女優の小松菜奈が出演する、ジャックスの新CM「物以上の、物語を。」シリーズ全4編が5日より放送される。「物以上の、物語を。」シリーズは、“ためになる消費”をテーマに、新CMキャラクターの小松が買い物を通じて、彩り豊かな日々を送っている様子が描かれる。今回は、小松本人が実際に「買いたい物」を題材にし、CM撮影を実施。撮影の合間に、子どもたちと縄跳びをして遊んだり、キャンプファイヤーで焼いたマシュマロを楽しんだり、和やかな雰囲気で撮影は進行した。また、今回のCMについて、小松は「私の興味のある色々なシチュエーションでの撮影だったこともあり、お芝居というよりも自然体の私が映っていると思います。ぜひ、ご覧いただけたら嬉しいです」とコメントを寄せている。
2022年04月01日ロックバンド・UNISON SQUARE GARDENの斎藤宏介とお笑い芸人の芦沢ムネトが、「音楽と行こう by au 5G LIVE」の配信を記念した対談インタビューに応じ、27日の配信にむけた意気込みやバンドについて語った。27日、31日にオンラインで配信される「音楽と行こう by au 5G LIVE」は、音楽ライブによる地域経済への貢献を目的に「日本各地にある素敵な場所で、特別な音楽ライブを」をテーマに開催される音楽イベント。27日にはUNISON SQUARE GARDENが、岐阜・岐阜かかみがはら航空宇宙博物館を舞台に、無限に広がる空宙への憧れとともに、未知の世界を切り開いていくような力強いパフォーマンスを披露するほか、芦沢をMCに迎え、地元の名産品やスポットも紹介する。■UNISON SQUARE GARDEN斎藤宏介×芦沢ムネトインタビュー芦沢:「航空宇宙博物館」といった今までにはないLIVE会場でのパフォーマンスだと思いますが、選曲にあたって意識したことや、ライブ会場への想いを教えて下さい。斎藤:今までこういう場所でライブをやったことはないですね。僕らの曲では「星」「空」「宇宙」をテーマにしていることがありますが、ライブ会場と合わせすぎても面白くないと思っていて……。あくまでも非日常空間でいつも通りのライブをやることを心がけました。セカンドアルバムの「ライドオンタイム」という曲の冒頭に、ロケット打ち上げ時のアナウンスが入っているので、それくらいは入れようか……という話になりました。芦沢:あくまでも、いつものユニゾンだけど、ちょっとだけスパイス的に味付けした感じなんですね。斎藤:あとは「宇宙」や「星」が入っている曲をしれっと入れています。芦沢:「音楽と行こう」のテーマに“あなたの知らない場所や魅力を広める”といったものがありますが、今後、UNISON SQUARE GARDENさんとして行ってみたい場所や、魅力を広めたい場所があれば教えて下さい。斎藤:最近ライブでしばらく行けてないところがあるので、またいろいろな場所に行きたいですね。ちなみに、YouTubeチャンネル登録者数を国別でみたら、インドネシアが日本の次に多かったんです。僕たちはインドネシアに行ったこともないのにファンがいてくれるのに驚きました。芦沢:最近海外の人気も高まっているんですね。斎藤:そうですね。アニメの影響ですかね。2019年に韓国と台湾でワンマンライブをした時も熱烈な歓迎を受けました。芦沢:熱心ですね~。斎藤:なので、いろいろな場所に行ってみたいですね。芦沢:“未知の世界を切り開いていく”をテーマに「航空宇宙博物館」でのパフォーマンスを披露していただきましたが、UNISON SQUARE GARDENさんのこれまでの音楽活動において“新しい転機”となった出来事があれば教えて下さい。斎藤:転機というと、「オリオンをなぞる」ですね。この曲は、テレビアニメ『TIGER & BUNNY』の前期オープニングテーマとして起用されたのですが、オープニング映像をみたら自分の曲じゃない、別の解釈をもらった気がしました。芦沢:なるほど。そう思ったのは、キャラクターが音に合わせて動いているのを観て、同じ音楽だけど1つ楽器が加わったような感じなんですか?斎藤:今までは自分たちで作曲して、ライブするという自分たちの手が届く範囲でやっていましたが、アニメのオープニング曲に起用されたことで、楽曲が独り歩きしているのを目の当たりにできました。芦沢:確かに、子供のころってアニメを観て、その曲を覚えたりすることがありましたよね。良いきっかけになりますよね。斎藤:アニメファンからも大事にしてもらえたので、やっていてよかったと思えた瞬間でした。芦沢:いよいよ4月1日からは新年度となりますが、新生活を迎える人々に応援メッセージをお願いします。斎藤:コロナ禍でたくさんのライブをやって、良い意味で人は慣れるものだと痛感しました。1回目の緊急事態宣言後の初めてのライブでは、僕たちにもお客さんにもすごい緊張感がありました。でも、繰り返しやっていくなかで、ルールを守ればいいんだということが分かってきました。なので、今はコロナ禍になる前と遜色ない熱量で楽しんでいるし、ファンのみんなも楽しんでいると思っています。こんな僕らから新生活を迎える人へ言えることは、やりたいことを遠慮して止めてしまうのではなく、やれる方法を見つけ出して、自分の正しいと思う方向へと行動に移してみましょう。そして、繰り返しやっていくことに意味があると思います。芦沢:大変だけど出来ないことはないな、という感じですよね。前向きな言葉をありがとうございます! コロナの影響でなかなかリアルなライブやファンイベントといったファンとの交流が難しいかと思います。今回、「音楽と行こう by au 5G LIVE」を視聴するファンの皆さんに向けて一言コメントをお願いします。斎藤:岐阜かかみがはら航空宇宙博物館という特殊な場所でライブできることは、なかなかないと思うので、心行くまで楽しみたいと思います。皆さんもぜひ、楽しみにしてください。
2022年03月25日2021年のTBS「第63回 輝く!日本レコード大賞」において日本作曲家協会選奨を受賞した歌手の竹島 宏さんが、この度チェコ親善アンバサダーに就任されました。デビュー20周年記念の曲として発売された「プラハの橋」をきっかけに、ヨーロッパのハート・チェコ共和国に興味を持っていただいたことから、今回のチェコ親善アンバサダー就任に至りました。竹島 宏さんとレフ丸2022年3月16日(水)にチェコ共和国大使館にて行われた記者発表にて、チェコ親善アンバサダーの就任式を行いました。2022年3月16日にチェコ共和国大使館で開催された記者会見において、チェコ政府観光局公式マスコットの『レフ丸』よりチェコ親善アンバサダー2022の認定証を贈呈いたしました。レフ丸は、チェコ共和国の国章から着想を得た2つの尾を持つ雄のライオンです。名前はチェコ語でライオンを意味する「Lev」と、日本の伝統的な名前である「丸」を組み合わせたもので、2021年に開催したSNSキャンペーンにて800を超える応募の中から選ばれました。レフ丸には4キャラクターの友達がおり、チェコ政府観光局日本支局では、これらのキャラクターと共にチェコのプロモーションを行なっています。チェコ政府観光局公式マスコットレフ丸から認定証を進呈しましたチェコ共和国は日本人にとって最高の観光デスティネーションであると私たちは信じています。年々人気が高まっていた目的地であり、新型コロナウイルス感染症の流行が始まる以前の2019年には、年間14万人が日本からチェコを訪れました。日本人旅行者は、チェコ最大の宝石である首都のプラハや、美味しい本物のビール、15のユネスコの遺産、美しい建築物など、この国の多くの魅力をすでに発見しています。しかし、チェコで楽しめることはこれだけではありません。豪華な雰囲気のスパ施設、受賞歴のある高品質のモラヴィアワイン、最高のハイキング道標システムを備えた美しい自然、素晴らしいカフェやスイーツなど、まだ知られていない楽しみがたくさん溢れています。今後は、竹島さんと一緒に、このようなチェコの魅力をより多くの方にお伝えしたいと思っております。ぜひ応援の程よろしくお願いいたします。プラハ城とカレル橋 (C)チェコ政府観光局 - フォトバンク、写真家名:Libor Svacek■竹島 宏さんプロフィール竹島 宏さん福井県福井市に生まれる。歌手になることを目指し、明治大学経営学部入学とともに上京。2002年に「いいもんだ いいもんだ」でデビュー。2017年に発売されたデビュー15周年記念作品の「月枕」は自身初の“ゴールドディスク”に認定。2018年発売の「恋町カウンター」は“踊らされちゃう歌謡曲”として注目を集め話題に。2019年「夢の振り子」がNHK BS時代劇『大富豪同心』主題歌として抜擢。2021年に放送された『大富豪同心2』でも「向かい風 純情」が主題歌に起用され、2作続けての抜擢となった。昨年は1月に初のコンセプトアルバム『Stories』、6月にはNHK BS時代劇『大富豪同心2』主題歌「向かい風 純情」、8月にはデビュー20周年記念曲「プラハの橋」を発表。さらに「第63回 日本レコード大賞」では日本作曲家協会選奨を受賞し、飛躍の年となった。デビュー前(2000年~)から司会を務めるレギュラー番組「竹島宏の歌MAX」は2021年9月で1,100回を超える長寿番組として現在も放送中。■受賞歴他2013年 「第55回 日本レコード大賞」日本作曲家協会奨励賞 受賞2017年 15周年記念曲第二弾シングル「月枕」ゴールドディスク認定2020年 「はじめて好きになった人」第53回日本作詩大賞「審査員特別賞」受賞2020年 「月枕」日本作曲家協会音楽祭・2020「ロングヒット賞」受賞2021年 「第63回 日本レコード大賞」日本作曲家協会選奨 受賞■チェコ親善アンバサダーとはチェコの音楽・芸術・歴史・旅行などを通してチェコを好きになり、その魅力をもっと多くの人に知ってもらいたいと思っているチェコのファン。チェコ政府観光局を筆頭とした駐日チェコ政府機関と共に、それぞれの視点から中欧の小さな国・チェコの魅力を発信したり、マーケティング施策に対する意見交換を行ったり、イベント運営のサポートをしたりなど幅広く活動しています。2018年に50名のメンバーと共にチェコ親善アンバサダープログラムがスタートし、その後新メンバーを加えながら現在は約60名のチェコ親善アンバサダーが在籍しています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月17日ターニングポイント、生涯得難い経験、記念碑的作品――小松菜奈と坂口健太郎にとって、W主演を果たした映画『余命10年』は、言葉にするならばそういう類の、あまりにも特別な1作となった。完成した作品を観た後は、「初めまして」だった関係者の男性と涙ぐんで感想を話し合ったし、自分の作品を客観的に泣きながら観てしまった。そんなことは初めての経験だったと、ふたりは頷き合って言葉を交わす。第43回日本アカデミー賞6部門受賞の藤井道人監督が手掛けた『余命10年』は、小坂流加による同名原作の映画化。数万人にひとりという不治の病を患い、余命が10年であることを知らされた高林茉莉(小松さん)が、同窓会で真部和人(坂口さん)と再会するところから、物語は始まる。惹かれる気持ちはあるものの、恋はしないと決めていた茉莉は、和人と付き合うことを葛藤し最初は拒否。しかし、抑えられない恋心がスパークし、そこからは大切なふたりの日々が綴られる。いじらしくも残酷な10年という日常が、春夏秋冬のうつろいに乗せて描かれる。二人三脚となった小松さんと坂口さんは、およそ1年にまたがって行われた撮影期間を駆けた。インタビューでは、坂口さんからの「作品、どうでしたか?」という“逆質問”からスタート。余命という言葉が持つ儚さよりも、生きることの尊さと腹の底から湧き上がる愛しい気持ちが、ふたりの言葉からもあふれ出る。今までにない経験、観終わった後は「みんな同じ気持ち」――公開直前のインタビューになりました。今のお気持ちはいかがですか?坂口:あの…作品、いかがでしたか?小松:うん、聞きたいです!坂口:もうすぐ公開なので、「いろいろな人に観てもらえたらいいね」と菜奈ちゃんと話していたんですけど、自分たちは当事者として観ちゃっているから「本当のところ、どうなんだろうね!?」とすごく気になるんです。自分たちとしては、すごくいい作品だとは思っているんですけど。小松:本当に、そうですよね。――出演作は客観的に観られないという話は“俳優あるある”で伺いますが、おふたりはいかがですか?坂口:いつもはそうです。自分が出ていると、どうしても主観的になって観てしまうんだけど、今回は…めちゃくちゃ泣いちゃって。ちょっとびっくりしちゃいました。小松:わかります。試写で観終わった後、関係者の男性が感想を伝えてくださいりながら、すごく泣いていらして。その方のお話を聞いているうちに、私も泣いてしまって。「初めまして」の方でしたが、すごく隣で寄り添えるような感覚になりました。スタッフのみなさんとも観終わった後、2時間ぐらい立ち話をしていたんです。そんな経験、今までになかったなと思いました。坂口:本当にあまりないよね、ああいう試写後の空気感って。小松:そうそう。試写が終わると気恥ずかしさもちょっとあるからか、みんな「おつかれさまです」、「ありがとうございましたー」みたいな感じですけど、今回は違って。「みんな同じ気持ちだったんだ」と感じられたのは、すごく嬉しかったです。坂口:本当にそうだね。――言葉に表すなら、『余命10年』はおふたりにとって何がどう特別だったんでしょうか?坂口:僕は「藤井組だったから」という感じがあります。とにかく、この『余命10年』という作品にかけてくれたスタッフさんたちの熱量に尽きます。僕の役(和人)は、物語の中でもある種シンプルなんですよね。茉莉ちゃんのことをずっとちゃんと好きでいること、茉莉ちゃんに対してどこまで愛情を持っていられるか、ということがキーでした。シンプルなようですけど、そのエネルギーをちゃんと真実として見せられるかが、すごく難しかったです。この作品は約1年かけて撮っていったので、撮影が空く期間は別の作品に入っていたんですね。それでも、心のどこかで茉莉ちゃんのことも、作品のことも思っていました。逆にその時間があるからこそ、一歩引いて考えられたりもして、邁進しすぎないこともできましたし。和人と距離を置くわけではなく、そうした時間があったからこそ、考えた結果の芝居ができました。――時間があった分、役への寄り添いや臨み方も普段とは少し変わっていたんですね。坂口:いろいろなものに追われちゃっていると、考える前にセリフを言わなきゃいけないときも正直あったりするんです。けど、この長い期間をちゃんと使って、和人のこと、茉莉ちゃんのことを頭の中に置いてできたのは、すごくよかったです。――藤井監督とは初めてですが、どういうやり取りをされていたんですか?坂口:なんかね、すごく不思議だったんですけど、和人は僕と藤井監督の“共通の友人”みたいな感じだったんですよ。小松:へえ~!坂口:僕と監督のふたりで、「あいつってさ~」みたいな感じで和人の話をすることが多くて。演出はほとんどなかったんですけど、代わりにいろいろなパターンを撮りました。「こういう感情になる和人もいるだろうし、こっちの感情になる和人もいるだろうし」とカメラを回したことはすごく覚えています。例えば、焼鳥屋さんで玄さん(リリー・フランキー演じる和人のバイト先の店主)と話した後、茉莉ちゃんの元に走っていくシーンも、実はいろいろな感情の吐き方を撮りました。ラストの和人の歩いた最後の表情も、3~4パターンは撮っています。監督には「そのときに組んでみて、一番いいところをチョイスすると思う」と言われていましたし、僕もそうであるべきだなと思いました。だって、感情は一色ではないから。自分の中で整理がつく感情をいろいろ撮って、そこで一番いい形で歯車を合わせる作業をこの作品ではやっていましたね。『余命10年』は「生きた証」「大きなものが変わる作品」――小松さん、坂口さんの今のお話をずっと「うん、うん」と熱心に聞いていらっしゃいました。改めて、作品への思いはひとしおでしょうか?小松:本当に、そうですね。オファーをいただいたとき…そのとき監督が話している目から、もう違ったんです。だからこそ簡単には「やります」と言えなくて、すごく覚悟が必要な作品でした。撮影に入ってから、監督とは「大げさな演出はやめよう」と話しました。リアルさもあって、大げさでもなく、というところをちゃんと追求しようと。本当に「妥協なしで最後まで燃え尽きようね」と作品中もずっと話していたんです。だからこそ、茉莉を演じるときは、1分1秒を大事に生きなきゃ、と向き合っていました。作業的な感情は無理ですし、嘘の感情では、この茉莉の気持ちは届かないと思ったので。芝居は何度も何度もやりましたが、いつも新鮮でいたいという気持ちでやっていました。坂口:僕は近くで菜奈ちゃんを見ていたからこそ、すごく大変だっただろうなと思います。和人は本当に最後のほうに病気のことを知るけれども、茉莉ちゃんはずっと和人に黙っていなきゃいけないし、菜奈ちゃんは減量もあったし…1年、本当に大変だったよね。小松:役のために減量もしていたので、気持ちと体力が追いついていかなくて、感情が出なかったりしたときもありました。でも、ちゃんと気持ちにたどり着くまでは絶対嘘がないように演じたいと思って。…私、あまりにもずーっと作品や役のことを考えすぎちゃって、無意識に奥歯をかみしめすぎていたらしく、作品中に1本、奥歯が抜けちゃったんです(苦笑)。「藤井監督は日本アカデミー賞を獲られているんだ、この作品をダメにしたらどうしよう」とか、「RADWIMPSさんは絶対にいい曲を書いてくださるから、それに負けちゃったらどうしよう」とか、そんなことまで考えてしまって、自分に変なプレッシャーをかけすぎちゃっていたのもありました。――おふたりのすべてを注ぎ込んで完成された『余命10年』は、鑑賞した観客の心に深く残るものがある作品だと思います。小松:私も、茉莉を生きることで、自分の人生をやっと見つめ直せました。人とのコミュニケーションの大切さや、人と会うことの大切さに、改めて気づかされたりしましたし。限りある人生だと思ったら、「じゃあ何でもやってみよう」とポジティブに捉えられるようになったと思います。坂口:うん。初号を観て、「すごくちゃんと生きる話だな」と感じたんですよね。死に向かって、余命の残りの灯(ともしび)に向かって進んでいくというよりは、余命をどれだけ生き抜くか。だから、必ずしも悲観的なものというよりは、ちゃんと生き抜いた茉莉の姿がそこにあったので、生きた証のひとつの作品になったと感じています。小松:そうですよね。25歳(※撮影当時)にして、すごく深く刺さるものがありました。自分の役者という人生にとっても、大きなものが変わるというか、節目というか…旗が立てられるような作品になると直感的にちょっと感じました。出演させていただいた作品は、もちろんどれも愛情はあるんですけど、『余命10年』は違うステージだったというか、壮絶だったので、愛情のかけ方が今までとはまた違ったように思っています。【小松菜奈】スタイリスト:遠藤彩香ヘアメイク:DAKUZAKU(TRON)衣装クレジット:シャツ 22,000円 ジャンティーク/Tシャツ 8,800円 ステージ/パンツ 39,600円 トーガ プルラ/ブーツ 28,600円 センソイヤリング 57,000円 シャルロット シェネ/リング [左手ひとさし指](ゴールド)30,800円 フォーヴィレイム/(シルバー/2個セット)41,800円 ブランイリス/リング [左手小指] 30,800円 フォーヴィレイム(text:赤山恭子/photo:Maho Korogi)■関連作品:余命10年 2022年3月4日より全国にて公開©2022映画「余命10年」製作委員会
2022年03月09日俳優の玉木宏と女優の二階堂ふみが、8日から全国で放送されるサッポロビール「サッポロ GOLD STAR」の新CM「こんなのあり?」編で初共演を果たす。サッポロ GOLD STARを一口飲み、二階堂はうれしそうな表情を見せつつ 「こんなのあり?」、玉木は目を閉じて味わいながら「反則ですね」と心の声を漏らし、笑顔を交わすCM。今回が初共演となり、互いに「いつかご一緒できればと思っていた」という2人は撮影前から談笑。初めての乾杯では、少しはにかみながらグラスを交わしていた。撮影後のインタビューは以下の通り。――CM初タッグということでお互いの印象を教えてください。玉木:映像では何度も拝見していて、ご一緒したいなと思っていたので嬉しかったです。コミュニケーションをちゃんと取る間もなく撮影に入ってしまうので、若干緊張感が残りながらの撮影でしたね(笑)。二階堂:緊張しました(笑)。私は小さな頃から玉木さんの作品を見ていたので、まさか生の玉木さんの声を体感できる日が来るとは……やはりソフティなすごく素敵な声だなと思いました。――お2人が演じられるうえでの「こだわり」を教えてください。二階堂:お仕事の前後で必ず髪型を変えています。一つの役が終わって、髪型を変えないと次になかなか進めないんですよね。この間は1週間だけですが、5時間位かけてブレイズヘアにしました。やっぱり次の日からマインドが全然違って、髪型のパワーは偉大だなと思いました。玉木:勿論台本は覚えるんですけど、現場で瞬間的に対応出来るように、決めすぎずにニュートラルな状態で現場に行くようにしています。――飽きないで続けていることはありますか?二階堂:寒がりなので、靴下を2枚または4枚履くという健康法を実施しています。もう、習慣として身についていますね。逆にそれをしないとモゾモゾしちゃいます。玉木:運動はすごく好きで、ボクシングを15年やっていて、今はブラジリアン柔術をやっています。――1日の終わりにやっている至福の過ごし方を教えてください。二階堂:ビールを飲みながら、枝豆を食べながらとか……。動物と一緒に暮らしているんですけど、お風呂あがりに眠たそうにしている動物たちをなでながら、ビールを飲んでいる時間は最近至福です。玉木:家にいる時間が多くなったので、缶ビールを家で飲むことが増えました。子どもの寝かしつけが終わった後に飲むのは、至福の時ですね。――2022年の目標を教えてください。玉木:旅行をしたいなと思っています。海外とか日本の地方に家族で行けたらいいですね。二階堂:ピラティスをやりたいなと思っています。そろそろ、自分の運動する時間をつくれるような大人になりたいなと思います。
2022年03月02日3月4日公開の映画『余命10年』の高校生限定試写会イベントが27日、都内で行われ、ダブル主演の小松菜奈、坂口健太郎が出席した。"涙よりも切ない"恋愛小説として、発売以来SNSを中心に反響を呼んでいる小坂流加のベストセラー小説を小松菜奈、坂口健太郎のダブル主演で映画化した本作。20歳で不治の病にかかり、もう恋はしないと心に決めた茉莉(松菜奈)と恋に落ちる和人(坂口健太郎)の切ない日々を感動的に描く。この日は高校生限定の試写会が行われ、試写会後に小松と坂口が登壇して舞台あいさつ。小松は「茉莉を演じる時は本当に全身全霊でという気持ちで演じさせていただきました。生きた感情でお芝居をしたいと入る前からずっと思っていたので、お母さんに今思っていることを吐き出すシーンはカメラが回っていないところでも涙が止まらなくて、お芝居をしていても気持ちが揺れ動き、何とも言えない感情になりながらお芝居をしていました」と母を演じた原日出子とのシーンが印象的だったそうで、「撮影前から緊張していて震えるというか毎日それを考えていて、歯ぎしりがすごくて奥歯を抜いていました。ずっと茉莉のことを考えていたので、すごい1年だったなと思います」と並々ならぬ思いで役を演じたという。坂口は「僕は基本的にシンプルに茉莉のことを愛している男の子で良かったです。彼女に出会ったことで大人になって少しずつ精悍な顔つきになる変化は難しい作業でしたが、茉莉のことをどれだけ愛せるのか、そこが嘘に見えてしまうとストーリーが希薄に見えるので、茉莉のことを好きでいようと現場ではずっと思っていましたね」と振り返った。イベントの後半では高校生の質問に答えるコーナーも。茉莉と和人が運命の出会いを果たした本作にちなみ、「運命が大きく変わった出来事は?」という質問に坂口は「仕事と考えるとモデルのオーディションかな。僕、オーディションの会場を間違えて別のビルで待っていたんです。そしたら警備員さんが声を掛けてくれて、教えてくれなかったらこの場にいなかったかもしれません。それがなかったらモデルもやっていなかったし、警備員さんが変えてくれたのかなと思います」と運命を変えた警備員に感謝しきり。また、「幸せに感じる時は?」という質問に「美味しい物を食べている時や古着屋で服を選んでいる時」と回答した小松は「家族でいる時もそうだし何気ないことが本当に幸せだと日々思いますね」と笑顔を見せていた。映画『余命10年』は、3月4日より全国公開。
2022年02月28日小松菜奈と坂口健太郎のW主演で贈る映画『余命10年』より、2人のコメントも挿入された、物語に「RADWIMPS」の音が寄り添う特別予告編が到着した。20歳で難病となり、もう恋はしないと心に決めた余命10年の茉莉(小松さん)と、生きることに迷う和人(坂口さん)や、2人に関わる大切な人たちとのかけがえのない日々に寄り添う、「RADWIMPS」の音楽と世界が劇中に表れている。それもそのはずで、通常の映画製作では、撮影が終わった後に編集段階で音楽が作られることが多いが、本作は、撮影時にすでに作り上げられ、その音楽を聴きながら撮影に挑む、異例のスタイルがとられたのだ。藤井道人監督は「みんなトーンが一個になっていくというのは、これは発明だなと思った」とその手ごたえを語る。小松さんは「移動のときも毎日聴いていたし、オンとオフを与えてくれる、心の拠り所になった曲だった」と音楽について話す。坂口さんも「(主題歌の「うるうびと」は)和人目線で歌詞が書かれていて、この良さを最大限にするには、この作品の中でどれだけ茉莉を愛せるかだなと頑張ろうと思った」とバンドからのメッセージを受け取ったという。実写映画としては、初めて全編にわたり音楽・主題歌を手掛けた「RADWIMPS」。その音楽は、監督やキャストに多大なる影響を与え、相乗効果をもたらした。野田洋次郎は「間違いなくこの作品に携わったことでこの先の僕の人生を変えてくれた。これから観る人の人生も変わっていって欲しいなと思うし、どんな変化であれ間違いなく変わるだろうなとも思います」と作品の完成度に自信を覗かせている。『余命10年』は3月4日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:余命10年 2022年3月4日より全国にて公開©2022映画「余命10年」製作委員会
2022年02月23日『新聞記者』の藤井道人監督が描くラブストーリー『余命10年』。この度、小松菜奈と坂口健太郎が演じる、茉莉と和人の切なくも幸せな恋がはじまる瞬間を映し出す本編映像が公開された。余命が10年であることを知り、生きることに執着しないために恋はしないと心に決めた茉莉と、彼女と恋に落ちることで自らの運命を大きく変えていく和人。公開された映像は、そんな2人がライトアップされた桜並木を歩くシーン。恋に落ちる編約1年間、四季の移ろいと共に撮影をした本作の中でも、春が描かれた美しいこのシーン。藤井監督は「決定的なセリフも説明もないけれど、絶対に伝わるから信じて欲しい」と語っている。小松さんはこの場面について「桜のシーンは和人と茉莉の関係が始まっていく爽やかなシーン。私は茉莉と和人が『何がきっかけで惹かれ合ったのか?』を明確にしていない所が凄く好きです」と語り、「『この人と一緒にいたいな』とか『この人を守りたいな』とか、この人の笑顔をずっと見ていたいっていう気持ちが茉莉の中にはあって。和人の屈託のない笑顔が茉莉にとっての救いだったんだなと思えるようなシーンでした」とふり返る。また坂口さんも「この作品は桜が凄く印象的なところで映っていて、夜桜のシーンは風が吹いて、目が合って、2人の美しい関係性のスイッチが入ったような気がしました」と話しており、2人の運命が変わるきっかけとなった重要なシーンでもある。『余命10年』は3月4日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:余命10年 2022年3月4日より全国にて公開©2022映画「余命10年」製作委員会
2022年02月18日資生堂の日焼け止めブランド「アネッサ」から新製品「アネッサ デイセラム」が2月21日に発売。新CMのミューズである小松菜奈さんが出席した、新製品発表会の模様をお届けします。小松さん「小学生の頃から欠かさず日焼け止めを塗っています」小松菜奈さんもともとアネッサの日焼け止めを愛用していたという小松さん。MCから「いつ頃から日焼け止めを塗るようになりましたか?」と聞かれると「小学生の頃からです」と回答。「母から大人になると“シミ”ができるけど、今のうちにからケアすると将来違うからね」と言われたことがきっかけになったそう。「ちゃんと毎日日焼け止めを塗ってる自分を褒めてあげたい」と、徹底して紫外線ケアをしている様子。小松さんも驚きの太陽エステとは?「紫外線って敵だと思ってたけど、そうじゃないんだ」左 小松菜奈さん、右 株式会社資生堂 ブランド価値開発研究所 研究員 榎本 歩さん「アネッサ デイセラム」は、資生堂の最新技術「サンデュアルケア技術」が搭載した日焼け止め。従来の日焼け止めの役割である、紫外線から肌を守る機能に加えて、太陽の光(紫外線)を、美容効果のある光に変換する成分が配合されています。この技術により、太陽を浴びることで美肌を育む“太陽エステ”が可能に。新CMは、太陽エステがイメージされた映像になっているため、撮影時に説明を聞いたという小松さん。説明を聞いた時の感想を聞かれると「紫外線って敵だと思っていたけどそうじゃないんだ。こんなすごいことができちゃうんだと驚きました」と話していました。太陽を浴びることで美肌を育む“太陽エステ”アネッサ デイセラム 30mL ノープリントプライス 2022年2月21日発売上記画像が実際のアネッサ デイセラム。サッと肌になじみ、扱いやすい乳液タイプ。肌になじませた後の白浮きや、きしみ感は無く軽いつけ心地です。目には見えませんが、このなかに画期的な技術がつまっている最先端の日焼け止めです。美肌になるための”三種の神器”は「アネッサ、ベット、納豆」写真からも伝わる、小松さんの透き通るように白くみずみずしい肌。MCから「小松さんの美肌の三種の神器はなんですか?」と聞かれると「アネッサ、ベット、納豆」と回答。小松さん「アネッサは『美肌になるにはコレ!』という昔からの信頼があります。ベットは、質の良い睡眠は美肌に欠かせないので、ベットの質にもこだわっています。納豆は、健康にも良いし、いつも冷蔵庫にストックしていて無いと不安になってしまうくらい大好物です(笑)」と話し、健康と美肌の両方を気をつけて生活している様子。新製品発表会は、小松さんの26歳のお誕生日の前日ということもあり特製ケーキでお祝いするサプライズ演出も。26歳の抱負を聞かれると「富士山に登りたいってずっと思っているので実現できたらうれしい。山の紫外線ってジリジリとした強い光なのでアネッサを握りしめて登ろうと思います!」と話していました。今年は、小松さんと一緒にアネッサ デイセラムで太陽エステにトライしてみませんか?Informationアネッサanessa.shiseido.co.jpライター・玉絵のツイッターとインスタグラムもチェックしてくださいねツイッターインスタグラム文・玉絵ゆきの
2022年02月17日ギャラリー宏介株式会社は、福岡の画家・太田宏介が描いた絵を専門に絵画レンタルを行っております。この度、2月7日にホームぺージをリニューアル。リニューアルとして、1ヶ月契約で「直筆サイン入り色紙」をプレゼントいたします。契約者の方へ、プレゼント■画家・太田宏介について画家・太田宏介は、絵を描き始めて30年。知的障害を伴う重度の自閉症です。言葉で自分の想う事を表現することは難しいのですが、絵画を通じて自分の想いを表現しています。独特なタッチと自由な色使いや構図に、多くの人々が魅了され、テレビや新聞などのメディアでも注目を集めています。太田宏介の絵をもっとお得に、そして気軽にレンタル出来るようになりました!!■レンタル絵画で、人の繋がりが生まれる。サラリーマン時代、全くの絵画の素人だった私が、病院や事業所などに絵が飾っていることに、不自然に想っていたことがありました。それは、一度飾った絵は「同じ場所にずーと飾りっぱなし」だということです。立派な絵も飾りっぱなしだと、飽きてしまい、いつの日か風景化してしまいます。そこで、絵画が変われば、人の気持ちが変わったり、四季の変化を感じたりして、「今度の絵は明るいね!」「季節にあっているね」などの会話が生まれます。絵を通じて「人とのコミュニティが生まれるのではないか」と感じて、絵画レンタル事業を始め10年になります。現在は郵送を使用し、全国に広がってきました。イグアナとガラバコスの生きものたちトラと少年■ホームページリニューアルでますます便利に今回ホームページをリニューアルしました。ホームページ内で、絵画が選べて、決済までワンストップで出来るようになりました。問い合わせもLINEやメーセージで対応します。またQ&A動画も作成し、絵画を飾る悩みや不安を解消しています。新ホームページ: ■絵画レンタル料3号サイズ(273mm×242mm) 月額3,300円8号サイズ(455mm×380mm) 月額5,500円20号タイプ(727mm×606mm) 月額8,800円30号タイプ(910mm×720mm) 月額11,000円■期間限定の特典!1ヶ月以上の契約で直筆サイン入り色紙を無料プレゼント3月末までの間に、1ヶ月以上の契約をして頂いた方には、画家・太田宏介が直筆で描いた色紙を無料でプレゼントさせて頂きます。(色紙の大きさ21cm×18cm)■太田宏介プロフィール ※主なメディア出演1981年 宮崎県にて生まれる。2歳で知的障害を伴う自閉症と診断される。1992年 松澤造形教室に通い始める。(本格的に絵を描き始める)2014年 九州朝日放送主催で「自閉の画家 太田宏介 22年の軌跡」を福岡市アジア美術館にて開催。72点を展示。6日間での来場者が2504名。番組にも出演。2017年 日本テレビ系列「24時間テレビ」にて、巨大ペットボトルキャップアートの原画を担当および出演。(FBS福岡放送の制作パートにて)2021年 NHKドキュメンタリー「絵が自由をくれた~自閉症の画家と家族~」が全国放送される。2021年 福岡天神大丸エルガーラ3階に「太田宏介カフェギャラリー」オープン2022年 ギャラリー宏介株式会社設立。■~私たちきょうだいの想い~ 太田信介画家・太田宏介は私の実弟です。私どもが営む、ギャラリー宏介株式会社は、太田宏介の作品を多くの人に知って頂こうと、絵画販売・絵画レンタル・絵画展企画をする事業を続け、10年になります。かつて私は、パチンコ店に務め店長を任されていました。売上額が大きいため、責任も重大。たくさんの社員・パート、そしてお客様との人間関係に揉まれ、大きなプレッシャーを感じながら日々働いていました。そんな中、たまに実家に帰ると、弟の絵がたくさん飾ってあり、見ていると、自然と涙が出てきました。弟は自由にのびのびと絵を描き、その中に温かさを感じて、「また、頑張ろう」と思える私がいました。開業から10年から経ち、太田宏介のファンが増えた事や絵画レンタルサービスで絵を飾って頂き、2022年1月に法人化し、ギャラリー宏介株式会社を設立しました。今後は海外個展にも挑戦し、太田宏介が後世に残る画家として名前が残っていけるように、きょうだいで頑張っていきたいと考えています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年02月16日小松菜奈×坂口健太郎のW主演、「RADWIMPS」書き下ろしの音楽・主題歌で全編を紡ぐ、涙よりも切ないラブ・ストーリー『余命10年』。この度、バレンタインデー記念として主演2人が演じる茉莉と和人の幸せ溢れるスチールが解禁された。今回、解禁となったのは茉莉(小松菜奈)と和人(坂口健太郎)の幸せな時間を切り取ったスチール。満開の桜のもと笑顔溢れる1枚や、夏に手持ち花火を楽しんだり、東京スカイツリーの展望台で撮った2ショット。そして、冬には雪山デートで自撮りした写真など、四季を通して2人の幸せが感じられるものとなっている。劇中で小松さんと坂口さんが見せる、ありふれた毎日を楽しむ等身大の姿は約1年間の撮影を通じて徐々に作られており、その時間の中で被写体とカメラの距離にも変化があったという。撮影監督の今村圭佑は「最初の頃はドキュメンタリー風に撮りたいという気持ちもあったので、ちょっと離れたところから客観性を持って撮ろうとしていたんです。でも時間が経つにつれて、カメラが2人に近い方がこの作品に合っているのかなと。小松さんや坂口さんの気持ちが季節ごとに変わっていったように、2人に対する僕たちの距離感も変わっていったと感じています」とふり返る。監督を務めた藤井道人も「季節の移り変わりによる暑さや寒さ、匂い、体温などと共に、それらが役者陣のお芝居にもたらすものをしっかり捉えたいという思いがありました」と語っており、実際に小松さんと坂口さんが茉莉と和人として春夏秋冬を過ごすことで作り上げられた、リアルな20代の男女のカップルとしての姿が丁寧に描かれている。日本を代表する映画監督の1人と言える藤井監督、初共演にしてW主演となる最旬実力派の小松さんと坂口さんが原作者・小坂流加の想いを引き継ぎ、全身全霊で作り上げた本作にさらに注目だ。『余命10年』は3月4日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:余命10年 2022年3月4日より全国にて公開©2022映画「余命10年」製作委員会
2022年02月14日ベストセラーの映画化『余命10年』のジャパンプレミアが開催され、W主演の小松菜奈、坂口健太郎、そして劇中で彼らを優しく包み込む役柄を演じた山田裕貴、奈緒、黒木華、原日出子、松重豊、さらに藤井道人監督らが参加した。小松さんは「この企画のお話しを頂いた時から…本当に色々な物語があって完成し、今こうしてこの舞台に立っていることを嬉しく思いますし、感無量です」と挨拶、「この日を迎えられて幸せです」と涙を流し作品への想いが溢れる言葉で舞台挨拶はスタートした。坂口健太郎、四季を通じた撮影は「景色に感情移入しちゃうような感覚」色鮮やかな四季の移ろいと共に約1年の月日をかけてじっくり撮影された本作。そんな本作の中で、茉莉(小松さん)と和人(坂口さん)の恋の始まりを描いた印象的な夜桜のシーンについて聞かれた小松さんは、「あの桜のシーンは和人と茉莉の関係が始まっていく爽やかなシーン。私は茉莉と和人が『何がきっかけで惹かれ合ったのか?』を明確にしていない所が凄く好きです。『この人と一緒にいたいな』とか『この人を守りたいな』とか、この人の笑顔をずっと見ていたいっていう気持ちが茉莉の中にはあって。和人の屈託のない笑顔が茉莉にとっての救いだったんだなと思えるようなシーンでした」と“高林茉莉”を演じていた撮影当時をふり返る。その茉莉と出会い、自らの運命をも変えていく“真部和人”を演じた坂口さんも「この作品は桜が凄く印象的なところで映っていて、夜桜のシーンは風が吹いて、目が合って、凄く2人の美しい関係性のスイッチが入ったような気がしました。四季の美しい映像を美しい作品の中に、僕らもそこに身体を預けて撮影できたので、景色に感情移入しちゃうような感覚の中で撮影していましたね」と笑顔で撮影を懐かしんだ。小松菜奈「ふたつの人生を歩み続けたのは今までになかった」そして1年をかけての撮影に臨んだことについて聞かれた小松さんは「茉莉という役を演じ終えた後は抜け殻状態で燃え尽きました。すぐに次の仕事には進めないくらい不思議な時間でした。自分の人生と役の人生が重なって、ふたつの人生を歩み続けたのは今までになかったですし、凄く大好きな現場でしたし、皆さんと一緒にひとつの大切な作品を作れたのはかけがえのない、自分にとって凄く宝物になりました」と演じた役柄と作品への想いを語る。また、「4人(小松さん、山田さん、奈緒さん)でのシーンは楽しい撮影が多かったですね。今回、時間の経過を丁寧に映し出しているシーンがあって、そこではちゃんと時間の経過を4人でお芝居をしていて感じることが出来たんですよ。楽しく撮れましたね」と言う坂口さん。「僕がトランプで負けまくったんですよ、絶対に勝てないババ抜きをしたり(笑)」と思い出を話すと、小松さんが「タケル(山田さん)がお花見のシーンで『桜も満開、俺も満開!』って言っていて凄く笑いましたね。タケルの存在って4人の中でも大きかったです。アドリブとか大変だったと思うんですけど、常に笑わせてくれました」と山田さんの撮影中のエピソードを明かすと、山田さんも「台本の文字量より、アドリブの方が多かったですね笑」と返し笑いを誘った。奈緒さんも「本当に楽しかったです!1年かけてこの作品を撮っているので、桜の時期にお花見をするとか、夏に海に行ったりとか、友達と1年を通して行事を集まって遊んでいるという感覚がありました!」と劇中さながら和気藹々としたエピソードを披露した。「家族としてのドキュメンタリーが撮れた」ベテランも感謝そんな仲の良い友人たちと同様に、茉莉を支えた姉の“高林桔梗”、母親“高林百合子”、父親“高林明久”をそれぞれ演じた黒木さん、原さん、松重さんは藤井監督と話し合いを重ね高林家を作っていったと言う。「四季を追ってゆっくり撮影することは最近少なくなってきましたね。1年をかけて10年を表現する。気持ちを作るのに時間が沢山あったので感謝しています。家族は苦しい時間も過ごしましたけれど、元々この家族はお父さんを中心とした暖かい家庭。役作りが要らないくらい娘たちが可愛いくて、松重さん演じるお父さんも優しくてスッと家族になることができましたね」と本当の家族のような絆があったと原さん。松重さんも「本当に女性3人が家族という空気感で迎えてくれて、時間の経過を丁寧に映し出している家族シーンはスクリーンの中では一瞬かもしれませんが、実際は監督が丁寧に撮影してくださっているので、僕らの中でも家族としての時間を過ごすことが出来ましたよね。家族としてのドキュメンタリーが撮れたと思います」と、高林家を丁寧に撮影した藤井監督への感謝と作品への想いを明かした。最後に本作の公開が3月4日という春先の時期であることにちなみ、登壇者にはサプライズとなる桜の開花がMCから宣言されると、劇中でも印象的な満開の桜のシーンさながらピンク色のライトに会場が照らされ、幻想的な光景が広がる演出にステージ上の登壇者からも驚きの声が上がった。藤井監督は「久しぶりに皆と会って、1年間大変だったことも皆で乗り越えたと感じました。何かひとつでも皆さんの心の中に残ってもらえたら嬉しいです。この映画は皆さんの心に寄り添ってちょっとでも日常が豊かになってもらえるようにと命を懸けて作りました」とメッセージを贈り、ジャパンプレミアは幕を閉じた。『余命10年』は3月4日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:余命10年 2022年3月4日より全国にて公開©2022映画「余命10年」製作委員会
2022年01月25日俳優の玉木宏が出演する、KIYOラーニング・スタディングの新CM「あなたの挑戦は?」編が、15日より放送される。新CMは、朝焼けで染まる海を背景にたたずむ玉木を映す。8㎜フィルムで撮影されたカットに切り替わると、玉木は「挑戦し続ける大人ってかっこいい」とメッセージを送り、さらに「あなたの挑戦はなんですか?」と力強い視線を送る。衣装は朝焼けの雰囲気に合わせて2パターンを用意し、現場のスタッフや監督も悩んでしまうほど、どちらも着こなした玉木。実際のCMではワントーンでまとめたシックな衣装に身を包み、メッセージ性の強さを表現した。また、大きさ2mにもなる巨大なオブジェに座っての撮影に、はじめは驚いた表情を見せた玉木だったが、監督からの指示を素早く飲み込み1発OKを連発。かなり冷え込んだ厳しい条件での撮影にもかかわらず、表情ひとつ変えずに撮影に臨む姿勢に、スタッフからは称賛の声が上がっていた。■玉木宏インタビュー――CM撮影を終えた感想は?非常にシンプルではあるんですけれども、ストレートにメッセージを伝えていくという思いが込められたCMだなと思っています。撮影自体は合成も入ってくるので、海をイメージしながら撮影しました。シンプルだけど思いが伝わる内容になっていると思います。――何かに挑戦する際、心がけていることは?目標がないことには動き出せないと思うので、明確な目標をしっかり持って、それをゴールとして頑張ることが一番だと思います。また日常生活で忙しい中でも、できる限りその目標に時間を費やします。それはやっぱり努力になっていると思いますので、時間をかけてちゃんと臨むというのは心がけています。――これまでの挑戦で、大変だったことは?俳優という仕事は、ときには音楽家やクライマーにならないといけなかったりなど、割と何かを体得しなければいけないことも沢山ありますし、限られた時間の中で形にしなければいけないので、難しいことばかりなんです。ですので「できる全て、時間をかけて臨む」ということでやっています。だから毎回大変だなと思うんですけど(笑)、次はどんな役がくるんだろうとか、割と早めに準備をしておきたいタイプです。――2022年に挑戦してみたいことは?身近に取れる資格を手にしたいなと思っています。いろいろなライセンスは持っていますが、アマチュア無線や無線の資格にチャレンジしたいと思っています。――これから挑戦する人へ応援メッセージをお願いします。資格を取ろうと思う方は、そこから一歩踏み出した先のものを見たいから資格を取る方が多いと思うので、きっと目標は明確なものを持っているはずだと思います。その目標にむかってしっかりと近づいていけるように、ぜひ頑張っていただきたいなと思っております。
2022年01月13日新海誠監督最新作・長編アニメーション映画『すずめの戸締まり』が、2022年11月11日(金)に全国で公開される。新海誠最新作は“少女の成長”を描くロードムービー映画『すずめの戸締まり』は、『君の名は。』『天気の子』でヒットを飛ばした新海誠監督が手がける最新作。少年少女の物語を鮮やかな色彩と美しい音楽で紡ぎ出す“新海ワールド”の新たな舞台は、“日本各地の廃墟”。災いの元となる“扉”を閉めていく少女・すずめの解放と成長を描くロードムービーだ。“迷い込んだその先には、ぜんぶの時間が溶け合ったような、空があった”見たこともない風景、人々との出会いと別れ、驚きと困難の数々...過去と現在と未来をつなぐ“戸締まり”の物語を描く。物語の舞台となる、かつて小さな温泉街だったと思われる集落には、崩れかけた旅館、ツタの絡まった家屋、錆びた看板など、すっかり廃れてしまった風景が広がる。人のいない集落をぽつんと1人歩くすずめの後ろ姿に、扉を“閉じていく物語”の断片が垣間見られるようだ。ヒロイン岩戸鈴芽には原菜乃華を抜擢■ヒロイン・岩戸鈴芽(いわとすずめ)...原菜乃華九州の静かな町で、叔母と二人で暮らす17歳の女子高校生。広大な廃墟の中、幼い自分が草原をさまよい歩く不思議な夢をよく見る少女。ヒロインの声優キャストに抜擢されたのは、1700人を超えるオーディション参加者の全ての声を聴き、新海誠監督が自ら探し出した原菜乃華(はらなのか)。これまでドラマ「真犯人フラグ」「ナイト・ドクター」「ナンバMG5」などに出演してきたが、アニメ声優は初挑戦となる。原菜乃華は、「中学1年生の夏、新海監督の作品を初めて映画館で観た時の、あの一生忘れる事の出来ない胸が震えるような感動を、まさか自分が届ける側になるなんて、全く実感がわきません」と驚きを隠せない様子ながらも、「不安やプレッシャーも大きいですが、監督はじめスタッフキャストの皆さまと一緒に、岩戸鈴芽として、喜び、怒り、悲しみ、楽しみ、沢山悩み考え、成長していけたらと思っています」と意気込みを語っている。すずめを取り巻く「旅の青年」「白い猫」「小さな椅子」「扉の鍵」映画『すずめの戸締まり』の物語を紐解く鍵は、4つのキーワード。すずめが出会うことになる「旅の青年」、くりくりとした大きな目を持つ「白い猫」、すずめが抱えている三本脚の古ぼけた「小さな椅子」、そして、不思議な紋様を浮かべた鍵穴に差し込まれる「扉の鍵」が、すずめの旅を読み解くヒントになりそうだ。■旅の青年...宗像草太(むなかたそうた)...松村北斗鍵を用いて、廃墟に佇む扉を閉める旅の青年。“災い”をもたらす扉を閉めることを使命とする「閉じ師」である草太は、日本各地に現れる扉を探す旅をしており、扉のある廃墟に向かう途中ですずめと出会う。浮世離れした存在だが、等身大の青年で、新海誠監督は「草太は神と人間の融合体みたいなイメージ」と話す。宗像草太に声を吹き込んだのは松村北斗。新海誠監督がオーディションで声を聴きいて抜擢した。アフレコ(出来上がっている映像に声を吹き込む)は初めての経験だったそう。■白い猫...ダイジンすずめの前に突如現れた、謎の白い猫。カメラの前で様々なポーズをとり、SNSでもその存在が拡散されているミステリアスな猫。人の言葉を話すことができ、扉が開く場所に度々出没しては、すずめたちを翻弄する。■小さな椅子まるで生きているかのように、3本脚で駆け回るすずめの椅子。すずめが幼い頃に使っていた、脚が1本欠けた子供用の椅子で、ある出来事をきっかけになぜか“動き出す”ように。この椅子の正体は宗像草太で、彼は、ある出来事をきっかけに“すずめの椅子”に姿を変えられてしまう。すずめと一緒に坂道を駆け上がったりと独特な動作に注目。『君の名は。』のスタッフが集結『すずめの戸締まり』のキャラクターデザインは、『君の名は。』『天気の子』に引き続き、田中将賀が担当。作画監督は、『言の葉の庭』『君の名は。』にも参加した土屋堅一、美術監督は『君の名は。』の丹治匠と、新海誠が信頼を寄せるスタッフが集結している。<映画『すずめの戸締まり』あらすじ>17歳の少女・鈴芽(すずめ)は、「扉を探してるんだ」という旅の青年に出会う。すずめは彼の後を追って山中の廃墟でぽつんとたたずむ、古ぼけた扉に出会う。なにかに引き寄せられるように、すずめは扉に手を伸ばすが...やがて、日本各地で次々に開き始める扉。その向こう側からは災いが訪れてしまうため、開いた扉は閉めなければいけないのだという。――星と、夕陽と、朝の空と。迷い込んだその場所には、すべての時間が溶けあったような、空があった――不思議な扉に導かれ、すずめの“戸締まりの旅”がはじまる。作品詳細アニメ映画『すずめの戸締まり』公開時期:2022年11月11日(金) 全国東宝系公開監督:新海誠脚本:新海誠原作:新海誠声の出演:原菜乃華、松村北斗キャラクターデザイン:田中将賀製作:「すずめの戸締まり」製作委員会配給:東宝
2021年12月18日俳優の小松菜奈と坂口健太郎がW主演を務める映画『余命10年』(2022年春公開)の本予告映像、メインビジュアルが15日、公開された。同作は小坂流加による人気小説の実写化作。数万人に1人という不治の病で余命が10年であることを知った20歳の茉莉(小松)は、生きることに執着しないよう、恋だけは決してしないと心に決めていた。しかし地元の同窓会で和人(坂口)と出会い、茉莉の10年は大きく動いていく。今回追加キャストも明らかになり、茉莉と和人の中学の同級生で2人の理解者である富田タケル役には山田裕貴、茉莉の大学時代の親友で本の執筆を進める藤崎沙苗役に奈緒、茉莉と沙苗が大学時代の友人と通うお店の店長・三浦アキラ役には井口理(King Gnu)、そして茉莉の姉・桔梗には黒木華と演技派・個性派俳優陣が揃った。また、茉莉が通う病院の平田先生役には田中哲司、和人のバイト先の店長・梶原役にはリリー・フランキー、茉莉を優しく支える母・百合子役には原日出子、茉莉に対し少し過保護気味な無口な父・明久には松重豊と日本映画界を代表する俳優陣も名を連ねている。本予告映像では、小松が文庫化を待たずして亡くなった著者・小坂流加の想いを引き継ぎ全身全霊で役に挑む姿が収められており、坂口健太郎の演技も大きな見どころとなっている。○関口大輔エグゼクティブプロデューサー コメントこの映画は、10年という時間を描くため、四季を通じての撮影を行うことにしました。通常、映画は1ヶ月〜3ヶ月程で集中して撮影する場合が多いのですが、監督の「四季を通して茉莉の10年を追いかけ、その時彼女が感じた気持ちを映像で表現したい」という強い希望があり、1年を通した撮影となりました。桜や雪や夏の海はVFXではなく実際に撮影を行なっているのです。撮影のためには、出演者さんにご理解をいただき長期間のスケジュールを開けていただくことが必要になります。本作に出演される小松さん、坂口さんはじめ、今回発表させていただいた役者さんたちは、皆さんとても多忙です。それでも「余命10年」を1年かけて撮影するという意義に賛同してくださり、撮影に参加していただくことができました。長い期間を通して家族のような連帯感に包まれたキャスト陣は、映画で描かれる10年という時間をそれぞれのキャラクターとして表現してくださっています。これにより、映画「余命10年」は、2時間という時間の中に10年という月日が流れるような作品になりました。是非、映画館でこの美しい四季を通した10年を登場人物達と追体験していただければと思います。○川合紳二郎プロデューサー コメント藤井監督はじめ我々スタッフは、原作者の小坂流加さんが映画の主人公である茉莉と同じ難病を抱えながら、この小説を執筆し、日々を精一杯生きた、その証を残したいという思いで、小坂家の皆さまと一緒に、共に寄り添いながらこの映画を制作してきました。この小説は、ノンフィクションではありません。しかし、ご自分のリアルな状況や願望や思いを、この小説に込められて執筆されたのだろうと思います。そのような意味では、本作は、小説の「物語」、そして、原作者である小坂流加さんの「人生」が交差する、特徴的な映画となったと思います。本作では、小坂流加さんの生まれ故郷である静岡県・三島市での撮影を行っています。流加さんが幼少の頃、スイカを冷やしたり、川遊びをした源兵衛川のせせらぎ、素朴で人情味ある商店街、富士山の雄大な姿。また、撮影に使われている部屋の小物などの細部にまで、ここに生きた流加さんの息遣いを再現し、感じながら、撮影に望みました。主演である小松菜奈さんは、役作りに際して、三島を訪れ、また、小坂家の皆さまから幾度となくお話をお伺いし、全身全霊で高林茉莉役を演じてくださっています。コロナ禍で、大きく生活や価値観が変化する今こそ、「余命10年を生きた」高林茉莉を通して、多くの人に、少しでも勇気や前向きさを感じて頂ける作品になれば幸いです。(C)2022映画「余命10年」製作委員会
2021年12月15日俳優の玉木宏が11月30日、ザ・リッツカールトン東京で行われた「ネスプレッソ サステイナビリティプロジェクト」プレス発表会に出席した。発表会では、回収した使用済みカプセルコーヒーのコーヒーかすとアルミニウムをリサイクルして完成した培養土や、再生アルミニウムコースターを初披露した。日本のアンバサダーを務める玉木はトークセッションに出席。自然環境への思いを聞かれ、「自然が大好きなので、今見ている景色はずっと残っていてほしいと思います。また、自分の好きな場所は子どもが大きくなったときに見せたい、という思いがあるので、父親になったことでよりサステイナビリティへの思いが強くなりました」と父親になっての心境の変化を語る。また、「普段からリサイクルナイロン使用の衣類を選んだり、身近なものでも再生利用している品を選択している」と環境への意識も明かした玉木。イベント終盤には、2022年にむけた“サステイナブル宣言”として「足るを知る」という言葉を掲げ、「現状に満足し、必要以上の贅沢をしすぎないようにしたいと思います。また、今後もリサイクルやサステイナビリティを考えながら生活していきたいです」とイベントを締めくくった。
2021年12月02日俳優の小松菜奈と坂口健太郎がW主演を務める映画『余命10年』(2022年春公開)の場面写真が26日、公開された。同作は小坂流加による人気小説の実写化作。数万人に1人という不治の病で余命が10年であることを知った20歳の茉莉(小松)は、生きることに執着しないよう、恋だけは決してしないと心に決めていた。しかし地元の同窓会で和人(坂口)と出会い、茉莉の10年は大きく動いていく。今回解禁されたのは、自らの運命と懸命に向き合い前を向く茉莉や、外を眺めどこか思い悩む表情の和人を捉えたものなどを含む6点の場面写真。和人を抱きしめ涙を流す茉莉を写したカットは、生きることに執着しないために最初から終わりの見えている恋だけはしないと心に決めたはずだった茉莉が和人の想いを受け止めた切なくも美しい1枚となっている。また、階段に座り込み会話に夢中になっている様子や、桜並木を見上げて幸せそうな2人の姿、そして1枚のブランケットに身を包み、初日の出の瞬間を一緒に迎えて笑顔が溢れる茉莉と和人など、2人の幸せな日常を切り取った場面写真も併せて解禁となった。
2021年11月26日林遣都×小松菜奈のW主演映画『恋する寄生虫』から、現在は閉園となった、としまえんでのデートシーンの本編映像とメイキング映像が解禁となった。林さん演じる極度の潔癖症の高坂と、小松さん演じる視線恐怖症を抱える佐薙は、一緒に過ごすことでそれぞれの症状が和らぐことに気づき、リハビリのためにデートをすることに。デートスポットの1つとして遊園地が登場するが、その撮影が行われたのは1926年より94年間営業を続け、昨年8月に惜しまれつつも閉園となった東京都練馬区のとしまえん。本編では、高坂が絶叫マシンに怯え、佐薙が余裕の表情で楽しむという設定だったが、実際には小松さんが絶叫マシンを大の苦手としていたよう。撮影の待機中、無邪気に楽しむ子どもたちの叫び声を聞いて「キャーキャー言ってるじゃないですか...」と言い、いざ順番になると「怖いよ~嫌だよ~セリフ言えないよ~」と不安の言葉が止まらない小松さん。マシンが動き始める前に監督の説明を聞く姿にも緊張の色が見え、意を決して撮影に挑む姿が映し出されている。その隣では真剣な表情の合間に笑顔を浮かべる林さんの姿が対照的。また、ゴーカートでは体に対してやや短めのシートベルトに苦戦する林さんの姿、そしてエキストラの子どもたちに交じり、楽しそうに乗り回す2人の姿を確認できる。小松さんは遊園地での撮影について、インタビューで「本当は絶叫マシンに乗りながらセリフを言わなきゃいけなかったのですが、もうそれどころではなくて話せなくなってしまいました。なので何度もマシンに乗ることになってしまったのですが、最初は平気と言っていた遣都さんも途中で気分が悪くなってしまったんです。『私のせいで何度も乗ることになってごめんなさい』と謝ったら『いや、全然大丈夫』っておっしゃってくれたんですけど、大丈夫って言う顔がもう真っ青で(笑)。本当に優しい方だなぁと思いました」とエピソードを語っている。普段はクールで物静かなイメージのある林さんと小松さん。遊園地では、それぞれの感情が表に出た和やかな撮影であったことがうかがえる映像となっている。『恋する寄生虫』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:恋する寄生虫 2021年11月12日より全国にて公開©2021「恋する寄生虫」製作委員会
2021年11月23日俳優の林遣都と小松菜奈がW主演を務める、映画『恋する寄生虫』(11月12日公開)の本編映像&メイキング映像が23日、公開された。同作は作家・三秋縋の同名ヒット作を原案にした映画化作。極度の潔癖症から誰とも人間関係を築けずに孤独に過ごす青年・高坂(林)は、視線恐怖症で不登校の少女・佐薙(小松)の面倒を見ることに。露悪的な態度をとる佐薙に辟易していた高坂だが、それが自分の弱さを隠すためだと気付き共感を抱くようになる。クリスマスに手をつないで歩くことを目標にリハビリを始めた2人はやがて惹かれ合い、初めての恋に落ちていく。極度の潔癖症の高坂と視線恐怖症を抱える佐薙は、一緒に過ごすことで症状が和らぐことに気付き、リハビリのためにデートをすることに。デートスポットの一つとして遊園地が登場するが、その撮影が行われたのは昨年8月に惜しまれつつも閉園となった、東京都練馬区のとしまえんだった。今回はそんなデートシ ーンの本編映像と和やかな撮影舞台裏を映したメイキング映像が公開された。本編では高坂が絶叫マシンに怯え、佐薙が余裕の表情で楽しむという設定だったが、実際に絶叫マシンが大の苦手なのは小松の方。撮影の待機中、無邪気に楽しむ子供たちの叫び声を聞いて小松は「キャーキャー言ってるじゃないですか……」と怖気づき、 いざ順番になると「怖いよ〜嫌だよ〜セリフ言えないよ〜」と不安の言葉が止まらない。マシンが動き始める前、監督の説明を聞く姿にも緊張の色が見え、意を決して撮影に挑む小松の姿が映し出されているが、その隣では対照的に楽しそうな笑顔を浮かべる林の姿も。さらにゴーカートでは体に対してやや短めのシートベルトに苦戦する林、エキストラの子供たちに交じり、楽しそうに乗り回す小松と林の姿が確認できる。小松は遊園地での撮影について「本当は絶叫マシンに乗りながらセリフを言わなきゃいけなかったのですが、もうそれどころではなくて話せなくなってしまいました。なので何度もマシンに乗ることになってしまったのですが、最初は平気と言っていた遣都さんも途中で気分が悪くなってしまったんです。『私のせいで何度も乗ることになってごめんなさい』と謝ったら『いや、全然大丈夫』っておっしゃってくれたんですけど、大丈夫って言う顔がもう真っ青で(笑)。本当に優しい方だなぁと思いました」とエピソードを語っている。(C)2021「恋する寄生虫」製作委員会
2021年11月23日竹島 宏が、11月13日に神奈川・横浜赤レンガ倉庫1号館3Fホールで『竹島 宏ライブ赤レンガ♡デート』を開催した。竹島が赤レンガ倉庫でライブを行うのは3年ぶりで、バンドメンバーの掛け声を合図にギターの音が鳴り響き、黒の煌びやかな衣装で登場した竹島は「外は寒いですが、音楽で皆様の心を温めます!一緒に楽しみましょう!」と挨拶をし、ザ・タイガースの「シーサイド・バウンド」でライブがスタート。縦横無尽にステージを飛び回り熱唱する竹島を前に、1曲目にしてファンからは割れんばかりの拍手が鳴り響いた。「今日は赤レンガ♡デートというイベントの通り、歌で一緒にデートをするということで大人な曲を選んでみました」と語ると、軽くステップを刻みながら長谷川きよしの「別れのサンバ」、続けてNHK BS時代劇『大富豪同心2』の主題歌「向かい風 純情」や「夜明けのカラス」「うたかたの風」をしっとりとしたアレンジで披露し、いつもとは違う大人な竹島に観客が釘付けになった。後半はブルーのナポレオンジャケットに身を包んでバンドの演奏と共に登場。まるで王子のような装いでの登場にファンも大喜び、会場に大きな拍手が沸き起こると竹島は客席の隅々まで見渡しながら沢田研二「君をのせて」、8月25日に発売されたシングル『プラハの橋』のカップリング曲「君の明かり」、西城秀樹「ブルースカイ ブルー」を高らかに歌い上げた。「僕と、バンドメンバーと、ファンの皆様との呼吸が同じ空間で交じり合って、新しい世界で歌っているような不思議な気持ちで歌っています。だんだん夜も更けてこれからもっとデートは盛り上がるのではないでしょうか」と語ると突如会場の雰囲気が一転、激しいバンドの演奏が始まり郷ひろみの「2億4千万の瞳」を熱唱。ファンと共に拳を突き上げ、軽やかなダブルターンを披露すると会場は笑顔に包まれた。デビュー当時のことを振り返りながら「最近、デビュー当時お世話になったCDショップが閉店することを聞いてとても切なく、胸が痛くなる時が多いです。ストリーミングなど音楽の届け方は時代と共に変化はあるけれど、パッケージはたくさんの方が関わって出来上がったとても尊いものです。それらのCDをファンの皆様が愛してくださることをとても嬉しく思っています。これからも恩返しできるように頑張っていきたい」と語ると、「僕の思い入れのある曲たちです」と紹介し「この身を投げて」「夢の振り子」「はじめて好きになった人」「月枕」を4曲続けて披露した。「まだまだ歌い足りないけれど、ファンの皆様には帰る場所があるから・・・」と笑いを誘いつつライブは終盤へ。11月15日付のオリコン週間演歌・歌謡シングルランキングで『プラハの橋』が3度目の1位を獲得したことへの感謝の気持ちを述べると会場には拍手が大きな沸き起こった。「『プラハの橋』との出会いが歌手竹島 宏としての人生を大きく変えました。僕の歌を、僕の思いを受け止めて愛してくださる皆様に応えるようにこれからも歌い続けていきたい。僕の信じた道をこれからも突き進んでいきます」と真っ直ぐに想いを伝え「プラハの橋」を歌唱した。興奮冷めやらぬ客席からの熱いアンコールの手拍子に応え、再び竹島は壇上に登場。「いつかの青年」を披露し、最後は観客とのエアーハイタッチで幕を閉じた。<公演情報>竹島 宏ライブ赤レンガ♡デート11月13日(土) 神奈川県・横浜赤レンガ倉庫1号館3Fホールセットリスト1. シーサイド・バウンド(カバー)2. よこはま・たそがれ(カバー)3. 噂のふたり4. 別れのサンバ(カバー)5. 向かい風 純情6. 夜明けのカラス7. うたかたの風8. 君をのせて(カバー)9. 君の明かり10. ブルースカイ ブルー(カバー)11. 2億4千万の瞳(カバー)12. 愛の嵐13. この身を投げて14. 夢の振り子15. はじめて好きになった人16. 月枕17. プラハの橋-アンコール-18. いつかの青年関連リンク竹島 宏 オフィシャルサイト:竹島 宏 テイチクエンタテインメント 公式サイト:竹島 宏 Twitter:
2021年11月16日俳優の菅田将暉が15日、所属事務所の公式サイトを通じ、女優の小松菜奈との結婚を報告した。菅田は、直筆の文章で「皆さまへ この世界に入って12年と少し 一つ決意をしましたので、ご報告させていただきます」と書き出し、「私、菅田将暉は、小松菜奈さんと結婚いたしました」と発表。「これまで沢山の方々に支えられて、今日この日を迎えられています。いつも本当に、ありがとうございます」と感謝の気持ちを記した。そして「日頃より応援して下さる皆さんの言葉やエネルギーにいつも勇気をもらっています」と伝えながら、「先日登壇した舞台挨拶にて約2年ぶりに見た客席満員の映画館の景色は次のステージへの僕の原点になると思います。がんばろう、と心の底から思いました」と述懐。「皆さまへの感謝の気持ちを忘れずにこれからも作品と向き合っていきます」と決意を新たにした。続けて「そして、まだまだ未熟ではありますが、ぼくらふたり、温かく見守っていただければ幸いです。自分の人生ともしっかり向き合い ふたりで幸せな家庭を築いていきたいと思っております」とつづり、最後は「これからもよろしくお願いします」と結んだ。
2021年11月15日菅田将暉と小松菜奈が結婚を発表。「ご報告です」「私事ではありますがご報告があるので聞いてください」と連名の手書きのコメントを、それぞれの公式SNSにアップした。「この度、菅田将暉と小松菜奈は結婚いたしましたことをご報告させていただきます」と始まる文書では、「まだまだ未熟な二人ですが、この出会いに感謝し、日々心豊かに、生活を楽しんで、幸せな家庭を築いていきたいと思っております。そして、これからも際限なく作品と向き合い、皆さまとあたたかい未来を作っていけるよう努めて参ります。」と、それぞれ2人の決意が綴られる。「出会った頃から変わらず私達は、戦友であり、心の支えであり、これからは家族になります。人生を共に考え進んでいくこと、とっても楽しみです!そして、何事にも丁寧に向き合い感謝を忘れる事なく愛を持って精進して参ります。夫婦共々温かく見守っていただけると幸いです」と、同じ作品で切磋琢磨してきた俳優同士から“家族”となることを改めてコメントした。菅田さんは、神木隆之介や仲野太賀など同世代の実力派がひしめく1993年生まれ。「仮面ライダーW」の初主演でデビューを飾り、その後は『共喰い』から『あゝ、荒野』『帝一の國』『銀魂』『キャラクター』、大河ドラマ「おんな城主 直虎」などまで幅広い作品で活躍。2017年から本格的に音楽活動を開始し、第70回NHK紅白歌合戦への初出場、第61回日本レコード大賞特別賞も受賞するなど音楽の活躍も目立っている。また、小松さんは1996年生まれ。モデル活動を経て、中島哲也監督の映画『渇き。』で主演に抜擢されて注目を集め、マーティン・スコセッシ監督の『沈黙-サイレンス-』や、『恋は雨上がりのように』『さよならくちびる』『来る』などに出演。最新映画『恋する寄生虫』の公開されたばかり。2人は、2016年にファンに衝撃を与えた『ディストラクション・ベイビーズ』以来、『溺れるナイフ』『糸』と3作の映画やCMなどで何度も共演している。(text:cinemacafe.net)
2021年11月15日2021年11月15日、俳優の菅田将暉さんが、同じく俳優の小松菜奈さんと結婚したことをTwitterで発表しました。菅田さんは小松さんとともに直筆のメッセージで、次のようにつづっています。ご報告です。 pic.twitter.com/tvcjWryooY — 菅田将暉 (@sudaofficial) November 15, 2021 皆さまへこの度、菅田将暉と小松菜奈は、結婚いたしましたことをご報告させていただきます。いつも応援して下さっている皆さま、お世話になっている皆さま、沢山の方々に支えられて今日という日を迎えられています。いつも本当にありがとうございます。まだまだ未熟な二人ですが、この出会いに感謝し、日々心豊かに、生活を楽しんで、幸せな家庭を築いていきたいと思っております。そして、これからも際限なく作品と向き合い、皆さまとあたたかい未来を作っていけるよう努めて参ります。出会った頃から変わらず私達は、戦友であり、心の支えであり、これからは家族になります。人生を共に考え進んでいくこと、とっても楽しみです!そして、何事にも丁寧に向き合い感謝を忘れる事なく愛を持って精進して参ります。夫婦共々温かく見守っていただけると幸いです。これからもよろしくお願いします。菅田将暉小松菜奈@sudaofficialーより引用「出会った頃から変わらず、私たちは、戦友であり、心の支えであり、これからは家族になります」と、喜びの気持ちをつづっています。2人は、2016年に公開された映画『ディストラクション・ベイビーズ』で初共演。その後、2020年にはダブル主演映画である『糸』に出演するなど、公私ともに関係が深く、互いを支え合ってきたのでしょう。突然の結婚報告に、ネット上では「おめでとうございます!」「好きな2人が結婚してくれて嬉しい」「幸せになって」など、祝福の声が相次いで寄せられています。菅田さん、小松さん、ご結婚おめでとうございます![文・構成/grape編集部]
2021年11月15日俳優の林遣都と小松菜奈がW主演を務める、映画『恋する寄生虫』(11月12日公開)の本編映像が11日、公開された。同作は作家・三秋縋の同名ヒット作を原案にした映画化作。極度の潔癖症から誰とも人間関係を築けずに孤独に過ごす青年・高坂(林)は、視線恐怖症で不登校の少女・佐薙(小松)の面倒を見ることに。露悪的な態度をとる佐薙に辟易していた高坂だが、それが自分の弱さを隠すためだと気付き共感を抱くようになる。クリスマスに手をつないで歩くことを目標にリハビリを始めた2人はやがて惹かれ合い、初めての恋に落ちていく。今回解禁されたのは「誰もが普通にしていることをやってみたい」と願う高坂と佐薙が、人生を変えるために奮闘する姿を切り取った本編映像。頑張って苦手なことに挑戦する高坂と佐薙の姿が健気でかわいらしく、思わず微笑んでしまうシーンとなっている。一緒にいると、それぞれの恐怖症がわずかばかり和らぐことを感じた高坂と佐薙は“リハビリデート”を実行することに。“普通のこと”ができるようになりたいと願う2人は、これといって特別なことではない普通のデートを計画する。第一関門はバスで、ぎこちなく乗車しながらも平静を装う高坂の姿からは吊革は掴まないという意志が感じられるが、発車時の揺れでバランスを崩し、危うく吊革に掴まりかけてしまう。間一髪で吊革の上の手すりを掴むことに成功した高坂だが、滑稽な姿に佐薙に肘で小突かれる。第二関門はカフェでの注文で、「ご注文は?」と明るく店員に聞かれた佐薙は、目を泳がせながら「ピザ」「コーラ、コーラ…」と単語のみで精一杯注文する。第三関門は食事で、人の手によって作られたものを食べることができない高坂にとってはここが最難関となり、両手にピザを持ちながら「美味しい」と口いっぱいに頬張る佐薙の姿に背中を押され、震える手(ビニールあり)でピザを手にし意を決して口に運ぶも、結局ギブアップしてしまう様子が収められている。(C)2021「恋する寄生虫」製作委員会
2021年11月11日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの薮宏太が主演するミュージカル『ジョセフ・アンド・アメージング・テクニカラー・ドリームコート』が、2022年4月に東京・日生劇場で、5月に大阪・オリックス劇場で上演されることが分かった。同作は2020年4・5月に同劇場で上演を予定していたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大予防対策として、開幕目前に全公演が中止。しかしこのたび、上演に向けて準備を続けてきたキャスト・スタッフ、そして観客の思いを受け、再び上演が決定した。『キャッツ』や『オペラ座の怪人』を生み出した作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバーと、『エビータ』『ライオンキング』などの作詞を手掛けたティム・ライスが、まだ学生時代だった頃に初めてタッグを組んで生み出した両巨匠の原点ともいえる作品で、初の日本版上演となる。旧約聖書「創世記」の「ジョセフの物語」をベースに全編楽曲で綴られ、ロック、バラード、シャンソン、 カントリー、ロカビリーと多彩な音楽で彩られる。演出を手がけるのは、『ミス・サイゴン』(14年)演出補、『ゴースト』(18年、21年)演出などを手がけた演出家のダレン・ヤップ。上演台本・訳詞は、多数の翻訳ミュージカルの訳詞、脚本を担当してきた高橋亜子氏が手掛ける。海外バージョンとはまったく異なる数々の舞台装置や衣装にも注目だ。主人公・ジョセフ役を務める薮は、2009年に『SHE LOVES ME』でミュージカル初主演、『ハル』(19年)でも好評を博し、温かみと芯のある歌唱力でHey! Say! JUMPの音楽を屋台骨として支えてきた。多様なジャンルの音楽が盛り込まれた同作は、薮にとって新たな挑戦となる。■薮宏太 コメント昨年、幕開け直前に公演中止となってしまったこの作品。スタッフ、出演者一同、本番への準備を万端にしていた矢先での中止でした。楽しみにして下さっていたお客様の気持ちを思うと、とても悔しく、己の無力さに不甲斐なさを感じていました。あの日からジョセフの名曲たちを思い出さなかった日はありません。そして必ず皆さまにこの作品を届けられる日が来ることを信じ、準備を続けついに来年の4月にその願いが叶います。万全の準備をし、この作品のテーマでもある「夢を見る大切さ」を感じていただけるよう努めていきたいと思います。ご来場心よりお待ちしております。
2021年10月31日2019年10月に逝去された和田誠さんが17歳から19歳までに綴った日記帳を、一冊の本にまとめた『だいありぃ』の発売を記念して、TOBICHI東京で「だいありぃ 和田誠の日記展1953 ~ 1956」が開催されることとなった。イラストレーター、 映画監督、 グラフィックデザイナーなど、 多彩な才能で活躍された和田誠さん。 2019年10月に旅立たれた後、事務所の棚の奥から6冊のノートが発見された。 表紙に「だいありぃ」と書かれたノートは、17歳から19歳の間に和田さんが綴った日記帳。映画を観に行ったり、絵を描いたり、レコードを買い集めたり、麻雀をしたり、またある試験では、なかなかいい点数をとれていなかったり。大きな事件が起こるわけではなく、淡々と好きなことをして過ごしていた学生時代の和田さん。のちの膨大な仕事につながる、「和田誠」の礎になるものが6冊に記されていたのだ。このノートをそのままデータ化、和田さんの手書き文字のまま、 『だいありぃ』という1冊の本にまとめられ10月上旬に発売された。「だいありぃ 和田誠の日記展1953 ~ 1956」では、その『だいありぃ』の中から選り抜いた和田さんの日々を、連動するイラストや写真とともに展示する。また和田さんが夢中になって集めたAl Jolsonのレコードや、ご友人から特別にお借りした和田さんから届いたはがきや年賀状、手作りののれんなども本展でお披露目。 さらに、会場で『だいありぃ』を購入すると、特製のクリアシールがプレゼントされる。現在、“東京の文化案内所”「ほぼ日カルチャん」では東京オペラシティアートギャラリーで開催中の「和田誠展」をいちおしとしてご紹介しながら、 「知ってるようで知らなかった和田誠さんのプロフィール展」を開催中。 和田さんの膨大なお仕事のなかから代表作をいくつかピックアップして展示しているので、こちらも合わせてチェックしてほしい。【開催情報】■「だいありぃ 和田誠の日記展1953 〜 1956」期間:2021年11月3日(水)〜11月14日(日)場所:TOBICHI(東京都千代田区神田錦町3-18 ほぼ日神田ビル1F)時間:11:00〜19:00■「知っているようで知らなかった和田誠さんのプロフィール展」場所:ほぼ日カルチャん (東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO4階 )期間:開催中、11月18日まで時間:11:00~20:00 (渋谷PARCOの営業時間に準じます)
2021年10月29日和田誠と聞けば、ある人は絵本を、ある人は似顔絵を、またある人は映画を思い浮かべるかもしれない。「人それぞれ印象が違っているのも、和田さんの多才ぶりを表していますね」と学芸員の福島直さん。和田さんは、初めてイラストレーターという肩書を用いた先駆者。そして挿絵、似顔絵、ポスターなど広告芸術の分野で多くの人に愛される仕事を残した人。また、雑誌の表紙や本の装丁のアートディレクションまで手がけるデザイナーとしての顔も持ち、映画やアニメーション制作では、アーティスティックな一面ものぞかせる。「和田誠展」はこうした和田さんの仕事の全貌に迫る。なんと4歳の頃の絵に始まる約80年分の資料、作品が展示されるというから驚きだ。映画日記や先生の似顔絵入りの時間割など、映画と絵が大好きだった少年の姿が浮かんでくる「和田誠になるまで」。世界観を深く理解し、作家から全幅の信頼を集めた「装丁」の仕事。ユーモアあふれる「パロディ」「漫画」。動物好きの一面がのぞく「猫」など、30のトピックに分けて展示される。「印刷所で声をかけられて9年間、新宿の日活名画座のポスターを無償で描き続けたというエピソードもあるほど、好きなことを好きなだけする仕事ぶり。『僕は僕』。だから幸せな仕事人生だったでしょうね。普遍的でかわいいのが和田作品の魅力ですが、若手の現代美術家から『クリエイターとして尊敬している』という声を聞くこともあります。まだまだ知らない和田さんがいるということを、発見して帰ってくださいね」右・映画『怪盗ルビイ』は小泉今日子主演。絵コンテなどを展示する。「快盗ルビイ」映画ポスター 1988中・広告会社ライトパブリシティ入社1年目、無償で描き始めた日活名画座のポスター。「新宿日活名画座」ポスター 1959左・ジャズ愛好家の和田さんにとってレコードジャケットは特別な“舞台”。『PIANIC PIANISM』ジャケット 1977 日本コロムビア職人芸ともいわれた似顔絵。シンプルな線が人物のたたずまいを見事にとらえて、ひと目で誰なのかがわかってしまうのが見どころ。そのほかジャズピアニスト、デューク・エリントンらを油彩で描いたシリーズも。右・「ありふれた生活」(著・三谷幸喜)挿絵 朝日新聞 2013.8.22左・『「徹子の部屋」の30年』表紙 2007 講談社上左・40年以上携わり、現在も旧作がリピートされている『週刊文春』の表紙。タイトルのフォントも和田さんオリジナル。『週刊文春』表紙 2017上右・小説家・村上春樹さんの翻訳シリーズの装丁。『グレート・ギャツビー』(訳・村上春樹)装丁 2006 中央公論新社下・一緒に飛んでいる気分に。詩人の谷川俊太郎さんとのタッグは数々の名作絵本を生んだ。『とぶ』(文・谷川俊太郎)1978 福音館書店 多摩美術大学アートアーカイヴセンター蔵わだ・まこと1936年生まれ。多摩美術大学図案科在学中よりポスターの制作を始める。広告制作会社ライトパブリシティを経て独立。イラスト、グラフィックデザイン、映画監督など多才に活躍。2019年没。©Wada Makotophoto:吉田宏子「和田誠展」東京オペラシティ アートギャラリー東京都新宿区西新宿3-20-2東京オペラシティタワー3F開催中~12月19日(日)11時~19時(入場は18時30分まで)月曜休一般1200円ほかTEL:050・5541・8600(ハローダイヤル)©Wada Makoto※『anan』2021年10月20日号より。取材、文・松本あかね(by anan編集部)
2021年10月17日エディブルフラワー専門店「エディブルガーデン(EDIBLE GARDEN)」とショコラティエ・瀧島誠士のコラボレーションによる「バラといちじくのパルフェ」が、2021年10月6日(水)から11日(月)まで日本橋三越本店にて発売される。薔薇「さ姫」の香りを楽しめる限定コラボパフェ「バラといちじくのパルフェ」は、バラの花を主役にした、“香りを食べる”スペシャルなパフェだ。メインとなるバラは、芳醇で厚みのある奥出雲の薔薇「さ姫」。ボトムから、レッドフルーツのようなアロマチョコレートと「さ姫」をミルクでじっくりと煮出したクリーム、ソーテルヌワインでソテーをした黒いちじく、ライチを感じさせる鳳凰単叢のジュレで構成している。その上に、北海道産のチーズのクリームをたっぷりと搾り、「さ姫」の花びらをデコレーションした。トップには、「さ姫」を数日漬け込み野性的なバラの香りを移したオリーブオイルをセット。食べ進める途中で加えれば、バラの香りが強まり、高貴な香りを最後まで楽しむことができる。【詳細】バラといちじくのパルフェ販売期間:2021年10月6日(水)~11日(月)販売場所:日本橋三越本店「フランス展」住所:東京都中央区日本橋室町1-4-1価格:1,870円 ※1日25個限定
2021年10月08日俳優の玉木宏が出演する、オージオ・Beauty Openerの新CM「ビューティーオープナー 美しさの扉」編が、1日から放送開始した。新CMでは、厳かな洋館に現れた美の伝道師・玉木が緑色のロングコートを翻し、颯爽と階段を下りる。鏡を手に「あぁ、ハリが……」と肌悩みに顔をしかめる女性のもとへしなやかな動きで向い、玉木が「ビューティーオープナー」と唱えると、まるで魔法のように、女性の持っていた手鏡が「ビューティーオープナージェル」に変わる。撮影当日は気温35度を超える真夏日の中、ロングコートの衣装にも関わらず、暑さを感じさせない爽やかな姿で登場した玉木。本番ではCMの決めセリフ「ビューティーオープナー」と唱えると、その迫力に現場では思わず歓声が上がる。その後、玉木自身も積極的にポーズの提案をするなど、和やかな雰囲気の中で終始撮影が進んだ。
2021年10月01日映画『恋する寄生虫』(11月12日公開)の完成披露試写会舞台挨拶が29日に都内で行われ、林遣都、小松菜奈、柿本ケンサク監督が登場した。同作は作家・三秋縋の同名ヒット作を原案にした映画化作。極度の潔癖症から誰とも人間関係を築けずに孤独に過ごす青年・高坂(林)は、視線恐怖症で不登校の少女・佐薙(小松)の面倒を見ることに。露悪的な態度をとる佐薙に辟易していた高坂だが、それが自分の弱さを隠すためだと気付き共感を抱くようになる。クリスマスに手をつないで歩くことを目標にリハビリを始めた2人はやがて惹かれ合い、初めての恋に落ちていく。同じ事務所の先輩・後輩でありながら初共演となった2人だが、林は小松について「お会いする前までは勝手にクールなイメージを持っていたんですけれども、すごく接しやすくて。とにかく周りの人に愛される方で、撮影中のことを思い出すといつもスタッフの方と談笑しているイメージ」と表す。「ちょっと遠くから見ると、どれが菜奈ちゃんかわからなくなるくらい。今のお姿と、現場で人と接する時の姿のギャップみたいなものがあって、素敵だなと思いました」と印象を明かした。林の言葉に「嬉しいですね」と喜んだ小松は、「撮影が始まる前、これからどうやって距離を縮めていこうかなと考えた時に、あだ名を付けようと思って。あだ名を『遣都・デリカット』にしようと思って呼んだら、『それもう、別人じゃん』と笑ってた」と振り返る。「『負けない』と思って呼んでたら、(林が)だんだん『それ、クセになってきたかも』と言っていて。そうは見えないけど喜んでくれたのかな、みたいな」と明かす。「お芝居に対するアプローチもすごく真面目な方なので、セリフの言い方など迷った時に相談したら、遣都さんは家に持ち帰って『僕はこう思うんだよね』と考えてきてくださって、いろいろ助けていただいた」と感謝した。あだ名について、林は「小学校で野球をやっていた頃に(『遣都・デリカット』と)呼ばれたことがあって、(小松のつけたあだ名も)冗談かなと思ってたら、その後本当に呼ばれ続けて」と苦笑。「なんのひっかかりもなく呼んでくるんですよ。台本の話をしてる時も『じゃあ、ここを遣都・デリカットが……』と。もうその名前になったようで、冗談じゃなかったんだな、全部正直な方なんだなと思いました」と語った。
2021年09月29日