第75回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞、「A24」が北米配給を獲得した『CLOSE/クロース』が7月14日(金)より公開。この度、声優・山下誠一郎の柔らかな声にのせた本作の予告編が解禁。また、監督ルーカス・ドンの来日も発表された。この度解禁となったのは、モバイルゲーム「ディズニー ツイステッドワンダーランド」のエース・トラッポラ役をはじめ、「刀剣乱舞-ONLINE-」の薬研藤四郎/愛染国俊役など、人気作品のキャラクターを多く演じる山下誠一郎がいざなう予告編。13歳のレオとレミは、互いの家を行き来し兄弟のように育ってきた大親友。誰もがこの先もずっとこの光景が続くと思っていた…。中学校に入学した初日、レミとの親密すぎる関係をクラスメイトにからかわれたレオは、周囲の目が気になりだし、次第にレミに対しそっけない態度をとるようになっていく。一方、その状況を理解できないレミは、「どうして僕を避けるんだ」と怒りをぶつけ2人は大喧嘩に。その後仲違いをしてしまう。レミと一緒じゃない毎日はどこか空虚でどんより暗い。モヤモヤする日々を過ごすレオにさらに追い打ちをかけるように悲しい報せが届くのだった…。誰もが経験したことのある「後悔」と「孤独」。「思春期の強烈な記憶が甦る」(THE GLOBE AND MAIL)、「胸を締め付ける」(Washington Post)、「今年ベスト映画」(DATEBOOK)、「全ての瞬間が輝きを放つ」(The Wrap)、「涙なしでは観られない傑作」(Los Angeles Times)と世界中の映画祭で観客を魅了してきた本作。少年の記憶は、いつかどこかで感じた“あの日の痛み”を甦らせる。また、併せて解禁となったメインビジュアルでは、誰にも奪われたくないのか、とても大切そうにレミを抱きしめるレオの姿が印象的なもの。じっとこちらを見つめるレオの視線の先には、どんな未来が待ち構えるのか…。さらに、世界中の映画祭で称賛を浴びている話題作を引っ提げ、ルーカス・ドン監督の来日が決定。5月9日(火)に新宿武蔵野館にて開催されるジャパンプレミアに登壇予定となっている。ルーカス監督の来日は2019年4月の『Girl/ガール』ジャパンプレミア以来、2回目となる。ルーカス・ドン監督『CLOSE/クロース』は7月14日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:CLOSE/クロース 7月14日(金)より全国公開© Menuet / Diaphana Films / Topkapi Films / Versus Production 2022
2023年04月25日プロゴルファーの横峯さくら選手が、妊娠7か月で国内大会に出場したことについて、SNS上で賛否の声が寄せられています。2020年11月9日、情報番組『バイキング』(フジテレビ系)はこの件について報道。横峯選手を取材し、妊娠中の大会出場を決めた理由などを聞いていました。横峯さくら「3人でプレーができてよかった」同月8日の女子プロゴルフトーナメント『TOTOジャパンクラシック2020』に出場した横峯選手。妊娠7か月での国内大会出場は珍しく、SNS上では「安定期でも生まれるまでは休んだほうがいい」「妊娠7か月ってそんなに動けるんだって誤った認識が広がる」といった声も上がっていました。横峯選手は、番組の取材に対し「アメリカツアーでお腹が大きくても試合に出ている選手を何人も見てきて、私もいつか妊娠したら試合に出たいなと思っていた」と出場を決めた理由についてコメント。「お腹の中の赤ちゃんと主人と私の、3人でプレーができて本当によかったと思う」と感想を述べていました。また、さまざまな意見が寄せられていることについて、次のように想いを語っています。すごく難しいと思うんですけど、体調がよくなかったりとかつわりがひどかったりとか、いろいろな方がいると思うので。私自身、つわりがそんなにひどくなくて、本当に恵まれていたなという感じだったんですけれども、日本にはそういう前例がなくて。バイキングーより引用横峯さんは体調に恵まれており、経過にも問題がなかったため医師の確認を取った上で大会に出場したとのこと。自身が妊娠中にプレーをすることで、「若い世代の人たちが妊娠して子供を授かった時に選択肢が広がったら嬉しい」といいます。コメンテーターを務めるフリーアナウンサーの高橋真麻さんは、横峯さんの出場を応援。自身が妊娠した時のことを振り返り、妊娠中の体調については『千差万別』だと話しました。妊娠出産育児に関しては、結構世の中の方が敏感に反応していろんなコメントをされるんですよ。私も出産ぎりぎりまで働いていたら、「妊婦さんみんなが働いているというふうに誤解されたくない」というご意見をすごくいただいたので。あえてここでいっておくと、十人十色千差万別、人それぞれだから、妊娠が分かったその日から、起き上がれないほどつらいという人もいれば、仕事できそうだけどやっぱりつらいっていう程度の人もいれば、全然元気にできるっていう人もいるということを世の中の方に分かっていただいた上で、その中であんまりつわりがひどくない、さくらちゃんの判断で出られたというのがよかったねと。そんな3人で試合にまわれるなんて最高の思い出だなと私は思います。バイキングーより引用また、タレントのアンミカさんは横峯選手の例が『女性が働く環境』によい影響を及ぼすと期待を込めていました。いいと思いますよ。環境が整っていれば出られるっていうふうになっていれば。1つのプロスポーツから日本でも、女性の社会進出っていいつつ環境が整っていないわけですから、そこによい影響が出てくるかもしれませんんしね。バイキングーより引用ネット上では視聴者から横峯さんを応援する声などが寄せられています。・妊婦の体調なんて人それぞれ違う。「横峯選手は妊婦でも試合出てるからみんなも!」なんていう人がおかしいだけ。・高橋さんのいう通り。妊婦も産後のママも千差万別です。そこを理解する世の中になってほしいですね。・さくらママがんばれ!体調がよくて経過もよければ、最大限注意してやったらよいだけのことです。・「周りが気を使う」という意見は確かにそう。でもそれは企業で働く女性が、妊娠したから育児があるからと退職を迫られるのと同じなのでは?妊娠中の体調は、妊婦一人ひとり違います。お腹が大きくても、元気で本人が「働きたい、活躍したい」と思っているのであれば、周りはその意思を尊重し、できるサポートをしてあげたいですね。妊娠中でもいきいきとプレーをする横峯選手の姿に、勇気付けられた人は多いかもしれません。[文・構成/grape編集部]
2020年11月09日ついに、来週3月21日(水・祝)より公開となる福士蒼汰主演映画『曇天に笑う』。本作にはいま注目の若手俳優たちが勢揃いしているが、その中でも特に注目なのが古川雄輝。彼は本作で初の“殺陣アクション”に挑戦し新境地を切り開いている。高身長に小顔、塩顔系のルックス、セクシーさを感じさせる声色、帰国子女で高学歴と、“ハイスペック男子”として名高い古川さん。日本のみならず、アジアやアメリカなどでも高い人気を誇る「イタズラなKiss」シリーズで主演を務め、その後「重要参考人探偵」『脳内ポイズンベリー』『ライチ☆光クラブ』『風の色』など…出演作はたちまち話題に。また、4月からは中村アン主演のドラマ「ラブリラン」への出演を控えている。そんな古川さんが出演する最新映画『曇天に笑う』は、女性層を中心に熱狂的なファンを持つ唐々煙の大ヒットコミックシリーズが原作。2014年のTVアニメ化、2015年の舞台化を経て今回実写映画化。物語は、災いから家族・仲間・町全てを守るため、曇天火(福士さん)がオロチ討伐を目的に結成された政府直属部隊・犲(やまいぬ)と共に死闘を繰り広げていくアクション・エンターテインメント。今作で古川さん演じるのは、この犲の隊長を務める安倍蒼世。ときに冷徹な判断を下すが、国を護る志は誰よりも強い原作ファンにも人気が高いキャラクター。また、古川さんは殺陣を使ったアクションに初挑戦している。先日公開された「サカナクション」の主題歌「陽炎」にあわせダンスする「曇天ダンス」映像では、見事なブレイクダンスを披露した古川さんだが、映画の撮影をふり返り、「難しかった点は、とにかくアクション。犲の中でも一番強いキャラクターなので、強く、華麗に蒼世のような動きでアクションをするのが難しかったです」と、運動神経抜群の古川さんでもアクションは苦労した点だったようだ。福士さんのほぼノースタントのアクションが話題となっている本作だが、古川さんをはじめ大東駿介(鷹峯誠一郎役)、小関裕太(永山蓮役)、市川知宏(武田楽鳥役)、加治将樹(犬飼善蔵役)と、それぞれ違った武器を持った犲のアクションも見逃せない。『曇天に笑う』は3月21日(水・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:曇天に笑う 2018年3月21日より全国にて公開©︎映画『曇天に笑う』製作委員会 ©︎唐々煙/マックガーデン
2018年03月18日福士蒼汰主演で描く映画『曇天に笑う』。先日より続々と新キャストが発表されているが、この度新たなキャストとして、加治将樹の出演が明らかになった。物語の舞台は、明治維新後の滋賀県・大津。300年に1度蘇り、人に災いをもたらすという巨大な力を持つ大蛇。大蛇復活の年、その力を阻止するために立ち上がった曇神社を継ぐ曇家の長男の曇天火、次男の空丸、三男の宙太郎の曇天三兄弟(どんてんさんきょうだい)と、明治政府右大臣・岩倉具視の直属部隊・犲は、それぞれ違った方法で大蛇の力を再び封印し、日本に平和をもたらそうとしていた。しかし、その力を手に入れ明治政府を転覆させるため動き出した最強の忍者集団・風魔一族の暗躍により、曇天三兄弟の行く手は阻まれてしまう。曇天三兄弟vs犲vs風魔一族…三つ巴、空前絶後の戦いが、いま始まる――!物語の中心となるのは、福士さん扮する長男・天火、中山優馬演じる次男・空丸、若山耀人演じる三男・宙太郎の「曇天三兄弟」。そのほか、古川雄輝、桐山漣、大東駿介、小関裕太、市川知宏らがキャスティングされている。ミュージカル「テニスの王子様」やドラマ「お義父さんと呼ばせて」などに出演していた、役者集団「D-BOYS」の元メンバー加治さん。今回彼が演じるのは、三兄弟とともに、「大蛇」の発見と破壊を目的に結成された右大臣・岩倉具視直属部隊「犲」の隊員・犬飼善蔵役。身体が大きくかなりの腕力の持ち主で、主に素手で戦う。隊員の中では一番の年長者で、度量が広く大胆で小事にこだわらない豪快な性格でチーム「犲」のムードメーカー的存在だ。元隊長であった曇天火(福士さん)とはいまでも仲が良いという。クランクアップされたばかりの本作。加治さんは「自分では全くわかりませんが、原作を読んだイメージの通り愛される犬飼を演じられたのではないか…と思います。もちろん100の力は出しました!」と手応えを語り、「犬飼の代名詞でもある、頭の葉っぱについてどうしようかというのは、かなり悩みました。結果色々と活用できたので、犬飼=葉っぱというイメージは残せたと思います。がしかし、犲キャストは皆身長が大きいので、原作では1番でかいはずの犬飼がまさかの1番小さいというどうにもならない問題はありましたが…気持ちと気分は1番大きくしたつもりなので、そこは大目に見てくださいませ」とコメントした。さらに、本作で初の本格時代劇アクションに挑戦した加治さん。斬馬刀を扱う鷹峯誠一郎、2丁拳銃を扱う永山蓮に対して、加治さん演じる犬飼は素手で闘うということで、「剣や銃の中に素手という、かなり捨て身なスタイルではありますが、だからこそ生まれた人間っぽさや、生々しいアクションはかなり良いスパイスになっているのではないかと思います」と自信を見せている。『曇天に笑う』は2017年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年09月22日時代劇初主演だという福士蒼汰が、初タッグを組む監督・本広克行とともに贈る大人気コミックシリーズの実写化映画『曇天に笑う』。この度、本作の第7弾キャストとして、市川知宏の出演が発表。「犲」の隊員・武田楽鳥役を務めることが明らかになった。物語の舞台は、明治維新後の滋賀県・大津。300年に1度蘇り、人に災いをもたらすという巨大な力を持つ大蛇。大蛇復活の年、その力を阻止するために立ち上がった曇神社を継ぐ曇家の長男の曇天火、次男の空丸、三男の宙太郎の曇天三兄弟(どんてんさんきょうだい)と、明治政府右大臣・岩倉具視の直属部隊・犲は、それぞれ違った方法で大蛇の力を再び封印し、日本に平和をもたらそうとしていた。しかし、その力を手に入れ明治政府を転覆させるため動き出した最強の忍者集団・風魔一族の暗躍により、曇天三兄弟の行く手は阻まれてしまう。曇天三兄弟vs犲vs風魔一族…三つ巴、空前絶後の戦いが、いま始まる――!原作は、累計120万部を誇る大ヒットコミックシリーズ「曇天に笑う」。キャストには、物語の中心となる「曇天三兄弟」として福士さん演じる長男・天火に続き、次男・空丸役を中山優馬、三男・甘えん坊で長男の天火が大好きな宙太郎役を若山耀人、そして、曇天三兄弟と生活を共にしている金城白子役を桐山漣が担当。さらに三兄弟とともに、「大蛇(オロチ)」の発見と破壊を目的に結成された右大臣・岩倉具視直属部隊「犲(やまいぬ)」の隊員に、古川雄輝、大東駿介、小関裕太らが集結する。この度、「犲」の隊員・武田楽鳥役を市川さんが務めることが決定。隊では一番の下っ端の末っ子キャラクターで、現在は副隊長である鷹峯誠一郎に剣の指導を受けている。負けず嫌いなところがあり、中山さん演じる曇空丸のことをライバル視している、という役どころだ。市川さんといえば、第21回「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリを受賞した若手イケメン俳優。ドラマ「クローンベイビー」で初主演を飾ると、「家族狩り」「信長協奏曲」「ヒガンバナ~警視庁捜査七課~」など話題作に出演。また映画では『書道ガールズ!!わたしたちの甲子園』でスクリーンデビューを果たし、『銀の匙 Silver Spoon』『好きっていいなよ。』とヒット作に出演。今後の更なる活躍から目が離せない若手俳優のひとりだ。本作が初の本格時代劇アクションだというが、「初めてだったのでとにかく練習する機会を用意してひたすらやらせて頂きました」と意欲満々で取り組んだようで「大蛇討伐の本番の時には犲の先輩たちと同じくらいの気概を持ち、肩を並べられるくらい逞しい存在にならなければならなかったので、武田の熱い部分を出す工夫を試行錯誤しました」と役作りについて明かした。また、「キャストがほぼ男性で年齢も比較的近かったので、良い意味で気を使わずとても話しやすい現場だった」「犲の皆さんとはほぼ全シーン一緒で、いる時間も長かったので、とても楽しく過ごさせて頂きました。殺陣や犲の登場のときなど、様々な場面で犲のみんなで案を出しながら作り上げられた時間がとても貴重でした」と、撮影時をふり返った。「現場でも全キャスト、スタッフの皆さんが汗を垂らし一丸となって作り上げた作品ですし、その作品への気合いが本編にも必ず表れていると思います。期待して下さい!」と手応え十分な市川さんの演技にも注目だ。『曇天に笑う』は2017年、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2016年09月15日時代劇初主演の福士蒼汰が挑戦する映画『曇天に笑う』。この度、本作の新たなキャストとして、大東駿介の出演が明らかになった。物語の舞台は、明治維新後の滋賀県・大津。300年に1度蘇り、人に災いをもたらすという巨大な力を持つ大蛇。大蛇復活の年、その力を阻止するために立ち上がった曇神社を継ぐ曇家の長男の曇天火、次男の空丸、三男の宙太郎の曇天三兄弟(どんてんさんきょうだい)と、明治政府右大臣・岩倉具視の直属部隊・犲は、それぞれ違った方法で大蛇の力を再び封印し、日本に平和をもたらそうとしていた。しかし、その力を手に入れ明治政府を転覆させるため動き出した最強の忍者集団・風魔一族の暗躍により、曇天三兄弟の行く手は阻まれてしまう。曇天三兄弟vs犲vs風魔一族…三つ巴、空前絶後の戦いが、いま始まる――!累計120万部を誇る大ヒットコミックシリーズを原作とした本作。本作の物語の中心となるのは曇天三兄弟。長男・天火役の福士さん、次男・空丸役を中山優馬、三男の甘えん坊で長男の天火が大好きな宙太郎役には、若山耀人が好演。そのほか、古川雄輝、桐山漣らも出演する。そして今回、新たに発表された大東さんが演じるのは、三兄弟と共に「大蛇」の発見と破壊を目的に結成された右大臣・岩倉具視直属部隊「犲」の副隊長・鷹峯誠一郎役。「犲」の隊長である安倍蒼世(古川さん)からの信頼も厚く、メンバーからも頼りにされる役どころだ。彼は斬馬刀という大きな武器を軽々とふるう腕力の持ち主で、同じ「犲」チームの武田楽鳥の教育係も務めるなどチームを支える存在。これまで「野ブタ。をプロデュース」や大河ドラマ「平清盛」など、ドラマや映画はもちろん、舞台やバラエティ番組でも活躍する大東さん。今回劇中では、珍しい武器を使いこなし華麗なアクションを披露しているようだ。大東さんは現場において「こちらの意見もしっかりきいてくださり、その上で、物語が、役がイキイキと躍動する演出をつけて下さる印象です。なにより監督自身少年のようにこの作品を楽しんでいる姿にこちらも高揚しました」と撮影は順調だったよう。また、自分が『曇天に笑う』に出演できるなら、鷹峯を演じたいと思っていたと話す大東さんは、「かなり重量のある斬馬刀の扱いに苦労しましたが、アクション監督と何度も話合い、とにかく派手に暴れ散らしてやりました」とコメントし、「斬馬刀は大きく重いので、どうしても隙ができてしまうなど、実戦での弱点をリアルに考え、それを埋める戦術、殺陣を考えることから始め、自分自身鷹峯らしい戦い方にかなりこだわりました」と試行錯誤をしたと語った。『曇天に笑う』は2017年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年09月01日俳優・大東駿介が、福士蒼汰の主演映画『曇天に笑う』(2017年公開)に出演することが1日、発表された。原作は、唐々煙氏が漫画誌『月刊コミックアヴァルス』(マッグガーデン)で連載している同名コミック。物語の舞台は、明治維新後の滋賀・大津。人に災いをもたらす大蛇(オロチ)の復活の年、曇(くもう)家の曇天三兄弟と、明治政府右大臣・岩倉具視の直属部隊・犲(やまいぬ)は、それぞれ別の方法で大蛇を再び封印し、平和をもたらそうとしていた。しかし、大蛇の力を手に入れ、明治政府の転覆をもくろむ忍者集団・風魔一族の暗躍により、行く手が阻まれてしまう。曇天三兄弟、犲、風魔一族、三つどもえの様相を呈した戦いを描く。大東が演じるのは、曇天三兄弟と共に、大蛇の発見と破壊を目的に結成された犲の副隊長・鷹峯誠一郎。隊長である安倍蒼世(古川雄輝)からの信頼も厚く、メンバーからも頼りにされているキャラクターで、犲チームを支える存在だ。斬馬刀という大きな武器を軽々とふるう腕力の持ち主でもあり、大東はこの珍しい武器でのアクションを披露する。原作を読んだ上で、「個性豊かなキャラクターの中で、しっかりとした人間ドラマが描かれているのが魅力的」と評する大東。続けて、「映画はその魅力をそのままに、原作ではあまり描かれていないアクションシーンにかなりの熱量を感じた」とし、「斬馬刀での殺陣に気合が入りました」と振り返る。それも、自身が本作に出演するなら、「鷹峯を演じたいと思っていました」と語っているように思い入れがあったからこそだが、一方で「かなり重量のある斬馬刀の扱いに苦労しました」とも吐露。それでも、本広克行監督と何度も話し合いを重ねた結果、「とにかく派手に暴れ散らしてやりました」と自信を見せる。加えて、「斬馬刀は大きく重いので、どうしても隙ができてしまうなど、実戦での弱点をリアルに考え、それを埋める戦術、殺陣を考えることから始め、自分自身、鷹峯らしい戦い方にかなりこだわりました」と演技の上での狙いを明かした。
2016年09月01日