることで、胃を圧迫するようになります。この2つのことから、消化器運動が低下し、胃の中にいつもよりも長時間食物が停滞するようになって、便秘になりやすくなるというわけです。また、子宮内に羊水を貯め込もうとする働きから、腸内の水分が減ることや、つわりで十分に水分や食事が摂れないため、便の原料が不足するということも妊娠初期の便秘の原因となります。ちなみに、便秘とは、主に、通常1日1回だった排便が、数日に1回程度に減少する、排便間隔が不規則、便の水分含有量が低下し、硬便になっていることなどを指します。また、毎日出ていても、出る便がカチカチの硬便の場合には、便秘となります。ひどい便秘にならないように、水分と繊維質をしっかり摂り、いつ出したかを覚えておくのが一番ですが、もしひどい便秘になってしまった場合には、お医者さんに相談して便秘薬を使用し、排便を促すようにしましょう。カチカチの便をいきんで出すのは、裂肛(切れ痔)の元になるので要注意。みんなどうだった? 妊娠初期の「便秘」の予防法、体験談・自分で作ったゴボウ茶を妊娠初期からよく飲んでいました。根菜だから体も温まるし、無添加なので安心です。便秘にも良いですよ。(26歳)・ハーブティー、麦茶を妊娠中によく飲みました。便秘時には、ヤクルトも飲むようにしました。(39歳)・便秘予防にドリンクタイプのヨーグルトを飲んでいます(31歳)・妊娠糖尿病だったので「とうもろこしのお茶」は血糖値が下がり、便秘も改善されて良かったです。(39歳)・便秘に効く抹茶をよく飲みました。(33歳)・便秘になりやすいので、豆乳がよいと聞き、バナナ+豆乳をミックスして飲んでいました。(27歳)・便秘気味だったので飲むヨーグルトを妊娠中に良く飲みました。(30歳)・便秘予防にごぼう茶を飲んでいました。(32歳)・ミキサーで手作りのフルーツジュースを作って飲みました。便秘対策にいいですよ。(24歳)・もともと便秘症だった私。便も出てないし、生理も遅れている。そこで浣腸と妊娠検査薬を同時購入しました。どっちを先にしようかなと、取り扱い説明書を読んでいると、浣腸の方の説明書に「妊娠の恐れのある人の使用は禁止」とありました。それを知らなかった私は驚きました。その後、先に検査薬を使用し、妊娠が判明。浣腸は使わずじまいです。 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日今まではなんともなかったのに、妊娠中期になって急に便秘の症状がでることがあります。これは、妊娠するとプロゲステロンというホルモンの働きにより、消化器平滑筋が弛緩します。また、子宮が大きくなることで、胃を圧迫するようになります。また、子宮内に羊水を貯め込もうとする働きから、体内の水分量が減る、初期のつわりで十分に水分や食事が摂れなかったときに、便の原料が不足して便秘グセがついてしまった、なども妊娠中期の便秘の原因となります。便秘とは、主に、通常1日1回だった排便が、数日に1回程度に減少する、排便間隔が不規則、便の水分含有量が低下し、硬便になっていることなどを指します。毎日出ていても、出る便がカチカチの硬便の場合には、便秘となります。便秘にならないように、水分と繊維質をしっかり摂り、いつ出したかを覚えておくのが一番ですが、もし便秘になってしまった場合には、便秘薬を使用し、排便を促すようにしましょう。カチカチの便をいきんで出すのは、裂肛(切れ痔)の元になるので要注意。どうしても自力で出せない場合には、摘便(てきべん:肛門から指を入れ、便を摘出する医療行為)を健診時にお願いすることになります。みんなどうだった? 妊娠中期「便秘」対策の体験談・鉄分補給の為にあさりを、便秘予防の為にひじきを、カルシウム補給の為に牛乳を摂っていました。(28歳)・コンニャクを便秘解消のため、グレープフルーツをビタミン摂取のために食べるようにしていました。(28歳)・元々便秘で、妊娠中は医師から便を出やすくする薬を貰ったが、飲みたくなかったからさつまいもを毎日食べて自力で出していました。(29歳)・便秘ぎみだったので、さつまいもとプルーン・ヨーグルトを食べていました。(36歳)・ビタミン補給と便秘の予防のため、ドライフルーツを空腹時のおやつ変わりに食べていました。(32歳)・ドライプルーンとヨーグルトを意識して食べました。また、便秘予防のためにオリゴ糖、むくみ予防のために煮小豆も食べていました。(30歳)・鉄剤を服用していて便秘になりやすいので、便秘改善の為にバナナを食べていました。(32歳)・バナナを食べて食物繊維をとり、便秘にならないように心掛けました。(24歳)・フルーツでビタミン摂取、牛乳とヨーグルトで便秘防止、煮干でカルシウム摂取していました。(38歳)・本当は苦手だけど、貧血と便秘によいときいたのでプルーンを食べていました。(33歳)・葉酸や鉄分があると言われてほうれん草を、便秘にならないためと、甘い物を我慢するためにサツマイモを食べました。(36歳)・ホウレン草など鉄分を多く含むものや、乳製品を便秘解消のためにとっていました。(25歳)・便秘がちになり、妊娠中は極力下剤に依存したくなかったのでヨーグルトをとるようにしていました。(31歳)・便秘に効き、産後母乳の出が良くなると聞いたので玄米を食べました。(30歳)・主に野菜中心の食事で便秘を防止し、妊娠専用サプリメントで葉酸など普段の食事で補いにくいものをカバーしていました。(23歳)・食物繊維が豊富な大豆を、便秘対策にとっていました。(31歳)・鉄分と葉酸入りヨーグルトを、赤ちゃんのための栄養分と便秘改善のために食べました。(39歳)・桃はよく食べました。便秘気味だったのもあり、後期になるほどいきむのも怖くなって…桃を食べると便秘解消になりました。(32歳)・貧血になったため、ひじき ほうれん草等鉄分を補う食事をしました。 便秘予防のため普段は嫌いで飲まない牛乳をとりました。(33歳)・便秘がちだったため、食物繊維を多く摂るようにしました。(27歳)・便秘予防と鉄分・カルシウムを意識してヨーグルトとプルーンを妊娠中は欠かせませんでした。(29歳)・野菜をよく食べました。出産が冬だったので、特に根菜を食べました。身体を冷やさないようにするためと便秘解消のためです。(31歳)・野菜類で繊維質を摂取して便秘を予防し、納豆、イチゴなどで葉酸を摂取しました。(39歳)・牛乳が苦手なので、少しでもカルシウムをと思い、また、便秘予防のためヨーグルトを食べました。レバー等:鉄分補給のためにほうれん草も食べるようにしていました。(25歳)・便秘だと胃のムカムカが増すので、便秘解消のために野菜や炭酸水をたくさん食べるようにしていました。・もともと便秘とは無縁だったのに、妊娠を機に便秘がひどくなりました。食生活と運動で直すように言われ、食事も気を付けていたのですが、それでも改善されないので便秘薬を出してほしいとお願いしても、睡眠を9時間取るように言われただけでした。妊娠性湿疹がひどく1日2~3時間しか眠れない中、睡眠をと言われても正直無理でした。・便秘になったので、イモ類を食べるように心がけました。(33歳)・お米と野菜をとり、便秘を予防しました。(27歳)・便秘を解消するためにカボチャを食べるようにしました。(33歳)・きなこやバナナなどを食べ、便秘対策をしていました。(29歳)・便秘解消のため、グリーンスムージーを飲んでいました。(28歳)・便秘防止と栄養補給のために、プルーンと大豆プロテインをとっていました。(36歳)・貧血があったので鉄分を摂取するためと、便秘改善のために、プルーンとヨーグルトを食べるようにしていました。(29歳)・元々便秘がちだったので、マタニティ雑誌で便秘に効果的な食品に挙げられているヨーグルトや野菜を積極的に採っていました。(27歳)・食物繊維で便秘もせず、葉酸も入っている青汁を、栄養の補助的に飲んでいました。手軽に摂取出来たのが良かったです。(25歳)・納豆、キムチ、ヨーグルトなどの発酵食品を便秘解消のためにとるようにしていました。(31歳)・出産が冬だったので、根菜を中心に野菜を食べました。身体を冷やさないようにするためと、便秘解消の為です。(31歳)・一度、明け方に左のわき腹が猛烈に痛くなり、起きあがれないほどになりました。病院に行ったところ、子宮が大きくなって腸が圧迫されたことによる便秘とのことでした。ちょっと恥ずかしかったけれど、本当に痛くて会社を休んだほどだったし、妊婦は便秘との戦いだよーと先生に言われ、侮れないなと実感しました。・そばやそうめん、とろろは たくさん食べても体重が増えにくいのと、食物繊維を摂って便秘解消できると思ってよく食べていました。(28歳)・妊娠中に太りすぎないようにお腹いっぱいにしたかったのと、便秘解消を狙って野菜をとりました。(33歳)・ビタミン、葉酸等を摂取するためと、便秘解消のために緑黄色野菜を食べるように気をつけていました。(35歳)・便秘だと胃のムカムカが増すので、便秘解消のために野菜や炭酸水をたくさん食べました。・お米を玄米にしたら、便秘が解消されました。・毎日快調だったのに、妊娠した途端便秘になった。3日出ないのが普通になり、便秘解消のためいろいろ試し、今は1~2日に1回出るようになりました。続けているのはバナナきな粉ヨーグルト、オリゴ糖、ゴボウ茶、黒豆、エビオス錠、起きてすぐ水を飲むなどです。おりものが増えた時は病院で相談し、膣に入れる座薬を処方してもらったら効きました。・元々便秘で、便秘薬を服用しており、妊娠中~授乳中の現在は、産院で便秘薬を処方してもらっています。尿漏れには、人生で初めてパットを利用しまし。・便秘で4日出ない日が繰り返していたので、下剤を使用し解消しました。・妊娠前から便秘がちで妊娠中後期からさらに悪化したが、薬を処方してもらったり、水分をたくさんとるようにした。妊娠中期から便秘だったこともあり、切れ痔になりました。すぐ薬を処方してもらい、2日で治りました。・妊娠前は生理前のみ便秘がちで、普段はゆるいぐらいだったが、五ヶ月前後からは食べた分はまともに出なくなり、同じ時期の妊婦さんよりお腹が出ていた気がする。三ヶ月の健診で腸管にガスがたまっており、腹部エコーでは赤ちゃんがうつらなかった。・妊娠中期に酷い便秘になり便秘の腹いたで陣痛みたいになって病院に駆けつけ子宮頸管も短くなってきているのでといわれ一週間入院になりました。それからは、なるべく食事等でも便秘が治らない時は、病院で貰った下剤を我慢せずに早めに飲んで便秘解消するようにしてます。・出産後便秘が解消された。・もともと便秘がちなので、毎朝野菜ジュース、豆乳、ヨーグルトは必ず食べている。・妊娠初期は下痢気味だったのですが、妊娠中期にはいると便秘になりました。安定期で食欲も旺盛だったので、出ないとお腹がカチカチで辛かったです。繊維質なものを食べると更に悪化したので、なるべく朝に水分をいっぱい取るようにしてました。妊娠後期には、産婦人科から便秘薬を処方してもらって、なんとかしてます。・鉄分は重要です。血液検査でひっかかると薬を出され、それを飲むと便秘がひどくなります。鉄分摂取のために、プルーンを毎日食べています。(38歳)・便秘がひどく漢方薬を処方されたときに、「毎日飲んででも便が出るようにして下さい。」と言われたのですが、いくら漢方薬でも、飲みすぎて赤ちゃんに影響はないのかな、と疑問に思いました。(22歳)・鉄分を摂取するために、よくプルーンを食べていました。便秘解消にもなりました。(25歳) 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日多くの女性が悩んでいる便秘。日々、スッキリしないってツラいですよね。肌荒れの原因になるし、メンタルにも良くないし…。だから、できるだけ便秘解消に効果的なものを食べよう!と工夫している人も多いことでしょう。でも、実はあなたが良かれと思っている食べものこそ、便秘の元になっているかもしれません。◆さつまいもは便秘の味方じゃない?便秘には食物繊維が良いというのは有名な話ですね。そこでまず頭に浮かぶのが、“さつまいも”“ごぼう”あたりではないでしょうか。残念ながら、“さつまいも”や“ごぼう”に含まれる食物繊維は、必ずしも便秘に効果的ではないことがわかってきています。食物繊維には2種類あって、これらの野菜に含まれているのは「不溶性食物繊維」と呼ばれるもの。文字通り水に溶けず、水分を吸収して膨れ、便のカサを増やして便通を改善する、と言われています。他に“根菜”“豆”“かぼちゃ”“玄米”なども「不溶性食物繊維」です。ここで問題が一つ。それは摂り方を間違えると、さらに便秘が悪化するということ。「不溶性食物繊維」が腸内で働くためには、適度な水分が必要なのです。水分をあまり摂らずに大量の食物繊維を摂取すると、便の中で固まってしまいます。特に便秘がちな人は、腸の働きが弱っている場合が多いので、消化されにくい「不溶性食物繊維」が詰まってオソロシイことに。せっかく体に良いと思って食べていたのに、状態が悪化するなんて悲しすぎますよね…。◆便秘を改善する上手な食べ方ではどうすればいいの?と思ったあなた!ご安心ください。「不溶性食物繊維」の逆で、水に溶ける「水溶性食物繊維」もあるのです。意外と知られていませんが、「水溶性食物繊維」は水分に溶け、ゲル化する特徴を持っています。つまり腸内で便を柔らかくする働きがあるのです。こちらの食物繊維が含まれている食材は、“海藻類”や“こんにゃく”“納豆”など。そして、腸の働きを改善するためには「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」をバランス良く摂ることが大事です。おすすめの割合は≪不溶性食物繊維2:水溶性食物繊維1≫。みなさん、「不溶性食物繊維」を多く摂りがちなので、意識して「水溶性食物繊維」を摂るようにしましょう。「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」、それぞれの食物繊維を多く含む食材をご紹介します。【不溶性食物繊維が多い食材】さつまいも、かぼちゃ、じゃがいも、ごぼう、きのこ、玄米、バナナ、おから、豆類【水溶性食物繊維が多い食材】納豆、こんにゃく、わかめ、もずく、りんご玄米も不溶性?おからもそうなの?なんて、びっくりした人も多いのでは?正しい知識のもと、2種類の食物繊維をバランスよく摂って、詰まらない女になりたいものですね!肌荒れやポッコリお腹が改善すれば、自分に自信を持てるようになり、恋愛への意欲もUPするかも。楽しい春を迎えられるよう、まずは日々の食事に納豆や海藻をプラスしてみてはいかがでしょうか?(文=天野りり子)天麗美人占いあなたの美人タイプ 【無料占い】
2016年02月24日女性にとって、便秘は悩ましいトラブル。肌荒れはもちろん、放っておくと腸閉そくなどの大腸の病気につながってしまうこともあるようです。機能性食品の開発などを行う「えんばく生活」と自宅でできる腸内細菌調査サービスを扱う「サイキンソー」は、2015年8月に「腸内環境とダイエットに関する意識・実態調査」を実施。30〜40代の女性約400名を対象に行った調査によると、お通じについての悩みを持っている女性は約半数にもおよぶことがわかったといいます。そのうち、9割以上が便秘という結果が出ているとか。「自分は慢性便秘だから…」とあきらめてはいませんか? 日ごろの生活の見直しによって、便秘が改善する可能性もあるかもしれません。腸内環境を改善するためのポイントを7つご紹介します。1.食物繊維は足りている?腸内で善玉菌のエサになり、腸の動きを活発にするという食物繊維。外食や加工食品が多いと不足しがちになってしまいます。意識してとっているつもりでいても、じつは足りていなかった、ということもあるかもしれません。厚生労働省が作成した「日本人の食事摂取基準」 によると、18歳から69歳までの女性の食物繊維摂取目標量は、1日あたり18g以上だそうです。※1目標量に達しているかどうか、食事の内容を見直してみましょう。2.水溶性と不溶性、食物繊維には2種類ある食物繊維は、水に溶ける水溶性と、水に溶けにくい不溶性にわけられるそうです。りんごやバナナ、海藻などに多く含まれる水溶性食物繊維は、主に腸内の善玉菌のエサとなり、腸内環境をととのえる働きをするといわれています。一方、豆類や野菜、穀類などに多く含まれる不溶性食物繊維は、便のカサを増して腸の動きを活発にします。食物繊維を十分とっているのにお通じが改善しない場合は、水溶性と不溶性のどちらかに偏っている可能性も。日ごろの食事から、摂取している食物繊維の種類を確認してみるといいでしょう。3.食物繊維のとり方は?食物繊維は、一度にたくさんとるよりも、毎回の食事で小わけして摂取するのがベター。朝食で果物を必ず食べる、お米を玄米にするなどの工夫を日々の食事に取りいれましょう。みそ汁に海藻やきのこ類を足すだけでも、簡単に食物繊維を増やせます。4.腸美人に運動は不可欠運動不足は便秘の大敵。最初はストレッチや、体を曲げる・ねじるなどの、短時間の簡単な体操でいいので、毎日少しずつやってみましょう。スムーズな排せつに必要な、おなかまわりの筋力をきたえることも忘れずに。運動は継続して行うことが大切なので、寝る前に行うなど、習慣にするのがいいでしょう。ウォーキングやジョギングもオススメです。5.規則正しい生活を心がける朝食をとる習慣のない人は、できるだけ何かを食べるようにして、朝から胃腸が動くようにしましょう。最初はバナナ1本+水分などの簡単なものでOK。便意を感じたときに我慢しないよう、トイレの時間を見こんで起きることも大切です。また、腸は寝ている間に活発に動いて排せつの準備をするため、睡眠時間の確保は便秘改善のカギでもあるようです。寝不足にならないよう心がけましょう。6.ストレスをためないストレスがたまって自律神経のバランスが乱れているときは、副交感神経の働きが低下していることが多いそうです。副交感神経の働きは腸の活動に影響していることから、便秘になるといわれています。ときには、便秘と下痢をくりかえすような症状が出ることもあるとか。ストレス性の便秘や下痢は、多くの場合、きちんと休養して自律神経を整えることで改善するといわれています。便秘は体が発する危険信号かもしれません。思いあたることがある人は、早めのストレスケアを。7.水分を十分にとる便のかたさと水分の量は密接に関係しています。水分を十分にとると、便がかたくなりすぎることなく、腸内をスムーズに通過できるようになるとか。空気が乾燥しているときや、暑くて汗をかいたとき、たくさんしゃべったりしたときにはさらに多く必要になるそうです。朝起きて、すぐにコップ1杯程度の水や白湯を飲むのもオススメです。日々を気持ちよく過ごすためにも、お通じは快適にしたいもの。腸によい行動を少しずつ生活のなかに取りいれませんか? 何をするとどう変わるのか、お通じが改善していく過程を楽しみましょう! ※1出典: 「日本人の食事摂取基準(2015年版)」(厚生労働省)
2015年12月06日「ブランでスッキリ! 」委員会はこのほど、首都圏在住の20~50代の女性を対象に、冬に感じる心身の悩みについて調査を実施し、その結果を発表した。まず、便秘に悩む女性にもっとも悩む季節を尋ねたところ、「冬」と回答した人は、他の季節の約2倍にあたる約7割(67.5%)に及んだ。また、冬に風邪、インフルエンザ、ノロウィルスやロタウィルスなどの感染症にかかりやすい女性のうち「インフルエンザ」「風邪」で約半数、「感染症」の6割超が便秘になりやすいと感じていることが分かった。次に、風邪・インフルエンザ予防に効果的だと考える対策を尋ねたところ、「外出からの帰宅時にうがい・手洗いを必ず行う」(90.5%)、続いて「マスクをする」(82.5%)との回答が上位となり、多くの女性が外敵を自分の体に侵入させない方法で予防していることがうかがえる。また、注目度はあまり高くないものの、「腸内環境を整える」と回答した人も36.3%を占めた。続いて、冬に風邪、インフルエンザ、ノロウィルスやロタウィルスなどの感染症にかかりやすいと考える女性に原因を聞いたところ、約半数が「免疫力の低下によるもの」と回答。また、免疫力を高めるために効果的と考えられることは何かという問いに対しては、「睡眠を十分にとる」(85.9%)、「ストレスをためない」(80.3%)など、生活習慣の見直しが8割以上を占めた。一方で、「腸内環境を整える」は43.0%にとどまっており、多くの人が免疫力強化の方法を模索中であることが浮き彫りになったとしている。調査結果を受け、同委員会の委員で医療法人小林メディカルクリニック東京院長の小林暁子医師は、「冬に風邪やインフルエンザにかかりやすいのは、体の免疫力の低下が影響している可能性がある」と指摘。免疫細胞は70%が腸に集まり腸内環境と密接に関わっているため、便秘解消によって腸内環境を改善すれば、免疫の活性を助ける働きがあるとのこと。また、腸の動きをコントロールしている自律神経は、交感神経が優位になると動きが悪くなるという。冬は寒さから交感神経が優位になりやすく腸の蠕動(ぜんどう)運動が鈍って便秘になりやすい季節であり、年末年始は食生活が乱れて運動不足も重なって便秘を悪化させてしまいがちだという。そこで、食物繊維が豊富な食品を習慣的に摂(と)り、便秘を解消することが大切だとアドバイスしている。同調査は、首都圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)在住の20~50代女性400名を対象に、インターネット調査によって8月に実施された。
2015年10月23日30~40代女性の「お通じ事情」多くの女性が悩む便秘。他人には聞きにくい「お通じ事情」について、30~40代の女性を対象に調査が実施された。9月29日、えんばく生活が発表したところによると、女性の2人に1人は「お通じに悩みがある」と回答。その内、9割が便秘に苦しんでいることが判明した。「3日つづけてでない」6割以上さらに便秘の状況について詳しく尋ねると、「3日以上つづけてでないことがある」人が6割以上という結果に。その他、排便時に固くて不快に感じる、排便があってもすっきりしない、など“詰まり女子”が多くいることがわかった。「穀物製品」の摂取量に差「お通じは良好である」と答えた“すっきり女子”と、“詰まり女子”の違いは何か。毎日食べる食品について質問したところ、両者とも上位を占めたのは納豆やヨーグルトなどの発酵食品で、大きな違いは見られなかった。しかし、両者の回答を詳しく分析すると、「穀物製品」の摂取量に差があることが明らかに。“すっきり女子”は、食物繊維が豊富な雑穀米やえん麦、大麦などを多く食べる傾向にあった。便秘におすすめ!「えんばくふすま」同調査では、食物繊維はもちろん栄養価の高い食材として、「えん麦」の外皮(ふすま)である「えんばくふすま」について触れており、同社が「えんばくふすま」を粉末状にして開発した健康食品「えん麦のちから」を紹介している。(画像はプレスリリースより)【参考】・えんばく生活 プレスリリース
2015年10月05日便秘に悩む女性で、市販薬を常用している方がたくさんいます。どうしても出ないときに薬に頼ることは、決して悪いことではありません。しかし、飲み続けることで、身体本来の排泄機能が衰えてしまうリスクがあります。自然な身体の働きから便通を促す方法を知り、便秘と上手に向き合いましょう。便秘改善は早寝早起き習慣からスタート寝る時間と起きる時間がまちまちな場合、トイレ周期も安定しません。毎朝決まった時間でスッキリ出すには、何より睡眠リズムを整えることが重要です。また、睡眠時間が安定しないとストレスの原因に。精神的な緊張は、腸の状態にマイナスに働くもの。便が固く出にくくなったり逆に緩くなってしまったりと、トラブルの原因になるので、しっかりと睡眠を取るよう意識しましょう。一定の睡眠時間を確保するには、深夜0時前にはベッドに入る、毎朝7時には起床するなど、自分なりのルールを決、それを守る努力が不可欠です。仕事やプライベートに合わせた無理のない計画を立て、早速今日から実行しましょう。朝ご飯をしっかり食べて腸の動きを促進せっかく早く目覚めても、いつまでもベッドの中でだらだら過ごしていては意味がありませんよね。カーテンを開けて日光を浴びた後、栄養バランスを考えた朝食をとるなど、テキパキとした行動を心がけましょう。食事をすると、腸に刺激が伝わります。刺激は、朝の排便を促します。新しい食べ物が入ってきたら余分なものを排泄する、自然のメカニズムに沿った反応と言えるでしょう。実は、胃・結腸反射が起きやすい時間帯は朝という説があります。これが、便秘改善には、朝食が重要と言われるゆえん。家を出る直前に起床して慌ただしく身支度、朝ご飯を食べずに出社する……こんな生活を続けていては、便通が滞る一方。朝食をとる習慣がない方は、少しでもお腹に食べ物を入れるところから始めてみましょう。コップ1杯の水でさらに出しやすい身体へすでに頑固な便秘でお悩みなら、朝ご飯を食べる前にコップ1杯の水をプラスするのがおすすめです。冷たい飲み物は、腸の蠕動運動を促進すると言われています。寝ている間に失われた水分の補給もできて、一石二鳥。便が柔らかくなり、お手洗いでの苦痛も軽減されます。冬に冷たい水を飲むのが辛いなら、白湯や他の飲み物で代用しても大丈夫。冷えた身体に温かい飲み物が入ると、心がほっこり落ち着きます。ゆったりとした気持ちで過ごしていると、自然と便秘が改善されることも。心と身体はつながっていることを忘れずに、出勤前のスッキリ習慣を作りましょう。photo by pixabay
2015年09月10日便秘でお悩みのあなたにお知らせ美容の大敵、便秘。食習慣を変えてみたり、薬に頼ってみたりと策を練っている人も多いのでは。でもその便秘、「トイレの座り方」を見直すだけで、あっという間に改善するかもしれない。7月より日本で発売開始されたのは、アメリカで80万台を売り上げている人気商品「Squatty Potty」。これは洋式トイレ用の足置き台で、洋式トイレを使用する際に足元に置くだけで、自然と排便しやすい体勢を作ってくれるのだ。「和式トイレ」が理想だった?!実は洋式便座での排便は、背を伸ばした姿勢になるため恥骨直腸筋が大腸を折り曲げ、便の通り道を阻害することがあるのだそう。しかしこのSquatty Pottyを使用すると、和式トイレでかがんでいる時のような姿勢になり、大腸がまっすぐになるのだという。そのため、無理に力むことなく自然なお通じが期待できる。8割以上が「便秘解消」アメリカでの先行販売にて平均10年~20年も便秘に悩まされた人たちにSquatty Pottyを使用してもらったところ、1か月間で84%が「便秘が解消された」と答えたという。台に足を乗せるだけなので家族全員で使用できる上、薬を購入するよりも経済的。また、便秘だけでなく痔や大腸の病気などの予防にもなるのだそう。目からうろこの便秘解消グッズはAmazon及び楽天市場にて購入可能。今後、一般小売店での販売も予定されているという。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社グローバルアジアパートナーズプレスリリース
2015年07月27日便秘には種類があるってご存知ですか?間違った対処法をしていると、余計にひどくなってしまう可能性が・・・慢性的な便秘は食欲不振や肌荒れ、冷え等の原因にもなります。ご自分の便秘のタイプを知り、早めの対策をしましょう。お酒をよく飲む、味の濃いものや油っこいもの、辛いものが好きな方は・・・身体に余分な熱がこもって腸内が乾燥してしまい、便も乾燥して硬くなってしまいます。お腹が張って痛くなりやすい、よく口が渇く、便が硬いなどの症状があります。辛いものや脂っこいものは控えましょう。食材:バナナ、キュウリ、こんにゃく、ゴボウなどの食材を摂りましょう。運動不足、ストレスが溜まっている方は・・・「気」の流れが滞ってしまい、腸の動きが低下して便が出にくくなります。ガスが溜まる、お腹が張るなどの症状があります。外出先や旅行などで便秘になりやすい方はこのタイプです。食材:ダイコン、オリーブオイル、カブ、春菊、イモ類、豆類などの食材を摂りましょう。疲れやすい、冷え性、胃腸が弱い方は・・・冷たい物の摂りすぎや冷えから胃腸も冷えて動きが低下し、便が出にくくなります。倦怠感、息切れ、軟便、下痢などの症状があります。生野菜や体を冷やす食材は控えましょう。食材:ニンニク、ニラ、生姜、松の実などの体を温める食材を摂りましょう。貧血気味、生理後や病後の方は・・・腸の潤いが不足し、便が乾燥して出にくくなります。女性や高齢者に多く、コロコロとした便になります。めまい、脱毛、肌や髪に艶がない、若白髪などの症状があります。食材:ハチミツ、キウイ、ヨーグルト、プルーン、ゴマ、ナッツ類などの食材を摂りましょう。いかがでしたか?便秘といっても症状によって対処法が違います。あなたはどのタイプでしたか?夜遅い食事、運動不足や睡眠不足も原因の一つになりますよ。薄着になる季節、ぽっこりお腹を解消しましょう。
2015年07月27日ゼリア新薬工業はこのほど、植物性便秘薬「新ウィズワン」のイメージキャラクターにタレントのおのののかさんを起用したことを明らかにした。おのさんが出演している新TV-CM『腸カワイイ』篇(15秒)も、全国でオンエアを開始した。同商品は「自然に近いお通じを」のコンセプトでつくられた便秘薬。食物繊維と生薬の2つの力によるおなかにやさしい効き目が特徴で、便秘薬を初めて試す人にも取り入れやすくなっているという。同社はこのほど、同商品のイメージキャラクターとしてタレントのおのののかさんを起用した。新TV-CMでは、おのさんが腸の中を駆け巡る演出で、同商品の働きを表現している。15秒という短い時間の中に、悩んでいる顔からキラキラした表情まで、さまざまなおのさんの姿を盛り込んだ。同商品の価格は、3包入り343円、12包入り838円、48包入り2,743円(税別)。
2015年07月22日女性にとって大きな悩みでもある、便秘。解消のためのおすすめ食材は色々あるけれど、実はスパイスにも整腸パワーがあるって知ってた?美養フードクリエイターの岩田麻奈未さんに、便秘解消スパイスについて教えてもらいました!「漢方として使われることもあるスパイスには、腸の働きをサポートしたり、冷えやデトックスにアプローチするような、美腸対策にいいものがたくさん。実はスパイスは単体で使うよりも、種類の違うものをいくつか混ぜたほうが、より力を発揮することがわかっています。なかでも簡単にできるのがカレーですね。自分で作るのはもちろん、市販のルーにスパイスをプラスして使うのもありです」。お茶やサラダなど、普段の食事にパウダーをふりかけて使うのもおすすめ。スパイスが腸にいいなら、カレーがソウルフードのインド人は便秘をしないの?日本最大のインド人街として知られる西葛西で調査したところ、便秘知らず派が70%を超える結果に。「日本にやってきてお通じのよさが鈍くなったという人もいますが、基本的には快便のよう。インド人は日々、スパイスたっぷりのカレーを食べるので、そのおかげかな」(江戸川インド人会会長ジャグモハン・S・チャンドラニさん)では早速、便秘解消におすすめのスパイスをご紹介!■シナモン「毛細血管を丈夫にする作用があることがわかっていて、隅々まで血液が行き渡る、巡りのいい体づくりに役立ちます」(岩田さん、以下同)。内臓を温めて胃腸の働きを活発に。■フェンネル動きが悪くなっている内臓を温めて、活発になるよう促す。「消化不良やお腹に溜まったガスの排出にアプローチし、腸内の流れをスムーズにしてくれます」■ジンジャー「しょうがを加熱乾燥して作られたジンジャーパウダーには、熱産生を高めて体を内側から温めてくれる働きが」。冷えで動きが悪くなった腸をサポート。※『anan』2015年7月15日号より。写真・多田 寛取材、文・重信 綾※効果には個人差があります。
2015年07月12日女子のお悩みナンバーワンと言っても過言ではない「便秘」。便秘が続くと下腹がポッコリと出てしまったり、ニキビができたり、良いことはありませんね。便秘解消のために食物繊維を摂るようにしているけれど、効果が感じられない・・・という方は、野菜や果物の選び方が間違っているのかもしれません。そこで今回は、便秘解消におすすめの野菜・フルーツをご紹介します。■便秘解消におすすめの野菜・フルーツの選び方(1)水溶性食物繊維の豊富なものをチョイス!便秘といえば食物繊維なのですが、食物繊維には2種類あります。ゴボウやセロリなど、筋っぽいザラザラした食感のある不溶性食物繊維と、果物や海藻に多く含まれるサラサラ、ネバネバした水溶性食物繊維があります。どちらもスムーズなお通じに役立つ食物繊維なのですが、便秘がちで腸の働きが弱まっている場合には、不溶性食物繊維は逆効果になってしまうこともあります。腸内で水分を保ち、スムーズな排出をサポートする水溶性食物繊維の豊富な「プルーン」や「玉ねぎ」がおすすめです。(2)ビフィズス菌増殖因子のある野菜・果物をチョイス!ヨーグルトなど食べ物からとったビフィズス菌などの善玉菌は、腸内に住み着くことができません。ニンジン・リンゴ・バナナには、既に腸内に住み着いているビフィズス菌を増やす働きがあるそうですから、便秘解消に◎。■便秘解消におすすめの食習慣(1)メリハリをつけて食べるカリフォルニア大学の研究によれば、同じものを食べても、ダラダラ食べるのと、メリハリをつけて食べるのでは、腸内細菌への影響が変わるそうです。食事にはメリハリをつけ空腹時間をつくる習慣をつけましょう。(2)毎日続ける腸内細菌のバランスは、私たちの食べた物で日々変化しています。悪玉菌の中には、身体に余分なものを溜めこんでしまう「デブ菌」と呼ばれる腸内細菌も存在するそうですから、三日坊主にならず、毎日続けられるような身近な野菜・果物を食べることを習慣にしたいですね。(3)しっかり食べる食べる量が少なくても、便秘になってしまう場合があります。水溶性食物繊維が腸内細菌によって分解・発酵されて生まれる短鎖脂肪酸には、悪玉菌の増殖を抑える働きや腸のぜん動運動を刺激する働きがありますから、しっかり食べることで便秘の解消につながります。野菜や果物の他、「大麦」や「納豆」も水溶性食物繊維が多く、腸内環境美化におすすめです。■おわりに今から始めれば、夏休みまでに便秘体質から卒業できるかも!?毎日しっかり食べて、毎朝スッキリを目指したいですね。(岩田麻奈未/ハウコレ)【参考】1日中食べると「デブ菌」が腸を支配する、米大学が報告–Medウェッジ短鎖脂肪酸-ヤクルト中央研究所ビフィズス菌は、体の内から増やそう強力な「ビフィズス菌増殖因子」-月刊自然食ニュース
2015年06月11日便秘に悩んでいても、コトがコトだけになかなか人に言いにくいものです。そんな便秘の悩みをキュート&ポップに表現したCMが今話題です。それは、大正製薬の第2類医薬品・便秘薬「コーラックファースト」のCM。便秘に悩む、ピンク色がかわいいシカのキャラクター「デナーシカ」が登場するこのCMを目にしたことがある人も多いはずです。第一弾、第二弾が公開されると、ヤギやヒツジがポロポロとうんちをする様子を描くという、あまりにも斬新な表現に注目が集まり、SNS上では「かわいい!」「ハマってなんども見ちゃう!」「うけるwww」「シュールwww」などユーザがコメントをしたりツッコミを入れたりするなどの、さまざまな反響があったとか。現在、 「コーラックファースト」サイト 内でWEB限定CM『シカメンズ』編が新たに公開中。新たな展開が気になります。『シカメンズ』編では、3日目の便秘に悩む“デナーシカ”。「また出ないよ~~、お肌荒れちゃう……」と第一弾・第二弾の際には気にしていなかったお肌の調子まで悩みだしてしまいます。そんなデナーシカの目の前に、例のポロポロを連発させる“シカ姉さん”が颯爽と登場! 第一弾のときはシカ姉さんひとりだったのが、後ろから4頭の“シカメンズ”たちの姿も。“シカメンズ”たちは、「いや~姉さん今日もスベスベっすねぇ~」「つるつるでやんす」「せーの、すーべすべ! フゥ~、つーるつる! フゥ~」とシカ姉さんにメロメロの様子。その光景を眺めながら「くぅ~、いいなぁ~」と悔しそうなデナーシカ。これまでのシリーズでも見る人の心をくすぐってきたデナーシカのカワイイ仕草に、新たな表現が加わっています。肌荒れを気にしたり、シカメンズからモテるまくりのシカ姉さんをうらやましがったりと、第一弾からちょっとだけ女子っぽさがアップしているデナーシカの表情は要チェックです! 便秘や便秘による肌荒れに悩む人には、デナーシカの気持ちに思わず共感してしまうかも? 「便秘薬はクセになる」「効きすぎておなかが痛くなってトイレから出られない」など、さまざまな誤解によってこれまで服用したことのない人に、デナーシカシリーズのCMは、かわいらしい、やさしく親しみのあるキャラクターを通じて、便秘薬を身近に感じてもらいたい、という想いが込められています。大正製薬の「コーラックファースト」は、1錠から飲むことができる便秘薬です。「効きすぎてトイレから出られない」などということもなく、自分の体に合わせて、ちょうどいい量をみつけることができるので、安心して飲めそうですね。・コーラックファースト 公式サイト
2015年02月06日「最近ひどい便秘で……」という方、その原因は何だと思いますか?便秘の原因には、食事、運動不足、ストレスなどいくつかあるのですが、睡眠の影響が大きいこともわかってきています。便秘になると、身体が重く、動く気力がなくなったり、イライラしたり、吐き気や頭痛がしたりという悪影響が出てきます。そんな体調や精神の不調を取り除くためにも、便秘を解消していく方法を、睡眠を通して探っていきましょう。便秘は睡眠不足の症状!?便は、副交感神経が優位にある、リラックス状態で作られます。つまり常に緊張状態だったり、ストレス状態にあったりすると生成されないのです。睡眠が不足すると、自律神経が不安定になります。交感神経が働きすぎて常に緊迫した精神状態に陥っていたりするのです。そのため、睡眠が不足すると便秘になりやすくなるというわけです。睡眠中は副交感神経が優位に働いています。つまり、睡眠中も便が生成される重要な時間であり、睡眠が不足するということはその機会が著しく減少するということを意味しているのです。便秘による体への二次トラブルが発生することも!睡眠不足で便秘になると、食欲を司る神経が乱れていきます。全く食欲がわかなくなったり、逆にいくら食べても満腹にならなかったりするのです。便秘の上に、過剰な栄養分の摂取で肥満につながっていく危険性があるということですね。さらに、睡眠不足だけでもお肌の状態は悪化するのですが、便秘になると老廃物を身体にため込んでいるという状態なので、より一層肌荒れが深刻化することになるのです。交感神経と副交感神経のバランスをとるための睡眠のとり方交感神経と副交感神経のバランスをとりながら十分な睡眠を確保するには、どんなコツがあるのでしょうか?まず、就寝前のアルコールや喫煙は避けましょう。入眠しやすくするためにアルコールの力を借りるという人がいますが、これは大間違い!また、神経を刺激するブルーライトを発しているスマートフォンやパソコンの使用は、就寝1時間前は使わないようにしましょう。スマートフォンやパソコン以外にも、光には精神を覚醒させる力があります。電気を消さずに寝てしまった、テレビに夢中で観ながら寝てしまったということをよく聞きますが、そんな時は質の良い睡眠はとれていない可能性が高いです。完全に消灯して眠るようにしましょう。便秘解消のためには、睡眠の時間確保はもちろん大切ですが、睡眠の質に目を向けることも重要な要素。毎日の取り組みで、睡眠不足からくる便秘の不快感から脱却していきましょう!Photo by Tamara Álvarez
2015年01月28日冬は、冷えの季節ですね。手足の冷えが辛い方、とにかく身体が芯から寒い方など、冷えにもいろいろなタイプがあるのですが、冬になると便秘がちになる・・・という方もいらっしゃるのではないでしょうか?実は、腸の働きも冷えと関係あり、冬になると起こる便秘は冷えが原因のことも。冷え便秘は、身体を芯から温めて解消しましょう!■冬になると便秘になる理由冬は、寒さの影響で身体が冷えやすい季節。寒さから身体を守るため、手足などの末梢部の血管を収縮させて、身体深部の体温を保つのですが、それでも身体が芯から冷えてしまうと、深部体温が下がってしまいます。人間の身体は、深部体温が37℃台で正常に機能するようにできているため、深部体温が下がると腸の動きが悪くなり便秘になってしまいます。便秘になることで、腸内細菌のバランスが崩れ、悪玉菌優勢の腸内環境になってしまい、さらに便秘を引き起こすという悪循環に陥ってしまうのです。また、冷えるから・・・と水を飲まないのもNG。冷えた水は身体を冷やしてしまいますが、水分が足りなくても便秘の原因になりますから、白湯や常温の水を飲みましょう。■冷え便秘におすすめな食べ物4つ(1)ニンジンニンジンには、ビフィズス菌増殖因子といって、すでに腸内に住み着いているビフィズス菌を増やす成分が含まれています。ミキサーでなめらかにしたニンジンを温めたニンジンスープがおすすめ。ジンジャーパウダーを加えれば、身体温め効果UPです。(2)ココアココアには、身体を温める作用があることが判っています。また、ココアにはリグニンという食物繊維も含まれ、腸内環境を美化する働きもあり、冷え便秘におすすめ。さらに、末梢血管を丈夫にする働きのあるシナモンを加えれば、手足の冷えにも効果的。(3)生姜生姜に含まれるショウガオールには、身体の熱生産を高めて、身体を内側から温める作用があります。ただし、そのまま食べてもダメ。ショウガオールは、生の生姜に含まれる辛味成分が、加熱もしくは乾燥することで生れる成分。冷えの解消のために生姜を食べるのであれば、加熱・乾燥して作られたジンジャーパウダーを使いましょう。身体に蓄積された脂肪を燃やして熱生産を高める働きがありますからダイエットにも◎。(4)リンゴリンゴにも、ビフィズス菌増殖因子が含まれています。このほか、腸内で善玉菌のエサとなる水溶性食物繊維やオリゴ糖も含まれ、腸内環境美化に効果大。また、リンゴには、ビタミンCの吸収を促す作用もあり、身体サビ予防にもおすすめ。■いつ食べる?朝がおすすめ。朝は、一日の中でも一番体温の低い時間帯。とくに冬は、外気の寒さから体温が上がりにくい季節ですから、朝に身体を温める食べものを食べて、体温の上昇をサポートしましょう。■終わりに身体深部が冷えてしまうと、便秘だけでなく、その他の臓器の働きも低下してしまい、代謝の悪い太りやすい身体になってしまいます。便秘解消のためにも、ダイエットのためにも、身体を内側から温め冷え知らずで過ごしたいですね。(岩田麻奈未/ハウコレ)
2015年01月22日昔よりも現代のほうが便秘に悩んでいる人は多いといわれています。それは現代人の忙しさに起因しているのかもしれません。トイレにゆっくり行く時間もままならない現代人が、快適に生きていくためのカギ、それは睡眠に隠されているかもしれません!睡眠不足と便秘には関係がある?便秘ってイヤですよね。お腹は膨らんでウエストはきついし、なんだか重たいし、ついでに気分まで重たくなります。そろそろヤバいかな~と思って、水をたくさん飲んだりトイレに長時間籠ったりしても出ないときなんて、どうしようかと思いますよね。この便秘、じつは睡眠とも深く関わっているということをご存じでしたか?急に水の量を増やしたりしても、それは急場しのぎでしかありません。生活全体を見直すことが、まずは便秘改善のために必要なことでしょう。便秘を治す「金言」「1.生活、2.食事、3、4がなくて、5.薬」。これは便秘を改善するための金言です。薬はあくまで最後の手段。まずやるべきことは、睡眠をはじめとする生活習慣をしっかり見直すことです。快便の人に多いのは、生活リズムが一定で、朝起きてごはんを食べ、ゆっくりトイレの時間を確保しているというパターン。一方で便秘に悩む人で多いのは、生活リズムが一定で、朝起きてごはんを食べ、ゆっくりトイレの時間を確保しているというパターン。一方で、便秘に悩む人で多いのは、生活リズムは不規則で睡眠時間も短く、食事や排便の時間も毎日バラバラというパターン。これは考えてみれば当然で、人間はごはんを食べて数時間かけて消化して排便するというリズムを持っています。このリズムに合わせて睡眠、食事、排便の時間をとれば、便秘に悩むことも少なくなるというわけですね。思い便秘の場合はお医者さんに相談を!そうはわかっていても、現代人は誰もが忙しくて時間に追われて生きているもの。何か良い方法はないのでしょうか?できれば、入眠時間と起床時間、食事の時間を固定するのがベストなのですが、難しい場合は睡眠時間と食事と食事の感覚を一定にするだけでも効果は期待できるそうです。ただし一点、注意があります。上記はあくまで生活習慣などで改善できる軽い便秘「機能性便秘」の場合です。病気などが原因で起こる「器質性便秘」や、改善が見込めずに長引く便秘の場合は、お医者さんに相談するようにしましょう。Photo by Mackenzie Greer
2015年01月14日東北大学(東北大)と慶應義塾大学はこのほど、便秘症の治療薬として使用される「ルビプロストン」という薬剤に、慢性腎臓病の進行を抑える効果があると発表した。同成果は東北大学大学院医学系研究科および医工学研究科病態液性制御学分野の阿部高明 教授と、慶應義塾大学先端生命科学研究所の福田真嗣 特任准教授、同 曽我朋義 教授ら研究グループによるもの。12月18日(現地時間)付の米腎臓学会学術誌「Journal of the American Society of Nephrology」に掲載された。慢性腎臓病は、腎機能が慢性かつ進行性に低下する病態で、最終的には末期腎不全に陥るだけでなく、脳心血管疾患の発症率や死亡率を高めることで知られるが、高血圧や糖尿病に対する治療を行う以外治療法が無い現状がある。これに対し、腎臓が働かないために、体内に溜まってしまった尿毒素による各種腎臓への悪影響を抑えることが腎臓病の進行を抑制する手段として期待されている。また、腎臓病で蓄積するさまざまな尿毒素のうち、最も有害といわれているインドキシル硫酸などの産生には腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう:体内の細菌群が作り出す生態系)が関わっていることが知られており、近年、慢性腎臓病では腸内環境全体が悪い方向に変化していること明らかとなっていた。この背景から研究チームは、腸内細菌叢を慢性腎臓病の新しい治療ターゲットとして腸内環境および腸内細菌叢に注目して研究を続けていた。今回の発見では、腸内環境を変化させる薬剤として、一般には便秘症の治療薬として使用されるルビプロストンの効果を検討した。同剤は腸液の分泌を増加させ、腸管内容物の移動を促進させる効果を持つ。研究チームが慢性腎不全状態のマウスに同剤を投与し、腎臓病の進行に対する効果を検証したところ、ルビプロストン投与マウスは投与していないマウスに比べて、腸液の分泌が増えたことにより、腎不全時における腸壁の悪化が改善されていた。さらに、腸内細菌叢を解析したところ、善玉菌の減少も改善していた。また、腎不全時に血液中に蓄積する尿毒素などの代謝物濃度を網羅的に解析した結果、ルビプロストン投与マウスではインドキシル硫酸や馬尿酸などの物質の血中濃度が減少すすることが判明した。これらの結果から、腸管は尿、血液透析とならぶ第3の尿毒症物質排泄経路で、便秘症の治療薬であるルビプロストンが、慢性腎臓病の新しい治療薬として適用できる可能性が示唆された。今後、人への応用に向け、副作用の少ない低容量かつ腸で解ける製剤の開発や、対象となる腎不全患者の選定方法などについて検討を行っていく。
2014年12月19日現在、便秘に悩まされている、という方はいませんか?もしかしたらその便秘は睡眠が関係しているかもしれません。便秘に苦しむ方は、ぜひ生活改善ポイントを一度、チェックしてみてください。痙攣性便秘と睡眠の関係とは?痙攣性便秘――初めてこの名前を聞く方も多いと思います。これは睡眠不足やストレスが原因で自律神経が乱れ、腸のぜん動運動が鈍くなることで痙攣を起こすことによりなる便秘です。便秘だけでなく、下痢にも悩まされることがあると言われています。意外に思われるかもしれませんが、便秘にはこのように睡眠が深~く関わっているのです。便秘は生まれつきもっている体質など先天的な原因もありますが、その多くは生活習慣の問題と考えられています。睡眠不足のほかにも、水分・野菜不足、運動不足、ストレス過多などがあげられます。便秘にはどのようなタイプがあるの?わかっているようでわからないことが多い便秘。ここで改めて便秘とは一体どのようなものなのか学んでみたいと思います。便秘は大きく、下記の5つに分けることができます。(1)痙攣性便秘(2)直腸性便秘(3)一過性単純性便秘(4)症候性便秘(5)弛緩性便秘こんなにタイプがあるってご存知でしたか?直腸性は便意を我慢してしまうことなどが原因で腸が便意を感じにくくなるもの。一方、弛緩性は加齢などが原因で、腸の圧力が弱まり、それに比例して便を押し出す力も弱くなってしまうというものです。一口に便秘と言っても、いろいろなタイプがあるのです。生活改善ポイントをチェック!睡眠・食生活・運動。この3つが便秘を予防するために欠かせない要素です。便秘に苦しむ方は、これらの3つを中心に自分の生活を一度、見直してみましょう。特に意識してもらいたいのは、・睡眠(6時間以上とる、早寝早起きの習慣をつける)・食生活(納豆、ヨーグルト、海藻、オリーブオイルなどの摂取)・運動(ジョギング、腹筋)ただし、これらを見直してみてもどうしても便秘が治らないという方は速やかにお医者さんに相談してみましょう。多くの便秘は医師のカウンセリングのもと生活を改善すれば、薬を使わずに治療できると言われています。Photo by Meg Wills
2014年11月02日女性に多いカラダの悩みに、便秘がありますよね。実際、悩んでいるという人もきっと多いはず。日本バナナ輸入組合が、20代~40代の便秘に悩む女性500人を対象に実施した、バナナとも縁が深い食生活と便秘の関係についてのアンケート調査の結果を見てみましょう。まず、自分の便秘がどういったことが原因で起きていると思うかを質問したところ、最多が「食生活」で34%、2番目には「運動不足」が30.8%、3番目が「ストレス」という結果に。便秘に悩んでいる人は、便秘以外では、どのようなことで悩みを抱えているのでしょうか。最も多かったのは「ストレス」で47.4%。続いて多かったのが、「肌が荒れている」で45.8%。「睡眠不足」が39.2%で続きました。便秘のみならず、心身両面でさまざまな方向で負担を強いられている人が多いようです。では、このような辛い症状を引き起こす便秘の対策として取り入れていることを質問したところ、最多は「食生活の改善」で44.4%という結果に。次の「便秘薬を飲む」よりも16%も多い結果となったことから、「便秘対策はまずは食事から」と考えている人が多いようですね。そこで、「普段便秘に効くと思い、一番多く食べているモノは次のうちどれですか?」という質問をしました。結果、最多は「ヨーグルト」で59.4%。続いて「ヨーグルト」とは大きく差が開いて「牛乳」が11%でした。けれどもそれらの食べ物を「毎日食べている」と回答した人はわずか18.6%。「週に5~6日食べている」と回答した人も10.8%しかおらず、「便秘に効く」と思っている食べ物が、毎日食べるのにはあまり適していない、と感じている人が多いという実態が明らかに。さらに、「便秘に効く」と思っている食べ物を実際に食べた上で、どのくらい効果を実感しているかを質問したところ、「あまり効果を感じなかった」で35%。「効果を感じなかった」が17.8%、「全く効果を感じなかった」が13.6%おり、合わせると7割近くの人が効果を実感できていないという残念な結果になりました。一方、便秘の症状としてお腹が少し膨らんで見えてしまう「ポッコリお腹」に悩んでいる人は非常に多く、54.6%と半数以上の人がとても気にしたことがあり、「少しある」「たまにある」を加えると、9割近くの人が「ポッコリお腹」を気にしているようです。体調やメンタルだけでなく、見た目にも影響を与えているのですね。こんな切実な便秘の悩みが明らかになったところで、腸のスペシャリストで、内科医の松生恒夫先生に、便秘に効果的な食材について聞いてみました。松生先生は、自分の患者さんにバナナを1日2本食べることをオススメしているそう。バナナは安価なうえ、低カロリー(1本で86kcal)で食物繊維、オリゴ糖に加えて、ビタミンB群、マグネシウムが豊富なので、腸内環境改善ができ、便秘に効果的な食べ物なのだとか。また、デスクワークが増えて体を動かすことが少なくなったことや、ストレスや緊張状態が続くことが腸内環境を悪化させ、便秘につながることも考えられると松生先生は言っています。さらに最近流行っている炭水化物を抜くダイエットも、オリゴ糖が摂取できないため腸に悪影響を与えるとのこと。その点、バナナにはオリゴ糖が含まれているうえ、日本人の必要栄養成分で不足していると言われているマグネシウムが含まれているので、これらを補足するといった意味でも、オススメの果物なのだとか。冬になると冷えのために腸の働きが鈍り、便秘がひどくなりがちなので、バナナと甘酒を一緒に食べることを松生先生はオススメしています。便秘にはヨーグルトといった思い込みのあった人は、ぜひ一度バナナを試してみてはいかがでしょうか? 安くて栄養豊富といいところがたくさんあるバナナ。ぜひ今日から食生活に取り入れたいですね。・日本バナナ輸入組合 公式サイト
2014年10月23日トイレにこもってうーんとうなってもなかなか出ず、お腹が重く感じる便秘。ぽっこりと張ったお腹をみると憂うつな気分になりますよね。ある時女友だちが「便秘が続く日がピタっと終わって快腸になると生理がくる」と言っていたけれど、それって本当でしょうか。生理周期と便秘に一体どんな繋がりがあるのか調べてみました。○実は、腸の運動には女性ホルモンも影響していた生理には「卵胞ホルモン」と「黄体ホルモン」の2種類の女性ホルモンが関係しています。これらの女性ホルモンが作用することで便秘が引き起こされるとも言われています。生理が28日周期の女性で例えると、生理の14日後ごろ訪れる"排卵期"からたくさん分泌される黄体ホルモンが腸のぜん動運動を弱めてしまうため、便秘になりやすいのです。一方月経期に突入し生理が訪れると、経血を体内から出すために子宮を収縮させ、いわゆる生理痛を引き起こす「プロスタグランジン」という物質が分泌されます。その時、子宮の近くにある腸も同時に収縮させられるため腸のぜん動運動が活発になり、便が出やすくなるのです。生理中に便が出やすい人はプロスタグランジンの作用によって快便になっているのかもしれません。だけど、黄体ホルモンに左右されて日々便秘に悩むのはツライですよね。○女性ホルモンに影響されない、快便体質の作り方は?毎日規則正しく便を出すためには、腹筋の筋力を付けて便を排出する力を付けることも一つの方法です。もともと女性は男性に比べて筋力が少なく、便秘になりやすいと言われています。便秘がちだと感じる人は、毎日のちょっとした時間につま先立ちをしてお尻を引き締める"骨盤底筋群のトレーニング"で改善することもあります。ほかにも、水分をこまめにとって「カチカチ便」対策を行ったり、食物繊維を多く含んだ食材や乳製品を意識して食べたりすることをおすすめします。便が出ないことは老廃物をため込んでいることと同じであるため、身体には悪影響。肌荒れや、ガスがたまって腹痛や張りに繋がることもあります。忙しい朝も意識してトイレに座って便が出しやすい状況を作ってみると、次第に体内でのリズムが付いて腸の動きも活発になるかもしれません。便秘は女性ホルモンに影響されていると言われていますが、生理周期に関係なく毎日快便を目指したいですね。※画像は本文と関係ありません○善方裕美医師日本産婦人科学会専門医、日本女性医学会専門医1993年高知医科大学を卒業。神奈川県横浜市港北区小机にて「よしかた産婦人科・副院長」を務める。また、横浜市立大学産婦人科にて、女性健康外来、成人病予防外来も担当。自身も3人の子どもを持つ現役のワーキング・ママでもある。主な著書・監修書籍『マタニティ&ベビーピラティス―ママになってもエクササイズ!(小学館)』『だって更年期なんだもーん―なんだ、そうだったの?この不調(主婦の友社)』『0~6歳 はじめての女の子の育児(ナツメ社)』など
2014年09月29日女性のカラダの悩みとしてよく挙げられるのが便秘。中でも特に夏は普段よりも便秘になりやすいのだとか。たかが便秘と思うかもしれませんが、口臭や体臭・肌荒れに肥満、大腸がんなどの病気を引き起こす可能性もある怖いもの。便秘を解消すれば、日ごろのカラダの悩みも解決するかも。ということで、便秘になりやすいこの夏に便秘を解消すべく、便秘についていろいろ調べてみました。まず、夏に便秘になりやすい理由としては、水分不足、夏バテ(食欲不振)、クーラーによる冷えなどがあり、やはり夏特有の要因によって便秘が引き起こされているようです。夏の暑さで汗をかき、腸内の水分が不足することで、便秘になりやすくなってしまうのだとか。また、熱帯夜に耐え切れず、 寝る前にエアコンをかけてしまいがちですが、これもNG! 体が冷え、外気との気温差で自律神経の働きを悪くしてしまいます。 原因がわかったところで、なんとか手軽に便秘を解消できる方法を探しているとき、面白いサイトを発見! それが 「アスクドクターズ総研」 です。これは、医師の臨床経験の中から引き出される知見をもとに、健康・美容・身体に配慮した一般生活者向けの商品・技術・素材・サービスの商品を開発したり、商品を評価したりすることで、より健康に良い商品の発展を支援していこう! というサイト。専門家である医師の意見に触れることができるので、ぜひ参考にしたいですね。例えば、最近話題の「J!NS PC(R)」も、アスクドクターズのお墨付きの商品。これは、パソコン・テレビなどデジタル機器のディスプレイが発するブルーライトから眼を保護する機能性アイウエアとして注目されていますよね。この「アスクドクターズ総研」で、お腹の調子を良好に保つ商品として医師がオススメしているのが、「毎朝爽快」という飲み物。「毎朝爽快」は、腸内のビフィズス菌を適正に増やし、お腹の調子を整えるラクチュロースを4g配合した、ヨーグルト風味の清涼飲料水。ラクチュロースとは、お腹のビフィズス菌を増殖させて整腸効果を示す乳糖由来のミルクオリゴ糖のこと。一般的に、糖類は胃や小腸で単糖に分解・吸収されて血液中に移行するのですが、ラクチュロースは人間の消化管内酵素では分解吸収されず大腸に達し、そこで善玉菌のビフィズス菌に利用され、その増殖を助けるので、お腹の調子を整えてくれるのですね。さらに「毎朝爽快」は特定保健用食品に認定されており、カルシウムや6種類のビタミンも配合されていて、お腹だけでなくカラダ全体をサポートしてくれるのがうれしいですね。また適量で、甘すぎず後味さっぱりでおいしいから、飲みやすいのも続けるためには大切です。手軽に飲める「毎朝爽快」は試してみる価値がありそう。毎日続けてスッキリ健康生活をぜひ手に入れては?・毎朝爽快 公式サイト
2014年08月27日妊娠したら便秘になるのは仕方ない…と諦めていませんか? 確かにホルモンの影響などで妊娠中は便秘になりやすいです。筆者も妊娠6ヶ月に入り今まではなかった便秘に悩まされたのですが、日々の生活の中でちょっと気をつけるだけで便秘が解消されました。便秘が解消されるとそれまで悩んでいた体重増加もゆるやかになり、結果7キロ増で終わることができました。今回は筆者が行った便秘解消のための4つの習慣をご紹介します。1.食物繊維が多いものを食事にプラスする便秘は基本的には食生活を見直すことで改善します。食物繊維が多いものをとったり、水分を多めにとりましょう。食事の前に納豆やサラダ、ヨーグルトを一品プラスするだけでも効果的です。2.便秘に効く運動を取り入れる運動不足から便秘になる場合もあるので、ウォーキングや水泳をするのは効果的です。特にマタニティヨガは便秘に効果的なポーズがいくつかあるので、調べてやってみるのもいいでしょう。私は特に「腰回し」というポーズが効きました。直立して両手を腰にあて左右に腰を回すだけのポーズなので是非試してみてください。3.骨盤ベルトを着用する妊娠中の便秘は、腸が子宮に圧迫されることも原因の一つです。骨盤ベルトをつけることにより、内臓が正しい位置にもどるので血流がよくなって腸の動きも活発になります。筆者は早産防止のために骨盤ベルトを使用していたのですが、着用した日は必ず便通があったので驚きました。4.冷えを予防する便秘は、冷えによって起こる場合もあります。手足やお腹を触って冷たいと感じたら、靴下や腹巻などで冷えないように工夫をしましょう。お風呂にゆっくり浸かるのも効果的です。麦茶は、これからの暑い時期にはノンカフェインということもあり、つい飲んでしまいがちですが、身体を冷やす効果があるので、ほどほどにするのがよいでしょう。便秘を治すための薬や漢方薬は沢山ありますが、妊娠中はなるべく薬には頼りたくないですよね。食生活の見直しや、身体を動かすなどの習慣を取り入れて自然に便秘を解消していきましょう。
2014年07月04日便秘気味でもそのまま放置しているアナタ! たかが便秘とあなどるなかれ。おなかに溜まった便は毒素を発生させ、腸の中をゴミ溜めや排水処理場のような状態にしてしまいます。便秘によって発生した毒素は血液を汚して代謝を悪くし、体調不良や肌荒れの原因に…。これから紹介する便秘を解消する方法を実践して腸をスッキリさせ、代謝のよい体と美肌を手に入れましょう。■おなかマッサージで腸を刺激するまずはおなかの右下に両手の中指、人さし指、薬指の3本をそえます。指を3秒程ゆっくり押し当てたら力を抜きます。そのまま指の位置を上にずらしながら3秒ずつ押していきます。おへその周りを四角く囲むようなイメージでグルッと一周押しましょう。座って行ってもいいですが、仰向けに寝て指をおなかに垂直に当てるようして押していくと、よりしっかりと腸を刺激することができます。次にお中の右側からおへその下を通って左側まで、5ヶ所に分けて指3本でマッサージ。指先を右側から押当てて左側へスッと抜くようにするのがポイントです。■ごぼう茶を飲んで便秘解消ごぼう茶にはイヌリンという水溶性の食物繊維が含まれていて、腸のぜん動運動を活発にしてくれます。また、善玉菌を増やして老廃物の排出を促す効果も。体内の脂肪やコレステロールの排出を促してくれるサポニンという成分も含まれており、ダイエット効果も期待できちゃうんです。■オリゴ糖で腸にたまった宿便を出す便秘の人も便秘じゃないに人も、大腸には宿便が溜まっているそうです。そんな宿便に効果的なのがオリゴ糖。休日の朝に朝食を抜いて、オリゴ糖を薄めた水をコップ3杯ほど飲みましょう。大腸にたまった宿便を水分で柔らかくしつつ、オリゴ糖が善玉菌を増やしてぜん動運動を活性化させるので、腸内のクリーニング効果が期待できます。効かなかったときはお昼を抜いてもう一度オリゴ水を飲みましょう。通常よりかなり黒っぽいドロッとした便が出ればOKです。注意点は色々な甘味料を混ぜていないオリゴ糖100%のものを使うこと。便秘を解消してペッタンコおなかになれるのと同時に、宿便の排出によるデトックス効果で、血液循環がアップして代謝が増すので、生まれたての赤ちゃんのようなふんわり美肌も手にはいっちゃいますよ。
2014年02月23日女子のお悩みナンバー1と言っても過言ではない「便秘」。とくに冬になると便秘が悪化するのは、冷えで腸内環境が悪化するから。腸には、善玉菌・悪玉菌のほかに、「日和見菌」という善玉菌、悪玉菌どちらの味方にもなる菌が存在していて、その数は何と腸内細菌全体の7割!つまり、この日和見菌を味方につけることが腸内環境美化の第一歩なのです。今回は、そんな腸内細菌についてご紹介いたします。■働き者の「善玉菌」乳酸菌やビフィズス菌でお馴染みの「善玉菌」。腸内細菌全体の2割が、この善玉菌です。食べ物の消化・吸収のために腸内で頑張っている働き者。たった2割?と思うかも知れませんが、腸内細菌はバランスが大切!善玉菌の数は2割で良いのです。私たちが善玉菌のためにできることは、善玉菌が働きやすい環境を作ってあげること。胃腸を冷やすような冷たい飲み物や食べ物は控え、善玉菌のエサとなる食物繊維やオリゴ糖を摂るように心がけましょう!■おブスを作る「悪玉菌」大腸菌やウェルシュ菌などに代表される「悪玉菌」。腸内細菌全体の1割存在しています。腸内で、腐敗を引き起こし、有害物質や匂いの元を生産するため悪玉菌と呼ばれていますが、私たちはこの悪玉菌がなくては生きてはいけません。例えば、赤ちゃんはお肉を食べると下痢をしますが、私たち大人は下痢をしませんよね?それは、成長過程で悪玉菌が増えたから。お肉など、悪玉菌でないと分解できないものもあるのです。ですから、悪玉菌をなくそうとするのではなく、1割以上増やさないようにすることが大切です。悪玉菌はお肉が大好物ですから、お肉ばかりを食べるのは控えましょう!■長いものに巻かれる「日和見菌」腸内細菌の大勢を占めるのが「日和見菌」。善玉菌、悪玉菌、どちらにも分類されず、どっちつかずな状態で、どちらか優性なほうに同調します。腸内細菌全体の7割を占める日和見菌を味方につけることが便秘解消のカギ!■日和見菌を味方につける食べ物3つ日和見菌を味方に付けるには、常に善玉菌優位な腸内環境を作ることが大切です。(1)発酵食品発酵食品は、乳酸菌に代表される善玉菌の宝庫。ヨーグルトやチーズなど動物性発酵食品だけでなく、キムチや味噌など、植物性発酵食品も食べましょう!(2)海藻海藻に多く含まれる水溶性食物繊維は、善玉菌のエサとなるだけでなく、水を含むとゲル状になり便を柔らかい状態に保ち、スムーズな排出をサポートします!果物やオクラ、モロヘイヤなど、トロトロネバネバ系野菜にも水溶性食物繊維が含まれていますから、しっかり食べましょう!(3)良質オイルオリーブオイルや亜麻仁油などの良質のオイルは、美肌作りにも欠かせませんが、美腸作りにも欠かせません。腸内で潤滑油となって排出をサポートします。とくにオリーブオイルは、腸のぜん動運動を刺激する働きもありますから、毎日摂りたいオイルです。■終わりに食べ物から摂った善玉菌は、腸内に住み着くことはできません。ですから、毎日欠かさず補給してあげることも大切です。腸内細菌のバランスは、食べたもので毎日変わっています。時々でいいや~ではなく、毎日の習慣にして腸内美化に励んで下さいね!(岩田麻奈未/ハウコレ)
2014年02月13日【前編】 では便の内訳や便意が起こるタイミングなどについてお伝えしましたが、そもそもなぜ便秘になるのでしょうか。画像:stefanolunardi/Fotolia.com■なぜ便秘になるの?「便秘」は、大腸の形の異常や傷を伴う病気がもとで起こる「器質性便秘」と、大腸の働きの異常や運動機能の低下が原因で起こる「機能性便秘」に分かれます。大抵の便秘は、後者の「機能性便秘」です。つまり、生活習慣の見直しで十分に改善の余地があるのです。そう、大多数の便秘体質の方の原因は、運動不足や偏った食事により、理想の便を形成できないことにあります。特に日本人の食事が欧米型に変わってきてからは、食物繊維が不足している上に肉食が増え、悪玉菌優勢の腸内環境に変化してきていることが原因となっています。パサパサした便は油の不足、コロコロ硬い便は水分の不足も考えられます。そして無理なダイエットなども便秘の原因の一つ。便はカサができなければ形成されませんから、過度な食事制限も便がでない原因となります。また、忙しい毎日を送る中で、ストレスや不規則な生活により、自律神経がアンバランスになることや運動不足による腹筋力の低下なども考えられます。■理想の便ってどんな便?量…1日125g~180g(バナナ1~2本分)色…黄褐色 (赤ちゃんの便は黄色に近い)形と硬さ…バナナ状の柔らかさで、すっきり1本ででる便が理想匂い…悪臭がする便は悪玉菌が繁殖している証拠。強い匂いがしていないかチェックして。その他…毎日決まった時間に便意を催し、紙で拭いてもついてこない。画像:tearoad/Fotolia.com理想の便は水分量も70~80%ほど。90%を超してしまうと水様便となり、下痢の状態になり、また70%を下回ると、カチカチと硬い便になり、便秘がちになります。便はでれば良しではなく、「質」についても追求してこそ、腸美人です。大便は、体内からの「大きなお便り」です。出ている回数だけではなく、必ず便の状態をよく観察してみてください。■今すぐチェック! 便秘改善のための“簡単6つの掟”もし貴方が今現在便秘で悩まれているならば、ひとまず、誰でも簡単に意識できる次のことを守りましょう。1.朝は準備時間+30分の余裕をもって過ごそう2.起きたらまずはコップ1杯の白湯を3.パン食⇒米食に4.お肉の量を控えよう5.簡単なストレッチを少しずつの時間でも意識して6.水分はこまめに常にとること今便秘薬や下剤などに頼っているならば、少しずつ量を減らすことを目標にされるとよいでしょう。便秘薬に頼りすぎてしまうと、腸粘膜に炎症を起こし、その結果腸内環境が乱れて、余計に排便のリズムが崩れてしまうことになります。また多くを目標にし過ぎてもかえって長続きしないものです。まずは上記の6つの掟だけを必ず守るよう心掛けてみてください。食事の改善については、一言では語れないくらい便秘改善のためにとり込んで頂きたい事項があります。腸内環境をよくしてくれる食材などについては、次回お伝えさせて頂きます。毎日決まった時間にすっきりお通じがあると気持ちがいいだけではなく、お肌トラブルや体のだるさなどもなくなり、軽やかで爽快な日々を送ることができるでしょう。ひとりでも多くの方の便秘の悩みが解消し、毎日快適な生活を送れますことを願っています。
2014年01月14日ある調査によると、今や20~40代女性の53.8%の人が、自分は便秘体質だと答えたそうです。「便秘」とは、自然な排便のメカニズムが乱れ、便が長時間腸内にとどまり、不快に感じる状態をいいます。画像:blanche/Fotolia.com■増えている便秘体質腸内環境が悪化すると、お肌の調子がわるくなったり、お腹が張ったりという見た目の問題だけでは留まらず、大腸がんなど大きな病気への引き金にもなるのです。「インナービューティー」「腸美人」などという言葉がクローズアップされていますが、真の美しさは、やはり体内(つまり腸内)が美しいということ。■便意が起こるタイミング胃にものが入ると、ガストリンというホルモンが分泌されて、小腸と大腸の境界部にある回盲弁という弁膜が開き、小腸から大腸へ食べ物の残りかすが運ばれていきます。胃・大腸反射と呼ばれる神経反射の1つで、この動きで便意を感じます。大きな便意は1日に2~3回位しか起こりませんので、ここでチャンスを見逃さないことが大切になってきます。胃・大腸反射をコントロールしているのは、自律神経の副交感神経です。副交感神経はリラックスしているときに働くため、緊張や興奮しやすい昼間よりも、寝起きのリラックスしている時のほうが排便には向いています。そのため、慌しく準備をして出掛けるような生活をしている方も便秘になりやすい傾向にあります。まずは朝の時間をゆったりと過ごせるよう、ゆとりをもった生活を心掛けることが大切です。■便のレシピ便は食べた物のカスが排泄されたもので、全体のうち、70~80%が水分、そして、残り、20~30%が食物繊維と腸内細菌などで成り立っています。この腸内細菌の割合で便の質もかわるのです。例えば、匂いのきつい便の方は、悪玉菌が繁殖している証拠。悪玉菌が生成した腐敗産物である、アンモニア、インドール、スカトール、アミンなどがその原因物質です。ちなみに赤ちゃんの便の腸内細菌のうち95%はビフィズス菌という善玉菌が占めているため、匂いもほとんどなく、有害性が少ないのです。腐敗物質が多いほど匂いもひどくなるし、発ガンや老化などの害を及ぼす原因にもなりますから、便やおならの匂いの変化も見逃さず、自分の健康状態を把握しておくことが大切です。ではそもそもなぜ便秘が起こるのでしょうか?便秘を改善させるための掟とは? 次回、【後編】でお伝えします。
2014年01月07日女性で便秘という方は多いのではないでしょうか? 便秘とは3~5日便通が無い状態のことを良い、日本人女性の2人に1人が便秘だと言われています。そして、便秘は肌に良くないといわれています。美肌つくりに大きな影響を与える便秘と肌の関係をご紹介いたします。■便秘が肝臓を弱らせて肌がボロボロに私達が毎日食べたり飲んだりしたものは、当然のように体内で栄養素を吸収して、不要なものを便として排出していきます。通常1日1回(又は、2日に1回)排出される便ですが、便秘の場合は3日以上排出されないことが多いです。そのため、排出されない便は体内にどんどん蓄積されていきます。蓄積された便は、そのままの大きさでは、体内に居られないので、体が便から水分を吸収して、圧縮したような状況で小さく硬く保存されていきます。実は、便秘中の便から排出された水分には、毒素が多く含まれており、排出された毒素は肝臓に送られ、肝臓で分解されていきます。肝臓は通常の解毒作業に加え、便秘の便からの解毒作業も行うことになるため、非常に弱りやすくなります。肝臓の機能が低下することで、体内の老廃物の除去がスムーズに行われず、顔色が悪くなったり、肌トラブルの原因になることが多いです。便秘と肌トラブルとの関係はとても大きなものです。■女性に便秘が多いのはなぜ? 女性に便秘が多いのは、ホルモンの関係が大きいといわれています。女性は生理の関係で、排卵後に分泌される黄体ホルモンの関係で、腸の蠕動運動(伸縮して、便を送り出す運動)が弱くなるといわれています。また、男性に比べてお腹の筋肉が弱いため、便秘になりやすいとも言われています。■便秘にならないための方法・水分を多めに取ることを意識する(1日2リットル目標で暖かい飲み物であれば、なお良)・腸のマッサージを行う(寝た状態で、へそを中心に左から右に円を書くようにマッサージ)・食物繊維を多く摂る(生野菜や果物など)・腸内の善玉菌を増やす(ヨーグルトなどの乳酸菌など)・運動やストレッチを行う(寝た状態で、腰をひねる運動や、脚を抱え込む運動など)肌トラブルを少なくするためにも、便秘解消の工夫をしていきましょう。
2013年12月15日ちょっと人には言いにくいけれど、便秘に悩んでいるという人は多いかも。実際、腸内環境の不調を抱えている女性は多いとか。それが肌トラブルなど美容の悩みにもつながっているそうだから、ちゃんと解決したいところです。そんな悩みを解決する秘訣を、「グリコプレスセミナー~お肌も便秘も! いい“女”はいい“腸”から!『ビフィズス菌の“腸美人力”』~」で聞いてきました。まず始めにお話があったのは、小林メディカルクリニック東京の院長、小林暁子先生。先生によると、日本では1,200万人以上が便秘や腸内環境の不調に悩んでおり、下剤などでさらに腸内環境を悪化させたり、下剤に依存していく人も多いとか。便秘だけでなく、腸内環境の悪化は美容にも影響を及ぼしているそう。腸内をよい環境に保つことは美肌につながるというから、気をつけたいものですね。腸内善玉菌の好物は、食物繊維とオリゴ糖と発酵食品。これらを意識的に摂取することで、腸内環境を改善できるのだとか。健康と、そして美容のためにも、普段の食生活を見直してみるのが大切なようです。続いて、藤女子大学人間生活学部食物栄養学科、池田隆幸教授からは、加齢やストレスなどで腸内の善玉菌であるビフィズス菌は減少しているというお話が。その結果、腸内悪玉菌が産生する物質(腐敗産物)のひとつであるフェノール類が増加し、肌の状態を悪化させたり、くすみや乾燥が引き起こされたりするそう。また便秘の結果、腸管バリア機能が低下すると、有害物質(菌体や腐敗産物など)が体内に侵入し、炎症が起きる肌荒れにつながるリスクが高まることもわかっているのだとか。他にも、ビフィズス菌は、美肌にいいビタミンB群を生産したり、美肌にいいミネラルの吸収を促進したりするため、ビフィズス菌の多い腸内環境は美肌にとって大切だということがわかりました。また、肌だけではなく、便秘によってビフィズス菌が減少、悪玉菌が増加・腐敗することで、体臭につながる要因ともなるそうだから、やはりいい腸内環境を保ちたいものです。そんな中、池田教授に紹介していただいたのは、「BifiX(GCL2505株)」というビフィズス菌。「おなかでよく増え、おなかのビフィズス菌をよく増やし、便秘にも効果的な有機酸(酢酸・プロピオン酸・酪酸)を増加させます。『BifiX(GCL2505株)』を継続して摂取することによって、便秘が改善したり、美肌の大敵となるフェノールの減少作用もみられます」とのことなので、ぜひ BifiX(GCL2505株)を摂取して、腸内環境を整え、健康そして美肌を目指したいですね。そこでオススメなのが、グリコ乳業の「朝食プロバイオティクスヨーグルトBifiX」。より効率よくビフィズス菌を補給できる“おなかで増える”ビフィズス菌入りヨーグルトです。この「朝食プロバイオティクスヨーグルトBifiX」シリーズに、ほんのり甘くてそのまま食べられる低カロリー&脂肪ゼロの新商品「朝食プロバイオティクスヨーグルトBifiX脂肪ゼロ400g」が加わりました。また、国内飲料業界初の100%ビフィズス菌飲料で、1本に1,000億個のビフィズス菌が配合されたドリンクタイプの「BifiX1000」が関西地区(2府4県)限定にて発売。これらを上手く活用すれば、脂肪が気になるときも、朝急いでいるときなども、「BifiX(GCL2505株)」をしっかり摂取することができますね。健康や美容のためにも、腸内環境は大切。普段の食事だけで腸内環境を整えるのは難しいかもしれないので、ぜひ「朝食プロバイオティクスヨーグルトBifiX」を食べてみては?・朝食プロバイオティクスヨーグルトBifiX 公式サイト
2013年11月21日女性なら、誰しも便秘で悩んだことはあるのではないでしょうか? その原因は様々ですが、“ストレス”が原因の便秘もあります。仕事や家事などで忙しく、ホッとする時間があまりにも少ないと、腸は緊張状態となり、ストレスを感じやすくなります。その結果、腸がけいれんを引き起こし、けいれん性便秘になりやすくなってしまいます。■けいれん性便秘の解消法けいれん性便秘を解消するには、ストレスを軽減できるように心がけ、少しの時間でもいいので、リラックスタイムを持つことです。また腸がけいれんを引き起こしているので、腸に刺激を与えすぎない水溶性食物繊維を摂って、便秘を改善するようにしましょう。■水溶性食物繊維って? 食物繊維には、腸に刺激を与えすぎない水溶性食物繊維と刺激を与える不溶性食物繊維があります。以下が、それぞれの食物繊維をたくさん含む食品です。水溶性食物繊維:エシャロット、にんにく、トマトピューレ、大麦(押し麦)、ピュアココア<レシピのヒント>・エシャロットは目の細かいおろし器ですりおろし、マヨネーズと和えるとディップになります。・大麦(押し麦)を、ご飯を炊く時に一緒に混ぜて炊くと手軽に食べることが出来ます。また、コンソメスープやトマトスープの具材としていれても美味しいです。不溶性食物繊維:ライ麦パン、納豆、きな粉、グリーンピース、エリンギ、干ししいたけ、さつまいも、切り干し大根、ごぼう、かぼちゃ、干し柿、プルーン(乾燥)、アボカド、干しぶどう<レシピのヒント>・干し柿やプルーンは刻んでヨーグルトと和えると食べやすくなります。・切り干し大根は、フレンチドレッシングと和えても美味しくいただけます。(食物には、水溶性と不溶性、両方の食物繊維を含むものがあります)■お腹が痛くなりにくく、クセにもなりにくいなら…食べ物でなかなか改善できなければ、便秘薬を使用するのもひとつの手段です。ただ、便秘薬にもいろいろな種類があるので、ストレスが原因のけいれん性便秘の方には、“酸化マグネシウム”というミネラルの一種を用いたものがおすすめです。便秘薬のイメージとして、“お腹が痛くなる”、“クセになるのでは?”ということを懸念している方もいらっしゃるかも知れませんが、酸化マグネシウムを使用したものは、比較的お腹が痛くなりにくく、クセにもなりにくいのが特徴です。なぜなら、酸化マグネシウムは腸の中に水分を集め、腸内に滞留した便に水分を含ませてやわらかく膨らませることで、腸のぜん動運動を促進し、腸が本来持つ排出力に働きかけ自然なお通じへと導いてくれるからです。便秘が続くと、お腹が張っていつも着ている洋服が着られなくなったり、肌荒れにもつながって気分も憂うつになり、ますますストレスに繋がりかねません。そうなるくらいなら、上手に利用できるものを利用するのもいいのではないでしょうか。なにごとも、ガマンしすぎはよくないと思いますので、自分に合ったものをしっかり選んでストレスを少しでもなくしましょうね。
2013年10月31日便秘の原因は自律神経?医師が教える「便活ダイエット」で本当にやせる!「便活ダイエット」ってご存知ですか?これ、日本初の“便秘外来”を開設した腸のスペシャリスト・順天堂大学教授の小林弘幸先生が提唱している、「便秘を解消することでやせる」というダイエット。小林先生の著書『便活ダイエット~便秘外来の医師が教える、排便力がアップする11のルール~』(ワニブックス)が話題に。そこで、今回はこの本を参考に、小林先生のオススメする便秘解消法をお教えします。●腸内環境を良好にすれば“やせ体質”になれる!実は、ダイエットと腸内環境は、密接に関係があります。腸内環境が良い人はやせやすく太りやすいのです。なぜなら、人の体は腸で栄養を吸収して、血液に乗せて全身に栄養素を送り出します。このとき、便秘の人の汚れた腸からはサラサラのキレイな血液が作られず、スムーズに細胞に吸収されません。その結果、細胞周辺の脂肪に吸収されてしまい、皮下脂肪、内臓脂肪になってしまうのです。腸内環境を整えれば、栄養は細胞の隅々まで行きわたります。すると、脂肪がどんどん溜まっていってしまうことなく、新陳代謝もよくなり、やせやすく太りにくくなっていくのです。●腸内環境を整えたいなら、日和見菌(ひよりみきん)を味方に私たちの腸内にはたくさんの菌が存在します。腸内環境を整えてくれる善玉菌が2割。腐敗を起こしてガスや毒素を発生させる悪玉菌が1割。そして、あまり耳にしない日和見菌(ひよりみきん)が7割と大きく占めています。この日和見菌は、善玉菌でも悪玉菌でもなく、その時々によって、どちらか強い方に味方する、文字通り“日和見”な菌。これが、腸内環境改善の鍵を握っています。すなわち、日和見菌を善玉菌が味方につければ、どんどん腸の動きが活性化されて、腸内環境は改善されます。反対に、悪玉菌に傾くと、腸内環境は乱れて便秘や下痢の原因に。日和見菌を味方につけて善玉菌を優位にするためには、「ぜんどう運動を活発にさせること」と「自律神経のバランスを整えること」が大切。ぜんどう運動は、自律神経の一つである「副交感神経」が高まることで活発になります。副交感神経を高めるには、リラックスすることが一番。つまり、ストレスを解放して心地よく生活することが、腸の働きを良くすることにつながるのです。副交感神経が高まることで腸内環境が整いますが、それによってさらに副交感神経が活性化されていきます。この好循環が、便秘を改善していくのです。●排便力アップには、ライフスタイルと食事の改善がキーワードに自律神経のバランスを整え、腸内環境を改善して、自然に排便する力を身に付けるのには、どのような生活を心がければ良いのでしょうか。まず、適度な運動は腸に刺激を与えるので、ぜひ取り入れましょう。とくに、30分くらいのゆっくりウォーキングは、副交感神経を高める働きもするのでとても効果的です。また、38~40℃のぬるめのお湯で半身浴を15分することも、副交感神経を高めるのに役立ちます。そして眠る前には、アロマを焚いたり、好きな音楽を聴くなどで全身をリラックスさせることも大切。これにより、睡眠中に副交感神経が活発化し、それが翌日のスムーズなお通じにつながっていきます。夜中の0時過ぎに副交感神経は活動のピークを迎えるので、それまでには就寝するのが良いでしょう。食事面では、納豆や里芋、なめこやオクラなどのネバネバ食材を多く摂ることがオススメ。これらには、便を柔らかくする作用がある水溶性の食物繊維が豊富に含まれているので、スムーズな排便を得やすくなります。腸がキレイになり、質の良い血液が作られるようになれば、冷え症や肩こり、イライラが解消され、さらに肌も髪もつやつやに。便活ダイエットで心も身体も元気にキレイになりましょう!参考文献:『便活ダイエット~便秘外来の医師が教える、排便力がアップする11のルール~』(ワニブックス/1300円)<文/西村亜希子>
2013年10月15日