休養中のフリーアナウンサー・小林麻耶が17日、自身のブログを更新し、妹・小林麻央と市川海老蔵の子供に会いに行ったことを報告した。「宝物」というタイトルで更新した麻耶は、「今日は、身体と心の調子が良かったので姪っ子甥っ子に会いに行ってきました」と報告。ちょうど長女・麗禾ちゃんと長男・勸玄くんが入浴中で、麗禾ちゃんは「まやちゃ~ん、ここに座って、足を温めて」と桶にお湯を入れてくれ、「あったかい??」と"天使の笑顔"で微笑みかけてきてくれたという。「この時点ですでに泣きそうになってしまった」というが、続いて勸玄くんが「まやちゃん、手を洗ってあげる」と石鹸をつけて洗ってくれたそうで、「もう、涙を止められないっ」と麻耶。さらに2人は、タオルで麻耶の腕とふくらはぎを拭き、うるうるしていると顔も拭いてくれたそうで、「いつの間にこんなに成長を?!優しい。優しい。優しい。こんな愛に包まれたバスタイムは奇跡だ」とつづった。その後、みんなでDVDを見て、勸玄くんは爆睡。麻耶と麗禾ちゃんは「長女同士の会話」をしたという。帰り際に麗禾ちゃんが「麻耶ちゃん、1人で寝てるんでしょ?コレ、あげる」と自分の宝物をプレゼントしてくれたことも写真付きで明かし、「ええええええええええー。涙腺、崩壊」「ううううー。おばは、幸せです」と伝えた。
2016年09月18日休養中のフリーアナウンサー・小林麻耶が6日、自身のブログを更新し、妹で乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央への思いをつづった。麻耶は、ブログを再開して「弱音を吐くということは恥ずかしいことでも、相手に迷惑をかけることでもなく、自分を救うことになるんだ」と気づいたと告白。「誰かに聞いて欲しいと 思いがちな私は、 ここの皆様と弱音を吐く会をしたいとふと思ってしまいました」と素直な思いを伝え、「しっかりものだったり頑張りすぎてしまう人はすっかり弱音を吐くことを忘れがちですが、良かったら、ここのコメント欄を利用して吐き出しちゃってくださいね」と呼びかけた。そして、麻央から最初のころに「家族は第二の患者」と教えてもらったという麻耶は、「そうなんだ。気をつけなくちゃ!と、思いましたが、どこかで...私は大丈夫。だって、妹は、すぐによくなるから!と、思っていました」と回顧。「あの頃の私は、病と向き合いきれてなかったのだと思います。長いたたかいになるなんて、想像もしたくなかったし、すぐよくなるって、強く信じてた」と振り返り、「でも、そんなに簡単なことではありませんでした」と記した。今はようやく、「妹の病ときちんと向き合い、自分の気持ちとも向き合えるようになってきました」と変化を明かした上で、「こんな状況なのに、姉の私より、頼り甲斐があって、しっかりしていて、いつも優しくて笑顔の妹を心から尊敬しています。まおちゃん、ありがとう」と麻央への尊敬と感謝の思いをつづった。麻耶はまた、たくさんの励ましのコメントにも感謝。「こんなにたくさんの方の愛情に触れ、祈りのパワーをいただき、妹の病もよくなる方向に行くとしか思えませんありがとうございます!!」と伝えた。
2016年09月06日乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央が5日、自身のブログを更新。姉で休養中のフリーアナウンサー・小林麻耶への思いをつづった。「姉」というタイトルで更新した麻央は、「私の幸運のひとつは、姉の妹に生まれたことだと思っている」と書き出し、「これまで、『頼りになる姉』であろうと、精一杯がんばってくれた!」と感謝。「でも、最近、『頼りになる』に無理してこだわらず、ありのままを心がけているようだ」と変化を明かした。また、麻央の治療について一緒に医師から説明を聞いたときに、麻耶が「どうしよう。怖いよー。怖いよー。本当に怖いよー。」と麻央にしがみついてきたというエピソードを披露。「受けるのは私なので、私の方が怖いのですけど」と言ったら、「どうして分かるの?まおちゃんより、私の方が本当に怖いと思ってるかもしれないよ。こればかりは、比べられないよ」と真剣に言われたという。そんな姉について、「『本人が一番つらいのだから』というのは単純だけれど、まわりもつらいのは一緒。究極、人の不安、苦しみ、悲しみは上も下もなく、推し量れないと思う。やっぱり、その人自身のものだから。でも、それを分かりたいと思ってくれる分かろうとしてくれる存在は、本当にかけがえのない愛そのもの」と麻央。「姉は、日々私の感情に寄り添い、私以上に感じてしまっていることを知った。そんな姉をみてつい笑ってしまう心の余裕が今の私にはあるのだ」と続け、「ありがたい」という言葉で締めくくった。
2016年09月05日体調不良で休養中のフリーアナウンサー・小林麻耶(37)が2日、自身のブログを更新し、励ましの声にあらためて感謝した。麻耶は、乳がん闘病中の妹・麻央が1日に新ブログを開設したのに合わせ、自身も同日、約3カ月ぶりにブログを更新。「今はまだ仕事ができる状態ではないのですが、また笑顔で働ける日が来るように、その第一歩としてブログを再開させていただきたいと思います」とブログ再開を宣言した。多くの激励コメントが寄せられ、1日夜に感謝の思いをブログで伝えていたが、2日夜に「なみだ」というタイトルで再び更新。「皆様からのたくさんのいいねたくさんのコメントにとても励まされています。今日もコメントを読むたびに涙が止まりません。ありがとうございます」とあらためて感謝の思いをつづった。そして、「大切な時間の中で、私のブログを読んでくださることコメントを残してくださること有難いことだと心から感じています」とコメント。「『涙を流せることはいいことなんだよ』『泣きたいときは泣いていいんだよ』と、声をかけてもらったことがあります」と明かした上で、「昨日も今日もたくさん泣けて、心の底に溜まっていた気持ちが浄化されていくようです。頑張ってきて良かったなぁ...そんな風に思えました。皆様のおかげです。ありがとうございます」と心境を素直に伝えた。2日に放送されたTBS系情報番組『白熱ライブ ビビット』(毎週月~金8:00~9:54)で、前日に麻耶と1時間ほどLINEのやりとりをしたという林みなほアナウンサーが、麻耶の思いを伝えたことにも触れ、「TBSの可愛い愛する後輩林みなほアナウンサー放送、ありがとう。そしていつもいつも支えてくれてありがとう。あなたに出会えて私は幸せです」と林アナへの感謝の思いもつづった。
2016年09月03日俳優の藤本涼(32)が、『369のメトシエラ』(09年)で初めてメガホンを取った小林克人・小林健二兄弟の監督作『フローレンスは眠る』(2016年3月5日公開)で主演を務めることが7日、発表された。公的記録のない独居高齢者や育児放棄された戸籍のない子どもなどの社会的なテーマで、問題を提起した『369のメトシエラ』。当初は、東京・渋谷ユーロスペースで1館のみの劇場公開だったが、「ぴあ初日映画満足度ランキング」で1位を獲得し、全国40館で上映、2万人を超える観客動員数を記録し、独立系映画としては大ヒットとなった。本作は、その『369のメトシエラ』同様、両監督のオリジナル脚本で描く、同族経営の老舗企業での誘拐事件を発端として繰り広げられるクライム・サスペンス作品。日本の企業中、同族企業の占める割合は全体の約95%(2010年中小企業調べ)に及んでおり、少子高齢化とグローバル化を迎えた昨今、後継者選びは多くの会社が抱える問題となっている。後継者への委譲を迎えた老舗同族企業を舞台に、日本企業の苦悩を通して、現代社会を映し出す本作。物語の軸となる誘拐事件では、事件当事者と関係者たちの複雑な心理を描き、事件のカギを握る身代金として指定されるブルーダイヤ"フローレンスの涙"から、同族企業の中の光と陰を捉えながら、世代間の愛憎劇が繰り広げられる。キャストには、500人が参加したオーディションを経て主演に抜てきされた藤本のほか、同族会社の社長・佐藤善一郎役の山本學、副社長・佐藤勇次郎役の前田吟らベテラン俳優陣が名を連ねる。ヒロインとなる役員秘書を演じるのは、『リアル鬼ごっこ』(15年)や『極道大戦争』(15年)などの作品へ出演が続く、桜井ユキ。さらに、3代目新社長役を宮川一朗太、副社長の長男役を池内万作、次男役を東幹久が、それぞれ務める。藤本涼は1983年7月22日生まれの京都府出身。サラリーマン経験を経てモデル活動を開始し、近年はTVCMや映画でも活躍している。映画では、これまで『BRAVE HEARTS 海猿』(12年)や『ほしのふるまち』(11年)に出演してきた。(C)2016 JungleWalk Co., Ltd.
2015年12月07日小林聡美主演で好評を博したWOWOWのオリジナルドラマ「パンとスープとネコ日和」。このほど、小林さんが再び主演を務め、「クマのプーさん」を初めて日本に紹介し児童文学の第一人者として知られる石井桃子の物語を、ドラマW「山のトムさん」として実写化することが分かった。東京で暮らしていたハナ(小林聡美)は、友人のトキ(市川実日子)、トキの子どもトシ(佐々木春樺)と、慣れない田舎での生活を始めることに。そこに中学を卒業したばかりのハナの甥アキラ(伊東清矢)が加わり、4人の新しい家族の暮らしがスタートする。近くに住み、何かと相談に乗ってくれるゲン(光石研)とシオリ(高橋ひとみ)の夫婦に助けられながら、畑仕事の毎日に少しずつ慣れていくハナ。そんな中、ネズミ退治の目的で飼われた新しい家族、オス猫のトムが彼女のもとにやってくる――。小説「ノンちゃん雲に乗る」や「クマのプーさん」「ピーターラビット」シリーズの訳書などで知られる石井桃子の原作を、主演に小林さんを迎え、市川実和子、光石研、もたいまさこら、おなじみともいえる“癒やし”のメンバーで描く本作。脚本を群ようこ、音楽を大貫妙子が務める。やんちゃな子猫トムに、少しだけ振り回されながらも、人間と動物たちが、やがては楽しく共生していく田舎暮らしの物語は、児童文学の世界で自分自身の暮らしをモチーフに表現した石井氏ならでは。血のつながりだけではない家族としての暮らし、近隣の人たちとの優しいつながり、人を愛せるからこそ動物も愛せるという当たり前のこと、美しくも厳しい自然との共存など、石井氏自身の実体験からストレートに表現された、自然の中で“ともに暮らす”という感覚に溢れている。そんな石井氏の世界をドラマで体現した小林さんと市川さんから、素敵な“実感”コメントが寄せられている。■小林聡美ひとが幸せに暮らすってこういうことなのかもしれません。一緒に暮らす仲間と、山と花と風と鳥と太陽と月。働いて、おいしいごはんを食べて、夜は星空を眺める。原作の石井桃子さんが終戦直後に実践したそんな暮らしは、生きるための必死の手段だったかもしれませんが、今を生きる私たちに、なんでもない暮らしの豊かさを伝えてくれるような気がします。■市川実日子新緑の季節の山で、ネコとヤギと子どもと大人たち、みんなで撮影をしました。家の軒下に、ツバメが巣を作り始める。なんにもなかった庭の池に、突然菖蒲の花が顔を出す。スズメバチがブーーーっと飛んでくる。青空に丸い虹。そういった大きな小さな変化を、みんなが感じながら現場に立っていたように思います。静かな中、どんな音がして、何が起こっているのか。そんなことをこの作品で楽しんでいただけたら嬉しいです。ドラマW「山のトムさん」は12月26日(土)21:00よりWOWOWにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年09月29日ヤマハは23日、「VOCALOID 4」向けの新たな歌声ライブラリとして、小林幸子さんの声をもとに開発した「VOCALOID4 Library Sachiko」を発表した。直販価格は12,000円(税別)。7月27日17時より公式オンラインストアにてダウンロード販売を開始する。同時に体験版の配布も始める。パッケージ版の発売は8月下旬の予定だ。「VOCALOID4 Library Sachiko」は、日本を代表する歌手である小林幸子さんの声で楽曲制作が楽しめる「VOCALOID4」用の女性歌声ライブラリ。特徴は「クリエイターの情熱を生々しく歌い上げる、圧倒的なソウルフルボイス」としている。推奨音域はD2~B3、推奨テンポは60~175BPM。小林幸子さんのこれまでの歌唱データから「こぶし」や「しゃくり」などの特徴を分析し、本人に近い歌いまわしを再現できるジョブプラグイン「Sachikobushi」を付属。「声の立ち上がり」や「振れ幅」などの好みの効果を選ぶだけで、小林幸子さん風の歌い方にすることが可能だ。さらに、本人による400種類以上のボイスマテリアルを用意。「歌います!」「レッツゴー」など定番の掛け声から、「それでは!お手を拝借うううぅ!」「降臨!」といった特殊なものまで、幅広く収録されている。パッケージに描かれている「Sachiko」のキャラクターデザインにはイラストレーター・碧風羽(みどりふう)さんを起用。また、製品ロゴである「Sachiko」の文字は、小林幸子さんの直筆によるものとなっている。対応OSはWindows 7 SP1 / 8 / 8.1、Mac OS X 10.8~10.10。使用の際は別途エディタソフト「VOCALOID4 Editor」が必要。
2015年07月24日“炎のコバケン”の愛称で親しまれる指揮者の小林研一郎が、11月1日付けで日本フィルハーモニー交響楽団の桂冠名誉指揮者になることが決定した。「小林研一郎&日本フィル」の公演情報日本フィルとは、約25年以上の長きにわたり、密接な関係を築きあげてきた小林研一郎。首席指揮者(1988~90年)を皮切りに、常任指揮者(1990~94年)、首席客演指揮者(1994~97年)、常任指揮者(1997~2004年)、音楽監督(2004~07年)、桂冠指揮者(2010年~)、第2代音楽監督(2004~07年)と同楽団の主要ポストを歴任。炎のコバケン&日本フィルのコンビは、情熱的な音楽作りで独特な世界を創り出し、多くの聴衆から熱狂的な支持を得てきた。今年は、小林研一郎がブダペスト国際指揮者コンクール優勝を飾ってから40年。その節目の年にあたり、長年マエストロが日本フィルに注いだ愛情と指導への感謝、そしてマエストロのさらなる活躍と健勝を祈念する思いを込めて、日本フィルより「桂冠名誉指揮者」の称号が贈られる運びとなった。小林研一郎と日本フィルの今後の共演は、年末恒例の「第九特別演奏会」(12月21日~28日)、新春1月10日(土)の横浜定期演奏会(みなとみらいホール)、同30日(金)の東京定期演奏会(サントリーホール)、2015年2月に通算40回目を迎える九州公演(九州全県10公演)、3月25日(水)の特別演奏会(サントリーホール)などを予定している。
2014年10月31日東京都・表参道のスパイラルガーデンでは、小林賢太郎が舞台のために自ら制作した作品を紹介する「小林賢太郎がコントや演劇のためにつくった美術 展」を開催する。開催期間は9月19日~10月5日、開場時間は11:00~20:00。入場無料。同展は、劇作家、パフォーミングアーティストの活動を精力的に行い、またコントグループ「ラーメンズ」としての活動でも知られる小林賢太郎のステージを構成する作品の数々を展示。これまで舞台や画面上でしか見ることのできなかった、舞台や映像作品のために描いた絵、セットのデザイン、たくさんの小道具など、自らの手で製作してきたイメージを見ることができる。さらに会場には、小林がデザインし、実際に使用された舞台衣装などを展示する「楽屋」が出現。作品(=舞台)が生み出される過程を工場見学をするように楽しむことができる。なお、小林が創り出す「舞台」は、機智に富み巧妙に紡がれた言葉と動き、そして、ミニマルなつくりの舞台上を緻密な仕掛けによって最大限に演出する舞台美術で観客を魅了してきた。
2014年09月04日「ヒフミド」との共同開発でうまれたサプリメント小林製薬は、天然型セラミドⅡを直接補充し、乾燥による肌老化に対処するメディカル発想のスキンケアブランド「ヒフミド」との共同開発でうまれた、低分子コラーゲン5000mgに米由来のセラミド2000μgを配合したサプリメント「セラミドコラーゲン」を10月1日から、通信販売限定で新発売する。*画像はニュースリリースより飲み物や料理などに溶かして摂取できる顆粒タイプ「セラミドコラーゲン」は、コラーゲンやセラミドを、好みの飲み物や料理などに溶かして摂ることができる、顆粒タイプの栄養補助食品。加齢に伴い減少する、美容のために重要な成分とされる、コラーゲンやセラミドを、1日に付属のスプーン1杯(約5g)で、5,000mgの低分子コラーゲンと、米由来のセラミドをたっぷり2,000μgを摂取でき、“体の内側からハリやうるおいのある毎日へ”導くという。元の記事を読む
2012年10月02日アジア最大のショートフィルムの祭典で、今年で14回目を迎えた「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」が6月24日(日)に閉幕。日本人監督の平柳敦子による『もう一回』がグランプリとジャパン部門優秀賞の2冠を獲得した。会場には映画祭創立者でディレクターを務める別所哲也を始め、審査員、プレゼンターに各作品の監督、キャストなど多くの著名人が来場し、アワードセレモニーの開催前にはレッドカーペットイベントも行われた。審査員を務めた俳優の北村一輝、萬田久子、中村雅俊、プレゼンターとして歌手の大黒摩季や女優の川島海荷、また「ミュージックShort部門」の受賞作の原曲を提供した人気バンド「クラムボン」のミト(『Bubble』)、「グッドカミング」(『グッドカミング~トオルとネコ、たまに猫~』)、さらに作品に出演している松坂桃李も出席し、会場は盛り上がりを見せた。「ストップ!温暖化部門優秀賞」ではワン・チェンヤン監督の『物を大切に』が受賞。審査員の中村雅俊は「表現の仕方にいろんな手法があり、それぞれ面白かったです」と総評。受賞作で描かれる“環境オタク”扱いされる主人公と世間のギャップに触れ「(環境問題を)他人事ではないことを意識して自分にできることをやっていくのが必要だと感じました」と感想を語った。川島海荷は「CG部門」の特別プレゼンターとして登壇。優秀賞を受賞したトーマ・エシェット監督の『フラミンゴ・プライド』を「フラミンゴの毛の動きなどがリアルで驚きましたし、ユーモアにクスッと笑ってしまいました」と絶賛した。ミュージックShort部門の「クリエイティブアワード」はアーティストの楽曲を基に作られたショートフィルムで競われる。プレゼンターを務めた大黒さんも、過去に自身の楽曲が作品になった経験があり「ミュージシャンなら誰でも思うことですが、私たちは全く台本がない状態で『こんな曲を作って』と言われて、途中で急にタイアップが決まったりと常に映像におびやかされてきました(苦笑)。だからこうして映像クリエイターの方が(曲に)画をつけてくださるというのはすごく気持ちいいです。逆の方向のものやタブーというのはすごい力を生むものだと思います」と本部門の意義を訴えた。ミュージックビデオの中から選出される「シネマチックアワード」を受賞したのは、「グッドカミング」の「明日に」を基にした『グッドカミング~トオルとネコ、たまに猫~』。松坂桃李は彼らのライヴに行ったことをきっかけに出演が決まり「一つの出会いからこのような作品が生まれ、その中に自分が存在できて光栄です」と喜びを語る。タイトルにあるように猫が登場するのだが、松坂さんは何と猫アレルギー!「撮影の前日に判明しまして…。目薬や鼻の薬で乗り切りました」と苦笑交じりに明かした。そして「オフィシャルコンペティション部門」では台湾のジェイ・チャン監督の『泥棒』が「アジア・インターナショナル部門」に輝いた。審査員を務めた小林政広監督は「日本とアメリカの作品は時代を反映したのか保守的だった」とコンペ作品全体に辛口の批評を加えつつ、「その中でアジア・インターナショナル部門の作品を観るのが楽しみでした。この作品を観てすぐに『これだな』と思いました」と称賛を贈った。「インターナショナル部門」のプレゼンターの北村一輝は「寿命が縮まるかと思った」と選出に大いに頭を悩ませた様子。その中で「メッセージ性の強いものを選ぼうということで、弱者の目線から物事を捉えているこの作品に決めた」とフランク・ディオン監督の『エドモンドとロバ』に優秀賞を贈った。「ジャパン部門」とグランプリの2冠に輝いた『もう一回』はアメリカから15年ぶりに帰国した男性と、変わり果てた母の最後の一日を描いた作品。平柳監督は「信じられません。夢見てるみたいです」と驚きと喜びを口にした。現在、シンガポールの学校で映画の勉強をしており、副賞の賞金について「卒業作品(の製作費)に使います。これで貯まりました!」と笑顔を見せた。公式サイト:特集「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2012」特集「シネカフェくんのふらっと映画祭」■関連作品:グッドカミング ~トオルとネコ、たまに猫~ 2012年6月4日よりTOHOシネマズにて限定公開ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2012 [映画祭] 2012年6月15日から19日までラフォーレミュージアム原宿で、6月22日から24日まで表参道ヒルズ スペース オーほかにて開催
2012年06月25日小林幸子、元社長との関係修復に失敗、紅白出場も赤信号演歌歌手の小林幸子が事務所の元、社長の解任騒動での和解に乗り出しているが、決裂状態だと日刊サイゾーが報じている。小林は芸能界のドンと呼ばれているバーニングプロダクションの周防郁雄社長に、和解の意向を伝えてもらったが、元社長側はお金の問題では無く、誠意が感じられないとして和解を拒否したという。芸能プロの関係者は、ここまで関係がこじれると元には戻らないと、推測している。紅白名物の豪華衣装全てが元社長の仕切りNHK紅白歌合戦で名物となっている豪華衣装で、10年以上ヒット曲の無い小林の紅白出場を不動の物にしてきた立役者は元社長であり、小林は袖を通すだけだったという。小林の仕事に介入し、衣装のコストカットを主張していたという小林の夫に、元社長と同様の働きは不可能だという。元社長の偉大さを確認小林が故郷の新潟県・長岡市山古志地区で毎年開催してきた恒例の田植えは、もともとは元社長、元専務の3人で進めてきた企画だった。小林一人になった今、水田の提供者から断られるという事態も起きている。敏腕社長を自ら追放し四面楚歌の状態の小林だが、何とか踏ん張って、発売が無期延期になっている新曲を、一日も早くリリースして、久々の大ヒットを狙ってほしい。元の記事を読む
2012年05月21日女性サックス・プレイヤー、小林香織がニュー・アルバム『SEVENth』を2月1日にリリースした。小林香織の公演情報彼女自身が初めてプロデュースを手掛けたこのアルバムには、都会的で洗練されたヴィヴィッドなオリジナル曲のほか、ラテン・アレンジで演奏したショパンの『ノクターン』や、ガールズロックバンド、ブラック・ベリーズによる『哀愁のヨーロッパ』などが収録されている。小林香織はアジアでも大変人気があり、2010年に台湾でアップされたYouTubeのライブ映像の閲覧数は、460万回を超え、このアルバムもアジア各国でほぼ同時に発売される。また、タイのサックス・ソサエティで、今年1月20日に「アジアで最も美しいサックス・プレイヤー」(The Most Beautiful Saxophonist in Asia)を受賞した。■小林香織/『SEVENth』2月1日発売初回限定盤(DVD付):3600円通常盤:3150円
2012年02月02日第24回東京国際映画祭が10月30日、各賞を発表し閉幕。フランス映画『最強のふたり』が最高賞にあたる“東京サクラグランプリ”と最優秀男優賞の2冠を達成したほか、役所広司と小栗旬が初共演した日本映画「キツツキと雨」(沖田修一監督)が審査員特別賞に輝いた。沖田監督は「今回、コンペティション部門で日本映画は一本だけだったので、大きなプレッシャーだった。『頑張って』と言われても、もう映画は作り終わっているし……。お客さんの良い反応を見て、もう十分と思う反面、やはり無心ではいられなかった。地方ロケをお手伝いしていただいた皆さんにお礼が言いたい。また、ここに帰ってこられるように頑張りたい」と受賞の喜びを語った。2部門を制した『最強のふたり』の関係者は来日を果たせなかったが、エリック・トレダノ、オリヴィエ・ナカシュ両監督が「日本公開に合わせて、ぜひ東京にうかがいます。とってもうれしいです。ありがとう東京」とメッセージを寄せた。同作は実話を元に、事故で首から下が麻痺した富豪と、彼の介護をすることになった出所したての黒人青年の衝突と交流を描いたヒューマンコメディ。授賞式終了後には、コンペティション部門の審査員が総評会見を行い、審査委員長のエドワード・R・プレスマンをはじめ、女優のファン・ビンビン、小林政広監督らが出席。「『最強のふたり』『キツツキと雨』『プレイ』の3本が最終候補となり、賞を絞り込むのが大変だった。結果には満足している。」(プレスマン氏)。「私は秘密を保ち続けることが苦手。だからやっと最終日になりホッとしています。受賞結果は、完璧なエンディングを迎えることができた」(ビンビン)と語る一方、小林監督は「芸術性に富んだ刺激的な作品はほとんどなかった」と厳しい意見だ。実際、満場一致だった賞はないといい、プレスマン氏も「どれも水準が高い分、抜きん出た作品がなかったのは確か」と分析。最終的には政治性、作家性、エンターテインメント性といった要素の“バランス”を重要視したと説明した。ちなみにプレスマン氏によると、「素晴らしい作品だが、『キツツキと雨』はグランプリを与えるにはライト過ぎた」とのこと。今年は東日本大震災を受けて「信じよう、映画の力」をテーマに掲げた東京国際映画祭。9日間の会期中、315回の映画上映が行われ、観客動員は4万1648人。TIFFCOMをはじめとする関連イベントに約17万人を動員した。依田巽チェアマンは「来年25回を迎える中で、今年は確実な進化を感じた」と手応え十分。今後も映画祭のテーマである作品力、情報発信力、そして“日本の力”を世界にアピールしたいとし、閉幕を宣言。公式クロージング作品として、ブラッド・ピット主演最新作『マネーボール』(ベネット・ミラー監督)が上映された。
2011年10月31日現在、東京・六本木ヒルズをメイン会場に開催されている「第24回東京国際映画祭」では、3月に発生した東日本大震災を受けて“TIFF ARIGATO プロジェクト”が展開中だ。震災の影響で、当初は中止や規模縮小も検討されていた同映画祭が「人に夢と希望を与える素晴らしい芸術文化である映画を通して、喜びや感動、勇気を届けることが役割」とし、日本復興に貢献しようとさまざまな支援活動に取り組んでいる。その他の写真今年は会場周辺で募金箱を持ったスタッフの姿を多く見かける。取り組みの一つである“TIFF ARIGATO 募金”だ。2008年から実施されているグリーン募金の延長として、“緑の東京募金”、“木下の森”、“ローソン緑の基金”に加えて、被災地での映画上映を行っている“シネマエール東北”の4団体に寄付することを目的に、映画祭会期中に募金活動が行われている。募金をすると緑リストバンド・TIFF ARIGATOバンドがもらえ、復興支援への参加感、一体感をより実感することができる。また、映画祭の公式サイトではチャリティーオークションも実施されており、特別オープニング作品『1911』に主演するジャッキー・チェンの直筆サイン入りTシャツなどが出品中。もちろん売上収益は募金として寄付される。また、「震災を越えて」と名づけた特別上映枠が急きょ設けられ、『がんばっぺ フラガール!~フクシマに生きる。彼女たちのいま~』(小林正樹監督)、『ギリギリの女たち』(小林政広監督)など被災地発の映画を上映。現地の状況と、そこに暮らす人々の前向きな姿を知ることで、関心を高め、募金だけではできない精神的なサポートを目指す。10月25日には招待制の特別上映会「TIFF in 仙台」がMOVIX仙台で開催され、『ハルのふえ』『ステキな金縛り』『カイジ2 ~人生奪回ゲーム~』『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』を一般公開に先駆け上映。当日は『ステキな金縛り』の三谷幸喜監督と西田敏行が、会場で舞台あいさつに立ち、「東北が元気になる手助けになれば、この上映会は意義あるものだと思う」(西田)、「コメディ映画は勇気とパワーを与えるもの。この作品が元気の源になれば光栄です」(三谷監督)と現地にエールを送った。「今回は映画の持つ力、夢、希望を与えられる映画祭にしたい。“TIFF ARIGATO プロジェクト”をテーマに皆様に感謝を伝えたい」とオープニングセレモニー(22日)で挨拶した依田巽チェアマンの言葉通り、映画祭に参加することで“できること”が数多くある。その後押しをするのが“TIFF ARIGATO プロジェクト”なのだ。「第24回東京国際映画祭」30日(日)まで開催中
2011年10月26日現在開催されている「第24回東京国際映画祭」のコンペティション部門で審査員を務めるエドワード・R・プレスマン(審査委員長/映画プロデューサー)、キース・カサンダー(プロデューサー)、女優のファン・ビンビン、小林政広監督、レイコ・クルック(特殊メイクアップアーティスト)の5名が23日に東京・六本木ヒルズで公式会見に臨んだ。世代や国籍、キャリアもまったく違う個性豊かな審査員たちは、どのような視点で出品中の15作品をジャッジするのか。30日に発表される最高賞「東京サクラグランプリ」の行方を占う上でも、注目すべき会見となった。その他の写真「全体的に技術面、例えばキャスティングや照明、音楽といった要素がうまく調和しているかで判断したい。個人的には時代考証がしっかりしていないとダメ」と断言するのはカサンダー氏。「だから妻には嫌われるんだけど」と笑いを誘ったが、プロデューサーらしい視点であることは間違いない。一方、女優のビンビンは「表現的なテクニックよりも、ストーリーに感じ入るものがあるかが重要だと思う」と表現者としての審査基準を示した。昨年『ブッダ・マウンテン』で第23回東京国際映画祭の最優秀女優賞を受賞。今回は、コンペ部門に2本の中国製作作品がエントリーしているが、「国際的な映画祭ですし、何より大切なのは公正性。もちろん中国の作品が受賞したら、嬉しく思いますが」と語った。小林監督は故・黒澤明監督が残した「一度見たら死ぬまで忘れられない映画を作るべき」という言葉を引き合いに、「それこそが我々が見たいものであり、作りたいと願うもの。テクニックがあれば、それなりの映画が仕上がるかもしれないが、それだけでは……」。クルック氏は「映画とは人生を描くもの。ただエモーショナルに訴えかけるには、テクニックも必要になる」と裏方として映画を支え続けた“匠”の視点を示した。「テクニックか、エモーションか」。今年のコンペティション部門では、この命題が熱く議論されることになりそうだ。最後に審査委員長のプレスマン氏は「映画とは、常に新鮮でオリジナリティあふれるものが、人々の心をつかんできた。時代が変化する中で、映画に対する感受性も変わってきているはず。この時代だからこそのオリジナリティが生まれれば」とコメント。審査員5名の発言から、受賞結果を予想すれば、東京国際映画祭をより一層楽しめるはずだ。「第24回東京国際映画祭」30日(日)まで開催中
2011年10月24日『かもめ食堂』チームの新作『東京オアシス』が遂に公開。こちらの主演・小林聡美のインタビューをお届けする。『東京オアシス』というタイトルの通り、今回は東京が舞台です。小林さんにとって東京という街の印象、魅力に感じるところはどこですか?全国各地からいろいろな人が集まってくる、すごくエネルギーのある街だと思います。殺伐とした大都会というイメージとはまた違った場所もちゃんとあって、そこでは人と人とが助け合いながら暮らしていたり、知らない人同士のちょっとした触れあいがあったりと、いろんな表情のある魅力的な街だと思います。『かもめ食堂』からのこのプロジェクト作品で、東京が舞台ということに驚きを感じました。東京での撮影はいかがでしたか?これまでフィンランド、与論島、タイ、京都と撮影を行ってきたなかで、今回の舞台が東京と聞いたときには、すごく新鮮に感じました。日常と切り離された場所での撮影ではなく、普段暮らしてる場所から現場に通って、しかも見慣れた景色の中で撮影するというのが、すごく自然な感覚でいられてリラックスしてのぞむことができたと思います。今回は、2人の監督、3人の脚本によって、3つのエピソードからなるアンソロジーということで、これまでの作品とは少し違った雰囲気になるのでしょうか?今までの作品もすごくシンプルな雰囲気でしたけれど、今回はさらにシンプルな構成になっているので、きっと物語には入りやすいんじゃないかなと思っています。3つのエピソードでは、加瀬亮さん、原田知世さん、黒木華さん、それぞれの方と2人だけの会話のシーンがほとんどで、人生の迷子になってしまった人たちが、小さな出会いを通じて人生の“オアシス”を見つけていく物語です。いつもと違う場所に行き、そこで人と出会うことによって、自分が一歩進むことができたり、自然とその人の背中を押してあげることができたりする、そういうことって誰にでも起こり得ると思うんです。日常生活において人と関わることで世界が広がっていく、そんな偶然の面白さがこの映画では描かれていると思います。小林さんにとっての“オアシス”はなんですか?私にとってのオアシスとは、ちょっとほっとできる場所、時間のことなのかなって思います。そういう意味では、自分で運転しているときが一番リラックスできますね。音楽もかけずにただ運転している、そんな時間が好きです。もうひとつ、みんなの機嫌が良くてのんびりと穏やかに流れる時間が好きです。そういう意味では、『かもめ食堂』から一緒にやっているこのチームの作品には、力まずにリラックスして参加できるので、私にとってはオアシスなのかもしれません。作品情報『東京オアシス』監督:松本佳奈/中村佳代出演:小林聡美/加瀬亮/黒木華/原田知世配給:スールキートス2011年10月22日より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開(C)2011オアシス計画
2011年10月21日小林幸子(57)が8歳年下の会社社長と結婚!!30日、スポーツ報知の取材で、歌手の小林幸子(57)が再生医療の会社「TESホールディングス」の社長で、8歳年下の林明男さん(49)と結婚することが分かった。二人は5年以上の交際を経て、年内入籍の予定で小林は初婚となる。小林幸子が結婚を決めた理由とは?これまでプライベートより仕事を優先し、今までの恋愛でも最終的には仕事を選んできた小林が何故、結婚を決意したのか?二人は、知人の紹介で会食したのを機に交際をスタートさせた。小林は周囲に、林さんのことを「いいパートナー。仕事の分野が違うから、お互いの話が新鮮だった。」と話しているという。林さんとは交際していく中で、「仕事に理解を示してくれる」という信頼を深めたことから、結婚を決めたという。9月1日から26日までは東京・明治座で座長公演「小林幸子特別公演」が開幕されるが、劇中で老舗旅館に嫁ぐ若女将を演じ白むく姿を披露する。二人は、仕事が落ち着いた段階で年内にも婚姻届を提出する予定だ。当初は今年の早い時期に結婚発表の予定だったが、東日本大震災が起きたことで延期した。小林自身も故郷の新潟が2004年に新潟県中越地震の被害に遭っており、今回も大変胸を痛め、東北の被災地に何度も足を運び、炊き出しを行うなど復興支援に力を注いできた。小林は2013年に歌手生活50周年を迎える。最愛のパートナーと共に大きな節目を幸せに迎える事になる。元の記事を読む
2011年09月01日現在公開中の三浦春馬主演、青山真治監督作『東京公園』が8月にスイスで開催される第64回ロカルノ国際映画祭の「インターナショナル・コンペティション」部門に招待されたことが明らかになった。小路幸也の同名小説を映画化した本作。ある女性の尾行と撮影を頼まれたカメラマン志望の青年が、この依頼をきっかけに、幼なじみや義理の姉など身近な女性たち、そして自分自身と向き合っていく姿を描く。青山監督にとって4年ぶりの新作であり、三浦さんのほかに榮倉奈々、小西真奈美、井川遥らが出演している。1946年からスイス南部のロカルノで開催され、ヴェネチア国際映画祭に次ぐ長い歴史を持つ同映画祭。期間中、約300本の作品が上映されるが、インターナショナル・コンペティション部門の作品は最高賞の“金豹賞”の選考対象となる。これまで日本作品では2004年に市川準監督『トニー滝谷』が準グランプリの審査員特別賞など3つの賞を受賞したほか、1970年には実相寺昭雄監督の『無常』、2007年の小林政広監督作『愛の予感』が金豹賞に輝いている。『EUREKA ユリイカ』でカンヌ国際映画祭の国際批評家連盟賞とエキュメニック賞のW授賞をはじめ、これまでにも数々の国際映画祭に招待されてきた青山監督。ロカルノ国際映画祭への参加は2000年の『路地へ 中上健次の残したフィルム』、2008年の短編映画『赤ずきん』、2009年に特集上映されたNHK朗読紀行「焼け跡のイエス」に続いて2年ぶり4度目のこと。今回、自身初のコンペティション部門への招待となるが、青山監督は「こんな世相から離れて、ただのんびりした日本映画を選んでくれるなんて、ただただ嬉しいかぎりです。いまでも海外でこういうものが受け入れられるのだと思うと、非常に勇気づけられます」と喜びを語る。また、三浦春馬さんからも「青山監督をはじめ、キャスト、スタッフが織りなす独特の世界観が評価され、選んでいただいたことに、非常に嬉しく思います。観た後に優しい余韻に包まれるこの作品が、もっとたくさんの方に届くことを願っています」とのコメントが到着した。現代の東京で生きる人々の優しい物語が、海外の人々の目にどのように映るのか楽しみなところだ。映画祭は8月3日(水)から13日(土)の日程で開催。『東京公園』は新宿バルト9ほか全国にて公開中。■関連作品:東京公園 2011年6月18日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2011「東京公園」製作委員会■関連記事:松下奈緒「ゲゲゲ」以来のNHKドラマは、憧れの向田邦子原作三浦春馬、小西真奈美とのキスシーンを見て冷や汗…小西真奈美インタビュー次々起こる化学反応で新たな発見「それもありかも」三浦春馬インタビュー青山作品で“変化”を楽しむ「人間て単純じゃないんですよね」“親友”になりたい俳優は誰?「acteur」最新号を5名様にプレゼント
2011年07月14日65回目を迎える「毎日映画コンクール」授賞式が、2月8日(火)、神奈川県川崎市のミューザ川崎シンフォニーホールにて開催。昼過ぎ、授賞式の開幕に先立って、グリーンカーペットイベントが行われ、堤真一(男優主演賞)、寺島しのぶ(女優主演賞)、稲垣吾郎(男優助演賞)ら受賞者がファンの歓声に迎えられながらカーペットを闊歩した。『孤高のメス』で男優主演賞を受賞した堤さんはノーネクタイで黒いシャツとジャケット姿で登場。握手を求めるファンに気さくに応じていた。『十三人の刺客』での狂気を帯びた演技が絶賛され、男優助演賞を受賞した稲垣さんがタキシード姿で登場すると、カーペット脇の観客から一層、大きな歓声が沸きあがった。堤さんと同じく『孤高のメス』で女優助演賞受賞となった夏川結衣は黒いドレスで笑顔で登場。スポニチグランプリ新人賞を受賞した遠藤要(『イエローキッド』)と徳永えり(『春との旅』)は少し緊張した表情。観客の歓声に「ありがとうございます」と応えていた。『十三人の刺客』で監督賞に輝いた三池崇史監督は、何とシルバーのジャケット姿で登場し、これには会場から「おぉー」っとどよめきが。いったいどこで購入したのか?これが似合うのがさすが三池監督といったところ。ほかに、田中絹代賞を受賞した江波杏子、『カラフル』でアニメーション映画賞を受賞した原恵一監督、TSUTAYA映画ファン賞に輝いた『THE LAST MESSAGE 海猿』の羽住英一郎監督、日本映画優秀賞の『春との旅』の小林政広監督らも来場した。『CATERPILLARキャタピラー』で昨年のベルリン国際映画祭の最優秀女優賞受賞の快挙に続き、本映画祭でも女優主演賞を受賞となった寺島さんはグリーンカーペット前の会見に出席。『赤目四十八瀧心中未遂』以来の女優主演賞に「7年前は会場に来ることができなかったので、今回、この舞台に立てて嬉しいです。本当に小さなところから始まった映画でした。このような伝統ある賞をいただけて自信になります」と喜びを語った。この日は最愛の夫で、フランス人アートディレクターのローラン・グナシア氏は「来たがっていたんですが、インフルエンザで寝ています」とのことだったが、「早く帰ってしゃぶしゃぶを私が作る約束なので、そのときにシャンパンでも開けようかと思います」と笑顔で語った。報道陣から「子作りは?」とストレートに問われると、「いつでもウェルカムです」と答えつつ「子作りに専念しようかと思ってた矢先に『キャタピラー』の脚本が来たんですよ(笑)。だから、こういうことはどうなるか分からないものですね。自然の成り行きに任せます」と語った。この後、同会場のホール内で授賞式が始まり、各受賞者に賞が授与される。■関連作品:カラフル 2010年8月21日より全国東宝系にて公開© 2010森絵都/「カラフル」製作委員会 春との旅 2010年5月22日より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開© 2010『春との旅』フィルムパートナーズ/ラテルナ/モンキータウンプロダクションイエローキッド 2010年1月30日よりユーロスペースほか全国にて順次公開孤高のメス 2010年6月5日より全国にて公開© 2010「孤高のメス」製作委員会十三人の刺客 2010年9月25日より全国東宝系にて公開© 2010「十三人の刺客」製作委員会CATERPILLARキャタピラー 2010年8月14日より公開© 若松プロダクション■関連記事:毎日映画コンクール授賞式稲垣吾郎、極悪人役にSMAPメンバー「地が出てるね」日本アカデミー賞優秀作品を一挙上映!好きな作品を観られる鑑賞券を5組10名様プレゼント【シネマモード】2010年をふり返ってみれば…沢村一樹インタビュー初監督作に育んできた夢と初恋への思いを込めて「闇金ウシジマくん」山田孝之インタビュー「嫌われるのは結構好きですね(笑)」
2011年02月08日流行りの3Dでもなければ、物語がジェットコースターのような急展開を見せるわけでもない。だが「映画として作られるべくして作られた作品」という言葉がしっくりくる。77歳の仲代達矢が9年ぶりに主演を飾った『春との旅』。小林政広監督の手による脚本は、幾多の作品に携わってきた仲代さんをして「これまでに出会った中でベスト5に入る」と言わしめた。元漁師の男が最後の居場所を求めて北海道、東北と親戚を訪ね歩く姿を描いた本作。彼に寄りそう孫娘・春を演じたのは期待の若手女優・徳永えり。彼女は何を感じ、春という少女にどんな思いを込めたのか?まず、徳永さん自身の春の印象を聞いてみるとこんな答えが返ってきた。「ある意味、すごく偏った女の子という印象を持ちました。ずっと祖父を支える一方で、社交的でもなく、多分、友達もいないでしょうね(苦笑)。そんな中で、彼女なりの愛情を持って祖父に接しているんですが、彼女が祖父に寄り添い、助けているというよりは、周囲が考える以上に彼女の祖父に対する依存心が強いんだと思います。でも、2人を見ていると、特殊だけどこういう“パートナー”ってありなのかな、とも思えてくるんです」。とはいえ、祖父・忠男と春の関係は、決して“分かりやすい”優しさや愛情で描かれているわけではない。2人の間の“距離”や春が抱える寂寥感をスクリーンに映し出すために、小林監督からは現場でこんな指示が出されたという。「監督からは、仲代さんとは親しく話をしないようにと言われましたし、スタッフさんにも私に優しく接しないように指示を出されていたそうです。『基本的にひとり、孤独でいなさい』と。ずっと現場でひとりぼっちでした(苦笑)」。こうした経緯もあって、仲代さんと撮影以外で接する機会がなかったそうで、少し残念そうな表情を見せる徳永さん。「そうなると、もう(仲代さんを)祖父としてしか見られなかったです。仲代さんも“忠男”としていらっしゃるので、それに応えるには私も“春”でいなくてはいけない。ある意味、芝居で繋がっていました。その中で、仲代さんの芝居に取り組む姿勢には本当に感銘を受けました。撮影が始まる前に仲代さんが私に『僕はいつも役と向き合うとき、新人のつもりで挑んでる。君と同じスタートラインに立っているんだ』ということをおっしゃってくださって、すごくありがたくもあり、驚きました」。女子高生から妊婦まで、映画やドラマで様々な役柄を演じ、存在感を見せる徳永さん。「基本的に、幸の薄い女の子を演じることが多いんです」と苦笑交じりに語るが、ここ数年で自らに訪れた変化や成長についてこう表現する。「大きく変わったな、と思える部分はありましたね。毎回、何かしらつまづく瞬間はあるんですが、その中でも役の幅が広がってきたのかな、と。『うた魂♪』など学園ものがしばらく続いていた時期があったんですが、その後、制服以外をやってみたいと思ったんです。そうしたら、今度は妊婦や母親の役が増えたんです。でも、その中で限界を感じる部分があって、『ノーボーイズ、ノークライ』で3人の子供がいる役をやったとき、どれだけ作りこんでも、母親でない私には“なりきる”ことはできないって気づいたんです。母親って“顔”に出るんですよ。そこから意識が変わりましたね。『なりきれないなら近づくためにどうしたらいいのか?』って」。いま、演じることは楽しい?「『楽しくなさそうだなー』って見えますか(笑)。そうですね…簡単に『楽しい!』って言えなくなったというのはあります。いままでのように“感じるまま”だけではダメだって気づいて、じゃあその先に何があるのか?って考えるようになりました。計算を解くような感覚もありますし、脚本に書いてないことを埋めていく作業はすごくしんどいですよ!でも、そこに気づいたら、やっぱりしっかりとやりたいんです。だから、楽しいと思うのは演じているときではなくて結果に対してですね。今回の撮影は…これまでで一番ハードでしたよ、終わった後にしばらくリハビリが必要なくらい(笑)!」■関連作品:春との旅 2010年5月22日より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開© 2010『春との旅』フィルムパートナーズ/ラテルナ/モンキータウンプロダクション■関連記事:徳永えり大ベテランの贈る言葉に感涙史上初!奈良・薬師寺で映画奉納式『春との旅』仲代達矢「60年間で初めて」寄り添いながら、2人は旅をする――『春との旅』試写会に25組50名様ご招待仲代達矢、黒澤明を引き合いに『春との旅』小林政広監督を「天才」と大絶賛
2010年05月21日女優の徳永えりが5月11日(火)、東京・千代田区のよみうりホールで行われた出演映画『春との旅』の舞台挨拶に出席。共演した大ベテラン、仲代達矢から誕生日を祝う言葉を贈られ、感動の涙を流した。この9日(日)に22歳になったばかり。大ベテランの仲代さんは、徳永さんに花束を手渡し、ギュッと抱擁すると「まだまだ若い女優さんで、これからいろいろ経験すると思いますが、あくまで初志を貫いて。その辺の薄っぺらい女優にならないで。志を高く持って」。小林政広監督も「最初の志を完結し、いい女優になって」と心のこもったエール。徳永さんは「ビックリしました」と感極まって涙をポロリ。「本当にまだまだだなと思っています。まだまだ足りない。でもあせらず一歩一歩進んで、仲代さんのような素敵な女優になりたい」と涙を拭い声を詰まらせながら、飛躍を誓った。本作は、最後の居場所を探して旅に出た元漁師の忠男(仲代さん)と新たな一歩を踏み出したその孫娘・春(徳永さん)の二人旅を綴る物語で、仲代さんが9年ぶりに映画主演を務めた。今後の生きる道について司会から聞かれた仲代さんは「77年も生きたからもういいんです」と軽妙に語りつつ、「この映画もそうですが、人間をテーマに、人間とは、生きるとは、ということを命ある限り俳優として追究していきたい。残り少ない人生を頑張ります」と穏やかな表情で語った。一方、小林監督は、「この映画にお客さんが入れば、また映画を作るチャンスがある。だからみなさんの気持ちで、僕の生きる道があるか決まります」と飄々とした口調。観客の笑いを誘っていた。『春との旅』は5月22日(土)より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:春との旅 2010年5月22日より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開© 2010『春との旅』フィルムパートナーズ/ラテルナ/モンキータウンプロダクション■関連記事:史上初!奈良・薬師寺で映画奉納式『春との旅』仲代達矢「60年間で初めて」寄り添いながら、2人は旅をする――『春との旅』試写会に25組50名様ご招待仲代達矢、黒澤明を引き合いに『春との旅』小林政広監督を「天才」と大絶賛
2010年05月11日老人と孫娘の旅を通して生きることについて問いかける映画『春との旅』。関係者、ファンに感謝の意を伝えるべく、4月15日(木)に主演の仲代達矢と小林政広監督が出席し、奈良県の薬師寺にて、初めての試みとなる映画奉納式が行われた。仲代さん演じる元漁師の忠男は自分の人生の“終着点”を求め、孫の春と共に旅に出る。今年は平城京遷都1300年という記念すべき年となるが、奈良はシルクロードにおける“東の終着点”ということで、本作に相通じるものが…。国宝・薬師三尊像が祀られる金堂にて、2人は映画の台本、本編が入ったDVD、ポスターなどを奉納。仲代さんは「俳優になって60年にもなりますが、こういう行事は初めての出来事。我々が作った映画が奉納されるっていうことは非常にありがたい」と喜びを噛み締めた。薬師寺を訪れるのは20年ぶりとなる仲代さん。薬師如来像を前にして「自分が何者かを追求することが哲学と言っているが、もしかしたら仏法に繋がるのではないかと思っている」と思いを語った。最後に「当分、キャンペーンでずっと働きます(笑)」と意気込みを見せてくれた仲代さん。それに対し小林監督も「公開まで1か月ですが、いいきっかけで一人でも多くの人に観てもらえるような状況になったと思う。どうぞよろしくお願い致します」と改めて祈願した。『春との旅』は5月22日(土)より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開。■関連作品:春との旅 2010年5月22日より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開© 2010『春との旅』フィルムパートナーズ/ラテルナ/モンキータウンプロダクション■関連記事:寄り添いながら、2人は旅をする――『春との旅』試写会に25組50名様ご招待仲代達矢、黒澤明を引き合いに『春との旅』小林政広監督を「天才」と大絶賛
2010年04月16日各国映画祭で高い評価を受ける小林政広監督と名優・仲代達矢がタッグを組んで贈る『春との旅』の完成披露試写会が12月7日(月)に行われた。映画上映前の舞台挨拶に加え、上映後には観客からの質問にも応じる形で会見が開かれ、小林監督に仲代さん、共演の徳永えり、紀伊宗之プロデューサーが出席した。本作は、仲代さん扮する元漁師の祖父と、徳永さん演じる職を失った18歳の孫娘が親族を訪ね歩き北海道、東北と旅する姿を描いたドラマ。9年ぶりの主演映画となった本作への出演について仲代さんは「最初に脚本を送ってくださったんですが、それが素晴らしかったんです。黒澤明監督は助監督時代に、『監督になりたかったらとにかく本(脚本)を書け』と師から言われたそうです。また、僕の友人の岡本喜八は365日、本を書いていたと聞いています。正直、最初は『この素晴らしいシナリオを超える作品になるのか?』という不安もありました。でもロケが終わって作品を観て、小林監督には『監督、本を超えたね!』とまず声をかけました。自分で本を書いて演出をする…私は、小林監督は映画作りの天才だと思います!」とかつて自身が一緒に仕事をした名匠たちを引き合いに出しながら、小林監督に称賛を贈った。仲代さんを始めとする大先輩の俳優陣との共演について徳永さんは「純粋に、すごく贅沢な時間でした。錚々たる共演者のみなさまに甘えて、助けていただいた部分が大きかったです」と充実した表情で語った。小林監督は、映画を作る上で影響を受けた作品や監督を問われ「自分たちの世代は、黒澤映画をハナから嫌って、権威主義という先入観で観ており、“日本映画”ではなく“ヨーロッパ映画”のような作品を撮りたいと思ってました。でも、黒澤さんの映画を観て改めてすごいものだと感動しました。この映画は、『生きる』や『乱』、『どですかでん』(黒澤作品)や『東京物語』(小津安二郎監督作品)、また成瀬(巳喜男)監督作品などを思い浮かべながら撮りました」と明かした。大金を投じて作られたわけでもなく、また決して公開規模が大きくもない本作だが、映画を観終わった観客からは熱い支持の声が寄せられた。紀伊プロデューサーは「近年、ヒット作は全てTV局による作品という状況ですが、この作品はそういった作品ではありません。全国の劇場で働く人間など、人から人へと伝える“地上戦”をこれから展開していきたいと思います」と来年5月の劇場公開に向けての抱負を語り、会場全体に協力を呼びかけた。『春との旅』は2010年5月、全国にて公開。■関連作品:春との旅 2010年5月、全国にて公開© 2010『春との旅』フィルムパートナーズ/ラテルナ/モンキータウンプロダクション
2009年12月08日人気グループEXILEのメンバー、MAKIDAIこと眞木大輔が19日(土)、東京・新宿武蔵野館で主演映画『白夜』の初日舞台挨拶をW主演した女優の吉瀬美智子、小林政広監督と行い、初キスシーンの感想を語った。別れた恋人を追いかけてフランス・リヨンを訪れた朋子(吉瀬さん)とバックパッカーとして海外を放浪中の青年・立夫(眞木さん)が運命的に出会い、惹かれ合う姿を描くラブストーリー。印象的なシーンについて司会者から聞かれた眞木さんは、「橋の上を立夫と朋子が2人で走るシーンがあったんですが、生まれて1回もやったことなかったし、ベッタベタなんですが、やってみたら楽しかったです。お勧めですよ」と呼びかけ、「キスシーンも初めてだったので、緊張しました」と楽しげな笑顔。すかさず小林監督から「っていうかさ、あのキスシーン、長くなかった?」とツッコミが。眞木さんは「えっ?(監督の)オッケーが出るまでっていうことで、やっていたんじゃないですか。オッケー出てまで故意に長くやっていたわけではなかったですよ」と反論。「監督の部屋で音のチェックがあって、キスするシーンの音、チュッチュッっていうのをスタッフのみなさんに聞かれたことがあって、恥ずかしかったです」と女性ファンをやきもきさせつつ笑わせた。一方の吉瀬さんは、今年1月に10日間行われたリヨンでのオールロケをふり返り「最後のシーンが裸足にノースリーブで本当に寒かった。マイナス(気温)の世界でしたから」と苦労談を吐露。初日を祝い、タイトルにひっかけて2つで足して108本というバラの花束を、眞木さんと共に小林監督から手渡されるという粋な演出に「好きな人からも、もらったことがないのに。初めての経験で嬉しいです」ととびきりの笑顔を輝かせた。この日の観客はほぼ女性で、中にはボードを掲げる熱狂的ファンの姿も。小林監督は「僕の映画の客はいつもヤローばっかり、年がいっている人ばっかり」と驚きながらも「パート2ができるようにしてもらえたら嬉しいです」と、ちゃっかりPRしていた。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:白夜 2009年9月19日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 「白夜」製作委員会■関連記事:眞木大輔&吉瀬美智子、監督の嫉妬で接近できず?「全然距離が縮まらず…」ファッション小噺vol.112日本女優の美肌のヒミツはこれだった!眞木大輔&吉瀬美智子登壇!『白夜』完成披露試写会に10組20名様をご招待
2009年09月19日『バッシング』や『愛の予感』などで各国の映画祭で高い評価を得ている小林政広監督が、長年温めた脚本を基に完成させたラブストーリー『白夜』。美しい風景が広がるフランス・リヨンを舞台に、偶然出会った一組の男女の恋愛模様を描いた本作が9月19日(土)より公開を迎える。これに先駆けて、9月7日(月)、本作の完成披露試写会が行われ、小林監督と主演の眞木大輔(EXILE)と吉瀬美智子が登壇し、眞木さんのファンで埋め尽くされた会場は興奮の渦に包まれた。真冬のリヨンでオールロケが敢行され、眞木さんと吉瀬さんの2人だけの会話劇で構成された本作。監督の指示により、役作りのため2人はロケ中は一切一緒に過ごすことはなかったとか。眞木さん「フランスで吉瀬さんと会った瞬間から(役の)“立夫と朋子”として知り合い、、“立夫と朋子”として距離を縮ませていきました」と、何度も“立夫と朋子”を強調し会場の笑いを誘うと、吉瀬さんも「距離を縮めたかったけど、全然縮まらないんですよ」ともどかしさを見せた。この演出について監督に尋ねると、「何とか2人が仲良くならないようにと…、嫉妬ですね」と本音(?)をもらした。初の海外ロケという挑戦に加え、徹底的なキャラクター作りを自らに課したという2人。撮影が終わったいま、それぞれ演じた役柄への共感を聞くと、眞木さんは夢を追いかけて海外に旅立った若き日を思い出し、「誰も自分を知らないし、自分の存在ってちっぽけだなと思ったときに、自分も日本人に会うとホッとしたり喋りたいなと思ったので、そのときの心情を思い出してやった」と語った。また、吉瀬さんは極寒のロケ現場をふり返り、「マイナス10度なんて体感したことがなくて、体調を崩してしまったのですが、それが朋子の心の痛みと重なって、いい感じで撮影できました」と充実した表情を見せた。本作は、小林監督の27年前のリヨンでの旅が基となっているが、監督が明かすところでは「僕は眞木さんのようにかっこ良くもなく、ただふらふらとしてた。女の子に声をかけたかったという思いだけです。本当はブサイクな男の悲しい話を想定していたんですが、2人とも美男美女でリヨンの町にマッチしすぎてました」とのこと。監督が淡々と叶わぬ願望を話すさまに会場は笑いに包まれた。さらにこの日、本作が10月に開催される第14回釜山国際映画祭の招待作品として正式出品されることが発表された。さらに、小林監督は本作以外にも最新作『ワカラナイ』の2作品が同映画祭に出品されるという初の快挙。これについて、眞木さんと吉瀬さんからは、「言葉の壁を越えて海外の人に観てもらえて嬉しい」(眞木さん)、「たくさんの人に観てほしい」(吉瀬さん)との祝福とエールが贈られたが、当の小林監督は変わらぬ飄々とした調子で「意気込みはないですが、2日続けて作品が上映されるのは初めてでびっくりしてます」と喜びを語った。最後に、本作のヒットを祈願して、3人によるシャンパンタワーへの注ぎ込みがなされると、会場から祝福の拍手が盛大にわき起こった。『白夜』は9月19日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。■関連作品:白夜 2009年9月19日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 「白夜」製作委員会■関連記事:ファッション小噺vol.112日本女優の美肌のヒミツはこれだった!眞木大輔&吉瀬美智子登壇!『白夜』完成披露試写会に10組20名様をご招待
2009年09月08日