医療用医薬品などの輸入・製造・販売を行うMSDは、”子宮頸(けい)がん”の予防ワクチン接種を呼びかけている。費用を国と自治体が補助する「子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進事業」の助成制度は平成24年度末(2013年3月末)までであり、半年間に3回のワクチン接種(同種)の必要があることから、早めの接種を推奨している。接種方法は筋肉注射で、小児科、婦人科・産婦人科、内科などで接種が可能。通常2回目の接種は初回接種から1、2カ月後で、3回目は6カ月後となっている。なお、助成制度については自治体ごとに異なるため、自治体や最寄りの医療機関に問い合わせる必要があるとのこと。子宮頸がんは乳がんに次いで罹患(りかん)率が高く、特に20代から30代のがんでは第1位だという。そのため、HPVに感染している可能性が低い、低年齢での接種がより有効であると考えられている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月26日ワコールはこのほど、乳がんなどの手術直後から手術後の胸を保護する胸帯代わりに着けられる「術後の胸にやさしいブラ」を発売した。希望小売価格は2,940円。同商品は、肌側の縫い目の凹凸を極力少なくし、綿100%のやわらかな肌ざわりの素材をつかっている。乳房手術後のデリケートな肌にも安心で、家でリラックスしたい時や、検診などにも着用できる。また、前開きスナップは樹脂製となっており、着用したままでも、胸部レントゲン検査が可能。下辺は折り返しになっているので圧迫感が少なく、ラクな着けごこちとのこと。サイズはM(バスト79から87)、L(バスト86から94)、LL(バスト93から101)、3L(バスト100から108)。カラーはモイスチャーベージュとダルワインの2種。札幌・東京・名古屋・京都・大阪・福岡の同社「リマンマルーム」、同社ウェブストア、全国約100カ所の取り扱い病院の売店で販売している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月26日ダイヤモンド社は、大学生による大学生向け情報サイト「メンター・ダイヤモンド」において、4月9日の「子宮の日」にちなんだアンケート調査を行った。子宮頸がんの正しい知識を広めるべくして行われた同調査の調査対象は、子宮頸がんのワクチン接種において公費助成の対象外である女子大学生300名。「子宮頸がん」という病気について、女子大学生の99%が「知っている」と回答したが、「実際にワクチンを接種した人」は7%と少なく、「検診を受けた人」も9%にとどまった。接種しない理由のトップは、費用の高さ(64%)。抗体をつくるために必要とされる接種は全部で3回、その費用は合計で約5万円といわれている。この金額は、公費助成の対象外である女子大学生にとって大きな負担だ。このため「親に費用(の一部)を負担してほしい」と回答する女子大学生は74%にのぼった。子宮頸がんは、性交渉で感染するヒトパピローマウイルス(HPV)が主な原因となって発症する女性特有のがん。しかしHPVを予防するワクチンの接種と定期健診で、予防が可能な唯一のがんといわれている。自治体により対象年齢は若干異なるものの、2010年10月以降、中高生の一部には公費助成によりワクチンの接種が受けられるようになっている。性交未経験者への接種が効果的だという観点から、この年齢層に限って助成が行われるが、同がんは20~30代の女性で発症率1位といわれ、死亡率と罹患率も増加傾向にある。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月05日会社の婦人科検診で子宮が2つあると言われました。もしかして、妊娠できないのでしょうか?(ユミ/22歳/会社員)これまで自覚症状はなく、検診で初めてわかったとの相談者さん。手術は必要なのか、そして妊娠できるのかといったことを心配しています。女性専門クリニック「私のクリニック目白」の平田雅子院長に詳しくお聞きしました。(以下、平田雅子先生)実は子宮は奇形が起こりやすい臓器なんです。子宮は、お母さんのおなかの中で胎児だったころに、ミュラー管という子宮のもとになる器官が左右から癒合してできあがります。形成の途中で癒合がうまくいかなかった場合、このような奇形になります。子宮奇形は女性の約5%にあるといわれ、決してまれではありません。奇形にはさまざまなタイプがあります。■重複子宮(左右のミュラー管が癒合せず、それぞれ独立して子宮になったもの。子宮口も膣(ちつ)も2つ)■双角子宮(子宮の上のほうが動物の角のように2つに分かれているもの。膣(ちつ)は1つ、子宮口は1つの場合と2つの場合がある)■中隔子宮(子宮の内腔に壁があるもの)■単角子宮(形成過程で片方のミュラー管が消滅したり発育不良になってしまったりしたもの)でも、子宮奇形であっても、妊娠していなければ、普段どおりの生活ができます。特に症状がなければ、治療の必要はないのです。ただ奇形の種類によっては、生理痛や下腹部痛、Hの時の痛みの原因になることがあります。こういった場合は、専門医に相談したほうがいいでしょう。それから、習慣流産や不妊、早産、難産の原因になることもあります。とはいえ、多少変形していても、子宮が十分に発育していれば、正常に妊娠・分娩(ぶんべん)できることも少なくありません。個人差が大きいものだから、診断と治療については、できれば子宮奇形の専門医にお願いしましょう。特に妊娠と出産を希望するときは、担当医とよく相談して指導を受けてください。(ビューティ&ダイエット編集部)
2012年01月25日視力矯正で視界が!!アイドルグループAKB48の前田敦子が、視力矯正の手術であるレーシック手術を受けたそうだ。本人が19日夜のオフィシャルブログで報告している。「視界が!!」と題したブログで、まさに視界が明るく開けたことを喜びをもってコメント。念願のレーシックを受けたと、これまでも施術を希望してきていたようで「スッゴク嬉しい」と裸眼生活を楽しんでいるようだ。年々注目高まる手術、ファンにも反応さまざまレーシックは、角膜にレーザーを照射し、裸眼視力を回復させる技術として導入された手術だ。日本では2000年からスタートし、まだ歴史は浅いものの、認知度は高まってきている。手術といううことで、「こわくなかった?」「成功おめでとう」といったコメントや「身体をいじるのはあまり賛成できないけれど、あっちゃんがっ決めたことなら」といった意見、「めがねが似合っていたので、見られなくなるのはちょっとさみしい」などなど反応も様々のようだ。適切な処置をもって受けられれば有効性は高いことには違いのないレーシック手術。めがねに縛られない美容面、利便性面から、やってみたいと思う方も少なくないだろう。希望する方には、よくよくクリニック等吟味したうえで利用することをおすすめする。元の記事を読む
2011年11月22日