NTT西日本とNTTスマートコネクト、愛知県立大学は、恐怖・不安・驚きなどの「ビビり度」を測定できるシステムを開発し、9日より大阪府北区のお化け屋敷に提供する。同システムは、人の状態変化推定アルゴリズムを用いた「ココロの視える化サービス」として、7月10日から9月6日まで、大阪府北区で開催されるお化け屋敷「梅田お化け屋敷2015 呪いの指輪の家」に提供される。専用デバイスを持ってお化け屋敷を体験することで、恐怖・不安・驚きなどの「ビビり度」を測定できる。測定結果はスマートフォンなどで閲覧できるほか、TwitterやFacebookなどのSNSで共有することも可能となっている。「ココロの視える化サービス」では、「ビビリ度」以外にも脈拍、心電、体の動きなどのバイタルデータを活用し、感動・興奮・緊張・驚き・喜びなど人の喜怒哀楽の状態を測定できる。バイタルデータ解析ノウハウの提供、解析アルゴリズムの開発・提供は愛知県立大学が行う。今回、「梅田お化け屋敷 2015呪いの指輪の家」に提供されるシステムでは、お化け屋敷向けに最適化されているという。今後は、映画館の観客やスポーツ選手の喜怒哀楽の可視化など、エンターテイメント分野やスポーツ分野を中心に、バイタルデータを活用したサービスの展開やイベントの開催を検討していくとしている。
2015年07月10日東京タワーは7月18日~8月30日、お化け屋敷「東京タワーに住み憑く あの子」を開催する。同企画は、東京タワーを舞台としたウォークスルー型の本格的なお化け屋敷として初の試みとなる。海外からの来場者が約30%を占める東京タワーでは、和製ホラーアトラクションの代表である「お化け屋敷」を日本独自の文化のひとつとして展開する。同アトラクションのストーリーは、50年以上前にいたずら好きな"あの子"が起こした事件に耐えかね、町の人々が家の中に"あの子"を閉じ込めたというところからはじまる。以後はいたずらはおさまったが、"あの子"を閉じ込めた町の人に不幸が起こるなどの不思議な現象が多発した。それから50年経ったいま、東京タワーの地下で"あの子"と思われる男の子が目撃されるという設定。自分が映画の主人公になったような仕掛けの中、恐怖体験が楽しめるという。会場は東京タワーフットタウン地下1階「タワーホール」。開催時間は12時~21時(最終受付20時30分)。入場料は、大人(中学生以上)800円、4歳以上500円、3歳以下無料。未就学児は、保護者の同伴が必要となる。また、初日7月18日には、オリジナルグッズが当たる抽選会が実施される(景品がなくなり次第終了)。※価格は全て税込
2015年07月09日大腸がんの治療のため今年2月から演奏活動を休止していたピアニストの中村紘子。3月6日には自身が音楽監督を務める「浜松国際ピアノアカデミー」のオープニングコンサートでリサイタルを行なうなど、すでに活動を再開しているが、6月3日、都内で会見してあらためて現状を報告した。中村紘子 コンサート情報「がんだけど元気なんですよ。体力も耐久力もあるし、深刻なところが全然ないの。楽天的なんでしょうね。あまり元気なせいで、仮病だと疑う人がいるので会見することにしました」と、ユーモアを交えて明るく語る。昨年2月に腸閉塞の手術を受けた際に大腸がんが見つかった。5段階に分類されるがんの進行度のうち、リンパ節への転移のないステージ2という診断だった。いったんは抗がん剤治療を試みたものの、身体への負担も大きく、活動に支障をきたすと判断。その後は食事療法などの民間療法に切り替えて、体調も安定していたという。しかし昨年末、腹部に痛みを感じて都内のがん専門病院で診断を受けたところ、再び抗がん剤による治療を強く薦められたため、2月からの治療休養に踏み切った。いまは4度目の抗がん剤投与が終わったところ。医師からも「できるだけピアノを弾いて、普通の生活をしてください」と指導されているそうで、今月も12日のソウルでのリサイタルや19日の東京オペラシティでのトーク&コンサートなど3本のコンサートがあるほか、12月のサントリーホールでのリサイタルなど、来年3月まで月数本ずつのペースでコンサート予定が決まっている。「最近は若い時ほどはたくさんコンサートをやっていたわけではありませんでしたが、それでもいま思うとかなりプレッシャーだったかもしれません。(このペースだと)楽しみながらコンサートを準備する余裕ができて、生活を楽しむことを久しぶりに体験しています。演奏家にとって大事なのは毎日の練習なので、それをいかにうまく治療と両立して続けていくか。主治医の先生も演奏スケジュールに合わせて治療計画を立ててくださっています。治るかもしれないし、治らないんだったら共存すればいいかなと」治療にも演奏活動にも前向きに取り組む姿勢は中村らしい。今年で71歳。さらに深化していくだろうその音楽を、私たちもあまり深刻にならずに聴き続けることが、なによりの応援になるはずだ。12月5日(土)にサントリーホールで開催されるリサイタルは6月11日(木)により先行発売が開始される。◆今後の主な公演6月19日(金) 東京オペラシティコンサートホール【トーク&リサイタル】9月27日(日) サントリーホール【小林研一郎指揮日本フィルハーモニー交響楽団と共演】10月30日(金) サントリーホール 【渡邊一正指揮東京フィルハーモニー交響楽団と共演】12月5日(土) サントリーホール 【ピアノ・リサイタル】取材・文:宮本明
2015年06月05日お化け屋敷の恐怖を映画館で“体感”できる新企画『お化け屋敷列伝/戦慄迷宮MAX』の特報映像が公開になった。特報映像かつて清水崇監督が富士急ハイランドの“戦慄迷宮”を原案にホラー映画を製作したことはあったが、本作はその“戦慄迷宮”にカメラを持ち込んで観客が本施設を“体感”できる作品だ。まず、閉館後の富士急ハイランドの“戦慄迷宮”を体験したい人を募集。参加者それぞれにカメラを持ってもらって、彼らが撮影した映像や固定カメラの映像とサラウンドシステムを駆使した音響で、実際にお化け屋敷にいるような感覚が味わえる。このほど公開された特報は薄暗い廊下を進んでいく場面をとらえたもの。冒頭に“心臓の悪い方はご注意ください”というテロップが出る段階から恐怖が味わえる。本作は“お化け屋敷列伝”シリーズの第1作目で、今後、さらに新作が登場するのかも気になるところだ。『お化け屋敷列伝/戦慄迷宮MAX』2015年 全国公開
2014年12月26日あなたはお屋敷街と聞いて、どこの街を思い出すでしょうか?日本全国に点在するお屋敷街には、大まかな定義があり、江戸時代に存在した武家屋敷跡につくられた街のことを指します(諸説あり)。大名の名前がそのまま地名についている場合もあり、情緒豊かな風景が今もなお残っている街も多くあるようです。『番町皿屋敷』でもお馴染みの千代田区番町あたりは、武家屋敷が建ち並んでいた町であり、番町、紀尾井町、永田町、九段、神田駿河台と、江戸城(現:皇居)を取り囲むように街が連なっています。また、江戸城から少し離れますが、紀州徳川家ほか多くの旗本の屋敷があった港区赤坂、青山大膳亮の下屋敷(現在の青山墓地)があった港区南青山や、内藤家の当主が今も住むという新宿区内藤町、隣接する信濃町、市ヶ谷、渋谷区松濤なども有名なお屋敷街です。■江戸の土地の7割は、武士の住まいだった?ご存じのとおり、江戸時代には士農工商と呼ばれる身分制度があり、その階級によって住む場所も、着物も、厳密にいえば食べ物されも分けられていました。住みわけについて言えば、江戸の70%の土地に武士が住み、残りの30%の土地を町人などその他の階級がひしめき合って住んでいたのです。その跡地のためか、お屋敷街はゆったりとした街並みであることが多く、明治、大正、昭和、平成と時が遷っても、「高級住宅街」として名前を残していることが多いようです。一方、高級住宅地として有名な、世田谷区成城、大田区田園調布は、厳密にいえば武家屋敷跡地ではなく、武蔵野の原野を開発して築かれた街ですが、芸能人をはじめ多くの著名人の邸宅が建ち並び、言葉どおり「お屋敷街」となりました。大正、昭和時代に整備されたこの地域は、美しさと暮らしやすさまで考えて設計された憧れの街となりました。地価が下がっているとはいえ、高級住宅地として名を馳せるお屋敷街の地価が大幅に下がることはなく、今なお根強い人気があります。平成25年1月に国土交通省が発表した公示地価によると、都市部の平均が478,000円/平米であるのに対し、千代田区の平均は、1,908,600円/平米と約4倍、港区についても平均1,259,100円/平米という価格がついています。その年により若干の変動はあるかと思いますが、いきなり急降下することはこれまでの数値を考えても少ないでしょう。昔も今も人気のお屋敷街。これからもこの人気は、劣ることなく継続されていくと考えられます。参考文献:大名と旗本の暮らし/平井聖監修(学習研究社)文●櫻井綾乃(エフスタイル)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年06月30日ダイヤモンドダイニングが運営する秋田料理居酒屋「ハタハタ屋敷」は23日、秋田の名物食材“じゅんさい”をバリエーション豊かに楽しめる「秋田じゅんさいフェア」をスタートした。じゅんさいは、秋田が生産量一位を誇る夏の名物食材で、プルンとした食感とさっぱりクセのない味が特徴の水草。そのじゅんさいをバリエーション豊かに楽しめる「秋田じゅんさいフェア」いちおしメニューは「たっぷりじゅんさいの冷製トマトスープしゃぶしゃぶ」。オリジナルのカツオダシに完熟トマトを使用した冷製のトマトスープ。スープには、日本一のじゅんさい生産量を誇る三種町の「森岳じゅんさい」をたっぷり使用している。肉は秋田十和田湖高原ファーム「桃豚」を使用。1人前1,280円。「温製じゅんさいしゃぶしゃぶ」は、ゼリー状に固められたじゅんさいたっぷりのトマトスープを使用。温めることで時間の経過とともにとろみが深まり、肉や野菜などの素材ともよく絡むという。1人前1,280円。その他、秋田名産の稲庭うどんと「森岳じゅんさい」合わせた、じゅんさいうどん(980円)、じゅんさい豆腐(490円)、じゅんさい酢 (580円)も用意している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月25日中に入ってから出るまで約50分、歩行距離700メートル。世界最大級のお化け屋敷としてギネスブックにも認定された、富士急ハイランドの人気アトラクション「戦慄迷宮」。開館10周年を迎える今年、巨大な廃病院をリアルに再現させたこの恐怖の空間が、3D映画『戦慄迷宮3D“THE SHOCK LABYRINTH”』となって公開されることが決定した!メガホンを取るのは、世界に誇るジャパニーズ・ホラーの旗手、清水崇(『呪怨』)。主演に柳楽優弥を迎え、日本映画初のフルデジタル3D映画に名乗りを上げた。ハリウッドで“次世代3D元年”と謳われる今年、『モンスターVSエイリアン』など、海外から日本へ押し寄せる3D映画は10本以上を数えるが、日本映画で実写の長編デジタル3D作品はこれが初めて。全世界で爆発的ヒットを記録した『パイレーツ・オブ・カリビアン』や『ホーンテッド・マンション』に次ぐ、遊園地アトラクションを基にしたオリジナル企画で、立体視覚効果を生かした、大ドンデン返しのあるパニック・アトラクション・スリラーを目指す。本作が3年ぶりの監督作となる清水監督は、「久々の映画ですが、また怖いの撮っちゃいます(笑)。僕自身、幼少期は怖がりだったのに、なぜなのか…?今回の物語はもろにその辺に触れています。実力、センスのある若手が揃ってくれたし、しかも3D!怖がりの方もぜひ見てほしいです」と自信をうかがわせるコメント。また、約2年半ぶりに映画復帰となる『すべては海になる』に続き、清水監督と最強タッグを組む柳楽さんはホラー・スリラー作品は初挑戦となるが、「怖いものが苦手だから、自分がスリラー作品に参加することはどうなのかと思ったが、作り手側はあまり怖くないかもと思い直し、参加した。世界進出した監督と一緒にお仕事できるだけで、自分が俳優をやっていく上での財産だと思っているし、嬉しい」とのこと。さらに、「主人公・ケンの妄想なのか、現実なのか、もしくは…?それを考えているだけで面白い。いままでの自分を打ち破りたい、常に進化したいと思っているから、この新ジャンルの作品を進化の第一歩にしたい」と、クランクインに向けて力強い意気込みを見せている。『戦慄迷宮3D“THE SHOCK LABYRINTH”』は現在撮影進行中。8月に完成ののち、世界最速の10月、新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて公開。■関連作品:戦慄迷宮3DTHE SHOCK LABYRINTH 2009年10月、新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて公開© ショック・ラビリンス・フィルム・コミッティ2009すべては海になる 2010年新春、新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて公開予定©「すべては海になる」パートナーズ
2009年06月04日