任天堂は13日、代表取締役社長の岩田聡氏が11日に胆管腫瘍のため死去したことを発表した。55歳だった。岩田氏は、ゲーム制作会社・HAL研究所時代に『バルーンファイト』(1984年アーケード)、「星のカービィ」シリーズ、『MOTHER2 ギーグの逆襲』(1994年スーパーファミコン)など人気タイトルを手がけた後、2000年より任天堂に入社。1949年~2002年と約半世紀にわたって社長を務めた山内溥氏の後任として、42歳の若さで同社の4代目社長に就任した。就任後は、直感的な操作でゲームを楽しめる「ニンテンドーDS」や「Wii」を発売し、新規ゲーム層の拡大に成功。2013年からは、アメリカのNintendo of America Inc.で取締役会長(CEO)も兼務していた。さらに、2011年からは、社長自身が公式サイト上の動画で新商品プロモーションを行う「Nintendo Direct」をスタートさせたほか、「ニコニコ超会議」に協賛するなど新しい試みを積極的に展開。また、2015年に入ってからは、スマートデバイス向けゲーム市場への参入のため、ディー・エヌ・エーとの業務・資本提携を進めていたところだった。岩田氏が死去したことにより、同社は、竹田玄洋氏と宮本茂氏が代表取締役を務めることを明らかにしている。
2015年07月13日任天堂が5月28日に発売した『Wii U』向けゲームソフト『Splatoon』が大ヒットを記録している。発売直後からネット上では『Splatoon』旋風が巻き起こり、ブログやSNSにはポジティブなレビューが溢れかえった。6月24日には、世界累計販売本数が100万本を突破したことが明らかになり、販売面も好調に推移している。スマートフォンの台頭で伸び悩む国内コンシューマ市場、さらにライバルにやや後れを取っている『Wii U』において、新規IPがこれほどヒットするのは異例ともいえる。北米市場で圧倒的な影響力を誇っている、海外メディアのレビューをまとめたサイト「Metacritic」では81点を記録するなど、海外での評価も上々。『Splatoon』はなぜこれほどの人気を得ているのだろうか。ヒットの理由には、大きく分けて2つの要因が考えられる。『Splatoon』は、主人公の「イカ(正式名称:インクリング)」を操作し、インクを撃って地面を塗りつぶしていくアクションシューティングゲーム。いわゆる「銃」(または銃をモチーフにした武器)で撃ち合う「TPS(サード・パーソン・シューティング/シューター)」と呼ばれるジャンルにカテゴライズされる。"上級者ゲーマー向け"という印象が強い「TPS」だが、『Splatoon』はその敷居を下げ、さまざまなメディアやブログでゲーム性と魅力について分析されている。これは後述するとして、まずはもう一つの要因――二次創作とネットでの盛り上がりについて考えてみたい。○盛り上がる二次創作とネットでの広がり『Wii U』に内蔵されているネットワークサービス「Miiverse(ミーバース)」では、毎日のようにユーザーが描いた様々なイカ達のイラストが投稿され、イラスト投稿SNS「pixiv」でも『Splatoon』人気は発売日直後から急上昇。一日のイラスト閲覧数は、多い日で40万回を突破するほどの人気ぶり。その余波はTwitterなどにも波及している。「Miiverse」で他のプレイヤーが描いたイラストは、ゲーム内の広場やコメント欄などにも表示されるが、一息つくためにそれらを眺めていると、すぐにゲーム内に戻りたくなるほどの力作が揃っている。『Splatoon』のキャラクターデザインについては、直接的に「萌え」を狙ったデザインには見えないが、だからこそファンが自分なりの解釈でデザインし直せる余地があるのかもしれない。それはゲーム内でも同様で、イカ達の服装や靴(これらはギアと呼ばれる)はカスタマイズできるため、自分だけのこだわりを見せびらかしたくなる。適度にゆるく、細かい説明がゲーム中になされない世界観も想像力をかき立てられる。グラフィカルな世界観、ビビットなカラー、イカ達のイカしたストリートファッション――限定された箱庭の中での自由。この世界観は、過去のゲームにもなかったことはないが、ここまで二次創作の波を目の当たりにすると、やはり新鮮に映る。プレーンなオリジナルをもとに、ファンが自分なりの解釈でキャラクターを作り上げていく現象は、ヒットコンテンツの多くにしばしば見られるものだ。例えば、2007年に登場した「初音ミク」も、一枚のイラストと簡単な設定しかない状態だったからこそ、ファンが自由に二次創作を生み出して盛り上がった。音楽を作るのとは別にイラストで創作を楽しめる「初音ミク」と、単にゲームを楽しむのとは別にイラストでも楽しめる『Splatoon』。ジャンルも盛り上がりの規模も異なるが、両者ともコンテンツの楽しみ方が多様化したネット時代ならではのヒットの形といえる。ネットでの広がりという点では、Youtubeやニコニコ動画に投稿されているゲーム実況動画も重要な要素だろう。投稿数は日に日に増加している。また、ゲーム中でさまざまな情報をプレイヤーにお知らせしてくれる女性(イカ)二人組のアイドルユニット「シオカラーズ」、そして彼女たちが歌う「シオカラ節」がニコニコ動画やYouTubeで話題となり、音源化を求める声も後を絶たない。さまざまなネットサービスを巻き込んだ展開は、現在のところ、うまくいっているように見える。○「倒す」よりも「塗る」を重視したゲーム性そしてゲーム性については、さまざまなメディア、ブログで考察されているが、やはり「塗る」という行為、これにつきるだろう。これまでのTPSの多くは、どちらかといえばゲーム上級者向けという印象が強いジャンルだった。TPSは戦争やSFがテーマになることが多く、銃で撃ち合い、「相手を多く倒すこと」が主目的となる。そのため、エイム(照準合わせ)のうまさに差があると、上級者が初心者を一方的に蹂躙していくという光景が日常的になってしまう。また、人間同士のオンラインプレイがメインになるため、「チームメンバーに迷惑をかけたくない」などの理由で、下手なプレイヤーが萎縮してしまう面もある。これでは初心者が最初から面白さを味わうことは難しい。一方、『Splatoon』の勝利条件は「相手チームよりもたくさん地面を塗りつぶす」ことであり、「相手をより多く倒すこと」ではない。いくら相手を倒しても、最終的に塗った面積が少なければ負けてしまう。もっとも、「塗る」よりも優先度が下がるだけで、倒すという行動自体は決して無駄ではない。その意味で、従来からの「TPS」の醍醐味も失ってはいない。事実、『Splatoon』は多くのTPSユーザーにも好評だ。TPSとしての面白さを保ちながら、初心者にも入りやすいゲームにする――そんな難題を、『Splatoon』は「塗る」という行為一つでひっくり返した。ゲーム内のすべての行動は、この「塗る」に繋がるように作られている。「塗る」という行為自体もとても楽しいものに仕上がっている。その理由は、感触――手応えといってもいい。インクの粘る質感や、滴る音、インクを塗った地面に潜る動作などがいちいち気持ちよくて、塗れば塗るほど爽快感や達成感を得ることができる。これが中毒性を生み、もっともっと塗りたくなる。バトル後に手に入るポイントも、「塗る」行為にもっとも高いインセンティブが設定されているため、塗る行為へのモチベーションがわく。これがもし「倒す」ことで多くポイントを稼げるシステムになっていたら、結局は初心者蹂躙ゲームになっていただろう。「"倒す"ことはゲームの目的ではないですよ、あくまで"塗る"ための一つの戦略として"倒す"行為があるのですよ」というゲームデザインがなされているわけだ。このコンセプトに行き着いたのは、『Splatoon』が「任天堂がTPSを作ったら」という発想でスタートしたものではないからだろう。任天堂の各ホームページで展開している、さまざまなプロジェクトの経緯や背景を社長自らが開発スタッフに訊くインタビュー企画「社長が訊く」にも書かれている通り、最初に「インクを塗って陣地を取り合う」という発想があり、そこに肉付けした結果、ジャンルとしてはTPSに近いものになっただけのことだ。ジャンルやキャラクターありきで開発しないことは、任天堂の情報開発部におけるものづくりの特徴でもあるという。「社長が訊く」で岩田聡社長は次のように語っている。「情報開発本部のものづくり、つまり宮本(茂)さんのものづくりというのは、デザインからではなく、機能から派生して、そのあとにデザインに行き着くじゃないですか」「だから、必ずしも、『このキャラクターを出したいからゲームをつくっている』ということではないんですよね」既存の人気シリーズやキャラクターを多く抱えていると、どうしてもそれらを活かした手堅い作品に向かいがちだが、それ一辺倒にならないのは任天堂ならではと言えるだろう。もっとも、『Splatoon』はスタートを切ったばかり。現在の盛り上がりがどこまで続くのかは未知数であり、オンライン上の一大イベント「フェス」の効果的な運用、新マッチのルール設定など課題もないわけではない(フェス限定で20対20などをやったら面白そうだ)。ただ、多くのユーザーの心を焚き付け、魅了し、現在のゲーム業界に『Splatoon』旋風が巻き起こっているのは間違いない。果たして、『Wii U』の販売をけん引するキラーソフトになりうるのだろうか。『Splatoon』は世界を塗り替えることができるのだろうか。大きな注目が集まっている。(C)2015 Nintendo
2015年07月12日累計80万部を超える有川浩のベストセラー小説『植物図鑑』が、EXILE/三代目J Soul Brothersの岩田剛典と高畑充希の主演で映画化されることが決定した。岩田が料理上手で草花に詳しい“王子様”に、高畑が仕事もプライベートも上手くいかないOLに扮し、ピュアな恋を繰り広げる。その他の情報本作は、ひとり暮らしのOL・さやか(高畑)が、マンションの前で行き倒れていた謎の男・樹(岩田)と出会い、同居生活を始めることになり、“野草”を通して少しずつ心を通わせていく様を描いたラブ・ストーリー。さやかは名前しか知らない“王子様”に戸惑いながらも、恋をし、前向きに一歩を踏み出していく。しかし樹が抱えていたある秘密が、ふたりの運命を大きく変えていく。突然現れ、家に居座り、秘密を抱えている、という謎の男を演じる岩田は、「自分が演じる樹は、純粋さとミステリアスなところを併せ持つキャラクターなので、原作に失礼の無いように丁寧に演じたいと思います」と意気込みを語り、初共演となる高畑については「高畑さんはさやかのイメージそのままで、気さくで自然体な方なので初日からリラックスして撮影に入ることが出来ました」とコメント。落ちているはずのない“王子様”を拾うさやかを演じる高畑は「もしもお家の前に素敵な男の子が落ちていたら…どうしよう、どうする?などと女性スタッフさん達とキャッキャ妄想しながら、日々撮影に励んでいます。野草のように、あおくて爽やかでちょっぴり苦い、キラキラした恋愛映画になればと思います。この作品で、樹にキュン死にする女性が多発することをお約束します」と作品をアピールした。原作は、読者と書店員が選ぶ“みんなの幻冬舎文庫”で第1位、第1回ブクログ大賞小説部門では大賞を受賞するなど話題となった作品。原作者の有川は「大きな事件が起きない道草の物語を、大きな映画にしていただけることになりました。実現してくださったキャストさんスタッフさん、本当にありがとうございます。先日撮影現場にお邪魔した際、作中にも登場するネジバナを見かけました。さやかとイツキが料って食べたイヌビユも。都会の片隅にも、宝物のような“道草”はたくさん生えています。この作品によって、たくさんの方が道草の楽しさに出会ってくださったら嬉しいです」とコメントを寄せている。監督は『トリハダ -劇場版-』の三木康一郎、脚本は『赤い糸』『レインツリーの国』などの渡辺千穂が務める。フレッシュな主演ふたりによるとびきりピュアな恋を描いた本作は、すでにクランクインしており、今月クランクアップ予定。松竹配給で2016年に公開される。『植物図鑑』2016年公開
2015年07月09日「三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE」の岩田剛典、今市隆二、登坂広臣が5月21日(木)、東京スカイツリーで行われたサマンサティアラジュエリーの新CMお披露目会に登場した。以前より公開されていたCMは、サマンサティアラの新作ジュエリーを選ぶ岩田さん、今市さん、登坂さんの姿が印象的な映像。相手の喜ぶ顔を想像しながら選ぶ姿に、多く女性が虜になった。今回イベントでお披露目されたのは新しく撮影されたCM。ホテルのスウィートルームで撮ったという新CMがスクリーンに映し出されると、「ちょっとダンディな感じで…照れますね」と今市さん。もし彼女とホテルでこのシュチュエーションになったら?の問いには岩田さんは少し考えながらも「ちょっと先にシャワー浴びてくるわ」と話すと、悲鳴のような歓声が。それを聞いた登坂さんは「そしたら俺は『後でシャワー浴びるわ』にするわ。がんちゃんが先に浴びるなら…後にするよ」と仲の良さを示した。最後には、東京スカイツリー開業3周年の3にちなんで三代目カラーのブルーに染まると同時に、集まったファン全員に配られたペンライトもブルーに。メンバーの3人も感激した様子だった。(text:cinemacafe.net)
2015年05月22日世界初の有人宇宙飛行を提供しているスペース アドベンチャーズ社は1月7日、クリエーティブ・ディレクターで同社の代理店であるSPACE TRAVEL代表取締役の高松聡が、国際宇宙ステーション(ISS)搭乗乗組員候補として、飛行訓練を開始することを発表した。氏は、去年の7月から8月にかけて行われた宇宙飛行士としての訓練に入るための試験に合格。今月12日から9月まで、ロシア「星の街」をベースに800時間に及ぶ訓練に臨む。その後、ロシア宇宙庁より日本人としては初めて、ISS搭乗の民間人宇宙飛行士として認定される予定だ。民間人宇宙飛行士としては26年ぶり2人目の快挙となる。高松は、6歳の時にアポロ11号の月面着陸をテレビで見たのをきっかけに宇宙飛行士を志し、大学では宇宙空間について研究していたが、視力を理由に夢を断念。電通に就職し、テレビCMなどを手掛けてきた。氏が注目されたのは、世界初の宇宙ロケで制作された大塚製薬ポカリスエットのテレビCM「GOES TO SPACE」だ。その後、日清カップヌードルのCM「NO BORDER」でも宇宙ロケを敢行し、「AKIRA」などで知られる大友克洋監督と共にCM「FREEDOM」を手掛けた。退職後も宇宙に関わる仕事を忘れられず、日本初の宇宙旅行代理店を2012年に設立した。記者会見で登壇したスペース アドベンチャーズ プレジデントのトム・シェリー氏は、今回高松さんを指名した理由について「高松氏は、広告業界において輝かしい実績を持ち、起業家精神に溢れ、幼いころから宇宙に対する情熱を長年持ち続けている、クリエーティブな精神の持ち主」と今回抜擢された理由を説明。高松氏は、「6歳の時の夢が51歳になって突然チャンスがやってきた。どんな夢も必ず叶うということを伝えたい」と喜びを語った。会見には、日本初の民間の宇宙飛行士である元TBS宇宙特派員/京都造形芸術大学教授の秋山豊寛氏もかけつけ、51歳という年齢を気にする高松さんに対し、「50歳代の宇宙飛行士は、外国人ではたくさんいる」とアドバイス。また、「高松氏の限界を設定しない姿勢で苦労して自分の道を切り開いてきた人。彼が自分の歴史を自分で作ろうとしている。そして、その人の心を掴むセンスは外国でもきっと通用するだろう」と激励した。フライトは2015年から2016年に予定。「新しいタイプの宇宙飛行士になる」と話す高松氏は今回、宇宙飛行訓練の様子から宇宙での生活まですべてをSNS等を通じリアルタイムでシェアしていくという。「皆が宇宙飛行士になる、宇宙を共有できるプロジェクトにしたい」と力強く語った。
2015年01月08日ドワンゴは17日、「ニコニコ超会議2015」の続報および新企画である「闘会議2015」の開催を発表した。「闘会議2015」は2015年1月31日~2月1日の2日間にわたって、千葉県・幕張メッセで開催されるゲーム実況とゲーム大会の祭典。同イベントを特別協賛する任天堂の岩田聡社長がビデオメッセージでコメントを寄せ、実況動画をはじめとするニコニコ動画内の二次創作を公認することも合わせて発表している。発表会が開催された東京・六本木のニコファーレには報道陣のほか、多くのニコニコユーザーが集まった。事前情報としてわかっていたのは、「ニコニコ超会議2015」の続報と、何か新企画の情報が発表されるということのみ。発表会の模様はニコニコ生放送で中継された。登壇したのは、ドワンゴ取締役・夏野氏とニワンゴ代表取締役社長の杉本氏、そして運営の"メガネ"こと奥井氏だ。まずは来年の4月25日、26日に開催されるニコニコ超会議2015についての続報が発表となった。といっても、この日発表された追加情報はホールの追加のみ。これまでは幕張メッセの1~8を借りて行っていた超会議だが、参加人数の増加により混雑したため、次回からは9~11ホールも追加で使用することにしたという。これにより、開催面積は57,000平米から75,000平米に増加。VTRでコメントを寄せたドワンゴ会長・川上氏曰く、「次回の超会議は(面積の増加により)ガラガラですよ(笑)」とのことだ。続いては、11月9日に開催されたイベント「ニコニコ書店会議」の結果報告へ。開催場所となった鳥取県米子市の「本の学校今井ブックセンター」には当日、通常営業の5倍の人数が来店したという。すでに次回以降の開催も決定しており、第二弾は11月23日に北海道留萌市「留萌ブックセンター」、第三弾は12月7日に山形県天童市「TENDO八文字屋」、第四弾は12月21日に石川金沢市「金沢ビーンズ」にて開催となる。当日はゲーム実況やお一人様カラオケなどのほか、18歳以上のニコニコ動画ユーザーを対象にプレミアム会員権も数量限定で配布する。また、12月5日から7日までシンガポールで開催する「ニコニコ国会議」については、出演者とブース情報が発表となった。MCにやまだひさし、百花繚乱のほか、ニコ動で活躍する「歌ってみた」や「踊ってみた」のパフォーマーが数多く出演。ブースにはニコニコ超会議3で好評だった「進撃の巨人 立体機動装置」を始め、「ソードアート・オンライン」「お一人様カラオケ・ゲーム」「Vocanico」「MMDプラネタリウム」などのコンテンツを出展する。この日の発表会で新たに発表されたのが、新企画となる「闘会議2015」だ。ユーザーが主体になるゲーム実況とゲーム大会の祭典で、2015年1月31日と2月1日の2日間にわたり、幕張メッセにて開催される。会場ではゲームに関するさまざまな企画やブースが出展され、ゲーム実況やゲーム大会、ゲームミュージックのライブステージなどが開催。また、レトロゲームやスポーツゲーム、アナログゲームなど、多彩なゲームで遊ぶことができるという。「闘会議2015」のスポンサードとして、任天堂が特別協賛。また、ガンホー、コロプラ、mixi、LINE、スクウェア・エニックス、セガ、PlayStation、バンダイナムコゲームスが協賛する。入場券は現在、イープラス・ファミリーマートで先行発売中で、詳細は下記の通り。■一般入場券1日券:前売り1,000円、当日1,500日2日通し券:1,500円■優先入場券1日指定券:1,200円2日通し券:1,700円ちなみに「闘会議2015」の名前は川上氏が考案したもので、イベント名には「ニコニコ」が付いていない。これは「(ニコニコに限定せず)幅広くやっていきたい」という意思があるとのことだ。初開催ということもあり、目標来場者数は設定していない。発表会では、闘会議2015に特別協賛する任天堂の岩田社長がVTRでコメント。その中で岩田社長は、ドワンゴが展開する「クリエイター奨励プログラム」に対応することを発表し、正式に二次創作動画を公認した。対象となるのは、「ピクミン3」「マリオカート8」「トモダチコレクション新生活」「ゼルダの伝説時のオカリナ3D」といった最近のタイトルから、スーパーファミコンソフト「スターフォックス」やファミコンソフト「スーパーマリオブラザーズ」「ゼルダの伝説」「メトロイド」など、新旧合わせて約250タイトル以上となる。タイトルリストは後日、発表されるとのこと。ニコニコ動画には以前より多くのゲーム関連動画が投稿されており、中でもゲームをプレイしている様子をプレーヤーが"実況"する実況動画は、ニコニコ動画ユーザーに絶大な人気を誇る一大ジャンルに成長している。一方で動画のほとんどが無許可で投稿されており、権利上の問題が指摘されていた。岩田社長はVTRの中で任天堂の歴史を振り返り、「ゲームを通じたコミュニケーションにはさまざまな形態があります。任天堂は多人数対戦、通信ゲーム対戦や交換、この10年はすれ違い通信など色々な形に取り組んできました。ゲーム文化の裾野を広げるため、実況動画に限らず、"演奏してみた"や"描いてみた"など二次創作の環境整備に取り組んでいきます」と、二次創作を公認した理由をコメントした。なお、「クリエイター奨励プログラム」は、クリエイターの創作活動支援や二次創作文化を推進する取り組みとして、投稿作品の人気度に応じて奨励金をドワンゴが支払う制度。2011年12月にスタートしてから、現在までに総額11億8,375万9,684円が支払われているという。クリエイター奨励プログラムへの対応は12月1日から開始となるが、事前の確認が難しいという理由から、ニコニコ生放送とニコニコ静画には現時点で対応しない。今回の発表会では「闘会議2015」開催発表と「任天堂の二次創作公認」が大きな話題となったが、特に任天堂の決定がゲーム業界に与える影響は小さくなさそうだ。
2014年11月18日「EXILE」および「三代目J Soul Brothers」のメンバーである岩田剛典が10月8日(水)、初めての連続ドラマレギュラー出演作となる「ディア・シスター」の制作発表会見にW主演の石原さとみ、松下奈緒らと共に出席した。自由奔放な妹・美咲(石原さん)と真面目な委員長タイプの姉の葉月(松下さん)という正反対の姉妹を中心に展開する本作。岩田さんは、美咲の同級生で彼女に想いを寄せるも、それを伝えることで関係が壊れるのを恐れ、“親友”という立場で彼女をそばで見守る永人(えいと)を演じる。永人という役柄について「年齢的にもキャラクターとしても自分と通ずるものがあると思います。チャーミングに演じていきたい」と語る。初めての連ドラレギュラー出演となるが、「みなさんのお力をお借りして精一杯、自分らしく演じられたらと思います」と意気込みを口にした。特に、永人を演じる上では「中性的な感じを意識している」という。また、永人はプロを目指すスケートボーダーという設定とあって「夜な夜な、スケボーの練習をしています」とも明かす。さらに「脱ぐシーンが意外と多いです(笑)」とファンにとっては朗報も!「(撮影の)直前に筋トレをしています!」と少しでも美しい肉体をという努力を明かし、会場は笑いに包まれた。ちなみに、田辺誠一が演じる宗一郎は永人の兄だが、葉月も美咲も高校教師だった宗一郎のことが好きだったという過去があり、永人にとっては兄が恋のライバルに…?会見では、その田辺さんから「かわいい弟が出来ました」という嬉しいコメントも聞かれた。タイトルの“ディア(=親愛なる)”にちなんで、「いま最も“ディア”な存在は?」という質問にはやはり「EXILE TRIBE」の存在を挙げる。今回の連ドラ出演に際しても、リーダーのHIROやメンバーからも活躍を期待するメッセージが届いているそうで、“俳優”としての成長を誓っていた。「ディア・シスター」は10月16日(木)よりスタート/毎週木曜22時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2014年10月08日映画『黄金を抱いて翔べ』が11月3日(土)に待望の初日を迎え、妻武木聡、浅野忠信、桐谷健太、溝端淳平、チャンミン(東方神起)、西田敏行のキャスト陣に加え、井筒和幸監督が丸の内ピカデリーにて行われた舞台挨拶に登壇した。上映後の舞台挨拶となり、観客の笑顔を見たキャスト陣から「楽しんでいただけたみたいで良かった!」と安堵の笑顔がこぼれた。この日は映画にちなんで本物の金塊が用意されており、豪華舞台挨拶となった。「マークスの山」などで知られる日本推理サスペンス大賞に輝く小説家・高村薫のデビュー作を、『パッチギ!』シリーズなどの井筒和幸監督が映画化。大阪の街を舞台に、メガバンクの地下に眠る240億の金塊を6人の男たちが、死力を尽くして一世一代の強奪作戦に挑む姿を描く。同作における黄金は、ただの金銭的な意味ではなく、“男たちが命を賭して勝ち取りたい何か”の例えである。会場から大声援で迎えられたキャスト陣の顔は、初日を無事に迎えられた喜びにあふれていた。主演の強盗犯・幸田を演じた妻夫木さんは、観客に「どうでしたか?」と呼びかけ、大きな拍手を浴び、手ごたえを感じた様子で「最後のドキドキ感は観ていてたまらないものがある。その部分を味わってもらえたら…」と自信のコメント。また、井筒作品出演を切望していたという妻夫木さんは「最後のシーンが印象に残っている。船上でのイメージカットを見たとき、あまりのカッコよさにシビレて、泣いてしまった」と感動しきり。さらに「手ごたえを感じながら命を懸けて作った映画です。こんな日本映画の底力があるんだと感じた」と語り、感無量の様子だった。劇中、無精ひげを生やした妻夫木さんの姿が鮮烈な印象を残す。日本映画初出演となったチャンミンさんは、劇中、“自称”工学部留学生で国家スパイの裏の顔をもつモモを演じている。「スピードの速い展開から目が離せない」と観客に向けて熱烈アピール。ほかの共演者たちも「出来上がりを楽しんで観ることができた」(浅野さん)、「どっしりとしたいい映画ができました」(桐谷さん)、「個人的にも好きな骨太の映画です」(溝端さん)、そして西田さんは「観客のみんなが満足してくれた顔をしているのが嬉しい。みんな楽しかったかぁ?」と会場に呼びかけ、笑いを誘っていた。この日、「黄金を盛り立ててくれた」ということで、井筒監督が佐渡の黄金大使に任命されたということが発表された。監督は、照れ隠しに「バラすな」と言いつつも、まんざらでもない様子。作品については「スター映画は久しぶり。全部手を抜かないで、一生懸命やりましたよ」と自信たっぷりにアピールした。主題歌は、安室奈美恵の新曲「Damage」でミュージックビデオを井筒監督が演出している。裏切りや疑心が交錯する物語に加え、計画の推移を綿密に追ったディテールにこだわった描写は必見。映画『黄金を抱いて翔べ』は全国にて公開中。■関連作品:黄金を抱いて翔べ 2012年11月3日より全国にて公開© 2012「黄金を抱いて翔べ」製作委員会
2012年11月03日南都銀行はこのたび、近鉄奈良線の河内永和駅前ならびに若江岩田駅前において、9月27日に「永和支店」、9月28日に「若江岩田支店」の新店舗をそれぞれオープンすると発表した。これにより、奈良県に最も近くまた同行の顧客の多い東大阪市において店舗ネットワークを4カ店に充実させ、一層の利便性を提供するとともに、新しい顧客の取引拡充に努めていくという。新店舗には、全自動貸金庫300函や資産運用相談に対応できる専用ブースを設置するなど設備面の充実を図るとともに、今後も引き続き大阪府においてネットワークを充実させ、顧客の利便性向上とサービス力の強化を図っていくとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月15日