●「年齢を重ねていくといろんな役ができる」役の広がりを実感アメリカと日本の2拠点生活から、今年1月に本格的に拠点を日本に移した俳優・小出恵介。2月20日には40歳の節目を迎え、改めて日本での活動に力を入れていく覚悟だ。5~6月には主演を含む3つの舞台に出演予定。7月には主演映画『愛のぬくもり』が公開される。小出にインタビューし、それぞれの舞台への意気込みや俳優業への思いを聞いた。――主演舞台『ジャック・モーメント』が6月5日~9日に東京・六行会ホールで上演されます。1960年のシカゴを舞台にした、ギャングスターになってしまった青年ジャックの物語ですが、オファーを受けた時の心境をお聞かせください。ありがたいことにいろんなオファーが続いていて、スケジュール的にできるかできないかというところから始まったのですが、台本を読んで面白そうだなと思ったので、ぜひ出演したいなと。主人公ですが、自分がたくさんしゃべるわけではないという役で、それをどう成立させられるのか楽しみです。――主人公ですが、あまりしゃべらない?自分がガンガンしゃべって空気を作っていくというわけではなく、細かい会話が多いので、役としてどういう風にそこにいるかというのが問われるなと感じています。――台本を読んで面白そうだなと感じたのは、その部分でしょうか。そこもですし、ハリウッド映画の主人公みたいな気分になれそうだなと(笑)。レオナルド・ディカプリオとかマシュー・マコノヒーとか、そんなイメージを勝手に膨らませていて、ハリウッドのクライム映画のような感じを楽しみたいと思っています。――普段の生活とはかけ離れている世界に飛び込む感じですね。そうなんです。思い切り楽しめそうだなと思っています。アメリカのシカゴの話なので、そういう部分では自分のアメリカ生活も活かせるなと。風土というか匂いは、こういう感じだよなというのがわかるので。――演じるジャックはあまりしゃべるキャラクターではないとのことですが、今の時点でどのように演じようと考えていますか?受けっぽい役ですが、肝のところでみんなを操って自分の思い通りにさせている感じがあるので、そういう駆け引きを大切にしたいなと考えています。あと、なんだかんだでみんなに好かれていて助けてもらっている役柄な気がするので、コイツだったら助けてやるよな、と思わせられる何かを見つけて役を作っていけたらと思います。――5月2日~4日には東京・北沢タウンホールで音楽劇『瀧廉太郎の友人、と知人とその他の諸々』が上演されます。タイトル通り作曲家・瀧廉太郎さんと友人、知人たちとの物語で、小出さんは文部省の役人・野口貞夫を演じられますが、意気込みをお聞かせください。割と真面目な話でセリフもカチッとしているので、僕の中では朝ドラだなと(笑)。そういう意識で臨もうと思っています。――野口さんをどう捉えて、どう演じようと考えていますか?ほかの人たちはアーティストで僕は官の人間で、対比的な役柄なので、ガチガチに固いのかなと思って台本を読んでみると意外と抜けている人だなと。固い立ち位置だけど抜けているという落差があって、物語の中でカンフル剤のような役割を求められている気がするので、抜けていて面白いという、そこを表現できたらなと考えています。――クスっと笑えるシーンに?そうなると思います。僕の役は客席も出演者も緩ませられるポジションだと思うので、そこをしっかりと演じられたら。――5月17日~19日に埼玉・富士見市民文化会館 キラリ☆ふじみ メインホールで上演される『赤いハートと蒼い月』は、中国・天津を舞台にした視覚障害者の日本人女性を主人公とする物語です。本作の魅力はどのように感じていますか?主人公の鈴木耀子さんは実際にいた日本人の女性がモデルとなっていて、自分と同じように視覚障害を持つ中国人に日本語を教えたいと思い立って働きかけていくという、すごくいい話です。悪戦苦闘する日々を描いていて、国を超えて挑戦する大変さは、僕も違う形ですが味わっているので、そういう部分でも出演したいなと思いました。――小出さんが演じる役についてもご説明をお願いします。日本人の松井重雄という役で、僕の役は視覚障害者ではありません。僕より年上の42~43歳ぐらいの設定で、年下の主人公を陰から支える優しいおじさんなのですが、こういう役は今までやってこなかったので、年齢を重ねていくといろんな役ができるなと。こういう役がこれから増えていくと思うので、しっかり演じられるようにならないといけないなと感じています。●ミュージカルにも意欲「ブロードウェイの作品を見てイメージが覆った」――お話を聞いていると、3作品全く違う役柄ですね。そうなんです。今まで演じたことがない役柄なので、挑戦するという感じですし、ストックになっていくと思います。演技の幅も広がっていくといいなと思います。自分がこれからどこに行き着くのか全くわかりませんが、まだまだ可能性があるというか余白があると思うので、これからもあまり決めつけずに、いろんなことに挑戦していきたいです。――3作品の間があまりなく大変そうですが、そこで鍛えられる部分もありそうでしょうか。今絶賛3本覚え中ですが、3本の台本を入れるというのは初めての挑戦で楽しいです。稽古も丸々1カ月はできないので、少し短めの稽古の中で作品を作っていくことになるので、すべてが良い経験になっていくと思います。――舞台に関して今後挑戦したいことはありますか?役者としての幅を広げるためにも、今までやってこなかったミュージカルにも挑戦したいなと思っています。音楽劇は経験があって歌ったことはありますが、本格的なミュージカルはやったことがないので。――ミュージカルに挑戦してみたいと思ったきっかけがあったのでしょうか。ニューヨークにいるときにたくさんブロードウェイの作品を見て、ミュージカルのイメージが覆り、すごく魅力的に思えるようになったので、挑戦したいなと思うようになりました。――具体的にブローウェイのミュージカルのどこに魅力を感じましたか?自分が抱いていたミュージカルのイメージと違って、すごくかっこよかったんです。それまでは敬遠していましたが、自分の幅を広げるという意味でもこれから挑戦できたらなと思います。歌って踊ることができて損はないと思いますし。――7月には主演映画『愛のぬくもり』が公開されます。男女の入れ替わりから始まる奇想天外な恋愛映画で、主人公の小説家・たかし役を演じられていますが、この作品はどんな経験になりましたか?これもまた挑戦的な仕事になりました。内容的にも自分の殻を破った気がしています。別に殻があったわけではないですが、今までやったことがないことにチャレンジしているな、という感覚が強いです。いろいろな役を演じさせてもらって、チャンスをいただいている気がしていて、これからも、こういう役者だよねという固定イメージではなく、可能性を広げていけたらうれしいです。――具体的に挑戦してみたい作品や役はありますか?ライトなコメディやラブストーリーもやりたいですが、基本的にはオファーをいただいたものが出会いかなと思います。今はそれを信じて挑戦していくというスタンスで、そうやって経験を積み重ねて魅力的な役者になっていけたらと思います。■小出恵介1984年2月20日生まれ、東京都出身。映画『パッチギ!』(2005)で注目され、その後数々の話題作に出演。2018年10月に米ニューヨークに拠点を移し、2020年には日本での芸能活動を再開。2021年7月にABEMA『酒癖50』で4年ぶりにドラマ復帰し、2023年2月には主演映画『銀平町シネマブルース』で本格的に映画復帰を果たした。2024年からは活動拠点を日本に戻し、舞台にも精力的に出演。5月2~4日に『瀧廉太郎の友人、と知人とその他の諸々』、5月17日~19日に『赤いハートと蒼い月』、6月5日~9日に主演舞台『ジャック・モーメント』に出演する。7月には主演映画『愛のぬくもり』が公開。また、4月6日にファンクラブ「Keisuke Luncheon Klub ~Universal Axis~」を開設した。ヘアメイク:永瀬多壱スタイリスト:佐々木敦子
2024年05月01日●チャレンジ精神が強い40歳に「ワクワクしている自分がいる」アメリカと日本の2拠点生活から、今年1月に本格的に拠点を日本に移した俳優・小出恵介。2月20日には40歳の節目を迎え、改めて日本での活動に力を入れていく覚悟を決めた。そして、ファンクラブ開設も発表。5年超のアメリカでの経験を活かして、これから海外にチャレンジしたいと考えている人たちの背中を押すコミュニティにもしていきたいという。小出にインタビューし、40歳を迎えた心境や今後の抱負など話を聞いた。――本格的に拠点を日本に移した思いをお聞かせください。昨年から日本に拠点を移しつつありましたが、お仕事関係の方や知り合いと話していると、皆はまだ僕がアメリカにずっと住んでいると認識しているような気がして、ここでしっかりと日本にいるということをお伝えできたらと。また新たに日本で頑張っていくぞという強い気持ちで、本格的に拠点を移しました。――40歳を迎えていかがですか?自分が40歳というのが信じられないですね。この仕事をさせてもらって20年ぐらい経ちますが、自分が思い描いていた40歳とは違います。もっと大人っぽい40歳を想像していました。40歳は大台感もありますが、あと30年ぐらい役者として仕事をしたいと思うとまだ折り返してないなと。そう考えると、まだまだできそうだなという感じがします。――まだまだここからだぞと?そうですね。ブランクがあった分、いわゆる仕事疲れ、業界疲れみたいなものがないんです。だから、また0から積み上げていくという感じなので、たくさん走れそうです。――思い描いていた40歳と違うとおっしゃっていましたが、仕事面ではいかがでしょうか。もっとベテランっぽくて、仕事を絞ったりするような40歳を思い描いていましたが、いろいろな都合や生活の変化を経て、ここからチャレンジしていくという強い気持ちを持ったまま40歳を迎えました。フレッシュな気持ちもありつつ、ある程度のキャリアも経験させていただいている、ちょっと不思議な状態なんだろうなと思います。――あえて挑戦心を持ち続けようという意識もあるのでしょうか。自然に、ですね。前だったら選んでなかったかもしれないジャンルや役柄にも挑戦したいと思うようになりました。そうすることで違うスキルが身について幅が広がるのではないかという期待もあり、楽しみだなとワクワクしている自分がいます。――フレッシュな気持ちというのは、活動休止されていた時期もあったからこそ?そうですね。あのまま進んでいたらベテランっぽい風を吹かせていたかもしれません。チャレンジ精神が強いフレッシュな40歳になり、今の状態がありがたいし、面白いなと感じています。○ファンクラブを通じてアメリカでの経験も「お伝えできたら」――4月6日12時からファンクラブが始動しますが、開設を決めた思いを教えてください。ここからまた新たなスタートを切るタイミングで、事務所の方からの提案もあってファンクラブを開設することにしました。アメリカ生活で培ったものを日本で活かしていけたらという思いもあり、そういう発信をするのにもいい場所だなと思います。――ファンクラブ名は「Keisuke Luncheon Klub ~Universal Axis~」に。「Universal Axis」というテーマには、国を超えた(universal)視野に基づく個の軸(axis)を形成する環境を作るという意味が込められているそうですが、このテーマを掲げた思いをお聞かせください。未来を考えて国際的なビジョンも持ちたいと考えた時に、自分は何かしら活かせるものがあるなと。アメリカで生活してきて、あらゆる日本との違いが新鮮に感じたので、そういった経験をお伝えできたらなという思いがあります。――5年超のアメリカ生活でご自身はどう変化したと感じていますか?こうでなきゃいけないという部分が減りました。向こうは年齢をあまり話題にしないですが、日本はこの年齢だったらこうあらねばいけないという、求められる役割が多い気がします。その物差しが窮屈に感じるというか、もっと自分のやりたいことをやりたいようにやっていいなと思うようになりました。――何歳からでもチャレンジしていいんだと思えるように?向こうは勇気を出してチャレンジするのではなく、それが当たり前なんです。例えば、向こうの演技の学校に行ったら、60~70歳の方も多くて、第二の人生で役者を始めるんだと。自分もそういう人たちを見て影響を受けていると思います。40歳になったからこうあらねばいけないと縛られていないのは、そのおかげかもしれません。●幅広い仕事に意欲テレビに映る姿も「もう一度見ていただきたい」――新たなスタートを切る40歳とのことですが、どんな一年にしたいと考えていますか。いろいろな仕事がしたいですし、またテレビの仕事もさせていただきたいなと。去年ぐらいからそういう話が少しずつ出ていて、今年出られたらうれしいなと思っています。――やはりテレビのやりがいは大きいのでしょうか。そうですね。自分が主に活動していた場所の1つなので、そこで自分の姿を絶対にもう一度見ていただきたいいですし、活動の幅という部分でもまたやれたらいいなと。最近は配信系も増えていてそれぞれの魅力がありますが、テレビにはテレビにしかない魅力があると思うので。――テレビ離れと言われていますが、テレビの反響は大きいですよね。大きいと思います。そして、お茶の間というのは、サブスクリプションとは違う場所な気がします。○舞台のやりがいも実感「本番の醍醐味がすごくある」――近年は舞台や映画で活躍され、今年は5~6月に3つの舞台に出演されます。舞台のやりがいはどのように感じていますか?舞台に復帰したのが2022年の『群盗』という作品で、久々の舞台だったので最初は緊張しましたが、本番の醍醐味がすごくあるなと感じました。お客さんの空気を感じられるというのもうれしいですし、撮り直しができないという意味では映像より厳しいなと。何があっても進めないといけないという覚悟が必要ですよね。――撮り直しができないという舞台の厳しさによって鍛えられた部分はありますか?舞台を重ねているとたくましくなるなというのはすごく感じています。いろいろな役柄にも挑戦させていただき、それがストックになっていきますし。あと、舞台は全身を使って表現するので、全てを見られているという緊張感もあります。映像と舞台でコツが違うので、両方ともずっと関わらせていただきたいです。――3本の舞台はあまり間がないので、準備が大変そうですね。今絶賛3本覚え中ですが、3本の台本を入れるというのは初めての挑戦で楽しいです。新しい挑戦は楽しいので。――先ほど40歳の抱負を伺いましたが、さらにその先をどのように思い描いていますか?魅力的な役者になっていきたいです。そのためにもいろいろな経験をして、演技の表現に乗せていけたらなと思います。――今はフレッシュ感が強いとのことですが、いずれはベテラン感も出ると思いますか?無理に若くいようとする必要はないので、いずれはそうなると思いますが、今は謎の新人感がありますね。全部にウキウキワクワクしていて楽しめていて、その気持ちも大事だなと感じているので、これからもそれは持ち続けたいです。●結婚で意識変化「もっと立派にならないといけないなと」――昨年1月に結婚されてから1年経ちましたが、結婚後の変化もお聞かせください。頼りになる人間でいなきゃいけないという自覚が芽生えました。自分だけだったらいろいろな意味で楽ですが、結婚してからはちゃんとしなきゃいけないという思いが出てきて、それがいい形で自覚に繋がっている気がします。――仕事にもプラスになっているなと感じる部分はありますか?1人の時よりも仕事に集中しやすくなりましたし、やる気も高まった気がします。家を代表するという風に考えると、もっと立派にならないといけないなと感じています。○海外生活を経験し「挑戦へのハードルが下がった」――今後の活躍を楽しみにしているファンの皆さんへメッセージをお願いします。ファンクラブは初めての経験ですし、これからもいろいろ新しいことに挑戦していけると思うので、ファンの方にも楽しんでいただけたらうれしいですし、自分自身も変化していく自分に置いていかれないようにしないといけないなと思っています。――ファンクラブではいろいろなコンテンツやイベントなどを計画されていくそうですね。せっかくこういう場所を設けるので、いろいろな機能を足していけたらなと思っています。そして、海外に挑戦するハードルを下げられたらいいなという思いが強くあり、日本から海外に行く人のことを応援したいなと。海外に挑戦したいという思いはあっても踏み込めない人がけっこういる気がしていて、後押しできたらと思います。――奨励したいという思いが強いというのは、アメリカでの経験がご自身に与えた影響が本当に大きいんだなと感じます。30代中盤で5~6年間過ごし、そこで形成された部分は大きいと思います。年齢にとらわれなくなったというのもそうですし、国を超えて挑戦するのは当たり前のことなんだという意識になりました。――挑戦するハードルが下がったというか、何でも挑戦できるというマインドに?一番大きい挑戦をしたので、臆病でなくなったというのはありますね。視野も広がり余裕も出て、挑戦へのハードルは下がった気がします。自分にとってとてもいい経験になったので、海外に行きたいと思っている方はあまり構えずぜひ挑戦してほしいです。■小出恵介1984年2月20日生まれ、東京都出身。映画『パッチギ!』(2005)で注目され、その後数々の話題作に出演。2018年10月より米ニューヨークに拠点を移し、2020年より日本での芸能活動を再開。2021年7月、ABEMA『酒癖50』で4年ぶりにドラマ復帰。2023年2月には主演映画『銀平町シネマブルース』で本格的に映画復帰を果たし、同年6月公開の映画『魔女の香水』にも出演。舞台にも精力的に出演し、今年は5月2~4日に『瀧廉太郎の友人、と知人とその他の諸々』、5月17日~19日に『赤いハートと蒼い月』、6月5日~9日に主演舞台『ジャックモーメント』が控えている。ヘアメイク:永瀬多壱スタイリスト:佐々木敦子
2024年04月06日今回、お店をご紹介してくださるのは……【茶禅華】川田 智也氏1982年生まれ、栃木県出身。物心ついた頃には担々麺、麻婆豆腐、棒棒鶏などの四川料理が好きで、幼稚園の卒園アルバムには既に「料理人になる」と書いていた。2000年にアルバイトとして【麻布長江】に入門し、2002年に入社。10年間の研鑽を同店にて積む。その後、日本食材を活かす技術を学ぶべく【日本料理龍吟】に入社。台湾店である【祥雲龍吟】の立ち上げにも参加する。帰国後、準備期間を経て2017年2月【茶禅華】をオープン。川田 智也氏がオススメするお店石川・金沢【片折】オススメの理由「北陸の食材の天性をとてもよく感じる料理をいただけるからです」片折【エリア】兼六園周辺【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】30,000円 ~【ディナー平均予算】30,000円 ~川田 智也氏がオススメするお店石川・野々市【すし処めくみ】オススメの理由「北陸の魚介を生かした寿司に感動しました」すし処めくみ【エリア】野々市市/白山市【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】10000円【ディナー平均予算】23000円【アクセス】額住宅前駅 徒歩24分川田 智也氏がオススメするお店富山【御料理ふじ居】オススメの理由「富山ならではの繊細な料理と力強い料理を両方いただけるからです」御料理ふじ居【エリア】富山市その他【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】15000円【ディナー平均予算】25000円【アクセス】富山駅~川田 智也氏より~「大変な状況だと思いますが、一日も早い復興をお祈り申し上げます。」ご紹介してくださった【茶禅華】川田さんの店舗情報茶禅華【エリア】広尾【ジャンル】中華料理【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】35000円【アクセス】広尾駅 徒歩10分※推薦されたお店の営業状況は店舗様にお問い合わせください
2024年03月31日株式会社どこでもスタディ(本社:大阪府箕面市、代表者:阿部 裕三)は、当社が運営するプログラミングスクール「箕面プログラミングキャンプ」の受講生・小川 智也さん(小学6年生)が、2024年2月25日に開催された「Tech Kids Grand Prix 2023」にて、7,391件のエントリーの中から優勝したことをお知らせいたします。■小川 智也さん優勝コメント・優勝の喜び最後の最後まで名前が呼ばれなかったので、東京まで来て受賞なしで帰るのは少し辛いなと思っていました。でも、最後に名前が呼ばれ、とにかくホッとしました。・今後の目標この大会だけで終わらせずに、Under22等の他の大会でも優勝を目指して頑張っていきたいです。・全国の小学生(プログラマー)に伝えたいこと誰が見ても使いやすいソフトの作成を目指してほしいです。他の人が使うことを前提に制作を進めていくことが素晴らしい作品を生み出し、良い結果にもつながると思います。小川 智也さんブログ: 小川 智也さん■小川 智也さんの作品「いえPay」について子どものお小遣い受け取りやスモールビジネスにおいて、キャッシュレスで金銭のやりとりが可能なアプリ「いえPay」を制作。お小遣いを受け取る子どもや店舗が利用者の二次元コードを読み取ると、WEBサーバー(Apache&PHP)にトランザクションリクエストが送信され、データが更新されることで、利用者のアプリ内でも残高・履歴が更新される仕組みとなっています。直観的に使えるようなシンプルなデザインである上、WEBアプリであるため、古いスマートフォンでも使用でき、幅広い方に使用いただけます。いえPayロゴ&操作画面■Tech Kids Grand Prix 2023概要「Tech Kids Grand Prix(テックキッズグランプリ) 」は「21世紀を創るのは、君たちだ」というスローガンのもと、Tech Kids Schoolが主催する小学生を対象としたプログラミングコンテストです。2018年に初開催以降、延べ12,000名以上の小学生が参加しており、2023年は過去最多の7,391名がオリジナル作品をエントリー。全国の各エリアで開催される予選を突破した代表選手合計10名が、東京渋谷で行われた本選考に臨みました。本選考では「ビジョン(掲げる夢や実現したい世界観)、プロダクト(夢を実現するクリエイティブなアイデアとそれを体現した作品)、プレゼンテーション(自身のビジョンやプロダクトを社会に発信していく姿勢)」の3つの観点で審査が行われ、全国No.1小学生プログラマーが決定されました。コンテスト特設サイト: コンテストの様子 : (1:13:53~小川 智也さんプレゼン)※転載元:「Tech Kids School小学生のためのプログラミングスクール(@techkidsschool)」YouTubeチャンネル『2023年度 No.1小学生決定! 小学生のためのプログラミングコンテスト「Tech Kids Grand Prix 2023」本選決勝プレゼンテーション』■箕面プログラミングキャンプについて当社は子どもたちの学年はもちろん、個々の興味やスキルに合わせたカリキュラムを提供。発想を形にする力やチャレンジ精神を育みながらプログラミングに取り組めます。現役エンジニアや元専門学校の教師といったプログラミングに精通した講師が在籍しており、対面授業による細やかな対応が可能。大人向けコースもご用意しており、リスキリングにも最適です。【子ども向けコース】小・中学生を対象としたコースです。ゲームやドローンなどを通じて、楽しくプログラミングを学べます。標準スケジュールを元に、個人の進み具合に合わせて授業内容を変えていきます。【大人向けコース】プログラミングの基礎から応用までを学ぶコースです。少人数授業と個別授業をご用意しており、ご自身に合ったものを選択いただけます。プログラミングを学ぶだけでなく、アプリ制作サポートや業務改善などの講習も行っています。■会社概要会社名 : 株式会社どこでもスタディ電話番号: 072-723-7667代表者 : 阿部 裕三 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月22日11月7日の昼過ぎ、Tシャツ、デニムにサングラスとキャップ姿の長瀬智也(45)がひとりで都内の定食店に入っていった。黒のTシャツには「Kode Talkers」の文字がプリントされている。これは今年結成された彼の所属するバンド名だ。キャップの後ろからは長く伸びた髪が出て、以前よりさらにワイルドな雰囲気にーー。「この店は夜は居酒屋、昼はしょうが焼きが評判の定食屋です。どのメニューも1千円以下で食べられる人気店で、長瀬さんはよく来ていますよ」(常連客)客が長瀬だけになると店員がのれんを下げて、貸し切り状態に。2時間ほどたって、店主と挨拶を交わしながら笑顔で店を後にしていた。翌8日、TOKIOの国分太一(49)が自身のXを更新。《1日遅れてしまった!誕生日おめでとう!昔も1日遅れのこんなメッセージあったかもな》《お互いおっさんになりましたな~素敵な年になりますように!》と長瀬にメッセージを送っていた。そう、11月7日は元メンバー・長瀬の誕生日だったのた。「長瀬さんといえば、退所前は何度も誕生日にデート現場を撮られていました。記念日を大事にするタイプなのでしょう」(スポーツ紙記者)そんな長瀬が誕生日に“ぼっち飯”ーー。実は、それにはとあるワケがあるという。長瀬の知人はこう語る。「少し前から『女性がちょっと信用できなくなった』と嘆いていたそうです。というのも、仲のよい女性からある日突然、付きまといのようなことをされたそうで“今はまったく恋愛する気分ではない”と話していたと聞いています」そのため、長瀬はもっぱら趣味にハマる日々だという。「“毎日、バイクに乗っているのが楽しい”と言っていたそうです。気心の知れたバイク仲間が何人かいるそうで、よく一緒になじみの店に出かけているようです。また、長瀬さんは格闘技も好きで、10月中旬には長州力さん(71)とともに、総合格闘技をテーマにしたレストラン『ステーキハウスリベラ』へ行き、一緒に食事していました」(前出の知人)ドラマ『池袋ウエストゲートパーク』(TBS系)など、最近は彼の過去の出演作品が配信で見られるようになり、SNSでは役者復帰を熱望する声も多いがーー。「実際、長瀬さん本人にそうした仕事のオファーも複数届いているようです。ただ、本人は『今は音楽だけに専念したい』とかたくなに断っているといいます」(制作関係者)誕生日の“ぼっち飯”でも趣味と音楽で心の中はホットのようだ。
2023年11月15日映画『サラバ静寂』『転がるビー玉』『異物 -完全版-』など、独自の世界観を生み出す作品で海外でも注目を集める宇賀那健一監督の最新作で、田辺桃子、小出薫、森田想がトリプル主演する『愚鈍の微笑み』の劇場公開が決定した。森の中の小屋に集う、幼なじみのマナ、ナナミ、ユカ。いつもと変わらぬ風景。山も川も、樹々の間から降り注ぐ日の光もいつもと同じ。バーベキューで肉を焼き、大好きなお酒を飲み、マクドナルドのハンバーガーを奪い合う。音楽を掻き鳴らして楽しく踊る3人だが、時よりふと不穏な空気が見え隠れするのだった。その後、3人のもとに大きな飛行機の音が近づいてきて、「早く逃げなさい」と叫ぶ自衛隊員とすれ違う。果たして、彼女達が見せる選択とは――?本作は、宇賀那監督が反戦をテーマに描いたファンタジー映画。マナ、ナナミ、ユカの幼なじみ3人が森の中の小屋でいつもと変わらない日常を過ごす中で、ある選択をしていく物語。しっかり者のマナを、主演ドラマ「癒やしのお隣さんには秘密がある」が現在放送中、『ラーゲリより愛を込めて』『とんび』などに出演してきた田辺桃子。ルーズなナナミを、宇賀那監督の『異物-完全版-』で初の主演に抜擢され、公開待機作多数の小出薫。天然で明るいユカを『アイスと雨音』『レジェンド&バタフライ』『わたしの見ている世界が全て』などの森田想が演じる。本作に対し、田辺さんは「異質で、コミカルで切なくて、ずっと見ていたいような瞬間を詰め込んだ60分」、小出さんは「仲間たちや家族と美味しいものを食べながら笑い合う時間が急に愛おしすぎるものに感じました」、森田さんは「迫られている焦燥感のなか少女たちが溜め込んだ想いも、物語に乗せれたと思います」とそれぞれの形でコメント。脚本も手掛けた宇賀那監督も「それこそが私たちに出来る唯一の抵抗なのかもしれない。この映画が誰かの心に触れられたらいいなと思っています」と、本作への強い思いを語っている。キャスト&監督コメント全文田辺 桃子(マナ役)『愚鈍の微笑み』のこの世界感とキャラクター達の個性的で心地いい時の流れに自分も溶け込んで参加できたことを本当に嬉しく思います。以前、宇賀那組の『異物-完全版-』でご一緒した薫さんと、友人の想と共演できたのもご縁を感じました。私が演じさせていただいた「マナ」は真面目で、冷静に考えながら周りの人を前向きに引っ張っていく性格で、3人のバランスをとる役割でもあり、私もマナの前向きさにセリフを言いながら背中を押されていました。異質で、コミカルで切なくて、ずっと見ていたいような瞬間を詰め込んだ60分、是非楽しんでもらえたら嬉しいです。小出 薫(ナナミ役)ある日、突然日常が変わる。それを何かや誰かによって本当に突然奪われてしまったとしたら、そこに湧いてくる感情は怒り? 哀しみ? それとも憎しみ? 最初に脚本を読ませていただいた時、宇賀那監督の真っ直ぐな眼差しに胸がキュッと締め付けられました。仲間たちや家族と美味しいものを食べながら笑い合う時間が急に愛おしすぎるものに感じました。きっと、大事な人に伝えたい事はどんな時代でも、いつだって同じな気がします。そんな事を思いました。森田 想(ユカ役)ユカ役を演じました、森田想です。撮影のある二日間、役と同化すると自然と現実離れした気持ちで、時間というものが惜しくなる瞬間がありました。迫られている焦燥感のなか少女たちが溜め込んだ想いも、物語に乗せれたと思います。唯一無二な宇賀那さんワールドに参加出来たことも、桃子ちゃんと薫さんと手を取り合った時間も、とても嬉しい出来事でした。公開が楽しみです。是非ご期待ください。宇賀那健一(監督・脚本)地震もパンデミックも戦争も、少し前までは自分に降りかかることのない出来事だと思っていた。でも、そんなわけがない。私たちは全てが起こり得る可能性を持った中、綱渡りで生きているのだ。それでも私たちは、たとえそれに気づいた後でも何も気づかないふりをして、あえて薄ら笑いを浮かべながら下らない会話を繰り出す日常を続ける。それこそが私たちに出来る唯一の抵抗なのかもしれない。この映画が誰かの心に触れられたらいいなと思っています。『愚鈍の微笑み』は2023年、劇場公開予定。(シネマカフェ編集部)
2023年08月24日●演技の楽しさを改めて実感「作り上げていく過程も楽しい」2020年に日本での芸能活動を再開し、アメリカでの演技の勉強も活かして真摯に作品作りに向き合っている俳優の小出恵介。6月21日~25日には、東京の座・高円寺1で上演されるチーズtheater 第7回本公演『ある風景』で主演を務める。小出にインタビューし、孤独死をテーマにした本作で感じたことや今の俳優業への思い、そしてアメリカ・ニューヨークとの二拠点生活、結婚後の変化など話を聞いた。同舞台は戸田彬弘作・演出で、母を孤独死させてしまった子供たちとその家族を描く。鈴木家の母・陽子は夫・龍雄と地方で暮らしていたが、認知症を発症した龍雄が他界。その1年後の2019年お盆に、それぞれバラバラの地域で暮らしている長男・肇、長女・南、次女・夏が久しぶりに帰省するが、時は流れ2023年冬、陽子が1人自宅の風呂場で孤独死しているのをご近所の近藤が発見する。小出は長男・肇を演じ、孤独死した母・陽子役を読売演劇大賞優秀女優賞受賞のみやなおこが務める。――本作のオファーを受けたときの心境からお聞かせください。昨年お話をいただき、今年の頭にチーズtheaterさんのお芝居を拝見したときに、僕が今まで見てなかったような新しい演出や世界観に興味を持ち、参加してみたいと思いました。――孤独死がテーマの作品ですが、その題材についてはどう感じていますか?コロナ禍における孤独死というのは今の時代の新しい問題で、扱うのが難しいセンシティブな題材だと思いました。僕が演じる肇は3兄妹の長男で、母親の孤独死をどう受け止めるかという役柄なのですが、自分にその経験がないので難しさもあるなと感じました。――稽古している中で学びや気づきなどありましたら教えてください。今の日本の社会的な背景がリアルに描かれているので、僕も演じながら今の日本について学んでいる気がします。人との会話や距離感など、今ってこうだよなと感じるところが多いです。――ご自身に当てはめて孤独死について考えることはありますか?自分のことを考えて孤独死は嫌だなと思いました。自分は子供と離れ離れにならず、そばにいて看取ってもらいたいなと。人生100年時代と言われ寿命が延びていく中で、最期をどう迎えるかというのも変わっていくのかなと思ったり、いろいろ考えました。この作品ではお父さんが65歳で認知症になるのですが、僕の父も65歳なので、いつそういうことになってもおかしくない年齢なんだなと思いました。――今回の作品で老後について考えることで、少しは心の準備ができるものでしょうか。それはあると思います。これまであまり考えたことがなかったですが、作品を通して考えるようになり、心の準備になるのかなと。――2020年に日本での活動を再開されてから、いろいろな作品に出演されていますが、俳優業に対して今どのような思いでしょうか?改めて演技の楽しさを感じていますし、演じることが向いていると感じることも出てきました。――どのようなときに演じるのが向いていると感じましたか?またいろいろと作品をやらせていただく中で、役についてこの人間はどんな人だろうと考えたり、作品で描く社会について思いを馳せることが好きで、作品や役柄を通じて社会にコミットしていくことも好きだなと感じています。一個一個の作品が文化財のような、そんな感覚もあって、作り上げていく過程もすごく楽しいです。●二拠点生活継続中も「基本は日本にいます」 結婚で安心感――日本とニューヨークの二拠点生活についてもお話を聞かせてください。行き来するペースなど、どんな生活を送られているのでしょうか。今は基本的に日本にいます。――この舞台の稽古や本番があるから今は日本に?それもありますが、ほぼ日本にいます。皆さん僕のことを日本にいない人だと思っているみたいでちょっと寂しいなと思っているんです(笑)――ニューヨーク在住の方とご結婚されたということもあって、基本的にニューヨークで結婚生活を送られているのだと思っていました。結婚報告のときの写真もニューヨークで撮影されたものでしたし。確かにニューヨークでジャンプしている写真を載せたら、向こうで結婚したんだなと思いますよね(笑)。でも基本的に日本にいて、奥さんもちょこちょこ日本に来ています。こっちで仕事がないときは向こうの家にいる時間もあるので二拠点生活ではありますが、友達も仕事関係の方も日本にいない人間だと思っているみたいで、日本にいるということをちゃんと伝えていこうと思っているところです。「僕は日本にいます!」と書いてくださいね(笑)――いずれニューヨークの家をなくして、完璧に日本在住になる可能性もあるのでしょうか?あります。子供ができたときにどっちで育てるのかという話になるのかもしれませんし、日本は子供を育てる上でいろんな意味で安全だなと思っています。――今は基本的に日本にいらっしゃるということですが、海外生活を経験して変わったことがありましたら教えてください。法律やルール、コミュニケーションの仕方など、同じ世界なのかなと思うぐらい日本と海外で違うように感じることがあり、いろんな国のいろんなタイプの人とコミュニケーションを取っていく中で、許容範囲が広くなった気がします。いろんなタイプの人がいて当たり前だよなと。そういう意味で強くなった気がします。――日本で暮らすとしても、いろんな人を受け入れられるというのは大事ですよね。大事な気がします。みんな価値観が違って当たり前と思うようになり、細かいことを気にしなくなりました。――ご結婚後の変化もお聞かせください。まだそんなに時間は経っていませんが、安心感は確かにあります。親を安心させてあげられたというのも大きいと思っていて、いい意味で親からの連絡が減りました。――安心感は大事ですよね。そうですね。プライベートの部分で自分の人生がどうなるんだろうという心配がなくなったので、より仕事に集中できるようになりましたし、気持ち的に楽になりました。これからは人と一緒に生きていくので、より頑張らなきゃいけないという思いもあります。自分だけのためではないというのは新しい感覚で、頑張れそうだなと感じています。●NYでペットシッターも犬と過ごす中で「愛情表現が豊かに」――ニューヨークでペットシッターもされているという記事を読んだのですが、それは本当ですか?本当です。ニューヨークで生活していて空いている時間があって、向こうはペットビジネスがすごく盛んなのでやってみようと思って始めました。そうしたらすごく楽しくて。――もともと犬を飼っていたこともあったのでしょうか?東京で1人暮らしをしていたときに飼っていたことがありましたが、ペットシッターを始めてから今まで以上に犬がかわいく見えてきて、溺愛するようになりました(笑)。この愛情がそのまま子供にも行くのかな、なんて思ったりもしています。向こうは犬すらも感情表現が豊かでアグレッシブで、それがすごくかわいく見えますし、ペットではなく家族の一員なんだなと感じます。――犬と過ごす中で何か気づきや学びなどありましたか?向こうの方たちは犬のかわいがり方がすごくて、その愛に触発されて、愛情表現が自分も豊かになった気がします。――素敵な変化ですね。日本人と比べて向こうの方は感情をものすごく出すので、それを見ていて、プラスな感情を表に出すのは素敵なことだなと学びました。周りの人もそのほうが幸せになれると思います。――今39歳ですが、今後どうなっていきたいと思い描いていますか?若々しくいたいなと思っています。以前はそういうことは考えてもなかったですが、意識したほうがいいと思うようになってきました。いつまでも軽やかにいられるのか、年齢が重圧になっていくのか、ここから別れ道な気がしていて、僕は表情も含め、いろんな意味でずっと軽やかにいたいです。――どうしたらずっと軽やかにいられると思いますか?物事や人との向き合い方やリアクションが大事なのかなと思っています。自分の思考が固まってくると、そこから出られなくなりがちですが、違う見方もしていくと心が若くいられるのではないかなと。――確かに年齢を重ねると自分の考えが凝り固まっていく可能性があるので、それを意識するのは大事だなと感じます。「これはこうだ!」と言い切るのは簡単ですが、そこで多角的に考えられるか。ある程度努力を要すると思いますが、意識するとしないでだいぶ変わってくると思うので、その意識をちゃんと持っていたいと思います。――俳優として具体的にこんなことに挑戦していきたいということはありますか?今の話とつながりますが、自分の視野を広げるためにも、若い方たちの世界観や作品に触れたいという興味がすごくあります。新しい感性に触れることで見えてくるものもあると思うので、積極的に関わっていけたら。若い俳優さんもそうですし、若い監督さんたちともご一緒していきたいです。――ご自身も違う世代に刺激を与えながら作品作りに挑んでいくことになるのでしょうか?そうですね。僕も見てきた景色や経験で伝えられるものは伝えていくつもりですが、あくまでも一つの提案として伝えるぐらいでいたいと思います。――最後にファンの方にメッセージをお願いします。『ある風景』はまさに今を描いているので、自分の人生と重ねながら見ていただけると思います。僕自身、これまであまり考えてこなかったテーマなので挑戦だなと感じていますが、これからもさまざまな作品にチャレンジしていきたいと思います。■小出恵介1984年2月20日生まれ、東京都出身。映画『パッチギ!』(2005)で注目され、その後数々の話題作に出演。2018年10月より米ニューヨークに拠点を移し、2020年より日本での芸能活動を再開。2021年7月、ABEMA『酒癖50』で4年ぶりにドラマ復帰。2023年2月には主演映画『銀平町シネマブルース』で本格的に映画復帰を果たす。現在は映画、舞台を中心に活動している。ヘアメイク:永瀬多壱スタイリスト:佐々木敦子
2023年06月20日《なにより本人が楽しそうだった》《やっぱり長瀬くんは音楽やってる時が最高すぎる》2月26日、元TOKIO・長瀬智也(44)が所属するバンド「Kode Talkers」のライブが神戸で開催。訪れたファンからは、冒頭のようにSNS上であがっていた。’21年3月末にジャニーズ事務所を退所して以降、芸能活動は行わずに幼なじみが手がけているアパレルブランドのチラシに登場したり、スポーツブランドのPVに出演したいた長瀬。しかし、音楽や俳優の活動は行わず、インスタグラムには趣味の釣りやバイクを愉しむ姿がたびたび投稿していた。表舞台から姿を消して2年が経とうとするなか、2月15日に「NEWSポストセブン」は、2月に都内で開かれた友人のアパレルブランドの14周年を記念したライブに長瀬が出演したことを報じた。5人組バンド「Kode Talkers」のメンバーとしてオリジナル楽曲を10曲ほど披露したという。「2月26日のライブも、長瀬さんは『Kode Talkers』の一員として出演。今後はライブ活動はしばらく行わず、5~6月あたりにレコーディングした曲を発表するための準備をしていくといいます」(音楽関係者)元メンバーの山口達也さん(51)がTOKIOを脱退した’18年5月から、長瀬は公の場で歌う機会がなかった。「Kode Talkers」としての活動を始めた今後露出が増えていくのではないかと、前出の音楽関係者は続ける。「実はバンドの公式インスタグラムが作られたのです。現在2つの投稿がなされておりフォロワー数は2月28日時点で約4200人です。2月26日になされた最初の投稿は、ロゴマークの写真に“Kode Talkers Official Instagram OPEN”と綴られていました。2つ目は長瀬さんとバンドのメンバーたちが音をあわせる姿の動画でした。この公式インスタグラムを通じて、今後の活動についても告知がされていくのではないでしょうか」2月27日に、自身のインスタグラムで《#kt#神戸バリット#ありがとう#以上》と、ライブハウスへの感謝を語っていた長瀬。久しぶりのライブは格別だったことだろう。
2023年02月28日2月19日、長瀬智也(44)の“ライブ復帰”が報じられた。「NEWSポストセブン」によると長瀬は15日、幼なじみが手がけるアパレルブランドの14周年記念ライブで、5人組バンド「KODE TALKERS」としてパフォーマンス。バンドはオリジナル楽曲を10曲ほど披露し、メンバーには長瀬が慕っているギタリスト・久保田光太郎氏の姿もあったという。「久保田さんはTOKIOの楽曲『メッセージ』などで作詞作曲を務めたことがあり、長瀬さんとは20年以上の付き合いだそうです。長瀬さんは『俺に音楽をたたき込んだのはこの人』といっていました」(音楽関係者)‘21年3月末にTOKIOを脱退し、ジャニーズ事務所も退所した長瀬。以降はアパレルブランドのフライヤーに登場したりバイク雑誌の表紙を飾ったり、スポーツブランドのPVに出演したりと“神出鬼没”だった。そんななか、長瀬は’22年12月10日、Instagramに音楽スタジオで演奏する写真を投稿。今年1月25日には“KT”という文字とともにバンドで音を合わせている画像をアップしていた。どうやらKTとはKODE TALKERSの略だったようだ。さらに本誌は1月下旬、“ミュージシャン・長瀬智也“の姿を目撃している。東京都内のスタジオから出てきた長瀬はヒゲをたくわえ、キャップを目深にかぶっていた。バンドのリハーサルを終えたようで、メンバーとリラックスしたように談笑する姿も。そこで、本誌は芸能界復帰について長瀬に直接尋ねたが「すみません」と語るのみだった。再出発から2年で新天地にたどり着いた長瀬。これから、どんな音楽を鳴らすだろうか?
2023年02月20日《突然のご報告となり恐縮ではございますが、この度、私、小出恵介は、2023年1月にアメリカ・ニューヨーク州で一般女性と入籍致しました》2月8日、Instagramにこう綴ったのは俳優の小出恵介(38)。結婚発表に合わせてマンハッタン橋の前で、花束を手にしてジャンプするスーツ姿の自身の写真も添えられていた。お相手の女性とはアメリカで出会い、コロナ禍で信頼関係を築いてきたと明かし、《これからは家族を持つ責任と向き合い、今まで以上に直向きにこの俳優という道で精進して参りたいと思っております》と記している。小出がパートナーと結ばれた場所、ニューヨーク。’17年6月に未成年女性との不適切な関係が報じられた小出はその後、長年所属していた事務所を退所し、約2年間の俳優修行をしていた場所だ。「ニューヨークという場所が小出さんに与えた影響は大きいといいます。小出さんは日本で俳優として活動している間、多くのことを感覚的に学んでいきました。まず仕事があり、現場で言われたことを自分なりに糧にしていく。そんなやり方で俳優としての力をつけていきました。しかしアメリカでは2つの演劇学校に通い、そこで演技のメソッドを学ぶことに。演じることについて、1から学んでいったといいます」(映画関係者)また、精神面でも“学び直し”があったという。「ニューヨークに渡った後も、『俳優を辞めよう』と何度も小出さんは思ったそうですが、しかし『自分の経験を一番還元できるのはこの仕事しかない』と改めて考えるようになったといいます。明石家さんまさん(67)や野田秀樹さん(67)といった錚々たる面々が気にかけて、精神的にサポートしてくれたことも大きかったといい、日本を離れて自分自身を見つめ直したことで心にゆとりが持てるようになったといいます」(前出・映画関係者)NY修行によって、人間、俳優としても基盤を作った小出。’20年8月からは新たな事務所に所属し、日本での仕事も再開している。昨年は映画と舞台に2本ずつ出演し、今年も2月10日に主演映画『銀平町シネマブルース』が公開される。初夏にも、もう1本、出演作が控えている。「復帰当初は俳優業のオファーがなかなかありませんでした。出演作にスポンサーが付きづらく共演者選びが難航することもあり、さらにコロナ禍の影響で、主演に決まっていたミュージカル『えんとつ町のプペル』の中止も余儀なくされました。徐々に仕事量が増えているとはいえ、全盛期に比べると雲泥の差です。それでも小出さんは焦っておらず、むしろ地道に活動していた俳優仲間が30代後半から活躍するようになっているのを見ると、刺激を受けて前向きな気持ちになるといいます」(別の映画関係者)人生の伴侶とともに、小出の俳優人生は“第2章”に突入する――。
2023年02月09日俳優の小出恵介さんが、2023年2月8日に自身のInstagramを更新。同年1月、アメリカで一般人の女性と結婚したことを明かしました。突然のご報告となり恐縮ではございますが、この度、私、小出恵介は、2023年1月にアメリカ・ニューヨーク州で一般女性と入籍致しました。お相手とはアメリカで出会い、パンデミックの世界的な危機の中を共に支え合いながら信頼関係を築いてきました。そして、僕が日本で芸能活動を再開したことも理解し、応援しくれています。改めまして、僕を応援し、支えてくださっている皆様に心から感謝申し上げますとともに、これからは家族を持つ責任と向き合い、今まで以上に直向きにこの俳優という道で精進して参りたいと思っております。kaykoideーより引用(原文ママ) この投稿をInstagramで見る Keisuke Koide/小出恵介(@kaykoide)がシェアした投稿 2018年からアメリカに移住し、現地を拠点に活動している小出さん。2020年から始まった新型コロナウイルス感染症の拡大中は、小出さんにさまざまな危機が訪れたそうです。そんな中でも、アメリカで知り合った女性とともに支え合いながら、信頼関係を築いてきたと振り返っています。小出さんの結婚発表に、多くのファンから「おめでとうございます!」「これからも変わらず応援します」といった祝福のコメントが寄せられました。小出さん、ご結婚おめでとうございます![文・構成/grape編集部]
2023年02月08日俳優の小出恵介が8日、公式サイトを通じ、1月に一般女性と結婚したことを発表した。小出は「いつも応援してくださっている皆様へ」に向けて、「突然のご報告となり恐縮ではございますが、この度、私、小出恵介は、2023年1月にアメリカ・ニューヨーク州で一般女性と入籍致しました」と報告。「お相手とはアメリカで出会い、パンデミックの世界的な危機の中を共に支え合いながら信頼関係を築いてきました」と馴れ初めに触れ、「そして、僕が日本で芸能活動を再開したことも理解し、応援しくれています」と明かした。「改めまして、僕を応援し、支えてくださっている皆様に心から感謝申し上げますとともに、これからは家族を持つ責任と向き合い、今まで以上に直向きにこの俳優という道で精進して参りたいと思っております」と決意を新たにし、「今後とも何卒ご指導、ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます」と結んでいる。
2023年02月08日9月30日公開の映画『Bridal,my Song』の完成披露試写会イベントが20日、都内で行われ、主演の小出恵介をはじめ、渡辺大、大水洋介、新実芹菜、板橋基之監督、今野秀尊(エグゼクティブプロデューサー)、ミッキー吉野が出席した。日本のブライダル業界を支え続けたウエディングプランナー・今野秀尊の半生を、短編映画『おべんとう』で国内外から高い評価を受けた板橋基之監督が映画化した本作。6年ぶりに映画復帰を果たした小出が、昭和、平成、令和と3つの時代を生きる主人公の今田秀を熱演している。脇を固めるキャスト陣も渡辺大、お笑いコンビ・ラバーガールの大水洋介ら個性溢れるキャスト陣が名を連ね、斬新なアイデアで従来の常識を覆すウエディングプランナー・今田秀と彼をサポートする人々の活躍を描く。映画の舞台あいさつは実に5年ぶりの登場となった小出。冒頭のあいさつでは「またこうして映画の完成披露に立たせていただけて感慨深く思っています」と言葉に詰まる場面もあり、「恐らく観客の皆さんの前に立つのは5年ぶりだと思うので、頑張ります(笑)」と久々の舞台あいさつに緊張している様子。小出は昭和、平成、令和と3つの時代を生き抜く人物を演じている。現場での小出の印象を新実が「メイクで小出さんが違う方に見えて、小出さんが私に話し掛けていただくまで違う方だと思いました(笑)」とあまりにも役にハマっていて別人に思えたという。ウエディングプランナーを主人公に結婚式にまつわる物語を描いた本作。それにちなみ、「自身が持つ結婚式のイメージは?」という質問に小出は「僕は結婚式を挙げたことがないんですが、素敵なものだと思います。そういうものが簡素化される風潮はあるかもしれませんが、この作品に携わって結婚式の大切さや結婚式は人生で一番輝く日という捉え方もあるのかなと思うようになりました。それを彩ることはとても素敵なことだと考えさせられました」と語った。自身の結婚願望については「もちろんあります。結婚したいですよ(笑)」と明かしつつ、MCからの「結婚のご予定は?」という質問には「今はないですね(笑)」と否定した小出。すると横にいた渡辺から「そう言って3日後にあったら怒りますよ」と突っ込まれて苦笑いを浮かべていた。
2022年09月21日元TOKIOメンバーで、現在は表舞台から姿を消している長瀬智也さん(43)。引退後の2021年4月から開始したInstagramでは、プライベートの様子が多数投稿されており、お宝ショットが満載です。これまではバイク、釣りなどのいわゆる「男らしい」趣味の投稿がほとんどでしたが、先日、初めて長瀬さんのInstagramに女性の姿が投稿され、話題となりました。 この投稿をInstagramで見る 長瀬智也(@nagasetomoya_)がシェアした投稿 長瀬さんの肩に手を置き、親しそうに写る女性。SNSでは一部ファンから「彼女!?」との意見も飛び交いました。しかし、その正体は雑誌『VERY』(光文社)の専属モデルを務める滝沢眞規子さん(43)。2人の間に一緒に写っている男性は、その滝沢さんの夫でファッションデザイナーの滝沢伸介さん(55)です。元々、滝沢伸介さんがデザイナーを務めるファッションブランド「NEIGHBORHOOD」を、長瀬さんが愛用している関係で、長瀬さんと「滝沢家」は古くからの仲だとか。なんと長瀬さんは、ジャニーズ事務所所属時代から、趣味で滝沢伸介さんと一緒にバンド活動をしていたそう。その縁で、今回の3ショット公開となったようです。長瀬さんと人気ファッションモデルとの親密な繋がりにSNSでは「最強美男美女」「神過ぎる」との声が続出しました。あわせて読みたい🌈松下洸平さん、彼氏感満載な動画を投稿「バーチャルデートしてるみたい」と反響
2022年06月23日2021年に、ジャニーズ事務所を退所した、アイドルグループ『TOKIO』の元メンバーである、長瀬智也さん。グループ脱退後は『裏方』としての活躍に注力するとし、表舞台からは遠ざかっているものの、その人気は今も高く、Instagramのフォロワー数は100万人を超えています。そんな長瀬さんがInstagramで公開した2022年5月現在の姿が、「ワイルドさに磨きがかかっている」と話題に。『TOKIO』時代とはまた違う魅力を放つ、現在の長瀬さんの姿がこちらです。 この投稿をInstagramで見る 長瀬智也(@nagasetomoya_)がシェアした投稿 口元にはヒゲ、長く伸びた髪は無造作にセットし、アンニュイな表情を浮かべる長瀬さん。その一つひとつが、ワイルドな雰囲気に満ちています。グループ時代と変わらないかっこよさではあるものの、どことなく雰囲気が変わった長瀬さんの現在の姿に、多くの絶賛のコメントが寄せられました。・何をしても、どんな格好をしていても、素敵すぎる。・現在の姿が渋すぎる!・かっこよすぎて、仕事が手につかない。改めて、その人気の高さを示した長瀬さん。現在の影響力の強さは、もしかしたら『TOKIO』時代と同じ…もしくはそれ以上かもしれません。[文・構成/grape編集部]
2022年05月24日俳優の小出恵介が主演を務める舞台『群盗』の制作発表が4日、都内で行われ、小出、演出の小栗了氏らが出席した。2017年に未成年女性との飲酒などが報じられ無期限活動停止となり、昨年8月に日本での活動再開を発表した小出。今年6月に公開された映画『女たち』で日本映画復帰、7月にABEMAオリジナルドラマ『酒癖50』で4年ぶりにドラマ出演を果たしたが、本作が舞台復帰作となる。騒動後初の公の場となった小出は「6年ぶりの舞台をやらせていただくことになりました。いろいろな経験がありましたけど、再びこうやって皆様の前に立てることを非常にうれしく感慨深く思っています。真摯な気持ちで臨みたいと思っています」と語り、「こういう場所に立たせていただけていることは奇跡のようだと思っています」とも話した。本作への出演は、俳優・小栗旬の兄で演出家の小栗了氏から、インスタグラムのダイレクトメッセージでオファーがあったという。小栗氏が「よく返事してくれましたよね?」と尋ねると、小出は「ダイレクトメッセージが届くということもあまり把握していなくて、たまたまそれを開けた時に了さんからメッセージを見つけて、本当なのかな? と思いましたが、2019年夏ということで、ニューヨークで学校に通いながら毎日あくせくやっていたときだったので、舞台に立たないかとお話をいただいたときに本当にうれしくて感動しました」とオファーを受けたときの喜びを語った。小栗旬の初監督映画『シュアリー・サムデイ』(2010)でも主演を務めた小出。「旬くんとも本当にいろいろな縁があって、映画に出させていただいた縁もあったので、お話をいただいてすごくご縁を感じました」と話した。ゆうばり国際映画祭での『シュアリー・サムデイ』の舞台挨拶では、小栗氏がキャストの衣装を手がけ、そこで小出と初対面を果たしたという。小栗氏は「弟の初(監督)映画の主演が小出さんで、僕が初めて舞台の演出をさせてもらう作品の主演も小出さんというのは、やっぱり縁があるなと僕も思っていて、DMはダメ元で送ったところがあったんですけど、受けていただいたのはありがたい」と感慨深げに語った。フリードリヒ・フォン・シラーの戯曲第1作となる『群盗』は、「疾風怒涛時代」と言われる18世紀後半にドイツで起こった革新的な文学運動の代表作。初演時には、観客に熱烈な支持で迎えられ、失神者まででたという本作のテーマを、いつの時代でも変わらない普遍なものとし、家族の関係、兄弟の関係、恋愛をベースに物語をわかりやすく描く。『群盗』は、2022年2月18日~27日に富士見市民文化会館キラリ☆ふじみにて上演。制作発表には、演出の小栗了氏、オーディションにてヒロイン役に選出された池田朱那、物語の鍵を握る主人公の弟・フランツ役に決定した新里宏太も出席した。
2021年11月04日俳優の小出恵介が4日、都内で行われた主演舞台『群盗』の制作発表に出席した。小出は、2017年に未成年との飲酒などが報じられ、無期限活動停止に。その後、2018年10月より米ニューヨークで演技について学び、昨年8月に日本での活動再開を発表。今年6月に公開された映画『女たち』で日本映画復帰を果たし、7月にABEMAオリジナルドラマ『酒癖50』で4年ぶりにドラマ出演を果たした。この日、騒動後初の公の場に登場した小出。本作が舞台復帰作となるが、「6年ぶりの舞台をやらせていただくことになりました。いろいろな経験がありましたけど、再びこうやって皆様の前に立てることを非常にうれしく感慨深く思っています。真摯な気持ちで臨みたいと思っています」と語り、「こういう場所に立たせていただけていることは奇跡のようだと思っています」とも話した。フリードリヒ・フォン・シラーの戯曲第一作目となる『群盗』は「疾風怒涛時代」と言われる18世紀後半にドイツで起こった革新的な文学運動の代表作と言われる。初演時には、観客に熱烈な支持で迎えられ、失神者まででたという本作のテーマを、いつの時代でも変わらない普遍なものとし、家族の関係、兄弟の関係、恋愛をベースに物語をわかりやすく描く。『群盗』は、2022年2月18日~27日に富士見市民文化会館キラリ☆ふじみにて上演。制作発表には、演出の小栗了氏、オーディションにてヒロイン役に選出された池田朱那、物語の鍵を握る主人公の弟・フランツ役に決定した新里宏太も出席した。
2021年11月04日長瀬智也主演、宮藤官九郎の連続テレビドラマ脚本デビュー作となった「池袋ウエストゲートパーク」が、Blu-ray Box化されることが分かった。石田衣良による同名小説のドラマ化となる本作は、池袋を舞台に、果物屋店番兼トラブルシューターである主人公・真島誠(長瀬さん)が、ストリートギャング・Gボーイズの安藤崇(窪塚洋介)らと共に次々起こる難事件を解決する青春ミステリー作品。長瀬さんや窪塚さんのほかにも、加藤あい、山下智久、妻夫木聡、坂口憲二、小雪、佐藤隆太、阿部サダヲらが出演。当時は若手俳優だった彼らの人気が急上昇する大ヒットドラマとなった。今回リリースされるBlu-ray BOXには、連続ドラマ11話に加え、2003年に放送されたスペシャルドラマ「池袋ウエストゲートパーク スープの回」が、放送時の未公開シーン40分を追加した“完全版”で収録。そして特典映像には、未公開シーンや、長瀬さん、加藤さん、妻夫木さん、坂口さん、窪塚さんほか、主要キャストのインタビューを含む秘蔵メイキング、TVスポット集なども収録される。脚本家宮藤官九郎池袋ウエストゲートパークが放送された2000年。TBSから毎週届く完パケはDVDですらなくビデオテープでした。ギリ20代だった僕は、ナイフほどじゃないけどボールペンの先っちょ程度には尖っていて、若気が至りまくっていて、今観ると目に耳に痛い部分もあるのですが、Blu-ray化で解像度が上がるんですね。今でも、週2人くらいに「自分、IWGP世代なんで」と言われます。だいたい茶髪で眉が細くてピアスと指輪とタトゥーで情報過多な30代半ばの男性。なんだか申し訳ない気分になります。プロデューサー磯山晶「池袋ウエストゲートパーク」のBlu-ray発売!本当に嬉しいです!このドラマは今でこそ「たくさんのスターを生んだレジェンド的な作品」と言っていただくことが多いですが、放送当時は視聴者からの抗議の電話が鳴りやまない、区役所にも警察署にも怒られ続けた「問題作」なのです。当時を思い出すと「もう二度と作れない!」としみじみ思います。いろいろな意味で奇跡の作品です。存分に楽しんでください!「池袋ウエストゲートパーク Blu-ray COMPLETE BOX【連続ドラマ+SPドラマセット】」は11月26日(金)リリース。(cinemacafe.net)
2021年09月27日ABEMA新作オリジナルドラマ「酒癖50」が8月12日(木)についに新章に突入した。前半4話では、主人公の小出恵介演じる飲酒カウンセラー・酒野聖の“Hate Alcoholプログラム”参加者である酒癖が悪い社員の酒による失態と悲惨なバッドエンドが続いた。本作が興味深いのは酒によってあぶり出される人間の本当の弱さや醜さ、現代社会の闇をリアルに描きながら、実際には“酒”をメタファーとしてその裏にあるもっと根深い社会問題を提起しているところだろう。それは各話ごとに設けられているサブタイトルにも表れている。第1話のテーマは浅香航大演じる営業部のエース青田による「アルハラ」だが、サブタイトルに「俺ができることはお前もできる」と続く。「アルハラ」とは一気飲みの強要を通して、自身が過去に受けた上司からの“仕打ち”や“可愛がり”を同じように部下にも繰り返す負のサイクルの象徴でもある。それはもちろん飲酒に限った話ではなく、時としてサービス残業、休日出勤等の長時間労働かもしれないし、そもそも生産性がないにもかかわらずずっと会社に残るしきたりや慣習自体にも言えることかもしれない。第2話では前野朋哉演じる同じく営業部所属の下野の「酒乱」が取り上げられ、サブタイトルには「溜め込んだストレスを酒に逃げていた」とある。実際の主題は「逃げ」の方にあるのだ。下野は上司と部下の板挟みになり常日頃から“YESマン”で、“その場を丸く収めるために自分さえ我慢すれば良い”とあらゆる理不尽を飲み下す。その報われない自己犠牲やストレスを酒に酔うことに逃げてしまう。誰しも目下課題から目を背けたくなるものだが、いつまでもその場しのぎの無理や逃げは通用しないのだ。総務部の口山(犬飼貴丈)の「無礼講」がテーマの第3話は、「お酒の場を使って口撃する」ことを問題だと指摘する。お酒が入った場であれば受け手側に“ノリ”という名目で通常よりも受け流す“スルースキル”、つまり許容範囲を広げることが求められがちだ。その場の雰囲気を逆手にとって、普段は決して言えないようなことをお酒の力を使って伝えるのは、その内容がどんなに正しいことだったとしてもやはり卑怯なのだ。相手が言い返せないような場の空気を醸成した上で、一方的に言い負かす時に自分は少しでも悦に入っていないか。ましてやそれが誤った内容を含むものであれば尚更で、酔いは覚めてもその後の取り返しのつかない現実は続くのだ。そして第4話はマーケティング部のスタークリエイター・色川(村上純・しずる)による「セクハラ」が取り上げられる。「お酒の力で女性を抱く」というショッキングな内容が続く。お酒は使い方次第で対人関係の緊張を揉み解し人間関係を円滑にもするが、お酒の力を利用して相手の判断力を鈍らせた上、元々の断りづらい力関係を引っ提げて自分の目的のみを完遂する一方的な支配関係などあってはならないことである。彼らはそれぞれに自身の誤ったお酒の用法・用量によって最も大切なものを失う訳だが、ここで気になるのはなぜ酒野がこのようなカウンセリング業を引き受けているのかということだ。また、「これでお酒が大嫌いになれましたね」という彼の決め台詞にどうしてこれほどまでに妙な説得力が宿るのか。第5話と第6話ではこれまでと一気にストーリーも変わり、今まで全く明かされてこなかった酒野の気になる過去が詳らかになっていく。さらに酒野の親友・武山役として小池徹平がゲスト出演し、小出との15年ぶりの共演を果たしている。酒野自身がお酒によって大切なことを失っていく見事なまでの転落劇が描かれるが、成功するにつれあからさまに人が変わり、それに伴ってお酒の飲み方まで変わっていく様はあまりに悲しい。何なら前半4話で観られた“飲酒による失敗例”フルコンボがかつての酒野である。責任感が増え、守るべきものが大きくなればなる程、近づいてくる人も多くなる分、人というのは近くにある幸せを見過ごしてしまいがちになるのだろうか。酒野にも何度か引き返せるチャンスはあったはずなのに、尽く誤った選択を止められない。隣にいる参謀者の誤った導きによるところも大きいが、人の弱さや不安からくる虚勢、狡さ、奢り、ほんの少しの気の緩みなどが全て凝縮されており、そんなどうしようもない人間臭さ、抗えない情けなさを小出さんが嘘偽りなく演じて見せてくれる。また、この物語を小出さんと小池さんが“今”演じていることに、作中の酒野と武山の友情物語がまたどこか現実味を持って胸に迫ってくる。2人のすれ違ってしまった人生はどこかで取り返せるのだろうか。これ以上のバッドエンドが彼らを待ち受けていないことを祈るばかりだ。(佳香(かこ))
2021年08月17日俳優の小池徹平が、小出恵介主演のABEMAオリジナルドラマ『酒癖50』(毎週木曜22:00~、全6話)の第5話と第6話に出演することが5日、明らかになった。小池と小出は約15年ぶりの共演となる。本作は、お酒によってあぶり出される人間の本当の弱さや愚かさ、現代社会の闇を描くオリジナルドラマ。小出演じる主人公・酒野聖は、とある企業の社長から、“酒癖の悪い50人”の社員を集めて更生を試みる“Hate Alcoholプログラム”の依頼を受ける。しかし、酒癖の悪い参加者は、懲りることなくお酒を飲み続ける。そんな彼らに降りかかる、衝撃の結末とは?12日配信の第5話以降では、酒癖の悪い人々を独自の方法で解決に導く謎多き主人公・酒野の過去、そして“Hate Alcoholプログラム”開催に至るまでの知られざるストーリーが明らかになっていく。ベンチャー企業を起業した酒野、そして酒野の中学の同級生で親友のBar経営者・武山は互いの門出を祝いあった仲。しかし、酒野の会社が急成長し、調子に乗った酒野は次第に酒の飲み方も傲慢な態度に変わり、ふたりの関係性にも変化が起こる。武山は「人が変わることは悪いとは思わない。だけど、格好悪く変わってると寂しい」と苦言を呈すが、酒野の酒の飲み方は悪化の一途を辿り……?酒野の親友で、どんな時も酒野を信じ思いやる、真っ直ぐなBar経営者・武山役を演じるのは、小出と『ごくせん』(日本テレビ)以来の共演となり、プライベートでも親交のある小池徹平。小池は「まるで同窓会のような気分でした。久々に会ったはずなのに落ち着く雰囲気というか、お互い大人になったなと思いました」、小出は「ごくせん2005以来約15年ぶりの共演となりますが今回のドラマの間柄上とも重なり、この上ない安心感と特別な感慨を伴った共演となりました」とコメントを寄せた。■小池徹平(武山健太役)コメントまるで同窓会のような気分でした。久々に会ったはずなのに落ち着く雰囲気というか、お互い大人になったなと思いました。色々と話したい事もあったので、お芝居を通しても、撮影の合間でも語り合えた様な気がします。5、6話では謎に包まれた酒野の過去が明らかになります。酒野の深い部分も見所ですし、親友役として出させて頂いた武山との絡みも是非楽しみにしていて下さい。■小出恵介(主人公・酒野聖役)コメント酒癖50いよいよ酒野聖の過去パートへと突入して行きます。そしてその酒野の大きな鍵を握るキャラクターとして徹平くんが登場します。ごくせん2005以来約15年ぶりの共演となりますが今回のドラマの間柄上とも重なり、この上ない安心感と特別な感慨を伴った共演となりました。彼の歩んできた15年の道のりや俳優として積み上げてきたものをひしひしと目の前で感じながら演技を交わせる事が出来たのは非常に刺激的でした。酒野の壮絶な人生を感慨深い共演と共に楽しんで頂けたらと同時にあまりに切ないラストをぜひ目撃して頂けたらと思います。(C)AbemaTV,Inc.
2021年08月05日俳優の小出恵介がこのたび、公式YouTubeチャンネル「小出恵介 / Keisuke Koide」を開設し、15日に初回動画を配信した。4年ぶりのドラマ復帰となる主演作『酒癖50(フィフティ)』(ABEMA)の初回配信直後の15日22時45分に初動画を公開。この動画は、小出自身で撮影を行っており、カメラアングルの調整や自身が座るポジションを確認するなど、慣れないYouTube撮影にそわそわした様子が映しだされ、「はじめまして。小出恵介です。YouTubeを始めてみることにしました」と視聴者に向けてあいさつ。「僕このあとしばらく経ったらニューヨークへ武者修行へ向かおうと思っている」と、近々ニューヨークに渡る予定であることを明かした。そして、今後のYouTubeでのコンテンツについて、アメリカでの様子や自身の普段の生活などを配信していきたいと説明。また、YouTubeチャンネルは、ファンや視聴者と繋がる場所にしたいと考えていると話し、「このチャンネルでやってほしい企画ですとか、コラボしてみてほしい方とか、もしいましたらどんどんお便りください」と呼びかけた。
2021年07月16日●演技の楽しさ再確認「欠けていたものが埋まった感覚」昨年8月に日本での活動再開を発表した俳優の小出恵介(37)。6月に公開された映画『女たち』で日本映画復帰を果たしたが、7月15日にスタートするABEMAオリジナルドラマ『酒癖50』(毎週木曜22:00~、全6話)で主演として4年ぶりのドラマ出演を果たす。2018年10月より米ニューヨークで演技について学んできた小出は、約2年半で何を学んだのか。本人にインタビューすると、演技に対する意識に大きな変化があったと言い、「この感覚は今後の役者としての礎になるだろうなという気がしています」と確かな手ごたえを語ってくれた。『酒癖50』は、お酒によってあぶり出される人間の本当の弱さや醜さを描く物語。小出は、酒癖が悪い人たちを対象に、お酒の恐ろしさを理解してもらう“Hate Alcoholプログラム”を実施する謎多き主人公・酒野聖を演じる。鈴木おさむ氏が脚本を手掛け、『全員死刑』の小林勇貴監督がメガホンをとった。――まず、オファーを受けたときの心境と、出演を決意した思いをお聞かせください。お酒にまつわるドラマって聞いたことがなかったので新しいなと思いましたし、それを僕にオファーしてくださったというのは非常に驚きました。どうするべきか逡巡しましたが、鈴木おさむさんからご指名をいただいたということだったので挑戦するべしと思いました。おさむさんとは、『ボクたちの交換日記』(2013)でご一緒していて、こういう形でまたご縁をいただけてうれしかったです。――作品自体の魅力はどのように感じましたか?お酒にまつわるドラマというのが斬新で、かなり責めていますが面白いエンターテイメントになっているなと感じました。――講習会のシーンはカリスマ社長のようなオーラを放っていますよね。かなりキャラクターを作って異様な方向にしました。酒癖の悪い人たちに過度な飲酒の危険性を説くのですが、皆さんその甲斐なく運命に翻弄されていくというのを予言しているような謎な立ち位置なので、その謎さを酒野の雰囲気からも出していこうと思ったので。――主演としてがっつり演技され、やりがいなど改めて感じましたか?ドラマ、そして演技の楽しさやありがたみなど、いろんなことを再確認しました。役を演じるということがあると、こんなにも自分の普段の感覚・状態が違うんだなと。欠けていたものが埋まった感覚があり、撮影後は非常に心の状態がいいです。演じることが自分の中で大きな部分を占めていたのだと痛感しました。――俳優のお仕事への思いを再確認されたのですね。再び演じることによって確信しましたし、今後も俳優のお仕事で貢献していきたいなと強く思いました。――小林勇貴監督が、「現場のみんながやりやすい雰囲気を作ってくれて座長として素晴らしい」とおっしゃっていました。その雰囲気作りは意識的にやられていたのでしょうか?主演を務めるときは、監督が遠慮なく意見やアイデアを伝えられる環境を作りたいと思っていて、そこは一番心がけました。皆さんが楽しそうに撮影に臨んでほしいと思っているので。何度か主演をさせていただく中で、そういうことを大事にしたいと思うようになりました。――特にその大事さに気づかされた、転機になった作品はありますか?NHKの時代劇(『吉原裏同心』)で主演をさせていただいたときに、自分の気分一つで現場の空気が変わってしまうと感じました。自分が疲れたり、余裕がなくなってくると、それがびっくりするくらいすぐ伝わってしまう。主演の責任は現場の環境づくりも込みなんだなと、その大事さを痛感しました。●「これが演技なのだと…」 新たな境地に到達――ニューヨークでの2年半はどんな経験になりましたか?早いようで長いような、コロナの影響でいろんなものが変わったり、予定がずれたりしましたが、それも含めて壮絶な期間でした。――ニューヨークで学べるものは大きいですか?日本で学べないものは大いにあると思います。いろんな人種の価値観、性格、習慣を垣間見られるので、ものすごいスケールの人間観察になる。驚きの連続ですし、常に刺激を受けている感じになります。――たくさんの人と触れ合うことで考え方など変わりましたか?自分の常識は非常に限定的だと認識させられました。自分が当たり前だと思っていることは、ほかの人にとっては当たり前に当たり前じゃない。また、思っていることは言葉にしなくてもある程度伝わるだろうというのがまったく通用しないので、伝わるだろうと思ってコミュニケーションをおざなりにしていた癖がなくなりました。――日本人は、なんとなくお互いの思いをくみ取ろうとする傾向がありますよね。そうですね。コミュニケーションをさぼるというか、省エネ状態になっていて、ちゃんと自己主張をしないと通用しない国に行った時に足りない。そのことを痛感し、しっかり伝わるようにコミュニケーションをとらなければいけないんだなと、意識が変わりました。――コミュニケーションに必要な英語はどのように習得されましたか?とにかく勉強するしかなくて、語学学校に通い、そこから演技の学校に行くというのをひたすら続ける学生生活でした。――最初の英語のレベルはどれくらいだったのでしょうか。小さいときに海外に住んでいたこともありましたし、少ししゃべれると思っていたのですが、全く通じませんでした。通じないと「は?」という顔をされるので、それがつらくて早く伝わるようになりたいと思い、必死に勉強を頑張りました。――どれくらいでコミュニケーションがとれるようになりましたか?1年くらい経って少しずつ伝わるようになり、少しずつわかるようになりました。それまでは人と絡んでいる感じがしなくて本当につらかったです。――コミュニケーションとれない段階から演技の学校にも通われていたんですよね?行きました。あのときはわかっているふりという演技をしました(笑)。言語の学校ではなく演技の学校ですから、わかっていない顔をずっとしているのも失礼だなと思って。――言葉を理解できるようになってから、演技の授業をようやく理解できるように?こんな大事なことを言っていたんだなと、やっと気づくことができ、今まですみませんでしたって思いました(笑)――演技に関して学んだことを教えてください。よりミニマムに、その場所にその人間として立つことの大切さを痛感しました。経験を積めば積むほど、いろんなテクニックを足したくなるものですが、そういった表面的なことではなく、役の感情に近づくことが大事なんだなと。――演技に対する意識の変化があってから『酒癖50』の撮影に臨まれ、現場でも違いはありましたか?演技をしていて楽しくなりました。表面的な部分で考えることが減ったので、より演技に集中できる。役の気持ちにどっぷり浸って演じることができて楽しかったです。――役の気持ちに浸って、そこで出てくるリアルな表情や行動を待つわけですね。そうですね。以前はそれがいいと思っていても怖くてできなかったのですが、委ねる勇気が出ました。アメリカに行って、これが演技なのだと学びました。――俳優として大きな変化ですね。かなり大きな変化です。この感覚は今後の役者としての礎になるだろうなという気がしています。今回のドラマでそういう演技の取り組み方をして、自分の中で非常にしっくりきたので、僕はこれからこういうスタイルを大事にしていくと思います。●日本と海外の両方で活動を! ハリウッド映画にも意欲――昨年8月に日本での活動再開を発表されましたが、決意した思いも改めてお聞かせください。去年の夏に新たな事務所に所属し、この時期で大丈夫かなという不安はありましたが、前に進むしかないと思って決意しました。日本での活動は絶対再開をしたいと思っていて、事務所とのご縁も含めて整ったので去年の夏に。向こうで勉強したものを形として見せられるようなタイミングじゃなきゃダメだなというのもありました。――先ほどおっしゃっていたように演技に関して大きな学びがあり、手応えがあったタイミングでもあったのですね。そうですね。――今後、拠点は日本とニューヨークどちらになるのでしょうか。どちらか一方が拠点という意識はありません。海外での挑戦もずっと続けていきたいですし、演技や英語の勉強も続けていきたい。日本の作品にも出演させていただきたいですし、両方で活動できたらと思っています。――ニューヨークではいろんなオーディションを受けましたか?かなり受けて、少しずつ手ごたえを感じられるようになってきました。ちょうど慣れてきたところなので、これからもっともっと受けたいですし、ハリウッド映画のオーディションも受けさせてもらったので、ぜひ参加したいと思っています。――そういった目標を一つ一つ叶えて、将来的にどのようになっている自分を想像していますか?まったく想像できないです(笑)。向こうでいろんな映画に出演させていただく可能性もありますし、10年経ってもずっとオーディションを受けているかもしれないですし、それも含めて挑戦は続けたいと思っています。――今後についていろいろ伺いましたが、まずは主演ドラマ『酒癖50』の反響が気になるところかなと思います。特にどのような方に見てもらいたいですか?本当にいろいろな方たちに見ていただきたいですが、昔ご一緒した監督やプロデューサーたちに、またこうやって演技をしている姿を見ていただけたらうれしいです。――演技において新しいものをつかんだ小出さんとご一緒したいと思う方もいるかもしれないですよね。そう思っていただくことが僕の目標です。(C)AbemaTV,Inc.
2021年07月09日元プロ野球選手の里崎智也氏が1日、元AKB48・板野友美のYouTubeチャンネル『友chube 【板野友美】』にゲスト出演。オフシーズンの過ごし方について、自身の考えを語った。この日公開された動画「【元プロ野球選手コラボ】里崎さんに相談したら神アドバイス連発でした【対談】」で、オフシーズンの過ごし方について質問された里崎氏。オフの間、自主練はしていたか? と問われると、「そういう人は言ってやった方がいい。たかが2週間練習しなくてダメになるんだったら、1年間何してたんや! って。俺は、実績あるときもないときも、思い切ってガッツリ休む派だった」と言い、「カラダを休めるのも大事だけど、心のオフが大事。心がしっかり休んだって思えたら、練習を始めるときに、早くやりたい! とか、やらなきゃ! ってう切り替えができる。心のオフができないと、仕方ねーなっていう感じで行くから、入りのテンションが全然違う」と、その理由を説明した。また、現役時代のオフシーズンは、家族との時間を大切にしていたそうで、「家族がいたら、1年間自分1人で頑張ってきたわけじゃないじゃん。家族のオフも過ごさせてあげなきゃいけない。だから、2週間くらいは海外旅行したりとか、どこかに行ったり」と、家族思いの一面を吐露。今年1月に、東京ヤクルトスワローズの高橋奎二投手と結婚したばかりの板野が、「ハワイに行きたい」と話すと、「1番良い時期があるんですよ。12月2週目からクリスマス前までは、みんな休みじゃないし、世界どこでも人が少ないし安い。ハワイだとホノルルマラソンが終わってから、クリスマス前が1番安いんですよ」と、笑顔でアドバイスしていた。
2021年06月08日元プロ野球選手の里崎智也氏が1日、元AKB48・板野友美のYouTubeチャンネル『友chube 【板野友美】』にゲスト出演。動画「【元プロ野球選手コラボ】里崎さんに相談したら神アドバイス連発でした【対談】」のなかで、スランプに陥ったときの心の持ちようについて自身の考えを語った。「世界中の誰よりも自分のことが好きだから、1回も自分を嫌いになったことがない。もう1回生まれ変わっても、俺は俺でいい」と、自己肯定感の高さをアピールした里崎氏。現役時代はスランプに陥ったときも、「上手くいかなかったりするときもあるじゃないですか。そうなったら、逆に気持ち良くなってくるの。ダメな自分が心地良い」と言い、「目の前に壁が来るわけ。その壁を乗り越えたときに、どんな自分に会えるのか楽しみ」と、前向きな考えを語った。そして、「解決策が思い浮かばなかったときに悩むじゃん。それがないのね。明日はこうやってみようとか、良いの思いついたから早く練習行きたいって。調子悪いクセに、早く球場に行きたくなるの。だって、勝負しないと良いかどうか分からないじゃん」と続け、「いずれ乗り越えられるから。壁を乗り越えたときに、俺ちょっとデカくなってんちゃう? って思っちゃう。だから毎日楽しい」「乗り越えたときに、『ハロー! 未来の里崎』って言う。そうすると困難がすごい楽しくなっちゃう」と、スランプ自体を楽しんでいることを明かした。ポジティブ全開の考え方に、板野は、「その考え方良いですね!」と感嘆しつつ、「壁を越えても、まぐれだったんじゃないか? って思っちゃうタイプなんです……」とつぶやくと、「まぐれが大事なんです。人間なんて全員まぐれ。まぐれとたまたまで結果を出していくんですよ。それが積み重なることで、自分の自信につながるんです」と力強くフォロー。そんな里崎氏に、板野は、「こういうお父さん欲しい~! つらくなったら相談してポジティブなパワーをもらって。なんか前向きになれそう」と熱視線を送っていた。
2021年06月07日「6月1日に公開される映画『女たち』が、小出さんの日本映画復帰作となります。小出さん自身がこの作品のプロデューサーに頼み込み、撮影現場に見学に行かせてもらったことで運良く手にした役です。セリフはわずかですが、それでも久々に映画出演できることに本人は感謝しているようですね」(映像関係者)17年6月、未成年女性との飲酒と不適切な関係が報じられ、活動停止状態の時期もあった小出恵介(37)。同年12月に不起訴処分となった後、’18年には長年の所属事務所を退所。一時は、ニューヨークへ渡り、英語の勉強をしながら現地の演劇学校に通っていた。「20年8月には、日本で新たな事務所に所属して活動を再会することが発表されました。映画『女たち』への出演のほかに現在発表されている国内の俳優活動は、来年上演予定の主演舞台のみ。ですが実は、小出さんはいま主演ドラマの撮影中なんです」そう明かすのは、ある芸能関係者。「スポンサーの関係などもあって地上派民放ドラマに復帰するのは時間がかかるのではと言われていますが、今回のドラマはAbemaTVで配信予定。1話約30分ほどの連続ドラマです」ただクランクイン前から、順調には進まなかったという。「小出さんが主演となると、出演に二の足を踏む芸能事務所もあったようで、共演者のキャスティングは難航したそうです。その影響で、撮影開始時期も当初の予定より後ろにずれ込んだと聞いています」(前出・芸能関係者)さらには、ドラマの内容自体に苦い顔をする関係者もいるようで……。「このドラマの内容が、“酒の失敗”をテーマにしているんです。小出さんが不起訴処分になったことは理解していますが、やはり騒動を思わせますよね……。とはいえ、小出さんが酒に溺れた役を演じるわけではなく、それは別の俳優が演じるそう。小出さんは、酒に溺れて人生に影を落とした人たちのエピソードを、“教訓”として紹介していく役どころなんだそうです」(前出・芸能関係者)昨年、『婦人公論』10月13日号で、小出は事件当日のことについて次のように語っていた。《そうですね、お酒は相当飲んだと思いますが、記憶がなくなったということはありません。その後の警察での任意聴取でも僕の証言はブレていません。ただあの事件以来、お酒には本当に気をつけていますし、一緒に飲む仲間も考えてつきあっています。それがどういう形であれ、事件になって多くの人に迷惑をかけたことは紛れもない事実です。》ドラマ中で“教訓”を紹介するとき、小出の脳裏にはいったい何が浮かぶのか、気になるところではある。いろんな意味で話題を呼ぶドラマとなりそうだ――。
2021年05月12日元千葉ロッテでプロ野球解説者の里崎智也氏が14日、公式YouTubeチャンネル『Satozaki Channel』で、動画「あの件について、皆さんはどう思いますか?」を公開。「炎上するかもしれない」と前置きしながら、高校野球の球数制限について異論を唱えた。「1週間500球」という投手の球数制限が初めて適用された今年の春センバツ。「そもそも僕は、球数制限なんていらんやん論者です。私たちはゴリゴリやりますっていうチームと、私たちは球数制限してゆっくりやりますって、それを判断して選んでいけばいいんじゃないの?」という持論を展開した里崎氏は、「めちゃくちゃ不平等なんですよ」と真っ向から批判。1回戦の日程が遅くなるほど、球数制限を受ける可能性が高くなるため、「トーナメントのくじ運で、不平等さがあり得過ぎる」「1回戦の1日目と最後だと、この不平等さってすごくない?」と怒りを込めた。「優秀なピッチャーが1人しかいなくて、投げれなくて敗退する。みんな甲子園を目指して頑張ってるなかで、全力を出して負けたんだったら納得いくけど、それで負けるのはちょっと切ないというか」と、心境を吐露した里崎氏。「そもそも1週間500球いかないような日程にすればいいんちゃう?1週間に2試合しかなかったら、500球は絶対にいかない。不平等さもないじゃん。余裕をもってやっていくと、エースが投げれないっていうことが明らかに減るじゃん」と、余裕をもった大会スケジュールであれば球数制限は必要ないと言い、「あー! もう反対!」と声を振り絞った。さらに、「ピッチャーを多く作らなきゃいけないから、私立とかお金がある学校が青田買いで人を集めまくる」「そうなると、公立に人が集まらなくて勝てなくなる」といった懸念も。投手のケガ予防のために採用された球数制限だが、「大人がやるべきことは、子供たちの未来を明るくするために、色んな選択肢を与えてやるのが一番いいと思う。何かに不平等が起きるのが一番ダメ。球数制限のおかげで、成長できるところをできなくなった、アピールできるところをできなくなった。それで未来をつぶしてる可能性も十分ある。そういうのを考えた方がいい」と強い口調で語った。「1週間500球」という球数制限をなくして、スケジュールに余裕のある日程で大会を開催することを提案した里崎氏。視聴者からは、「おっしゃる通りだと思います!」「シンプルかつベストの正解」「筋が通り過ぎて納得しかなかった」「ぐうの音も出ないくらいのド正論」といった賛同のコメントが集まっているほか、高校球児の気持ちに寄り添った考えに、「ルール決める人より、子供の事を考えてるように感じる」といった声も寄せられている。
2021年04月18日3月28日に放送された『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)の3時間スペシャル。3月いっぱいでジャニーズ事務所を退所する長瀬智也(42)の出演は、この日を持って最後となった。番組では3,000歩以内で目的地を目指す、「3000歩でTOKIOは全員集合できるか」が企画された。今回の目的地は、東京・後楽園ホールの“お花見会場”。そんななか、“ある演出”に心を打たれた視聴者が続出している。城島茂(50)、国分太一(46)、松岡昌宏(44)は、「3,000歩以内」でお花見会場を目指した。いっぽう長瀬は、かつて日本一周をしたソーラーカー「だん吉」の修理からスタート。整備された懐かしの愛車で、目的地へと向かった。4人が合流すると、プロジェクションマッピングに桜の花びらが舞い散る映像が映し出された。そこへ城島が「だん吉」のヘッドライトを点灯。そしてメンバー4人をかたどった切り絵をかざすと、“5人”並んだ影絵が映し出されたのだ。すると松岡は、「えっ待って?」「5人映ってる。どういうこと?」と驚嘆。4人が静かに見つめるなか、長瀬が「いいじゃん、どうせ5人なんだから」と沈黙を破った。その一言で場の空気は明るくなり、松岡は「もともとはな」とコメント。国分も「なるほどね」と納得の様子を見せていた。最後の締めくくりとなったこのシーンに、Twitterでは《すごく感動する》《TOKIO全員集合は、この影絵のことなんだねと号泣》などとコメントが続々。■オンエアには元メンバーの山口達也も「5人の影絵以外にも、この日のオンエアは元メンバーである山口達也さん(49)の映るシーンがいくつも流れました。山口さんは18年に起こした騒動で、グループを脱退。契約を解除された後もメンバーと連絡を取り合いながら再起を目指していました。ですが、昨年9月に酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕。寝耳に水だった4人は大変、ショックを受けたといいます。TOKIOは山口さんのベースが“基軸”だったともいいます。山口さんが抜けたことで、バンドとして活動ができないことに長瀬さんは落胆していました。とはいえ、『鉄腕DASH』はデビュー直後の95年にスタートした冠番組。番組を通じ、5人は絆を深め合っていきました。それだけに、長瀬さんの“グループ愛”が率直に表れたのでしょう」(スポーツ紙記者)各メディアによると、山口は昨年11月に謝罪文を発表。アルコール依存症の克服に努めてきたことを明かし、「真摯にその罪を償っていく所存です」と綴られていたという。26年間の歴史に一区切りをつけた「鉄腕DASH」。“全員集合”の演出に、山口も胸を打たれたのではないだろうかーー。
2021年03月29日長瀬智也×宮藤官九郎のタッグで贈る現在放送中のドラマ「俺の家の話」の第9話(3月19日放送)に、ムロツヨシと塚本高史が出演することが分かった。本作は、ピークを過ぎたプロレスラーが、能楽の人間国宝である父の介護のために現役を引退、名家の大黒柱として次々と一家に降りかかる困難に立ち向かうホームドラマ。長瀬さんとのドラマ共演は「うぬぼれ刑事」以来、11年ぶりとなるムロさんが今回演じるのは、観山流の分家当主・観山万寿。寿一(長瀬さん)が観山流を継承することに異議を唱え、寿一と真っ向から対立。丁々発止のやり取りでお家騒動を巻き起こす、今回の物語のキーパーソンだ。ムロさんは「少し前になりますが、この作品のとあるシーンのロケをしている現場にたまたま遭遇し、久しぶりに長瀬さん、戸田さん、西田さんにご挨拶させていただき、その時に出たい! 出たい! と話しておりました。今回このように出演させていただき、長瀬さんから『本当に来てくれたんだ』と言ってもらいうれしかったです」と出演を熱望していたと明かし、「この作品を初回の放送から見続けており最後がどうなるか、私自身も本当に楽しみでなりません。そして、長瀬さんと一緒にお芝居させていただいたこと、この作品に参加させていただいたことに感謝しております」とコメント。また、多くの宮藤作品に出演している塚本さんは、今回、三代目葬儀屋・鬼塚として出演。長瀬さんとは「タイガー&ドラゴン」以来、実に16年ぶりの共演だが、長瀬さんとの息の合った芝居は未だ健在。「お会いして一瞬で距離が縮まり、すんなりと現場に入れてうれしかったです。収録の合間、モニターで演技の映像をチェックさせていただいた時も、自分と2ショットで映っている長瀬さんの姿を見て感慨深かったです」と長瀬さんとの再共演を喜ぶ。鬼塚は、シリアスなシーンでの緩衝材であり、物語のスパイスとなる役どころ。「第6話の阿部サダヲさん、第8話の佐藤隆太さんに続き、いよいよ第9話で、最後の象徴的なシーンに関わる三代目葬儀屋・鬼塚として出演致します! 楽しんで観ていただけたらうれしいです」と視聴者へ呼びかけている。第9話あらすじ妹弟が去り、寿三郎(西田敏行)がグループホームへ入所し、観山家に残った寿一は、ひたすら稽古に励んでいた。そこへ、半年前に家を出た寿限無(桐谷健太)が突然帰宅。寿一は寿三郎のいるグループホームへと出かける。スーパー世阿弥マシンに扮した寿一をはじめ、慰問に来たさんたまプロレスのレスラーたちを見たお年寄りは歓声を上げる。そして、その中には寿三郎の姿もあり、寿限無は泣き笑うような気持ちでそれを見つめるのだった。一方、寿一と結婚を誓い合ったはずのさくら(戸田恵梨香)は、この2週間ほど観山家には行かなかった。能とプロレスが頭の大部分を占め、手を出してこない寿一に不満を覚えていたのだ。同じ頃、踊介(永山絢斗)は週刊誌の記者からある記事を見せられていた。そこには、グループホームの中庭で運動している寿三郎の姿が…。「俺の家の話」は毎週金曜日22時~TBSにて放送中。(cinemacafe.net)
2021年03月12日現在、第3話まで放送されている長瀬智也(42)主演の『俺の家の話』(TBS系)。長瀬演じるプロレスラー・観山寿一が能楽の人間国宝である父・寿三郎(西田敏行)を介護するため、リングを離れて実家へ戻ることから始まるホームドラマだ。本作で見どころの一つである、長瀬のプロレスシーンに圧倒される視聴者が急増しているという。「第1話から長瀬さんは、迫力あるプロレス技を披露しています。リングを離れた寿一は、父の介護と能の練習に奮闘。ところが第3話では、金策のために現役時代の所属団体に覆面レスラー『スーパー世阿弥マシン』として復帰しました。ハンドスプリング(跳ね起き)から対戦相手の頭を両脚で挟み込んで投げ飛ばすなど、長瀬さんは難易度の高い技を披露しているのです」(テレビ誌ライター)そんななか注目を集めているのは、「ガンバレ☆プロレス」所属の翔太選手(32)が2月5日に投稿したツイートだ。《これだけは一人でも多くの人に知って欲しい。スーパー世阿弥マシーンのプロレスシーンは全て長瀬さん本人です》本ドラマはDDTプロレスリングの木曽大介レフェリー(43)が監修し、翔太選手もプロレス興行シーンにおいて撮影協力している。現場を知る翔太選手のツイートに、《てっきり吹き替えかと思ってました》《長瀬智也すごいな》など反響が広がっている。■プロレス界も長瀬に熱視線そんななか「NEWSポストセブン」は9日、“ジャニーズ伝説の振付師”であるボビー吉野さん(62才)のインタビュー記事を掲載。吉野さんは「レッスンも長くやっていたし、少年隊のバックダンサーをやっていたぐらいなんで、むしろうまい」などとTOKIOのダンスのスキルを絶賛している。そんなTOKIOのメンバーである長瀬の身体能力の高さは、これまでダンス以外でも注目を浴びてきた。「長瀬さんはスケボーやサッカーも得意で、身体能力が高いことはファンの間では周知のこと。5年前に『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)で空手対決を行った際は、相手の胸元の位置までジャンプして蹴りを決めていました。ドラマ内でのパフォーマンスにも、衰えを一切感じさせません。共演した蝶野正洋(57)さんも、『プロレス業界から引っ張りだこになると思う』と熱視線です」(テレビ局関係者)本誌は昨年12月上旬、本ドラマの撮影現場をキャッチ。そこにはプロレスのコスチュームをまとい、がっちりとした体格の長瀬が佇んでいた。彼が最もこだわっているのはプロレスのシーンだというが、その熱量はドラマに説得力をもたらしているようだ。「プロレスのシーンは、主に長瀬さんの意向が取り入れられているといいます。『世阿弥マシーン』が能面を着けて登場するのも、ストーリーに添った彼のアイデアなのでしょう。なんでもこなす長瀬さんは『スーパーマンじゃない』と苦笑するそうですが、周囲の期待を大きく超えてくるとも。そんな本作のテーマは介護。脚本を書いた宮藤官九郎さん(50)は、長瀬さんに『長男の悲哀を表現できるはず』と語っていました。等身大で演じる長瀬さんから滲み出る“現実味”や家族を思う気持ちは、視聴者から共感を呼んでいます」(制作関係者)
2021年02月09日主演ドラマ『俺の家の話』(TBS系)がスタートし、プロレスラーの役作りのために3カ月で約12キロ増量したことが話題になっている長瀬智也(42)。3月でジャニーズ事務所を退所する彼の個性的すぎる俳優人生を振り返ります。そこには、老若男女問わず誰をも引き寄せてしまう、唯一無二の魅力がありました――!【’95年7月】ドラマ『カケオチのススメ』家庭教師の彼女(永作博美)を持つ浪人生を演じた。当時16歳。ドラマの制作発表には子犬を抱っこしながら登場。【’96年1月】ドラマ『白線流し』卒業式に学帽の白線とスカーフを川に流す儀式をもとに作られた青春群像劇。連ドラ初主演ドラマで繊細な高校生役を。【’97年7月】ドラマ『D×D』特殊能力を持つ2人の青年が、数々の怪事件を解決していくサスペンスホラー。岡田准一との共演が話題となった。【’98年7月】ドラマ『ラブとエロス』未亡人のカスミ(浅野温子)のかわいい年下彼氏・次郎を熱演。このドラマの影響で年下彼氏が女性の憧れに。【’00年4月】ドラマ『池袋ウエストゲートパーク』宮藤官九郎と初めてタッグを組んだドラマ。渡辺謙に小雪、窪塚洋介と、錚々たるメンバーのなか主演を務めた。【’05年4月】ドラマ『タイガー&ドラゴン』ヤクザが落語に目覚め、弟子入りして奮闘する物語。岡田准一とW主演。落語ブームの火付け役となった作品。【’05年4月】映画『真夜中の弥次さん喜多さん』しりあがり寿の人気漫画の実写化。歌、ダンス、お色気ありのドタバタ時代劇。中村七之助との共演も話題に。【’06年7月】ドラマ『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』ヤクザの組長を目指す27歳の真喜男(長瀬)が、ひょんなきっかけで高校生になるというはちゃめちゃコメディ。【’07年10月】ドラマ『歌姫』笑って泣けるラブストーリー。会見では共演の高田純次が得意の適当発言をし大爆笑。豪快な笑顔も長瀬の魅力のひとつ。【’13年1月】ドラマ『泣くな、はらちゃん』漫画の中のキャラクターが現実世界に生きている女性に恋をする物語。ロケ地巡りがはやるほどの人気ぶりだった。【’13年10月】ドラマ『クロコーチ』昭和の未解決事件“三億円事件”を追いかけながら、政治家の弱みを握って恐喝する悪徳刑事役を演じた。【’16年6月】映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』こちらも宮藤官九郎監督・脚本の超絶地獄コメディ。長瀬の演じた鬼は元々人間だったという深いメッセージも。【’17年7月】ドラマ『ごめん、愛してる』韓国で社会現象を起こしたドラマのリメーク。不遇の人生を送っていた男が初めて本気で人を愛するラブストーリー。「長瀬さんは宮藤官九郎さんとの出会いによって、イケメン王道路線からキャラ変し、役者としての幅を広げられましたね」そう語るのは『ジャニーズは努力9割』を著書に持つ、元祖ジャニヲタの霜田明寛氏。「ご本人が『僕はドラマに育ててもらったし、好きなんです』と話されていましたが、実際にずっと連ドラで活躍されていますね。役者を始めたころは『白線流し』で繊細な青年を、『ラブとエロス』では年下彼氏を演じ、王道路線だった長瀬さん。しかし『池袋ウエストゲートパーク』で“素人童貞”を演じ、ジャニーズではなかった“非モテ系”を確立しました。その後、二宮和也さんが童貞役を演じるなど、後輩たちに新しい道を作りました」そんな霜田氏の印象にとくに残っているのは、『泣くな、はらちゃん』だという。「顔芸がすごかったし、そもそも人間の役でもなかった(笑)。ついにここまできたか、と。物語のピュアな代弁者でありながら、色気を出したり消したりできる類まれな魅力の持ち主です」クドカンとの作品についてはこう続ける。「ただ面白いだけじゃない。登場人物の背景が奥深く描かれています。『俺の家の話』はまさに2人の集大成、介護や相続など社会問題を詰め込みながら説教臭くなく、純粋に楽しめます。長瀬さんは後輩から慕われ、年上の人からも好かれてカリスマ性も持っている。今後もその人柄と才能を発揮されるでしょう」「女性自身」2021年2月16日号 掲載
2021年02月05日