大切なものを失った人たちの”10年間“の足跡を描いた、山田孝之主演の感動作『ステップ』が、7月17日(金)より全国公開する。この度、微笑ましくも切ない“子育てシーン”映像が公開された。山田が演じるのは、妻に先立たれた男性・健一。娘の美紀と再出発を決意した健一は、仕事と育児の両立に悩みながら、親として少しずつ成長。突然の生活の変化の中、悲しみや不安を抱えながらも、一歩一歩をゆっくり歩んでいく家族の姿を映し出していく。健一や美紀を温かく見守る登場人物には、國村隼、余貴美子、広末涼子、伊藤沙莉、川栄李奈などの俳優陣が結集し、物語を彩る。監督は『虹色デイズ』、『笑う招き猫』、『大人ドロップ』などを手掛けた飯塚健。原作は『流星ワゴン』など大切なものを失った家族が再生していく姿を描いてきた作家・重松清。そして、秦基博が映画のために書き下ろした『在る』が主題歌となった。本作の大きな見どころのひとつが、幅広い演技力で知られる山田が演じる、“普通”の父親像。この度解禁された映像では、会社での仕事を終えた健一が、保育園から連れ帰った美紀に食事をさせ、絵本を読んで寝かしつけるという、日常の育児シーンが展開。なかなかご飯を食べてくれない美紀に、優しく声を掛けながら根気よく一口ずつご飯を食べさせたり、穏やかな口調で絵本を読み聞かせ、眠った美紀のおでこにそっとキスをしたり……という、幼い娘に優しく寄り添う父親の姿が映し出されている。さらに、美紀が眠った後は、妻の遺影を眺めながらひとり黙ってグラスを傾け、もの悲しい表情を浮かべている……かと思いきや、いつの間にかそのまま眠ってしまい、洗濯機の「ピー」というブザーの音で目が覚める健一の姿も見られる。『ステップ』7月17日(金)より全国公開
2020年07月16日俳優の山田孝之が主演を務め、新型コロナウイルスの影響で公開が延期されていた映画『ステップ』が、17日から全国公開されることが決定した。同作は、累計発行部数8.5万部を突破した同名小説を原作に、30歳の若さで妻に先立たれた主人公・健一(山田孝之)とその娘・美紀が、周囲の人々との交流を通して成長していく物語。山田がシングルファーザー役を演じるのは、本作が初となる。4月3日の公開を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で3月30日に延期を決定。その後の緊急事態宣言解除を受け、全国的にも劇場の営業が再開していることや、鑑賞を待ち望む声が寄せられていたことなどから、当初予定していた150館を上回る規模での公開を予定している。■飯塚健監督コメント生活が一変してしまうことがある。当たり前だと思っていた日常が奪われ、途方に暮れることすらままならない。突然、妻が逝き、夫は二才の娘と残された。始めなければならない、ベビーカーを泣きながら押す日々。悲しみに呑み込まれそうになりながら、やがて悟る、それが完全に癒える日など来ないということ。悲しみは乗り越えるものじゃなく、ずっと寄り添っていくしかないものだということ。そうやって一歩一歩育ってゆく、10年に渡る家族の物語です。ぜひ映画館でご覧下さい。こう言えることが、何より嬉しいです。だからもう一度言わせて頂きます。ぜひ映画館で、大切な人とご覧下さい。■高尾沙織プロデューサー(エイベックス・ピクチャーズ)今まで当たり前に会えていた人たちと、会えない日々が訪れたことで、今まで以上に、家族や友人など大切な人に想いを馳せる時間が増えたように感じています。これから生活様式がどのように変化したとしても、大切な人を想う気持ちは変わらないと思います。この作品で描かれる、突然の生活の変化の中で、悲しみや不安を抱えながらも歩んでいく家族の物語を、皆さんの大切な人を想い浮かべながら、ご覧頂けたら嬉しいです。是非、映画館でご覧ください。
2020年07月03日重松清の同名小説を、山田孝之主演で映画化した『ステップ』が、7月17日(金)に公開されることが決定した。当初、4月3日に公開を予定していたが、新型コロナウイルスの感染状況ならびに政府・自治体・関係諸機関の発表や方針を鑑みて、3月に公開延期を発表していた本作。緊急事態宣言を受け、全国的にも劇場の営業が再開している中、ついに今回、当初予定した150館を上回る規模にて公開決定。本作は、妻に先立たれた主人公・健一とその娘・美紀が、彼らを取り巻く人たちとの交流の中で成長していく姿を描く、10年間の物語。健一役には山田さん、その娘・美紀役は、中野翠咲、白鳥玉季、田中里念が2歳~12歳までの3つの年代を演じるほか、健一や娘の美紀を温かく見守る登場人物に、國村隼、余貴美子、広末涼子、伊藤沙莉、川栄李奈らが参加している。当初の公開予定から約3か月半の月日を経て、ついに公開できることについて、監督の飯塚健は「ぜひ映画館でご覧下さい。こう言えることが、何より嬉しいです。だからもう一度言わせて頂きます。ぜひ映画館で、大切な人とご覧下さい」とコメントしている。『ステップ』は7月17日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ステップ 2020年7月17日より全国にて公開©2020映画『ステップ』製作委員会
2020年07月02日「連日業者が出入りして改装工事をしています。どうやらホテルになるみたいですよ」そう話すのは倖田來未(37)が所有していた別荘の近所の住人。倖田の別荘があるのは、神奈川県内の海辺のリゾート地にある高級別荘地。入江の浜辺から切り立つ崖のてっぺんに建てられた、スタイリッシュな3階建て。螺旋階段を下りれば海に出られる設計だ。「倖田さんは11年にこの土地を購入し、16年に別荘が完成。音楽スタジオやプールも敷地内にあり、“2億円別荘”といわれました。実は、その別荘が昨秋についに売却されたんです。価格は3億円。つまり1億円の利益が出たと聞いています」(前出の住人)購入したのはリゾート開発に乗り出した地元の造船会社だった。「5月にも市から土地を購入。海外の富裕層を対象にクルーザーを係留するハーバーやホテルを一体整備し、20年代半ばの開業を目指すそうです」(不動産関係者)倖田はこの別荘の土地を購入した11年に2人組バンドBACK-ONのボーカル兼ギターのKENJI03(35)と結婚。翌年、男児が誕生している。「当初は都内の高級マンションに家族で住んでいましたが、15年に都内の高級住宅街の土地を購入。17年に地下1階、地上3階建ての豪邸を建てました。資産価値は最低でも4億円です」(音楽関係者)今春、倖田はバラエティ番組に出演。夫から夫婦生活について「一言で言うとジャイアン。常に自分のペースに持っていく勢いと、周りを巻き込む感じがジャイアン。もちろん良い意味で」と剛腕ぶりを暴露され、苦笑いする一幕が。「倖田さんは今年、デビュー20周年の節目。新曲『puff』を発売し、9月からは5年ぶりのアリーナツアーが予定されています」(前出・音楽関係者)20周年を機に、倖田は今までの歩みをインスタで振り返っている。ヒット作となった04年の『キューティハニー』に関しては、《初めは、歌詞の世界観に戸惑いが隠せず笑。この曲をいかに、倖田來未らしく作るか(略)カバーってほんと難しい、、、泣》また、08年、ラジオ番組での“羊水発言”を機にバッシングを浴びた時代についても触れている。「活動自粛を経て出された復帰作のMVで涙を流したことをインスタで述懐し、『リアルに涙が止まりませんでした』と告白。『今があるのは皆さんのおかげです』と改めてファンに感謝していました。現在は、おこもり需要に応じ、“在宅で簡単に楽しく体を動かせるように”と、YouTubeで自己流エクササイズ『How to Dance』を定期的に発信。ストイックに鍛え上げた美しい腹筋を披露し、新たなファンを獲得しています」(前出・音楽関係者)デビュー20周年、「美腹筋の歌姫」に、剛腕の資産運用で「財テクの歌姫」の肩書も加わった!「女性自身」2020年7月14日号 掲載
2020年07月01日タレントの里田まい(さとだ・まい)さんが、2020年6月7日にブログを更新。長女が1歳の誕生日を迎えたことを報告し、ファンの心を温めています。里田まい、1歳の娘に「ただただ、かわいい…」里田まいさんは、2012年3月20日にメジャーリーガーの田中将大(たなか・まさひろ)さんと入籍。その後、ニューヨークに生活の拠点を移し、2016年2月に長男、2019年6月に長女を出産しています。里田まいの良妻賢母っぷりが「すごい!」と話題に夫・田中将大の不調を受けて考えたことは…そして2020年6月7日に、長女が無事1歳の誕生日を迎えたことを報告。「あっという間だった」と感慨深そうに振り返っています。娘、一歳になりました。あっという間。ただただかわいい。。あー。。よちよち歩いて。成長してる。いいよ、ゆっくりで(^^)里田まいオフィシャルブログーより引用あふれんばかりの愛しさを「ただただ、かわいい…」と表現している里田まいさん。長女の誕生日パーティーは、長男が積極的に手伝ってくれたようで、微笑ましいひとコマも紹介しています。息子は、妹のお誕生日に朝から大興奮。はしゃいではしゃいで、汗かきながら、一生懸命、飾りつけのお手伝い。(?)これもまた、かわいい。。里田まいオフィシャルブログーより引用里田まいさんの報告に、多くの人が「おめでとう!」「これからが楽しみです!」とコメント。ファンも一緒になって、2人の成長を見守っているようです。・誕生日おめでとうございます!楽しいことや嬉しいことがたくさんの1年になりますように。・妹ちゃんもお兄ちゃんもどっちもかわいい!すくすく成長していますね。・家族の幸せを分けてもらい、なんだか私もとても嬉しいです!里田まいさんはインスタグラムでも普段の生活を公開しています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 View this post on Instagram お兄ちゃんが遊ぶもの、なんでも興味があっとなんでも壊しちゃう妹 じゃあ、壊すこと前提でやってみたらどうかな?と思い、、、 #プレッシャーパズル 妹の攻撃にも屈することなく時間内にパズルを完成させられるか!?という私が考えたゲームをして遊びました 最後は妹が飽きてどっかいっちゃって完成! お兄ちゃんの勝利〜 A post shared by 里田 まい (Mai Satoda) (@maisatoda_official) on May 25, 2020 at 3:42am PDT View this post on Instagram A post shared by 里田 まい (Mai Satoda) (@maisatoda_official) on Jun 7, 2020 at 1:54am PDT View this post on Instagram 出口に近づいている気がしない。。 A post shared by 里田 まい (Mai Satoda) (@maisatoda_official) on May 9, 2020 at 6:13am PDT View this post on Instagram Happy mother's day!! お母さんたち、今日もお疲れ様でした! そしてありがとうございます!! 私は大好きなケーキをプレゼントしてもらえて嬉しかったです #また明日 #写真は2年前の母の日の #ではない #なんとなくそれらしいのをセレクトしただけです #おやすみ A post shared by 里田 まい (Mai Satoda) (@maisatoda_official) on May 10, 2020 at 8:25am PDTいわゆる『おバカキャラ』としてブレイクしたものの、今ではすっかり良妻賢母として支持を集めている里田まいさん。これからも、心温まる投稿でファンの心を癒やしてくれそうですね。[文・構成/grape編集部]
2020年06月08日ハン・ソッキュとチェ・ミンシクがW主演を務める、2人の男の身分を超えた熱きロマンを描いた史劇エンターテインメントが、邦題を『世宗大王 星を追う者たち』として公開することが決定。併せて、ポスタービジュアルと場面写真が解禁となった。■ストーリー朝鮮王朝が明国の影響下にあった時代。第4代王・世宗(セジョン)は、奴婢の身分だったチャン・ヨンシルの優れた才能を認め、科学者として武官に任命。豊富な科学知識と高い技術を持つヨンシルは「水時計」や「天体観測機器」を次々に発明。それらは庶民の生活に大いに役立てられた。また、「明の従属国という立場から脱し、朝鮮の自立を成し遂げたい」という夢をもつ世宗も、朝鮮独自の文字であるハングルを創ろうとしていた。天と地ほどの身分の差を超え、特別な絆を結んでいく2人。だが朝鮮の独立を許さない明からの攻撃を恐れた臣下たちは、密かに2人を引き離そうとする。そしてある日、世宗を乗せた輿が大破する大事故が発生。輿の製作責任者であるヨンシルに疑いの目が向けられるが…。■ハン・ソッキュ&チェ・ミンシクがW主演、豪華絢爛な史劇エンターテインメント本作は、実在の人物の生き様に大胆な想像力を加えドラマティックに映画化した史劇エンターテインメント。社会現象を巻き起こした伝説の傑作『シュリ』での初共演から20年、再び名優2人が顔を合わせ、固い絆で結ばれた君臣の美学を披露する。主演を務めるのは、『ベルリンファイル』や『白夜行 -白い闇の中を歩く-』などのほか、6月26日(金)公開予定の『悪の偶像』にも出演する深奥の演技派ハン・ソッキュ。本作では、のちにハングルを創り出した世宗大王を圧巻のカリスマ性で演じ2020年大鐘賞主演男優賞にノミネートされた。同じく主演のチェ・ミンシクは、『悪いやつら』や『新しき世界』などに出演し、『オールドボーイ』では青龍映画賞と大鐘賞の主演男優賞を受賞した名優。本作では天才科学者に扮し、君主と共に夢を見ながら数奇な運命に翻弄される男・ヨンシルを熱演する。監督は、『四月の雪』『ラスト・プリンセス 大韓帝国最後の皇女』の名匠ホ・ジノ。2人の名優への確かな信頼と、とにかくこの2人の世宗大王とヨンシルを描きたかったという想いから配役については脚本を同時に渡し、どちらがどちらの役をやるかは当人たちで決めてくれとオファーしたという。今回解禁されたポスタービジュアルには、「天空に見えるのは、この国の未来―」というコピーとともに、世宗とヨンシルの横顔が左右に配置され、2人の固い絆を感じさせる1枚に仕上がっている。『世宗大王 星を追う者たち』は9月4日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2020年05月29日タレントの里田まい(さとだ・まい)さんが、2020年5月20日に自身のインスタグラムを更新。育児に関する『罪悪感』を打ち明け、多くの反響が寄せられています。里田まい、『離乳食』に対する罪悪感を告白!里田まいさんはメジャーリーガーとして活躍する夫・田中将大(たなか・まさひろ)投手との間に2人の子供をもうけ、現在は母親として育児に奮闘しています。そして、この日のインスタグラムでは、娘が大好きだというレトルトの離乳食を紹介。 View this post on Instagram A post shared by 里田 まい (Mai Satoda) (@maisatoda_official) on May 19, 2020 at 11:02pm PDT続く投稿では皿に盛った離乳食の写真とともに、子供の食事に関する悩みを告白しました。 View this post on Instagram 離乳食。手作り、レパートリー尽きるのよね。。。 最近私が作ったものの食いつきがよくなくて、市販を色々試したら結構な勢いで食べてくれて。 じゃあ、是非!どうぞ! 赤ちゃんだって、味に飽きるよね。 大人でも、デリバリーとか市販が恋しくなるし なんだろうね。離乳食はさ、手作りじゃない日が続くと、ちょっと罪悪感?みたいな、なんだろ、そんな感じの そんなこと思う必要ないんだけどね? でも、市販の方が、しっかりバランス考えられて、1袋あげたらしっかり栄養摂れた!と。一安心(´∀`=)みたいな そんなこんなしてるうちに、離乳食の時期はあっという間に過ぎていくしね(^^) だったらやっぱり、楽しながら、、、が、いいんじゃないかな(^^) こーんなに、素晴らしく便利な品々があるんだから。 どうだい?? 写真はいつかの離乳食。 A post shared by 里田 まい (Mai Satoda) (@maisatoda_official) on May 20, 2020 at 5:24am PDT手作りでないものを我が子に与えることに「罪悪感を感じてしまう」と明かした里田まいさん。しかし、「赤ちゃんだって味に飽きる。市販品のほうが栄養バランスがいい」と市販品のよい点を挙げ、うまく導入していこうと考えていることを明かしました。すると、里田まいさんの投稿に多くの母親たちが反応。「うちもそうだった」と共感する声や、「元気が出ました」と喜びのコメントを寄せています。・まいさんのような芸能人も、「私と同じや!」って思えて嬉しくなりました。・罪悪感…めっちゃ分かります!気楽にいきましょ!!・楽しくおいしく食べてくれれば、それでよしですよ!市販品にも頼っちゃいましょう。里田まいさんは同年5月21日にもインスタグラムを更新し、離乳食の件について多くの反響があったこと感謝。離乳食を紹介する動画とともに「今日も1日、ラクしましょう〜」と呼びかけています。 View this post on Instagram A post shared by 里田 まい (Mai Satoda) (@maisatoda_official) on May 20, 2020 at 4:21pm PDT今回のように、里田まいさんの育児には多くの共感や称賛の声が寄せられます。その理由は、里田まいさんの育児に関するポジティブな考え方です。里田まいさんの人気の理由についてもっと知りたい人は、こちらもチェックしてみてくださいね。里田まいの良妻賢母っぷりが「すごい!」と話題に夫・田中将大の不調を受けて考えたことは…[文・構成/grape編集部]
2020年05月22日奇想の天才作家・石川宗生さんの第2作となる『ホテル・アルカディア』は、またも突き抜けた博覧強記の世界がどーんと眼前に現れる。突き抜けた先に広がる無限大の奇想。読書の喜びに浸る理想郷(アルカディア)へようこそ。ホテルに投宿していた7人の芸術家たちが、引きこもりになってしまった支配人の娘プルデンシアを癒すために朗読会を開く、というところから物語は進んでいく。物語は、愛、死生、文化など7章からなる。「月に2本ずつショートショートの連載をすることになり、好きだった『千夜一夜物語』や『デカメロン』のような枠構造にすることを思いつきました。カルヴィーノの『見えない都市』にも影響を受けています」カルヴィーノのその作品は、収録されている掌編の数の配置に工夫があるのだが、石川さんも、そんなふうに数で遊んでみようと思ったそう。「僕は完全数を採用することにしました。7、6、5……と1まで順番に足していくと完全数の28になるのですが、掌編を大まかなテーマで区切って7編、6編……と配し、全体でひとつの完結した世界を表現してみようと挑戦しました。その過程で、愛や都市など世界の構成要素みたいなものとして、アトラスという章のテーマを7つ考え、分けました」また、美女プルデンシアのエピソードは、ジョン・レノンがインド滞在中に書いたというビートルズの楽曲の誕生秘話がベースだとか。「瞑想小屋から出てこなくなった女の子に、外に出ておいでよと優しく呼びかける曲『ディア・プルーデンス』。僕はその小説版でいこう、と。『古事記』の天の岩屋戸のようなイメージが重なるのも面白いかなと」各掌編は、意中の女性と“ファックする”ための練習相手がガイア(大地)だの、語り手が訪ね歩くさまざまな専門家たちの専門性が変わりすぎだの、どれも「よくもまあ、こんなことを思いつくな」の連続だ。「エッシャーのだまし絵のように、最初に決めた物語の枠自体も変化させていこうと思いました。本作の裏テーマに物語で世界一周というのがあります。現実の世界も、隣り合う国や地域はなだらかに文化や言語や人種が移り変わっていくものです。この作品でもそんなふうに、ゆるやかな変化のなかで各章を動かしていこうと。そのたくらみが成功しているといいのですが」いやもう、脱帽です。いしかわ・むねお作家、翻訳家。1984年、千葉県生まれ。オハイオ・ウェスリアン大学天体物理学部卒業。「吉田同名」で創元SF短編賞受賞、2018年、同作を収録した『半分世界』を出版。『ホテル・アルカディア』文学や芸術作品への言及やくすぐりが随所に。次回作は、’17年の中央アジア、コーカサス、東欧訪問の記録をまとめた旅行記を予定。集英社2000円※『anan』2020年5月27日号より。写真・土佐麻理子(石川さん)中島慶子(本)インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2020年05月21日タレントの里田まい(さとだ・まい)さんが、2020年5月13日にインスタグラムを更新。『水書道』の作品を公開し、「達筆すぎる」と話題となっています。里田まいの水書道に「達筆すぎる…」里田まいさんが取り組む水書道とは、特殊な紙に墨の代わりに水を使って文字を書くというものです。この日、里田まいさんは練習中の作品を3回に分けて投稿しています。 View this post on Instagram A post shared by 里田 まい (Mai Satoda) (@maisatoda_official) on May 13, 2020 at 4:26am PDT View this post on Instagram 払いが難しい、、、 A post shared by 里田 まい (Mai Satoda) (@maisatoda_official) on May 13, 2020 at 4:36am PDT View this post on Instagram 苦手な三文字に挑戦。 だめだ、すっごい難しい。 A post shared by 里田 まい (Mai Satoda) (@maisatoda_official) on May 13, 2020 at 5:20am PDT※画像上の矢印をクリックすると、ほかの写真も見ることができます。『筆の払い』と『三文字』が苦手だという里田まいさんですが、そんなことを感じさせないほどの出来栄え!ファンからは「うますぎ!」「達筆ですね」と絶賛のコメントが相次いで寄せられています。・とても上手ですね。美しい書体です!・はねとかすごいです!字がめっちゃきれい。・字が上手!何もかも尊敬します…。ちなみに里田まいさんが書いていた『だだんだん』はアニメ『それいけ!アンパンマン』に登場する、ばいきんまんが作ったロボットのこと。子供がアンパンマンが好きで、その影響から里田まいさんも『だだんだん』と書いたのかもしれませんね。充実した『おうち時間』を過ごしている様子の里田まいさん。これからの投稿にも注目です!里田まいの良妻賢母っぷりが「すごい!」と話題に夫・田中将大の不調を受けて考えたことは…[文・構成/grape編集部]
2020年05月15日タレントの里田まい(さとだ・まい)さんが、2020年5月6日に自身のインスタグラムを更新。「難しすぎる」という立体パズルの写真を投稿し、話題になっています。里田まい変わったルービックキューブに大苦戦!この日、里田まいさんはちょっと変わったルービックキューブを紹介。 View this post on Instagram A post shared by 里田 まい (Mai Satoda) (@maisatoda_official) on May 6, 2020 at 3:04am PDTしかし、「難しすぎる!」とすっかりお手上げ状態のようです。そんな里田まいさんは、前述の投稿から約1時間後にパズルに挑戦する写真を公開。「パズルを使って動画を撮影している」と報告し、インスタグラムのストーリーズに掲載しました。 View this post on Instagram 2面は揃うんだけどなぁ。。。 A post shared by 里田 まい (Mai Satoda) (@maisatoda_official) on May 6, 2020 at 4:28am PDTするとファンは「難しそう」「初めて見た!」と興味津々。「どこで買えるんですか?」とさっそく購入を試みようとする声も多く寄せられています。・そんなルービックキューブあるんだね!かなり難しそう…。・笑顔が素敵!楽しそうで何よりです。・どこで買ったの?お揃いにしたいです!!新型コロナウイルス感染症によって、外出自粛の取り組みが続いている現在。里田まいさんのように、普段やらないことに没頭してみるのも悪くないかもしれませんね。里田まいの良妻賢母っぷりが「すごい!」と話題に夫・田中将大の不調を受けて考えたことは…[文・構成/grape編集部]
2020年05月07日映画『ステップ』主演・山田孝之さんに、現場での様子を伺いました。娘を育てる父親の感覚が知りたくて、この作品への出演を決めました。「撮影の約1か月間は本当に辛かった。亡き妻がすぐそこにいるかのように、何をしていても脳内の目にはつねに妻の姿が映っていて…」物語は山田孝之さんが演じる健一が妻を亡くした1年後から始まる。スーツにリュックを背負い、ベビーカーを押して出勤前に娘の美紀(中野翠咲)を保育園に連れていく健一。突然父子家庭になってしまった親子の、リアルな日常が続く。「疑似体験ではあるけど、仕事に子育てに奮闘する父親が感じるであろう単純なイラつきや弱音は、その都度、全部芝居に吐き出すようにしていました。葛藤から生まれる自然な心情や怒りみたいなものをきれいごとにはしたくなかったんです」営業部の第一線から総務部に異動した健一は、家事や子育てをしながら学校行事に参加したり、妻の実家との付き合いを深めたり。父子の10年は着々と過ぎていく。成長に合わせて美紀を3人の子役が演じたが、山田さんはどのようにコミュニケーションをとってきたのだろう。「特別なことはしていません。2~12歳の間なんて感覚も言うこともすごく変わるじゃないですか。だからその時どきの子役と向き合っていれば美紀として成立すると思ったから。ただ、娘を持つ友達から『小学校に入るころには体は小さいのに中身は女になってるよ』って聞いてショックを受けていたんですが、男の子は父親への憧れや怖さから構えたりするけど、女の子はすべて父親に出してくるんだな、って思いました」ところで、健一のような等身大の役を演じる山田さんが、どこか新鮮に映る人も多いのでは…。「いまでは僕、何でもやってる人ですからね(笑)。というのも、20代後半からだんだん自分がやりたいことを選べるようになったら、放送される規模や役者としての番手に関係なく、芝居全体のスキルアップがしたいって思うようになったんです。それでここ10年ぐらいは、たくさんあるやりたいことに次々に挑戦してはもがいてきた感じで。だから、“変なことやるおじさん”みたいなイメージを抱いている若い世代が健一を見て『あれ…山田が普通だぞ、何もしてこないぞ』って思った時に、同情でも共感でも、何かの感情を抱かせてちゃんとこの作品に入り込ませることができるんだろうか、という疑問は少なからずありました。そういう意味でこの役に挑戦してみたかったという気持ちがあります。でも出演を決めた一番大きな理由は、もし僕に娘がいたらどんな存在になるんだろう、娘を育てる父親ってどんな感覚なんだろうというのが知りたかったから。娘を男手一つで育てる健一として生きた1か月ぐらいは僕の思い出のひとつだし、辛かったけどいい経験ができました。ちなみに、みんなが理解できないようなバストの測定(300人の女性のバストを山田さんが測定するイベント)も、僕の中では考えがあってのこと(笑)。先々絶対に自分の中でつながってくるんです。いまはまだ体力があるうちに、ひたすら自分のアイデアを仕事に投げ込みまくりたいし、僕の場合、やりたいと思ったことはもうその瞬間から動きだしているんです」映画『ステップ』監督・脚本・編集/飯塚健原作/重松清出演/山田孝之、伊藤沙莉、川栄李奈、広末涼子、余貴美子、國村隼ほかある日突然、父子家庭となった健一と美紀の10年間を描いたヒューマンドラマ。4月3日より公開。やまだ・たかゆき1983年10月20日生まれ、鹿児島県出身。役者として映画やドラマなどに出演し表舞台に立つ傍ら、近年はドラマや映画の製作などにも携わり、プロデュース・企画の分野でも才能を発揮する個性派。シャツ¥50,000パンツ¥124,000(共にYOHJI YAMAMOTO/ヨウジヤマモト プレスルーム TEL:03・5463・1500)シューズ¥22,000(Dr.Martens/ドクターマーチン・エアウエア ジャパン TEL:03・6746・4908)※『anan』2020年4月8日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・澤田石和寛ヘア&メイク・灯(ROOSTER)インタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2020年04月06日4月5日(日)今夜の日本テレビ系「おしゃれイズム」は、俳優の山田孝之をゲストに迎えてのオンエア。芸能界屈指ともいわれる交友関係や、ミステリアスな日常などを俳優仲間のコメントなども交えて語り尽くす。ドラマ「WATER BOYS」や「世界の中心で、愛をさけぶ」で注目され、「闇金ウシジマくん」シリーズでは圧倒的存在感を示したかと思えば「勇者ヨシヒコ」シリーズではゆるすぎる独特の世界観を描き出すなど、その役柄の振れ幅で見る者を驚かせる役者へと成長。昨年Netflixで配信された「全裸監督」では伝説のポルノ王・村西とおる役で主演。世界190か国に配信された同作は国内外で大反響を呼び、改めて山田さんの日本映画界における存在価値を知らしめたのは記憶に新しい。演じる役柄が幅広いゆえに自身の実像についてもミステリアスな存在である山田さんが、今回そのプライベートを公開。芸能界屈指といわれる交友関係の広さを誇る山田さんだが、なかでも意外な5人との関係とは?また、俳優仲間が爆笑エピソードの数々を語ってくれるほか、山田さんと同じく交友関係の広い先輩、ムロツヨシとの大喧嘩の理由や満島真之介と盛り上がった満月の話を披露。15歳でデビューした山田さんがその秘話を明かすほか、独特すぎる着眼点で街中で気になったことを撮影した山田孝之写真展にも注目。普段あまり語られない家族のエピソードも必見だ。山田さんの主演最新作となる『ステップ』は近日公開予定。「とんび」「流星ワゴン」などの重松清の同名小説を映画化、結婚3年目、30歳という若さで妻に先立たれた健一は娘を自分の手で育てることに決め、娘、そして天国にいる妻との新しい生活を始める。保育園から小学校卒業まで様々な壁にぶつかりながらも、前を向いてゆっくりと<家族>への階段を上っていく――山田さんが娘を育てながら自身も成長していくシングルファザー・健一役を演じ父娘の10年間の軌跡を描いていくストーリー。山田さんのほか、國村隼、余貴美子、広末涼子、伊藤沙莉、川栄李奈らが出演する。「おしゃれイズム」は4月5日(日)今夜23時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2020年04月05日4月3日(金)に公開を予定していた山田孝之主演映画『ステップ』が、新型コロナウイルスの影響で公開を延期することが分かった。映像化もされた「とんび」「流星ワゴン」の重松清の同名小説を映画化する本作。山田さんが実年齢とも重なる等身大の男性で、娘を育てながら自身も成長していく初のシングルファザー・健一役を演じ、父と娘の10年間の軌跡を描く。山田さんのほかにも、國村隼、余貴美子、広末涼子、伊藤沙莉、川栄李奈らが出演する。そんな本作が今回、新型コロナウイルスの感染状況ならびに政府・自治体・関係諸機関の発表や方針を鑑みて、公開延期を決定。新たな公開予定日については、日程が決まり次第、公式サイトなどにて発表があるという。なお、すでに購入済みの前売券については、延期後にもそのまま使用することができる。『ステップ』は近日公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ステップ 2020年、全国にて公開©2020映画『ステップ』製作委員会
2020年03月30日俳優の山田孝之が主演し、80年代を駆け抜けた“放送禁止のパイオニア”村西とおると仲間たちの青春と熱狂を描いたNetflixオリジナルシリーズ『全裸監督』の続編『全裸監督 シーズン2』の続投キャストが20日、発表された。あわせてティザーキーアートが公開された。2019年8月に全世界独占配信されるや否や、数々の俳優やタレントから絶賛の声が続々と寄せられ、さらにはハロウィンでは主人公である村西とおるのコスプレをする若者が現れるなど、一大旋風を巻き起こした『全裸監督』。同作はNetflix上で最も観られた作品TOP10において日本でナンバー1、台湾や香港などの各国でもTOP10入りを果たした。また、アジアをはじめとする海外で話題の同作は、海外での日本作品のクオリティの高さを証明し、早くも『全裸監督 シーズン2』への期待が高まっている。シーズン2には、アダルトビデオ黎明期に度肝を抜くアイデアと行動力で時代の寵児となった“放送禁止のパイオニア”村西とおるを演じる山田孝之はもちろんのこと、相棒であるトシ役の満島真之介、村西を崇拝する川田役の玉山鉄二、村西と出会ったことで自らの方法で“女性の自立”を体現する黒木香役の森田望智が続投。村西を支える力強いメンバーである柄本時生、伊藤沙莉、冨手麻妙、後藤剛範、そして、不穏な動きを見せる歌舞伎町のヤクザ・古谷役の國村隼、村西を執拗に追う刑事・武井役のリリー・フランキー、レンタルビデオ店店長・和田役のピエール瀧、黒木の厳格な母・加代役の小雪も引き続き出演する。そして総監督も武正晴監督が続投する。シーズン1ではまさに“裸一貫”から業界の風雲児として登り詰めた村西とおるが、続編では一体どんな衝撃を見せるのか。全世界待望の『全裸監督 シーズン2』は2021年配信予定。
2020年03月20日山田孝之主演で父と娘の10年間の軌跡を描く映画『ステップ』。この度、“パパ役”の山田孝之=“パパ之”としてSNSでも話題となっている本作から、レアすぎる新カットを入手した。先日行われた本作のトークイベントでは、山田さんが「今回は演じていません」とキッパリ。続けて「20年間エキセントリックな役を演じ続けてきましたが、今回遂に“素”の山田孝之を出しました!」と宣言していた。新カットは、妻・朋子の突然の死によって、男手1つで娘・美紀を育てることになった健一の育児シーン3点。美紀を引き取ることもできると提案してくれた義理の父・松村明(國村 隼)と母・美千代(余 貴美子)の申し出を断り、自分の手で美紀を育てていくことを決意した健一は、仕事と育児の両立に奮闘しながら、少しずつ“父親”として成長していく。毎日会社に通いながらの保育園への送り迎えや、ぐずる美紀をなだめながらの食事、寝る前の絵本の読み聞かせなど、手探りで幼い娘の世話に勤しむ健一。本作は、そんな健一がヘトヘトになり、ときには自信をなくしてしまうこともあるなかで、亡き妻が残してくれた周囲との絆に支えられながら、娘とゆっくりと前へ進んでいく10年間を、優しく描き出す。今回解禁された新カットはいずれも、娘・美紀を愛おしそうに見つめる優しい表情の数々を見ることができるが、個性派俳優として知られる山田さんが“素”を出したという“パパの顔”はどれも貴重だ。広末涼子「私も素に近かった」伊藤沙莉は「初めて見る山田さん」に緊張さらに、山田さんとは本作が初共演であり、健一が悩みを相談する同僚・斎藤奈々恵を演じた広末涼子も演技に影響があったという。「山田さん演じる健一が戸惑っている感じとか不器用な感じとか、それが役作りなのかご本人の性質なのかわからないですけど、すごく伝わってきて。それが自分の緊張感なのか、奈々恵としての戸惑いなのか?という空気が生まれたので、私も素に近かったかもしれないです」と明かした。また、「REPLAY & DESTROY」やNetflixオリジナルシリーズ「全裸監督」などで山田さんと共演し、本作では美紀の通う保育園の先生役を演じた伊藤沙莉も「初めて見る山田さんでちょっと緊張しました」と、いつもと異なる印象を抱いたと言う。さらに、「保育園のシーンでは、山田さんは見たことのないやわらかい顔をしていました。パパの顔をしているのってあまり見られないから、それはすごく新鮮で、陰からずっと見ていました」と、本編の保育園のシーンで現れる山田さんの“素”の“パパの顔”について言及している。『ステップ』は4月3日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ステップ 2020年4月3日より全国にて公開©2020映画『ステップ』製作委員会
2020年03月15日映画『ステップ』(4月3日公開)の公開記念トークショーが都内で行われ、山田孝之、國村 隼、広末涼子、伊藤沙莉、飯塚健監督が登場した。同作は、累計発行部数8.5万部を突破した重松清の同名小説を原作に、30歳の若さで妻に先立たれた主人公・健一とその娘・美紀が、周囲の人々との交流を通して成長していく物語。亡き妻を思い続けて歩んでいく10年間の足跡を描く。余貴美子、広末涼子、伊藤沙莉、川栄李奈など豪華俳優陣が結集した。本来は完成披露試写会を行う予定だったが、無観客のトークイベントに変更となり、Twitterで配信を行った同イベント。初のシングルファザー役に挑戦した山田は「今回は、演じておりません。エキセントリックな役で20年間演技をし続けてきましたが、今回ついに素の山田を出しました」と周囲を驚かせる。さらに共演した広末について、山田は「この作品で広末さんにお会いするのが初めてだったんです。『広末涼子いる!』ってなって、本当に緊張してたんです」と苦笑。広末が「すっごく、殻に閉じこもってる空気満載で、近寄っちゃいけないのかな、どうしようと思っていた」と撮影時の山田の様子を明かすと、山田は「役の微妙な距離感があるので、そこでそうなってたのはあります」「すいませんでした」と恐縮していた。いつもと違う山田の役柄に、伊藤は「見たことない顔してました。柔らかかったです。パパの顔してて、あんまり見れないからすごい新鮮で、影からずっと見てました」と告白。山田は「20代の頃はエキセントリックなことをいろいろやってきて、キャラの限界を感じていたので、そろそろ柔軟剤のCMとかもとりにいかなきゃいけない」とまたも周囲を驚かせる。それに対し、広末は「山田さんが柔軟剤のCMって想像がつかなくて。真っ白な世界キラキラってスローモーションみたいなのは新しい世界だと思うんですけど、私はこの10年で子育てを相当していたと思うので、私の方が柔軟剤のCMいいかな」と対抗。山田は「一緒にじゃあ……」と提案し「お待ちしてます」とアピールした。
2020年03月05日俳優の中川大志が、山田孝之主演の映画『ステップ』(4月3日公開)にカメオ出演することが6日、明らかになった。同作は、累計発行部数8.5万部を突破した重松清の同名小説を原作に、30歳の若さで妻に先立たれた主人公・健一とその娘・美紀が、周囲の人々との交流を通して成長していく物語。亡き妻を思い続けて歩んでいく10年間の足跡を描く。余貴美子、広末涼子、伊藤沙莉、川栄李奈など豪華俳優陣が結集した。亀お出演する中川は、健一が上司に誘われランチに出かけた際、必ず店から出てくる謎のサラリーマン役として登場する。実際に鰻屋から出てくるシーンのカットも解禁されたが、表情は凛々しいながらも、口元にはつまようじを加えている…という、アンバランスな1枚となっている。中川は同作でメガホンをとった飯塚監督の『虹色デイズ』(18年)、オムニバス映画『全員、片想い』の一篇『MY NICKNAME is BUTATCHI』(16年)、ドラマ『REPLAY&DESTROY』(11年)に出演してきた経緯があり、本人が「飯塚監督の作品にまた参加したい」と熱烈オファーを行ったという。劇中で度々登場するため、何回登場するかは作品で確認できる。○中川大志 コメントまた飯塚組に出たい、山田孝之さんと同じ現場に立ちたいという想いで、勝手に現場に押しかけました。帰り際に監督に、作品の邪魔をしていたらカットして下さいと伝えました。僕が出てるか、劇場で確かめてください。
2020年02月06日山田孝之を主演に迎えた、重松清原作の実写映画『ステップ』が、4月3日(金)より全国公開される。この度、秦基博の主題歌とともに、山田演じるシングルファザーの葛藤と成長を映し出した予告編と、ポスタービジュアルが公開された。本作の主人公は、妻に先立たれてから1年、娘の美紀と再出発を決意した健一(山田)。彼は、思い通りにならない仕事と育児の両立に悩んでいる。健一や美紀を見守る登場人物には、國村隼、余貴美子、広末涼子、伊藤沙莉、川栄李奈などの俳優陣が結集し、物語を彩る。描かれるのは、働きながら子育てをするシングルファザーの健一と一人娘の美紀、彼らを取り巻く人々の10年間のドラマだ。この度公開された予告編は、健一が妻に先立たれてから1年の節目に、幼い美紀と再出発を図ろうと決意を新たにするところからスタートする。料理や洗濯、娘をお風呂に入れたり寝かしつけたりと、日々家事に育児に奮闘する健一。朝は満員電車に揺られながら出勤し、同僚に残業を引き受けてもらいながら、急いで保育園に預けた娘を迎えに行く。めまぐるしい日々を送りながら仕事と子育ての両立に葛藤し、「もうダメかもしれないな……」と弱音をこぼす、等身大の父親の姿が切り取られている。忙しい毎日を過ごしながらも、「ギブアップしたくないんですよ、男手一つの子育て」と語る健一を優しく見守るのは、豪華キャストが演じる周囲の人々。伊藤沙莉演じる保育士の“ケロ先生”は、美紀を抱き上げる健一を見て「お母さんもきっと、抱っこしたかったんだろうなって……」と目頭を熱くさせ、川栄李奈演じる亡き妻の面影を持つ行きつけのカフェ店員・舞は、「がんばってほしい」とまっすぐな笑顔を向ける。広末涼子演じる同僚の奈々恵は、「寂しさはゼロにできない、それを知っているから強がる」と優しく寄り添うも、一方で涙する様子も見られる。そんな俳優たちの演技を際立たせるのは、秦基博が書き下ろして歌う、主題歌『在る』。秦が「誰か“が”いたこと。誰か“と”いたこと。その人が、自分が、存在するということ。その意味を考えながら作った曲です」と想いを形にした楽曲だという。さらに、予告編とあわせて本作のポスタービジュアルも公開された。笑顔の美紀を優しく見守る健一という、ほほえましい2ショットと、“僕と娘の10年間、天国の君との10年間。”という、亡き妻への想いも込められたキャッチコピーが記されている。『ステップ』4月3日(金)より全国公開
2020年01月17日竹中直人、山田孝之、齊藤工という日本を代表する3人の俳優が、“監督”として長編映画を共同製作することが決定した。映画監督としては8作目となる竹中さん、『COMPLY+-ANCE』に続き劇場公開長編3作目の齊藤さん、そして映画作品初監督となる山田さん。この3人が今回映画にするのは、漫画家・大橋裕之の「ゾッキ」。2018年、竹中さんが「ゾッキ」に惚れ込み、「絶対、実写映画化したい!」と強く熱望し今回の製作が始まった。公開中のアニメーション映画『音楽』の原作や、俳優デビューも果たしている大橋氏は、そのタッチやストーリーの唯一無二性から、“孤高の天才”と称されているいま注目の漫画家。「ゾッキ」の語源は、“寄せ集め”や“ひとまとめにした”という古本用語。古本市場で使われる特殊用語で、安い価格で売られるひとまとめで束ねられた「ゾッキ本」からきている。映画化では、本作が生まれた原点である大橋氏の生まれ故郷・愛知県蒲郡市での全編オールロケを敢行し、多彩なキャストや音楽など、それぞれのこだわりや人脈を集結させて、2月に撮影がスタート。また山田さんは、先行単独で蒲郡市入り。ロケ地の視察や現地の人たちと交流し、準備をしてきたという。脚本は、舞台演出家で劇作家、『十二人の死にたい子どもたち』も手掛けた倉持裕。監督たちの感性や原作の作品性を大切にまとめ、書き上げた。<監督コメント>竹中直人まさかこんなときがくるなんて…大ファンだった大橋裕之さんの作品を映画にすることが出来るなんて…まるで夢のようなできごと…夢のまたゆめのようなできごと…ぼくが感じた大橋さんの世界をどこまで映像化出来るのか…この思いに集まって来てくれた方々と夢中になって作ります!山田孝之初めてゾッキを読んだ時の衝撃、感動、恐怖、希望。それらを自分なりの表現で伝える。怖くもあるけどゲボが出るほど楽しみです。監督のイメージはあるものの監督をしたことがない僕ですが、竹中監督、齊藤監督と協力して心を刺激する作品に仕上げたいと思います。齊藤工監督陣がやや派手な門構えに見えるかも知れませんが、作品至上主義の映画人が集まっていて、大橋裕之さんの最高過ぎる原作に忠実に、かつ実写ならではの裏切りを行いたいと思っております。このプロジェクトの発起人である竹中直人さん、そして、この作品に関わるきっかけをくださった前野朋哉さんに心から感謝致します。『ゾッキ』は2021年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2020年01月16日山田孝之を主演に迎えた、重松清原作の実写映画『ステップ』が、4月3日(金)より全国公開される。この度、本作の場面写真が公開された。本作の主人公は、妻に先立たれてから1年、娘の美紀と再出発を決意した健一(山田)。彼は、思い通りにならない仕事と育児の両立に悩みながらも、忙しい現代社会の中で、自分自身の大切なものを見失わないように、ゆっくりと成長していく。近年はエキセントリックな役柄のイメージが広く浸透している山田だが、今回は実年齢と重なる等身大の男性、しかも初のシングルファザー役だ。健一や美紀を見守る登場人物には、國村隼、余貴美子、広末涼子、伊藤沙莉、川栄李奈などの俳優陣が結集し、物語を彩る。監督は、『虹色デイズ』『笑う招き猫』『大人ドロップ』などを手がけた飯塚健。そして主題歌は、秦基博が本作のために書き下ろした新曲『在る』だ。この度公開された場面写真では、健一と美紀の姿を中心に、彼らを取り巻く人々との日常のワンシーンが写し出されている。健一と美紀との2ショットでは、2歳半の美紀をベビーカーに乗せて保育園を訪れる姿や、小学校低学年の美紀と笑顔で寄り添う姿、そして小学校高学年の美紀とキッチンでハンバーグをこねる姿など、父娘の10年間を切り取った、微笑ましいシーンが。一方で、同僚の奈々恵(広末)と残業に勤しむ場面や、保育士の“ケロ先生”(伊藤)の元にベビーカーで娘を送る場面など、シングルファザーとして仕事と育児の両立に奮闘する健一の姿も確認できる。そのほか、亡き妻の面影を持つ行きつけのカフェ店員(川栄)や、浴衣姿の美紀をいとおしそうに見つめる健一の義父(國村)と義母(余)のカットも見られる。原作者の重松は完成した映画を観て、「エンドロールの後も、出てきた人たちが生きていると感じられて、その先をまた書きたいと思った」と語っている。『ステップ』4月3日(金)より全国公開
2020年01月09日俳優の山田孝之(36)が、20年4月3日公開予定の映画『ステップ』で主役のシングルファザー役に抜てきされたと、11月20日に発表された。作家・重松清(56)の同名作品を実写化したしたもの。30歳の若さで妻を亡くした健一(山田)が妻の面影とともに娘や自分たちを取り巻く人々と織りなすストーリーで、SNSではすでに期待の声が広がっている。《パパ之… めちゃくちゃ天使やん》《山田氏のパパ役が楽しみすぎる》《楽しみすぎる!本当にいろんな役をされますよね、絶対観ます》各メディアによると、山田は《健一を演じた1か月間は、亡くなった奥さんの存在がいつも心の中にあって、そばに感じていたので、本当に大変な時間でした》とコメント。その上で《そんな健一の目の前に起きる出来事を、自分なりに素直に受け止め、行動して、必死に生きていこうと思いました。そうすれば、この映画を観た人を少しでも励ましたりできるのではないかと思っています》と語ったという。実生活では6歳になる子供の父でもある山田。20日放送の『ZIP!』(日本テレビ系)にVTR出演し、「妊娠期間も含めて1年半は奥さんに任せっきりだった」と告白。「実際に父親ができることは少ない」と語り、同役を演じるにあたって「こんな大変なことを(妻に)任せていたのか」と痛感したという。そんな等身大の役を演じる山田に、意外な反応も。《普通の山田孝之、だと…?》《普通の人になる山田孝之は必見》こうした反応があるのは、近年の山田の“怪演”ぶりが影響しているようだ。「山田さんはここ数年、“カメレオン俳優”と呼び名がつくほどの怪優ぶりで注目を集めてきました。映画『ハード・コア』(18年)では台本に『慟哭する』とあったところ、本気で取り組みすぎて気絶し救急車で運ばれたほど。共演の佐藤健が『真似できない』と驚いていたそうです。またNetflixで配信中の『全裸監督』ではエキセントリックなAV監督を演じ、その熱演ぶりに全8話を一気に観る視聴者も続出したほどです」(芸能関係者)今年で俳優デビュー20周年を迎えた山田。よりいっそう、円熟した演技を見せてくれそうだ――。
2019年11月20日「とんび」「流星ワゴン」など、大切なものを失った家族が再生していく姿を描いてきた小説家・重松清の「ステップ」を、山田孝之を主演に迎えて映画化することが決定した。結婚3年目、30歳の若さで妻に先立たれた主人公・健一とその娘・美紀が、彼らを取り巻く人たちとの交流の中で成長していく姿を描いた本作。亡き妻を想い続け、不器用ながらも一歩一歩、ゆっくりと歩んでいく“のこされた人”の10年間の足跡は、誰もが心の奥底にある家族への思いや命に関する経験を刺激し、共感を呼び、胸を打つ。主演を務めるのは、数々の映画やテレビドラマなどへ出演し、実力、個性、人気ともに群を抜く存在感を放ち、名実ともに日本が世界に誇るカメレオン俳優であり、プロデューサーでもある山田孝之。エキセントリックな役柄のイメージが広く浸透しているが、久しぶりに実年齢とも重なる等身大の男性で、娘を育てながら自身も成長していく初のシングルファザー役に挑む。妻亡き後、娘とともに10年間歩み続ける役は、山田さん本人も「(撮影は)とっても大変な1ヶ月間だった」とコメント。「どこにでもいる普通の男」であり、「こんな時、奥さんがいてくれたらどうしただろうとか、もう少し辛くなかったのではないだろうかとか、だけど見守ってくれているから、一人じゃないと言い聞かせてみたり、でも実際一人だし…ということの繰り返し。そんな健一の目の前に起きる出来事を、自分なりに素直に受け止め、行動して、必死に生きていこうと思いました」と語り、彼の新境地ともいえる作品で、俳優としての底力をあらためて証明する1本となった。そんな主人公・健一や娘・美紀を温かい眼差しで応援する登場人物には、豪華俳優陣が集結。健一をまるで血の繋がった実の息子のように見守り、“本当の家族とは”ということを身をもって伝えていく義父に國村隼。夫とともに、健一と美紀をやさしくサポートする義母に余貴美子。健一が悩みを相談する同僚役には、山田さんとは初共演となる広末涼子。さらに娘・美紀が通う保育園の先生役に伊藤沙莉、亡き妻・朋子の面影があるカフェの店員役を川栄李奈が演じる。そして健一の娘・美紀役は、オーディションで選ばれた中野翠咲、白鳥玉季、田中里念が2歳~12歳までの3つの年代を演じるほか、岩松了、日高七海、角田晃広、片岡礼子など個性豊かな共演陣が物語を彩る。監督は、『虹色デイズ』『笑う招き猫』などを手掛けた飯塚健。山田さんとは『荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE』(2012年)、「REPLAY&DESTROY」(2015年/TBS)以来、本作が3度目のタッグ。企画を温めるうちにいつしか健一の年齢に追いついていた山田さんにこの役を託し、単なるシングルファザーと父娘の奮闘記ではなく、妻の面影とともに家族を築いていく一人の男の生き様を長い目で見つめたドラマとして作り上げた。原作を手にした飯塚監督は「その日のうちに、夜通し読み続け、幾度となく涙し」ながら「脚本を書き殴った」という。重松氏に送ったところ、「すぐに読んで下さり、まだ粗い初稿だったにも関わらず、映画化の快諾を頂いた。と、それがおよそ10年前のこと。つまり念願の企画が、多くの力添えを頂き、実現に至りました。40代初めての監督作品です。主演は一人しか居ないと思いました。山田孝之くんが、若くして妻を喪い、残された娘と生きてゆく父親を演じる、10年に渡る家族の物語、命の物語です」と、熱の込もったコメントを寄せる。また、「パパと一人娘、それぞれの成長物語です」と語る重松氏は、「長いタイムスパンのお話だけに、実写化は無理だろうと思っていました」と吐露。「でも、パパを演じてくださるのが山田孝之さんだと聞いて、『おおっ!』とガッツポーズをつくりました。そのグッと握った拳は、クランクアップ後のいまもなお、そのままです。いや、さらに力がこもって、気がつくとVサインに変わっていたりして」と手応えを覗かせている。『ステップ』は2020年4月3日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年11月20日俳優の山田孝之が映画『ステップ』(2020年4月3日公開)で主演を務め、自身初のシングルファザー役を演じることが20日、明らかになった。同作は、累計発行部数8.5万部を突破した同名小説を原作に、30歳の若さで妻に先立たれた主人公・健一とその娘・美紀が、周囲の人々との交流を通して成長していく物語。亡き妻を思い続けて歩んでいく10年間の足跡は、誰もが心の奥底にある「家族」や「命」に関する経験を刺激し、感動を誘う。山田は、「健一を演じた1カ月間は、亡くなった奥さんの存在がいつも心の中にあって、そばに感じていたので、本当に大変な時間でした」と役柄と向き合った日々を回顧し、「健一は、悩み、努力しながら生きていく、どこにでもいる普通の男です」と説明。「こんな時、奥さんがいてくれたらどうしただろうとか、もう少し辛くなかったのではないだろうかとか、だけど見守ってくれているから、一人じゃないと言い聞かせてみたり、でも実際一人だし…ということの繰り返し」と振り返り、「そんな健一の目の前に起きる出来事を、自分なりに素直に受け止め、行動して、必死に生きていこうと思いました。そうすれば、この映画を観た人を少しでも励ましたりできるのではないかと思っています」と本作の持つ魅力をアピールしている。山田のほか、健一の義父を國村隼、夫とともに健一と美紀をやさしくサポートする義母を余貴美子、健一が悩みを相談する同僚役を広末涼子、娘・美紀が通う保育園の先生役を伊藤沙莉、亡き妻・朋子の面影があるカフェの店員役を川栄李奈が演じる。さらに岩松了、日高七海、角田晃広、片岡礼子など個性豊かな共演陣が名を連ねる。メガホンを握るのは、『虹色デイズ』(18)、『大人ドロップ』(14)などで知られる飯塚健監督。山田とは、『荒川アンダーザブリッジTHEMOVIE』(12)、『REPLAY&DESTROY』(15・TBS)以来、本作が3度目のタッグとなる。(C)2020映画『ステップ』製作委員会
2019年11月20日重松清の小説『ステップ』が、山田孝之主演で映画化されることが決定。あわせて、山田、飯塚健監督、重松より、コメントが寄せられた。本作は30歳という若さで妻に先立たれた男・健一が、様々な壁にぶつかりながらも、娘と暮らしながら、ともに前を向いてゆっくりと家族への階段を上る様を描いた作品。シングルファザー役は初だという山田。エキセントリックな役柄のイメージが広く浸透しているが、今回は実年齢と重なる等身大の男性役として、娘を育てながら自身も成長していく様を体現する。そんな主人公の健一や娘・美紀を温かい眼差しで応援する登場人物には、豪華な俳優陣が集結。健一をまるで血の繋がった実の息子のように見守る義父に國村隼。夫とともに、健一と美紀をやさしくサポートする義母役を余貴美子が演じる。また、健一が悩みを相談する同僚役には、山田とは初共演となる広末涼子。さらに娘・美紀が通う保育園の先生役に伊藤沙莉、亡き妻・朋子の面影があるカフェの店員役を川栄李奈が演じる。そして健一の娘・美紀役は、オーディションで選ばれた中野翠咲、白鳥玉季、田中里念が2歳~12歳までの3つの年代を演じるほか、岩松了、日高七海、角田晃広、片岡礼子などの共演者が物語を彩る。監督は、『虹色デイズ』『笑う招き猫』『大人ドロップ』などを手がけた飯塚健。山田とは『荒川アンダー ザ ブリッジ THEMOVIE』『REPLAY&DESTROY』以来、本作が3度目のタッグとなる。山田、飯塚監督、重松のコメントは以下の通り。■山田孝之コメント健一を演じた1か月間は、亡くなった奥さんの存在がいつも心の中にあって、そばに感じていたので、本当に大変な時間でした。健一は、悩み、努力しながら生きていく、どこにでもいる普通の男です。こんな時、奥さんがいてくれたらどうしただろうとか、もう少し辛くなかったのではないだろうかとか、だけど見守ってくれているから、ひとりじゃないと言い聞かせてみたり、でも実際一人だし……ということの繰り返し。そんな健一の目の前に起きる出来事を、自分なりに素直に受け止め、行動して、必死に生きていこうと思いました。そうすれば、この映画を観た人を少しでも励ましたりできるのではないかと思っています。■飯塚健監督コメント本屋で手にしたその日のうちに、夜通し読み続け、幾度となく涙した。その数日後には、脚本を書き殴った。ほとんど衝動だった。が、葛藤もした。大が付くほど、重松さんのファンだったから。迂闊に映画になどするべきじゃない。一ファンのままでいた方が幸せだ……それでも脚本を送らせて頂いたのは、どうしても映画にしたいという気持ちが勝ったからだ。返答は驚くほど早かった。すぐに読んで下さり、まだ粗い初稿だったにも関わらず、映画化の快諾を頂いた。 と、それがおよそ10年前のこと。つまり念願の企画が、多くの力添えを頂き、実現に至りました。40代初めての監督作品です。主演はひとりしか居ないと思いました。山田孝之くんが、若くして妻を喪い、残された娘と生きてゆく父親を演じる、10年に渡る家族の物語、命の物語です。何を話しても、返事が聞こえなくなってしまった部屋。その部屋の真ん中にある、消えない悲しみと寂しさ。乗り越えられない痛み。それでも娘は成長する。やがて部屋には会話が生まれる。生活の音が二人分になる。そうやって一歩一歩“育ってゆく”親子の姿を、ぜひ大きなスクリーンでご覧下さい。■重松清コメントパパと一人娘、それぞれの成長物語です。長いタイムスパンのお話だけに、実写化は無理だろうと思っていました。でも、パパを演じてくださるのが山田孝之さんだと聞いて、おおっ!とガッツポーズをつくりました。そのグッと握った拳は、クランクアップ後のいまもなお、そのままです。いや、さらに力がこもって、気がつくとVサインに変わっていたりして。『ステップ』2020年4月3日(金)全国公開
2019年11月20日阿部進之介主演映画『デイアンドナイト』と、山田孝之のドキュメンタリー映画『TAKAYUKI YAMADA DOCUMENTARY「No Pain,No Gain」』が、10月12日(土)よりアップリンク渋谷にて期間限定リバイバル上映されることが決定した。山田さんが裏方へ徹し、全面プロデュースを手掛け、企画・主演に阿部さん、藤井道人が監督を務めた映画『デイアンドナイト』。安藤政信、清原果耶、小西真奈美、佐津川愛美らも出演した本作のBlu-ray&DVDのリリースを記念して、今回2週間限定のリバイバル上映!そして、2013年から2019年までの激動の5年に密着し、『デイアンドナイト』の企画製作の様子も収められた、4月公開の山田さんドキュメンタリー映画『TAKAYUKI YAMADA DOCUMENTARY「No Pain,No Gain」』の日替わり同時上映も実施される。なお、上映期間中は阿部さん、山田さん、藤井監督、『No Pain,No Gain』の牧有太監督ほか豪華ゲストのトークショーも実施。裏話やゲストスピーカーを招いたトークセッションなどスペシャルな内容となっている。『デイアンドナイト』×『TAKAYUKI YAMADA DOCUMENTARY「No Pain,No Gain」』リバイバル上映は10月12日(土)~10月25日(金)アップリンク渋谷にて開催。『デイアンドナイト』Blu-ray&DVDは12月13日(金)リリース。『TAKAYUKI YAMADA DOCUMENTARY「No Pain,No Gain」』Blu-ray&DVDはリリース中。(cinemacafe.net)■関連作品:デイアンドナイト 2019年1月26日より全国にて公開 ※1月19日秋田県先行公開©2019「デイアンドナイト」製作委員会No Pain,No Gain 2019年4月27日より新宿シネマカリテのみ単館上映©2019・SDP/NPNG
2019年10月05日俳優の山田孝之と満島真之介が28日、千葉・幕張メッセで開催された「Rakuten GirlsAward 2019 AUTUMN/WINTER」にシークレットゲストとして出演した。前回に引き続き、山田孝之プロデュースのQALBスペシャルステージが実現。マギーと八木アリサ、馬場ふみかと浅香航大と朝比奈彩、鈴木ゆうかと浪花ほのか、志田愛佳と藤田ニコルとNiki、そして、Netflixオリジナルドラマ『全裸監督』の共演も話題の山田と満島が、それぞれ2ショットや3ショットでランウェイを歩いた。さらに、出演した12人が1列になってランウェイを歩くフィナーレもあり、豪華共演に会場から拍手が起こった。「GirlsAward」は、2010年から年2回、「渋谷からアジアへ。そして世界へ。」をスローガンに開催している日本最大級のファッション&音楽イベント。20回目となる今回は幕張メッセにて、“女の子のわがままが全部詰まったKIRA KIRAの魔法に包まれる夢のような空間”という意味を込めた「KIRA KIRA CELEBRATION」をテーマに、人気モデルによるファッションショーやアーティストによるライブステージなどを開催した。撮影:蔦野裕
2019年09月28日“放送禁止のパイオニア”村西とおるを山田孝之が熱演するNetflixオリジナルシリーズ「全裸監督」。この度、ハワイでセスナやヘリを飛ばした空撮のメイキング映像が解禁。また、早くもシーズン2の制作が決定した。リアルにこだわったハワイロケ!遥か上空での雄叫びが世界中に轟く!昭和のバブル時代を令和に蘇らせた忠実なセットや衣装、その徹底したリアルへのこだわりが見どころのひとつとなっている「全裸監督」。今回解禁となったのは、物語の大きなターニングポイントとなるハワイでロケを敢行した際の貴重なメイキング映像。村西とおるを演じた山田さんは飛行機に乗り込み、遥か上空へ。窓の外を覗くと、ハワイの街並みがどんどん小さくなっていく。さらに高度を上げたところでスタッフによりセスナの扉が開かれ、機内には上空の冷たい空気が激しい勢いで入り込む。セスナの隣には撮影本隊が乗るヘリコプターが編隊飛行。空撮の準備が整い、いざ本番。山田さんがセスナの扉から身を乗り出して雄叫びをあげる!撮影を終えた山田さんは「とんでもない映像が撮れてるだろうし、ものすごい景色が見れて幸せです!」と、手応えを噛み締めながら興奮気味に語る。果たして、どんなシーンの撮影だったのか?ハワイの澄み切った空いっぱいに大きな期待が膨らむ。また、世界的にも注目を集める中、シーズン2の制作が決定。常識を覆し日本のみならず、全世界にセンセーショナルを巻き起こした彼らの新たな扉が開かれる。「全裸監督」はNetflixにて全世界独占配信中。(text:cinemacafe.net)
2019年08月16日《yonige武道館おめでとう》8月13日、山田孝之(35)が公式インスタグラムを更新。冒頭のコメントとともに1枚の写真を投稿した。コメントにある「yonige」とは大阪府出身の女性2人で活動するロックバンドで同日、初の武道館ライブを開催。投稿はその際にyonigeファンの山田が公演を訪れて記念撮影したもので、山田とyonigeのファン双方に大きな感動をもたらしている。実は、彼らは約7年前に“奇跡の経緯”で知り合ったという。2012年、まだ駆け出しだったyonigeメンバーの牛丸ありさが山田のツイッターに「私がバンドで売れたらライブに来てくれますか?」とリプライ。山田は「売れてなくても行きますよ。ちゃんとかっこいいんだろうな?」と返信した。すると山田は、実際にライブ会場に現れたのだ。リプライをきっかけに実際に曲を聴き、すっかりyonigeファンになったという山田。その後も一貫してyonigeを応援し、バンドのショートフィルム「点」にも出演。女性限定のライブにはメイクと女装をして駆けつけたりと、初期からのファンとして約束をしっかりと果たし続けた。そんなyonigeは山田の応援の成果もあってか、初の武道館ワンマンライブを叶えた。そこにやはり姿を現した山田に、長年彼らの関係を見守ってきたファンから感激のコメントが止まらない。《yonige武道館おめでとう。山田孝之、ちゃんと言った通りの行動するのカッコよすぎる!》《人間、どこで繋がるかわからない。縁って不思議だな》《山田孝之のおかげでyonigeを知られた。感謝》SNS上の小さな約束から7年。バンドがさらに大きく躍進しても、両者の熱い絆は続いていくだろう。
2019年08月14日川崎市市民ミュージアムでは、漫画家・田河水泡の生誕120年を記念した展覧会「のらくろであります!田河水泡と子供マンガの遊園地<ワンダーランド>」を、9月18日から11月24日まで開催する。『少年倶楽部』(大日本雄弁会講談社)に1931年1月号から連載開始し、瞬く間に大人気となった田河水泡の代表作「のらくろ」。その成功はマンガだけに留まらず、演劇やアニメーション映画、レコード、人形やお菓子のおまけなど多方面にわたり、「のらくろ」は時代を代表する文化的なアイコンとなっていった。田河のもとには、杉浦茂や長谷川町子といった漫画家を志す才能豊かな弟子たちが集まり、また他の出版社もマンガ分野に参入し始めたことで新進の漫画家たちが台頭し、大量の子供向けマンガが市場に登場。このなかで醸成された、豊潤な子供向け物語マンガの潮流は戦中も絶えることなく続き、戦後に手塚治虫などの新たな才能を育む土壌として、マンガ文化を大きく躍進させる原動力となった。本展では、明治から始まる子供向けマンガの歴史をふまえ、田河水泡が戦前期のマンガやその他の分野に残した足跡と影響を軸に、「のらくろ」とともに昭和戦前期に花開いた、知られざる「子供マンガ」の豊かな世界を、当時の貴重な原画約180点と書籍から再発見する。田河水泡「のらくろ武勇談」原画(『のらくろ武勇談』収録 1938年)講談社蔵(C)田河水泡/講談社、提供・株式会社講談社現在、私たちが日常的に読み親しんでいる長大な物語を表現したマンガ、いわゆる“ストーリーマンガ”の成立には、田河水泡と「のらくろ」が大きく関わっている。はたして田河水泡は自身のマンガにおいて何を表現し、それらはのちの世代にどのような影響を与えたのだろうか。田河水泡がマンガ表現に起こした改革に迫る。そして1936年12月より刊行が始まった絵本のシリーズ「講談社の絵本」。毎月刊行されるラインアップの中には、マンガを特集した号が毎回用意されており、多色刷りの大変美しいマンガがたくさん掲載された誌面に、当時の子供たちは夢中になった。本展では、新関健之助や、長谷川町子といった選りすぐりの作家たちの原画を多数出品。また「のらくろ」だけではない、多くの雑誌に連載を持つ人気作家であった田河水泡が生み出した魅力的なキャラクターたちを紹介する。「のらくろグッズと田河夫婦」(1934年)個人蔵(C)田河水泡関連イベントも多数開催。9月22日の14時から行われる「のらくろ・アニメーション・マニアックス講座」では、村田安司、瀬尾光世という一流のアニメーション作家によるアニメ化に留まらず、無名の作家たちによる海賊版が沢山作られた「のらくろ」アニメを大公開し、戦前期アニメのディープな世界を担当学芸員が案内する。また10月13日の14時からは、高澤路亭新作落語会「猫と金魚」を開催。田河水泡の知られざるもう一つの仕事、新作落語作家・高澤路亭の作品「猫と金魚」他を、柳家喬之助、柳家小はぜが口演する。10月17日の11時45分からはベビーカーツアー、毎月第1・3土曜日の14時からはギャラリーツアーも開催予定。川崎市市民ミュージアムは、1988年に日本の公立美術館で初めてマンガ資料の収集、調査研究、保存を行う施設として設置され、これまで様々なマンガの歴史を掘り下げる企画展を開催してきた。本展は、川崎市市民ミュージアムが満を持して開催する大規模展覧会となる。【展覧会情報】のらくろであります!田河水泡と子供マンガの遊園地<ワンダーランド>会期:9月18日~11月24日会場:川崎市市民ミュージアム 企画展示室1、アートギャラリー1時間:9:30~17:00(入場は閉館の30分前まで)休館日:毎週月曜日(ただし9月23日、10月14日、11月4日は開館)、9月24日、10月23日、11月5日料金:一般700円(560円)、65歳以上・大高生500円(400円)、中学生以下無料※( )内は20名以上の団体料金、障害者手帳等をお持ちの方およびその介護者は無料
2019年08月08日俳優の山田孝之が24日、都内で行われたNetflixオリジナルシリーズ『全裸監督』(8月8日全世界配信)のワールドプレミアに登壇した。同作は、本橋信宏によるノンフィクション『全裸監督 村西とおる伝』を原作に、1980年代のバブル時代に“AVの帝王”と呼ばれ、前科7犯、借金50億、米国司法当局から懲役370年を求刑されたAV監督・村西とおるの軌跡を描くドラマ。村西を中心に、そこに関わる人間を実際の出来事をベースにしながらユーモアたっぶりに深く描き出す。AVの帝王”村西を演じた山田は、「絶対面白くなるなと思ったので、ワクワクしました」とオファーを受けたときの心境を告白。「いまだに海外に行くと『芹沢~!』って言われるんですよ。それを変えたいなと。どこの国に行っても『村西~!』って言われたいんですよ。いいチャンスをいただけた」と、『クローズ』の芹沢多摩雄役を超えたいと話した。また、「本気で取り組んでいる姿が笑えちゃいますし、うっかり切なくなるところもあるし、すごい面白い作品になったと思っています。自信を持って世界に出せると思っています」と手応え。「ぜひ18歳以下にも見てもらいたい。同級生の家で父のアダルトビデオを見つけた人がいたら、親がいないときに集まってこっそり見ていたので、そういう感覚で見てもらって盛り上がていただきたいです」と冗談交じりに呼びかけた。イベントには、共演の満島真之介、玉山鉄二、森田望智、伊藤沙莉、冨手麻妙、後藤剛範、小雪、リリー・フランキー、板尾創路、國村隼、石橋凌、武正晴監督も登壇した。
2019年07月24日