脳も心も豊かになる音楽の習い事今も昔も人気の習い事といえば「ピアノ」です。譜面を見て曲が弾けるようになるだけでなく、左右の手で別の音を弾いたり、音の聞き分けをすることで、脳に良い効果も期待できそうです。ピアノにかぎらず音楽は脳に刺激を与え、豊かな表現力を身につけたり、演奏することや聞いてもらう楽しさを手に入れることができるもの。そしてなんといっても、一度習えば大人になっても楽しめる一生モノです。そこで、ピアノ、リトミック、バイオリン講師に、それぞれのメリットや上達するコツ、かかる費用、親がするべきサポートまで、アレコレ聞いてきました。新年度に何か始めたい、何をやるか迷っているという人も、ぜひ参考にしてみてくださいね。ピアノ、リトミックはいくつから始めるのがいい?2歳と5歳の男の子のママでもあり、ピアノ&リトミックの講師でもある足立恵子さん。ピアノは3歳から教えていますが、始めるなら指番号や数字が理解できる4歳からがベストだといいます。「数字や音符の長さを理解するために、リトミックを混ぜながら教えています。例えば123のリズムをいちご、バナナに置き換えたり、四分音符はワンワンワンワンとか二分音符はモーモーとか、動物の鳴き声に置き換えることで楽譜が読めるようになります。絶対音感が身につくのは6歳頃までなので、そこに向けて慣れさせていくことが大切です。ピアノでなくても、音にふれる経験をしてほしいですね」小さいころから音にふれる経験をすることで、音楽を習うときにスムーズにストレスなく始めることができるそう。0歳から始められるリトミックは、まさに遊びながら音にふれることができるぴったりの習い事です。「リトミックは音を聞いて走ったり歩いたり、音の聞き分けができるようになります。将来、音楽を習わせたいと思っているなら、音楽の導入としてリトミックがおすすめです。0歳からお母さんと一緒にできますが、やっていることが理解できるのは2歳頃。始めるなら2歳がベストです。リトミックをやっている子がピアノを習うと、すんなり習得していきます。音符の長さやリズムが体になじんでいるので、説明しなくてもスムーズに習得していくんです」宿題より何より大切なことは嫌いにさせないこと足立さんがレッスンで主に行っているのは、ピアノとリトミック、ドレミに合わせて正しい音程で歌う「ソルフェージュ」、音を聞いて楽譜に書き記す「聴音」の4つ。これらを組み合わせて1回約30分のレッスンを行います。とはいえ、上達させるために、親がきちんと自宅で宿題をやらせないといけないというストレスが…。「いいえ、未就学児に宿題は無理なので出しません。例えば、“おじいちゃんおばあちゃんに聞かせてきてね”とか、音符が書けるようにするために、“りんごの〇を書いて見せてね”と絵を描いてもらうことはあります。あとは、お母さんが、“この指何番?”って指番号を普段から聞くようにしたり、肩たたきしながらリズムを取るのでもいいんです。ピアノを練習させなきゃ!って必死にならなくて大丈夫です。何より大切なことは嫌いにならないこと。〇〇しなさい!ではなく、できることを褒めることです。ドの音ってどこだっけ?と、できることを確認していくと自信につながります。その繰り返しが大切です」意外とお手頃!?バイオリン教室にかかる費用とは…音楽の習い事のなかでも、ちょっと敷居が高いイメージなのがバイオリン。楽器代をはじめ、月謝や教材費もお金がかかりそうですよね。そこで、バイオリン講師の波多野瑞穂さんに話を聞いてみました。「バイオリンの価格は、6万円から8万円くらいが主流です。手の長さに合わせてサイズを選ぶので、大人サイズが使えるようになる身長(145cm以上)になるまでは、レンタルを利用するのもアリです。子ども用のバイオリンは分数バイオリンといって、2、3歳は1/16サイズ、4歳は1/10、小学生は1/4または1/8サイズを使います」10万円以上するかと思っていましたが、6万円代から買えるとは意外です。ところで、2歳から習えるとはいえ、おすすめの習い始め時はいつくらいですか。「個人差はありますが、自分がやっていることを理解できる4、5歳くらいです。早く始めたからといって上達するわけではありません。小学校1年生からでも大丈夫ですよ。最初はバイオリンの持ち方や姿勢、音を出す練習をします。楽譜は読まずに、指番号を覚えて音を鳴らすことから始めます」音楽を習うのが初めてで、全く楽譜が読めない子でも、バイオリンをスムーズに弾けるようになれるのか不安になりますが…。「わたしは2歳半から習ったのですが、楽譜が読めるようになったのが小学校3年生でした(笑)。指番号で覚えて弾いた方が早くできるようになって。読めた方がいいですが、読めなくてもそんな困らないです。小学校の授業でも習うので、3年生までには必ず読めるようになるし、心配しなくて大丈夫です」プラスアルファとして宿題があると思いますが、どんなことをどれくらいやるのでしょうか。「必ず宿題を出すわけではないです。無理なことはやらせないようにします。その子に合わせて、ここを1日3回弾いてこよう、ここを5回弾いてこようという感じです。もちろん練習に比例して上達しますが、1日5分から始めて少しずつ伸ばしていくのでも大丈夫です」ピアノとは違って扱いが難しそうなバイオリンですが、親がサポートしなければならないことはありますか。「幼児が調弦するのは難しいので、親御さんにやってもらいます。手のひらサイズのチューナー(2000円くらい)を使って調弦します。ネジを締めたりするだけなので、難しくはありません」持つだけでもオシャレにかっこよく見えるバイオリン。ピアノに比べて場所を取らないというメリットはありますが、ほかにどんなことが得られますか。「弦の押さえ方によって音が変わるので、ピアノよりも細かい音がわかるようになります。ピアノは単体で演奏しますが、バイオリンは合奏することが多いので、一緒に曲を作れる楽しさが得られます。合奏は本当に楽しいですよ!それに、落ち込むことがあっても、バイオリンで感情表現することで発散できたり、バランスを取ることもできます。音楽は不思議なもので、途中で辞めたとしても体が覚えているんです。60歳から再び始めた人や、94歳になっても習いにくる人もいます。人生が豊かになりますね」この春、お子さんの習い事を考えるなら、音楽を選択肢の一つとして考えてみませんか。<取材協力>ピアノ・リトミック教室TEL090-4719-0666(※ピアノは現在空なし)波多野バイオリン教室<文・写真:フリーランス記者岩本亜実>
2018年03月11日子供おばさんは、信頼性のない情報を信じがちです。でも、世の中にはいい加減な情報が溢れています。たとえばグルメ情報1つにしても、きちんとお店に取材をして書かれたものもあれば、実際に行ってもいないのに、SNSなどを検索して、人の受け売りで書いている人もいます。そもそもネットでの記事での評価基準が、内容そのものよりも、アクセス数が重視されることもあり(それによって、得られる広告費が変わるので)、信憑性が薄くても、「いかに人が興味を持つか(アクセスするか)」ばかりを重視して、記事を書く人もいます。だから、気を付けた方がいいのです。基本、企業で「書くこと」を訓練づけられた人は、「自分が書くことで人に影響を与えてしまうこと」を理解して記事(原稿)作成を心がけています。自分の利益のため以上に、世の中を良くしたいと思うからこそ、書いている人も少なくありません。でも、現代は、ネットで誰でもニュースサイトが作れる時代だからこそ、そういった訓練をしてこなかった人がいい加減な情報を発信していることも少なくありません。だからこそ、大人女子は、自分が信じる情報はきちんと選びます。上っ面の部分だけを受け取るのではなく、その情報の背景も見ようとするのです。例えば、レストランの紹介記事1つにしても、主観で自分が食べた感想ばかりが書かれているものよりも、お店の人にきちんと話を聞いて、その料理の美味しさの秘訣などを書かれている記事の方が、深みもあるし、説得力も生まれます。その方が、自分も友達とそのお店に行ったときには、「ここのお店の隠し味はチョコレートなんだって!」など、話題も増えるものですしね。レビューサイトを参考にするときの注意点とは世の中には、ブログ、口コミサイトなど、一般の人たちが「信憑性」や「責任感」を気にしないで書かれているものもたくさんあります。そんな情報に触れたときも注意が必要です。子供おばさんは、口コミ・レビューサイトを信じてしまいがちです。でも、そういったレビューが書かれているサイトには、それを書いている人の年齢も分からなければ、職業、住んでいる地域、出身地などが表示されていないことも少なくありません。それはどういうことなのかと言えば、グルメのレビューでは、東北出身の人が「味が薄い」と悪口を書いたり、関西の人が「味が濃い」と文句を言ったりすることもあり得るということです。また、インドに住んでいた人が「スパイスが物足りない」と思うようなインドカレーでも、行ったことがない人にしてみたら、日本人好みの味付けになって食べやすい、なんてこともあるでしょう。その人の背景が分からなければ、その人のレビューが自分にも当てはまるかどうかなんて、分からないのです。それと同じように、映画や本は、その人の年齢や精神の成熟度によっても感じ方は違うはずです。20代の人には「面白い作品」でも、60代の人には「子供っぽい内容」だと思うこともあるでしょう。また、年間どれだけの映画を見ている人なのか、文章の読解力がどれだけある人なのかなどによっても、随分、感じ方は変わってきます。基本、自分に当てはまるような作品は、感情移入しやすくて面白いと感じることもありますしね。それで言うと、少なくともユーザーの年齢、職業、居住地、出身地、好きなもの(店、作品)などが分からない状態のレビューというのは、何とも信頼性の低いものです。そもそも自分と価値観やセンスが合う人かどうかも分からないですしね。 そればかりではなく、レビューの評価ばかりを信じて、自分が選ぶものを決めてしまったら、自分自身も“平均的な面白みの少ない人間”になってしまう可能性もあります。映画や本、音楽などの作品は、「誰にとっても分かりやすい」ものの方が評価されることも少なくありませんし、そういうものばかりに触れてしまうと、枠を超えたユニークなものを受け入れられる力がなくなってきますしね。結局、映画や本、音楽も興味を持ったものは、実際に触れてみないと、自分にとってどうなのか?は分からないもの。もしかしたら他の人にとっては駄作でも、自分にはなにか大切な気付きを与え、人生を変えてくれるような作品であるかもしれないのです。だから、レビューの悪口を信じて興味を失ってしまったら、幸せになるチャンスを1つ失ってしまうことだってあるのです。自分が興味を持つことというのは、なにか人智を超えた大きな力によって出合わせられていることも、多々ありますしね。世の中には人生の良薬になる情報もあれば、毒になるような情報も溢れています。読み手のことを考えて発信している情報ばかりではありません。でも、結局のところ、どれを選択するかは自分次第です。信頼性のない情報を鵜呑みにしないように気を付けたいものですね。■子供おばさん…自分で信じられる情報かを判断できないので、信頼性のない情報に踊らされる。■大人女子…信憑性のない情報かどうかを見抜き、鵜呑みにしない。Written by コラムニスト・ひかり
2018年02月24日子供おばさんは「自分の情報発信が、人を不幸にする可能性がある」ことを理解していません。例えばブログやSNSにいい加減な情報を流すことに対しても何の罪の意識もありません。それを読んで信じてしまう人に対して、何の責任も感じないので、そんなことができてしまうのです。たとえ素人のブログであっても、影響力はあります。時としてそれを読んだブログのファンの1人の人生を不幸に導いてしまうことだってあるのです。もちろん、そんな人の言葉を信じてしまう方にも落ち度はありますが、それでもやはり何かを発信するということは、何かしら人に影響を与えてしまうものなのだという認識がないのは、問題があります。大人女子は、SNSに書き込むときは、自分が発信する言葉によって、受け手が不愉快な思いをしないか、慎重に考えながら発信します。ネットに何かを発信するというのは、「世界中の人の人に伝えている」と言っても過言ではないことを理解しているからです。単に自分の感情を吐き出したいだけであれば、自分1人が読むノートに書けばいいだけのことです。わざわざ人目に触れるネットに書き込んで「誰かに読ませたい」と思うのであれば、「その相手がどう思うのか?」まで考えなくてはいけないものです。子供おばさんは、レビューにも心無い言葉を投げかけるそれで言うと、巷に溢れている一般人による口コミ・レビューにも、問題は溢れています。子供おばさんは「自分がその商品を気に入らない」というだけで、平気で悪口を書きこみます。でも、単に自分には合わないだけのことで、他の人にとっては理想的で、それによって幸せになることもあるかもしれません。つまり、「自分のレビューによって、その人が幸せになるチャンスを奪っていることもある」と言えるのです(※もちろん不良品の場合はクレームをつけた方がいいですが、その場合はレビューではなく、カスタマーセンターや他の然るべきところに連絡すべき)。物に限らず、グルメ、映画、本のクチコミも同様です。自分は美味しくなかったものが、人にとってまずいとは限りません。映画や本にしても、自分の好みに合わなくても、その作品で心が救われる人だっているかもしれません。心無いレビューによって、それに出会ったら幸せになれる可能性のある人、さらにお店や制作側の人間に迷惑をかけることだってあるでしょう。更に言えば、自分がそんな悪口まみれのレビューを書いていることを、「大切な人に知られても平気」なんて思える人は稀です。そんな人に知られたくない自分でいればいるほど、人に見せている姿と見せていない醜い自分のギャップに苦しむのは、自分自身です。大人女子は、自分がいいと感じ、応援したいと思ったものに対してオススメのレビューを書くことはあっても、合わなかったものに対しては、わざわざ悪口を書くことはしません。そこまで自分の感覚が絶対だとは思っていないし、そもそも悪口を書くことに自分の大切な時間と労力を使うよりも、もっと自分も人も幸せになることに使いたいと思うからです。何かを表現するときには、「誰に」「何を」発信するのか、というのを考えるのは重要なことです。あなたが発言したいことは、「本当にネットで書かなくてはいけないことなのか」というのも、よく考えた方がいいでしょう。「相手に役立つこと、人が幸せになれることを発言したい」ということを考えられるようになってようやく、自分の発言が人の心に届くようになるものです。そこには真心がありますしね。相手のためにも、結果的には自分のためにも、読み手(受け手)を幸せな気持ちにさせる言葉を発信できる人でありたいものですね。■子供おばさん…自分の発言の責任を感じていないので、ブログや口コミなどでいい加減なことを書きこむ。■大人女子…ネットで発信をするときは、色々な受け手のことを考えて発信するので、読んだ人から受け入れられる。Written by コラムニスト・ひかり
2018年02月19日子どもたちの習い事についての考え方は、各家庭によって異なります。するかしないか、いくらかけるか、何を選ぶか、いくつ通うのかなど、習い事には多くの選択肢がつきまといます。今回はママたちが子どもの習い事についてどのように考え行動しているのか、対象を幼児に絞って調べてみました。■幼児の習い事にかける費用は減少!?「ベネッセ教育総合研究所」が習い事などにかける費用を調べた2017年の調査結果で、幼児について1ヶ月あたりの平均費用が8年前に比べて約700円減っていることがわかりました。さらに、2016年に文部科学省が行った「子供の学習費調査」の「学校外活動費」では、幼稚園に通う幼児のこれらの経費が、2006年に比べて約900円減少していました。現在、保育園に通う子供が2006年に比べて約150万件増加しています。ですが、4~6歳の子どもについては、保育園児より幼稚園児の方が1ヶ月あたりの教育費が1000円ほど高いことがわかっています。こうしたことを踏まえると、さらに幼児の習い事にかける金額は減っていると考えることができそうです。■共働き家庭の増加も習い事費用減少の原因?なぜ幼児の習い事にかける金額が減っているのでしょうか。●共働き家庭の増加共働き家庭が増えたことで、平日に習い事の送迎ができない家庭が多くなっていることです。土日に習い事をしたり、習い事ができる園に通ったりするなどの工夫をしている人も多いですが、時間がない中で、できる習い事の数はどうしても少なくなりがちです。●幼稚園や保育園にかかる費用の増加園にかかる費用が年々増えていることです。ベネッセ教育総合研究所によると、園にかかる1ヶ月あたりの費用について、幼稚園児では2010年から2015年にかけて、約1500円高くなっていました。また、保育園児では約2500円増えたことがわかっています。園にかかる費用が習い事にかける費用を圧迫していると考えることができそうです。幼児の習い事にかける費用の減少は、時間とお金の制約があるといえそうです。■ママたちの習い事事情とは実際に幼児がいるママは、習い事についてどう考えて、行動しているでしょうか。話を聞いてみました。「上の子が土曜日にピアノを習っていますが、行事や予定が入ることが多く、平日に変更してもらうこともあります。その場合には、同居している義父母に送り迎えをお願いしていますが、義父母がいなかったら習い事に通わせるのは難しいのが状況です。得意なことが一つでもあると、自分の自信につながると思うので、習い事はできるだけ続けさせてあげたいと思っています」(公務員30代/4歳と2歳の女の子)「平日に幼稚園の中でできる体操教室と音楽教室を選びました。決め手は、送り迎えがないことで、本当に助かっています。仕事で平日はヘトヘトになって、習い事の送り迎えはとてもできません。今年から土曜日にも英会話を習い始めましたが、自分は子どもが習い事をしている間に買い物をすませて時間を有効活用しています」(飲食店パート40代/4歳の男の子)「習い事は、質や通いやすさよりも、その安さを重視してしまいます。夏に都市部に引っ越して、幼稚園に払う費用が2万円台から4万円代に増えました。本当はこだわりたいのですが、子どもが興味を持ったことは何でもさせてあげたいので、できるだけ安いものをたくさん選びたいと考えています。下の子もいるので、数年後の出費が不安ですが、パートなどしてできるだけ希望の習い事をさせてあげたいです」(専業主婦30代/5歳と2歳の男の子)どのママも、自分たちの置かれた状況の中で、できるだけ子どもたちにあった習い事をさせてあげたいと考えていました。必須ではない幼児の習い事。そこには時間やお金の制約がある中で、子どもたちの将来を見据えたママたちの思いが詰まっているのかもしれません。習い事の選び方に正解や不正解はありませんが、子どもたちの個性を一番わかっているママだからこそ、フォローできることがたくさんありそうです。幼児期の習い事は、その後の人生にどれだけ影響を与えるのか、はっきりとはわかりません。きっと重要なのは、何をするかではなく、なぜそれを選んだかなのではないでしょうか。幼児を持つママにとって、時間とお金の制約は厳しい現実ではありますが、制約があるからこそ、子どもたちにとってどんな習い事がいいのか、しっかり選択していきたいものですね。【参考文献】・ベネッセ教育総合研究所: 学校外教育活動に関する調査 2017 3歳から17歳までの子どもの子どもを持つ母親への保護者(母親)の教育に関する意識と子どもの学校外教育活動の実態・文部科学省: 「子供の学習費調査」 幼稚園と小学校、中学校、高校に通う子の保護者が対象。「学校外活動費」とは、学校以外で学習するために支出した経費と、けいこごとや学習活動、スポーツ、文化活動などに要した経費のこと。・ベネッセ教育総合研究所: 「第5回 幼児の生活アンケート レポート[2016年] 」
2018年02月04日日々の生活に潤いを与えると同時に、スキルアップさせてくれる「大人の習い事」。そこでの出会いがきっかけで、お付き合いしているカップルが意外に多いことをご存知ですか?教室には同じような趣味や目的を持った人たちが集まるので、共通の話題も多く、意気投合しやすいようです。そこで今回は、素敵な出会いがありそうな習い事に注目してみました。■出会いを期待できる習い事って?男性にも人気の習い事には、素敵な出会いのチャンスがいっぱい。◎コーヒー豆の種類や淹れ方など、奥が深いコーヒーは男女問わず人気の習い事のひとつ。お互いに好きな味やお店を紹介し合えば、一緒に飲みに行ったりと自然な形でデートにつなげられるでしょう。◎カメラカメラも大人に人気の習い事。作品を見せ合う、一緒に撮影に出かけるなど、コミュニケーションを取りやすいのも大きな魅力です。モデルになってほしいなんて言われたら、思わずドキっとしてしまいそうですね。◎ダイビング雄大な自然を体感できるダイビングは、趣味をかねて資格を取得できるスクールが人気です。海中で手を取り合ったり、風景に感動したりするうちに仲良くなっていくそう。非日常的な空間ゆえにお互いがより魅力的に見え、恋愛に発展する可能性が高いのかもしれません。◎語学スクール語学教室にも出会いはあります。レッスン中に趣味や仕事、好きな食べ物など自分自身のことを話す機会が多いので、相手の情報が自然とわかり、日本語での会話にも困りません。仲良くなってお付き合いが始まったら、語学力を活かすべく、旅行の計画を立てたりするのもいいですね。■習い事での出会いは、ここが素敵!習い事での出会いにはたくさんのメリットがあります。実際に、習い事を通してパートナーと出会った人々にコメントをもらいました。◎共通の趣味を楽しめる「自分の好きなことを好きな人と一緒にできるなんて最高ですよ」(36歳/針灸師/男性)同じ趣味趣向の人が集まっているので、お互いに楽しい時間を過ごすことができます。◎お互いに趣味の時間を大切にする「休日に自分の趣味を優先しても、すんなり受け入れてくれる彼女。お互いに自分一人の時間を大事にできることが長続きの秘訣かなって」(32歳/自動車整備/男性)趣味を大事にする、という価値観が一致しているので、休日も思う存分、趣味に費やすことができそうです。◎デートのきっかけを作りやすい「カメラ教室で課題が出たとき『一緒に植物園で撮らない?』とちゃっかりデートに誘うことに成功。彼との距離がグッと近づきました」(30歳/アパレル/女性)習ったことを実践するために2人で出かけるなど、デートに誘いやすいのも習い事ならではの魅力と言えるでしょう。習い事がきっかけで、みごと交際実際に習い事で出会い、お付き合いや結婚に至った男女の体験談も集めました。「音楽教室でボーカルレッスンを受けていました。発表会で楽器クラスとコラボしたときに知り合ったのがドラムをたたいていた主人。私たち夫婦と友達とでバンドを組み、今も共通の趣味を楽しんでいます」(32歳/リトミック講師/女性)「フラダンス教室でカネ(男性)ダンサーと出会いました。コンバイン(男女で踊る踊り)でペアになり、練習を重ねるうちに惹かれ合って交際スタート。大会前は練習に時間を取られてなかなか会えないこともあるけど、ひたむきに努力する彼を尊敬しています」(30歳/飲食店経営/女性)「妻と知り合ったきっかけはゴルフ教室のグループレッスンです。練習場でしか会えないのがもどかしく、思いきって『一緒にコースを周りませんか』と誘いました。結婚後も月1ペースでコースに出ています」(35歳/営業/男性)出会いのある習い事って、結構いろいろあるんですね。自分を輝かせてくれる趣味や特技を身につける中で、人生のパートナーとも巡り合えるなんて最高だと思いませんか?■偶然の出会いを得られる友人の紹介や合コンなどと違い、偶然の出会いを見つけられる習い事。価値観が似ているので、お付き合いに発展しても長続きするカップルがたくさんいるみたいです。今年はまだ始まったばかり。心機一転、習い事に通って自分磨きをするとともに、運命のお相手を探してみてはいかがでしょうか。ライタープロフィールsacchi異色の経歴をもち、現在は一児の母とピアノ講師、ハンドメイド作家をかけもちするライター。音楽、美しいものや可愛いもの、綺麗な景色などが特に好きで、何にでも好奇心旺盛なアラサー女子です。人やものとのさまざまな出会いの中で、さらに人間を磨いて日々精力的に活動中。
2018年02月03日新年を迎え、神社やお寺に初詣に行った人も多いと思います。そんなとき子供おばさんは、他力本願の願い事をしがちです。例えば、「いい人に出会えますように!」とお願いをしたところで、家と会社の往復だけの生活をしていたら、なかなか出会いなんてないものです。さらに、自分にいい人を見抜く目がなければ、たとえ出会っていても気付かないでしょう。さらに、「結婚できますように!」と願う子供おばさんは、家事もできないまま、結婚したいと思っています。それでは、結婚願望のある男性と出会えたとしても、「結婚したい」と思われないことも多いでしょうし、もし結婚できたとしても、パートナーを幸せにできるような人にならなければ、家庭内は地獄となるでしょう。仕事に関して、お願いごとをする子供おばさんもいます。でも、「出世しますように!」と願ったところで、神様が与えてくれるのは、「出世するためのチャンス」までのことも多いもの。日頃から、チャンスがきたときにものにできる準備をしていなければ、そのときがきても失敗し、むしろ評価を落としてしまうこともあります。もちろん物事には、人智を超えた、縁や運、タイミングがあるので、それを神様にお願いすることは間違いではありませんが、他力本願で願うだけではく、それを叶えられる自分にならないといけないのです。 例えば、先ほどの願い事を抱くのであれば、「いい人が出会えたら、ハートを射止められるくらい魅力的になろう」「結婚できるように、いい奥さんになれる準備をしておこう」「出世できるように、日頃から実力をつけておこう」と、自分でも叶うような努力をしないといけないんですよね。大人女子は“より広い視野で見た願い”を抱くさらに、願い事を抱くとき、実はとても大切なことがあります。それは、「広い視野で見た願い事を持つこと」です。大人女子は、子供おばさんとは違って、「自分だけの幸せではなく、自分の周りの人やより多くの人が幸せになること」を願います。 自分だけが幸せになる願い事が叶った場合、それによって不幸になる人が現れることも少なくないので、色々なトラブルが起こり、すぐに失うこともあります。例えば、大した実力もないのに、運よく出世をしてしまったら、部下はもちろんのこと、会社全体の不利益になることもあるもの。それでは、降格になる日も近いでしょう。お願いごとをするのであれば、「自分が出世をすることで、より会社が発展させ、社員みんなを幸せにしたい」くらい、自分だけのことではなく、会社全体のことまで考えられるくらいになった方がいいもの。そうしたら、今、自分がしなくてはいけないことも、おのずと見えてくるし、それだけの実力と心の器を持てるようになれば、現実的に、あなたの出世を応援する人も増えるものです。例えば、「玉の輿に乗れますように!」なんてお願いしたところで、実際に結婚して、パートナーに対して何のサポートもしないで、相手のお金を食いつぶしていたら、いつか離婚届を叩きつけられることだってあるでしょう。もしパートナーが仕事で成功してお金持ちになったような人の場合は、休みなく仕事に没頭するタイプであることも多いもの。その場合は、夫が休日に仕事に行ってしまっても、嫌な顔をせず、帰ってきたら美味しいご飯で彼を癒せるくらいの妻にならないとうまくいかないことも。つまり、精神的な自立を身に付けるのはもちろんのこと、忙しい相手を癒すための料理など、何かしらの技術を磨いた方がいいこともあります。結局、実力の伴わない幸せを得たところで、それを“維持する力”がなければ失うもの早いですし、いい思いをした分、地獄に突き落とされます。だからこそ、単に他力本願の願いを持つのではなく、“願い事が叶うのにふさわしい自分”になるように心がけたいものですね。■子供おばさん…他力本願の願い事を抱き、運よく叶っても、維持できずに失い、不幸になる。■大人女子…願い事が叶うのにふさわしい自分になり、叶ったときにはその幸せを維持する。Written by コラムニスト・ひかり
2018年01月29日今では種類も豊富になった大人の習い事。運動だけでなく、書道や茶道などの日本文化に親しめるものやアート系などひとりでも参加しやすいものも増えているようです。パパママ世代で、大人の習い事をしている人はどれくらいいるのでしょうか。Q.大人の習い事、してる?したい?1.している 14.0%2.していないが、したいと思う 58.6%3.していない 27.4%していないが、したいと思うが58.6%ともっとも多い結果になりました。仕事や育児・家事に振り回されるなかでも、自分だけの楽しみを見つけたいと思っているパパママ世代が多いのかもしれません。■私たちが大人になって始めた習い事はコレ大人になって始める習い事として人気なのは、自分だけの静かな時間を持てること。そば打ちや書道や絵手紙などひとりでできるものが始めやすいようです。「これまでには、そば打ち教室と男の料理教室に通いました」(茨城県 40代男性)「スクラップブッキングを月1で習っています」(神奈川県 40代女性)「最近、絵手紙を習い始めました。月1回なので無理なく続けられて、普段使わない集中力を研ぎ澄ます非日常が新鮮です」(神奈川県 40代女性)「子どものころイヤイヤやっていた書道。今、やりたいです。墨汁の匂いと、静寂な空気の中で、精神を落ち着けて集中したいです」(神奈川県 40代女性)■やりたいけどお金と時間の余裕がない!パパママ世代ならではの悩みがお金と時間の問題。ここさえクリアできれば、大人の習い事をしてみたいという人も。でも、実際は自分に使うよりも子どもに投資したいという意見が多くありました。「してみたいけど、本当に時間がない。仕事が忙しくて子どもと過ごす時間も少ないから、時間があれば家族で過ごす時間のほうが欲しい」(愛知県 30代女性)「時間とお金に有り余るくらい余裕があれば、資格のひとつも取りたいと思うけど、自分より未来ある子どもたちにお金をかけてあげたいかな」(神奈川県 30代女性)「息子が小学生になり、時間が少し出てきたころからやりたいと思っているけど、なかなか自分にはお金をかけられない。本当にやりたいと思っているんだけど…」(神奈川県 40代女性)■将来の夢や仕事に役立てた習い事もおすすめただの習い事から師範を目指すにまでなる人もいました。将来独立のための第一歩になったり、直接的ではなくても仕事にプラスになる習い事を始めるのもいいかもしれませんね。「数年前から茶道を習ってます。最初はなんとなく興味があって始めたのですが、今は楽しくて仕方ないです。調理師免許を持っているので、何かできないかな〜と考え中です」(北海道 40代女性)「日・月曜休みなので、日曜日は家族と過ごして、月曜日は習い事の時間にあてています。習っているのはバルーンアート。子ども向けの仕事なので、仕事でも役立ちます。バルーンで子どもに何か作ってあげられるし、大きなものも作れるようになったので楽しいです」(愛知県 40代女性)「書道。師範目指してます」(埼玉県 40代女性)Q.大人の習い事、してる?したい?アンケート回答数:6539件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2018年01月19日子供おばさんは、パートナー選びに、自分にとって「都合のいい相手」「役に立つ相手」ばかりを探します。仮に運よく、そういう相手と出会い、恋愛をしたところで関係は長続きしません。もっと条件のいい相手がいると、気持ちがそっちに向かうし、逆にそんな彼女と付き合う相手もそういう思考の人が多いので、フラれることも少なくありません。そうやって「より良い条件のいい相手」を求めて、渡り歩いてしまうのです。世の中には上には上がいるので、パートナーよりも条件のいい人は、いくらでもいるでしょう。逆に自分よりも条件のいい人もいくらでもいるでしょう。でも、「それでも、この人がいい」「自分にはこの人しかいない」と思えるほどの“代わりのいない関係”をどう作るのか?が、パートナーシップのポイントでもあるのです。もし別れが訪れたとしても、条件だけを考えればもっと素敵な人はいるのだから、「また新たなパートナーを作ればいい」なんて思いがちですが、実際は、一緒に過ごした月日で、「彼(彼女)でなくてはいけない」と思えるほどの2人だけの経験、絆があればあるほど、代わりはなかなか見つからないもの。時に、誤って別れてしまったとしても、それがあるかどうかで、また「元に戻る」ことだってあるものですしね。そんな関係を目指せるのか、それとも、あくまでも自分の都合の良さばかりを優先するのかで、「大人女子と子供おばさんの違い」が出てきます。大人女子は、子供おばさんとは違って、「この人だ」と思う人に出会えたら、腹をくくって、“代わりのいない関係”を築いていきます。だからこそ、幸せになれるのです。“代わりのいない関係”を築くには?では、“代わりのいない関係”を築くために大切なことは何でしょうか?色々な方法があるとは思いますが、1つポイントを挙げるとすれば、誰かの真似事ではなく、2人だけのルールや習慣、ブーム、秘密などを持つことです。例えば、2人だけの流行語があると、会話が楽しくなることもあります。また、2人だけのユニークなブームや、誰にも言えない秘密があったりすると、より関係が親密になります。人は、自分のちょっと変わったクセを相手に受け止めてもらうと安らぎを得たり、逆にパートナーから他の人には見せないような変な部分も見せてもらったりすると、喜びを感じるものです。そんな積み重ねがお互いの関係を作り上げていくものなんですよね。そうすると、上っ面の条件が合うか合わないか、なんてどうでもよくなるくらいに、彼(彼女)でなくてはならなくなってくるし、どんな障害が訪れても、「一緒に乗り越えたい」と思えてくるもの。さらに、パートナーよりもルックスや条件がいい人が現れても、「今の彼(彼女)と別れて、そっちに行きたい」なんて思わなくなるものでしょう。そんな関係を築くことが、本当のパートナーシップと言えるのです。とはいえ、パートナーシップは、1人だけでできることではなく、相手あってのことなので、難しいものなんですけどね。ただ、本当の意味で、幸せな恋愛をしたいのであれば、相手の条件なんてどうでもよくなるくらいに、唯一無二の関係を築くことを目指したいものですね。・子供おばさん…自分にとって都合のいいパートナーを求めて、より「条件のいい人」を探し続ける。・大人女子…「この人だ」と思う人に出会えたら、腹をくくって、“代わりのいない関係”を築く。Written by コラムニスト・ひかり
2018年01月02日こんにちは。ママライターのamuです。早い子は赤ちゃんの頃からベビースイミングを始めるなど、習い事をさせるママは、昔よりずいぶん多くなったと思います。サッカーや野球は土日がつぶれがちで親の打ち上げが多いなど、それぞれ特徴もあり、習わせてみてはじめてわかることって意外とあるんですよね。そこで、習い事別あるあるをまとめてみることにしました。●スイミング「なかなか平泳ぎを教えてくれない」(30代、小4男の子のママ)平泳ぎの前にバタフライを教えるスクールが多いそうです。学校では平泳ぎができないと級があがらないため、パパが週末にプールに連れて行って教えたという人が多いとのこと。「他の習い事より、コーチが変わる頻度が高い」(30代、小4女の子のママ)ピアノなどはずっと同じ先生だし、好きな先生が変わってしまう とさみしいですね。「マラソンやトライアスロンの、子どもの大会で遭遇率が高い」(30代、小5男の子のママ)水泳をしている子は、トライアスロンにチャレンジすることが多いんですね。遠目の会場でも遭遇することがあるそうです。●英会話「発表会がないし、家では日本語なので、あまり身についているとは思えないけど、耳だけは鍛えられている気がする」(30代、小4女の子のママ)娘も英会話スクールに通っていますが、スペルは書けないけどCDでのヒアリング問題は解けているけど、耳にとってはいい のかなと感じます。「積極的になった」(30代、小5男の子のママ)とにかく話さないといけないし、グループレッスンで一人一人質問されるし、ゲームもするので、みんな自然と仲良くなります 。緊張せずに発言できるかどうかは、場数と慣れですよね。●体操教室「運動神経がいい子とよくない子の差が顕著に出る。うちは、この分野は伸びないなと思って、早々に辞めてしまった」(30代、小5男の子のママ)跳び箱など、できる子は初めからできる んですよね。「園でお迎え時間後体操が習えるので、託児所代わりに行かせているママも多く、小学生になるとほとんどが辞めてしまう」(30代、小5女の子のママ)同じ幼稚園の友達がやっているからという理由で習わせるママが多い習い事だそうです。●チアダンス「遠征が多い。女子大や体育館など、遠くまで行く」(30代、小5女の子のママ)また、トップに乗る子は目立つけど、いつも後ろで支えるだけの子はつまらなくなって辞めてしまう ことも多いそうです。体はすごく柔らかくなるし、筋肉もつき、笑顔も習慣になる のは、とてもいいことですよね。●バレエ「衣装代やトゥシューズ、発表会費用が高い」(30代、小5女の子のママ)これはよく聞きます。トゥシューズもすぐダメになってしまうから頻繁に買うとか。姿勢がよくなる、首が長くなる、スリムをキープできる など、女子にとっては恩恵が大きそう!憧れの習い事ですね。また、ママがもともとやっていたり、宝塚や劇団四季ファンだったりすることも多いそうですよ。●ダンス「有名なダンススクールは、発表会の規模が大きく出費も多く、会場が東京、千葉、埼玉、神奈川と遠い。リハーサルと本番二日間行くのが普通。チケットは必要なくても何枚か買わなくてはいけない」(30代、小5女の子のママ)スクールがある地域のイベントに出ることはほとんどないので、地域の祭りで踊ったり、地域で友達とワイワイ楽しく踊ることが目的なら、その場所にしかないようなスクールを選んだほうがいいと思います。娘もダンススクールに行っていますが、ヒップホップ以外にも、ジャズやロック、ハウスなどさまざまなジャンルがあって驚きました。テーマパークで踊るためのダンスを教えてくれる専門スクールまであるそうです。●習字「字が綺麗になるだけでなく、漢字を覚えたり、集中力がついたりした。月謝くらいしかかからないのがよかった」(30代、小5女の子のママ)一人じゃすぐ音をあげてしまう正座も、みんながやっていたら頑張れるもの。週に一回でも心を無にする時間を持てるのはいいですよね。●ピアノ「左右違う動きで指を動かすから、苦戦しながらもかなり脳トレになっている感じがする。指先も器用で強くなった。でも、握力は弱いままなのが不思議」(30代、小5女の子のママ)握力には関係無いんですね。また、ピアノを習っていればピアノの先生になれると思っていたママが多かったです。そのためには音大を出たり、ずっとピアノを続けないといけないんですよね。でも、音楽会の合唱でピアノ伴奏をしている子は憧れの対象だったし、幼稚園の先生などはピアノ技術が必須なので、将来の選択肢を広げられるのも素敵ですね。ピアノの発表会はお客さんは無料のことが多く、誘いやすいとの声もありました。●武道「剣道や空手、合気道教室など武道系の習い事は、特撮系が好きなヤンチャな子と、お父さんが硬派で厳しくしつけられた子と両方いて、女の子もたまにいる」(30代、小5男の子のママ)女の子の武道着も素敵ですね。体を鍛えるのはもちろん、礼儀作法を身につけたりできるのも魅力的 です。市民体育館や公民館、学校の体育館などで良心的な値段で教室が開かれていることも多く、親子で習える教室というのもみかけます。●サッカーチーム、野球チーム「チームによって雰囲気が全然違う。和気藹々ゆるめに活動しているところや、厳しい練習をしてレギュラー争いをしているところなど」(30代、小5男の子のママ)親のやる気度合いもチームにより、「親の出番は送迎のみ」というところもあれば当番や保護者会があるなど、近所だから入ったけどついていけなくて辞めてしまうという声もありました。サッカーを辞めてテニスに行くという子がとても多いそうです。サッカーや野球は、集団行動やチームプレイを身につけられるし、試合あとに親子みんなで泣いたり、青春を味わえてよかったというママもいましたよ。自分に合った楽しくて、上達できる習い事に出会えることって、とても幸せなことなんだなと思いました。●ライター/amu●モデル/椎葉咲子
2017年12月07日水泳やピアノなど人気の習い事だけでなく、最近では英語やプログラミング、料理などさまざまな習い事があるようです。そこで、お子さんたちにいくつ習い事をさせているかを聞いてみました。Q.お子さまにいくつ習い事をさせていますか?1.1つ 35.1%2.2つ 26.6%3.3つ 13.2%4.4つ以上 4.8%5.何も習わせていない 20.2%もっとも多いのは1つで35.1%という結果になりました。何も習わせていない人は20.2%ということですので、約80%の人が子どもに何かしらの習い事をさせていることがわかります。■本人が頑張っているから親としては続けさせたい!たくさん習い事をさせている親は、子どもの頑張る姿を見てついつい増えてしまったようです。好きで続けられるのであれば、交友関係も広がりますし、良い経験になりそうですね。「子どもそれぞれに合わせて1〜3つ習わせています。スイミングは喘息予防にやらせています。それぞれ送迎なども大変ですが、頑張っている子どもたちを見て、私が元気をもらっている感じ」(宮城県 30代女性)「小2と小3の男子です。習字、スイミング、ピアノ、ダンス。そろばんもやらせたいなぁ」(茨城県 30代女性)「メインは3つですが、不定期なものを含めると7つに今年は増え、イベントが重ならないかとヒヤヒヤ。他学年や他校にお友だちができたりすることで、担任の先生から挨拶がとても良いとお褒めの言葉もいただきました」(神奈川県 40代女性)「小学6年、5年、2年の3人の息子は、みんなスイミングとバスケットをやっています。長男1人が習い事をすると、弟たちもやりたがる。大変だけど、頑張っている姿を見ると親としても頑張らなければと思います」(神奈川県 40代男性)■習わせていない人は経済的な理由がほとんど習い事をしている子どもが当たり前になりつつある今、習い事をさせていない親は経済的な理由が多いようです。子どもに「習い事をしたい」と言われて辛い気持ちになる親も。「うちのマンションはいくつも習い事をしている子がたくさんいて、習い事をしていないうちの子は『えっ、何もしてないの?』と言われる始末。家計が厳しいから仕方ないけど、かわいそうかなと思っています」(神奈川県 30代女性)「生活するのが大変で何も習わせられません」(神奈川県 30代女性)「義父の介護施設代、義兄の借金返済中。習わせたいし、本人も習いたいって言ってるけど、我慢してます。あと1年で完済なのでそのときはやりたいことをやらせるつもりです」(愛媛県 40代女性)「格差社会ですよね。習わせてあげたいのに、それさえできないのが親として情けないです」(宮崎県 40代女性)■たくさんの習い事より1つに打ち込んだ方が効果的子どもが興味があるものをたくさん習わせるのもいいけど、夢中になれる1つに絞って集中的にやるほうが身につくという人もいました。どんな習い事でも、毎日練習をした方が上達も早いですし、絞れるなら1つにするのもありかも。「たくさんの習い事より夢中になれるもの1つでいいと考えています。お友だちとの遊びからも学んでほしいです」(青森県 40代女性)「息子は市の体育館で、合気道を10年習っていました。今は高校が忙しくお休みをしていますが、また大学になったら始めたいそうです。高校の推薦試験のプレゼンでも合気道をしました」(東京都 40代女性)Q.お子さまにいくつ習い事をさせていますか?アンケート回答数:8504件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2017年12月04日日々子育てに追われているママたち、自分のための時間はとれていますか?習い事でリフレッシュをしたり、自己投資をしているみなさんに、現在何を習っているのか、またいくらくらい使っているのか、習い事選びの失敗談など、ママの習い事について聞いてみました。子育てママの習い事、いくら使う?回答をしてくれた151人の内訳は、主婦48人、フルタイムワーカー57人、パート・アルバイト40人、その他6人でした。95%の家庭に子どもがいます。子どもの習い事や教育費にも結構なお金が必要ですが、ママ自身にはいくら使っているのでしょう?子どもの人数や働き方など家庭の状況で異なりますが、一番多かったのは5000円までで、113人。次いで10000円まで31人。中には20000円以上かけている人も。トップ3はヨガ、スポーツジム、料理教室人気の習い事トップ3は、“ヨガ”、“スポーツクラブ・ジム”、“料理教室”。スポーツクラブ・ジムでは、トレーニング以外にも、バランスボール、ストレッチダンス、エアロビなどもあり、健康とスタイル維持のために通う人も多いよう。ニューヨーク発祥の珍しいダンスエクササイズ“バレトン”をやっているママも。(※バレトンとは・・・バレエダンサーが開発した、バレエと全身の筋肉を整えるエクササイズで、有酸素運動になるのでダイエットに有効らしい)親子で料理教室に通うぢゅぢさん(42歳)は、「子どもと料理ができるので楽しいし、食育になる」。レッスン後に家でも楽しめる、パン作りやお菓子教室も不動の人気です。ピアノ、バイオリン、フルート、ウクレレ、和太鼓などの楽器や音楽は憧れの習い事。ピアノを30年続けてきたナポリタンさん(39歳)は、親子で連弾する夢に向かってピアノを習い続けているそう。書道やペン習字も、大人のたしなみとして魅力的な習い事。英会話などの語学や、パソコン、医療事務、簿記など仕事で役立つ資格系も人気でした。どのくらいの期間、習い事を続けていますか?習い事をやめた理由は?習い始めて半年以内が全体の45%、次いで1年が18%、2年以内が15%、4年以上続けている方が15%でした。習い事をやめた理由で一番多かったのは「時間の確保が難しくなった」43%、「出費が増えた」21%、「通うのが大変」18%。「仕事が忙しいのに気晴らしに習い事を始めたが、結局時間がなくて行かなくなった」(アイラさん40歳)。自分の習い事を続けるのが、いかに大変かわかります。習い事を長く続けてよかった点は?しかし、中には3~4年以上習い続けている人もいます。料理やお菓子教室に通うはるるんさん(29歳)、「料理のレパートリーが増え、パンやお菓子作りの技術が身についた。作ったものを持ち帰り、家族で食べるのも楽しみの一つ」。書道とフルートを続けるIsokichiさん(42歳)「才能はイマイチでも、1歩1歩が積み重なればそれなりになる」、勇気をもらえる言葉ですね。「フィギュアスケート:体力維持、上達したと感じられる達成感」(もりこさん42歳)、「ジム:健康・ダイエット・ストレス発散」(匿名さん39歳)「英語:ビジネス英語が分かるようになった」(匿名さん33歳)など、ある程度続けることで結果や成果が見えるようになると、自然とモチベーションも上がり、継続することができるようです。習い事選びの失敗談。今後は何を習いたい?習い事選びで失敗してしまった! という話も聞いてみました。「“見学だけでも”と誘われて参加したら、会員登録されてしまった」(ぴよさん36歳)、「友達と一緒に見に行って、断りきれず入会したことがある」(もみじさん47歳)。「友だちにはその習い事が合ったようだが、自分には不向きで、友だちにやめると伝えるのが大変だった」(たーくんママさん40歳)。やはり自分が気になるものを、自分の時間で習うのが一番です。そのほか、「安いと思って入会したら、入ってからの出費が高かった」、「体験とは違う先生だった」と、料金や教室の雰囲気、また通う生徒の年齢層が違って失敗!ということもあるようです。最後に今後やってみたい習い事は?やはりヨガやピラティスなど、体を整えるものが人気。中にはキックボクシングや空手、少林寺などの格闘技系も!ストレス発散になり、ダイエットにもよさそうです。ダイエットといえばあのライザップが気になっている人も。アートクラフト系は、ポーセラーツやブリザーブドフラワー、つまみ細工、陶芸。英会話や中国語などの語学、パソコン、簿記などもあげられました。「子どもの名前や連絡帳を書く機会が増え、もう少しきれいな字で書きたいので書道を習いたい」(きのぴよさん32歳)、「娘が習っているのでピアノを習って教えてあげたい」(かおりんさん43歳)など、母になってからでも挑戦したい!新たに学びたいという意欲がモリモリです!今からでも遅くない、自分磨きの時間、自分の楽しい時間を探してみませんか?<文:フリーランス記者林未香>
2017年11月13日子供おばさんは、「自分がこんな大人になったのは、親の教育が悪かったからだ」と親のせいにします。もちろん親から虐待を受けたりして、心に深い傷を負っている場合は例外ですが、そうではなく、ある程度大人の年齢になっても、自分がうまく立ち回りができないのを「親の育て方」のせいにしている人は、ハッキリ言って、“お子ちゃま”です。大人女子は、どんな家庭環境であれ、ある程度大人の年齢になったら、自立をして、自力で自分を成長させていきます。大人になってもどんどん学び、変わっていくので、親の庇護下にいたとき以上に魅力的に変わっていきます。そんな彼女は、自分ができないことに対して親のせいになんてしません。「自分の能力が足りないなら、努力して身に付けよう」と思うだけです。もちろん子供の頃に身に付けた方が大人になって役立つ能力というのはあります。現実的に大人になってからバレエやピアノを始めても、プロとして成功する可能性は高くはないでしょう。ただ、大人女子は、そういうことも含め、今の大人になった自分ができることを見つけていきます。「自分が幸せになれないのは、子供の頃にこういった教育を受けなかったから」なんて、今更どうしようもないことに嘆くのではなく、今でもできることにチャレンジし、新たな夢を見つけ、叶えていくのです。子供おばさんは変われない誰にとっても、「自分が変わる」ことは、とても大変なことです。時として、自分の欠点をきちんと認め、反省しないと変われません。だから、心がヒリヒリする作業になることもあります。そんなとき、心の弱い人は、なにかしらの理由をつけて、「だから、自分はできないんだ」という言い訳をしがちです。それで多いのが「社会のせい」「会社のせい」「人のせい」、さらに「親の教育が悪かったせい」だと、自分以外のせいにすることなのです。でも、人は何歳になっても変われます。生まれ変わるくらいの気持ちになれば、何だってできます。今もし自分が変われないのだとしたら、それは単に努力をするのが嫌いで、頑固だからに過ぎません。つまり、自分の責任なのです。基本、変われない人の多くは、「人の話を聞けない」「本を読まない(学習しない)」「自分の心の弱さを認められない」傾向があります。それではいつまで経っても、変われませんよ?もちろん頭が柔らかくて純粋だった子供のうちに親から教わっていたら、すんなり受け入れられたことでも、今の自分ではなかなか受け入れられないことも多いかもしれません。でも、本当に幸せになりたければ、親のせいにばかりしていないで、最終的には自分が成長していくしかないんですよね。結局、人生はいつだって、「自分との戦い」なので、どんな環境に生まれ育ったのであれ、そこで自分を磨き、成長していくしかないし、そうしないと幸せにはなれません。人がどうこうしてくれることではなく、自分が能動的に変わっていくしないのです。今、自分が子供っぽいのは、親のせいではなく、大人の年齢になっても、自分を成長させていないから。つまり、自分のせいなんです。大人になったら、親から自立し、自分で自分を成長させられる人でありたいものですね。・子供おばさん…自分がうまくやっていけないのは、「親の教育が悪かったから」だと、親のせいにする。・大人女子…自分がうまくやっていけないのは、「自分の努力不足だ」と思い、成長する。Written by コラムニスト・ひかり
2017年10月31日「子どもの可能性を広げてあげたい」「園や学校以外の居場所を作ってあげたい」など、習い事を始めるきっかけはさまざま。でも、限られた時間とお金を使ってどんな習い事をしたらいいのか、子どもが「やめたい」と言ったらどう対応したらいいのかなど、悩みはつきません。そこで、幼児〜小学校高学年の子どもを持つ5人のママが集まって座談会を開催! 習い事をさせて良かったことや後悔していることなど、ホンネをざっくばらんに話してもらいました。座談会出席者Aさん:12歳と8歳、2人姉妹の母。「人生の幅が広がる」「仲間ができる」などの理由で、習い事には積極的。ダンス、水泳、テニス、ピアノ、バスケットボールなど、姉妹を同じ習い事に通わせている。Bさん:10歳のひとり娘を持つ。3歳から習っているバレエにはまり、バレリーナを目指して親子でハードな日々。一方で3歳から始めた絵画工作、4歳から始めたピアノも継続中。Cさん:8歳長女、4歳長男の母。長女は4歳から英語、5歳から水泳、7歳からそろばんを習っている。長男にはこれからスポーツ系の習い事をさせる予定。Dさん:10歳長女、7歳長男、3歳次女と3人の子どもがいるが、習い事に通っているのは長女のみ(6歳から絵画工作、7歳から学研)。長男は「友達と公園で遊ぶことが一番楽しい」という気持ちを尊重して、今も習い事なし。Eさん:8歳長女、 4歳長男の母。長女は3〜4歳に水泳、5〜6歳にダンス・演劇・歌、6〜7歳に水泳と1年単位で習い事を転々としている。現在は7歳から始めたアトリエ教室とテニススクールを継続中。■今も昔も変わらず、習い事の鉄板は水泳とピアノ!——私の周囲でも水泳とピアノを習っているお子さんが多いんですが、やはり人気なんですね。Aさん:うちの姉妹も両方やっていますよ。水泳は水遊びを楽しむためにも、生き抜く力をつけるためにも必要だと思い、私が強く勧めました。ピアノも自分がやっていて、「音楽は人生を豊かにする」と実感しているので、娘たちにも習わせています。Bさん:私もピアノが大好きなので、「一緒に弾けたらいいな」と娘にも習わせています。水泳はまったく興味がなかったんですが、ママ友に誘われて何となく始めたら、意外に良かった! 体が丈夫になり、病気をほとんどしなくなりました。Cさん:水泳はうちも5歳からやっていますが、きっかけは小学校の水泳授業を見学したことです。教えるスピードが遅く、「これではとても泳げるようにならない」と思ったんです。もともと海やプールが好きだった、というのもありますね。——お話を聞いていると、うちの5歳息子がまだ泳げないことが不安になってきました。体験レッスンに連れて行こうとしても「絶対いや!」と拒否されてしまう。もっと小さい頃から習わせておけばよかったと、後悔しています。Dさん:でも、習っていない子もたくさんいるのでそんなに心配はいらないですよ。うちの長男も泳ぐのが好きだからと体験レッスンに連れて行ったんですが、「教えられたり競争したりするのは嫌い!」と入会すらしませんでした。小学校に入ってから「泳げないとマズイ」と気がついて、自分から習いたいと言う子もいるみたいですし、焦らなくていいと思います。Bさん:そうそう、無理させる必要はまったくないですよね。うちも私の趣味で和太鼓の体験レッスンに連れて行ったんですが、まるで興味なし(笑)。一方で、3歳から親子で通っていたバレエには私よりも娘のほうがハマってしまい、もう大変です。週4回レッスンに通っていて、完全にバレエ中心の生活です。バレエは衣装代やワークショップなど本当にお金がかかるので、家族での旅行や遊びは諦めないといけない。娘や夫と何度も話し合いをしましたが、娘の意思が固いので、今はバレエにすべてを注ぎ込んでいます。——Bさんの娘さんはプロを目指しているんですよね。もしプロになれなかったら、これまでのお金と時間がもったいない、という気持ちはないのでしょうか?Bさん:上には上がいますから、正直プロになるのは難しいと分かっています。でも、目標に向かって必死で頑張ったことは娘の心に一生残りますよね。私自身、子どもの頃にピアノや乗馬が大好きだったんですが、その時のことを思い出すだけで幸せな気分になります。娘にもそんな思い出ができるのであれば、後悔はありません。Cさん:それだけ夢中になれるのは、すごいことですよね。うちはまだそこまでのものは見つかっていないんですが、学校以外に仲のいい友達ができるだけでも、意味があると思います。成功したり失敗したりするなかで、達成感や挫折を味わえるのも、学校では味わえない経験です。Aさん:ピアノの発表会で演奏すると度胸がつきますし、学校で伴奏を任せられると自信もつく。自分の世界が広がるし、好きな事や趣味が見つかるきっかけになると思いますね。Dさん:うちの娘は絵画工作を習っているんですが、区のコンクールで毎年入選していることが自信になっているようです。勉強が苦手な分、ほかのことで評価されるのは、親としてもありがたい。好きなことを思う存分やることができ、息抜きやストレス発散になっていると感じています。 ■学習系習い事の登竜門! くもんやそろばんで、算数の基礎が身につく?——勉強系の習い事はいかがでしょうか? 私の周囲では英語やくもん、そろばんをやっているお子さんが多い印象です。Cさん:将来、海外に出て困らない程度の英語力は身につけて欲しくて、4歳から英語を習わせています。公立小学校の低学年には、英語の時間がないところもあるので、習い事で補うしかないんですよね。そろばん教室は、数字に強くなって欲しいのはもちろん、集中力や記憶力も伸ばしたいと思い小1から習わせています。本人もすごく楽しそうですし、学校でも習っている子が多いですね。Dさん:うちは小2くらいから学校の勉強についていけない部分がでてきて、私が教えてもケンカになることが多かったんです。本人も気にしていて「勉強が苦手だから通いたい」と言ってきたので、学研教室に通い始めました。家では勉強をする環境や時間を作るのが難しいので、習わせて良かったと思っています。Bさん:うちはバレエに夢中で勉強系の習い事をさせてこなかったことを、少し後悔しています。今、中学受験を考えているんですが、算数の基礎がほとんど身についていないんですよ。うちの夫はくもんが大好きで、「計算力が付くだけではなく、短時間に物事を解決する訓練にもなるから、勉強全体に役立つ」と娘にもやらせたがっていました。あの時、意見を聞いておけば良かったかな、と今さらながら思います。Aさん:でも、うちも勉強系は何も習わせていませんが、大丈夫ですよ。確かに公立小学校の授業だけでは不安がありますが、親がフォローしてあげれば問題ない。親が忙しくて時間がない場合は、やはり習い事が必要になると思います。■続けさせる? やめさせる? 子どもの「やめたい!」の対処法——実はうちの息子が最近、ピアノの練習をまったくやらなくて時々「やりたくない」と言っているんです。自分から「やりたい」と言って始めたことなのに、やめさせることには抵抗があって…。何でも簡単にあきらめるクセがついてしまいそうで心配です。Eさん:うちは、娘が4歳で始めた体操を1年でやめさせましたよ。友達にちょっかいを出して楽しそうにはしているんですが、全然真面目に練習しないので、見ている私がイライラしてしまったんです。「身体の基礎をきたえるのに良いかな」と思って始めたんですが、娘には合わなかったようです。Cさん:娘が5歳のときに、本人の希望でバレエ教室に通い始めたんですが、たった数カ月で飽きてしまったんです。さすがにこの時は「自分でやりたいと言ったんだから、最低でも1年は頑張りなさい」と説得しました。数カ月では基礎練習ばかりでバレエの楽しさもわからないだろうし、1年経って発表会なども経験したら気持ちが変わるかな、という期待もありました。結局1年経っても意思は変わらずやめてしまいましたが、以降は安易に「やりたい」とは言わなくなった気がします。Aさん:小さな子どもの「やりたい!」は鵜呑みにできないですよね。衣装がかわいいとか、友達がやっているとか、適当な理由が多いですから、あまり真に受けないほうがいいかもしれない。うちは自分からは「やめたい」とは言わないんですが、ピアノに対して明らかにやる気がなくて、全然練習してくれません。Dさん:結局、イヤイヤやったことは身につかないんですよ。私も子どもの頃にピアノを習っていたんですが、やめたくて仕方がなかったのに親に言えなくて、ダラダラと続けてしまった。お金と時間の無駄だったと、今でも思っています。だから、親が習い事を始めるきっかけを作ったとしても、継続するかどうかは本人の意思に任せたほうがいいと思います。Bさん:私も、子どもが楽しくないものはすぐにやめていいと思います。楽しくないことに、お金や時間をつぎ込むのはもったいない。たかが習い事なんだから、そんなに真剣に捉える必要はないですよ。——「たがが習い事」というのは目からウロコです。親の気持ちよりも、子どもの意思を尊重してあげるのが大切ですね。いろいろな習い事を経験させてきた小学生ママのみなさんから、ほかにもアドバイスはありますか?Cさん:周囲で評判がいい先生や教室が、自分の子どもにとってもベストとは限りません。合う、合わないがあるので、必ず体験レッスンや見学に連れて行ったほうがいいと思います。とくにピアノなど芸術系の習い事は、いい先生との出会いが大切だと思います。Bさん:親と子は違う人間なので、興味や関心も異なります。子どもが小さい時には親が選んでもいいと思いますが、本人が好きなものじゃないと上手にならない。子どもの意思で楽しむのが基本だと思います。Aさん:とはいえ、親が関心を持たないと結局長続きはしないですよね。とくに子どもが小さいうちは親のサポートが必要ですから、ある程度は親の趣味で選んでいい気もします。Dさん:自分の好きなことを自分で判断できるのは、小学生以降ですよね。本人が「やりたい!」と言う気持ちを持つまで、じっくり構えていいと思います。子どもには、遊ぶ時間や自由な時間のほうがずっと大事。親が管理してしまうと、何をして遊ぶか、どうやって過ごすかなど、自分で考えられなくなると思うので、あまり予定を詰め込まないほうがいいと思います。——周囲に振り回されず、焦らず、子どもが楽しめる習い事をやるのが一番ですね。本日は勉強になりました!取材・文/まちとこ出版社
2017年10月22日子供おばさんのいる世界には、不幸なことばかり起こります。周りには意地悪な人が多く、下心がある人ばかりが寄ってきて、仕事の給与は安く、面白くない業務ばかりやらされます。なぜなのでしょうか?子供おばさんの“心のフィルター”がそうしているからです。物事の見え方はいつだって“自分のフィルター”がかかっているのです。自分は「馬鹿にされている」と思っていても、相手は全くそんなことを思っていないこともあります。逆に「親切な人」だと思っても、相手は下心があって近づいていることもあるでしょう。恋人と別れたとしても、「いい恋愛だった」と思えば、その人にとってはいい思い出になりますし、逆に「最悪だった」と思えば、思い出したくもない経験になります。真実なんて、本当のところ分からないもの。「人の数だけ真実はある」と言っても、過言ではありません。また人の本音なんてものも、本当のところは分かりません。結局は“自分の解釈次第”とも言えるのです。大人女子は、たとえ子供おばさんと同じ環境にいたとしても、「周りの人たちはみんな、多少欠点はあるけど、優しい人たち」になり、「自分のいる場所は、理想通りとまではいかなくても、幸せな環境」という解釈になることも多いでしょう。それは、物事の見方が優しいからです。実際に、どっちの方が幸せか?と言えば、大人女子の方でしょうね。大人女子の思考は幸せを掴む!そんな風に物事のいい部分に目を向けられる大人女子だからこそ、人に対しても好意的に見られるので、相手からも親切にされたり、人が寄ってきたりします。基本、人は、「この人は自分の敵だ」と思うような人には攻撃的になりますし、逆に「味方だ」と思える人には優しくなるものですしね。どんな状況でも、いいところもあれば、悪いところもあります。キレイな街でも、ゴミが落ちていることはあるし、性格がいい人であっても、時に頑固な一面を見せることだってあるでしょう。そんなとき、街並みのゴミに目が行ったり、相手の欠点ばかり気にしたりしていたら、この世界は生きづらくなってしまいます。そんな状態ではポジティブな発想も生まれないので、自分の言動によって相手を不愉快な思いにさせ、結果、友達はどんどん離れていき、自分の環境をさらに悪くしてしまうこともあるでしょう。もちろん「現実逃避して、いい部分ばかりを見て、人に騙される人間になりましょう」と言っているわけではありません。でも、どんな状況でもいい部分と悪い部分が両方あるものですし、いい部分の方が優っていると思えるのであれば、「それで、良し!」と思って、それをもっと生かせる人になった方が幸せになれます。否定したり、拒否したりすることなんて、簡単です。それを“生かす”ことにこそ、知恵やエネルギーが必要となり、人間力が問われるのです。完璧な世界もないし、欠点のない人間もいません。だったら、この不完全な世界で幸せになるしかありません。子供おばさんは悪いことばかりに目を向けるのではなく、大人女子のように“いい解釈”ができるようになって、今ある環境に感謝し、生かせるようになりたいものですね。・子供おばさん…物事を悪い方にばかり解釈して、自分を生きづらくする。・大人女子…物事のいい面を見て、生かし、幸せを掴んでいく。Written by コラムニスト・ひかり
2017年10月03日こんにちは。メンタルケア関係を中心に執筆しているメンタルケア心理士の桜井涼です。子どもが「習い事をやめたい」と言い出して、親が困る・怒るということって結構あると思います。子ども自身が習い事に興味を失ってしまう前に、心に働きかける声かけをすることで、 気持ちが習い事に向くことがあります。特に有効的だと考えている声かけのコツを紹介します。目次動機づけ要因を満たしてやる気アップ上達だけにこだわらない子どもの声を聞くおわりに●動機づけ要因を満たしてやる気アップモチベーションには、2種類あります。・衛生要因……人間関係や習い事の環境、通いの不便さなど、不満のタネとなる・動機づけ要因……おもしろさ・やりがい・評価・成果など、やる気のタネとなるこの2つのうち、『動機づけ要因』の方を満たしてあげることができると、やる気がアップして「習い事をやめたい」ということにはなりません。この部分を満たすために、ちょっとした成果でもほめてあげる ことが大変有効です。ポイントは、“具体的にほめる”です。それがうれしさのツボを突いて「もっと頑張ってみよう!」という気持ちになりやすくなります。●上達だけにこだわらない親は、月謝を払っているため、どうしても上達することに目がいってしまいます。これは仕方のないことです。しかし、子どもにしてみれば、習い事の上達ばかりに目を向けられてしまうと「うまくできればほめられるけど、できないとなじられる」という状態になってしまいます。これでは、やる気や習い事の楽しさを阻害 してしまい、本末転倒です。親が、“上達”という部分にではなく、練習などのプロセスにも目を向けましょう。頑張りをほめてあげたり、励ましてあげたりすることが大切なポイントとなってきます。●子どもの声を聞く子どもが「やりたくない」と言ってきたとき、「は?なんで?」と少し怒り口調で聞いてしまいがちになってはいないでしょうか。なぜかというと、親の心の中にこんな気持ちが少なからずあるからです。・「高い月謝を払っているのに」・「やらせてあげているのに」・「自分ができなかったから、できるようになってもらいたいのに」これらの気持ちに共通するのは、親が主体となっていることです。習い事をするのは子どもであって、親ではありません。ですから、まずは子どもを主体とするために、「どうしたの?」と理由を聞いてあげましょう。解決できることなら親が手を貸すことができますし、相談することでやめないで頑張れる方向に向かわせることだってできます。だから、まずは怒らずに話を聞く ことを大切にしてあげてください。●おわりに習い事をやめたいと言ってきたときに、親ができることを書かせていただきました。モチベーションをアップさせることも大切ですが、不満に思っていることがありましたら、少しでも解消してあげるといいですね。また、親はどうしても習い事に力が入ってしまい、記録を出すことや発表会などを重視してしまいがち です。子どもも最初のうちは楽しいと感じますが、次第に子ども主体から親主体に変わってきたことを察知して、習い事がイヤになったり、苦手意識を持ったりすることもあります。子ども主体で子どもが好きなことや楽しいと思えることを頑張らせるようにすることを中心にするようにしてみてください。たとえやめることになったとしても、少しの期間でも習ったことは経験という財産になります。そこを大切に思ってあげると親の考え方も見え方も変わってきますよ。【参考文献】・『子育てハッピーアドバイス 大好き!が伝わるほめ方・叱り方〈3〉小学生編』明橋大二・著●モデル/KUMI●ライター/桜井涼
2017年09月27日子供おばさんは人の好き嫌いが激しく、相手が気に入らないことをすると、すぐに縁を切ります。でも、そんなことをしていたら、周りに友達はどんどんいなくなってしまい、結果的に自分の人生をつまらなくしてしまいます。子供おばさんに限らず、人は大概、相手が自分の理想としているような行動をしないと、不満を感じるものです。それだけ、どこか相手に期待をしてしまうのでしょう。例えば、「自分も今日のお出かけを楽しみにしていたから、相手も楽しみなはず!」なんてワクワクしていたのに、相手が待ち合わせ場所に遅れてきたりすると、がっかりすることもあるでしょう。そういうときは、「相手も同じように楽しみにしてくれていたと思っていたのに、そうじゃないの?それとも、私をナメてるの?」なんて、怒りを感じてしまうこともあるかもしれません。でも、相手は性格的に、どんなに楽しみなことでも、「時間にルーズで遅れてしまう人」「支度に気合いをいれて、時間がかかってしまう人」なのかもしれません。もちろん遅刻するのはよくないことですが、大人であれば、これから先は「そういう人なんだ」と思って接することも大切です。そのためにも、今後は、・本来の待ち合わせ時間よりも、待ち合わせを10分前に設定する。・待っていても苦痛にならないようなカフェで待ち合わせをする。・絶対に遅刻してほしくない理由をきちんと伝えておく。など、色々な工夫をして、自分がイライラしないような対策をとった方がいいでしょう。なぜなら、人は基本、変わらないからです!自分にとって100%いい人なんていない大人女子は、相手に欠点があっても、「“こういう人”なんだ」と許したり、諦めたりしながら、上手に接します。そうするとイライラしないし、相手のいいところと接していけます。完璧な人間がいないように、自分にとって100%いい人なんていません。でも、良い部分の方が悪い部分より優っていると思えるような人であれば、付き合っていた方が楽しみは増えるかもしれません。だから、人をジャッジして、すぐに縁を切らないで、自分がうまく付き合える人になった方が得なのです。子供おばさんのように、人に対して怒りや悲しみを抱きやすい人は、そんな負の感情が自分の内側にある分、自分のことも攻撃します。逆に、大人女子のように、人を許せて、愛をたくさん持てるようになると、そういった幸せな感情が内側にある分、自分も穏やかでいられます。だからこそ、なるべく怒らないような状況に自ら持っていくこと、さらに、人を許せるような寛容な人になることが、結果的に自分を幸せにするのです。「相手が悪い!」ではなく、相手が悪かろうが何だろうが、自分はいつでも気持ちよくいられるように心がけた方がいいのです。世の中に嫌いな人が多い人は、不幸せな気持ちになることが多いもの。逆に、好きな人が多い人は、その分、幸せでいられます。つまり、「相手は、好きなれる人かどうか?」ばかりをジャッジするのではなく、“人を好きなれる自分”になった方が、幸せになるためには手っ取り早いんです。欠点のある相手を「悪い!」と言っているうちは、自分も幸せになれません。相手に欠点があっても、それでも楽しめる自分でありたいものですね。・子供おばさん…相手の欠点を許さないですぐに縁を切ってしまうので、友達がいなくなり、孤独になる。・大人女子…相手の欠点を許容して上手に付き合っていくので、友達が多く、その分楽しみも増える。
2017年09月19日子どもの才能を伸ばすべく、小さいうちから習い事を…と考えるママは多いでしょう。そこで悩むのが、「数ある習い事の中から何を選ぶべきか?」という点。すべて体験させてみて子どもに合う習い事を選びたいところですが、それでは子どもに負担がかかりますし、経済的にも大変です。ママたちの失敗エピソードから、習い事選びの注意点を考えてみましょう。■習い事、「お友だちと一緒」は危険?●お友だちの習い事に「私も行きたい!」と言われたら「娘が幼稚園のお友だちから習い事の話を聞いて、『私も習いたい』と言い出しました。そこで、お友だちと同じピアノ教室と体操教室へ通いはじめたのですが、数ヶ月後にお友だちが遠方へ引っ越してしまって…。一緒だったお友だちがいなくなった途端、娘は教室に通うのを嫌がるようになり、結局どちらも辞めてしまいました。『お友だちが習うから』という理由だけで安易に習い事をはじめさせたのは、失敗だったと少し後悔しています」(Mさん/34歳/小売店)お友だちきっかけではじめた習い事が、だんだん本当に好きになっていくパターンもあるでしょう。ただ、はじめる理由が「友だちがやっているから」だけでは、続かない可能性が高いかもしれません。子どもが「習い事そのもの」に興味を持っているか、ただお友だちと一緒にいたいだけなのか。できるだけ見極めておいた方が良さそうです。■ママ友と一緒に体験レッスンに参加するときの注意点●体験レッスンにママ友と一緒に参加したら…「友だち親子4組でバレエの体験レッスンに行きました。レッスン後、私以外の3組は習わせることを即決。どうやら、体験レッスンに参加した時点で、ほかのママさんは、ほとんど答えは出ていたようです。しかし、私は正直なところ迷っていて。体験レッスンも『とりあえず、見てみよう』程度で参加しちゃってんです。本当は娘とじっくり話をしてから決めたかったのですが…。ほかの3組の前向きな様子に流されて、つい申し込みをしてしまいました。さいわい、娘は楽しそうにバレエを続けているので結果的には良かったと思っています。ただ、別の教室も見ておきたかったな…という気持ちは、いまも少し残っています」(Hさん/32歳/建築)ママ友と一緒に見学・体験レッスンへ行ってしまうと、「ウチはやめておきます」となかなか言い出しづらくなってしまうケースもあるようです。子どものために本気で習い事を選びたい、自分の意見をきっぱり伝えることが苦手という場合には、ママ友と一緒に参加するのは避けた方が良いかもしれません。■習い事の場所確認は不可欠! 「毎回」の負担を考える●友人紹介の習い事を決めたら、移動時間でギブアップ「息子が空手をやりたいと言ったので、友人に紹介してもらった道場に見学。結果、その道場で空手を習うことにしましたが、じつは道場までは家から車で40分。移動時間がかなりの負担でした。しばらくはなんとか送り迎えしていましたが、結局は親がギブアップ。もっと近い道場を探して、そこに移ることにしました。最初の道場でお友だちもできていたのに…。息子に申し訳ないことをしたと後悔しています」(Eさん/35歳/医療関連)送り迎えが必要な場合は、移動にかかる時間もしっかり検討しておきましょう。見学のときは「この程度なら…」と思っても、毎回のこととなると負担が大きいかもしれません。■習い事の続け方。親は厳しい態度を取るべき?●親のきびしい態度で習い事を継続「習い事をはじめるときは、『一度でも行くのを嫌がったら、すぐにやめさせる』と、言い聞かせ、子どもにも約束させています。実際に、習い事へ行きたくないと泣いて嫌がったことがあり、その習い事は『約束だからね』と本当にやめさせました。それ以降、この約束が本物だとわかったのか、自分がやりたいとはじめた習い事に『行きたくない』と言ったことは一度もありません」(Sさん/32歳/自営業)習い事は選ぶのも難しいですが、続けさせるのはもっと難しい問題です。本人がやりたいと言って始めた習い事でも、子どもですから、気分によっては行きたくない日が出てしまうこともあるでしょう。かといって毎回習い事のたびに、親がなだめすかして連れて行くのも親にとっても苦痛です。習い事をどうやって続けさせるか、親がどこかで突き放すか…。難しいところです。習い事選びの大切なポイントは「子どもに合っているどうか」、「子どもが楽しく、好きで通えているかどうか」。それが大前提となるでしょう。ただ、費用や移動時間など、パパ・ママにかかる負担も無視できません。子どももママもできるだけ楽しく続けられる習い事を見つけられるといいですね。
2017年09月11日子供おばさんは、恋愛でも結果ばかりにこだわります。「相手が自分と付き合ってくれるのか否か」「恋人が結婚してくれるのか否か」ばかりにとらわれ、結果、失恋をしたり、別れたりしてしまうと、「無駄だった」と思ってしまうのです。でも、例えば恋愛映画にしても、主人公の恋が成就しようが、失恋で終わろうが、その過程こそがドラマであり、楽しめるものです。「主人公の女性が憧れの男性とは、付き合えませんでした」だけが重要なのであれば、冒頭の1分で作品は終わってしまいます。それではつまらないですよね。それと同じように、私たちの恋愛も、すぐに「付き合えるか、付き合えないか」「結婚できるのか、できないのか」という結果ばかりを気にしがちですが、過程こそが大事なのです。片思いの時期から結果までのドキドキが楽しいし、両想いになってからも、結婚まで進むかどうか、2人の関係を築いていく過程こそが“人生のドラマ”なんですよね。それこそ、フラれたとしても、結婚できなかったとしても、その結果までの経験が人生を豊かにします。大人女子は“過程”を楽しむ大人女子は、過程を大切にします。もちろん、結果がいいことに越したことはないのですが、それだけを追い求めることはありません。もしかしたら、恋人とは結婚しないで、別れてしまうかもしれません。それでも、その恋を無駄だったとは思わず、別れまでの間、「自分が相手を真剣に愛せたこと」を大切にできるのです。だからこそ、大人女子の人生は、輝くのです。それこそ誰の人生だって、最終的には「死」に向かっています。結果だけを求めるのであれば、死ぬだけです(苦笑)。それでは、人生は楽しくありません。面白い経験をすればするほど、人生は面白いし、失敗したくないとか、保守的な考えで力を出し切らないで生きていたら、自分の人生のドラマは輝かないでしょう。私たちは器用な人生を歩むために生きているわけではありません。ハラハラしたり、ドキドキしたり、時に心をヒリヒリさせながら日々を過ごすことで、得られることはたくさんあります。大人女子は、仮に片思いで終わっても、恋人と別れてしまっても、相手を本気で好きになった分だけ「良い恋をした!」と思えます。そういう人生ほど「実りが多い」と言えるのではないでしょうか。結果ばかりを追い求めるのではなく、過程を大切にできる人でありたいものですね。・子供おばさん…恋も結婚も結果ばかりにこだわるので、失恋すると「無駄な時間を過ごした」と思う。・大人女子…恋も結婚も過程を大切にするので、結果、失恋したとしても、好きになった分「いい恋をした」と思える。
2017年09月05日子供おばさんは「自分だけが不幸」だと思っています。自分の置かれている環境が良くないのも、周りに気が合う人がいないのも、全て環境や人のせいにして、「どうして私ばかり、こんなに不幸なの?」と思っています。でも、子供おばさんだけが“世界で選ばれし不幸者”になるほど、特別な存在のはずはありません。みんな多かれ少なかれ、色々な悩みを抱えながら生きています。不幸な環境から抜け出し、幸せになる人の多くは、“自分で切り抜ける力”を持っています。例えば、子供の頃、家庭環境が悪かったら、早く自立して家を出ようとします。職場の待遇が悪ければ、実力をつけて、さらに良い環境に身を置けるようにします。恋人ができないのであれば、気になる相手に好かれる自分になれるように変わります。結婚できないのであれば、恋人が結婚したいと思うような関係を築いていきます。逆に離婚したいのにできない場合は、まずは1人でも生きていけるくらいの経済力を持つようにします。誰もが皆、理想通りの生活を送っているわけではありません。なにかしらの不満は抱えている中で、それを切り抜けられるような方法を見つけたり、我慢できる程度のことであればやり過ごしたりしているものなのです。結局、「自分だけが不幸だ」と思う人は、自分の殻に閉じこもってしまうから、周りが見えていないのでしょう。でも、自分が不幸なのは、ツイていない環境だからではなく、「自分が切り抜けられる力を持っていないことが原因でもある」ことに気付きましょう。幸せになれる人は、子供おばさんとは違って、幸せになることに“受け身”でいることなく、「自分で自分を幸せにしようとする自立心」があるから、幸せになりやすいもの。世の中には理不尽なこともあるし、色々と残念な人もいます。でも、「だから、自分が不幸だ」というのは、理屈に合いません。自分が対応力を身に付けたり、その嫌な環境やその残念な人から離れられる力を持てば、そこに巻き込まれることはないからです。さらに、大人女子は、子供おばさん以上に不幸から抜け出せる力を持っています。なぜなら、大人女子は、「自分が幸せになれること」を信じているからです。その信じる力があるからこそ、自分を幸せな方向にもっていくことができます。さらに、幸せになることに能動的なので、不幸をただ嘆いていないで、「自分がそこから抜け出せばいい。じゃあ、どうしたら抜け出せるのか?」というのを、冷静に考えます。だからこそ、現実的にも、幸せになることができるのです。不幸から切り抜ける方法とは?では、具体的に、「不幸な状況から抜け出すための方法」には、どんなものがあるでしょうか?色々な方法があるとは思いますが、例えば、シンプルなことで言えば、「自分の得意なことで、人を喜ばせるようになること」も方法の1つです。それができたら、自分も人も幸せになれます。仕事でも、合わないことを嫌々やっていても、自分も不幸ですし、周りにも嫌な思いをさせてしまうことはあります。そんなときは、勇気を出して自分が得意だと思える職種に転職して(もしくは、異動願いを出して)、社内の人やお客さんを喜ばせられるようになったら、より自分の置かれている環境はよくなるでしょう。不満のある環境に文句ばかり言っているくらいなら、行動を起こしましょう。ここまで読んで、気付いた人はいるかもしれませんが、「自分が幸せになりたければ、まずは人を幸せにする」というのは、とても大切なことなのです。それができていないから、今、自分の置かれている立場があまりよくないこともあるからです。人に幸せを与えた分、チャンスが増えることは多いもの。自分の不幸を嘆いてばかりいないで、人を幸せにして、より居心地の良い居場所を作っていきたいものですね。・子供おばさん…「自分だけが不幸なのだ」と思い込み、自分の置かれた環境や周りの人をただただ恨み続ける。・大人女子…自分の得意なことで人を喜ばせることを心がけ、不幸な環境から抜け出す。
2017年08月22日子供おばさんは、恋を掴むためにモテテクを駆使しようとします。巷でよく言われている「彼の話をよく聞き、褒め上手になる」「適度なボディータッチをして距離を縮める」などといったテクニックを使って、気になる相手の気を引こうとするのです。でも、そんなことをしたところで実際にモテるか?というと、意外と大した効果が出ない人も多いものでしょう。なぜなら、“フリ”に過ぎないからです。巷には様々なモテテクがありますが、それが根っから身に付いているような人は、もともと内面から湧き出る色気や女らしさがあるからモテますが、そうでない人が表面的にマネしたところで、どこかわざとらしさが出てしまうし、他の言動でボロが出ることも多いものです。例えば、「隙がある女」がモテると言われていますが、普段、テキパキした女性が隙を見せようとしたところで、具合が悪そうに見えたり、挙動不審になってしまったりすることもあるでしょう。なぜなら、「その“モテるための隙”とは何なのか?」を知らないまま、単に演じているからです。そんなもともとはキビキビした人でも、親の前や親友など、本当に心を許している人の前では、隙のある姿を見せているもの。つまり、好きな人の前で“隙のある女”になりたければ、上っ面で隙があるように見せるのではなく、「相手に心を許せるようになる」という風に、内面から変えていく必要があるのです。例えば、学校の勉強でも、自分で考えて答えを出す前に、先に答えを知って覚えたところで、本当の意味で身に付いてはいません。それと同じように、恋愛でも、上っ面で身に付けたテクニックなんて、魅力ではないのです。本来は「答えを知る」ことが重要なのではなく、「その答えが出せるくらいに自分が成長すること」が大事なのです。それは、結果(=答え)だけではなく、過程(=自己の成長)が大切ということです。でも、子供おばさんはその自己の成長の部分を端折って、答えばかりを求めています。それは、近道のようで、遠回りなのです。大人女子は自然とモテる行動をしている大人女子は、モテテクを使おうなんて思いません。でも、自然と好きな相手の話をよく聞きます。なぜなら、本当に彼に興味があるからです。またテクニックではなく、相手のことをよく褒めます。それは、普段から、相手の素敵なところをもっと知りたいと思っているから自然と気付くし、素直に言葉に出せるのです。そんな内面から出る行動だからこそ、相手のハートに響くのです。モテテクは表面的なものに過ぎず、本当に大切なのは、「それが自然にできるくらい、自分が変わること」です。大人女子が、好きな相手の話をよく聞くことも、褒めることも、結果的に“相手を思う気持ち”があるからこそ。単に「相手の気を引きたい」という自己愛とは違うのです。好きな相手といい関係になるために大切なことは、テクニックではなく、相手をもっとちゃんと好きになることなのです。子供おばさんのようにモテテクを上っ面でマネばかりするようになると、段々、演じることが増えてしまい、自分らしさを失ってしまいます。そんな“嘘の自分”で仮に相手に好かれたとしても、段々苦しくなってくるものでしょう。そもそも、自分らしさを出せない恋愛なんて、幸せにはなれないもの。でも、恋愛成就をするという結果ばかりを求めてしまう子供おばさんには、それが分からないのです。本当に幸せな恋愛は、「好きな人に“ありのままの自分”を受け止めてもらうこと」です。ただし、“ありのまま”で愛されるためにも、自分を魅力的に成長させることが大切なのです。それは、演じたり、フリをしたりすることとは違いますよ。幸せな恋愛を目指している人は、大人女子のように内面から自分を魅力的に変えていき、相手のハートを掴めるようになりたいものですね。・子供おばさん…恋愛テクニックを駆使し、結果ばかりを追い求め、最終的に幸せになれない。・大人女子…恋愛テクニックよりも、自分がより魅力的に成長することを努め、最終的に幸せな恋を掴む。
2017年08月08日子どもに人気の習い事といえば、水泳・ピアノ・野球・バレエ…。そんな人気の習い事にも、子どもの序列やママ友間のトラブルなど、思わぬ苦労や悩みもあるようです。長く習わせているママ、自分もその習い事をしていたベテランママたちに実情を聞いてみました。今回話しを聞いたママたち・水泳:Aさん(8歳長男、5歳次男、2歳三男、ゼロ歳長女のママ。自身も水泳歴あり。長男は水泳歴8年で選手コースに在籍、次男は幼児コース、三男はベビーコースに在籍)・ピアノ:Bさん(6歳長女のママ。現在も夫婦でフルートを吹いている音楽一家。長女はピアノ歴4年で、現在は大手音楽教室の個人レッスンコースに在籍)・野球:Cさん(10歳長男、6歳次男のママ。長男は野球歴5年。パパもコーチとして参加。最初は興味がなかったママも現在はすっかり野球少年の母)・バレエ:Dさん(15歳長女、8歳次女のママ。自身はバレエ講師。長女は受験のためバレエは卒業、次女はバレエ歴6年)習い事を始めるのに何が必要?初期費用はいくらくらい?【水泳】一般コースなら、短期からの入会で水着、キャップ、バッグがプレゼントされることも。キャンペーン期間中などのタイミングによってはお得に入会できます。【ピアノ】趣味で始めるなら電子ピアノを買っておくとよいです。ヨドバシカメラやビックカメラなどに置いてある5万円程度のもので充分(キーボードは鍵盤の数が足りないし、姿勢も悪くなるので不向き)。習い始めた時点でピアノを持っていないと、先生オススメのもの(最低20万円くらい)を買わされることも…。【野球】最初に必要なのは、ユニフォーム、練習用白ズボン、ソックス、ストッキング、チームキャップ、アップシューズ、スパイク、バット、グローブ、リュック(バットが入れられる物)、スポーツジャグ(容量が大きく真空断熱の水筒)。トータルで3万〜5万円くらい。【バレエ】レオタード、バレエシューズ、タイツが必要。こだわりや教室の指定がなければネットでスターターセットとして5000円程度で購入できます。老舗の専門店のものだと3点で1万5000円くらい。シニョンを作るためスタイリング剤も必要。上達してから履くようになるトゥシューズは1足約1万円。週1回の使用で半年〜1年くらいもちます。週4・5回通って本気で踊るようになると3日〜1カ月でダメになる場合も。ケアをしながら工夫して履かないと破産してしまいます!その習い事を始めてみて、不満や問題はある?【水泳】ステップが細かく分かれていて4泳法を習得するのに時間がかかる。「親としては、背泳ぎはいいから平泳ぎをマスターして欲しい」など希望があってもそのとおりには進めません。バタフライまで合格しても、あまりキレイには泳げていないような…。やはり選手コースまで行かないとサマにならないのかな…?【ピアノ】防音・密室での個人レッスンの場合、男の先生だと気になることも。家でも練習させなければいけないけれど、学校の宿題同様やらせるのが大変。次第にイライラしてくるし、つい口出ししてしまって、親も子どもも楽しくなくなります。子どもが練習をしている間は、“見ざる言わざる聞かざる”を徹底しています。【野球】野球の練習は毎週土日の8時〜17時まで。お弁当持参。毎週付き合わされる弟はかわいそうだし、家族でどこかに出かけることもほぼなくなりました。兄弟が土日に他の習い事をしていたりすると、家族は完全に別行動ですね。また、1日外にいてクタクタに疲れて帰ってきた後での泥だらけのユニホームの洗濯がツライ!浸け置き、手洗いをした後にようやく洗濯機に入れられます。【バレエ】お姫様のようなチュチュを着て華麗に踊るのに憧れて入会したけれど、実際は入念なストレッチ、地道なバーレッスンの繰り返し。子どもは飽きたりふざけたりしてしまいます。シニョンを作るため髪を一定の長さに保ったり、日焼けをしないようにも気を使います。月会費の他にもお金がかかる?【水泳】進級テストを競技会形式で実施しているスクールの場合、検定料(テストを受けるためのお金)がかかります。合格すると新しい色のスイミングキャップを買わなければならないことも。選手コースに進むとさらに大変!プルブイ、フィン、セーム、チーム指定水着、チーム帽子、チームTシャツ、チームユニホーム、チームパーカー、指定バッグ、練習用バッグを最初に購入します。その他、練習用の競泳水着数枚。トータルで5万円くらいでしょうか。大会に出る場合は公認水着が必要。種目によってその泳ぎに適した水着に替えるので複数枚購入しますね。1枚あたり、男子用5000円、女子用8000円くらい。他に選手登録やスポーツ保険代を支払います。大会会場が遠い場合、交通費もかかりますし、合宿や強化練習も別途必要。「ほぼ裸だから、お金はかからないでしょ?」と言われますが大間違いです!【ピアノ】発表会が1年に1回あります。出演料1万円。衣装は安くてかわいいものを自分で探します。ほかに業者が撮影したビデオや写真の購入をします。【野球】市の補助がある少年野球チームに在籍しており、そこまでお金はかかっていません。【バレエ】なんと言っても発表会!1曲いくら、という計算です。低学年だと2曲くらい踊るとして、衣装代込10万〜13万円。外部に舞台メイクを頼む場合、プラス3000〜5000円。ロビーなどに飾るお花代と先生へのお礼として5000円程度を母の会が集金。スクールのオリジナルTシャツを作る場合も多く、1枚2000〜3000円(これを着て当日お手伝いをしたり、楽屋に入る際に保護者であることが明確になったりします)。撮影は基本的に不可なため、DVDや写真も後日購入します。上手な子でパ・ド・ドゥ(男性と踊る)の場合はプラス10万〜12万円。発表会後には先生と、一緒に踊ってくれた男性に個人的にお礼をお渡しします。子どもの序列やママ同士のいざこざがある・・・?【水泳】選手コースの序列はタイム順!練習でも常にタイム順に並ぶシビアな世界ですよ。選手コースに入ったばかりの頃は口をきいてくれなかったママたちが、子どものタイムが上がってくるにしたがって優しくしてくれるようになりました。他の子のタイムや、次の大会に出るのかをさりげなく探り合ったり、ひがみ・妬みもありますね。【ピアノ】個人レッスンのため、人と比べることも他のお母さんと顔を合わせることもなく、今のところトラブルはありません。【野球】どのくらい熱心なチームなのかによりますが、野球はチームプレイ。休んでばかりの子や、ふざけている子のママに、ベテランママがチクリとクギを刺すことはあります。ただ、あまり言いすぎて相手が止めてしまうのもメンバー層が薄くなってしまうので困りもの。また、子どもだけが練習に来て親が来ない家庭もありますが、その子の水分補給や熱中症対策、ケガをした時の応急手当は他のママがすることになります。どうしても親の都合が悪い場合は仕方ないと思いますが、毎回となるとモヤモヤ…。【バレエ】芸歴と一緒で年功序列。長く習っている子が前列やセンターに立ちます。その子たちのママが母の会を取り仕切り、発表会の時には先生のサポートをします。これから習い事を始めるママたちにアドバイスお互いの話を聞きながら、「スポーツ系の習い事は親の戦い! そもそも親の目が入ると闇が深くなるのかもしれませんね…」と頷き合うママたち。小学校高学年ママからは「受験をするなら4年生から塾が忙しくなり、習い事に割ける時間も少なくなります。その頃までに子どもの特性を見極められるとよいかも」というアドバイスも。「どの習い事も、趣味にとどめておけばさほど苦労はありません。また、ここでの話はほんの一例。例外もたくさんあります。そのチームのカラーや本気度をよく見定めて入会することが大切」とのことでした。<文・写真:フリーランス記者森藤理絵>
2017年07月30日子供おばさんは、「愛は憎しみに変わる」ものだと思っています。でもそれは勘違いです。そこに“本当の愛”があれば、憎しみには変わらないからです。本当の愛は、「相手がHAPPYなら、自分もHAPPY」です。そんな愛情を抱いている人が、「相手を憎たらしい。不幸にしたい」と思うはずがありません。さらに言えば、究極の愛を抱いている人は、相手に裏切られたところで復讐はしません。もちろんダマされたら悲しいし、悔しいものですが、それでも最終的には「それで相手が幸せなら、しょうがない」とすら思えるのです。本当の愛を抱くと、人はそこまで器が大きくなれるものなのです。では、子供おばさんはどうして好きな相手を「憎たらしい」とまで思うようになってしまうのでしょうか?それは、相手が自分にとって都合がいい人でいてほしかったからです。つまり、子供おばさんが抱いているのは、本当の愛ではなく、「自己愛」なのです。本当の愛は憎しみに変わりませんが、自己愛は自分の都合に悪いことが起こると、憎しみに変わります。つまり、そこにある愛情は、ニセモノなのです。子供おばさんは自分のことも愛せていない実は、愛している(と思いこんでいる)相手に「復讐をしたい」と思う子供おばさんは、自分自身のことも愛せていません。なぜなら、自分のことを本当に愛していたら、自分をそんな“残念な人”にはしないからです。自分を愛しているからこそ、例えば愛している人が自分と別れたくなった時には、悲しくても、心が苦しくても、格好つけて、別れてあげることができるのです。「そういう自分でありたい」と願うからです。自分の醜態をさらし、相手を不幸に引きずり落としたところで、悔しい気持ちが晴れるどころか、ますます悶々としてしまうものです。つまり、そんなのは得策ではありません。大人女子は、パートナーと別れるときは、「惜しい人を自分は手放してしまった」と相手に後悔をさせるような方法をとります。実はそれが「一番相手を苦しめる方法である」と言っても過言ではないでしょう。大人女子は、たとえ相手に裏切られたとしても、最終的には「あなたの好きにすればいい」と言って、相手を解放させてあげます。彼女の中に“本当の愛”があればあるほど、相手は別れた後、深く後悔することでしょう。そこまでの自分を本当に愛してくれる人など、なかなかいないことに気付くからです。それくらい「人を本当に愛する」ことは、誰もができるような簡単なことではないのです。もちろん大人女子は、相手を苦しめようとしてそんなことをするわけではありません。本当に愛しているから、それができるのです。そして、“それができるカッコイイ自分”でありたいから、時としてやせ我慢ができるのです。本当に「人を愛すること」、そして「自分を愛すること」というのは、そういうことです。別に「自己犠牲をしろ」と言っているのではなく、これこそが、最終的に自分も幸せになれる方法なのです。本当の愛を抱いている人は、人を傷つけません。自分のことも傷つけません。愛と憎しみは、“別もの”であって、それがどちらかに変わるものではないのです。大人女子のように、自分のことも相手のことも“本当に”愛せるようになって、憎しみとは無縁の人になりたいものですね。・子供おばさん…自己愛を抱いているので、好きな相手との間に不都合なことがあると、その思いが憎しみに変わる。・大人女子…本当の愛を抱いているので、例え裏切られても相手に復讐せずに、最終的に自分も幸せになれる方法を選ぶことができる。
2017年07月25日出会いがない…。そんな風に嘆いていても出会いはやってきません。勝手に環境が変わる学生時代と違い、社会人になったのならば自ら行動しなければ新しい出会いになんて恵まれません。出会いが欲しいけれど、どうしたらいいのかわからないという方はまず自身の環境を変えてみましょう。顔を出すコミュニティを増やすのです。社会人が気軽に始められるコミュニティといえば、習い事です。今回は出会いに繋がる習い事をご紹介します。ゴルフ学生時代は興味がなかったのに社会人になった途端、始める人が増えるのがゴルフです。ゴルフは男女問わず楽しめるスポーツですのでアクティブな出会いが欲しいと望んでいる方にもぴったりです。またゴルフ道具を揃えるにはそれなりの金額がかかりますので、リッチな男性を求める女性は是非ともゴルフを始めてみましょう。英会話会社の公用語になったり、社会人として必須のスキルとなりつつある英会話は男女共に習い始める人が多いです。英会話教室でももちろん英語を学ぶ男性との出会いがありますが、国際ラウンジに顔を出せるレベルになれば素敵な外国人彼氏ができるかもしれませんよ。例え出会いがなくとも、自身のスキルアップに繋がる英会話はデメリットの全くない社会人として始めるべき習い事です。ボクシング出会いも欲しいけど、シェイプアップもしたいという方にはボクシングがおすすめです。ヨガ教室では女性人口が圧倒的に多いですが、ボクシングジムの男女比率はもちろん男性のほうが多いです。職場が女性ばかりという方は特に男性がたくさんいるという環境に慣れるためにもボクシングジムに入会するのはいかがでしょうか。男性がたくさんいるということはそれだけタイプの人に出会う確率も高くなりますよ。料理教室ボクシングジムとは真逆で女性人口のとても多い料理教室ですが、最近では男女混合クラスも多くなってきました。男性でも料理が趣味という方が増え、料理を習い始める人も必然的に増えたのです。それでもやはり女性が多いので競争率が高いですが、料理好きであれば話も弾みやすくおすすめの出会いの場と言えます。
2017年07月18日子供おばさんは「彼はもう、私のことを好きじゃないのではないか?」なんて愛情を疑いがちです。そこでわざとワガママを言って、愛情を測るようなことをして、関係を悪化させてしまうこともあります。そもそも、付き合っていようと、結婚していようと、「相手を思う愛情の量が同じ」なんてことは少ないかもしれません。お互いに相手に愛情はありつつも、「どちらかの片思い」に近い状況になることはよくあることですし、メンタルのコンディションによって、恋愛感情に波が出てくることもあります。それだけではなく、「無償の愛を注げるほどの器があるか」という点でも、変わってくるでしょう。ただ、そうはいっても、相手も好きだからこうして一緒にいるのだから、愛情を疑ってしまうのは、相手に失礼な行為だとも言えるのです。大人女子は、相手の愛情を疑うくらいなら、もっと惚れさせようとします。惚れていない相手が悪いのではなく、「そこまで惚れさせていない自分が魅力不足だから落ち度はある」と思うからです。そこで、大人女子は、パートナーに一段と思いやりのある言動を心がけ、より輝けるように自分磨きもがんばります。実際にそうした方が、相手も自分もHAPPYになれるものです。結婚を迫る女と自然にプロポーズさせる女恋人の愛情が不安になる理由の一つに、「相手が結婚してくれない」というのもあるでしょう。子供おばさんは、彼が結婚してくれないと、「どうして結婚してくれないの?」と責めます。でも、それで無理やり結婚までもっていったところで、お互いに納得できる結婚生活が送れるか、というと、難しいところもあるかもしれません。相手には何かしらの理由があって、「結婚をしたくない」と思っているところもあるでしょう。例えば、「彼女は、恋人にはいいけど、将来のパートナーとしては、合わないところがありすぎる」だったり、「今は、仕事に集中したいから、結婚はまだしたくない」だったり。その思いを汲まないで、自分の願望ばかりをぶつけ、物事を思い通りに持っていこうとすると、むしろ状況は悪い方に進むことが多いのです。子供おばさんの行動は、童話「北風と太陽」で言えば、北風です。旅人にコートを脱がせようと、力づくでピューピュー風を吹くのです。でも、吹けば吹くほど、旅人はコートを脱ぐまいとしますし、仮に旅人のコートを飛ばせたとしても、旅人はまたそのコートを探して、着ようとするかもしれません。つまり、それでは根本的な解決にはならないのです。誰もみな、人にコントロールされたくないし、言いなりにもなりたくないものです。自分だって、恋人に不満を抱かせたまま結婚したところで、幸せにはなれないでしょう。大人女子は、恋人がなかなか結婚の決心がつかないときは、まずは「相手が結婚したいと思えるような女性になる」ことを心がけます。相手に、「今の独身の状況よりも、家族になった方が幸せになれるかもしれない」と思えるようにするのです。例えば、家に招待して、美味しい手料理を振舞ったり、普段から、彼と足並みを揃えたりして、相手が心地よく過ごせるように心がけます。それはある意味、童話「北風と太陽」で言えば、太陽です。太陽は、北風とは違って、旅人自らが「コートを脱ぎたい」と思えるように、ポカポカと暖めます。大人女子も同様、愛情によって、相手の心を暖めることができるのです。パートナーの愛情を疑うくらいであれば、惚れさせる。さらに、結婚してほしい時は、相手がそれを心から望むような状況に持っていく。そんな風に、自分も相手も幸せになれる方法をとれる人が、結果的に自分の思いを叶えられるものですよ!・子供おばさん…常に恋人の愛情を疑い、なかなか結婚をしてくれないと、相手を責めて、結婚する方に無理やり持っていこうとする。・大人女子…恋人の愛情が心配なときは、もっと自分が魅力的になって惚れさせようとし、また、結婚したいときは、相手に「この子と結婚したら幸せになれる」と思わせる行動をする。
2017年07月11日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。長男(小3)、次男(年長)、三男(年少)の3兄弟の母です。「大変なことこそ笑いに変えて」をモットーに日々子育てに奮闘しています。■わが子には「やりたい習い事」がない!?みなさん、子どもの習い事ってどうしてますか?私自身は、自分でやりたい習い事を決めて、自分で「やりたい!」と言って通わせてもらった幼少期でした。私が通ったのはエレクトーン、ピアノ、習字、そろばん。どれもそこそこ習って中学生頃でやめてしまったのですが、今になってみたらこういった勉強以外の教養が役に立つ場面が多々あります。その経験があるので、自分の子どもにも習い事はさせてあげたいなって思っていました。子どもが「これやりたい!」っていうものがあればどんどん応援しようって思っていました。がしか~~~し、待てど暮らせどうちの息子たち、「これがやりたい!」って言ってきません。3人もいるのだから誰か一人ぐらいは言ってくるかなーと思ったんですが誰も言ってきません(あ、あれ?)別にいいんですよ。別にいいんですけど周囲を見渡してみれば3歳頃になると何かしら習い事始めたりするんですよね。そして、「え…うちも何かやったほうがいいのかな。」って急に焦り始めるんです。えぇ、もちろん私も流れに乗って習い事を探したましたとも。私、実は憧れがあるんです(恥)■母の憧れ、「ピアノ男子」みなさんも「子どもが産まれたらこれを習わせたい」って夢見ることありませんか?私の場合、なにか楽器をやらせたかったんですよね。特にピアノが弾ける男子!!ピアノ男子に憧れてうちの息子にも習わせたいなぁって思ってました(広く言えば楽器ならバイオリンでも太鼓でもなんでもいいです)。楽譜が読める、ピアノが弾けるって結構役に立つんですよね。私自身、保育士試験や幼稚園の行事で役にたちましたし、耳で聞いただけで音程を取れるのも結構役に立ちます。「これ、知ってる?」って即興でリコーダー吹けたりしますから(あ、役に立つレベルが低いって? 汗)そこでわが子をピアノ男子に育てるためには、まずは親である私がピアノを楽しそうに弾けばいいんじゃないかと思ったんですね。親が楽しむ姿を見せて子どもの関心をひこうと一時期ピアノを弾きまくっていました。がしか~~し、弾けども弾けども誰も寄ってこない!え。嘘やん。見てぇぇぇ!! 今、めっちゃママピアノ弾いてるよ~~~! ほらほら弾いてますよーー!!しーーーーーーん(無視)え・・・誰も興味なしー!!! カァカァ。こうなったらしょうがないと全員に直接「ピアノやってみない!?」と聞き、超絶技巧の動画を見せては「これ、格好いいと思わない!?」と聞きまくり、最終的には「ピアノ習おうよぉ~~」と懇願しましたが、3人:「べつに」「やだ」「やらない」カーーーーン!!!!息子が3人もいるのに…誰一人…ピアノ男子への夢…叶わず。ちーん。続いて、私がさせてみたかったのが「道」のつく競技。■男の中の男! 「柔道」なかでも柔道がさせてみたかったんですね。格好よくないですか!? ビターン! って倒してご飯モリモリモリィー! おかわりーーー!!! みたいな。(はあ?)男の中の男! って感じがして、うん、良いではないか!男たるもの柔道じゃ。と思い、さっそく道場に連れて行ったのですが、え。何しに来たん、これ。師匠が「おいで」と言っても、「なかなか良い体格じゃな」と言っても、「やらない」「やらない」の一点張り。一歩も畳の上に踏み入れず、ひたすら私の影に隠れて終わっただけでした。もぉぉぉ~~~!!(笑)親がやらせてみたい習い事をことごとく拒否する息子!理想どおりにはいきませんね~~(汗)■親が「レールを敷く」のは難しい…字が汚すぎるので書道に通わせようと思っても、断固拒否。スイミングスクールも一回連れていったことあるけど断固拒否。そろばんも私がお願いして通ってもらったけど一瞬でやめちゃいました。野球やサッカーなどもってのほか。ダンスもないない。なんやこれ。無気力か。長男があれいやこれいや言うもんで、次男も三男もそういうもんだと思って「これが習いたい」って一切言ってきません。私なんてやりたい習い事が多くて困ったぐらいなのに、自分の子どもが自分と違いすぎてとまどいます(これ、習い事に限らずよくあります。自分の子どもながら3人とも自分と違いすぎて、わが子というより、他人みたいな感じで不思議な感覚です)。他のお母さんたちが「うちはあれもやりたい、これもやりたいで絞らせるのが大変よ」なんて事をおっしゃっているのを聞くと、うらやましく思います。なかなか思ったようにはいかないですね(汗)親がレールを敷くって私にとっては逆にすごく難しい。でも、きっと息子が「やりたくない」っていう理由もあると思うんです。■無理やりやらせても続かない長男の場合は、ママと離れたくないとか(ほんっっとーーにヘタレ!!)みんなが出来るようになってるところに一人だけ出来ないまま入っていくのが嫌だとか。次男の場合は、そもそも話が面白くないとか、一人で行くのが嫌とか。三男は…なんとなく嫌なんだと思います(笑)本人たちがやりたくない理由をしっかり持ってる以上無理やりやらせることはできませんし、やったとしても長続きしないのは経験上よーくわかりました。習い事って「やりたい!」「うまくなりたい!」っていう意志がないと習っててもあんまり意味がありません。ですので、彼らが「これやりたい!」と言ってくるのをいまかいまかと待っているのですが、果たして来るのでしょうか。もうこのまま来ないかもしれません(笑)あーーあ。私の憧れのピアノ男子ぃ…誰か一人だけでもやってほしかったな…。(まだ言うか)ちなみにですが、私が親になってみてから自分の親に感謝したことは…やめたいって言った時にすぐやめさせてくれたことです。■一度始めたら最後までやらせるべき?これねぇ~、親になってわかりました。入るはよいよい、出るのは怖いんですよ。私、子どもが「やめたい」って言いだしたら「もうちょっと続けてみたら?」とか「せっかくここまで来たのに」とか口出ししちゃうと思うんですよね。実際止めたことありますし。でも、私自身はそれを言われた記憶がなくて、「やめたい」って言ったら母がすぐに「やめます~」って伝えに行ってくれました。お母さん、あのときはごめん!!(笑)しかも親になると、一度始めたものは最後までやり抜くべきだ! みたいなスポコン精神(?)が不安を煽るんですよね。簡単にやめてしまうような子では忍耐力が育たないんじゃないか~~みたいな。大丈夫!私、あちこちかじってどれも中途半端にしか成し得てないけれど、自分の好きなものはとことん頑張れる性格に育ってます。ちなみにうちの弟、意気地なしで体操教室入った瞬間速攻やめたんですが、現在普通に会社員してます(姉ながらに「もうやめんのかーい!! 大丈夫かこいつ」って思ってました 笑)まさに好きこそものの上手なれだと思います。うちの子たちにも早く「これが好き!」が見つかりますように!
2017年07月06日子供おばさんはいいことがあると、すぐに周りに幸せアピールをします。子供おばさんは、人から「いいね」と言われたくて仕方がないからです。そうすることで、ようやく「私は幸せなんだ」と自分に言い聞かせられる人が多いのです。でも、人に幸せアピールをしなくてはいられないときは、実はそこまで幸せではないことに気付いた方がいいでしょう。つまり、そういう人は、幸せそうに見えて、実は“ニセ幸せ者”なのです。“本当の幸せ者”は、誰かに幸せだと認められなくても、自分の幸せを実感できます。だから、わざわざ人に幸せアピールをしません。というよりも、敢えてしません。なぜなら、「今、不幸せな人にあまり不愉快な思いをさせたくないな」という気遣いがあるからです。つまり、幸せな分、それだけ心の余裕があるのです。さらに、“本当の幸せ者”であれば、「幸せを人にもおすそ分けしたい」と考えます。そういう人は、“幸せ体質”なので、自分だけではなく、周りにいる人たちも幸せになることで、さらに幸せが増えることを知っているのです。結局、自分だけが幸せでも、そこまでは楽しくないもの。幸せというのは、自分の大切な人、さらに周りにいる人たちが幸せになることで、どんどん大きくなっていくものなんですよね。つまり、「自分だけではなく、人のことも幸せにしたい」とまでは考えられない程度の人は、実は、「他の人よりも恵まれた環境にいることで優越感を得ることでしか、幸せを実感できない人」であることも少なくありません。つまり、そこまで幸せではないのです。「本物の幸せ者」は意外と少ない世の中には、他人の幸せアピールに不愉快な思いをしている人は少なくありません。ただ、そんな人にも落ち度はあります。隣の芝生は青く見えがちですが、実際は、“本当の幸せ者”はそこまで多くはないことには気付いていないからです。 実際に、“人に幸せを分け与えられるほど幸せな人”は、そう多くはありません。つまり、一見、幸せそうに見える人であっても、みんなそれぞれ、自分の人生を必死に頑張っているのです。時に、人の幸せに「よかったね」と言えなくて落ち込んでしまうこともあるかもしれません。でも、そんな人は、本当の意味での“幸せ度数”は、大差ないものだということに、早く気付いた方がいいでしょう。もちろん「物質的な豊かさ」だけを見えば、差は出てきます。でも、それと幸せの大きさは比例しません。幸せは単に物質的に豊かだけで得られるほど、単純なものではありません。むしろ、愛情、優しさ、知恵、感動といった「人の内側にある豊かさ」が幸せにつながるのです。物質的な豊かさに頼らない分、内側が豊かになることもあります。人の上っ面の豊かさに嫉妬してしまう人は、まだ本当の幸せを分かっていません。こんな“ニセ幸せ者”を見抜けないうちは、“本物の幸せ者”にはなれないですよ?では、“本物の幸せ者”には、どうしたらなれるのでしょうか?“本物の幸せ者”は、「相手は相手、自分は自分」と言い聞かせて、人と比べることなく、自分にとっての幸せを掴んでいきます。そして、その幸せを人に認めてもらうとするのではなく、自分自身でしっかり噛みしめます。つまり、そういうことができる精神的に成熟した大人女子であれば、“本物の幸せ者”になりやすいのです。 “本当の幸せ者”がする行動をきちんと知っていれば、幸せぶっている“ニセ幸せ者”に嫉妬することはありません。できることなら、“本物の幸せ者”になることを目指したいものですね。・子供おばさん(ニセ幸せ者)…いいことがあったときは幸せアピールをし、人から羨ましがられることで幸せを実感しようとする。・大人女子(本物の幸せ者)…いいことがあったときは、人に自慢しないで、自分で幸せを噛みしめ、さらに心に余裕があるときは、人にも幸せをおすそ分けをする。
2017年06月27日春に新しい習い事を始めたお子さんも多いと思います。私は15年ほど子どもの水泳指導に携わっていました。毎週泣いているお子さん、いつまでも上達しないお子さん、他の習い事とのかけもちで多忙なお子さん…。いろいろなお子さんと関わる中で感じた“習い事のやめ時”“親ができる対応”について考えてみました。短期水泳教室と定期水泳教室は少し異なる場合も・・・意外なことに、お試しの短期教室を経て入会してから3カ月以内に退会するお子さんは少なくありません。理由のひとつは「短期教室は楽しかったけど、最近は行くのをイヤがる」というもの。実はこれはムリもないことなのです。スクール側の短期教室の目標は“入会してもらうこと”。お子さんには「楽しかった!ずっと習いたい!」、保護者には「短期間で上達した。やはりプロに習うと違う」と思ってもらえるようなレッスンを意識しています。一方、定期教室の目標は“正しいフォームをマスターさせ、規定の距離を規定のタイムで完泳させること”。そのため「短期のときはいろんなことを次々やらせてもらえたのに、今は同じことの反復練習ばかり」「短期のときはほめてもらえたのに、今は泳ぎをいちいち直されて好きなように泳げない」と子どもも保護者も感じ始める時期が入会して3カ月経った頃なのです。もちろん、このギャップを埋めるのはコーチの仕事。コーチや受付のスタッフに、子どもの言葉をそのまま伝えて相談するとよいと思います。私は現役時代、このような意見をもらったら“レッスンのテンポやカリキュラムを見直す。より笑顔で指導するよう心がける。頭をなでたり小さな子なら抱きしめてあげる、スキンシップを交えて大げさにほめる”など、その子のやる気が回復するよう気を引き締めていました。結果として他のお子さんにもいい影響がありますから、コーチへの意見や要望は遠慮なく伝えてほしいと思います。続けるかやめるか迷ったら、習い事の目的を考えてみよう私がいまだに忘れられないのが、年少から6年生までずっと通ってくれたAくん。9年間しっかり通ってくれたのに、クロールも背泳ぎも25メートル完泳することができませんでした。担当をベテランに替えても、土日の無料補習レッスンに招待してもなかなか上達できず。もともと関節の硬いお子さんでしたし、水に顔をつけられるようになるまでに5年かかったことを考えると、もしかしたら水恐怖症だったのかもしれません。Aくんのお母さんは、「上達や進級はしなくていい。始めたことを最後までやり遂げること、継続することの大切さを教えたい」という意見。私は、自分より小さな子・後から入会した子にどんどん抜かされながらも黙々と練習しているAくんを見ていると、正直胸が痛みました。コーチたちは全員、Aくんが少しでも楽しく練習できるよう、他の友達がAくんをからかったりすることのないよう、気を配ったつもりです。Aくんのお母さんのように“あきらめず、ひとつのことに取り組み続ける大切さを教えるため”、苦手な習い事をあえて続けさせる、というのもひとつの考え方。親となった私個人としては、習い事は“わが子が実力を発揮できて、輝ける場所を探すための手段”であり、“限りある時間とお金は、わが子の得意分野を伸ばすために使いたい”と考えています。どちらが正しい悪いということではなく、“その習い事に何を求めているのか”じっくり考えてみると“続けるかやめるか”、答えが出るかもしれません。お母さんの笑顔とほめ言葉が1番のモチベーションコーチとしてお母さんにお願いしたいのは「楽しかった!」という感想で終われるよう、お子さんを誘導してほしい、ということ。レッスン後、子どもたちをロッカーまで送っていくと、怖い顔をしたお母さんが待ち構えていて「なんでずっと泣いてたの!」「なんで途中で立っちゃうの!」と叱りつける、ということがよくありました。お金を払って通わせているのだから、という親としての気持ちもよくわかります。でも、それをグッとこらえて何かひとつでもほめてあげるのが「来週もまた来よう」と思わせるヒケツ。逆に、心配のあまり「どうだった?水は冷たかった?寒かった?コーチは怖かった?」など不安げに質問をするお母さんも多く、「言われてみれば冷たかったかも、寒かったかも、コーチもちょっと怖かったかも…」と、さっきまで元気だった子どもがだんだん暗い顔になっていくこともありました。レッスン中は厳しいコーチも、最後は楽しい雰囲気で終われるよう気を配っているもの。お母さんには笑顔で子どもの背中を押してあげてほしいと思います。<文・写真:フリーランス記者森藤理絵>
2017年06月25日子供おばさんは、うまくいっている人に対してひがみます。相手がうまくいっているのは、自分とは一切関係なくても、です。「あの子は結婚できていてズルイ」「どうして彼女は子宝に恵まれて、私は恵まれないの?」「なんであの人ばかり成功しているわけ?」など、どす黒い思いが心の中で渦巻いています。そんな残念な物の考え方の人だから、幸せになれないと言っても過言ではありません。そんな思いを抱いていても、自分も気分がいいわけがないでしょうし、その思いが外見や雰囲気にも出てくるので、魅力を損なわせてしまっています。大人女子は、悲しい出来事があったときは、今まで気づかなかった人の痛みも理解できるようになります。だからこそ、その後、同じ経験をした人がいたら、心から「かわいそうに」と思うようになります。そんな風に慈愛の思いを持っている人は、ツイていない出来事が起こった時は、「こんな悲しい思いを、他の人にはさせたくないな」と思えるようになってくるのです。つまり、自分に悲しい出来事が起こっても、うまくいっている人に対してひがむのではなく、「あなたは、私みたいに悲しい思いをしなくてよかったね」と、相手に対しては祝福をできるようになるのです。そこには「私さえ不幸であればいい」なんていう自己卑下の気持ちがあるわけではありません。自分で自分のことをしっかり癒すことができる力があるからこそ、沸き上がる感情とも言えるでしょう。子供おばさんは「みんな、平等」を勘違いしているそもそも子供おばさんはどうして、人をひがんでしまうのでしょうか?それは、「みんな、平等である」ということと「みんな、人生は同じようなものだ」ということを混合しているからです。人は平等ではありますが、みんな同じような人生を歩むわけではありません。みんなそれぞれ人生のテーマがあり、学びがあります。もし、悲しい出来事が起こった時は、「今、自分にとって一番学ぶべきことを与えられている」と言っても過言ではありません。つまり、それは自分の人生の課題であり、人と比べている場合ではないのです。子供おばさんのように、「人と自分の人生は同じようなものだ」と思っていると、相手が手に入れて、自分が手に入らないものがあるときに深く嫉妬してしまいます。でも、自分が欲しいものを手に入れている人がいても、その人はその人の人生において手に入れているに過ぎません。だったら、自分も自分の人生において、欲しいものを手に入れられるように頑張るしかないのです。さらに言うと、人と比べてばかりいると、相手が持っているものを自分が持っていないというだけで、「足りない」という気持ちに駆られます。そういう人の中には、心の奥底では結婚願望がないのに、結婚したいと思い込んでいる人や、子育てをしたいわけでもないのに、子供がいないことにコンプレックスを抱いている人もいます。まさに、自分の人生を生きていません。それに、何でもかんでも「得られればいい」というわけでもありません。なぜなら、何かを得たら、必ずと言ってもいいくらいに、何かを失います。つまり、その何かを得ないからこそ、失わないものもあります。例えば、結婚することで、自由に使えるお金と時間を失う人もいます。仕事で成功したからこそ、利益目的で寄ってくる人や嫉妬する人が増え、心休まる人間関係が築きにくくなることもあります。逆を言えば、悲しい出来事を経験するからこそ、人の痛みが分かる思いやりを持てることもあります。それがその人の大きな魅力になるのです。自分にツイていない出来事が起こっても、それがうまくいっている人に対しては「よかったね」と思える自分になりたいものですね。そんなとき、自分のことを誇りに思えるようになるものですよ!・子供おばさん…うまくいっている人に対してひがみ、「あの人ばかり、ズルイ!」と思う。・大人女子…悲しい出来事があったとしても、うまくいっている人をひがむことなく、「私と同じような悲しみを味わわなくてよかったね」と思う。
2017年06月13日最近は習い事も多様化しています。ロボット教室、パズル道場、ミュージカル教室など、子どもの基礎学力の底上げや、将来的に能力を発揮するであろう後伸びを狙った“進化系の習い事”が注目です。今回はその中から「レゴスクール」を紹介します。レゴスクールってどんなところ?レゴスクールは子どもが大好きなレゴブロックを教材に取り入れ、楽しみながら理系脳を育てられる教室です。大井町教室のチーフインストラクター・山口幸子さんにスクールの特徴を聞きました。「レゴスクールでは必要以上に教えこまないようにしています。子どもたちに自主的にやらせ、考えさえ、やりたいと思っていることに自ら近づけるように指導しています」とのこと。レッスンはそれぞれの年齢に応じた年間カリキュラムにそって進みます。たとえば、年少さんでは「ごっこ遊び」を通して自分の感情や気持ちを表現することが目標。年中さんになると「ルールがある遊び」をしながら友達との関わり方、ゲームの得点から、加算・減点など数字を理解していきます。年中さんのレッスン「マイワールドディスカバリー」年中さんの年間目標は「友達と一緒に作業をしながらコミュニケーション能力を深める。物を観察し、比較・分類する。数学の基礎を学ぶ」というもの。「テックマシーン」と呼ばれるオリジナル教材を使い、生活の中で活躍する乗り物や機械を組み立てます。この日のテーマは「車輪の世界」。みんな真剣な顔で荷物を運ぶ車を組み立てていました。その後の集荷と宅配の疑似体験では「この荷物をおばあちゃんの家に運ぶんだ」など嬉しそう。レッスンの最後には自分が工夫したことをみんなの前で発表するプレゼンタイムがあります。スクール生のお母さんによると「人前で話すことに自信がついた様子。自分の考えを言葉でしっかり説明できるようになりました」とのこと。小学1年生のレッスン「マイワールドアドベンチャー」1年生の目標は「物理・数学・テクノロジーの基本概念を学ぶ。自分の考えを整理し作品で表現する」というもの。ギア、アクセル、レバーなどのパーツが入った「アーリーシンプルマシン」という教材を使用しています。「つかんでみよう」をテーマに、手の動き、親指の役割を学んでいました。ゴムの張力を利用して強度を増す、てこの原理(支点・力点・作用点)なども盛り込まれた高度なレッスン。「10秒で何個のボールをつかめるか」というゲームで子どもたちは大盛り上がり!2年生からはプログラミングのコースも選べるようになり、「それまで絶対やめない!将来はゲームを作る人になりたい」というお子さんも。空間認識・理系脳の他に自己肯定感も養われる?実は私の娘も小さい頃にレゴスクールに通っていました。今でも心に残っているのは「1本足の生き物を作ろう」というテーマ。1本足の生き物をブロックで作り、自分も一本足で立ってみる。「一本足だとバランスが悪い、動きづらい」と確認したあとで「好きなようにパーツを付け足して、安定した動きやすいものに作り変えてみよう」というレッスンでした。足を付け足す子、エンジンを取り付ける子とさまざま。娘は折り紙で羽を作り、セロテープで貼り付けていました。「歩きづらいから飛べば良い」という発想。先生にたくさんほめてもらって嬉しそうな娘を見て、私も誇らしい気持ちになりました。ブロックを使って想像力を膨らませながらそれぞれの回答に向かって工夫できるレゴスクール、気になる方は体験レッスンに参加してみてください。レゴスクール大井町スクールデータ住所〒140−0014品川区大井1−49−15アクセス大井町ビル1階電話(新規問い合わせ受付)03−6413−1360レッスン曜日火・水・木・金・土問い合わせ受付時間火〜土10:00〜18:00アクセスJR京浜東北線大井町徒歩1分高速鉄道りんかい線大井町駅徒歩2分東急大井町線大井町駅徒歩3分<文・写真:フリーランス記者森藤理絵>
2017年06月06日子供おばさんは、自分が幸せになることを信じられません。「幸せになる」と信じて、幸せになれなかったときに傷つくから、保険をかけてしまうのです。でも、その時点で、「自分が不幸になること」を認めてしまっています。それでは、幸せ者にはなりにくいかもしれません。大人女子は、自分が幸せになることを疑っていません。だから、例えツイていないことがあっても、「今、起こっていることは、結果的に良くなるために起こっているのだ」と思い、前向きに対応します。その結果、本当に状況は逆転し、幸せになったりします。結局、物事そのものには、良い、悪いというのは、そこまで存在しません。そのときの行動次第で、その物事の意味合いすら変わってくるのです。例えば、大きな挫折をしたとしても、それがきっかけで気持ちを改め頑張ることで、大きな成功を掴む人もいます。また、失恋をしたところで、その後、前向きに新たな恋を探したら、本当の運命の相手に出会えることだってあるでしょう。つまり、自分の行動によっては、そのツイていない出来事があったからこそ幸せになれることもあるのです。大人女子はツイていない状況すら生かす大人女子は、「自分は運がいいんだ」と信じています。だから、一見、悪い状況になったとしても、子供おばさんのように「うわぁ、私は不幸の星に生まれたから仕方がないんだ」なんて諦めません。そんなときは、「これは私に大切なことを教えてくれるために起こったのだ」と思い、学び、成長します。その結果、二度と同じミスをしないどころか、辛いことを乗り越えた分、さらにいい状況になったりします。結局、どんな状況でも、100%悪いことなんてものはありません。その中にも良い部分は必ずあるのです。そこに目を向けて生かすことが大切で、その結果、状況が好転することが多いのです。つまり、どんな出来事も生かせるようになるためには、そこからの教訓を学ぶ好奇心と向上心が必要なのです。「自分は運がいい」と思える人は、「その教訓を得るために、さらにそれを学んでもっと幸せになるために、この出来事は起こった」と考えるから、状況を好転できるようになるのです。単に“棚ぼた的な運の良さ”を信じているわけではありません。究極に幸せな人は、例え不治の病にかかったとしても、そこから学べることがあれば、「いい人生だった。やはり私はツイている」と思えるのかもしれません。幸せは主観なので、本人がそれで幸せならば、本当に幸せなのです。周りから「幸せ者だ」なんて認められることが、幸せでも何でもありません。今日から、大人女子のように、「自分は幸せになれるに決まっている!」と信じてみませんか?心の底からそう思えるようになったとき、言動が変わり、本当の幸せ者になれるものですよ。・子供おばさん…「自分は幸せになれる」と信じられないので、ツイていないことが起こると「やっぱり私は不幸な星の下に生まれたんだ」と嘆き、幸せになることを諦める。・大人女子…「自分は運がいい」と信じているので、ツイていないことがあっても、そこから良い部分を見つけ出し、大切なことをきちんと学び、結果、状況を好転させる。
2017年05月30日