大倉忠義、成田凌が出演する『窮鼠はチーズの夢を見る』が無事クランクアップ。クランクアップ時の写真とともに、大倉さん、成田さん、行定勲監督、原作の水城せとなのコメントが到着した。本作は、セクシャリティを越え、人を好きになることの喜びや痛みをどこまでも純粋に描き、圧倒的な共感を呼ぶ心理描写から、多くの女性から支持を得た水城氏の「窮鼠はチーズの夢を見る」/「俎上の鯉は二度跳ねる」を実写映画化。ベルリン国際映画祭では国際批評家連盟賞を2度も受賞するなど、日本を代表する映画監督・行定勲がメガホンを取り、その繊細な表現力と確かな演出力で、様々な愛のかたちを写し取ってきた『ナラタージュ』(17)、『リバーズ・エッジ』(18)に続き、本作では、揺れ動く2人の男性の切なくも狂おしい恋を、時に繊細に、時に大胆に描き出す。■大倉忠義、成田凌に「ナチュラルに“今ヶ瀬”なんだなと」ラストカットを撮り終えた大倉さんは、行定監督から花束を受け取ると、思わず目に涙を浮かべ、約1か月に渡り行われた撮影に思いを馳せた。「今までにやったことのない役をやりたいなと考えていたので、この映画のお話をいただいた際には是非演じてみたいと強く思いました。33歳という今だからこそ、できた役だと思います」と大倉さん。「振り返ってみると、難しかったような気もしますが、今は終わったばかりということで思考回路がショートしてしまっていてあまり思い出せない状況です。印象的なシーンばかりで、1シーン1シーンが濃かったなと思います」と正直な気持ちを吐露。さらに「成田さんは色気があり、持ってる空気が柔らかく、ナチュラルに“今ヶ瀬”なんだなと思わせてくれました。ずっとフラットな関係で居られたので、お芝居がやりやすかったです」と初共演の印象を語った。また、スタジオには、先にクランクアップを迎えていた成田さんがサプライズで登場。最後に行定監督と3人で記念撮影を行い、大倉さんは「気付いたら朝になっていましたが、無事にクランクアップを迎えられて良かったです。ありがとうございました」と笑顔を見せた。■成田凌「肌が触れ合うと、お互いの距離感も変わっていくようで…」成田さんも「大倉さんとは日を重ねるごとに自然と距離が縮まっていき、肌が触れ合うと、お互いの距離感も変わっていくようで、すこしずつ息が合っていったように感じます。ふたりの姿が、痛いほどリアルで、美しくて、悲しくて…。観て頂く方それぞれが、自分と好きな人を重ね合わせながらご覧頂ける作品だと思いますので、是非楽しみにして頂けたら嬉しいです」と自信を覗かせた。■「大倉忠義の色気と成田凌の可愛らしさに何度も魅了された」と監督行定監督は、「大倉忠義の色気と成田凌の可愛らしさに何度も魅了された」とキャスト2人に称賛を送り、公開に向けて、「私たちが紡ぎ上げた刹那な感情が皆様に届くように仕上げていきたいと思います」と意気込む。また、テイク数を重ねることで知られる行定監督の撮影現場について、成田さんは「俳優部としてはとても贅沢なことだと思います」と監督のこだわりに感謝し、大倉さんは「行定監督は感情的には穏やかな感じで現場にいらっしゃいましたが、1シーンの画に関してすごく厳しく、なかなか1回でOKが出なかったですね。そこまで監督がこだわり抜いた画が繋がった時、どんな映画になるんだろうと、とても楽しみです」と完成への期待を語った。原作の水城氏は、「この漫画は大変熱心なファンの方々にご支持頂いてきた作品なので、これまでなかなか実写化のお話はお受けする勇気が出ませんでしたが、今回のお話を頂き、託させて頂くことになりました。どんな風に仕上がるのか私もまだ想像しきれませんが、大倉さん、成田さん、行定監督のお力で、きっと見応えあるフィルムに昇華して頂けると期待しています」とコメントを寄せている。『窮鼠はチーズの夢を見る』は2020年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:窮鼠はチーズの夢を見る 2020年、全国にて公開予定©水城せとな・小学館/映画「窮鼠はチーズの夢を見る」製作委員会
2019年03月16日アイドルグループ・関ジャニ∞の大倉忠義主演の映画『窮鼠はチーズの夢を見る』(2020年公開)がクランクアップを迎え、キャスト陣がコメントを寄せた。同作は、『失恋ショコラティエ』等で知られる水城せとなによる人気漫画『窮鼠はチーズの夢を見る』『俎上の鯉は二度跳ねる』を実写映画化。学生時代から受け身の恋愛ばかりを繰り返してきた恭一(大倉)はある日、後輩の今ヶ瀬渉と7年ぶりに再会し、「カラダと引き換えに」不倫の事実を隠すことを提示される。「昔からずっと好きだった」と想いを告げられ、今ヶ瀬の一途なアプローチに振り回されていくうちに、恭一は胸を締め付けるほどの恋の痛みに翻弄されていく。ラストカットを撮り終えた大倉は、行定監督から花束を受け取ると、思わず目に涙を浮かべた。大倉は「今までにやったことのない役をやりたいなと考えていたので、この映画のお話を戴いた際には是非演じてみたいと強く思いました。33歳という今だからこそ、出来た役だと思います」と同作への思いを明かす。スタジオには、先にクランクアップを迎えていた成田がサプライズで登場し、最後には行定勲監督と3人で記念撮影を行った。大倉は「気付いたら朝になっていましたが、無事にクランクアップを迎えられて良かったです。ありがとうございました」と笑顔を見せ、成田も「大倉さんとは日を重ねるごとに自然と距離が縮まっていき、肌が触れ合うと、お互いの距離感も変わっていくようで、すこしずつ息が合っていったように感じます」と撮影を振り返った。行定監督は、「大倉忠義の色気と成田凌の可愛らしさに何度も魅了された」とキャスト2人に称賛を送り、公開に向けて、「私たちが紡ぎ上げた刹那な感情が皆様に届くように仕上げていきたいと思います」と意気込む。テイク数を重ねることで知られる行定監督の撮影現場について、成田は「俳優部としてはとても贅沢なことだと思います」とこだわりに感謝した。○大倉忠義 コメント今までにやったことのない役をやりたいなと考えていたので、この映画のお話を戴いた際には是非演じてみたいと強く思いました。33歳という今だからこそ、出来た役だと思います。撮影を振り返ってみると、難しかったような気もしますが、今は終わったばかりということで思考回路がショートしてしまっていてあまり思い出せない状況です。印象的なシーンばかりで、1シーン1シーンが濃かったなと思います。成田さんは色気があり、持ってる空気が柔らかく、ナチュラルに今ヶ瀬なんだなと思わせてくれました。ずっとフラットな関係で居られたので、お芝居がやりやすかったです。行定監督は感情的には穏やかな感じでいらっしゃいましたが、画に対してとてもこだわりを持っていました。1シーンの画に関してすごく厳しく、なかなか1回でOKが出なかったですね。そこまで監督がこだわり抜いた画が繋がった時、どんな映画になるんだろうと、とても楽しみです。演技に関しては、こちらを尊重し、自由にやらせてくださったので、お芝居って楽しいなと、今まで以上に思わせてくれる現場でした。○成田凌 コメント大倉さんとは日を重ねるごとに自然と距離が縮まっていき、肌が触れ合うと、お互いの距離感も変わっていくようで、すこしずつ息が合っていったように感じます。行定監督は何度もテイクを重ねてくださるので、俳優部としてはとても贅沢なことだと思います。この作品は、ふたりの姿が、痛いほどリアルで、美しくて、悲しくて……。観て頂く方それぞれが、自分と好きな人を重ね合わせながらご覧頂ける作品だと思いますので、是非楽しみにして頂けたら嬉しいです。○行定勲監督 コメントとにかく風通しの良い現場でした。キャストの二人は淡々と自然にそこに存在していました。スタッフはチームワークが素晴らしく、撮影も怖いくらいに順調でした。主人公たちの繊細で曖昧な感情を深く汲み取らねばならない状況が多々あって、何度も立ち止まり、みんなで話し合って一緒に乗り越えられたと思います。大倉忠義の色気と成田凌の可愛らしさに何度も魅了された。「男同士って良いものだなぁ」そんな言葉を何度となく呟きました。何気ないところに幸せを感じて、なんてことない事に傷ついたりするんだなと。そんな、私たちが紡ぎ上げた刹那な感情が皆様に届くように仕上げていきたいと思います。○水城せとなコメントこの漫画は大変熱心なファンの方々にご支持頂いてきた作品なので、これまでなかなか実写化のお話はお受けする勇気が出ませんでしたが、今回のお話を頂き、託させて頂くことになりました。どんな風に仕上がるのか私もまだ想像しきれませんが、大倉さん、成田さん、行定監督のお力で、きっと見応えあるフィルムに昇華して頂けると期待しています。
2019年03月16日水城せとなの漫画を実写化した映画『窮鼠はチーズの夢を見る』が、2020年9月11日(金)に公開。関ジャニ∞の大倉忠義、成田凌が出演する。水城せとなの人気コミックを実写化原作は、水城せとなのコミック『窮鼠はチーズの夢を見る』と、その完結編『爼上の鯉は二度跳ねる』。サラリーマンの大伴恭一と、その大学の後輩・今ヶ瀬渉が主人公。同性愛を扱った作品で、セクシャリティを越え、人を好きになることの喜びや痛みを純粋に描き、多くのファンから支持を得た人気作だ。学生時代から「自分を愛してくれる女性」と付き合い、受け身の恋愛ばかりを繰り返してきた大伴恭一。ある日、後輩の今ヶ瀬渉と7年ぶりに再会すると、「昔からずっと好きだった」と突如想いを告げられ、今ヶ瀬の一途なアプローチに振り回されていくうちに、やがて恭一は胸を締め付けるほどの恋の痛みに翻弄されていく。大倉忠義×成田凌大伴恭一(大倉忠義)主人公・大伴恭一(おおともきょういち)。広告代理店に勤めているのだが、優柔不断な性格で不倫を繰り返す。それがきっかけで妻から浮気調査員を送られる。演じる関ジャニ∞の大倉忠義は『疾風ロンド』などにも出演し、『100回泣くこと』に続き単独主演を務める。今ヶ瀬渉(成田凌)恭一の大学の後輩・今ヶ瀬渉(いまがせわたる)は、浮気調査員として恭一の妻の依頼を受ける。恭一を好きになってはいけないと頭ではわかっていながらも、彼への想いを募らせ葛藤。大伴に、不倫の事実を隠す代わりに「カラダと引き換えに…」という条件をつきつける。今ヶ瀬渉役は『さよならくちびる』『カツベン!』の成田凌が担当する。“恋敵”役に、人気女性キャストが集結恭一と歩の恋を阻む“恋敵”役には、話題の女性キャストが集結。知佳子(咲妃みゆ)大倉忠義演じる恭一の妻役。演じる咲妃みゆは、元・宝塚雪組トップ娘役出身で、本作で映画初デビューを飾る。岡村たまき(吉田志織)岡村たまきは、会社の後輩で恭一に恋心を募らせている。演じるのは『チワワちゃん』でヒロインを務めた吉田志織。夏生(さとうほなみ)恭一の大学時代の彼女。演じるのは「ゲスの極み乙女。」のドラム・さとうほなみ。大伴知佳子(咲妃みゆ)恭一の妻。演じるのは元宝塚歌劇雪組トップ娘役の咲妃みゆ。井出瑠璃子(小原徳子)恭一の不倫相手。小原徳子を演じるのは『片腕マシンガール』の小原徳子。監督は行定勲監督を務めるのは、『ナラタージュ』『リバーズ・エッジ』などを手掛けた行定勲。揺れ動く2人の男性の切なくも狂おしい恋を、繊細かつ大胆に描いていく。“エモい”セリフ入り6連ポスタービジュアルも場面写真とセリフを組み合わせた6種のポスタービジュアルが一挙に解禁された。恭一が今ヶ瀬を諭した「恋愛でじたばたもがくより、大切なことが人生にはいくらでもあるだろう」というセリフや、今ヶ瀬の度重なるアプローチに翻弄されていく恭一の心情が伝わってくる「こういう幸せも、あるんだろうか」「俺は、お前を選ぶわけにはいかないよ」など、狂おしい恋を予感させるエモーショナルなワードが、場面カットと共にデザインされている。なお、これらのポスタービジュアルとこれまで解禁されたポスター、原作者・水城せとなによるイラスト版ポスターは、9月4日(金)から9月20日(日)まで代官山 蔦屋書店、8月24日(月)から9月18日(金)まで六本木 蔦屋書店にて掲出予定なので、気になる人は要チェックだ。ストーリー7年ぶりの再会、突然の告白、運命の歯車が動き出す― 。学生時代から「自分を好きになってくれる女性」ばかりと受け身の恋愛ばかりを繰り返してきた、大伴恭一。ある日、大学の後輩・今ヶ瀬渉と7年ぶりに再会。「昔からずっと好きだった」と突然想いを告げられる。戸惑いを隠せない恭一だったが、今ヶ瀬のペースに乗せられ、奇妙な同棲生活が始まった。ただひたすらにまっすぐな今ヶ瀬に、恭一も少しずつ心を開いていき・・・。しかし、恭一の昔の恋人・夏生が現れ、ふたりの関係が変わり始めていく。【詳細】映画『窮鼠はチーズの夢を見る』公開日:2020年9月11日(金) ※当初2020年6月5日(金)公開予定だったが延期となった。原作:水城せとな「窮鼠はチーズの夢を見る」/「俎上の鯉は二度跳ねる」(小学館「フラワーコミックス α」刊)監督:行定勲脚本:堀泉杏出演:大倉忠義、成田凌、吉田志織、さとうほなみ、咲妃みゆ、小原徳子配給:ファントム・フィルム■オリジナルグッズ発売日:2020年9月11日(金)取扱店舗:上映される全国の劇場※一部除く<アイテム例>・ポストカード8枚セット 550円・巾着トート 1,000円
2019年02月15日2月12日、水城せとな氏のBLコミック『窮鼠はチーズの夢を見る』が実写映画化されると発表された。各メディアによると、主演は関ジャニ∞・大倉忠義(33)。成田凌(25)演じる後輩と、男性同士の恋愛を演じるという。男性同士の恋愛を主軸にした「BL作品」はこれまで“特殊なジャンル”として扱われていた。しかし近ごろでは、芸能界の一線で活躍する俳優が堂々とキャスティングされるようになってきている。たとえば、昨年放送された『おっさんずラブ』(テレビ東京系)もその1つ。田中圭(34)、林遣都(28)、吉田鋼太郎(60)の三角関係が描かれ、SNSなどを中心に大ヒット。その後もエランドール賞を、プロデューサー賞部門と新人賞部門の両方で受賞している。また今春には、よしながふみ氏原作のBLコミック『きのう何食べた?』が、西島秀俊(47)と内野聖陽(50)のダブル主演で実写化される予定。もはや男性同士の恋愛という話題性だけでなく、作品としての質の高さも高く評価されるようになってきた。今作の監督は『GO』で日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞したほか、『世界の中心で愛を叫ぶ』で大ヒットを記録した行定勲氏(50)。行定監督は今作について「新たな恋愛映画への挑戦」と公式サイトで語っている。男女の恋愛物語のセオリーに則らない分、力量も試される。だがそれだけに、ヒットした際は大きく評価を上げることになる。BL作品は今や、人気俳優やクリエイターの登竜門となっているようだ。
2019年02月12日アイドルグループ・関ジャニ∞の大倉忠義が、映画『窮鼠はチーズの夢を見る』(2020年公開)に主演することが12日、明らかになった。成田凌と共演する。同作は、『失恋ショコラティエ』等で知られる水城せとなによる人気漫画『窮鼠はチーズの夢を見る』『俎上の鯉は二度跳ねる』を実写映画化。学生時代から受け身の恋愛ばかりを繰り返してきた恭一(大倉)はある日、後輩の今ヶ瀬渉と7年ぶりに再会し、「カラダと引き換えに」不倫の事実を隠すことを提示される。「昔からずっと好きだった」と想いを告げられ、今ヶ瀬の一途なアプローチに振り回されていくうちに、恭一は胸を締め付けるほどの恋の痛みに翻弄されていく。メガホンを取る行定勲監督は、「男と男の性愛を区別することなくリベラルに描く原作の在り方と、深い共感を得るセリフの素晴らしさに感銘を受けました」と語る。「マイノリティの人が受ける社会の偏見や苦悩に焦点を当てるだけでなく、人と人がぶつかり合う激しくも切ない個人の物語に惹かれ映画化を切望しました。これは、人を受け入れることについての映画になると思います。大倉忠義と成田凌は、私が撮りたいと思っていた俳優たちです。私の新たな恋愛映画への挑戦は、2人の持つ男の繊細さと色気で今までにない映画に昇華されることを確信しています。私はラブストーリーをいくつも作ってきましたが、これまでとは違う新しい愛のカタチに期待してください」と意気込んだ。○大倉忠義 コメント素直に、とてもピュアなラブストーリーだと思いました。もちろん衝撃を受けましたが、恋に落ちるきっかけというのは、誰にも分からないものだなと。行定組でのお芝居は大きなプレッシャーがありますが、とても贅沢な時間だと思うので、堪能したいと思います。成田さんと初めて共演させていただきますが、お互いすんなり入っていけそうな気がして楽しみです。人が人を好きになるということに境界線はないということを、この映画を通じて感じてもらうきっかけになればと思います。○成田凌 コメントセリフの一言一言がとても繊細で、どう表現していくか、とてもやりがいがある作品だと感じました。現場に入り、大倉さんと対峙しないと見えてこない感情はきっとあると思いますが、今ヶ瀬という役に自分がどう寄り添えるか、今から胸が膨らみますし、心のスイッチが入りました。きっと、誰にとっても共感してもらえる恋愛が描けると思います。行定組の一員として、丁寧に一生懸命に作っていくので、観て頂く方それぞれが自由に楽しんでもらえたら嬉しいです。(C)水城せとな・小学館/映画「窮鼠はチーズの夢を見る」製作委員会
2019年02月12日多くの女性から共感と支持を得た水城せとなの傑作コミックを、行定勲監督により『窮鼠はチーズの夢を見る』として実写映画化。大倉忠義が単独主演を務め、共演に成田凌を迎える。セクシャリティを越え、人を好きになることの喜びや痛みをどこまでも純粋に描き、多くの女性から支持を得た「窮鼠はチーズの夢を見る」「爼上の鯉は二度跳ねる」が、豪華な布陣で実写映画化。■大倉忠義「人が人を好きになることに境界線はない」主人公・大伴恭一を演じるのは、映画では『100回泣くこと』(13)以来の単独主演を務める大倉忠義。学生時代から「自分を愛してくれる女性」と付き合い、受け身の恋愛ばかりを繰り返してきた恭一は、ある日、後輩の今ヶ瀬渉と7年ぶりに再会。「昔からずっと好きだった」と突如想いを告げられ、今ヶ瀬の一途なアプローチに振り回されていくうちに、やがて胸を締め付けるほどの恋の痛みに翻弄されていく。「素直に、とてもピュアなラブストーリーだと思いました」と大倉さん。「恋に落ちるきっかけというのは、誰にも分からないものだなと」と語り、「人が人を好きになるということに境界線はないということを、この映画を通じて感じてもらうきっかけになれば」と思いを込めている。そして、初めての行定組には「大きなプレッシャーがありますが、とても贅沢な時間だと思うので、堪能したい」とコメント。■成田凌「心のスイッチが入りました」そして、そんな恭一を好きになってはいけないと頭ではわかっていながらも、彼への想いを募らせ葛藤する今ヶ瀬渉役には、2019年も『チワワちゃん』『愛がなんだ』『カツベン!(仮)』など話題作への出演が絶えない実力派・成田凌。「セリフの一言一言がとても繊細で、どう表現していくか、とてもやりがいがある作品」と語る成田さん。「現場に入り、大倉さんと対峙しないと見えてこない感情はきっとあると思いますが、今ヶ瀬という役に自分がどう寄り添えるか、いまから胸が膨らみますし、心のスイッチが入りました」との意気込みも。■2人は「撮りたいと思っていた俳優たち」メガホンを取るのは、ベルリン国際映画祭では国際批評家連盟賞を2度も受賞するなど、日本を代表する映画監督・行定勲。『ナラタージュ』『リバーズ・エッジ』など、様々な愛のかたちを写し取ってきた行定監督が、本作では揺れ動く2人の男性の切なくも狂おしい恋を、ときに繊細に、ときに大胆に描き出す。「男と男の性愛を区別することなくリベラルに描く原作の在り方と、深い共感を得るセリフの素晴らしさに感銘を受けました」と行定監督。「マイノリティの人が受ける社会の偏見や苦悩に焦点を当てるだけでなく、人と人がぶつかり合う激しくも切ない個人の物語に惹かれ映画化を切望しました。これは、人を受け入れることについての映画になると思います」と明かす。「大倉忠義と成田凌は、私が撮りたいと思っていた俳優たちです。私の新たな恋愛映画への挑戦は、2人の持つ男の繊細さと色気で今までにない映画に昇華されることを確信しています」と語り、「これまでとは違う新しい愛のカタチに期待してください」と新たなラブストリーの誕生に期待を込めている。■ストーリー広告代理店に勤める大伴恭一は優柔不断な性格が災いし、不倫を繰り返してきた。ある日、彼の前に妻から派遣された浮気調査員として現れたのは、卒業以来会うことのなかった大学の後輩・今ヶ瀬渉。不倫の事実を隠す代わりに彼が突きつけてきた条件は、「カラダと引き換えに」という信じられないものだった…。はじめは拒絶していた恭一だったが、7年間一途に想い続けてきたという今ヶ瀬のペースに乗せられ、やがて彼と過ごす時間が心地よくなっていくのだが…。『窮鼠はチーズの夢を見る』は2020年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:窮鼠はチーズの夢を見る 2020年、全国にて公開予定©水城せとな・小学館/映画「窮鼠はチーズの夢を見る」製作委員会
2019年02月12日ゲストの悩みに史上最強弁護士軍団が白黒つける日本テレビ系「行列のできる法律相談所」。2月3日(日)の放送回には「関ジャニ∞」横山裕、大倉忠義をはじめ女優の草刈民代、桜田ひよりら多彩なゲストを迎える。また話題のグループ「なにわ男子」がスタジオに初登場。今回はMCを宮迫博之が担当、日本テレビアナウンサー・市來玲奈がアシスタントを務め、宮迫博之、後藤輝基、渡部建、ブルゾンちえみらがパネラーとして出演、「あの人を妬み嫉みました実名告白SP」と題しお届けする。メンバー全員が関西出身という「関ジャニ∞」、そのメンバーのひとりでもある横山さんは『破門 ふたりのヤクビョーガミ』で主演を務めるほか「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」などの作品に、大倉さんは『疾風ロンド』や「モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-」で存在感ある演技を披露するなど、それぞれ俳優としても活躍中。そんな2人が“妬む”のが彼らの後輩でもある関西ジャニーズJr.のグループ「なにわ男子」。今回スタジオ初登場となる彼らに番組が密着する。またバレエダンサーとして活躍、「やすらぎの郷」や「大恋愛~僕を忘れる君と」などで知られる草刈さんが“うらやむ”のがあのフレディ・マーキュリー。すでに他界しているフレディさんがまさかのスタジオに登場!?一体どういうことなのか?子役から『東京喰種トーキョーグール』『祈りの幕が下りる時』『ういらぶ。』など立て続けに出演作が公開、『咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A』では主演も務めるなど注目の女優・桜田さんは“芸人T”から必殺の“ちくわキュウリ”を直伝されることに。こちらもお見逃しなく。横山さん、大倉さんがメンバーの「関ジャニ∞」は1月23日にBD&DVD「関ジャニ’s エイターテインメント GR8EST」をリリース。3月にはニューシングル「crystal」の発売も控える。「なにわ男子」が出演する『映画 少年たち』は3月29日(金)に公開。ジャニー喜多川氏が企画、構成、総合演出している舞台を映画化した作品で横山さんも出演している。草刈さんはシーエイティプロデュースで2010年に上演された舞台「ビリーバー」が2月13日(水)、14日(木)、15日(金)、DDD青山クロスシアターのスクリーンで新演劇体験として上映される。桜田さんはアニメ映画『薄暮』に声優として主演。同作は2019年5月24日(金)公開予定で、7月19日(金)には『東京喰種トーキョーグール2』の公開も控える。「行列のできる法律相談所」は2月3日(日)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2019年02月03日関ジャニ∞の大倉忠義(33)が11月8日、会員制携帯サイト「ジャニーズウェブ」のブログを更新。ストーカー行為に悩まされていると明かし、苦悩をつづった。一部ファンから執拗に付きまとわれていることや、カバンに物を入れられたことがあると明かした大倉は「身勝手な行動が精神的につらいです。このまま耐え続けられるのだろうか」と告白。プライベートで食事をしていた際、横のテーブルにファンが着席していたこともあるという。「もう、ストレス以外のなにものでもない」と吐露し、「寿命が縮まっているのではないかとも感じる」と告白。そして、こう結んだ。「普通の人に戻る方がよっぽどらくだろう。そろそろ限界だ」ジャニーズといえば9月にKing&Princeの乗った新幹線へ一部ファンが押しかけたため、発車に遅延が生じてしまう問題が起こっていた。そのため事務所側もマナーについて10月に「注意とお願い」と題し、ホームページに記載したばかりだった。そんななか、Twitterではファンの取り組みが話題となっている。《自担に迷惑になる事「何一つしてないか」みんなで胸に手を当てて考えるべき》《みんなでさ、考え直さない?ルールを守るのは当たり前。ルール違反はみんなで注意する。やめさせる》など、「自分たちの行動を見直そう」と呼びかけ合っているのだ。「これまでもマナーについて事務所が注意することはありましたが、今回は大倉さん自身が呼びかけるという異例の事態。『限界』と書いていたことで、ファンの間でも緊張ムードが漂っています。事務所もタレントも、目の届く範囲が限られています。だからそれぞれが声を掛け合う必要があると、ファンの間で団結が強まっているようです」(芸能関係者)大倉の悲痛な「限界」告白は、多くのファンを動かしたようだ。
2018年11月09日NHK大河ドラマ特別展「西郷どん」が、東京藝術大学大学美術館にて2018年5月26日(土)から7月16日(月・祝)まで開催される。その後、7月28日(土)から9月17日(月・祝)まで大阪に、9月27日(木)から11月18日(日)まで鹿児島に巡回。特別展「西郷どん」では、2018年のNHK大河ドラマの主人公である西郷隆盛ゆかりの美術品や歴史資料を展示。大河ドラマと連動しながら、西郷隆盛の人物像や、明治維新に至るまでの激動の時代を紐解いていく。薩摩藩ゆかりの品々や篤姫の着物など最もよく風貌をとらえた西郷の肖像とされている「石川静正筆西郷隆盛肖像」は、西郷の実像に迫る必見の1品。また、薩摩藩独特の剣法を伝える「示現流秘伝書」や薩摩武士の教養ともされた「薩摩琵琶(銘 木枯)」等、ルーツとなる薩摩藩の風土を紹介する。名君・島津斉彬に取り立てられ、志士として奔走する中で、西郷は島津家から徳川将軍家に嫁ぐ篤姫の婚礼担当も務めた。気品を放つ篤姫の着物「天璋院所用 小袿(萌黄葵唐草筥牡丹紋二陪織物)」は天璋院篤姫の美意識を反映したすっきりとしたデザインが印象的。その他、篤姫婚礼の際に斉彬が持参させたものとされているガラス切子「天璋院所用 薩摩切子 藍色栓付酒瓶」も登場する。討幕から明治維新的確な判断力と指導力で幕末を牽引した西郷。幕末政治史上の最重要文書である「討幕の密勅」をはじめ、新出の薩長同盟関連資料「御花畑絵図」や江戸城の無血開城を決めた、西郷隆盛と勝海舟の会見の様子を緊張感いっぱいに描いた「江戸開城談判 下図」といった貴重な資料とともに、新たな時代を切り拓いていく西郷の姿を浮き彫りにする。また、西郷が薩摩藩最後の藩主・島津忠義から拝領したとされる太刀や、実際に来ていた軍服、自筆の「敬天愛人」の書など、西郷の人物像を映し出す品々を展示。犬好きの西郷が地元鹿児島の住民から犬を借り受ける代わりに渡したという逸話が残る刀装具「西郷隆盛所用 刀装具(縁頭、目貫)」等も見ることができる。「上野の西郷さん」制作過程も象徴的な「上野の西郷さん」銅像の制作過程を示す古写真を初公開。西郷と犬の顔面がのっぺらぼうになっており、写真が残っていなかった西郷をどう表現するか苦悩した痕跡が見える。開催概要NHK大河ドラマ特別展「西郷どん」東京展会期:2018年5月26日(土)~7月16日(月・祝)会場:東京藝術大学大学美術館 本館 展示室1、2、3、4住所:東京都台東区上野公園12-8開館時間:10:00~17:00(入館は閉館30分前まで)休館日:毎週月曜日 ※7月16日(月・祝)は開館観覧料:一般 (当日)1,500円 (前売)1,300円 (団体)1,200円 高校生・大学生 (当日)1,000円 (前売)800円 (団体)700円※前売り券は5月25日(金)まで販売。会期中は当日券のみを販売。※中学生以下無料※障がい者手帳を所持者とその介助者1名は無料※団体は20名以上(団体観覧者20名につき1名の引率は無料)チケット販売:東京藝術大学大学美術館(開館日に限る)、チケットぴあ ほか主要プレイガイド(手数料がかかる場合あり)巡回:〈大阪展〉会期:2018年7月28日(土)~9月17日(月・祝)場所:大阪歴史博物館住所:大阪府大阪市中央区大手前4-1-32〈鹿児島展〉会期:2018年9月27日(木)~11月18日(日)場所:鹿児島県歴史資料センター黎明館住所:鹿児島県鹿児島市城山町7-2※会期中に展示作品の入れ替えあり。※会場によって展示作品の変動あり。【問い合わせ先】TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル) ※東京展のみ
2018年04月12日鈴木亮平主演、瑛太らの共演で送る2018年のNHK大河ドラマ「西郷どん」が1月7日から放送開始。第1話では幼少期の西郷が島津斉彬と出会う物語が描かれたが、斉彬を演じた渡辺謙に対しネット上では「かっこよすぎ」の声が続出する騒ぎとなっている。林真理子の原作を「ドクターX」「花子とアン」などを手がける中園ミホの脚本でドラマ化する本作は、男にも女にも「日本史上最もモテた男」という異名を持つ西郷隆盛の人生を描く物語。鈴木さんが西郷を演じ、西郷の生涯の盟友でありライバルの大久保利通役に瑛太さん、幼い頃から西郷どんにひそかに思いを寄せ、紆余曲折の末西郷3人目の妻となる岩山糸役に黒木華、そのほか北川景子、桜庭ななみ、松坂慶子、渡部豪太、沢村一樹、風間杜夫らも出演。また「ピース」又吉直樹が江戸幕府13代将軍・徳川家定役で大河初出演を果たすのも注目だ。7日に放送された第1話「薩摩のやっせんぼ」は、少年時代の西郷小吉が主人公。小吉は大久保正助ら町内の仲間たちと学問や剣術を学ぶ日々を過ごしていたが、あるとき、極秘に大砲の実験をする渡辺謙演じる島津斉彬と出会い、大きな影響を受ける。その後「妙円寺詣り」という藩最大の行事で小吉たちは一番乗りで寺に到着、褒美の餅をもらうが、そのことで上級武士の少年らの恨みをかい仕返しされ刀で肩口を切られてしまい、二度と剣がふれなくなってしまう。絶望のなか斉彬と再会した小吉は斉彬から叱咤激励を受ける…というストーリー。今回の1話だがSNS上では渡辺さん演じる斉彬に大きな注目が集まっている。斉彬は島津家第28代当主で、非常に聡明で卓越した知識を持ち時代を牽引したカリスマ的な存在。貧しい下級武士の西郷の才能を見いだし大抜擢した西郷生涯の師ともいうべき人物だ。放送中から「渡辺謙の覇王感すげえ」「かっこよすぎてちびる……ケンワタナベ」などの声が続々SNSに投稿されはじめ、「渡辺謙の存在感」「斉彬様、色々格好良過ぎ。ありゃあ、小吉君が惚れちまうぜ」などその迫力と共に強さがにじみ出るような演技に惹かれる視聴者が続出。「ケンワタナベがカッコいいイメージしか残ってない」など強いインパクトを残したようだ。大人になり成長した鈴木さん演じる西郷と渡辺さん演じる斉彬が共演する第2話「立派なお侍」は1月14日(日)20時からNHK総合で放送。BSプレミアムで毎週日曜18時から、再放送はNHK総合で土曜13時5分から放送。(笠緒)
2018年01月07日アイドルグループ・関ジャニ∞の大倉忠義が26日、東京グローブ座で行われた主演舞台『蜘蛛女のキス』フォトコール及び囲み取材に、共演の渡辺いっけい、演出の鈴木裕美とともに登場した。今回が初の単独主演舞台、初のストレートプレイ挑戦となる大倉。「今日は初めてづくしで。フォトコールも、(カメラが)パシャパシャいう中で芝居するのも初めてで、やばかったですね。くじけそうになりました。何回も」と語った。演出の鈴木とも初となるが「風の噂で厳しいと聞いていたのですが、ぜんぜん優しいというか、すごく熱心に演出してくださって」と感謝。鈴木は「稽古に入るまでに脅しすぎたので、稽古はもう脅さないようにしようと思いました」と説明した。大倉は鈴木から事前に「ちょっとした手紙」をもらっていたことを明かし、「『頭の良さも必要で、理解力もなければ難しいもの』だと聞いた瞬間は、足の力が抜けそうになりました」と振り返る。しかし「難しいと言われるほど『よしよし』と思うようにしました」と気持ちを語り、「やってても難しくて、わからなかったりすると、どんどん落ちていっちゃうので。落ちないように、頑張れって言いながら」と稽古中の気持ちを思い返していた。その様子をそばで見ていたという渡辺は「裕美ちゃんの物腰は柔らかいんだけど、言っていることのレベルがどんどん上がっている。とんでもないレベルのことをやってくれと言ってるのに、大倉くんはそれを『はい、はい』と受け止めていたので、すごい」と絶賛。鈴木も「初めてなので大倉くんだけがわかってないんですけど、実はすごいレベルの高いことを言っていて。案外とんでもないことを要求しててもしれっとやってしまっている」と褒めると、大倉は「今、聞きました」と驚いていた。改めて大倉は「『はい』って言いながらわかってない時はいっぱいありましたよ」と苦笑。「一体何を言ってるんだろう、でもやってみるしかない。でもやっているうちに、近づけたのかなみたいな感覚はありました。そういう積み重ねでした」と述懐し、「すごく面白い舞台だと思います。そんなに構えずに見ていただけたら」とメッセージを送った。同作はアルゼンチンの作家マヌエル・プイグが1976年に発表した小説をもとに、プイグ自身が戯曲化し、1981年に世界初演されて以来、ストレートプレイ、ミュージカル、映画と様々な形で公開されてきた。ブエノスアイレスの刑務所に収監された若き革命家・バレンティン(大倉)と、未成年者に対する背徳行為で投獄されたゲイの中年・モリーナ(渡辺)によって繰り広げられる会話劇。公演は5月27日~6月18日、東京グローブ座にて上演される。
2017年05月26日アイドルグループ・関ジャニ∞の大倉忠義が26日、東京グローブ座で行われた主演舞台『蜘蛛女のキス』フォトコール及び囲み取材に、共演の渡辺いっけい、演出の鈴木裕美とともに登場した。同作はアルゼンチンの作家マヌエル・プイグが1976年に発表した小説をもとに、プイグ自身が戯曲化し、1981年に世界初演されて以来、ストレートプレイ、ミュージカル、映画と様々な形で公開されてきた。ブエノスアイレスの刑務所に収監された若き革命家・バレンティン(大倉)と、未成年者に対する背徳行為で投獄されたゲイの中年・モリーナ(渡辺)によって繰り広げられる会話劇となり、鈴木裕美が演出を務める。刑務所という設定のため、ヒゲを生やしボロボロの格好で現れた大倉は「こんな汚い格好でテレビに出るの初めてですよ。とりあえず形からということでやってみました。落ち着かないですね。全部が」と苦笑した。渡辺演じるモリーナと心を通わせていくことになるが、演出の鈴木も「究極のラブストーリーではあります」と宣言した。大倉は渡辺とのシーンについて「ちょっとざわっとする感じはある」と答え、「普通、ノンケっていうんですかね? だったと思ってたのに、こういう機会があってということなので」とネタバレを気にして言葉を選びつつ、フラットな雰囲気で渡辺に信頼を寄せている様子を見せた。一方、渡辺は「僕は受け入れるだけ」と大きく構え、「役に入ってるからですけど、一瞬恍惚な感じになりますよね」と大倉とのシーンの心境を説明。大倉について「男の僕が見てもいい男。密着するシーンとか、かなり近いところで目を見合わすところで『いい男だな~』と思いますよ」と語った。また大倉のファンに対しては「代わってあげたいなと思います」と頷き、「1日代わる日を作りましょう。応募してください」と示した。稽古中の渡辺について「甲斐甲斐しいというか」と表現した大倉は、シーンをやり直す際も大倉の持っている小道具を「はい、って戻してくれる。役もそういう感じなんですけど、優しいなあ」としみじみ。渡辺は「『優しいな』って言われるためにやってるとこある」と答え、周囲を笑わせていた。公演は5月27日~6月18日、東京グローブ座にて上演される。
2017年05月26日アイドルグループ・関ジャニ∞の大倉忠義が、舞台『蜘蛛女のキス』の主演を務めることが28日、わかった。俳優・渡辺いっけいとの二人芝居に挑戦となる。同作はアルゼンチンの作家マヌエル・プイグが1976年に発表した小説をもとに、プイグ自身が戯曲化し、1981年に世界初演されて以来、ストレートプレイ、ミュージカル、映画と様々な形で公開されてきた。ブエノスアイレスの刑務所に収監された若き革命家・バレンティン(大倉)と、未成年者に対する背徳行為で投獄された中年・モリーナ(渡辺)によって繰り広げられる会話劇となり、鈴木裕美が演出を務める。大倉は「いつかストレートプレイにはチャレンジさせてもらいたいと思っていました」と心境を語り、「自分が生まれたころに創られたこの世界的に有名な作品に出演させていただくのは、嬉しさと同時に不安も感じています」と告白した。「すごく難しいお芝居なので、演出の鈴木裕美さんに全力でついていきたいですし、ご指導いただきたいと思っていま す」と謙虚に語った大倉。「渡辺いっけいさんはキャリアのある役者さんですので、二人芝居をやらせていただくのはとても光栄なこと ですし、全力でぶつかっていきたいと思っています」と意気込んだ。渡辺も「実に素晴らしい戯曲ですが、演じるのはかなり難しい。当然、尻込みしました」と不安があったものの、「「大倉君もきっと同じ気持ちなのでは……?」と思い至り、「自然と やる気が出てきました」と経緯を明かした。「きっと稽古が始まれば、越えなければならない幾つもの山が待ち受けている事でしょう。でも一つ一つ、お互いを 確認し合い、登って行ければと思います」と展望を見せた。演出の鈴木は同作について「今まで私が演出させて頂いた戯曲の中で、その素晴らしさに於いても、難易度に於いても、 指折り」と説明する。「ストレートプレイ初舞台の大倉さんにとって大変高いハードルであるのは間違いありませんが、 先日お目にかかった時『嘘をつきたくない』と仰っていたので、大変頼もしく感じました」と期待を寄せ、「持てる想像力を最大限に駆使した稽古をする」と宣言した。公演は5月27日~6月18日、東京グローブ座にて上演される。
2017年03月28日俳優の島津亜矢が29日、東京・渋谷のNHKホールで、『第67回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 31日19:15~23:45)のリハーサルを行い、終了後の囲み取材に応じた。今回島津は、美空ひばりの名曲「川の流れのように」を披露するが、「私のような歌手には荷が重くて…。ずっと緊張の日々を過ごしているんですけど、与えていただいたチャンスですし、ひばりさんに近づけるようにという思いで、一生懸命務めさせていただきたいと思います」と、プレッシャーとの戦いを明かした。さらに、今年から新設される2階ステージで歌唱することになっており、「下が網になっているので、そこが怖かったです…」と、ここにも思わぬプレッシャーが。それでも、今年大地震に見舞われた故郷・熊本への思いも馳せながら、「どんなことがあっても、熊本の人たちは底力があると信じています」と力を込めた島津。「まだまだ復興は始まったばかりですけど、前だけを見て、明日の光を見て、1日も早く元の生活が戻ってくることを心から願って、私もできることがあればぜひ、お役に立たせていただきたいという思いも少し重なったりします」と話していた。今年の紅白のテーマは「夢を歌おう」で、紅組23組・白組23組の計46組が出場。紅組の司会は有村架純、白組の司会は嵐の相葉雅紀で、総合司会は武田真一アナウンサーが務める。昨年は、紅組が優勝し、通算の対戦成績は紅組30勝、白組36勝。
2016年12月29日俳優・阿部寛とアイドルグループ・関ジャニ∞の大倉忠義が26日、都内で行われた映画『疾風ロンド』(11月26日公開)の初日舞台あいさつに、大島優子、ムロツヨシ、濱田龍臣、志尊淳、吉田照幸監督と共に出席した。原作は東野圭吾による同名ベストセラー小説。運動神経皆無の医科学研究所員・栗林和幸(阿部)が、雪山に隠された危険な生物兵器を捜索するサスペンス。『あまちゃん』『サラリーマンNEO』の吉田監督がメガホンをとった。タイトルの“ロンド”にちなみ、「何度も繰り返してしまう”クセ”」を聞かれた出演者陣は大混乱。大倉は「あの、うーん、え~」と悩みながら、「お風呂に入りながらいろいろなことをやるので、シャンプーしながら歯を磨いて、ゴシゴシタオルにボディソープをかけて、とやっていると、何をしてるのかわからなくなってトリートメントを2回くらいやっちゃうことがあります」と日常生活のエピソードを披露するも、すぐに「あ、これ違うな」と撤回した。ムロも「なるなる! しゃべりながら『これ違うな』ってなるよね」と質問の難しさに同意。続いて大島が「首の骨をすごい勢いでならす」と告白するも、客席の微妙な反応に「違うみたいです」と苦笑し、大倉から「正解はないですよ!」とフォローされていた。さらにムロが「子供の頃から、枕とかの端っこの布を指の腹ですっごい触っちゃうの」と語るも、客席は困惑した反応を見せ、ムロは「本当のクセ言ったらこんな感じになっちゃう!」と苦笑した。阿部も「わかります、僕も鼻触っちゃう。緊張したらやたら鼻やヒゲを触ったり」と披露するも、やはり客席の反応が思わしくなかったために「違います?」と不安そうな様子を見せていた。
2016年11月26日アイドルグループ・関ジャニ∞の大倉忠義が17日、都内で行われた阿部寛主演の映画『疾風ロンド』(11月26日公開)の”疾風ロンドンバス”出発式イベントに、阿部、大島優子、ムロツヨシとともに出席した。原作は東野圭吾による同名ベストセラー小説。運動神経皆無の医科学研究所員・栗林和幸(阿部)が、雪山に隠された危険な生物兵器を捜索するサスペンス。『あまちゃん』『サラリーマンNEO』の吉田監督がメガホンをとった。ムロは、撮影中に大倉と酒を飲みに行ったエピソードを披露。互いに酒が好きなため、同じシーンがある前の日はよく飲みに行っていたという。ムロは「スタッフさんも仲良い人がいるので、一緒にお酒を飲んで」と状況を説明し、「スタッフさんも最初『大倉くんがくるなんて』と緊張していたんですけど、3日目になりますと、大倉くんの酒の強さに参ってしまい、大倉くんがくると逃げるようになりました」と明かした。「お酒が強い!」とムロから太鼓判を押され、「最後まで飲みに付き合ったら次の日に影響がある」と言われた大倉は「巻き込んでましたか」と苦笑。しかし、いつも「最後まで付き合っていた」というムロは「幸せな時間でしたよ」と振り返っていた。また、この日はタイトルにちなんで、ロンドンバスを映画ビジュアルでラッピングした”疾風ロンドンバス”をバックに、降雪機で雪が舞い散る中イベントが行われた。チェック柄のスーツを身にまとった大倉に、ムロは「ロンドンだからだ!」と興奮。大倉が「ものっすごい滑ってるじゃないですか。俺の衣装が滑ってるみたいになってるじゃないですか!」と抗議するも、ムロは「すごくいいことじゃない! すごくウケてるよ!」とたたみかけ、大倉は恥ずかしそうに笑顔を見せていた。
2016年11月17日アイドルグループ・関ジャニ∞の大倉忠義と、元AKB48のメンバーで女優の大島優子が3日、映画『疾風ロンド』(11月26日公開)の舞台となった長野県スキー場開きイベントに、劇中衣装で登場した。原作は東野圭吾による同名ベストセラー小説。運動神経皆無の医科学研究所員・栗林和幸(阿部寛)が、雪山に隠された危険な生物兵器を捜索するサスペンス。『あまちゃん』『サラリーマンNEO』の吉田監督がメガホンをとった。野沢温泉スキー場のパトロール隊員を大倉はスノーモービル、スノーボードクロス選手役を演じた大島はスノーボードで登場。同作の主演を務める阿部寛と同じ衣装を着た長野県知事 阿部守一氏も、阿部つながりの“1日阿部寛”としてイベントに出席した。久々の長野に、大倉は撮影中を思い出し「村の方たちと毎晩飲んでいました」と振り返った。「村の地図があって、そこにお食事処が書いてあって、一つずつ回っていったんですが、ほとんど行き尽くしました」と明かし、「プライベートでもまた行きたいです」と野沢温泉愛を見せた。「実は、撮影に入るまでスキーは2回くらいしかしたことがなかった」という大倉。「今回撮影を終えてスキーが好きになって、毎日のように撮影でご協力いただいていた方のスキーショップでグッズを一式揃えました」と、撮影地の人々との深い交流の様子を語った。大島も「お惣菜をいつも送っていただける家族ができました。村のみなさんとご飯を食べたりしたのですが、野沢菜とか鬼殺し(野沢菜のキムチ和え)とかを送ってくださるんです」と、現在も交流が続いていることを明かす。もともとスノーボードが趣味で、この日も毎な滑走を見せた大島は「スノーボードに乗りながら、雪上でスキーのストックをもってチャンバラをしたのが大変だったので思い出に残っています」と印象に残ったシーンを挙げた。
2016年11月03日アイドルグループ・関ジャニ∞の大倉忠義が13日、都内で行われた阿部寛主演の映画『疾風ロンド』(11月26日公開)の完成披露舞台挨拶に、阿部、大島優子、堀内敬子、戸次重幸、濱田龍臣、志尊淳、野間口徹、麻生祐未、柄本明、吉田照幸監督とともに登場した。原作は東野圭吾による同名ベストセラー小説。運動神経皆無の医科学研究所員・栗林和幸(阿部)が、雪山に隠された危険な生物兵器を捜索するサスペンス。『あまちゃん』『サラリーマンNEO』の吉田監督がメガホンをとった。30年ぶりにスキーを行ったという阿部は「優子ちゃんはできるし、大倉くんもすごく滑れるって聞いてたんで、僕だけ『練習させてください』って言ったら、大倉くんがなんかついてきてて……」と暴露。「スキー場に行ったら、大倉くんが下の方でもがいてるのが見えて、親しみを感じました」と、練習の様子を振り返った。スキー場のパトロール隊員を演じた大倉は「趣味になぜかスキーという風に書かれてしまっていて、何かの手違いでですね……」と苦笑しながら「実際は3回目で、スキーの板の持ち方から教えていただいた」と苦労を明かした。大倉は「でも、映画を見ていただくとすごくうまく滑れてる感じで、『すごいな映画って』と、今回すごく思いましたね」と、映画撮影技術の凄さをかみしめていた。また、大倉は「スノーモービルは全部自分で運転させてもらったんですけど、ゴーグルして運転しているので、僕ってわかりづらい」と、実際に運転を行っていることを主張。「僕って思って見てもらいたいですね」とアピールした。スノーボード選手役の大島は「私はちゃんと趣味にスノーボードって書いてるんですよ」と笑いながら、「9歳の時からやってたので本当にすごい嬉しくて」とオファーが来た時の喜びを語る。「趣味にスキーって書いた覚えがない人がスキーのうまい役をやるのもすごいお話だなと思いまして、書いてみるもんだないろいろ、って教わりました」と驚きながら、大倉の滑りについて「すごい大回転を繰り広げられてました」と思い出していた。
2016年10月13日アイドルグループ・関ジャニ∞の大倉忠義が13日、都内で行われた阿部寛主演の映画『疾風ロンド』(11月26日公開)の完成披露プレミアムイベントに、阿部、大島優子、堀内敬子、戸次重幸、濱田龍臣、志尊淳、野間口徹、麻生祐未、柄本明、吉田照幸監督とともに登場した。原作は東野圭吾による同名ベストセラー小説。運動神経皆無の医科学研究所員・栗林和幸(阿部)が、雪山に隠された危険な生物兵器を捜索するサスペンス。『あまちゃん』『サラリーマンNEO』の吉田監督がメガホンをとった。作品の舞台となる雪山にちなんで、レッドカーペットならぬ”ホワイトカーペット”を歩いた出演者たち。野外でのイベントとなったが、大倉は「雪山での撮影は意外と日が照ってて暖かかくて、ウェアも着てますし、この作品で関わった中で、今日が一番寒いですよね」と苦笑した。阿部は、大倉との最初の撮影で、監督から1分間カットがかからずアドリブで対応することになったエピソードを披露した。阿部は初対面の大倉と「なんかやるって雰囲気」になったが、「大倉くんが早々に逃げていちゃったんですよ」と振り返り、何をするか考えた末に「穴に落ちた」ことを明かした。「1分間地獄だった」という阿部だが、実際にそのアドリブシーンが本編に採用されたという。アドリブシーンから逃げてしまった大倉は「たいしてすることがなく、できる役でもなかったですし、ここはちょっとひとまず退散ということで……」と当時の心境を語って弁解。阿部のアドリブについて「こんなに大きな方が穴に落ちてるというだけでニヤニヤしてしまったので、ずっと笑いを我慢してました」と、和やかな撮影の様子を語った。また吉田監督は、雪山での撮影時「歩いていたら、後ろから突然パーカーの大きな人が『どこ行くんですか!』と声をかけてきた」と、大倉との交流を語る。吉田監督は「大倉さんが一人で徘徊していて、『監督!』とか言っていただかないと。誰かに襲われるんじゃないかと思って逃げようとしたたことを覚えています」と振り返ると、大倉は顔を覆って照れていた。
2016年10月13日関ジャニ∞・大倉忠義が6日、都内で行われた映画『疾風ロンド』(11月26日公開)のクランクアップ会見に、阿部寛、大島優子、濱田龍臣、志尊淳、吉田照幸監督とともに登場した。原作は東野圭吾による同名ベストセラー小説。運動神経皆無の医科学研究所員・栗林和幸(阿部)が、雪山に隠された危険な生物兵器を捜索するサスペンス。『あまちゃん』『サラリーマンNEO』の吉田監督がメガホンを取り、2月24日から長野県・野沢温泉スキー場で撮影を開始、4月13日に東映撮影所でクランクアップした。スキー場のパトロール隊員・根津昇平を演じる大倉は、スノーモービル初挑戦となったが「ふだんバイクに乗るので、基本的に難しいことはなかった」と撮影を振り返る。しかし「すぐ『気持ちいい』という顔になっちゃうので、そうならないよう気をつけました」と、苦労のポイントを語った。さらに、大倉は「監督に『ジャニーズの良さを出してくれ』みたいなところもあり、隣にD-BOYS(志尊)がいたので、ジャニーズ対D-BOYSという裏の戦いに負けないように頑張りました」と志尊にライバル心を燃やしていたことを明かした。志尊は苦笑しながら首を横に振り、「20歳を超えてから初めて地方で撮影だったんですけど、野沢温泉の地酒がすごく美味しくて、ムロさんとか大倉さんとか、みなさんに連れて行っていただいて、一緒に飲ませていただいた時間が、楽しかったです」と撮影中の和気あいあいとしたエピソードを披露。また、監督が「大倉さんは振り向いた瞬間がとてもかっこいいんです絵よね。ですから、できるだけ振り向くシーンを多くしました。本人は気づいていないかもしれないですけど」と撮影中の意図を明かすと、大倉は驚いた様子を見せていた。
2016年06月06日数々のベストセラーを生み出す東野圭吾の大人気同名小説を原作に、阿部寛主演で贈る『疾風ロンド』。この度、本作の新たなキャストとして「関ジャニ∞」大倉忠義や、元「AKB48」大島優子、ムロツヨシ、戸次重幸らが出演することが明らかになった。シーズン真っ只中の野沢温泉スキー場。パトロール隊員の根津昇平(大倉忠義)は、救助要請を受け現場に急行していた。すると滑走禁止区域で雪に埋まっている男を発見、救助する。翌日、オリンピックを目指すスノボードクロス選手である瀬利千晶(大島優子) は、滑走禁止区域内で雪につっこむ男と遭遇する。その男は前日根津が救助した同じ男だった。そんな男にスキーをやめるよう根津たちが説得するのだが、なぜか頑なにゲレンデに出ようとする。古臭いウェアに身を包んだこの栗林和幸(阿部寛)という男。その態度に疑念を頂いた2人は、男を強く問い詰める。すると、あるワクチンが盗まれこのスキー場に隠され、それを捜しているというとんでもない秘密を打ち明けるのだった。スキーとスノボ、一流のテクニックを持つ2人、人命救助になるならとこのちょっと怪しげで頼りなくスキー下手の中年研究員に協力し、ワクチンを捜す手助けを決意。ゲレンデへと向かうのだったが…。本作の監督には、「サラリーマンNEO」や連続テレビ小説「あまちゃん」の演出を担当した吉田照幸。監督の卓越したセンス・演出力を十二分に発揮し、息をもつかせぬサスペンスの中に、コミカルなエッセンスを吹き込み、誰しもが楽しめる映画を作り上げた。キャストには、主演の阿部さんのみ発表されていたが、今回新たにスキー場のパトロール隊員の根津昇平役に大倉さん、オリンピックを目指すスノボードクロス選手・瀬利千晶役に大島さんの配役が決定。「関ジャニ∞」の一員としても活躍する一方、『クローバー』で主演を務めるなど、高い演技力に注目が集まる大倉さんは、今回、正義感の強い真っ直ぐな根津を熱演。初めて挑戦するスノーモービルを巧みに操ったり、スキーで颯爽と滑走するなど高い運動センスを発揮。また大島さんは、スノーボードクロスのオリンピック候補になる実力がありながら、競技を続けるか否かで葛藤しているという難しい役柄を好演。『紙の月』で「日本アカデミー賞」優秀助演女優賞を始め、多くの映画賞を受賞するなど、その自然な演技力が高く評価されている彼女だが、その演技力に加え、9歳から始めたというスノボードの腕前も存分に披露し、雪上のアクションに挑んでいる。さらにこの3人に加え、ムロさん、堀内敬子、戸次さん、濱田龍臣、志尊淳、野間口徹、麻生祐未、生瀬勝久、柄本明といった、いま人気の実力派キャストたちが勢揃い。特徴あるそれぞれのキャラクターたちを魅力的に演じ、物語を盛り上げる。<以下キャストコメント>■大倉忠義(根津昇平役)役作りでは、パトロール隊ということも重要ですし、根津という人物がどういう人なのか、ということを考えて気持ちを作っていました。スノーモービルの運転は初めてだったのですが、坂道とかは限界までスピードを出して挑戦しました。■大島優子(瀬利千晶役)実は、9歳からやっていたんです。もはや、この作品のために、私は9歳からスノーボードをやっていたのだと思って、満を持してこの作品に登場させて頂きました(笑)。■阿部寛(栗林和幸役)(初共演の2人について)大倉君は飄々としているというか、本当にかっこいい。それでいてなんか掴みどころのないお芝居をするし、不思議な面白さがあります。彼と一緒の空間でどんな映像を生み出せているのか、凄く楽しみです。大島さんはもうとにかく本当に元気で、野沢温泉の町中に点在する公共温泉全部に入ったんじゃないだろうか!?アクティブですね。これが「AKB48」でセンターを張ってきた人のパワーなんだなと思いました。その元気さで、スノボのシーンもほとんど吹き替え無く素晴らしいお芝居をしてくれたと思います。『疾風ロンド』は11月26日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年04月26日東野圭吾のベストセラー小説を阿部寛主演で映画化する『疾風ロンド』のキャスト陣が発表になった。大倉忠義(関ジャニ∞)がスキー場のパトロール隊員、大島優子がオリンピックを目指すスノボードクロス選手を演じ、重要な任務を背負ったスキーが下手な主人公を手助けする重要な役どころで出演する。その他の写真映画は、大学の研究所施設から何者かによって盗まれた生物兵器“K-55”を捜す重大なミッションを担った主任研究員・栗林和幸が、日本最大級のスキー場というヒントを手がかりに奮闘するサスペンスとコミカルなエッセンスを吹き込んだエンターテイメント作品。大倉と大島が演じるパトロール隊員・根津昇平と、スノーボードクロス選手の瀬利千晶は、主人公・栗林から、「あるワクチンが盗まれ、このスキー場に隠された。それを捜している」という秘密を打ち明けられ、人命救助になるならと、どこか怪しげで頼りない中年の研究員に協力するという。大倉は劇中で野沢温泉スキー場のパトロール隊が実際に着ているウェアを、自身のサイズに合わせて作り直したものを着用し、スノーモービルに初挑戦しており、「スノーモービルの運転は初めてだったのですが、坂道とかは限界までスピードを出して挑戦しました」とコメント。大島の役は、オリンピック候補になる実力がありながら、競技を続けるか否かで葛藤している女性で、スノーボードについて「実は、9歳からやっていたんです。もはや、この作品のために、私は9歳からスノーボードをやっていたのだと思って、満を持してこの作品に登場させて頂きました(笑)」と語っている。阿部についてふたりは「撮影現場での立ち振る舞いだったり、ストイックさだったり、自分も見習わなければいけない部分がたくさんありました」(大倉)、「身長差があるのにキチンと目線を合わせてくださいますし、真剣にその一つの内容にむきあって話して下さいました。もっとお話させていただきたいと思いました」(大島)とコメント。一方の阿部は「大倉君は飄々としているというか、本当にかっこいい。それでいてなんか掴みどころのないお芝居をするし、不思議な面白さがあります。大島さんはもうとにかく本当に元気で、野沢温泉の町中に点在する公共温泉全部に入ったんじゃないだろうか?!アクティブですね。これがAKB48でセンターを張ってきた人のパワーなんだなと思いました」と語っている。本作には阿部、大倉、大島のほか、ムロツヨシ、堀内敬子、戸次重幸、濱田龍臣、志尊淳、野間口徹、麻生祐未、生瀬勝久、柄本明らが出演する。『疾風ロンド』11月26日(土)全国ロードショー
2016年04月26日島津製作所は3月7日、有機合成物や天然物などの複雑な試料中の目的化合物を短時間で自動回収できる「超高速分取精製LCシステムProminence UFPLC」を発表した。同製品は、分取から回収までの操作をすべて自動化し、従来法で8時間以上かかるところを約90分に短縮することを可能としたもの。目的化合物を分取、濃縮、精製、回収する条件は、各工程に即した専用ソフトウェアで簡単に設定でき、作業者の負担を低減することが可能なほか、繰り返しサンプルを注入して回収量を増やす場合、初回の分取で設定したパラメータをそのまま用いてスムーズに次の分取を開始できるため、分取精製のスループットを向上させることが可能だ。また、同社の精製技術トラッピングカラム「Shim-pack C2P-H」により、カラム内で目的化合物を強力に保持することができるため、移動相由来成分の除去を容易に行うことができ、試料を高純度に精製することができるほか、移動相由来成分の除去後にアンモニア水などをカラムへ送液することで、目的化合物をフリーベース(遊離塩基)として回収でき、これにより粉末化が容易になる上、医薬品候補の薬効スクリーニングや薬物動態試験など、新薬の探索研究のクオリティを改善することができるという。さらに精製された目的化合物は、揮発性の高い有機溶媒で回収されるため、蒸発乾固にかかる時間も従来比約1/10以下に短縮しているとする。加えて、分取から回収までの分取精製工程を1台で行えるため、従来製品比で約1/3に設置スペースを低減することが可能なほか、分取精製用途に合わせて、目的化合物を高純度な有機溶媒で回収できる標準システムから複数成分を高純度な粉末として回収できるアドバンスドシステムまで構築でき、従来品に比べ導入コストの低減を図ることもできるという。なお、価格は1200万円(税別、PCおよびソフトウェアを含む)からとなっており、同社では、同製品を販売することで、分取LCシステムを組み合わせた一連の分取、精製、粉末化工程のすべてにソリューションを提供し、顧客の分取精製業務の効率改善に貢献していきたいとしている。
2016年03月07日島津製作所は3月7日、超高速液体クロマトグラフ(UHPLC)分析を可能としながら、既存の液体クロマトグラフ(LC)システムとも互換性を有する一体型LC「Nexera-i MT」を発表した。同製品は、内部容量の異なる2つの分析流路を内蔵することで、1台でHPLCとUHPLCの両方での分析を実現。これにより、従来、ラボ内に設置されていた複数のHPLCやUHPLCで実施していた分析を、分析条件の変更なしに1台に集約することが可能となる。また、新開発の「ACTO(Analytical Condition Transfer and Optimization)機能」により、既存の分析法の濃度グラジェントプログラムを編集することなく、装置間のシステム容量差に合わせて試料の注入開始タイミングを補正することが可能なほか、ラボで使用しているHPLC 分析法をLabSolutions画面に読み込むだけでUHPLC分析法に自動変換することも可能だ。さらに、本体のタッチパネルディスプレイで現在使用している流路(HPLCまたはUHPLC)を含む装置情報や分析の進行状況などをリアルタイムに把握することが可能なほか、従来機種であるi-Seriesのさまざまな特長を受け継いでいるため、高い信頼性と分析業務の効率化を図ることが可能だという。なお価格は770万円(税別、PCや制御用ソフトウェア含まず)からで、同社では今後も、特定の分析ニーズに対応した専用アナライザの開発などを進めていく計画としている。
2016年03月07日島津製作所は3月7日、誘導結合プラズマ質量分析計(ICP-MS)「ICPMS-2030」を発売したと発表した。同製品では、新開発のコリジョンセルと内部機構の最適化によってスペクトル干渉を抑えるとともに、原子イオンの透過効率を向上。日米EU医薬品規制調和国際会議(ICH)「医薬品の元素不純物ガイドライン(Q3D)」の要求を満たすpptレベルの高感度を実現している。また従来、ICP-MSの分析では同重体イオンや酸化物イオンなどを把握して測定対象元素の最適質量数を選択し、さらに検量線試料濃度を決定するなどのプロセスに多くの時間とスキルが必要だったが、「開発アシスタント」機能により、分析対象元素を選択するだけで適切な分析条件を自動設定できるようになった。同じ条件でルーチン分析を行う場合も、「診断アシスタント」機能が自動でスペクトル干渉の有無など分析結果の妥当性を評価する。このほか、FDA 21 CFR Part11対応のLabSolutionsソフトウェアによって信頼性の高い試験結果を管理することが可能。価格は2010万円(税別)。発売から1年間で国内外90台の販売を計画している。
2016年03月07日島津製作所は1月26日、同社のフーリエ変換赤外分光光度計(FTIR)用に、熱によって劣化したプラスチックの定性を行うのに特化したデータを収録した「加熱劣化プラスチックライブラリ」を発売すると発表した。価格は15万円(税別)。同製品は静岡県工業技術研究所の浜松工業技術支援センターで測定・取得したスペクトルをライブラリ化したもので、13種のプラスチックについて、未加熱もしくは加熱温度200度~400度まで平均6条件で測定した111データを収録している。従来のライブラリで加熱履歴を持つ物質を定性する場合、加熱された実サンプルのデータとライブラリに登録された未劣化の物質のデータをユーザー自身が見比べて判断する必要があったが、今回のライブラリの導入によって、加熱履歴を持つプラスチックスペクトルと実サンプルのスペクトルをそのまま照合可能となるため、定性作業やスペクトル比較を効率化することができる。また、異物やポリマー、食品添加物などを含む計約12,000点の標準物質のライブラリと、異物解析専用のプログラムが実装されている同社のFTIR制御用ソフトウェア「LabSolutions IR」に「加熱劣化プラスチックライブラリ」を始めとするさまざまなライブラリを用途に応じて追加していくことで、未知試料の定性に優れたシステムを構築することが可能となる。
2016年01月26日島津製作所は1月7日、傾斜透視撮影とCT撮影をワンパッケージ化したマイクロフォーカスX線検査装置「Xslicer SMX-6000」を発売した。同製品は発生点を非常に小さく絞ったX線をワーク(サンプル)に透過させて透視画像を表示するマイクロフォーカスX線検査装置の新製品で、別置きユニットや複雑な手順を必要とせずにワークの断面画像を得られるCT撮影を標準で行うことができる。高速演算処理を実現する独自アルゴリズムにより、CT撮影開始から最短3分で断面画像の表示ができ、傾斜透視撮影からスムーズに切り替えを行うことが可能となっている。また、校正不要で容易な撮影や優れた操作性など、従来製品で好評だった特長も引き継いでおり、効率的な非破壊検査をサポートするとしている。価格はソフトウェア込みで4650万円(税別)。同社は、「Xslicer SMX-6000」について国内およびアジアのエレクトロニクス業界を中心に拡販・浸透を図るとしており、発売から1年間で国内外で20台の販売を計画している。
2016年01月07日島津製作所は12月24日、法規制対応を強化した分析データシステムLabSolutions DB/CS の最新モデル「LabSolutions DB/CS ver.6.50」を発売すると発表した。価格は150万円(スタンドアロンシステム LabSolutions DB)~。同システムは高速液体クロマトグラフ(HPLC)やガスクロマトグラフ(GC)を用いた分析操作と分析結果などを1つのレポートにまとめることで、一連の分析操作の「見える化」を実現。これにより、試験結果や分析操作の確認が容易になり、確認作業の負担を軽減し、信頼性を確保した。また、「見える化」の対象となった一連の試験結果は自動的に編集不可の状態になるため、試験結果の修正や差し替えなどの改ざんを防ぐことができるほか、「見える化」されたレポートから、それぞれの試験結果データを検索し、確認する機能も有している。さらに、PDFファイルで出力した試験結果レポートの任意の箇所にレポート確認記録を残すことができ、未確認の項目があった場合はエラー通知して確認漏れを防ぐ。同社は、同システムにより試験結果の確認に要する時間を1/2~1/3に短縮することができるとしている。
2015年12月25日島津製作所は11月11日、ボーイング737 MAXと777に搭載される構成品の納入を順次開始することを発表した。ボーイング社に納入する構成品は、737 MAX向け「APU Air Inlet Door Actuator(エーピーユー エア インレット ドア アクチュエータ)」「Ground Spoiler Control Module」と777向け「APU Air Inlet Door Actuator」の3品目。なお、737 MAXは2016年に初飛行、初号機のデリバリーは2017年を予定しており、2015年9月15日の時点で世界58の航空会社から2,869機を受注している。「APU Air Inlet Door Actuator」は電動モータ駆動のアクチュエータで、補助動力装置であるAPU(Auxiliary Power Unit、オグジュアリー パワー ユニット)のガスタービンエンジンの駆動に必要となる新鮮な空気を機体内部へと取り入れるため、ドアを開閉させる役割を担う。島津製作所はこれまで、747、747-8、757、767、787向けの「APU Air Inlet Door Actuator」の製造も担当している。「Ground Spoiler Control Module(グランド スポイラー コントロール モジュール)」は、着陸時に接地した機体の速度を速やかに低減させて着陸距離を縮めるグランド・スポイラーシステムに組み込まれた油圧アクチュエータへの油圧供給を行うバルブ。島津製作所が「Ground Spoiler Control Module」を生産するのは今回が初めてで、グランド・スポイラーシステムに組み込まれる機器や部品をボーイング社向けに供給するのも初となる。島津製作所は1955年に航空機器事業を再開して以来、米国の航空機関連企業との技術ライセンスを交えながら航空機搭載機器を開発・生産している。民間航空機向けの分野では737用品目の生産を1976年から開始し、その後もボーイング社の航空機向けにギアボックスや空気系統チェックバルブ、電気機械式アクチュエータを始め、ドア、脚、翼用関連機器などの品目を受注している。また2013年からは、737、747、767の飛行制御システムの構成品である水平尾翼昇降舵フィールアクチュエータ(Feel Actuator)の製造を担当している。
2015年11月13日島津製作所は11月12日、シングル四重極型ガスクロマトグラフ質量分析計(GCMS)のハイエンドモデル「GCMS-QP2020」を発売したと発表した。同製品は、排気効率を高めた差動排気型の新型ターボ分子ポンプを採用した真空排気系により、さまざまな分析条件で最高クラスの感度を提供することが可能。また、ヘリウムガスに加えて水素や窒素キャリアガスでも運用でき、オペレーションコストの低減も可能なほか、搭載される「GCMS Insightソフトウェアパッケージ」が、400成分以上の化学物質の高感度一斉分析と、得られたデータに対する解析の効率化を実現。これにより、従来は感度を維持するために3回に分けていた分析を1回で済ませることが可能となり、分析効率を向上させることが可能になるという。さらにデータ解析ソフトウエア「LabSolutions Insight」を活用することで、得られたデータの解析効率を最大10倍向上させることが可能。これらにより、多成分分析を効率化することができるようになるとしている。なお、同製品の価格は1390万円(税別。本体、PCワークステーション込み)からとなっている。
2015年11月12日