乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央が24日、自身のブログを更新し、「へこたれません!」とあたためて前向きな思いをつづった。麻央は、義理の母・堀越希実子さんの著書『成田屋の食卓』の表紙の写真を掲載。「母の本。『私が伝統を伝える相手は麻央ちゃん』という母の言葉があった」と明かし、「まだ何も受け継げていないまま病気になり、闘病で時が過ぎていくことを悔しく思う」と複雑な思いを吐露した。そして、「ある人曰く、『このくらいでへこたれる嫁ではないだろう』と父は天国から優しく言っているそうだ」と、2013年に亡くなった12代目市川団十郎さんの励ましについても記し、「へこたれません!やるべきことが、たくさんあります!」と前を向いた。
2016年10月24日休養中のフリーアナウンサーの小林麻耶が18日、自身のブログを更新。乳がん闘病中の妹・小林麻央がブログで、祈りの効果が科学的にも証明されているとつづったことを受け、「私のおかげ、大きいっぽい」とユーモアを交えてアピールした。麻央は17日にブログで、お見舞いとして送られてきた千羽鶴の写真を公開し、「祈りの効果は科学的にも証明されているそうです」「祈ってもらっていることを本人が知らなくても、その効果は表れるそうです」と、祈りの効果をつづっていた。これを受け、麻耶は「妹のブログを読み祈りの効果が科学的に証明されていると知りました」と伝え、「私は毎日!カナリ強めに妹のことを祈ってきたので...私のおかげ、大きいっぽい」とお茶目にアピールした。そして、「一方、私自身への祈りはすっかり抜けていましたが」と打ち明けるも、「大丈夫だよ焦らずにねと声をかけてくださったり元気になりますように笑顔をまた見られますようにと思ってくださるここの皆様が優しいので...安心ですいつもありがとうございます!」とファンの優しさに感謝した。
2016年10月18日休養中のフリーアナウンサー・小林麻耶が17日、自身のブログを更新し、乳がん闘病中の妹・小林麻央への思いをつづった。麻耶は「写真を整理していたら2014年10月17日のスポーツ紙が!」と、2年前に2人で出演したイベントについて掲載しているスポーツ紙の紙面を紹介。「2014年10月21日に妹の病気の告知だったのでこの時は...検査結果待ちだったんですよね」と振り返った。そして、「妹がいると安心感があって仕事現場でも家にいるようなリラックス感があったのを思い出しました」と打ち明け、「写真を見ると、私、相当楽しそう!!」と2年前の自分を見ての感想を記した。さらに、「どんなに怖くても...辛くても苦しくても...1秒でも笑顔になれる瞬間を選べる自分でありたいです。笑えるって、強いと思うから」とつづった麻耶。最後に、「また、いつの日か共演したいな」と麻央との再共演を願った。
2016年10月17日休養中のフリーアナウンサー・小林麻耶が10日、自身のブログを更新し、乳がん闘病中の妹・小林麻央の子供たちの運動会に行ったことを報告した。麻央もこの日、ブログで運動会に行ったことを報告。麻耶はその投稿をリブログし、「運動会、私も行ってまいりました」と伝え、「妹が行けて、本当に本当によかった。目標達成」と喜んだ。そして、「私は去年に引き続きカメラマンand応援団として参加してきました」と説明し、「もうすでに全身筋肉痛。気合いの入れすぎかな?!」と、筋肉痛になるほど奮闘したという。また、「姪っ子が運動会終わったあとに『ママ、応援に来てくれてありがとう』と、妹をギュッと抱きしめていて涙をこらえることができませんでした」と麻央と娘の麗禾ちゃんのやりとりに涙したことも明かした。最後に、「幼稚園の先生方お母様、お父様方ありがとうございました!!」と感謝の言葉を記した。
2016年10月11日乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央が6日、自身のブログを更新し、励ましの声に感謝した。麻央は「元気」というタイトルで更新し、「皆さまから頂きました励ましのお言葉、御気持ち、治療に関する情報、読み返すたびに、力が湧きます。本当に、ありがとうございます」と感謝。「おひとりおひとりに御礼ができず心苦しいですが、必ず元気になります!」と誓った。そして、「何をもって元気かは正直分からないですが、前を向いて進み、気づいたとき忙しい日々の中にいられたら、私は、もう元気!なのかもしれません」とし、「子供達と、バタバタできる日々!!」と前を向く麻央。「病気が治る=元気とは限らないですもんね」という言葉で締めた。この日は「食べる」というタイトルでもブログ。「術後3日目に初めて、水と、バニラアイスを口にしたとき、その後、果物入りヨーグルト→ひじきおにぎり、、、と、食べられるようになったときの『安堵』は忘れられません」と打ち明け、「『食べられる』って本当に有り難いです」としみじみつづった。
2016年10月06日乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央が22日、自身のブログを更新し、「人生に『たられば』は無し」とつづった。麻央は「たられば は無し」というエントリーで、「癌の告知を受けて、それを受け入れたとき、ほっとした自分もいた」と乳がんの告知を受けたときの心境を告白。「その1年半の間はとにかく身体が怠くて怠くて1日1日が精一杯だったのだ」と続け、「『癌になるくらいの身体だったんだ』と思ったとき、その間の自分を初めて分かってあげられて、受け入れられて、どこか、ほっとしたのだった」と説明した。そして、「今思えば、もっと前から癌にならないように努力できたことがあったかもしれない。主人が私の身体のためにしてくれていた助言にも、もっと耳を傾ければよかった」と後悔してしまうことがあるとしながらも、「でも、決して何かに怠けていたわけではない。あれがあの時の私なりの精一杯だった」と麻央。「だから、人生に『たられば』は無し」と自分に言い聞かせるように記し、「それでも、思ってしまうものだけれど」と加えた。
2016年09月22日休養中のフリーアナウンサー・小林麻耶が17日、自身のブログを更新し、妹・小林麻央と市川海老蔵の子供に会いに行ったことを報告した。「宝物」というタイトルで更新した麻耶は、「今日は、身体と心の調子が良かったので姪っ子甥っ子に会いに行ってきました」と報告。ちょうど長女・麗禾ちゃんと長男・勸玄くんが入浴中で、麗禾ちゃんは「まやちゃ~ん、ここに座って、足を温めて」と桶にお湯を入れてくれ、「あったかい??」と"天使の笑顔"で微笑みかけてきてくれたという。「この時点ですでに泣きそうになってしまった」というが、続いて勸玄くんが「まやちゃん、手を洗ってあげる」と石鹸をつけて洗ってくれたそうで、「もう、涙を止められないっ」と麻耶。さらに2人は、タオルで麻耶の腕とふくらはぎを拭き、うるうるしていると顔も拭いてくれたそうで、「いつの間にこんなに成長を?!優しい。優しい。優しい。こんな愛に包まれたバスタイムは奇跡だ」とつづった。その後、みんなでDVDを見て、勸玄くんは爆睡。麻耶と麗禾ちゃんは「長女同士の会話」をしたという。帰り際に麗禾ちゃんが「麻耶ちゃん、1人で寝てるんでしょ?コレ、あげる」と自分の宝物をプレゼントしてくれたことも写真付きで明かし、「ええええええええええー。涙腺、崩壊」「ううううー。おばは、幸せです」と伝えた。
2016年09月18日休養中のフリーアナウンサー・小林麻耶が6日、自身のブログを更新し、妹で乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央への思いをつづった。麻耶は、ブログを再開して「弱音を吐くということは恥ずかしいことでも、相手に迷惑をかけることでもなく、自分を救うことになるんだ」と気づいたと告白。「誰かに聞いて欲しいと 思いがちな私は、 ここの皆様と弱音を吐く会をしたいとふと思ってしまいました」と素直な思いを伝え、「しっかりものだったり頑張りすぎてしまう人はすっかり弱音を吐くことを忘れがちですが、良かったら、ここのコメント欄を利用して吐き出しちゃってくださいね」と呼びかけた。そして、麻央から最初のころに「家族は第二の患者」と教えてもらったという麻耶は、「そうなんだ。気をつけなくちゃ!と、思いましたが、どこかで...私は大丈夫。だって、妹は、すぐによくなるから!と、思っていました」と回顧。「あの頃の私は、病と向き合いきれてなかったのだと思います。長いたたかいになるなんて、想像もしたくなかったし、すぐよくなるって、強く信じてた」と振り返り、「でも、そんなに簡単なことではありませんでした」と記した。今はようやく、「妹の病ときちんと向き合い、自分の気持ちとも向き合えるようになってきました」と変化を明かした上で、「こんな状況なのに、姉の私より、頼り甲斐があって、しっかりしていて、いつも優しくて笑顔の妹を心から尊敬しています。まおちゃん、ありがとう」と麻央への尊敬と感謝の思いをつづった。麻耶はまた、たくさんの励ましのコメントにも感謝。「こんなにたくさんの方の愛情に触れ、祈りのパワーをいただき、妹の病もよくなる方向に行くとしか思えませんありがとうございます!!」と伝えた。
2016年09月06日乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央が5日、自身のブログを更新。姉で休養中のフリーアナウンサー・小林麻耶への思いをつづった。「姉」というタイトルで更新した麻央は、「私の幸運のひとつは、姉の妹に生まれたことだと思っている」と書き出し、「これまで、『頼りになる姉』であろうと、精一杯がんばってくれた!」と感謝。「でも、最近、『頼りになる』に無理してこだわらず、ありのままを心がけているようだ」と変化を明かした。また、麻央の治療について一緒に医師から説明を聞いたときに、麻耶が「どうしよう。怖いよー。怖いよー。本当に怖いよー。」と麻央にしがみついてきたというエピソードを披露。「受けるのは私なので、私の方が怖いのですけど」と言ったら、「どうして分かるの?まおちゃんより、私の方が本当に怖いと思ってるかもしれないよ。こればかりは、比べられないよ」と真剣に言われたという。そんな姉について、「『本人が一番つらいのだから』というのは単純だけれど、まわりもつらいのは一緒。究極、人の不安、苦しみ、悲しみは上も下もなく、推し量れないと思う。やっぱり、その人自身のものだから。でも、それを分かりたいと思ってくれる分かろうとしてくれる存在は、本当にかけがえのない愛そのもの」と麻央。「姉は、日々私の感情に寄り添い、私以上に感じてしまっていることを知った。そんな姉をみてつい笑ってしまう心の余裕が今の私にはあるのだ」と続け、「ありがたい」という言葉で締めくくった。
2016年09月05日体調不良で休養中のフリーアナウンサー・小林麻耶(37)が2日、自身のブログを更新し、励ましの声にあらためて感謝した。麻耶は、乳がん闘病中の妹・麻央が1日に新ブログを開設したのに合わせ、自身も同日、約3カ月ぶりにブログを更新。「今はまだ仕事ができる状態ではないのですが、また笑顔で働ける日が来るように、その第一歩としてブログを再開させていただきたいと思います」とブログ再開を宣言した。多くの激励コメントが寄せられ、1日夜に感謝の思いをブログで伝えていたが、2日夜に「なみだ」というタイトルで再び更新。「皆様からのたくさんのいいねたくさんのコメントにとても励まされています。今日もコメントを読むたびに涙が止まりません。ありがとうございます」とあらためて感謝の思いをつづった。そして、「大切な時間の中で、私のブログを読んでくださることコメントを残してくださること有難いことだと心から感じています」とコメント。「『涙を流せることはいいことなんだよ』『泣きたいときは泣いていいんだよ』と、声をかけてもらったことがあります」と明かした上で、「昨日も今日もたくさん泣けて、心の底に溜まっていた気持ちが浄化されていくようです。頑張ってきて良かったなぁ...そんな風に思えました。皆様のおかげです。ありがとうございます」と心境を素直に伝えた。2日に放送されたTBS系情報番組『白熱ライブ ビビット』(毎週月~金8:00~9:54)で、前日に麻耶と1時間ほどLINEのやりとりをしたという林みなほアナウンサーが、麻耶の思いを伝えたことにも触れ、「TBSの可愛い愛する後輩林みなほアナウンサー放送、ありがとう。そしていつもいつも支えてくれてありがとう。あなたに出会えて私は幸せです」と林アナへの感謝の思いもつづった。
2016年09月03日せたがやこどもプロジェクト2016 キッズ・ミュージカル「ワンサくん」-祭りにいくぞ!大脱走! が、8月18日に、東京・シアタートラムで開幕。ギャオ!組のゲネプロを取材した。キッズ・ミュージカル「ワンサくん」チケット情報本作は、手塚治虫が1970年代に発表しアニメ化もされた未完の漫画『ワンサくん』が原作。キッズキャストはオーディションで選ばれ、主人公・ワンサ役のみのり(ギャオ!組)・鈴木颯人(ワァオ!組)をはじめ、個性溢れる顔ぶれが揃った。演出はダンスカンパニー「コンドルズ」の小林顕作、脚本は『桐島、部活やめるってよ』にて、第36回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した喜安浩平が手掛ける。演出の小林は、NHKEテレ「みいつけた!」のオフロスキー役や、シアタートラムで毎年上演する「子どもとおとなのための◎読み聞かせ『お話の森』」(せたがやこどもプロジェクト)で、子供たちにもおなじみ。物語は、10円で売られ、お母さんと離ればなれになった野良犬・ワンサくんがお金持ちのお屋敷に連れてこられ、そこで10匹の子犬と出会うことから始まる。ある大切なことのために脱走を企てるワンサくんだが、意外とお屋敷は居心地がよくて――。子供たちの元気な歌とダンス、コミカルな芝居が満載の本作。ワンサくん含め12匹の子犬たちが舞台の上を駆け回り、賑やかで楽しい舞台を作り上げる。子犬たちのキャラクターもそれぞれ個性的で、男の子チームは幼く、女の子チームはおませ。観ていると思わず笑ってしまう。そんな子犬たちを舞台上でまとめるのが、お屋敷で暮らす犬で唯一の大人・市川しんぺー。ときには一緒に駆け回り、ときにはフォローしながら、まさに“脇を固めて”いた。そして、主役であるワンサ役のみのりは、透明感のある声と真っ直ぐに心に届く芝居が魅力的。あっという間に観客を惹きつけ、物語を運んでいく。語り部として登場する遠藤三貴とふたりのシーンでは、手塚治虫原作ならではの切なさややさしさをしっかりと感じさせた。子犬たちが全身で表現する犬の動きも取り入れたポップなダンスも必見。劇中では、まさかの理由でかわいらしい殺陣も観られる。ちなみに“まさかの理由”は舞台好きなら納得かも!?ぜひ劇場で確認して!楽しくて、温かくて、自然と笑顔になれるキッズ・ミュージカルは8月28日(日)まで、東京・シアタートラムにて上演中。上演時間も約1時間15分と観やすいので、家族みんなで過ごす夏の締めくくりにオススメ!取材・文:中川實穗
2016年08月25日ここのところドラマや映画で目覚ましい活躍を見せる安田顕が、舞台でもこれまでにない世界に飛び込もうとしている。2013年ピューリッツァー賞受賞作『Disgraced/ディスグレイスト-恥辱』で、本格的な翻訳劇に初挑戦するのである。今の世界が抱えるテーマを描いたアメリカ現代劇にどう挑むのか。その心境を聞いた。舞台『Disgraced/ディスグレイスト-恥辱』チケット情報この舞台に登場するのは異なるルーツを持つ人間だ。イスラム系アメリカ人の男と白人の妻、その妻の知人であるユダヤ人の男とアフリカ系アメリカ人の妻。それぞれが絶妙なバランス感覚で関係性を築きながら、アメリカという国で必死に生きていこうとしているが、ちょっとした綻びから互いへの差別や偏見が顕になり、破綻していく。そんな鋭い視点で人間を描く作品のなかで、安田が演じるのはユダヤ人のアイザック。「今はどう演じるのかまったくわからない、というのが正直なところです。ただ、こういう外国ものは、やったらハマっていくんだろうなっていう予感はあるんです。だって、全員が日本人で、まず見た目からして嘘ですからね。だからこそ、内面で勝負できるというか、心を見てもらえるっていう面白さがある。たぶん、これ、内臓を出すぐらいの感じになるんでしょう。とくに僕は、未だにさじ加減がわからなくて、常に本気でやっちゃうので。本当に内蔵を出しちゃうかもしれません(笑)」質問には必ずオチをつけて返さずにはいられないタチだという。しかし、笑いをまぶしながらも、そこには確かに本気が見える。「40歳を過ぎると細胞が全部入れ替わると聞いたことがあります。そういう時期に新しい何かを吸収できるご縁をいただいたことは感謝しかなくて。だから、こんな文芸の香りのする作品からは遠い僕ですが(笑)、何とか頑張ってついていきたいと思っています」。なかでもイスラム系の男を演じる小日向文世は「ずっと尊敬している先輩」とあって、「その方と一緒にやらせていただけるなんて、こんなにうれしくて怖いことはない」と文字通り震える。「いいカッコせず、芝居にだけ集中していきたいですね。自分が見られたくないものも見せなきゃ成立しない芝居でしょうから、逃げ場なし、出口なしっていう感じで自分を追いつめて、観てる方を前のめりにさせることができたらうれしい。あ、でも、劇場には非常口があるのでお客さまは大丈夫ですよ(笑)」。笑いを付け加えたくなるその繊細さで、この戯曲をどう表現してくれるだろうか。公演は9月10日(土)から25日(日)まで東京・世田谷パブリックシアター、9月27日(火)に名古屋・日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール、9月30日(金)から10月2日(日)まで兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホールにて上演する。各地ともチケットの一般発売は6月26日。東京公演と兵庫公演については現在、チケットぴあにて抽選先行プレリザーブを受付中。取材・文:大内弓子
2016年05月24日2013年ピュリッツァー賞受賞、2015年トニー賞(BEST PLAY部門)にノミネートされ、ニューヨーク、ロンドンを震撼させた話題作「DISGRACED/ディスグレイスト」。小日向文世を主演に迎え日本初上演される本作から、この度、最新ビジュアルが公開。併せて「TEAM NACS」の安田顕ら出演者からコメントが到着した。ニューヨークの高級アパートメントに暮らすアミール(小日向文)はパキスタン系アメリカ人、企業専門の弁護士事務所に所属する 優秀な弁護士だ。妻のエミリー(秋山菜津子)は白人の画家。ある日、アミールの甥エイブ(平埜生成)が訪ねてくる。エイブはアミールに、自分たちの指導者が逮捕されたので助けてほしいと訴えに来たのだ。拒否するアミール、だが妻のエミリーは助けるべきだと主張する。結局、審問に立ち会い、人生の歯車が狂いだす。ある夜、アミールと同じ事務所で働く黒人弁護士ジョリー(小島聖)と、その夫でホイットニー美術館のキュレーター、ユダヤ人のアイザック(安田顕)が訪ねてくる。画家でもあるエミリーの作品がホイットニー美術館に展示されるお祝いのホームパーティーだった。誰もが、成功を掴んだと思っていた、しかし、最後に掴んだものは…。タイトルにある「disgraced」は、“辱める、地位や名誉などを失わせる”という意味。現代アメリカを舞台に、パキンスタン系アメリカ人の男と白人の妻、ユダヤ人の男とアフリカ系アメリカ人の妻という異なる背景をもつ4人が揃ったホームパーティーで、それぞれの信仰と社会政治の言葉の応酬はやがて驚くべき結末に繋がり、会話の表面から露呈される「人間の本質」が描かれる。そして今回は、オリジナルをそのままに、演出を現代演劇界の重鎮・栗山民也が手掛け上演される。主演のパキスタン系アメリカ人で企業専門の優秀な弁護士・アミールを演じるのは、大河ドラマ「真田丸」で好演中の日本を代表する名優・小日向さん。そして、アミールの妻で白人の画家エミリーには、「読売演劇大賞」最優秀女優賞受賞など映像や舞台で幅広く活躍中の実力派女優・秋山菜津子。エミリーを援助する画商のユダヤ人・アイザックには、今年20周年を迎え人気&実力ともに日本唯一の演劇ユニット「TEAM NACS」の安田さんが好演する。そのほか、アイザックの妻でアミールの同僚の黒人弁護士・ジョリーに、ドラマ「ファーストクラス」の小島聖、物語のキーとなる人物でアミールの甥・エイブに平埜生成が集結した。本作は、現代アメリカの人種・宗教問題をテーマにした作品とあって、「日本人の俳優たちがどう演じるか、非常に大きな壁が立ち塞がっている気がします」と小日向さんは語る。また安田さんも「色々な感情の機微が、剥き出し、あらわになっていき、人間のみせたくない“恥”の部分がみえてくる物語」と本作について語った。そして小日向さんは、「緊張していますし、非常に困難な作品になると思いますが、演出の栗山民也さんにどう料理していただけるか期待もしています。非常に濃密な舞台になると思います」と心境を述べ、秋山さんは「民族的なこと、社会的背景が鋭く浮き彫りになっている作品なので演じるのは難しいですが、素晴らしい共演者の皆さんと、演出家の栗山民也さんの下で作り上げていきたいと思っています。とても衝撃的な舞台になると思います」とアピール。また安田さんは共演者とは今回始めて舞台で一緒になるということで、「新しいご縁をいただけたと感謝しております」とも話した。人種・宗教といった問題をテーマに描く本作。スタイリッシュな今回のポスターからも、本作の持つテーマの重さが見て取れるようだ。世界で話題を呼んだ作品の日本初上演が、どう演出されるのか気になるところだ。舞台「DISGRACED/ディスグレイスト -恥辱」は、9月10日(土)~25(日)東京・世田谷パブリックシアターにて、9月27日(火)名古屋・日本特殊陶業市民会館にて、9月30日(金)~10月2日(日)兵庫・兵庫県立芸術文化センターにて公演。(cinemacafe.net)
2016年05月12日「ラーメンズ」の小林賢太郎が、年1回テレビに登場し、コントを披露する番組「小林賢太郎テレビ」。この度第8弾となる本作が、6月に今年も放送されることが決定。今回は大泉洋、片桐仁らも参加することが明らかになった。本作は、2009年に第1弾が放送されて以来、年1回ずつ放送されてきた。小林さんほか、KREVA、松重豊、上野樹里ら、毎回様々なキャストが登場している。普段は舞台で活動し、また漫画家、アニメ監督などと多岐にわたり活躍する小林さんだが、年に1回テレビに登場し、普段はあまり見られないコントを披露するというのが本番組だ。第8弾となる今回は、大河ドラマ「真田丸」や『アイアムアヒーロー』などで注目を集める俳優・大泉さんが登場し、コントで共演を果たすという。さらに、「ラーメンズ」の片桐さんも登場し、伝説のお笑いグループが7年ぶりの復活を遂げる。そのほか、竹井亮介 辻本耕志といった本作おなじみの出演者も決定している。「アート」と称され、ヨーロッパなど海外でも高い評価を受ける小林さん。テレビではほとんど見ることができないちょっと不思議な笑いの世界を楽しみにしていて。「小林賢太郎テレビ8」 は6月26日(日)22時~NHK/BSプレミアムにて放送。(cinemacafe.net)
2016年04月25日俳優の安田顕が5日、東京・秋葉原で行われた4月12日スタートのTBS系ドラマ『重版出来!』(毎週火曜22:00~22:54、初回15分拡大)の完成披露特別試写会に出席した。本作は、『月刊!スピリッツ』で連載中の松田奈緒子作の同名漫画を原作とする物語。コミック雑誌『週刊バイブス』の編集部を舞台に、新人編集者の黒沢(黒木華)が、一癖も二癖もある編集部員や漫画家、営業担当、書店スタッフたちを巻き込み、ライバル雑誌に打ち勝とうと奮闘する姿を描く。編集部員役を演じる安田顕は、「家族を大事にしすぎるあまり、残業もせずに帰ってしまうような役」と自身の役を説明。「そろそろ役が取り込まれてきたのか、撮影が夜になれば早く帰りたくなる、ウズウズしてしまうという…これはいけないと思い、役に入らずきちんと仕事を務めたい」と笑わせた。そして、この試写会に自転車で来たことを明かし、「今まで見たことのないメイドカフェの看板とか見ながら」とコメント。「帰りは、ピンク色の看板で"なでしこ寿司"というのがあったのでそちらに行きたい」と続け、「雲行きが怪しくなって雨が降る前にとっとと帰りたい」とユーモアたっぷりに話し、「思っているだけで本当に行くかどうかはわかりませんが」と加えた。黒沢を指導する先輩編集者・五百旗頭敬役のオダギリジョーも、秋葉原に関心があるようで、「初めてに近い秋葉原の地なので、とてもうれしく思っています」と語った。試写会には安田、オダギリのほか、主演の黒木華、坂口健太郎、松重豊、脚本家の野木亜紀子が出席した。
2016年04月05日安田顕と吉瀬美智子が『映画クレヨンしんちゃん爆睡! ユメミーワールド大突撃』でゲスト声優を務めることになり、3月23日(水)に公開アフレコに臨んだ。毎晩、楽しい夢を見られる世界“ユメミーワールド”が今回の映画の舞台。眠ると、何でも叶う、文字通りの夢の世界に行けるようになり、しんのすけたちは大喜びだったが、突然、楽しい夢は悪夢の世界へと姿を変えてしまい…。安田さんと吉瀬さんが演じるのは、ユメミーワールドの出現と時を同じくして春日部にやってきた謎の少女・サキの両親で、夫婦そろって夢の研究をしている。この日は司会進行をしんちゃんが務めたが、しんちゃんは、安田さんのことはそっちのけで、吉瀬さんにメロメロ…いや、デレデレ。実は、原作コミック50巻には吉瀬さんが、しんちゃんが見るTVドラマに出ているという形で登場もしており「ずっと昔から大好き!おら5歳だけど…」と明かす。吉瀬さんは、漫画に登場していたことは知らなかったそうで、驚きつつも大喜び。「私もしんちゃん大好き!」と満面の笑みを浮かべていた。公開アフレコでは、安田さんは時に声を荒らげながら、サキの父親で怪しい研究者を熱演。吉瀬さんがサキに向かって「近づかないで!」と大声を出すシーンには、しんちゃんも安田さんも拍手を送っていた。吉瀬さんは、役柄と同じく娘を持つ母親ということで、演じながら感じる部分も多かったよう。「セリフを言いながら、ウルッとしてしまいリアルに感動しました。『近づかないで』というシーンは家で練習してて、娘が号泣してしまいました(笑)」と明かした。作品にちなんで夢が話題となると、安田さんが次々と自身が見た奇妙な夢の話を連発。「最近、歯が全部抜け落ちる夢をよく見る」と明かしたかと思えば、これまでに最も強烈な夢として「小学校高学年から中学にかけて、W浅野(※浅野温子&浅野ゆう子)が流行ってて、夢の中でゆう子さんがあられもない姿で出てきて、でも肝心なところは、子どもなので知らないから形になってなくて…(笑)」と語り、『クレヨンしんちゃん』のイベントらしからぬ内容に、さすがのしんちゃんも、これには若干引き気味…。安田さんは慌てて「思春期はそういう夢を見るものですけど…」と取り繕おうとし、会場は笑いに包まれた。『映画クレヨンしんちゃん 爆睡! ユメミーワールド大突撃』は4月16日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月23日古屋兎丸原作のマンガ『帝一の國』を舞台化したシリーズ3作目「【最終章】學蘭歌劇『帝一の國』-血戦のラストダンス-」が、東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoで開幕。2014年に第一章、2015年に第二章を上演。最終章となる今作は、前代未聞とも言える“原作より先にラストを観ることができる” 舞台となる。舞台『帝一の國』チケット情報『帝一の國』は、超名門校・海帝高校を舞台に、「総理大臣になり自分の国を作る」ため生徒会長を目指す主人公・赤場帝一(木村了)が巻き起こす学園政権闘争を描いた物語。今作では、遂に開催される生徒会の選挙戦がメイン。帝一とは恋敵でもある大鷹弾(入江甚儀)、帝一をライバル視する東郷菊馬(吉川純広)の3派閥が生徒会長の座を狙う。初日に行われた公開ゲネプロでは、上演前に演出の小林顕作が登場し、「(準備が追いつかず)追っつき公開ゲネプロです。“今スベっても本番がんばれよ”という温かい気持ちで観ていただきたい」と挨拶。すると幕の向こうからキャスト達の笑い声が聞こえ、3年間で培ったチームワークの良さがうかがえた。本シリーズは、キャストが初演から変わらないのも特徴のひとつ(森園億人役の大河元気は映像で出演)。白鳥美美子役は今作でもWキャストで乃木坂46井上小百合・樋口日奈が演じる。原作をしっかりと再現しながらも、生で観る舞台の醍醐味であるライブ感も味わえる“學蘭歌劇”。原作の持つ独特の空気感は歌やダンスにもすみずみまで反映され、學蘭歌劇『帝一の國』でなければ体験できない濃厚な世界が繰り広げられている。原作者の古屋兎丸からは「いつもにも増して、物語の完成度が高く、再現度も高く、原作者冥利に尽きるとはまさにこのことです。今回これで終わりかと思うと寂しい気持ちもあるのですが、これだけのものを創り上げた、演出の小林顕作さんはじめ、スタッフ・キャストの皆さんの熱量には、ただただ感服するばかりであります(一部抜粋)」とコメントも寄せられた。舞台では2年かけて描かれた選挙への道のりだが、今作では冒頭に人形を使ってこれまでのストーリーを説明してくれる。本シリーズを初めて観劇する人にも安心だ。「【最終章】學蘭歌劇『帝一の國』-血戦のラストダンス-」は、3 月27 日(日)まで東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoで上演。“卒業式”が行われる大千秋楽は、全国の映画館でライブビューイングを上映する。取材・文:中川實穗
2016年03月18日古屋兎丸原作のマンガ『帝一の國』を舞台化したシリーズ3作目「【最終章】學蘭歌劇『帝一の國』-血戦のラストダンス-」が、東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoで開幕。2014年に第一章、2015年に第二章を上演。最終章となる今作は、前代未聞とも言える“原作より先にラストを観ることができる” 舞台となる。舞台『帝一の國』チケット情報『帝一の國』は、超名門校・海帝高校を舞台に、「総理大臣になり自分の国を作る」ため生徒会長を目指す主人公・赤場帝一(木村了)が巻き起こす学園政権闘争を描いた物語。今作では、遂に開催される生徒会の選挙戦がメイン。帝一とは恋敵でもある大鷹弾(入江甚儀)、帝一をライバル視する東郷菊馬(吉川純広)の3派閥が生徒会長の座を狙う。初日に行われた公開ゲネプロでは、上演前に演出の小林顕作が登場し、「(準備が追いつかず)追っつき公開ゲネプロです。“今スベっても本番がんばれよ”という温かい気持ちで観ていただきたい」と挨拶。すると幕の向こうからキャスト達の笑い声が聞こえ、3年間で培ったチームワークの良さがうかがえた。本シリーズは、キャストが初演から変わらないのも特徴のひとつ(森園億人役の大河元気は映像で出演)。白鳥美美子役は今作でもWキャストで乃木坂46井上小百合・樋口日奈が演じる。原作をしっかりと再現しながらも、生で観る舞台の醍醐味であるライブ感も味わえる“學蘭歌劇”。原作の持つ独特の空気感は歌やダンスにもすみずみまで反映され、學蘭歌劇『帝一の國』でなければ体験できない濃厚な世界が繰り広げられている。原作者の古屋兎丸からは「いつもにも増して、物語の完成度が高く、再現度も高く、原作者冥利に尽きるとはまさにこのことです。今回これで終わりかと思うと寂しい気持ちもあるのですが、これだけのものを創り上げた、演出の小林顕作さんはじめ、スタッフ・キャストの皆さんの熱量には、ただただ感服するばかりであります(一部抜粋)」とコメントも寄せられた。舞台では2年かけて描かれた選挙への道のりだが、今作では冒頭に人形を使ってこれまでのストーリーを説明してくれる。本シリーズを初めて観劇する人にも安心だ。「【最終章】學蘭歌劇『帝一の國』-血戦のラストダンス-」は、3 月27 日(日)まで東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoで上演。“卒業式”が行われる大千秋楽は、全国の映画館でライブビューイングを上映する。取材・文:中川實穗
2016年03月18日劇団ひとりが脚本に参加した人気アニメ「クレヨンしんちゃん」の劇場版新作シリーズ24作目『映画クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃』。先日、安田顕、吉瀬美智子、とにかく明るい安村がゲスト声優として出演が決定し、さらなる話題を集める本作から、この3人も登場する予告編、そして新ビジュアルが解禁された。今回の映画は夢を舞台に大冒険!風間くんは政治家、ネネちゃんはアイドル、マサオくんは漫画家、ボーちゃんは石…?“みたい夢がみられる”夢の世界で、しんのすけたち「カスカベ防衛隊」がほほーいと大フィーバー!と思いきや「夢」には「悪夢」という恐ろしい一面があって…。人類の安眠は彼らに託された――。今年でシリーズ24作目となる本作。前作『オラの引越し物語~サボテン大襲撃~』は、興行収入22.9億円を突破しシリーズ最高興収を記録。第1作目のもつシリーズ最高記録をなんと22年ぶりに上回り、まさにいまノリに乗っている本シリーズ。そして今度の舞台は 「夢の世界」。「クレヨンしんちゃん」ではおなじみの高橋渉監督と、劇団ひとりが共に脚本を担当し、アニメーションの魅力を存分に発揮できる「夢」というファンタジーの世界で、しんちゃんが寝ても覚めても大暴れしている。先日発表されたゲスト声優には、しんちゃんたちの幼稚園に転園して来た謎の少女・サキの父親・貫庭玉夢彦役に安田さん、その妻でサキの母親・サユリ役に吉瀬さん、そして安村さんが本人役で登場している。解禁された予告編は、「みんなの新しいお友達よ」と鍵を握る新キャラクター・サキが転園してくるところから始まる。突如現れた夢の世界へ引き込まれたしんのすけたちは、見たいものが何でも見れる夢の世界から一転、悪夢に閉じ込められていく。主題歌のケツメイシの楽曲「友よ~この先もずっと…」が流れると共に、ゲスト声優の安田さん、吉瀬さん、そして安村さんの3名が演じる新キャラクターも登場!「安心してくださ~い」と本人役を演じる安村さんの、いつも以上に機敏な動きをするアニメーションに思わず笑いを誘ってしまう映像は必見だ。『映画クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃』は4月16日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年02月29日4月16日公開の劇場アニメ『映画クレヨンしんちゃん爆睡! ユメミーワールド大突撃』で、俳優の安田顕らがゲスト声優を務めることがわかった。今作でシリーズ24作目となる「映画クレヨンしんちゃん」シリーズ。前作『オラの引越し物語~サボテン大襲撃~』(2015年)は興行収入22.9億円を突破し、シリーズ最高興収を記録した。これは1993年に公開した第1作目『アクション仮面VSハイグレ魔王』のもつシリーズ最高記録を22年ぶりに上回るもので、その変わらぬ人気ぶりを証明した。最新作となる本作では、"夢の世界"を舞台に、しんのすけたち「カスカベ防衛隊」が大冒険を繰り広げる。仲間を必死に助けようとするしんのすけの姿などが描かれ、シリーズ最高の感動物語に仕上がっているという。お笑い芸人の劇団ひとりが、高橋渉監督と共に脚本を担当したことでも話題となっている。安田が演じるのは、しんのすけたちの幼稚園に転園して来た謎の少女・サキの父親、そして"夢"の研究者である貫庭玉夢彦役。さらにサキの母親であり、夢彦の妻である貫庭玉サユリ役を女優の吉瀬美智子が演じ、昨年大ブレークを果たしたお笑い芸人のとにかく明るい安村が劇中に本人役で登場することが発表された。本格的な本編アフレコは3月に行われるという。3人のコメントは以下。○安田顕 コメントお話をいただき、とてもうれしく、長きにわたって子供たちに笑顔を与えてくれる作品に携わることができ、本当に光栄です。今回、私がいただいた夢彦は、娘を愛するあまりに良からぬ方向へ向かってしまう博士です。シナリオを拝見し、目頭が熱くなりました。笑いと感動の映画です。ぜひ、ご覧ください。○吉瀬美智子 コメントお話をいただいた時は「まさか『クレヨンしんちゃん』に私が……どんな役なんだろう?私で良いのかな?」とビックリしました。個人的なしんちゃんの思い出ですが、アニメを見ていてしんちゃんの「おい、みさえ~」と言う声はとても印象に残っていて、まねしたりもしていた気がします(笑)。今回、貫庭玉サユリ役を演じるにあたって、自分自身の母親としての経験も生かしながら演じられればいいなと思います。『クレヨンしんちゃん』に参加できてうれしいです。ファンの皆さまの期待を裏切らない様に頑張りたいと思います。○とにかく明るい安村 コメント昔から見てるアニメなのでオファーをもらった時はとてもうれしかったです! おしりを出してるしんちゃんに勝手に親しみを覚えていたので、共演が楽しみです。アニメももちろん見てます。涙なしでは観られない映画も大好きです! 漫画も読んでました!「とにかく明るい安村」としてしんちゃんや家族やお友達と同じ画面に出られるのがとてもうれしくて信じられません。しんちゃんと一緒にいる時、はいている自信はありません。ファンの皆さん、今までの映画に負けない素晴らしい作品になるように頑張ります! まさか自分がこの仕事をやれるとは思ってもみなかったので楽しみです。声の収録中も安心してください、はいてますよ!」(C)臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2016
2016年02月17日全国にて大ヒット公開中の『俳優 亀岡拓次』の舞台挨拶が、2月12日(金)にテアトル新宿にて行われ、主演の安田顕が出席した。安田さんは、この日劇場に訪れたお客様に感謝の思いを伝えるべく、サプライズで自らチョコを手渡しながら登壇。「この意味分かりますよね」と笑みを浮かべながら記者にもプレゼントし、会場は大盛り上がり。本作は37歳独身、趣味はお酒、“最強の脇役俳優”亀岡拓次の人生を描いた、くすっと笑えて心温まるエンターテインメント作。15年ぶりの主演映画が大ヒットということもあり、安田さんは「平日の昼間なのにこんなにもたくさんの方に集まっていただけて幸せ者でございます」と腰を低くし、感謝の気持ちを述べた。自身も公開初日は、大きなマスクをして劇場に足を運んだという安田さんは、「誰も気がついてくれませんでしたけど、心の中でひとりひとりに頭を下げさせていただきました」とここでも謙虚さをアピールした。バレンタインの思い出については、「どういうわけかモテませんでしたね。ちやほやされているのは、ここ何年かです」と茶目っ気たっぷりな笑顔を見せた。また、安田さんが贈ったがっかりされた物について、「20年ほど前、お金がないときに、いまの奥様に自分の舞台写真を拡大カラーコピーしてプレゼントをした」という仰天エピソードを紹介。「そのときは微妙な顔されましたよ。そんなプレゼントするなんて、ナルシスト的なところがあったんでしょうね。まあ、いまもこんな大画面に映し出されて、それを一人で観に行っちゃうくらいなんですから、ナルシスト以外の何物でもないでしょうね」と話すなど、終始笑いの耐えない舞台挨拶となった。『俳優 亀岡拓次』はテアトル新宿ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:俳優 亀岡拓次 2016年1月30日よりテアトル新宿ほか全国にて公開(C) 2016『俳優 亀岡拓次』製作委員会
2016年02月12日『龍三と七人の子分たち』、『新宿スワン』、記憶に新しいところではテレビドラマ『下町ロケット』など、多くの作品でさまざまな顔を見せている安田顕が、全国規模の映画として初の主演を飾る一風変わったコメディ『俳優 亀岡拓次』が公開中だ。監督は『ウルトラミラクルラブストーリー』の横浜聡子。現在、乗りに乗る安田だが、自分は「将棋の駒」だと言い切る。その他の写真脇役俳優として重宝がられ、現場を渡り歩く日々を続ける亀岡拓次。私生活では安い居酒屋で飲むことだけが楽しみという亀岡を演じるにあたり、安田は横浜監督から「非常に動物的な人物」とのアドバイスを受けたと振り返り、次のように続けた。「亀岡は本能で動いている人。素の部分と、現場に入って演技をしている部分にあまり差がないんです。変化も求めていない。変わらないからこそ、現場から求められる存在になっているのだと思います。ただ同時に何を考えているのか分からない、謎めいた人にも映る」。確かに亀岡には、のらりくらりとしたつかみどころのない空気がある。「彼の持っている独特のリズムというのは、やっている最中よりも観終わった後に感じました」という安田。そして、あくまでも作品は「横浜監督の視点」であり、「僕は将棋の駒。たとえば、ここで『なんとかだっぺ』と言ってくださいと言われたら、『なんとかだっぺ』と言います。亀岡はこういうことを言うはずとか、言わないとか、そういうアプローチの仕方はしないんですよね」と明かす。また「手前みそですが、すごくおもしろかった」と本作に自信を見せ、理由を語った。「この映画は何をおいても監督のものだと感じられる作品が好きなんです。『俳優 亀岡拓次』には、横浜聡子というクレジットがドン!っと出ている。言葉にならないものはあえて言葉にしない。夢の中の世界に行くような表現が随所にあって、そうした画で亀岡という人間を裸にしていく。すごく日本的なのにヨーロッパを感じさせたりして、その不思議感がおもしろい。全編に監督の人間性や人柄、思っていることがさらけ出されているんです。だから亀岡についても、自分が語るより、監督ならどう答えるだろうと思ってしまいますね。すべては監督のものだから。わたしはただ観てくださる方に、ありがとうございますと頭(こうべ)を垂れるだけです」。自らは“将棋の駒”として動いたまでと言う安田。しかし駒にもその駒でなければならない所以がある。本作の特異な色合いも、安田が演じてこそ出せたのは間違いない。『俳優 亀岡拓次』公開中取材・文・写真:望月ふみ
2016年02月03日最強の脇役俳優。これは、安田顕さんが主演を務めた映画『俳優 亀岡拓次』の役のこと。お呼びがかかればどんな役でもどんな現場でも駆け付け、どんな監督のどんな要望にもきっちり応える。そんな職人的な姿勢は、どこか安田さん自身にも通じている。記憶に新しいのは、昨年末のドラマ『下町ロケット』の一本気な技術部長役。しかし『問題のあるレストラン』ではゲイ役で女装姿を披露、その美しさと女子度の高さで話題に。一方、ホームグラウンドのTEAM NACSでは脱ぎキャラが定着していたりもする、変幻自在俳優。容姿は間違いなく二枚目。ではその素顔は二枚目?それとも三枚目?――撮影中、シャッターを切る度にシリアスだったりおちゃらけだったり、いろんな表情をしてくださって、サービス精神が旺盛な方なんだなと思いました。安田:人間とは現金なもので、自分が主役となると(プロモーションで)ここまでできるのか、と(笑)。――主演と脇役では、何か違いを感じるものでしょうか。安田:まさにいまのような状況ですよね。プロモーションの出番が多い。現場では、少しでも早く終われるよう、時間のロスを減らせたらいいなとは思っていました。限られた時間のなかでの撮影でしたから、できるだけスタッフさんの傍らで状況を把握して、出番に呼ばれる前に、こちらから「僕は準備できてますよ」って声を掛けるとかね。――安田さんご自身は、そういうスタンスが主演のあるべき姿だと考えていらっしゃるんでしょうか。安田:いや、誰かと比較してではなく、それはあくまで、僕自身がやれることがそれだったっていうだけのこと。言ったことがすべてです。――主演の大変さを感じられる場面はありましたか?たぶん、新入社員よりは課長や部長、そして社長のほうが、会社全体のことを考えているはずなんです。それと同様に、より作品全体のことを考えるのかなとは思いました。役者の仕事を始めた最初の頃は、なぜこんなに時間の押し巻きにこだわるんだろうって思っていたんです。いいものができるのであれば、僕はいくらでも頑張るぞと思っていたんですよね。でも、それは僕が自分のことしか考えていなかったから。あくまでも、今回の僕のスタンスは、ですが、皆がタイトなスケジュールで動いていましたから、少しでも早く終えられるほうがいいんだろうなと。――安田さんは、この亀岡という役をどのように解釈されて演じられたのか伺えますか?安田:いままでトライしてきた役って、声色やセリフが、どこかデフォルメされたものが多かったと思うんです。でも、このキャラクターに大事なのは、何でもない日常をいかに出していくかでした。あまり自分ではやったことのないアプローチだったんで、そこは横浜(聡子)監督に教えていただきました。――具体的に、監督からはどのような指示があったんでしょう。安田:うまく見せないでください、と言われましたねぇ…。――安田さんとしては、その言葉をどう受け止められたんですか。安田:そんなね、考えていないんですよ、普段から。ただ、監督には、声色を使うとか、表情に変化をもたせるとか、目に力を入れるとか、そういうアプローチをすべて排除していただきました。キャラクターを設定する必要がなかったので、どうしゃべろうかより、どうセリフを聞こう、ということは意識していたかな。まあ、できてたらいいな、ってところですけど。◇やすだ・けん‘73年12 月8日生まれ、北海道出身。大学時代の仲間で結成した演劇ユニット・TEAM NACSで活動し、北海道で絶大な人気を得る。現在は活動の幅を広げ、数々の舞台、映画、ドラマに出演。最近の主な出演作に、映画『みんな!エスパーだよ!』、ドラマ『下町ロケット』など。コート¥92,000ベスト¥36,000(共にマンド/マンドLTDTEL:03・5716・6862)シャツ¥14,000パンツ¥13,000(共にステュディオス/ステュディオス 原宿本店TEL:03・5785・1864)靴¥33,000(パドローネ/アドナストTEL:03・5456・5821)◇安田顕さん主演の映画『俳優 亀岡拓次』は、1月23日より北海道先行ロードショー中。全国ロードショーは1月30日より。戌井昭人さんの同名小説を、若くして鬼才と噂される横浜聡子監督が映画化。亀岡が出演する作品は、任侠モノから時代劇までさまざま。それらが劇中劇で展開されるのも見どころ。共演に麻生久美子さんなど。※『anan』2016年2月3日号より。写真・佐山順丸スタイリスト・九(Yolken)ヘア&メイク・西岡達也(ビタミンズ)インタビュー、文・望月リサ
2016年01月27日安田顕が37歳独身、小さな脇役ばかりを演じ、現場から現場へ渡り歩く日々を送る“最強の脇役俳優”を演じる映画『俳優 亀岡拓次』。彼は、映画の撮影現場を転々とする中で、馴染みのスナックやその現場周辺の居酒屋を渡り歩き、ひとり“お酒”を楽しむことに幸せを感じている。最近は、安田さんが演じた亀岡のような、“アラフォー独身”を描く作品が急増中。“おひとりさま”を満喫する、その極意に迫った。世相を反映するといわれるドラマ界では、香取慎吾主演で39歳独身の“こじらせ男子”を描く「家族ノカタチ」(TBS)が多くの共感を呼び、39歳独身、年収1,500万の開業女医を描く中谷美紀主演「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」(TBS/4月スタート)などの放送が控え、過去にも阿部寛主演の文字どおり「結婚できない男」(CX)や、草なぎ剛主演の「独身貴族」(CX)、観月ありさ主演の「おひとりさま」(TBS)など、多くのおひとりさま男女の姿が描かれてきた。本作の亀岡拓次も、そのお手本のような男性として描かれており、原作者の戌井昭人も「亀岡は、結婚しないんじゃないかな」と予言しているほど。恋人や妻がいなくとも、行きつけのスナックやふらっと立ち寄った居酒屋で、ほどよい量のお酒を呑み、友人やお店のお姉ちゃんと何気ない話をして、日々の幸せを満喫している亀岡の姿は印象的だ。また、メガホンを取った横浜聡子監督は、「亀岡はとりあえず、酒と女があれば幸せで、その都度、自分が面白いと思うことや惹かれることに、ただ忠実に向かっているだけ。いまのご時世って、マニュアルをやって達成したら、次のステップにいける自己啓発みたいな社会が基本じゃないですか。そういうところとは、別のところで生きている」と亀岡拓次の“生きざま”を語っており、「不器用かもしれませんが、本当の意味で自由で、愛すべき男なんだろうな、と。これから先もそうやって生きていくんでしょうね」とその“魅力”を明かしている。あくせくすることなく、シンプルな生き方を選んでいるからこそ、亀岡の生き方は、逆に現代の人々にとってより魅力的に映るのかもしれない。亀岡のモデルの一人といわれる、漫画家・東陽片岡のモットー“幸せのハードルを下げよう”は、もちろん本作にも反映されているそうで、「自分の好きなことに全身全霊を賭けていてブレない。それでいて、意固地になって自分のスタイルを守っているのとも違う。飄々とした感じが逆にカッコイイ」と語る戌井氏。原作者でありながら、亀岡の生きざまにすっかり魅了されている様子だ。そんな不思議な彼の魅力に注目してみると、いまを生きる“幸せの秘訣”が見えてくるかもしれない。『俳優 亀岡拓次』は1月30日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:俳優 亀岡拓次 2016年1月30日よりテアトル新宿ほか全国にて公開(C) 2016『俳優 亀岡拓次』製作委員会
2016年01月27日漫画家の花くまゆうさく氏や伊藤理佐氏らが映画『俳優 亀岡拓次』(1月30日公開)の主人公・亀岡拓次とそれを演じる俳優・安田顕へ向けたイラストコメントが、このほど公開された。原作は、戌井昭人氏が2011年にフォイルより刊行した同名小説。37歳独身で脇役メインの俳優・亀岡のうだつのあがらない仕事風景やプライベートでの出会いを描く。メガホンを取るのは、映画『ウルトラミラクルラブストーリー』(09年)などで知られる横浜聡子監督。不器用ながらも愛すべきキャラクター・亀岡の脇役人生に、ささやかな転機が訪れる様が映される。シンガーソングライター・YUKIのライブDVD『ユキライブ YUKI TOUR "joy" 2005年5月20日 日本武道館』(06年)をはじめ、アーティスト作品のイラストを担当したり、2005年に映画化もされたコミック『東京ゾンビ』(99年)などの"ヘタウマ系"の画風で知られる花くま氏。イラストコメントでは、「今日もどこかで亀岡拓次」という言葉と共に、自身の手によるキャラクター「アフロとハゲ」の2人を本作の世界に送り込んだシュールな絵を贈っている。伊藤氏からは、『週刊文春』(文藝春秋)での連載作『おんなの窓』をセルフオマージュした"亀岡拓次の窓"と題された1コマ漫画が。イラストでは、劇中で重要な場面の一つとなる長野・上諏訪を"地元"と明かしながら、そこで繰り広げられる亀岡の恋模様に、嘆きも込めつつ思いを馳せる伊藤氏自身の姿が描かれている。このほか、河井克夫氏は亀岡と大女優・松村夏子(三田佳子)とのシーンを切り抜き色付きで、東陽氏は亀岡がムロタで睡魔に負けてしまう姿を色濃い絵柄で、それぞれ表現した。(C)2016『俳優 亀岡拓次』製作委員会
2016年01月20日1月30日公開の映画『俳優 亀岡拓次』の完成披露試写会が19日、東京・新宿のテアトル新宿で行われ、主演の安田顕をはじめ、麻生久美子、三田佳子、横浜聡子監督が出席した。昨年放送された大ヒットドラマ『下町ロケット』(TBS系)に出演するなど活躍中の俳優・安田顕が主演を務める本作は、安田扮する脇役俳優、亀岡拓次の姿を描いたヒューマンドラマ。亀岡がロケ先で恋をする居酒屋の女将を麻生久美子、大女優役を三田佳子がそれぞれ演じている。脇役として人気を集めている主演の安田だが、本作でも何人もの脇役に扮しており、一番印象に残った役柄として「ホームレスの役をやった時に撃たれて倒れたまま待っていたんですけど、スタッフの方から『楽にしてお待ちください』と言われて待っていたら一般の方に本当のホームレスと間違えられました」と笑わせる場面も。そんな安田と初共演を果たした麻生は「私は今回3日間だけの撮影だったんですけど、ほとんど安田さんとのシーンですごい寡黙な方というのが印象でほとんどお話をしませんでした。なのでこんなによく喋る方なんだと初めて知ってビックリです」と驚いた表情を見せると、安田は「舞台あいさつは舞台あいさつ、現場は現場なんです!」と反論。それでも「初めて主演というものをさせていただきまして、設定としては脇役の話なんですが、ずっと脇役をやってきてよかったなと思っています。お陰で主演ができ、こんなにも素敵な女優さんに囲まれて感謝しております」と感激しきりだった。本作では安田が大御所・三田佳子のバストを揉みしだくシーンもある。その話題となり、三田が「私のないおっぱいを揉むエピソードを最後にやったんですが、乳首が台無しよ。『乳首をもっと揉め』という監督が笑ってましたもの」と不満顔。当の安田は「人生でこんなに命がけで胸を揉んだのは初めてです」と恐縮しきりで、三田からの「喜びは胸だけだったでしょ? 私とやったことは大したことないよね」という指摘にも「自分にとっては財産です!」と身を固くしていた。映画『俳優 亀岡拓次』は、1月30日より全国公開。
2016年01月20日俳優・安田顕主演の映画『俳優 亀岡拓次』(1月30日公開)で、安田演じる酒好きの主人公・亀岡拓次の姿を参考にした"お酒マナー講座動画"がこのほど、公開された。原作は、戌井昭人氏が2011年にフォイルより刊行した同名小説。37歳独身で脇役メインの俳優・亀岡(安田)を主人公に、うだつのあがらない仕事風景やプライベートでの出会いを描く。メガホンを取るのは、映画『ウルトラミラクルラブストーリー』(09年)などで知られる横浜聡子監督。本作を鑑賞した作家・石田千氏は「安田顕さんが、あまりに亀岡拓次なので、涙ぐんでしまった。お酒も妄想も濃く、深く。情けなくて、ミラクルな映画」、柴崎友香氏は「見終わった瞬間から、亀岡拓次のことばかり考えてしまっている。今頃どんな町にいて、どんな映画に出て、どんな世界をさまよっているんだろう」とそれぞれ語っているという。動画は、年始の新年会などの酒宴シーズンに「お酒飲み過ぎの方へ」送る企画。"おすすめメニュー"編、"三次会"編、"翌日の仕事"編の全3編で構成されており、劇中の名シーンにのせて、酒をたしなむ上での教訓や格言が提示される。"おすすめメニュー"編では、亀岡がロケ先の居酒屋ムロタで女性・室田安曇(麻生久美子)と初めて出会うシーンを披露。安曇は「寒天は食べました? この辺の名産なんですよ」と口にしながら、それを食べる亀岡に「どうです? なんて事ない味でしょ」と謙遜して尋ねる。「まぁ…そうですねぇ」と率直に感想を述べる亀岡。それに安曇は、「あら、そんなこと言ったら地元の人は皆怒りますよ?」といたずらげに笑う。ここでの教訓は「美人の女将さんや上司におすすめのメニューを出してもらったら、真面目に味の批評などせず、『おいしいおいしい』といただきましょう」だ。"三次会"編は、亀岡が役者仲間の宇野(宇野祥平)としっとりとしたバーで飲む場面。カラオケでの女性の歌唱をBGMにして、亀岡はゆっくりと酒を飲み干す。格言は「来し方行く末に思いを馳せ、素直に歌が心に、染み入るのに任せましょう」。"翌日の仕事"編は、そのバーで酔いつぶれてしまう亀岡と宇野を捉えるも、場面は一転し、二日酔いの吐き気を我慢しながら、次の仕事場へ向かう車中の亀岡が映される。格言は、職業人の基本である「どんなに飲んではしゃいでも、翌日には必ず出社しましょう。いつも通り仕事に取り組みましょう」。終盤では、時代劇の撮影中にやりで腹を突かれ、今にも吐き出しそうな亀岡が描かれたコミカルなものになっている。(C)2016『俳優 亀岡拓次』製作委員会
2016年01月12日新年の酒宴シーズンもたけなわのいま、ドラマ「下町ロケット」での名脇役ぶりも光っていた安田顕主演の話題作『俳優 亀岡拓次』から特別映像が到着。年始の“お酒マナー講座”を、安田さん演じる亀岡拓次が披露していることが分かった。亀岡拓次、37歳独身。職業は脇役メインの俳優。“最強の脇役”ぶりで仕事が途切れることはないが、プライベートは1人でお酒を楽しむ地味な生活。ある日、そんな亀岡がロケ先で出会った居酒屋の女将・安曇(麻生久美子)に恋をした!また、世界的巨匠からもオーディションの声がかかり、人生に大きな転機が訪れる!?ひと足先に観賞した著名人からも、「安田顕さんが、あまりに亀岡拓次なので、涙ぐんでしまった。おさけも妄想も濃く、深く。しぶくて、なさけなくて、ミラクルな映画」(作家/石田千)、「見終わった瞬間から、亀岡拓次のことばかり考えてしまっている。いまごろどんな町にいて、どんな映画に出て、どんな世界をさまよってるんだろう。スナック始めたら、飲みに来てくれるかなー」(作家/柴崎友香)と、絶賛コメントが続々到着している本作。安田さん演じる本作の主人公、俳優の亀岡拓次は小さな脇役を演じ、現場から現場へと渡り歩く日々。楽しみといえば、撮影現場の周辺の居酒屋や馴染みのスナックで一杯やること。今回到着したのは、日常に“お酒”は欠かせない亀岡が実演する、年始の酒宴シーズンに贈る“お酒マナー講座”動画だ。<お酒マナー講座>(1)美人の女将さんや上司におすすめのメニューを出してもらったら、真面目の批評などせず、「おいしい、おいしい」といただきましょう。(2)二次会、三次会で、しっとりしたバーに行ったら、お店の人が歌っているときは静かに聴きましょう。素直に、歌が心に沁み入るのに任せましょう。(3)明日も仕事なのに盛り上がりすぎてしまったら、どんなに飲んではしゃいでも、翌日には必ず出社しましょう。いつも通り仕事に取り組みましょう。それぞれ心当たりがあるという方や、特に新成人、新社会人の方には参考になるものばかり!?亀岡のマナー講座をそっと心の隅に留めながら、楽しく節度を持って、新年会を楽しんでみては。『俳優 亀岡拓次』は1月30日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月08日俳優の藤本涼(32)が、『369のメトシエラ』(09年)で初めてメガホンを取った小林克人・小林健二兄弟の監督作『フローレンスは眠る』(2016年3月5日公開)で主演を務めることが7日、発表された。公的記録のない独居高齢者や育児放棄された戸籍のない子どもなどの社会的なテーマで、問題を提起した『369のメトシエラ』。当初は、東京・渋谷ユーロスペースで1館のみの劇場公開だったが、「ぴあ初日映画満足度ランキング」で1位を獲得し、全国40館で上映、2万人を超える観客動員数を記録し、独立系映画としては大ヒットとなった。本作は、その『369のメトシエラ』同様、両監督のオリジナル脚本で描く、同族経営の老舗企業での誘拐事件を発端として繰り広げられるクライム・サスペンス作品。日本の企業中、同族企業の占める割合は全体の約95%(2010年中小企業調べ)に及んでおり、少子高齢化とグローバル化を迎えた昨今、後継者選びは多くの会社が抱える問題となっている。後継者への委譲を迎えた老舗同族企業を舞台に、日本企業の苦悩を通して、現代社会を映し出す本作。物語の軸となる誘拐事件では、事件当事者と関係者たちの複雑な心理を描き、事件のカギを握る身代金として指定されるブルーダイヤ"フローレンスの涙"から、同族企業の中の光と陰を捉えながら、世代間の愛憎劇が繰り広げられる。キャストには、500人が参加したオーディションを経て主演に抜てきされた藤本のほか、同族会社の社長・佐藤善一郎役の山本學、副社長・佐藤勇次郎役の前田吟らベテラン俳優陣が名を連ねる。ヒロインとなる役員秘書を演じるのは、『リアル鬼ごっこ』(15年)や『極道大戦争』(15年)などの作品へ出演が続く、桜井ユキ。さらに、3代目新社長役を宮川一朗太、副社長の長男役を池内万作、次男役を東幹久が、それぞれ務める。藤本涼は1983年7月22日生まれの京都府出身。サラリーマン経験を経てモデル活動を開始し、近年はTVCMや映画でも活躍している。映画では、これまで『BRAVE HEARTS 海猿』(12年)や『ほしのふるまち』(11年)に出演してきた。(C)2016 JungleWalk Co., Ltd.
2015年12月07日映画『俳優 亀岡拓次』の特別試写会が11月30日(月)に都内で開催。まもなく42歳の誕生日を迎える主演の安田顕のために、共演の麻生久美子、メガホンを握った横浜聡子監督からサプライズのケーキを贈られた。脇役を主にこなす俳優として活動する亀岡拓次。37歳独身の彼がロケ先で出会った女性と恋に落ち、さらには世界的巨匠からも声がかかるなど人生の転機を迎えるが…。横浜監督は主人公・亀岡拓司を「下心はあるけど、欲のない人」と称するが、演じた安田さんは「私は欲のかたまりです」と悪びれることなく堂々と宣言する。麻生さんは、そんな安田さんとの共演に「初めてご一緒しましたが、刺激的でした」とニッコリ。クリスマスシーズン到来ということで、これまでのクリスマスの思い出を尋ねると安田さんは「高校時代、雪の降る夜にカノジョの家の前の公衆電話から『映画を見に行こう』と電話しましたが、フラれました」と苦い思い出を告白。「帰りの雪が冷たかった…」と沈痛な表情(?)を見せた。一方、麻生さんは「子供のころ、おもちゃ屋さんの新聞広告に、ほしいものをサンタさんにお願いしましたが、一度も買ってもらえず…(苦笑)」と2人とも、あまりいい思い出はないよう…。さらに、傷口を広げるかのように今年のクリスマスの予定を尋ねると案の定(?)、安田さんは「仕事を埋めてほしい。黙っていると死んでしまう」とポツリ。負けじと(?)横浜監督は「去年はコンビニで半額ケーキを買いました、ことしはもっといいケーキを買いたい」と語り、笑いを誘っていた。12月8日の安田さんの誕生日を前に、麻生さんと監督は“亀拓”の特製ケーキをサプライズでプレゼント!安田さんは「誕生日は主役になれる日。『亀拓』は脇役が主役の映画です。Wな主役に感謝しています」と笑顔を見せた。『俳優 亀岡拓次』は1月30日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:俳優 亀岡拓次 2016年1月30日よりテアトル新宿ほか全国にて公開(C) 2016『俳優 亀岡拓次』製作委員会
2015年11月30日