姿を偽る若き天才詐欺師と、彼を追うFBI捜査官の、世界を股に掛けた痛快な逃走劇!レオナルド・ディカプリオ主演の大ヒット映画のブロードウェイミュージカル版に、 岩本照(Snow Man)が挑む!この度、2022年8月・9月に東京国際フォーラムホールC、オリックス劇場 にてミュージカル「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」を上演することとなりました。本作は1980年に出版されたフランク・W・アバグネイル・Jr著の自伝小説 『世界をだました男』をもとに製作された映画のミュージカル版。映画はス ティーヴン・スピルバーグが監督し、主役の天才詐欺師をレオナルド・ディ カプリオが演じ、彼を追うFBI捜査官をトム・ハンクスが演じるというハリウッドが誇る二大名優の競演が話題となりました。ミュージカルは2009年7月にシアトルにて初演。その後2011年にブロードウェイに進出し、同年のトニー賞ではノーバート・レオ・バッツが主演男優賞を受賞、ミュージカル作品賞をはじめ計3部門にノミネートされるなど、高い評価を得ています。主役の若くハンサムな天才詐欺師フランク・ジュニア役を演じるのは岩本 照(Snow Man)。歌・ダンスの確かな実力でSnow Manのリーダーとしてグループを牽引し、最近では映画やバラエティでの活躍も目覚ましい岩本が、 満を持してブロードウェイミュージカルに初挑戦致します。 天才詐欺師を追うFBI捜査官カール役を演じるのは、日本のドラマ・映画界には欠かせない存在であり、近年は舞台でもその存在感を遺憾なく発揮する吉田栄作。そしてヒロインのブレンダ役にはAKB48卒業後は女優としてますます活躍の幅を広げる横山由依が挑みます。岸祐二、春野寿美礼、生田智子、 阿部裕らミュージカル界の実力者もそろい踏み、豪華で華やかな出演者が揃いました。どうぞご期待ください。そして今回、主演の岩本 照(Snow Man)よりコメントが到着!フランク・ジュニア役岩本 照(Snow Man)コメントミュージカルはいずれチャレンジしたいと思っていた分野だったので、今回お話を 頂いてとても嬉しかったです。原作となった映画は拝見しましたが、ミュージカルな らではの歌やダンスの要素がどのようにストーリーに融合するかがとても楽しみです。 今回演じる役は詐欺師として劇中で様々な変身をしていく役ですが、作品内での変化 を自分も楽しみつつ、お客様にも楽しんでいただけたら嬉しいです。役として歌・ダ ンスのパフォーマンスをすることは新たな自分に出会えるチャンスですし、その姿を 見てもらえることにもワクワクしています。豪華なキャストの皆さんと力を合わせ、 観に来て下さるお客様の心をわし掴みにしたいです!ミュージカル「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」あらすじ1968年のニューヨーク州ブロンクスヴィル。16歳のフランク・ジュニア(岩本照)は父のフランク・シニア(岸 祐二)、母のポーラ(春野寿美礼)と三人で仲良く暮らしていたが、幸せな生活は父の事業失敗により破綻。家は売られ、母は別の男と出て行ってしまった。マンハッタンへと渡った失意のフランクは、父からもらった小切手をきっかけに小切手偽造を思いつく。さらに、街で衆目を集めるパイロットを見かけたことから、なりすましも計画。フランクは偽パイロットとして、偽造小切手片手に世界中を旅する生活を始めることに。世界的な小切手偽造犯の捜査に、ついにFBIの捜査官カール(吉田栄作)が乗り出す。追われるフランクと追うカールの間には、いつしか奇妙な友情が芽生え始める。カールの捜査を辛くも逃れながらパイロットから医者へと姿を変えたフランクは、看護師ブレンダ(横山由依)と恋に落ちる。ブレンダの父ロジャー(阿部裕)や母 キャロル(生田智子)のような温かい家庭を築こうと結婚を誓った矢先、カールの捜査の手が再びフランクに迫る...。ミュージカル「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」概要脚本:テレンス・マクナリー作曲:マーク・シャイマン作詞:マーク・シャイマン、スコット・ウィットマン演出・翻訳・訳詞:上田一豪出演:岩本照(Snow Man)、横山由依、岸祐二、生田智子、阿部裕、春野寿美礼、吉田栄作 ほか日程::【東京公演】2022年8月11日(木・祝)〜9月4日(日)東京国際フォーラムホールC 全30回公演主催:フジテレビジョン、キョードー東京お問合せ:キョードー東京 0570-550-799 (平日:11時〜18時 土日祝:10時~18時)【大阪公演】2022年9月9日(金)〜9月15日(木))オリックス劇場全10回公演主催:関西テレビ放送、キョードー大阪お問合せ:キョードーインフォメーション0570-200-888(月〜土:11時〜16時、日祝は休み)チケット価格:S席13,500円A席10,500円B席7,500円(全席指定・税込)※未就学児入場不可チケット一般発売日:【東京】2022年6月25日(土)10:00〜 /【大阪】2022年7月16日(土)10:00〜公式HP: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年04月18日月1リレー美容連載「美容の坂道のぼり隊」。新隊員最後の一人、乃木坂46の岩本蓮加さんのターンです!はじめましての今回は、リーズナブルで肌にやさしい愛用品で自己紹介。れなぁかられんたんへ質問「愛用品を教えて!」ノートラブルで、つやつや美肌のれんたん。プライベートの愛用品と、キレイのために心がけてることがあれば教えてほしいな。(櫻坂46・守屋麗奈)背伸びせず無理しないことが私の美容法、かな。乃木坂46の岩本蓮加です。大の仲良し、(大園)桃子から受けたバトン。きれいになるチャンスをもらったようでワクワクしています!色付きリップひとつでオーディションを受けた12歳のあの日から6年…。メイクの経験は増えたけど、普段のケアは変わらずシンプルです。めんどくさがりや、でも乾燥肌で敏感肌なので、化粧水や乳液はお手頃で無香料&無着色のものをパシャパシャ使いたい派。いまは無印良品の敏感肌用シリーズの高保湿タイプを愛用中です。あと楽ちんであることも超重要!日焼け対策もUV効果のある長袖を羽織るとか、テレビを見ながら美白系シートパックをするとか。食で心がけてることは、好きなときに好きなものを好きなだけ摂ること(笑)。ストレスをためないことが一番の美容ですよね…きっと。ベースメイクも薄づきの下地にお粉だけ。そのぶん色で変化を楽しむのが好きです。これまでは“ブルベ夏”の自分に合う色中心だったけど、枠にとらわれず挑戦したいな。せっかく“のぼり隊”の一員になったんだもの、この場所で新しい自分の個性に出合えたらいいなぁ。RENKA’S FAVORITE ITEM朝晩たっぷり使える大容量!岩手の天然水で作った化粧水。「たっぷり入って保湿力も抜群。洗顔料、乳液とシリーズ使い中」。無印良品 化粧水 敏感肌用 高保湿タイプ(大容量)400ml¥1,190(無印良品 銀座 TEL:03・3538・1311)毎日使える価格と処方でリピ中。肌の透明感アップが期待できるハトムギマスク。「無香料、無着色で毎日使える価格なのでリピ中」。クリアターン 美肌職人 はとむぎマスク 7枚入り¥440*編集部調べ(コーセー TEL:0800・222・2202)UV対策しながらトーンアップ。SPF30、PA+++のカラージェル下地。「薄づきなのに保湿力も抜群」。マジョリカ マジョルカ スキンナビゲートカラー ミントグリーン 35g ¥1,320 *編集部調べ(資生堂 TEL:0120・81・4710)いわもと・れんか2004年2月2日生まれ、東京都出身。乃木坂46三期生の最年少メンバー。愛称れんたん。次回は、2301号(6月1日発売)です。※『anan』2022年4月13日号より。写真・魵澤和之(まきうらオフィス)スタイリスト・高垣鮎美(LOVABLE)ヘア&メイク・KUBOKI(Three PEACE)取材、文・風間裕美子
2022年04月13日「かじえり」ことメイクアップアーティストの梶恵理子さんプロデュースコスメブランド「Enamor(エナモル)」から初のアイシャドウが登場。マスクメイクで「ついついアイメイクが濃くなっちゃう……」など、やりがちな失敗を防ぐナチュラルだけどきちんと発色が感じられる全4色展開。かじえりさんのオススメコメント付きで全色紹介します“ナチュラルに盛れる”を徹底追及かじえりさんが日頃メイクで重要視しているのは"1. 実用性”と”2. 自分らしくナチュラルに盛れるメイク"の2つ。デビューコレクションに、ブラウンベースのニュアンスカラーをつくったのも「初心者の方から上級者の方まで、幅広くどんなシチュエーションにも使えて、長く愛用してもらえるように」と、自身が大切にしている実用性のそのままを商品に落とし込んだため。また、「攻めすぎず、媚びすぎない自分らしさ」をコンセプトに、さらっと軽いパウダーで肌になじみにやすくボカしやすい“やりすぎ”を防ぐナチュラルな仕上がりになる仕様です。「Enamor ニュアンスカラーアイズ」を使えば、かじえりさんが思い描く“ナチュラルに盛れる”が簡単に叶います全色紹介まずは、01 / ウォルナットブラウンEnamor ニュアンスカラーアイズは、パレットにセットされた4色の左上をAとし、BCDAの順でまぶたに塗るだけでの順番でまぶたに塗るだけで、奥行きのあるナチュラルで印象的な目元が完成します。4色展開のすべてに微細なパールが配合されていて、どのカラーでも上品で立体的なアイに。「01 / ウォルナットブラウン」は、Aがくすみを飛ばすイエローをベースにした高発色アイボリー。目元を明るく見せながら、立体的で大きな目を演出します。02 / サンセットブラウン「02 / サンセットブラウン」は赤みのあるブラウン発色。トレンドのオレンジメイクを楽しめるオシャレな4色です。03 / マホガニーピンクブラウン「03 / マホガニーピンクブラウン」のAにはシルバーラメを含む多色偏光ラメを配合。シルバーやブラウンのニュアンスで、甘くなりすぎを防いで大人女性にも似合うサクラを彷彿とさせるピンクカラー。101 / オリーブマロンブラウン ※数量限定カラー「101 / オリーブマロンブラウン」は、01,02より大粒のラメが使われ光沢感のあるゴールドベージュの発色で、大人っぽいブリリアントアイが完成。実際に使ってみた!01 / ウォルナットブラウン使用色 01 / ウォルナットブラウン実際に01 / ウォルナットブラウン使ってみました!チップを使わず指で塗りました。薄い色から順に重ねてみたくA~Dの順番で、ササっと上まぶたに指でのび広げ、鏡で全体をチェック。塗りムラがあると思うところは上からAを重ねると境目がボケて整いました。全体的にやわらかい印象にしたかったので、マスカラもブラウンを使用。目頭~下まぶたにもAをのせるとパールが効いていて華やかな印象になります。かじえりさんが回答!「アイチップが無いワケ」かじえりさんanan Beauty+読者の皆さま、こんにちは!かじえりです。今回『Enamor ニュアンスカラーアイズ』にはアイチップが付属品としてありません。もちろんとても付けたかったのですが、携帯しやすいように小さな方が便利だと思ったのと、『アイシャドウを買っても使いきれなくてもったいない』という声もたくさん頂戴したので使い切れるようにミニマムサイズにこだわりました。あとは、こだわりの発色でなるべく金額を抑えてお届けしたかったためにアイチップを省く判断となりました。このアイシャドウは、透け感のある粉質で厚塗り感なく肌に溶け込むようになじみます。目元が優しく見え、濃くなりすぎず目が大きく印象的になるので、大人の女性にぜひ使っていただきたいです!肌に"乗ってる感"がないので一重や奥二重の方にも使いやすいアイシャドウになっています。オフィスメイクやデートメイクなどさまざまシーンに合わせやすく、淡いチークやシアーなリップに合わせても相性抜群だと思います!ーーこの春は、Enamor ニュアンスカラーアイズで、人と差がつくマスクメイクにトライしてみて!文・玉絵ゆきの
2022年04月02日映画『おそ松さん』(3月25日公開)の大ヒット御礼舞台挨拶が2日に都内で行われ、Snow Man(岩本照、深澤辰哉、ラウール、 渡辺翔太、向井康二、阿部亮平、目黒蓮、宮舘涼太、佐久間大介)が登場した。同作は赤塚不二夫生誕80年記念として2015年10月からアニメ化された、赤塚不二夫の名作ギャグ漫画『おそ松くん』を原作にしたアニメ。20歳を過ぎてもクズでニートで童貞、だけどどこか憎めない大人に成長した松野家の6つ子を主人公に、何でもありの予測不可能な物語が人気を博している。実写化にあたり、おそ松役を向井康二、カラ松を岩本照、チョロ松を目黒蓮、一松を深澤辰哉、十四松を佐久間大介、トド松をラウール、今回オリジナルキャラクターとなるエンドを渡辺翔太、クローズを阿部亮平、ピリオドを宮舘涼太が演じる。同作のMVPを選んでほしいというテーマに、向井は「1人しかいないです。舘様(宮舘)です。新しい舘様を見れたというか、あんなに映画で暴れるかと」、岩本は「俺は阿部かな。関西弁とか新鮮だったし、ヒゲの阿部もよかった」、目黒は「絶対しょっぴー(渡辺)ですね。純粋に面白かったし、ところどころ出る一言が自然でふだんのしょっぴーをそのまま持ってきたようなお芝居が素敵だった」とそれぞれ選出する。その中で深澤は「自分じゃないかな。理由はうりふたつだった。一松に寄せてました」と自画自賛し、ラウールは「俺がそれを言おうとしてたから。(深澤が)自分で言うと恥ずかしいから言うよ。実写化が難しいみたいなことを言っていたんですけど、一松は1人だけちゃんと実写化で、見たときに『ハマってんなあ』と思いました。だから自分で言わなくても大丈夫」と気遣う。佐久間は「トド松のラウールだね。かわいらしさがマジでうまいんです。まばたきとか、手がペンギンみたいな感じとか内股とか」と褒め、言われたラウールは「僕は本当に背が大きくて、あの子たち(6つ子)はちょっとちっちゃいじゃないですか。だからこういう感じ」と背を縮める技を実践。渡辺は「めめ(目黒)。お芝居がうまくて笑ってしまったんですよね。真剣に普通のこと言ってるのにちゃんと面白くなってる」、阿部は「佐久間かなあ。1番原作のアニメもずっと見てた人だからこそ、十四松を演じるにあたって、こだわりがいっぱいあった」と挙げ、褒められた佐久間は「撮影中に絶対に袖から手を出さないのを決めてたから大変だった。声優の小野大輔さんの声の出し方も研究してやりました」と喜んでいた。最後に宮舘は「今日僕がMVPに選びたいのはここにある門松です」とジョークを飛ばしつつ、「おそ松(向井)です。演技だったりプランだったりをすごく考えているなあという、心の底からジーンと来るものがありました」と絶賛。しかし票を数えると、深澤が自分を選んだために、岩本が「俺、言われてないんだけど」と落ち込む結果となる。他のメンバーには1票ずつ入っていたため「平和な感じでいくのかなと思ったじゃん」と抗議する岩本に、深澤が「誰が乱したわけよ?」と問いかけると、一斉に「お前だよ」とツッコミが。阿部がフォローのつもりで「もう、照が主演男優賞じゃない?」とまとめようとすると、岩本も含めたメンバーから「それは怖い」「それは違う」とさらにツッコミが入り、阿部は「舞台挨拶、むずいわ」と頭を抱えていた。
2022年04月02日7月8日(金)より全国公開される、Snow Manの岩本照が主演、生見愛瑠がヒロイン役を務める映画『モエカレはオレンジ色』。このたび、クランクアップを迎えた岩本、生見のコメント映像が公開された。原作は『デザート』(講談社)にて現在絶賛連載中の玉島ノンによる『モエカレはオレンジ色』、通称「モエカレ」。主演の蛯原恭介を演じるのが、Snow Manのリーダー・岩本。昨年末のTBS『SASUKE』での活躍も記憶に新しく、ジャニーズ若手きっての肉体派で、まさに真面目な消防士がぴったりの役どころだ。そしてヒロインの佐々木萌衣を演じるのが、同じく映画初出演でヒロインに初挑戦の生見。「CanCam」の専属モデルとして、CMやバラエティで活躍中なだけでなく昨年ドラマ出演を果たし、演技でも評価を得ている。監督は映画『赤い糸』(2008年)、『一週間フレンズ。』(2017年)ドラマ『プロミス・シンデレラ』(2021年・TBS)の村上正典が務める。先日、無事に岩本と生見がクランクアップ。その時の様子を収めた映像が公開された。主演として現場を引っ張ってきた岩本は、「楽しい撮影現場」と笑顔で振り返りながら、消防士への敬意を改めて語った。一方、ヒロインを演じた生見は「あっという間」と撮影を振り返り、撮影が終了してしまうことに涙しながら本作の存在の大きさに気付いたとコメントした。また、映像ではこのほかにメイキングシーンも数多く収録されており、現場の仲睦まじい様子や、真剣な眼差しで演技するふたりの様子を見ることができる。<『モエカレはオレンジ色』クランクアップコメント全文>蛯原恭介役:岩本照本当に毎日が充実した日々でした。実際に消防署で訓練をされている横で撮影させていただくこともあり、現役の消防士の皆さんと沢山お話もさせていただいたのですが、素敵だなっていう言葉で表現するには申し訳ないくらい、素晴らしい職業です。蛯原恭介という役を演じてみて、優しくて真面目で甘党で…自分と似てるところもあるのですが、こんな風に誰かを助けるヒーローに自分もなりたいなと心から思いました。そして、撮影中に20歳になった生見さんをキャストスタッフ全員で祝ったり、とにかく笑いが絶えなくて、愛と思いやりで溢れた素晴らしい撮影現場だったと思います。この作品を通じて、もちろん純粋にキュンキュンもしてほしいですが、観てくださった方が消防士になりたいとか、ちょっとでも前向きになれたとか、誰かの何かのきっかけになってくれたらすごく嬉しいです。佐々木萌衣役:生見愛瑠あっという間に終わってしまって今とっても悲しいです。私たちよりも朝早く来て夜遅く帰るスタッフさん達が本当に優しくてあたたかくて、毎日現場に行くのがすごく楽しかったです。皆さんが「萌衣ちゃん萌衣ちゃん」って呼んでくれて、嬉しくて、撮影がなくても来たいくらいでした。制服を着て、学生時代に戻ったみたいで、本当の青春のような日々を過ごすことができました。20歳の誕生日をサプライズでしていただいたのですが、全然気付かなくてびっくりしました。キャストスタッフの皆さんから台本に寄せ書きをいただいて、とても嬉しかったです。贅沢な時間でした!演じていてもすごく素敵な作品だと心から思います。キュンキュンしたり、感動したり、一緒に笑えたり…色々な感情になる作品なので、沢山の方に是非観にきていただきたいです!公開をお楽しみに!!『モエカレはオレンジ色』7月8日(金)全国公開
2022年03月29日かじえりこだわりのアイシャドウに注目2022年3月18日(金)、メイクアップアーティストのかじえりは、自身がプロデュースするブランド『Enamor』からアイシャドウ『Enamor ニュアンスカラーアイズ』が発売されることを発表。3月18日(金)18:00から予約販売がスタートし、発売日は3月25日(金)となっている。『Enamor ニュアンスカラーアイズ』は1つのパレットで、粉質の異なる4色を楽しむことが可能。ニュアンスカラーを重ねることで自然な奥行きが生まれ、ナチュラルな目もとをつくることができる。かじえりオフィシャルインスタグラムのフォロワーからは、「早速2色予約しました」「かじえりちゃんおめでとう」「かじえりさんらしいアイシャドウです」などのコメントが寄せられている。ナチュラルな仕上がりを叶える4種類『Enamor ニュアンスカラーアイズ』は「01 ウォルナットブラウン」、「02 サンセットブラウン」、「03 マホガニーピンクブラウン」、「101 オリーブマロンブラウン(限定色)」の4種類を用意。「攻めすぎず、媚びすぎない自分らしさ」をコンセプトに、肌なじみが良いテクスチャーとカラーにこだわっている。販売価格は各2,420円。いずれもEnamorオフィシャルサイトまたは楽天市場にて購入することができる。(画像はEnamorオフィシャルサイトより)【参考】※かじえりオフィシャルインスタグラム※かじえりオフィシャルウェブサイト※Enamorオフィシャルサイト
2022年03月25日主演に岩本照、ヒロインに生見愛瑠を迎えた映画『モエカレはオレンジ色』が7月8日(金)より全国公開となる。この度、特報映像とティザービジュアルが公開された。原作は『デザート』(講談社)にて現在絶賛連載中の玉島ノンによる『モエカレはオレンジ色』、通称「モエカレ」。主演の蛯原恭介を演じるのが、Snow Manのリーダー・岩本。昨年末のTBS『SASUKE』での活躍も記憶に新しく、ジャニーズ若手きっての肉体派で、まさに真面目な消防士がぴったりの役どころだ。そしてヒロインの佐々木萌衣を演じるのが、同じく映画初出演でヒロインに初挑戦の生見。「CanCam」の専属モデルとして、CMやバラエティで活躍中なだけでなく昨年ドラマ出演を果たし、演技でも評価を得ている。監督は映画『赤い糸』(2008年)、『一週間フレンズ。』(2017年)ドラマ『プロミス・シンデレラ』(2021年・TBS)の村上正典。公開された特報では、学校の屋上で突如「お前を助けに来たんだよ」と、萌衣に向かっていく蛯原の姿が。恋が始まるように思えたが、蛯原に担がれながら救出され「なんかちがう!なんかちがう!」と叫ぶ萌衣の、ラブストーリーらしからぬシーンも映し出される。さらに特報最後には蛯原と萌衣のふたりによる息の合ったタイトルコールも。今後の展開を期待させる内容だ。合わせて解禁されたティザービジュアルでは、蛯原と萌衣がお互い背を向けて振り向くショットを写したもの。「守ってくれる人を、好きになりました―」のコピーとともに、ふたりの絶妙な距離感がドキドキを加速させてくれる。さらに、劇場前売券(ムビチケカード)の販売も決定。デザインは今回のティザービジュアルと同じもので、プレミア感あふれる。4月29日(金・祝)より全国の上映劇場(一部除く)とweb通販にて販売開始予定だ。『モエカレはオレンジ色』7月8日(金)公開<劇場前売券(ムビチケカード)>4月29日(⾦・祝)より全国の上映劇場(※⼀部の劇場を除き)・web通販にて販売予定。※取り扱い劇場など詳細は、後⽇発表。価格:1,500円(税込)
2022年03月21日アイドルグループ・Snow Manの岩本照が、映画『モエカレはオレンジ色』(2022年7月8日公開)の主演を務めることが19日、明らかになった。ヒロインは生見愛瑠が務める。同作は玉島ノンによる同名コミックの実写化作。ぼっちのJK・佐々木萌衣(生見愛瑠)が好きになったのは、超シャイで真面目な消防士・蛯原恭介(岩本照)。彼との出会いをきっかけに、どんどん前向きになっていく萌衣に、蛯原も徐々に心を開いていくが、不器用な2人の恋はなかなか進まない。そんな中、恋のライバルが現れる。主演として蛯原恭介を演じる岩本は映画では単独初主演となり、役作りのために体を更に鍛えるなど気合十分。ヒロイン・佐々木萌衣役の生見愛瑠は周囲になじめない女子高生を演じる。監督は、映画『赤い糸』『一週間フレンズ。』、ドラマ『1リットルの涙』『神様のカルテ』『プロミス・シンデレラ』などを手がける村上正典が務める。現在撮影中で、岩本はクランクイン前に行ったロープで壁を登る実際の消防訓練を完璧にこなし、立ち会った現役の消防士から「Fire Manになりませんか?」とスカウトされるほどだという。撮影の合間には他のキャスト達を先導して筋トレを行ったり、お互いに写真を撮り合ったり、既にチームワークもばっちりとなっている。○キャスト1問1答・出演のオファーを受けた時のお気持ちは?岩本:最初はドッキリかと思いました(笑)。本当に自分に来ている話ですか?って確認したくらいです。でも純粋に嬉しかったです!こういうご時世ではありますが、皆で楽しくキュンキュンできればいいな!と思っています。生見:私もとっても嬉しかったです! こういう青春映画にはすごく憧れがありました。とにかく緊張していますが頑張ります!・原作を読んでみての感想は?岩本:読んでいて、くぁー! ってなっちゃうようなシーンが多いです!(笑) 僕が演じる蛯原は甘党なんですが、僕も甘いものが好きなのでちょっと似てるなと照らし合わせながら読ませていただきました。生見:キュンキュンしたり、切なくなったり、でも命の大事さも知ることのできる、すごく色々な感情になる素敵な原作なので何度も読み返しちゃいました!・お二人は初共演ですがお互いの印象は?岩本:バラエティでもご一緒したことなく本当に初対面なのですが、バラエティもお芝居もできる、マルチ で色々挑戦されてるモデルさんだなというイメージです!生見:筋肉とダンスの印象が強いです!ポスター撮影が初対面だったのですが、軽々と持ち上げて頂いてしまいました(笑)・楽しみにしているファンの皆さまへ岩本:消防士として命を守る大切さも、恋愛映画としてのキュンキュンも両方あるので、きっと観ている方にも楽しんでいただける、夏にぴったりの作品になると思います!是非お楽しみに!生見:映画の現場に入るのは初めてでドキドキですが、皆さんにキュンキュンしていただけるように頑張ります!○原作:玉島ノン コメントモエカレを映画にしていただくことになりました。今でも信じられない気持ちですが、本当にすごく嬉しいです。原作とは一味違う展開や、実写ならではの表現がたくさんあるはず。かっこいいオレンジ達とかわいい萌衣を大画面で観られる日が心から楽しみです!○村上正典監督 コメント命と向き合う消防官の厳しさと温かさを体現する蛯原、その頑なな心をまっすぐな優しさで融かしていくピュアな高校生萌衣。岩本照さんの力強さと包容力、生見愛瑠さんの透明感とエネルギーは蛯原と萌衣そのもの! 今、最もキラキラした二人が紡ぐ恋模様にワクワクしながら撮影に臨んでいます。ひとを思う優しさ、他者を助ける強さを多くの方に届けられればと思います。サイコーに楽しい消防男子たちにも注目です! ご期待ください!!○制作陣 コメント・岩本照 起用理由ストイックでシャイ、そして鍛え上げられた筋肉の持ち主。原作を読みながら、そんな蛯原を説得力を持って演じられるのは、岩本さん以外思いつきませんでした。まさかの「甘党」という設定までぴったりとは!(原作の蛯原も岩本さんも甘党!)もはやこれは運命です。・生見愛瑠 起用理由バラエティ番組やモデルとしての活躍はよく拝見していましたが、ある日、お芝居をしている生見さんの表情を見て、「(萌衣ちゃん)いた!」と思わず叫んでいました。前向きで一生懸命でかわいい萌衣を、フレッシュに演じていただけると確信しています。(C)2022「モエカレはオレンジ色」製作委員会
2022年02月19日自分に似合うメイクが見つかる1冊2022年1月8日、メイクアップアーティストのかじえりは、メイク本『メイクやパーツへの悩みが一気に解決! 知りたいこと全部知ってかわいくなるメイクの教科書』が、KADOKAWAから2月24日(金)に発売されることをインスタグラムを通じて発表。Amazon.co.jpでは1月7日(木)から予約を受け付けている。同書では、誰でも簡単に真似できるメイクの基礎テクニックと知識を紹介。メイクの「分からない」が解決できる内容の濃い1冊となっている。自分の顔が好きになれない人や、いつも同じようなメイクになってしまう人などにオススメだ。かじえりオフィシャルインスタグラムのフォロワーからは「おばちゃんですが、いくつになっても綺麗でいたいので、すぐAmazonで予約しました」「動画だけじゃなくて本でも読めるなんて!絶対買います!!」などの声が寄せられている。YouTuberとしても活躍しているかじえりかじえりこと梶恵理子氏は、東京モード学園ヘアメイク学科を卒業し、メイクアップアーティスト兼YouTuberとしてフリーランスで活躍。美容国家資格やJMA日本メイク検定1級、JMA日本メイクアップ協会認定講師など、美容に関する資格を多数保有している。インスタグラムのフォロワー数は116,000人以上。2020年からは「Enamor」のプロデューサーを務め、製品開発にも携わっている。(画像はかじえりオフィシャルブログより)【参考】※かじえりオフィシャルインスタグラム※かじえりオフィシャルブログ※Amazon.co.jp
2022年01月13日2022年1・2月に上演される「喜劇名作劇場 恋ぶみ屋一葉『有頂天作家』」の取材会が行われ、作・演出を手がける齋藤雅文(劇団新派)、キャストの渡辺えり、キムラ緑子が登壇した。1992年に名優・杉村春子へ書き下ろされ、1994年の再演で読売演劇大賞 最優秀作品賞を獲得した『恋ぶみ屋一葉』。今回はタイトルを『有頂天作家』と改め、渡辺とキムラが過去の優れた喜劇に挑戦する『有頂天』シリーズの第4弾として上演される。なお本作は2020年3・4月に上演予定だったが、新型コロナウイルス感染症の影響で中止になった経緯がある。公演中止を経てリベンジが果たせる想いを、渡辺は「本番に向け死ぬ気で稽古した作品。ようやくできるのが本当に嬉しい」と喜びを語る。取材会の前日に本読みをスタートさせ、2年ぶりに作品と向き合った感想を問われると「(明治時代の元芸者役にもかかわらず)羽織を脱いでキレイに畳むことができず、グシャグシャに置いたら、ゲネプロをご覧になった方に笑われてしまいました」「今回は着慣れている人になりたい」と報道陣の笑いを誘った。キムラも「2年近く芝居を“寝かせた”ことで脳や身体の深いところにセリフが落ち着いたのか、湧き上がってきた芝居が前とはまったく異なっていておもしろかった」と“熟成”をアピールする。また女性同士の友情を描いたストーリーに擬え、互いの存在をどのように感じているか尋ねられると、渡辺の「他の俳優さんと芝居している時も、緑子ちゃんを思い出していた」「役者として成長する姿を観客として観ている」という言葉に、キムラが「えりさんを目指していきたい」と涙ぐむひと幕も。そんな二人を見守る齋藤は「同じような演劇体験をしてきた世代で(本作を)リメイクしたいという思いがありました」と渡辺とキムラを頼もしそうに見つめる。加えて「僕のように大劇場で育った劇作家に与えられている使命は、舞台上でいかに役者を光り輝かせるか」と改めて意気込み、「えりさんと緑子さんが今までにない魅力を発揮して、そこに(渡辺)徹くんも絡む密度の濃い会話劇になる予感がしています」と走り出した稽古の手応えを語った。あらすじは以下の通り。花街で働く女性に向けた代筆業を営む前田奈津(キムラ)はその昔、加賀美涼月(渡辺徹)と小説家になる夢を追っていた。奈津は小説家の道を諦めるが、人気作家となった加賀美とはよき相談相手として交流が続く。ある日、奈津の親友・小菊(渡辺えり)が姿を現す。元芸者の小菊はかつて芸者として加賀美と相思相愛だったが他の男へ嫁ぎ、程なく亡くなったはずだった。小菊の登場に、奈津は封印していた気持ちを思い出して──。公演は2022年1月15日(土)~28日(日)に、京都・南座にて。その後、2月1日(火)~15日(火)に、東京・新橋演舞場と巡演する。チケット販売中。取材・文:岡山朋代
2021年12月24日渡辺えり、高畑淳子のダブル主演の「喜劇 老後の資金がありません」が8月13日、東京・新橋演舞場にて開幕した。本作は、垣谷美雨による大ベストセラー小説「老後の資金がありません」をマギーの脚色・演出で、初の舞台化となる。初日前会見では渡辺、高畑が登壇。渡辺は「コロナ禍で色々大変な世の中ですが、歌って陽気にがんばっておりますので、ご声援の程どうぞよろしくお願いいたします」と挨拶。続く高畑も「できる限りの力を出して努めさせていただきたいと思います。その力が不安定な状態ではございますが(笑)」と話し、笑いを誘った。今回は「喜劇」だが、劇中に歌やダンスのシーンが盛りこまれ、物語が進んでいく。歌、ダンスについて「えりさん、とても歌が上手いですよ。『天使にラブ・ソングを…』という感じです(高畑)」「ダンスは複雑な振り付けがあるのですが、66歳で私たちよくやっていますよ!(渡辺)」と話すが、さらに高畑にはラップという大きな見どころが。ラップについて、本当に毎晩夢に見る、という高畑に、渡辺は「お上手ですよ。私が感動したのは『もう一回お願いします!』と必ず率先して稽古をするんですよ、18歳の新人みたいに」と話す。高畑は「お客様はお金を払っていらしてくださるわけですから。でもラップは難しい、10回に1回くらい間違えるんですよ、本当に頑張らないと」と意気込んだ。「老後の資金」をテーマに、誰にでも訪れる介護、葬式、子どもの結婚、雇用、年金と、様々な問題に普通の主婦が四苦八苦する姿を描く本作。ゲネプロでは一幕が披露された。結婚が決まった娘の派手婚にかかる費用を計算し、夫・章(羽場裕一)のいう通り援助していったら老後の資金がなくなることに篤子(渡辺えり)が叫ぶと、「老後の資金がありません」と歌い上げる歌唱シーンに突入。篤子の息子・勇人役・原嘉孝、篤子とサツキ(高畑淳子)が火曜生花教室の先生 城ケ崎役・松本幸大もジャニーズならではの華やかなダンスで場を盛り上げ、様々なシーンで活躍。またベーカリーを営むサツキの夫でパン職人の克也役・宇梶剛士のダンスにも注目だ。誰にでも起こりえる問題だからこそ、立ち向かっていく篤子、サツキの姿に勇気をもらえる本作。笑って泣ける喜劇は、ぜひ劇場で。公演は8月26日(木)まで東京・新橋演舞場にて、また9月1日(水)~9月15日(水)まで大阪・大阪松竹座にて上演。チケットは発売中。
2021年08月18日垣谷美雨のベストセラー小説を舞台化した『喜劇 老後の資金がありません』が、同い年の実力派ベテラン女優、渡辺えりと高畑淳子の舞台初共演で9月1日(水)より大阪松竹座で上演される。脚本・演出には『喜劇 有頂天団地』などでコメディに定評のあるマギー。老後の資金問題が次々と降りかかる平凡な主婦たちの生活を軸に、笑いと涙と希望の物語が歌や踊りを盛り込んで描かれる。稽古の真っ最中(取材時)の渡辺、高畑が来阪、まるで漫才さながらの掛け合いに笑いのあふれる会見で、作品の魅力と意気込みを語った。「喜劇 老後の資金がありません」チケット情報「高畑さんとは初めてですが、思わず笑ってしまうぐらいおもしろい方」と渡辺が言えば、「えりさんは、世の中にこんなにおもしろい人がいるか、という人」と高畑が言い、「稽古は大変だけどとても楽しい」と笑い合う。渡辺の役柄は、見栄っ張りな夫と娘・息子と4人家族の主婦・後藤篤子。「おとなしく謙虚で、はっきりものが言えない人」。契約社員として働きながらコツコツ貯めた老後の資金が、娘の派手婚、舅の葬儀とお墓の費用などでどんどん減り、さらに夫も自分も無職に。「もう八方ふさがりの役です」。高畑は、夫と小さなパン屋を営む神田サツキ。「ざっくばらんな倹約家。私もものすごく倹約家です」。姑の介護と年金問題に加え、大きなベーカリーの出店で経営難に。篤子とサツキは同世代で30年来の友人、月1回の生け花教室で会う時間だけが互いのストレス発散の場だ。「妙齢の女性の友情も描かれていて、私はそこがすごく好き」と高畑。見どころは、「2幕の登場で歌う私とえりさんの歌のシーン! えりさんの歌、この体から声が出るのですごい」と高畑が語れば、渡辺も「高畑さんの見事なラップシーンも。声がでかくてパワフル。100万回ぐらい練習したよね」と返す。深刻なテーマの中、歌と踊りは登場人物の本音を表現するなど「原作を3倍楽しめる効果があると思う」と渡辺。「よくこの2匹を舞台に乗せたなって感じですね。企画に乾杯!」と言う高畑は、吉村大阪府知事のファン。「お忙しいでしょうが、ぜひ劇場に来ていただきたいな」とラブコールも。「主婦の気持ちが具体的に書かれていて画期的、50代から70代の女性たちがとても感情移入しやすい作品です。手放しでおもしろく観れて、励みになると思う」(渡辺)。そして「演劇は、生きる勇気を与えてくれる薬」と声をそろえるふたり。「1回観るだけで1か月温泉で静養したぐらいの効能はあると思う。ワクチンより効くかもしれません(笑)」(渡辺)。現在、8月26日(木)まで東京・新橋演舞場にて上演中。大阪公演は9月1日(水)から15日(水)まで、大阪松竹座にて。チケット発売中。取材・文:高橋晴代
2021年08月16日新橋演舞場、大阪松竹座にて上演される舞台「喜劇 老後の資金がありません」の製作発表会見が6月29日、都内で行われ、主演の渡辺えりと高畑淳子、脚本・演出を手がけるマギーが出席した。垣内美雨の小説を原作に、老後2000万円問題でも話題を集めた“老後の資金”に右往左往する主婦たちの泣き笑いの奮闘劇を描く。同い年の渡辺と高畑は、意外にも今回が舞台初共演。「ずっと共演したいと思っていた。さまざまな舞台を拝見したが、ぜんぶ違うってところが好きですね。高畑さんは高畑さん。でも、役として感じることができる稀有な役者さん」(渡辺)、「えりさんは、とにかくエネルギッシュ。一緒にお芝居を作れる楽しみがある」(高畑)と期待を寄せた。コロナ禍の先行きが不透明ななかでの上演に、渡辺は「意思の疎通がうまくできず、本当に孤独で、毎日つらい。でも、生の演劇を見ると救われますね。ご覧になる皆さんにも、同じようにホッとしていただければ。お客様に笑顔をお届けしたい」と意気込み。高畑も「劇場は不思議な力を持った、魔法のような場所。舞台や映画、小説が心を強くしてくれるし、お客様にもそうなってもらいたいと信じている。(コロナ禍で)皆さん、どこか心が干からびれているんじゃないかと…」と舞台への思いを語った。本番を前に早くも丁々発止のやり取りを見せる主演女優ふたりの姿に、マギーは「とにかくワクワクしております」と期待感。2019年から脚本に着手し「コロナ禍以前を描いていますが、閉塞感のある時代に、劇場に来ていただく皆さんに、マスクの下でゲラゲラ笑ってもらえれば。開放感をお届けしたい」とこちらも意気込みは十分だ。歌や踊りもふんだんに盛り込まれているといい「老後の資金がないってお話は、内向きになりがちですが、生活感あふれる作品を歌と踊り、笑いでエンターテインメントにしたい」(マギー)。渡辺が「歌と踊りがあれば、時間(経過)も気持ちも飛び越えることができる。発散もできますし、好きですよ」と声を弾ませる一方で、高畑は「歌と踊り、苦手です…」と戦々恐々していた。取材・文・写真=内田涼【公演概要】新橋演舞場8月、大阪松竹座9月公演 『喜劇 老後の資金がありません』原作:垣谷美雨(中央文庫刊) / 脚色・演出:マギー出演:渡辺えり、高畑淳子羽場裕一、長谷川稀世、原嘉孝、多岐川華子、一色采子、明星真由美、松本幸大(ジャニーズJr.)、宇梶剛士●2021年8月13日(金)~26日(木) 新橋演舞場(東京都中央区銀座6-18-2)ご観劇料(税込・予定):1等席 12,000円 / 2等席 8,500円 / 3階A席:4,500円 / 3階B席:3,000円 / 桟敷席13,000円●2021年9月1日(水)~15日(水) 大阪松竹座(大阪市中央区道頓堀1-9-19)ご観劇料(税込・予定):1等席 12,000円 /2 等席:7,000円 / 3等席:4,000円チケット一般発売日:7月4日(日)10:00より電話予約・WEB販売開始松竹ホームページ:
2021年06月30日『滝沢歌舞伎ZERO 2021』の公開ゲネプロ、初日前会見が8日に東京・新橋演舞場で行われ、Snow Man(岩本照、深澤辰哉、ラウール、渡辺翔太、向井康二、阿部亮平、目黒蓮、宮舘涼太、佐久間大介)が登場した。同作は2006年よりジャニー喜多川が企画・構成・総合演出を務め、滝沢秀明が主演した和によるスーパーエンタテインメントシリーズ。2018年に滝沢が引退を表明した後、Snow Man主演で『滝沢歌舞伎 ZERO』として生まれ変わり、2020年には『滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie』が公開された。公演にはIMPACTors(佐藤新、基俊介、鈴木大河、影山拓也、松井奏、横原悠毅、椿泰我)も出演しており、岩本が同グループの新曲「Wildfire」の振付を担当。岩本は「結構、苦戦してましたね。ちょっと今までやったことのないジャンルだったんじゃないかなあ」と明かす。さらに「僕もメンバー以外に振りを付けるのは初だったので、新鮮な感じで。『こういう風にした方がやりやすいのかな』とか色々(試行錯誤)。振りをつけて自分も踊るのではなく、振りを付けるだけ、というのは初めてだったので」と自身でも初の挑戦となった様子。公演では、Snow Manが歌舞伎の化粧をステージ上で行っている前でIMPACTorsが新曲を披露しており、岩本は「不思議な気持ちです。隈取りしてる前で後輩達がパフォーマンスしてくれる、そこも滝沢歌舞伎の伝統という感じがして、嬉しいな。後ろから見守れる」と喜ぶ。一方で「本人達からしたら、振付をしてくれた人が後ろにいるって、緊張してると思います。でも楽しんでやってくれてるんでありがたいです」と苦笑した。目黒は「初めて見た時にIMPACTorsがすっごい食らいついて『頑張ろう』と言っていて。IMPACTorsと岩本君の振付の化学反応が出ていて、めっちゃかっこいいよね」と称賛。阿部が「振付の途中途中に、照らしさもある」と言うと、メンバーからも「わかる」「岩本節ね!」と声が上がり、ラウールが「こういうやつ」と実演する一幕も。渡辺が「台本にも名前があって、振付:岩本って書いてあるのがグッときました」と語ると、岩本は「パンフレットにも入れていただいて、けっこうまじで嬉しかったっす」と笑顔を見せた。
2021年04月08日渡辺えりと八嶋智人が出演する『喜劇 お染与太郎珍道中』が、2月1日に開幕。これに先立ち、初日前会見とゲネプロが行われた。「喜劇 お染与太郎珍道中」の公演情報はこちら作家の小野田勇が喜劇俳優・三木のり平とタッグを組み、1979年に『与太郎めおと旅』として初演された本作。tsumazuki no ishiの寺十吾が演出を手がける今回は、恋人を追って京へ旅立つことになった米問屋の箱入り娘・お染(渡辺)と、その付き人となるドジで間抜けな手代・与太郎(八嶋)の珍道中が描かれる。表向きは“夫婦”として江戸を出発した旅路に、騒ぎが起こらぬわけもなく──。会見で見どころを問われた渡辺は「初めて娘役をやること」とコメント。「小さい時から太っていて声も低く、学芸会デビューは同級生のお母さん役でした」と続き、1991年に上演された『楡家の人びと』を思い出しながら「母と同い年である八千草薫さんの“ばあや”を演じて老け役ばかりでしたけど、年を重ねてから娘役が来るとは」と言って、報道陣を笑わせた。そんな渡辺と喜劇初顔合わせとなる八嶋が「稽古の最後には、えりさんが二十歳のお嬢様に見えて……どんどんかわいく思えてきた」と話すと、渡辺は「かわいいんだよ!もともと」と毒づいて息ぴったりの様子を覗かせる。自身は「三木のり平さんが演じた与太郎をやるので恐縮していますが、(在りし日の彼を連想させる)丸いレンズのメガネをつくって臨みます」と意気込んだ。この掛け合いを「稽古場でも珍道中のままですよ」と紹介する西岡徳馬は、お染与太郎と出会う堅物の浪人役。実娘(優妃)と親子役で初共演とあって「つい観察しては自宅でダメ出ししちゃいますね」と父親の顔を見せる。二人の珍道中を見守る鳶役の太川陽介は、緊急事態宣言下で旅番組のロケ中止を話題に挙げ、「収録現場に居合わせた方と触れ合えない日々が続きますが、この作品でお客さんの前に出られる幸せを感じています」と感謝の気持ちを伝えた。ゲネプロは一幕のみ公開され、お染・与太郎の旅を中心とする人情喜劇が展開。渡辺は低音ボイスで老け役続きだった過去とは一転し、麗しい声色で若々しさを立ち上げる。一方で、京へ向かった恋人を慕う気持ちを情感たっぷりに歌い上げ、客席を魅了した。日ごろツッコミ気質を謳う八嶋のおとぼけ与太郎ぶり、そして悪役・お役者小僧との二役対比にも注目したい。公演は2月17日(水)まで、東京・新橋演舞場にて。その後、2月21日(日)~27日(土)に京都・南座と巡演する。チケット販売中。取材・文:岡山朋代
2021年02月02日2月に上演される『喜劇 お染与太郎珍道中』で“ワケあり夫婦”に扮する渡辺えり・八嶋智人。過去に共演経験はありながらも“喜劇初顔合わせ”となる二人に、稽古前の思いを語ってもらった。作家の小野田勇が喜劇俳優・三木のり平とタッグを組み、1979年に『与太郎めおと旅』として初演された本作。tsumazuki no ishiの寺十吾が演出を手がける今回は、恋人を追って京へ旅立つことになった米問屋の箱入り娘・お染(渡辺)と、その付き人となるドジで間抜けな手代・与太郎(八嶋)の珍道中が描かれる。表向きは“夫婦”として江戸を出発した旅路に、騒ぎが起こらぬわけもなく──。バラエティ番組での仲の良い姿が印象的な二人は、日ごろから出演作をチェックしあうなど役者として互いを尊敬しあっている。かつて、三木のり平とドラマで共演をしたことがあるという渡辺が「のり平さんは、ご自分が率先してバカやって周りを生かして笑わせる、とても面白い方でした。八嶋さんにとっては、かなりの挑戦となる役に巡り会えたのでは」と言うと、八嶋は「俳優として新たな何かを得られる予感にワクワクします」と述べた。お染を演じるにあたって、渡辺は『与太郎めおと旅』で同じ役を演じた故・京塚昌子について、「日舞など何をなさっても素晴らしい芸達者な女優さんでした。それらを全て封じて大らかな存在感で観客を魅了していらっしゃった」と思いを寄せる一方で、「私は体重を利用して人を踏み潰すようなシーンもあるので多分かなり動き回らなきゃ」といって八嶋と取材陣を笑わせた。江戸の香りが残る東京喜劇こと“のり平芝居”にどう向き合うか尋ねると、八嶋は「現代に生きる関西人の僕にとって、のり平さんが演じていらっしゃった当時の“粋”を体現することは大きなハードルになりそう」とコメント。「内包された怒りや悲しみまで昇華していく東京人の粋な笑いは一朝一夕に身につけられるものではない」と背筋を伸ばす。一方で「普段はツッコミ気質だから、与太郎みたいなおとぼけキャラを演じるのは難しいですが、とても楽しみ」とも。“コロナうつに笑いは良薬”とばかりに「とにかく笑わせたい」と語る渡辺。古代ギリシャの医師たちが演劇を医療として用いていたエピソードに触れながら「お客さまや私たち演劇人が受けた傷を喜劇の力で癒すことができれば」と意気込む。その話にうなずく八嶋も「コロナが流行し始めた頃は不謹慎だと思う方もいらっしゃったかもしれない“喜劇”も、今はお客さまに必要としていただいている」と続き、「スタッフの皆さんの努力で、万全な感染予防対策でお迎えする劇場で、安心して楽しい時間を過ごしてもらえたら」と語った。公演は、2021年2月1日(月)~17日(水)に東京・新橋演舞場で。その後、2月21日(日)~27日(土)に京都・南座と巡演する。12月26日(土)10:00からチケット発売。取材・文:岡山朋代
2020年12月25日文/RKRK美容系YouTuber・かじえりさんがプロデュースするブランド『Enamor』(エナモル)から、第一弾商品として熊野筆メイクブラシ7本&ブラシケースのセットが登場しました。おしゃれなデザインと、熊野筆の使いやすさに期待が高まる今回のアイテム!持っているだけで気分が上がりそうです。「私が、私を、好きになる。」毎日の綺麗を作るパートナーEnamorのコンセプトは『私が、私を、好きになる』。今回の熊野筆メイクブラシ7本&ブラシケースのセットは、手に取った人が、自分らしく輝き、日々忙しい日常の中で“自分に心を奪われる瞬間”に出会えるように、そんな思いが込められて作られました。『熊野筆メイクブラシ7本&ケースセット』¥9,800(税抜)かじえりさんは、メイクをする上で最も重要なのはメイクブラシだと考え、普段から、広島県熊野町で筆職人により1本ずつ手作りされる熊野筆を愛用しているそう。今回のプロデュースは、素材やサイズ感、形状、デザイン、細部まで、かじえりさんがこだわり抜いた渾身のメイクブラシセットになっています。チークやアイブロウ、アイシャドウ、シェーディングなどあらゆるメイクアップ場面で使用できる、とっても豪華なセット。ブラシごとに異なる毛質で、セルフメイクもプロ級に……!7本セットでも持ち運びやすいスマホサイズなので、旅行などにも重宝しますよ。【商品概要】『熊野筆メイクブラシ7本&ケースセット』販売価格:¥9,800(税抜)[セット内容]・肌をきれいにみせるチークブラシ…山羊毛(粗光峰)100%・立体感を演出できるファンブラシ…狸毛100%・誰でもプロ級アイシャドウブラシ(大)…馬毛100%・立体錯覚ノーズシャドウブラシ…灰リス毛+山羊毛(粗光峰)100%・誰でもプロ級アイシャドウブラシ(小)…馬毛100%・マルチアイラインブラシ…イタチ毛100%・垢抜け美眉アイブロウブラシ…馬毛100%・クロコダイル調ブラシケース…合皮かじえりさんのYouTubeチャンネルでは、詳しい使い方の説明動画もupされています。人気のあまり、公式Instagramなどでは続々と再販告知が……。気になる方は早めのチェックを!【参考】戸田恵梨香風メイクでお馴染みの美容系YouTuber「かじえり」が立ち上げたブランド「Enamor」第一弾「熊野筆メイクブラシセット」を2020年11月25日(水)発売 - PR TIMES©株式会社タウハウス
2020年12月02日「Enamor」第一段アイテムが発売メイクアップアーティスト「かじえり」がプロデュースするコスメブランド「Enamor(エナモル)」が2020年11月25日(水)にデビュー。第一弾アイテムとして「熊野筆メイクブラシセット」をオンライン限定で発売した。かじえりとは?かじえりは発信型メイクアップアーティストとしてYouTubeやテレビなどで活躍。自身の美容系YouTubeチャンネルは、登録者数が20万人を超えている。そんな彼女が「私が、私を、好きになる」をコンセプトに、オリジナルコスメブランド「Enamor」をプロデュース。ブランド第一弾アイテムとして、天然毛100%の熊野筆メイクブラシ7本とブラシケースのセットを発売した。品質と価格を両立かじえりはメイクをする上で一番のキーポイントは、メイクブラシだと考えている。そこで普段愛用している熊野筆をより多くの人に使ってもらいたいと、今回のアイテムを企画。熊野筆メーカーとダイレクトに取り引きをすることで、品質や素材、デザインには妥協せず、税抜9,800円という価格を実現させた。セット内容はチークブラシ、ファンブラシ、アイシャドウブラシ(大・小各一本)、ノーズシャドウブラシ、アイラインブラシ、アイブロウブラシの7本に、大人ピンクが可愛いクロコダイル調ブラシケース。持ち運びしやすいようサイズ感にもこだわり、スマホサイズに仕上げられている。(画像はプレスリリースより)【参考】※「Enamor」公式サイト
2020年11月30日かじえりがプロデュースする『Enamor』2020年10月13日、「かじえり」こと梶恵理子は、【2つ報告があります】というタイトルで自身のオフィシャルブログを更新。入籍したことと、自身がプロデュースするコスメブランド『Enamor(エナモル)』を立ち上げたことを発表した。『Enamor』のキャッチコピーは「私が、私を、好きになる」。メイクをすることで自分に自信がもてるようになったかじえりが、「もっと自分の虜になってほしい。もっと自分に夢中になってほしい。」との思いを込めて作った。第1弾となる熊野筆のメイクブラシは11月25日に発売。チークブラシ、ハイライトブラシ、アイシャドウ大、アイシャドウ小、アイブロウブラシ、ニュアンスノーズシャドウブラシ、マルチラインブラシ、スマホサイズのブラシポーチの8点セットで9,800円(税抜き)。インターネットで販売される予定だ。フリーランスで活躍中梶恵理子は東京モード学園ヘアメイク学科を卒業。美容国家資格、JMA日本メイク検定1級、JAAアロマコーディネーター、JMA認定メイク講師などの資格を保有し、発信型メイクアップアーティスト、YouTuber、メイク講師、SNSアドバイザーなどマルチに活躍している。インスタグラムのフォロワー数は11万人以上オフィシャルブログのフォロワー数は4万人を超えている。(画像は梶恵理子オフィシャルブログより)【参考】※梶恵理子オフィシャルブログ※梶恵理子オフィシャルインスタグラム
2020年10月18日唐田えりか(23)の再始動を10月5日、「NEWSポストセブン」が報じた。記事によると、現在の彼女はショートカット。所属事務所の用意した事務仕事に励んでいるという。「唐田さんは14年春にスカウトされ、有村架純さん(27)や広末涼子さん(40)らの所属する今の事務所に入りました。15年7月期の月9ドラマ『恋仲』で女優デビューをし、『ソニー損保』のCMにも出演。167センチの長身を活かし、ファッション誌『MORE』の専属モデルとしても活躍していました。さらに韓国の芸能事務所とも契約を結び、同地でスマートフォンのCMに出演していました」(スポーツ紙記者)着実に女優としてステップアップを重ねていた唐田。しかし、今年1月に事態が一転する。東出昌大(32)との不倫が「週刊文春」で報じられたのだ。2人は18年9月に公開され、第71回カンヌ映画祭のコンペティション部門に出品された映画「寝ても覚めても」で共演。その陰で、ひそかな愛を育んでいたという。この件がキッカケで、8月に東出と杏(34)は離婚を発表。そして、不倫騒動の余波は唐田の女優業にも影響を及ぼしている。「唐田さんは出演していた連続ドラマ『病室で念仏を唱えないでください』(TBS系)を降板し、『100文字アイデアをドラマにした!』(テレビ東京系)の主演回もお蔵入りに。『MORE』の専属モデルも解除となりました。韓国で再出発の計画もあったそうですが、日本以上に不倫への風当たりが強く却下になったと聞きました」(前出・スポーツ紙記者)これまで唐田の女優人生を支えてきたのは、家族だった。18年6月、「AERA dot.」のインタビューで唐田はこう話している。「初めてのCMが決まったとき、祖父もそのCMのサービスに登録してくれたんですけど、電話相手に私の話をずっとするんです!『孫が出ているから登録するよ』って。相手の方もびっくりしちゃいますよね(笑)」そんな彼女を可愛がってきた祖父は、不倫騒動に憔悴した様子だった。今年1月、本誌の取材に対し“ノーコメント”を貫いていた。また本誌は7月、唐田の姉に取材。「ご実家に帰ってくることもあるのでしょうか?」と質問したところ、「こちらには、ほとんど戻りません。ただLINEで連絡はできますから、本人が元気でいることは間違いないです」と姉は近況を明かしてくれた。さらに「女優復帰は厳しいのではないか、という声もあります」と聞くと、こう答えた。「このまま引退ということはないはずです。それでは本人はもちろん、家族も悔しすぎます。(仕事再開については)事務所さんにお任せしていますが、本人も仕事を続けるつもりですし、家族としても応援を続けていきます」家族の期待を背負う唐田。再び女優に戻ることはできるだろうか?
2020年10月05日尾上松也(35以下、松也)えりさんとは家族ぐるみで身内みたいなお付き合いをさせていただいて。渡辺えり(65・以下、渡辺)そうそう、お母さん(元新派女優の河合盛恵さん)とは“えりもりコンビ”で『ぴったんこカン・カン』(TBS系)に出ました(笑)。妹の(春本)由香ちゃんとも今春、舞台『有頂天作家』で共演する予定でしたし。コロナの影響で延期になってしまったけど。松也4年前、舞台『狸御殿』でえりさんと共演させていただいたときは、毎晩のように飲みに行ってましたよね。渡辺あのときは母子役で。新橋演舞場は(故・中村)勘三郎さんゆかりの劇場だったので、私が何度も泣いて演技できなくなる日もあって。そのたびに松也くんがカバーして慰めてくれたんだよね。松也えりさんは大先輩ですけど、本当にどんな新人の方よりも探求心と向上心が強くて、見習わなくてはと驚かされました。渡辺松也くんは明るくて、人を甘えさせてくれる、ドンと来いという大きな親分肌のところがあって、一緒にお芝居してると勘三郎さんのたたずまいを思い出して、すごくうれしいんです。2人は8月21日からの舞台『消えなさいローラ』でも共演する。松也は現在、ドラマ『半沢直樹』に瀬名洋介役で出演中。実は渡辺も大の『半沢』ファンであり、話題は収録秘話へと移っていった。渡辺見てますよ、『半沢直樹』!皆さんの顔芸、すごいよね(笑)。松也ありがとうございます。現場では直前までフェースシールドをつけているので、本番では皆さんのテンションが急にあがるんです(笑)。渡辺7年前の第1作のときから見てたの?松也見てはいましたが、続編への出演が決まってから改めて全部見直しました。やはり、惹かれましたね。香川(照之)さんも(片岡)愛之助さんも、あれだけ大胆な演技をしても『半沢直樹』の中では普通に感じられる。笑えるのに説得力があるじゃないですか。僕も頑張らないとなと心しましたね。今回は残念ながら香川さんと(市川)猿之助さんとは現場が一緒になることがなくて……。渡辺瀬名社長が着ている、あの白いVネックのインナー、すごく似合ってるわよ!松也あの白いインナーはジャイさん(福澤克雄監督)が決めてくださったんです。皆さんスーツが多いなか、瀬名だけがカジュアルなのですが、服装には無頓着、先輩肌ってイメージで選んだそうです。渡辺スティーブ・ジョブズ(アップル社の創業者)をモデルにしたとかあったの?松也いや、原作を読んだ僕のイメージと、ジャイさんの思い描く瀬名像で構築しました。瀬名は正義漢で熱い男ですからね。歌舞伎の諸先輩方の怒った表情を想像したり、どんな演技をされるのかを予想したりしながらつくっていきました。渡辺大和田役の香川さん、第4話ではほんとに泣いてましたよね。松也香川さんは変幻自在ですよね。あの演技力には頭が下がります。原作では大和田は登場していないので、ドラマの演技はオリジナルなんです。渡辺会社のシーンでも何十人もエキストラ使って、緊張しない?松也僕の役は重要な役だとジャイさんから伺っていたので、撮影初日は緊張しましたね。堺雅人さんとの最初のからみでは堺さんがすごい長ゼリフで、それが完璧だった。専門用語がたくさん入ってるのに、まったくかまずに。そんな堺さんに引っ張られ、僕も負けていられないという気持ちになりました。堺さんは緊張してた僕を見て、『歌舞伎、これから先どうなるの?』とかフランクに気さくに話しかけてくださって。渡辺堺さん、私が演出した舞台にも出てくれたことがあったんですが、打ち合わせに20分遅れてきたから思わず雷落としちゃって。もっとやさしくしとけばよかった(笑)。ほかに印象に残ってるシーンある?松也僕が郷田社長(戸次重幸)のオフィスに乗り込んで詰め寄るシーンです。瀬名社長は短気なのでいきなりぶち切れ、堺さんが体を張って止めに入る場面があったんです。そのとき堺さんが「全然遠慮しないで振り払っていいよ」っておっしゃってくださったので、思いきりできました。「これぞ『半沢直樹』!」って感じでした。渡辺半沢さんとの剣道のシーンも素敵だったわね。松也あのシーンは1日がかりで撮ってたんですよ。道場を去るシーンでは、これからいよいよ反撃開始だと。そう思ったら思わず「うおー!」と口から奇声が出ちゃって!渡辺アドリブでしょ?監督から怒られなかった?松也逆にジャイさんが喜んでくださって、褒められたんです。渡辺それは私も鼻が高い(笑)。『消えなさいローラ』は松也にとって7カ月ぶりの舞台になる。松也僕、えりさんが演出される舞台にまた出演したいと言っていたので、今回ようやく夢がかないました。渡辺松也くんは私が演出した歌舞伎『新版 舌切雀』にも出てくださって、あれが初対面。松也あのときは僕はまだ22歳。当初はセリフもないお役だったのが、勘九郎さんが早変わりで2役勤めるはずが間に合わない。それでもう一つのお役を(片岡)孝太郎さんが勤めることになって、そのお役が僕に回ってきた。稽古中はえりさん、僕のことをかなり我慢してくださってましたよね(笑)。渡辺勘三郎さんに「あの子、大丈夫?」なんて失礼なことを言ったら「いい役者んだから我慢して見てやれよ」と怒鳴られて。稽古終わるころには反省してました。松也2人芝居は僕の人生で3回目。最初に稽古場入ったとき、お芝居ができる喜びでグッときました。1月の新春浅草歌舞伎以降、舞台に立っていませんから。渡辺コロナだから握手もハグもできなかったですけど(笑)。松也今回の舞台はミステリアスで、コメディでもあり、深い話なのでぜひご覧いただきたいです。「女性自身」2020年9月1日号 掲載
2020年08月19日アイドルグループ・Snow Manの岩本照(ひかる)の芸能活動再開が、1日にジャニーズ事務所の公式サイト「Johnny’s net」にて発表された。同グループは1月にCDデビューした9人グループで、岩本はリーダーを務めるほか、身体能力を生かし『SASUKE』にも度々出演するなどの活躍を見せている。週刊誌『FRIDAY』により、岩本が17年に行っていた未成年女性との飲酒を報じられたことを受け、3月30日に一定期間の活動自粛を発表していた。この度、同事務所は岩本について「すべての芸能活動を自粛し、自分自身と向き合ってまいりました」と明かす。新型コロナウイルスの感染が拡大する中、同事務所も様々に支援活動を行なっており、「岩本は、その姿を目にするたびに、一層深く反省しておりましたが、次第にその反省に加えて今後に対する決意を示すことができるようになりました」と発表。さらに同事務所は「改めて、タレントとして活動することができるのは多くの方々のご支援のおかげであることに思いを致し、自身の立場や環境に対する理解を深めている様子が伺われました」とコメント。改めて、1日より芸能活動を再開することを明らかにした。
2020年07月01日アイドルグループ・Snow Manの岩本照(ひかる)の、一定期間芸能活動自粛が、30日にジャニーズ事務所の公式サイト「Johnny’s net」にて発表された。同グループは1月にCDデビューした9人グループで、岩本はリーダーを務めるほか、身体能力を生かし『SASUKE』にも度々出演するなどの活躍を見せている。今回の活動自粛は、週刊誌『FRIDAY』により、岩本が17年に行っていた未成年女性との飲酒を報じられたことを受けたもの。同事務所は「この度の報道を受けまして、直ちに岩本に事実確認をしましたところ、同席されていた方の中に未成年の方がおられたという認識は岩本にはなかったものの、報道にある酒席に参加したことは事実であると率直に認めました」と経緯を説明。「社会人としての自覚と責任が欠如していることの表れであり、ジャニーズ事務所所属タレントとしてふさわしくない行動である」と判断したという。さらに岩本について「これまでの軽率な行動を真摯に反省している様子が伺われましたが、以上の検討の結果や状況を踏まえ、岩本自身により深い反省を促すために、一定期間芸能活動を自粛することといたします」と発表。「自分の立場や環境に対する理解を深めることによって、社会人として信頼していただくことができる人間へと成長できるよう、努めてまいります」とコメントしている。
2020年03月30日エンリケこと小川えりさんの新刊2月14日、元キャバクラ嬢でタレント、YouTuberの小川えりさんによるスタイルブック『※エンリケ空間』が発売された(※は記号のシャープ)。同書では今注目の小川えりさんがメイクやファッションを初公開しており、A5判で160ページ、宝島社より1,500円(税別)の価格で発売中である。引退したからこそ語れるマル秘情報も岐阜県出身の小川えりさんは、名古屋・錦の老舗高級キャバクラ「アールズカフェ」にてNo.1キャバ嬢となり、エンリケのニックネームで知られている。2018年のバースデー・イベントでは、3日で2億5000万円以上の売り上げを達成したという伝説がある。小川さんは昨年11月にキャバクラ嬢を引退。今一番マネしたい女性として、テレビでも人気で、昨年10月に開設されたYouTubeのチャンネルでは、ヘアメイクやコーディネートなどの動画を公開。開設から約4か月で17万人以上が登録し、Instagramでは46万人以上のフォロワーを集めている。発売された新刊では、次のステージへと進んだ小川さんがメイクやファッションを初公開。SNSなどでは公開していない情報も掲載され、男性だけでなく女性にもモテる秘密がわかるスタイルブックとなっている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※エンリケ空間 - 宝島社の公式WEBサイト 宝島チャンネル
2020年02月24日2020年1月22日にCDデビューするジャニーズJr.内ユニット・Snow Manの岩本照、ラウール、目黒蓮が28日、都内で行われた「WEIBO Account Festival in Japan 2019」に登場した。同アワードは、中国最大のソーシャルメディアであるWEIBO(微博)で活躍し、中国で大きな影響力を持つアーティストや企業を表彰するもの。日本では2回目の開催となる。Snow Manは、新人アーティスト賞を受賞し、岩本、ラウール、目黒が代表して参加。レッドカーペットを歩いた後、セレモニーに出席してトロフィーを受け取った。3人はそれぞれ中国語であいさつ。その後、岩本が日本語で「本当に光栄に思います」と喜びを伝え、「Snow Manは来年1月22日にCDデビューし、春にはアジアツアーが控えております。この賞の名に恥じぬよう、Snow Man、ジャニーズ、日本のエンターテインメントの素晴らしさをWEIBOさんのお力を借りながら世界に発信していきたいと思いますので、これからもよろしくお願いします」と意気込みを語った。○「WEIBO Account Festival in Japan 2019」主な受賞者一覧【新人アーティスト賞】Snow Man【人気アイドルグループ賞】乃木坂46【人気俳優賞】竹内涼真【注目俳優賞】千葉雄大【マルチアーティスト賞】斎藤工【躍進俳優賞】志尊淳【話題女優賞】西野七瀬【ブログ新人賞】高橋愛【日中文化交流アンバサダー賞】ディーン・フジオカ【ファッションタレント賞】小嶋陽菜【グッドシンガー賞】板野友美【アニソンロックシンガー賞】LiSA【ベストライブパフォーマンス賞】May’n【日中文化交流賞】吉田美佳子【人気実力女優賞】カーメイン・シェー【実力シンガー賞】ケンジ・ウー
2019年11月28日グラビアアイドルの北見えりが4日、東京・秋葉原のソフマップで最新イメージDVD&ブルーレイ『Bizarre fruit 奇妙な果実』(発売中 DVD:4,180円税込 ブルーレイ:5,280円税込 発売元:M.B.Dメディアブランド)の発売記念イベントを行った。フェティッシュ分野で精力的な活動を行っている北見えりは、上からB88・W55・H89というスレンダーボディーにFカップバストが魅力の19歳。グラビア以外では、海外でもモデルとして活動している。そんな彼女のグラビア3作目となる同DVDは、今年7月に都内で撮影。ソリッドなシチュエーションとしてラバー、全身タイツ、マイクロビキニ、バキュームベッドの4つのフェティシズムを表現するなど、これまでのグラビアDVDとは異なった世界観を演出している。DVDでも着用したというラバー系の衣装姿で登場した北見は「今回のDVDは設定やストーリーは特になく、全編イメージ映像で構成されています。シーン的にはマイクロビキニを来て全身に光を浴びたり全身タイツを着てシュールな動きをしました。それに黒のキャットスーツも着ました」と解説。苦労したシーンは「特にないですね。恥ずかしかったシーンも全然なかったです。バキュームベッドのシーンは半分寝てました(笑)」と冗談交じりに笑みをこぼし、セクシーなシーンについては「ラバーの光のテカリがオススメですよ。光を当ててラバーの良さを表現しました。ラバーマニアの方は見て欲しいですね。それに今回の衣装はすべてオーダーですよ」と話すなど、衣装のこだわりがオススメだという。グラビア以外ではラバーの衣装を着て活動しているという北見。「DVDに限らずラバーを着て活動しています。ドイツやオーストリアとかでモデルとして活動しています。12月には大きな個展を原宿でやるんですよ」とちゃっかりアピールし、「今後の目標は救急車を買うこと! なぜかって、撮影のために買うんですよ~」と天然ぶりも発揮していた。
2019年11月06日2020年に同時デビューするジャニーズJr.のグループ・SixTONES(森本慎太郎、田中樹、ジェシー、高地優吾、京本大我、松村北斗)とSnow Man(岩本照、深澤辰哉、ラウール、渡辺翔太、向井康二、阿部亮平、目黒蓮、宮舘涼太、佐久間大介)が4日、東京ドームにて執り行われたジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(享年87)の「お別れの会」に出席し、囲み取材に応じた。佐久間は、祭壇でジャニーさんに伝えたことを聞かれると「ジャニーさんは泣き顔が嫌いだったので。笑顔の大切さを教えてくれてありがとうということと、僕たち今後、ライブ活動とかもやりますので。アジアツアーもやりますから、ぜひ『ライブ会場に見に来てくれ』と伝えました」とコメント。岩本は「人との出会いとか、ご縁を教えてくださったのはジャニーさん」と言い、「Snow ManとSixTONES、これからいっぱい出てくるスターたちが、みんなで時代を作り上げていって、生まれ変わったとしても、ジャニーズに入りたいと思うような時代を、ちゃんと作っていくべきだなと、改めて今日、思わせていただきました」と未来を見据え、「生まれ変わってもジャニーズに入りたいです」と笑顔を見せた。一方、ジェシーは「そこにいるんだなと思いながら、ジャニーさんに『SixTONES見とけよ』という一言と、あとで電話するねっていうのを、心の中で伝えました」と報告。京本は「人前に出るのが、もともと得意ではないほうだったんですけど、ジャニーさんと出会わせていただいて、パフォーマンスすることの楽しさも教えていただきましたし、唯一ジャニーさんに褒めていただいたのが歌なので、デビューさせていただきますし、これからたくさんの場所で、歌で色々なことを届けていきたいと決意表明をさせていただきました」と明かした。また、ジャニーさんにスカウトされたことがきっかけで芸能界に入った森本は「拾っていただいてありがとうございますという感謝と、9月から、ジャニーさんが大好きだった『少年たち』という舞台があるので、10月からはSixTONESのライブツアーが始まるので。そこから色々な世界にも行きたいですし、『全世界どこに行っても、絶対見に来てね』っていうことをお伝えしました」と話していた。
2019年09月04日8月7日に東大和市で開幕し、関西や九州、東北を巡って好評を博してきた舞台が、いよいよ東京・下北沢の本多劇場で本日8月28日に幕を開ける。渡辺えり率いるオフィス3○○(さんじゅうまる)の『私の恋人』。小説家・上田岳弘による三島由紀夫賞受賞作を、脚本・演出を手がける渡辺と、新進気鋭の作曲家・三枝伸太郎が音楽劇へと紡ぎあげた。主な出演者は、のん、渡辺、そして小日向文世の3人。30もの役柄を、たった3人きりで演じきるという試みに注目だ。つまり、3人とも何らかの形で、舞台上に出づっぱりということ。さっきまでいたいけな少女を演じていた俳優が、突然オジサンになって再登場なんていうことが、演劇的表現の中では実に軽々と行われる。そしてもうひとつの見どころは、今回が初舞台となるのんの初々しさと、百戦錬磨の渡辺と小日向の円熟味のコラボレーション。「甘じょっぱい」とか「酸っぱ辛い」とか、複雑な旨味に満ちているはずに違いない。描かれる物語も、そんな表現手法にぴったりの世界観である。時空を超えて生まれ変わり続ける「私」の物語だ。遥か10万年前、クロマニョン人だった頃の「私」の想い。第2次世界大戦前、ベルリンで暮らすユダヤ人だった頃の「私」の想い。そして現代、日本に生を受けた「私」の想い……。演劇は、時空を超え、あらゆる境界線を超えることのできる自由な表現の場。そこで躍動する俳優たちの底力を、存分に楽しめる舞台である。9月8日(日)まで。文:小川志津子
2019年08月28日渡辺えりが脚本・演出、出演する「私の恋人」。8月7日に東京・東大和市民会館ハミングホールでのプレビュー公演からスタートし、兵庫、鹿児島、山口、福岡にて上演。 8月22日(木)岩手・久慈市文化会館 アンバーホール 大ホールにて、8月25日(日) 山形・やまぎんホールにて、そして8月28日(水)~9月8日(日)東京・本多劇場と、渡辺えり、小日向文世、のんが、新作を携えて全国を周る。【チケット情報はこちら】本作は、今年、第160回芥川賞を受賞するなど注目を集める作家・上田岳弘が2015年に発表し、三島由紀夫賞を受賞した同名小説を原作にした音楽劇。恐るべき正確さで世界の未来図を洞窟の壁に刻んだクロマニョン人、第二次大戦中に収容所で絶命したユダヤ人、そしてそのふたりの生まれ変わりとして平成日本を生きる「私」井上由祐が、理想の女性を胸に10万年の時空を超えてつづる恋物語を、渡辺ならではの時空を自在に行き来する、まるでパッチワークのようなファンタジーに包み込んだ。そして原作とともに舞台が、衣装の早替えやコミカルな展開の影に浮き彫りにするのは今も昔も変わらぬ戦争という愚行であり、強者が弱者を苦しめるといった構造に対する心の痛みだ。今作ではかねてより渡辺作品への出演を熱望していた小日向文世、のんを迎え、3人の役者が時空や30もの役を演じるという趣向で上演される。小日向の硬軟自在な演技、初舞台にも関わらず伸び伸びと立っているのん、そしてユーモラスな演技と深みのある歌で惹きつける渡辺、それぞれが魅力的に舞台を作り上げている。初日を終え、今回が初舞台となるのんは「すごく緊張しましたし、早替えも初めての事でセリフが飛んだらどうしようと不安もありましたが、その大変さも含めて、緊張を楽しむことができたと思います」とコメント。「稽古と違って実際に観客の皆さんの前に出るのは緊張するしアドレナリンが出る。その中で、NG出たらもう1回ができない緊張感を味わえるのは役者としてかなり重要な事ですよね。そして、小日向さんとえりさんの舞台上での演技を間近で体感できるのはしびれます。こんな最高の初舞台は他になかったと思う。その分、私自身ももっともっと深めていかないとつまんない演技で終わっちゃうという危機感はありますが、本当に役者として嬉しい時間をかけている。そういう充実感がすごいです。ワンステージごとにブラッシュアップして、舞台の上で自由に生きられるように頑張ります」と意気込んだ。またこのたび、本多劇場9月4日(水)19時が追加公演として決定。8月20日(火)10時よりチケットぴあにて販売。この機会をぜひお見逃しなく。
2019年08月19日女優の渡辺えりが、脚本・演出を務める新作舞台『私の恋人』を上演する。今年芥川賞を受賞した上田岳弘の三島由紀夫賞受賞作『私の恋人』を下敷きに、独自の恋物語を描き出す。共演に小日向文世、本作が初舞台となるのんを迎え、3人で30もの役を演じ分ける。約15曲の楽曲で綴るユニークな音楽劇だ。オフィス3○○「私の恋人」チケット情報主人公の“私”は、博愛の精神に満ちた「理想の恋人」に出会うまで、輪廻転生を繰り返し、10万年もの時空を生き続ける。クロマニヨン人からユダヤ人、そしてフリーターとして現世に生きる井上由祐に至るまで。恋人探しの一方で、浮き彫りになるのは無くならない戦争の歴史だ。SF的世界観から本質を炙り出す手法は、渡辺戯曲とも共通する。渡辺は、上田が描くテーマにも共感するという。「大きく言えば人類愛ですよね。なぜ人間は同じ過ちを繰り返すのか。いま断捨離が流行っていますが、忘れてはいけないような過去まで全部捨てるような時代になっている。合理化や分業化が進み、誰もが自分の保身に走ったり、日本人の良さである思いやりや情の部分が消えつつあるなと。そこを今回はお節介おばさんのように問い直したい。原作からは一部だけをお借りして、残りの9割は私の創作です(笑)」。原作通りにやれば「5時間は必要」な10万年の恋物語も歌やダンス、ユーモアを盛り込み、約1時間40分に凝縮する。情報量満載の展開だが「わけの分からなさを楽しんで」と渡辺。「だって、のんちゃんが主人公や彼が飼っている猫になったり、今お母さん役だった小日向さんが、次はお父さん役で出てくるわけですから。そこは笑って楽しんで。ピカソやマグリットも、パッと見は何の絵かは分からないけど、惹かれるから見るでしょ。それの演劇版です(笑)」。30年来の付き合いになる小日向は「段取りで芝居をしない信頼のおける役者」。一方、のんは天才肌の女優として一目置く。「一緒に映画や舞台を見に行っても視点が面白く、表現する言葉の選び方も天才的。センスだと思うんですけど。シュールでグロテスク、少しはみ出したものに惹かれる嗜好も似ていて、年齢差を感じさせない魅力がある」。のんは初舞台を目標に、以前から歌や踊り、英会話の特訓に勤しんでいるという。「猫背気味だった姿勢も直しましたから、努力家です。今は映像で流した方が楽だし儲かる時代だけど、一回しかない公演に命懸けてやる人もいる。色々と選択肢がないとつまらない。役者が目の前で汗を流しながら演じる、こんな贅沢は演劇だけですから。面白いと思いますよ」。公演は8月9日(金)、10日(土)兵庫県立芸術文化センター、8月28日(水)から9月8日(日)まで本多劇場にて上演。その他、地方公演あり。チケット発売中。取材・文:石橋法子
2019年07月29日