小島秀夫の右脳が大好きなこと=を日常から切り取り、それを左脳で深掘りする、未来への考察&応援エッセイ「ゲームクリエイター小島秀夫のan‐an‐an、とっても大好き」。第5回目のテーマは「乗り継ぎへの全力疾走」です。子供の頃、よく“全力疾走”したものだ。公園で、運動場で、河川敷の堤防で。何かを追いかけていたのか?何かに追われていたのか?誰かと競争していたのか?それとも、外の世界へ飛び出そうとしていたのか?ただ走るのが楽しかった。あれから50年。日常生活で走ることはなくなった。年齢的に“全力疾走”はやめた方がいいとインストラクターにも注意されている。6月末、セルビアでの撮影を終えて帰国する為、ベオグラード空港にチェックインした。東京までの直行便はない。フランクフルトで羽田行きの便に乗り継ぐ。乗り継ぎには2時間の余裕を取っていた。ラウンジで仕事の成功を祝う乾杯をしながら出発を待っていると、「フランクフルト行きの便が遅延」との案内。2時間近くもの遅れだ。航空会社に相談してみたものの、ギリギリ間に合うかどうか?とのこと。遅れると帰国便はもうない。案の定、2時間遅れでフランクフルトに到着する。真っ先にボーディング・ブリッジを駆け抜け、ターミナルビルに!そのつもりだったが、なんと、出口から伸びていたのは、地上へのタラップ?!しかも待機していたのは、数台連結のバス!乗客全員が乗り込むまでバスは出発しない!さらにバスが送り届けてくれたのは、隣のターミナルのA!乗り継ぎ便が待つのはターミナルのB!これはまずい!そう思った時、出口で「TOKYO」のプラカードを持った空港職員の40代くらいのドイツ人女性を発見!「20分以内でゲートに着かないと乗り遅れます!私について来てください!」と、女性はそう言って唐突に走り出した。「え?走るの?!」。僕は大きなバッグを背負い直して、彼女を真似て“小走り”を始めた。裏道をショートカットすると思いきや、そうではなかった。彼女は正規のルートを、一定のスピードを保ったまま進んでいく。走り慣れていない僕には、“小走り”さえもきつい。ただ乗り継ぎには、出入国管理場(パスポート・コントロール)は通過しない。それで時間が稼げる?!だがそこはトラムのホーム。どうやら、隣のターミナルまでトラムで移動するらしい。彼女は冷静沈着に、「あと10分!」と航空会社と無線連絡を交わしている。しかし、当のトラムはなかなか来ない。筋肉だけではなく、胃まで痛くなる。到着したトラムに駆け込み、ターミナルBで降りる。セキュリティ・チェックが待っていたが、問題なく通過。あの空港職員がいない!見失った?!と、彼女が廊下の向こうで手を振っている。ゲートはまだまだ先!停止している空港内の電動カートを尻目に、また“小走り”を再開する。今いるのは10番ゲート、目指すのは42番ゲート?!随分と先だ。彼女は、ペースを崩さず進んでいく。驚くべき体力。僕には、このラストスパートは辛かった。諦めてもいい?そんな弱音が一瞬、頭を過(よぎ)った。なんとか搭乗ゲートに到着。ヘロヘロになりながらも、ゴールイン。乗客がいなくなったゲートでチケットを見せる。航空会社のCAは「荷物は間に合わないかも知れません」。あの女性を探したが、“小走り”の天使の姿はもうなかった。お礼は伝えられなかった。彼女は幻だったのか。結局、離陸機が混雑していたとのことで、1時間以上遅れての離陸となった。おかげで絶望視していた荷物の積み込みも完了。本当にあそこまで走り続ける必要が、あったのだろうか。空港での乗り継ぎには、リスクが付き纏う。乗り遅れたり、荷物がなくなったり、スーツケースが壊れたり。なるべくなら、直行便が安心だ。でも、長い人生には、乗り継ぎや乗り越しは、必然。7年前、僕は大きな“乗り継ぎ”、いや、“乗り換え”を行った。30数年間勤めた会社を去り、自分の機体となる“コジプロ”を創った。僕が“全力疾走”していたのは、乗り継ぎの為ではなかった。“物創り”という大きな目的地に向けての“全力疾走”だったのだ。僕はもう機体を乗り換えない。同じ機体(スタジオ)で給油と乗組員(スタッフ)の交代をしながら飛び続ける。僕の新たな冒険はノンストップ便だ。だから、この旅は“トランスファー(注1)”ではなく、“トランジット(注2)”だ。もう自分の機体も、目的地も、変えるつもりはない。この機体で“全力疾走”を続ける。いま、僕は再び“乗り継ぎ”の危機に直面したフランクフルト空港にいる。ベオグラードからの便が、機材の遅延と雷の影響で離陸が大幅に遅れた為だ。ヨロヨロと迎えに来たバスに乗り込み、時計を確認する。出発時刻まで僅か10分!前回よりもシビアな状況だ。他の乗客たちも殺気立っている。乗り継げるかどうか?“全力疾走”が試される。注1:トランスファー目的地へ向かう途中の空港で飛行機から降り、最終目的地へ向かう別の飛行機へと乗り換えること。注2:トランジット目的地へ向かう途中の空港にいったん着陸し、燃料の補給や清掃、クルーの入れ替えを行い、再び同じ飛行機で最終目的地へ向かうこと。今月のCulture Favoriteフランクフルト空港での全力疾走の乗り継ぎの様子。映画『NOPE/ノープ』などで知られるジョーダン・ピール監督、ホイテ・ヴァン・ホイテマ撮影監督と、お揃いの上着で記念撮影。今年12月日本公開予定のホラー映画『Talk to Me』を監督した、フィリッポウ兄弟と。こじま・ひでお1963年生まれ、東京都出身。コジマプロダクション代表。’87年に初監督作『メタルギア』でデビュー。独立後初となるタイトル『DEATH STRANDING』が世界で大きな話題を呼んだ。現在、その続編となる『DEATH STRANDING 2』の制作中。ドキュメンタリーフィルム『HIDEO KOJIMA ‐ CONNECTING WORLDS』の予告編が、KOJIMA PRODUCTIONSの公式YouTubeチャンネルで公開中。次回は、2368号(10月11日発売)です。※『anan』2023年9月20日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)(by anan編集部)
2023年09月17日2023年8月21日、タレントの小島瑠璃子さんがInstagramを更新。第1子を妊娠したことを報告しました。小島さんは、自身の近況をつづった文章を次のように公開しています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 小島瑠璃子(@ruriko_kojima)がシェアした投稿 いつも応援してくださっている皆様へ。ご無沙汰しております、小島瑠璃子です。私事で恐縮ですが、この度新しい命を授かったことをご報告させていただきます。今回二人で産婦人科に通い、検査を重ねながら先生方のご指導のもと妊娠する事が出来ました。とても嬉しい反面、初めての妊娠で不安も多いです。現在安定期に入りましたが、出産まで油断は出来ないと思っておりますので引き続き無理せず安静に過ごしていければと思っております。ruriko_kojimaーより引用小島さんは同日現在、安定期に入っているといい、「引き続き無理せず、安静に過ごしていければ」と、思いをつづっていました。同年5月に、一般男性との結婚を発表した、小島さん。おめでたいニュースに、ファンからは「本当に嬉しいお知らせ」「おめでとう~!」「ご自愛ください」など、祝福の声が寄せられています。出産の日まで、母子ともに健康に、穏やかな日々を過ごしてほしいですね。小島さん、本当におめでとうございます![文・構成/grape編集部]
2023年08月21日小島秀夫の右脳が大好きなこと=を日常から切り取り、それを左脳で深掘りする、未来への考察&応援エッセイ「ゲームクリエイター小島秀夫のan‐an‐an、とっても大好き」。第4回目のテーマは「個性を“ オーダーメイド”する」です。トライベッカ映画祭(注1)で、ドキュメンタリー映画『HIDEO KOJIMA ‐ CONNECTING WORLDS(注2)』がワールドプレミア上映されるという。そこで、久しぶりにスーツに袖を通してみた。ところが、前ボタンが締まらない。太った?この間、スーツを着たのは、昨年の芸術選奨文部科学大臣賞の授賞式だったか。これでは登壇出来ない。痩せるか?あるいは、新調するか?スーツは、もともと立襟式の軍服から派生した。個を埋没させ、集団統制と画一化を目的にしたもの。その後、第一ボタンを外し、立襟を外側に折り返した民間用が、一般化して現在のスーツに。つまり、軍服も学生服もセーラー服もスーツも、“個”を縛る為の鎧ということになる。僕の父親は高度成長期に“企業戦士”と謳われた昭和のサラリーマンだった。春夏秋冬、ダークスーツにワイシャツ、ネクタイを締め、疲弊した革靴を履いては、家と職場を往復するモノクロな毎日。だから、スーツという鎧を纏う仕事を選ぶのには抵抗があった。公立の詰襟の制服を中高と纏わされていたせいもある。ゲーム業界に入った理由のひとつは、ラフな私服で通勤出来るからだった。しかし、日本では制服やスーツを纏わない私服ワーカーだと、遊び人の“不良オヤジ”として分類されてしまう。ジーパンにTシャツ、スニーカー姿なのに、学生でも定年退職者でもない中年の私服姿。30代、40代の頃、終電を逃すと、タクシーを拾って深夜に帰宅した。乗車早々、「飲み会ですか?」と不躾な態度で聞かれる。「仕事の帰りです」そう答えると「お互い大変ですね」と労いの言葉が返ってくる。それでも「お客さん、テレビ関係の人?」と、服装への偏見は生きたまま。ところが、これがスーツ姿となるとまるで違う。「お仕事、遅くまでお疲れ様です!」と、お礼まで言ってくれる。どうやらスーツは、「勤勉な日本国民」という社会的認定証のかわりになるらしい。コナミ在籍時は、役員会や経営会議、本社でのグループ会議と、月1ペースでスーツを引っ張り出していた。たまに纏うと、不思議と世界が違って見える。周囲の反応や態度が変わるのだ。だから、スーツで出勤した日は、普段は味わえないサラリーマン気分を満喫するよう努めた。行きつけのカフェでは、いつもは声をかけてこないお姉さんに「今日は素敵ですね」と褒められる。六本木の繁華街を歩けば、私服だと絶対に近寄っては来ない客引きの女性に肘を掴まれる。外来で医者にかかれば、いつもより丁寧に診てくれる。ネクタイを緩めてカラオケで流行歌を唄い、酩酊して山手線の吊り革にぶら下がる。マスに紛れ、自分をスーツに隠す。僕は“ソーシャル・ステルス”と呼んだ。ただオーダーメイドのスーツに頼るようになってから、それは間違いかも?と思うようになった。スーツのライン、デザイン、生地、色、ボタン。組み合わせは無限。スーツ創りは、完成図を頭に描きながら、細部を組み合わせていくクリエイティブな行為だ。個性を消し去るのでなく、ある秩序(ルール)の下で、自分らしさを如何に埋め込むかの勝負。まさに現代の社会で生きる我々の姿ではないか。数年ぶりに訪れたテイラーで今回、選んだ素材はこれ。ジャケットは、骸骨のカモフラ柄がストライプの間から垣間見える布地。下襟(ラペル)部分とズボンは、虎の顔が透かしで入った布地。裏地(ライニング)は、薔薇と骸骨のカラフルな柄布。フロントボタンは、2ボタン。裾はスリム用のセンターベント。トライベッカ映画祭当日。楽屋に出演者が顔を合わせた。前説を行うのは、朋友ニコラス・W・レフン監督。いつものように上から下まで新調のプラダでキメてきた(彼はプラダのアンバサダー)。上映後のQ&Aの司会役は、親友ジェフ・キーリー。そしてドキュメンタリーの監督は、僕の音楽の友グレン・ミルナー。彼らもこの特別な夜の為に、思い思いのオリジナル・スーツを新調してきた。3人の朋友たちと舞台に上がる。スーツメンは、画一性をもたらすどころか、それぞれの個性を引き立てるかのように、気ままに振る舞う。やがて4つの個性は、持ち寄った鎧を纏ったまま、壇上でひとつになる。その様は、セッションを演奏するバンドマンそのもの。こんなスーツなひとときも、気持ちいいものだ。もっと好きになってもいいかも。新しいもの、自分だけのものをオーダーする。そこに発見がある。人生も同じだ。注1:俳優のロバート・デニーロらによって設立された、ニューヨークで行われるインディペンデント映画祭。今年は6月7日~18日に開催された。注2:小島監督の幼少期のエピソード、独立スタジオの設立、『DEATH STRANDING』完成までの創作過程などに迫ったドキュメンタリー映画。今月のCulture Favorite『ヘレディタリー/継承』『ミッドサマー』などを手掛けた映画監督のアリ・アスターとの2ショット。トライベッカ映画祭のために仕立てたオーダーメイドスーツ。トライベッカ映画祭ワールドプレミアにて。『ドライヴ』などで知られる映画監督ニコラス・W・レフン、「The Game Awards」の主催者でもあるジェフ・キーリー、今回のドキュメンタリーの監督を務めたグレン・ミルナーと。こじま・ひでお1963年生まれ、東京都出身。コジマプロダクション代表。’87年に初監督作『メタルギア』でデビュー。独立後初となるタイトル『DEATH STRANDING』が世界で大きな話題を呼んだ。現在、その続編となる『DEATH STRANDING 2』の制作中。ドキュメンタリーフィルム『HIDEO KOJIMA ‐ CONNECTING WORLDS』の予告編が、KOJIMA PRODUCTIONSの公式YouTubeチャンネルで公開中。次回は、2364号(9月13日発売)です。※『anan』2023年8月16日‐23日合併号より。写真・内田紘倫(The VOICE)(by anan編集部)
2023年08月12日女優の馬場ふみかが20日、都内で行われたRPBCインナーブランド「misora(ミソラ)」の発表記者会見に出席し、クリエイティブディレクターを務める同ブランドへの思いを語った。「グラビアや雑誌の撮影など下着を着るお仕事をたくさんしてきました」とこれまでの芸能活動を振り返った馬場。「色々な種類の下着を着用して撮影している中で、私自身が下着が持つ力を感じたんですね。下着によって気分が上がって楽しくなったり、洋服をきれいに見せてくれたり。そういった経験から、みなさんにも素敵な下着を提供したい」と願望を抱くようになり、「そのためには自分で作ろう!」と決心した。24日のアイテム発売を記念して、22日と23日には東京・原宿(レンタルスペースさくら 原宿竹下口)で一般向けにお披露目会を開催する。馬場は、「いよいよ、ブランドがローンチし、展示会も始まるのですが、ドキドキしますね」と発売を目前に控えた心境を伝え、「写真と動画では事前にみなさんに見ていただいているのですが、これから実際に商品を目の前で見てもらったり、触ってもらったりするので反応が気になります。それと、同時に楽しみでもありますね」と吐露する。ブランド名の「misora」は、「私が青色が好きというのもあり、青色から“海”、“空”などの広いものを連想し、“空”が持っているさまざまな青がすごく好きで『misora=美しい空の色』という意味」で命名。「美しい空のようにみなさんを明るく、照らしていきたい」という願いも込めた。「この先も長く展開をしていきたいと考えているので、ブランドの名前を決めるときは自分の子供の名前をつけるのと同じくらい悩みました」と笑顔を見せ、「季節によって『ベストな空の色=misora色』を展開していきたいと思っています。misora(ミソラ)は自分の子供が生まれたらつけたい名前です!」と自身の未来にも重ね合わせる。「自分の個性を隠すのではなく、ありのままの自分を愛してほしい」という思いから、ブランドコンセプトは「as is / ありのまま」。馬場は「無理して頑張ることも素敵なこと」とながらも、「今のありのままの体が美しいのだという自信を持つサポートをmisoraのアイテムができれば」と期待を寄せている。
2023年07月22日林遣都、高梨臨、佐藤隆太がトリプル主演を務めるU-NEXT制作ドラマ「MALICE」(マリス)に、馬場ふみか、磯山さやか、アキラ100%、神保悟志の出演が決定した。翔東大学の事務局長・小園洋平が自宅で刺殺体で発見された。現場に駆けつけた富士見署刑事・星野尚人(林遣都)は、殺害現場であるリビングの様子を見て、妻と離れて暮らしていたという小園に別の女の影を感じる。翔東大学国際社会学部の講師・谷村夏帆(高梨臨)は、どんな手を使ってでも出世しようとしており、半年前から人事権を持つ小園と不倫関係にあった。その小園が殺害され、夏帆は殺人犯として逮捕される。一方、不倫の情報を匿名のメールで受け取った記者の丸山奏太(佐藤隆太)は、何者かが事件の印象操作を図ろうとしていることに気づき、独自の調査を始める。そんな中、星野は、中途半端な捜査で夏帆を犯人と決め込む警察上層部の捜査方針に違和感を覚え、やがて夏帆が何者かにハメられた可能性に気づく。刑事、容疑者、記者。3人はそれぞれにプライベートにおける問題も抱えながら、利害関係の一致から協力関係を結ぶことに。事件を企てた人間をあぶり出そうと画策し、真実へと近づいていく――。本作は、警察、事件関係者、マスコミという3つの視点から、事件の裏に潜む「MALICE=悪意、敵意、恨み」に迫り、真相を暴いていくヒューマンサスペンスドラマ。事件を担当する弁護士・河合朱莉役で出演する馬場さんは、「一つの事件に対して毎回いろいろな角度から語られていくことで、視聴者の皆さんがより一層深く没入できる作品になっていると思いますので、毎週楽しみに観ていただきたいです」とコメント。娘の親権を巡って離婚調停中の丸山奏太の妻・香里を演じる磯山さんは、「丸山家は『娘のため』と同じ気持ちを持っているのに、なかなかなすれ違いが生じています。丸山家がどうなるのか、見守っていただきたいです」とメッセージ。異動を望む丸山に、「手柄を立てろ」と条件を突き付ける週刊誌の編集長・藤木卓雄役のアキラ100%さんは、「緊張していましたが、佐藤さんがとても明るく元気に引っ張ってくれて楽しく撮影できました」とふり返り、「とても素敵な作品ですので、手に汗握りながら楽しんでご覧いただきたいです」と語る。丸山がスクープを狙う民進党議員・中川満役の神保さんは「素敵なドラマの影の『悪』を演じさせて頂けて最高に楽しめました。『悪』と言っても私が演じた中川にとっては、それが常識であり、それが正義。そんな社会の裏側を感じて頂ければ最高です」と役柄について説明している。「MALICE」は9月、U-NEXTにて見放題配信予定。(シネマカフェ編集部)
2023年07月19日《小島よしおさんは、SDGsでお金を稼いでいるわけですね。なるほど。これは。。。簡単な答え合わせですね》7月15日、ねずみの絵文字を添えてこうツイートしたのは、自民党所属の杉並区議会議員・わたなべ友貴氏(38)。発端はタレントの小島よしお(42)が14日に『マンガでわかるLGBTQ+』(講談社)の写真を添えて、《同性婚がなんでダメなんだろう。あったほうがみんなハッピーになる気がするんだけどなぁ。。》と呟いたこと。わたなべ氏は小島のツイートを引用し、かつ、小島が’22年1月に《よしおのアルプス一万尺 SDGsバージョンだよ!》とTwitterアカウントの最上部に固定しているYouTube動画を紹介するツイートのスクリーンショットを添えていた。なお、『よしおのアルプス一万尺 〜SDGsバージョン〜』とは、SDGs(持続可能な開発目標)の17目標をわかりやすく紹介する動画だ。わたなべ氏が言う「答え合わせ」とは何を示すのか判然としないが、SDGsは’15年9月の国連サミットにおいて全会一致で採択された世界共通の行動目標。日本では翌’16年5月に安倍政権下で「SDGs推進本部」が設置され、現在は政府や多くの民間企業が取り組んでいる。なお、SDGsでは5つ目に「ジェンダー平等を実現しよう」との目標が掲げられている。わたなべ氏も今年2月5日に、《私はLGBTQ当事者の友人がいますが、仮に友人がいなくても、差別を受けることのない世の中を目指すことは当然です。(政治家なら特に)》とツイートしていた。しかし、議員でありながら一個人を揶揄するようなツイートをしたわたなべ氏に、批判の声が続出している。《言いがかりすぎて、開いた口が塞がらない》《SDGsでお金稼いだら何がダメなの?さっぱりわかりませんが》《いまどきSDGsを揶揄する政治家って、あまりにも時代を知らないことを自白してるわよね。ちなみに日本政府の国策の一つよ?》《あれれ、岸田政権はSDGsを推進してませんでしたっけ?岸田政権って自民党ですよね?そのSDGsについて何かしら表現すると自民党の議員として「ありがとうございます」というなら理解もできますが「金を稼いでいる」とが揶揄しちゃうのは意味不明ですね》
2023年07月17日小島秀夫の右脳が大好きなこと=を日常から切り取り、それを左脳で深掘りする、未来への考察&応援エッセイ「ゲームクリエイター小島秀夫のan‐an‐an、とっても大好き」。第3回目のテーマは「誰かの齧りかけの林檎」です。30年にわたって齧り続けている“大好きな”ものがある。最初から好きだった訳ではない。齧り続けているうちに、やめられなくなったというのが本音だ。最初に乗った自転車から降りられなくなるような。もはや齧らない日常は、想像もつかない。なぜならこの“林檎”は、ふぞろいながらも、日々品種改良し、進化しているからだ。その“林檎”とはどういうものなのか?それは歯で咀嚼する果実ではない。脳で齧る“林檎”、つまりApple社製の“Mac”のことだ。先月、カリフォルニア州クパティーノで行われた“WWDC23”(注1)での基調講演の為、Apple Park(注2)を訪れた。そこには僕が齧り続けた“林檎”の過去と未来があった。テクノロジーと自然が調和した壮大な施設を前にして、確信した。好きなものをずっと齧り続けてきて良かったと。何かの対価を求めて齧り続けてきたのでも、他人の目を気にしていた訳でもない。たまたま漕ぎ出した自転車から一度も降りなかったのは、ただ好きだったからだ。僕がゲーム業界に入ったのは、80年代半ば。パソコンといえば、NECや富士通などの日本企業が席巻していた。入社したばかりの頃は、手書きで企画書や書類を書いていた。ところがある時、所属長から「お前の字は読みにくい。ワープロで提出しろ」と一喝され、仕方なく、“一太郎”(注3)などのワープロを見様見真似で、使い出した。それがパソコンを齧った最初の記憶だ。企画書や仕様書、脚本、原稿、提出書類など、全てキーボードで入力するようになった。神戸の技術研究所に所属していた90年代初頭、そこで運命のMacに出逢う。当時のMacは個人ではなかなか手が出せないくらい、高価だった。ところが、所内のパッケージ・デザイン室にMacとPhotoshopのセットが試験導入された。そこで、DTP(注4)を使った初めてのゲーム取説(PCエンジン版『SNATCHER』・注5)を制作した。MacでPhotoshopを齧る体験は、衝撃だった。その後、社内でAppleメールが採用され、普段の事務業務でもMacを使うようになった。映像編集(『POLICENAUTS』・注6)も、外部ストレージを繋いだMacを使って作業した。空いた時間には、インターネットに繋ぎ、WEBをサーフィンし、圧縮された映像を覗いた。そこには未来があった。仕事上のツールやワープロというだけではなく、音楽や映像、アート、エンタメを齧れる“魔法の箱”だったのだ。すぐに僕は“林檎”の虜になった。仲間からは、幾度となく、“Windows”を推奨されたが、家でも会社でも、頑なに“窓”は開けなかった。そもそも“窓”は齧れない。ところが、今では考えられないことだが、当時のMacはかなり頻繁にフリーズした。数時間使う度に、画面中央に“爆弾マーク”が出たものだ。爆弾処理の知識がない僕らは、こまめにセーブするしかなかった。もちろん、編集時の映像レンダリング中も例外ではない。帰宅する前、“かけ逃げ”(夜間に処理させる)して、朝戻ると、かなりの確率で落ちている。それが普通だった。当時のMacユーザーは、そんな“爆弾”との駆け引きさえも楽しんでいた。“林檎”はまだ青く、熟すまでには時間が必要だったのだ。それがかえってMacとの絆を強いものにした。ある種の人間臭さを感じたのだ。Macに話しかけ、機嫌をとりながら、対話する。そうやって、僕はMacを齧りながら、人生のビタミンを補給してきた。一度だけ“sad Mac(サッドマック)”を見たことがある。Macが故障した時に表示されるお別れ(故障)のマーク。さすがにあの時は、しばらく喪に服した。まるで愛犬が逝ったような喪失感を味わった。林檎は誘惑の果実といわれる。蛇がイブを誘惑して食べさせた禁断の林檎。白雪姫で魔女が食べさせた毒入り林檎。あらゆる神話や物語でアイコンとして描かれてきた。禁断の果実を追求し続ければ、いつかはその代償を払わされることになるかも知れない。だが、好きなものを齧れなくなる生活は虚しい。好きなものを齧り続ける、この些細な継続こそ、幸せではないのか。なんでもいい。目についた興味のあるものを、まずは皮も剥かずに齧ってみよう。毒や影響があるかもしれない。だからこそ、面白い。人の真似をして齧るより、まず自分の歯で齧り、自分の舌で味わってみよう。と、ここまで原稿を書いてきた手を休め、最先端の洗練されたMacと向き合う。“林檎”の木は、完璧なサービスの円環として社会に深く根を張っている。あの“爆弾”はもう見ることはない。どこか寂しさを覚えた瞬間、モニター内のタグにある“林檎”に目を留める。齧りかけの“林檎”は変わらず、誰にも食べられず、今もそこにある。そこで初めてこのマークの周到さに気づく。注1:WWDC232023年6月5日(現地時間)から開催された、Appleの開発者向け年次大型イベント。注2:Apple ParkAppleの本社ビルを中心とする施設。注3:一太郎ジャストシステム社が販売する、歴史の長い日本語ワープロソフト。注4:DTPDesktop Publishingの略。パソコン上で印刷物のデータを制作すること。注5:『SNATCHER』1988年発売のアドベンチャーゲーム。小島秀夫が企画・シナリオを手がけた。注6:『POLICENAUTS』小島秀夫による1994年発売のアドベンチャーゲーム。今月のCulture Favorite“WWDC23”で訪れたAppleの本社にて。パフォーマンスキャプチャー撮影現場での一コマ。GW休暇で別府温泉へ行った際の写真。こじま・ひでお1963年生まれ、東京都出身。コジマプロダクション代表。’87年に初監督作『メタルギア』でデビュー。独立後初となるタイトル『DEATH STRANDING』が世界で大きな話題を呼んだ。現在、その続編となる『DEATH STRANDING 2』の制作中。ドキュメンタリーフィルム『HIDEO KOJIMA:CONNECTING WORLDS』の予告編が、KOJIMA PRODUCTIONSの公式YouTubeチャンネルで公開中。次回は、2360号(8月9日発売)です。※『anan』2023年7月19日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)(by anan編集部)
2023年07月15日井口理(King Gnu)、馬場ふみか、河合優実、高良健吾、浅香航大らが出演する映画『ひとりぼっちじゃない』のBlu-ray&DVDが、10月4日(水)にリリース決定。本作は、不器用なススメの、ナナメでまっすぐな、純愛と狂気の物語が人々の心を揺さぶる物語。原作は、脚本家・伊藤ちひろが10年をかけて書き上げた、自分を主人公ではないと認識する主人公ススメの日記形式の小説。行定勲監督のプロデュースにより、伊藤さん自身が初監督を務め、新たに映画として誕生した。今回映像特典として、撮影現場の裏側に密着した、ここでしか観られない映像たっぷりのメイキングを収録。舞台挨拶集やSNSに投稿されたススメの姿を映したミニ動画集も収録予定だ。▼『ひとりぼっちじゃない』Blu-ray&DVD商品情報発売日:2023年10月4日(水)価格:Blu-ray:5,500円(税込)DVD:4,400円(税込)発売元:株式会社ハピネット・メディアマーケティング販売元:株式会社ハピネット・メディアマーケティング©2023 「ひとりぼっちじゃない」製作委員会(シネマカフェ編集部)■関連作品:ひとりぼっちじゃない 2023年春、全国にて公開予定©2023「ひとりぼっちじゃない」製作委員会
2023年07月09日GACKT&二階堂ふみがW主演を務める、映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』(11月23日公開)の特報映像が27日、公開された。同作は『パタリロ!』などで知られる魔夜峰央が1982年に発表した作品で、2015年に復刊されたことをきっかけに、テレビ番組、SNS、インターネットなどメディアで多数取り上げられ、大反響を呼んだ。埼玉県民が東京都民からひどい迫害を受けている世界で、東京都知事の息子・壇ノ浦百美(二階堂)と、アメリカ帰りの謎の転校生・麻実麗(GACKT)の活躍を描く。この度、正式タイトルが『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』、公開が11月23日に決定。hoChannelは壮大な航海シーンからスタートし、麗の口からは「今ここで戦わなければ日本全土が大阪になってしまう」「琵琶湖の水を止める」という発言が飛び出す。険しい旅路の中で不気味な景色が見え隠れし、しまいには、大量のたこ焼きを食べながら「なんでっしゃろ?」と流暢な関西弁を話す百美の姿も。西も東も入り混じり、埼玉のみならず日本中を巻き込んでいくことになる“天下分け目の東西対決”の兆しがうかがえる映像となっている。併せて解禁となったティザービジュアルでは、漫才師のような出で立ちの麗と百美が「関西の皆様 飛び火してすんまへん。」とおなじみの謝罪ポーズを関西弁とともに披露しているほか、「○さ」マークに加え「阪」の文字や、どこかで見たことのあるシルエットもちらつく隠しデザインがあしらわれている。○GACKT コメント『翔んで埼玉』なのになぜ関西に行くのか。そもそも関西に行くことがスケールアップなのか。よくここまでくだらなく突き詰めたなと思いながら撮影をしました。自由を手に入れたはずの埼玉解放戦線は、今度は何のために戦うのか。壮絶な東西対決の行方はみなさんの予想を裏切り、期待には大いに応えられる作品になっていると思います。前作からのスケールアップ、飛翔したストーリー、そして関西ならではの感情のキャッチボールをぜひお楽しみください。○二階堂ふみ コメント前作プロモーションの関西キャンペーンで、続編は「止めるで琵琶湖」なんて安易に言ってしまったことを後悔しています。まさか本当に関西で続編が作られるなんて。『翔んで埼玉』公開以降、埼玉県の方にすごく声をかけていただくようになり、勝手に埼玉県代表のような気持ちになっています。関西を巻き込んでいっても変わらず、“埼玉愛”、“郷土愛”そして“人とのつながり”をお届けいたします。新たな『翔んで埼玉』の一面も見せられたらなと思っておりますので、ぜひお楽しみに。○若松央樹プロデューサー コメント前作では、公開当日まで不安な日々を過ごしましたが、埼玉の皆様をはじめ関東そしてその他の地域の方々からも、公開後愛あるお言葉をいただき、本当に感謝しております。そしてこの度、さらに地域を拡大し、古くから言われております「東西対決」といったところに焦点をあてさせていただきました。関西の皆様には本当に飛び火してしまい、申し訳ありませんが、どうか寛大な心で見守っていたければ幸いです。また、埼玉の皆様におかれましても輪をかけて「相変わらず」でございますのでご容赦いただければと思っております。さらに今作では、地域の広がりだけでなく、登場人物の規模そしてキャラの濃さも、前作をはるかに超えるものとなっております。監督はじめ制作者一同愛を持って作ったこの茶番劇を再び楽しんでいただければと心より願っております。○武内英樹監督 コメントいよいよ皆様に『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』を発表する事ができます。続編は、関東はもちろんのこと関西を巻き込んだ東西ディスり対決!!まだまだ言えない情報も沢山ありますが、紛れもなく“愛をこめて”お届けいたします。画面の端々からスケールアップした“埼玉”の世界を感じ取って頂ければ嬉しいですし、ふたたび皆様にこの茶番劇を楽しんでいただき、愛される作品になればこの上ない喜びです。(C)2023 映画「翔んで埼玉」製作委員会
2023年06月28日RPBCは7月24日、女優・馬場ふみかさんがクリエイティブ・ディレクターを務めるインナーブランド「misora(ミソラ)」を公式サイトにて発売開始します。■“ありのままのあなたをより美しく輝かせる”インナーウエア「自分の持つ個性を包み隠すのではなく誰よりも自分を愛してほしい」「個性が生きるスタイルを提案するみんなのためのブランドにしたい」「ありのままをより美しく輝かせることを大切にしたい」という馬場ふみかさん自身の想いに端を発して、同プロジェクトはスタート。そして、1年以上の歳月をかけて機能・素材・デザインすべてにこだわり、その想いを反映させたアイテムを作り上げました。ブランドコンセプトは『as is / ありのまま』で、「誰よりも自分を愛してほしいから個性が生きるスタイルを提案するブランド」、そして「ありのままのあなたらしさをより美しく輝かせることを大切にします」と伝えています。“空のように明るく、⻘く澄んだあなたを輝かせる”という想いを込めて、ブランドネームは『misora』に。6月21日からは、ブランドYouTube公式チャンネルにてブランドのアイデンティティやアイテムへのこだわり等を定期的に配信しています。ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。■公式YouTube channel 概要アカウント名:「misora(ミソラ)公式YouTube」URL:(エボル)
2023年06月27日小島秀夫の右脳が大好きなこと=を日常から切り取り、それを左脳で深掘りする、未来への考察&応援エッセイ「ゲームクリエイター小島秀夫のan‐an‐an、とっても大好き」。第2回目のテーマは「“調理時間 500W 約4分30秒/600W 約3分40秒”の味」です。子供の頃、料理番組に嵌った。特にお気に入りだったのが、料理研究家グラハム・カーがオーナーを務めるカナダのTV番組『世界の料理ショー』。料理の作り方をなぞる今のYouTuberとは“味”が違った。世界中のレシピを選び、ワイングラスを手にしたグラハムが観客に語りながら、調理の過程を優雅に魅せる。選ばれた一人の観客が試食をする。創り手と観客が一体となって料理を楽しむユニークなエンタメ番組だった。僕は関西育ち。地元大阪のたこ焼き、神戸の明石焼き(たまご焼き)には目がない。関西では、たこ焼きは自分たちで焼くのが習わしで、友人たちと具材を持ち寄り、“たこ焼きパーティー”なるものもよく開催した。たこ焼きの魅力はその“味”の美味しさだけではない。創る過程も格別だ。たこ焼きが焼けないと、一人前として格好が付かない。子供の頃は、餃子包みやドーナツや天ぷら等、仕込みの手伝いをよく、オカンにやらされた。おかげで、両手にもった卵も片手でそれぞれ同時に割る芸当も出来るし、林檎も一度も皮を途切れさせずに最後まで剥ける。特に卵焼きやプレーンオムレツは、僕の十八番の料理でもあった。僕にとっての料理は、彫刻や粘土をこねるといった造形行為に近いものだったのだ。中でも熱を加えると固まり、形が変わる卵や粉物の料理には興奮した。完成時の美しさが問われる卵料理、揚げ物、お好み焼き、中でも完全なる球体を求められるたこ焼きは特別な存在だった。子供の頃、コンビニはまだなかった。出前を取るのは特別な機会に限る。学校から帰っても家に誰もいない“鍵っ子”だった僕にとっては、小腹が空いた時、台所に立つのは日常だった。あくまでも自分が食べる為だが、グラハム・カーのように食べる観客を妄想して、料理に挑む。ただ空腹を満たすだけでなく、孤独感も軽減してくれた。それは、創作行為であり、エンタテインメントでもあったのだ。上京して、関東発のたこ焼き“銀だこ”に出逢った。“銀だこ”は、表面を油で薄く揚げている。たこ焼きを揚げるなんて邪道だとは思ったが、食べてみてその食感と旨さに驚いた。たこ焼きは熱を含んだ状態では中の空気が膨張して球体を維持しているものの、皿に置くと萎んでしまう。その点、油で表面を焦がした“銀だこ”は、盛り付けしても形は崩れない。美しいドーム状を維持したまま。それから、大好物になった。そして、コロナ禍の孤立した環境下で、冷凍の“銀だこ”のお世話になることとなった。僅か数分、チンをするだけで老舗のたこ焼きが食べられる。コンビニに行けば、24時間、いつでも手に入る。素材も器具も場所も時間もいらない。失敗もしない。なんとも便利な時代になったものだ。ただ、これは僕が好きだったあの“たこ焼き”とは何処か違う気がする。既に工場で完成しているものを温め直すだけ。そこに、もの創りにおける創意工夫や興奮はない。素材やレシピとの緊張したあの駆け引きもない。味も外見も同じ。失敗と成功、落胆と喜びはない。創り手と食べる側に生まれるはずのドラマもない。これは、もはや子供の頃に熱中したあの“料理”ではないのだろうか。料理をエンタテインするグラハム・カーのショー魂は、どこにもいない。昨今の冷凍食品やレトルト、インスタント食品の進化には、眼を見張るものがある。AIが食卓に入る近い未来には、調理の風景は大きく変わることだろう。一度完成したものをチンする時代から、冷蔵庫にアプリが知らぬ間にストックした材料を、AIが瞬時に調理してくれる時代が来る。僕らは、ただ座って食べる側だけの楽しみしかない日常を送るのだろうか。何故、たこ焼きが球体なのか?何故、ピザが薄い円盤型なのか?料理をするプロセスが欠落した日常では、完成形を見たとしても、誰も疑問を抱くこともなくなるだろう。未来の新人類は何ごともなかったように、ブラックボックスの中で調理され、出力された完成形を食べるのだろうか。そんなことを思いながら、電子レンジに大好きな冷凍のたこ焼きを入れ、大好きだった『世界の料理ショー』のDVD‐BOXを取り出す。調理が終わるまでの僅か数分、僕はグラハム・カーの番組を観て料理の世界に食い入る。レンジが放つ“チン”音は僕の耳には聴こえない。今月のCulture Favoriteコジプロに遊びにきた朋友ギレルモ・デル・トロ監督とのツーショット。映画『NOPE』や『インターステラー』の天才撮影監督であるホイテ・ヴァン・ホイテマさんと邂逅。コロナ禍のためしばらく逢えなかったローレン・サイさんと再会。こじま・ひでお1963年生まれ、東京都出身。コジマプロダクション代表。’87年に初監督作『メタルギア』でデビュー。独立後初となるタイトル『DEATH STRANDING』が世界で大きな話題を呼んだ。現在、その続編となる『DEATH STRANDING 2』の制作中。ドキュメンタリーフィルム『HIDEO KOJIMA‐CONNECTING WORLDS』が、6月17日トライベッカ映画祭でワールドプレミア上映される。次回は、2356号(7月12日発売)です。※『anan』2023年6月21日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)(by anan編集部)
2023年06月17日株式会社Habitatの代表・北村功太氏と極秘結婚していたと文春オンラインで報じられた、タレントの小島瑠璃子(29)。同時に、長年所属していたホリプロを今年2月に退所していたことも明らかとなった。かねてから中国留学に向け準備中で、すでに日本のレギュラー番組も卒業。5月19日に久々の表舞台に出たことで、緊張しているそぶりを見せた。一時は「こじるり無双」という言葉が世間を賑わせるほど、頭の回転の速さやコメント力が高く評価されていたこじるり。出演本数でも女性タレント部門で1位に上り詰めたことがあったほどだ。しかし2020年8月、漫画「キングダム」(集英社)の作者・原泰久氏(47)との熱愛を週刊ポストがスクープ。出会った時点で原氏にはまだ妻がいたことから、こじるりの“略奪疑惑”が囁かれるようになった。記事内では原が独身になってからの交際だったとする関係者コメントがあり、原氏も自身のTwitterで同年3月に離婚していたと公表。だが離婚から熱愛報道までの時期が近かったため、そこから彼女の好感度は一気に落ちることとなる。また今回の結婚も、出会った時点で北村氏はまだ既婚者だったという。やはり文春オンラインの報道でも“重複期間”は否定されているが、不信感を抱く声は少なくない。コラムニストのおおしまりえさんは、「あれほど“賢さ”が評価されて好感度も高かった小島さんが、気づけば“したたか”と批判を受けるようになった。そこには、ターニングポイントがあったように思う」と話す。また彼女を見ながら感じる、「したたかさ」と「賢さ」の違いについても聞いた。■小島瑠璃子が好感度を一気に落としたのは略奪疑惑ではない小島さんが好感度を一気に落とすこととなったのは、やはり原氏との“略奪愛疑惑”が報じられたことでしょう。ただ、あの熱愛報道自体が彼女の好感度を一気に落としたわけではありません。彼女はあの報道から「赤裸々キャラ」を見せることで、出演番組で多数の恋愛観を語っていきました。そのキャラ変が、結果として好感度を下げることとなったのではないでしょうか。例えばバラエティ番組「グータンヌーボ2」では、「付き合う前に致します」といった発言が大きな話題となりました。当時は話題も集めたことで成功と見えましたが、結果として相手(原氏)の顔が視聴者に想起されたことで、彼女の好感度は下がることとなります。そもそも、小島さんのファン層は圧倒的に男性です。そのファンに対して恋愛に対する生々しさを醸し出す発言は、キャラ変の布石だったのかもしれませんが、やや方向転換しすぎた気がします。■あのとき、自分の言葉で真実を語ったら違ったのではないかそもそも小島さんは原氏との熱愛が出た際に自分の言葉できちんと事実を語ることなく、バラエティでの赤裸々発言へと移行しました。振り返れば“釈明なし”の歯切れの悪さは疑惑を残したまま奔放さだけ視聴者に伝えることとなり、不快な気持ちを露わにする層が増えてしまったのかもしれません。今の時代、多くの人が“疑惑”に対して不寛容です。そうした空気があれば、面倒でも「事実は白だ」と自分の言葉として発信しておく。それが、問題を収束させる力となります。その代表として最近筆者が思うのは、元AKB48の篠田麻里子さん(37)の“不倫疑惑”報道です。彼女は数々の証拠(らしきもの)がネットに流出している状況があるにもかかわらず、「不倫の事実はない」とはっきり明言しています。多くの人が「それは無理筋だろう」と思ったかもしれませんが、結果としてなんだかんだ問題は収束。彼女も新たな道を歩み始めているではありませんか。現在の芸能界が不倫に不寛容である状況を見ても、「否定しきる力」の強さを目の当たりにしたのでした。小島さんも原氏との関係に疑いが持たれていたなら、一度どこかで明言しておけば好感度の急低下は防げたのかもしれません。■「したたか」と「賢い」の違いはどこにある?「したたかさ」と「賢さ」の違いはどこにあるのか。彼女を見たときに思うのは「計算」や「保身」や「損得勘定」といった、自分に向く意識の強さによって分かれるのではないかということです。小島さんはとても賢かった反面、行動の裏にある目的がどこかで透けるような感覚を見る側に与えていました。それがより露呈し始めたのが、あの熱愛報道からの発言やキャラ作りだったのかもしれません。人妻となって中国進出し、新たな活路を見出す小島さん。はたして、中国ではどう受け止められるのでしょう。個人的には相性が良さそうな気もしますが、彼女が日本凱旋する日を待ちたいと思います。(文:おおしまりえ)
2023年06月02日女優の二階堂ふみが1日、都内で行われたシャネルのファッションショー「2022/23年メティエダール コレクション CHANEL-DAKAR」に来場した。二階堂は、ブラック、パープル、バーガンディのカラーのニットにミニ丈のボトムスをあわせたコーディネートで美脚を披露し、ウエストもチラリ。三つ編みヘアでかわいさをプラスしていた。メティエダール コレクションは、CHANELの無限のクリエイティビティを現実のものにする職人たちへオマージュを捧げるもの。今回のコレクションでは、躍動感溢れる色彩にビーズやスパンコールの華やかな刺繍、ツイードの風合いを活かしたフレアパンツのセットアップ、花々を描いた軽やかなドレスといった1970年代のスピリットを讃えている。
2023年06月01日小島秀夫の右脳が大好きなこと=を日常から切り取り、それを左脳で深掘りする、未来への考察&応援エッセイ「ゲームクリエイター小島秀夫のan‐an‐an、とっても大好き」。第1回目のテーマは「願望(ねがいごと)」です。“大好き”を探し求めれば、将来幸せになる今年の元旦、子供たちと久しぶりに初詣をすることが出来た。彼らと揃っての初詣はなんと3年ぶり。毎年恒例だった“おみくじ”もみんなで引いた。結果は3人とも「大吉」だった。普通なら「これで、今年は幸せになれる!」と喜ぶべきなのだろう。だが、パンデミックが忍び寄る2020年にも「大吉」を引いたのを思い起こすと、複雑な気持ちになる。また全員が揃って「大吉」となると、「大吉」の配分量を疑ってしまう。このご時世だから、“幸運”を増量、底上げしているのでは?と勘繰ってもしまう。しかし、僕はそれが幸せの指標であると思わない。結果(託宣)に歓喜している人は、幸せにはなれないと言いたい訳でもない。「大吉」でも、たとえ「小吉」を掴んだとしても、幸せと感じられるかどうか。ここが大切なのだ。幸せは、自分で引き寄せるもの。そもそも“おみくじ”は“引く”ものなのだから。昨年の秋から、Spotifyで僕のポッドキャスト番組『Hideo Kojima presents Brain Structure』の配信を行っている。日本語版と英語版を、全世界に同時配信するという実験的番組だ。ゲストに招いた映画監督のジョーダン・ピールと対談をした回の冒頭で、彼は、子供の頃に『MGS2』(※『メタルギアソリッド2』)をプレイし、自分の“物創り”に大きな影響を受けたと語ってくれた。『MGS2』には「フォーチュン」という悲劇のヴィランが登場する。彼女は、戦場では奇跡とも言える程に弾丸に当たらず、爆発を逃れ、擦り傷ひとつ負わない。だから「幸運の女王(フォーチュン)」と呼ばれ、恐れられている。しかし、彼女は日常生活では不遇に蝕まれている。実はこのキャラクターは、「幸せの本質」を考えてもらうために創ったのだ。幸運を全て戦場で使い切ってしまうため、日常ではその反動で不幸が噴出する。だから、「幸せはみんな平等に訪れる。不幸のどん底にあったとしても、幸福はどこかに転がっている」と、フォーチュン・クッキー=“おみくじ”の構図を、伝えたかった。ジョーダンは、このキャラクターが背負わされた、過酷な哀しみに惹かれたようだった。「“幸せ”とはなんだろう?」誰もが一度は自問自答したことだろう。その解答を求めて、書物や文献を繙いた人も多いだろう。そもそも“幸せ”とは眼に見えるものではない。計量できるものでもない。人によって、時代によって、地域によって、定義は変わる。普遍的なものではなく、哲学的で至極曖昧なものだ。果たして、平和だと幸せなのか?戦時下ならば不幸なのか?その答えは、誰にもわからない。幸せとは、好きなものに出逢う、好きなものを感じる、好きなものに囲まれている、という極当たり前の“偶然”から育まれる感情ではないのかと思う。だからこそ、人はその“偶然”を逃したくない。占いや、祈りはそのためにあるのかもしれない。初詣で“幸運(おみくじ)”を引くという行為も、幸せを感じ取る、ささやかな願いなのではないだろうか。もし世界に存在する幸せの出所が同じなら、誰もが平等に幸せに遭遇出来るはずだ。それは量でも質でもなく、大好きなものをどれだけ日常の中から見つけられるか?ではないだろうか。幸せを解析するのではなく、幸せと感じられる瞬間を引き出すこと。出逢えるかどうかではない。感じ取れるかどうか。盲目的であっては、幸せは遠のいてしまう。好きなものを、好きだと言える、その少しの感受性と自覚を持つこと。それらが小さな幸せに繋がるのではないだろうか。ということで、僕が日常の中で触れる「とっても大好き」なことを、小さな幸せの源を、このエッセイで紹介していこうかと思う。今月のCulture Favorite昨年、映画『NOPE/ノープ』が大きな話題となったジョーダン・ピール監督とのツーショット。ポッドキャスト『Hideo Kojima presents Brain Structure』の彼との対談回は必聴です。LAで実施された、パフォーマンスキャプチャーの現場の一コマ。ディズニーランドの「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」で作った(!)ライトセーバー。こじま・ひでお1963年生まれ、東京都出身。コジマプロダクション代表。’87年に初監督作『メタルギア』でデビュー。独立後初となるタイトル『DEATH STRANDING』が世界で大きな話題を呼んだ。現在、その続編となる『DEATH STRANDING 2』の制作中。次回は、2352号(6月14日発売)です。※『anan』2023年5月24日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)(by anan編集部)
2023年05月27日世界的ゲームクリエイター・小島秀夫さん。そのクリエイティブマインドに触れられるドキュメンタリー映画『HIDEO KOJIMA - CONNECTING WORLDS』が、今年のトライベッカ映画祭でワールドプレミア上映されることが発表された。小島秀夫さんのドキュメンタリー映画が公開決定!ゲームクリエイター・小島秀夫さんのドキュメンタリー映画が完成。イギリスで製作された『HIDEO KOJIMA – CONNECTING WORLDS』が、今年のトライベッカ映画祭にてワールドプレミア上映されることが決まった。トライベッカ映画祭は、2001年に俳優のロバート・デニーロ、ジェーン・ローゼンタール、クレイグ・ハトコフによって設立され、現在では米国を代表するインディペンデント映画祭のひとつ。創り出してきた唯一無二のゲームの数々が世界中の人々に愛されている小島監督。このドキュメンタリー映画は、これまであまり語られることのなかった小島監督の幼少期のエピソードや、独立スタジオの設立、『DEATH STRANDING』を完成させるまでの創造過程に迫る映像作品だという。海外のクリエイターとの親交の深さも話題に上ることの多い小島監督だが、今作にも、ギレルモ・デル・トロ、ニコラス・ウィンディング・レフン、ジョージ・ミラー、ノーマン・リーダス、グライムス 、ウッドキッド、チャーチズなど、映画や音楽のシーンで活躍する、さまざまなアーティストやクリエイターがコメンテーターとして登場するとのこと。6月17日に行われる上映会では、スペシャルイベントとして小島秀夫監督が登壇し、映像に関するトークや来場者とのQ&Aセッションも行う予定だ。小島秀夫ビデオゲームの枠を超えた作品を生み出す、シネマティックな映像表現とストーリーテリングのパイオニアとしても評価を集める。2015年12月16日、「From Sapiens to Ludens」の旗印のもと、独立インディーズゲームスタジオKOJIMA PRODUCTIONSを設立。2019年11月8日、スタジオ初のゲームタイトル『DEATH STRANDING』をリリース。発売以来、数々のゲームアワードを受賞し、今なお世界中で高い評価を得ている。雑誌『anan』ではゲーム特集などにもたびたび登場し、「anan award2022」も受賞した。同誌での月一エッセイ連載が始まったばかり。Photo by Hiromichi Uchida (The Voice)information上映日時:6/17(土) 17:00より ※北米時間会場:Spring Studios内 Indeed Theaterにて開催予定
2023年05月22日タレントの小島瑠璃子が19日、東京・角川シネマ有楽町で行われたドキュメンタリー映画『再会長江』の舞台挨拶に、竹内亮監督とともに出席。中国留学を決めた思いを語った。冒頭、小島は「メディアの方々の前に出るのは半年以上。ずっと家にいたのでフラッシュにびっくりしちゃっているんですけど、ご無沙汰しております小島瑠璃子です。とっても寝て食べて元気にやっておりました」と挨拶。中国語でも挨拶し、竹内監督が「こんなにうまくなるとは。すごいレベル上がったと思います」と絶賛した。日本での芸能活動を終了し、中国に留学する小島。「今29歳で、周りの小学校からの同級生と話していても、みんな転職を考えたり、ライフプランのことを考えたり、結婚するのかなとか考えたり、そういう年齢。私も15歳から芸能界にいたんですけどもれなく考えることがあって、そのときに芸能界にすごく守られて育ってきたので、一度自分で何ができるのか、そして私は何ができない人間なのか知らなきゃいけないなとぼんやり思っていたんです。そうしたら友達が中国語のレッスンに誘ってくれて、行ってみたら中国語が楽しかった」と中国語に触れたきっかけを明かした。続けて、「中国は距離はすごく近いけどわからないなと思って行ってみたんです。北京に5日間、知らないおばあちゃんの家にホームステイしたら、生活全部が違って。でもそのおばあちゃんが片言なのにすごくよくしてくれて温かくて、中国語を覚えてもっとそのおばあちゃんと話してみたいと思ったんです。それがどんどん広がっていって、中国語がどんどん勉強したくなって、その思いがピークに達したときに中国に住みたいなと思って」と説明。「中国は中途半端に芸能を続けながら行ったら何もわからないだろうと。中国の方たちは何も見せてくれないと思って。私が全部1回終わりにして行かないと見えない中国が見たいと思って、転職だ! と。一般企業でこれから働くかもしれないし、自分で何かやるのかもしれないし、また中国で芸能もトライしてみるのかもしれないですが、とにかく中国の生活と人を知りたいなというので中国に行くことにしました」と留学を決めた思いを語った。まずは現地の大学に通う。「留学生用のコースで、誰でも入れるコースがあるんですよ。行く大学はすごく優秀な大学なんですが、受験とかいらない。申し込んだら入れたんです。受け入れてくれるようになっているので。そこでバリバリ勉強して、というのをまず最初に。最初はもう中国語の勉強だけを集中して」と説明した。さらに、今月15日に会社経営者の男性との結婚が報じられた小島は「私事なんですが、先日結婚しまして」と自ら報告。「夫も応援してくれている。お互いに行ったり来たりしながら、結婚生活をしながら中国でのトライも。自分のキャリアはまっしぐらに頑張りつつ、結婚もやってみようかなと思いました」と笑顔で語った。5月19日から5月25日まで角川シネマ有楽町において、 映画祭「竹内亮のドキュメンタリーウィーク」を開催。アジア最大の大河・長江6300キロを2年かけて撮影した『再会長江』など4作品を上映する。小島は『再会長江』のナレーションを担当した。
2023年05月19日タレントの小島瑠璃子が19日、東京・角川シネマ有楽町で行われたドキュメンタリー映画『再会長江』の舞台挨拶に、竹内亮監督とともに出席。今月15日に会社経営者の男性との結婚が報じられた小島は、「私事なんですが、先日結婚しまして」と自ら報告した。冒頭、小島は「メディアの方々の前に出るのは半年以上。ずっと家にいたのでフラッシュにびっくりしちゃっているんですけど、ご無沙汰しております小島瑠璃子です。とっても寝て食べて元気にやっておりました」と挨拶。中国語でも挨拶し、竹内監督が「こんなにうまくなるとは。すごいレベル上がったと思います」と絶賛した。結婚後初の公の場となった小島は、「私事なんですが、先日結婚しまして」と自ら報告し、会場から祝福の拍手が起こると「ありがとうございます!」と感謝。中国に留学することを発表しているが、「夫も応援してくれている。お互いに行ったり来たりしながら、結婚生活をしながら中国でのトライも。自分のキャリアはまっしぐらに頑張りつつ、結婚もやってみようかなと思いました」と話した。5月19日から5月25日まで角川シネマ有楽町において、 映画祭「竹内亮のドキュメンタリーウィーク」を開催。アジア最大の大河・長江6300キロを2年かけて撮影した『再会長江』など4作品を上映する。小島は『再会長江』のナレーションを担当した。
2023年05月19日新作『DEATH STRANDING 2』制作真っ最中のゲームクリエイター・小島秀夫監督のインタビューをお届けします。小島監督が代表を務めるコジマプロダクションは昨年、“Spaceship Transformation”をテーマにスタジオを改装。思わず見惚れる洗練された空間デザインはもちろん、クリエイティブスタジオとしての高い機能性も拡張されたという。「宇宙船とは、『スター・トレック』のエンタープライズ号なんです。エンタープライズ号の艦長は白人ですが、アジア人や黒人もいて、隣にはスポックという宇宙人がいます。僕は、そんな、差別も偏見もない宇宙船で新天地を探しに行くというコンセプトに非常に感動したわけです。新しいエントランスは、人種や出自などは関係なく、一緒に最先端のテクノロジーで違う世界に行きましょう、ここから宇宙船に乗り込みましょうという気持ちを込めて作りました。また、撮影も音の収録も全部ここで行える、この中で世界に向けた物創りができる環境にしたかったんです。幸い、ワンフロアを借りられることになり、今まで諦めていた音声のスタジオや運動をするところ、広いカフェテリアを作ることが叶いました。敷居や壁のない、全フロア自由に行き来ができることもコンセプトの一つです」思わずため息が出るような素晴らしい空間だが、ゲームを作る環境として大事なことは「設備ではない」と話す。「一番重要なのは、人間の繋がりというか、“物を創るぞ”という空気、情熱の重力場を創り出すこと。一人だと頑張れないけど、スタジオへ行くと頑張っている人がいて、刺激を受けて、自分もより頑張れるような場所。自分の欠点を誰かが補ってくれて、自分のいいところを人のために使える場所になればいいなと」あるプロジェクトチームでは、毎日、朝礼と終礼を実施している。「今日の目標を一人ずつ話してもらい、コンセンサスをとります。そこで何をするかというと、社員の顔色を見るんです。例えば辛そうな人がいると話を聞いて、『あ、彼女に振られたんだ』とわかれば手も打てますが、定期的なリモート会議だけでは、なかなかわからなかったりしますから。また、終礼では起こった問題や目標の達成状況を発表してもらうことで、できるだけ早く解決ができるように。あと、朝礼では、“今日の一言”もやっています。1日1人、順番に、こんなことがあったとか、こんな映画を観たなど、10分程度話してもらうのですが、まず、プレゼン力のトレーニングになります。また、順番は決まっているものの都合で出席できない人がいたりと突然順番が回ってくる場合があり、そのために日々、アンテナを立ててネタをストックし、話をまとめておく必要が出てくるんです。そういう目線を持って過ごしていると結構、世の中が見えてきますから。さらに、ただ“映画を観た”という情報で終わらず、それを自分がどう思ったか、また、“自分は好きだけど興行的にはどうか?”など、クリエイターとしてどう思ったかを考えることが重要に。情報と主観とプロとしての視点を一つの話に入れていくことを1年くらいやっていると結構、普通の人間ではなくなります。いくらでもインタビューに答えられますよ」そんな監督自身が、社員とコミュニケーションをとるためにやっていることがある。その一つが映画の上映会だ。「映画の新作は大体、金曜から始まるじゃないですか。だから月曜には観ている状態というのが僕のルール。好き嫌いでなく流行っている映画はとりあえず観ることが当たり前だと思っていますが、社員に同じようにしてとは言えないということもあり、始めました。僕が前説と後説をやって、しかもポップコーンまで出てきます(笑)」新作『DEATH STRANDING 2』はどんな作品になる?「配達を通じて繋ぐことの重要性は残しながらも、“繋ぐべきだったのか”という前作とは逆のテーマを掲げています。それは、コロナ禍で配達がライフラインになるなど注目される一方、そこに行きすぎも感じ、やはり人と会って話すのがいいよねという方向に考え方が変わったから。賛否が分かれるかもしれませんが、とんがっているし、今回も最後の作品になっていいという気持ちで創っています」こじま・ひでお1963年、東京都生まれ。コジマプロダクション代表。’87年に初監督作『メタルギア』でデビュー。独立後初となるタイトル『DEATH STRANDING』が世界で大きな話題を呼んだ。※『anan』2023年5月17日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)ヘア&メイク・奈良原友美取材、文・重信 綾(by anan編集部)
2023年05月12日小島瑠璃子(29)が久しぶりの公の場に登場するーー。5月19日から25日まで東京・角川シネマ有楽町で映画祭『竹内亮のドキュメンタリーウィーク』が開催されるにあたって、その初日に公開される映画『再会長江』の舞台挨拶に竹内亮監督(44)と共に登壇すると発表されたのだ。竹内氏は、Weibo旅行関連で1位にも輝く“中国全土ナンバー1インフルエンサー”といわれる日本人監督。総SNSフォロワー数が628万人(Weibo・522万人、抖音・70万人など)、番組など含めると1000万人を超える。2021年にはNewsweekの「世界が尊敬する日本人100」にも選出されている。テレビ東京の『ガイアの夜明け』や『未来世紀ジパング』、NHKの『世界遺産』や『長江 天と地の大紀行』などを制作し、2007年に第45回ギャラクシー賞テレビコンペティション奨励賞を受賞。13年に中国人の妻と中国へ移住し、中国に住む日本人や日本に住む中国人など200人近くを密着してきた。そんななかで2015年より配信したドキュメンタリー紀行番組『私がここに住む理由』は、 Weibo「影響力のある十大旅行番組賞」を5年連続受賞。総視聴回数は6億回を超えている。今回の映画祭では大河・長江6300キロを2年かけて撮影した『再会長江』、コロナ禍の武漢を独自取材した『お久しぶりです、武漢』、そのほかにも『大涼山』『ファーウェイ100面相』の4作品が上映されるという。このなか小島は『再会長江』のナレーションを担当しており、今回の登壇となった。今年2月には本誌で小島の中国留学が2023年9月以降に変更になったと報じていたが、その前のイベント出演とあって注目が集まっている。19日の公開記念舞台挨拶では、竹内監督と小島が撮影秘話などのトークを行うという。果たして、どんな言葉が飛び出すのだろうか。
2023年05月02日小国杉を使用し、技術力の高い国内工房で制作したあしふみ運動器具を販売している健幸ライフ株式会社は、3月6日月曜より公式インスタグラムより、「あしふみ健幸ライフ」の規格外品や試作品など非売品を10名様にプレゼントするキャンペーンを行います。プレゼント募集期間は2023年3月6日(月)から2023年3月31日(金)までとなります。規格外品や試作品など非売品を10名様にプレゼント【応募方法】1. ashifumi_kenkolifeインスタグラム公式アカウント( @ashifumi_kenkolife )をフォロー※以前からフォローされている方も対象となります。2. 本キャンペーン投稿にいいね【プレゼント商品】「あしふみ健幸ライフ」の規格外品や試作品など非売品1台【当選者数】合計10名様【当選発表/当選条件】ご当選された方にはashifumi_kenkolife公式アカウントより4月上旬にDMにてご連絡させていただきます。※当選者様のみにDMさせていただきます。またご当選された方はプレゼントが到着後、1ヶ月間ご使用いただき、体調変化等をご自身のアカウントにてご投稿をお願い致します(フィードやストーリーズなど投稿形式は問いません)※投稿の場合はashifumi_kenkolifeへのタグ付をお願い致します。その後、ashifumi_kenkolifeのアカウントより紹介させて頂きます。(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2023年03月07日女優の馬場ふみか、ロックバンド・King Gnuの井口理、河合優実、伊藤ちひろ監督が20日、都内で行われた映画『ひとりぼっちじゃない』(3月10日公開)の特別試写会に出席した。脚本家・伊藤氏が監督・脚本を手掛け、自身の同名小説を映画化した同作。企画・プロデュースは行定勲氏が担当する。不器用でコミュニケーションがうまくとれない歯科医師・ススメ(井口)が、マッサージ店で働く謎多き女性・宮子(馬場)に恋をすることで、変わっていく自分、歪み狂っていく日々を描いている。鮮やかなブルーのミニスカートから美脚をのぞかせた馬場。自身が演じる宮子の部屋が緑で囲まれていることについて、「初めて見たときはジャングルか! と思いました」とコメント。「私の自宅は緑(植物)が一切ないので、お部屋の中とは思えませんでした。でも毎日通っているうちに馴染んできて、お別れするのがさみしかったです」と愛着が湧いていたことを明かした。演じた宮子に対しては当初、「すごく(自分からは)遠い人」だと感じていた。しかし、伊藤監督からは「すごく似ている」と声をかけられたそうで、「(宮子は)優しい、温かい雰囲気を出しながらも、ちょっとドライな冷たい部分もある」と印象の変化があったという。ドライな性格だと言われることが多いという馬場は、「確かに似ているな……と。その日から友達とかに“私ってドライ?”と聞いて回りました(笑)」と笑顔を見せる。これを聞いた井口が「気になっちゃったんだ?」と質問すると、「そう(笑)。周りからもそう見えるかなって。やっぱり、みんな“(私のことを)ドライだね”と言ってました」と周囲の反応を伝えた。また、映画タイトルにちなんだトークテーマ「ひとりぼっちじゃないと感じた経験」については、「今もひとりじゃないですよね……」と遠慮がちに切り出し、「皆さんとこうやって同じ時間を過ごすと感じます」と回答。「家にいるとずっと一人でぼーっとしてるだけですし、1週間とか余裕で外に出ないで過ごせます。母親からは“カビ生えるぞ”と言われますね。おうちが好きなんです……」とインドアな一面をうかがわせていた。
2023年02月20日22年8月、中国での活動を見据え、23年から中国の大学に留学することを発表していた小島瑠璃子(29)。日本での芸能活動を徐々に減らし、9月には7年間MCを務めた『サタデープラス』(TBS系)を卒業。中国移住への準備が着々と進んでいるようだった。ところが、その小島について、驚きの現在が聞こえてきた。「小島さんは今も日本にいます。実家で暮らしているそうですよ」(芸能関係者)’22年8月8日に中国留学を発表した際は、自身のTwitterに《中国での活動を見据え、来年から中国の大学に留学します》と綴っていたが……。「中国では、春学期が2月末から3月初めにかけて、秋学期は8月末から9月初めにかけてスタートします。小島さんは当初、’23年2月末ごろから中国の大学に入学する予定でした。ところが、中国では’22年末から’23年2月上旬までの約2ヵ月間で、8万人以上が新型コロナウイルスのため死亡したとも報じられています。さらに日中関係の悪化もあり、留学するのには不安な時期だと感じたのではないでしょうか。現状では留学は延期しているとのことです」(前出・芸能関係者)小島の近況について所属事務所に問い合わせると、次のように回答があった。「2月期からの大学入学が決定していましたが世界情勢を鑑みて一度見送り、今年9月以降の入学を検討している状態です」思わぬ阻害を受ける形となった小島の海外進出。海の向こうから、彼女の活躍が聞こえる日はいつになるのか――。
2023年02月20日500万人以上のフォロワーを持つエンターテイナー(ちぃたん☆)が率いる本格的なメタルバンド「ちぃたん☆KISS~愛のROCK BAND~」は、初配信ワンマンライブを2023年2月18日(土)に開催、後日ちぃたん☆とマンツーマンの“ちぃたん☆との対面Zoom会”を実施いたします。全体【ちぃたん☆KISS~愛のROCK BAND~について】500万人以上のフォロワーを持つエンターテイナー(ちぃたん☆)が率いる本格的なメタルバンド。昨年の12月に活動を始動したばかりのバンドだが、メンバーは“妖精”と“妖精と人間のハーフ”という異色の4人組メタルバンド。音楽を通じて愛と勇気と感動を伝える事をコンセプトに日本武道館でのワンマンライブを目指している。<ちぃたん☆からのメッセージ>夢のバンド活動ができて毎日がめっちょ楽しいですっ☆絶対絶対みんなで武道館で一緒に遊びたいのでこれからも遊んでくださいねっ☆今日も元気におままごと行ってきますっ☆ちぃたん☆【LIVE情報】■2月18日(土)初配信ワンマンライブ「ちぃたん☆KISS~愛のROCK BAND~2023 SPECIAL ONLINE LIVE」会場: 日清食品 POWER STATION[REBOOT]時間: 19:00~URL : <緊急企画発表!!>先日、日清食品 POWER STATION[REBOOT]での初の配信ワンマンライブのリハーサル中、ちぃたん☆から「配信だとお客さんの顔が見えない、声が聞けないと寂しい。だから配信チケットを購入してくれた方全員と後日マンツーマンでZoomでライブの感想を聞きたい!」と無茶苦茶な提案がありました。配信ライブを盛り上げる為にもなるこの企画。是非、配信ライブでもZoomでも、ちぃたん☆に会いに来て下さい。はたしてZoomはどれだけ時間がかかるのか?。。。。。。■“ちぃたん☆との対面Zoom会”に関して※対面Zoomの参加権利は、配信チケット購入者(見逃し配信購入者含む)全員が対象となります。※配信ライブとは別の日になります。※利用方法については、後日メールにてご案内します。※ちぃたん☆とマンツーマンで、参加メンバーはちぃたん☆のみとなります。※お時間はお一人2分とさせて頂きます。■2月23日(木・祝)主催イベント「ちぃたん☆KISS~愛のROCK BAND~」ちぃたん☆と愉快な仲間達Vol.2 V.SネオV系会場 :池袋BlackHole開場/開演:16:30/17:00■5月4日(木・祝)エクスタシーレコード主催イベント「EXTASY UNLIMITED 2023~温故知新~」会場:なかのZERO 大ホール■6月24日(土)25日(日)有観客初ワンマン2days会場:池袋BlackHole【「ちぃたん☆KISS~愛のROCK BAND~」メンバー】●妖精ちぃたん☆(ボーカル)秋葉原出身のコツメカワウソの妖精。キャラクターインフルエンサーとして活動中。SNS上での体を張ったチャレンジ動画が話題になり色々な意味で有名になった。・月間全SNS総インプレッション10億超え・POPTEEN専属モデル・Smart専属モデル・秋葉原観光推進協会の公認キャラクター・Yahoo!JAPAN「DO_ACTIONS」スぺシャルサポーター・Twitter主催のアワードにて2018年最もRTされた賞に表彰ちぃたん☆●もあちゃん(ベース)妖精(フェアリー)と人間(ヒューマン)のハーフ。フェアリーヒューマンのもあちゃん。ずっと4弦ベースだったが最近では5弦ベースの魅力に取り憑かれている。得意技:二次元と三次元を行き来できる。<Twitter> もあちゃん●カメちゃん(ドラム)カメの妖精で普段はちぃたん☆の頭の上で過ごす。ちぃたん☆のペット。性格 :なかなか怒らないけれど怒ったら怖いタイプ。なぜかエセ関西弁。楽しみなこと:ちぃたん☆が分けてくれるオヤツを一緒に食べること。秘密 :甲羅を脱ぐととんでもないことになる。ドラムを叩くためにパンプアップしてます。<Twitter> カメちゃん●いっちゃん(ギター)愛の言葉を綴ります。ポエムを贈るイット缶の妖精。ペットはいも太郎。イット缶の横の炎でいも太郎を焼き芋にしてしまわないか心配してる。世界中の一斗缶を産んでいる。<Twitter> いっちゃん■ちぃたん☆KISS~愛のROCK BAND~公式SNS<公式HP> <Twitter> <TikTok> <YouTube> ■ちぃたん☆公式SNS<公式HP> <Twitter> <Instagram> <YouTube> 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年02月10日公益財団法人ソニー音楽財団(所在地:東京都千代田区、理事長:水野道訓)は、お笑い芸人小島よしおさんとコラボレーションして制作した「小島よしおの『作曲家のヒミツをさがピーヤ!』」を2023年2月9日(木)よりソニー音楽財団公式YouTubeチャンネル「こどものためのクラシック」にて公開いたします。URL: この動画は、小学生の子どもたちに向けて有名なクラシック作曲家について学ぶことができるシリーズです。子どもたちから絶大な人気を誇る小島よしおさんが、有名な作曲家の意外なエピソードや名曲について、おなじみの海パンの上にタキシードジャケットを羽織り、ギャグを散りばめながら紹介していきます。小島よしおの「作曲家のヒミツをさがピーヤ!」当シリーズは、全部で4つの動画の公開を予定しており、第1弾の「モーツァルト編」および第2弾の「ベートーヴェン編」を本日より公開いたします。第1弾 ほんとに「天才」作曲家!?モーツァルト編第2弾 情熱の人!ベートーヴェン編第3弾 守ってあげたい系男子!ショパン編第4弾 バレエ界のレジェンド!チャイコフスキー編■小島よしおさんコメント「実は私こう見えて、クラシックが好きなんです。大好きなクラシック音楽について改めて調べてみたら、びっくりするような話や笑ってしまうような話が出てくる出てくる…!学校の授業とは少し違った視点で、実はクラシック音楽は“面白い”ということをこの動画を通して多くの子どもたちに知ってもらい、身近に感じてもらえたら嬉しいです。」小島よしおの「作曲家のヒミツをさがピーヤ!」第1弾、第2弾動画より【小島よしおの「作曲家のヒミツをさがピーヤ!」概要】出演:小島よしお<プロフィール> ソニー音楽財団公式YouTubeチャンネル「こどものためのクラシック」 2月9日(木)AM11:00公開第1弾 ほんとに「天才」作曲家!?モーツァルト編動画URL: 第2弾 情熱の人!ベートーヴェン編動画URL: ※第3弾および第4弾動画は近日公開予定ソニー音楽財団は、2020年のコロナ禍以降、音楽に触れる機会が少なくなってしまった子どもたちが、いつでも音楽に触れることができる環境を提供したいという想いの下、YouTubeにて子ども向けのクラシック音楽コンテンツの無料配信を続けてまいりました。このシリーズにも、次世代を担う子どもたちにクラシック音楽の面白さを楽しく学んで欲しい、という願いが込められております。また、これらの動画はYouTubeからのご視聴のほか、ソニー音楽財団モバイルアプリ「子育てクラシックナビ」の動画タブから、より安全・安心にご視聴いただけます。親子でクラシック音楽を楽しく学べるよみものやゲームなどもお楽しみいただけます。ソニー音楽財団モバイルアプリ「子育てクラシックナビ」インストールURL(App Store) : (Google Play): ソニー音楽財団モバイルアプリ「子育てクラシックナビ」当財団はこれからも、クラシック音楽を通してすべての子どもたちが等しく感性豊かな心を育むことができる環境づくりに寄与すべく、活動してまいります。【財団概要】名称 : 公益財団法人ソニー音楽財団(Sony Music Foundation)理事長: 水野道訓設立年: 1984年所在地: 〒102-8353 東京都千代田区六番町4-5 SME六番町ビルURL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年02月09日日常では何かと理不尽なことも多く、モヤモヤするような出来事もあるのではないでしょうか?そこで今回は、実際に募集した“モヤモヤを吹き飛ばしたスカッと体験談”「おせち料理」を漫画にしてご紹介します!「おせち料理」通販で人気のおせちを購入義母は文句を言うばかり…そして翌年…義母もおせちを作っていた!?夫と義父の反応は…通販で買っても、がんばって作っても、どちらにせよいい反応をしてくれなかった義母には唖然としてしまいますね…。夫と義父は投稿者さんのおせちをおいしいと言って食べてくれたようで、よかったです!次回の「スカッと体験談」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを漫画化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。(lamire編集部)(イラスト/ちーず)"
2023年01月03日「伝統的な定番おせちにすこし飽きてきたなぁ、毎年のことだから、たまには、変わったおせちが食べたい!」という方に、おすすめしたいのは、洋風おせちです。スイーツや肉料理、キャビアなど、定番おせちとは一味違う豪華な洋風おせちで、新年の幕開けをお祝いしてみてはいかがでしょうか?(2022年12月02日更新)「伝統的な定番おせちにすこし飽きてきたなぁ、毎年のことだから、たまには、変わったおせちが食べたい!」という方に、おすすめしたいのは、洋風おせちです。スイーツや肉料理、キャビアなど、定番おせちとは一味違う豪華な洋風おせちで、新年の幕開けをお祝いしてみてはいかがでしょうか?(2022年12月02日更新)老舗デザイナーズホテルの、ワインやお酒に合うオードブルおせち一段目にはお正月らしさを感じる「日本の伝統」、二段目はワインやお酒に合う「オードブル」、そして三段目はホテルパティシエ厳選の華やかな「スイーツ」を詰め込みました。豪華食材を惜しみなく詰め合わせたイル・パラッツォこだわりのおせちで、一年のはじまりを華やかに彩ります。ハレの日の食材として、世界三大珍味のひとつ、「キャビア」をご用意。キャビアはチョウザメの卵です。ハイブリッドキャビアはアムール種とカルーガ種を掛け合わせて品種改良したキャビアです。黒っぽい灰色で、粒が大き目で揃っており、程よい塩味とキャビア特有のまろやかさを楽しめます。→商品ページへ進むオードブルを中心に、パティシエセレクトのスイーツまで盛りだくさんのおせち日本各地を旅してめぐると知らなかった魅力がたくさんあることに気がつきます。人々と話し、歴史を知り、文化に触れ、私たちが見つけたその土地ならではの個性。それらを紡ぎ合わせホテル「THEKNOT」は生まれました。ワインなどお酒との相性の良いオードブルを中心に、お正月らしさや日本の伝統を感じる縁起もの、パティシエがセレクトしたスイーツまで、少しずつたくさんの種類を楽しめます。フランスのゲランド産の塩に、イタリア・ピエモンテ産の黒トリュフを加えたイタリアのトリュフ専門会社「Tartuflanghe」のトリュフ塩もついています。→商品ページへ進む石川の食材をふんだんに使ったフレンチおせち麻布十番で大人気のフレンチレストラン釜津田が提供する特別なフレンチおせちです。石川県能登食材をふんだんに使った豪華な香箱ガニやアワビを使用し、彩り鮮やかに仕上げた内容は新年にふさわしいおせちです。→商品ページへ進むおすすめの特集2023年おせち料理のご予約・通販おすすめの特集ぐるなびふるさと納税
2022年12月02日秩父鉄道株式会社(本社:埼玉県熊谷市、代表取締役社長:牧野 英伸)では、長瀞駅前の広場にて、「ちちてつ123オータムフェスタinふかや×ながとろ」を2022年11月23日(水・祝)に開催いたします。当企画は、2022年11月8日(火)にて秩父鉄道が創立123周年を迎えることを記念して、開催いたします。イベント内容は、長瀞駅会場では秩父市出身シンガーソングライターの三上隼氏、熊谷市に店舗を構えるモルタルレコードのコーディネートによる埼玉県にゆかりのあるアーティストを中心にしたステージイベントをメインとし、ふかや花園駅会場では秩父鉄道沿線のお土産やグルメ、地酒などの販売を行う「ちちてつはなぞのマルシェ」を開催します。また、深谷テラスパークにて、「FUKAYA MORNING CARNIVAL ~最高におもしろい朝は深谷にある~」を同時開催いたします。詳細は下記のとおりです。ちちてつ123オータムフェスタinふかや×ながとろ ロゴ【ちちてつ123オータムフェスタinふかや×ながとろ 概要】共催:深谷テラスパークエリアマネジメント、深谷市ねぎらいの日(1)開催日時2022年11月23日(水・祝)(2)会場長瀞駅前広場、ふかや花園駅ロータリー※イベント会場には駐車場はございませんので、電車でご来場ください。(3)入場費無料(4)イベント内容【1】音楽ステージ(長瀞駅会場)10:30開場 11:00開演 オールスタンディング出演者 :三上隼、松本素生・中澤寛規(GOING UNDER GROUND)、サスケ、ホルモン鉄道、市原マサヒロタイムテーブル:11:00~11:40 市原マサヒロ12:00~12:40 ホルモン鉄道13:00~13:40 サスケ14:00~14:40 松本素生・中澤寛規(GOING UNDER GROUND)15:00~15:40 三上隼<ステージイベント 優先エリアの事前申込について>優先エリア(観覧スペース前方付近)での観覧を希望される場合、事前申し込みが必要です。申込方法:秩父鉄道ホームページからWEB受付 ※定員に達し次第受付終了申込期間:2022年11月7日(月)10:00~11月13日(日)23:59募集人数:50名 ※代表者1名につき合計4名様まで申し込み可能※応募者多数の場合は抽選といたします。当選者へ2022年11月17日(木)までに通知いたします。三上隼松本素生・中澤寛規(GOING UNDER GROUND)サスケホルモン鉄道市原マサヒロモルタルレコード【2】えきde秋マルシェin長瀞(長瀞駅会場、10:00~15:00)長瀞駅前にて秩父鉄道沿線のお土産、グルメ、地酒等の販売を行います。えきde秋マルシェin長瀞 イメージ【3】ちちてつはなぞのマルシェ(ふかや花園駅会場)ふかや花園駅ロータリーにて、秩父鉄道沿線のお土産、グルメ、地酒等の販売を行います。(11:30~16:00)ちちてつはなぞのマルシェ イメージ【4】会場を巡ってプレゼントをゲットしよう!長瀞駅会場の「ちちてつ123オータムフェスタinふかや×ながとろ」とふかや花園駅会場の「ちちてつはなぞのマルシェ」の2会場を巡った方へ、秩父鉄道オリジナルボールペンをプレゼントいたします。秩父鉄道オリジナルボールペン イメージ(5)その他同時開催「FUKAYA MORNING CARNIVAL ~最高におもしろい朝は深谷にある~」農畜産業の活発な深谷市の朝は早く、日の出前の早い時間から1日が始まります。夕方から、早朝から、深谷らしさをギュッと詰め込んだ新しいイベントです。開催日 :2022年11月22日(火)16:00~21:00(前夜祭)2022年11月23日(水・祝)6:00~15:00開催場所:深谷テラスパーク(ふかや花園駅から徒歩4分)お問合せ:深谷テラスパークエリアマネジメントTEL :048-579-2022(9:00~17:00)FUKAYA MORNING CARNIVAL ~最高におもしろい朝は深谷にある~※雨天決行、荒天中止※イベント内容は急遽、変更・中止等になる場合があります。※出演アーティストの撮影、録画、録音等の可否は、当日の案内に従ってください。※新型コロナウイルス感染症対策のご協力をお願いいたします。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月27日健幸ライフ株式会社(本社:福岡県福岡市、代表取締役:本村真祐)は、足ふみ運動器具「あしふみ健幸ライフ 標準タイプ」を5名の方へプレゼントいたします。「あしふみ健幸ライフ 標準タイプ」詳細: 【momoちゃんねる百武桃香】より【momoちゃんねる百武桃香】よりあしふみ健幸ライフ 標準タイプ動画URL: ■YouTubeチャンネル「momoちゃんねる百武桃香」の百武桃香さんが「あしふみ健幸ライフ」を体験17歳女子高生のときに脳内出血を発症、3日間意識不明で生還したものの左半身に麻痺が残った福岡県の百武桃香さん(24歳)。桃香さんに来社いただき、「あしふみ健幸ライフ」を体験いただきました。最初はぎこちない動きでしたが、慣れてくると左半身に麻痺があるとは思えないくらいスムーズな動きです。<桃香さんの初めての使用感>「結構大変なのかと思っていましたが、意外と簡単!リハビリや運動不足の解消にいいですね!」 ご家族で「あしふみ健幸ライフ」で運動されている動画もアップしていただきました。102歳のおばあちゃんもとてもお元気です。 「足踏みしている時はどちらが麻痺しているのかわからない位スムーズに動かせている」とコメントをいただきました。■百武桃香さんについて入院生活の様子をブログで発信をスタートして以来、「勇気をもらった」「私も頑張ります」とメッセージをいただくようになったそうです。3年前からYouTubeを始め、トレーニングや、片手でメイクや料理の様子等日常を発信されています。「自分が笑顔でいれば周りも笑顔になる」と笑顔で語ってくれました。 <病気になる前より今の方がより楽しくて充実している>「病気になる前は日常の生活が当たり前だったけど、それが当たり前ではなくなった。生きている事のありがたさ、幸せをいっぱい感じられるようになった」と言われます。健幸ライフ株式会社では、桃香さんの前向きな生き方と多くの人に勇気と希望を発信されている姿に少しでも協力できたらと思い桃香さんも愛用している足ふみ運動器具「あしふみ健幸ライフ 標準タイプ」を5名の方へプレゼントさせていただきます。「きつくないリハビリ」「座る時間が多く運動不足」対策にお役に立てると思います。■「あしふみ健幸ライフ 標準タイプ」プレゼント概要期間 : 2022年11月1日(火)~11月30日(水)内容 : 「あしふみ健幸ライフ 標準タイプ」を抽選で5名様にプレゼント応募方法: 郵便はがきに、応募動機や連絡先を記入の上ご応募ください。URL : ■「あしふみ健幸ライフ」とは「あしふみ健幸ライフ」は、日本初の「座位歩行器」で、貧乏ゆすりの感覚で長時間リズミカルなあしふみ運動ができる運動器具です。電気やモーターを使用しない簡単な構造で、筋力が弱い高齢者でも、座ったままの姿勢で、楽に貧乏ゆすり(ジグリング)に似た動きができます。足を左右の端にのせ、5分で約1,000回ウォーキングのような運動ができます。■「あしふみ健幸ライフ」製品概要商品名:あしふみ健幸ライフ 無垢木 標準タイプ価格 :22,000円(税込)素材 :本体・土台 小国杉仕様 :幅×奥行×高さ 42cm×12cm×12cm重さ :約1.8kg※「特許取得済」「意匠登録取得済」※公益財団法人テクノエイド協会より「座位歩行器」として福祉用具に認定<あしふみ健幸ライフに使用した小国杉は国のお墨付き地域材>小国杉は、樹齢80年~100年物の、厳選した上質な熊本県産小国杉を使用しています。九州大学の研究で、香りや手触りが体内の免疫力を活性化すると発表しています。その効果を引き出すために、丸太の状態で3ヵ月間、自然乾燥させます。それから製材し、温泉の地熱を使った低温地熱乾燥で、2週間ゆっくりと乾燥させます。その後、製材を「家具の町」で有名な福岡県大川市の工房に運ばれ、2週間かけて熟練の木工職人によって手間をかけて丁寧に仕上げられます。強度が高く丈夫、孫子の代まで、半永久的に使える、約100年と4か月かけて作られたこだわりの逸品です。<うれしい4つの効果>(1) 脳の活性化杉の空気清浄作用で身体も心もイキイキ。(2) 集中&リラックス杉の成分「セドロール」が体内時計を整える(3) 免疫力アップ杉の成分で風邪をひきにくいカラダに(4) 湿度を調節杉の調湿作用が、カビやダニの増殖を抑える■健幸ライフ株式会社 会社概要所在地 : 〒812-0007福岡県福岡市博多区東比恵1-2-3 ガリレオビルディング博多イースト 3F代表者 : 代表取締役 本村真祐事業内容: 福祉用具製造卸販売、グループ会社運営・管理事業資本金 : 3,000万円WEB : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月27日TikTokに、義母と暮らす猫のマンちゃんの姿を投稿した、さとう(channeko06)さん。さとうさんは、マンちゃんが脚でクッションや布団などを踏む『ふみふみ』をしていた様子に、思わず叫んでしまいました。私の…もちもちねこがぁ~!@channeko06 @黒猫チヨ⬛と飼い主さとうに返信 フルサイズです(笑)1分くらいあるのでお時間あるときに #猫 #マンチカン #猫のいる暮らし #すみっコぐらし #黒猫 #保護猫 ♬ Everyday BGM - hidekazuマンちゃんが『ふみふみ』をしていたのは、投稿者さんのぬいぐるみ!さとうさんが返すように頼んでも、マンちゃんはやめません。しまいには、怒っているように鳴いたマンちゃん。お怒りでも、決して『ふみふみ』を止めない姿には、クスッとしてしまいますね!まるでピザの生地のように伸びてしまっているぬいぐるみとマンちゃんの姿は、多くの人をキュンとさせました。・怒っているような表情と、『ふみふみ』のギャップがたまらない!・全力で潰しに行っている姿に、笑ってしまいました!・「絶対返さないニャ!」といっているような表情に癒されます…!よっぽど、『もちもちねこ』は『ふみふみ』をするのに適していたのかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2022年10月14日猫が脚でものを踏む作業を繰り返す、通称『ふみふみ』。SNSでは、布団やぬいぐるみ、時には飼い主の身体の上など、さまざまな場所で猫が『ふみふみ』を行う姿が投稿されています。猫のたるとくんも、一生懸命にぬいぐるみを踏んでいました。たるとくんが『ふみふみ』をしながら、かんでいたのは…。飼い主(@tarubounya)さんが撮影した様子がこちら。え、エビフライ食べながらエビフライこね始めたww pic.twitter.com/Gazm12nVuR — たると (@tarubounya) October 2, 2022 たるとくんは、大きなエビフライのぬいぐるみを『ふみふみ』しながら、もう1つの小さなエビフライのぬいぐるみをかんでいたのです!エビフライを食べたい気持ちと、『ふみふみ』したい気持ちの両方があるのかもしれませんね。たるとくんの様子に、多くの人が癒されました。・この真剣なまなざしは、エビフライ職人そのものですね!・食べながらこねるなんて、忙しい職人だなぁ~!・エビフライの欲張りセットを楽しんでいるのかな?諸説ありますが、猫が『ふみふみ』を行うのは、愛情表現やリラックス効果のためだといわれています。たるとくんは、大好きなエビフライをかんだり、『ふみふみ』をしたりして、リラックスしているのかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2022年10月03日