長瀬智也主演の新金曜ドラマ「俺の家の話」に関西ジャニーズJr.(なにわ男子)の道枝駿佑が出演することが決定。大先輩、長瀬さんと初共演を果たす。宮藤官九郎が描く本作は、濃すぎる家族が織りなす王道のホームドラマ。長瀬さん演じるピークを過ぎたプロレスラーが、能楽の人間国宝である父の介護のために現役を引退し、名家の長男として家族と謎の女性介護ヘルパーを巻き込んで激しいバトルを繰り広げる。「母になる」で初めて連続ドラマに出演し、「BG~身辺警護人~」や『461個のおべんとう』などに出演している道枝さん。初の宮藤作品となる今回は、長瀬さん演じる観山寿一の甥っ子・長田大州を演じる。母親役は江口のり子、父親役はロバート・秋山竜次と、個性派揃いのメンバーに囲まれることに。長瀬さんについて道枝さんは「最初はワイルドでクールな方だと思ってましたが、クールな一面もありながら、すごく優しい方でした。現場を引っ張っている姿をみて、すごくかっこいいなと思いました。また現場でも優しく話しかけてくださり、その背中を見て自分も勉強していきたいです。演技に関しても、これから吸収できるところは吸収していきたいです」と初共演の印象を明かす。両親役の江口さんと秋山さんについては「お母さん役の江口さんは同じ関西出身なので、話していると関西弁が自然とでてきてすごく会話が弾みましたし、ずっとテレビで観てきた方なのでお会いできて光栄です。接しやすいので本当のお母さんのように自然と演技に入っていけました。お父さん役のロバート秋山さんのネタはよく観ています。自称ラッパー兼ラーメン店経営者の息子役なので、自分もラップを極めて本当の親子のようになりきれればと思います」とコメント。また「家族の1人1人のキャラが本当に際立ったホームドラマで、しかも能楽とプロレスも題材にしており、もう1つ新しいジャンルのドラマが生まれたのではないかと思います」と物語について話し、「金曜よる10時はこのドラマを楽しみに3カ月間、毎日お仕事、学校を頑張っていただければと思います」と視聴者へメッセージを寄せている。金曜ドラマ「俺の家の話」は2021年1月22日より毎週金曜日22時~TBSにて放送(初回は15分拡大)。(cinemacafe.net)
2020年12月29日「ザ!鉄腕!元日!DASH!!」の放送を記念して、「TOKIO」長瀬智也主演のドラマ「泣くな、はらちゃん」と「彼女が死んじゃった。」を本日12月24日(木)正午から「Hulu」「TVer」(日テレTADA含む)で配信開始した。2013年1月に放送された「泣くな、はらちゃん」は、長瀬さんが漫画の主人公・はらちゃんを演じる、岡田惠和脚本のドラマ。安い居酒屋で酒を飲み、クダを巻く男・はらちゃん。それが、はらちゃんの設定。漫画を描いているのは、かまぼこ工場で働く女性・越前さん。日々の生活で溜まった恨み辛みをこめて、日記代わりにこの漫画を描くときが、彼女にとってホッとできる時間だ。しかし、恨み言ばかり言わされて、なんだかモヤモヤしていたはらちゃんは、ある日奇跡が起こり、現実の世界に飛び出した。初めて見る、素晴しい現実の世界に一つ一つ感動しながら、はらちゃんは、一人の女性に恋をする――というストーリー。長瀬さんのほかにも、「MIU404」への出演も話題となった麻生久美子が越前さんを演じるほか、丸山隆平、忽那汐里、賀来賢人、菅田将暉らが出演している。2004年1月放送の「彼女が死んじゃった。」は、原作:一色伸幸/作画:おかざき真里による漫画のドラマ化。たった一晩過ごしただけの嘘みたいに好みの女がなんと死んじゃった!?主人公(長瀬さん)のもとに現れたのは、彼女・ゆかり(木村佳乃)の妹で、人付き合いが苦手な女子大生の玲子(深田恭子)と、自称ゆかりの婚約者で豆知識が豊富な、すし職人・良夫(香川照之)。ゆかりが残した携帯電話のメモリーを頼りに人々を訪ねることになった、おかしな3人組。死の理由を探す旅で、中途半端に生きていた3人は、自分の日々の尊さを知り再生していく。湘南を舞台にコメディタッチで繰り広げられる、切ないけれども笑える新感覚ラブストーリーだ。なお、「Hulu」では全話一挙配信、「TVer」では10日間おきに次話を無料で配信していく。(cinemacafe.net)
2020年12月24日都内のスポーツ施設前に長髪を後ろで束ねた長身の男性が。12月上旬の寒空の下で、たばこをくゆらせていた長瀬智也(42)。顎ひげが伸びワイルドな風貌になっていた。黒のパーカを羽織っていたが、ボトムスはド派手!なんと、パンツの両サイドに青と黄色のヒラヒラとした飾りがついている。彼は’21年1月スタートのドラマ『俺の家の話』(TBS系)でプロレスラーを演じるが、そのコスチュームということのようだ。「同作は長瀬さん演じるプロレスラーが、父親の介護を機に遺産相続バトルを繰り広げるというストーリーです。戸田恵梨香さん(32)や西田敏行さん(73)といった豪華俳優陣が脇を固めます」(ドラマ関係者)ドラマの脚本を務めるのは宮藤官九郎(50)。長瀬とは’00年、宮藤にとって初の連ドラ『池袋ウエストゲートパーク(以下・IWGP)』(TBS系)以降、幾つもの話題作をともに作り上げてきた盟友同士だ。「長瀬さんは来年3月末で約30年所属していたジャニーズ事務所を退所します。一部では、俳優を引退し、裏方に回ると報道されています。つまり、『俺の家の話』は俳優・長瀬智也として“最後のドラマ”になるかもしれないのです」(芸能関係者)これまで何度もタッグを組んできた宮藤と、有終の美をかざりたいということなのだろうか。「昔から宮藤さんは長瀬さんの演技を絶賛して、『僕の伝えたいことをうまく視聴者に伝えてくれる』と言っています。いっぽう長瀬さんも『宮藤さんの作品にはすべて出たい!』と語っていたほど相思相愛なんです。そのような歴史があり、長瀬さんは『ジャニーズ最後の作品は宮藤さんと!』と熱望したため、今回のドラマが実現しました。気合も十分に入っており、近年はツーブロックのイメージが定着していたものの、久々に髪を伸ばしロン毛に。さらには、筋トレと食事によりプロレスラー並みの体格を作り上げ、役作りは完璧です」(前出・ドラマ関係者)宮藤との20年にわたるタッグの集大成ともなる『俺の家の話』。2人は男同士の“熱い約束”を交わしたという。「2人による初めての作品『IWGP』は平均視聴率14.9%と高い数値を記録し、社会現象にまでなりました。2人は『20年越しにIWGPを超えよう!』と誓い合い、さらに結束を固めたようです」(前出・ドラマ関係者)『IWGP』では長髪が印象的だった長瀬。伸ばした髪には2人で初心に戻り、“最後のドラマ”を成功させたいという願いも込められているに違いない。「女性自身」2020年12月29日号 掲載
2020年12月16日長瀬智也・主演×宮藤官九郎・脚本で2021年1月よりスタートする金曜ドラマ「俺の家の話」の放送を記念し、動画配信サービス「Paravi」では長瀬さんと宮藤さんがタッグを組んだTBSの過去ドラマ2作品「池袋ウエストゲートパーク」と「うぬぼれ刑事」を配信。この2作品が配信されるのは今回が初めてとなる。「俺の家の話」で宮藤さんが手掛けるオリジナルストーリーで長瀬さんが演じるのは、“ブリザード寿”というリングネームで活躍するプロレスラーの観山寿一。ピークを過ぎたプロレスラー・寿一が能楽の人間国宝である父の介護のために現役を引退し、名家の長男として家族と謎の女性介護ヘルパーを巻き込み、介護と遺産相続など家族の問題を解決していくというホームドラマ。長瀬さん扮する主人公・寿一を取り巻く個性的なキャラクターとして、戸田恵梨香、桐谷健太、永山絢斗、江口のりこ、井之脇海、平岩紙、そして西田敏行の出演が決定するなど、その豪華キャスト陣にも期待が高まっている。■20年経ったいまも熱狂的ファン多数「池袋ウエストゲートパーク」2000年4月期に放送された「池袋ウエストゲートパーク」は宮藤さんの連続テレビドラマ脚本デビュー作となる。原作は石田衣良による同名小説で、「I.W.G.P」の愛称でも知られている人気シリーズ。池袋を舞台に、果物屋店番兼トラブルシュータ―である主人公の真島誠(長瀬さん)がストリートギャング・Gボーイズの安藤崇(窪塚洋介)らとともに次々起こる難事件を解決する青春ミステリー。長瀬さん、窪塚さんのほかにも、当時は若手俳優だった加藤あい、山下智久、妻夫木聡、坂口憲二、小雪、佐藤隆太、阿部サダヲら、いまとなっては錚々たる顔ぶれが集結しており、それぞれ人気が急上昇するなどの大ヒットドラマとなった。登場人物それぞれが強烈なキャラクターであると同時に、劇中では斬新でユニークな演出が随所にちりばめられており大きな話題に。伝説の作品として放送から20年たったいまでも熱狂的なファンが多い。なお、連続ドラマから3年後に放送されたスペシャルドラマ「池袋ウエストゲートパークSOUPの回」も合わせて配信する。■生田斗真ら豪華な共演者や長瀬智也のダンスにも注目!「うぬぼれ刑事」2010年7月期に放送された「うぬぼれ刑事」は宮藤さんにとって初めてのオリジナル刑事ドラマの脚本であり、第29回向田邦子賞を受賞した記念すべき作品でもある。長瀬さんが演じたのは、超恋愛体質で捜査に支障をきたすほど惚れっぽく、その惚れてしまう女性はことごとく怪しい容疑者という、理不尽を抱えてしまう刑事。共演者には生田斗真、中島美嘉、荒川良々、要潤、矢作兼(おぎやはぎ)、坂東三津五郎、西田敏行といった超豪華俳優陣。また、長瀬さん演じる“うぬぼれ”が惚れてしまう女性ゲストが毎回豪華なことでも話題を呼んだ。ほかにも、バーで恋愛話に興じるうぬぼれ屋の男5人「うぬぼれ5」の会話や、惚れてしまった犯人の女性に白いスーツで踊りながら近づく長瀬さんのダンスシーンは必見。「俺の家の話」をはじめ、上記2作品にも関わってきたプロデューサー・磯山晶氏は「コロナ自粛の日々、海外のいろいろな配信ドラマを見ましたが、そのたびに『池袋』や『うぬぼれ』も人気配信ドラマに負けないクオリティなので、いつかラインナップに並ばないものだろうか? と思っていました。今回、改めて皆さんに見ていただける機会を得て、大変うれしく思います」とコメント。「私たちの熱いタッグはここから始まりました。宮藤官九郎初めての連続ドラマであり、いまはもう集められないようなスターたちが野放図に集合していた『池袋』、その10年後、宮藤官九郎さん自身が演出した作品で、女優さんたちのキャスティングと慣れないトリックに奮闘した『うぬぼれ』、どちらも自信作です。ぜひ、お楽しみください!!」と熱くアピールしている。「池袋ウエストゲートパーク」(2000)「池袋ウエストゲートパークSOUPの回」(2003)「うぬぼれ刑事」(2010)は12月19日(土)12時~Paraviにて配信開始。金曜ドラマ「俺の家の話」は2021年1月、毎週金曜日22時~TBS系にて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2020年12月13日来年1月放送のTBS新金曜ドラマは、宮藤官九郎脚本のオリジナルストーリー「俺の家の話」を放送することが決定。主演には長瀬智也を迎え、濃すぎる家族が織りなす王道のホームドラマを作り上げる。これまでTBSドラマでは、「池袋ウエストゲートパーク」「タイガー&ドラゴン」「うぬぼれ刑事」でタッグを組んできた2人。今作で長瀬さんが演じるのは、ブリザード寿というリングネームで活躍する現役プロレスラー・観山寿一。ある日、寿一のもとに父親が危篤との連絡が入った。父・寿三郎は、二十七世観山流宗家にして重要無形文化財「能楽」保持者。人間国宝でもあり、全国に一万人以上の門弟を持っており、寿一はその跡を継ぐと期待されていたのだが、反発して家出、20年以上音信不通に。そして、奇跡的に一命を取り留めた寿三郎は、介護ヘルパーの女性を紹介し、彼女と婚約し遺産も全てこの女性に譲ると宣言。実力と人気に限界を感じていた寿一はプロレスラーを引退し、実家に戻り、寿三郎の介護を手伝うことに。家族と謎のヘルパー女性を巻き込み、介護と遺産相続を巡る激しいバトルが幕を開ける――というストーリー。今回主演を務める長瀬さんは「演じる気持ちは『IWGP(池袋ウエストゲートパーク)』の頃と何も変わりません。42歳の思い出にさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします」とコメント。また宮藤さんは「僕にとっては長瀬くん自体が、連載少年マンガの主人公のような存在です。まだまだ描ける、いくらでも描ける、描きたいと思わせてくれる。落語好きのヤクザ、恋愛体質の刑事、地獄の鬼。どんな無理な設定でも、絶対面白くしてくれる」と長瀬さんに絶大なる信頼を寄せている。金曜ドラマ「俺の家の話」は2021年1月、毎週金曜日22時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年10月02日日本での活動を再開させた小出恵介(36)。来年公開される映画『女たち』が復帰作として、発表された。各メディアによると7月中旬に国内で撮影され、小出は医師役を担当したという。日本での新天地として、株式会社リズメディアに所属した小出。公式サイトでは、その胸中がこうつづられている。「深い反省と、自分自身を見つめ直す3年間を経て、再び役者としてセカンドチャンスを頂けましたことに、今は感謝の気持ちでいっぱいです」いっぽう、MISIA(42)が所属していることでも知られる同社。SANSPO.COMによると、小出は「MISIAさんの行う日本やアフリカの子供たちに対する支援を学び、さまざまな社会貢献活動に関わりたい」と希望しているという。MISIAといえば、その楽曲が小出の出演作品に起用されたこともあった。08年の映画『僕の彼女はサイボーグ』では、20枚目のシングル「約束の翼」が主題歌に。また09年から放送されたTBS日曜劇場『JIN-仁-』では、MISIAがドラマのために主題歌「逢いたくていま」を書き下ろした。さらに18年に配信されたドラマ『Jimmy~アホみたいなホンマの話~』(Netflix)でも、MISIAが歌う「最後の夜汽車」を起用。しかし本作で明石家さんま(65)を演じた小出は、不祥事によって降板となった。「玉山鉄二さん(40)が代役を引き受けました。当初、MISIAさんは宣伝もかねてさんまさんの番組に出演。その直後に小出さんの降板が知らされ、たいへん驚いたそうです。小出さんは今年9月にNYで舞台出演する予定でしたが、コロナで延期に。そんななか、同社と契約したそうです。小出さんは、ACTOR第1号として迎え入れられました。MISIAさんも心から応援しているのでしょう」(芸能事務所関係者)また小出の復帰を受け、Twitterではこんな声が上がっている。《JIN見てたから小出恵介がMISIAの事務所で活動再開するの胸熱すぎる》《小出恵介、JINで見てから応援してるから、がんばってほしい》《小出恵介にはJINの橘恭太郎を上回るくらいの名演技をして欲しい。めっちゃ期待してるし楽しみにしてる!》新型コロナウィルスによる緊急事態宣言下の4月18日から、『JIN-仁- レジェンド』(TBS系)と題した特別編が3週間にわたって放送された。大沢たかお(52)演じる脳外科医・南方仁が幕末の江戸時代にタイムスリップし、人々の命を救うストーリー。小出は、妹思いの真面目な武家の長男・橘恭太郎を演じている。再放送では、小出の登場シーンがカットされることはなかった。「午後2時から3時間の放送にも関わらず、視聴率は2桁を記録しました。『生きる』をテーマとしたこのドラマは、コロナと闘う現代に寄り添った作品。そのため、再放送のリクエストが多数寄せられました。小出さんの役は、主人公の窮地を救う主要人物。作品に救われた面もありますが、実直な青年を好演した小出さんに視聴者も再評価していました。今後、地上波ドラマでも起用される可能性は高いでしょう」(制作会社スタッフ)
2020年08月22日小出恵介(36)が2年ぶりに日本で芸能界復帰を果たすと、一部スポーツ紙が報じた。小出は17年5月、深夜に大阪市内のバーなどへ少女を連れ回したとして大阪府青少年健全育成条例違反の疑いで書類送検された。だが同年12月には、不起訴処分に。翌年6月に所属事務所との契約が終了。同年10月には米国の就労ビザを取得し、ニューヨークで再起を目指していた。記事によると当初は9月にニューヨークで上演される全編英語の舞台「えんとつ町のプペル」の主演として再起を図る予定だったものの、コロナ禍で延期に。そんななかで歌手・MISIA(42)の所属する芸能事務所「リズメディア」と専属契約を結び、日本での芸能界復帰が決定したのだ。復帰第1弾は、映画「女たち」(来年公開予定)。先月、すでに国内で撮影されたという。「小出さんは『誰も助けてくれない環境で一から俳優として学びたかった』として、渡米を決断。現地語学学校の最下級クラスに入学して基礎から英会話を学び、昨年1月から演劇学校にも入ったそうです。その姿が現地在住の日本人プロデューサーの目に留まり、エージェント契約を結ぶことに。現地では『日本でいかに恵まれた環境に置かれていたのか』を痛感したそうで、顔つきもすっかり変わっていたといいます」(映画業界関係者)小出は、新たな所属先となる事務所の公式サイトにもコメントをアップ。「再び役者としてセカンドチャンスを頂けましたことに、今は感謝の気持ちでいっぱいです」などと心境をつづっている。「2年前の不祥事ではNHKの主演ドラマがお蔵入りとなるなど、巨額の違約金が発生しました。個人事務所は5億円の負債を抱え、特別清算の協定案認可を受けることに。しかし結局、その負債のほとんどを前事務所が肩代わりする形となったと報じられていました。おかげで、渡米して心機一転のスタートを切ることができたのです。小出さんは、前所属事務所の“温情”にも深く感謝していました」(芸能記者)小出は今後の仕事で前事務所への恩返しを果たすことになりそうだ。
2020年08月21日TOKIOの長瀬智也って俺らと同学年らしいよ。90年代中盤、高校のクラスメイトたちとそんな会話をした記憶がある。自分たちは放課後に甘ったるいコーヒー牛乳を飲んでいるのに、同い年の人間がテレビの中で活躍している。10代にして彼は大人の世界ですでに立派に生きているわけだ。しかも見てくれも死ぬ程カッコいい。KinKi Kidsの堂本光一も79年早生まれで同学年らしい。マジか……なんだこの絶望感。思わず「こいつらは俺より先を行っているかもしれません。でも俺より上に行ってるわけじゃない」なんつって漫画『アオイホノオ』の主人公・焔モユルばりに教室の片隅から強がった青い春である。1996年のフジテレビ系ドラマ『白線流し』、1998年の月9ドラマ『Days』(前クールはあの木村拓哉と松たか子の『ラブジェネレーション』が放送されていた)や2000年のTBS系ドラマ『池袋ウエストゲートパーク』はリアルタイムで見たし、その年の年末にビートたけしや松田龍平と共演した特別ドラマの『3億円事件 20世紀最後の謎』も印象深い。……って、自分でも意外なほどに長瀬作品が好きだったことに気づく。個人的にTOKIOというアイドルグループのメンバー以前に、役者のイメージが強い。○■池井戸潤のベストセラーを映画化そう、歌手活動まで追うほどファンというわけではないが、10代中盤の頃から各時代の俳優・長瀬智也を見続けてきた。自分の世代にとって、そういう同時代を生きた男性俳優は長瀬智也しかいない。だから先日部屋でソロ観賞した2018年の映画『空飛ぶタイヤ』は感慨深い作品だった。公開時に累計180万部を突破の池井戸潤のベストセラーを映画化。『半沢直樹』や『陸王』などが立て続けに高視聴率ドラマとなり、いまや池井戸小説は日本の代表的な大人の娯楽作品として知られている。そこで長瀬が演じるのは、赤松運送という中小企業の二代目社長、赤松徳郎だ。ある日、巨大トレーラーの脱輪事故が起き、幼子の手を引いていた母親が亡くなる。整備不良を疑われた赤松運送は、独自の調査で車両の構造そのものの欠陥に気づき、製造元である財閥系のホープ自動車に再調査を要求。この調査の過程で、大企業の隠蔽体質が明らかとなる。いったい事件か、事故か。果たして、巨大な組織に屈せず、真実の断片を繋ぎ合わせリコール隠しを暴けるのだろうか。池井戸作品が多くの人に読まれるのも、作品内にあらゆる立ち位置の人間が登場して、視聴者は誰かしらに感情移入しやすいからだろう。本作でも、社員の生活を背負う赤松運送の二代目社長(長瀬)、自らの会社に疑念を抱くホープ自動車販売部カスタマー戦略課課長・沢田悠太(ディーン・フジオカ)、グループ会社のホープ銀行本店の営業本部・井崎一亮(高橋一生)という、理由も年収も生活環境も違う異なる立場の男たちが、正義感と自らの保身という現実の板挟みになりながら巨悪に迫り、物語は進んでいく。○■男臭いギラつきと弱さを併せ持つ人物設定「中小企業、舐めんな」赤松が受話器越しにホープ自動車の沢田にそう啖呵を切るシーンがある。例えばフリーの物書きだって、基本的に“中小企業”だと思っている。大きな出版社と仕事をするとき、中小企業を舐めんなよという感覚を捨ててしまったら、簡単に巨大な組織にスポイルされてしまうだろう。……なんだけど、ときにその手の意地は己のクビを締めることになる。赤松もホープ自動車から提示された1億円の補償金を受け取らず、徹底的に戦うことを選ぶが、会社の倒産を覚悟するまで追い詰められる。そんな時、ホープ自動車の上層部に対する小さな怒りが結集して、事態は一気に動くのだ。それはそれぞれの「正義」というより、「違和感」だ。世の中あんたらの思うようにさせてたまるかよという違和感である。そりゃあ、このテーマ、30代40代のおっさんには心のずっと奥の方に沁みるよ。もう酸いも甘いも噛み分けた中年ど真ん中、でもほんのわずかだけ“青さ”も残っている世代。そういう男臭いギラつきと弱さを併せ持つ人物設定がまた長瀬にはよく似合う。思えば、長瀬智也は若い頃から俳優やバラエティタレントとして同姓からの人気も非常に高い異端のアイドルだった。先日、ジャニーズ事務所を来年3月末で退所することを発表したが、もう25年以上に渡り芸能界の第一線で生きてきた長瀬も41歳である。誰だって40前後にほんの少しの満足感と燃え尽き感を抱きながら、「オレこのままでいいのかな」なんつってこれからの生き方を考えるだろう。我々が中年の転職活動をするように、アイドルだって転職していいじゃないかと個人的には思う。刑事でも落語家でも果物屋の息子でもなく、『空飛ぶタイヤ』で運送会社のオヤジを演じる長瀬智也には、円熟とほんの少しの若さの残り香があった。本当に魅力的で恰好いい40男になっていたのだ。今後は裏方への転身報道もあったが、願わくば、45歳、50歳と長瀬智也という役者のこの先も見てみたいものである。
2020年08月01日長瀬智也(41)が来年3月でジャニーズ事務所を退所すると7月22日に発表された。長瀬の今後について、ジャニーズ事務所は公式サイトで「他事務所に属することなく、裏方としてゼロから新しい仕事の形を創り上げていくことになりました」と報告。松岡昌宏(43)は本誌の取材に「今までやってきたものを、クリエーターとしてやっていきたいということは我々に教えてくれました」と明かしている。長瀬はこれまで本誌で、音楽へのこだわりぶりを語ってきた。97年7月、当時18歳の彼はギターをすでに30本以上持っていると告白。「部屋じゅうギターだらけで(笑)」「ボクが好きなのはオールドギターで、1950年代のレスポールという形のギターが好きなんです」とも話していた。その1年後の98年2月にはDEEP PURPLEのメンバーだったリッチー・ブラックモア(75)を「神様」といい、こう続けた。「ギターを弾くことが習慣になってますから、弾かないと次の日に悪いことが起きそうな気がするんです。弾かないでいると指が寂しいので、撮影の合間にもよく指を動かしてるんですよ」また19年10月、編曲家の船山基紀さんはTOKIOが06年にリリースした「宙船」のレコーディング時のエピソードを本誌に明かしている。船山さんが編曲に悩んでいると、長瀬が自分でデモテープを作って持ってきた。長瀬はドラムの8ビートにもこだわりがあり、「長瀬智也は生粋のバンド小僧なんです」と船山さんはコメント。さらに「長瀬くんからは、自分の作品を作っていきたいという強い思いを感じていました」「『ものすごい量の曲のストックがあるんです』とか言っていたなあ」とも船山さんは述べていた。■「ほかの誰かからすれば“間違い”だったとしても…」そんな長瀬とはいえ、“裏方のクリエーター”に回るというのは意外な舵取りのように思えるが――。しかし退所発表後の本誌取材で松岡が「(長瀬は)40歳を超え、自分は自分なりにやりたい道、自分がどこまでやれるのかというチャレンジ、それをやっぱり彼自身の中で突き詰めていきたい、と」と話したように、長瀬は“不惑の決意”をうかがわせていた。たとえば13年11月、彼は本誌でこう語っている。「世の男性が安定に向かう節目の年齢であっても、俺は攻めていきます。挑戦することができないことほど、面白くない生き方はない。仕事もプライベートもガンガン攻めて前に進んでいきます」さらに18年7月には「自分のやってきたことのすべてが、ほかの誰かからすれば“間違い”だったとしても、僕にとっては間違いじゃないと思うから、後悔はない」と信念の強さを示す。そして40歳を目前に控えていた彼は、こう話していた。「僕は僕のままでいたいし、いなきゃいけない。その姿勢がほかの“闘う人たち”に勇気を与えることができたらいいなと思います」その覚悟があれば、前途は明るいはずだ――。
2020年07月25日7月22日、TOKIOの長瀬智也(41)がジャニーズ事務所を退所すると明らかになった。今後が注目される長瀬だが、松岡昌宏(43)が「今までやってきたものを、クリエーターとしてやっていきたいということは我々に教えてくれました」と明かしたように、今後は裏方として制作活動に励んでいくようだ。はたして、長瀬は何を“クリエート”していくのだろうか。日本を代表する編曲家のインタビューにそのヒントがあった。以下、2019年10月17日に掲載したインタビューを再掲する。■自ら『宙船』のデモテープを作成「これまで多くのアーティストと仕事をしてきましたが、TOKIOの長瀬智也とKinKi Kidsの堂本光一の実力には、驚かされました」そう語るのは編曲家の船山基紀さん(69)だ。中島みゆき(68)の『時代』や沢田研二(72)の『勝手にしやがれ』、五輪真弓(61)の『恋人よ』やC-C-Bの『Romanticが止まらない』、Winkの『淋しい熱帯魚』など、時代を彩ってきた多くの曲のアレンジを行い、堂本光一(41)主演の舞台『Endless SHOCK』などの舞台音楽も手掛けてきた船山さん。これまで編曲した曲は2,700曲以上を数え、編曲家部門のシングルの総売上げは小室哲哉(61)に次いで日本2位だ。10月10日(2019年)にこれまでの編曲家人生を振り返って、『ヒット曲の料理人 編曲家・船山基紀の時代』(リットーミュージック)を出版したばかり。そんな船山さんは、『Endless SHOCK』で製作総指揮を執る堂本光一と、一緒に楽曲を作り上げる過程で、その才能に触れてきた。一方、長瀬智也(41)にもTOKIOの楽曲の編曲を通じて、才能に驚かされてきたという。船山さんはTOKIOの『AMBITIOUS JAPAN!』や『宙船』などの編曲を手掛けている。’03年の『AMBITIOUS JAPAN!』はなかにし礼さん(81)作詞で、筒美京平さん(80)作曲。JR東海とのタイアップ曲で、ヒットが至上命題とされていた。レコーディングはなかにしさんと筒美さんが見守る中で行われた。「メンバーたちからは緊張感がありありと伝わってきました。でも、TOKIOはさすがですね。満足できるレコーディングになりました」結果、曲は大ヒット。今もJR東海を象徴する曲として、多くの人に愛されている。「製作者」としての長瀬の実力の高さに船山さんが驚いたのは、’06年の『宙船』のときだ。中島みゆきがTOKIOに提供したこの曲の「編曲」は船山さんの名前がクレジットされているが、長瀬も大きく関わっていたという。「TOKIOの曲を中島みゆきがやるというので驚いて。どうなるんだろうと思っていた。みゆきからは『あまり私のイメージじゃなくて、TOKIOのイメージでやってほしいんです』、というリクエストがありました」いったいどういう編曲にしようか、と考えていたら……。「長瀬くんが自分でデモテープを作って持って来た。自分でギターを弾いて、(コンピューターの)打ち込みでドラムを入れ、歌も歌って。ちゃんと、TOKIOの色になっていた。“おお、そっか!”と思って。衝撃的でしたね。こんなことまでできるんだと。それまでも、TOKIOの曲をアレンジしていたので、だいたいのことはわかっているとは思っていたんだけど、裏切られましたね。中島みゆきの曲をこんな風に表現するなんて、すごいなぁと思って」「このまま発表しても何の問題ないくらいの完成度だと思った」と船山さんは笑うが、レコード会社や事務所の意向もあって、より派手な曲になるようにアレンジを施した。「といっても、長瀬くんが作ってきたものを元にして、僕はそれをいろいろと膨らませる作業をしただけだよ」レコーディングは、ほとんど長瀬に任せきりの状況だった。「僕は寝ていたようなもん(笑)。この編曲なら、声を張って歌ったほうがいいとか、勘がすごい。単純な8ビートでも、重いとか軽いとか、ドラムで立たせたい音のポイントとか、強いこだわりを持っている。長瀬智也は生粋のバンド小僧なんです」■「ものすごい量の曲のストックがあるんです」その後も、中島みゆき提供の『本日、未熟者』や長渕剛(63)提供の『青春 SEISYuN』などのTOKIOの曲の編曲を船山さんは担当したが、いずれも長瀬が楽曲のイメージの指針となるデモテープを作った。「長瀬くんからは、自分の作品を作っていきたいという強い思いを感じていました。彼自身も、当時から曲を常に作り続けていたみたいです。もう好きでしょうがないわけ。本人も『ものすごい量の曲のストックがあるんです』とか言っていたなあ」その言葉を証明するかのように、長瀬は「製作者」としての才能を発揮していく。かつてTOKIOのシングル曲は、プロの作詞家、作曲家によるものや、アーティストの提供のものが多かった。しかし、近年のシングル曲はすべて、長瀬の作詞・作曲によるものだ。長瀬に引っ張られるように、ほかのメンバーも勉強し、研究する。「長瀬くんはいちばん年下じゃない?だけど、すごくTOKIOの方向性にすごく影響力が強いんだと思う。長瀬がやるから、他のメンバーたちもものすごく勉強する。TOKIOのこだわりは、ライブハウスを経てデビューしたバンドと変わらない」しかし、現在、TOKIOは音楽活動を休止中。’17年、長瀬作詞作曲のシングル『クモ』を最期に楽曲の発表はされていない。「あれほどの才能を発揮できないのは、本当に悲しいことだよ」日本を代表する編曲家が惜しむ長瀬の才能。いつの日かまた、TOKIOの新曲を聴くことができる日がくることを、ファンのみならず、多くの人が待ち望んでいる。(取材:岡野誠)日本を代表する編曲家、船山基紀が惜しんだ音楽の才能。長瀬を含めたTOKIOの新曲という願いは叶わなかったが、今後は別の形でその才能は発揮されていくに違いない。
2020年07月23日ジャニーズ事務所は22日、TOKIOの長瀬智也が来年3月末で退所することを、公式サイトで発表した。城島茂、国分太一、松岡昌宏はジャニーズグループ関連会社「株式会社TOKIO」を設立し、3人で活動を続ける。サイトでは、「2021年4月1日より城島茂・国分太一・松岡昌宏の3名が株式会社TOKIOを設立し、ジャニーズグループ関連会社として運営することとなり、長瀬智也は、ジャニーズ事務所を退所し、個人として別の道を歩むことになりました」と発表。長瀬の退所後については、「少年時代にジャニーから教えられた“人の個性を大切にする”という考え方のもと、長年にわたって培ってきた表現者としてのクリエイティビティーを活かし、他事務所に属することなく、裏方としてゼロから新しい仕事の形を作り上げていくことになりました」としている。■ジャニーズ事務所のコメント全文弊社所属アーティストTOKIOの活動についてご報告させていただきます。2021年4月1日より城島茂・国分太一・松岡昌宏の3名が株式会社TOKIOを設立し、ジャニーズグループ関連会社として運営することとなり、長瀬智也は、ジャニーズ事務所を退所し、個人として別の道を歩むことになりました。1994年にCDデビューしてから約26年、バンドとして、俳優として、タレントとして、メンバー個人個人が長所を伸ばし、短所を補い合い、プロフェッショナルとしての意識を強く持ってきたからこそ、老若男女の幅広い世代の方々に愛されるグループとなることができました。長年応援してきてくださっているファンの皆さん、様々なメディアを通してTOKIOを楽しんでくださっている皆さんがいたからこそ、TOKIOを強く、逞しい存在にしていただけたことを、心より感謝申し上げます。TOKIOのメンバーが時間をかけて、それぞれの人生について意見を交わした上で出した大きな決断に対し、弊社としても心から応援できる環境を整えるべく、寄り添って参りました。株式会社TOKIOにつきましては、城島茂が社長として、国分太一と松岡昌宏は副社長として経営にも携わりながら、ジャニーが命名したTOKIOという看板は今後も背負った形で、グループと個人の仕事を今まで以上に自由度高く、新しい仕事に積極的に挑んでいきます。長瀬智也につきましては、少年時代にジャニーから教えられた“人の個性を大切にする”という考え方のもと、長年にわたって培ってきた表現者としてのクリエイティビティーを活かし、他事務所に属することなく、裏方としてゼロから新しい仕事の形を作り上げていくことになりました。ファンの皆さま、関係者の皆さまには突然のご報告になってしまいましたことを大変申し訳なく思っておりますが、TOKIOのメンバーがこれからの人生をかけて挑むチェレンジを温かく見守っていただけるよう、今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。
2020年07月22日小出恵介(35)が芸能活動を再開すると、2月5日に一部スポーツ紙が報じた。17年に未成年の女性に飲酒させたなどとして書類送検(不起訴)され、芸能活動を無期限停止状態だった小出。記事によると、復帰の場となるのは今年9月のニューヨーク。キングコングの西野亮廣(39)による40万部突破の絵本「えんとつ町のプペル」(幻冬舎刊)のミュージカル化作品。小出は主演をつとめるという。「小出さんは18年10月に就労ビザを取得し、渡米。英語を学びながら、昨年1月から演劇学校へと通っていたそうです。そしてオーディションを経て、みごと主演の座をゲットしたそうです」(芸能記者)日本での実績を捨て、裸一貫で再起を図った小出。それが可能となったのも、休止に際しての“温情”があったからだろう。「当時は放送予定だったNHKの主演ドラマがお蔵入りとなり、小出さんは巨額の損害を出してしまいました。個人事務所は5億円の負債を抱え、特別清算の協定案認可を受けることに。しかし結局、その負債のほとんどを前事務所が肩代わりする形となったと報じられていました」(前出・芸能記者)そんな“温情”もあって、2年で復帰できた小出。舞台の反響が、今後を左右することになりそうだ。「全編英語の舞台で、小出は唯一の日本人キャストとして主人公を演じる予定です。9月にNYのオフブロードウェーで上演し、その後はボストンやワシントンへ。日本を含むアジアツアーも計画しているそうです。日本でのテレビ出演は難しい状況ですが、ここで結果を出せば他の舞台に出演できる可能性も出てくるでしょう」(演劇関係者)
2020年02月05日小出恵介(35)が芸能活動を再開すると2月5日に発表された。サンスポ.comによると小出はキングコング・西野亮廣(39)の絵本「えんとつ町のプペル」の初ミュージカル作品で主演を務める。同作はアメリカを中心に上演されるため全編英語。小出は「身に余る光栄に大きなやりがいを感じ、とにかく頑張らなければと思っています」と意気込んだという。17年6月8日、「FRIDAY」で未成年女性との飲酒及び不適切な関係を持ったことが報じられた小出。報道の内容を認め、無期限活動休止となった。そして18年6月に当時の所属事務所・アミューズとの専属契約が終了した。「小出さんはドラマ『のだめカンタービレ』(フジテレビ系)や『ROOKIES』(TBS系)、映画『シン・ゴジラ』に出演し人気を博していました。しかし報道ののち、放送予定のドラマは中止。CMなどの降板も相次ぎました。全話撮り終えたドラマがお蔵入りとなったこともあり、違約金の総額は5億円以上ともいわれています。アミューズの株価が下落するなど社会的に大きな影響も与えました」(芸能関係者)小出から被害を受けたのは前述の女性だけではない。17年6月、当時30歳の女性A子さんは本誌で「小出さんにイヤと言ったのに3回も避妊具なしで射精された」との被害を告発している。性被害について「報復されたら……」という恐怖のあまり心の中に閉まっていたA子さんは、小出とのやりとりを克明に明かしていた。17年7月、本誌は小出に直撃取材をした。相次ぐ女性たちからの告発に対して「何かおっしゃりたいことは」と訊ねたところ小出は無言。「いろいろとお話ししたいことがあるのでは」と問うと「ええ、そうですね……」と返答しながらも「自分もやっぱり発言させてもらえない色んな事情があって」と言葉少なに語っていた。その後、小出は渡米。18年12月にInstagramを開設して以降、現地での日々をつづりファンを喜ばせていた。また昨年9月には明石家さんま(64)とのツーショットをアップ。そして今年1月には菜々緒(31)のInstagramに小出が登場するなど仲間との交流を明かしていた。そして今回の電撃復帰。ネットでは《小出恵介さんの復帰は個人的に嬉しすぎる。僕の彼女はサイボーグが一番好きです》といった声のいっぽうで《違和感を覚える》といったものも。まだまだ茨の道が前に続くが、大きな一歩となりそうだ。
2020年02月05日元千葉ロッテで野球解説者の里崎智也氏が5日、都内で行われたスポーツギフティングサービス「Unlim」発表会に出席。ボクシングWBA世界ミドル級王者・村田諒太らとのトークセッションの中で、ソフトバンク・王貞治球団会長の16球団構想に言及した。一般財団法人アスリートフラッグ財団はスポーツ文化に寄与することを目的に設立され、アスリートへの「新しい応援のカタチ」をコンセプトに、「Unlim」を運営(ミクシィが管理)。5日からアスリートチームの事前登録を受け付け、19日からのサービス開始を予定している。ファンは「Unlim」を通じて寄付をすると、アスリートチームに応援ポイントを贈ることができ、寄付金額の67%~83%が各チームに支援金として支払われる。本サービスの賛同者としてゲストに招かれた里崎氏は、プロ野球選手のセカンドキャリアについて、「一番の課題は資金面。その中で僕が心掛けてきたのは、現役時代にどこまで貯蓄して資産形成できるかというところ。『プロ野球選手は、そこまでお金に困ってない』という認識が多いと思いますが、高年俸はごく一部の選手だけ」と実情を伝え、「その中でどこまで資産を残しながら、引退後に大学に行き直すのか、新しい事業をやるのかといった時に、プロ野球選手は年俸以外の副収入がほとんどないので、新たな資金を得られるのはセカンドキャリアにおいてもかなりのアドバンテージ」と利点を分析する。また、「球団運営というところで考えると、最近はFAや外国人選手の補強にしても、やはり資金力があるところに勝てないチームが出てきている」と運営側にとっての課題にも触れ、「応援する感じで資金援助をすることによって、資金力が高い球団以上の球団にファンの力で育てることもできる」と持論を展開。さらに、「最近、王貞治さんが16球団構想、プロ野球エクスパンション(球団拡張)の可能性を語られました」と王会長が報道番組『福岡NEWSファイル CUBE』(テレビ西日本)で16球団案を披露したことに触れ、「新しく球団を作っていく上で、やはりいちばん問題なのは人とお金。そういったところで、ファンの方には16球団とかエクスパンションを求めている声もかなり多いと思う。求めている声を上げるだけじゃなくて、自分たちが応援し、それが資金となって可能性が広がる。それが実現できるようにするためには良いシステム。『自分たちが野球界を変えるんだ』という方向性になるのは素晴らしいとは感じます」と私見を述べていた。
2020年02月05日モデルで女優の菜々緒が22日、自身のインスタグラムとブログを更新し、芸能活動を無期限で休止している俳優の小出恵介との再会写真を公開した。先日更新したSNSで、元旦から5日間、1人でセドナ旅行に行っていたことを報告していた菜々緒。この日のSNSでは「人生で一番驚いたサプライズ inセドナ」と書き出し、「サプライズ嫌いな私がすごく嬉しかったサプライズ。笑セドナでいきなり目の前にけーちゃんが現れたけーちゃんから会いに来てくれて嬉しくて号泣。笑」と、小出との再会を振り返った。バラエティ番組『ピカルの定理』(フジテレビ系)で共演していた2人。菜々緒は、猫を抱えてる自身と笑顔で見守っている小出の2ショットも公開し、「私が大学生からの仲で、友達みんなで旅行にも行ったり。またそうやって会えるのが楽しみだなーまわりの環境や、周りの人達に、本当に感謝 本当にありがとう」とつづった。
2020年01月22日お笑いタレントの明石家さんまが、21日に放送されたMBSラジオの番組『ヤングタウン土曜日』(毎週土曜22:00~)で、アメリカ・ニューヨークでの小出恵介とピース・綾部祐二との再会について語った。さんまは冒頭、「本当は僕は今、ニューヨークに行ってるんですよ」と話し出し、「マー君と大谷選手が戦うのを見るためにスケジュールを組んで、そうしたら大谷君が骨折、マー君も投げないかもしれないスケジュールになって、何しにニューヨークに行くんだろうという感じなんだけど、向こうには綾部もいるし小出君も今ニューヨークなので、小出君に会って近況を聞いたげなあかんしね」と、エンゼルスの大谷翔平とヤンキースの田中将大の対決を観戦することは実現しなかったがニューヨークに行くと話した。また、「近況を聞くよりも向こうが吉本の近況を聞きたいみたいで、『吉本どうなってますか?』という話ばっかで、『待て、そんなもん電話で言える話違うわ』って」と小出との電話でのやりとりも紹介。「2人の様子を見ながらブロードウェイを観に行く」と話し、「26歳からニューヨーク行ってますから。およそ40年近く毎年行ってミュージカルとか見てきている」と説明した。小出は、さんまがプロデュースしたNetflixオリジナルドラマ『Jimmy~アホみたいなホンマの話~』でさんま役を演じていたが、未成年との飲酒・淫行が報じられ無期限活動停止となったことを受けて降板に。2017年6月10日放送の『MBSヤングタウン土曜日』でさんまは、「小出が『申し訳ない』ってわんわん泣きながら連絡してくれて」と小出の号泣謝罪を明かしていた。なお、綾部と小出はそれぞれ、自身のインスタグラムですでに、さんまとの2ショット写真を公開している。
2019年09月22日野球解説者の里崎智也氏が25日、人気野球ゲームシリーズの最新作『プロ野球スピリッツ 2019』(PS4・PS Vita/7月18日発売)の初お披露目となる開幕式に出席。イベント後の囲み取材で、「野球選手の妻」について語る場面があった。里崎氏は2014年の現役引退時、2012年に一般女性と結婚していたことを公表している。4年ぶりとなる今作はPS4で初のリリースとなり、プロ野球の「リアル」をさらに追求。「魂を呼び覚ませ。」をキャッチコピーに、選手たちの見た目やフォームはもちろんのこと、思考までをも再現した。この日は、ゲーム中の解説者として新たに起用された里崎智也氏、赤星憲広氏のほか、プロ野球選手の人生を体感できる「スタープレイヤー」モードで“プロスピ彼女”として登場する永尾まりや、市川美織、原あや香が出席した。この“プロスピ彼女”は選手の後押しとなる存在で、ゲーム中の展開によっては、交際したり、結婚したりと関係性が変わるという。このことから、イベント終了後の囲み取材で記者から「3人の中で、野球選手の妻に向いているのは?」という質問が飛ぶと、里崎氏は「好みじゃないですか?」「僕、『向いている』も『向いていない』もないと思うんですよ。本人の好みやと思いますよ。好きな人が好き」と即答し、「僕の好みは、残念ながらいなかったですけど」と和ませる。さらに里崎氏は、「スポーツ選手は、そんなことに影響されたらダメですよ。というぐらいのものを持っておかないと、僕はいけないと思います」と主張。「それ(恋愛の影響)で打てなかったらダメですよね」「調子が悪くなったからといって、結果出せなくて許されることはない」とプロの厳しさを伝え、「ゲームは、どうなっているのか分からないですけど」と補足して笑いを誘っていた。
2019年06月25日「TOKIO」城島茂、国分太一、松岡昌宏、長瀬智也が毎回ゲストを迎え、様々なゲームやトークを展開するフジテレビ系「TOKIOカケル」の2月20日(水)今夜放送回に女優の二階堂ふみが出演。大好評「ネコ好き対決」で二階堂さんと長瀬さんのネコ好き勝負が繰り広げられる!沖縄で12歳の時にスカウトされ「ニコラ」モデルに。モデルとして活動するなかで『劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ』に主演したことで女優としての才能にも熱い注目が集まることに。『ヒミズ』『悪の教典』『地獄でなぜ悪い』『ほとりの朔子』『私の男』など次々と主演、ヒロイン作が公開され、アカデミー賞やブルーリボン賞などの映画賞にも輝き、『オオカミ少女と黒王子』といった“胸キュン”モノや「フランケンシュタインの恋」のようなファンタジックなラブコメなどにも進出。強い個性と親しみやすさを兼ね備えた女優へと成長。昨年も大河「西郷どん」や「この世界の片隅に」『リバーズ・エッジ』『いぬやしき』とバラエティに富んだ作品で多くの観客を魅了した二階堂さん。そんな二階堂さんを迎えてお送りする今夜の本番組は、大好評につき3回目となる「ぜったい私の方がネコ大好きだもん対決!!」をお届け。猫が大好きという二階堂さんと「TOKIO」イチの猫好きの長瀬さん、どっちがより猫好きかの勝負をお楽しみに。お馴染みの企画「23区23時のオンナたち」では葛飾区の女性たちに話を聞く。今夜のゲスト、二階堂さんがGACKTとW主演する映画『翔んで埼玉』は2月22日(金)より全国公開。「パタリロ!」などの魔夜峰央による原作をベースに、埼玉県人が東京都民からひどい迫害を受けていた――埼玉を徹底的にディスる原作の軸はそのまま、“埼玉の対抗組織・千葉”や“高みの見物・神奈川”“秘境・群馬”ほか茨城、栃木など関東一円を巻き込んだストーリーにスケールアップ。二階堂さん、GACKTさんのほか島崎遥香、成田凌、間宮祥太朗、加藤諒、ブラザートム、麻生久美子、中尾彬、武田久美子、竹中直人、京本政樹らが共演する。「TOKIOカケル」は2月20日(水)23時~フジテレビで放送。(笠緒)
2019年02月20日アイドルグループ・TOKIOの長瀬智也が13日、都内で行われたユニリーバ『CLEAR』の新CM発表会に登場した。同社では、5年ぶりに大型リニューアルを実施した同商品の新CMを18日より放映する。CMキャラクターに就任した長瀬に、ユニリーバ・ジャパンの中川晋太郎氏は、バレンタインにシャンプーを贈る"バレシャン"を提案。「バレンタインにはあまり縁がない」と恐縮する長瀬は、「シャンプーだと間接的でフランクに渡せる」と同意し、「常識にとらわれず、輝き続けてください」というメッセージを発表した。メッセージの真意を問われた長瀬は「ぶっちゃけ、CMのキャッチフレーズなんですよね。僕自身は常識人だと思ってるんですけど……僕、そんなに非常識に見えますかね?」と苦笑。「でもいいキャッチフレーズですね。僕も常に仕事をしていて、すごく心がけている言葉」と明かす。また、バレンタインの思い出を聞かれた長瀬は「今となってはジャニーズで、チョコレートをもらってたんじゃないかと言われるんですけどね、実際のところ、モテない男だったんすね。気持ち悪いと思われてるんじゃないかな、くらいの」と意外な過去を告白する。「そんな中、1人だけ、チョコレートをくれた同級生がいて、きっとその子も変わり者だったんでしょうね。大人になってから、そういう人が、すごく大事な存在だなと気づかされました」と振り返った。普段のヘアケアについては「男ってそこまで髪の毛のケアについては頑張ることはないと思うし、どちらかと言ったらそういう感じ。普段はキャップ被ったりするんで」と自身について触れつつ、「そろそろ40という年にもなったので、匂い的なものも気になったりするじゃないですか。ケアもしなきゃいけないんじゃないかな」と気にする。「常識を破ってる感覚は全くないんですよね」という長瀬だが、「気にしないで前に突き進んだことが、常識にとらわれず何か新しいものに向かってるというのは、一つの正解なんじゃないかな」と持論を展開。「芝居にしても、いわゆるジャニーズがやるような作品を全くやらないできてしまったことは、考え方によっては常識を破ってしまったのかな。でも、こんな奴が1人くらいいてもいいじゃないですか」と語った。
2019年02月13日城島茂、国分太一、松岡昌宏、長瀬智也ら「TOKIO」メンバーがゲストとトークやゲームで盛り上がる「TOKIOカケル」の11月28日(水)放送回に女優・有村架純がゲスト出演。今回は猫好きな有村さんを迎え「ぜったい私の方がネコ大好きだもん対決!!」第2弾をお送りする。本番組は「TOKIO」の4人が毎回登場するゲストとオリジナルゲームやトークを展開、ゲストの意外な“素顔”を浮き彫りにしていくトークや、様々な新企画も好評だ。今回ゲストで出演する有村さんは『ギャルバサラ -戦国時代は圏外です-』で映画初主演、2013年に放送された連続テレビ小説「あまちゃん」で小泉今日子が演じた天野春子の若かりし頃を演じ注目を集めると『映画 ビリギャル』で日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞。「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」で月9ヒロインを務め、翌2017年放送の「ひよっこ」ではヒロインに抜擢。さらに『3月のライオン』『ナラタージュ』などもヒットさせるなど若手女優の中でも目を見張る活躍ぶりをみせている。そんな有村さんを迎えて送るのは、大好評につき2回目となる「ぜったい私の方がネコ大好きだもん対決!!」。猫が大好きだという有村さんと、同じく「TOKIO」イチの猫好きである長瀬さんの、どちらがより猫が好きか勝負する。さらにおなじみ「23区23時のオンナたち」では足立区の女性たちに話を聞いていく。放送中の「中学聖日記」も好評のなか、有村さんの映画最新作となる『かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―』が11月30日(金)より全国公開される。『RAILWAYS』シリーズ最新作となり、「スターマン・この星の恋」でも共演した國村隼と再共演にしてW主演を務める本作。有村さんが夫の故郷・鹿児島で鉄道運転士を目指す奥薗晶を、夫・修平を青木崇高が、晶の義父・節夫を國村さんがそれぞれ演じ、夫が亡くなった晶が連れ子・駿也(歸山竜成)と共に鹿児島の節夫の元で共に暮らすなかで、新しい「家族」を作ろうと必死に前を向いて生きようとする姿を描いていく。有村さんの猫好きぶりも楽しめる「TOKIOカケル」は11月28日(水)23時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2018年11月28日主演の長瀬智也を始め、ディーン・フジオカ、高橋一生ら日本を代表する総勢40名以上の豪華キャストが集った『空飛ぶタイヤ』。そのBlu-ray&DVDが2019年1月9日(水)に発売&レンタル開始となることに併せ、豪華版Blu-ray&DVDに収録される特典映像のダイジェストが公開された。原作は、累計発行部数185万部の池井戸潤による大ベストセラー。長瀬さんほか40名以上の豪華キャストが集結した映画は、動員数140万人を突破する大ヒットとなった。今回届いた映像には、主人公の運送会社社長・赤松役の長瀬さん、ホープ自動車・沢田役のディーンさん、ホープ銀行の井崎・高橋さんが自身の役どころについて語るインタビューや、ほかのキャストたちの撮影の裏側が見れるメイキングなどが収録。長瀬さんが本作を「その時代の誰かに響いてくれていたら嬉しいなと思う」と語る、大ヒット御礼舞台挨拶の模様など各種イベント映像集も収められている。さらに「サザンオールスターズ」による主題歌を使用したスペシャルムービートレーラーや未公開シーン集の一部も公開。本編では語られなかったキャラクターの様子が描かれる未公開シーン集に、どんなシーンが収録されているのかが楽しみな内容となっている。なお、初回限定生産の豪華版には特典映像のほか、特製アウターケース、ブックレット、先着購入特典のオリジナルBIGしおり3種セット(※豪華版のみ対象、なくなり次第終了)が付属する。『空飛ぶタイヤ』Blu-ray&DVDは2019年1月9日(水)より発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:空飛ぶタイヤ 2018年6月15日より全国にて公開予定ⓒ 2018「空飛ぶタイヤ」製作委員会
2018年11月07日アイドルグループ・TOKIOの長瀬智也が主演を務める映画『空飛ぶタイヤ』のBlu-ray&DVD(2019年1月9日発売)の、特典映像ダイジェストが7日、公開された。同作は、『半沢直樹』『下町ロケット』『民王』など数々のヒット作を送り出し、ドラマ化される度に高視聴率を記録する作家・池井戸潤の同名小説を映画化。トラックの脱輪事故によってバッシングされた運送会社社長・赤松徳郎(長瀬智也)は、欠陥に気づき製造元・ホープ自動車を自ら調査するが、そこには大企業のリコール隠しがあった。動員数140万人突破という大ヒットとなった同作。公開された映像には、長瀬智也、ディーン・フジオカ、高橋一生が自身の役どころについて語るインタビューや、他キャストの撮影の裏側が見れるメイキング、長瀬が同作を「その時代の誰かに響いてくれていたら嬉しいなと思う」と語る、大ヒット御礼舞台挨拶の模様など各種イベントの模様が収められている。更に、サザンオールスターズによる主題歌「闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて」を使用したスペシャルムービートレーラーや、未公開シーン集の一部も公開。本編では語られな かったキャラクターの様子は、豪華版Blu-ray&DVDに収録される。「初回限定生産」豪華版には特典映像のほか、外装・封入特典の特製アウターケース、ブックレット、先着購入特典のオリジナルBIGしおり3種セット(※豪華版のみ対象、なくなり次第終了)が付く。
2018年11月07日城島茂、国分太一、松岡昌宏、長瀬智也ら「TOKIO」メンバーがゲストとトークやゲームで盛り上がる「TOKIOカケル」。その9月12日(水)今夜放送回に、放送中のドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」で主演を務める女優の吉岡里帆がゲスト出演する。京都と東京を往復しながらレッスンに励み、「ももいろクローバーZ」や芳根京子らと共演した『幕が上がる』や、連続テレビ小説「あさが来た」「死幣ーDEATH CASHー」などへの出演などを経て2017年、松たか子らと共演した「カルテット」での元地下アイドル役で一気に注目を浴び、「ごめん、愛してる」のヒロインに抜擢され、「きみが心に棲みついた」で連続ドラマ初主演するなど一躍人気女優の仲間入りを果たした吉岡さん。今回はそんな吉岡さんを招いて「本当にあった元カレのお母さんの怖い話」という企画をお届け。世の女性たちの「いままで元カレのお母さんにされた背筋も凍るような恐ろしい体験談」を街角インタビュー調査、吉岡さんには女性の立場で実際にあった怖い話を聞いてもらうというもの。さらに無類の猫好きだという吉岡さんと、「TOKIO」イチの猫好きである長瀬さんが「ぜったい私の方がネコ大好きだもん対決!!」で勝負する。今夜のゲストの吉岡さんが主演を務める「健康で文化的な最低限度の生活」も9月18日(火)の放送でついに最終回。「週刊ビッグコミックスピリッツ」で連載中の柏木ハルコによる同名漫画をドラマ化した同作。物語は安定を求めて公務員になった平凡な主人公・義経えみる(吉岡さん)が、いきなり“生活保護受給者”を支援するケースワーカーとして働くことになり、生活保護現場の壮絶な現実に直面。大いに戸惑いながらも一念発起、持ち前のひた向きさで、受給者たちひとりひとりの人生に向き合い、寄り添い、自立への道筋を見つけ出すために奮闘。いつしか彼らの希望の光になっていく…というパワフルなヒューマンお仕事ドラマ。井浦新、川栄李奈、山田裕貴、田中圭、遠藤憲一ら個性的な俳優陣も共演している。えみると育児放棄の母との全面対決が描かれる最終回は18日(火)21時~フジテレビ系で放送される。「TOKIOカケル」は9月12日(水)23時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2018年09月12日「小出さんがニューヨークのアクターズスクールへ留学することを考えているそうです」と話すのは、小出恵介(34)から留学相談を受けている芸能関係者だ。小出といえば、6月に所属事務所「アミューズ」との専属契約が終了。その後、個人事務所が5億円の負債を抱えて“倒産”していたことも明らかとなっていた。あれから3カ月。表舞台から姿を消していた小出だが、ここへきて米国留学情報が飛び込んできたのだ。「小出さんは、アメリカのドラマやハリウッド映画に興味を示しているそうです。実際、今年に入ってから自分で資料まで作って渡米しています。いろんな人に相談しているとも聞きました」(前出・芸能関係者)もともと帰国子女で、海外作品への憧れも公言していた小出。本誌は彼の再出発について取材すべく、東京近郊にある小出の実家を訪ねた。だが小出の両親は不在。すると後日、小出の代理人弁護士から連絡が。留学について問い合わせたところ、弁護士はこう答えた。「私が聞いたところによると、お調べのとおり渡米準備をしています。ただ、場所については具体的に聞いていません。いろいろ検討している段階でしょう。今後は、アメリカでの活動を考えています。時期ですが、近くということで手続きを進めております。あちらで活動するにあたって学校へ通うこともあると思いますが、生活場所が決まっていないので具体的な入学手続きはまだしていないと思います」弁護士も認めた小出の渡米修行計画。だが日本で実績があるとはいえ、米国では無名。本当に活躍できるのか。ハリウッド事情に詳しい芸能関係者はこう語る。「日本人がハリウッドで役者をやる場合、まず身長が問題になってきます。小出さんは175センチとのことですが、これはアメリカだと低いとみなされます。となると、演じられる役にも制限が出てくるのです。ただ、過去には身長が低くても主演に起用されたケースもあります。つまり、演技力でカバーすることも可能ということです。今後はまず語学力を磨くことが必要。そのかたらわら、オーディションを受ける日々が続くでしょう」心機一転、アメリカでの俳優復活を目指す小出。ピンチをチャンスに変え、ハリウッドデビューを果たせるのだろうか!?
2018年08月28日アイドルグループ・TOKIOの城島茂、長瀬智也が7日、都内で行われた「フォートナイト×TOKIO」CMプレス発表会に出席した。アメリカのゲーム会社であるEpic Gamesは、昨年7月より世界中で大人気のバトルゲーム『フォートナイト』を配信中。そんな同ゲームのイメージキャラクターにTOKIOを起用した新CM「しナイト」編が8月10日から全国で放映を開始し、TOKIOの4人がゲーム内のキャラクターに扮したコスプレ姿で同ゲームを楽しむという内容となっている。CMで着用したというキャラクターのコスプレ姿で登場した城島と長瀬。城島が「普段なかなかこういう格好はできないので楽しいですよ」と感想を。この日初めて報道陣に披露された同CMについて城島が「他のバージョンもありますが、自分たちが現場でゲームをやりながらカメラを回してもらいました。メンバー4人が揃うと子どもみたいに楽しんでゲームをしていたので、その楽しさが伝わっていると思います。自分たちが楽しんでいないと画面に出ませんからね」と自信を見せ、長瀬も「みんな弾けてましたよ。踊りもさせてもらいましたが、ジャニーズとかでも見なようなダンスで、頭のリミッターをカットしてみんなやっていた感じが面白かったです」と満足げだった。CMでTOKIOの4人が披露したエモートダンス。先のロシアW杯で、フランス代表のアントワーヌ・グリーズマンやイングランド代表のジェシー・リンガードがゴールを決めた時に同ダンスを踊って大きな話題を集めた。城島が「僕は結構肩を上げなくてはいけなかったんですが、左肩は上がるんですけど右肩が上がりにくくて(笑)。(スタッフから)もっと上げろと言われてそれが大変でした(笑)」と苦笑い。そんな城島に対して長瀬は「(城島は)今年で48歳で、五十肩だからね。でも、すごく頑張っていましたよ」と褒め称えながら、「我々も昔は踊っていたので、懐かしさもありました。一人ひとりバラバラでしたが、個性もあって面白かったです」と笑顔を見せていた。
2018年08月07日現在公開中の映画『空飛ぶタイヤ』の大ヒット御礼舞台挨拶が6月26日(火)、新宿ピカデリーにて行われ、主演の「TOKIO」長瀬智也、ディーン・フジオカ、本木克英監督が登壇。また、サプライズで長瀬さんと本木監督が劇場入り口にて、来場者の“お出迎え”も行い、観客絶叫となっていた。本作は、「半沢直樹」「下町ロケット」「陸王」などで知られる池井戸潤の初となる映画化作品。主演の長瀬さんを始め、ディーンさん、高橋一生ら日本を代表する豪華キャストが集結していることでも話題だ。6月15日に公開を迎えた本作は、3日間の累計興行収入3.4億超の大ヒットスタートとなり、観終わった観客からは「見応え抜群!あっというまの2時間」「勇気と元気をもらった」など絶賛の声が寄せられている。そんな公開前から熱い注目を集めていた本作。舞台挨拶では冒頭、長瀬さんが「多くの方々が大ヒットを喜んでいます。多くの方々に作品を観ていただけて嬉しく思います。みなさんのSNS活動のおかげです」と感謝を伝え、ディーンさんも「大ヒット御礼ということでめでたいです!こういう形で皆さんとお祝いできるのはとても貴重な体験。背中を押すような作品に参加出来て光栄」と笑顔で語った。また今回長瀬さんは、舞台挨拶前に劇場入り口で“初のお出迎え”&“大入り袋の手渡し”のサプライズを実施。このことについて長瀬さんは、「お客様の中には僕と気づかれていない方もいらっしゃった」と会場を笑わせつつ、「初めてのことなので、大入り袋を手渡すときに笑顔にキュンとなるのがうれしい」と感想を語る。するとすかさず、ディーンさんが「僕も間に合っていれば、長瀬さんの顔でキュンとできたのに」と悔しがる一幕も。そして、映画レビューサイトや映画評論家たちから、それぞれ新境地と思える役柄と絶賛の声が相次ぐ現状に、ディーンさんは「信念を貫く姿に明日頑張ろうという反応がうれしい。フーテンみたいな人生を送ってきたので、ちゃんとサラリーマンとして定職につく役柄なので、人間ってどんな環境においても揺れるし、消えない正義感や信念がある。車線変更している沢田が人間らしい。自分が演技をする中でいい経験をさせていただいた」と言うと、長瀬さんも「そういう言葉をいただけるのはうれしい。作品に携われてよかったと思う瞬間」「自分の中で新境地ということはなく、この作品でどうできるか。今年40歳になって、初めは社長という役柄が想像できなかったが、やるべきことをしっかりやったことがそういう風に伝わったのかなと思う」とコメント。最後には「この先に残っていくこの作品は僕とっても大切なもの。この作品を観てくれる方にとっても大切な作品になってくれると嬉しいです」とメッセージを寄せ、大歓声に包まれながら舞台挨拶は幕を閉じた。『空飛ぶタイヤ』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:空飛ぶタイヤ 2018年6月15日より全国にて公開予定ⓒ 2018「空飛ぶタイヤ」製作委員会
2018年06月27日映画『空飛ぶタイヤ』(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶が26日に都内で行われ、長瀬智也、ディーン・フジオカ、本木克英監督が登場した。同作は、『半沢直樹』『下町ロケット』『民王』など数々のヒット作を送り出し、ドラマ化される度に高視聴率を記録する作家・池井戸潤の同名小説を映画化。トラックの脱輪事故によってバッシングされた運送会社社長・赤松徳郎(長瀬智也)は、欠陥に気づき製造元・ホープ自動車を自ら調査するが、そこには大企業のリコール隠しがあった。公開10日間で動員65万人、興行収入は8億円を突破と、まさに「大ヒット」中の同作。ヒットを記念して、スクリーン入り口では、長瀬と本木監督が観客にサプライズで大入袋を配布した。まさか2人がいるとは思っていない観客は、長瀬の姿が見えると「うそ!」「ヤバイヤバイ!!」「すごくない!?」と絶叫、驚きすぎてしゃがみこんでしまう人もいた。一方で、長瀬に気づかずに袋だけを受け取ってしまい、本木監督に促され「ええっ!?」と漫画のように驚きを見せる人や、振り返って改めて驚く人も。長瀬はそんな観客にも「後で行くから!」と気さくに声を掛ける。握手を求める人も多かったために、スタッフが思わず「お触り禁止です!」と言うと、そのフレーズが気に入ったようで、自ら「お触り禁止! あとでゆっくりね!」と声をかけるなど、"神対応"を見せた。舞台挨拶では、「手渡す時に笑顔になると、キュンとしますね」と振り返った長瀬。スケジュールがギリギリで参加できなかったというディーンは「僕も、もう少し早く来れば長瀬さんからもらえたわけですね。キュンとできたのに」と羨ましがり、長瀬から「一緒に配ろうよ!」とつっこまれていた。作品のヒットについて、長瀬は「いろんな会社の人が喜んでいてよかった」と照れ笑い。「やれるべき事だけをやったつもりでしたが、ちゃんと観てくださってるんだなと伝わったんで、感謝しています」と語る。ディーンも、「だいぶフーテンみたいな人生を送ってきたので、大企業でちゃんとした社会の中で定職についているキャラクターを演じさせてもらえたことが、すごい意外だった」と振り返り、「人間は揺れてしまうけど、自分の中で消えない正義感や信念もある。車線変更を繰り返している沢田はすごく人間らしい。自分が演技をやらせていただく中で、すごくいい経験をさせてもらったと思います」と演じた役への思いを明かした。間近で長瀬とディーンを観た観客は興奮冷めやらぬ様子で、あちこちから「ディーン!」「智也!!」と声援が上がると、長瀬は周囲の女性観客に「まだ独身でございます」とアピールしていた。
2018年06月26日長瀬智也、78年生まれ。ディーン・フジオカ、80年生まれ。高橋一生、80年生まれ。共に30代後半の同世代にして、それぞれ第一線で活躍する三者が『空飛ぶタイヤ』で共演を果たした。ただし、「お久しぶりです」と言いながら、以前の共演ドラマ「ハンドク!!!」以来十数年ぶりの再会を喜んだのは長瀬さんと高橋さん。実は「はじめまして」なのは、ディーンさんと高橋さん。長瀬さんとディーンさんは撮影現場で顔を合わせているが、3人が揃うのは初めて。「共演者として3人で並べるのがいいですよね。十数年前と全く変わらない一生くんに会えたし、ディーンくんもそう。同世代として、活躍は見ていますから」と、長瀬さんがうれしそうに語る。撮影現場で3人が揃わなかったのには理由がある。池井戸潤の同名小説を映画化した『空飛ぶタイヤ』は、それぞれの立場で戦う者を描いた群像劇だからだ。1台のトレーラーが起こした脱輪事故をきっかけに、トレーラーを所有する運送会社の社長・赤松(長瀬さん)、トレーラーの製造元である大手自動車会社の社員・沢田(ディーンさん)、ある疑念の目を沢田の会社に向けるエリート銀行員・井崎(高橋さん)の物語が展開する。事故はなぜ起きたのか。その原因を突き止めたい赤松は調査を開始。彼の戦いは沢田や井崎にも波及するのだが、「僕は赤松のがむしゃらな戦い方が好きなんです」と長瀬さん。小さな運送会社の正義感溢れる社長について語る。「見ていて苦しいし、切ないし、救われてほしいとも思います。僕は演じる身として、そんな赤松が動物になっている瞬間を表現したかった。苦しみもがいていて、その場をしのぐしかなくて、格好つける暇なんてない彼の計算じゃない部分の心情に、僕自身もぐっときましたから」。そんな赤松と対峙する沢田を、「すごく人間的」と言い表すのはディーンさん。自社の闇に気づき始める沢田に理解を示す。「出世欲がないわけではないし、事故に対して悲しみを感じていないわけでもない。企業に生きる人間だけど、そのルールに反発する気持ちもある。ずっと車線変更を続けているんですよね。そんな沢田が赤松から、決断のパスをもらう。損得じゃないところからこみ上げる直感みたいな正義と、社会のルールや理性がクロスするところ。そこにいた彼が前に進もうとする。すごく生々しいですよね」。「それぞれの正しさがあり、その正しさが衝突し合うことで争いや対立が生まれてしまうるんでしょう」と三者の思いに向き合う高橋さんは、自身の立場で大企業の闇に迫る井崎の戦いをこう語る。「どこか自分にとって気持ち悪いと感じる部分がある、だからこそ何とかしたい。そういった感情を胸に奔走する人たちの物語であり、井崎もその1人なんです。上に歯向かうことになるかもしれないけれど、自分の中で何かが気持ち悪いから暴きたい、正しさを追求したい。なぜそうしたいのか?彼自身にも分かっていない部分はあったと思います」。それぞれの正義、それぞれの戦いがあり、人は正義を巡る戦いと無縁ではいられない。それは、3人の実人生にも言えることだ。「僕の正義は、すごくシンプルです」と、長瀬さんが口を開く。「いいものを作りたい。ただ、それだけ。でも、シンプルでいることが一番難しくもあるし、いいものを作るだけじゃ駄目なときもある。大人になるって、そういうことを知っていくことでもあるんですよね。自分の正義はもちろん、人の正義も理解できてしまうから苦しい。『うんうん、分かるんだよ』って」。「うんうん、分かるんだよ」と言いながら豪快に泣き真似をする長瀬さんに対し、「その通り過ぎて突き刺さりますね」と苦笑するディーンさん。高橋さんも「完全に同意です」と大きくうなずく。「それぞれの事情がありますから。たぶん20代前半のときには想像できなかったことを、いまなら『僕がこの人ならどうだろう?』と想像できてしまう。そうやって、対人関係も錬成されていくんでしょうけれど」。「みんな闘っているんです。そこが自分自身にもリンクするから、パワーが宿る。演じるって、そういうことですよね。説得力はごまかせない」と再び役に立ち戻り、自身の闘いから赤松の闘いに昇華させたものについて話す長瀬さん。等身大の赤松を演じられたのは、やはり40代を迎える自身の“いま”によるところも大きいようだ。もっとも、「『40歳になるから』とか、そういった気持ちはない」と言うが。「プロフィール上、その年齢になるだけ。体の変化はあるし、4Kも怖いけど(笑)。ただ1つ言えるのは、お芝居も音楽も年齢を重ねてからの方が楽しいということ。表現が豊富になってきているのは感じます。今日はどれをチョイスしようかなって、洋服を毎日選ぶ気持ちと似ているかもしれない」。長瀬さんを追う形で、ディーンさんと高橋さんも年齢を重ねる。「このまま楽しみ続けたいだけですね」と、まずはディーンさん。「役者の活動に限定して言うなら、求めてもらって全力でお手伝いをする立場。求められないと始まらないし、ただのエゴになってしまいます。そういった奇跡的なバランスあっての楽しみであり、クリエーションなんですよね。それが続くといいなと思いますし、仕事に対してパッションを持ちながら、家族に対してどう責任を果たすかの問題もある。その両立も重要です」。ディーンさんの言葉に続く形で、高橋さんが最後にこう締めくくる。「全くその通りで、年齢を重ねるほど、どんどん人間的なところに寄っていかないと、アウトプットもできなくなってきますから。何気ない生活が、これからもっと大事になってくると思います」。(text:Hikaru Watanabe)■関連作品:空飛ぶタイヤ 2018年6月15日より全国にて公開予定ⓒ 2018「空飛ぶタイヤ」製作委員会
2018年06月18日映画『空飛ぶタイヤ』(公開中)の公開記念舞台挨拶が16日に都内で行われ、長瀬智也(TOKIO)、ディーン・フジオカ、高橋一生、深田恭子、寺脇康文、阿部顕嵐(Love-tune/ジャニーズJr.)、六角精児、本木克英監督が登場した。同作は、『半沢直樹』『下町ロケット』『民王』など数々のヒット作を送り出し、ドラマ化される度に高視聴率を記録する作家・池井戸潤の同名小説を映画化。トラックの脱輪事故によってバッシングされた運送会社社長・赤松徳郎(長瀬智也)は、欠陥に気づき製造元・ホープ自動車を自ら調査するが、そこには大企業のリコール隠しがあった。70名近くの豪華キャストが集結した同作に、本木監督は「撮影が終わってから1年間、本当に大丈夫だろうかと、ヒヤヒヤしていました。ところが、誰一人問題を起こすことなくこの日を迎えられて、本当に嬉しいと思っています!」と感無量の様子。この言葉に、長瀬は苦笑のような複雑な笑みを浮かべ、頷いていた。さらに本木監督が「企画当初は非常に難しい問題を扱ってるし、話は重いし、やめたほうがいいんじゃないの大変だったんです。まさかこんな風に初日が迎えられるとは」と明かすと、長瀬は「問題もなく!」と苦笑しながら公開を喜ぶ。舞台挨拶の最後には、本木監督から長瀬にサプライズで手紙が贈られた。本木監督は「そもそもこの映画は、あなたが赤松徳郎を引き受けてくれたから出来上がったのだと思います」と感謝。「重く厳しい題材であることと、70名あまりの登場人物が入り乱れ、ともすれば複雑になったまま終わってしまう可能性もあったため、あなたがもしエキセントリックなキャラクターで主役・赤松徳郎をとらえているなら、私は監督を断ろうと思っていました」と告白する。「浅はかな先入観はすぐに吹き飛ばされた」という監督。「常に映画全体を繊細に考える、主役とはかくあってほしいと感心するばかりでした」と長瀬との撮影の日々を振り返る。「撮影の最終日、『これでしばらくアイドルに戻ります』と現場を笑わせて去って行きました。今、私は思います。あなたはもうアイドルに戻らなくていい。俳優・長瀬智也が次はどんな役柄に挑戦するのか、次が見たい。心からそう思います」と熱い言葉を贈った。長瀬は「心に響くものがありました」と監督の言葉に感動。「思ったことは素直に言っちゃうので、失礼なことも多々あったかなという反省はあるんですけど、監督の器の大きさと、キャリアもありますし、思いがあったからこそ、思いっきりできた」と改めて感謝の気持ちを表した。
2018年06月16日映画『空飛ぶタイヤ』(公開中)の公開記念舞台挨拶が16日に都内で行われ、長瀬智也(TOKIO)、ディーン・フジオカ、高橋一生、深田恭子、寺脇康文、阿部顕嵐(Love-tune/ジャニーズJr.)、六角精児、本木克英監督が登場した。同作は、『半沢直樹』『下町ロケット』『民王』など数々のヒット作を送り出し、ドラマ化される度に高視聴率を記録する作家・池井戸潤の同名小説を映画化。トラックの脱輪事故によってバッシングされた運送会社社長・赤松徳郎(長瀬智也)は、欠陥に気づき製造元・ホープ自動車を自ら調査するが、そこには大企業のリコール隠しがあった。銀幕デビューとなった阿部は、「小さい頃からテレビで見ていた方達なので、今もまだテレビを見ているような気分です」と豪華共演者に驚く。「僕自身、昨日映画館に足を運んで、実は観させていただいて。グッズも全部買いました」と報告すると、先輩である長瀬も「すげえ!」と喜んでいた。出演者陣が「大逆転した話」を披露するテーマトークでは、長瀬が「阿部くん、今目をかいたのは『思いついたよ』ってことだよね。僕はわかってるよ?」と指名。阿部が「私事なんですけど、この前朝早くからお仕事をさせていただくときに、私服から衣装に着替えようと思って行ったら、衣装さんから『Tシャツ反対だよ?』と言われて、後ろと前と、裏と表とが大逆転してました」と、物理的な大逆転エピソードを披露する。周囲の俳優陣が「うまいねえ!」と褒めたために、阿部も「やった!」と嬉しそうな様子に。本木監督から「今日は阿部顕嵐くんのおじいちゃんおばあちゃん、ご家族も見に来ていらっしゃる」と紹介されていたため、寺脇は「おばあちゃんにそういう育てられ方をしたわけではない?」と確認し、長瀬は「かわいらしいですね」と頷いていた。本木監督が長瀬にサプライズの手紙を読む際には、マイクを支えてサポートした阿部。フォトセッション時には、寺脇&監督から肩を組まれ客席から歓声が上がるなど、周囲からあたたかく見守られている様子だった。
2018年06月16日