エルメス(HERMES)から、新オードトワレ「李氏の庭」(100ml/1万5,000円)が登場。エルメスブティックとエルメス香水コーナーにて展開されている。2015年のテーマ「フラヌールーいつでも、そぞろ歩き」をもとに、エルメスの専属調香師ジャン=クロード・エレナが手掛けたオードトワレ。 「人生は、庭づくりを始めたその日から始まる」という古くから伝わる言葉もある中国に魅了された彼は、中国にある数々の庭園を訪れ、それぞれに共通する象徴的な力に着想を得た。池の匂い、湿った小石の匂い、ジャスミン、スモモや金柑の木、そして巨大な竹林の香りを思い浮かべながら作られた、新しい庭園のフレグランス「李氏の庭」。つけた瞬間、凛としたレモンような爽やかな香りが漂い、雄大な地を思わせる素朴で心地よいノートが続く。パッケージには、中国の現代アート作家リ・シンが描いたイラストが採用された。繊細なグレーの濃淡で薄紙の上に描かれた、秘境の風景。威厳にあふれたジョーヌ・アンペリアル(皇帝の黄色)と、鮮やかで刺激的なアニスグリーンが混ざりあったカラーがパッケージを彩り、ボトルを美しく引き立てている。
2015年04月30日イオンリテールはこのほど、マンションのベランダや戸建ての庭向けに造園から保守までトータルに提案する「ガーデニングパック」の試験販売をイオン幕張新都心店にて開始した。○世界的ガーデンデザイナー石原和幸氏とコラボレーション同サービスは、近年、趣味の1つとしてG.G世代に人気のガーデニングを、自宅でも本格的な造園で楽しめるよう、新たなビジネスモデルへの挑戦として進めるもの。世界最高峰のガーデニングショー「英国チェルシーフラワーショー」で何度も金賞に輝くなど世界に認められるガーデンデザイナー石原和幸氏率いる石原和幸デザイン研究所が造園する。限られた空間でも、一流のセンスで緑あふれる上質なくつろぎの場を提案するという。ベランダや戸建てでも、洋ガーデンでも和風庭園でも、予算に応じて選べるプランを用意。洋風の「ベランダガーデンプラン」、和風の「坪庭パック」それぞれ30万円、50万円、80万円のプランを用意する。また、引渡しから3年間は、年に1回の点検付きなので安心できる。訪問時に、不明な点や管理方法についてアドバイスをし、より適切な手入れが可能となる。150cm以上の樹木は1年間保証付きとなり、初心者でも安心のプランとなる。
2015年03月26日猫を飼う上で、ぜひ配慮したいのが、猫が安全に生活できる空間を用意することです。近年は庭でガーデニング、室内で植物を育てる方も増えていますが、なんと猫にとって危険な植物は、700種類以上もあることをご存じですか?代表的なものを一覧で紹介します。■アジサイ紫色の花が美しいアジサイですが、そのつぼみが猫にとっては危険です。大量摂取すると、こん睡状態に陥り、死亡してしまうことも。少量であれば嘔吐(おうと)などの症状が出ます。元気がないなど気になる症状があれば、すぐに専門家に相談しましょう。■キキョウキキョウに代表されるキキョウ科の植物には、他にロベリアやセイヨウキョウチクトウなどがあります。キキョウの根、そしてロベリアなどを食べると、嘔吐や下痢、ひどいときには呼吸困難や心臓まひを引き起こします。■ジャガイモ、トマト、ナス一見何の共通点もないようの思える野菜たちですが、これらはすべてナス科の植物です。比較的簡単に育てることが可能なので、自家栽培する方も多いのではないでしょうか。ジャガイモは芽や緑色のイモに毒が含まれています。トマトは葉や茎、熟していない実、ナスは芽や葉が危険です。嘔吐や腹痛などを引き起こします。■アンズ、ウメ、スモモ、モモ、リンゴ庭の見た目を良くしてくれるだけでなく、食べる楽しみもあるこれらの植物は、人間にとっては良いことずくめ。しかし猫にとっては危険です。未成熟の果実や種の中身を食べてしまうと、呼吸困難やけいれんの原因に。遊んでいるうちにかじってしまうケースも多いので、注意が必要です。■チューリップ、ヒヤシンス、タマネギこちらはユリ科に属する植物の仲間です。これらは、庭の畑や猫の活動エリア内のプランターなどに植えられていることも多いものです。皮膚の炎症の他、大量に摂取してしまうと心臓まひを引き起こします。■キンポウゲ、クリスマスローズ、フクジュソウ猫を飼うときには、こちらのキンポウゲ科の植物にも注意しましょう。草のすべての部位に注意が必要ですが、特にクリスマスローズやフクジュソウは、根の毒が強いです。嘔吐や下痢、腹痛、皮膚炎の原因となります。■サツキ、つつじ美しい色彩で、人の目を楽しませてくれるこれらの花は、植栽としても人気が高いです。しかしツツジ科の葉や茎は、猫にとって危険なものです。嘔吐や下痢、しびれの他、視力障害や筋力低下などが起きることも……。中でもサツキの毒性は強く、大量に摂取したときには死亡する危険性があります。見た目が美しい植物は、人間の癒やしとなってくれます。しかし、猫との相性は悪いことも多いと心得ておきましょう。今回紹介したのは、毒性が強く猫の命を脅かすリスクがあるものばかりです。猫との生活を安心して楽しむために、是非意識してみてください。(画像と本文は関係ありません)
2014年10月08日フィンランドとスウェーデン、そしてロンドンのアーティストたちの、16のとっておきの庭をセレクトして紹介した本『北欧と英国のアーティストたちの庭』がジュウ・ドゥ・ポゥムより発売。表紙を飾るのは、2012年にヘルシンキで行われたワールド・デザイン・キャピタルで、シニア・コミュニケーション・オフィサーを務めたフィンランドのマーリットさんのお庭。春から夏までの間はクンプラ市民農園のコテージ付きのお庭を住まいにしているそうで、1927年の開園当時から残る、りんごなどの果樹や色とりどりの季節の花々がとてもきれい!イギリスでガーデンデザイナーをしているジニーさんのお庭は、白いウッドデッキが印象的。マウント・エトナ・ブルームと呼ばれる木の、黄色い花とのコントラストもすばらしく、ゆったりとしたひとときを過ごせそう。デッキから続く橋で小さな池を渡った先には、ハーブや草花が彩るナチュラルな空間が。フィンランドでスタイリストをしているアヌさんと、デザイナーのミッコさんのお庭。ふたりはパキラ市民農園の中にコテージ付きのお庭を持ち、子どもたちの学校がお休みのときはほとんどここで過ごしているとか。家庭菜園から収穫した採れたてのルバーブを使い、屋外のキッチンでホームメイドパイを焼いてくれたときの様子も紹介されている。スウェーデンの建築家、オレフさんのお庭は、海沿いから大きな丘の頂上まで広がる、セーデルマルム島の市民農園。子どものころから憧れていたというツリーハウスから眺める絶景には、ご本人も大満足の様子。フラワーガーデンや、ハーブ園、菜園など12ブロックに分けられたお庭からも、そのこだわりがうかがえる。ユニークなデザインの日時計や、陶器の人形、動物のオブジェといったデコレーションもポイント。個性豊かで、アイデア満載のお庭の数々が見られる本書は、インスピレーションを与えてくれるのはもちろんのこと、そのステキな暮らしぶりも垣間みられ、隅々まで楽しめること必至。春におすすめの一冊だ。『北欧と英国のアーティストたちの庭』編著:ジュウ・ドゥ・ポゥム判型:A5変型・本文128ページ・オールカラー定価:1890円発行:ジュウ・ドゥ・ポゥム発売:主婦の友社
2013年04月09日緑化事業や住宅事業を行っている「住友林業」と、都市の緑化および戸建て住宅の外構・造園・植栽管理等を行う「住友林業緑化」は、”五感とからだを育む庭づくり”をコンセプトとした設計提案である「ハグくみの庭」の展開を開始する。”ハグくみ”とは、”ハグ”(抱きしめる)と”育み”を掛け合わせた造語。子どもたちが体を自発的に動かし、五感を働かせることができるよう、設計段階で庭に仕掛けをつくり、子どもの好奇心を自然に引き出す住まいづくりを提案するという。例えば、「どろんこ広場」は、砂遊びでいろいろなかたちをつくることを通じて「創造力」を育み、「わくわくマウンド」は、庭の一部に起伏を設けることで、遊びたいという「好奇心」と「自発性」を引き出す。そのほか、屋外水洗を配置した「じゃぶじゃぶシンク」や、リビングやダイニングなどから目が届くような設計の「見まもり庭」など、12の設計アイデアを提案。家族や敷地などの条件にあわせ、庭づくりに取り入れることができる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月21日自然豊かなフィンランドのアーティストたちのステキな庭と、その暮らしを紹介した本『フィンランドのガーデニング』がこのたび、ジュウ・ドゥ・ポゥムより発売された。本書では、さまざまなスタイルの魅力溢れる17のガーデニングが紹介されている。表紙を飾るのは、ヘルシンキの歴史ある住宅地のひとつ、タパニラに暮らすフォトグラファーのクリスタ・ケルタネンさんと娘のアリサちゃん。ガーデニングや手づくりが大好きなご主人のヤンネさんが何でもつくってしまうそうで、この可愛らしい小屋も手づくりだとか!さらに、庭にはブランコやハンモックも。末っ子のアリサちゃんにはお姉ちゃん、お兄ちゃんもいて、家族みんなが楽しそうに庭で過ごす様子は、まるで絵本の世界のようにステキ!ミルク缶や鍋をプランターにリサイクルするアイデアも参考になります。これは、今年ヘルシンキで大々的に行われたデザインのイベント「ワールド・デザイン・キャピタル・ヘルシンキ 2012」(WDC)で、プレス関係の仕事をしているマーリット・キヴィストさんのクンプラ市民農園にある庭。WDCのフラッグと、きれいな水色のコテージが、澄んだ青空にぴったり! 緑豊かなこの場所で、家庭菜園もしているそう。パキラ市民農園に、コテージ付きの庭を持つパーッカネン・ファミリー。写真にうつっている、娘のヒルラちゃんとヘルッタちゃんの学校が休みになる夏に、家族でここにやってきて暮らすそう。2人がのぼっているのは樹齢60年になる、りんごの木! 生い茂る木々の中にある、ゼラニウムやポピー、ルピナスといった色とりどりのお花もアクセントに。イラストレーター兼グラフィックデザイナーのテレサ・ムーアハウスさんは「マリメッコ」の人気テキスタイル・デザイナーのひとり。家族4人で広々とした中庭のあるアパルトマンに暮らしている。子どもたちとのびのび遊んだり、近所の人たちとピクニックしたり、庭が交流の場にもなっているとか。本書では、さまざまなガーデニングのほかに、オーガニックやローカルな食品にこだわった食材屋さんのガイドも紹介。また、ヘルシンキ、ポルヴォー、スオメンリンナで、緑に親しむことができるお散歩コースや公園のガイドも。フィンランドに旅行に行く際の参考にもぜひ!ページをめくるたび、美しい木々のグリーンに癒され、おしゃれでアイデア満載の庭にときめく。ガーデニング好きの友人やママ友へのプレゼントにもおすすめの一冊です!『フィンランドのガーデニング』 編著:ジュウ・ドゥ・ポゥム判型:A5・本文128ページ・オールカラー定価:1890円発行:ジュウ・ドゥ・ポゥム発売:主婦の友社ジュウ・ドゥ・ポゥムHP 取材/田辺香
2012年10月08日ホテルオークラ東京で、本日年5月1日から6 日の6日間 にわたって、チャリティーイベント「第12回 10ヵ国大使夫人のガーデニング in Okura」が開催される。このイベントは、世界10ヵ国の駐日大使夫人が、国を代表する草花を使った個性あふれる庭園を ホテルオークラ東京の宴会場に再現して、各国の文化・伝統を表現するもの。“日本にいながら世界を旅したような気分を味わうことができる”と好評のイベントで、12回目となる本年は、参加国10ヵ国中、2012年に「日本・インド国交樹立60周年」を迎えたインドや、カザフスタン共和国、フィジー共和国、ケニア共和国の4カ国が初参加で、普段目にする機会の少ない、特徴ある花々や樹木などを見ることもできる。地域別では、欧州4ヵ国、中東1ヵ国、アジア2ヵ国、中南米1ヵ国、大洋州1ヵ国、アフリカ1ヵ国、となっており、世界各国の庭園がホテルオークラ東京に集まる。 このイベントの収益金の一部は、企業メセナ協議会の東日本大震災 芸術・文化による復興支援ファンド(GB Fund)に寄付される。また、オークラ内のレストランでのランチをガーデニング入場券とセットにしランチセット券(\6,000、\4,000)もある。今年のゴールデンウィークは、落ち着いた佇まいのホテルオークラ東京で、大使夫人が手をかけた花や植物に囲まれたお庭を鑑賞して、文化の香りを感じるひと時を過ごすのはいかが。お問い合わせ:ホテルオークラ東京 tel.03-3582-0111(代表) open.2012年5月1日(火)~6日(日) 6日間10:00~18:00(入場は17:30まで) ※最終日のみ10:00~17:30(入場は17:00まで) 参加国:カザフスタン共和国/サウジアラビア王国/フィンランド/ドイツ連邦共和国/フィジー共和国/タイ王国/ケニア共和国/アルゼンチン共和国/インド/ハンガリー 会場:ホテルオークラ東京 宴会場「平安の間」(本館1階) 入場料 大人(高校生以上):¥1,500(前売券¥1,000) 小・中学生:¥800(前売券¥700)取材/小野アムスデン道子
2012年05月17日一人暮らしの楽しみ方にガーデニングがあります。室内やベランダで楽しむ方法、鑑賞する方法など、多種多様です。中には家庭菜園を作っている人もいるくらい。そこで今回は、手軽に楽しむために、それぞれの特徴と、手間のかからないものをご紹介します。■室内と屋外ガーデニングの特徴●室内ガーデニングネックになるのが日当たりの問題。観葉植物や花は、窓際の比較的日当たりのいい場所を選べばいいのですが、それ以外の場所ではどうしたらいいでしょうか。たしかに植物は、太陽の光を浴びて光合成をすることで生きています。日当たりが悪いということは、これができなくなるということ。それなら、たとえ日当たりが悪くても、育てることのできるものを選びましょう。●屋外ガーデニングマンションのベランダに代表されるように、戸建てではない限り、自分の庭というものはないのが現状でしょう。床がコンクリートでは、植物を植えることもできません。せっかく日当たりのいい場所なのに、何だかもったいないですね。そういうときには、根の張らないものを選んで、鉢植えで育てればいいのです。たとえベランダが狭くても、最近ではハンガータイプの鉢もありますから、ベランダの手すりにつるすことだってできるのです。■条件で選ぶ植物の種類●室内で日当たりが悪かったらガーデニングだからといって、何も花ばかりが植物ではありません。野菜だって立派な植物です。どうしても日当たりが悪いというのであれば、例えばモヤシ。スーパーで1袋30円程度で売られている、家計に優しい野菜の代表です。このモヤシ、実は栄養のかたまりでもあるんです。1日2回程度、キレイな水を入れ替えるだけで育てられるモヤシは、まさにお手軽野菜の代表格です。注意したいのは、大豆からいわゆるモヤシを育てると時間がかかるのですが、小豆や緑豆なら1週間程度。とてもお手軽ですから、一度試してみることをオススメします。●ベランダ・バルコニーで育てるなら色とりどりの花もいいのですが、せっかく室内で野菜の話をしたのでこちらでも。いくら日当たりがいいといっても、まさか畑を耕すわけにはいきません。そこで、鉢植えでも作れる野菜を育てるというのはいかがでしょう。例えばトマトやジャガイモ。これらは鉢植えでも育てることができますから、ぜひチャレンジしてもらいたいラインアップです。ただし、害虫などの問題もありますので、まずは簡単な小さめの葉野菜などから試してみるといいでしょう。今回は手軽にできる、ガーデニング術を紹介しました。わが家の食卓を、自家製野菜でにぎわせることは本当に楽しいものです。スーパーの袋詰め野菜もいいですが、ぜひ一度、愛情を込めて育てた自家製野菜にチャレンジしてみてください。(OFFICE-SANGA 山河宗太)
2012年04月19日