ローソンは11月12日、特例農業法人ローソンファーム新潟が生産した新米を使用した「ローソンファーム新潟のコシヒカリおにぎり 塩にぎり 2個入」を11月17日から、新潟県内全域および長野県・東京都・千葉県の一部のローソンで、同じく新米を精米した「無洗米 新潟県産こしひかり 2kg」を、東地区のローソンストア100で11月25日から数量限定で発売する。ローソンファームは、同社の地域ごとの商品促進と地域の味を全国に広げるという地産地消、地産外消戦略の一環で進めているもので、現在、全国に23カ所ある。ローソンファーム新潟は、大規模農業の改革拠点として国家戦略特別区域の指定を受けた新潟市において、2015年3月に設立した特例農業法人。2015年に初の田植えを行い、同年9月にコシヒカリ約15トンを収穫した。今回収穫した新米のうち、約6トンはおにぎりとして、約9トンは精米し無洗米として販売する。同社は今後、100ha規模での米作りを目標に、農地集約による大規模農業に取り組んでいるという。生産した米はローソンのグループ店舗で販売するほか、弁当やおにぎりなどの中食商品への原材料としても使用する。また、将来的に米や青果物の加工施設を作り、6次産業化や海外への輸出も目指していくとしている。
2015年11月13日エレファントカシマシを率いて26年。宮本浩次さんは一貫して真っすぐで純粋で熱い男の心情を、全身全霊で歌い続けてきたロックンローラーです。2012年、突然の耳の不調によりバンド活動を停止するという悲劇に見舞われましたが、見事に復活。そして、ついに今年、3年半ぶりのオリジナルアルバムアルバム『RAINBOW』が完成しました。さぞ、体のことを気にしていると思いきや、そうでもないようで……?宮本さんのプライベートに迫ります。* **宮本:うーん…。そうなんですけど、活動が元通りになったら、全然大事にしてないですね(笑)。ごはんも食べたほうがいいと思うんだけど、俺が食べないからメンバーも食べなくなる。それでみんなでどんどん痩せていくんですね。――最近のお楽しみは何ですか?宮本:ビールをね、けっこう飲むんですよ。元々あまり飲めないんです。ただ、ギターの石森君とよくファミレスに行くんですが、ファミレスだとなぜか3杯くらい飲めちゃうんですよ。石君は一滴も飲めないので、「なんとかサラダ」とか注文すると、店の人が「シェアサラダにしますか」と勧めるので「じゃあそれで」みたいな。2人でサラダをシェアしてね(笑)。ファミレスでビールを飲むって信じられないほど楽しいんですよ。そして旬のメニューがまたおいしい。どこそこ産の茄子とかね。それを頼むのが狙い目です。ああ、蕎麦屋で飲むビールもいいですね。――おお、蕎麦屋と宮本さん、似合いますね。宮本:贅沢な気持ちになりますね。すごく気に入っている手打ち蕎麦屋さんがあるんですが、店の人のこだわりがすごいんですよ。北海道産とか埼玉産の蕎麦だとか、うちの主人が作っている蕎麦ですよ、とかね。もう全然分かんないんだけど、高い意識で一生懸命やっているところにロマンがありますよね。そういう場所に行くと気持ちがいいんです。リラックスできますし、大人の気分になります。あと、いちばんリラックスするのは、やっぱりクルマですね。家に帰ってきて、散歩代わりに首都高を一周走るんです。音楽もかけずに、ひたすら走るだけですが。◇みやもと・ひろじ1966年6月12日生まれ。中3の時、同級生とバンド「エレファントカシマシ」を結成、1988年デビュー。テレビ出演などで見せる独特のポーズや会話のキュートさも人気。◇3年半ぶりのオリジナルアルバム『RAINBOW』(UNIVERSAL SIGMA)が11月18日に発売。11月19日より年末まで、4年半ぶりの全国ツアーがスタート。恒例の新春ライブは1月4・5日東京国際フォーラム ホールA、1月10・11日大阪フェスティバルホールで開催される。※『anan』2015年11月18日号より。写真・森滝 進(まきうらオフィス)インタビュー、文・北條尚子
2015年11月11日貸し農園の利用者に向け、PHS回線を用いて農作物の育成具合いを毎日配信するキューズの画像配信ソリューション「ミエファーム」。現在、農園ベンチャーのアグリメディアが展開するシェア型の農園サービス「シェア畑」でトライアルを実施しているミエファームの仕組みとビジネス展開について、キューズの代表である上條哲也氏に話を聞いた。○農園向けソリューションとは?最近、貸し農園の人気が高まっている。都市部から比較的近い場所で、家庭菜園より高度な農業体験ができることに加え、日常の農作業をサポートする専門のスタッフを配置し、水やりや草取りなどを代行したり、農作業に関するアドバイスしたりしてくれるなど、農作業の負担を減らす仕組みが提供されるようになったことなども、人気に大きく影響しているようだ。都市部ではキャンセル待ちの貸し農園も多く存在するようで、その人気の高まりを見て取ることができる。そうした貸し農園に向けたソリューションとして、キューズが取り組んでいるのが「ミエファーム」である。これは、貸し農園の区画に専用の端末を設置し、農園の様子を毎日撮影して利用者のスマートフォンなどにメールで配信するというものだ。○なぜ今PHS回線なのか専用端末には、農園の様子を撮影するカメラとソフトバンク(ワイモバイル)のPHSモジュールを搭載しており、これらを用いて定期的に農園内の写真を送る仕組みとなっている。電源は単1乾電池12本で、約半年は動作するとのこと。上條氏によると、回線にPHSを用いたのは、農園に設置する関係上、ケーブルの接続を不要にして設備を小さくしたかったことが大きいとのことだ。だが最近では、より通信速度の速い3GやLTEのモジュールも提供されており、画像だけでなく動画によるライブ配信などができる環境を整えることも不可能ではない。しかしながら上條氏によると、3Gなどのモジュールは運用する上で大容量のバッテリーが必要になること、そして内容がリッチ化して通信量が増えると、それだけユーザーの料金負担が増えてしまうことから、消費電力の小さいPHSを選び、画像配信に絞る形で提供しているそうだ。また、ミエファームの端末は屋外の農園に常設しておく関係上、台風などの突風時に機器が倒れ、人や野菜に被害が及ぶ可能性がある。そこで、1.5mの端末を地中に打ち込んで固定している。また、こうした機器は盗難のおそれもあるが、機器に振動センサーを搭載しており、持ち運ぼうとした人物の画像を撮影し、アラーム駆動とともに、位置情報を通知するという。キューズは、プロダクトにデザイン性を取り入れて価値を高める取り組みを進めている企業であることから、ミエファームもデザインには力を入れているとのこと。高級オーディオ機器のデザインを手掛けているデザイナーにデザインを依頼し、ステンレス素材を職人が手で加工するなど「こだわりを持った、より現場に溶け込むデザインを実現している」と上條氏は話している。ほかにも、端末には人感センサーを備え、人が通り過ぎた時に写真を撮影するなどして、人による"荒らし"の被害などをチェックできる仕組みも備えているという。ただし、貸し農園という場所柄、人の往来が比較的多く発生することから、人感センサーに反応したからといってすべて写真を送ってしまうとかなりの頻度になってしまうため、まだ工夫の余地があるとのことだ。このミエファームは現在、農業ベンチャーのアグリメディアが管理する川崎市多摩区の「シェア畑川崎多摩」でトライアルを実施している。トライアル期間は7月11日~10月31日までで、同農園の利用者から応募を募った5名の区画に設置し、実際に利用してもらっているとのことだ。○貸し農園に画像送信ソリューションが必要な理由そもそも、貸し農園向けにこのようなソリューションを提供するに至ったのはなぜだろうか。上條氏によると、それには貸し農園のビジネスモデルが大きく影響しているのだそうだ。貸し農園は、基本的に月額や年額制で畑の区画を貸し、農作物を育ててもらうことで売上を得ている。だが熱心に農園を訪れる人がいる一方、あまり農園に訪れない人もいる。そうした人達は農園に対する関心が日に日に薄れてしまうことで、利用を止めてしまう可能性が高まるのだそうだ。そこで定期的に農園内の作物の状況を伝えることで、農園に対する関心を保ち、継続利用につなげるべくこうしたソリューションの提供に至ったのだという。確かに、農園で作物が育つ様子を常に知ることができれば、関心が高まり継続利用にはつながりやすいだろう。だが、それをオプションサービスとして契約した場合、料金が上がるのを敬遠して利用されない可能性も十分考えられる。上條氏もこうした点は課題としており、商用展開に向け料金プランをどう組み立てつつ、端末の設置やメンテナンス、さらにはサーバの管理などを考慮しながら採算を確保できる仕組みを整えるかを考えていきたいとしている。また、現在は1区画に1端末を設置している状況だが、商用化にあたっては4、5個の区画に対して1つの端末を設置する"共同利用"のスタイルで展開したり、通信モジュールを搭載した「親機」に、Wi-FiやBluetooth経由で「子機」を接続することにより低コストで多くの端末を設置しやすくしたりするなど、さまざまな展開の仕方を考えているとのことだ。そしてもう1つ、検討しているのがサーバの有効活用だと上條氏は話す。現在、ミエファーム用のサーバは画像を電子メールで送るためだけに利用している。そこで、このサーバに農園利用者同士のSNSを設けるなどして利用者同士のコミュニケーションを活性化する仕組みを備えることで、「付加価値を高めていく」ことを上條氏は考えているようだ。さらにミエファームの技術は、貸し農園向けだけでなく、監視カメラとしての利用にも生かすことができることから、監視用途で活用したいという問い合わせも多いとのこと。それゆえ上條氏は今後、農園向けだけでなく、住宅や屋外の敷地などに向けた防犯・監視用ソリューション展開も考えていきたいとしている。
2015年08月10日デザイナーのコシノジュンコが衣装を手掛け、宮本亜門が構成・演出を務める、全世界で650万人の動員を誇る和太鼓エンターテイメント集団「DRUM TAO」の新作舞台「百花繚乱 日本ドラム絵巻」の東京ロングラン公演(全16回)が、7月16日より天王洲 銀河劇場にて上演されることを記念して、同日、マスコミに向けた公開前舞台稽古が行われた。本作は「DRUM TAO」結成22年目の今年、宮本亜門という初めての演出家を招いての舞台。物語は、ある美しい国の小さな村に住むひとりの少年の成長譚だ。ある日、突如として起きた火山の噴火で少年は両親を失い、さらに天変地異をきっかけに隣部族との抗争が勃発、そんな少年を慈愛の心で見守る天女…時代を越え、語り継がれてきた神話が舞台上で紡がれる。しかし、語られるセリフというものは存在しない。会場に響くのは体の芯まで痺れるような和太鼓を始めとした和楽器の音と、役者たちの「セイヤッ!」「ハッ!」という掛け声のみ。感情は全て楽器の音色と演舞でのみ表現されるという圧巻の演出が本作の見所だ。小粋な祭り囃子から、全てを飲み込まんとする大自然の猛り、闘いの舞と共に響く激情、そして琴や三味線で表現される悲しみと葛藤。役者たちは時に和太鼓を抱えたまま舞い、巨大な太鼓を前にすれば一心不乱に打ち鳴らす。太鼓を打つというその所作と舞との間に切れ目はなく、体を目一杯駆使してそれぞれのキャラクターの想いは伝えられる。取材の最後には、「DRUM TAO」のメンバーである西亜里沙、江良拓哉、岸野央明に加え、コシノジュンコと宮本亜門もQ&Aに応じた。初参加となる宮本亜門は「今日、改めて見て感じたことはやっぱり素晴らしかったです。今の日本にすごく必要な人たちだし、このエネルギーと潔さと、氣を入れるというこの感じ。『DRUM TAO』見なきゃ、日本はダメなんじゃないかと思ってるくらいです(笑)」と自信のほどを窺わせる。衣装を手掛けるコシノジュンコは12年からタッグを組んでおり、今回で4年目。新作「百花繚乱」の衣装について、「最初に『DRUM TAO』を見た時、どんどん衣装を強烈にしていきたいと思いました。(劇中の)衣装といいながらも、やっぱり“魅せる”ということがすごく大切だと思っていて、『百花繚乱』というゴージャスで、江戸がすごく面白かった時代。あの時代の雰囲気を再現できないだろうかって夢をいつも持っているんです。だから今回、思い切りキッチュで、破裂しそうで、叫びだしそうな凄さ、なのに品があってカッコよくて…上手く言葉にできないですけど(笑)、そんなものを目指しました。とにかく見てもらいです」と独特の言葉で語っていた。また、本作は16年2月にニューヨークのオフブロードウェイで上演することが決定している。そして、宮本亜門とコシノジュンコは共に舞台の本場といわれる、ブロードウェイの経験者。そんな2人だからこそ、こんな本音が飛び出した。「ニューヨークは大変なところです。でも、僕が世界でも見たことないような、このドラムとドラマとアートでそこに挑戦できることがとても楽しみです。ニューヨークの人々は良い意味でちゃんと見ててくれます。実力のある人しかニューヨークは認めないんです。でも日本の場合は正直に言うと、実力がなくてもやっていける人がたくさんいます。僕はそういう人ともたくさん仕事してるから(苦笑)。オーラだったり、可愛げがあるだけだとニューヨークではバッサリ切られるんです。それでも、僕の感覚では(DRUM TAOは)絶対にウケるという確信があります。稽古場でも身を削って、血を流して作り上げてきた作品だから、世界に応えられるものになってると思います。そして、新たな旋風を巻き起こしてくれるだろうと信じてます」(宮本亜門)。「ブロードウェイは、はっきりと『良いものは良い、悪いものは悪い』という世界なのでとても怖いところです。少しでも欠けてるともうダメ。だから、来年までにもっと鍛えて、日本の楽しくて、優雅で、カッコいい所を届けて、日本が持つ感性をメッセージとして伝えられるようなものをやりたいと思っています。最高に楽しい仕事です。ブロードウェイというビジョンがしっかりした中でモノ作りができるという環境は素敵ですね」(コシノジュンコ)。その後も2人からは、「日本が世界に誇れるもの」「絶対に成功する」と自信のほどを感じさせるコメントがこぼれる。ブロードウェイでの挑戦も然りだが、新国立競技場の建設騒動で賛否を呼んでいる5年後の東京オリンピックも、世界へ日本のカルチャーを発信する場となるはず。これについて、東京オリンピックの文化委員を務めるコシノジュンコは「全てのことがオリンピックに繋がると思っているんですね。東京だけのものでは当然ないですし、オールジャパンで取り組んでいくことだと思っているんです。そういう意味では、日本という感性を持った『DRUM TAO』はまさにぴったりと思うんですね。伝統芸術とスポーツを掛け合わせたようなもので、これから日本が目指すコンセプトに当てはまると思っています。まだ、具体的に何ができるかは分からないですが、これから『DRUM TAO』は日本のあちこちを回っていくんですが、その時にオリンピックへと繋がるメッセージが届けられれば、もっと大きな意味を持ち始めるんじゃないかと思っています」。【公演詳細】「百花繚乱 日本ドラム絵巻」■東京公演日時:7月16日~7月26日(日) 計16回会場:天王洲 銀河劇場場所:品川区東品川2-3-16 シーフォートスクエア内2階料金:S席 7,500円(1階・2階)、A席 6,000円 (3階)■NY公演日時:2016年2月11日~2月14日(日) 計6回会場:Skirball Center for the Performing Arts
2015年07月17日新しくオープンする店舗の、植裁はすべて「SOLSO(ソルソ)」が手がけていると言われるほど大人気。そのソルソが4月~12月の間、週末限定で一般開放しているのが、川崎市の「SOLSO FARM(ソルソ ファーム)」です。 星野リゾートや公共施設などで使う植物や、「BIOTOP」で販売している植物を管理している農園ですが、植物を鑑賞して購入、遊びや食べることも体験できる場所にしたいとオープンしました。小高い土地には珍しいたくさんの植物が植えられ、植物を種類ごとに分けた温室が建ちます。あちこちにフラッグ・ガーランドがかけられ、外のスピーカーからは、ゆるーく音楽が流れてのどかな外国のような風景。マナーを守れば犬も入店OKです。木に吊るした藤の揺りかごやブランコ、顔を入れて記念撮影ができるサボテンの立て看板など、友人の子供と一緒というシーンでもあきないように工夫されていました。ビニールハウスの前の立看板もおしゃれ、庭造りのアイディアをもらえます。ワーゲンのワゴンはキッチンカーで、地元で愛されているタイカレー店「イムイェム」が出張営業しています。その日によってメニューは変わりますが、フードは2種類のセットメニューで¥1,300。珈琲、チャイ、アルコール、ジュースもあります。ファームで育てられたハーブを使ったノンアルコール・モヒート、暑い日には最高です。 人気のパン屋「ベッカライ徳多朗」のチャバッタを使用したチキンサンドイッチはボリューム満点。のびのびと育っている植物の中を歩き、ブランコに揺られ、緑の天井のカフェテラスでピクニック気分。ソルソ ファームは、緑に癒され元気になれるパワースポットです。 SOLSO FARM tel.044-740-3770神奈川県川崎市宮前区野川3414 土~日10:00~17:00飲食物の持込不可 公式サイト
2015年06月15日バイオリニストで1児の母でもある宮本笑里が、6月22日からキッズステーションでスタートする新番組『えいごのおはなしCBeebies!』の関連番組『日本初放送の BBC 知育番組を体験!「宮本笑里 meets CBeebies」』に出演する。CBeebies(シービービーズ)は、BBC(英国公共放送協会)が運営する6歳以下の幼児向け専門チャンネルから生まれたブランド。新しく始まる『えいごのおはなし CBeebies!』では「楽しく学ぶ」をコンセプトに、CBeebies が厳選した良質なアニメーションを吹き替え無しで原語のまま放送。生きた英語で「えいご耳」を育てるのが狙いだ。宮本は「色の鮮やかさ、音やリズムなど、CBeebies のアニメーションは子どもを引き付けるパワーがすごいなと思いました。それまで泣いていた私の娘も番組が始まった瞬間、集中して観ていました。バイオリンなどクラシック音楽の楽器は幼少期に始めると良いとよく聞くのですが、英語もネイティブの発音でなるべく小さいうちに聞くことで自然に身に付いていきそうなので、これから親子で一緒に楽しみたいと思います」とコメント。番組では英語や音楽をテーマに、これからの知育について母親の目線で語る。『日本初放送の BBC 知育番組を体験!「宮本笑里 meets CBeebies」』はBSスカパー!にて6月20日(土曜 12:00~)放送。
2015年06月14日東京スター銀行(以下同行)は3月30日、取引先への海外進出支援体制を拡充するため、東京コンサルティングファーム(以下同社)との間で、取引先が海外進出や海外への投資を行う際に必要となるさまざまなノウハウを提供することを目的とした業務提携契約を締結したと発表した。同社は、税務・会計面を中心に海外進出支援を手がけるコンサルティング会社で、企業の海外進出に関して、進出前の調査から進出計画の策定、海外拠点設立代行手続き、工場用地取得支援、人材の採用、進出後の会計税務顧問、法務対応といった一連の業務をワンストップで提供できる強みを持ち、インドやタイ、香港などアジアの新興国を中心に世界27の国や地域(インド、バングラデシュ、スリランカ、中国、モンゴル、香港、タイ、ベトナム、ラオス、カンボジア、ミャンマー、インドネシア、フィリピン、シンガポール、マレーシア、ロシア、メキシコ、ブラジル、ペルー、コロンビア、アラブ首長国連邦、トルコ、南アフリカ、モロッコ、ナイジェリア、ケニア、日本)に拠点を展開し、総勢約150名のスタッフを配置しているという。同社では、グループ内に弁護士法人、税理士法人、社会保険労務士法人を擁し、海外ビジネスにかかる諸問題への専門的な対応を行っており、これまでにアジア地域を中心に、国内のメーカーや商社・ホテル等の現地法人設立、IT企業や医薬品会社等による現地での人材採用、税務・労務・法務対応、M&A候補先企業の調査、および各地域での市場調査や事業の採算性調査など、数多くのプロジェクトをサポートしている。このたびの提携により、同行が取引先から海外進出に関する相談を受けた際に、同社と連携して、現地情報や法務・会計・税務などの専門知識や、現地法人設立など実務面でのきめ細かなサポートを提供することが可能になるという。また、すでに海外へ進出している企業へも支援していくとしている。我が国企業によるアジアを中心とした海外での積極的な事業展開に伴い、海外現地法人の資金調達ニーズが多様化する中、同行ではこれまでも、輸出信用保険付貸出、海外プロジェクトファイナンス、世界銀行グループとの協調融資等を通じて培ったノウハウを通じ、海外現地法人に対するクロスボーダーローン等にも積極的に取り組んでいるという。同行は、2014年6月に同行の株主となった台湾のCTBCBankの業務ノウハウおよび幅広いネットワークも活用しながら、外部専門家とのネットワークの拡充にも取り組み、今後も顧客の海外進出支援や、より魅力的な資金調達などのご提案を積極的に行っていくとしている。
2015年04月01日フリーアナウンサーの宮本隆治、歌手の八代亜紀、吉幾三、川中美幸が13日、都内スタジオで行われた、BSスカパー!の特別番組『宮本隆治の歌謡ポップス☆一番星コンサート』の公開収録に参加した。同番組は、音楽情報バラエティー番組『宮本隆治の歌謡ポップス☆一番星~演歌・歌謡曲情報バラエティ~』の特別番組。ゲストの八代、吉、川中によるトークコーナーのほか、生バンドの歌唱ステージを披露する内容で、番組は、3月29日18時からBSスカパー!で先行放送、5月上旬に歌謡ポップスチャンネルで90分の完全版を放送する。番組収録前、報道陣の取材に応じた八代は、「人生の贈りもの」、「心をつなぐ10円玉」を披露するにあたり、「今、どうしても歌いたい曲。言葉が素敵なので、じっくり見て聞いてくれればうれしい」とアピール。一方、コラボレーションを含む7曲を歌唱する吉は、「3曲がギリギリ……」とこぼしながらも、「カラオケじゃなく生バンドという音楽番組はなかなか無い。こういう番組は続けて欲しいし、この3人で毎週出てもいい」と番組初のコンサート形式が楽しみな様子だった。また、番組司会を約2年半務めている宮本アナは、「司会生命をかけて、誰も知らない素顔を引き出したい」と意欲満々。フリー転身前のNHK時代には、『紅白歌合戦』や『のど自慢』など歌番組の司会を担当してきた宮本アナだが、八代は以前からの印象を、「表も裏も面白い人」と称してにっこり。「生放送が終わると面白いって言われてましたけど(笑)。私は額縁ですから、中の絵を引き立たせることに徹します」と照れ笑いする宮本アナに、川中は、「額縁の方が高い時もある」と突っ込んで笑いを誘っていた。
2015年02月14日バイオリニストの宮本笑里が1月25日(日)、映画『マエストロ!』公開を記念して行われたトークイベントに出席し、11億円の価値があると言われるバイオリンの王様“ストラディヴァリウス”を生で演奏した。さそうあきらの漫画を原作にした本作。謎めいた指揮者の元に集った“負け組”のオーケストラの団員たちが名門オーケストラの復活のために奮闘するさまを描き出す。この日、宮本さんが演奏したストラディリヴァリウスは“HAMMA(ハンマ)”という名器で1700年代前半に製造されたもの。本作の完成披露試写会で、主演の松坂桃李も緊張しながら手にしていたが、本作にも協力している「株式会社日本ヴァイオリン」の社長で、この日のイベントにも出席した中澤創太氏によると「9億円~11億円」の価値があるとされる。宮本さんは「愛のあいさつ」(エルガー)、「主よ人の望みの喜びよ」(バッハ)、「チャールダーシュ」(モンティ)の3曲をピアノ伴奏に合わせて演奏し、集まった聴衆の割れんばかりの拍手喝さいを浴びたが、この名器を手に「格が違う。輝きやオーラを表情や本体から感じます」と語った。中澤氏はストラディヴァリウスについて、この楽器の前の持ち主だったというベルリンフィルのコンサートマスターのバイオリニストの「わがままなお嬢様のよう」という言葉を紹介。「手にとっていきなり弾くことが許されない」「前の人(演奏者)の音色が残っているんです」とその不思議な特徴を説明。具体的に、他のバイオリンとどのように音色が異なるのか?という質問に「音が大きいし、音量だけでなく音の届き方が違う」と答えつつも、一方で科学的な視点でのそうした違いの理由については「100%は分かってないんです。(製造者のアントニオ・ストラディヴァリウスが)天才だったと言えるし、(使われている)木が違うこと、黄金比などとも言われますが…」と300年を経てなお多くの演奏者、聴衆を魅了する名器の“謎”にも言及した。宮本さんは「ずっしりと重いのかと思ったら意外と軽いんです、大丈夫かな?と思うくらい。弾いてみると、音に重みがあり、深みが出てくる」と語り、“ダイヤモンドトーン”と呼ばれる高音域についても「高い音がキラキラと輝きがある」とウットリとした表情を見せていた。2人とも、すでに映画も鑑賞しているというが、宮本さんは「いまのクラシック業界をそのまま表した映画です!指揮者とオーケストラの関係性や音楽性の部分も分かりやすい。俳優のみなさんの楽器を持っての演技も集中力が高いのを感じました」と絶賛。中澤氏も「日本のクラシックの大変さがリアルに描かれている」とうなずく。また、約1年という長期にわたってバイオリンの練習に励んだという松坂さんの演技についても「上手いんですよ!ボウイングや構えが上手い。相当、練習したのが分かります」と語り、宮本さんも「ビックリしました。バイオリンは小さい頃からの積み重ねで馴染んでいくものですが、1年でこんなに楽器と一体になってるというのはものすごいこと」と惜しみない称賛を送る。映画を通じて「もっともっとクラシックを知ってもらえたら」と会場に足を運んだ観客に呼びかけていた。『マエストロ!』は1月31日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マエストロ! 2015年1月31日より全国にて公開(C) 2015『マエストロ!』製作委員会(C) さそうあきら/双葉社
2015年01月26日健康増進・予防医学的な見地から国民の健康づくりに役立つ施設として厚生労働大臣をはじめ各省庁や関係機関から認定を受けているテーマパーク「阿蘇ファームランド」が、新CMのオンエアを開始する。新CMのコンセプトは「健康テーマパーク『Dr.リゾート』」。家族や親子、友人同士などが阿蘇ファームランドのさまざまな健康スポットを満喫し、癒やしやリフレッシュを経験していく内容となっている。なお、阿蘇ファームランドは、年間約400万人が訪れるテーマパークで、「運動・食事・癒し・宿泊・体験・買物・幼児発達支援」をテーマにした50以上の施設を設置。各施設は学術的な背景や実践データに基づき、健康の専門家が総合監修している。大自然のなかで健康づくりができる運動施設や自然食を主体としたバイキング、約1000坪の大庭園露天風呂、動物とのふれあいを通じて自然を学ぶ動物王国、阿蘇の牧場から直送された原乳を使って乳製品を製造販売する阿蘇ミルクファームなど、多様な複合施設となっている。同施設によると「遊んだり、食べたり、泊まったりするだけで家族も、仲間も、恋人同士も自然と笑顔になり、健康になってほしいという願いがあります」としている。
2014年11月06日日本文学の金字塔・三島由紀夫の不朽の名作を、宮本亜門の演出で贈る舞台「金閣寺-The Temple of the Golden Pavilion-」。2月25日(火)、新キャストとなる主演の柳楽優弥、水橋研二、水田航生らキャストらが稽古場にて顔合わせ、稽古始めの台本の読み合わせの模様が公開された。生来の吃音から疎外感に悩みながら育った男・溝口、下肢に障害を抱えながらも不敵に溝口を挑発する柏木、そして溝口とは寺の同朋で、明るさの裏で自死を選ぶ鶴川。「生とは何か?」「美とは何か?」と自問する溝口と2人の友人を軸に、現代にも通じる若者の苦悩や閉塞感を描き出す本作。舞台は俳優の身体だけでなく、映像や声の演出で三島文学を表現し、正式招待された「リンカーンセンター・フェスティバル2011」でのニューヨーク公演では“Fusion Theater(融合劇)”と評され大きな注目を集めた傑作だ。今回の公演で新キャストに抜擢されたのは、主人公・溝口役には独特のオーラを放つ柳楽優弥、柏木役には実力派の水橋研二、鶴川役には昨年の映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』での大抜擢でも注目を浴びた水田航生、さらに溝口の初恋の相手・有為子役とその有為子に存在を重ねるお花の師匠に市川由衣。今回の主演抜擢を受けて、柳楽さんは「今日は稽古初日ということで、めちゃめちゃ緊張していますので、頑張って乗り切ろうという思いです(笑)。初舞台は『海辺のカフカ』で蜷川幸雄さんの演出だったので、演出家の方はみんな、“恐い”という印象だったのですが、取材時にライターさんたちから『亜門さんは優しい』と聞いて、優しい演出家の方もいるんだと思いました(笑)。亜門さんを信じて稽古に励んでゆきます」と挨拶。三島文学のキャラクターとあって、かなりの難役になることが予想されるが「僕は、『僕の内界と外界との間の扉に鍵があり、うまく開いたためしがない。それどころか、その鍵は、錆び付いてしまっているのだ』という(小説の)一節に現れる、溝口の心の変化を精一杯演じていきたいと思います」と力強く語る。さらに役作りについて聞いてみると、「寺の坊主の役なので、役づくりのために、京都の宝泉寺に修行に行きました。座禅をしたり、太極拳をしたり、すごく緊張しました。今は一番“声”のことを意識しています。映画で声が小さいと言われるので(苦笑)。髪型は、今以上にスッキリします!坊主にします!」と明かした。本作は2011年に宮本さんが芸術監督を務めるKAAT神奈川芸術劇場の柿落し公演として創作されたもので、今回再演となるが宮本さんは「今回は、単なる再演ではなく、新しい役者さんもたくさん加わっていますし、自分にしかできない『金閣寺』を一緒に創り上げていきたいと思います」と話す。柳楽さんの起用理由については「非常に面白い役者さんです。溝口を演じるには、溝口に共鳴できるかどうかが重要なんですが、柳楽さんは溝口が好きなんだと聞きました。『海辺のカフカ』も観て思いましたが、柳楽さんにはそこに“存在”できる力がある。舞台では、その“存在”できる力が大切なんだと思います」とも。最後に、「初演時に比べると、それぞれ役の実年齢に近い方が揃っています。『金閣寺」は、テーマがとても深く、時期や自分の置かれている立場によって、見方が変わりますので、自分自身を見つめ直す機会となりうる作品だと思います。3年前とは情勢が変わっています。自分という人間は何ぞや、日本とは何ぞやということを、いま一度、感じ取って頂ければ」と語りキャスト・スタッフともに気合い十分といった様子だった。舞台「金閣寺-The Temple of the Golden Pavilion-」は、赤坂ACTシアターにて4月5日(土)~4月19日(土)公演。(text:cinemacafe.net)
2014年02月26日東京ヤクルトスワローズは、9月28日の広島東洋カープ戦から10月4日の阪神タイガース戦までの神宮主催5試合において、イベント「宮本慎也ファイナルシリーズ」を開催する。同イベントは、今季限りで現役を引退する同球団・宮本慎也選手の実績に敬意を込めて実施するもの。企画チケット、記念グッズの販売などを展開する。企画チケットは4種。「ミズノ製限定仕様宮本モデルグローブ付チケット」は、宮本モデル軟式グローブに引退記念デザインが刻印されたグローブ付。「ベースボールマガジン社製フレーム入りカードセット付チケット」は、限定300セットでシリアルナンバーが刻印されている。その他も、デザイナーPanson Worksがデザインしたつば九郎と宮本選手がプリントされたTシャツが付いたチケットや「燕パワーメントユニフォーム」に、宮本慎也ファイナルシリーズ限定ワッペンと、背番号「6」がついた限定仕様のユニフォームが付いたチケットも販売する。販売対象試合は、9月28日(広島東洋カープ戦)、9月29日(横浜DeNAベイスターズ戦)、9月30日(横浜DeNAベイスターズ戦)、10月1日(読売ジャイアンツ戦)、10月4日(阪神タイガース戦)。販売は、すでにSwallows CREW プレミアム会員、Swallows CREW レギュラー、ライト、キッズ会員には先行販売している。9月4日の11時より、Swallows CREW 無料会員に先行販売開始。9月6日の11時から、スワチケ一般販売、9月8日11時から、神宮球場窓口でも販売する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年09月03日伊賀の里モクモク手づくりファームは4月25日に、東京ミッドタウン店(東京都港区)をオープンした。このほどオープンする店舗では、同ファームの工房でつくるハム・ソーセージや、野菜たっぷりの「モクモクランチBOX」、「モクモクスペシャルサラダ」などを販売する。また、ファームで作られたジャージー牛乳を用いた「ジャージーソフトクリーム」や「季節の農場パフェ」も登場。同店では同ファーム会員に向け、「会員交流スペース」でのイベントを開催する予定。このイベントを通し、同ファームと会員が直接交流できる場にしたいと考えているという。ショップは、東京ミッドタウンB1F マーケットストリートに開店。営業時間は11時~21時。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年04月30日今週末にKAAT 神奈川芸術劇場 ホールで開幕する、宮本亜門の舞台『マダムバタフライX』の公開舞台稽古が11月8日に行われた。『マダムバタフライX』公演情報「オペラ!~ネクスト・ジェネレーションへの試み」と題した『第19回神奈川国際芸術フェスティバル』のフィナーレを飾る作品。イタリアオペラの最高傑作であるプッチーニ作曲『蝶々夫人』と、宮本亜門独自の台本による現代劇を融合させたもので、「ネオ・オペラ」というべき新しい表現を追求する。「蝶々さん」の物語と、その舞台を作る「現代人」の物語が交錯する二重構造の舞台。二期会の実力派歌手陣と若手俳優陣が、ふたつの物語を歌い演じていく。スタイリッシュな舞台美術も見どころのひとつ。新国立劇場『サロメ』での宮本とのタッグも記憶に新しい伊藤雅子の舞台装置、さらに映画の合成画像技術を用いて実写とドローイングを融合させて作り上げる栗山聡之の映像。これらが一体となって、宮本亜門がオペラの名作を現代に蘇させる。公演は11月10日(土)から18日(日)まで、KAAT 神奈川芸術劇場 ホールにて。一部公演を除きチケット発売中。
2012年11月09日“超ど級・パワフルミュージカル”と銘打ち、宮本亜門が演出を手がける舞台『ウィズ ~オズの魔法使い~』。9月28日(金)からの横浜公演を皮切りに、大阪、東京、名古屋で上演される。8月22日には都内にて制作発表が行われ、宮本をはじめ主演の増田有華(AKB48)のほか、ISSA(DA PUMP)、森公美子、小柳ゆき、陣内孝則らが会見に応じた。「ウィズ-オズの魔法使い-」 チケット情報「震災後の日本を元気にしたい!」という宮本の思いで企画されたのが本公演。宮本は「もともとはブロードウェイ作品ですが、メイド・イン・ジャパンの香り満載で、日本から発信する舞台だと思ってください。心をオープンにできる本当に素晴らしい作品。歌も踊りもパワフルで、テンションが高くないとできないミュージカル」と本作を紹介した。ISSAが「現場が本当に楽しくて、今は一秒でも長く稽古場にいたい」と話すように、出演者・スタッフは実に個性豊か。主役のドロシー役をつとめる増田有華は、AKB48などに所属するメンバー186名の中から、約3か月におよぶオーディションによって宮本に認められ、その役を勝ち取ったシンデレラガール。「はじめは皆さんのテンションの高さに圧倒されましたが、すぐに打ち解けられ、もう3年くらい一緒にいるような感じで家族みたい。この役が決まってから、大げさではなく私の生き方が変わり、もっとたくさんのことを伝えなきゃと思うようになりました。物語の中のドロシーとともに、私自身も成長していきたい」と抱負を語った。キャストだけでなくスタッフも個性派揃いだ。振付を担当するのは、ダンサーとしてブリトニー・スピアーズとも共演し、振付家として少女時代をはじめ数々のトップアーティストを手がける仲宗根梨乃。「みんなすごいんですよ!毎日、作るのがとにかく楽しい!」と、そのテンションの高さで役者陣を圧倒し、会場を沸かせた。きゃりーぱみゅぱみゅのアートディレクションをはじめ、その独特な世界観で注目を集めている増田セバスチャンも美術監修として宮本の演出を助ける。まさに個性豊かな面々に宮本は「正直、まとまりはありません。猛獣だらけ。だから僕もまとめる気はない。こんなにもカラフルな人たちが、みんなで作り上げていく作品です」とコメント。色とりどりのキャラクターたちが登場し、苦難にあいながらも、力を合わせてハッピーエンドに向かっていく『ウィズ』。宮本が言うように、きっと元気をもらえる、そんなミュージカルになりそうだ。公演は10月18日(木)から28日(日)まで東京国際フォーラムホールCで上演のほか、11月5日(月)まで各地を巡演する。なお、東京公演はチケットぴあにて8月25日(土)11:00より8月31日(金)18:00までインターネット先着先行(プリセール)を受付。取材・文:大林計隆
2012年08月23日サスペンスドラマ「ザ・ファーム法律事務所」の主演俳優ジョシュ・ルーカスに直撃インタビュー!前編に続き、後編をお届けします。「ザ・ファーム法律事務所」で主人公の敏腕弁護士・ミッチを演じているジョシュは、6月20日(現地時間)に41歳の誕生日を迎えたばかり。キャリア初期こそドラマに出演していたものの、90年代後半からは映画を中心に活躍してきました。「ここ10年間で20本ほどの映画に出演したけど、『ザ・ファーム法律事務所』に関わり始めてからの10か月でこなした撮影量の方が多いんじゃないかなってくらい(笑)。1シーズン全21話にわたって同じ役を演じ続けるには、アップダウンの激しいマラソンを走るくらいのスタミナが必要だね。実は、『ER緊急救命室』のアンソニー・エドワーズ(グリーン先生!)とは映画で共演して以来の仲なんだけど、彼がこう言っていたんだ。『映画の場合はワンシーンごとに全てを懸ける気持ちが必要だけど、ドラマの場合はシーズンを通して役を生きなくちゃいけない』とね。医師や弁護士が物語の中で生活しているのと同じ呼吸で、僕たち役者も役にアプローチをしなくてはならない。本当にその通りだと思うよ。彼は僕の良きアドバイザーなんだ」。さらに、こんな取り組み方も。「アップダウンの激しいマラソンをしているわけだから、快調に飛ばせるときと苦しくてたまらないときがある。その浮き沈みをミッチにもリンクさせるようにしているんだ。第15~16話あたりのミッチは大きな問題にぶち当たり、ひどく落ち込んでいる。その頃はマラソンランナーとしての僕も苦しくてたまらない時期だったね。僕が苦しいのが先か、ミッチが苦しいのが先だったかは分からないけど、うまいこと重なるものなんだ。と言いつつ、マラソンにはあまり詳しくないんだけどね(笑)。でも、そんな調子で走り続けてきたよ」。完走するにはリラックスも重要なようで、日常生活の楽しみは「愛犬たちと遊ぶこと」だとか。ワンコたちは撮影地・トロントの自然に大はしゃぎなのだそう。大はしゃぎ…と言えば、日本について尋ねるなり、「また日本に行きたいな!」と目をキラキラさせ始めたジョシュ。主演映画『ポセイドン』のプロモーションで来日した際の思い出がいまも心に残っているそうです。「日本を訪れたことは僕の人生の中でも最高の思い出。僕と父は長い間疎遠にしていた時期があったんだけど、思い切って父を日本への旅に誘ったんだ。父は原爆反対の熱心な活動をしてきた人で、以前から自分の目で長崎と広島を見たいと願っていたからね。映画のプロモーションを終えた僕と父は新幹線に乗って東京から京都、広島、長崎まで行き、毎晩いろいろな旅館に泊まったよ。春の日本はすごく綺麗だったな…。あの素晴らしい旅をきっかけに、僕たち親子も絆を修復することができたんだ。また日本に行きたいよ」。そんなジョシュの魅力がたっぷり詰まったサスペンスドラマ「ザ・ファーム法律事務所」はただいま、AXNミステリーで絶賛放送中!ちなみに、7月14日(土)から公開される映画『リンカーン弁護士』では弁護士から一転、腕利きの検事を演じていますので、こちらも併せてチェックしてみるのも面白いかも。(text:Hikaru Watanabe)「ザ・ファーム法律事務所」海外ドラマ専門チャンネル AXNミステリーにて日本独占初放送中【吹替版】毎週火曜22:00~ほか【字幕版】毎週日曜20:00~ほか「まだ間に合う!第1~5話を一気にCatchUP放送!」7月8日(日)21:00~放送公式サイト:© 2011 The Firm Television Productions Inc. All rights reserved.■関連作品:ザ・ファーム法律事務所 [海外TVドラマ]リンカーン弁護士 2012年7月14日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2011 LAKESHORE ENTERTAINMENT GROUP LCC And LIONS GATE FILMS INC.ALL RIGHTS RESERVED.
2012年06月21日5月から続く直撃インタビュー・シリーズの第3弾。今回は、サスペンスドラマ「ザ・ファーム法律事務所」の主演俳優ジョシュ・ルーカスを直撃しに、トロントの撮影現場までお邪魔してきました。「ザ・ファーム法律事務所」はタイトルからも分かる通り、1993年に公開された映画『ザ・ファーム/法律事務所』の続編的シリーズ。映画の原作者であるジョン・グリシャムが製作総指揮を務めています。映画では大手弁護士事務所を隠れ蓑にしていたマフィアと新人弁護士・ミッチの攻防が繰り広げられていましたが、ドラマで描かれるのはその10年後。マフィアに打撃を与えたことで命を狙われる危険が浮上し、当時から10年間、“証人保護プログラム”によって、名前も身分も変えて生きてきたミッチが、本名を名乗って念願の弁護士事務所を開業するところから第1話が始まります。映画『ステルス』(’05)や『ポセイドン』(’06)などの主演俳優としても知られ、最近では『J・エドガー』で演じたチャールズ・リンドバーグ役が記憶に新しいジョシュ・ルーカス。彼が演じるのは主人公の弁護士・ミッチで、映画ではトム・クルーズが演じていた役です。忙しい撮影の合間を縫ってインタビューに応じてくれたジョシュは、ブルーの瞳が美しいハンサムガイ。衣裳のスーツを颯爽と着こなし、主演俳優に相応しいオーラを放っていました。それだけに、撮影現場にいたどのスタッフも、どのキャストもジョシュを大絶賛!特に女性陣は揃って、「これからジョシュにインタビューするの?彼は本当にハンサムよ~。楽しんでね!」と声をかけてくれました。というわけで、ジョシュにインタビュー開始。まずは、ミッチを演じることになった経緯を語ってくれました。「原作者のジョン・グリシャムは『で、あの後ミッチはどうなったんだい?』と訊かれることが多かったそうなんだ。ほかのどの小説の主人公よりもね。僕がこのドラマに参加したいと思ったのも、10年後のミッチを描くアイディアに興味を引かれたからだった。新しい形で彼の物語を再び語ることに、大きな可能性を感じたんだよ」。映画でもピンチの連続だったミッチですが、今回のドラマでも彼は苦難続き。事務所を訪れる依頼人の弁護に励む一方、マフィアに命を狙われたり、法曹界が絡む大きな陰謀に巻き込まれたり…。そんなミッチを、ジョシュは楽しんで演じているようです。「ミッチは妻や娘を全身全霊で愛する家庭人である一方、弁護士としての類い稀な知性を備えた男。弱者を助け、大きな組織に立ち向かう彼の姿勢は魅力的だし、忍耐強さや不屈の精神は尊敬に値すると思う。ただし、彼は一つだけ大きな間違いを犯しているよね。10年経ったからといって、マフィアに大打撃を与えた彼が再び本名を名乗り始めるなんて、とんでもないミステイクだ。ミッチたちは家族以外の誰にも本当の姿を晒せない生活を10年間も余儀なくされてきたわけだから、気持ちはすごく分かる。かと言って、自分や家族を危険に追いやる彼の判断を正当化することはできないよ。まあ、誤った道筋を正しい方向へ導いてしまうのがミッチの人間力なんだけど…。そんな彼が危機をどう乗り越えるか、楽しんで見てほしいな」。インタビュー後編では、ジョシュ自身をクローズアップ。映画の現場を離れてドラマに挑戦したことから来日時の思い出まで、とことん語っていただきましたのでお楽しみに!(text:Hikaru Watanabe)「ザ・ファーム法律事務所」海外ドラマ専門チャンネル AXNミステリーにて日本独占初放送中【吹替版】毎週火曜22:00~ほか【字幕版】毎週日曜20:00~ほか「まだ間に合う!第1~5話を一気にCatchUP放送!」7月8日(日)21:00~放送公式サイト:© 2011 The Firm Television Productions Inc. All rights reserved.■関連作品:ザ・ファーム法律事務所 [海外TVドラマ]
2012年06月14日「おいしいリゾート」をテーマに日本各地でリゾートホテル業を展開するセラヴィリゾート泉郷は、昨年オープンの「八ヶ岳泉郷ファーム」で共同体験型農園の参加者を募集している。1区画の広さは約20㎡、費用は年間2万円で30区画。同社が展開する各施設の宿泊客をはじめ、個人・法人会員、別荘オーナーなどの中で、八ヶ岳南麓で「農」のある暮らしに興味のある人を対象とした新しい企画。本格的な農園で、価格・管理ともに手軽に楽しめる新しい農業体験として実施される。ミニトマトやきゅうり、とうもろこし、ズッキーニ、ピーマン、なす、枝豆の7種類を作付け可能。苗や肥料、資材など、必要なものはすべて用意されているので、参加者は好きなときに自由に畑で作業することができる。また、月に1回程度の合同作業日があり、山梨県北杜市の青年農業士である井上能孝氏(井上農場)の作業指導も受けられる。標高1,000mの涼しい気候と、無農薬・無化学肥料によるこだわりの有機栽培で育てる新鮮な野菜は、香りも高く、味わいが濃いのが特徴。家庭菜園未経験者でも、気軽に体験農園に挑戦できるという。なお、体験農園は5~10月の限定となっているが、別の畑での生産物を使用した「加工体験(味噌・豆腐・小麦パン)」の企画も予定している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月16日ミュージカル『アイ・ガット・マーマン』が現在、東京・シアタークリエにて上演中だ。この作品は今やブロードウェイにウェストエンドにと、世界を舞台に活躍する宮本亜門の演出家デビュー作。1987年の初演から25年という節目の年を迎えたこの新春に、諏訪マリー、田中利花、中島啓江というオリジナルキャストの3人がエネルギッシュに舞台上で弾けている。『アイ・ガット・マーマン』チケット情報はこちらマーマンとはブロードウェイ黄金時代の大スター、エセル・マーマンのこと。本作は『エニシング・ゴーズ』『アニーよ銃を取れ』などの数々のヒット作に主演する一方で、5度の結婚を繰り返すなどドラマチックな私生活を送った彼女の生涯を、彼女自身がヒットさせた名曲群で綴っていく作品だ。3人の女優たちが2台のピアノをバックに時にマーマンになり、時にマーマンを語るクラブ・ショーのようなスタイルは、舞台転換もなくシンプルだけれども何故かゴージャス。それは3人の女優たちの存在感が醸し出すものだろう。諏訪の華やかさ、田中のファンキーさ、中島のド迫力。そして3人に共通して、マーマンの代名詞でもあった“大声量”。ソロから三重唱までどこを切り取ってもパワフルだ。ナンバーも幕開けから「アイ・ガット・リズム」「ショウほど素敵な商売はない」と名曲のオンパレードで、一気に心が沸き立つ。コメディかはたまたおしゃべりか、3人の息の合った掛け合いも楽しい。今回の公演は3チームのキャストが出演するが、作品の歴史とともにあるオリジナルキャスト版は「Tribute to Merman」と銘打ち、初演時の映像とともに3人が当時を振り返るシーンも加えられた。「あの頃はスリムだったわねぇ」「私は変わってないわ!」など目を細めて懐かしさを語りつつも、今の自分にも自信を見せる3人が可愛らしくも頼もしい。25年という歴史の重みと、『アイ・ガット・マーマン』という作品への愛が入り混じり、なんともハッピーな劇場空間になっていた。そして最新ヒット曲も織り込んだりとさらに進化する『マーマン』を見せつけてもいた。初演は4日間だけの公演だった。25年後も同じ作品に出ているとは「針の先ほども想像しませんでした」と諏訪。田中も「ずっと『マーマン』をできたらいいなぁ、と思ってはいましたが、それが実現するとは」と今の喜びを噛みしめる。そして「まるでタイプの違う3人の出演者それぞれの個性が絡まりあって、ひとりの女性“マーマン”を演じてゆく。これは、たまらないですよね」(諏訪)、「人生、十人十色でも、それぞれのどこかに重ね合わされるドラマがある。マーマンを知らない人でもきっと大笑いし、泣き、ため息をつく!」(中島)とこの作品が愛され続ける理由をそれぞれ語った。3人が賑やかに歌い、底抜けの笑顔を振りまく姿を観るだけでも、身体の底からムクムクとパワーが湧き出てくるこの舞台、公演は1月19日(木)までシアタークリエにて。なお1月10日(火)からは浦嶋りんこ、シルビア・グラブ、エリアンナの“ファビュラスキャスト”、樹里咲穂、西国原礼子(SDN48)、Mizの“ニューキャスト”が出演する。その他地方公演あり。
2012年01月06日演出家・宮本亜門のデビュー作にして芸術祭受賞作となる『アイ・ガット・マーマン』が2012年1月、東京・シアタークリエにて上演される。『アイ・ガット・マーマン』のチケット情報その才能を愛され、ブロードウェイ黄金期に不動の地位を築き、“ブロードウェイの女王”と呼ばれた、エセル・マーマンの生涯を描いた本作。1987年に振付家として活躍していた宮本が初めて作・演出を手掛けた作品で、10年ぶりの上演となる。出演は、初演キャストの田中利花、諏訪マリー、中島啓江の「オリジナルキャスト」、エリアンナ、シルビア・グラブ、浦嶋りんこという実力派女優たちがそろう、「ファビュラス・キャスト」、そして、先日全員卒業が発表されたSDN48のメンバー西国原礼子や樹里咲穂、Mizといった今回オーディションで選ばれた「ニューキャスト」の9名。なお、「オリジナルキャスト」は25周年を記念した特別コンサート版『Tribute to Merman』を上演する。公演は、2012年1月3日(火)から19日(木)まで東京・シアタークリエにて。チケットぴあでは、10列目までの席となる、良席保証販売! チケットの先行抽選「プレリザーブ」を実施。受付期間は10月22日(土) 11:00から26日(水) 11:00まで。
2011年10月21日有川浩による、60万部に迫る同名ベストセラーを映画化した『阪急電車』に、宮本信子と“天才子役”と名高い芦田愛菜が祖母と孫娘として出演することが明らかになった。兵庫県宝塚市の宝塚駅から西宮市の西宮北口駅を経て今津駅を結ぶ阪急今津線。この片道わずか14分の路線を利用する人々のドラマ、人間模様を温かいタッチで描き出す本作。すでに中谷美紀と戸田恵梨香の出演が発表されていたが、このたび、年齢差60の新コンビ結成が発表された。2007年公開の『眉山 -びざん-』で松嶋菜々子演じる主人公の母親を演じて以来の映画出演となる宮本さんは、曲がったことが大嫌いな時江を演じる。愛菜ちゃんは、そんな時江を慕う孫娘の亜美に扮する。宮本さんは「阪急電車と共に人生を歩んできた時江役。地元の方々に共感していただけるよう、全力投球で演じさせていただきます。かわいい愛菜ちゃんとの共演も待ちきれません」と語る。地元・兵庫出身の愛菜ちゃんは、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞にも輝いたことのある宮本さんに演技を教えてもらおうと、撮影を楽しみにしているとか。「大好きな阪急電車にたくさん乗れるのがすごく楽しみです。有名な役者さんたちと一緒に映画に出るのは緊張するけど、憧れの宮本さんと一緒に頑張ります!」とこちらも気合十分のコメントを寄せてくれた。撮影は11月26日(金)より宝塚市でスタート!ご当地の阪急電車沿線では、運がよければ撮影が垣間見えるということで、早くも話題になっているとか。今津線を中心に12月下旬までの予定でオール兵庫ロケが敢行される。『阪急電車』は2011年4月、全国東宝系にて公開。■関連作品:阪急電車 2011年4月、全国東宝系にて公開■関連記事:丸刈りで登場の加瀬亮戸田恵梨香の暴走に「ハメられています」
2010年11月29日