河村勇輝が、2024年10月に行われたNBAプレシーズンマッチで、グリズリーズの一員として驚異的なパフォーマンスを見せた。彼のアシスト力とパスセンスはファンを魅了し、今後のシーズンでの活躍に期待が高まっている。【画像】河村勇輝がフランス戦で"あのNBAレジェンド"以来史上3人目の快挙達成河村勇輝は、メンフィス・グリズリーズのプレシーズンマッチで、10得点と7アシストを記録し、チームの勝利に大きく貢献した。彼のパフォーマンスは非常に安定しており、NBAの激しい競争環境の中でもその能力を存分に発揮。プレシーズン4戦目の試合では、25分間の出場で3本のスリーポイントシュートを決め、さらには華麗なノールックパスでファンを驚かせた。 この投稿をInstagramで見る Yuki Kawamura / 河村勇輝(@kawamurayuki_8)がシェアした投稿 河村勇輝のNBAプレシーズンでの活躍は、彼がトップレベルのバスケットボールで戦えることを示している。彼のスキルとプレーは、今後のシーズンでさらに進化を遂げるだろうと多くのファンが期待している。
2024年10月15日今季からNBAに挑戦中の河村勇輝が8日、自身のインスタグラムを更新した【画像】河村勇輝背番号17グリズリーズのキャンプに参加へ今季からNBAに挑戦中の河村勇輝が8日、自身のインスタグラムのストーリーを更新。「いつも熱い応援ありがとうございます。」と綴ると共に動画をアップ。グリズリーズでのデビュー戦で途中出場した河村は挨拶がわりに3Pを決める。そのシーンを切り取ったものだった。河村勇輝(@kawamurayuki_8)のストーリーよりNBA本契約に向け、河村のアピールは始まったばかりだ。
2024年10月08日山崎育三郎、明日海りお、古川雄大が初共演するミュージカル『昭和元禄落語心中』が、2025年に東京、大阪で上演されることが決定した。かねてより、⽇本ミュージカル界の発展のために、オリジナルミュージカルの創作は不可⽋と思い続けてきた⼭崎。ドラマ『昭和元禄落語⼼中』に出演した際、「ぜひミュージカルにしたい!」と思い立ち、同じ事務所の明⽇海、古川に声をかけたことで本企画が実現。原作は、戦前から平成に至る落語界を舞台に、人々の多彩な生き様を描いた⼤ヒット漫画。2016・17年にアニメ化、2018年にはドラマ化され、いずれも話題となった。演出は、『エリザベート』など数多の大作を手掛け、3人とも縁の深い小池修一郎(宝塚歌劇団)が手掛ける。ミュージカル『昭和元禄落語心中』ビジュアル昭和初期。落語の世界に入った菊比古(八雲)は、同期入門の天才・初太郎(助六)と固い友情で結ばれる。芸者・みよ吉にも支えられ、切磋琢磨するふたり。だが彼らの関係は、思いもよらない道筋を辿る。天才肌で華のある落語家として注目を集め、豪放磊落な性格で周囲を魅了する初太郎(助六)役に山崎。同役はドラマ版からの続投となり、その深化に期待が高まる。繊細な性格で初太郎の才能に焦りを感じながらも精進し、のちに「昭和最後の大名人」と称される菊比古(八雲)役には古川。同じ役をWキャストで務めるなど、実際に切磋琢磨する間柄である山崎と古川が、因縁のふたりをどう演じるかにも注目だ。さらに、彼らふたりと懇意になり、その人生に大きく関わることとなる芸者・みよ吉役を明日海が演じる。併せて、山崎、明日海、古川、そして原作の雲田はるこ、脚本・演出の小池修一郎からコメントが到着した。■初太郎(助六)役:山崎育三郎1998年に⼩椋佳さん企画のオリジナルミュージカルでデビューした私にとって、⽇本オリジナルミュージカルを作ることは⻑年の夢でした。これまで、ブロードウェイ、ウエストエンド、ウィーン、韓国、世界の名作ミュージカルが⽇本版として上演され、私⾃⾝も何度も素晴らしい作品と出会い、⼈⽣が変わるような体験をさせていただきました。しかし、次々とミュージカル作品が⽣まれている世界に⽐べて、⽇本オリジナルミュージカルが⽣まれ難いのも現状です。そんな中、6年前に出演したドラマ『昭和元禄落語⼼中』に出逢い、この作品の持つ儚く美しい世界に魅了され、撮影中からいつかこの作品をミュージカル化したいと⼼に秘めていました。そして時が経ち、多くの皆さんにご協⼒いただき、ついに2025年に上演が決定いたしました。演出にはミュージカル『エリザベート』『モーツァルト!』『ロミオ&ジュリエット』でご⼀緒した⼩池修⼀郎さん、共演には信頼するミュージカル界の戦友、明⽇海りおさん、古川雄⼤さん。これまで共に作品を創り上げてきたミュージカル界の素晴らしいクリエーターの皆さんに集結していただきました。2025年春、⽇本発のオリジナルミュージカルが誕⽣します。応援宜しくお願いいたします。■みよ吉役:明日海りお4年ほど前、山崎さんに「一緒にミュージカルやりましょうよ!雄大も誘って!!」と声を掛けていただいた時のときめきを、はっきりと覚えています。そんな夢のまた夢のようなことが、来年の春に叶うことになりました。お話をいただいて、原作の『昭和元禄落語心中』を一気に読み終えました。人の夢や流した涙が、雨や桜吹雪、畳やおしろいの香りに煽られて、絡み合い、むせ返るようなあの世界に生きられること、とても楽しみです。私の演じる、芸者のみよ吉は、今まで出会ったどの役とも違う感情が体を駆け巡りそうな予感がしています。演出の小池先生、そしておふたりの素晴らしい先輩に必死について行きたいと思います。ぜひお楽しみになさってください!■菊比古(八雲)役:古川雄大この度、ミュージカル『昭和元禄落語心中』にて八雲役を務めさせていただくことになりました古川雄大です。僕も山崎育三郎さん同様、日本オリジナルのミュージカルがもっとうまれてほしいと切に願っておりました。そんな時にお声掛けいただき、日本ならではの原作にとても興味が湧きました。参加させていただけること、とても光栄に思っています。何より同じ事務所の育三郎さん、明日海さんと共に、日本オリジナル作品をうみ出せる事に大きな意味を感じております。必ず成功させたいと思っていく中、小池修一郎先生が脚本、演出という事で、間違いない作品が出来上がると確信に変わりました。皆様に新しい世界をお届け出来ると想像するだけでワクワクが止まりません。是非、ご期待、応援、よろしくお願いします。■原作:雲田はるこドラマ版『昭和元禄落語心中』で山崎育三郎さんに助六役を演じていただいてから、ご縁が紡がれ、こうしてミュージカル版の落語心中が上演されることとなりました。私は『ポーの一族』のミュージカル版も拝見し、夢中になりましたので、小池修一郎さんの演出と明日海りおさんのご出演にも、とてもワクワクしています。さらに、山崎さん、明日海さんともご縁の深い、古川雄大さんとの共演も楽しみでなりません。きっと今まで見たことがない「落語心中」の世界に連れて行ってくださることでしょう。新しい空間で、彼らにまた会えることを楽しみにしています。また、これを見てみんなが寄席を恋しくなって、落語を見に行くきっかけにもなると嬉しいです。■脚本・演出:小池修一郎4年前のある日、稽古場で山崎育三郎君から、提案された。「明日海さんと雄大と3人のミュージカル、やりましょうよ!」「え〜!?そりゃ実現したら凄いけど……」「僕から事務所に話してみます」以後、忙しい3人のスケジュール調整がやっと適い、実現の運びとなった。育君からは『落語心中』をやりたいと聞いていたし、単行本出版時に読んでいて、ドラマも観ていたので面白いと思いつつも、実際大劇場でのミュージカルとなるとどうか大いに迷った。思い余って原作者の雲田はるこ先生に直接伺ってみたところ「舞台のミュージカルになるなら拡大も圧縮もご自由に」とのお言葉を頂いた。助六、八雲、みよ吉3人の愛と葛藤のドラマを、落語を絡めて描いて行きたいと思う。<公演情報>ミュージカル『昭和元禄落語心中』原作:雲田はるこ『昭和元禄落語心中』(講談社『BE・LOVE』)脚本・演出:小池修一郎(宝塚歌劇団)出演:山崎育三郎、明日海りお、古川雄大 他東京公演:2025年2月~3月 東急シアターオーブ大阪公演:2025年3月~4月 フェスティバルホール※福岡公演あり※詳細は後日発表公式サイト:
2024年09月09日藤子・F・不二雄先生の「生誕90周年記念グッズ」が郵便局のネットショップで受注販売されます。ラインナップは、ぬいぐるみマスコットに見えて実はメジャーな「ぬいぐるみメジャー(全4種:ポコニャン、チンプイ、ドラえもん、コロ助)」、藤子・F・不二雄作品の中に出てくるオノマトペをデザインした「クリアケース」や、“喜怒哀楽”を表現したコマがデザインされた「パッキングテープ」が新登場。第1弾で発売された「日付印(全15種)」「スタンプ台(全3種)」も引き続き購入できます。【日付印】Lサイズ(全14種)価格:各4,950円(消費税込、送料別)本体サイズ:約W38×D38×H147mm、印面サイズ:約36×36mm以内使用キャラクターは「ドラえもん」 「パーマン」 「キテレツ大百科」「エスパー魔美」 「チンプイ」 「21エモン」 「モジャ公」 「ウメ星デンカ」「ポコニャン」です。<受注・発送期間>【受注期間】2024年9月2日(月)~9月23日(月)【商品のお届け開始日】 2024年12月14日(土) より順次お届け予定※商品デザインおよび写真は開発中のものです。実際の商品とは一部仕様が異なります。※ご注文が予定数量を上回った場合、お届けまでお時間をいただく場合がございます。※日付印にスタンプ台は付属しておりません。別途お買い求めが必要です。※画像の印影の色はイメージです。ご使用いただくスタンプ台の色によって異なります。※一部商品は未来デパート店頭にて後日取り扱いを予定しております。【コンビニ限定付録】スヌーピーの「いざというときのお役立ち5点セット」の中身がすごい!()ミッフィーの郵便局オリジナル限定グッズが激かわ!おともだちダーンもいるよ~♪()【ディズニー×郵便局】47都道府県のご当地デザインが登場!コンプしたい「可愛すぎグッズ」♪()
2024年09月08日取材部屋に入った瞬間、流れているBGMを聞いて「良い曲ですね」と言う前田公輝。無音の空間でリラックスできるようにと、あえてカメラマンが選曲した音楽だった。「わざわざ流してくれてるんですよね? ありがとうございます!」といつだって爽やかな彼は、25年以上のキャリアがあるとは思えないほど、スタッフ一人ひとりにも気を配る。突然仕事を失い、人生ヤケになった森川奈津実(久保田紗友)の元に現れたのは、御曹司・一条稜英(前田公輝)の幽霊だった……。そんなラブ&コメディ&サスペンス要素を含んだドラマ『私をもらって〜追憶編〜』に続き、二人の関係性がより深まっていく『私をもらって〜恋路編〜』の配信がスタート。稜英役の前田に、あらためて役作りでしたこと、撮影現場でのエピソード、孤独との向き合い方について話を聞いた。役作りのための「稜英バッグ」会社の機密情報を漏洩した疑惑をかけられ、何者かの策略により交通事故に遭ってしまう御曹司・一条稜英。同じく不慮の事故で生死を彷徨っていた森川奈津実(久保田紗友)との恋を育んでいく、本格的なラブストーリーでありながら、ファンタジー要素もある本作。「稜英を事故と見せかけて死に至らせたのは誰なのか……そんなサスペンス要素もありますし、ラブストーリーだけでは終わらないところが魅力だと思います」と前田。「稜英を演じるにあたっては、体づくりにも気を配ったのと、御曹司らしい気品・威厳を表現できるように頑張りました。具体的には、現場に『稜英バッグ』を持っていっていましたね。ハンドクリームやリップクリーム、あと喉のケアのためにプロポリスやマヌカハニーのスプレーなど、さまざまなケア用品を鞄に入れていました。映像も美しく綺麗な作品なので、自分自身も綺麗な状態を保っていたくて」御曹司としての説得力を持たせるため、常に冷静な所作でいること、くわえて低く落ち着いた声で話すことを心がけていたという。「ずっと低い声帯を使っていたので、喉が枯れてしまうこともあって」と言うとおり、トーンが低めな声も魅力的だ。「ラブストーリーの主演、かつ幽霊役ということで少しファンタジー要素もあって、どのシーンも演じていてすごく楽しかったです。幽霊だから、たとえばドアをすり抜ける演技をするときも、本番ではいったんしゃがんで、次にすり抜けたあとを撮るんですけど、その一つひとつの動きが新鮮で。あとからCGで繋げるんですけど、一つのシーンをここまで丁寧に育めるのが嬉しかったですね」ラブストーリーで主演をやるのが憧れだった、と過去のインタビューでも話していた前田。「これからも、一つひとつのシーンを粒立って思い出すような気がします」と語る様子は、撮影の日々を噛み締めているように見える。奈津実役・久保田紗友とは「波長が合う」本作では、稜英と奈津実のコミカルで微笑ましいやりとりも見どころの一つ。演じた前田本人も「演じていてすごく楽しかったです」と顔を綻ばせる。「カットがかかった瞬間に二人で笑っちゃうことも結構あって(笑)、呼吸が合ってよかったな、と思いました。お芝居の波長が合う・合わないって、もう運じゃないですか。僕は基本的にどんな方でも『やりやすいな』と感じることが多いんですけど、久保田さんとはとくに楽しく撮影できたので、この作品をつくっていくうえでの安心材料でしたね」撮影スケジュールはタイト、かつ奈津実の部屋や稜英の会社など、限られたシチュエーションで進められることも多かった。撮影の合間にコミュニケーションを重ねた、というよりは「稜英と奈津実、二人にとっての関係性ができあがっていくにつれ、僕たちのチームワークも仕上がっていったような」感覚が強かったという。「撮影中に、稜英と奈津実としてたくさん会話を重ねたからか、だんだん言葉なしにお互いの考えていることがわかってきて。なんだかすごく『兄妹』のような連帯感が強くなっていくのを感じていました。もちろん役の関係性としては恋人同士なんですけど、協力してシーンをつくる時間が積み重ねられるほど、なんか『兄妹』だなって」お互いに、俳優としてのリスペクトも増す時間となったのだろう。撮影にカットがかかるたびに、久保田の芝居に対して「素晴らしかったです、と素直に感じたことを伝えたり、無言で拍手したり、っていうのをずっとやってました」。短いながらも凝縮された二人の試行錯誤が、シーンの一秒一秒から伝わってくるはずだ。アドリブだらけのデートシーン『私をもらって〜恋路編〜』では、稜英と奈津実のデートシーンもある。前田いわく「ほとんどがアドリブです」。「デートシーンに限らず、たとえば『追憶編』の1話で、稜英が『(奈津実の携帯が)落ちている』っていうセリフがあったと思うんですけど、あれもアドリブです。あと、奈津実が着ていく服を選ぶシーンで、稜英が『それはダメだ』と言ったのも、そう。稜英の話し方って『〜〜〜だ』『〜〜〜なのか』っていう語尾が多いので、アドリブを入れるとなると難しいんですよね。普段から稜英の話し方に慣れておくために、プライベートでもずっと稜英になってました(笑)」デートシーンの撮影は、ほとんど「僕たち二人にお任せ状態でした(笑)」と裏話を明かしてくれる前田。最初と最後のセリフと立ち位置、最低限の箇所だけ指定され、あとはまさにフリー演技。大変だったのでは? と問いかけるも、前田は「めちゃくちゃ楽しんじゃいました!」と、さすがの余裕をみせる。「観光地でお土産を買うシーンがあるんですけど、撮影の合間に、本当にお煎餅を買っちゃいました(笑)。確か久保田さんもアイスを買ってたはず。あとは、そのお店にワンちゃんがいたので、撫でたり一緒に遊んだり、コミュニケーションしてました。いま思い出しても、めちゃくちゃ楽しかったですね」微笑ましい撮影の裏側を知ると、より稜英と奈津実のデートシーンにも深みが増してくるようだ。ちなみに前田本人は、観光地にあるご当地土産は「あまり買わない」。「今回、裏でお煎餅を買ってたみたいに、お菓子とか飲食ができる名産品を買うタイプ」だそう。「あ、でも、一時期『ご当地兜』を集めてました。ご当地キャラとか、その土地でしか買えないキャラクターもののグッズって、よくあるじゃないですか。小さいころ、好きで集めてましたね。そういう意味では、ご当地キーホルダーにときめく奈津実の気持ちがわかるかもしれません(笑)」友人には、心からの謝罪と感謝を『〜恋路編〜』で買ったキーホルダーは、物語が終盤に差し掛かるにつれ、稜英と奈津実にとっての思い出の品となる。前田にも、大切な人からもらった宝物や、大事に守っている言葉はあるのか問いかけてみた。「僕って結構、自分でも気づかないうちに、私生活にエネルギーを注ぎすぎちゃうみたいなんです。人に気を遣いすぎてしまう姿勢を調整すれば、もう少し仕事に向けるエネルギーを高められるんじゃないか、と友人から言われたことがあって、『なるほど!』って。それからは、友人たちには心のなかで謝罪と感謝を繰り返しながら、どれだけ自分の意識を本番に向けていけるかを考えるようになりました」前田と久保田の二人でおこなった取材の場でも、報道陣からの質問に対し、自分が先に回答する番になっていることを気にかけて「(久保田さんが)話すことがなくなっちゃうかもしれない、大丈夫ですか?」と気配りする場面がみられた。座長として作品を引っ張る立場でもあった今回、その“無意識な配慮”は知らず知らずのうちに、前田に影響を与えていたのだろうか。「座長としての振る舞い方については、前に時代劇でご一緒したことのある船越英一郎さんに、いろいろ教えてもらいました。いちばん覚えているのは、とあるシーンを撮影してカットがかかった瞬間に『いまのはイマイチだったな』って自分で気づいてしまったとき。船越さんはすぐに気づいて『イマイチだと思ったろ? もう一回いこう!』ってリベンジさせてくれたんです。座長から率先して話してくれると、場が一気に和むんだってことも、船越さんの立ち振る舞いを見て学ばせてもらいました。『私をもらって』の現場でも、参考にさせてもらった点がたくさんあります」プライベートでも、仕事の現場でも、学び取ったことを本番に活かす姿勢を忘れない。それはまさに、常にエンジンがかかりっぱなしの自動車のように、休む暇がない様子にも見える。しかし、どの撮影も楽しかった、と笑顔で振り返る前田の表情に、嘘はない。前田公輝の寂しさとの向き合い方稜英と奈津実には、お互いを大切に思っていた時間と記憶があったことを、忘れてしまう時期がある。それが本作の妙であり、それでもなお惹かれ合う二人の感情の機微が伝わる所以でもあるのだが、やはり、わかってはいても忘れられてしまう寂しさは募るものだろう。「僕自身、寂しいときはどうしても寂しいですし、仕方のない面もありますよね。一人で過ごさなきゃならないときの寂しさや不安は……うーん、仕事して忘れてるかもしれません(笑)。僕たちの仕事って本当にありがたい側面があって、たとえば楽器を演奏したり、アニメや映画を観たりしていても、何かしらお仕事として昇華できる機会があるんです。こうやって取材の場でお話しさせてもらえるのも、そうですし。だから、いつか仕事に繋がると思って、これまでやったことのないことをする。それが、寂しさとの向き合い方かもしれません」趣味も娯楽も、仕事の一環として捉える。そんな前田の姿勢には、どうしたってストイックさが滲む。しかし、彼には余計な力みがない。趣味も娯楽も仕事も、すべてシームレスに取り組む軽やかさがある。「仕事に繋がるかな、と思って『魔法少女まどか☆マギカ』を観たこともありました。あれだけ話題になっていても、先入観で遠ざけてしまうところがあったんですよね。でも、観てみたらめちゃくちゃおもしろかったです! あとは、そうだな……シンプルに甥っ子に会って寂しさを埋めてもらうことも多いですね(笑)」月並みな言葉かもしれないが、前田はいつだって等身大で、自然体だ。どんな現場も楽しみ、仕事とプライベートの両方から学びを得て、次に活かす。『いま』と『自分』を俯瞰できているからこそ、どの瞬間の前田公輝も、親しみやすい輝きがあるのかもしれない。『私をもらって〜恋路編〜』はHuluで先行配信中。今秋に地上波にて放送予定。ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント前田さんのサイン入りポラを1名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!(取材・文北村有、撮影/友野雄)
2024年09月04日アナ スイ(ANNA SUI)から、漫画家の藤子・F・不二雄の生誕90周年を記念したアイテムが登場。2024年9月下旬より発売される。藤子・F・不二雄の生誕90周年記念アイテム「ドラえもん」や「チンプイ」をはじめ、数多くの人気漫画を生み出してきた漫画家、藤子・F・不二雄。アナ スイより展開されるのは、そんな藤子・F・不二雄の生誕90周年を祝う特別なアイテムだ。各アイテムには、「ドラえもん」「ドラミ」「チンプイ」といった人気キャラクターをデザインしている。「ドラえもん」や「チンプイ」のニットプルオーバー中でも注目は、バラの香りを楽しむ「ドラえもん」や蝶々と戯れる「ドラミ」、昼寝をする「チンプイ」のアナ スイオリジナルグラフィックをあしらったジャガードニットプルオーバー。袖部分は、毛足の長いシャギーニットで切り替え、プレイフルなボーダーデザインに仕上げている。“蝶ファスナー”のハーフジップスウェットまた、胸元に「ドラえもん」「ドラミ」「チンプイ」のワンポイント刺繍を配したハーフジップスウェットトップスも。ダイヤモンドチェックの切り替えや、蝶モチーフのファスナーチャームがポイントだ。「ドラえもん」刺繍のニットがま口バッグフロントに「ドラえもん」の刺繍、バックに“ANNA SUI NYC”のロゴを配したがま口バッグ。ニット素材に、アナ スイを象徴するバラのモチーフをあしらい、ロマンティックな雰囲気に仕上げた。シュリンクしたサテン素材のストラップもフェミニンな印象を演出する。晴雨OKの折り畳み傘やラメソックスもこのほか、「ドラえもん」や「チンプイ」をプリントした晴雨兼用の折り畳み傘や、アナ スイオリジナルのグラフィックを大胆に配したバイカラーのサテンバッグ、コーディネートのアクセントになるラメソックスなども登場する。【詳細】アナ スイ×藤子・F・不二雄発売時期:2024年9月下旬■ウェア・バッグ取扱店舗:アナ スイ ラフォーレ原宿ストア、名古屋パルコ店、ルクア大阪店、天王寺MIO店、公式オンラインストア、楽天ファッション価格:・ドラえもん ジャガードニットプルオーバー 16,500円・ドラえもん ハーフジップスウェットトップス 14,300円・ドラえもん がま口バッグ 19,800円・ドラえもん ラメソックス 2,530円・ドラえもん リボンサテンバッグ 8,800円■傘取扱店舗:全国の雑貨店ほか取扱い店舗、サックスバー価格:晴雨兼用ミニ傘 5,500円
2024年08月23日ミュージカル『モーツァルト!』の公開ゲネプロが18日に東京・帝国劇場で行われ、主演の古川雄大らが登場した。同作は「才能が宿るのは肉体なのか? 魂なのか?」というテーマをベースに、高い音楽性と重層的な作劇で“人間モーツァルト”35年の生涯に迫ったミュージカルで、2002年の日本初演以来、日本のミュージカルファンを魅了し続けてきた。ミヒャエル・クンツェ(脚本・歌詞)、シルヴェスター・リーヴァイ(音楽・編曲)のゴールデンコンビによる大ヒットミュージカルで、2021年以来約3年ぶりに上演される。18日の公開ゲネプロでは、タイトルロールのヴォルフガング・モーツァルト役で、2018年シーズンから同役を務める古川が登場。ほか真彩希帆、大塚千弘、涼風真世、山口祐一郎、市村正親、星駿成らが出演した。東京公演は帝国劇場にて8月19日~9月29日、大阪公演は梅田芸術劇場メインホールにて 10月8日~27日、福岡公演は博多座にて11月4日~30日。○古川雄大 コメント「楽しみ」と「不安」を行ったり来たりしていますが、今は楽しみな方が強いです。3回目にして理解出来た部分や新しい発見があります。稽古場では、これまでの中で一番失敗したり恥ずかしい思いをしてきました。それくらい色々な事に挑戦してこられた稽古でしたし、曲に対するアプローチも結構変わってきていて、今回のヴォルフガングから変化を感じ取っていただけるのではないかと思います。この作品はある意味ファンタジーですが、リアルにやりたい。これまで自分の中でカチッと形を決めていた事、自分の中の決まり事をあえて取っ払って、舞台の上で自然に存在してみようと考えて臨んでいます。(モーツァルトの享年である)35歳を越えたヴォルフガングは僕が初めてですが(笑)、フレッシュにいながら、彼の成長をいかに体現出来るかを大切にしたいです。“才能が宿るのは魂なのか、肉体なのか”という深いテーマの作品なのですが、このテーマをどれだけ感じ取っていただけるか。作品の本質をちゃんとお伝え出来るように取り組んでいきたいと思います。
2024年08月19日アーティストの長場雄が映画のシーンを厳選して描き下ろした特別コレクション「マジック フォー オール ウィズ 長場雄」がユニクロより8月16日(金)から発売中だ。長場雄は1976年東京生まれのアーティスト。シンプルなラインのみで描かれた作品で知られ、国内外で活躍している。Mens Sweatshirts ©Disney今回のコレクションは、ディズニー、ピクサー、マーベル、スター・ウォーズの4つのブランドの世界観を表現。長場氏が愛と絆をテーマにシーンを選び、特別に描き下ろした。長場氏は「思い出と新たな発見が織り交ざった作品ができ、自分自身も楽しみながら制作することができました」とコメントしている。Womens UT ©Disney商品ラインナップは、Tシャツ、スウェットプルパーカー、スウェットシャツ、ソックスなど計18種類。価格は390円から3990円までとなっている。Socks ©MARVELこのコレクションは、ユニクロの「MAGIC FOR ALL」プロジェクトの一環。同プロジェクトは、服を通じて世界中の人々に夢と驚きを届けることを目的としている。ユニクロの「LifeWear」の理念と、ディズニーの「夢と魔法の世界」、マーベルの「アクション」、スター・ウォーズの「冒険」、ピクサーの「創造性」が融合した夢のプロジェクトとなっている。Kids Sweatshirts ©Disney長場雄コメント:ディズニー、ピクサー、マーベル、スター・ウォーズ作品の中から、自身のお気に入りのシーンを厳選したこのプロジェクトに携わる機会をいただき、本当に嬉しく思います。作品を描くにあたっては、最初に見た時の感動を思い出しながら、1つ1つ気持ちを込めて描きました。思い出と新たな発見が織り交ざった作品ができ、自分自身も楽しみながら制作することができました。ぜひ手に取っていただけたら嬉しいです。長場雄「マジック フォー オール ウィズ 長場雄」は8月16日(金)よりユニクロにて発売中。©Disney©Disney/Pixar©MARVEL©& TM Lucasfilm Ltd.©DisneyBased on the ""Winnie the Pooh"" works by A.A. Milne and E.H. Shepard.(シネマカフェ編集部)
2024年08月16日連続ドラマW「ゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編―」の新キャラクターが明らかになった。本作は、映画の続編で、ドラマシリーズ版第1弾。金塊の在りかを示す暗号が刻まれた刺青を背負った囚人狩りが本格化。映画から引き続き、山崎賢人、山田杏奈、眞栄田郷敦、矢本悠馬、工藤阿須加、柳俊太郎、大谷亮平、勝矢、木場勝己、玉木宏、舘ひろしらメインキャラクター全員が続投する。今回新たに発表されたのは、杉元一行、鶴見中尉ら第七師団、土方一派との三つ巴の刺青争奪戦を繰り広げていく中で、それぞれの前に立ちはだかるクセ者揃いの新キャラクターたち。レタラへの異常なまでの狩猟の執着を見せ、杉元(山崎賢人)らの前に立ちはだかる、“悪夢の熊撃ち”の異名をとる二瓶鉄造役で藤本隆宏。杉元と運命的に出会う辺見和雄役で萩原聖人。杉元一行と思わぬ形で遭遇し、極限の状況下で相対する、賭場を牛耳るヤクザの親分・若山輝一郎役で渋川清彦。数々のイカサマ賭博で利益をもたらしてきた凄腕壺振りの仲沢達弥役で木村知貴。剥製作りに情熱を持ち、海外からも注文が舞い込むほどの人気を博す「江渡貝剥製所」を構える天才的な剥製職人・江渡貝弥作役で古川雄輝。人の皮を用いた服を作成しており、それを称賛する鶴見に思わぬことを依頼される。精巧な偽札を作っている贋作師・熊岸長庵役で徳井優。杉元たちのある作戦に協力する、変装の名手にして多くの詐欺を働いている鈴川聖弘役で山路和弘が出演する。そして、新キャラクタービジュアルと最新の予告編映像も到着。映像は、刺青人皮の争奪戦の火蓋が切って落とされ、アシリパ(山田杏奈)を盾にする谷垣に対して怒り狂う杉元の姿で幕を開け、不敵に笑う鶴見、刀を入念に確認する土方の姿も。キロランケ(池内博之)、インカラマツ(高橋メアリージュン)、家永カノ(桜井ユキ)、奥山夏太郎(塩野瑛久)ら様々なキャラクターが入り乱れ、スリリングな展開を予感させる。さらに銃を構え、杉元に選択を迫る土方の緊張感溢れる初の対峙シーンも観られ、三つ巴の戦いの行く末も読めない。連続ドラマW「ゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編―」は10月6日(日)22時~WOWOWにて独占放送・配信(全9話)。※レタラの「ラ」は小文字が正式表記※アシリパの「リ」は小文字が正式表記※インカラマッの「ラ」は小文字が正式表記(シネマカフェ編集部)
2024年07月21日映画『言えない秘密』(公開中)の公開御礼舞台挨拶が9日に都内で行われ、京本大我、古川琴音、三浦りょう太、坂口涼太郎、河合勇人監督が登場した。同作は、台湾の人気スター・ジェイ・チョウが主演・初監督を務めたヒット映画を原案として製作。ピアノ留学から帰国し、伝統ある音楽大学に編入してきた湊人(京本大我)は、取り壊しが近い旧講義棟の演奏室で、神秘的なピアノを奏でる雪乃(古川琴音)と出会う。今までに耳にしたことのない美しい旋律に強く惹かれた湊人は雪乃に曲名を尋ねるが、「それは秘密」と耳元で優しく囁くだけだった。雪乃に会うたびに心惹かれていく湊人はトラウマだったピアノへ次第に向き合う事ができるようになっていく。しかしある日突然、彼女は目の前から姿を消してしまう。○映画『言えない秘密』公開御礼舞台挨拶に古川琴音登場イベントでは、作品にちなみ自身の「言えない秘密」を発表するコーナーも。「心」というフリップを出した古川は「本当に大切にしていることを『これだけ大切にしているよ』と人に伝えた時に、本当に思っている気持ちの重さをわかってもらえなかったり、自分の心を分けちゃったような気持ちになったりして、『自分の中に秘めておいた方が良かったな』と思う経験があったような気がして」と明かす。「だから、本当に大事に思っていることは、自分の気持ちの中に秘めて、周りの人にはスパイス程度で伝わったらいいなと思って書きました」と回答をした古川。視界が「すみません、壇上で『言えない秘密』を聞いて……」と謝ると、「大丈夫です。言わないです、絶対」と意志の強さを見せていた。
2024年07月09日公開中の映画『言えない秘密』より、京本大我(SixTONES)と古川琴音が映画の魅力を語るインタビュー映像が公開された。本作は、京本が初の映画単独主演、古川が初めて恋愛映画のヒロイン役に挑戦した作品。監督は、映画『鈴木先生』『俺物語!!』などを手掛けてきた河合勇人が務めた。作品の注目ポイントについて聞かれ、京本は「作品を通して、季節がどんどん巡っていって色々なふたりが見られるのと、テーマ曲の「Secret」という曲が作品を象徴するような素敵な曲になっているので、それも楽しみにしてほしいです」と語り、古川は「海だったりパーティーだったり自転車だったり、いろんな胸キュンシーンがつまっているので、みなさんがどこにキュンするのか気になります!」と語っている。また、主題歌「ここに帰ってきて」について、SixTONESメンバーとして歌唱も担当している京本は「歌詞が作品と完全にリンクしているので気持ちを込めて歌いやすかった」と語り、古川は「映画の余韻にちゃんと導いてくれる感じがして、音楽を聞きながらふたりの思い出だったり、ふたりのシーンを走馬灯のように思い返しながらこの映画を観終われる。本当に素敵な曲を歌っていただいた」と京本に感謝を述べている。さらに、京本は「世界観がとにかく美しく、切なさもありながら、素敵な空気が流れている作品。本当に皆さんが予想していないような驚きの展開もたくさん待っている作品なので、ぜひこの季節に、この作品でちょっと涼しい気持ちだったり、ちょっと切ない気持ちだったり、いろんな思いを抱いてほしいなと思います」、古川は「映画を観終わった後に、思わず大切な人に会いたくなったり、連絡を取りたくなったりするようなそんな優しくてキュンと切ないストーリーになっていると思います。ぜひご友人やご家族、大切にされている方と一緒に観ていただけたらと思います」と映画の魅力を語った。『言えない秘密』インタビュー映像<作品情報>映画『言えない秘密』公開中公式サイト:「言えない秘密」製作委員会
2024年07月07日現在公開中の映画『言えない秘密』より、主演の京本大我(SixTONES)とヒロインを務めた古川琴音が、作品の魅力や音楽への思いを語るインタビュー映像が到着した。本作は、あるトラウマを抱えた音大生・湊人と、どこか謎めいた雰囲気のある雪乃が、運命的な出逢いを果たすラブストーリー。今回公開された映像では、今作の注目ポイントについて湊人役の京本さんは「作品を通して、季節がどんどん巡っていって色々な2人が見られるのと、テーマ曲の『Secret』という曲が作品を象徴するような素敵な曲になっているので、それも楽しみにしてほしいです」と話し、雪乃役の古川さんは「海だったりパーティーだったり自転車だったり、いろんな胸キュンシーンがつまっているので、みなさんがどこにキュンするのか気になります!」と観客の反応が気になる様子。また「SixTONES」による主題歌「ここに帰ってきて」については、京本さんは「歌詞が作品と完全にリンクしているので気持ちを込めて歌いやすかった」と明かす。一方、古川さんは「映画の余韻にちゃんと導いてくれる感じがして、音楽を聞きながら二人の思い出だったり、二人のシーンを走馬灯のように思い返しながらこの映画を観終われる。本当に素敵な曲を歌っていただいた」と感謝を述べた。そして、「世界観がとにかく美しく、切なさもありながら、素敵な空気が流れている作品。本当に皆さんが予想していないような驚きの展開もたくさん待っている作品なので、ぜひこの季節に、この作品でちょっと涼しい気持ちだったり、ちょっと切ない気持ちだったり、いろんな思いを抱いてほしいなと思います」(京本さん)、「映画を観終わった後に、思わず大切な人に会いたくなったり、連絡を取りたくなったりするようなそんな優しくてキュンと切ないストーリーになっていると思います。ぜひご友人ご家族 大切にされている方と一緒に見ていただけたらと思います」(古川さん)とメッセージを寄せた。『言えない秘密』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:言えない秘密(2024) 2024年6月28日より全国にて公開© 2024「言えない秘密」製作委員会
2024年07月07日女優の古川琴音が、29日に都内で行われた映画『言えない秘密』(公開中)の公開記念舞台挨拶に京本大我(SixTONES)、西田尚美、尾美としのり、河合勇人監督とともに登場した。同作は、台湾の人気スター・ジェイ・チョウが主演・初監督を務めたヒット映画を原案として製作。ピアノ留学から帰国し、伝統ある音楽大学に編入してきた湊人(京本大我)は、取り壊しが近い旧講義棟の演奏室で、神秘的なピアノを奏でる雪乃(古川琴音)と出会う。今までに耳にしたことのない美しい旋律に強く惹かれた湊人は雪乃に曲名を尋ねるが、「それは秘密」と耳元で優しく囁くだけだった。雪乃に会うたびに心惹かれていく湊人はトラウマだったピアノへ次第に向き合う事ができるようになっていく。しかしある日突然、彼女は目の前から姿を消してしまう。○■京本大我、古川琴音のコメントをアピール「これです!」今作でラブストーリーの主演に挑戦した京本は、演じるうえで意識したことについて聞かれると、「この作品は大人っぽい恋愛というよりは、ピュアな恋愛模様なので一緒に海に入って水をバシャバシャ(かけあう)とか、(肩を)トントンってやって(頬を)ツン(とつつく)とか、現実ではちょっと恥ずかしいかなと思うようなキュンの要素が盛り込まれていて、人生経験としてもないことなので、ピュアな新鮮な気持ちで取り組めた」と話す。一方、ヒロイン役を演じた古川は、「ラブストーリーとなると、お客さんにどういう反応をしてほしいかということがはっきりしているので、お話しがきたときは結構プレッシャーでした」と振り返る。「どうやって京本くんとシーンを作っていこうかと撮影前は不安もあったけど、結果としてピアノの練習やダンスシーンなど、2人で乗り越えなきゃいけない壁がたくさんあったので、それを2人でがんばっているうちに“戦友”みたいな関係性を築けた」と語った。これに京本を深く頷き、「これです! こっちのコメントを使ってください!」と古川のコメントをアピールし、笑いを誘っていた。
2024年06月29日神奈川県の川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムでは、「藤子・F・不二雄 生誕90周年記念原画展 『好き』から生まれた藤子・F・不二雄のまんが世界」第3期を、2024年6月29日(土)から10月21日(月)まで開催する。藤子・F・不二雄“好き”を色濃く描いた原画にフォーカス2023年12月1日に生誕90周年を迎えた藤子・F・不二雄。「僕は、すべてにおいて『好き』であることを優先させてきました」という本人の言葉通り、藤子・F・不二雄は、子どものころに夢中になった物語、衝撃を受けた手塚治虫のまんがやディズニーのアニメーション映画、西部劇やSF映画、UFOや未確認生物といった自身の“好き”を、まんがの表現に活かしてきた。ラストとなる第3期「まんが」「物語」「映画」などをテーマに「藤子・F・不二雄 生誕90周年記念原画展 『好き』から生まれた藤子・F・不二雄のまんが世界」は、そんな藤子の“好き”が特に色濃く描かれる原画を集めた企画展だ。会期は3つに分かれており、ラストを飾る第3期では、「まんが」「物語」「映画」「ものづくり」「鉄道・模型」「歴史・遺跡」「恐竜」「カメラ」の8つのテーマに加え、『大長編ドラえもん』『宇宙へのあこがれ』をテーマにした作品を紹介していく。2階「みんなのひろば」新展示もまた、川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムの2階「みんなのひろば」では、新たな展示品もお目見え。藤子・F・不二雄作品に登場するキャラクターたちに関するクイズなどのほか、フラッシュ撮影をすると“何かが浮かび上がる”フォトスポットも用意している。<新メニュー>“Fキャラクターズ”大集合のロールケーキプレート原画展の第3期にあわせて登場するミュージアムカフェの新メニューやミュージアムショップの新グッズも要チェックだ。カフェでは、ドラえもんやドラミちゃんのほか、コロ助、チンプイといった“Fキャラクター”の飾りをあしらったロールケーキプレートや、はちみつレモン風味のアイスキャンディをまるごと入れた「ドラれもんスカッシュ」を楽しむことができる。<新グッズ>うちわやグラス“夏祭り楽しむドラえもん”などをデザインミュージアムショップでは、夏祭りを楽しむドラえもんたちの姿を描いたグラスやうちわ、手ぬぐいなどの夏らしいアイテムのほか、クリア素材のブックマークなどがラインナップする。原画展概要「藤子・F・不二雄 生誕90周年記念原画展 『好き』から生まれた藤子・F・不二雄のまんが世界」第3期会期:2024年6月29日(土)~10月21日(月)場所:川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム 2階 展示室Ⅱ住所:神奈川県川崎市多摩区長尾2-8-1開館時間:10:00~18:00休館日:火曜日、年末年始 ※臨時休館、火曜特別開館あり。料金:大人・大学生 1,000円、中学・高校生 700円、子ども(4 歳以上) 500円 ※3 歳以下無料。※入館は日時指定による事前予約制。※入館チケットは、ミュージアム公式サイト内のチケット販売ページより購入。<アイテム例>・ゆらゆらうちわ(夏祭り) 3,410円・ジュースグラス(夏祭り) 2,200円・クリアブックマーク(全3種) 各880円<カフェメニュー例>・F キャラクターズ大集合プレート 1,970円・ドラれもんスカッシュ 750円【問い合わせ先】川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムTEL:0570-055-245
2024年06月28日恋愛観察バラエティー番組『あいのり:Asian Journey』(Netflix・フジテレビ系)に出演していた純輝が25日に自身のアメブロを更新。母親が失明してしまうかもしれないと連絡があり不安な様子をつづった。この日、純輝は「母親が仕事中の事故で業務用の洗剤が目に入ってしまい」と明かし、父親から「失明してしまうかもしれない」と連絡があったことを告白。「不安で心配で夜勤から帰ってきた今も眠れない」といい「今日は父ちゃんが付き添いで病院に連れてってくれるみたい」と説明した。続けて「本当にちゃんと良くなって欲しい」と述べ「これからしばらくは毎日通院が必要になるみたい。不安」と心境を吐露。「これからも、元気で健康にいて欲しい」と祈るようにつづり、ブログを締めくくった。
2024年06月27日「話しやすくて、とてもフラットな人。自然体で現場にいられました」――映画『言えない秘密』で初共演となった京本大我と古川琴音は、お互いの印象について聞かれ、そう声を合わせた。台湾のオリジナル映画を、『かぐや様は告らせたい』シリーズの河合勇人監督によってリメイクされた本作。あるトラウマによって挫折しつつある音大生ピアニスト・湊人(京本大我)と、秘密を抱えた女性・雪乃(古川琴音)の“秘密”を軸にしたラブストーリーだ。まず、脚本や原案そのものをどのように解釈したかを聞くと、本作に対する二人の真摯な姿勢が見えてきた。オリジナル映画から感じ取った「怖さ」ーー本作は、台湾のオリジナル映画を元にリメイクされたラブストーリーですが、お二人はご覧になりましたか?京本大我(以下、京本)今回のオファーをいただいたときに観させてもらいました。10年ほど前の映画で、当時ならではの斬新な演出もありつつ、かつ美しく歯がゆい描写もある素敵な作品だと思います。このオリジナルに対し、日本ならではの繊細さでアプローチするワクワク感がありました。古川琴音(以下、古川)私も脚本をいただく前に、オリジナルの映画を観ました。主人公の二人がお互いを想い合う強さに、少し怖さも感じてしまったのですが……。ーー怖さ、ですか。古川とあるシーンで、机の上に「愛してる」という文字が彫られて、浮かび上がってくるような描写があるんです。その瞬間から、いきなりホラー映画になったような感覚でした。それまでは、主人公の二人が想いを通じ合わせて、交流を重ねていく様を楽しんでいたのに……。あまりにも強い想いに、ゾッとしてしまったんです。でも、その想いの強さこそが、この物語の良さであり美しさでもある、と感じました。ただのラブストーリーではないですし、そんな作品にヒロインとして参加できるのは、本当に幸せなことだな、と思います。京本確かに、音の演出は少し怖かったです。僕がさきほど「斬新な演出」と表現したのは、まさにここの部分でした。お互いに、自然体でいられたーーお二人は今作が初共演ですね。共演される前後で、お互いの印象に変化はありましたか?京本「こっちゃん」「きょも」と呼び合うくらい、すぐに距離が縮まりました。本当に話しやすくてフラットで、変に気を張ることもなかったです。話したいときに話して、音楽の話とか、ちょっとした会話が自然に続いて。そのまま本番が始まったりもしたよね。古川本当にフラットで、壁を感じない方だと思いました。正直に言うと、お会いする前まではアイドルとしての京本くんしか知らなかったので、クールな印象が強くて。でも、そんな心配なんていらないくらいに広い心で受け入れてくれたので、私も自然体で現場にいられました。ーー距離が縮まるのが早かったんですね。そんなお二人が、お互いの役柄について受けた印象についても教えていただきたいです。まず、雪乃を演じた古川さんは、湊人にどんな魅力を感じましたか?古川一番感動したのは、雪乃の秘密を知ってしまった湊人が、それでも彼女に会いに来てくれるシーンです。雪乃の秘密を受け入れるのは、すごくつらかったはずなのに……。彼のひたむきさや、誠実さを感じました。ーー湊人の思いの強さが表れているシーンですよね。京本さんは、雪乃をどんな女性だと捉えていますか?京本言葉では表現しがたい、唯一無二なミステリアス感をまとっている女性だと思います。神秘のベールに包まれていて、簡単には心を覗かせてくれないけれど、でもちゃんと人間らしい温かみも持っている。挫折を味わった湊人の背中を押して、もう一度、夢に向き合わせてくれたのは彼女のおかげです。ーー確かに、雪乃には底知れないミステリアスな雰囲気が漂っていますよね。古川さん、ご自身との共通点はありますか?古川ミステリアス……とはちょっと話が変わってしまうんですが、私が思うに、雪乃はけっこうな「猪突猛進型タイプ」なんです。湊人に対する思いの強さもそうですし、自分が「こう!」と決めたら簡単には曲げない面があると思っていて。それで言うと、たとえば私は、気になったアニメがあったら二〜三日間で最終話まで見切ってしまうタイプなんです。似ているって言ったら、雪乃にはちょっと申し訳ないですけれど(笑)、ハマったら周りが見えなくなるところは、一緒なのかな。京本僕も、湊人を演じるうえで、自分のなかから引っ張り出せる部分はたくさんあったな、と感じています。もちろん雪乃の力を借りつつなんですが、挫折したところからふたたび夢に立ち向かっていく姿には、自分と通じるものがあるな、と。僕自身、逃げたり負けたりしたままで終わることは、あまりないので。協力して乗り切ったシーンの数々ーー湊人と雪乃が出会い、関係を深めていく過程には、二人でゲームセンターに行ったり海辺で遊んだりするシーンがあります。アドリブも多かったんでしょうか?京本多かったですね、とくにゲームセンターのシーンとか。古川セリフとして書かれていないシーンも多かったです。台本にはト書きだけで「ゲームセンターで遊ぶ二人」と書かれていたり。アドリブと言っていいのかわからないくらい、自然に喋っているシーンが多くて。京本その場で生まれた自然な会話も含まれてるよね。古川最初からガッチリと内容を決めるよりは、いましているような、こういった掛け合いから生まれた会話の延長線を活かすような流れが多かったかな、と。河合監督が、無理なく言葉をやりとりできるムードをつくってくださいました。「こういう流れで、楽しくお話してください」って。京本ヒントやアドバイスをもらいながら、一つ前のシーンを受けて「こういう会話になりそうかな」って、なんとなく考えながら。ーー湊人と雪乃が、海辺のシーンで遊んでいる姿も、キラキラしていて印象的でした。京本たまたま、浜に木の棒が流れ着いていて。人が乗れるくらいの大きさで、「それを渡ってほしい」って河合監督に言われたんです。あのシーンは、監督のこだわりだったっけ?古川うん、そうだったね、確か。「あの棒を渡るゲームをしよう!」って流れになって。湊人と雪乃、どっちが早く渡り切れるか? って。京本平均台みたいな感じでね。河合監督って、ロマンチストというか、乙女心があるんですよ。そういうアイデアが、次から次へと出てくるんです。ーーゲームセンターや海辺で遊ぶシーンのほか、自転車に二人乗りするシーンや、ピアノの連弾シーンもありますね。古川ピアノの連弾シーンについては、私も京本くんも先生についてもらって、しっかり練習してから臨んだので、二人で協力しながら進められた感覚がありました。自転車の二人乗りについては、正直あまり心配はしていなかったんですけど……いざやってみたら、連弾よりも大変でした(笑)。京本結構な坂道をハイスピードで走らなきゃならなくて「そこまで器用にできないですよ!」みたいな(笑)。リハーサルのときは結構フラフラしちゃって、後ろに乗っていたこっちゃんは怖かったと思います、ごめんなさい……。古川ぜんぜん大丈夫! むしろ京本くん、二人乗りのシーンが終わったあと、スタート地点まで私を乗せて戻してくれたんですよ。優しさを感じました。京本歩いたら、遠かったからね。京本×古川の「運命」のターニングポイントーー音楽やピアノが、湊人と雪乃の出会いを運命的に彩っているような映画になっていますが、お二人にとっての運命のターニングポイントはなんですか?古川いま振り返ってみると、中学校で演劇部に入ったのがターニングポイントだと思います。それから高校、大学と演劇に関わってきましたが、お芝居を仕事にするとは考えていなくて。でも、中学で演劇部に入っていなかったら、いまの私はいないと思うと「運命」かな、と。京本僕は、京都の三十三間堂を見た瞬間です。あの千手観音の衝撃が忘れられなくて、それをきっかけに御朱印集めを始めました。10年以上も続いている、僕にとってライフワークとも言える趣味です。最近は、趣味が高じてお茶のことを勉強したりもしていて。ーーお仕事で日々お忙しいと思いますが、合間を縫って趣味も楽しんでいるんですね。京本むしろ、良いリフレッシュになっています。最低でも年に一回は、京都の南禅寺というパワースポットに行くことも欠かせません。無意識に「あ、行きたいな」と思った瞬間が、心身に疲れを感じているサインでもあるのかな、と。古川その感覚、すごくわかるかも。私にとってのリフレッシュは、いま飼っている猫で、どんなに仕事で疲れていても一気にパワーチャージできるんです。外では出せないような、私のだらしない面も見られているし、唯一「秘密」がない存在かも。ちょうど、この映画の撮影が始まる前に拾った子なんです。京本そうなんだ! じゃあ、撮影とともに育ったんだね。古川そうなの。まだ生後一ヶ月にもなっていない子猫だったんですけど、映画の撮影が進むとともに成長しました。ーー仕事もプライベートも上手に楽しんでいるお二人、見習いたいです。京本でも、僕自身は、あまりゴールを定めすぎずに「俳優」という仕事をやっている感覚があります。もちろん、刺激や好奇心、自分の「好き」って気持ちが燃え続けている限りは続けていきますけど、違うことに強い興味を持ったら、急に辞める可能性もあって。そればっかりは、次にどんなターニングポイントがあるか、わからないです。古川この仕事を続けられることも幸せだし、この仕事を辞めてまで進みたい道が見つかったら、それも幸せな人生だな、と思います。確かに、そのときになってみないとわからないかも。「ビビッとくる」運命的な恋愛をしてみたい?ーー映画のタイトル『言えない秘密』にちなんで、お二人は、恋人や夫婦間に「秘密」は必要だと思いますか?京本最後まで貫けるなら、秘密はあってもいいと思います。でも……難しいですよね。意思の弱さゆえに明るみに出てしまったり、そのことで二人の関係性が悪くなってしまったりすると、話が変わってきちゃうし。古川反対に、まったく秘密のない関係性を続けていくのは難しいんじゃないかな、とも思います。秘密には大小あって、大きな秘密を共有できている関係性はすごく素敵だけど、小さな秘密については恋人や夫婦に限らず、人間関係において少なからずあるものじゃないかな、と。ーー「こんな甘酸っぱい恋愛がしたい!」みたいな理想像はありますか?古川よく「会った瞬間にビビッときた!」っていう現象について聞くじゃないですか。それを体験してみたいんですよ。京本「結婚すると思ってた!」ってやつだね。古川そうそう! 実際に、私の友人にもいるんです。お相手の方が、私の友人を見た瞬間に「結婚してください」ってプロポーズしたらしくって。初対面なのに、ですよ。本当に結婚して、いまも良い夫婦として上手くいっているんです。京本それって、すごいよね。その「ビビビ!」を感じたいがために、わざと「いま俺ビビッときたよな?」って作り出そうとしちゃう(笑)。予期していないときに「この人だ!」と思える恋愛をしてみたいな。古川感じてみたいよね、運命を。ーーまさに『言えない秘密』の湊人と雪乃は、運命に引き寄せられて出会った二人ですよね。これから映画をご覧になる方に向けて、あらためて注目してほしいポイントを教えてください。京本たくさんあるんですけど、やっぱりピアノの演奏シーンを観てほしいです。湊人や雪乃のシーン、二人の連弾シーン以外にも、弾き手によって楽曲性や音色のニュアンスが違うのがわかって、見応えがあると思います。古川自分が演じさせてもらったということもあり、ぜひ皆さんにも雪乃の視点から観て、湊人の優しさを感じ取ってほしいです。雪乃のために、湊人がどれだけ心を費やして、身を粉にしてくれているか……。ぜひ雪乃と一体化して、その思いを味わってほしいです。取材・文:北村有撮影:友野雄<作品情報>映画『言えない秘密』6月28日(金) より全国公開公式サイト:「言えない秘密」製作委員会
2024年06月25日ハンドボールの発展と進化を推し進めるプロチーム・ジークスター東京で活躍する、東江雄斗選手と部井久アダム勇樹選手の素顔とは?東江雄斗×部井久アダム勇樹(ハンドボール/ジークスター東京)――お二人の出会いは日本代表選手としての合宿でしょうか?東江:そうですね。アダムが高校3年生ぐらいの時から?部井久:はい。代表としては7年ぐらい前からの付き合いになります。もうどれだけ雄斗さんに、ごはんをご馳走になってきたことか。東江:この間も一緒に焼き肉を食べに行ったしな。今はジークスター東京のチームメイトでもありますけど、アダムは昔から何も変わってないです。ごはんに行く時も彼がいつも予約をしてくれますし。部井久:確かに僕が幹事になりがちです。同世代と食事会をする際も、ほぼ100%の確率で僕がみんなの予定を聞いていますし。東江:しっかり者なんです。部井久:というより雄斗さんを含めて周りのみんながやらなすぎるから、仕方なしにです(笑)。東江:アダムは愛されキャラなんですよ。先輩後輩に関係なく誰とでも仲良くなれるし、裏表がないし。自分も先輩だけどすごく接しやすいし、こんなガタイがいいけど、かわいげのある後輩です。部井久:ふふっ。雄斗さんは、マジで一人行動ができない人です(笑)。大げさに言うとトイレにも誰かと行く、みたいな。先輩ですけど放っておけない感じで、みんなの末っ子感があります。東江:その通りです。部井久:でも、さすがにトイレには行けましたかね?東江:行けるけど、たまに玉(玉川裕康)なんかを「トイレに行こう」って誘ってる(笑)。――今回はカジュアルな衣装でも撮影しましたが、ファッション的なこだわりというと?部井久:雄斗さんは、いつも同じ服を着てるイメージ。東江:うん、いつも同じ服。部井久:そうですよね、絶対にこだわりがないと思った(笑)。僕は緑色が好きなので、全体的なコーデの1か所には必ず緑を入れたいなと思っているんです。今日の私服も上着の袖が緑ですし、本当は靴も緑色のものを履いてこようと思ったんですけど、帽子にも緑が入っていたので、さすがに緑すぎるなと思ってやめました(笑)。なんなら家にも、観葉植物などの緑がめっちゃ多いです。東江:大丈夫?無理してない?部井久:いやホントに植物の緑も好きなんですって!(笑)雄斗さんの家の家具も、意外とオシャレなものが多いじゃないですか。前に電気屋さんで買い物をしていたら偶然、雄斗さんに会って。いい空気清浄機を買ってるなぁと思いながらおうちにお邪魔したら、ソファや照明なども、めっちゃオシャレなんですよ。しかも「1年くらいかけて、やっと家が完成した」って言ってたし。東江:でもそれも別に僕の力じゃなくて、たまたまインテリアコーディネートが好きな友達がいて。それで「俺に部屋のレイアウトを決めさせて」って言われたから、言われるがまんまに買いに行っていたら、結果ちょっとオシャレな感じになっちゃっただけ。――では、個人的には…?東江:全くこだわりがないです!東江&部井久:あははは!(笑)部井久:買い物も嫌いですか?東江:嫌いじゃないけど、マジで興味がなさすぎて…。部井久:じゃあ例えば誰かに「買い物に行こう」って誘われるのは、苦ではない?東江:行ったら行ったで見るのは楽しいし、一応「この服、似合うかな」って少し考えたりもする。部井久:じゃあ本当に自分では興味がないし、一人ではほとんど行動しないってことなんですね。東江:最近の悩みは、脱毛サロンに行ってみたいんだけど一人で行く勇気がないってこと。部井久:いやいや、脱毛は一人で行くものですよ(笑)。東江:2回目からはちゃんと一人で行くから、せめて初回だけは誰かと一緒に行きたい!(笑)あがりえ・ゆうと(写真右)1993年7月6日生まれ、沖縄県出身。身長183cm。センターバック。興南高等学校を卒業後、早稲田大学へ。2013年の全日本学生ハンドボール選手権大会では優秀選手賞を受賞し、’15年は第28回ユニバーシアード競技大会、および同年日本代表にも初選出。日本ハンドボールリーグでは’16~’21年に大同特殊鋼でプレー後、ジークスター東京へ移籍。’23年のアジア予選では代表キャプテンを務めた。ポロシャツ¥16,500(モクティ/ドナ TEL:03・5799・6924)パンツ¥37,400(レインメーカー TEL:075・708・2280)靴¥39,600(ヨーク/HEMT PR TEL:03・6721・0882)ブレスレットは本人私物べいぐ・あだむ・ゆうき(写真左)1999年4月21日生まれ、福岡県出身。身長196cm。レフトバック。パキスタン人の父親、日本人の母親を持つ。博多高等学校へ進学後、2017年7月に高校生初の日本代表に選出される。中央大学へ進学後の’18年にはフランスリーグのセッソン・レンヌ・メトロポールHBと契約して渡欧。大学卒業後はジークスター東京に所属し、昨年春にはAl Jazira(UAE)への約1か月半の期限付き移籍も経験した。シャツ¥4,950(キャスパー ジョン/シアン PR TEL:03・6662・5525)Tシャツ¥8,800パンツ¥35,200(共にカルバンクライン ジーンズ/カルバン・クライン カスタマーサービス TEL:0120・657・889)その他はスタイリスト私物※『anan』2024年6月12日号より。写真・須田卓馬スタイリスト・井田正明ヘア&メイク・伏屋陽子(ESPER)取材、文・松木智恵(by anan編集部)
2024年06月09日目黒蓮主演の月9ドラマ「海のはじまり」に古川琴音が出演することが分かった。本作は、「silent」「いちばんすきな花」の生方美久が脚本を担当し、演出を風間太樹、そして村瀬健がプロデュースを務める、“親子の愛”をテーマにした完全オリジナル作品。古川さんが演じるのは主人公・夏(目黒蓮)が大学時代に交際していた恋人で、海の母親である水季。夏とは、大学に入学したばかりの頃、新入生勧誘の場で出会う。たまたま声をかけた夏に対していぶかしげな様子の水季だったが、夏が同じ1年生だと分かると急に笑顔で人懐っこく話しかけてくるように。その後もマイペースに話を続ける水季に、当初は「変な子だなぁ」と思っていた夏も、次第にそのペースが心地よくなり、気づけばお互い笑顔で話すようになっていく。そして、その年の夏には交際を始めていた2人だったが、2年生になりそろそろ就職活動に取り掛かろうとしていたある日、夏は水季から想像もしていない言葉を聞くことになり…。2018年に俳優デビューした古川さん。その年に公開された短編映画『春』で初主演を務め、作品とともに自身も主演女優賞などを受賞。その後もベルリン国際映画祭で銀熊賞に輝いた映画『偶然と想像』(2021年)の一編で主演を務めたほか、『街の上で』(2020年)、『今夜、世界からこの恋が消えても』(2020年)などの話題作に出演。ドラマ作品でも連続テレビ小説「エール」や「コントが始まる」、大河ドラマ「どうする家康」などに出演したほか、Netflix配信ドラマ「幽☆遊☆白書」で主要キャラクターのぼたん役を務めるなど、幅広く活躍。6月28日(金)には恋愛映画で初のヒロイン役を務める映画『言えない秘密』が公開を控えている。そんな古川さんがフジテレビ“月9”ドラマに出演するのは「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」(2020年1月期)以来、4年ぶり。本作の出演にあたり「家族になることも、ならないことも、小さな偶然と選択の繰り返しで、その瞬間に込められた愛がたくさん描かれた作品だと思いました」とコメントを寄せている。コメント◆古川琴音「家族になることも、ならないことも、小さな偶然と選択の繰り返しで、その瞬間に込められた愛がたくさん描かれた作品だと思いました。水季は27年間という短い人生のなかで、彼女なりに、大切な人たちを愛し抜いたかっこいい人です。その芯の強さに、演じる私自身が憧れつつも、その強さこそが水季の不器用で弱いところであったり、ぐらぐらと揺れ動きながら精一杯に生きていたことが分かり、何度も何度も胸がいっぱいになりました。そんな水季の生き様を丁寧に、精一杯、演じます。これから、錚々(そうそう)たるスタッフの皆さん、キャストの皆さんと、お芝居や対話を通して作っていくのが楽しみですし、視聴者の皆さんの中にもたくさんの対話が生まれる作品になると思います。是非お楽しみにしていてください」◆プロデュース 村瀬健(フジテレビ ドラマ・映画制作部)「古川琴音さんのことは、何年も前からずっと気になっていました。なんとも言えない特別な空気を身にまとっていて、彼女が画面に出てくると、いつも決まって吸い込まれるように彼女に目が行ってしまい、いつの間にか目が離せなくなっているのです。なんとも言えない不思議な魅力を持った女優さんだなぁといつも思っていました。どことなく不安定で捉えどころがないのに、気がついたら彼女が演じる役に感情移入している、そんな経験が何度もありました。今回、古川さんに演じていただく水季は、まさに不思議な魅力を持った女性です。何を考えているのか分からなくて、突拍子もないことを言い出しては答えに困らせる。夏は、そんな水季のペースに巻き込まれ最初は戸惑うのですが、それがいつの間にか心地良くなっていきます。古川さんが醸し出す不思議な雰囲気が、そんな水季にぴったりだと思ったのです。そして水季は、大学在学中に夏との子を身ごもり、夏には何も言わずに一人で母になる人生を選びます。母になることを想像していなかった女性が母になる。僕は、古川さんには少女の様な雰囲気があると感じていました。水季もどこか少女のような雰囲気を持っており、その雰囲気を纏(まと)ったまま母になろうとする女性です。古川さんが纏(まと)っている空気が水季というキャラクターにリアリティーをもたらしてくれると思い、この大切な役をお願いしました。すでに撮影が始まっているのですが、古川さんの水季は想像以上の素晴らしさです。水季が今はもうこの世にいないと思うと、いつも苦しい気持ちになります。古川さんだから出せる特別な空気を纏(まと)った水季にご期待ください」「海のはじまり」は7月1日より毎週月曜日21時~フジテレビ系にて放送(初回30分拡大)。(シネマカフェ編集部)
2024年06月06日ミュージカル『モーツァルト!』の製作発表記者会見が4日に都内で行われ、古川雄大、京本大我が登場した。同作は「才能が宿るのは肉体なのか? 魂なのか?」というテーマをベースに、高い音楽性と重層的な作劇で“人間モーツァルト”35年の生涯に迫ったミュージカルで、2002年の日本初演以来、日本のミュージカルファンを魅了し続けてきた。ミヒャエル・クンツェ(脚本・歌詞)、シルヴェスター・リーヴァイ(音楽・編曲)のゴールデンコンビによる大ヒットミュージカルで、2021年以来約3年ぶりに上演される。○■ミュージカル『モーツァルト!』Wキャストで主演を務める古川雄大&京本大我共演経験も多い2人は、今回Wキャストに。3度目の主演となる古川は「歴代5人目のモーツァルト、京本大我くんと一緒にやらせていただく。(『モーツァルト!』は)すごく長くやってますけど、まだ5人目なんですよね。 多分、僕含め先輩方が席を譲らなかったからだと思うんですけど、それだけ魅力のある役なんです」としみじみ。「だから、退きたくない気持ちもわかるんですけれども、やっと念願の5人目ということで、(『エリザベート』では)ルドルフとしてWキャストをやらせていただいたり、トート(古川)としてルドルフ(京本)と向き合ったりしながら色々お芝居させていただいて。彼の素晴らしさというか魅力は僕がとてもわかっているので、きっと最高のヴォルフガングを作ってくれるんじゃないかなと思っております。稽古場でもたくさんの刺激をいただきたいなと思っておりますし、僕も彼に刺激を与えられる存在でありたいなと。共に切磋琢磨して頑張ってい期待なと思っています」と期待した。一方の京本も「『エリザベート』に初めて出演した時にWキャストとして一緒にやらせていただいていた古川雄大くんが、一緒にヴォルフガングをやってくださるということで、すごく心強いですし、僕にとって本当にお兄ちゃんみたいな、10年前からたくさん甘えて、たくさん引っ張っていただいて支えてもらってた存在なので、ちょっとは大人らしくなったところを見せたいなと思いつつも、また多分頼ってしまうところもあると思うんですが」と苦笑。「ヴォルフガングという役は過酷だと聞いてますので、 大変なこともあると思いますが、稽古場も自分らしく楽しく役と向き合って、自分らしいヴォルフガングを作り上げていけたらいいなと思っております」と意気込んだ。互いの印象について聞かれると、古川は京本のことを「芸能界にいると、美しい人とか かっこいい人とかいっぱい見てきたんですけど、特に美しいですよね。外見のことになってますけど、美しい容姿とは真逆に、彼はすごく努力家で、すごくストイックな一面もある。 もちろん同じ役をやらせていただく中で感じることもありましたし、彼が主演している作品を観た時に、改めて彼の成長、見えないところでどれだけ努力してるかっていうのもステージ上で伝わってきたので、見た目とのギャップがある」と絶賛。「もっと調子に乗ってていいと思うんですよ、この見た目があったら。でも、それだけじゃない彼の努力みたいなのがあったから、僕は尊敬しています」とリスペクトを示した。京本も「本当に嬉しいですけど、僕も本当に全く同じような気持ち」と応え、「雄大くんの美しさ、本当に羨ましいぐらいかっこいいじゃないですか。 前の『モーツァルト!』のポスタービジュアルも大好きで、帝劇作品に出演している時も、それを見るためにわざわざロビーに行ったりしてたぐらい本当に大好きなんです」と逆告白。「雄大くんの中身もストイックで、お芝居も繊細で細かいところまでこだわって突き詰めてやられてる印象がありますし、でも男らしさみたいなものをしっかり兼ね備えていて、僕の憧れというか、もう理想的な男性というか。だけど、ほんわかしてますもんね」と別の一面も。古川が自身について「抜けてるんですね」と苦笑すると、京本は「そこもギャップで。10年前に初めてお話した時は、急に『チョコレート食べる?』とチョコレートをくれて、 それで僕が緊張してたのが和らいだりとかして、 素敵なお兄ちゃん的な面もありながら、気づいたらすぐ筋トレしてたりとか、マイペースなところも魅力的だなと思っていて、観察してても楽しい素敵な先輩だなと思ってます」と語った。同作の先輩である古川に、京本は「雄大くんのヴォルフガングは美しいし、芯の強さもあるし、すごい魅力的だった。ルドルフでご一緒させてもらった時もそうですけど、決して真似をするわけではなく、やっぱ素敵なところは勉強させてもらいながら」と計画する。さっきもちょっと裏で話しましたけども、長期の本番期間になるので、体調管理だったりとか」とアドバイスをもらいたいことを挙げつつ、「『エリザベート』の時とかは、地方公演中にカラオケに行って、高音対決をしてた。X JAPANを絶対に地声で歌わなきゃいけないみたいなゲームしてた」と思い出話も。「懐かしいね。そういう若かりし時の思い出」と照れる古川に、京本は「そんなことはもう今回絶対できないですけど、喉を痛めることは封印しつつ、Wキャストで本番中は多分合わないんですけど、雄大くんと時折裏でも楽しくできたらいいな」と希望していた。互いに人見知りだというが、古川は京本について「久々に会って、また雰囲気が変わったなというのをすごく感じて。お芝居にまっすぐになるタイプだと思うんですけど、いろんな座長とかを経験されていく中で、すごく視野が広がった。さっきもいっぱい話しかけてくれて、そんなこと、楽屋ではあんまりなかった。だから、変わって成長したんだなと勝手に感じてました」と語る。2人の会話の内容について聞かれると、京本は「『エリザベート』の時は、僕が現場に入ったら雄大くんが昼公演を終えているとか、そういう感じ。そしたら、(古川が)さまぁ~ずのDVDを見たりとか。大好きなんですよね?」と明かす。古川が「くだらないことをお話ししたりしながら。あとSixTONESの方と共演することが多くて、さっきはそういう話をしたりとか」というと、京本も「うちの(松村)北斗とかジェシーとか、ドラマとか映画で共演されて」と頷いていた。東京公演は帝国劇場にて8月19日~9月29日、大阪公演は梅田芸術劇場メインホールにて 10月8日~27日、福岡公演は博多座にて11月4日~30日。
2024年06月05日ミュージカル『モーツァルト!』の製作発表記者会見が4日に都内で行われ、古川雄大、京本大我が登場した。同作は「才能が宿るのは肉体なのか? 魂なのか?」というテーマをベースに、高い音楽性と重層的な作劇で“人間モーツァルト”35年の生涯に迫ったミュージカルで、2002年の日本初演以来、日本のミュージカルファンを魅了し続けてきた。ミヒャエル・クンツェ(脚本・歌詞)、シルヴェスター・リーヴァイ(音楽・編曲)のゴールデンコンビによる大ヒットミュージカルで、2021年以来約3年ぶりに上演される。○■古川雄大、ミュージカル『モーツァルト!』3度目の挑戦同作3度目の主演となる古川は「僕自身、この作品に参加するのは3回目なんですけれども、 今までいろんなミュージカルをやらせていただいていく中で、この作品が特に大好きな作品の1つ。作品の世界観はもちろん、楽曲も含めヴォルフガングの一生を描くことに、役者としてとても魅力ややりがいを感じております。なので、また今回も参加できて本当に幸せに思っております」と喜びを表す。「初めて参加させていただいた時は、とにかくあがいてあがいてなんとかやり切ったヴォルフガングで。2回目に参加させていただいた時は、少し技術的にも余裕が出てきて、自分の中で掴んだものがあったんですけれど、 いろんな関係者の方から『初演の方が良かったよ』という声をいただきました。『俺の掴んだものって、なんだったんだろう』と」と苦笑。「お芝居ってすごく難しいなと思いながら、でもヴォルフガングという役は、足りないものを目指して追い求めてる姿が反映されて役に生きたのかなとすごく感じておりまして。 今回3回目なんですけれども、自分を追い込んでいかないと、と思っております。自分で課題を与えて、攻めるポイントをたくさん作っていって、とにかく追い込んで、その姿がヴォルフガングに反映されたらいいな、なんて思っており、3回目にして自身のベストのヴォルフガングを作れるように頑張りたいと思っています」と意気込んだ。実際に“自分を追い込む”やり方について聞かれると、古川は「トレーニングはしてるんですけど、 自分の中でプランは何個かあって、かなりきついんですよ。例えばフェイクだったりとか、歌の攻めるポイントを何か所か作っていまして、多分今までにないものにはなると思うんですけど、それをやる実力がまだ実はついてなくて。だからそこをどう持っていこうかなと悩んでいたりはします」と、自ら歌のハードルを上げているという。さらに「お芝居の部分でも、プラン立ててやってしまうことが多かったりするんですけれども、今回はもう市村(正親)さんもいらっしゃいますし、(山口)祐一郎さんもやってくださるということで、もう安心して思う存分、むしろ何も考えずにやってみようかなと。それぐらい方向性を変えて」と計画。「本番でどうなっているかはまだなんとも言えないです。自身のスキルの上でも『変わった』と思ってもらえるようなものをお見せできたらなとは思ってるんですけど、難しいですね。頑張りますけど、どこまでできるかというのは」と語った。出演が決まった時の気持ちとしては「またやれるんだという喜びがとても大きかったです。ただ何か成長していくたびに失われてるものがきっとあって。 だから今回は初参加の時のフレッシュさというか、追い込まれた感じをどうにか出せないかなと今悩んでいる最中なんですけれども」と答える。「この役はきっと、フレッシュな若い人が昇り詰めるためにやっていく役だと思うんですけど、またやりたいんですよね。ずっとやってたいです。もう50歳ぐらいまでやってたいんですけど、50のモーツァルトはさすがにちょっときついと思うんで。40もきついんですけど、『またやれるんだ』という喜びとともに、自己ベストを作りたいなという決意があります」と意欲も。建て替えのための一時閉館が決まっている帝国劇場の思い出について聞かれると、古川は「僕は2012年の『エリザベート』が帝劇との出会いで、トート役に憧れを持ちました。自分が目指せるところじゃないなと思っていたので、誰にも言えなかったんですけど、 密かに思ってまして。ありがたいことに何度も帝劇に立たせていただいて、その中でたくさん成長させていただいて、なんとか(トート役に)たどり着いたので、自分を育てていただいた場所かなと勝手に思っていて。とても恩を感じている場所です」と表した。東京公演は帝国劇場にて8月19日~9月29日、大阪公演は梅田芸術劇場メインホールにて 10月8日~27日、福岡公演は博多座にて11月4日~30日。
2024年06月05日京本大我の映画単独初主演作『言えない秘密』が、ドイツにて開催の「第24回NIPPON CONNECTION」で特別上映され、出演の古川琴音が登壇した。ドイツで現地時間5月28日から6月2日に開催された世界最大級の日本映画の祭典「第24回NIPPON CONNECTION」。先日の日本での完成披露に続き、この度の特別上映でワールドプレミアとなった本作は、ヨーロッパの観客に向けた初披露の場となった。本上映には、同映画祭で優れた若い才能に贈られる「ニッポン・ライジングスター賞」を受賞する名誉ゲストとして本作のヒロイン雪乃役を演じた古川琴音が登壇。「他の作品に出演されているのを観て古川さんが好きになった」という古川さんのファンや、「日本映画が好き」「ラブストーリーが好き」「秘密がテーマの作品に興味があった」という多くの映画ファン計320名ほどが詰めかけた満席の会場で、上映前の舞台挨拶と、上映後には観客とのQ&Aが実施された。上映前には、満席の会場を喜びつつ、流暢なドイツ語と英語を交えて挨拶をした古川さんは、日本でのお披露目となった完成披露試写会では女性客が沢山来場してくれたことに触れ、今回の上映では男性のお客様も沢山ご来場いただいているので、どんな反応をいただけるか楽しみだと語った。上映中は、音大での学生たちと教師との掛け合いに笑いが起きたり、中盤から後半にかけては湊人と雪乃のシーンで涙を流す人たちも多くみられ、エンドロールが終わると会場からは自然と拍手が沸き起こった。そんな中、再び登場した古川さんは、司会者より「今作ではピアノ演奏がとても大事だったと思いますが、どのように取り組まれましたか?」という質問を受け、「ピアノは幼い頃からやっていたのですが、先生についていただいて撮影1か月前からレッスンを始めました。主演の京本君は初めての本格的なピアノ演奏だったので、3か月前からレッスンを始めて猛特訓されていました。私がこの物語を演じるにあたって大事にしようと思っていたのが、ピアノを弾く姿だったり、2人(雪乃と湊人)を繋ぐものがピアノの音だったので、ピアノ演奏の際に音が自分の体からちゃんと出ているように、そう見えるように努力しました」と語った。観客からの「とても素晴らしい映画をありがとう!台湾のオリジナル版も観ていて好きだったので、比較してみることができました。撮影にあたりオリジナルを観ましたか?観ていたらそれをインスピレーションにして演じられましたか?」という質問には、「台本をいただく前にオリジナルを観ていました。ラブストーリーだけど、ただの美しいラブストーリーではなく、雪乃の湊人への強い想いがとても印象的で、そこにリアリティを感じ、惹かれました」と語った。さらに「そこは大事な部分だと感じてこの作品でも表現したいなと思っていました。そういう部分ではオリジナルを大切にしましたが、それ以外の部分ではあえて寄せようとしたり、あえて何かを変えようと意識したりはせず、今回の台本に忠実に演じようと考えました」と答えた。「雪乃というキャラクターと古川さんとの共通点を教えてください」という質問には、「似ていると思うのは、“猪突猛進なところ”です。雪乃ほど大きな決心をしたことはないですが、私もこうと決めたらそれしか見えなくなるところがあるので、そこは似ているかなと思います」と明かす。そして「ドイツに来てこうした機会を作ってくださって有難うございます!上映前の挨拶で男性客が多いことを驚かれていましたが、私は男性ですが、この作品が大好きですよ!」というアピールには、「有難うございます!」と笑顔を見せた。また「今作を観て2人の距離感がとても良いことが伝わってきました。ただ上手な演技だけではそれを出すのは難しいと思いますが、何か秘訣は?」という質問には、「ラブストーリーでは2人がどのくらいちゃんとカップルに見えるのかがとても重要だと感じています。脚本では心理的な距離の近さは書かれていますが、私自身と京本さんは歴史を積み重ねてきたような関係ではないので、そこの距離感が見えてしまったらどうしようという不安はありました。でも、今回はピアノの練習が2人の距離感を補う良い助けになってくれました。ピアノ練習を通して、リードしあったり、教え合ったりとコミュニケーションをとれたことで、関係性をうまく築くことができ、それを映画の中の2人にも反映することができたのかなと感じています」と語った。Q&Aの最後には「エンディングについて、ハッピーエンド、バッドエンド、どんな風にとらえていますか?」との質問が。古川さんは「私自身はこのエンディングがとても好きです!湊人の雪乃への気持ちを強く感じることができるエンディングだと感じました」と語り、会場は温かい拍手に包まれた。『言えない秘密』は6月28日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:言えない秘密(2024) 2024年6月28日より全国にて公開© 2024「言えない秘密」製作委員会
2024年06月03日京本大我(SixTONES)と古川琴音が共演する感動のラブストーリー映画『言えない秘密』より、新たな場面写真が到着した。過去の出来事からトラウマを抱えた音大生・湊人(京本さん)が、どこか謎めいた雰囲気のある雪乃(古川さん)が奏でるピアノの音色に導かれ、運命的な出逢いを果たす本作は、音楽をいかに説得力をもって劇中に存在させられるかにこだわったという。ピアノ演奏自体はほぼ未経験だった京本さんは、撮影の3か月以上前から、一方で幼い頃からピアノに慣れ親しんできた古川さんも撮影1か月半前から、ピアノ講師のもと本格的なレッスンを開始し、演奏のみでなく、映像でよりリアルに、より美しく印象的に見えるようにと、手の動きや視線に至るまで猛練習を重ね、撮影に挑んだ。場面写真では、そんな2人の連弾シーンが公開。お互いの音を聴き、演奏する難しさが加わることから、撮影に入ってからも待ち時間を含め本番ギリギリまで練習に励んだという連弾シーン。少しずつ近づく2人の距離や心情が、語らずとも観る者の胸に響く必見のシーンとなっている。そのほか、湊人が幼なじみ・浅野ひかり(横田真悠)と授業を受けるシーン、湊人と雪乃を取り巻く人々の姿も切り取られた。『言えない秘密』は6月28日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:言えない秘密(2024) 2024年6月28日より全国にて公開© 2024「言えない秘密」製作委員会
2024年04月25日「SixTONES」の京本大我が主演を務め、古川琴音がヒロイン役に挑戦した映画『言えない秘密』より、第2弾ビジュアルと新たな予告編が公開された。京本さんが過去の出来事からトラウマを抱えた音大生・湊人を演じ、そんな湊人と運命的な出逢いを果たす雪乃を古川さんが演じている。第2弾ビジュアルでは、自転車に二人乗りし、満面の笑みを見せる2人の幸せそうなシーンが使用されているが、「この秘密に、どうか泣かないで。」というメッセージコピーが添えられ、下に配置されたカットとも相まって、この後の2人の切ないストーリー展開を予感させる。予告映像は、惹かれ合う2人の幸せそうな様子から一転、姿を消した雪乃を懸命に探す湊人と、泣き崩れる雪乃といった新たなシーンも登場し、秘密を抱える雪乃とその切ない真実に直面した湊人の様子は、観る者の心を打つ。また、横田真悠演じる湊人の幼なじみ・ひかりや、三浦獠太、坂口涼太郎演じる同級生たちの姿も映し出されている。ラストは湊人が涙を流すシーンで締め括られ、物語の結末が気にならずにはいられない映像となっている。『言えない秘密』は6月28日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:言えない秘密(2024) 2024年6月28日より全国にて公開© 2024「言えない秘密」製作委員会
2024年04月18日BE:FIRSTのRYOKIこと三山凌輝のオフィシャルグッズストアが1日、X(Twitter)を更新し、カレンダーのSNS無断転載に関して注意喚起した。○ファンも互いに呼びかけ「気をつけよう」「教えてあげよう」公式アカウントは「【重要なお知らせ】いつも三山凌輝を応援いただき誠にありがとうございます」の書き出しから、「カレンダーの表紙以外の中面を写真撮影等を行なって、許諾なくSNSやブログ等に公開する行為は著作権、肖像権等を侵害する恐れがございます。ルールを守って応援いただきますようご協力お願い申し上げます」と三山のグッズを購入するファンに向けて、カレンダーの中身の無断転載を控えるよう求めた。同ストアでは、2月から「A3壁掛けリングカレンダー(14枚綴り)」「2Way 卓上リングカレンダー(13枚綴り)」の予約を開始(すでに販売終了)。3月27日には、「昨日より順次発送を開始致しました」「三山凌輝 本人にも見本が届きご満悦」と報告し、ファンに向けて「良い新年度をお迎え下さい」とメッセージを送っていた。こうした投稿を受け、ファンからは、「カレンダー買った人、気をつけようね」「大好きなアーティストだからファンが守ってあげたいよね」「載せている方いたら、消して下さいね」「カレンダーだけでなく、画像、映像、雑誌とか他の媒体でも気をつけようね」「推しを全世界に見せたくなっちゃうかもだけど、カレンダーの中身を撮ってSNSにあげるのはNGだからね」「優しく注意喚起してくれてありがとうだよ」「アーティストもファンも幸せでありますように。ルールを守って楽しもうね」「SNS初心者の人は知らず知らずに載せてないかな?そんな時はそーっと教えてあげよう」「やっぱりルールを守って楽しむのが一番楽しいし、ファンならルールは守るべきだよね」など共感の声が寄せられている。
2024年04月05日コンバース(CONVERSE)から、第3弾となるアーティスト・長場雄とのコラボレーションシューズが登場。2024年3月26日(火)より、ホワイトアトリエ バイ コンバース(White atelier BY CONVERSE)原宿店ほかにて発売予定だ。コンバース×長場雄のペニーローファーコンバースと長場雄とのコラボレーション第3弾では、スエード素材のペニーローファー型「ジャックパーセル(JACK PURCELL)」をベースとしたシューズが登場。柔らかく高級感のあるスエード素材は、きちんとした雰囲気を生み出し、オンオフ問わず着用できるのが魅力的だ。今回は、長場雄が描いたアートワークを落とし込んだ限定デザインをお届けする。“手書き風”なヒールラベルやロゴのデザイン笑った口のように見えるトウの先に入るライン“スマイル”は、左右異なるバランスでインクが垂れたようなデザインに。インソールのロゴやタン裏のサイズ表記なども手書き風にアレンジした、コラボレーションならではのポイントが魅力的だ。また、かかと側面部には長場雄の代表的なアートピース、右足のトウキャップ部分には自分が20代のころによく聴いていたロックバンドの曲名をプリントするなど、長場雄らしさが感じられる1足に仕上がっている。【詳細】「ジャックパーセル ローファー RH ユウ ナガバ」17,600円発売予定日:2024年3月26日(火)発売店舗:ホワイトアトリエ バイ コンバース原宿店、ホワイトアトリエ バイ コンバース福岡店、コンバース オフィシャル オンライン ショップ、全国のコンバース一部取扱店舗とそのオンラインストアカラー:ブラックサイズ:22.5~28.0、29.0cm※コラボレーションモデルを購入すると、オリジナルステッカーをプレゼント(なくなり次第終了)。ただし、コンバース オフィシャル オンラインショップでは取り扱いなし。【問い合わせ先】コンバースインフォメーションセンターTEL:0120-819-217/9:00~18:00(土日・祝日を除く)
2024年03月28日2024年3月。株式会社アデッソ所属の俳優 寺岡万輝士とモデルの高宮美緒が、短編映画「THIS/ SME」(牛耒勇斗監督)にメインキャストとして出演決定!!寺岡万輝士は、映画・ドラマで活躍中の俳優。高宮美緒は、CM・スチールなどで活躍中のモデル。映画は、ぴあフィルムフェスティバルの受賞を達成する為、クラウドファンディングをスタート!菊池真人役/寺岡万輝士赤井まつり役/高宮美緒短編映画『THIS/SME』短編映画「THIS/SME」の舞台は近未来の東京。AI時代突入によってクリエイティブの分野にまでAIの手が及んでいた。イラストレーターの真人は時代の流れの速さによって自分の個性が時代の壁にぶつかっていることを痛感し「自分自身」と向き合い「人との関わり」によって学び、成長し新たな自己と生きがいを再確認していく物語。<あらすじ>一昔前までアナログな技法で注目を集めていたイラストレーターの真人はある日、クライアントからAI時代の突入により仕事の単価低下を告げられる。徐々に、生活が苦しくなり夜勤の仕事をするまでに……。ずっと支えてくれていた彼女・まつりにも当たってしまい、挙げ句の果てに、美大時代の友人・木内に飲みに誘われるもののAIを使いこなしている木内にも当たってしまう。生活困窮に追い込まれるにつれて心の余裕もなくなっている真人は、自暴自棄になってしまう。そんな中、昔の行きつけだった喫茶店に立ち寄ったことをきっかけに過去の自分を思い出し……。<牛耒勇斗監督>現在大学4年生。実写映像を含め3DCGや絵、様々なアートのインプットに励む。学外ではフリーランスとしてMVの監督や制作部として活動しながら監督として自主映画を制作している。<現在クラウドファンディング中!> 寺岡万輝士について寺岡万輝士<プロフィール>アデッソ所属、俳優。愛媛県出身。映画・ドラマなどで活躍中。<経歴>(映画)2023年「麒麟児」アベマサト役2021年「アポトシース」(橋本根大監督)2018年「キラキラ眼鏡」(犬堂一利監督)2018年「パンク侍〜斬られて、候〜」(石井岳龍監督)(ドラマ)2023年4月「ショジョ恋。」(FOD)2020年12月「ノースライト」(NHK)2018年4月「コンフィデンスマンJP」 (CX)2018年1月「海月姫」 (CX)【SNS・HP】instagram: HP: 高宮美緒について高宮美緒<プロフィール>アデッソ所属、モデル。兵庫県出身。CM・スチールなどで活躍中。<経歴>(ドラマ・映画)2021年「大豆田とわ子と三人の元夫」(EX)2018年「恋は雨上がりのように」(永井聡監督)(CM)2022年「ディアナチュラ」/「必要な栄養、足りてますか?鉄マルチな後輩」篇2021年「常陽銀行ポケットの中に銀行がある人」(Web)ワールドオンラインストア【SNS・HP】instagram: HP: 株式会社アデッソは、 現在、インフルエンサーマーケティングが可能なアプリ「ENTAMAエンタマ」をローンチ中。ENTAMA : ENTAMA : 「ENTAMAエンタマ」☆WEBアプリ ☆AppStoreダウンロード ☆AndroidAPKダウンロード 「ENTAMAMOVIESTUDIO」多目的レンタルスタジオ 所属事務所:株式会社アデッソHP: twitter: instagram: Facebook: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年03月06日今年の春も、心ときめくコスメが目白押し。2024年春夏「ananモテコスメ大賞」トレンド部門編では、俳優の前田公輝さんがトレンドの香りをチェック。前田公輝×ふわり春気分フレグランス香りは空間づくりにもなり気分を変えるスイッチにも。香りデビューは中高生の頃。当時流行の『グッチ』の「ラッシュ2」だったという前田公輝さん。現在は、もう10年近くも『イソップ』の「マラケッシュ」を愛用しているそう。「本当はいろんな香りを試してみたいけど、寄り道しても結局、このウッディかつスパイシーな香りに戻っちゃうんです。香水をつけているというより、まるでお香のように、日常に溶け込む香りが大好き」撮影現場やプライベートで、香りはマスト。愛用ポーチには常に「マラケッシュ」を忍ばせている様子。「体につけなくてもマスクにつけたり、香りだけ嗅いだり。香りって集中力を高めたりテンションを上げたり、逆にリラックス作用もある。それが空間づくりにもなれば、気分を変えるスイッチにもなるんです」凛と佇む樹木が放つ華々しさがクセになる 賞【THREE】エッセンシャルセンツ X02 SAKURA MIDTOWN桜を樹木と捉えた新感覚の“SAKURA”ラベンダーなどの甘さをピンクペッパーで引き締め、ベルガモットやゼラニウムで舞い散る花びらを表現。桜=樹木と捉え、ウッディフローラルという新感覚な香りを提案。「好みのウッディ×スパイシーで、頭がクリアになる感じ。撮影現場で休憩から戻る時に、香りだけ嗅いで気合を入れたい」。9ml ¥5,390 3/3限定発売(THREE TEL:0120・898・003)「僕の肌がもともと甘い香りなのと、基礎体温が高いので、短時間で香りが変化しやすくて。それも香水をまとう楽しみです」エネルギーをもたらしモチベUPできる 賞【MUCHA】ヘアオイル リリーふわりと髪から香るやる気みなぎるリリー。アボカド油など8種の植物由来のオイルを使用した、シリコンフリー処方。華やかで濃厚なユリを主役に、エキゾティックなイランイランと甘いバニラの香りをブレンド。髪、手、体をケアできる。「エネルギーを感じ、精神を安定させてくれる香り。筋トレや有酸素運動をする時に髪につけたい」。35ml ¥5,940 3/1発売(ミュシャ)「最初は甘さの中にほんのり酸味を感じ、体温によって甘さが増す感覚でした。僕はボディよりも髪につけるほうが好き」地球にも香りをまとう人のマインドにも優しい 賞【SHIRO】ゼロサボン オードパルファン悩みも優しく包み込むような清潔感ある香り。エシカルなモノづくりを続けている『シロ』。規制に伴うリニューアルで余った香料を使えるよう調節し、魅力をさらに引き出したサボンはジェンダーレスに。「家でリラックスしつつコンビニに行けるぐらいのワンマイルウェアに合わせたい。悩みを緩和させる優しさを感じます」。40ml ¥4,180 限定発売(シロ カスタマーサポート info@shiro-shiro.jp)「お風呂上がりのような清潔感ある香りなので、手首につけたい。携帯をいじった時にふわっと香るぐらいがいい」Gouki Maeda1991年4月3日生まれ、神奈川県出身。放送中のドラマ『アイのない恋人たち』(テレビ朝日系)に郷雄馬役で出演。美容男子としても知られている。※『anan』2024年2月28日号より。写真・恩田はるみスタイリスト・大島有華取材、文・若山あや(by anan編集部)
2024年02月23日「何をしていても楽しめる、それが僕の一番の長所」だと、川﨑皇輝は笑顔で語る。少年忍者のリーダーとしてのアイドル活動はもちろん、舞台やドラマ、バラエティ番組など、さまざまな作品に携わってきた彼のモチベーション、それが “楽しい”こと。そして今回、シアタークリエで上演される『町田くんの世界』でミュージカル初主演を果たす。ひとりの俳優・川﨑皇輝として、彼はこの作品をどう楽しもうとしているのだろうか。作品の世界観に忠実なミュージカルに漫画家・安藤ゆきが2015年~2018年に「別冊マーガレット」(集英社)で連載した『町田くんの世界』は、勉強も運動も苦手だけれど人間が好きで、周囲の人にも愛される高校生・町田一(まちだ・はじめ)の物語だ。単行本全7巻で描かれた優しく温かな世界は多くの人に愛され、2019年には実写映画化もされている。今回、ミュージカル化に挑むのは演出・ウォーリー木下、脚本・作詞にピンク地底人3号、音楽・作詞に和田俊輔をはじめとするスタッフ陣。そして、彼らは町田一役に川﨑を選んだ「シアタークリエは事務所に入所した時から毎年のようにライブで出演させていただいていて、少年忍者として初めての単独公演も行いました。たくさんのミュージカルを観させていただいた劇場でもありますし、思い出がすごく詰まっている。そんな劇場で、事務所の舞台ではない本格的なミュージカルに、しかも主演させていただけるなんて。お話をいただいた時はすごく嬉しかったけど、大丈夫かなっていう心配もあります。でも選んでいただいたからにはがんばろうと思って、準備を進めています」1月上旬の取材時は、準備稿の台本と冒頭の楽曲ができあがったという段階だった。既に原作を繰り返し読んでいるという川﨑は、どのように感じたのだろう。「漫画はとても心あたたまる作品で、すごくすてき。どういうふうにミュージカルにするのか、本当にミュージカルにできるのか、不思議に思った方は多いと思いますけど、僕も同じ感覚でした。でも届いた楽曲が、『町田くんの世界』をそのままミュージカルにしたらこうなるよね、という楽曲で、作品の世界観をとても忠実に表現している。それがすごく嬉しかったし、ある意味安心できたし、実際にこれをやるんだっていう実感がわいて楽しみにもなった。ここからしっかり創り込んでいこう、という気持ちになりました」先行して行われたビジュアル撮影が、実質的には初めて“町田くん” を演じた瞬間だった。町田くんのイメージに合うメガネを選び、髪も少し切り、制服を着てリュックを背負い、空を見上げる。撮影に参加したスタッフの「町田くんっぽいね」という声が、川﨑にとっての自信になったそうだ。「楽しみながら撮影させていただきました。町田くんってちょっと特殊で、天然で、誰よりも人間を愛していて、その愛もきょうだい的な愛というか、聖人みたいな面をすごく感じる。周りにクセの強いキャラクターが大勢いるけどその中でも“天然”で、でも間違いなく一番優しくていい人なのが町田くんで、その優しさによって周りの人たちも変わっていくんですよね。町田くんのそんなところを理解して近づいていけるように、今は台本と漫画を読み込んで、稽古が始まったらウォーリーさんにご相談しつつ共演する皆さんと一緒に演じていくうちに、お芝居も変わっていく。時間をかけて“ナチュラルボーン・人たらし” な町田くんになっていきたいですね」ミュージカル『町田くんの世界』メインビジュアル川﨑の話を聞いていると、町田くんを演じるための大きな課題は、その“ナチュラル”なところにあるようだ。舞台で演じるということ、特にミュージカルは、数多くの段取りから成り立っている。だがその作為的な部分を感じさせてしまったら、『町田くんの世界』は崩れてしまう。だからこそ、川﨑も誰かの頭を突然なでるような町田くんの行動がキザに見えてしまわないように、と表情を引き締めるのだ。「ミュージカルでもいける」と思ってもらえるようにここで、川﨑が漫画を読んで印象的だった場面を聞いてみた。すると、それは町田くんと同じ高校の生徒と別れ話をした、後輩の高嶋さくらを気遣った町田くんがうずくまっている彼女にそっとミルクティーの缶をあげるシーンだという。「町田くんは人の気持ちの弱っているところに気づいて、そこをフォローするのが得意なんですよね。でも、失恋して泣いている女の子の傍らにミルクティーを置いてくって、ちょっとやりすぎじゃないですか(笑)? しかも、何も言わずに去っていくなんてずるいですよね……(ため息)。他にも似たような場面はありますけど、その中でもミルクティーは、僕にとってはクリティカルヒットでした。町田くんとさくらのシーンは面白いし、その辺りからヒロインの猪原奈々も町田くんを意識して、自分の気持ちをどんどん出すようになっていく。いわば作品の変わり目になったシーンでめちゃくちゃ面白いし、大好きですね」こうした発言からも、キャラクターの心情や物語の構造といったところまで、川﨑は深く読み込んでいることがわかる。芝居に対する、彼のまっすぐな取り組み方が伝わってきた。「お芝居へのアプローチ法は、特に決まっていません。これまで一番多くやってきたことは、めちゃくちゃ時間がかかりますけど、ひたすら台本を読み続けること。繰り返し読んでいると、小説を読んでいて伏線回収をしているような感じで、どのセリフがどこから繋がっているものなのかがわかってくる。ひとつずつ解明しながら、ゆっくりたどり着いていくんです。でも、それもやりすぎると情報量が多くなりすぎてしまって、以前出演した舞台では台本を置いて芝居する時に頭が混乱してしまいました。だから最近では必要以上に考えすぎず、台本にも稽古の中で伝えられた指示などは書き込んでも自分の解釈は書かないようにしています。もしかしたら『町田くんの世界』では新しいやり方が見つかるかもしれないし、楽しい発見もできたらいいですね」では、これまでさまざまな作品に出演してきた川﨑にとって、演じることの楽しさや幸福感、手応えはどのような時に感じてきたのだろうか。「舞台だったら千穐楽を迎えて幕が下りた後や、家に帰った時に、やりきることができた嬉しさを感じるような気がします。千穐楽までの間にお客さんからのリアクションもすごくたくさん感じるし、その都度いろいろありますけど、やっぱり全部終わった時かな。ドラマだったら撮影がアップした時ではなく、オンエアが終わったところ。そこで、ひとつ務めきれたんじゃないかっていう気持ちになる。もちろん芝居している最中も、感覚がなじんでいくにつれて芝居自体もどんどん変わっていくのがすごく楽しい。それを踏まえて、全部終わった時にそれまでのことがフラッシュバックするような感じがして、一番印象に残ります」そうした達成感があるからこそ演じ続けられる、という部分もありそうだ。「達成感はどちらかというと副産物みたいなものですけど、それが大きいほど自分がどれぐらいがんばれたのか、しっかりできたのかを感じられることは確か。だから、それも大切ではありますね」『町田くんの世界』では、川﨑はどのような手ごたえを得るのだろう。千穐楽を迎えるまでに達成したい目標はあるだろうか。「町田くんに選んでいただいたということは、それだけ期待していただいているからじゃないですか。その期待を超えたい気持ちはあります。だから、川﨑は『意外とミュージカルもいける』じゃなくて『やっぱりミュージカルでもいける』と思ってもらえたら。それが次のミュージカル作品への出演に繋がればいいな、と思っています」その先に見据えているのは、例えば度々共演している堂本光一や、ずっと憧れているという櫻井翔といった、事務所の先輩たちの姿。既に帝国劇場で0番(舞台上センターの主演俳優の立ち位置)を経験している川﨑だが、これからも先輩たちのように舞台はもちろん、映像やバラエティ番組など、マルチに活躍していきたいと今後の希望を語る。とはいえ、先輩たちに追いつき、追い越すのは並大抵のことではない。「いつかは追い越さなきゃいけない、というのはあるんですけど、追い越すためにはいったん追いつかなきゃいけない。そこがやっぱり難しいところ。例えば櫻井さんは海外に行ってレポーターをやるなど僕がやりたいことをほとんどやってらっしゃるので。自分の世代だからこそのやり方で、後追いにならないように違いをみせていきたい」と意欲を燃やす。どの現場も「楽しい」と笑顔で向き合う川﨑は、そうした挑戦も軽やかに果たしていきそうだ。そして最後に、ミュージカル『町田くんの世界』を楽しみにしている皆さんへのメッセージを。「僕にとっては、ミュージカル初主演という記念すべき公演。でも、それを抜きにしても本当にすてきな作品ですし、ミュージカルとして純粋に楽しんでもらえる作品にしたいので精いっぱい努めます。ぜひ、楽しみにしていてください」シアタークリエが町田くんならではの世界観で満たされる公演は、3月29日(金)~4月14日(日)。その後、大阪公演あり。取材・文:金井まゆみ撮影:石阪大輔スタイリスト:柴田拡美(Creative GUILD)ヘアメイク:服部幸雄(メーキャップルームプラス)衣裳:ジャケット¥17,600 / soerte(株式会社アンティローザ TEL070-7645-3725)・ベスト¥4,180 / Lull(SPINNS TEL0120-011-984)・シャツ¥28,600 / CULLNI(CULLNI FLAGSHIP STORE TEL03-6416-1056)・眼鏡¥35,200 / 眼鏡(白山眼鏡WALLS TEL03-5468-0397)、その他スタイリスト私物<公演情報>ミュージカル『町田くんの世界』原作:安藤ゆき『町田くんの世界』(集英社マーガレットコミックスDIGITAL 刊)演出:ウォーリー木下脚本・作詞:ピンク地底人3号音楽・作詞・演奏:和田俊輔出演:川﨑皇輝長澤樹神里優希斎藤瑠希礒部花凜大月さゆ浜崎香帆岩橋大鶴岡政希湖月わたる吉野圭吾【東京公演】2024年3月29日(金)~4月14日(日)会場:シアタークリエ【大阪公演】2024年4月19日(金)~4月21日(日)会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティチケット情報()公式サイト
2024年02月02日Made in ピエール・エルメ(Made in PIERRE HERMÉ)とアーティスト・長場雄のコラボレーションによるホワイトデースイーツが登場。2024年2月15日(木)から3月14日(木)までの期間、Made in ピエール・エルメ各店ほかにて販売される。長場雄とのコラボパッケージ「マカロン詰合わせ」2023年のホワイトデーに続いて、Made in ピエール・エルメとアーティストとして活躍する長場雄がコラボレートした「マカロン 詰合わせ」ボックスがお目見え。3個入、6個入、10個入の3種類を展開し、Made in ピエール・エルメのブランドカラーである白地のボックスには、種類ごとに異なるメッセージを込めたイラストをデザインしている。限定「桜」味入りの3個入セット3個入のマカロンは“共感”をイメージし、寄り添いあう2人を描いたボックスにセット。人気の「チョコレート」「ピスタチオ」に加え、限定フレーバーの「桜」味も楽しめる詰め合わせとなっている。“労い”テーマの6個入はギフトにも自分用にも「チョコレート」「ピスタチオ」「ジャスミン」「ローズ」「抹茶&黒ゴマ」「桜」の6つのマカロンが入ったボックスは、“労い”がテーマ。あたたかみあふれるアートワークで、大切な人への贈りものはもちろん、いつも頑張っている自分へのご褒美にもおすすめだ。色とりどりなマカロンを楽しむ10個入「チョコレート」「ローズ」「桜」「抹茶&黒ゴマ」に加え、爽やかな「ピスタチオ」と「レモン」をセットした10個入のボックスでは、新たな挑戦を応援してくれるようなデザインで“旅立ち”を表現。6種類のカラフルなマカロンが、晴れやかな気持ちを後押ししてくれそうだ。【詳細】Made in ピエール・エルメ 2024年ホワイトデー販売期間:2024年2月15日(木)~3月14日(木)取扱店舗:Made in ピエール・エルメ各店、Made in ピエール・エルメ オンラインショップメニュー例:・マカロン 3個詰合わせ 2,052円・マカロン 6個詰合わせ 3,294円・マカロン 10個詰合わせ 4,482円
2024年01月27日古川紙工株式会社(本社:岐阜県美濃市、代表取締役:古川 慎人、以下 古川紙工)は古川紙工公式オンラインショップにて人気イラストレーター『mizutama』さんとコラボしたオンラインショップ限定商品11種類を1月27日(土)12:00より販売開始します。mizutamaさんコラボ全商品「古川紙工公式オンラインショップ」 <『mizutama』さんプロフィール>国内外で人気のイラストレーター。2005年より消しゴムはんこを作り始め、2012年よりイラストレーターとして活動を始める。メーカーとのコラボ商品や著書、SNSで多くのファンを持つなど幅広く活躍中。■コラボ商品のご紹介人気イラストレーターのmizutamaさんが描き下ろしたイラストと、古川紙工のレトロなデザインがコラボした、そえぶみ箋、遊び箋、ニコイチmemoに加えて、柄紙とメモがセットになった『柄紙セット』、今回発売される商品をすべてセットにした、トートバッグ付きの『コンプリートセット』がラインナップ。優しい和紙の手触りとmizutamaさんのイラストの雰囲気がマッチしたシリーズとなっています。【商品概要】商品名 :そえぶみ箋(全3種)商品仕様:便箋30枚綴り、封筒5枚入り価格 :418円(税込)サイズ :便箋H114×W73mm、封筒H82×W120mm商品名 :遊び箋(全3種)商品仕様:便箋10枚入り、封筒3枚入り価格 :418円(税込)サイズ :便箋H160×W130mm、封筒H92×W142mm商品名 :ニコイチmemo(全3種)商品仕様:30枚綴り価格 :418円(税込)サイズ :便箋H114×W73mm商品名 :オンライン限定 mizutama RETRO paper 柄紙セット商品仕様:柄紙20枚入り、メモ20枚綴り価格 :528円(税込)サイズ :柄紙H170×W170mm、メモH100×W100mm商品名 :オンライン限定 mizutama RETRO paper コンプリートセット商品仕様:オンライン限定 そえぶみ箋 おかっぱちゃんと辰オンライン限定 そえぶみ箋 うさくまとおかっぱちゃんオンライン限定 そえぶみ箋 鳥とリースオンライン限定 遊び箋 おかっぱちゃんと辰オンライン限定 遊び箋 うさくまとおかっぱちゃんオンライン限定 遊び箋 おかっぱちゃんとリースオンライン限定 ニコイチmemo みずたまとおかっぱちゃんオンライン限定 ニコイチmemo おかっぱちゃんとくまオンライン限定 ニコイチmemo おかっぱちゃんとリースオンライン限定 mizutama RETRO paper 柄紙セット各1点ずつおまけ :トートバッグ 1点価格 :4,290円(税込)トートバッグ付きコンプリートセット■会社概要1300年以上続く「美濃和紙」の伝統を守りながら、時代のニーズに寄り添い、常に新しい商品を生み出しています。商号 : 古川紙工株式会社代表者 : 代表取締役 古川 慎人所在地 : 〒501-3784 岐阜県美濃市御手洗東谷23設立 : 1919年9月事業内容: 紙製品の企画、デザイン、製造、販売資本金 : 2,000万円URL : 【商品に関するお客様からのお問い合わせ先】古川紙工オンラインショップTel:0575-37-2337 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月25日