仕事で土日祝に急な用事が入った時やパパもママも外出する予定になった時、幼稚園に子供を預けることができれば便利です。万が一の用事に備え土日に幼稚園子供を幼稚園に預けることができない場合の対処法も知っておきたいものです。この記事では、土日祝に子供を預ける方法や預けられない場合の対処法について解説していきます。共働きの家庭で土日祝日は家を空けてしまう方、急な用事が入って土日祝日に子供を預けたい時はどうすれば良いでしょうか?土日祝日に子供を預ける方法と預けられない場合の対処法を解説していきます。目次 1 土日や祝日に子供を幼稚園に預けることはできる?2 日曜や祝日の幼稚園の利用に関して2.1 各自治体や幼稚園の方針によって異なる2.2 料金が別途発生する場合も2.3 前もって連絡が必要3 土日に幼稚園に預けられない場合は?3.1 両親や親戚を頼る3.2 ベビーシッターを利用する3.3 ファミリーサポートを利用する4 土日の幼稚園まとめ土日や祝日に子供を幼稚園に預けることはできる?幼稚園の休園日は、それぞれ幼稚園の規定により異なります。土曜保育はあって、そのかわり日曜日と祝日は基本的にお休みだというところがほとんどです。サービス業で土日祝日は出勤という家庭の場合、土曜保育が可能な幼稚園を選ぶと良いでしょう。保育園に申し込みをする際に、前もって土曜保育を希望しておけば、土曜日でも子供を預かってもらえます。土曜保育がある幼稚園の場合は、急に土曜日に予定が入っても特別料金なく預けることができるので便利です。日曜や祝日の幼稚園の利用に関して日曜日や祝日はほとんどの幼稚園が休園となるので、他に対策が必要です。認可外保育園では一時預かりを行っているところもあり、日曜日でも預かりを受け付けている場合もあります。ただし、持ち回りの場合が多く、いつでも対応しているわけではありません。自治体のホームページなどで、日曜日や祝日も保育を行っている園があるかどうか確認しておきましょう。●各自治体や幼稚園の方針によって異なる日曜日や祝日も保育をする園があるかどうかは、各自治体や幼稚園の方針によって異なります。自治体よって利用条件や対象年齢、開設日時なども変わり、事前に利用申込書を提出するケースもあります。緊急な用事ができてすぐに預けたいときは事前申請ができませんので、休日保育を実施している保育園を探すことをおすすめします。●料金が別途発生する場合も土曜保育は別料金がかからない場合が多いですが、一方で日曜日や休日は別料金が発生することがあります。休日の一時預かりの料金は、通常の保育料とは別に、1日10時間の利用で3,000円くらいが相場です。子供の年齡や時間によって料金は変わるので、詳しい預かり料金は自治体に確認しましょう。●前もって連絡が必要手続きなしで土日の一時預かりをお願いできるか、子供が通園している保育園に前もって相談しておきましょう。また、事前に自治体に相談して、土日祝に利用できる保育園を探しておくのも推奨です。土日に幼稚園に預けられない場合は?保育園の土日の一時預かりに「空きがない」と言われたら、その他の選択肢を考えなければなりません。●両親や親戚を頼る自宅近くに祖父母や親戚が住んでいれば、預かってもらうと良いでしょう。子供もおじいちゃんとおばあちゃんと一緒ならば安心しますし、ご両親も安心して任せられます。急な用事が入った時だけでなく、体調不良などにも両親や親戚を頼りましょう。●ベビーシッターを利用するベビーシッターは、事前に登録しておけば必要な時にすぐに利用できるのがメリットです。土日に保育園が利用できず、臨時で利用することを見越して登録しておくと便利です。入会費や年会費が無料なベビーシッター派遣会社もあるので、お近くの業者をチェックしましょう。ベビーシッターには保育士・幼稚園教諭がいるので、安心して任せることができます。●ファミリーサポートを利用する自治体が運営するファミリーサポートも急な預かりをお願いしたい時に便利です。ファミリーサポートに登録すると、ママとサポーターさんが顔あわせをする機会があります。いつも同じサポーターさんに任せることができるのでママも子供も安心です。サポーターさんとは、預かり日時や時間などの条件のすりあわせを行ってください。土日の幼稚園まとめ土曜保育を行っている幼稚園は多いですが、日曜日と祝日は対応してないことほとんどなのが現状です。日曜日と祝日緊急の用事が入った時はベビーシッター、ファミリーサポートといった制度を利用すると良いでしょう。各種サービスに前もって登録しておけば、いざという時にすぐに利用できるのでおすすめです。●ライター/高須 亮
2019年08月22日最近は、子供を幼稚園に通わせない選択をするご両親が増えているのをご存知ですか?子供をあえて幼稚園に通わせない理由は、家庭によって様々ありますが、経済的な理由で諦めたり、独自の保育をさせるために幼稚園に通わないと決める親も増えてきているようです。実際に、幼稚園に通わせないことにどんなメリットとデメリットがあるのでしょうか?この記事では、子供を幼稚園に通わせないことによるメリットやデメリット、通わせない場合に家でしておくべきことを解説していきます。近年、あえて子供を幼稚園へ通わせない選択肢を選ぶご両親が増えています。幼稚園へ通わないメリット・デメリット、家でやっておくべきことも併せてご紹介します。目次 1 子どもが幼稚園に通わないことによるメリットやデメリットはある?1.1 幼稚園に通わないメリット1.2 幼稚園に通わないデメリット2 子どもを幼稚園に通わせない場合に家でしておくべきこと2.1 一時保育・幼稚園を利用する2.2 好きな習い事をさせる3 まとめ子どもが幼稚園に通わないことによるメリットやデメリットはある?「幼稚園」は文部科学省の管轄で、幼稚園教諭の資格を持って働いている先生が在籍する小学校入学前の教育施設です。資格を持った先生が在籍している施設ではあるものの、義務ではないため幼稚園に通わせない選択をする親も一定数いるのも事実です。義務教育ではない幼稚園へあえて子どもを通わせないとどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?●幼稚園に通わないメリット通常、子供が成長したら幼稚園または保育園へ入れる家庭がほとんどですが、通うことは義務ではありません。義務教育は小学校からなので、小学校に上がるまでの幼稚園や保育園は親の判断に委ねられ、親が保育園や幼稚園には預けずに、自宅で教育・保育をしたい場合はそういった選択肢もあるのです。実際に、幼稚園や保育園へ行かずに小学校に入学する子供が増えています。幼稚園に通うのが一般的である中で、通わせない事によるメリットも存在します。●費用がかからない幼稚園へ行かなければ、もちろん費用がかからないのは大きなメリットです。教育料や保育料が必要ないのでお金がかかず、家計が厳しい家庭はやむを得ずに諦めることもあります。●親の愛情をより注げる家にいる時間が多いことで、親が理想とする教育方針で育てることができるのもメリットです。愛情をたっぷりかけて一緒に色々な所へお出かけもできるので思い出にもなります。●感染症にかかりにくい幼稚園は集団生活なのでインフルエンザや胃腸炎のリスクがありますが、通わせずに人の多い場所を避けることで感染症にかかりにくくなります。●幼稚園に通わないデメリットメリットがある一方で、幼稚園へ通わないデメリットももちろん存在します。デメリットには以下の項目が挙げられます。●集団行動・協調性を学べないずっと自宅にいるので集団生活が経験できず、友達ができにくい性格になってしまう可能性があります。自立心や協調性が育ちにくく、小学校で孤立してしまうことも考えられ、外の世界を怖がったり、視野が狭くなる可能性があることもデメリットと言えます。●変わり者と思われる幼稚園へ通うことが一般的な時代ですので、幼稚園へ行かせないと周囲の人が聞いたら変わり者扱いされることもあるかもしれません。子どもだけではなく親に関しても、小学校へ上がったときにママ友がいなくて困ったときに誰にも聞けず、周囲と溶け込めなくなる可能性があります。●馴染めず、友達ができにくい場合がある人と行動することに慣れていないため、友達ができずに適応性に欠けるのがデメリットです。協調性も学べず、わがままで自己中心的な性格になることもあります。子どもを幼稚園に通わせない場合に家でしておくべきこと何らかの理由で子供を幼稚園へ通わないと決めたら、家でどんなことに気をつければ良いでしょうか?なるべく集団行動に慣れさせたり、親離れさせるための対策をとっておくことが大切です。●一時保育・幼稚園を利用する幼稚園へ通わず、家庭で子育てを行っている場合も、急な用事で家庭で子どもを見ることが困難になるときがあります。保護者が子どもを見ることが一時的に困難になった時には、「一時保育」を利用すると便利です。極度なストレスや育児疲れにより、子どもを見ることが難しい家庭の状況に対応するため、自治体が主体となり行っています。一時的に預ける制度ではありますが、一定の人数の中で時間を過ごすことになりますので、集団行動や協調性を磨くいい機会になるでしょう。●好きな習い事をさせる幼稚園へ行かない選択肢をしても、子供が好きな習い事をさせると協調性が高まり、集団行動にも慣れていきます。興味を持っていることや得意なことから実際に体験させてみると良いでしょう。運動神経やバランス感覚が養われるスイミングスクールは、宿題や自宅での練習がなく長く続けやすいのがポイントです。音楽に合わせて体を動かしたりリズムをとるリトミックは、3歳ころからから始めるコースが一般液です。また、小さなうちから英語スクールに通うと、正しい発音が自然とできるようになったりコミュニケーション能力を養うことができます。まとめ幼稚園へ行かない選択肢は、メリットよりもデメリットが多いのが気になるところですが、育て方によっては問題なく小学生を迎えることが可能です。経済的な理由で諦めているご家庭であれば、「1年保育」や「2年保育」を検討すると、費用をある程度抑えることができ、デメリットを解消することができますので、一度、検討してみてはいかがでしょうか?●ライター/高須 亮
2019年08月20日今春から3歳の娘は保育園から幼稚園(年少組)に通い出しました。3歳からは、幼稚園という選択肢が増えるため、2歳児クラスの春から保育園で継続するか、幼稚園へ転園するかを検討できます。最近は保育園から幼稚園への転園を決めたという方も増えているようですね。ここでは、わが家の娘が保育園から幼稚園に転園した理由と、幼稚園に通うことのメリットと保育園にはなかった驚きの方針をお伝えします。■ 保育園から幼稚園に転園した理由娘が1歳〜2歳の時は私が正社員だったので、認可保育園に通っていました。そして3歳からは、幼稚園という選択肢が増えます。(2歳から通える幼稚園もありますが)我が家も2歳児クラスの春から保育園を継続するか、幼稚園へ転園するかを検討しはじめました。保育園と幼稚園の違いまずはそれぞれの違いについて。保育園は「保育を必要とする子どもの保育を行い、その健全な心身の発達を図ることを目的とする児童福祉施設」*幼稚園は「義務教育及びその後の教育の基礎を培うもの」*我が家が保育園を転園した理由では、我が家が保育園の転園を考えた理由です。①教育カリキュラムの差最近の保育園では、英会話や体操などの教育カリキュラムを組んでいるところも多く、幼稚園教育と変わらない園もあるそうですね。当時通っていた保育園でも英会話が始まり、多少教育にも力を入れて始めているようでしたが、もう少し教育的な事をやってほしいなと感じていました。また通っていた園は昨今の保育園問題で園庭が狭く、公園も遠い立地のため散歩は午前中だけだったり、外遊び、砂遊びが少ないことも懸念でした。2歳児まではまだ良いけれど、これから大きくなっていくと体力を持て余してしまいそうな予感。②保育園が家から遠かった実は我が家、ある認可保育園の真横に住んでいます。妊娠中はその園に入れるものだと思っていました。ですが、ご存知の通り認可保育園は希望したからといって希望の園に入れるわけではなく、ポイントの順で決まります。結果、娘が通うことになったのは少し家から離れた新規設立の保育園でした。通える範囲内の距離ではあったものの、やはり雨や雪の日の送迎は辛かったです。③安定しない保育士問題最近の社会問題でもある保育士不足や保育士の退職問題。娘の保育園は新設園ということもあり、そのことを目の当たりにしました。そして、2年通いながら安定した保育を求めるようになり、通っていた保育園よりも家から近くて広い園庭のある幼稚園も視野に入れ始めました。(家の隣の保育園も含めて他の認可保育園への転園は申請していましたが、なかなか叶わず半ば諦めモード)そして同じ頃、私自身もフリーランスに転向することを決めました。フリーランスのフレキシブルな働き方になれば、幼稚園に通わせて教育を受けさせることができるのではないか、と考えるようにもなりました。■ 迷ったらまず幼稚園説明会へ行ってみよう幼稚園の説明会には4園ほど行きました。どこの幼稚園も延長保育が充実していて保育園並みに預けられることが分かり、働きながら通うこともできそう!と確信。また各園ごとに教育や保育方針は様々でした。何園か比べてみることをオススメします。その中で選んだ園の決め手は、「広い園庭を生かして体を動かす」、「工作をたくさんする」、「菜園で野菜を作る」、「劇なども自分たちで考えて行う」など。のびのびした環境で生活ができそう!通っている姿が想像できました。そして晴れて保育園から幼稚園へ転園を決めたのでした。保育園で仲の良いお友達も同じ幼稚園に転園するのことが最後の決め手になりました。日々ワーママ同士、常に支え合っております。■ 幼稚園のメリットと保育園にはない驚きのシステムそんな経緯で、今春から幼稚園に通い始めたワケですが、実際通い始めて分かったメリットと保育園にはない驚きの方針をご紹介します。(あくまで私の感想です)幼稚園に通い始めて分かったメリット礼儀や身だしなみが身に付く1クラス20人超の集団生活が身に付き、自立を促してくれる子供達が幼稚園って楽しいと思うような雰囲気作りをしてくれている(例:おたまじゃくし、蝶のサナギが園庭で観察できるなど)保育カリキュラムが計画的に組まれていて安心歴史が長い幼稚園なので、行事全てが安定している参観など普段の生活を見に行ける機会が多い質問に対する返答や対応が早い課外活動があり、幼稚園で習い事ができる習い事が平日にできるようになったので土日が空いた集まりが多いので、お母さん同士が仲良くなりやすい制服なので朝の用意が楽制服姿にキュンとする(笑)お弁当は大変だけど、完食してくれた時の喜びったらもう!保育園にはなかった幼稚園の方針にびっくり!お手紙が多い!(これには本当にびっくり)提出するお手紙も多い!(2日後に提出してください。など何かと焦る)行事が多い!(逆を返せば様子を見られて嬉しいのですが)行事が多いので、仕事のスケジュールと常ににらめっっこ休日が多い!(振替休日、創立記念日、入園面接日もお休み)長期休みがある(その間は民間の学童保育を利用することにしました)PTA活動がある(仕事をしているので軽めの役にしてもらえています)延長保育を利用しているので、他のお母さんたちと顔を合わせる日が少ない(でもたまに会うと気さくに声を掛けてくれる)持ち物が多いので手紙を確認しないとうっかり忘れる日も週2回の給食が仕出し弁当なのが少し残念(温かいものが食べられない)保育園よりも保育料が上がったこれらのことから、お弁当の日を把握するためや、プールカードを書き忘れないために、今まで何も貼っていなかった冷蔵庫扉には色々なものが貼られるようになりました(笑)。さらばシンプルライフ!(笑)■ まとめ保育園でも幼稚園並みに教育カリキュラムを組まれていたり、こども園が増加しているので、この限りでは無いとは思いますが、少なくとも娘が通っていた保育園ではこのようなメリットは受けられなかっただろうと思います。IYO / PIXTA(ピクスタ)金銭的なところでいうと、やはり「幼稚園+延長保育+民間学童」を利用すると保育園時代よりも金額はかなり上がりました。10月からの幼児教育無償化で少し負担は楽になる予定です(希望)。この金銭的な負担は子供への投資だと捉え、もっと仕事を頑張ろう!と夫婦で励みにもなっています。幼稚園へ通い始めて4か月経ち、転園してよかったことの方が多いと感じています。娘も幼稚園が大好きで、家でもよく先生の真似をしてピアノを弾いたり、「さあ○○遊びをしますよー」とごっこ遊びをしています。心配していた延長保育や学童にも楽しく通っていて、むしろ「14時に迎えに来ないで。」と言われるほど。延長保育は小規模保育園のようなアットホームさで娘ものびのび遊んでいるようです。この働きながらの幼稚園生活は私がフリーランスだからできるのかと思いきや、一緒に保育園から転園した友人はフルタイムのワーママです。仕事で出られなかった説明会があれば、情報共有し合ったりしています。お迎えに少し間に合わない!という時は一緒に待ってもらったりすることも。同じ保育園だったワーママで幼稚園を検討したけれども、やっぱり行事の多さや長期休み問題、金銭負担問題で保育園を選んだ人が多いのも事実。家族の協力があるかないか、生活スタイルに合うかを想像しながら考えてみてもいいでしょう。保育園か幼稚園かを迷われているなら、ぜひ参考にしてみてくださいね。*参考厚生労働省文部科学省
2019年07月29日2歳になったばかりの子どもや、学年が2歳になる子どものいるママたちのこの時期の話題はきっと、「プレ幼稚園は入る?入らない?」「どの幼稚園が良いの?」ということですよね。筆者の上の娘は今年3歳。昨年の今ごろがちょうどそうでした。その時感じたのは「集団生活の準備は意外と早くから進めるべき」ということ。そこで、筆者の体験を元にポイントを伝授したいと思います。まずは近所の幼稚園を調べよう!最初に大切なのは、自分の住んでいる地域にどんな幼稚園があるのかとその場所を把握することです。幼稚園を調べる時に抑えておきたい項目は・幼稚園?こども園?・給食はある?週何日お弁当?・バス通園は可能?自宅近くにバスが来るルートがある?・制服はある?体操着はある?・プレ幼稚園を行っている?プレ幼稚園に通えると集団生活の練習ができるし、その幼稚園に慣れることができるのでとてもオススメです。在園児や卒園児ママから話を聞こう!近所の幼稚園の場所や特徴が把握できると、だいたい希望の園が見えてくると思います。2.3カ所くらいに絞られてくると、次に気になるのは実際の雰囲気です。筆者は、児童館や近所で行っている子どもサークルのようなイベントなどに積極的に参加をして、同じくらいの子どもがいるママや、少し年上の子どもがいるママに聞いてみるのが一番参考になりました。とはいっても、人見知りで自分から話かけられない方も多いと思います。筆者もそうです。それでも、何回か顔を合わせて挨拶をするくらいの仲になってくると、自然と幼稚園どうするの?という話になります。そこで幼稚園を決める時に聞いておきたい情報はきちんと聞いておきましょう。一度に長く話せないときは、数回に分けて聞いてみるといいですよ。プレ幼稚園選びを重要視する理由は?プレ幼稚園はその幼稚園を決める前段階だから、「ちらっと体験」くらいの気持ちで決めてしまいがち。でもそれは危険なんです。なぜかというと、多くのプレ幼稚園は週1かそれ以上通うことが多く、期間も半年から1年です。そうなると、子どももその園に慣れてだんだんこの幼稚園に来年から通うんだ!という気持ちが芽生えて自然に仲の良いお友達ができてきます。ママ同士も挨拶だけをする仲から、だんだん幼稚園のこと、行事のこと、近所の話題など世間話をするようになり、そこから仲の良いママができるでしょう。子どももママも仲の良いお友達ができると、他の園に移りにくくなることが多く、自然とプレ幼稚園に通ったところに入園することが多いようです。またプレ幼稚園に通っていると、入園願書の時も優先的に入園枠に入れるというところが多いのです。プレ幼稚園募集までに、実際に雰囲気を確かめましょうプレ幼稚園を決める前に、園庭開放に行ってみたり、未就園児が参加できる行事などに参加して、実際に幼稚園の雰囲気を確認するのがオススメです。筆者も引っ越したばかりで知り合いのママがいなかったので、未就園児参加の運動会や見学などに参加をして、実際の幼稚園の雰囲気や先生の対応などで決めました。行事などに参加すると、同じ未就園児のママ、つまり未来の幼稚園ママはどんな方がいるのかを確認できます。幼稚園はママ同士も密な付き合いがあるので、気が合いそうな方がいるかどうかはかなり重要です。同じ幼稚園が良いなと思うママ同士なので、まったく気が合わないということは少ないと思いますが、年齢や服装、雰囲気などを知っておくと安心ですよ。プレ幼稚園の募集はだいたい1月から2月ころが多いと思いますので、参考にしてくださいね。<文・写真:フリーランスライターyuikitiiii>
2018年12月24日こんにちは!イラストライターのかままです!今回は娘の幼稚園を選んだ基準について、お話しさせていただきます!2人目出産と重なり、上の子のプレに通えない!長女が2歳になり、来年幼稚園入園を控えた冬、ママ友たちの間で、「どこの幼稚園のプレに入れるか」という話題が出始めました。私は地方の田舎育ちで、「幼稚園は家から一番近いところへ行くもの」という環境で育ったため、複数の幼稚園のプレへ通い、子どもにあった幼稚園を選ぶ という発想にまずビックリ!!私の周りのママ友は第一子の入園を控えたママが多く、みんな幼稚園選びに熱心で、3つの園のプレに通うと言うママもいました。「私も頑張らなければ!」そう思ったは良いものの、実はそのとき第二子妊娠中!プレが開始される4月には実家へ帰省して里帰り出産する予定でいました。仕方がないので出産後から幼稚園選びを開始することになったのです。実際に幼稚園に見学に行ってみた!第二子出産後、自宅に戻ってきてから、近場の幼稚園をピックアップ。資料を請求し、複数の園の中から3つの園を候補に選びました。お勉強に重きを置いているA園 運動に重きを置いているB園 特に何かに特化しているわけではないC園この3つの幼稚園に実際に見学へ行ってみたところ…A園とB園のハイレベルな園児たちの様子にただただ圧倒 されてしまったのです!!「え…?ウチの子、この中でやっていけるの??無理じゃない?」そう思ったものの、周りのママ友の子どもたちは4月からプレに通っているので、着々と入園に向けて園に馴染んでいる様子。私も「早く娘に合った幼稚園を探さねば」と日々悶々と悩みました。そして、必死になって情報収集に励んだ結果、逆にたくさん情報が集まりすぎて、一体何を重視すればいいのか分からない 状態に…。幼稚園選びに行き詰まった私に、夫がくれたアドバイス完全に行き詰まってしまった私は、どの園が一番娘の性格や身体能力に合致するか、夫に意見を求めました。すると夫からこんな質問が…。私はそれぞれの先生たちの印象をザックリと夫に伝えました。すると夫は悩むことなく「じゃ、C園で!」と即決したのです。私はいわゆる《お勉強園》や《運動系幼稚園》など、何かに特化した幼稚園に特別感を抱いていたため、夫の出した答えに思わず慌てました。「え?普通の幼稚園でいいの?せっかくだから特色のある園に入れた方が…」すると夫は一言、その一言を聞いて、目の前の霧がスーッと晴れていくような、「なるほど」と心が着地するような気持ちになり、今までの細々とした情報は、私たちにとって重要な決め手ではなかったことに気付かされました。「そうだ。特別なカリキュラムや園の設備に目が行きがちだったけど、そんなことよりも、娘がプレッシャーを感じずに、毎日笑って通える園 に行かせてあげたい!」そう思えるようになった途端、娘の幼稚園選びはとてもスムーズに進むようになりました。結局C園に入園し、あと半年経たないうちに娘はこの幼稚園を卒園する予定です。この時大切なことに気付けたおかげで、娘は2年半幼稚園を嫌がることなく、毎日楽しく通い続けることができました!保育園、幼稚園選びを経験して感じたこと幼稚園選びをした時、私はついついカリキュラムなどの目に付きやすい情報に振り回されてしまったのですが、そもそも私たち夫婦は、子どもの才能を開花させるために幼稚園に娘を入れたかった訳ではありません。初めての集団生活の場を幼稚園に求めていただけなのに、目的を見失っていました。「活発な子なので、運動に力を入れる幼稚園に入れたい」というのも立派な幼稚園選びの基準だと思います。ただ娘の場合、まだまだ心身ともに発達の途中で、どういう環境が合っているのか明確に分からない状況でした。そんな中で、娘の能力に合った幼稚園を探すことの方が無理があったと分かったのです。そして、夫に幼稚園選びについて相談した時、最後にこんなことを言われました。目から鱗とは正にことことでした。とりあえず初めての集団生活が軌道に乗った上で、娘の伸び代を見つけてサポートしよう! と提案してくれた夫。目の前の情報に振り回されることなく自分の意見をはっきりと示し、先のこともちゃんと考えてくれたことに、とても感謝したのを覚えています。娘の幼稚園選びを通じて、夫のことも見直す良い機会になりました♡●ライター/かまま
2018年12月13日こんにちは、はしゆです。2歳8カ月の娘と3カ月の息子の育児に奮闘しています。娘は来年幼稚園入園!ということで、先日プレ幼稚園(満3歳児~入れるクラス)の見学に行ってきました。今回は我が家の幼稚園選び について書いていきたいと思います。●重視するポイントは?「近頃の幼稚園はプレから入れないと、希望する園に入れないことも多いよ~」昨年、園活をしていた知り合いから聞いた言葉です。「え、幼稚園って皆な好きなところに入れるんじゃないの!?」と焦った私はすぐさま地域の園の情報や口コミを調べ始めました。調べてみると思った以上にたくさんの幼稚園が存在し、それぞれ特性が全く違う ことが分かりました。教育方針、大規模園・小規模園、保育料、制服、通園手段等。幼稚園を選ぶにあたり色々なポイントがあり、どう選べばいいのだろうかと、頭を悩ませることとなりました。しばらくぐるぐると考えた結果、第一条件として挙がったのが「自宅から近い」ということ。急病等、何かあった時に自宅から近い方が安心できると考えた為でした。後は雰囲気を見てからかな!ということで、旦那さんに午前休を取ってもらい、いざ見学へ!●初めての幼稚園見学そこは一度親子教室で訪れたことのある近くの幼稚園で、先生たちの人柄は良いなぁと思っていた園でした。特徴としては、大規模園であるということ。そこが私の不安点で、「娘はたくさんの同級生の中でやっていけるのだろうか、園児が多くて先生の目が行き届いていないのではないか…」と感じていました。しかし、見学してみると「見てみないと分からないな~」と思うことが結構ありました。・確かに園児はたくさんいるが、小~中規模人数にクラス分けされていること。・ひとつのクラスを何人かの先生でみていること・園の教育方針に共感できる(自分の意見をしっかり言える子にしたい、子どもの可能性を限定したくない等)・何かあった時、違うクラスの先生全員にも園児の情報が共有されているということ・園内(施設内や運動場)が広く、走るが好きなうちの子も気に入りそう!実際に通わせてみないと分からないこともありますが、園長先生や主任の先生のお話を聞いていると、子どもたちへの愛情や責任感を感じ、自分想像していた大規模園の印象とは全く違っていました。●どこで決めた?~我が家の場合~色々な幼稚園を見学した結果、旦那さんも私も一番最初に見学した幼稚園を気に入ってしまい、とりあえず週1のプレからお世話になろうと思っています。我が家が幼稚園を選んだ決め手 は「自宅から近いこと」「先生方の人柄が良いこと」「実際見学しての雰囲気が良かったこと」。娘にとっても私たち親にとっても新しい世界。不安もありますが、何だかとってもワクワクしています。(旦那さんは楽しそうな幼稚園の様子を見て、何かきゅんきゅんした~~!←?俺が通いたい~~!と言っていました。笑)娘も楽しく通ってくれたら嬉しいな。そして、あわよくばイヤイヤ期と赤ちゃん返り落ち着いてくれ~~~!!なんて、ちょっぴり、いや結構期待しています(笑)今回プレ幼稚園入園にあたり、私自身が娘に「どういう風に育ってほしいのか」という部分を改めて考えることができました。また、夫婦間でもお互いの考えを話たり、共有したりする良い機会に なったと思います。●ライター/はしゆ(イラストライター)
2018年07月19日子どもが育ってくると、考えるのが幼稚園のこと。近年ははじめから幼稚園に通わせるのではなく、入園のある程度前から幼稚園に子どもを通わせる「プレ保育」という制度を採用している幼稚園があります。プレ保育にはどういった目的で通わせるのか、どういった時期に始まるのか、子どもは何をするのか、参加時の準備などについてご紹介します。幼稚園のプレ保育とは「プレ保育」とは未就園の親子を対象にその幼稚園を知ってもらう、園の環境に慣れてもらう、日中の子育ての支援を行うことなどを目的に、一部の幼稚園が自主的に実施している制度です。プレ保育では何をする?プレ保育では実際に入園中の子どもたちが行なっているリトミックやダンス、リズム体操などを体験します。また、英会話や季節ごとの行事などを友達と一緒に体験します。それぞれの時間割や体験内容などは園や場所によって様々で、子どもだけで参加することもあれば、親子一緒に参加する行事もあります。さらに一歩進んだプレ保育だと、ネイティブスピーカーによる英会話の時間やスイミングの体験などがある幼稚園も。参加するメリットとデメリットプレ保育に参加することのメリットとしては、子どもが入園前に園の生活を体験できるため、本入園後の生活をイメージしやすくすることが挙げられます。また、友達を作って集団生活を送ることにより、協調性や社会性が早めに生まれることもメリットです。プレ保育に参加することにより本入園を優遇される場合もあるようです。一方でデメリットもあります。まずは、プレ保育で幼稚園に通園させる場合もお金がかかること。また、子どもは通常の年齢より早めに幼稚園に通うことになるので、環境に慣れることができずストレスになる場合もあります。どのくらいの人が利用している?では、実際にどのくらいの人がプレ保育を利用しているのでしょうか。ベネッセが実施した2〜4歳のお子さまをお持ちの保護者100名を対象としたアンケートによると、29.6%がプレ保育を利用し、25%が利用する予定があると回答しています。合わせると50%を超えており、プレ保育がよく利用されているのがわかりますね。始まる時期は?幼稚園には2年保育と3年保育があります。プレ保育が始まる時期は本入園となる年齢の1年前から始まります。応募受付については年末年始周辺に始まることが多いので、プレ保育に申し込みたい場合は、余裕を持ってリサーチを行い、希望の園に申し込むことが大事です。入学時期は4月になりますが、追加入園を受け付けている場合もあるので、もし時期を逃してしまったとしても情報をチェックしましょう。また、参加できる期間は正式入園前の1年間となります。プレ参加中にママ友を作ったほうがいい?プレ保育で初めてづくしなのは子どもだけではありません。子どものお父さんお母さんも、子どもを預ける経験や行事への参加などの「初めて」をいろいろ経験します。その中でもパパ友・ママ友付き合いは重要です。プレ保育時代にグループが出来上がっている場合があるので、お付き合いは大事にしておいたほうが良いでしょう。 プレ保育の参加方法幼稚園のプレ保育にはどうやって参加したら良いのでしょうか。費用や持ち物、説明会での服装、参加前の面接など気になることを見ていきましょう。費用プレ保育の費用は私立・公立、園の方針などによって違い、金額も大きく異なります。自治体によっては補助金があったり、兄弟が先に入園している場合の減額制度などがある園もありますので、事前に確認をすると良いでしょう。実際の費用ですが、まずプレ保育に参加するために「入園・入室料」が1〜3万円がかかる場合が多いです。逆に無料の園もあれば、5万円ほど必要な場合もあります。次に月謝にあたる「保育料」ですが、こちらも無料から2万円ほどまでと開きがあります。そしてそれ以外にかかる「実費」で、昼食代として500円〜2,000円、交通費で2,000~5,000円、そして保険料2,000円前後が目安になります。事前にある程度確認して月々の費用をあらかじめ計算しておくとよいでしょう。持ち物準備する持ち物は、園によってまちまちです。説明会に参加する前に資料などで確認しましょう。園によっては指定品を購入しなければいけない場合もありますが、それは入園後となります。まず、入園前に必要な最低限のものは、装飾がなく動きやすい上履きです。また、親御さんは携帯用のスリッパを準備しておくと良いでしょう。プレ保育への参加が決まった際に説明会や資料で必要な持ち物が知らされますので、メモを取ったりして確認しましょう。説明会の服装プレ保育の説明会は、子どもだけではなく、パパ友ママ友となるかもしれない人たちとの初めての出会いの場となります。ファーストインプレッションは大事なので、スーツなどフォーマルにしすぎることなく、かといってデニムにスニーカーなどのカジュアル過ぎる服装も避けて、きちんとした服装で参加することを心がけましょう。面接最近ではプレ保育への参加前に面接を行う場合も増えています。緊張するかもしれませんが、幼稚園としても園の雰囲気や行なっていることをアピールする場ですので、リラックスして面接を受けましょう。入園を前提として参加しているので、自己紹介をしっかりするのが重要です。掛け持ちもOK?プレ保育に参加する場合、基本的には入園を前提として参加していると思いますが、プレ保育が行われている曜日などは園によってまちまちのため、掛け持ちされるかたもいます。しかし、園によっては掛け持ちを禁止している場合もあります。もし掛け持ちでプレ保育に参加したいときは、幼稚園のルールを確認して、判断に迷った場合は園に相談しましょう。 参加中の服装や持ち物は?次に、実際にプレ保育に参加するようになってからの子どもの服装や持ち物についてご紹介します。園によっては指定のものを購入しなければならないこともあるので、説明会や資料できちんと確認しましょう。服装資料などで園から説明されますが、子どもが動きやすくて汚れても良い服装がおすすめです。ボタン付きの服は誤飲の恐れがあるため、またヨットパーカーなどは紐で窒息する事故が考えられるため避けたほうが無難です。バッグは両手が使えるリュックなどが良いでしょう。プレ保育に参加する場合、園によっては指定の制服などを購入する必要があるかもしれません。帽子やカバンなども指定の場合があります。制服がない場合は私服にスモックで大丈夫という園もあります。持ち物持ち物も園からの資料を確認することが大事です。まず、上履きの購入を指定された場合は装飾が少なく動きやすいものが良いです。スリッパなどでは子どもの転倒につながる危険があるため、避けたほうが良いでしょう。また、帽子は重要です。熱中症対策のため、後ろに垂れのついた帽子が良いでしょう。また、普段の水分補給に水筒も準備。フタがコップになるタイプは飲み物を飲む際にこぼしてしまうことが考えられるので、水筒から直接飲めるタイプのものがおすすめです。 もしも違うなと思ったらプレ保育はお父さんお母さんが幼稚園が子どもに合っているか、見極める制度でもあります。もし、プレの間に子どもが環境や園の方針に合っていないのではないかと感じた場合は園と相談しましょう。子どもが成長する大事な期間なので、サインを見逃さないよう子どもと一緒にプレ保育に参加しましょう。それでも「違うな」と思う場合は、行っている幼稚園を替えたり、休憩して間を開けたりするのも重要です。 出典・参考:幼稚園プレ保育 プレ保育って?|入園準備幼稚園・保育園インフォ|ベネッセ教育情報サイト
2018年07月13日こんにちは。フリーママライターの横山かおりです。来年入園予定の方は、行きたい幼稚園は決まっていますか?今回は、願書提出前に最終確認 しておきたい幼稚園選びのポイントをご紹介します。幼稚園選びの大きなポイント保育の方針幼稚園選びでもっとも重要だといっても過言ではないのが「保育の方針」。小学校受験に向けた幼稚園やのびのび育てる遊び重視の幼稚園など、家庭の教育方針とも大きく関わります。園のホームページを見たりパンフレットをもらって、必ず調べておきましょう。宗教の有無区立の幼稚園に宗教はありませんが、私立の幼稚園にはキリスト教や仏教があります。仏教の幼稚園は、自分の数珠を持ち毎朝手を合わせておまいりします。キリスト教の幼稚園も日曜朝の礼拝があるので、事前にチェックしておきましょう。延長保育の有無下の子の用事で早くお迎えに行けないときは延長保育へ。子どもも楽しんで夕方まで過ごすことができます。延長保育があるとママも仕事をしやすくなりますし、かなりスケジュールに融通がききますよ。園バスの有無園バスの有無も大きなポイント。バスがあると離れた幼稚園にも雨の日でも楽々通えます。近所に園バスが来る幼稚園をピックアップして調べてみるのもオススメです。意外と見落としがちなポイントホームページやパンフレットでは分かりにくいポイントをご紹介します。ママ参加イベントや役員の多さ園によって、ママ参加型の幼稚園と先生任せの幼稚園があります。「子どもとじっくり園に関わりたい!」という人は参加型の園、「働いているし幼稚園にはあまり参加できない」という人は役員やイベントが少ない園をオススメします。実際に通っているママに話を聞くか、児童館に行って幼稚園の情報を仕入れてみましょう。バザーの有無幼稚園の大きなイベントに、バザーがあります。幼稚園主導ではなく、父兄主導の園が多いと思います。共働きの夫婦だと、バザーの有無は考えなくてはいけません。実際にバザーがある園の場合、足を運んでみましょう。どれくらいの規模なのかや、ママの働きぶりなども見てみるとイメージしやすいです。保育料以外にかかるお金説明会で配られる書類やパンフレットは、保育料の金額しか記載していないケースがあります。しかし実際に幼稚園に通わせるとなると、給食費(給食がある園のみ)、制服代、教材費、写真代、バス代など、別途での出費も多いんです。夫婦で相談しながら、予算を決めてくださいね。行ってみないと分からない重要なポイント先生の雰囲気やママたちの雰囲気は、園を決める上で大切な要因です。私の肌感覚ですが、幼稚園選びは同じ価値観を持ったママが集まりやすいです。教育方針や幼稚園に対する考えかたも似ています。「なんかママたちがピリピリしていて嫌だな」「ジーパンで送り迎えできなさそうだな…」「先生が笑顔じゃなくて心配だな」など間近で感じる機会を見つけて、ぜひ足を運んでみてください。親子で楽しい時間になるように、秋の願書提出までじっくりゆっくりよく考えて、幼稚園を選んでみてくださいね!●ライター/横山かおり
2018年06月12日我が子も来年には幼稚園。そろそろ幼稚園を決めたいなぁと思っている方も多いでしょう。もうすでに、プレ幼稚園と呼ばれる2歳向けの幼稚園のプログラムに参加されている方や、満3歳児入園を検討している方もいるかもしれません。今回は一般的に3年保育(もしくは2年保育)で、幼稚園の入園を考えている方向けに入園までのおおまかな1年の流れと、体験会についてご案内します。幼稚園に入園までの1年間の流れ幼稚園の入園を考えたら、まずはホームページなどで情報を集めたうえで、行きたい幼稚園に「見学」に行きます。いつでも自由に見学できるという幼稚園もありますが、多くの幼稚園では未就学園児向けの体験会を開いていますので、まずはそこを足掛かりに幼稚園に足を運びます。いくつかの幼稚園を見学し、気に入った幼稚園が見つかれば、9月ごろの入園説明会に参加します。入園説明会に来た人で、入園を確約する人にのみ願書を渡すという幼稚園もあるので、実際は9月ごろまでに幼稚園選びをしないといけない場合もあります。その後、10月中頃に願書配布、11月初めには入園申し込みという流れになっており、その後、幼稚園によっては面談があり、正式に入園許可となります。入園が決まれば、1、2月に体験入園があり、そこで制服などの購入などが行われ、4月に入園となります。転勤などで、ギリギリに入園を決める場合もありますが、それは定員に空きがある場合。人気の幼稚園は、これからの体験会や入園説明会から、入園準備がスタートしているのです。体験会では何をするの?はじめての幼稚園選び、そうでなくとも、幼稚園が豊富にある地域では、我が子にあった幼稚園はどこだろうかと悩む場合もあります。体験会には大きく分けて2種類あり、未就園児のみを集めて、プレスクールのように朝の挨拶やお歌、遊びや絵本の読み聞かせ、帰りの会などの幼稚園のプログラムを行う場合と、在園児とともに、日常の幼稚園の一コマを体験する場合があります。どちらもシールを貼ったり、歌を歌ったり、園の遊具で遊んだり、子どもたちが楽しめる工夫がたくさんです。体験会で確認したいことまず大切なのは、幼稚園自体のプログラムや雰囲気を子どもが気に入るかどうか。そのうえで先生方の雰囲気や幼稚園自体の様子、細かいところでは、展示物などもチェックしたいものです。手作りの展示物の有無や、教室の様子、先生の声かけの仕方でも、どのように子どもたちに手をかけているかという園の様子がわかるものです。また、毎日過ごす園庭や園舎、バスルートや給食の対応、制服やお誕生会などのイベントもわかる範囲でチェックするとよいでしょう。いくら幼稚園のプログラムがよくても、毎日の通園や食事、そして過ごす空間のことは後から響いてきます。在園児とともに過ごせるようであれば、子どもたちの様子も要チェックです。すでに通っているママたちと話す機会があれば保護者会や、園での生活の様子を聞くのはとってもおすすめです!体験会はいろいろな幼稚園を知るチャンス!まずは、行ってみないことには、幼稚園の様子や雰囲気はわかりません!子育て支援として、いろいろな幼稚園が未就学児のクラスを開いています。一度入園してしまえば、他の幼稚園を知る機会は少ないもの。このチャンスに存分にいろいろな幼稚園を見学してみるとよいでしょう。幼稚園を決めるのは秋になる前までなので、時間や都合が許せば、いくつかの幼稚園に足を運んでみてくださいね!<文・写真:フリーランス記者小柳結生>
2018年06月05日お受験の必要な有名私立幼稚園ではなく、地域の私立幼稚園に通わせたいと考えるママやパパにとって、入園願書の受け取りから提出まで、幼稚園から発信される情報や周囲のママ友・パパ友から聞く情報を頼る他なかなかないのが現実です。でも、願書を書きながら「これって大丈夫?」と心配になっても、なかなかスッキリ解決できなくて困ってはいませんか?今回は、幼稚園教諭免許を持ち、現役幼稚園生ママライターである私が、願書の書き方についてポイントをご紹介します。そもそも願書っていつから配布されるの?早く取りに行ったほうがいい?私立幼稚園の願書配布は、各都道府県の私立幼稚園連合会によって決められており、東京では、例年10月15日が願書配布日として指定されています。また、幼稚園が願書を受け付けられる日も決まっていて、東京では11月1日からとなっています。この決まりは、「この日から配布・受け付けをしていいよ」という日なので、園によって日程が別途定められている可能性もあります。事前に配布日や時間を幼稚園に問い合わせておき、しっかり受け取れるようにしておきましょう。幼稚園の願書を書くときの大切な5つのポイント願書を書くときには、以下の5つのポイントを押さえて書くようにしましょう。■ポイント1:丁寧に書く当たり前のことではありますが、丁寧に読みやすい字で書くことが大切です。特に、子どもの名前、住所、電話番号は枠内に大きめに書くようにしましょう。■ポイント2:電話番号は連絡のつくものを!願書に記載する電話番号は、連絡の取りやすい番号を載せるのがポイントです。自宅と携帯電話の番号をどちらも記載できる場合には両方書きます。また、携帯電話の番号には最後に(母)または(父)と誰につながるのかを書いておくと親切です。■ポイント3:子どもの様子や教育方針を書くときには夫婦で話し合ってみよう幼稚園の願書には、普段の子どもの様子や性格、好きな遊び、教育方針などを書く欄が設けられているケースも多く見られます。子どもの好きな遊びは、室内遊びと外遊びそれぞれでの好きなことを書くと、子どもの姿が伝わりやすくなります。また、長所と短所は裏返しであることが多いので、どちらかが書けなくて困ったときには「長所は元気なところ。短所は静かな場が苦手なところ。」などのように同じことを別の面から見てみるのがおすすめです。こうした欄があるときには、ママとパパとで話をしながら書くことを決めるようにしましょう。■ポイント4:備考欄・配慮してほしいことに書くのは“要望”ではない備考欄や配慮してほしいこと、という欄があると「早生まれなので、他の子と比べてできないことも多いかもしれませんが見守ってください」「甘えん坊だから厳しくしてください」と要望を書きたくなってしまうかもしれませんが、それはNGです。あくまで備考として記載するのは、アレルギーや、医師からの指示があるような事柄のみ。要望を記載すると「子育てを幼稚園に丸投げしようとしている」と受け取られかねないので、願書には記載しないようにしましょう。ポイント5:写真選びは“誰が写っているといいのか”で考えよう添付する写真は、写っている人物が子どもだけの写真がいいのか、家族の集合写真がいいのかを事前に確認しておきましょう。願書についている写真を見て、入園前に子どもの名前と保護者の顔を一致させておく園もあります。可能な範囲で園からのお願いに対応するようにしましょう。また、剥がれてしまったときに備えて写真の裏に名前を記入しておくのもおすすめです。無事入園が決まるまではドキドキしますよね。願書提出後に行われる面接の対策は、次の記事でご紹介しているので、よかったらチェックしてみてください!
2017年10月11日子どもを地域にある私立幼稚園に通わせようと考えているお家にとって、9月は幼稚園で開かれる説明会に行かなければならない大事な時期。上の子と同じ園に行かせるなら説明会への出席も不要なケースも多いですが、第一子を通わせるときやはじめて通わせる予定の園へ行くときには、ママとパパもドキドキしますよね。地域に私立幼稚園がいくつもあって、どこにするか悩んでいるときに、“我が家に合った幼稚園”を見つけるコツをご紹介します!通園しているママたちを見ると園の雰囲気がわかるA園とB園で迷っているとき、「どちらもいいところがあるけれど、より我が家に合った幼稚園はどちらなのだろう」と悩んだら、通園しているママたちをチェックしてみましょう。チェックしたいポイントは「服装」と「挨拶の様子」の2つです。ママたちの服装から我が家に合っているかがわかる我が家に合った幼稚園=ママに合った幼稚園とも言うことができるほど、ママにとって居心地がいいかどうかは幼稚園選びのカギとなっています。(送迎やイベントへの参加はパパが中心になる場合には、パパの参加率を見るようにしましょう)“ナチュラルな服装のママが多く自分に合っている”“通園時はみんなキレイめの服装をしているから、園の指定があるのかもしれない”“部屋着っぽい服でも通園できるくらいラフな園なんだな”“働いているママも多いのかスーツっぽい服装をしている人もチラホラ見られる”など、服装をチェックするだけで、園の様子が把握できるのです。できれば数日、時間を少しズラしてチェックすると、いろいろなママの様子が見られるのでおすすめです。挨拶の様子ママ同士や先生との挨拶の様子も見てみましょう。ママ同士で元気に「おはよう!」「どうも~」と挨拶を盛んにしていたり、仲間同士で集まっておしゃべりしていたり、先生とのご挨拶はあってもママ同士はペコリと頭を下げるだけであまり絡んでいなかったりとさまざまなパターンが見られるはずです。挨拶が盛んだからいい幼稚園、ママ同士の挨拶がないから悪い幼稚園、というわけではありません。あくまで、我が家に合っているかどうかの相性を確認する目的で、様子をチェックするようにしましょう。幼稚園の始業時間である9時前後に幼稚園の前を通りかかってみると、今通園している子どもたちやママたちの様子が見られるので、お散歩がてら行ってみましょう!行事の内容をチェックしてみよう幼稚園を選ぶときには、その園がどんな幼稚園なのかをチェックする必要がありますが、教育目標や園の方針などを見ても「本当にどんなことをして過ごしている園なのか」まではわかりにくいところがあります。そこで、説明会などで「どんな行事があるのか」を質問したり、もらった資料に書かれていたりしないかをチェックしてみるのがおすすめです。運動会・お遊戯会・展覧会・おもちつき・クリスマス会などは多くの園でもあるため、できるだけ“その園ならでは”の行事に注目するようにしましょう。たとえば、お泊り保育があるなら「どこでお泊りするのか、どんなことをするのか」を聞いたり、どんな行事なのかイメージがわかない行事名があれば「どんな行事なのか」質問したりしてみます。一歩踏み込んだ質問をすると具体的にイメージが湧き、どんなことをする園なのかがわかってくるはずです。通園している(いた)ママやパパの話を聞いてみよう我が家に合った幼稚園を選ぶときに、もっとも頼りになるのは通園している(いた)ママやパパの話です。もし、身近に通園している(いた)ママやパパがいるときには、実際の様子を聞いてみるようにしましょう。また、近所に知り合いがいなくても、公園などで下の子を遊ばせている現役通園ママに出会える可能性もありますよ。「実は幼稚園選びで悩んでいて…」と勇気を出して話かけてみましょう。幼稚園選びは悩むことも多いですが、過ぎてしまえば幼稚園に通う3年間はあっという間ですし、子どもは環境に馴染むのも早いため、「一生が決まってしまう…」と思い詰めすぎる必要はありません。「できるだけ、我が家に合った幼稚園を選べるといいな」くらいに考えつつ、9月の説明会ラッシュを乗り切り、幼稚園を選んでいきましょう!
2017年09月07日【ママからのご相談】2017年春の幼稚園入園に向けて、願書の提出も終えました。今まで、家で娘と2人べったりの生活をしてきたので、初めての集団生活への期待と不安が入り混じっています。毎日元気に通ってくれるかな? お友達となかよくできるかな?などの心配もありますが、一番気がかりなのは現在の娘の生活リズムが整っていないことです。お昼寝したりしなかったりで、就寝時間も起床時間もまちまち。とても規則正しいとは言えません。このまま春を迎えて、幼稚園へ行く生活が始まることが不安で仕方ありません。●A. 今から準備すれば十分に間に合う! 早寝早起きを身に着けようご相談ありがとうございます。ママライターのあしださきです。幼稚園の入園準備の段階で、このご心配をなさっているママさんはとても素晴らしいなと思ってしまいました。このコラムを書くにあたり、私の1人目の子どもが幼稚園に入園する前のことを思い返してみました。すると、昼間たくさん遊んで疲れてしまうと夕方遅くまで昼寝してしまうことはしょっちゅう、悪いときは夕食を食べず、お風呂にも入らずそのまま朝まで眠ってしまうこともあったと分かりました。その生活を、入園直前から急に“幼稚園仕様”に変えていくのはとても困難なことですよね。私自身はもう少し早くそのことに気がつくべきだったと思います。実際、入園後にとても苦労をした記憶があります。生活リズムを整えることは、お子さんの健康な生活を支える上でも極めて重要。早めの準備で確実に入園に間に合いますよ!●早寝早起きがなぜいいのか・理由1:睡眠を十分にとることができると、朝スッキリと起きられるから・理由2:起床時間が早いと、朝ごはんをゆっくりと食べられ、身支度をしたりトイレに行ったりする時間もゆっくりとれるから小学館発行『めばえ』の編集部が行ったアンケート調査において、「お子さんが起きる時間は?」という質問に対して、最も多かった回答が「7時」で44%、次いで「6時」が25%という結果に。つまり全体の約70%が7時までに起床している ことが分かりました。この結果を見て、こんなに早起きを実践できているご家庭が多いのかと驚きました。しかし、朝はお弁当作りや身支度に思った以上に時間がかかるものですから、この結果にも十分説得力がありますね。わたしは分かっていてもなかなか自分が早起きできずに大変苦労しましたが、こんな体験談を聞かせてくれたママさんがいますのでご紹介します。『息子はバス通園しています。バスの時間が8時前のため朝の支度が本当に大変です。朝ごはんと身支度にどうしても1時間以上かかってしまうので、バスの時間の1時間半前に起こすようにしたところ、少し余裕が出てきました。慣れるまでは大変でしたが、習慣化できたらとても楽ですよ』(年少の男の子のママ)全てできるギリギリの時間で起きるのではなく、余裕を持った時間配分ができるというのがポイントですね。●寝る時間にも注意しましょう前出のアンケート調査において、「お子さんが寝る時間は」という質問に対し、最も多い回答が「21時」の47%で、次いで「22時」が19%、「20時」が18%という結果でした。こちらの結果にはややばらつきを感じますが、やはり幼児は“お昼寝”をしてしまうと就寝時間が遅くなりがち ということなのでしょうか。わが家の娘は、赤ちゃんのころから“全然寝ない子ども”だったので、お昼寝云々とは別の理由で夜寝てくれず、困り果てていましたが……。お子さんの寝かしつけについてリサーチしたママさんの体験談で、とても参考になる話を聞くことができましたのでご紹介します。『主人が仕事から帰ってくると、目が冴えて元気になってしまう息子。なかなか寝てくれなくて困っていました。そこで、夫から“電気を消す係”に任命してもらうことに。息子は寝る時間になると、部屋中の電気を消してまわる係になり、自然とその後寝る体勢に入ってくれるようになりました』(5歳の男の子のママ)お子さんに寝ることを強要していないところが素晴らしいですね。●お昼寝は時間を決めて同調査において、「お昼寝の平均睡眠時間は?」という質問に対し、最も多い回答が「2時間」で52%、次いで「1時間」が30%という結果でした。1位の回答の「2時間」という結果の年齢別の内訳は、1歳が59%、2歳が49%、3歳が21%と年齢が大きくなるほど減少傾向 にありました。ただし、夜の就寝時間に影響が出ないよう15時くらいまでにお昼寝を終わりにできると良いようです。『公園で午前中にたくさん遊んだら軽くお昼を食べて、1時間だけお昼寝しています。1時間たったら寝ていても起こしてしまうのです。初めはもっと寝かせてあげたほうがいいかなと思いましたが、起きたあとも元気いっぱい遊んでいる様子に安心しています。夜もしっかり寝てくれるし、このリズムがちょうどいいかも。私も時々一緒にお昼寝してしまいますよ』(3歳の女の子のママ)子どもがお昼寝しているあいだに済ませてしまいたいあれこれは、一旦置いておく。そして一緒に疲れをとるというのはいいアイデアです。----------いかがでしたか?ご参考になる体験談がありましたでしょうか。お子さんとの生活を幼稚園モードにしていく準備を早めにしておこうという素晴らしい心配りに感心しきりの筆者ですが、ぜひとも肩の力を抜いて楽しんでみてくださいね。【参考文献】・『AERA with Baby(2016年2月号)』朝日新聞出版●ライター/あしださき(元モデル)●モデル/倉本麻貴(和くん)
2016年11月14日働くママの多くが、子どもの預け先として保育園を選びます。でも、最近では預かり保育などの充実もあり、あえて幼稚園を選ぶ働くママも増えてきました。共働き家庭がほとんどの保育園とは違い、幼稚園に子どもを通わせながら仕事をするには、選ぶ際に大切なポイントがあります。働くママが幼稚園を選ぶとき、チェックすべきポイントを知っておきましょう。■幼稚園の預かり保育 費用はどうなっているの?保育時間が9時から14時くらいまで、というイメージのある幼稚園ですが、最近では預かり保育を行っている園も増えています。中には早朝の預かり保育に対応してくれたり、夜も19時頃までOK、という幼稚園も。ただし、このとき気をつけなければいけないのが、預かり保育にかかる費用です。一般的に3歳以降は保育料が安くなる保育園と比べ、幼稚園では通常の保育料に加えて預かり保育の費用がかかります。たとえばフルタイムで、平日全て預かり保育を利用するとなると、かなり費用がかさんでしまうことも。保育園よりも割高になるケースもあるため、トータルでの費用を事前にシミュレーションしておきましょう。■平日開催の行事をチェック幼稚園は平日開催の行事が多いもの。問題は、その行事に、保護者の参加や手伝いが必要かどうかです。バザーへの出品や運動会の準備などのお手伝い、親子遠足、保育参観といった保護者参加行事。そのような平日のイベントがあまりに多いと、仕事に支障をきたしてしまうことにもなりかねません。行事への保護者の参加の頻度は、園によってバラつきがあります。できるだけ事前にリサーチしておくとよいでしょう。■習い事をさせたい場合は課外教室に注目働くママの悩みのひとつが、子どもの習い事問題です。仕事のある平日に習い事の送迎をするのは難しく、かといって休日に習い事を集中させると、家族で過ごす時間が少なくなってしまいます。そんなときに注目したいのが、幼稚園の課外教室です。園によっては外部の講師を招くなどして、通常の保育時間後に課外教室を開催しているところがあります。その内容は、体操、絵画、英語、バレエ、ピアノ、サッカー、習字などさまざま。保育時間終了後にそのまま参加できるので、子どもを送る手間も省けます。子どもの習い事を考えるなら、幼稚園にどんな教室があるのかに注目して、上手に活用してみてはいかがでしょうか。■幼保一体型の認定こども園とは?幼稚園と保育園、両方の機能をあわせもつのが認定こども園です。入園にあたっては3つの認定区分があり、「保護者の就労などにより保育を必要とする子ども」の場合は、2号(3歳以上)または3号認定(3歳未満)という保育認定になります。保育認定の場合は入園手続きも保育園と同じく市役所等の自治体で行い、就労証明書などの書類も必要になります。ただし園によっては直接入園申込みを行うケースもあるため、事前にお住まいの自治体に問合せをしておきましょう。また、「認定こども園は働くママが利用しやすいはず」と安心してしまいがちですが、保育園に比べれば、やはり行事やイベントが平日に行われることは多いようです。園のカラーはさまざまなので、幼稚園を選ぶとき同様、できるだけ事前にリサーチしておきたいですね。
2016年09月23日わが子が初めて集団生活をする幼稚園。ママは不安でいっぱいかもしれません。そこで、現役の幼稚園の先生に聞いた、入園してからのママたちの悩みと、その対処法を紹介します。友だちと遊べている?これまでなら、わが子がひとりぼっちになっていたら、ママが声をかけてあげることができました。しかし、ママの目は幼稚園までは届きません。「子どもが困っていないか? 寂しい思いをしていないか?」と心配でたまらないという思いから、帰宅後の子どもにあれこれと聞き過ぎてしまうママがいるようです。また、入園当初は一日中、子どものことばかりが気になって、外出もままならないことのあるママもいると聞きます。でも、ママがあまり心配し過ぎると、かえって子どもが不安になってしまうことがあります。ママは子どもが幼稚園に行っている間は心配せず、自分のことをするのがよいそうです。どうしても皆の輪に入れない子どもがいたとしても、先生はそんな子どもと一緒に本を読むなどして、過ごしてくれるのだとか。入園シーズンはたくさんの先生が子どもたちを見守ってくれて、1日でも早く幼稚園に慣れるようにと工夫してくれています。ですから、安心しておまかせしましょう。それでも心配なときは、子どもにあれこれと聞くのではなく、先生に直接聞いてみましょう。お弁当が残っているのはなぜ?子どもの好きなものを詰めて、一生懸命につくったママのお弁当。そのお弁当に残りものがあると、「どうしたのだろう?」と心配になるかもしれません。体調不良で残すときもありますが、元気なのに残っているときの一番の理由は、友だちとのおしゃべりに夢中になってしまい、食べきる時間がなくなってしまったとき。だけどその理由を、ママの「どうして残っているの?」という質問に対して答えることは、この年齢の子どもには難しいことです。お弁当が残っていても元気そうであればあまり気にせず、それでも食べ残しが続くようならば、先生に相談してみてください。ほかのママたちと、どうつき合えばいい?子どもの初めての集団生活は、ママにとっても初めての幼稚園ママ友とのおつき合いが始まります。子ども同士の遊びの約束や、情報交換などのためにも、話せる友人をつくることは大切です。けれど、ママ同士が必要以上に仲良くしなければいけないことはありません。小学校に通うようになると、子どもは子ども同士で遊ぶ約束をし始めます。また、学校であったこともある程度は伝えることができるようになります。ママ同士のおつき合いもそれほど必要ではなくなります。したがってこの時期は、子どもがスムーズに幼稚園生活を送れるようにすることが一番大切です。変に意識することなく、ママ同士がほどよい距離感が保てるよう、最初から自分のスタイルをつくっておくこともひとつの方法です。幼稚園ママ友とのつきあい方は難しいという話も耳にしますが、先入観をもたずに、同じ幼稚園に通う子どものママとして、気持ちよくおつき合いができたらよいですね。<のりこ(フォークラス)>
2016年03月23日そろそろ巷では幼稚園の願書配布がスタートしたころだと思います。今回は何を基準に幼稚園を選んだほうが良いか少しお話したいと思います。自由保育と一斉保育ってなにが違うの?よく幼稚園を探す中で「自由保育」「一斉保育」なんて言葉を聞くと思います。複合している園も多いのですが、基本となっているのはこの2つの保育形態です。■自由保育クラスとしてまとまりはあるものの、園庭での自由遊びや制作など子ども一人ひとりのやる気を尊重することを重視している幼稚園。■一斉保育小学校のように、30人前後を一つのまとまりとして考えクラス運営をしていく保育。集団社会での人との関わりなどを重視し、英語や体操などのカリキュラムを組んで「授業」のような保育を行っている幼稚園。■複合型保育午前中は自由保育・午後はカリキュラムなど、自由な時間と集団で行動する時間を両方持ちメリハリをもつことを大切に保育を行っている幼稚園。近年では、個性を尊重することと集団社会で生きていくことを二本の柱とした「複合型保育」を行っている幼稚園がほとんどだと思います。しかし、「自由保育」「一斉保育」どちらに重き置いているか、一日にどれだけの時間一斉での活動をして自由な時間を設定しているかなどは幼稚園それぞれです。そのため、保育形態を含め行事などをよく見て、子どもの性格などを配慮することをおすすめします。 どんな子どもになってほしいかはいったん置いておこう「こんな子になってほしい」「やっぱり運動させて集団行動できるようにさせたい!」など親として子どもへの希望ってありますよね? 幼稚園選びで必要なことは、その希望をいったん心の奥にしまうことです。幼稚園に在園する2年間・3年間というのは自尊心や自己肯定感が一番はぐくまれる時期です。「できた!」「嬉しい!」「楽しい!」という気持ちから「やってみよう!」「頑張ってみよう!」という未来への希望や目の前にある障害を乗り越えようという強い精神力が芽生えます。たとえば、「我が子の個性を伸ばしたい」という親の希望で入れた幼稚園。でも、子どもにとっては毎日さまざまなことに挑戦したいがために、幼稚園の保育では満たされず、フラストレーション発散のために周りのお友達に手を上げてしまうこともあります。幼稚園の先生から暴力が原因で叱られることを繰り返し「悪い子」「凶暴な子」などレッテルを貼られてしまう場合もあります。一方で、「やっぱりビシバシやってほしい!」と体育会系の幼稚園に入れてみたものの、実はマイペースな性格で周りのスピードについていけず、気づけば「早くしないと置いて行っちゃうよ」なんて周りのお友達に声をかけられてしまう場合もあります。精神的に大きく成長していく時間をどこで過ごすかはとても大切なことです。お父さん、お母さんが通園するわけでは決してありません。親としての子どもへの希望や期待はとても大切ですが、お子さんの性格を見極めて「ぼくはなんでもできる!」という輝く未来へ駆け出すきっかけを作ってあげてくださいね。(ポセイドン・ヨーコ)
2015年10月20日お子さんが2歳ぐらいになると頭をよぎる…「幼稚園選び」。働くママ需要から4年保育の幼稚園も増えてきていますが、多くのママは3年保育を選ぶようです。お受験しよう! という明確な目標があるなら別ですが、幼稚園の特長が際立ち、多様化しているので「どんな幼稚園を選んだらいいのか?」「いつから、どんな準備をすればよいの?」と悩むママたちはとても多いです。■プレ幼稚園が鍵! のところも増加2歳~満3歳までの3歳児対象に行われるプレ幼稚園。プレ幼稚園は、実際に幼稚園がどんなところか? どんなことをするのか? 雰囲気や教育方針を感じることができる機会で、週1回、月に2~3回など幼稚園によって実施スパンは様々です。特に人気の幼稚園は、プレ幼稚園に通学しているお子さんを優先する、という実態も増えているようです。このプレ幼稚園の募集は、11月末~というところが多く、夏ぐらいから情報収集をして興味ある幼稚園をピックアップし、見学に行くスケジュールを立てることが望ましいようです。■先ずは、情報を集めよう!プレ幼稚園でも幼稚園でも、情報収集が要。先ずは、近所や通える範囲にどんな幼稚園があるのか、調べましょう。行政が発行している幼稚園ガイドなど役所や関連事務所で手に入れることや市区町村別にある私立幼稚園協会のホームページをチェックするのが手っ取り早いでしょう。そこで、園の教育方針、ママが重視するところを確認し、見学に行くところをリストアップしましょう。■百聞は一見に如かず! どんどん見学に見学に行きたい幼稚園をリストアップしたら園に見学したい旨の連絡をし、見学方法を確認しましょう。実際通っている園の先輩ママがいたら話を聞いてみるのもよいでしょう。ただし、すべての話を鵜呑みにすることはおススメできません。他のお子さんには合っているところでも自分の子どもはどうなんだろう? という視点を忘れずに、あくまでママ自身が判断するひとつの材料として参考にしてくださいね。実際に、先輩ママに聞いてみると「近所のお子さんが通っていて勉強にとても力を入れていて、幼稚園児で漢字が書けるなどの成長に感銘を受けたが、実際に見学に行くとやんちゃな息子には、向いてないなぁ~と実感。結局、今は遊んで学ぶことが大切! と思って、遊びの経験重視の幼稚園にしました」という経験も。こういう時のママの直感はとても大切です。■結局は、こんな理由で選びました! 先輩ママ談「お弁当づくりが苦手だったので、自営の給食があるところを第一優先に決めました!(年中・男の子)」「2人目を考えていたのですぐに迎えに行ける近いところを…(年少・男の子)」「お寺系の幼稚園なのですが、イマドキ体験できない和の行事を経験できることに惹かれた(年少・女の子)」「私が働いているので、夏季保育や延長保育の料金がリーズナブルなところ!(年中・女の子)」「幼稚園ながら学力に力を入れていて、論語を学んだり、少人数制で目の届く保育に魅力を感じた(年長・男の子)」「パパも幼稚園のことに積極的に参加したい! 願望があったのでパパ会が盛んなところがポイント?!(年中・女の子)」「父母会の活発さ。あまり活発でない方が良かったので!(年長・女の子)」など。お子さまの性格やママがお子さまの成長で重視する点などと照らし合わせて、多角的に判断できるとよいと思います。
2014年07月25日留学サポートや英語学校事業など、留学のトータルサポートを提供するBEOは、「イギリス大学・大学院、願書作成&出願代行サービス」の無料提供を実現。10月1日より出願を開始した。同サービスは、利用者が「出願情報管理シート」に、出願に必要な書類を提出するだけで、”beo出願管理センター(タイ・オフィス)”で、各出願先のフォーマットに合わせた願書作成、出願、出願後のプロセス管理を行ってくれる。複数の出願先ごとに違う願書の記入(オンライン入力)方法や、提出書類のフォーマットなどを調べる作業を”beo出願管理センター”が行うため、サービス利用者は自身で調べたり、出願する作業が不要になるという。また、イギリスの大学・大学院では出願した学生から書類審査をしていき、合格・不合格通知を出していく。そのため、出願後のプロセス管理をしっかり行い、手続きを滞りなく進めていくことが重要になるという。”beo出願管理センター”ではこのプロセス管理も行っていくとのこと。出願先(教育機関)は、イギリスのすべての大学・大学院、専門学校、進学準備校で、学士課程、修士課程、博士課程、進学準備コース、学部短期留学(休学・認定留学)プログラム、専門課程が対象コースとなる。なお、いずれも利用できるのは、同社のイギリス留学サポートへの申込者で、留学生対象コースのみ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月02日