BSAは9日、情報提供窓口で受付けた情報を都道府県別に集計し、職場でのソフトウェアの不正コピーに関する情報を集計し、「都道府県別職場の不正コピー報告数番付」を発表した。期間は、2012年7月1日~2015年6月30日。○職場での不正コピー情報提供数、東日本が西日本を上回る職場における不正コピーの情報提供する割合は、東日本で63.9%、西日本で36.1%となった。東日本の最多は、「東京都」(42.2%)だった。続く2位は、「神奈川県」(6.1%)、3位は「北海道」(4.0%)となった。西日本では、「大阪府」(11.1%)が1位。次いで、2位は「愛知県」(3.8%)、3位は「福岡県」(3.4%)だった。さらに、不正コピーの情報提供が0件だったのは「島根県」という結果となった。
2015年10月13日法事や仏事の引き出物といえば、饅頭をはじめとする和菓子が一般的だろう。しかし、島根県松江市では少々事情が異なる。なんと法事の際にパンが配られるというのだ。しかもその種類は実にバラエティ豊かで、あんパンもあれば、メロンパンやクリームパンまであるんだとか。一体なぜそのような風習が一般的になったのだろうか?○饅頭からパンに変わった理由は……今回、その疑問に答えてくれたのは、島根県松江市に2店舗を持つ「kitchen okada(キッチンおかだ)」。自家製酵母パンから無添加食パン、菓子パン、調理パンにいたるまでの焼きたてパンの他、焼き菓子や手作りジャムまでをそろえる地元の人気店だ。早速、同店で働く島貫有加さんに、法事にパンが使われるようになった経緯についてうかがったところ、「もともと饅頭だったのがいつの頃からかパンになったようです。饅頭よりパンの方が喜ばれたからと聞いたこともありますね」と実にふんわりした回答。しかも、「チョコレート会社がバレンタインデーを盛り上げたように、この地方のパン屋さんがパンの売上増のために企画したのではないかと密かに思っています」という楽しい意見まで聞かせてくれた。島貫さんによるとこの地域では法事パンを扱うパン屋は多く、とりわけ経営年数が長い店ほど、法事パンを販売している傾向にあるのだとか。しかし、普通のパンと法事パンの違いってなんだろう?すると再び、「違いは特にありません。蓮の花の絵柄が付いた袋にいれて箱詰めすれば法事パンになります」となんともざっくりだ。さらに、「法事パンはこうあるべき」などの定義も特にないというが、強いて言うなら、当日食べられるとは限らないため日持ちするパンを選ぶことが多いのだとか。「包装する際、日持ちを考えて添加物を入れる店もあるようですね。でも、当店では何も入れていないので日持ちしません」と島貫さん。キッチンおかだが法事パンとしても販売しているパンは、苺ジャムパン(140円)、メロンパン(150円)、たなべのたまごと木次牛乳のクリームパン(150円)、無添加あんぱん(150円)、ヨーグルトパン(150円)、キッチンマドレーヌ(180円)など。○カレーパンやヨーグルトパンも法事パンに「法事パン」は昔からの風習のため、他店でも同様にあんパンやメロンパンなどの王道パンが使われることが多いのだとか。また、これといった定義がないからこそ、故人が好きだったパンを採用することもあるそうで、「カレーパンやヨーグルトパンを蓮の花の絵柄が付いた袋にいれてお渡ししたこともありますね」と島貫さん。キッチンおかだでは、蓮の花の絵柄入り袋にいれた後は白い箱に詰め、のしをつけて「法事パン」を完成させるが、のしには字入れもできるという。最後に、この風習の展望について尋ねてみると、「松江近隣の風習に留まることなく、全国に広まってパン業界の活性化につながってくれたらとの淡い期待を抱いております」と明かしてくれた。「パンが好きでない人は少ないと思うし、いろんな種類があればきっと喜ばれるはず。パン屋側の事情はさておき(笑)、お渡しする方に喜んでいただきたいとの想いで始まった風習だと思うので、これからもたくさんの人に喜んでもらいたいですね」。島貫さんのメッセージに共感を覚えるという人は、これからは贈り物の機会がある度、パンも候補にいれてみてはいかが?※記事中の価格・情報は2015年9月取材時のもの。価格は税別
2015年09月27日NECは6月29日、島根県・津和野町において、土砂に含まれる水分量を解析することで、土砂斜面の崩壊の危険度を高精度に算出するための実証を開始したと発表した。同実証は、同社が開発した、従来、土砂斜面崩壊の危険度を算出するのに必要だった「土砂の重量」「水圧」「土砂の粘着力」「土砂の摩擦」など、降雨量により変化する土砂状態の指標データを、「土砂に含まれる水分量」のみから算出可能とし、水分量を計測するだけで、リアルタイム・高精度に斜面の危険度の把握を実現する技術が用いられる。あわせて、「土中水分計」に加えて、「振動センサ」を用いた検証も行われる。同社は、土中の水分量により変化する「土砂の重量」・「土中の水圧」・「土砂の粘性」・「土砂の摩擦」と、土砂の振動特性の相関関係を発見。同実証では、振動特性の変化で、土砂斜面の崩壊の危険度を把握できるかを検証する。「土中水分計」は電極の経年劣化や、土中における導電時のイオン移動により土質変性が生じることから、定期的な交換や測定場所の変更が必要となるなど、長期間の測定に課題があるという。対する「振動センサ」は、土砂の振動特性の変化を受動的に測定できることから、センサの劣化や周囲を変性させる影響が生じないため、将来的には「土中水分計」に代わる、より長期間の測定に適した手法になると見込んでいるという。
2015年06月30日島根県立美術館は7月6日まで、企画展「招き猫亭コレクション 猫まみれ」を開催している。○"アートになった猫たち"が勢揃い同展では、猫を愛する美術コレクター「招き猫亭」のコレクションを展示。スタンラン、ビアズリーら西洋の画家たちが描いた猫、歌川国芳ら浮世絵の中の猫、明治~昭和を生きた版画家・高橋弘明の猫、竹久夢二、レオナール・フジタ(藤田嗣治)ら近現代美術の巨匠たちが描いた猫など、多彩な猫作品約330点が披露される。5月30日、6月7日、14日の14時からは、担当学芸員による作品解説のギャラリートークが行われる。6月13日の14時からは美術館ロビーにて「能の手法で語る 吾輩は猫である」を開催。出演は、下掛宝生流ワキ方・安田 登氏、能楽森田流笛方・槻宅 聡氏。6月28日の14時からは美術館講義室にて、同館主任学芸員の大森拓土氏による美術講座「江戸の猫アート」を行う。会場は、同館1階の企画展示室。開館時間:10時から日没後30分までで、展示室への入場は日没時刻まで。休館日は火曜日となる。観覧料(税込)は、企画・コレクション展をセットにした一般が1,150円。企画展のみは1,000円。なお、手持ちの「猫の写真」(プリント、デジタルデータも可)を受付で提示すると、4名までの観覧料が割引される。企画・コレクション展をセットにした一般が1,020円。企画展のみは900円となる。
2015年05月28日島根銀行はこのたび、創業100周年事業の一環として、今春より島根・鳥取両県の店(以下掲載店)をPRするスマートフォン・アプリ「"さんいん"ご縁ナビ」(iOS/Android)(以下ご縁ナビ)などの運営を開始すると発表した。同行は、公式SNSや公共交通機関等の各種媒体を通じて「ご縁ナビ」を幅広くPRすることで、掲載店の集客の役に立ちたいと考えているという。また、希望する掲載店に、同行および同行関連会社のしまぎんユーシーカードが発行する「しまぎんピスカ」および「しまぎんUCカード」の会員や、旅行や出張などで島根・鳥取両県を訪れる人に対して割引などの特典を提供してもらうことで、地域の活性化や島根・鳥取両県への観光客誘致などにも寄与したいと考えているという。さらに、こうした趣旨に賛同してもらえる他の会員組織と連携し、掲載店の募集や、会員へのPRを行うことで、同取組みを更に活発化したいと考えており、このたび、コーアガス島根運営の「ちょいNAVi」と連携し、掲載店の募集や相互会員へのPRを行うこととしている。このほか、掲載店の経営課題解決支援の一環として、今後、島根県や鳥取県、ぐるなびなどの外部機関と連携し、掲載店向けの情報提供やセミナーなども行う予定としているという。掲載店については、10日現在、270ヶ店で松江市が主体となっているが、4月以降、松江市以外の山陰各地でも掲載店を募集していくとしている。「ご縁ナビ」はしまぎんナビからアクセスする。アプリの無料ダウンロードは、AppStore/Googleplayで島根銀行と検索する。しまぎんナビは、「しまぎんATMナビ」となっており、ご縁ナビのスタート時には、「しまぎんナビ」に自動的にアップデータされる。
2015年02月16日縁結びの神様といえば島根県の「出雲大社」が有名だが、おとなりの鳥取県にある「白兎(はくと)神社」も人気を集めているのだとか。縁結びのご利益を求めて訪ねてきた。白兎神社は、神話「因幡の白うさぎ」の舞台ゆかりの神社。「大兎大明神」あるいは「兎の宮白兎大明神」といわれ、古事記・日本書記にも記される由緒ある神社なのだそうだ。○境内には神話に登場する「蒲」や「身洗ノ池」も因幡の白うさぎは、ワニザメをだまして体中の毛をむしり取られ丸裸にされてしまった白うさぎの神話。白うさぎは八十神(やそがみ)に「海水で体を洗って山の頂上で乾かすとすぐ治る」と嘘をつかれ、傷だらけになってしまう。哀れに思った大国主命(おおくにぬしのみこと)が「川の真水で体を洗い、川岸の蒲(がま)の穂の上でゆっくり休みなさい」と教えたところ、うさぎの肌にはフワフワと白い毛が生え、もとの白うさぎに戻ることができたという。この神話から、神社が皮膚病ややけどなどに効くとして信仰されてきた。また、白うさぎは大国主命と八上姫(やかみひめ)の縁を取りもった、縁結びの神様としても人気がある。境内では、白うさぎが体を洗ったという「身洗ノ池(みたらしいけ)」や体をくるんだといわれる「蒲(がま)」も見ることができる。○参道沿いのうさぎの像がかわいい鳥居をくぐって参道を進むと、道沿いにさまざまなポーズのうさぎの像が見える。跳びはねたり走ったり立っていたり、一つひとつがかわいらしい。よく見ると、それぞれ足元には「縁」と書かれた石も積まれている。これは社務所で販売されている「結び石」(一袋5個入り500円)と呼ばれるものだそう。投げて鳥居に乗せて願い事が叶うように祈ったり、お守りとして持ち帰ったりできる。○恋みくじやハート型の絵馬! うさぎグッズもかわいい境内には、恋のゆくえを占う「恋みくじ」のほか、ハート型や神話をモチーフにした絵馬もある。掛けられた絵馬には、「結婚できますように」「夫婦円満」「良いご縁がありますように」などさまざまな恋の願いが書き込まれていた。カップルで訪れたのか、ふたりの名前を記したものも見られた。社務所には、縁結びにまつわるものやうさぎがモチーフのお守りが並ぶ。神話の白うさぎの肌が完治したエピソードから、女性にはうれしい「肌守り」やあぶらとり紙などのグッズもあった。さらに周辺には、道の駅「神話の里 白うさぎ」、絶景の「白兎海岸」、展望台、愛の鐘や、白兎のお告げ箱が設置された「気多ノ前展望広場」などいくつかの縁結びスポットがある。神話ゆかりの地を巡って、かわいいうさぎに恋の願いを叶えてもらっては。
2015年02月12日島根県出雲市とJR西日本米子支社は1日、「大社駅はじまりプロジェクト」の一環で、旧大社駅舎(出雲市)のライトアップと企画展示を開始した。このプロジェクトは、「出雲から東京へ向かう列車の『始発駅』であり、東京方面からの参拝客にとって大社参拝の『はじまりの場所』といえる旧大社駅の歴史・文化的価値を再認識し、利活用すること」(JR西日本)を目的に発足。地元や行政、民間企業が一体となり、さまざまな取組みを通して旧大社駅の魅力を発信する。駅舎ライトアップは、出雲に集う神々を迎える「神迎祭(かみむかえさい)」から、全国に神々を見送る「神等去出祭(からさでさい)」までの期間にあたる12月1~7日、毎日17~21時に実施。国の重要文化財指定でもある旧駅舎を幻想的に照らす。企画展示は旧駅舎内展示室の展示を一部リニューアルして実施。「大社駅のはじまりと昭和のにぎわい」をテーマに、かつて多くの参拝客でにぎわった大社駅の創生期と繁栄期を、写真などの貴重に資料で振り返る。展示期間は1月31日まで、毎日9時から17時まで観覧できる。ライトアップ期間中(12月1~7日)は開館時間を21時まで延長するとのこと(入場無料)。
2014年12月02日島根県の一畑電車はこのほど、新たに導入する1000系車両の外装カラーリングデザインを決める一般投票の結果を発表した。投票は10月1~31日に行われ、オレンジ色に白の帯を施したシンプルなデザインのA案が最多得票を獲得。投票総数3,853票のうち、1,358票を集めた。扉部分などを白くしたC案が2位(1,299票)、車体下部をグレーにしたB案は1,196票で3位に。この結果を受けて、2015年2月の営業運転開始時には、A案のラッピングで走行することになるという。
2014年11月21日ポーラは11月11日、「ニッポン美肌県グランプリ2014」として、2014年日本で一番美しい肌を持つ県「美肌県」を島根県に決定したことを発表した。島根県が1位となるのは3年連続。この結果は全国47都道府県で1年間(2013年9月1日~2014年8月31日)に集めた女性の肌データの分析結果(59万44件)をもとに県別に集計。全6部門(角層細胞が整っている、シワができにくい、シミができにくい、ニキビができにくい、肌がうるおっている、キメが整っている)の合計値から偏差値を算出し、総合結果の順位を決めた。ニッポン美肌県グランプリ2014の順位は、1位島根県、2位高知県、3位愛媛県、4位富山県、5位石川県、6位宮城県、7位秋田県、8位山形県、9位香川県、10位岡山県となった。上位の都道府県は、日照時間が短く、紫外線の影響を受けにくい地域が多数ランクイン。大気中の水分量「水蒸気密度」が高く、肌のうるおいを保ちやすい都道府県も上位に多かった。○肌を荒らす「肌荒風」とはさらに同社は、日本気象協会との共同研究により、日本には肌を荒らす2つの大きな風が吹いていることを発見。この風を「肌荒風(はだあらしかぜ)」と名付けた。同社によると、主に冬から春に吹く「突風型の肌荒風」に影響を受けているのは、福井県、岐阜県、静岡県、愛知県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、和歌山県、広島県、山口県、徳島県、福岡県、佐賀県、大分県。主に秋から冬に吹く「乾燥型の肌荒風」に影響を受けているのは、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、東京都、神奈川県、山梨県とのこと。「3年連続で1位となった島根県は、年間を通じて日照時間が短く、水蒸気密度が高い傾向にあります。また、"肌荒風"の影響を受けにくい地域のため、美肌を保ちやすい環境であったことが、総合1位の獲得につながったと考えられます」と調査ではまとめている。
2014年11月11日メリーチョコレートカムパニーはこのほど、縁結びゆかりの地、島根県より公認を得た「メリーご縁チョコレート」を11月1日より島根県内の空港・鉄道駅などの公的施設、12月1日より順次、全国百貨店・量販店、メリーネットショップ等で販売する。同社が「ゆるぎない愛、絆、その礎となるのは『良きご縁』から」という思いからつくったもので、これに縁結びゆかりの地である島根県が共感し公認。「良縁パワースポットコラボレーション企画 メリー×ご縁の国しまね」として、"ご縁の国しまね"の「お土産」や「お年賀」、ご縁を祝う「ブライダルギフト」や、受験生と志望校の「ご縁を応援」などに利用できるという。また、表面には美しい日本語「ご縁"Goen"」が記されており、年々増加が見込まれる海外からの旅行客向けに、日本ならではのお土産としてもおすすめとのこと。プレーンチョコレート(ミルク)の詰め合わせとなっており、価格は税込みで、9枚入648円、18枚入1,080円。
2014年10月24日島根県の一畑電車は、かつて南海高野線で活躍し、いまなお多くのファンに愛され続ける一畑電車3000系のプレミアム撮影会を開く。3000系4編成が初めて一堂に集まる貴重な機会だという。プレミアム撮影会は11月22日14~18時、雲州平田駅車両留置線にて開催。事前申込制で、電話のみの受付。締切は11月20日だが、50名の定員に達し次第、募集を打ち切るとのこと。参加費は大人3,000円、小学生2,500円。
2014年10月23日島根県の一畑電車はこのほど、新たに導入する車両1000系(2015年2月運行開始予定)の外装カラーリングデザインを決める一般投票の受付を開始した。一般投票は3つのデザイン案の中から最も良いと思うものに投票する形式となる。3つの案はいずれもオレンジ色を基調としたデザインで、一部の配色などが異なっている。はがきまたは一畑電車各駅設置の投票箱への投函のほか、ウェブ投票も可能。デザイン投票専用ページにアクセスし、必要事項を記入することで投票できる。投票は1人1回限りだが、島根県在住者などに限らず全国誰でも投票可能。投票者には抽選で粗品が贈られる。投票結果の発表は11月中旬頃の予定。
2014年10月03日9月27日(土)・28日(日)に島根・あいらんどパークで野外音楽フェス「MAMEDAGIA FES~隠岐の島 2014」の開催が決定した。島根県日本海沖に浮かぶ隠岐諸島の隠岐の島町で行われる同フェス。2日間の開催で8000人の動員を見込んでおり、この島で同規模の野外音楽フェスが行われるのは今回が初めて。記念すべき第1回となる今回はOVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND、GAKU-MC、SPECIAL OTHERS ACOUSTIC、 My Little Loverなど7組の出演が決定。出演者は随時追加されるので、気になる方はご確認を。チケットの一般発売は8月2日(土) 午前10時より。なお、チケットぴあでは一般発売に先がけて先行先着プリセールを実施中。受付は7月28日(月) 午後11時59分まで。■MAMEDAGIA FES ~隠岐の島 2014~日時:9月27日(土)・28日(日)開場9:00 / 開演11:00会場:あいらんどパーク(島根県)出演:(仮)ALBATRUS / OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND / GAKU-MC / ゴンチチ / SPECIAL OTHERS ACOUSTIC / PE’Z / My Little Lover… and more料金: 1日券6900円2日通し券13000円※小学生以下は保護者1名につき2名まで無料。※雨天決行、荒天中止。※開場時間・開演時間は予定のため変更の可能性あり。※チケットには隠岐の島までの移動交通の料金は含まれません。島への交通手段(船、飛行機)は便数・席数に限りがあり、交通手段を確保した上でチケットをご購入いただくことをお勧めします。※詳細は下記関連リンクのオフィシャルサイトまで!
2014年07月11日TVや雑誌などで、主に東日本に住む人が「区別がつきにくい県」として挙げられる中に入っていることが多い「鳥取県」と「島根県」。本州の西端に近い山陰にあって、また、隣り合わせということもあるためだと思われるが、実は、かつて1つの県だったことがあったという歴史も尾を引いているという見方もあるのだ。○明治政府の施策のためだった地元でも知らない人も少なくないという、この事実について鳥取県立公文書館の伊藤康総括専門員は「明治9年(1876)8月21日から明治14年(1881)9月12日までの5年間、確かに鳥取県は島根県になっていました」と話す。また、「この時の影響は、130年たった現在までも鳥取県に残っています」とも言う。明治4年(1871)の廃藩置県によって生まれた最初の鳥取県は、「因幡国」と「伯耆国(ほうきのくに)」、そして飛び地としてあった「播磨国」の一部が合体したものだった。「兵庫県姫路市の東隣にある高砂市辺りも鳥取県だったということは、地元の人でも知ったらビックリするのでは!?」(伊藤さん)。この「因幡国」は、今で言う「鳥取市」「気高郡(けたかぐん)」「岩美郡」「八頭郡(やずぐん)」、一方「伯耆国」は、「米子市」「倉吉市」「境港市」「東伯郡」「西伯郡」「日野郡」に当たる。つまり、因幡国は鳥取県の東側で伯耆国は西側ということになる。「同じ鳥取県でも東西では、言葉や習慣が異なっています」と伊藤さん。こうして生まれた鳥取県だったが、明治維新で活躍した人物を輩出したのにも関わらず政府で重用されなかったことから、政府に不満を持つようになっていったという。「反政府的な県と思われたことも、『島根県とひとつにしてしまえ』という考えになったようです」(伊藤さん)。○大きすぎるため2つの県に戻されたこうして巨大な「島根県」が誕生し、県庁をはじめとして師範学校など主立った役所は、松江市に移された。だが、鳥取県の東端から島根県の西端まで総延長は320kmに及ぶ。「今の山陰本線ができたのが明治40年前後ですから、西にある松江市までは、馬か徒歩、海運しかなくて大変だったようです」と伊藤さんは言う。また、県庁をはじめとする役所が移ってしまったことで、産業もおのずと松江の方に移っていき、どんどん鳥取は寂れていったという。それを見た地元の有志が立ち上がって「鳥取県再置運動」を行い、明治政府に働きかけて再び2つの県となった。伊藤さんは、「しかし、その5年間で鳥取県はかなりダメージを受けたように思います」と話す。○地域性が今でも残る今でも鳥取県と島根県の間に「しこり」のようなものが残っているのは、こうした歴史的な背景もあったわけだが、実は、それぞれの県内でも、更に事情は異なっているという。「元は2つの国が合わさった鳥取県は、鳥取市がある東部と米子市や境港市がある西部では、島根県に対する意識も違います」(伊藤さん)。実際、地理的にも距離的にも松江市に近いことから、言葉や習慣などは島根県人に近いものがあるという。「明治14年の鳥取県復活の際、県西部では島根県に残りたいという意見も強かったようです」と伊藤さん。ただし、島根県の方も、出雲国・石見国・隠岐国という旧国同士で、いまだに意見が違うことがあるそうだ。鳥取県では島根県から分かれた9月12日を、「とっとり県民の日」と呼んでいるという。100年を遙(はる)かに超えても影響が残っていることを見ると、歴史を侮ってはいけない証拠と言えるのでは!?
2013年11月15日2012年の秋、化粧品会社のポーラが実施して話題になった「美肌県グランプリ」。「全国の女性の肌データから日本一の美肌県を決める」この大会で、栄えあるグランプリに輝いたのは島根県だった。2010年に行われた国勢調査では人口約は72万人で、47都道府県中2番目に人が少ない県なのに、不思議に美人が多いと、今、密(ひそ)かにうわさになっている。美人の定義にはいろいろあるだろう。また、それぞれの好みによっても異なるはず。だが、素肌の美しさが重要だということには、多くの人が共感するのではないだろうか。島根県に美人が多いと言われるのも、白く美しい肌にあるのだろう。ポーラのwebサイトを見ると、島根女性の肌は、「シミができにくい県」全国3位、「シワができにくい県」全国1位、「肌にうるおいがある県」全国2位、「角層細胞が美しい県」全国2位にランクインしている。確かに、どれも美しい肌に欠かせない要素だ。島根県出身の芸能人には確かに美人が多い。最も有名なのは、出雲市出身の女優・江角マキコだろう。また、あまり知られていないが、女優・田中美佐子は日本海に浮かぶ隠岐(おき)の出身である。その他、歌手の竹内まりあも出雲で生まれ育っている。このラインナップからも、島根県に美人が多い説にうなずいていただけるのではないだろうか。島根県広聴広報課広報報道グループの岡本さんは、「山陰地方は、全国で6番目に日照時間が短いと言われています。そのため、年間を通して紫外線の影響が少ないので、シミやシワができにくいのでしょうか」と説明する。また、「松江市や出雲市は宍道湖(しんじこ)に面していますから、空気中の湿度が高いので肌が潤っているのではないかと言われています」とも。太陽で肌が焼けることが少なく、また高い湿度によって肌が潤うのだから、美肌になるのは当然か。島根県出身の50代の女性に尋ねたところ、「私の周囲の人も肌がきれいなせいか、実年齢より若く見える人が多いですね。でも、特別なお手入れはしていないようで、自然と白い肌を保てているように思います」とのこと。また、岡本さんは、「かつて出雲市には、“日本で2番目に美人が多い通り”がありました。もっとも、本当に美人が多かったかについて真偽のほどは定かではないですが(笑)」と言う。しかし、出雲出身の江角マキコが化粧品のモデルを務めていたことからも、何となく納得できる気がする。ところで、日本にはいろいろな“三大○○”があるが、そのひとつに“日本三大美人の湯”があるのをご存じだろうか。諸説あるが、役の行者が発見したと伝わる和歌山県の「龍神温泉」、色白美人が多かったと言われる群馬県の「川中温泉」、そして出雲神話にまつわる島根県の「湯の川温泉」をその3つにカウントすることが多い。ちなみに、どの温泉を三大とするかは諸説あるため「美人の湯」の定義ははっきりと決まっていないが、肌を整える成分を多く配合していることがひとつの理由のようだ。「低アルカリ性でナトリウムイオン、カルシウムイオンを含むこと」などの具体的な条件ではかる場合もある模様。「湯の川温泉は、大国主命(おおくにぬしのみこと)と八上姫(やかみひめ)が結ばれる『八上姫神話』の中で、八上姫が宍道湖上から発見したと伝えられています。島根県出雲空港から車で5分ほどの場所にある、三方を山で囲まれた閑静な地に湧く源泉掛け流しの温泉ですよ」と岡本さんは説明する。湯の川温泉は、ナトリウム・カルシウム・硫酸塩・塩化物泉他が多く含まれているため、ゆっくりとつかって肌を柔らかくすれば、あなたもたちまち美人になれるかも!?●informationしまね観光ナビ【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年03月20日島根県松江市の「いずもまがたまの里 伝承館」は、市内の花仙山(かせんざん)から昨年10月、約50年ぶりに採掘された「めのう」原石を使用した「出雲型勾玉(まがたま)」を数量限定で販売している。今回採掘された原石は約2トン。花仙山の「めのう」は、天皇の持つ三種の神器(さんしゅのじんぎ)の1つ「八坂瓊勾玉(やさかにのまがたま)」の原料となったと伝えられているという。なお、同施設では、勾玉の販売のほか、勾玉づくりの体験、めのう細工実演、勾玉ミュージアムなどの体験・展示コーナーを設置している。詳細は、同館公式ホームページを参照のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年02月04日島根県の安来市商工会では、島根の戦国武将「山中鹿介(やまなかしかのすけ)」にあやかった「祈月札」を発売している。これから何かに挑戦する人が、逆境に負けない勇気を授かるためのお札だ。「祈月札(きづきふだ)」は三日月に見立てた木札(縦4.5センチ、横3センチ)と、願い事を書く用紙「願い文」がセットになっている。販売価格は300円。JR安来駅の「安来市観光交流プラザ観光案内所」および、「三日月公園」内の「ふれあい館」、「広瀬絣センター」で発売中。祈月札の願掛け方法は以下の通り。・月山富田城跡の鹿介像の前で、三日月型の木札を手に挟み、三笠山に向かって受験や商売繁盛、恋愛運などを祈る ・願い文に思いを記し、千畳平の「尼子神社」の願い箱に収める ・三日月型の「木札」は肌身離さずに身に付け、祈りが通じたら尼子神社に返納する 山中鹿介は自らが仕える主君、尼子氏が毛利氏の攻撃によって衰退するなか、三日月に向かい、「願わくは、我に七難八苦を与えたまえ」と祈り、尼子再興を固く決心したと言われている。そして度重なる戦を乗り越え、幾たびか再興に成功した。詳細は安来市商工会ホームページで確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月06日中海テレビ放送は鳥取県・島根県と連携し、12月15日に「ラムサール条約湿地『中海・宍道湖』合同シンポジウムギョギョっと、びっくり、さかなクン! 中海・宍道湖のお魚たちとともに~!」を開催する。同シンポジウムは、ラムサール条約の登録湿地「中海・宍道湖」の生き物(さかな)を通じ、湖の環境保全やその活動を通じた交流方法などについて、「みんなで、楽しく学ぼう」という目的で開催するもの。中海・宍道湖で活動している子どもたちの活動報告を行う他、タレント・イラストレーターで東京海洋大学客員准教授のさかなクンによるトークショーも実施する。会場は境港シンフォニーガーデン「境港市文化ホール」。入場には申し込みが必要で、定員は350名。定員を超えた場合は抽選となる。小学校3年生以下の子どもは、保護者の同伴が必要。申し込みは中海テレビ放送公式サイトから申込書をダウンロードし、中海テレビ放送まで郵送またはFAXで受け付ける。12月9日必着。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月03日島根県西部に位置する神話の国・出雲。古代から信仰を集めてきたこの地域には、数多くの神話とともに現代まで伝えられてきた「出雲弁」がある。東北地方のズーズー弁にも似たその独特の言い回しには、日本語のルーツともいうべき秘密があった。通称「出雲弁」と呼ばれる言葉は、島根県東部から鳥取県西部にかけて話されている。例えば、イ段とウ段の発音の区別がしにくく中舌母音になったり、エの発音がイに近くなったりする特徴がある(なお、“出雲”は旧出雲国全般を指すとする)。出雲弁はイントネーションも独特だが、表現も一風変わっている。例えば、「靴をはく」は「靴をはげる」と表現するし、「戸を閉める」ことは「戸をたてる」という。こうした独自の言い回しは今でも残っていて、日常会話でもよく使われているのだ。出雲弁に関して研究を続けてきた元島根県立女子短期大学学長の藤岡大拙さんは、「出雲弁で使われる言葉は『古事記』や『日本書紀』などに使われている古代日本語とほぼ同じです。出雲は独自の世界を守ってきたので、昔の日本語がそのまま継承されてきたのだと考えています」と説明する。出雲国はかつて、大和朝廷に破れたことで支配を受けることになったが、それでも自分たちの歴史や伝統を守ろうとしたことから、独自の話し言葉も大切にしてきたと推測されている。「一種の鎖国状態にして、身内を大切にしたのでしょう。そのため出雲弁には争ったりする言葉はありません」(藤岡さん)。松本清張の小説『砂の器』は、映画やTVドラマにもなったので内容を知っている人も多いかもしれない。ジャンルは推理小説で、東北訛(なま)りと「カメダ」という言葉が事件の手がかりとなる。だが、実はそれは東北訛りではなく、似た発音をする島根県「亀嵩(かめだけ)」だったということで、出雲弁は広く知られることになった。しかし、藤岡さんの説が正しければ、実は出雲地方の言葉こそが、太古に日本語として使われていた“標準語”であり、それが東北地方にまで伝わっていったと考えられるのだ。「まず出雲弁があって、それが時間をかけて東北にも伝わり、残ったということです」。『古事記』や『日本書紀』の舞台となった出雲国。朝鮮半島にあった新羅(しらぎ/しんら)の余った土地を、出雲の創造神・八束水臣津野命(やつかみずおみつぬのみこと)が引いてきて、現在のような地形になったという「国引き神話」なども残されている。まさに“神秘の国”である。出雲弁も、そうしたいにしえの時代からもたらされた文化なのだろう。「少し前までは、他と違う言葉なので地元の人も恥ずかしがっていたのですが、今では誇りに思う人も増えています」と藤岡さん。この冬は初詣も兼ねて、出雲大社まで足を延ばし、古代の風を感じてみてはいかが!?●information 出雲市産業観光部観光交流推進課 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月28日島根県の東端に位置する、どじょうすくいとヤスキハガネの町、安来市。現在この安来市で宝探しイベント「山中鹿介の埋蔵金を探せ!」を開催中だ。期間は12月31日(月)まで。時は戦国時代、毛利家との攻防の中でひときわ偉才を放った武将がいた。山中鹿介幸盛だ。三笠山の上に光る三日月に向かい「願わくば我に七難八苦を与え給え」と祈り続けた。この鹿介の勇姿とともに地元に残るのが、鹿介の埋蔵金伝説。かつて山陰・山陽11カ国を治めた尼子氏の巨大な軍用金を城下のどこかに埋めたとされる。そんな伝説のある尼子の里、安来市広瀬町を歩き回りながら、謎を解き、キーワードを探すのが「山中鹿介の埋蔵金を探せ!」だ。回答を応募すると、正解者に抽選で特産品が贈られる。参加方法は簡単だ。まず「山中鹿介の埋蔵金を探せ!」パンフレットを安来のどじょう報からダウンロード。パンフレットの物語を読んで、物語に登場する古文書に関係のある場所をめざして、「まちあるき」へ。それぞれの場所でキーとなる数字を探し出し、文字盤にあてはめ、見つけ出した文字を応募用紙に空欄に書き込んで文章を完成させればOK。参加費は無料。この街歩きを手助けしてくれるのが「尼子の里まちあるきMAP」で、市内の主要観光施設で手に入れることができるほか、同サイトからもダウンロードできる。探し出した回答を応募用紙に記入の上、広瀬絣センター、安来商工会(平日のみ)、観光交流プラザ(JR安来駅隣)に設置してある応募箱に投函。応募者全員に「山中鹿介シール」がプレゼント(ただし、なくなり次第終了)されるほか、正解者の中から抽選で20名に山中鹿介Tシャツや城下町広瀬の特産品がプレゼントされる。なお、応募締め切りは来年1月15日(火)まで。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月04日南阿蘇鉄道には、日本一長い名前を持つ駅がある。その名も「南阿蘇水の生まれる里白水高原駅」。2007年に島根県松江市の「ルイス・C.ティファニー庭園美術館前駅」の名が変更されて以後、この阿蘇の駅が日本一長い名を持つ駅として栄誉に輝いている。それにしても、どうしてこんな長い駅名が生まれたのだろう?答えを教えてくれたのは、駅のホームに立つ案内板。そこには、この駅の近くには、寺坂湧水、湧沢津(わきさわづ)湧水、塩井社(しおいしゃ)湧水と、優れた湧水地が多いのだと記されていた。南阿蘇村旅案内人協会の古澤順正会長に聞いてみると、「駅のホームから見える南郷谷(なんごうだに)には、水田が広がっているでしょう。面の水田に実る稲は、張り巡らされた水路からの“湧水”で育てられるんです。保木下井手(ほきしたいで)という水路の堤は、なんと300年以上前に作られたものなんですよ」とのこと。つまりこの土地は、阿蘇平原はもとより肥後平野全体を潤す、豊かな水のあふれる土地。「水の生まれる里」とは、駅を指す名であるのだけでなく、村全体を指す名前であるともいえるだろう。こうした湧水は、南阿蘇村全体ではなんと11カ所にものぼり、環境省選定の平成名水百選には、南阿蘇村湧水群として10カ所が名前を連ねているという。阿蘇へと降った雨は伏流水となって地底を下り、熊本県内の平野の至る所に清水を噴き出している。熊本市北部には、市街地でありながら、湧水だけが集まってできあがった画図(えず)湖という湖まで存在しているらしい。そんな南阿蘇村内に噴き出す湧水のうち、質、量ともに最高なのが白川水源と言われている。毎分60tの水を噴出する白川の源。飲んでみると、まろやかでうまい。天然水の味は、含まれるミネラルと炭酸の量で決まるという。白川水源の水は、俳優の渡辺文雄氏がレポーターをしていた人気旅番組「遠くへ行きたい」の中でも、「日本一おいしい水」と紹介されて話題になった。水のうまい土地には、清涼感あふれる個性的な「食」が多いものだ。湧水の手前には売店が並んでいるが、最も古いという「白川水源売店」の名物は「名水まんじゅう」。くずでつつんだこしあんが、名水とともにつるりと喉を通る。白川水源エリアでオススメの店をもう一件、紹介しよう。それは「水源茶屋」の豆腐。まろやかな軟水で仕込まれた豆腐を、熊本独特のたまりじょうゆやみそで味わうものだ。決して豪華でも華やかでもないが、名水の爽やかさと素材そのものの味をぜひ堪能してほしい。最後は「水」に変わって「湯」の紹介だ。南阿蘇村には15もの温泉があるが、今回紹介するのは、文化5年(1808)に開湯し、江戸時代には藩の重臣だけが利用を許されていたという「地獄温泉 清風荘」だ。自噴する3源泉からなる5つの浴場がある。中でも露天風呂は浴槽の底が源泉になっており、直接温泉が湧いているというから驚きである。地獄温泉で一風呂浴びて、湧水の産んだ地元の豆腐と地酒で、軽く一杯。「南阿蘇水の生まれる里白水高原駅」この日本一長い名前を持つ駅を有する南阿蘇を楽しむ、ささやかなようでいて最上のぜいたくを満喫してほしい。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月28日島根県松江市の松江城周辺をライトアップし、夜の城下町を演出する「松江水燈路」が開催される。監修は照明デザイナーの内原智史氏。開催日は9月15日(土)~10月14日(日)までの毎週土日祝日、12日間の開催となる。時間は18:30~21:00まで。イベント開催に合わせ、JR松江駅南口および松江しんじ湖温泉、玉造温泉から会場まで無料シャトルバスが運行される。イベントでは、松江城から大手前駐車場、松江歴史館、武家屋敷、小泉八雲記念館、松江堀川地ビール館、松江堀川ふれあい広場にいたる堀川沿いの道を約400個もの行灯が照らして幻想的な雰囲気を演出する。そのほか、鎮守の森をライトアップしながら堀川を移動する「光船」、大手前駐車場では「水燈路宵屋台」、二の丸上の段では市民の手作り行灯が松江城を背景に並ぶ「手作り行灯展」が行われる。「手作り行灯展」に展示される行灯は、「松江らしさ」と「灯りをつけたときの美しさ」をテーマとした手作り行灯コンテストに出品されたもの。さらにコンテストの表彰式も行われる。「松江水燈路」の開催時期は、会場周辺の観光施設も開館時間を延長する。延長するのは松江城、武家屋敷、小泉八雲記念館、松江歴史館、松江堀川地ビール館の各施設。さらに堀川遊覧船が夜間運行され、あんどんに照らされた松江の町を水上から楽しむことが出来る。遊覧コースは大手前船乗場からふれあい広場乗船場までの片道。料金は大人500円、小学生以下250円、貸し切りの場合は事前予約が必要で一隻7,000円となる。松江城は別名千鳥城とも呼ばれ、関ヶ原の戦いで戦功のあった堀尾忠氏が築城したもの。その後、京極氏、松平氏と城主が移り幕末を迎える。明治時代に入り施行した廃城令の中、松江城は取り壊しを免れ天守閣が現存している。山陰地方の現存例としては唯一のもので、国の重要文化財に指定されている貴重な建造物だ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月11日「ほっと一息あなたの旅山陰から」をキャッチフレーズに「山陰デスティネーションキャンペーン」が実施される。山陰の豊富な観光資源を広く紹介し、鳥取、島根両県の観光振興と地域の活性化を目的としたものだ。期間は10月1日~12月31日まで。JR西日本をはじめとする全6社、鳥取、島根両県、全国の旅行会社、観光関係団体などが一体となって行われるキャンペーンで、国内最大規模となる。山陰地域は日本神話の舞台になったことでも知られ、史跡が多く残っている。イベントは、神話の里でもあり古事記編纂1,300年にちなんだ催しが多い。神楽の世界を和紙で表現する作品展「大元神楽と古事記」、伝統芸能のステージなどを見ることができる「神話博しまね」は出雲大社周辺での開催だ。グルメイベントとしては「出雲全国そばまつり」、「とっとりバーガーフェスタ」、「神々の都神門市」など、バラエティに富んだものがもりだくさんだ。また、鳥取県出身の漫画家が多いことにちなみ、鳥取県で「まんが王国とっとり」キャンペーンも行われている。さらに山陰海岸はジオパークに認定されている景勝地。ジオパークとは、科学的にみて特別に貴重なものや、美しい地質遺産を含む自然公園のことだ。様々な地形、地質、風土を体験することができる。島根県大田市には2007年に世界遺産に登録された石見銀山がある。戦国時代から江戸時代にかけて、日本の銀は世界の銀産出量の三分の一を占めていたと言われ、相当な部分が石見銀山の産出と伝えられる。みどころは、坑道を掘るノミの跡が残る「龍源寺間歩(まぶ)」や鉱山の歴史や暮らしを知ることができる石見銀山世界遺産センターなどだ。島根、鳥取は温泉地が多く、展望の良い東郷湖畔の温泉、宍道湖畔の温泉など、景色を楽しめる温泉も多い。また、日本海に面しているため海産物に恵まれている。松葉ガニ、イカ料理、モサエビ料理など、新鮮な食材を味わうことができる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月06日島根県出雲市の「しまね花の郷」で観月の演奏会、お茶会が催される。日時は9月1日(土)、2日(日)の18:00~21:00。参加にはお月見券が必要。料金は前売り500円、当日700円、各日400枚の販売。雨天の場合は隣接の「朱鷺(とき)」会館での開催となる。お茶会では月明かりの下、三斎流さくら会によるお点前とお茶を楽しむことができる。三斎流は千利休の高弟の一人、豊前小倉藩主細川忠興を祖とする伝統的な茶道の一派だ。1日(土)には世界最古のオーケストラと言われる雅楽の演奏会が行われる。雅楽は、貴族の間で伝えられてきた1,300年以上の歴史をもつ日本の伝統音楽だ。演奏は「こころ音」雅楽会によるもので、19:00~と20:00~の2回行われる。曲は「越殿楽」など。2日(日)は「さだ須佐太鼓」の演奏会がある。これも1回目19:00~、2回目20:00~の2回演奏。さだ須佐太鼓は日本神話で有名なスサノオノミコトが鬼を退治した伝承に由来した演奏方法をとり、鬼の能面をつけて和太鼓をたたく。そのスタイルから「鬼面太鼓」と言われている。出雲に伝わる神話は多い。スサノオノミコトがヤマタノオロチを退治して櫛名田比売を救った物語や、大国主命が国作りをした神話でも知られている。まさに神話の舞台となった場所でのスサノオノミコトにちなんだ演奏だ。一般的に10月の事を神無月というが、10月になると全国の神様が出雲に集まることからそう言われているという説がある。逆に出雲は、旧暦の10月には出雲大社などで「神在月」の神事が行われるほど、古くから人々の信仰を集める場所でもある。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月24日ぱどラボは、島根県東部で鉄道事業・観光事業等を運営する、一畑トラベルサービスと連携し「大人の遠足@島根県」と銘打ったバス婚活ツアー企画の開催、運営支援を開始する。全国各地で「婚活」イベントが盛んに行われているが、同社では「出会いイベント」という枠を超えた、地域の活性化に結び付く企画を模索していたという。そんな中、島根県内観光地への旅行誘致に力を入れている一畑トラベルサービスと目指す方向性が一致し、共同で旅行商品「大人の遠足@島根県」を企画・開発を行うことになった。島根県は、「縁結びの聖地」と呼ばれる出雲大社を筆頭に豊富な観光資源を持つ。これらの観光資源を旅行行程に組み入れることにより、ストーリー性のある「バス婚ツアー」を実現していくとのこと。最初のツアーは、6月18日にスタート。その後、「夏・初秋の巻」では日帰り8本、一泊二日1本の催行を予定しているという。行き先は島根県出雲地方の観光地で、「縁結び」をキーワードとしたコースになるとのこと。発着地は西条駅、広島駅で、催行日には、世代別(およそ20歳代~30歳、およそ30歳~40歳代)にバス最大2台を用意する。また、土日祝日に休みを取得しにくいサービス業の人を対象に、平日ツアーも催行する。ツアーの情報は、ぱどのFacebookで公開していくとのこと。申し込みは、一畑トラベルサービスまで(0853-72-3200受付8時~19時)<日帰りツアー>6月18日、6月23日…「八重垣神社で恋占い!」6月30日、7月9日…「縁結び神社を参拝!」8月4日、8月27日…「オリジナルまがたまに願いを込めて!」9月8日、9月24日…「一畑電鉄で遠足!『神話博しまね』を見に行こう!」<1泊2日ツアー>7月28日~29日…「水郷祭と宍道湖花火の夕べ!」【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月27日島根銀行は15日、同日より東京証券取引所市場第一部銘柄へ指定されたことを記念し、「<東証一部指定記念定期預金> しまぎん0315 さあ、いこう!!キャンペーン」を開始した。期間は5月31日まで。同キャンペーンでは、店頭金利(1年もの)に年0.315%上乗せした定期預金を取り扱う。ただし、預金金利は税引前のものとなり、利息には20.315%の税金が課せられる。対象は個人事業主を含む個人顧客で、キャンペーンに申込みを行った人。定期預金の種類は、「スーパー定期」と「大口定期」の2種類となる。預入期間は1年(自動継続扱いのみ)で、最低預入金額は10万円以上(1円単位)。満期日以降の適用金利については、自動継続した場合、最長3年間、継続日の店頭金利(1年もの)に年0.315%上乗せし、4年目以降は自動継続日における店頭表示金利(1年もの)を適用する。中途解約した場合は、預入日から解約日までの期間に応じて、同行所定の中途解約利率により計算した利息とともに払い戻しを実施。なお、同商品は預金保険制度の対象となり、同保険により保護される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月16日