月9ドラマ『好きな人がいること』もついに最終回。早くもスキコトレスになっている人も多いのではないでしょうか? 本企画のラストを飾るのは、吉田鋼太郎さん! ドラマの感想やご自身の恋愛観についてもお話をうかがいました。吉田鋼太郎さん演じる東村了は、全国に何店舗も店を持つ飲食業界のカリスマ的存在。柴崎家の3兄弟と美咲が働くレストランを買収しようと執拗に彼らの前に現れる。いったんは諦めたかにみえたが、夏向の前にまた姿を現し…■今回のドラマは、キラキラとした若い男女のラブストーリーでしたが、大人の男性である吉田さんご自身はどんな風にご覧になりましたか?「今回演じた東村は地位も名誉もお金もあって、若い人たちの邪魔をするという役どころだったんですが、僕自身は若い人たちの恋愛ストーリーが本当にうらやましくて。撮影中はずっと、そっちの中に入りたかったですね。僕も柴崎家の4人目の男として、恋愛に1枚噛ませていただきたかった(笑)。男女が海辺の生活で恋愛を繰り広げるなんてのは、まさに夢のような世界で。僕自身も22歳のころはよく湘南の海に泳ぎに行ってたんですよ。結局は叶わなかったんですが、男3~4人で来ては、女の子と来たいという話はよくしていました。海っていうのは特別な場所で、恋愛的な気分にさせてくれる場所。海辺と恋愛って直結してますよね。主人公の美咲ちゃんとなにか起こることを期待してたんですが、結局なかったですね。例え脅してる台詞だとしても、海辺を2人で歩きたかった(笑)。菜々緒さんとのシーンも一度もなかったので、どこかで火花を散らしつつ恋愛に発展するシーンを期待してたんですが、残念ながらなかったです」 ■そんなキラキラした世界の中で、東村はかなり刺激を与えるような役でしたが、演じてみていかがでしたか?「前半は千秋をどう喝し、後半は夏向をどう喝し、終始どう喝に徹するという役柄。ドキドキするような彼らの恋愛シーンに唯一水を差すというとても大事な役柄だったので、それまで流れていたドラマの空気を一瞬でグッと変えなければならないという難しさはありました。でもそこは思い切りやらせていただこうと最初から決めてましたので、意識して演じてみたつもりです。今回は出演者の平均年齢が若かったので、現場がすごく若者たちの雰囲気で。みんなでわいわい盛り上がっている感じがすごく新鮮で、心の底からうらやましいと思いましたね。入りたいと思っても入れなかったのが残念(笑)。20代の彼らが屈託なくフランクに話をしている姿は、本当に素敵なんですよ。その姿を見ているだけで元気をもらえました」■それぞれタイプのまったく違う柴崎家の3兄弟でしたが、吉田さんご自身はどのタイプが近いですか?「僕は千秋ではないな~。かといって夏向でも冬真でもないんですが。でもどっちかといえば、22歳くらいのころは突っ張って、仕事はちゃんとやってやるぞと、恋愛は二の次だと考えている硬派なところがあったので、夏向に近いのかなとは思いますね。中身はめっちゃ軟派なんですけど(笑)、それをなるべく出さないように、そしらぬクールな感じを装ってました」■恋に不器用な美咲のような女性はいかがですか?「自分の恋人にするなら、ああいう女性がいいですね。自分がやるべきことや目標をきっちり持っていて、まずはそれに向かって邁進している女性。そこから偶発的に生まれてきてしまう恋愛というのも理想的ですよね。仕事にずっと一生懸命だったけど、気がついたらこの人好きかもしれないというような状況は、本人にとってすごくうれしいことだと思うんです。そういう風に生きている女性はすごく魅力的だと思います」■最後に、読者へのメッセージをお願いします!僕もいろいろな恋愛をして、失敗もしてきましたが。そのときそのときで一生懸命でしたね。恋愛をすると、その人のいいところも悪いところも全部知りたくなるわけですよ。そうなるとどうしてもぶつかり合ってしまう。それでも、自分のことも知ってもらうためにも誠心誠意ぶつかっていってほしいですね。ですけど、これだけはやってはいけないっていう最後の一線があると思う。非常に難しいですが、そこの節度のバランスをうまくとりながら、身も心も捧げつくすような。そんな命がけの恋愛をしていってほしいと思います。ドラマのタイトルでもある『好きな人がいること』は、僕にとっては一番大切なこと。好きな人がいなければ仕事にも身が入らないでしょうし、今日あったことを家内に話すことはとても楽しみなんです。トラブルのない人生はありませんから、そこを2人でどう乗り切っていくか、楽しんで経験していけたらと思います」『好きな人がいること』毎週月曜よる9時放送出演:桐谷美玲、山﨑賢人、三浦翔平、野村周平、菜々緒、吉田鋼太郎 他公式ホームページ 公式Twitter 文:Sayaka Seko 撮影:Shun Yokoi(t.h.i.d.a)提供:TOPLOG
2016年09月19日第2子妊娠が報じられたモデル・山田優(32)の夫で俳優の小栗旬(33)が17日、山田のインスタグラムを通じて「頑張ります」と決意を示した。小栗は、右手で自身の顔を覆った写真をアップし、「妻の場所借りて又、小栗です」とあいさつ。「自分もたいした人生送ってませんが、皆もたいして変わらんでしょ?だから、どうぞよろしく。頑張ります」とつづった。この投稿に、「第2子おめでとう」「小栗ファミリー!二人目babyおめでとうこざいます」「優さん、小栗さんおめでとうございます!」「元気な赤ちゃんが産まれますように」「これからもご夫婦共々ますます頑張ってください!」「旬パパ頑張ってね」と祝福や応援のコメントが続々。「ステキな夫婦」「憧れの夫婦」「カッコイイご夫婦」「ラブラブ」といった声もあがっている。2人は2012年3月に結婚。2014年10月に第1子となる長女が誕生した。
2016年09月17日小栗旬が主演を務める11月公開の映画『ミュージアム』の新たな予告編とポスター画像が公開になった。『ミュージアム』新たな予告編本作は、巴亮介の人気コミックが原作で、カエルのマスクを被り、雨の日に猟奇殺人を繰り返す“カエル男”を追う刑事・沢村(小栗)の姿を描くスリラー作品。『るろうに剣心』『秘密 THE TOP SECRET』の大友啓史が監督を務め、尾野真千子、野村周平、丸山智己、伊武雅刀、田畑智子、市川実日子、大森南朋が出演する。予告編に登場するのは、視界をさえぎるほど降り続ける雨の中で捜査を続ける沢村の姿と、カエル男が生み出した想像を絶する姿になった死体の数々。カエル男は猟奇殺人を自分の美意識に基づいて行っており、それらは彼にとって“作品”だ。次々に作品を生み出していくカエル男、彼を追うもたどりつけない沢村。やがて、カエル男は沢村の家族を標的にする。映像の後半になるにつれ、衝撃的な映像が並ぶ構成で、映像の最後には“あなたは最悪のラストを期待する”という意味深なコピーが登場。なぜ、観客が最悪であることを“期待”するのか? 予想外の展開と罠が仕掛けられた作品になりそうだ。『ミュージアム』11月12日(土) 全国ロードショー
2016年09月14日おとぎ話「浦島太郎」をミュージカル化した舞台「TARO URASHIMA」の囲み取材が8月10日(水)に行われ、出演する木村了、上原多香子らが出席した。浦島太郎役となった木村さんは、自身の子どもに「何度説明しても『お椀で鬼ヶ島に行くんでしょう』と言われて(笑)。『桃太郎』と『一寸法師』で、どこにも『浦島太郎』がいないんですけど」と、浦島太郎の存在の薄さをぼやいていた。「TARO URASHIMA」は日本で愛されているおとぎ話「浦島太郎」を、池田鉄洋による新解釈を加えリメイクした作品。なぜ竜宮城へたどり着けたのか、たまて箱とは何だったのか、浦島太郎はどうなったのかなどの謎まで解明する可能性を秘め、コミカルかつシュールな世界観で魅了する。1か月間みっちり稽古をしたというキャスト陣は、終始和やかなムードで取材に対応。木村さんは、「まとまりに欠けますけど、でもすごい楽しいんです」と仲の良さをアピールした。主演という立場ではあるが、「皆さん本当にやさしくて気づかってくれて、そんなに僕自身が頑張ってまとめようと思っていなかったです」と、柔和な表情で答えた。さらに、自分の子どもが浦島太郎を認識していないと話していた木村さんだったが、「でも、ちょっとだけ興味を持っています。この間某CMの歌を熱唱していました。教えているわけじゃないんですけどね(笑)」と、打倒“浦ちゃん”の存在をにおわせる。折しも現在、オリンピック真っ只中。日本勢のメダルラッシュが日々報道をにぎわせている。木村さんは、「応援してた同じ年の内村航平選手が金をとられて、本当にそれだけでテンションが上がって、舞台を頑張ろうと思いました」とパワーをもらったと発言。ヒロイン・乙姫役の上原さんも、「稽古中だったので、なかなか生で見ることはできていないですが、ニュースで日本選手がメダルをとっていると聞くとうれしいし、励みになります」と、熱く答えていた。ほか、囲み取材には斉藤暁、崎本大海、和泉元彌、とよた真帆が出席した。舞台「TARO URASHIMA」は8月11日(木・祝)から15日(月)まで東京・明治座にて上演。(cinamacafe.net)
2016年08月10日俳優のジュード・ロウ(43)が、ペプシストロングの新CM「桃太郎『Episode.4』編」で"オニ"役を演じていることが5日、明らかになった。同CMは俳優・小栗旬(33)が桃太郎役を務める2014年からの人気シリーズ。"オニ"はその宿敵となる。7月4日から放送されていたCMでは本人役で小栗と初共演し、緊急来日した理由について「ペプシ桃太郎のCMに出演するからさ」と語っていたロウ。具体的な内容に触れなかったことから、ネット上では役柄に注目が集まっていた。桃太郎が犬・サル・キジと共に鬼ヶ島へ旅立つ「Episode.ZERO」編(14年3月)、桃太郎が仲間と出会う前の敗戦や宮本武蔵のもとでの修行時代を描く「Episode.1」編(14年5月)、犬の生い立ちから桃太郎との出会いまでを追った「Episode.2」編(14年12月)、鬼と化したカラスと双子の弟・キジが対峙する「Episode.3」編(15年7月)。そして今回の「Episode.4」編では、オニの過去に隠された悲しくも切ないドラマが展開する。昔々、遠い東の島国で人間と共に暮らしていたオニ。姿は同じでも並外れた力があったことから人々にたたえられ、オニも心の底から人間を愛していた。ところが、それを妬んだ者が獰猛な獣を差し向ける。命をかけて獣を倒したオニだったが、底知れぬ力を恐れた人間によって洞窟の奥深くに閉じ込められてしまう。人間に裏切られた悲しみの炎はやがて島を覆い尽くし、人々はその島を「鬼ヶ島」と呼ぶように。オニを覆っている火には、そんなエピソードが隠されていた。オニの衣装は、「戦う修行僧のストイックさ」をコンセプトにデザイン。オニのほか、村人、戦士、仮面をかぶった主催者たちなどの衣装も、すべてオリジナルで作成されたもの。約3カ月をかけ、合計200着以上が用意された。また、メイクにもこだわり、数十種類の中から選定。ロウは撮影当日に自らの顔で試し、時間ギリギリまでベストのものを探っていたという。撮影を終え、「10年前くらい前から日本をよく訪れていて、いつかはこんなクリエイティブなことがしたかったから、日本の昔話のキャラクターのオニを演じられて、とてもうれしいよ」と感激の言葉を口にするロウ。「こちらの紳士と共演できることもうれしく思っていて、この現場での撮影も楽しい」のコメントに対し、小栗は「光栄です」と返し、「ペプシの撮影はいつも、かなりスケールも大きく、出来上がりもすばらしいものになっているものが多いので、毎回僕も興奮しながら現場にいさせてもらっています」とシリーズの魅力を語っていた。CMは、8月5日からペプシブランドサイトにて先行公開。8日から全国で放送される。
2016年08月05日小栗旬が主演で贈るCM「ペプシストロング 桃太郎」にて、ハリウッド俳優ジュード・ロウが出演するという告知CMが話題となっていたが、この度そんなジュードが“オニ”役として登場する、ペプシストロング 桃太郎「Episode.4」篇が公開された。2014年3月よりオンエアされた「Episode.ZERO」篇から始まった本シリーズは、YouTubeでシリーズ累計750万回以上再生されるなど好評を得ている。本シリーズはこれまで、巨大な鬼の一族の襲来を噂に聞いた小栗さん念じる桃太郎が、犬・サル・キジを仲間にして鬼ヶ島に旅立つという「Episode.ZERO」篇、「Episode.1」篇では桃太郎は3人の仲間に出会う前が描かれ、「Episode.2」篇では“犬”にフォーカスを当て、「Episode.3」篇では桃太郎の仲間であるキジの双子の兄“カラス”が登場していた。そんな中、7月4日(月)から全国でオンエアしているジュード・ロウ もうひとつの理由篇では、ジュードと小栗さんが初共演し、ペプシストロング桃太郎CMに出演することを、小栗さんの登場と共にジュードさん自身が発表する内容のCMが放送。このCMをみた人たちからは、TwitterやFacebookなどのSNSを中心に、「ジュード・ロウ、ペプシの桃太郎CMにでるの? もう映画化しちゃえ」「ペプシの桃太郎CMの続編、楽しみすぎる…! ジュードロウかっこいい」など期待の声が寄せられている。そして、今回の「Episode.4」篇では、島一番の勇者であり慕われていた“オニ”が、人間に裏切られ怒りや悲しみであの“鬼”へと変貌を遂げていくというエピソード。この複雑な役を、セリフが一切無いこのCM上で、ジュードが見事な演技力で表現している。中でも注目なのが、桃太郎とオニが心象風景の中で対峙するシーン。2人の張りつめた緊迫感が撮影現場を覆っていたようだ。また、CMの世界観を盛り上げるオリエンタルな衣装にも注目! オニの衣装は“戦う修行僧のストイックさ”をコンセプトにデザインされ、オニを含め村人などすべてこの作品のためにオリジナルで作成。約3か月の作成期間で計200着以上と準備も大掛かりだったという。『A.I.』や『シャーロック・ホームズ』シリーズのジョン・H・ワトスン役などでも知られるジュード。今回のCM出演について「とても興奮しましたし、わくわくしました! 10年前くらい前から日本をよく訪れていて、いつかはこんなクリエイティブなことがしたかったから、日本の昔話のキャラクターのオニを演じられて、とても嬉しいよ」と感想を語る。また、小栗さんについては「こちらの紳士と共演できることも、嬉しく思っていてこの現場での撮影も楽しいし、ディレクターの井口さんとも一緒に仕事ができてすべてが最高です」と喜んでいた。何度も来日経験があるというジュードは「たくさんの素敵な思い出があります。思い浮かぶのは京都のお寺だね。あとは…この前泊まった旅館は、素晴らしくて快適で、美しかった。それに食事もいつも訪れるたび、より美味しいものを食べています。しゃぶしゃぶは大好物だよ!」と話すと、小栗さんは「美味しいとこを探しておきたいなと思います。あと、今年の夏に僕も京都で仕事をしているので、もしジュードが来日する機会があった場合には、京都でもおすすめできる所を探しておきたいなと思います」と口にし、それに対しジュードは「約束だよ!!」と交わしていた。またジュードは、今回の撮影において顔に施されるメイクと衣装に非常にこだわっていたそう。何十種類ものメイクデザインの中から撮影当日に自らの顔でいくつも試しを行い、時間ギリギリまでベストなものを作り上げようとする姿勢はまさにプロフェッショナル。衣装においても、コスチュームデザイナーの想いを大事にしながらも、自分の意見を真っ直ぐ伝えていき、この役のために納得いくまでディテールにこだわり、何度も修正を重ねいまの形へと進化していった。現場スタッフ全員が圧倒されてしまったという小栗さんとジュードの対峙シーンなど、注目どころ満載の本CM。そんなこだわりにこだわり抜かれた今回は、前作以上に話題を集めそうだ。ペプシストロング 桃太郎「Episode.4」篇は8月8日(月)よりCMオンエア開始。(cinemacafe.net)
2016年08月05日小栗旬を主演に迎え、空知英秋による「週刊少年ジャンプ」の看板コミックを、福田雄一監督が実写映画化することで話題沸騰の『銀魂』。このほど、小栗さん演じる主人公・坂田銀時に続き、“ツッコミ担当”・新八に菅田将暉、“破天荒ヒロイン”・神楽に橋本環奈、そして長澤まさみ、岡田将生、ムロツヨシ、さらに柳楽優弥や中村勘九郎まで、全員が主役級クラスの第2弾キャストが解禁。小栗さんも含め、超豪華なキャスト陣から愛にあふれたコメントも到着した。本作の舞台は、パラレルワールドの江戸。宇宙からやってきた「天人(あまんと)」の台頭と廃刀令により、かつて隆盛を極めた侍は衰退の一途をたどっていた。主人公は、そんな時代に己を信じる侍魂を堅持するちょっと変わった男・坂田銀時。銀時とひょんなことから出会った仲間の身に巻き起こる、さまざまな事件を描いていく。企画発表時、原作の空知さんが「メンバーが豪華だろうと原作が原作ですから基本泥舟」とコメントした本作。その後、「基本泥舟」がまさかのトレンドワード1位に!超人気コミックの実写映画化は瞬く間にネット上の話題を独占し、1,000以上のニュースが配信され、リアルタイム検索やトレンドワードを占拠。7種のビジュアルがランダム表示される公式サイトは、1日で120万PVを記録した。そんな本作で小栗さんが演じる主人公は、万事屋(よろずや)の坂田銀時。天パの銀髪が特徴で、普段は気の抜けたような向上心ゼロの怠け者だが、剣の腕はかなりのもの。かつては攘夷戦争に参加し「白夜叉」の異名を持つ伝説の侍で、決めるところはビシッと決めるそのギャップには女性ファンも数多い。そして今回発表された、万事屋で働く志村新八には菅田さん。それぞれキャラが濃すぎる「銀魂」のなかのツッコミ担当で、少々ヘタレな面はあるものの、侍としての強い信念を持ち合わせている男だ。また、同じ万事屋で働く、宇宙最強を誇る戦闘種族・夜兎(やと)族の生き残りの少女・神楽には橋本さんが決定。かなりのマイペースぶっ飛びキャラに向け(?)、原作同様、オレンジ色に自身の髪を染めて撮影に挑む。さらに、容姿端麗でありながら腕っぷしの強い新八の姉・妙には、福田組初参加となる長澤さん。この役で、これまでの印象を覆す変顔も披露する!銀時の幼馴染で、かつての盟友・桂小太郎を演じるのは、小栗さんとの共演作も多い岡田さん。プライベートでも親交のある2人の共演に期待がかかる。一方、福田組常連のムロさんは、銀時が頼りにする、からくり堂の店主・平賀源外役で参加。「いつものムロさんで演じてほしい」と福田監督から言われ、少々困惑気味だったそうだが、特殊メイクでハゲのカツラと口髭を施した。加えて、江戸の治安を守る特殊警察・真選組局長の近藤勲には、『真田十勇士』が待機する中村勘九郎。「銀魂」登場人物の人気投票でも常に上位に位置する、真選組一のクールなモテ男・土方十四郎には、福田組の常連ともいえる柳楽優弥。かわいい顔して腹黒で毒舌、超絶ドSの沖田総悟には吉沢亮が挑む。勘九郎さんの出演は、小栗さん自らの提案で決定したという。勘九郎さんは小学生のころから「週刊少年ジャンプ」を愛読者、なかでも「銀魂」は特別に好きな作品だったそう。「二枚目も三枚目も演じられて、誰も思いつかないけど誰もが納得できる俳優さんを考えたら中村勘九郎さん以外思いつかなかった」という小栗さんからの強い推薦で、奇跡のキャスティングが実現した。今回は8名の発表だったが、第3弾も豪華すぎるキャストの発表が予定されているという本作。なお、万事屋のペットの巨大宇宙生物・定春、小太郎の相棒の謎の宇宙生物・エリザベスも登場予定という。<キャストコメント>【万事屋メンバー】■小栗旬坂田銀時福田監督とは「勇者ヨシヒコ」に出させていただいたり、『変態仮面』で協力させてもらった部分もありましたが、本格的な仕事はしていなかったので是非ご一緒したいなと思っていました。空知先生が福田さんだったから(実写化が実現した)とおっしゃっているのはとてもよくわかります。『銀魂』の世界観を表現できるのは福田監督しかいないと思いましたので、ぜひ参加したいと思いました。銀さんは出会う人やタイミングによってキャラクターの印象が変化する部分もあり、とらえ所がないので演じるのはすごく難しいです。ほかの演者さんたちが僕のことを銀さんだと信じてくれれば、おのずと銀時というキャラクターになっていけるのではないかと思って演じています。■菅田将暉志村新八原作のなかでも「この世界観における突っ込みの必要さナメんなよ!」と言っているくらい大事な役ですし、いろいろな笑いをわかっていなきゃいけないので「これは大役だ。空知先生はどう思っていらっしゃるのか」と思うと、とても怖かったです。少なからずこれまでの人生では突っ込みタイプではありますので、精一杯演じさせていただきます!撮影もとても楽しくて、ぜひ毎年集まってシリーズにできたら最高だと思います。こんな豪華な方たちと、こんな豪華なおふざけをいい大人が何やってんだという日々の繰り返しなので楽しんで演じたいと思います。●橋本環奈神楽「銀魂」は言わずと知れた大ヒット漫画で私の同級生、友人の間でもとにかくファンの多い作品です。その作品の実写版で、それも神楽役と聞いた時はとにかく驚きました。神楽を演じることについてはとても嬉しい反面、人気の高いキャラクターなのでプレッシャーもひとしおでしたが、いまは毎日、強くて、愛らしく、マイペースな神楽に成りきって撮影に臨ませていただいてます。今回は本格的なワイヤーを使ってのバトルアクションあり、独特のイントネーションでの台詞ありと見どころも沢山あると思います。みなさんどうぞ御期待下さい!あっ!! もちろん神楽ならではの「鼻ホジ」や「ゲ○吐き」シーンも…(笑)■長澤まさみ新八の姉・志村妙今回初めて原作を読ませていただいたのですが、この作品を福田監督が撮ったら必ず面白くなると思い、受けさせていただきました。女の人は潜在的に優しい部分と強い部分を持ち合わせていると思うのですが、妙の柔らかい素顔と強い素顔はその二つの顔を表現していてそれこそが妙の魅力だと思います。いままで、変顔に近いお芝居をしたことがなかったので、いままでとっておいて良かったなと思いました。【攘夷志士】■岡田将生桂小太郎桂小太郎を演じさせていただきます。原作ファンの方々にガッカリされないようにしっかり演じさせていただきます。銀時の盟友であり、相棒エリザベスと共に銀魂を盛り上げたいと思います。逃げの小太郎と呼ばれてますが、岡田は逃げません!【からくり堂店主】■ムロツヨシ平賀源外以前から「銀魂」実写化のお話は福田監督ご本人から聞いていて、「ムロくんの役あるよ」とおっしゃってくれていました。ただ、平賀源外はもっと年齢の高い方がやるのかなと思っていたので、驚きました(笑)。いざ現場に入ると、意外とハゲの髪型とひげが似合うので、ゆくゆくはこの髪型にしたいなと思っています(笑)。原作ファンの皆様、ご安心ください! 源外役のムロは少ししか出ていませんので、ちょっと年齢違うと思われるかもしれませんが、新しい源外をアピールしたいと思います!【真選組】■柳楽優弥土方十四郎今回「銀魂」にキャストの一員として参加出来ることをとても嬉しく思っています。土方十四郎という役にプレッシャーを感じておりますが、素晴らしいキャストスタッフの皆様と、この夏を駆け抜けたいと思います!■吉沢亮沖田総悟昔から「ジャンプ」は大好きでしたが、「銀魂」に関しては子どもながらに読んではいけないマンガだと思っていたので、いままで触れてきませんでした。今回出演させていただくということで、全巻読みました。読んではいけないマンガでした。最高にくだらなくて面白い原作プラス福田さんという恐ろしい現場ですが、最後まで生き抜きたいと思います。■中村勘九郎近藤勲去年の秋ごろに、小栗くんから電話で「勘ちゃん、銀魂やるんだけど…」と言われまして、私の口から「俺ゴリラ(近藤のこと)でしょ?」と言わせてもらいました。小栗くんもとても驚いていました。「週刊少年ジャンプ」は小学生のころからいまも購入している愛読書で、実写化するなら近藤勲役をやりたいと思っていたので本当に光栄です。小栗くんとは前々から知り合いで、いつか一緒にやりたいねと話していたのですが、最初の共演が『銀魂』になりました。僕自身、元々下ヨリの発言・行動、そして思考しかありませんので、近藤の役に素直に入れました。通称“ゴリラ”ということで、ひと月半前くらいからジムに通いまして、体を鍛えております。原作・アニメをご存じの方もわかるように(近藤は)ムキムキですから、そこまでは到底追いつかなかったですが、精一杯やりますのでぜひ劇場で体感してください。『銀魂』は2017年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月04日俳優・小栗旬が、人気漫画を実写化する映画『銀魂』(2017年公開)で主演を務めることが1日、発表された。原作は、空知英秋氏が漫画誌『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の同名コミック。強烈なギャグセンスと激しいアクション、厚い人情も見られる作風で5,000万部を記録し、これまでTVアニメや劇場アニメなどのメディアミックスも好成績を収めてきた。舞台は、パラレルワールドの江戸。宇宙からやってきた"天人 (あまんと)"の台頭と廃刀令により、隆盛を極めた侍が衰退の一途をたどっている時代を背景として、己を信じる侍魂を堅持する変わった男・坂田銀時と、ひょんなことから出会った仲間の身に起きるさまざまな事件を描く。小栗が演じるのが、この万事屋(なんでも屋)の主人公・銀時。天然パーマの銀髪が特徴で、向上心ゼロの怠け者だが、剣の腕はかなりのもので、かつて攘夷(じょうい)戦争に参加し"白夜叉"と称される伝説の侍だ。普段は気が抜けているものの肝心な時には、しっかりした面持ちを見せるギャップから、多くの女性ファンを獲得している。原作ファンの小栗だが、27巻には"小栗旬之介"というパロディキャラも登場していた。脚本を執筆しながらメガホンを取るのは、『HK 変態仮面』シリーズやTVドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズなどで知られる福田雄一監督。実写映画化のうわさが出る度に「福田雄一で」「福田雄一だったら見る」という声も上がるほどで、実写企画が幾度となく集英社に持ち込まれる中、今回実現に至ったのは福田監督によるところが大きかったという。「空知先生から大切な作品を任せていただいたこと、本当に光栄です」と力強く告げる福田監督。原作の空知氏からは「『福田監督ということは今回ももちろん低予算ですよね!』と言われた」と振り返るが、「『銀魂』ともなると、残念ながら? たくさんの予算を頂けました」と明かし「原作の魅力を実写化でも表現できればと、僕が確たる信頼を寄せている最強のキャスト、スタッフに集結していただきました」と強調する。そんな空知氏は「メンバーが豪華だろうと原作が原作ですから基本泥舟」とコメント。「原作の実写化はイメージと違うとたたかれるのが常」と前置きしながらも「もう今更何をやっても読者の皆さんの『銀魂』のキャラ像はブレないと信じていますし、ここに集まってくれた方々はそういう覚悟もした上で、それでも泥舟でもいいから『銀魂』に乗りたいと言ってくれた方々」と信頼を寄せる。その上で、「そんな人たちの作るまた別の形の『銀魂』ならコケてもいいから見てみたいな、見てもらってもいいかなと思ったのが実写化をうけた僕の率直な気持ちです」と胸の内を打ち明けている。さらに松橋プロデューサーは、「連載がクライマックスに向けて大いに盛り上がっている今というタイミングと、そして何より、福田雄一という作品と相性がピッタリの稀有(けう)な作家で作りたい、という提案に空知先生も興味を示してくれました」と今回の実写化実現を補足。「それ相当の覚悟で、福田監督もリスクある舟に乗ってくれました」とし、「私は何も心配していないし、ファンの皆さんにも期待してほしい」と呼びかけた。(C)空知英秋/集英社(C)2017「銀魂」製作委員会
2016年07月01日小栗旬が主演を務める、衝撃のスリラーエンターテインメント『ミュージアム』。このほど、本作のティザービジュアルとともに待望の特報映像が解禁となった。雨の日に決まって起きる連続猟奇殺人事件。犯行現場に残された謎のメモ、そして見つけられることを前提としたかのような死体。犯人は、カエルのマスクを被った“殺人アーティスト”・カエル男。事件の関連性に気付いた沢村久志刑事(小栗さん)が捜査を進めると、驚愕の次のターゲットが浮かび上がる…。いまなお熱狂的ファンを増やし続けている、巴亮介による超・問題作の同名コミックを原作に、小栗さんと『秘密 THE TOP SECRET』も控える大友啓史監督という、最強タッグで贈る本作。解禁となった40秒の特報映像では、“見せる”ことにこだわり、犯行を繰り返す史上最悪の殺人アーティスト・カエル男にフィーチャー。カエル男があるニートの青年に判決を下すシーンが初公開となっている。青年に下された判決は「有罪」。執行される刑は「母の痛みを知りましょうの刑」。そのほか、「ずっと美しくの刑」「針千本飲ますの刑」「均等の愛の刑」など、衝撃度たっぷりの刑執行が次々と映し出されていく。しかも、自らをアーティストと名乗るカエル男によって執行された犯行現場は、見られることを前提に作られたもの。残虐性と芸術性を併せ持つ犯行現場のセットや装飾、造形物は、リアルを追求する大友監督の徹底的なこだわりを感じさせ、観る者をまさに『ミュージアム』の世界に引きずり込んでしまう。さらに、今年3月に解禁された、わずか10秒の映像で衝撃を与えたカエル男の、その肉声も初公開。「君は…有罪」。囚われた男性の恐怖と焦りとは対照的に、ひょうひょうと話しかけるカエル男。その不気味な声は、一度聞くと耳から離れないほど心地の悪いもの。「カエル男を演じているのは誰?」と、またもやネットがザワつくことになりそうだ。そして、本映像は、カエル男に追い詰められたのか、ボロボロに傷ついた沢村刑事の絶叫で終わっている。その視線の先にあるものとは!?絶望の淵に追い込まれる小栗さんの鬼気迫る演技は必見だ。また、ティザーポスターでは、「判決の結果、君は有罪。」と沢村刑事に判決を突きつけるカエル男の姿が!マスクを被っているのにも関わらず、嬉々とした表情が読み取れ、異様な雰囲気が漂っている。追い詰めるはずが、じわじわと追い詰められて行く沢村刑事に、果たして勝機はあるのか!?まずは、この衝撃を本映像から確かめてみて。『ミュージアム』は11月12日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月28日小栗旬が主演を務める11月公開の映画『ミュージアム』の新映像とポスターが公開になった。史上最悪の殺人アーティスト“カエル男”が刑を宣告し、次々に犯行を重ねていく過程を描いた緊迫感のある映像だ。公開された新映像本作は、巴亮介の人気コミックが原作で、カエルのマスクを被り、雨の日に猟奇殺人を繰り返す“カエル男”を追う刑事・沢村(小栗)の姿を描くスリラー作品。『るろうに剣心』『秘密 THE TOP SECRET』の大友啓史が監督を務め、尾野真千子、野村周平、丸山智己、伊武雅刀、田畑智子、市川実日子、大森南朋が出演する。このほど公開になった映像は、カエル男に捕らえられ、拘束された男の苦痛に満ちた声と、あまりにも不気味な“処刑場”の場面からはじまる。カエルのマスクをした男は、刑を執行する相手によって殺人方法を変え、それを誰かに“見せる”ことにこだわる恐ろしい人物。映像はカエル男がカン高い声で刑を宣告する場面や、それを追う主人公の刑事・沢村の姿、そしてカエル男に沢村が追いつめられるカットまで登場。錯乱し、絶叫する沢村は一体、何を見たのか? 観客の予想を上回る展開、恐ろしいけど目が離せなくなるビジュアルが待つ映画になりそうだ。『ミュージアム』11月12日(土) 全国ロードショー
2016年06月28日俳優・小栗旬と『るろうに剣心』シリーズの大友啓史監督のタッグで贈る映画『ミュージアム』。この度、映画に登場する殺人アーティスト・カエル男をフィーチャーしたスマホジャックムービーと前売り特典の詳細が明らかになった。雨の日に起きる連続猟奇殺人事件。犯行現場に残された謎のメモ、そして見つけられることを前提としたかのような死体。犯人はカエルのマスクを被った通称・カエル男。事件の関連性に気付いた沢村刑事(小栗旬)が捜査を進めると、驚愕の次のターゲットが浮かび上がる。カエル男の次のターゲットとは。そして、犯人を追うはずの沢村が、逆に絶望的な状況に追い詰められていく。果たしてカエル男の目的とは――。原作は漫画大国日本を震撼させた巴亮介の同名コミック。「ヤングマガジン」(講談社)で連載されるや否や、その想像を絶する過激描写と、読めば読むほどハマってしまう緻密に練られたストーリー構成、裁判員制度の問題という奥深いテーマも盛り込み、連載終了後も“ヤバすぎる!”とSNS上で拡散。いまもなお、熱狂的ファンを増やし続けている超問題作だ。主演の小栗さんをはじめ、妻・遥役に尾野真千子、沢村のと共に事件を追う相棒・西野純一役に野村周平。そのほか丸山智己、伊武雅刀、田畑智子、市川実日子、大森南朋、松重豊らが出演する。このほど到着したのは、スマートフォンの画面サイズに合わせて制作されたスマホジャックムービー。動画を再生すると天気予報の映像が流れるが、突如画面にノイズが入ると、晴れ予報の表示が雨に!「雨が降ると、奴が来る…」スマホが壊れてしまったかのように様々なアプリが起動し、暴走してしまう。そして、映画に登場する殺人アーティスト、“カエル男”から恐怖の着信がくるという、リアルな恐怖感を煽るムービーとなっている。そして併せて7月1日(金)より発売される前売り特典の内容も明らかに!劇中で殺人アーティスト“カエル男”は、犯行現場に必ず「ドッグフードの刑」や「母の痛みを知りましょうの刑」などと書かれた謎のメモを残していくのだが、そのメモにならった“お仕置き付箋”を本作の前売り特典にするという。デザインは、CGクリエイター、声優、監督として大活躍中の「秘密結社 鷹の爪」のFROGMANが担当。可愛いけどちょっと不気味な“カエル男くん”のキャラクターイラストを書き下ろし、元祖“カエル男”ことFROGMANと「ミュージアム」のスペシャルコラボがここに実現した。デザインを担当したFROGMANは、「僕のFROGMANという名で、まさかこんな形で関わる機会を頂けるとは思いもよらず、しかも僕の作風とは真逆なシリアルキラーとは!どこかユーモラスなカエル男。きっと日本映画史に残る愛すべきキャラとなるでしょう!」と喜びを語った。『ミュージアム』は11月12日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年06月24日小栗旬が主演を務める『ミュージアム』の公開日が11月12日(土)に決定し、新たな場面写真が公開になった。『ミュージアム』/新画像解禁本作は、巴亮介の人気コミックが原作で、カエルのマスクを被り、雨の日に猟奇殺人を繰り返す“カエル男”を追う刑事・沢村(小栗)の姿を描くスリラー作品。『るろうに剣心』『秘密 THE TOP SECRET』の大友啓史が監督を務め、尾野真千子、野村周平、丸山智己、伊武雅刀、田畑智子、市川実日子、大森南朋が出演する。このほど公開になった画像は、雨の日に沢村と、新人刑事の西野(野村周平)が犯人を追う場面と、西野が捜査会議に出ている場面。本作では必ず雨の日に事件が起こるため、雨のシーンが印象的に描かれることになりそうだ。『ミュージアム』11月12日(土) 全国ロードショー
2016年06月21日興行収入45億円を突破した大ヒット映画『信長協奏曲(のぶながコンツェルト)』のブルーレイ&DVDが7月20日(水)に発売されることが決定し、主演の小栗旬がコメントを寄せた。その他の画像石井あゆみの人気コミックを原作に、2014年にドラマ化された『信長協奏曲』は、戦国時代にタイムスリップした歴史音痴の高校生・サブローが、戦乱の世を生き抜いていく姿を描いた時代劇。自分と顔がそっくりな信長と出会い、史実を知らないまま“織田信長”として桶狭間、上洛、金ヶ崎、浅井朝倉との戦い…と歴史通りのことを成し、ついに安土城を完成させたサブロー(小栗)。映画は、池田恒興(向井理)をはじめとする家臣や、妻・帰蝶(柴咲コウ)からの信頼を勝ち得たサブローと、彼を怨んで暗殺の機を窺う秀吉(山田孝之)や、彼に嫉妬する本物の信長・明智光秀(小栗)らの思惑が交錯した末に起こる事件“本能寺の変”をメインに、サブローの行末が描かれる。小栗は「一家に1枚。その時代に思いを馳せる。それこそ、タイムスリップするしか本当を知ることが出来ない時を想像し、家族皆で日本人の歴史を語らってみる。そんなことが起きてくれる入口になってくれるかも?なファンタジー。是非。」とコメントを寄せている。『信長協奏曲(のぶながコンツェルト)』ブルーレイ&DVD 7月20日(水)発売<ブルーレイ>スペシャル・エディショ:7600円+税スタンダード・エディション:4700円+税<DVD>スペシャル・エディション:5700円+税スタンダード・エディション:3800円+税発売元:フジテレビジョン販売元:ポニーキャニオン
2016年05月19日この度、おとぎ話「浦島太郎」をモチーフにしたオリジナルミュージカル「TARO URASHIMA」を8月11日(木・祝)より上演することが判明。キャストには、木村了をはじめ、上原多香子、和泉元彌、とよた真帆らが出演することも明らかにされた。過去6作品、歴史物・時代劇を製作してきた「る・ひまわり」×「明治座」だが、そんな今回は、歴史とは別の観点で新たなシリーズ製作を始動。ディズニーでは、「白雪姫」など“おとぎ話”を下地とした物語が、新たなエンターテインメントとして製作され、日本でも宮崎アニメが、“絵本”や“ファンタジー小説”をリメイクし映画化している。そんな世界に発信できる新たなオリジナルファンタジーを舞台として、「浦島太郎」が決定した。日本人なら誰もが知る「浦島太郎」。しかし、多くの謎も多い。脚本を担当した俳優であり演出家・脚本家としても活動する池田鉄洋は、今回の話を聞いて改めて「浦島太郎」を読み返したと話し、「謎だらけでした。なんで漁師なのに亀を助けるの?なんで乙姫は玉手箱なんて『老人になる罠』をプレゼントするの?なんで浦島は「開けるな」と言われたそれを開けちゃうの?まったくもって謎だらけです。その謎にきっと、とんでもない面白さが隠れているのだろうと、私はワクワクしながら脚本を書いているのです」とそんな誰もが疑問に思っただろう謎に焦点を当て、描いていると示唆している。キャストには、生まれながらのトラブルメーカー浦島太郎役に、近年舞台を中心に活躍する木村さん。ヒロイン・乙姫役に、元「SPEED」で、連続テレビ小説「てるてる家族」など女優としても活動の幅を広げる上原さんが好演する。今回の決定について木村さんは「国民的な昔話の主人公を演らせて頂くことに大変光栄な気持ちと共にプレッシャーも程よく感じております。共演の皆さんもとても個性豊かな魅力的な方々なので、楽しみにしていて下さい」とメッセージを寄せ、一方上原さんは「子どもながらに抱いた玉手箱の謎など、どんな作品になるのか私もワクワクしております」と心境を話し、「浦島太郎をモチーフに今年、新たに生まれ変わるオリジナルファンタジーミュージカル『TARO URASHIMA』お楽しみに!」とコメントした。そのほか、乙姫のじいや的存在でネガティブシンキングなカメ役に「踊る大捜査線」シリーズの斉藤暁、太郎の友人の漁師で、家族思い・友達思いのムサシ役に「科捜研の女」シリーズの崎本大海、スーパースター・帝役に狂言師・和泉さん、そして美しいが嫉妬深い竜王の正室には、ミステリードラマに多く出演するとよたさんも参加。コミカルかつシュールな世界観で、何層にもコーティングしておきながら、ラストでこっそり「ちょっと暑苦しい」想いをスパイスに入れ込んだ物語届けてくれるようだ。現在「au三太郎シリーズ」のCMで、桐谷健太と菜々緒扮する“浦ちゃん”“乙ちゃん”のイメージも強く残る中、本作では一体どんな物語が繰り広げられるのだろうか。ミュージカル「TARO URASHIMA」は8月11日(木・祝)~15日(月)明治座にて公演。(cinemacafe.net)
2016年05月01日俳優の小栗旬が、映画『テラフォーマーズ』(4月29日公開)で演じる本多晃博士を捉えた本編映像が28日、公開された。本作は、累計発行部数1,600万部を突破している同名コミックを原作とするSFアクション。2599年の人口激増により貧富の差が激しくなった日本を舞台に、火星で人型に進化したゴキブリ「テラフォーマー」とそれらを駆除するために特殊能力の手術を受けた人々との戦いを描く。メガホンを取るのは、三池崇史監督。小栗のほか、主人公・小町小吉役の伊藤英明、武井咲、加藤雅也、山田孝之らが出演する。小栗が演じる本多博士は、天才的頭脳と奇抜なファッションセンスを誇る、尊大で無慈悲な科学者。原作での同じ人物とは異なるキャラクター設定となっており、これは三池監督が小栗を想定し、当て書き(役者に合わせてキャラクターを描いていく手法)したものであるという。映像では、そんな本多博士が「やあ、堂島くん」と火星にいる堂島啓介艦長(加藤)と通信する姿が映される。続けて、お気に入りのファッションを自画自賛する奇妙な決めポーズを披露。「い~ねっ、良いね」と喜びもだえつつも、ふっと真面目な表情に戻り、「このミッションが成功すれば、日本は他の国を圧する技術を確立する」と確信を込めて口にする。さらに、「素晴らしいね。堂島くん。君の肩に日本国の浮沈がかかっているというわけだ。じゃあ、よろしく」とプレッシャーを与えるような言葉も。そこで通信は遮断され、やや不気味な静寂だけが残る。その身のこなしや巧みな話術から、本多博士の奇怪な人物像の一端が垣間見える映像となっている。(C)貴家悠・橘賢一/集英社(C)2016 映画「テラフォーマーズ」製作委員会
2016年04月28日旅とグルメをテーマに毎回様々な場所をロケするバラエティ番組「火曜サプライズ」の26日(火)放送回にゲストとして伊藤英明と小栗旬が出演する。今回、同番組初登場となる伊藤さんと小栗さんは池袋で「アポなしグルメ旅」に出る。池袋の街中で美味しい店を聞き込みすると「ミルキーウェイ」という星座の名前がついたパフェが人気の乙女チックなカフェを勧められる。そして恒例のお店へアポなし交渉!その結果は……!?さらにスペインバルの店にもアポなし突撃。伊藤さんと小栗さんはともにガソリンスタンドで働いていた経験があるということで、そんな2人の無名時代の秘話や意外な私生活の話でも盛り上がるほか、お酒を飲みながらウエンツ瑛士を含めた3人でディープな男の本音トークも展開される。今回ゲスト出演した伊藤さんと小栗さんが共演する映画『テラフォーマーズ』は、累計発行部数1,500万部突破の同名コミックを原作に、『クローズZERO II』シリーズや『クローズZERO II』『悪の教典』などを手がけた三池崇史監督がメガホンをとって実写化。21世紀、人口爆発を迎えた人類が選択した火星移住計画。人類はコケと<ある生物>を送ることで、火星を地球化させようとした。それから500年。計画の仕上げのために火星へ送り込まれた隊員15人のミッションは、その生物の駆除。簡単な仕事、高額なギャラに参加を決めたメンバーたちだが、小町小吉(伊藤英明)だけは勝手に志願した幼馴染みの奈々緒(武井咲)に付き合い、火星行きを決意していた。ところが火星に着いたら、話が全然違う!<ある生物>は人型に異常進化した驚愕生物=テラフォーマーへと姿を変え、その凶暴性で隊員たちに次々と襲いかかる。絶体絶命な状況。しかし彼らの身体には、彼らも知らされていないある秘策が仕込まれていた。果たして人間たちは自ら生み出してしまった想定外のヤツらに打ち勝ち、生きて地球へ帰ることができるのか――。伊藤さん、小栗さんのほか、武井咲、山下智久、山田孝之、ケイン・コスギ、菊地凛子、加藤雅也、小池栄子、篠田麻里子ら豪華俳優陣が集結。さらに主題歌を「三代目 J soul Brothers from EXILE TRIBE」が歌うなどその豪華な布陣が世界的に注目を浴びている。「火曜サプライズ」は26日(火)19時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2016年04月26日小栗旬が主演を務める『ミュージアム』の新ビジュアルと特報映像が公開になった。雨の日にだけ現れて次々に殺人を重ねていく“カエル男”の不気味な姿を捉えたビジュアルで、特報にもカエル男が登場する。『ミュージアム』特報映像本作は、巴亮介の人気コミックが原作で、カエルのマスクを被り、雨の日に猟奇殺人を繰り返す“カエル男”を追う刑事・沢村の姿を描くスリラー作品。『るろうに剣心』『秘密 THE TOP SECRET』の大友啓史が監督を務め、尾野真千子、野村周平、丸山智己、伊武雅刀、田畑智子、市川実日子、大森南朋が出演する。カエル男は、その名の通り、カエルのマスクをかぶった謎の男で、徹底的に対象を調査した上で執拗なまでにこだわり抜いた“殺人計画”を遂行する恐ろしい人物だ。その行動は大胆不敵で、猟奇的、さらに頭脳も冴えており、彼の正体を突き止めようとする沢村刑事は、逆に追いつめられていく。このほど公開になった映像では、追いつめられた沢村の前に突然、カエル男が出現する瞬間を描いた衝撃的な内容。当然のように辺りには雨が降っており、沢村が見つめる窓ガラスを路面を、周囲一体を、そしてマスク姿のカエル男も濡らし、不気味な質感が観る者に強い印象を残す。このほど公開になった特報映像は、この他に“劇場用”があり、全国の映画館で順次披露される予定。『ミュージアム』2016年秋ロードショー
2016年03月18日俳優の木村了と、女優・奥菜恵が、3月13日(日)、入籍したことを互いのブログにて発表した。奥菜さんはこの結婚が3度目であり、現在2児の母でもある。木村さんは、2002年開催の「第15回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で審査員特別賞を受賞したのをきっかけに芸能界デビュー。その後は「WATER BOYS2」「花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~」NHK大河ドラマ「風林火山」などドラマや映画に多数出演。今年に入ってからは、ミュージカル「花より男子」への出演や、3月17日(木)より上演の「學蘭歌劇『帝一の國』-血戦のラストダンス」では主演を務めるなど、舞台でその演技力を発揮している。奥菜さんは、女優としてドラマ「若葉のころ」「青の時代」「天国に一番近い男」などに出演する傍ら、歌手としても活動。私生活では、これまでに2度結婚しており、その間に2人の女の子を出産。今回の結婚が3度目となる。木村さんは自身のブログにて、3月12日に奥菜さんと入籍したことを伝え、「彼女はとても力強く根がまっすぐな方です。どんなときも私を支えてくれます。何より、子どもたちを一番に考えて行動する姿は、母親の在り方として尊敬しています」と奥菜さんへの思いを告白。また一気に2児の父親となるわけだが、「彼女と子どもたちの幸せを一番に願い、時間をかけて幸せにし、守り、手と手を取り合って助け合い、支え合い、私たちの家族の形を作っていきたいと思います」と、その決意を綴った。一方、奥菜さんも自身のプログで「私たちの家族の形というものが出来て行く中で、子どもたちの幸せや将来を慎重に考え、結婚について2人で何度も話し合いを重ねて参りました」と、結婚までの経緯に触れ、木村さんについては「彼はいつどんなときも、自分のこと以上に私や子どもたちを想い、包み、支え続けてくれました。了さんのその強く揺るぎない心があるからこそ、私たちは安心して穏やかな日々を過ごすことが出来ているのだと思います。子どもたちにとっても了さんの父親としての愛情、存在は必要不可欠です」と、コメント。そして「この先の人生において、たとえどんなことがあっても、子どもたちのため、私たちのため、お互いの家族のために共に歩んで行く覚悟でおります」と、強い思いを語った。最後は両名ともに、感謝と今後の活動への意欲を述べている。人生のパートナーを得た奥菜さんと、父親となった木村さんが今後どのような活躍を見せるのか、期待したい。(text:cinemacafe.net)
2016年03月13日小栗旬と大友啓史監督が仕掛ける衝撃のスリラーエンターテイメント『ミュージアム』。主演の小栗さん以外のキャストについては未発表だった本作だが、この度、尾野真千子、野村周平、丸山智己、大森南朋ら実力派俳優陣の出演が明らかとなった。雨の日に起きる連続猟奇殺人事件。犯行現場に残された謎のメモ、そして見つけられることを前提としたかのような死体。犯人はカエルのマスクを被った通称・カエル男。事件の関連性に気付いた沢村刑事(小栗旬)が捜査を進めると、驚愕の次のターゲットが浮かび上がる。カエル男の次のターゲットとは。そして、犯人を追うはずの沢村が、逆に絶望的な状況に追い詰められて行く。果たしてカエル男の目的とは――。映画、ドラマ、CMと幅広いジャンルで活躍する小栗さんが主演を務め、『るろうに剣心』シリーズや今年公開予定の『秘密 -トップ・シークレット-』など、日本映画に新風を巻き起こす大友監督がメガホンを握る本作。「ヤングマガジン」(講談社)で連載されていた原作は、その想像を絶する過激描写と読めば読むほどハマってしまう緻密に練られたストーリー構成、裁判員制度の問題という奥深いテーマが盛り込まれ、連載直後から連載終了後のいまも話題を集め、熱狂的ファンを増やし続けている。映画化が発表されるや、その衝撃的なストーリーと、小栗さんと大友監督の最強タッグで、ネット上で騒然となった本作の新たなキャストがついに解禁。小栗さん演じる沢村の妻・遥役に連続テレビ小説「カーネーション」や『そして父になる』に出演し、『エヴェレスト 神々の山嶺』の公開も控える尾野さん、沢村と共に事件を追う相棒・西野純一役に『ライチ☆光クラブ』『ちはやふる』など話題作への出演が続く野村さん、そして警視庁捜査一課のメンバー・菅原剛役に丸山智己、岡部利夫役に伊武雅刀が扮する。さらに遥の親友・秋山佳代を田畑智子、沢村の父を大森南朋、医師・橘幹絵を市川実日子が演じる。小栗さんをはじめとする日本映画界を代表する俳優たちが仕掛ける謎と罠の数々を、公開まで楽しみに待ちたい。以下、キャスト&監督コメント■尾野真千子(沢村遥役)精神的に辛い物語でした。でも家族という温かいものを見直す深い映画でもありました。母という目線から愛と恐怖が伝わればいいなと思います。■野村周平(西野純一役)初めての大友組でしたが、撮影方法など初めての事が多くて大変勉強になりました。そしてワンシーンワンシーンの熱量が素晴らしいので手応えはバッチリです。小栗さんとも初共演させていただきましたが、すごくストイックで勉強させられる事が沢山ありました。■丸山智己(菅原剛役)『ミュージアム』という映像化にあたり衝撃の問題作に挑んだ大友組の現場は、常にヒリヒリするほどのエネルギーに満ちていて、俳優として最高に幸せな現場でした。スタッフ、キャストが身を切りながら向き合った作品だからこそ、その分、底知れぬエネルギーと痛みに満ちた映画になっていると思います。完成が今から楽しみです!■伊武雅刀(岡部利夫役)今回の作品で、今まで見たことのない私をお見せできると思います。ヒントは 『かみ』■田畑智子(秋山佳代役)大友監督とは10年以上前に1度お仕事をさせて頂きました。ミュージアムの撮影は1日だけでしたが、とても緊張感があり、熱のこもった演出は変わらず、そこに その世界に自分が居れる事の幸せと監督の思いに応えようと必死でした!監督が作り出してくださる世界観に馴染めるように一生懸命演じようと思いました。本当に心から大好きな監督とステキな現場でした。■大友啓史監督噛めば噛むほど味が出る、そんな個性的で味のある、僕の大好きな俳優たちを揃えることができました。この映画はカエル男が引き起こす猟奇的殺人事件の単なる顛末を描くのではなく、究極の状況下で人間がどのように振る舞うのかという生理的な反応をモチーフにしています。妻役の尾野真千子さんはじめ、今回発表した俳優たちによる鬼気迫る迫真の演技は、小栗旬君演じる沢村刑事を心身共にギリギリまで追い詰め、観てくださる方々を非日常的な恐怖体験へと誘ってくれると思います。どうぞご期待ください。『ミュージアム』は2016年秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年03月11日小栗旬が主演を、『るろうに剣心』『秘密 THE TOP SECRET』の大友啓史が監督を務める『ミュージアム』に尾野真千子、野村周平、丸山智己、伊武雅刀、田畑智子、市川実日子、大森南朋が出演することが発表になった。その他の画像本作は、巴亮介の人気コミックが原作で、カエルのマスクを被り、雨の日に猟奇殺人を繰り返す“カエル男”を追う刑事・沢村の姿を描くスリラー作品。事件を捜査し、犯人を追いつめていく沢村と、罠を仕掛けて沢村を絶望的な状況へと追いつめていくカエル男の攻防を圧倒的な緊張感で描き出していく。沢村の妻・遥を演じる尾野は「精神的に辛い物語でした。でも家族という温かいものを見直す深い映画でもありました。母という目線から愛と恐怖が伝わればいいなと思います」と語り、沢村を慕う新米刑事・西野純一を演じた野村は「小栗さんとも初共演させていただきましたが、すごくストイックで勉強させられる事が沢山ありました」と撮影を振り返った。警視庁捜査一課の菅原剛を丸山が、警視正の岡部利夫を伊武が、遥の親友・秋山佳代を田畑が、捜査協力者の医師・橘幹絵を市川が、沢村の父を大森が演じる。なお、物語の最重要人物“カエル男”を誰が演じるのかは、いまだに明らかになっていない。「噛めば噛むほど味が出る、そんな個性的で味のある、僕の大好きな俳優たちを揃えることができました」という大友監督は「この映画はカエル男が引き起こす猟奇的殺人事件の単なる顛末を描くのではなく、究極の状況下で人間がどのように振る舞うのかという生理的な反応をモチーフにしています」と説明。細部まで徹底的にこだわった劇空間と、重厚なドラマ作りが魅力の大友監督が、本作のキャスト陣をどこまで追いつめ、スクリーンに“恐怖”を描き出すのか気になるところだ。『ミュージアム』2016年秋ロードショー
2016年03月11日主演に俳優・小栗旬と『るろうに剣心』の大友啓史監督という期待高まるタッグに、話題騒然となった超戦慄サイコスリラー映画『ミュージアム』。 この度今秋に公開されることが決定し、併せて本編シーンから切り取った場面写真が初解禁された。次々に発生する猟奇殺人事件。それは雨の日だけ発生していた。そして、まるで見つけられる事を前提にしたかのように演出された殺し方。“ドッグフードの刑”“母の痛みを知りましょうの刑”など、残された謎のメモ。これはただの殺人事件ではないと気付いた警視庁捜査一課の沢村久志刑事は、連続殺人の関連性に気づく。すると次のターゲットに沢村の妻と子どもがリストアップされていた。次第にあぶり出されて行く犯人像、犯人は必ずカエルのマスクを被り事件を実行していた。殺すターゲットを絞り、情報を集め、殺し方を演出する。沢村の情報も徹底的に調べ上げられ、準備が着々と進められて行く。そして、残された手がかりから犯人を追い詰める沢村だったが、それは全てカエル男によって仕組まれた罠であった――。原作は、日本を震撼させた巴亮介の同名コミック。2013年より「ヤングマガジン」(講談社)で連載されるや否や、その想像を絶する過激描写と、読めば読むほどハマってしまう緻密に練られたストーリー構成、裁判員制度の問題という奥深いテーマも盛り込み、連載終了後も“ヤバすぎる!”とSNS上話題沸騰、いまもなお、熱狂的ファンを増やし続けている。熾烈な映画化権争奪戦を経て実写化へと挑んだのは、シリーズ累計興行収入125億円超の大ヒット作となった『るろうに剣心』で社会現象を作り上げた大友監督。そして主人公・沢村久志役には、主演作『信長協奏曲』が大ヒットを記録し、また『宇宙兄弟』『ルパン三世』など、数々の国民的キャラクターを演じ日本映画界を牽引し続ける俳優・小栗さんが出演。数々の謎と罠、手に汗握る迫力のアクションと全く先読みが出来ない重厚なドラマ、全編クライマックス級の怒涛の展開に、いつしか観客はスクリーン引きずり込まれ、1秒1秒追いつめられていくストーリーになっている。今回解禁されたのは、小栗さん演じる沢村の写る場面写真。いままで見たことがない恐怖と決意が入り混じった鋭い眼差しの表情は、小栗さんの新境地とも言えるほど、画面から溢れる緊迫感を放っている。見つめる窓の外は、“嵐の前のような静けさ”を印象づける雨が降っており、沢村に起こる想像を絶する展開を予感させる…そんな一枚となっている。『ミュージアム』は2016年秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年03月10日小栗旬が主演を、『るろうに剣心』『秘密 THE TOP SECRET』の大友啓史が監督を務める『ミュージアム』が秋に公開されることが決定し、場面写真が公開になった。その他の画像本作は、巴亮介の人気コミックが原作で、カエルのマスクを被り、雨の日に猟奇殺人を繰り返す“カエル男”を追う刑事・沢村の姿を描くスリラー作品。事件を捜査し、犯人を追いつめていく沢村と、罠を仕掛けて沢村を絶望的な状況へと追いつめていくカエル男の攻防を圧倒的な緊張感で描き出していく。映像ユニット“群青いろ”のメンバーで『凶悪』や『秘密…』の脚本も手がけた高橋泉、『るろうに剣心』の脚本も担当した藤井清美と大友監督が共同で脚本を担当。小栗が主人公の沢村を演じることが明らかになっているが、カエル男を含め、その他のキャストはいまだに発表になっていない。撮影は昨年末に終了しており、現在、ポストプロダクション中。今秋に全国で公開になる。『ミュージアム』2016年秋ロードショー
2016年03月09日俳優の小栗旬が1月23日に、都内で行われた主演作『信長協奏曲(のぶながコンツェルト)』の初日舞台あいさつに出席。ドラマ、映画と約2年間にわたり、心血を注いだプロジェクトの“完結”に「ホッとしました」と安どの表情を浮かべ、「(演じた)サブローの長い旅が終わった」と感慨しきりだった。初日舞台あいさつ/その他の写真石井あゆみの大ヒットコミックを原作に、2014年に放送され人気を博したテレビドラマの劇場版。戦国時代にタイムスリップし、織田信長として生きることになった主人公・サブロー(小栗)と、かつて信長だった男・明智光秀(小栗二役)との最後の戦いを描く。本能寺の変を描くクライマックスでは、自身が演じるサブローと光秀が対峙するシーンがあり、「自分で見ても、『何だろう、これ』って(笑)。撮影中もどんな映像になるか、想像できなかったですし・・・」と本作ならではの苦労を振り返り、「映画として純粋に面白いものが仕上がった」と自信を示した。舞台あいさつには小栗をはじめ、共演する柴咲コウ、向井理、藤ヶ谷太輔、高嶋政宏、山田孝之、松山博昭監督が出席。信長の妻・帰蝶を演じた柴咲は、「サブローから『結婚式をあげよう』と言われるシーンは、自分でも『いいなあ』って。でも、帰蝶はツンデレなので、素直に喜べなくて歯がゆかった」と本音をコメント。一方、山田は光秀に復しゅうを誓う羽柴秀吉を演じ、「人の怨みって、怖いですよね・・・」と役柄を語った。壇上では、映画の封切りを祝し、“天下統一”の鏡開きが行われ、小栗は巨大金杯に並々と注がれた日本酒をゴクリ。「これは・・・、ヤバイですね。2度目の舞台あいさつ、大丈夫かな」と頬を赤らめていた。『信長協奏曲(のぶながコンツェルト)』公開中取材・文・写真:内田 涼
2016年01月23日俳優の小栗旬が21日、都内で行われた映画『信長協奏曲』カップル限定試写会に柴咲コウと共に出席した。小栗は、モデルで妻の山田優へのプロポーズは"危機感"がきっかけだったことを打ち明けた。小栗と柴咲が夫婦役を演じることから、この日は80組のカップルが招待され、小栗らに直接恋の悩みなどを相談。その中で交際9年というカップルの彼女は、「恋愛から結婚に変わるきっかけは何だと思いますか?」と、彼氏に訴えかけるような切実な質問で、柴咲らの笑いを誘い、小栗は「やっぱり男性が決断しなければいけないこと」と言い切ると、「うちの場合は、これ以上引き延ばしたらいなくなっちゃうかもしれないと思った」と危機感がきっかけになったという意外なエピソードを告白した。その後、小栗は「(プロポーズする日は)今日なんじゃないですか?」と彼氏を後押し。無事に公開プロポーズを成功させると、「よし! と思わないと結婚はなかなか厳しい」と世の男性の本音を代弁し、プロポーズに踏み切った彼氏の男気を笑顔で称えた。小栗は、気になる結婚生活にも言及。自身の夫としての点数を尋ねられると「28点くらい。結構できていないことが多いです」と吐露した。しかし、「低く見積もることが夫婦円満の秘けつ」という計算もあるようで、「70点と言って、家に帰って(山田から)70点じゃないと言われても、それはそれでちょっと…。(逆に)もうちょっと高くつけても良かったんじゃない? と言われたら、あぁ良かったなんて思いますし」と笑顔を見せた。本作は、戦国時代にタイムスリップした高校生・サブロー(小栗)が、織田信長として天下統一を目指すさまを描いた、フジテレビ系ドラマ(2014年)の映画版。やがて信長に死が訪れる"本能寺の変"が迫る中、運命に抗って生きようとするサブローの姿が、笑いと涙、豪華キャスト演じる歴史上の人物との青春物語を交えて活写する。映画『信長協奏曲』は1月23日より全国公開。
2016年01月22日岩松了作・演出、小泉今日子主演の舞台『家庭内失踪』が来年3月から4月にかけて、東京・本多劇場ほか全国各地にて上演される。倦怠期の歳の差夫婦の日常を描いた新作は、岩松の岸田國士戯曲賞受賞作『蒲団と達磨』(1989年)の後日潭ともいえる舞台とか。舞台『家庭内失踪』チケット情報「『蒲団~』は先妻の娘が結婚した日の、夫と若い後妻の話でした。今回はその先妻の娘が出戻ってくる。後妻は夫との性生活に耐え難いものを感じていたが、定年退職をむかえた夫が不能になった頃から妻の心にある思いが沸き上がり……という話を書きたいなと。なんか僕、夫婦の話を永遠に書いている気がします」。そう苦笑いする岩松の横で、小泉も期待の笑みを浮かべる。2000年の舞台『隠れる女』からいくつかの共同作業を重ねてきたふたりに、新作への思いを聞いた。「夫婦って、どこか嘘や矛盾が固まったものという気がして、汲めども尽くせぬものがあるんでしょう(笑)。今回は、小泉さんと風間杜夫さんが演じるメインの夫婦の話と、出戻ってくる娘夫婦の話。それに、妻には失踪したと思わせて、実は家の近所に住んで夫の帰りを待つ妻を見続けている…という謎の男を僕が演じるんですが、そういった人間たちがうごめいている、錯綜していく様子を描きたいと思っています」(岩松)小泉の役柄については「これまではキョンキョンに生活感のある役を書いてこなかったので、『あなた、お茶』みたいな妻の役も面白そうだなと」と岩松。小泉も「そう、今まではちょっと“夢の女”みたいな役が多かったですもんね」と頷く。「しかも後妻という微妙なシチュエーションがいいでしょ?」(岩松)「ちょっとヤラしい感じですよね。フフフ、楽しみ!」(小泉)。愉快な企みを共有するふたり、そんな雰囲気の楽しい掛け合いが続いた。「小泉さんは、女優として“できあがっていない良さ”があって、そこがいい。僕の芝居は軸がしっかりしている人は困るというか、浮遊していないとダメなんです」(岩松)「岩松さんの書く女の人自体が、ちょっと謎めいていて変わっていますよね。でも普通に生きている人は皆、そうだと思うんです。たとえば、相手と言葉を交わしていても、口から出ていることとまったく別の感情がお互いの頭の中で生まれている状況は、実生活であると思うんですね。舞台上で演じる時にそういった感覚になることはめったにないけど、岩松さんの芝居では起こり得るんです。すごく不思議で、面白い」(小泉)岩松は「とにかくヘンな話になると思いますよ」と強調しながらも「よくよく考えればヘンじゃない。日常生活とはヘンなものだから」。夫婦という形態の男女、それぞれの秘めた思惑が時に笑いを呼び、時に緊迫した空気を生む。独特の岩松ワールドの新展開に注目したい。公演は3月11日(金)から23日(水)まで東京・本多劇場にて。その後、大阪ほか全国を巡演。チケットぴあでは先行抽選を実施中。東京公演は12月13日(日)午後11時59分まで、大阪公演は12月14日(月)午前11時まで受付。取材・文上野紀子
2015年12月11日「M&Oplays」プロデュースによる岩松了が作・演出の舞台「家庭内失踪」が、2016年3月より上演されることが決定。主演を、小泉今日子と風間杜夫が夫婦役で務めることが明らかとなった。本多劇場を皮切りに全国11か所で公演する本舞台は、岩松氏と「M&Oplays」(森崎事務所)が定期的に行っている公演であり、今上演は2015年3月の「結びの庭」(主演・宮藤官九郎、麻生久美子)以来の新作公演となる。物語は、もう40歳を過ぎ、年の離れた高校教師の後妻となった女・雪子と、既に定年退職を迎えた夫の夫婦を描いている。倦怠の空気が漂う二人のもとに、雪子にとっては血のつながらない前妻の娘があらわれる。微妙な3人の関係に、娘の夫の部下や行方をくらましていた近所の男がからみ、事態は思わぬ方向へ転がり始める――。そんな倦怠期真っただ中の年の差夫婦を演じるのは、2008年に同じく岩松了の作・演出の「恋する妊婦」でも夫婦役を演じた小泉さんと風間さん。他にも、『天空の蜂』の公開が控える落合モトキをはじめ、小野ゆり子、坂本慶介などの注目の若手俳優や、岩松氏自身が出演する。日常に潜む狂気を、独特のユーモアとおかしみとともに描き出す、鬼才・岩松氏の新作舞台である本公演。豪華キャストと共に、大きな注目を集めそうだ。「家庭内失踪」2016年3月より全国にて上演。(text:cinemacafe.net)
2015年08月24日舞台「虹とマーブル」の開演を前に8月21日(金)、世田谷パブリックシアターにて主演の小出恵介を始め、黒島結菜、木村了、小松和重、ともさかりえが報道陣の取材に応じた。女優の奥菜恵と結婚間近と報じられた木村さんは報道陣の問いかけに「将来的には」と笑顔で答えた。東京大空襲で家族を失った少年が、1960年代から80年代にかけての昭和の時代を野心を胸に駆け抜けていくさまを描く本作。小出さんは「高嶺の花に手を出してしまう話。キラキラしたお話です」と語る。また、自身が演じる紋次との共通点を問われると、おもむろに「女性を振り回すところは身に覚えがあります」と告白!色めき立ち「いったいどんな?」と具体的に話を聞こうとする報道陣に「そうなりますよね…」と苦笑を浮かべつつ「イメージできるかな…って感じです(笑)。最後の方で黒島さんに言われるセリフを聞いていて、(自身の思い出が)交錯するところがあった」と思わせぶりに語っていた。これが初舞台となる黒島さんは「緊張しています」と言いつつも「楽しんでお芝居できたら。稽古も楽しかったですし、ワクワクが大きい」と落ち着いた口調で語る。小出さんは「『緊張してる』ってうそですね!たくましいです」と評し、木村さんも「肝がすわってます」と太鼓判。ともさかさんも「堂々としていて、自分が17歳、18歳くらいで初舞台だったらこんなに堂々としてられたかな?と思います」と称賛を送っていた。退出間際に奥菜さんとの関係について尋ねられた木村さんは「時間をかけて幸せにしていけたら」と答え、入籍に関しては「将来的には」と頷いた。「報告を待っています」というレポーターの言葉に「ありがとうございます」と笑顔を見せた。「虹とマーブル」は8月22日(土)より世田谷パブリックシアターにて開幕。その後、島根、広島、福岡、宮城、大阪、愛知、静岡でも上演される。(text:cinemacafe.net)
2015年08月21日舞台『RED』が8月21日(金)より東京・新国立劇場小劇場で開幕。上演に先がけて、出演する小栗旬、田中哲司がコメントを寄せた。【チケット情報はこちら】同作は、映画『ラスト・サムライ』や『007:スカイフォール』などの脚本で知られるジョン・ローガンが2009年に書きおろした戯曲。20世紀を代表する実在の抽象画家マーク・ロスコの創作エピソードを軸に描かれるふたり芝居。2009年にイギリス・ロンドンで初演、好評を得た後、ブロードウェイなど世界中で上演。今回が日本初上演となり、演出・翻訳を小川絵梨子が務める。マーク・ロスコのもとを訪ねてくる画家志望の青年、ケン役を務める小栗は「久々に小さな空間で芝居がしたいとずっと願っていて、それが今回、初めてのふたり芝居で実現しました。「RED」は、どの場面も気が抜けない、非常に集中力を要する戯曲ですが、役者ふたりと演出家だけで向き合った稽古は、とても楽しくて確かな手応えがありました。皆でディスカッションを繰り返し、試行錯誤を重ねながら、充実した環境で役を深めてきました。開幕後も発見はあるはずですが、今回は、きっと初日から、今まで以上に自信をもって舞台に立てる気がしています」とコメント。マーク・ロスコ役を務める田中は「初めて戯曲を読んだとき、その面白さに興奮しました。ただ ふたり芝居なので経験上、面白いとはいえ覚悟はしていました。膨大な台詞量に加え、やらなければならない事の連続で予想以上に大変でした。反面、徹底して演技に集中できて、芝居を楽しめるのがふたり芝居の醍醐味です。そのような充実感の中で、演出の小川さんと小栗君と一緒に濃密な稽古時間を共有できました。あとは本番で、小栗君と息を合わせ、観客を魅了する舞台をお見せしたいと思っています」と意気込んだ。舞台『RED』は10月4日(日)まで東京・新国立劇場小劇場で上演。なお、前売りチケット完売につき、チケットぴあで当日券前日予約受付が決定。受付は希望観劇日の前日昼12時から午後2時まで、チケットぴあ当日券専用ダイヤル0570-02-9998で実施。■舞台『RED』8月21日(金)~10月4日(日) 新国立劇場小劇場(東京都)【当日券情報】全ステージ希望観劇日の前日に、当日券購入のための整理番号を電話にて予約※チケットぴあ当日券専用ダイヤル :0570-02-9998※受付日時:ご希望観劇日の前日昼12:00~14:00(予定枚数終了次第、受付終了)※整理番号をご予約いただいた方は、開演1時間前までに小劇場入口にご集合※整理番号順に販売、集合時間に遅れた場合、整理番号は無効となります※S席:8,000円/バルコニーS席:7,000円/バルコニーA席:5,000円/バルコニーB席:4,000円※昼夜2回公演の場合も、前日昼12時より同時に電話受付
2015年08月21日俳優の小栗旬が6月10日(火)、東京・原宿に期間限定でオープンする「PEPSI STRONG BAR」のオープニングセレモニーに出席した。“ペプシ最強の刺激”「ペプシストロング ゼロ」の発売を記念。小栗さんはペプシTVCM「桃太郎」シリーズに出演している。店内には最先端のオキュラスリフト(両目に装着し、映像を360度楽しめる映像機器)を用いて、TVCMの世界観を再現する球体の体感型アトラクション「PEPSI STRONG BALL」が設置され、来場者がリアルな“鬼ごっこ”を楽しむことが可能。この日は小栗さんが、ひと足先にゲームを体感し、球体内で走ったり、ジャンプしたりと大はしゃぎ。さらに「お~」「うわ~」と声をあげ、すっかりエンジョイしている様子だった。“最強の刺激”に小栗さんは「面白かったですね。汗、かいちゃった」とペプシストロング ゼロでのどを潤した。気になるお味は「夏にぴったりな、新しい刺激ですね」とご満悦の小栗さん。ハリウッドばりの迫力が話題のペプシTVCM「桃太郎」シリーズについては、「海外に連れて行ってもらったり、いつも刺激を受けている」と言い、今後のさらなる展開に期待感を示した。また、「作品ごとに出会う人や環境が変わるので、いろんな刺激をもらっていますね」と俳優業ならではの“刺激”を語っていた。「PEPSI STRONG BAR」は6月11日(木)から6月23日(火)まで期間限定オープン。(text:cinemacafe.net)
2015年06月10日前作『水の戯れ』で夫婦間の不安定な愛情を緻密に描写した岩松了が、新作でも再び夫婦を題材に筆を執った。夫に宮藤官九郎、妻に麻生久美子という初の本格共演のふたりを配したM&O playsプロデュース『結びの庭』が、3月5日夜に東京・本多劇場で幕を開けた。ほかに安藤玉恵、太賀、そして岩松によるこのサスペンスチックな5人芝居の、初日前日に行われたゲネプロの様子をレポートする。舞台『結びの庭』チケット情報財界の大物を父に持つ令嬢・瞳子(麻生)と敏腕弁護士・水島(宮藤)が結婚して1年。5年前、恋人だった男の殺害容疑をかけられた瞳子の裁判を水島が弁護し、無罪を勝ち取ったことがふたりのなれそめだった。結婚一周年を迎えてもなお仲睦まじいふたりを、屋敷に出入りする家政婦の丸尾(安藤)、水島の秘書・近藤(太賀)は温かく見守っている。そんなふたりの前に、5年前の事件の真相を知ると語る謎の男・末次(岩松)が現れ……。セレブな若夫婦の住まいらしいセンスのいいリビングと、隣接する緑豊かな庭のみでほぼ展開。序盤は、いまだ新婚気分の抜けない水島夫妻の浮き足立った雰囲気が、作品全体にも漂ってほほえましい。インテリのエリートという普段あまり演じない役に、三つ揃いのスーツにメガネというカッチリした姿で扮する宮藤が新鮮だ。酒の入ったグラスをカチッと合わせた直後に、瞳子をグッと引き寄せてキス、といった場面も。細身のスーツが綺麗にキマるシルエットや全体的な空気感など、宮藤は不思議な色気を漂わせている。その宮藤扮する水島に「こわいよ、オレは。いつまでたっても、こうやってあいつのことが好きなままだってことがさ」と言わしめる妻・瞳子を演じる麻生。登場時のペールピンクのドレスがよく似合う可憐な令嬢そのものだが、接する人物によって異なる顔を見せたりする多面的な女性だ。多少意地悪でヒステリックな面もあるが、彼女の芯にあるのも夫への強い愛。自覚的か無自覚かはわからないが、その愛ゆえに男を惑わせていく“ファム・ファタル”な存在と言えるだろう。約5年前に岩松作品『マレーヒルの幻影』で初舞台を踏んだ麻生が、持ち前のはかなさと包容力の両面を生かし、魅力的に演じている。この夫婦に翻弄されながらも“仕える者の矜持”を垣間見せる家政婦役の安藤と秘書役の太賀も、少人数の座組において、各々の役割を的確に務め上げる。特に安藤演じる丸尾は、彼女の目線から語られる物語という意味でも、陰の主役的存在。その、それまで現実感たっぷりだったキャラクターの丸尾と、岩松扮する闖入者の末次が、後半のシュールな展開を呼び込む。岩松ワールド独特の眩惑を与えられながらも、最後まで確かに残るのは夫婦の愛。玉虫色のハッピーエンドが、不思議と心地よいのだ。東京公演は3月25日(水)まで。その後、大阪、島根、広島、愛知、静岡、宮城、新潟を巡演。取材・文:武田吏都
2015年03月06日