教育図書・教材の出版および各種教室やスクール運営を行う中央出版株式会社(名古屋市名東区、代表:前田 哲次)は、全国でロボット科学教育を展開する株式会社ロボット科学教育(神奈川県横浜市青葉区、代表:鴨志田 英樹)と共同で日本各地に展開しているレゴ(R)ブロックを使ったプログラミング学習「Crefus・Kicks ジュニアエリート」講座を運営しています。中央出版株式会社Kicks講座では、2022年10月1日(土)および10月2日(日)に開催されるロボット検定の受験申し込みを9月21日(水)まで受け付けています。For WeDo2.0、For EV3のほか、今回は初のFor SPIKEプライムも開催します。ロボット検定とは、一般社団法人ロボット技術検定機構の開催する検定で、ロボット製作に必要とされる知識や技能を客観的に評価し、判定する検定です。筆記問題だけでなく、組み立てやプログラミングの実技問題が出題されるのが特徴です。小学1年生から受験することができ、合格者には合格証明書と認定バッジが進呈されます。2022年第2回となる今回は、For WeDo 2.0、For EV3の他、For SPIKEプライムも初めて開催されます。今日、「プログラミング的思考」が21世紀社会に不可欠な能力とされ、プログラミング教育が小学校から必修化されました。ロボット検定は、この新しい能力を育み、自己の可能性を広げていく子どもたちの学びを応援していきます。ロボット検定で出題される内容は、日頃のレッスンで取り扱っている内容や身の回りの科学的事象についてです。ロボット検定受験を通して子どもたちは、日頃のレッスンで学んだ内容を定着させるほか、目標に向かって諦めずにやり抜く経験をし、勉強のやり方・試験の受け方を学びます。また、分野別に自分の実力を知ることで成長や成果を実感できます。8月には中央出版株式会社オリジナルのロボット検定対策講座を企画・開催し、自ら対策に取り組む重要性を伝えました。中央出版株式会社Kicks講座では、ロボット検定受験機会を提供することで、会員たちの資格取得とともに、自ら学ぶ姿勢の習得を支援しています。【開催概要】日 程:2022年10月1日(土)・10月2日(日)会 場:おおぞら高等学院横浜キャンパス・おおぞら高等学院静岡キャンパス・Kicksアピタ長久手ラボ・Kicksリーフウォーク稲沢ラボ・HugPON!野並教室・おおぞら高等学院福岡キャンパス実施級:WeDo2.0 3級・2級・1級EV3 3級・準2級・2級・準1級SPIKE 3級※会場により異なる受付期間:9月8日(木)~9月21日(水)◆Kicks講座には、じっくり考えて、あきらめずに、やりぬくチカラを育てる4つのポイントがあります。1)ハンズオン 2)プログラミング 3)STEM教育※ 4)プレゼンテーション※STEM教育とは?( Science [ 科学 ] / Technology [ 技術 ] / Engineering [ 工学 ]/ Mathematics [ 数学 ] )教科ごとに断片的に学ぶのではなく、さまざまな分野を横断的・統合的に学び、課題発見・解決能力を養います。現在、各ラボで無料体験イベントを実施中です。詳しくはHPをご覧ください。中央出版 ロボット科学教育Kicks ■会社概要名 称:中央出版株式会社代表者:前田 哲次所在地:〒465-0093 名古屋市名東区一社四丁目165設 立:1979年10月(創業1972年)資本金:9,000万円 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月13日自動的に動いて、部屋などをきれいにしてくれるお掃除ロボット。一家に1台あるだけで、日々の掃除がグッと楽になり、非常に便利ですよね。日常の出来事などを漫画にしている、かるめ(karume_life)さんは、実家に帰省した際、お掃除ロボットがあることに気付きました。『宿敵「ホーミング」との出会い』かるめさんは、自動で掃除をして、最後は自分で充電器の場所まで戻っていくお掃除ロボットのスマートさに感動。動く様子を見ているうちに、まるでペットのような愛着が芽生えます。お掃除ロボットに『ホーミング』と名前を付け、かわいがる、かるめさんでしたが…。『ホーミング』をペットのようにかわいがっていた、かるめさん。しかし、夜中に起きた際に、暗闇に同化した『ホーミング』につまづいてしまいます。翌日は、報復として2倍の量を掃除させますが、なんとその夜も同じ目に…!以降、『ホーミング』とは宿敵の間柄になってしまったのでした…。作品を読んだ人からは、さまざまの声が寄せられています。・いっそのこと、『ホーミング』に乗ってトイレに行ってはどうでしょうか!・蓄光テープを貼るのがオススメですよ!・うちのおばあちゃんは、『デイビット』と呼んでかわいがっています。また、かるめさんは、暗闇に同化する『ホーミング』の写真も公開しました。確かに、これではつまづいてしまうのも無理はありません。『ホーミング』に狙い撃ちされないよう、置き場所には気を付けたいですね…。[文・構成/grape編集部]
2022年08月16日自動で部屋中を動き回り、掃除をしてくれる、ロボット掃除機。カーペットなどの少しの段差なら乗り越えて隅まで掃除をしてくれるため、重宝している家庭も多いのではないでしょうか。ロボット掃除機を初めて見た息子が?るしこ(@39baby_com)さんも、ロボット掃除機を購入した1人。商品が到着する前、るしこさんは3歳の息子さんに、ロボット掃除機が来ることを伝えていました。ルンバちゃんとJr. pic.twitter.com/yOmjDUdmif — るしこ (@39baby_com) July 17, 2022 ロボット掃除機を「どぅんばちゃん」と呼び、到着を楽しみにしていた息子さんは、実物に目を光らせて大喜び!しかし、いざるしこさん夫婦が起動させると、息子さんはロボット掃除機が登ってこれない高さがあるクッションに逃げたのです。初めて聞く音や、自動で部屋を動き回るロボット掃除機に、びっくりしてしまったのかもしれませんね!るしこさんが一連の出来事を漫画に描き、Twitterに投稿したところ、息子さんの反応に、心癒される人が相次ぎました。・動くまでワクワクしていたのに、いざ動き出すと怖くなっちゃう息子さんがかわいいです。・我が家にも同じようなクッションがあるので、「あそこに登ったのかな」と想像してニコニコしてしまいました。早く仲よくなれるといいですね!・つま先までピンとして、避けているのが愛おしい。我が子も小さい頃は、ロボット掃除機のことを怖がっていたなあ。るしこさんいわく、息子さんにロボット掃除機を起動することを話すと、一瞬でおもちゃを片付けてくれるのだとか。ロボット掃除機が来て1週間が経過した息子さんの様子を、「今は若干慣れた感じがあります」と明かしてくれました。息子さんがロボット掃除機を怖がらなくなる日が早く来るといいですね![文・構成/grape編集部]
2022年07月21日教育図書・教材の出版および各種教室やスクール運営を行う中央出版株式会社(名古屋市名東区、代表:前田 哲次)は、全国でロボット科学教育を展開する株式会社ロボット科学教育(神奈川県横浜市青葉区、代表:鴨志田 英樹)と共同で日本各地に展開しているレゴ(R)ブロックを使ったプログラミング学習「Crefus・Kicks ジュニアエリート」講座を運営しています。10月に行われるロボット検定 For EV3に先立って、中央出版株式会社Kicks講座オリジナルの対策講座が開催されます。ロボット検定の出題傾向に合わせ、頻出問題の解き方や押さえておきたいポイントを学んでもらえる特別レッスンです。知識問題・組立問題・実技問題すべての分野の対策を行います。ロボット検定とは、ロボットやプログラミングを学ぶ子どもたちのための検定試験です。筆記試験だけでなく組立てやプログラミングの実技試験が出題されるのが特徴です。中央出版株式会社Kicks講座では、知識や技術の定着度を計るためにも、検定受験を推奨しています。この度、ロボット検定For EV3 受験者の合格率向上にむけて、対策講座を開催することになりました。過去3年間のロボット検定の出題傾向を分析し作成したオリジナルのワークシートを用い、重要ポイントの確認や頻出問題の解法の解説を行い、過去問題集にも挑戦します。講義時間は90分間で、ロボット検定のすべての分野(知識・組立・実技)に対応しています。全受験生の半数の参加を見込んでいます。【開催概要】場所:愛知県・福岡県・神奈川県・静岡県の各会場日時:7月29日(金)~8月7日(日)のいずれか1日(1回90分)対象:教育版レゴ(R)マインドストーム(R)EV3持参のKicks会員費用:4,950円(税込)申込方法:WEB申込(中央出版株式会社Kicks講座公式サイト「お知らせ」より)◆Kicks講座には、じっくり考えて、あきらめずに、やりぬくチカラを育てる4つのポイントがあります。1)ハンズオン 2)プログラミング 3)STEM教育※ 4)プレゼンテーション※STEM教育とは?( Science [ 科学 ] / Technology [ 技術 ] / Engineering [ 工学 ]/ Mathematics [ 数学 ] )教科ごとに断片的に学ぶのではなく、さまざまな分野を横断的・統合的に学び、課題発見・解決能力を養います。現在、各ラボで無料体験イベントを実施中です。詳しくはHPをご覧ください。中央出版 ロボット科学教育Kicks ■会社概要名 称:中央出版株式会社代表者:前田 哲次所在地:〒465-0093 名古屋市名東区一社四丁目165設 立:1979年10月(創業1972年)資本金:9,000万円 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年07月19日テクノロジーの発達により、進化が目覚ましい生活家電。カメラが搭載され、外出先から部屋の様子を見ることができるお掃除ロボットまで登場しています。3匹の猫と暮らす飼い主(@miikomaple)さんもまた、カメラ付きのお掃除ロボットを使用している1人。飼い主さんの場合、留守番している愛猫たちの様子を見ることができるのも嬉しいポイントでしょう。しかし、時にカメラは思わぬ光景をとらえていることがあるのです…!カメラ付きで外出先から掃除の様子が見れるお掃除ロボさん。猫に囲まれて詰んでたw #猫のいる暮らし pic.twitter.com/2apZ1q3nwA — エキゾのきなこさん。 (@miikomaple) July 16, 2022 周囲を猫に囲まれ、お掃除ロボットは進路を阻まれてしまっています…!本来の役目を終えられず、立ち往生するしかないお掃除ロボットにさまざまな声が寄せられました。・いい間隔で周りを取り囲んでいますね。滅多に撮れない画では?・私も囲まれたい…!・これは嬉しい四面楚歌。コメントにもあるように、こんなにもローアングルで、かつ猫に囲まれた状態を撮影できたのは、お掃除ロボットに搭載されたカメラだからこそ。お掃除以外にも、ペットを飼っている人には、別の需要がありそうですね…![文・構成/grape編集部]
2022年07月17日kchap(@1kecha1)さんがTwitterに投稿した、ファミリーレストラン『ガスト』で目撃したエピソードを紹介します。モニターに猫の顔が表示された配膳ロボットが、客に料理を届けている同店。投稿者さんが利用した同店でも、ロボットが2台導入されていました。一生懸命働くロボットたちですが、2台が狭い通路で向かい合った時、困った問題が起こったのです。それは…。どいてニャ!通りたいニャ!2台とも、お互いに「通りたい」と主張していたのです!ネコの配膳ロボット2台置いてるファミレスにこないだ行ったんだけど、狭い通路で向かい合ってお互いに「どいてにゃ!」「通りたいにゃ!」って言い合っててほんと可愛かった。店員さんが機能ブチ切って1匹手動で動かして解決した。 pic.twitter.com/CcZVh9UljJ — K̤͓c̤͓h̤͓a̤͓p̤͓ (@1kecha1) July 10, 2022 なんともほほ笑ましい光景ですが、ロボットの力だけでは通ることができなかったのでしょう。店員が1台のロボットの機能を切って動かし、もう1台が通れるようにしたそうです。投稿者さんが目撃したロボットたちの様子に、多くの人が癒されました。・ふふっと笑ってしまった!やり取りがかわいらしいな。・その光景を見てみたかった…!・先日、まったく同じことが起きているのを見た!ロボットですから、予期せぬ事態に直面することもあるといえます。時にはクスッと笑えるようなハプニングを客が目撃できるのも、ロボットならではですね![文・構成/grape編集部]
2022年07月13日近年、さまざまなことを学習する人工知能(通称:AI)が搭載された家電製品が登場しています。音声で操作する『グーグルホーム』など、AIアシスタントが搭載されたスピーカーを利用している家庭は、今や珍しくありません。スマートスピーカーの中には、簡単な内容であれば会話ができるものもあります。ロボットやシステムの開発者の中には、AIがより人間らしく思考し、行動するよう研究している人もいるでしょう。『人の心を理解するロボット』にこだわりすぎている博士スマ見(@miteruyatsu)さんが描いた、創作漫画をご紹介します。漫画に登場する博士は、『人の心を理解できるロボット』を開発中。開発はかなり進んでいるようで…。『人の心を理解するロボット』にこだわりすぎている博士 pic.twitter.com/eSJMGS0pMa — スマ見 (@miteruyatsu) July 1, 2022 買い物中、洗剤と生肉がカゴの中で重なっても、衛生的には問題はないはず。しかし、それを「なんとなく気持ち悪い」と感じるロボットは、かなり人間的!ガサツではなく、繊細な人格が形成されているようです。近い将来、現実でも、それぞれの性格に違いのあるロボットたちと人間が会話を楽しんだり、一緒に仕事をしたりするようになるかもしれません。そんな未来を想像すると、少しわくわくしますね![文・構成/grape編集部]
2022年07月03日教育図書・教材の出版および各種教室やスクール運営を行う中央出版株式会社(名古屋市名東区、代表:前田 哲次)は、全国でロボット科学教育を展開する株式会社ロボット科学教育(神奈川県横浜市青葉区、代表:鴨志田 英樹)と共同で日本各地に展開しているレゴ(R)ブロックを使ったプログラミング学習「Crefus・Kicks ジュニアエリート」講座を運営しています。4 月よりスタートをした Crefus 講座では 11 回目のレッスンで交流会を行っております。共通のテーマの中で、習ってきたことを使い工夫をしたり、それぞれのアイデアを盛り込み製作をしました。お友だちの作品について注目し、良いところや質問等を発表し合い交流を深めています。交流会後のレッスンからは、前期の発表会に向けたカリキュラムがスタートをしていきます。引き続き、子どもたちの作品を楽しみにしていてください。◆Kicks講座には、じっくり考えて、あきらめずに、やりぬくチカラを育てる4つのポイントがあります。1)ハンズオン 2)プログラミング 3)STEM教育※ 4)プレゼンテーション※STEM教育とは?( Science [ 科学 ] / Technology [ 技術 ] / Engineering [ 工学 ]/ Mathematics [ 数学 ] )教科ごとに断片的に学ぶのではなく、さまざまな分野を横断的・統合的に学び、課題発見・解決能力を養います。現在、各ラボで無料体験イベントを実施中です。詳しくはHPをご覧ください。中央出版 ロボット科学教育Kicks ■会社概要名 称:中央出版株式会社代表者:前田 哲次所在地:〒465-0093 名古屋市名東区一社四丁目165設 立:1979年10月(創業1972年)資本金:9,000万円 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月28日二宮和也主演の冒険ファンタジー映画『TANG タング』(8月11日公開)と、劇団四季オリジナルミュージカル『ロボット・イン・ザ・ガーデン』(上演中)。イギリスのベストセラー小説「ロボット・イン・ザ・ガーデン」(作:デボラ・インストール/訳:松原葉子/小学館文庫刊)を原作にした両作品から、三木孝浩監督と演出家の小山ゆうなが顔を揃え、都内で特別合同取材会を開いた。アンドロイドが人間に代わって家事や仕事を行う近未来を舞台に、心に傷を抱えた主人公と壊れかけのロボット“タング”の成長と絆の物語が描かれる本作。オリジナルミュージカル『ロボット・イン・ザ・ガーデン』は2020年10月、自由劇場にて初演。東京初演に続き、福岡、東京再演、京都と各地で上演を重ね、現在は計63都市を巡る全国ツアー公演中。一方、映画『TANG タング』は日本版のアレンジを加えて実写化された。三木監督と小山氏は早稲田大学出身で、同時期に同じ演劇サークルに所属していた間柄。「会うのは25年ぶりかな?もう、だいぶ記憶が(笑)。でも、同志ですよね。活躍しているのはうれしいし、自分にとっても発奮する材料になる」(三木監督)、「私は『僕等がいた』が大好きで。三木さんが映画を撮っていると知り、それから追いかけている」(小山氏)と互いの存在が刺激になっている様子だ。『ロボット・イン・ザ・ガーデン』を観劇した三木監督は「タングの動かし方が参考になった。こういう動きでお客さんが笑うんだと。タングの首が伸びるシーンは、映画に使わせてもらった」と明かし、「それとタングを二人の演者が動かしていることで、感情が乗り過ぎず、キャラクターが浮き立っている」と演劇ならではの演出に感銘を受けていた。一方、小山氏は『TANG タング』を鑑賞し、「同じ原作ですが、違う作品。目の光などは、映像だからこそできる表現。それと舞台を日本に置き換えたことでの発見もあった」と話していた。映画に登場するタングは3DCGで表現されており、「役者もカメラマンも、そこに“いるであろう”タングがどんな動きをし、どんな表情をしているのか想像しながらの現場。ビジュアルイメージを共有するのが大変で、アニメーションのように全カットの絵コンテを書いた。ファンタジーだからこそ、役者の演技力も問われる」と舞台裏を回想。「どこまで感情を見せるのか。キャラクター像を観客が想像する楽しみを残したかった」と語ると、小山氏も「ミュージカルは隠れた気持ちを歌で吐露するので、タングが歌うタイミングは試行錯誤があった」と振り返った。タングの魅力を問われると、三木監督は「何もできないところですね。だからこそ愛おしい。タングを見つめることで、自分を見つめることになり、気づきを与えてくれる」。小山氏もうなずきながら、「稽古の段階で、舞台からはけるのに、すっごく時間がかかって、どうしようって(笑)。でも、この子の“ゆっくりさ”に合わせることで、全然違う価値観や、忘れていた何かに気づかされる。その魅力は原作、映画にもある」とタングへの強い愛着を示していた。取材・文・写真=内田涼
2022年06月22日教育図書・教材の出版および各種教室やスクール運営を行う中央出版株式会社(名古屋市名東区、代表:前田 哲次)は、全国でロボット科学教育を展開する株式会社ロボット科学教育(神奈川県横浜市青葉区、代表:鴨志田 英樹)と共同で日本各地に展開しているレゴ(R)ブロックを使ったプログラミング学習「Crefus・Kicks ジュニアエリート」講座を運営しています。4/23(土)、4/24(日)に開催された、第1回ロボット検定の結果が子どもたちの元へ届きました。年に2回開催されているロボット検定では、ロボット製作に必要な知識を問う知識問題と、組立やプログラミングの技能を図る実技問題が出題されます。合格すれば資格として受験や就職に活かすことができます。また、受験することで日頃のレッスンでの成果や次の強化ポイントを見つけることができます。今回のロボット検定では、中央出版で初めて、ロボット検定 For EV3準1級合格者が出ました!子どもたちが日頃のレッスンや学習から意識をして、弱点を克服し、更なる成長へつなげていけるように、講師から子どもたち1人1人へフィードバックを行っていきます。◆Kicks講座には、じっくり考えて、あきらめずに、やりぬくチカラを育てる4つのポイントがあります。1)ハンズオン 2)プログラミング 3)STEM教育※ 4)プレゼンテーション※STEM教育とは?( Science [ 科学 ] / Technology [ 技術 ] / Engineering [ 工学 ]/ Mathematics [ 数学 ] )教科ごとに断片的に学ぶのではなく、さまざまな分野を横断的・統合的に学び、課題発見・解決能力を養います。現在、各教室で無料体験イベントを実施中です。詳しくはHPをご覧ください。中央出版 ロボット科学教育Kicks ■会社概要名 称:中央出版株式会社代表者:前田 哲次所在地:〒465-0093 名古屋市名東区一社四丁目165設 立:1979年10月(創業1972年)資本金:9,000万円 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月07日教育図書・教材の出版および各種教室やスクール運営を行う中央出版株式会社(名古屋市名東区、代表:前田 哲次)は、全国でロボット科学教育を展開する株式会社ロボット科学教育(神奈川県横浜市青葉区、代表:鴨志田 英樹)と共同で日本各地に展開しているレゴ(R)ブロックを使ったプログラミング学習「Crefus・Kicks ジュニアエリート」講座を運営しています。一般社団法人ロボット技術検定機構の開催する「ロボット検定」が2022年4月23日(土)および4月24日(日)に開催されました。ロボット検定とは、ロボット製作に要求される知識や技能を客観的に評価し判定する、小学1年生から受けられる検定です。試験内容はロボット製作とプログラミングです。筆記試験と実技試験があります。2022年第1回となる今回は、ロボット検定for WeDo2.0で159名、ロボット検定for EV3で262名の計421名が受験しました。(3月在籍者中のべ人数)日 程:2022年4月23日(土)・24日(日)会 場:神奈川県・静岡県・愛知県・福岡県の全12会場実施級:WeDo2.0 3級・2級・1級 EV3 3級・準2級・2級・準1級※会場により異なる結 果:5月21日(土)以降自宅に郵送◆Kicks講座には、じっくり考えて、あきらめずに、やりぬくチカラを育てる4つのポイントがあります。1)ハンズオン 2)プログラミング 3)STEM教育※ 4)プレゼンテーション※STEM教育とは?( Science [ 科学 ] / Technology [ 技術 ] / Engineering [ 工学 ]/ Mathematics [ 数学 ] )教科ごとに断片的に学ぶのではなく、さまざまな分野を横断的・統合的に学び、課題発見・解決能力を養います。現在、各教室で無料体験イベントを実施中です。詳しくはHPをご覧ください。中央出版 ロボット科学教育Kicks ■会社概要名 称:中央出版株式会社代表者:前田 哲次所在地:〒465-0093 名古屋市名東区一社四丁目165設 立:1979年10月(創業1972年)資本金:9,000万円 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年05月10日過去から現在まで、約90種130点の多彩なロボットを紹介し「人間とは何か?」を問いかける特別展『きみとロボット ニンゲンッテ、ナンダ?』が、8月31日(水)まで日本科学未来館(東京・お台場)にて開催されている。ロボットという言葉が生まれてから100年以上。発展・拡大を続けるロボット技術は、いまや私たちにとってはなくてはならない存在になり、ロボットの定義や概念、形もさまざまに変化している。同展では、ロボットがいつ、どのように誕生したのか、そして、今日までどのように発展・拡大してきたのかを、時代を代表するロボットたちを年代順に展観。ロボット研究・開発に影響を与えた小説やアニメ、ゲーム、SF作品も併せて公開する。さらに、直感的に高所重作業を行える汎用人型重機や遠隔操作が可能な分身ロボットといった、私たちの行動の可能性を広げるロボットや技術、人とのふれあいで成長し個性が生まれ唯一無二のパートナーとなるロボット、世界初のやきもちを焼くロボットといった人の心に寄り添うロボットなど、国内展覧会史上最大規模となる約90種、130点のロボットを紹介。GW期間中(5月8日まで)は特別展示として、人に最も近い「手」の動作ができるアバターロボットのコンセプトモデル「MELTANT-α(メルタント・アルファ)」も公開する。人とロボットの未来像を思い描きながら、子供から大人まで幅広く楽しめる展覧会だ。WABOT-1(ワボット-ワン) 提供:早稲田大学ヒューマノイド研究所Musiarm(ミュージアーム) 提供:ALPHYZ×AXEREAL×KMD Embodied Media Project畠山海人(ALPHYZ) 慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 Embodied Media ProjectERICA(エリカ) 提供:国際電気通信基礎技術研究所石黒浩特別研究所Kaleido(カレイド) 提供:川崎重工業【開催概要】特別展『きみとロボット ニンゲンッテ、ナンダ?』会期:2022年3月18日(金)~8月31日(水)会場:日本科学未来館 1階 企画展示ゾーン時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)休館日:火曜日※5月3日、7月26日~8月30日の火曜日は開館料金:19歳以上2,100円、小学生~ 18歳1,400円 、3歳~小学生未満900円展覧会公式サイト:
2022年04月28日教育図書・教材の出版および各種教室やスクール運営を行う中央出版株式会社(名古屋市名東区、代表:前田 哲次)は、全国でロボット科学教育を展開する株式会社ロボット科学教育(神奈川県横浜市青葉区、代表:鴨志田 英樹)と共同で日本各地に展開しているレゴ(R)ブロックを使ったプログラミング学習「Crefus・Kicks ジュニアエリート」講座を運営しています。4月23日(土)、24日(日)に2022年度第1回目のロボット検定が開催されます。ロボット検定とは、プログラミングの知識や組立の技能の問題が出題されます。受験することで、客観的に評価されるので子供たちも自信になり、モチベーションにも繋げることができます。毎年春と秋の2回実施されており、合格すると合格証とバッジがもらえ、履歴書にも書ける資格が手に入る検定です。◆Kicks講座には、じっくり考えて、あきらめずに、やりぬくチカラを育てる4つのポイントがあります。1)ハンズオン 2)プログラミング 3)STEM教育※ 4)プレゼンテーション※STEM教育とは?( Science [ 科学 ] / Technology [ 技術 ] / Engineering [ 工学 ]/ Mathematics [ 数学 ] )教科ごとに断片的に学ぶのではなく、さまざまな分野を横断的・統合的に学び、課題発見・解決能力を養います。現在、各教室で無料体験イベントを実施中です。詳しくはHPをご覧ください。中央出版 ロボット科学教育Kicks ■会社概要名 称:中央出版株式会社代表者:前田 哲次所在地:〒465-0093 名古屋市名東区一社四丁目165設 立:1979年10月(創業1972年)資本金:9,000万円 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月19日スリムで表現力豊かなロボットプラットフォームを提供するスピーシーズ株式会社(東京都三鷹市、代表取締役:春日 知昭)は、仮想世界とリアルワールドを繋ぐ進化型ロボットエンタテインメント“フィギュア3.0クレア”の受注を開始しましたことをお知らせいたします。Figure3.0 Clair1“フィギュア3.0クレア”は情報のリアル3D表現が得意なロボットフィギュアで、メタバースなど仮想世界の情報を人にやさしく伝えることが出来ます。また基本ソフトとして、スマホなどのアイコンで遠隔地からもメッセンジャー感覚で容易にロボットの操作が可能な“ロボスタンプ”を開発してまいります。さらに私たちは単にロボットを提供するだけでは本当のロボットエンタテインメントは得られないと考えています。そこで“次世代ロボットラボ:ティル・ナ・ノーグ”を設立し、“外装の進化”、“コンテンツの進化”、“機能の進化”が共存するロボットならではのダイナミックな“もの”の進化を楽しむエンタテインメントを推進します。ティル・ナ・ノーグの目標は、半年以内に進化させたロボットフィギュアを見せびらかすイベントを開くこと。そのために今回、創立メンバー:プラチナマイスターを限定20人募集します。(当面、プラチナマイスターのみがフィギュア3.0クレアを入手可能です。)プラチナマイスターはエンジニアと共にフィギュア3.0クレアを進化させていく仲間です。ロボットとコミュニティーとイベントを同時に進化させることが進化型ロボットエンタテインメントの目的です。“フィギュア3.0クレア”は身長14cmのロボットフィギュアで、自由度の高い骨格と自走式のからくりユニット(台座)を持ち、表現力豊かでバッテリー駆動も可能な重量950gの携帯型フィギュアシステムです。最新のビデオや画像はこちらから : 次世代ロボットラボ:ティル・ナ・ノーグ Web: Figure3.0の技術ビジョン説明スライド : FaceBookコミュニティー : プロモーションビデオ : 技術解説ビデオ : ロボスタンプイメージビデオ : ティル・ナ・ノーグ加入申込フォーム : 【バーチャルだけではないリアルな“もの”の進化を楽しむエンタテインメント】可愛いロボットに触れたり外観を進化させる喜び、ロボットの仕草やセリフ・ダンスなどのリアル3Dコンテンツを楽しんだり、ソフトウェアやIT、AI機能の進化を楽しんだり、またポイントを得てリウォード(特別な外装、装飾品など)を手にするなど。メタバースやゲームなどバーチャルな世界では味わえないリアルな“もの”の進化を楽しめます。【ロボットの進化もエンタテインメントに!プラチナマイスター限定20人募集】半年以内に進化させたロボットフィギュアを見せびらかすイベント開催を目指すプラチナマイスターのミッションは、・SNSへのビデオ投稿・イベント企画・運営などを行う広報チームに参加出来る・コンテンツ、外装などの創作チーム(コンテストの実施)に参加出来る・ソフトウェアの開発を提案・推進するチーム(開発テーマの選定)に参加出来る・クレアの友達・家族となるキャラクタの創作チーム(コンテストの実施)に参加出来る・次代マスター候補の推薦が出来る(ポイントが増える)・貢献に応じたポイントで特別な外装などのリウォードを入手出来る【エンジニア手造りのプレミアム品を提供しコミュニティーでサポート】今回提供する“フィギュア3.0クレア”はエンジニアの手造りによる貴重な製品です。そのため多くを生産することは出来ませんので、限定20台(第一ロット)とさせていただいています。また、創立メンバーであるプラチナマイスターの皆さんとはコミュニティー:ティル・ナ・ノーグを通じて密にコミュニケーションさせていただき、製品の状態把握や技術サポートをさせていただきます。各種の秘密情報も提供され、その情報には、コンテンツの作成方法、ソフトウェアのAPI、外装の制作方法、各種のワークショップで提供する情報などが含まれます。【仮想世界を仲間と楽しむ】フィギュア3.0クレアは、まだ子供のフィギュアで生まれたばかり。仮想世界“ティル・ナ・ノーグ”に棲む妖精族:ディーナ・シーのロボットフィギュアです。生まれたばかりのフィギュア3.0クレアは未完成なロボットですが、人と人を繋ぐことのできる楽しいコミュニケーションロボットに進化して友達や家族も増やしていきたいと考えています。まだおしゃべりも下手で、出来る仕草も少ないです。外装もとてもシンプルなもの。仲間達の力でもっといろいろな外装で飾ってあげたり、仕草やおしゃべりが得意な活発な子に進化させてあげてください。色々なジャンルの方々のチャレンジをお待ちしています。【登録費用・提供時期】◆フィギュア3.0クレアは、プラチナマイスター(PM):限定20人のみ入手可能です。貴重なエンジニア手作り品を入手可能なPM登録費は、95,000円(ロボット1台+PM登録証+コミュニティー参加費用を含む。消費税込み。)◆ロボット提供時期は6月以降で、生産出来次第申し込み順(入金順)に発送いたします。コロナの影響でCPUボードなど部品入手時期が不透明なため、お待たせする可能性が有ります。ご了承ください。【フィギュア3.0クレア仕様】身長 :約14cm外装(スキン) :樹脂外形寸法(おおよそ):W15cm×D16cm×H23cm(手を下げた状態)関節自由度 :11自由度(11関節)- 頭部 2軸- 腕 3軸×2本(肩回転、肩開き、肘)- 足 1軸(足の上げ下げ+歩く動作)- 台座自走 2軸(前後、回転)駆動方式 :多関節回転力伝達方式(リモートモーター:特許取得済み)ホストとの接続 :Wi-Fi、LANなどその他 :MOFI-OS ver. 6.0搭載- LINUXベース:PC、タブレットからWebブラウザにて操作可能- MikuMikuDanceにてモーション作成(.pmx、.vmdファイル利用)可能- カメラ、マイク、スピーカー内蔵使用環境 :電源:NiMH電池内蔵、充電器、ACアダプター付属(AC100V)- 操作用にPC(ブラウザで操作、MMDでも使用)かタブレットが必要- Wi-Fi環境(ルーターやアクセスポイントが有ること)- 急速充電機は別売【用語説明など】※1 Figure3.0 Clairスマホの様にいろいろなアプリを実行可能な小型(14cm)ロボットプラットフォームです。ロボット制御技術、クラウド技術、音声合成、音声認識、AI、スマホアプリなどを駆使してデジタル情報をリアリティーのある仕草(モーション)で表現をする未来型のロボットに進化させていきます。※2 基本ソフト:ロボスタンプスマホなどのアイコンで遠隔地からもメッセンジャー感覚で容易にロボットの操作が可能な基本ソフト“ロボスタンプ”を開発してまいります。アイコンを組み合わせてストーリー性のある表現も出来、複数台でユニットを組んで踊ったり、コミュニケーションしたり、競い合ったりすることもできます。また遠隔地のロボットを操作して自分の分身として仕事をさせたり、友達と一緒に遊ぶなども可能で、より簡単に深いコミュニケーションが可能となります。イメージビデオ: ※3 外装のカスタマイズFigure3.0は様々な外装に変化させる事も可能です。紙粘土などで外装を変えて塗装をして楽しむことも出来ますし、3DCADやCGソフトを使ってボディを作成したりなど、クリエイターのオリジナルデザインでカスタマイズが可能となっています。フィギュア3.0クレアの外装の3Dデータや骨格と外装の固定方法などはプラチナマイスターに情報を開示いたします。※4 ロボプライム社当社はロボプライム社と共同でフィギュア3.0クレアを推進します。ロボプライム社が事業企画を担当し、当社が基本システムの提供と国内での事業サポートを代行します。【会社概要】スリムで表現力豊かなロボットプラットフォームを提供するスピーシーズ株式会社(東京都三鷹市、代表取締役:春日 知昭)は、40cmスマートフィギュア:MOFI7-Cute、等身大アイドルロボット『高坂(こうさか)ここな』と、14cmフィギュア3.0クレアなどロボットプラットフォームの提供を主な事業としています。2014年7月には、スリムでキュートなキャラクタを静かに且つ滑らかに動かす事が出来る独自の特許技術を応用した、『モーションフィギュアー:MF201』を発表しTV等でも報道され話題になりました。2020年には等身大アイドルロボット『高坂(こうさか)ここな』、2021年には40cmスマートフィギュア『MOFI7-Cute』を発表しています。日米中でスリムで美しいロボットを可能にする特許を2件ずつ取得済みです。スピーシーズ株式会社は、スリムで可愛く役に立つロボットの製品化を通じて、離れて暮らす人たちのコミュニケーションや地方の過疎化対策、店舗での人材不足、都市の人の密を避ける事など社会問題の解決に貢献する、未来型のロボットコミュニケーションメディアの提供をする会社です。商号 : スピーシーズ株式会社(ロボプライム社より委託を受けて代行)所在地: 東京都三鷹市井の頭4-12-3設立 : 2001年12月6日資本金: 2,000万円URL : ロボプライム社Web(ティル・ナ・ノーグ): その他資料ダウンロード : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月11日母親の負担がまだまだ大きい現代の子育て。コロナ禍では親子だけで家の中で過ごすことが増え、より孤立感が高まると危惧されています。孤立する子育て「孤育て」の背景を支援団体や専門家に尋ねました。妊婦や子育て中の親を無償で訪問し、話をしながら一緒に家事や育児をするサービスサービス「ホームスタート」。NPO法人ホームスタート・ジャパンが中心となり、提携する全国の子育て支援団体などが地域でボランティア(ホームビジター)を派遣している。 NPO法人ホームスタート・ジャパン対象は妊婦、乳幼児(未就学児)がいる家庭 「すごいわよ!そんなに頑張らなくてもいいのよ」 ビジターのこの言葉に救われたのは、第一子を産んだあとにこのサービスを利用した30代の女性だ。コロナ禍の冬は、乳児を連れて外出する気にもなれず引きこもっていた。抱っこしていないと泣く状況が続き、初めての子育ては緊張感と隣り合わせの状況だった。「『赤ちゃんは泣くもんだし、大丈夫よ』と言い続けてもらえて。それが心の拠り所になりました。子どもを抱っこしてもらっている間、作りたい料理を作ることもできて、自分の気持ちに余裕ができるのを感じました。一緒におしゃべりすることも楽しみで、『一生懸命がんばってるね』と労ってくれると励みになりました」と、この女性は振り返る。 こうした利用者の声から、事務局長の山田幸恵さんはコロナ禍でも「そこにいること」の大切さを実感している。 「そこにいるから一緒に手を動かせる。上の子と手作りおもちゃで遊ぶこともできるし、離乳食を一緒に作ったり、味見したり、交代で抱っこしたり、買い物に行ったりできる。お母さんと一緒にいる支援の意味を改めて感じています」と話す。 共感だけでなく、一緒に手伝ってもらえるとより孤立感が解消「孤立感の解消には精神的なサポートと物理的なサポートがセットであることが重要」と語るのは家庭支援にくわしい明治大学文学部心理社会学科教授、加藤尚子先生だ。 「子育ての悩みを相談して『そうですよね、確かに大変ですよね』と共感的に話を聞いてもらうことも大事なのですが、それと同時にセットで子育てを手伝ってくれる物理的サポートがあることが、一番の子育て支援になるんです。そうすることで、より親の負担感も減りますし、孤立感の解消につながるのでメンタルヘルス的にも効果があります」 サービスを利用する気になれない人の支援が課題政府が目指す児童福祉法改正案では、支援対象者の家庭を訪問し、家事や育児を支援する訪問型支援サービスの新設が盛り込まれており、加藤先生はこれを「大きな前進」と評価する。 「これはまさにセットでの支援なので効果的です。児童福祉法改正案は前進といえるでしょう。しかも自分から申し込むサービスではないこともポイントです。世の中にはたくさんの子育てサービスがあります。都内の場合だと、母子健康手帳をもらうときにドサッとたくさんの資料やクーポン券をもらいます。それだけ子育て支援サービスはたくさんあるんです。 でも実際には自分から調べない人、利用する気にならない人が山ほどいる。そういう人ほど困っていることが多いんです。利用者からアクセスして探す方式ではなく、いかにサービス提供者からアクセスするアウトリーチ方式にしていくかというところが今後の課題です」 母親ひとりの子育て、人類の歴史上ではイレギュラーそもそも孤立感が問題になる現代の子育ては、長い人類の歴史から見ると「非常にイレギュラーな状態だ」と加藤先生は指摘する。 「家庭のなかでお母さんがひとりで子育てするという考え方は、決して普遍的なヒトの子育ての姿ではないんです。本来ヒトの子育ては複数の子どもを複数の手と目で育てるものです」 大きく変化したのは高度経済成長期だった。ホモサピエンスの10万年の歴史で考えるとつい最近のことだ。それまでの進化の歴史において、人びとは地縁や血縁など何らかのつながりがある集団のなかで、たくさんの手で複数の子どもを育てる形態が主流だった。そのほうがヒトにとって好都合だったからだ。ところが高度経済成長で急激に経済事情が変わり、核家族の母親がひとりで育てる形態が主流になり、子育ての孤立化が社会問題になっていった。 「心理学的に見ると、2〜3人の大人が3〜4人の子どもを育てるより、1人の大人が1人の子どもを育てるほうが不安や負担感は大きい。さらに働いている母親と専業主婦を比較調査した研究では、専業主婦のほうが圧倒的に母親としての自己効力感(※)が低いということが分かっています。いずれも『自分一人で子どものことを見なくてはいけない』というイレギュラーな状態だからこそ、しんどさが大きい。子育てを自分一人の問題にしないこと。まずはいろんな人に話を聞いてもらうことが大事です」と加藤先生はアドバイスする。(※)自己効力感:自分は目標を達成するために適切な行動をとり、遂行できる能力がある、と認知している状態。「自分ならできる」といった、自分の能力や可能性を信じる気持ちを指す。 子育てはみんなで担うもの。つい2〜3世代前までは、住み慣れた地域や大家族のもとで子育てをしてきた。誰かの手を借りることは当たり前。これを知っているだけで、サービスを利用しやすくなるかもしれない。ベビーカレンダーではいつでも無料で助産師などの専門家に個別相談ができる「専門家相談」を開設。ママ同士で相談し合える場もある。ちょっと手を伸ばせば届く支援をじょうずに活用してみては。 <取材協力>・NPO法人ホームスタート・ジャパン・明治大学文学部心理社会学科教授/臨床心理士/公認心理師加藤尚子(かとうしょうこ)先生大学院修士課程まで教育学を学んだ後、臨床心理学を専攻。臨床心理士として教育相談所、知的障害児施設のセラピストなどを経たあと、大学に職を移し現職。臨床心理学、コミュニティ心理学を専門とし、教育学、社会福祉学の学位を持つ。専門は、児童虐待を受けた子どもやさまざまな被害体験によるトラウマを受けた人の治療、子どもに関わる保育士、教師、施設職員などへの助言(コンサルテーション)など、アタッチメント・トラウマや養育に関わる臨床心理学。 著者:ライター 大楽眞衣子社会派子育てライター。全国紙記者を経てフリーランスに。専業主婦歴7年、PTA経験豊富。子育てや食育、女性の生き方に関する記事を雑誌やWEBで執筆中。大学で児童学を学ぶ。静岡県在住、昆虫好き、3兄弟の母。
2022年03月15日壊れかけのロボットと、無気力に生きる主人公の再生の旅を描いた劇団四季のオリジナルミュージカル『ロボット・イン・ザ・ガーデン』が、4月16日(土)まで京都劇場で上演中だ。劇団四季「ロボット・イン・ザ・ガーデン」チケット情報本作は劇団四季が16年ぶりに手掛けた一般向けオリジナルミュージカルで、2020年に東京で開幕。雑誌「ミュージカル」の「2020年ミュージカル・ベストテン」で作品部門第1位に選出されるなど、注目を集める1作だ。原作は2015年に出版されたイギリスの同名小説。世界各国でロングセラーを記録し、日本では今年、映画版『TANG タング』も公開予定だ。舞台は、アンドロイドと人間が共生する近未来。どこか哀愁をまとう小さな四角い旧式ロボットが、ある家の庭へとたどり着く。家の中では、弁護士の妻エイミーが慌ただしく出勤準備をする一方で、張り合いなく過ごす夫ベンの姿。両親を事故で亡くして以来、獣医になる夢も諦めて無気力に日々を過ごしている。庭のロボットを見つけ、興味を持つベンだが、エイミーには「粗大ごみ」にしか見えない。前を向いて歩きたいエイミーと、いつまでも前を向けないベン。ふたりの生活も気持ちも、距離は広がるばかりだ。「タング」だと名乗るロボットは、人間の指示通りに動く“賢い”アンドロイドとは対照的。自由気ままに動き回り、時にはわがままを言ってベンを困らせるが、ベンはいつ停止するかもしれないタングを修理しようと、少しの手がかりを頼りにアメリカ、日本、そしてパラオと、国を超えた旅に出る。ふたりで修理の旅をしていく中で、さまざまな言葉や知識を吸収していくタング。タングを動かし、タングとして声を放ち、感情を表現しているのはふたりの俳優だ。操る姿は観客から見えている状態だが、観ているとその存在を忘れてしまうほど、タングの愛らしさに惹きこまれていく。ベンとタングの旅は紆余曲折しながら進み、後半、思いもよらぬ展開を迎える。タングに隠された秘密が次第に明かされていくのもスリリングで面白い。狭い世界にとどまり前を向けなかったベンが、タングとの出会いをきっかけに外に飛び出し、タングを守ろうと懸命に駆け回る。さまざまな人たちと出会うことで、知らず知らずのうちにベンの心はほどけ、見失っていた大切な人への思いに気付く。閉じこもってばかりでは見つからなかった心の鍵。人との関わりや、相手を思いやることの大切さ。ベンが気付かされたように、心にじわりと届くものがあるはずだ。京都公演は4月16日(土)まで、京都劇場にて上演中。チケット発売中。取材・文:黒石悦子
2022年03月10日ディズニーとルーカスフィルムが支援する国際的なロボットコンテストを映したドキュメンタリー映画『ロボットコンテスト 新世代の挑戦者たち』が3月18日(金)よりディズニープラスで独占配信されることが決定。千葉県で活動する日本の中高生チームも登場する。本作は、2020年に開催された FIRST(R) ロボットコンテストに出場する世界中のティーンエイジャーで結成されたチームのうち、4組にスポットを当てたドキュメンタリー作品。ロサンゼルス、メキシコシティ、千葉県のそれぞれのチームが競争の激しい世界選手権の出場に向けて準備する姿を追う。様々な国の事情で部品や機材が確保できなかったり、世界的なパンデミックの影響で制作が一時中断となったりと多くの課題を乗り越えていく中、参加者たちは技術的な知識を得るだけでなく、尊重し合うこと、チームワーク、様々な経験を通して大きく成長していく。そして、大会に参加することが単にロボットを作ることではない、未来への扉となる競技そのものの魅力に気づいていく。日本からは2017年に設立された、千葉工業大学津田沼キャンパスを中心に活動する中高生のチーム「SAKURA Tempesta」が紹介されており、キービジュアルでは彼らの姿がロボットとともに写し出されている。監督は、本作が初の監督作品となるハリウッド女優のギリアン・ジェイコブスが務め、製作総指揮はルーカスフィルムのマイケル・ガルシアとクリスティン・ビービ、共同製作総指揮を「スター・ウォーズ:ビジョンズ」の製作者であるジャクリーン・ロペスが務める。アメリカのテクノロジーの祭典SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)にて3月14日(月)に初公開された後、ディズニープラスにて独占配信が開始される。手に汗握るロボット競技の世界、そして未来に向けて成長していく若き挑戦者たちの姿に、胸打たれる感動のドキュメンタリーだ。『ロボットコンテスト 新世代の挑戦者たち』は3月18日(金)よりディズニープラスのスターにて独占配信開始。(text:cinemacafe.net)
2022年03月09日私が5年前に長女を出産したとき、実家に帰り、里帰り出産をしました。しかし産後1カ月で自分の家に戻りました。そこから、頼る人や友だちもほとんどいない土地での「孤育て」が始まったのです。毎日過ぎていく中身のない娘との毎日に不安を感じていました。 しかしある日、その不安は、夫のある言葉で一気に解消されたのです……。 現在妊娠・出産・子育てをする多くのママたちが直面している「孤育て(孤独な子育て)」。ベビーカレンダーでは、新型コロナウイルス流行により人と関わることができず、各家庭だけで子どもと向き合う子育てを強いられ、閉塞感や孤独感を抱えながら子育てをしている、今の子育ての実態を特集でご紹介します。 長いようで中身のない毎日生後1カ月の赤ちゃんと過ごす毎日は、本当に何もしていないのに終わってしまう感じがしていました。夫は朝早くに家を出て夜も遅くに帰ってくるので、日中はずっと娘と2人。家の掃除や洗濯を最低限やって、あとの時間はほとんど娘の隣にいました。まだほぼ寝ているだけの娘を眺めている日々。娘は本当に可愛くて愛おしかったけれど、毎日何もできていない、これでいいのかな……と思いながら過ごしていました。 娘が中心で、家事がおそろかにだんだんと娘が泣いていろんなことを訴えるようになり、生後半年頃になると寝返りもするので目が離せなくなりました。娘が寝ている時間は私も少しウトウトしてしまうことも増え、低月齢の頃にできていた、最低限の家事さえできなくなってしまいました。洗濯物がたまったり、食事が作れなかったりすることもしばしば。育児も家事もしっかりやりたいのにうまくできず、できない自分にイライラしてしまうことがありました。しかし、そんな時に夫がかけてくれた言葉でふと気持ちが軽くなったのです。 全部を全力は無理!「洗濯物はそんなにきちんとたたまなくても、さっとたためばいいよ。ごはんはかんたんでいいからさ」 その言葉を聞いて、全部を頑張らなくてもいいんだと思えました。 私は初めての子育てで、肩に力が入ってしまい、どれも頑張らなくてはと思いすぎていたようです。そのため、たまっていく洗濯ものや、思うように料理ができない自分にイライラしていましたが、その後は、家事も大事だけど、今しかない娘との時間を大切に過ごすことの方が重要だから、これでいいのだと思えるように。そう思えるようになってから精神的にかなりラクになりました。 初めての育児でいっぱいいっぱいになっていたのに、全部を頑張らなくてはと思っていた私は、自分で自分を苦しめていたようです。自分ができることを見極めて、肩肘張らずにやることが大切なんだとそのときに思いました。今では3人の娘の母親になりましたが、子どもたちと過ごす時間を大切にしつつ、そこそこ家事をこなせるようになってきています。 著者:北川なつみ5歳、3歳、1歳の3姉妹の子育て真っ最中のママ。保育士として約10年認可保育園に勤務し、現在は育休中。子どもたちと毎日たくさん笑って過ごしたいと、日々子育てに奮闘中。
2022年02月21日特別展 「きみとロボット ニンゲンッテ、ナンダ?」が、東京・お台場の日本科学未来館にて2022年3月18日(金)から8月31日(水)まで開催される。“過去最大規模”のロボットの展覧会作家のカレル・チャペックが「ロボット」という言葉を1920年に生み出してから100年以上が経過した今、工場などで活躍する産業用ロボットだけでなく、人型ロボットや、家族のようにも感じられるパートナーロボット、写真や音声などのデータから生み出されるデジタルクローンなど、多岐にわたる定義や概念、形のロボットが存在している。特別展 「きみとロボット ニンゲンッテ、ナンダ?」は、国内展覧会史上で過去最大規模のロボットの展覧会。展示やインタラクティブな仕掛けを通して多彩なロボットを紹介しつつ、科学技術とどう向き合うのか、どのような未来を描いていくのか、はたまた「人間とはなにか?」について紐解いていく。「ペッパー」「アシモ(ASIMO)」など約90種130点を展示会場には、人気ロボットや本邦初公開の最新ロボットまで、約90種130点を展示。世界初の「感情」を持つ人型ロボット「ペッパー」をはじめ、「ワボット - ワン」や「アイボ」、「アシモ(ASIMO)」といった時代を代表するロボットたちが集結する。加えて、ロボットの着想源となり研究・開発を後押しした小説やアニメ、ゲームといったSF作品も紹介し、ロボット開発の歴史を辿る。身体機能を拡張するロボットや心に寄り添うロボットまた、人間の身体機能の可能性を押し広げるロボットも紹介。実際に動かしたり、装着したりしてその機能を体感することができる。災害救助や介護現場などにおける実用を目指して開発された人型ロボット「カレイド」や、義手と楽器を融合させた「ミュージアーム」などが登場する。さらに、音を体で感じる装置「オンテナ」など人間の感覚を拡張するロボットや、遠隔操作が可能な分身ロボット「オリヒメ」などの人間の身体の代替として動くことのできるロボットなども展示される。加えて、“心”に寄り添うロボットとして、犬型ロボット「アイボ」や「アザラシ型ロボット・パロ」、世界初のやきもちを焼くロボット「らぼっと」など、愛らしく思わず癒されてしまうような佇まいのロボットを展示。ふわふわとした毛並みがチャーミングな「クーボ」は、なでるとしっぽを振ってこたえてくれるクッション型セラピーロボットだ。また、スマートフォンの機能を持つ「ロボホン」や、人工知能(AI)による自由なコミュニケーションが可能な「ロミィ」などとは、“おしゃべり”を楽しむことができる。人間の見た目を再現したアンドロイドも表情や仕草など、人間の見た目に近づけたロボットは、そのリアルな佇まいに注目だ。実在の人物にそっくりな見かけに作られた遠隔操作型アンドロイドや、治療を嫌がる子供のじたばたとした動きや顔色の変化などを細かく再現した救命救急のトレーニングロボット、文豪・夏目漱石のアンドロイドなどが登場する。【詳細】特別展 「きみとロボット ニンゲンッテ、ナンダ?」会期:2022年3月18日(金)~8月31日(水)会場:日本科学未来館 1階 企画展示ゾーン住所:東京都江東区青海2-3-6開館時間:10:00~17:00(入場は閉館の30分前まで)休館日:火曜日 ※ただし3月22日~4月5日、5月3日、7月26日~8月30日の火曜日は開館料金:19歳以上 2,100円(1,900円)、小学生~18歳 1,400円(1,200円)、3歳~小学生未満 900円(700円)※( )内は8名以上の団体料金※常設展も観覧可能。※ドームシアターは別料金(要予約)。※2歳以下は無料、障害者手帳持参者および付き添い1名まで無料。※会場の混雑状況により入場整理券を配布、または入場を規制する場合あり。※チケットは3月上旬に販売開始予定。※会期等は変更になる場合あり。※本展覧会の内容は予告なく変更になる場合あり。※チケット情報を含む最新情報は本展公式サイトを確認。【問い合わせ先】TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル/全日 9:00~20:00)
2022年02月20日ふるさと納税では家電返礼品が人気で、特に一昨年まではルンバなどの「ロボット掃除機」がとても注目を集めていました。しかし現在はふるさと納税のルールが厳しくなり、iRobotやダイソンなどの海外製品は姿を消す中で・・・実はまだもらえる「ロボット掃除機」があるんです!日立やアイリスオーヤマから提供されている「ロボット掃除機」返礼品をご紹介します。<ふるさと納税ナビ> ふるさと納税でもらえる「ロボット掃除機」(2022年2月13日 現在)アイリスオーヤマ ロボット掃除機 IC-R01-W出典:ふるなび寄付額:75,000円還元率:23%(市場価格最安値¥19,050 ※2/13時点)提供自治体:宮城県角田市一般的なロボット掃除機についているハケブラシ+掃除機のような回転ブラシの2種類のブラシでしっかり吸引掃除してくれるロボット掃除機です。さらに水拭き機能がついており、掃除機がけと水拭きを同時にしてくれます。9.2cmのルンバに比べ7.8cmと、低い部分に入りやすい薄さも嬉しいですね。日立ロボット掃除機ミニマル(minimaru)出典:ふるさとプレミアム寄付額:300,000円還元率:12%(市場価格最安値¥27,740 ※2/13時点)提供自治体:茨城県日立市茨城県日立市からは日立のロボット掃除機minimaruが提供されています。幅が25センチと超コンパクトで、小ささを生かして狭いところや低いところ隅々まで掃除することができます。小さくてもパワーが強く、床質に合わせて吸引力を自動調整してくれます。自動で走行方向変えながら掃除する「自動モード」、自動モードより長い時間しっかり掃除する「念入りモード」、食べこぼしなど気になるところをお掃除してくれる「スポットモード」の3つのモードから選択できます。■特集URL本記事で紹介した返礼品の詳細は下記特集ページでご確認いただけます。 還元率の調査方法還元率(%)=市場価格÷寄付金額ふるさと納税ナビでは各返礼品の市場価格を徹底調査しています。例えば家電は価格.comでの最安値で見ています。牛肉などの食品は販売元のサイト、または楽天市場やAmazonから産地や部位などがなるべく近いリアルな値段を調査しています。ふるさと納税ナビとは?サイトをスタートさせた2016年3月から、日々移り変わるふるさと納税のより新鮮な情報をお届けするべく、ふるさと納税ナビは編集長を中心に編集部5名(2022年2月現在)で運営しています。主にふるさとチョイス、さとふる、楽天ふるさと納税、ふるなび、ふるさとプレミアムなど主要ふるさと納税サイトの中から「還元率が高い返礼品」「個数限定の返礼品」「期間限定の返礼品」「人気返礼品ランキング」などをチェックして、おすすめの返礼品のみをご紹介しています。<お問い合わせはこちら>問い合わせフォーム: 公式Twitter: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年02月13日参加者自ら作ったコンピューターを搭載したロボットが、自律制御で迷路を探索しゴールまでに到達する最短時間を競う『マイクロマウス』。『ロボットコンテスト』(通称:ロボコン)という競技の一種として知られ、国内で毎年、『全日本マイクロマウス大会』として開催されています。コヒロ(@Savant013)さんは、2022年3月に予定されている同大会の出場に向けて準備中の1人です。同大会に向けて、コヒロさんが製作したロボットが、迷路を探索する様子をご覧ください。ようやく課題迷路をクリアした。これで寝れる…お休みなさい…… pic.twitter.com/QmXK4bhDw3 — コヒロ (@Savant013) January 29, 2022 複雑な迷路を、ロボットはあっという間に駆け抜けていき、わずか10秒ほどでゴール地点に到着!その後の往復も含めると、30秒に満たない走行です。一度も壁にぶつかることなく、スイスイと走っていて、かっこいいですよね。今回、コヒロさんが製作したロボットは、事前に迷路の探索走行をし、ルートなどを学習。学習したデータをもとに、最速経路を導き出し、走行したのだといいます。同大会では、ゴールまでの到達時間のほか、過程やロボットの自律性を評価しているとのこと。そのため、コヒロさんが製作したロボットは、まさに自律性を持ちつつ、最短のルートで走行しているといえますね!【ネットの声】・壁にぶつからず、この速度で走るってとんでもなくすごい。・なんだこの、吸い付くような走りは!早送りを疑いたくなるような速さだ。・ミニ四駆かと思うくらい速い…。大学生の時にはマイクロマウスを製作するサークルに所属し、今は自動車メーカーの関連会社で働いているというコヒロさん。大学時代の経験と、仕事のスキルを活かしていますね![文・構成/grape編集部]
2022年02月01日私は結婚を機に専業主婦になりました。夫は仕事が忙しく、育児はほぼ私ひとり。近くに頼れる親戚も友だちもおらず、「孤育て」状態。誰にも頼れない中、育児書を読んでそのとおりに頑張っていたところ、ある日限界を感じる瞬間が……! そんなときふと目に入った、ある物に救われたのです。これが、私の省エネ育児の始まりでした。 孤育て中、「離乳食は手作り」にこだわっていた私夫は仕事が忙しくて、育児はほぼ私ひとり。さらに周りには頼れる親戚や友だちもいないので、私は「孤育て」状態の毎日でした。そんな中、初めてのわが子に初めての離乳食をあげる日がやってきたのです。私は離乳食のレシピ本を読んだりレシピサイトを検索したりして、栄養が偏らないように、いろいろな食材を食べられるように、好き嫌いがないようにと毎日離乳食作りに奮闘していました。 しかし、息子が2歳のとき、第二子である娘が生まれてからのことです。今までひとりで子育てを頑張っていましたが、ふとそんな自分に疲れてしまう瞬間がやってきたのです。 私の省エネ育児はこうして始まった!娘が生後10カ月になると、娘の離乳食が3回になったことに加え、夜泣きをするようになり、私の疲労はMAXに。そのため離乳食作りがとても大変と感じるようになりました。 そんなとき買い物中にスーパーでふと目にしたのは、市販のベビーフード。これまで離乳食は手作りで頑張ってきましたが、このとき初めて市販のベビーフードを使ってみることに。すると……その便利さに感動! 種類にもよりますが、そのまま食べられるものが多く、栄養バランスも良くて、自分では使わない食材も入っている。こんな便利な物があったのか……!と、この便利さに気づいてからは積極的にベビーフードを利用するようになりました。これが私の省エネ育児の始まりでした。 ベビーフードを取り入れた結果…それから3年後、第三子である次男の離乳食では市販のベビーフードを積極的に活用するようになりました。 特に上の2人の子が夏休みなど、長期休暇の時期は毎日3食作るのが大変なのでベビーフードが大活躍です。ベビーフードのストックをいくつか買っておいて、「今日は疲れたな」というときに使用します。 ベビーフードをストックしておくことで、料理が苦手な夫にも休みの日に子どもたちを任せて出かけられるようになりましたし、自分の精神的、肉体的な負担が軽減されるようになりました。 私はベビーフードは赤ちゃんのためだけではなく、自分のためのものだと思っています。子どもたち3人を育てていく中で、頑張ることも大事だけれど、頑張らずに自分の負担をじょうずに減らして省エネすることも大事だと気づきました。私にとって市販のベビーフードは、手作りの負担を軽減してくれるだけでなく、自分自身の気持ちを安定させてくれる貴重な存在でした。 イラストレーター/ライコミ著者:小山田ちよえ2男1女の母、アラフォー主婦。夫の仕事が忙しく平日はワンオペ育児に奮闘中。チョコレートとパンが大好き。復職に向けて資格取得を目指している。
2021年12月31日劇団四季のオリジナルミュージカル『ロボット・イン・ザ・ガーデン』が2021年12月22日(水)から2022年1月23日(日)まで東京・自由劇場にて上演される。その後、2022年2月23日(水・祝)より京都公演を、5月より全国公演を実施する予定だ。劇団四季のミュージカル『ロボット・イン・ザ・ガーデン』『ロボット・イン・ザ・ガーデン』は、16年ぶりの劇団四季オリジナル一般ミュージカルとして2020年10月に開幕した作品。原作は英国の作家デボラ・インストールが2015年に出版し、2016年にベルリン国際映画祭で「映画化したい一冊」に選出された同名小説だ。2022年8月には、二宮和也が主演を務める映画『TANG タング』が公開される。無気力に過ごす主人公&壊れかけのロボットの冒険劇中では、アンドロイドが人間に代わって家事や仕事を行う近未来を舞台に、無気力に日々を過ごす主人公・ベンと壊れかけのロボット・タングが出会い、タングを直すための旅に出かける様子が描かれている。そんな優しさ溢れる人間ドラマ『ロボット・イン・ザ・ガーデン』が、2021年12月22日(水)より自由劇場にて開幕。台本・作詞は劇団「てがみ座」の長田育恵が、演出は「雷ストレンジャーズ」の小山ゆうなが務める。公演概要オリジナルミュージカル『ロボット・イン・ザ・ガーデン』<クリエイティブチーム>台本・作詞:長田育恵演出:小山ゆうな作曲・編集:河野伸音楽監督:清水恵介振付:松島勇気舞台装置デザイン:土岐研一パペットデザイン・ディレクション:トビー・オリエ■東京公演上演期間:2021年12月22日(水)~2022年1月23日(日)会場:自由劇場住所:東京都港区海岸1-10-53チケット料金:・バリュー(平日夜):S席一般 9,900円、A席一般 8,250円、A席学生 4,125円・レギュラー(平日昼・土夜):S席一般 11,000円、A席一般 8,800円、A席学生 4,400円・ピーク(土日祝昼):S席一般 12,100円、A席一般 9,350円、A席学生 4,675円※初日・千秋楽は上記と異なる。※学生=大学生・専門学生以下(公演当日、入館時に学生証を提示する)※公演当日3歳以上有料(膝上観劇不可)。2歳以下の入場不可。■京都公演上演期間:2022年2月23日(水・祝)~4月16日(土)会場:京都劇場住所:京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル京都駅ビル内チケット料金:・バリュー(平日夜):S席 9,900円、A席 8,250円、B席 6,050円 C席 2,750円・レギュラー(平日昼・土夜):S席 11,000円、A席 8,800円、B席 6,600円、A席 3,300円・ピーク(土日祝昼):S席 12,100円、A席 9,350円、B席 7,150円、C席 3,850円※初日・千秋楽は上記と異なる。※公演当日3歳以上有料(膝上観劇不可)。2歳以下の入場不可。■全国公演上演期間:2022年5月14日(土)開幕チケット予約方法:公式サイト他(24時間受付、ただし発売初日は10:00~)※公演情報は12月21日時点のもの。最新情報については、劇団四季オフィシャルウェブサイトを要確認。【問い合わせ先】劇団四季 ナビダイヤルTEL:0570-008-110
2021年12月24日劇団四季のオリジナルミュージカル『ロボット・イン・ザ・ガーデン』が12月22日(水)より東京・自由劇場で開幕する。昨年10月に誕生したばかりの新作で、雑誌『ミュージカル』の「2020年ミュージカル・ベストテン」で作品部門第一位に選ばれた作品が早くも東京に再登場だ。原作はデボラ・インストールが2015年に出版した同名小説だが、来年8月には同小説を原作にした映画『TANG タング』の公開も予定されていることもあり、いっそう注目度が高まっている。物語は、アンドロイドが家事や仕事を行う近未来のイギリス。両親を事故で亡くしたことで無気力に日々を生きている青年ベンは、ある日、庭に旧式のロボットが迷い込んでいるのを見つける。幼児のように暴れまわり家をひっかきまわすそのロボット・タングを、妻エイミーは捨ててくるように言うが、ベンはなぜかその壊れかけの旧式ロボットに心惹かれてしまう。このままだと近いうちに停止してしまいそうなタングを直すために、ベンは旅に出る――。旅の中でタングは知識を吸収し雄弁になっていくと同時に、拗ねたり反論したりと、どんどん人間臭くなっていく。一方で、そのタングを通しベンも社会と触れ合い、再生していく。近未来を舞台にしつつ、描かれるのはアナログな心の交流。ロボットを通し、他者との繋がりや、自分の心と向き合うことの大切さをそっと提示し、日常の幸せに気付かせてくれるミュージカル。そして何と言ってもタングの愛らしさが素晴らしい。造形も可愛らしいが、パペティアと呼ばれる操者が2名がかりで操作と台詞・歌を担い、表情も動きも雄弁な“生きたロボット”タングが生まれている。『ライオンキング』や『リトルマーメイド』など、これまでもパペットを使う作品を数々上演してきている劇団四季だからこそできた演劇的表現だろう。まさに観客は、“無機物に命が吹き込まれる”さまを目の当たりできる。演劇的楽しさに満ちた表現で、地に足のついた普遍的感情が丁寧に紡がれ、観ると、温かなものが胸に広がるミュージカルだ。本作の脚本は長田育恵、演出は小山ゆうなが手掛けた。演劇界で広く活躍する気鋭のクリエイターたちは、どんな思いで本作と向き合い、また四季での仕事を進めてきたのか。12月21日、最終舞台稽古終了後に長田、小山、劇団四季の吉田智誉樹 代表取締役社長の3人の合同インタビューが行われた。以下、その模様をレポートする。丁寧に描くことで、日常に潜む“祝福”のようなものを舞台にあげる――昨年初演されたミュージカルの待望の再演です。非常に評価の高かった初演でしたが、どんなところが評価されたと思いますか。長田この作品は、普通の人たちの日常を丁寧に描くことで、そこに潜む“祝福”のようなものを舞台にあげるという、ささやかだけれど普遍的なメッセージが込められている作品だと思います。そのささやかさこそが、今の時代の等身大の人間の感情を描き出していて、登場人物に共感させる力がとても強い。今の時代にフィットする新しいミュージカルだったからこそ評価に繋がったのではないでしょうか。曲も多く、装置も素晴らしく、ロボットも可愛い……と色々と見どころはありますが、大事にしているのはささやかな人間の感情。今回の再演もその方針は変わっていないと思います。小山まず、タングをパペットで表現しようという劇団四季さんのアイディアが素晴らしい。そして長田さんのおっしゃった“ささやかな日常”という部分、これは長田さんの脚本が、日常的なのにポエティックな美しい日本語で書かれていることも非常に大きいです。詩的な演劇言語で書かれている長田さんの本を、言葉を大切にされる劇団四季の俳優さんが扱っていくという、全体のバランスがとても良かったと思います。小山ゆうなさらに四季のお客さまは、作品を育てていってくださる感じがとてもあって、その力もありどんどん作品が豊かになっていったなと感じています。今日の最終舞台稽古のキャストはほぼ初演時に出ていたメンバーなのですが、これだけロングランをやっているとちょっと飽きてきたりということもありえるのですが、誰ひとりそういうことがなく、どんどん役が深まっている。それは本人たちの努力と、お客さまの力が大きいと思っています。吉田今回のクリエイターの布陣の力によって、この作品がここまで愛されたのだと思います。特にこのおふたりは素晴らしい仕事をしてくださいました。感謝しかありません。吉田智誉樹(劇団四季 代表取締役社長)――劇団四季とのお仕事で感じた、劇団四季の良さは。長田劇団四季で仕事ができて、本当に喜びしかないです。私は大学の時に間違ってミュージカル研究会に入ってしまったことが、自分の舞台との出会いなんです。その時に一番の憧れだったのが劇団四季でした。仕事で関われる日が来るなんてことは……もちろん人生の中でいつかそんな日が来たら嬉しいと思っていましたが遠すぎて考えられず、まずは現代演劇の方で舞台の言葉を磨いたりとか、色々なことをやってきました。そうしたら四季に声をかけていただきまして……。憧れだった四季に一歩踏み入れたら、やっぱり中の人たちひとりひとりが、素晴らしい方たちでした。外から見ていたら、才能に恵まれた素晴らしい方々の集団だから何でもできるんだと思っていたのですが、キャストだけでなくスタッフに至るまでひとりひとりが絶え間ない努力を続けている、努力の天才みたいな人が集っていました。才能ある方々がさらに努力を続け、なおかつもっと高みを目指そうという推進力があり、さらに舞台にかける情熱がすごい。だからいいものが生まれている。才能ある選ばれし人たちだからすごいのではなく、全員が、主役の人さえも、自分がもっとできることを探し続けている。しかもお互いをリスペクトしあっているという、劇団の強みを初めて知りました。……すみません、熱く語ってしまいました(笑)。小山本当ですよね。劇団四季は、日本の演劇界では珍しく“作品ありき”です。これだけ商業的に成功しているミュージカル作品を作っていらっしゃるのに、主役の俳優がすごく目立つということではなく、みんながアンサンブル(一緒)で作品を作っている。全員が常に「作品をどうやって良くするか」を考えているので、なんだか流れている空気が清らかなんです。みんながそこに向かって努力する、しかもその努力が私の考える努力ではなくて(笑)、「そんなに!?」というくらい、時間もエネルギーも注いで作品に向かっている。すごい集団だなと本当に思います。単なる“可愛いキャラクター”ではないタングの魅力――長田さんと小山さんは、お互いの仕事をどう見て、そしてどうやりとりをして作り上げていきましたか。小山私は古典をやることが多いので、たいていにおいて作家が(すでに)いない。なので今回、同時代の、しかも世代も近くコミュニケーションの取りやすい方でしたので、質問もLINEでどんどんしていました。……コロナ禍でなかなか会えませんでしたので(笑)。長田さんの言葉は実はすごく美しく詩的なのですが、でも日常の言葉になっている。初演の時には気付かなかった素敵さに、今回改めて気付いたこともたくさんあります。言葉が深い。長田ありがとうございます。私は劇作家だけを専門としているので、私が仕事するときには必ず演出家との出会いがあり、この世代にしては国内外限らず、多くの演出家と組ませていただいていると思います。その中でもゆうなさんは、その俳優自身が持っている魅力を等身大に役に引き出してくるというところが素敵。だからアンサンブルに至るまで、登場人物が全員生きて、実在感ある人間に出来上がる。舞台上で、その世界を構築する嘘のない人間が表れてくるところがとても好きです。本当に信頼できる演出家です。長田育恵――長田さん、タングという存在をどう受け止めて書きましたか。長田日本にはもともと鉄腕アトムとかドラえもんといったロボット文化があります。タングはいわゆる“キャラクター”ですが、(アトムやドラえもんのように)最初から感情が補填された可愛いキャラクターとして存在するのではなく、人間が何かを入れたら、それによって方向性が変わる可能性もある未知なる未来を秘めた箱だ、というオープニングから始まります。ベンが旅の過程で何を受け取り、何を感じたかをタングも感じ取り学習していく。最後に赤ちゃんが生まれた時にタングは「旅をしようね」と言ってあげるのですが、それは、タングにとってベンとの旅がとても楽しく、ベンが旅の出会いの中でどれほど喜んでいたかがわかっているので、タングがあげられる最上級のものが「旅をする」だった。何もないブラックボックスが、どんどん人の営みの美しい部分を取り入れ、最後に家族の一員として生きることを選ぶ。その成長の過程、タングの方向性が決まっていないということが大切なので、ストーリー都合で“可愛い”を担保にタングを動かさないことを本当に注意して書きました。――タングが見事ですね。あのデザインや動作はどのように生まれたのですか。小山タングのパペットデザインとディレクションをしてくれたトビー・オリエさんと、かなり打ち合わせを重ねました。最初はどこを動かすか、もちろん口を動かしたり、どこかを光らせたりすることも出来たのですが、トビーさんの計算で、目の角度が変わることと瞼の開閉を主にするというチョイスになりました。あとはパペティアの力ですね。本当に細やかにやってくれています。目の角度がどのくらいになっているかは操っている俳優からは見えない。手の感覚でしかありません。非常に難しい技術だと思います。ずっとずっと稽古をしていました。吉田初演の稽古初日は、(タングが)ただジタバタしているだけでした(笑)。その状況が脳裏にあります。小山初日は、歩かせることすらできませんでしたからね。パペティアは胴体・足を動かしている担当と、頭(顔)の担当とふたりいます。支えになっている胴体・脚の役割が大きくて。喋らないので(タングの声は、頭担当の俳優がほぼ担当)、ちょっと目立たないのですが。そしてふたりの息が合わないといけないので、パペティアふたりは常に議論したりケンカをしたりしながら、切磋琢磨していました。――吉田さん、ファミリーミュージカルを除き、一般向けのミュージカルとしては16年ぶりの新作。『ロボット・イン・ザ・ガーデン』は劇団四季にとってどんな位置づけになりましたか。吉田おっしゃるとおり、いわゆるファミリーミュージカルではなく、お客さまに販売する形の一般ミュージカルとしては『南十字星』以来。2018年から着手しましたが、素材の選び方から、何もかも手探りでした。産みの苦しみを味わった分、非常に愛おしいものになりました。左から、吉田智誉樹(劇団四季 代表取締役社長)、小山ゆうな、長田育恵取材・文・撮影(舞台写真):平野祥恵撮影(インタビュー写真):阿部章仁劇団四季『ロボット・イン・ザ・ガーデン』東京公演2021年12月22日(水)~2022年1月23日(日)分までチケット発売中会場:自由劇場2022年2月23日(水・祝)より京都劇場にて上演<ライブ配信>2022年1月22日(土) 13:00~2022年1月22日(土) 17:30~2022年1月23日(日) 13:00~ライブ配信の詳細はこちら:
2021年12月22日長期化するコロナ禍で、孤独な子育て「孤育て」が社会問題化しています。この約2年間で、たくさんのママたちが孤独な出産や育児に向き合ってきました。コロナ禍で実家を頼れなくなった人もたくさんいます。 そして両親に会う機会が減り、LINEや電話でやり取りすることが多くなり、気持ちがうまく伝わらなかったり、お互いの状況が理解できなかったりすることが増えたと実感する人も少なくありません。そうしたコミュニケーション不足が、ママたちのストレスに拍車を掛けることも。コロナ禍だからこそ感じたもどかしさ、両親に会えないジレンマのリアルを取材しました。 現在妊娠・出産・子育てをする多くのママたちが直面している「孤育て(孤独な子育て)」。ベビーカレンダーでは、新型コロナウイルス流行により人と関わることができず、各家庭だけで子どもと向き合う子育てを強いられ、閉塞感や孤独感を抱えながら子育てをしている、今の子育ての実態を特集でご紹介します。 生まれた孫に会わせてあげたいけど…両親とのすれ違いから生まれた歪みコロナ禍で実家との交流の機会が減った人は多い。「感染の可能性を考えると、高齢の親が暮らす実家へ気軽に帰るわけにはいきませんでした」と語るのは30代の田中あき子さん(仮名)。感染者数が右肩上がりだった今年7月、里帰りせず第2子を出産した。医療現場は厳戒態勢が敷かれており、夫の面会すら許されない孤独な出産だった。「早く孫の顔を見せてあげたいな……」 出産で疲労と感動の中にいたあき子さんは、そんな気持ちを込めて病院のベッドから両親にLINEを送った。 「無事に出産しました」 通常であれば、あき子さんの両親も病院に駆け付けて、孫の顔を見に来るはずだった。しかしコロナ禍でそれは許されない。 「明日、面会に行きます」 と返事が来たので、夫ですら立ち会い出産も面会も許されていないことを伝えた。すると、 「ではいつなら可能なのか」 と返事が来た。あき子さんも、両親に会いに来てもらいたいのは山々だったが、その気持ちがLINEのやり取りでどれほど伝わっていたのかはわからない。気持ちがうまく伝わらない上、コロナ禍の病院の状況が理解できていなかったのかもしれない。 東京オリンピック直前の時期。いつから会えるのかなんて、誰にもわからなかった。感染拡大防止を考えると、地方に暮らす高齢の両親を気軽に自宅へ招くわけにもいかない。確実な約束ができないまま退院を迎えた。そんな最中、両親からLINEが来た。 「明日の午前中着で、差し入れのご飯を送ります」 この後、些細なすれ違いから誤解が生まれ、あき子さんと父との間に歪みが生まれた。気持ちを急かしたのは、「孫の顔が見られない」という両親のジレンマからだった。突然の電話で怒鳴り声!孫にも当たり散らして呆れ果て「受け取ったらまず電話!お礼だろ!そんな電話もできないのか!」 電話に出た途端、怒鳴り声が耳に響いた。父の声だった。 母がクール便で送ってくれた手料理を食べていた時だった。母が「会えない代わりに」と煮物や漬物、炊き込みご飯など、愛情たっぷりの手料理を送ってくれたのだ。産後のあき子さんにとって、最高のプレゼントだった。 しかし配送業者とのタイミングが合わず、午前着の荷物の受け取りが最終の夜8時に。大好きな「ばあばの手料理」を心待ちにしていた長女(3歳)はもう腹ペコ。届いた料理をすぐに温め、「たくさんあるね」「おいしいね」と家族で温かい食卓を囲んでいた矢先、父からの電話が鳴ったのだ。 謝っても父は聞く耳を持たなかった。 「さっき荷物を受け取って開けたばかりで。時間が遅いからまず食べようってことになって……」と説明しても、怒りは収まるどころか、孫にも飛び火した。「じいじ、ありがとう」と言った娘に、「ありがとうじゃねえ!」と語気を強めて言い放った。 「娘は『どうして?』と驚いた様子で、しゅんとなっていました。父は元々難しい人なんです。ちょっとしたことでへそを曲げるような。でもあそこまで頑固だとは。娘にまで怒るなんて初めてでした。普段はLINEでのやり取りだけだったので、久しぶりの電話でした。なのにいきなり怒鳴られて……とてもショックでした」とあき子さんは振り返る。壮絶な出産を経て退院、通院、子育て……置かれた現状をわかってくれないあき子さんの第2子出産は波乱万丈だった。予定日より数週間早く破水して緊急入院。そして入院先のトイレで産気づいて、個室の鍵が開けられず一人で出産した。 赤ちゃんは無事に産まれたものの、体重が思うように増えず、黄疸が出たため入院延長に。あき子さんがひと足先に退院し、すぐに母乳を届けるための通院が始まった。壮絶な出産を経ての退院、通院、そして上の子の世話にも追われる暮らし。不安と疲労が蓄積していた。 近くに頼れる親戚はおらず、コロナ禍で友人を頼るわけにもいかなかった。そんなあき子さんに向けられた父の怒鳴り声は、怒りというよりも失望感を湧き上がらせた。まるで孫に会えないことを責められているような感じがして、孤独感を助長した。せめて両親には労ってもらいたかったのに……。 「自分と両親の考え方の違いに、イライラを通り越して呆れてしまいました。正直、めんどくさいなと思っちゃいました。このタイミングでお礼を強要する?って。 もちろんうれしい気持ちを伝えることは大切ですけど、こっちのタイミングもあります。一方的に送ってきたものに対して、お礼がないと腹を立てるなんて。それどころではないことをわかってもらいたかったです」父と久しぶりに再会。オンラインでは気付かなかった両親の老い結局、緊急事態宣言もあり、しばらく両親とは会えぬまま、父とは冷戦状態が続いていた。でもこのままでは引きずると感じ、あき子さんから折れることにした。仲直りのきっかけを待っている父の気持ちが、なんとなくわかったからだ。 「会いに来てくれるのを待ってます」 コロナの感染状況が落ち着いたころ、孫たちの写真を添えて父のLINEに送った。 父からの返信はなかった。 でもその日のうちに母と会いに来た。少し年を重ねていた父は、孫を愛おしそうに抱いた。 「気難しい人はかわいいんです」とあき子さんは笑う。「自分からは素直に折れないくせに、きっかけを待っていたんですね。やっぱり会って直接話した方が、すんなりお互いの気持ちも伝わります。あの出来事も忘れて話せるのは親子だからですね」 両親との気持ちのすれ違いを通じて、あき子さんは直接会うことの大切さを再確認した。「オンラインでのメールや電話も便利ですけど、所詮オンラインはオンライン。直接会って話すのとは全然違います。家族だから会えば細かいニュアンスも伝わりますし、電話やメールで話しづらいことも話せます。 それから、画面越しだと感じなかったですけど、久しぶりに両親に会ったら老いを感じました。少し小さくなった姿にショックを感じましたが、やさしくなれる自分もいました。直接会うって大切ですね」 オンラインでは自分の気持ちや状況をすべて伝えることも、相手のすべてを理解することも難しい。会えない時間が続くと、家族でさえ縁や絆が薄れがちになる。産後、両親がすぐに孫に会えていたら、あんな感情をぶつけなかったかもしれない。 「これからどんな状況になるかわかりませんが、会えない時は大らかな気持ちで相手を労ろうと思います」 コロナによって生まれてしまった両親とのすれ違い。そして久しぶりに再会した両親の老いーー。 これらのことから多くの気づきを得たと彼女は言います。 どんな状況になっても相手をいたわり、助け合える世の中になることを願ってやみません。著者:ライター 大楽眞衣子社会派子育てライター。全国紙記者を経てフリーランスに。専業主婦歴7年、PTA経験豊富。子育てや食育、女性の生き方に関する記事を雑誌やWEBで執筆中。大学で児童学を学ぶ。静岡県在住、昆虫好き、3兄弟の母。
2021年12月17日教育図書・教材の出版および各種教室やスクール運営を行う中央出版株式会社(名古屋市名東区、代表:前田 哲次)は、全国でロボット科学教育を展開する株式会社ロボット科学教育(神奈川県横浜市青葉区、代表:鴨志田 英樹)と共同で日本各地に展開しているレゴ(R)ブロックを使ったプログラミング学習「Crefus・Kicks ジュニアエリート」講座を運営しています。現在12月中旬に開催されるFIRST(R)LEGO(R)LEAGUE(通称FLL)の大会に向けての準備を進めています。今年は「CARGO CONNECT(輸送)」をテーマに現在の輸送に関する問題点やその解決策をチームで探したり、ロボットゲームで高得点を取るためにメンバー一丸となってロボットやプログラムの改良を行っています。時には意見が対立したり、時には成功した喜びを分かち合ったりと、短いシーズンの中で共にした仲間たちとの絆を深めたり、自分で調べたり、新しいアイデアを出したり、人前でプレゼンテーションしたりと子どもたちの技術の向上だけでなく心の成長も感じられる大会になっています。【予選大会】◆大会日程FLL EXPLORE (小1~小3):12/19(日)FLL Challenge(小4~高1):12/11(土)、12/12(日)、12/19(日)◆大会会場オンライン(当日YouTubeLive配信もございます)◆中央出版から出場チームFLL EXPLORE 5チーム(以下出場チーム名称)フレンドスリー / World Lego Hop / HAPPY☆EX / LEGOの宅配便 / HAPPYTFFFLL Challenge 5チーム(以下出場チーム名称)ビルダーズ / ロボットワールドYOKOHAMA / 株式会社Happy静岡 / ISS Japan Airport / World FCs◆Kicks講座には、じっくり考えて、あきらめずに、やりぬくチカラを育てる4つのポイントがあります。1)ハンズオン 2)プログラミング 3)STEM教育※ 4)プレゼンテーション※STEM教育とは?( Science [ 科学 ] / Technology [ 技術 ] / Engineering [ 工学 ]/ Mathematics [ 数学 ] )教科ごとに断片的に学ぶのではなく、さまざまな分野を横断的・統合的に学び、課題発見・解決能力を養います。現在、各教室で無料体験イベントを実施中です。詳しくはHPをご覧ください。中央出版 ロボット科学教育Kicks ■会社概要名 称:中央出版株式会社代表者:前田 哲次所在地:〒465-0093 名古屋市名東区一社四丁目165設 立:1979年10月(創業1972年)資本金:9,000万円 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年11月23日初めての街で初めての育児。知り合いもいない、夫は激務で頼れない……。孤育てに苦しんでいたとき、1本の「大根」が私を救ってくれたのです。 孤育てに疲れていた私を救ってくれたのは… 誰も知らない街での孤育てに疲れ、すべてが嫌になりそうだったときの出来事でした。そんななかでも彼女のように助けてくれる人がいて、「人生って素敵なことがたくさんあるんだな」と思うことができました。 監修/助産師REIKO★♡★♡ベビカレ秋のマンガ祭り★♡★♡マンガ200連載突破を記念して『べビカレ秋のマンガ祭り』開催中!話題のマンガを毎日増量配信♪ぜひチェックしてくださいね!著者:みほ母7歳、4歳の男の子二人の母です! 子どもたちが大きくなってきて育児の寂しさや大切な想いを綴っています。
2021年11月23日教育図書・教材の出版および各種教室やスクール運営を行う中央出版株式会社(名古屋市名東区、代表:前田 哲次)は、全国でロボット科学教育を展開する株式会社ロボット科学教育(神奈川県横浜市青葉区、代表:鴨志田 英樹)と共同で日本各地に展開しているレゴ(R)ブロックを使ったプログラミング学習「Crefus・Kicks ジュニアエリート」講座を運営しています。10月に開催されたロボット検定の結果が子どもたちのもとに届き始めました。年に2回開催されるロボット検定では、プログラミングの知識を問う知識問題や、組立・プログラミングの実技問題が出題されます。この検定を通して、子どもたちは自分の得意なことも、反対に苦手なことにも気づきます。客観的に実力がわかるので、身についた知識に自信を持ち、次の目標設定ができます。子どもたちが点数だけを見るのではなく、内容に目を向けて、これからも自分から学びを深めていけるよう、子どもたちひとりひとりに講師からフィードバックを行っています。【2021年度第2回ロボット検定結果(全国)】100点満点中70点以上で合格■WeDo2.0表1: ■EV3表2: ◆Kicks講座には、じっくり考えて、あきらめずに、やりぬくチカラを育てる4つのポイントがあります。1)ハンズオン 2)プログラミング 3)STEM教育※ 4)プレゼンテーション※STEM教育とは?( Science [ 科学 ] / Technology [ 技術 ] / Engineering [ 工学 ]/ Mathematics [ 数学 ] )教科ごとに断片的に学ぶのではなく、さまざまな分野を横断的・統合的に学び、課題発見・解決能力を養います。現在、各教室で無料体験イベントを実施中です。詳しくはHPをご覧ください。中央出版 ロボット科学教育Kicks ■会社概要名 称:中央出版株式会社代表者:前田 哲次所在地:〒465-0093 名古屋市名東区一社四丁目165設 立:1979年10月(創業1972年)資本金:9,000万円 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年11月16日教育図書・教材の出版および各種教室やスクール運営を行う中央出版株式会社(名古屋市名東区、代表:前田 哲次)は、全国でロボット科学教育を展開する株式会社ロボット科学教育(神奈川県横浜市青葉区、代表:鴨志田 英樹)と共同で日本各地に展開しているレゴ(R)ブロックを使ったプログラミング学習「Crefus・Kicks ジュニアエリート」講座を運営しています。10月23日(土)・10月24日(日)に2021年度第2回ロボット検定for WeDo2.0およびロボット検定for EV3が全国で開催されました。ロボット検定とは、一般社団法人「ロボット技術検定機構」が実施している、ロボットやプログラミングを学ぶ子どもたちのための検定試験です。プログラミングの知識や技術をどこまで身に付けているのかを認定するもので、筆記試験だけでなく組立てやプログラミングの実技問題が出題されるのが特徴です。合格すると、正式な資格として認定されます。子どもたちは今までのレッスンで習ったことを存分に発揮して検定に臨んでいました。これまでのレッスン成果を実感できる機会となっており、今回の検定でも数多くの子どもたちが受検しました。受験した子どもたちの中には「満点取れたと思う!」と笑顔で教えてくれる子もおり、今月以降に発表される検定結果が楽しみに待たれます。次回のロボット検定は2022年4月頃に開催される予定となっています。【詳細】■ロボット検定 for WeDo2.0 開催概要・日程:2021年10月23日(土)・実施級:3級・2級・1級・試験時間:各級40分■ロボット検定 for EV3開催概要・日程:2021年10月24日(日)・実施級:3級・準2級・2級・準1級・試験時間:3級・準2級…60分 2級・準1級…90分◆Kicks講座には、じっくり考えて、あきらめずに、やりぬくチカラを育てる4つのポイントがあります。1)ハンズオン 2)プログラミング 3)STEM教育※ 4)プレゼンテーション※STEM教育とは?( Science [ 科学 ] / Technology [ 技術 ] / Engineering [ 工学 ]/ Mathematics [ 数学 ] )教科ごとに断片的に学ぶのではなく、さまざまな分野を横断的・統合的に学び、課題発見・解決能力を養います。現在、各教室で無料体験イベントを実施中です。詳しくはHPをご覧ください。中央出版 ロボット科学教育Kicks ■会社概要名 称:中央出版株式会社代表者:前田 哲次所在地:〒465-0093 名古屋市名東区一社四丁目165設 立:1979年10月(創業1972年)資本金:9,000万円 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年11月02日長期化するコロナ禍において、妊娠・出産・子育てをする多くのママたちが、孤独な子育て「孤育て」の中にいます。これまでに4回発令された緊急事態宣言下においては、ママ友や親と会うことすらままならない日々が続きました。 そして、感染爆発が起きてからは、ママ自身が新型コロナウイルスに感染したり、濃厚接触者となったりすることも、対岸の火事ではなくなりました。ただでさえ、孤独に陥りやすい現代の子育て。前代未聞の混乱の中、ママたちは子育てとどのように向き合ってきたのでしょうか。当事者のリアルを追います。 現在妊娠・出産・子育てをする多くのママたちが直面している「孤育て(孤独な子育て)」。ベビーカレンダーでは、新型コロナウイルス流行により人と関わることができず、各家庭だけで子どもと向き合う子育てを強いられ、閉塞感や孤独感を抱えながら子育てをしている、今の子育ての実態を特集でご紹介します。 「コロナ禍で孤独を感じることが増えた」と答えたママが7割超今、多くの親たちが戸惑いの中にいる。ただでさえ、子育ては不安に陥りやすいもの。育児不安にはさまざまな理由があるが、その一つが「孤独感」だ。長引くコロナ禍で、かつてないほどの孤独な子育てを強いられている。 ベビーカレンダーの調査によると「孤独だと感じることがある」と回答したママ(妊娠中・育児中)は、全体の約6割に上った。そのうち、新型コロナウイルス流行前と比べて「孤独を感じることが増えた」と答えたママは7割を超えた。 子育て支援施設やママ友、実家といった育児で不安を抱えるママたちに手を差し伸べる存在が、コロナ禍でことごとく遠のいた。オンライン相談、オンライン子育て広場などの支援活動も広がったが、画面越しのコミュニケーションには限界がある。 同居家族が新型コロナウイルスに感染し、家族中が濃厚接触者となった場合でも、子育ては待ってくれない。今年8月、千葉県の平野しょう子さん(仮名・30代)は、感染した夫の自宅療養を支えながら、濃厚接触者となった7歳の息子と5歳の娘と共に、自宅にこもった。 「ごめんなさい。陽性でした…」夫は自宅療養に2021年8月、30代の夫が新型コロナウイルスに感染した。最初は喉の痛みを訴え、すぐに発熱したが一旦解熱。PCR検査が受けられる病院が近くになかったため、薬局で抗原体の簡易キットを購入して調べた。陰性だった。 ほっとしたのも束の間、夫の嗅覚に異常が現れた。急いで自宅から離れた病院へ行き、PCR検査を受けた。 「ごめんなさい。陽性でした……」。電話口の夫は、沈んだ声で告げた。 2LDKのマンションに親子4人暮らし。夏休み中の2人の子どもたちへの感染リスクを考えると、ホテルでの療養が望ましかったが、8月は混み合っていて自宅療養しか選べなかった。 荷物部屋になっていた部屋を急いで片付け、そこに夫の布団を敷いて隔離した。できる限りの消毒と感染予防、換気も徹底した。しょう子さん親子は濃厚接触者と判定され、14日間外出を自粛することになった。 「もちろん夫ものことも心配でしたが、私や子どもたちにうつっちゃったらどうしよう!っていう恐怖も大きかったです。部屋を隔離しても、お風呂やトイレは一緒なので心配でした。でも私が感染したら誰がこの子たちのお世話するの?って思って。うつってたまるか!という使命を感じて過ごしていました」 「公園行きたい」とせがむも現実を受け止める子どもたち夫は一旦解熱したものの、39.5度まで熱が上がり、日に日に食欲も低下。夫の体が心配だったが、顔を見るのは食事を届ける時くらい。子どもたちはパパに会いたがったが、扉越しに会話をするだけに留めた。 テレビの向こうの世界は、東京オリンピックで盛り上がっていた。窓の向こうからは、真夏の太陽が照りつけた。こんなに晴れた夏休みなのに、こんなに元気なのに外で遊べないなんて……。 子どもたちは「公園行きたい!」とせがんだが、「コロナになっているかもしれないから、やめておこうね」と諭すと、意外にもすんなり聞き入れてくれた。 小さな心で、理不尽な現実を精一杯受け止めているようだった。誰にも会えないことを理解し、祖父母が玄関前に届けてくれたお菓子に大喜びした。 兄妹げんかは気が済むまで!イライラしたらママはトイレへ感染しているかもしれないという懸念から、ベランダでのプールもシャボン玉も控えた。有り余る時間と体力をどう消費すればいいかが問題だった。 ※イメージ写真 日中はDVDを見たり、以前使っていたおもちゃを引っ張り出して遊んだり、知育菓子を作ったりして過ごしたが、やはり兄妹げんかは多発した。 「そりゃストレスたまるよねって思いました。なのでけんかは気が済むまでやってって見守っていました。元気が有り余る子どもたちとのおこもり生活は、とても厳しく大変でつらかったです」としょう子さんは振り返る。 でもこんな時だからこそ、「ママ」はできるだけ穏やかな気持ちで過ごすよう心掛けたという。 「こんな時に怒ってもしょうがないって思ったんです。イライラしたらスマホを持ってトイレにこもりました。そのひとり時間がオアシスでした。あとは子どもたちに内緒で台所でチョコレート食べて、気分転換してました」 ついにマンションからクレーム。生活リズムも崩れる日々子どもは体を動かしたくなるもの。室内用ジャングルジムの上からジャンプしたり、家の中で走り回ったりすることもあった。 そしてある日、「マンションでは音に気を付けて過ごしましょう」などと書かれた管理会社のチラシが、ポストに入っていた。 それを手にしたしょう子さんは、近所の人が管理会社にクレームを入れたんだと気付いた。「あの時期はどのおうちもステイホームでしたから、みんな煮詰まっていたんだと思います」 それからは、子どもも音に注意を払うようになり、自分からクッションの上でジャンプするようになった。缶詰状態の上に、室内での動きも制限される日々。体力が余り、就寝が1時や2時になることも増えていった。 全員陰性に!子どもを感染から守り切った達成感その後、夫は無事に回復し、後遺症を抱えながらも仕事に復帰した。そしてママと子どもたちのPCR検査の結果は陰性だった。 「私、頑張った!子どもたちを守り切れた!って思いました。初めて自分で自分を褒めてあげたくなりました。学校や幼稚園が始まって、お友だちと会えてうれしそうなわが子を見ると、ほっとします」としょう子さんは晴れやかに話す。 そして、夫の自宅療養期間中の「孤育て」を子どもたちに助けられたとも感じている。もし夫と2人暮らしだったら。夫の感染でかなり落ち込んでいたかもしれない。子どもの世話は大変だったけれど、子どもの明るさに救われた場面も多かった。 「今まで以上に、家族の大切さを感じています」 秋になり、家族4人で海までドライブした。冷たい海水に足だけちゃぷちゃぷして遊んだ。何もできなかった夏を、少しだけ取り戻せた気がした。 <調査概要>孤育て実態調査調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2021年8月22日(日)~8月25日(水)調査件数:931件著者:ライター 大楽眞衣子社会派子育てライター。全国紙記者を経てフリーランスに。専業主婦歴7年、PTA経験豊富。子育てや食育、女性の生き方に関する記事を雑誌やWEBで執筆中。大学で児童学を学ぶ。静岡県在住、昆虫好き、3兄弟の母。
2021年10月26日