フェミニンな編みおろしヘアアレンジを覚えちゃおう!比較的簡単に作りやすいポニーテール系ラプンツェルに代表されるような編みおろし系パーティースタイルにぴったりなすっきりアップスタイル系などなど、一言でヘアアレンジと言っても、いくつかパターンがありますよね?今回は、その中でも少し難しくとられがちな『編みおろし系』をピックアップ!フィッシュボーンさえできれば作れる簡単ヘアアレンジをご紹介します。簡単可愛いアレンジをマスターしていつもよりちょっぴり可愛くなれるあなたを楽しみましょう。ぜひぜひ参考にされてみてください。では早速♪<用意するもの>ヘアアイロン、ゴム 2個不器用さんでも簡単!フィッシュボーンで作る編みおろしアレンジの作り方・手順1. ヘアアイロンを使って、毛先をゆるく巻いておきましょう。どんなヘアアレンジをするにしろ、あらかじめ巻いていたほうがやりやすくなりますよ!サイドを後ろでひとつにまとめて、くるりんぱします。2. 残りの髪をまとめてフィッシュボーンに編んで、ヘアゴムで結びます。3. あとは編んだ部分をラフにほぐして出来上がり♪いかがでしょう?意外と簡単に編みおろし系が楽しめると思いませんか?見た目も女性らしくて可愛く、編み束ねることで、ロングヘアもすっきりとまとまる編みおろしヘア。ぜひ挑戦してみてください。フィッシュボーンも、やったことない人にとっては難しいイメージのある編み方だと思いますが、手順も簡単なので、この機会に一緒にマスターしてみては。ではでは~~~♪美容師/松井愛士(release SEMBA)
2017年06月23日簡単で華やかな、お呼ばれポニーテールスタイル☆ピン3本とゴム2本でできる、簡単でかわいい三つ編みカチューシャを使ったポニーテールを紹介します。顔周りの三つ編みがフォーマル清楚な印象を与えてくれる三つ編みカチューシャに、かわいいアップのポニーテールが加わって、上品なのにキュートな雰囲気になります!ドレスを着てアップスタイルにすると、ちょっとフォーマル過ぎる!というシーンにおすすめ。デート、パーティー、結婚式の二次会など華やかなイベントシーンにピッタリなアレンジスタイルです。サイドに三つ編みを作って留めれば完成! お手軽ポニーテール① 全体の髪をカールアイロンかホットカーラーで巻き、表面をストレートアイロンで波ウェーブにします。全体に柔らかめのワックスをしっかり付けます。② 顔とのバランス見て顔周りの髪を残し、片サイドの髪を三つ編みにします。毛先をほぐしてからヘアゴムで留めます。③ 残りの髪を顎と耳上の延長線上で集め、ひとつにくくります。④ ひとつにまとめた毛束からひと束だけ髪を取ります。⑤ 取った毛束をひとつにまとめ、根元に巻き付けてヘアゴムを隠します。サイドの三つ編みをカチューシャ風に逆サイドにもっていき、アメピンで留めます。顔周りの髪にカールが足らないときは、後からアイロンなどで巻いてあげるといいと思います。最後にヘアスプレーを振れば完成。三つ編みの位置を変えれば、キレイめスタイルに変身☆全体を巻いてしまえば、10分も掛らず作れるスタイルです。サイドの三つ編みを後ろにもっていきトップにボリュームを出すと、カチューシャ風にしたときよりも少しカジュアル感が減り、キレイめなスタイルになります。三つ編みのほぐし具合や、ポニーテールの崩し具合でカジュアル感も変わります。シュシュなど使うと雰囲気も変わり、かわいいと思います☆美容師/津之浦 優(Hair Atelier CREDO)
2017年06月22日お団子に、三つ編みカチューシャでポイントを加えてみました☆シンプル イズ ベストなお団子ヘアですが、今回はにちょっとひと工夫を加えてみましたー!トップに三つ編みカチューシャをプラスし、おしゃれ感がアップするアレンジです!三つ編みでポイントを作るので、編み込みが苦手な方にもってこいですよ!☆ゆるゆるがポイント!ぎゃくりんぱお団子ヘアのアレンジレシピ① 全体の髪をコテで巻いていきます。両サイドの髪の毛を分けておき、ダッカールなどで留めておきます。このときバックの髪は残しておきます。② バックの髪の毛を集め、ポニーテールを上に作ります。そのあとに、くるりんぱの逆バージョン、ぎゃくりんぱをします!くるりんぱの場合だと毛先を上から下に通すのですが、毛先を下から上へ通します!これがぎゃくりんぱです!ぎゃくりんぱをすると毛先が上にくるので、簡単にお団子の土台ができ、毛束が落ちにくくなります。③ ぎゃくりんぱの毛先を左右に引っ張って締めます。そのまま、左右2つに分けた毛束をそれぞれお団子状に丸めながら、根元にアメピンを打って留めます。④ 残しておいたサイドの髪の毛をそれぞれ三つ編みにします。⑤ それぞれの三つ編みを交差させるように、トップのラインにもってきてアメピンで留めます。このときに毛束を引き出すことにより、三つ編みのかわいさが増します。三つ編みが苦手な方は、流行のターバンを使ってもOK!アレンジでは、大き目のターバンを三つ編み部分に巻いてます☆バンダナやスカーフを髪飾りとして結んでも、雰囲気が変わり、すごくキュートな仕上がりになりますよ♪三つ編みができない方の場合、右と左サイドの髪をトップにもっていきながらピンで留めます。この後に、飾りのターバンやバンダナを使って、髪を固定いただいても、かわいいと思います♪美容師/東 由美(Timney Cast)
2017年06月17日最初は、割り切った体の関係だけだったのに・・・次第に情が沸き、ツラい恋愛沼にハマってしまう女性は少なくありません。セフレから始まった関係は恋人関係に発展しにくいと言われ、悲しい思いをするのは女性だけ…という状況に陥りやすいです。でも、なぜ男性は上手にセックスだけと割り切れるのに、女性は割り切れなくなってしまうのでしょうか。今回は、女性がセフレに本気になってしまう理由ついてです。セックスについての考えが男と女では違う男性はセックスはセックス、恋愛は恋愛と区別する脳になっていますが、女性はセックスと恋愛を同じテーブルの上に並べます。そのため、セックスをした相手に好意を持ちやすくなります。もしも子供が出来た時に、その相手と上手く関係を築かなければという本能が備わっているからという説もあります。男性は、多くの女性に自分の種を振りまき、子孫を残す事が本能。女性は、その子孫を大切に育てる本能があるのです。その違いが、セックスを割り切る/割り切れない、の男女の違いになって現れているのかもしれません。安心感を感じるオキシトシンが分泌大好きな人にぎゅっと抱きしめられた時に感じる安心感、幸せな気持ち、これは脳から分泌されるホルモン“オキシトシン”のなせる業。オキシトシンは、心を穏やかにし、ストレスを発散させ、幸福感を与えます。その幸福感は一種の麻薬のようなもので、一定の期間で与え続けられると感じなくなることが怖くなってしまいます。それが依存に繋がるのだという専門家もいて、そんな依存心を生む程の幸福感を簡単に味わえるもの、それがセックスなのです。セックスで子宮頸部を刺激する事で、その相手が好きだろうと好きでなかろうと、女性の脳内にオキシトシンが分泌され幸福感で満たされるといいます。その脳内感覚が、恋愛をしている時の感覚に似ていることから、目の前の相手を好きだと錯覚していまうとも言われています。女性は、脳のメカニズムで体の関係を持った相手を好きになってしまう事がわかります。冷静になれば、好きになった理由は後付で、実は体の相性が良かっただけなんて事も。体から始まった恋をしている人は自分の気持ちにもう一度向き合ってみましょう。
2017年04月14日体の性と心の性が一致しないトランスジェンダーを題材にした『彼らが本気で編むときは、』の大ヒット御礼舞台挨拶が3月7日(火)、都内で行われ、生田斗真、桐谷健太、荻上直子監督が出席した。元男性の介護士リンコ(生田さん)と、その恋人マキオ(桐谷さん)のもとに、実母に育児放棄されたマキオの姪っ子トモが転がり込み、新しい“家族”に自分の居場所と本当の幸せを見つけ出すが…。第67回ベルリン国際映画祭では、LGBTをテーマにした上映作全37タイトルのうち、最も優れた作品に与えられる「テディ審査員特別賞」(TEDDY Special Jury Award)を日本映画として初受賞。観客賞(2nd Place)も同時受賞している。公開後、観客から熱い支持が集まっており、生田さんは「いい映画だって、もっぱらの評判です!僕らが本気で作った映画が、もっと広がれば」と感謝の意。司会者から大ヒット中のミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』をしのぐ評価の高さだと聞かされると、「リ・リ・リンコを演じられてうれしい」(生田さん)、「僕もマ・マ・マキオとしてうれしいですね」(桐谷さん)。2人仲良く、エマ・ストーン&ライアン・ゴズリングがロスの夜景をバックに踊る名シーンを再現する『ラ・ラ・ランド』ごっこに興じていた。そんな楽しげな姿に、荻上監督は「私もナ・ナ・ナオコって言わなきゃいけないですかね…」と緊張しきり。すかさず、生田さんが「普通でいいですよ」とフォローしていた。また、劇中に登場するリンコと、田中美佐子演じる母親との関係性に話題が及ぶと、生田さんは「うちの母親を思い出しました。子どもの頃、よく鶏のから揚げを作ってくれたんですが、実は最近になって母親が鶏肉、苦手だってことを知って…。味見もしなくちゃいけないのに、大変だったなと。母の無償の愛ですよね」と“おふくろの味”をしみじみふり返った。舞台挨拶には「ゴスペラーズ」が駆けつけ、シンディ・ローパーの名曲である本作のイメージソング「True Colors」のカバーヴァージョンを披露。その美しいハーモニーに、生田さんは「歌、うまっ!」とストレートすぎる感想を述べていた。『彼らが本気で編むときは、』は新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2017年03月07日結婚式のお呼ばれにオススメな髪型!人気の編み下ろしスタイル少し前までは、結婚式のお呼ばれと言えばアップスタイルが定番でしたが、最近は髪を下ろしたスタイルにする人も多くなってきていますね。そこで今回は、編み下ろしパーティーヘアセットをご紹介します。編み込みと三つ編みしか使っていないので、パーティーヘアとしては比較的簡単にできると思います。自分でセットできるようになれば、時間もお金も節約できちゃいますよ!編み込みと三つ編みで作る編み下ろしヘアアレンジの作り方① ハチ上をストレートアイロンで波ウェーブ、または、コテで少し根本から強めに巻いてベースを作ります。② 耳前の髪を残して、後ろを編み込みしていき、毛先は三つ編みにして結びます。左右のどちらかに少し寄せながら編んでいくと編みやすいです。③ 編み目をつまんで引き出し、しっかりほぐします。④ サイドの毛束をそれぞれ根元から編み込み、毛先は三つ編みにします。⑤ 編んだ後は、毛束を引き出してしっかりほぐしましょう。⑥ 真ん中の毛束の中間に指を通して穴を開けます。ここから、サイドの毛束を入れ込んでいきます。⑦ サイドの毛束を入れ込むには、ポニーアレンジスティックを使うと簡単です。先ほど開けた穴にスティックの先を通し、輪っか部分にサイドの毛束を通したら、スティックをグッと下に引き込めばOKです。ポニーアレンジスティックは100均でも売っていて、簡単に手に入りますよ!⑧ ヘアゴムを隠すように毛先の毛束を巻き付けます。ピンやヘアアクセを付けて隠してもいいですね。最後に、毛先を巻いて動きを付け、全体をほぐしてあげたら完成です。顔周りや前髪を巻くのも忘れないでくださいネ☆*自分じゃ上手くできないときはお友達としあいっこするのもアリ今回のアレンジは後ろの髪をしっかりとほぐすことが重要です。自分でできない場合は、お友達としあいっこするのもオススメですよ。ヘアセットは自分でできるのに越したことはないですが、慣れていない方が挑戦しようとすると結婚式当日に失敗してしまうリスクも結構高いです。安心してできるようになるまでたくさん練習してみてください。それでも心配な方は、もちろん美容院のスタッフに頼ってくださいね!スタイリスト/渡邉 宏(Hair Design BEER)
2017年03月04日「NEWS」の小山慶一郎と加藤シゲアキがMCを務める「NEWSな2人」の3月3日(金)今夜放送回に、『彼らが本気で編むときは、』にて、トランスジェンダーの女性リンコを見事演じた俳優の生田斗真が、先週に引き続きゲスト出演する。同番組は明治大学文学部卒で報道番組のキャスターにも抜擢されている小山さん、青山学院大学法学部卒でジャニーズ初の小説家としても注目を集める加藤さんという“インテリジャニーズ”の2人が、ゲストであるフロンティアリーダーとともに、現代日本で様々な怒りや問題を抱えた若者たちの“デモ隊”と向き合うデモバラエティ。今回のテーマは「LGBTに対する偏見反対!トランスジェンダーの苦悩」。番組では偏見や差別に苦しむトランスジェンダーの苦悩や、一人のトランスジェンダーの壮絶な人生。性教育にまつわる問題やLGBTをカミングアウトのしづらさなどを紹介。LGBTのみなさんが自分達を取り巻く日本の現状に対する怒りを訴える。今回はフロンティアリーダーとして映画最新作『彼らが本気で編むときは、』でトランスジェンダーの女性を演じた生田さんのほか、芸人の小籔千豊とLGBT支援法律家ネットワークの原島有史弁護士が参加。KABA.ちゃん、小西真冬らが“デモ隊”側に加勢して、この問題について本気で熱く語り合う。今回のゲスト、生田さんが出演する『彼らが本気で編むときは、』は現在全国にて公開中。本作は『かもめ食堂』『めがね』などの荻上直子監督が「トランスジェンダーの息子に、“ニセ乳” を編んで与えたお母さん」の新聞記事を目にしたことから着想を得たオリジナル作品。生田さん演じる優しさに満ちたトランスジェンダーの女性リンコと、彼女の心の美しさに惹かれ、全てを受け入れる恋人のマキオの前に現れた、愛を知らない孤独な少女トモ。3人がそれぞれの幸せを見つけるまでの60日を描いた物語が描かれる。マキオを桐谷健太が、トモを子役の柿原りんかが演じるほか、ミムラ、小池栄子、門脇麦、田中美佐子、本作が遺作となったりりィら、豪華キャストが共演する。本作は、第67回ベルリン国際映画祭にてLGBTをテーマにした上映作全37タイトルのうち、最も優れた作品に与えられる「テディ審査員特別賞」(TEDDY Special Jury Award)を日本映画として初めて受賞。同時に観客賞(2nd Place)も受賞するなど、高い評価を得ている。「NEWSな2人」は3月3日(金)深夜0:50からTBS系にて放送。(笠緒)
2017年03月03日俳優の生田斗真が2月25日(土)、都内で行われた主演作『彼らが本気で編むときは、』の初日舞台挨拶に、共演した桐谷健太、柿原りんか、荻上直子監督とともに出席した。体の性と心の性が一致しないトランスジェンダーを題材にした本作。元男性の介護士リンコ(生田さん)と、その恋人マキオ(桐谷さん)のもとに、実母に育児放棄されたマキオの姪っ子トモ(柿原さん)が転がり込み、新しい“家族”に自分の居場所と本当の幸せを見つけ出すが…。先日閉幕したばかりの第67回ベルリン国際映画祭では、LGBTをテーマにした上映作全37タイトルのうち、最も優れた作品に与えられる「テディ審査員特別賞」(TEDDY Special Jury Award)を日本映画として初めて受賞したばかり。観客賞(2nd Place)も同時受賞している。女性役に挑んだ生田さんは、「いい手応えをもって帰ってくることができた」と現地の様子を凱旋報告し、「町で『君の映画を観たよ』と声をかけられることも。我ながら、いい作品だと思うし、頑張って良かった」と感無量の面持ち。そして「日本映画の可能性はどんどん広がるべきだし、自分が少しでも力添えできれば」と俳優として決意を新たにしていた。海外の映画祭に初参加した桐谷さんは「上映後にはスタンディング・オベーションで暖かい拍手をいただき、しみじみうれしく思いました」とこちらも喜びのコメント。柿原さんは「初めてレッドカーペットというものを歩かせていただき、いい経験をさせていただいた」と話していた。ベルリンで邦画初の快挙を達成した荻上監督は、「猫のキャラ弁だったり、思いがけないシーンでどっかんどっかん笑いが起こった」と海外ならではのリアクションに興味津々。「何かを声高に訴えるのではなく、いろんな人がいて、いろんな家族や愛の形があっていいんだと伝えたかったし、(現地で)伝わった気がする」と本作をアピールしていた。『彼らが本気で編むときは、』は新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:彼らが本気で編むときは、 2017年2月25日より新宿ピカデリー・丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2017「彼らが本気で編むときは、」製作委員会
2017年02月25日俳優・生田斗真の演技の幅広さに驚かされる。『彼らが本気で編むときは、』で彼が演じるのは、トランスジェンダーの女性リンコ。見た目はどこからどう見ても格好いい生田さんだが、女性らしい美しさとなるとハードルは上がる。荻上直子監督からは「リンコをきちんと女性として見せたい」と言われ、生田さんは外見も中身も美しいリンコとなり、この映画のなかで生きた。「リンコ役の話をもらったときは、うわぁ大変な役がきたなって思いましたけど、同時にどうやって演じようか考えていて…だから僕のなかで“やらない”という選択肢はなかった。たじろぎはしたけれど迷いはなかった。それに大変だなぁと思う作品こそ火事場の馬鹿力が出るものなんですよね」。役作りとしては“知る”ことから始まった。LGBTといっても人それぞれ。テレビで活躍するオネエ系の人たちもいれば、容姿や声はそのままの人もいる、性別適合手術をして全身変えている人もいる。そういった(何人かの)人たちに話を聞きながら生田さんがリンコを演じるために取り入れたのは、髪型や衣装のこだわりはもちろん、女性としての仕草や居方。声のトーンも「こんなに声を研究したのは初めてですね」というほど、悩んで、試して、あのリンコの声にたどり着いた。「仕草や居方については日本的なことも参考にしました。舞踊とか歌舞伎の女形にヒントがたくさんあって、どこか古風な女性を目指したというか…。編み物をすることも大きかったです。ただ僕は本当に無器用だし編み物をやったことはなかったので、早い段階から先生に教えてもらったんです。最初、あまりにもできなくて愕然としましたね。手はつるし、できないから楽しくないし(苦笑)、毎日家で練習しました。荻上監督はワンカットで撮影することが多いというのを耳にしていたので、セリフを言いながら、演じながら、手元を見ずに自然と編める──そのくらいできるようにならなきゃいけないと思って。最終的にはとても速く編めるようになりました(笑)」。リンコが編んでいるのはある形をしたもので、それを彼女は「アタシの煩悩」だと言う。悔しいことがあるたびに煩悩を編み、ある数に達したときに叶えたいことがあった。リンコはそんなふうに悔しさや怒りを編み物に込めているが、生田さんは?「僕も日々のなかで溜息をつきたいときはありますよ。でも、プライベートで怒りを感じることはあまりないですね。あったとしても持ち越さない。お酒を飲んでやり過ごします(笑)」。また「生田斗真とリンコのスイッチのオンオフは急には無理だ…」と、この映画の撮影中はなるべくスカートを履くようにしたり、ほかの仕事が入らない限りネイルもしたままで生活していたと明かす。そうすることで新たな発見もあった。「理にかなっていると思いました。ネイルの色が剥がれないように気をつけていると手の動きが丁寧になるんです。たとえばコップの持ち方とか。リンコを演じるにはこういうことを日常化していかなければならないんだなと。最初はどうしたら女性に見えるか身体の動きばかりを気にしていたけれど、ある日、荻上監督から“現場に入るときからリンコちゃんでいてください”って。スタッフが“この女性を綺麗に撮りたい!と思わせたいので、絶対に生田斗真で入ってこないでください”と。そこからは、現場に入るときからリンコでいるようにしたというか、静か(おしとやか)にしていました(笑)。あと、トモの前では男が出ないように、男を感じさせないようにしていましたね」トモはリンコの恋人マキオ(桐谷健太)の姪。母親が家出してしまったため、叔父であるマキオの家で暮らすことになる。最初はリンコがトランスジェンダーの女性であることに戸惑いつつも徐々に仲良くなり、まるで母と娘のような関係になっていく。そのなかで生田さん自身もリンコを通して自分のなかの母性を感じた。「自分のなかの母性と出会う瞬間が…あったんですよね。トモとマキオとリンコの3人が川の字になるシーンで、トモが寂しくてリンコの布団に入ってきて(リンコの)おっぱいをもみもみして、リンコはトモを抱きしめる。何とも言えない不思議な気持ちになりました。なんだ、この感情は…と。愛おしくて胸が苦しくて、これが母性なのか…と。ほかにもトモの同級生カイの母親(小池栄子)とスーパーでばったり会って、差別的なことを言われるんですが、その帰り道にトモの方から手を握ってくれるシーンは涙が出てくるほど嬉しかった。トモにとってリンコは叔父さんの家にいる変わった人だったのに、どんどん心を開いてくれて頼ってくれるようになる。嬉しかったですね」。何をもって家族というのか、家族の定義を考えさせてくれる映画でもある。そんな荻上監督作は「ワンカットで撮ることが多い」と生田さんが言うように、クライマックスに印象的な長回しシーンがある。荻上監督が好きだという橋口亮輔監督作『ハッシュ!』のラストシーンへのオマージュとも言える描き方だ。「長回しで、しかも引きで撮るというのは、僕としては久々。その緊張感がドキドキしていいなぁと。荻上監督はカメラの横で演技を見てくれる監督で、そういうタイプの監督と仕事をするのは『人間失格』の荒戸源次郎監督以来。荻上監督は俳優の演技を生で見ないと芝居の善し悪しが分からないからカメラの横にいるのだと言っていましたけど、それが長回しとなると役者としてはより緊張感が増します。クライマックスのそのシーンは積み上げてきた積木を崩す瞬間でもあって──引きで撮る、全体の画で見せる、なんて格好いいんだろう!男前だなって。僕だったら全員の寄りの画が欲しくなると思うのに(笑)。ものすごく映画らしい現場でした」。(text:Rie Shintani)■関連作品:彼らが本気で編むときは、 2017年2月25日より新宿ピカデリー・丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2017「彼らが本気で編むときは、」製作委員会
2017年02月23日大ヒットした「かもめ食堂」や「めがね」で、日本映画の新たな頁を開いた荻上直子監督の最新作「彼らが本気で編むときは、」は、“もう癒し系とは言わせない”と監督自らが語る“真骨頂”と呼べる映画です。南カリフォルニア大学大学院の映画学科に留学していた20代の6年間、それから12年後、夫と生後間もない双子とともに再びアメリカ生活を送った1年間も、アパートの大家さんはじめ、周囲にはゲイ、レズビアン、トランスジェンダーの人たちが普通に暮らしていたのに、日本ではそうでないことに違和感を感じた荻上監督。ある新聞記事で、中学生の息子に「おっぱいがほしい」と打ち明けられ、彼に “ニセ乳” を作ってあげた母親の存在を知った監督は、このお母さんに会いに行きます。女の子になった息子を自然のこととして受けとめ、我が子を大切に思う気持ちを知り、自分の双子への愛情と変わらないと思った監督が、映画にしたいと切望したのがこの作品なのです。トランスジェンダーの女性・リンコ(生田斗真) の恋人・マキオを演じているのが、桐谷健太さん。普通の男性役ながら、セクシュアル・マイノリティであるリンコを、あくまで一人の女性として守り抜く姿勢の男らしいこと! そんな桐谷さんに、映画を作り上げるまでの熱い思い、この映画で到達した新境地についても、たっぷり語っていただきました。■小学校5年生のトモ。テーブルにコンビニのおにぎりが置かれている生活―― この映画に出演しようと思われたのは、なぜですか?「最初、マネージャーから電話があって、すごくいい脚本だと。母親が家を出て行ってしまった姪っ子が、元は男性だった女性と暮らしてる母親の弟と同居することになって…と聞いて、『ええっ、どういう話?』みたいにはなりましたけど(笑)。でも、実際に読んでみて、すごくええ脚本やなあと思ったし、今、オリジナル脚本で製作する映画は減っているから、これは映画らしい映画になるんじゃないかって、すごく感じた。監督の作品も観ていて、『ああ、空気を撮る監督やな』って感じたから、めっちゃ楽しみでしたね、はい」母・ヒロミ(ミムラ)と二人暮らしのトモ(柿原りんか)は、小学校5年生。帰宅すると、テーブルにコンビニのおにぎりが置かれている生活でしたが、ある日、母が男性と出奔してしまい、仕方なく書店勤務の叔父・マキオを訪ねます。マキオは、彼らの母親(りりィ)が暮らす施設で働く恋人のリンコと同棲しており、三人の共同生活が始まりますが…。―― この映画に出演する前と後で、トランスジェンダーに関する感じ方、恋愛観に変化がありましたか?「俺は東京に出てきたばっかりの時、ゲイの方にナンパされ、そこからこの業界、モデル事務所に紹介してもらったりして、ゲイやトランスジェンダーの友達がすごく多かったんです。いうたら僕も、大阪から出てきてマイノリティだったわけですよ。誰も知らない中、彼らはすごく優しくしてくれたし、中には下心あった人もいるかもしれないけど(笑)、でも、すごく仲良くて。その頃からの友達に『こういう映画やるけど、聞いてもいい?』って、いろいろ話を聞かせてもらって。だから、俺の中ではトランスジェンダーって言葉は、この映画をやるまで知らなかったっていうぐらい、あたりまえの日常やったから、よくいう “認める” とか “認めない” とか、そういうことじゃなくて、いろんな考え方があってそれでええやん…っていう考え方なんです」―― 当事者になってみて、初めてわかる差別があると思うのですが…。「当事者ということでいうなら、中学生の頃、自分はトランスジェンダーだと気づいた時が、思うことはすごく大きいんやないかと思う。だからこの映画を観ながら、その友達たちは俺には何も言わなかったけれど、世間に対する苦しみや悲しさを経験してきたのかなと、想いを馳せたりしました。役を構築する上で、友達に『トランスジェンダーの女性が、つきあう男性の共通点って、あったりするの?』って聞いたら、『それは健太、人それぞれだよ』と。普通、 “人それぞれ” っていうのはヒントにならないじゃないですか、ある種漠然としていて。でも俺、それですごい腑に落ちたんですよ。もちろん結婚を考えてるとしたら、すごく覚悟をちゃんとしてる人だと思う。で、その時に、『そうか、マキオってすげえ男らしい男なんやな』と感じた」じっとこちらの目を見つめながら、丁寧に真摯に言葉を紡ぐ桐谷さん。ワイルドな印象が強いけれど、大きいのにとても繊細な手をしていて、美しい指を組んだり解いたりしながら、時に笑いを取り、時にガキ大将のように豪快に笑い、時にホロリとさせるのです。■一番目立ちたい!よりも「斗真がきれいに見えるように」変化した新境地―― マキオは普通の男性ですが、母親は夫が他の女性と駆け落ちした辛い過去があり、姉は好きになった男を追って家を出てしまう…という環境。そんな中でトランスジェンダーの恋人と暮らす彼を演じるのは、なかなか難しかったのではないでしょうか?「マキオを演じる上で、いろんなリサーチをしたり、監督からは、監督の旦那さんのイメージなんだって聞いたり…。ダサくて話もおもしろくなくて…って、旦那さんのことをガーッて文句言った後、『でも、すごく優しいんです』と。それ、聞いた時に俺、すごく愛情を感じて、『何か、グッとくるなあ』みたいな…。それでまた、イメージもらったんですよ。でも、人を愛する気持ちとか傍にいたい気持ちは、別に俺と何ら変わんないって感じたから、それを核にして、無垢なマキオ像というか、マキオを生きられたと思ってますけどね」最初は馴染めなかったトモも、お弁当を作ってくれたりする優しいリンコに、少しずつ心を開いていきます。リンコはリンコで、世の中から哀しい差別を受けながらも、辛い気持ちを編み物で紛らわせ、トモの愛らしさにだんだんと母性が目覚めていき…。―― 生田さんの女性役、現場ではいかがでしたか?「斗真も、最初は苦労したと思う。メンタルな部分を作り上げながら、フィジカルな部分で肩幅が大きく見えないように、手がお兄ちゃんみたいにならないように…。やっぱりそこって重要じゃないですか。そういう意味ではすごく苦労していたし、撮影中、今回は女性陣が多かったから、みんなが注文を言いにくるわけですよ、そこはちょっと…みたいに。だから、俺は傍にいて支えることができたら…と、ホンマに今回、強く感じた。やっぱり斗真が美しく見えることが、この映画にとってすごく重要なわけですから。それと、監督も撮影前、『私もこれに賭けてます』と。『私の人生の第2章なんです』と言うてくれたんで、その監督のお手伝いを全力でしたいな、という思い。今までは、『自分が一番目立ったる!』としか思ってなかったわけですよ。まあ、それが作品のためにもなると思ってやってたわけですけど。でも、今回はそうじゃなくて、斗真がきれいに見えるように、斗真が心折れないように…と思ってて。現場にいた時に俺、今までと違う感覚に『アレ?』って思いました。でも、それはマキオがリンコさんを支えてることとシンクロしていたと思う」―― マキオはリンコさんの心の美しさに惹かれ、それ以外の部分はどうでもいいと選んだ人。内面の美しさが外側にも出ている女性ですが、生田さん、本当にきれいでしたね。「斗真はものすごい一生懸命やってて、俺は最初に脚本見た時から、合うやろなあとも思ったし、本当に可愛いかったし、だから、『可愛いよ』って常に声かけてた。斗真が言ってたのが、斗真もトランスジェンダーの友達がいて、話を聞いた時に、もちろんフィジカルな見え方も大事だけど、やっぱり気持ちだと。籍を変えてる人は、籍を変えてない人よりも自信を持ってて、自分はもう女性なんだっていう…、それだけで全然違うとか、そんな話を教えてもらったのかな。その時、気持ちをちゃんと持っていけばいいんだって思えた、って言ってた。俺もそれを聞いて、すごく腑に落ちたというか、斗真が、後半に向けてどんどんきれいになっていったし。だから、監督が長になって、みんなで一緒に世界観を作っていけたからよかったのかな、と俺は思うんですよね」■リンコさんと「キスしたい」「抱きしめたい」と、自分から監督に提案―― 生田さんとのシーンでは、いろいろ苦労話もあるのでは?「恋人同士の役なのに、監督に『男同士の友情に見えます。ちゃんと抱き合って、今!』とか言われながらっていうのが、最初の頃はありましたよ。でも、それがみんなで作っていく映画の醍醐味っていうか。あと、監督は空気を撮る人なんで、『この台詞をちょっと強く言ってください』とか『ここはこういう表情で…』っていう演出をしない。ドラマとかだとあるじゃないですか、カットがけっこうあるから。ここは強めで、ここは弱めでいきますか、みたいの…。お芝居によって役によって、いろいろあっていいと思うんですけど、監督の場合は、丸々無垢なこの人間そのもの、たとえばマキオが後ろ姿で、座ってるだけの背中だとしても、この人ってこういう人なんだな、と説得できるくらいの力量が求められてる、と俺は思ったんですね。だから、人を愛する気持ちってのを確認して、ただ表面的なんじゃなくて、無垢なマキオを生きるんだっていうんで、そこにいるんだってことで努力して。でも、俺はやれたと思っています、はい」―― 結婚してトモを養子にしたいと願うリンコさんに、「受け入れます、全部。真剣に考えよう、一緒に」と答えるマキオさん。男らしいなあ! と感動しました。「その後のキスシーン、実は台本になかったんですよ。俺が、『あそこは俺、キスしたい。抱きしめたいんですけど…』って言ったら、監督も、そういうシーンがないからどうしようかなって思ってたみたいで、『もしできるなら、ぜひやってみてください』と。斗真にも『ちょっとキスしたいねん』って話したら、『わかった』って。斗真とは、その前の連ドラの打ち上げでキスしてたからね。経験済みやったから(笑)」―― キスは本当にしてるんですか? よく見えなかったんですけど…(笑)。「してる、してる(笑)。そこも、荻上監督っておもしろいなぁと思ったんですよ。普通だったら見せたいじゃないですか。でも、唇重ねてるとこ、撮ってないし。この人っておもしろいな、すごいなって思った。監督はワンカットでずーっと撮るんですよ。お姉ちゃんが帰ってきて、トモが殴りかかって、みんなで話し合うシーンは、ものすごい回数を重ねたシーンなんです。普通だったら、撮り方ちょっと変えたりとかするかもしれないんですけど、監督はずーっと撮ってる。それが、俺はすごいな、監督には見えてるんだな、と思いましたね」桐谷さんも何度も語っているように、“空気を撮る”荻上監督のこの映画は、問題意識の強い作品ながら、映像が非常に美しく、音楽も登場人物の心象風景に伴走していて、決して途切れさせない時間の描き方が見事。思わず、「うーん」と唸ってしまう、心に余韻を漂わせる名場面がいくつもありました。―― 桐谷さんも、マキオになりきってリンコさんを受けとめていらっしゃいました。「マキオはきっと、お父さんが出て行ってからすごく傷ついて、お母さんももちろん荒れただろうし、その中で、女の人の怖さとか弱さとか嫌なところもいっぱい見てきて、もしかしたら、自分はもう誰かとおつきあいすることはないかもな…、ってあったと思う。そんな中、自分の想像を軽く超えた美しさに出会ったわけなんですよ。リンコさんとの出会いって、それまでは白黒だった世界がカラーになったくらいのこと。自分の人生を、輝く方向に変えてくれた人なんですよ。彼女がトモの母親になりたいって言った時、最初はびっくりした部分もあったかもしれないけど、でもマキオは揺るがず、この人が幸せなら、と思っただろうし。自分の人生を、丸々変えるような出会いだったわけですから」―― トモを一人置いて出ていってしまうお姉さんについては、どう思われますか? 『私は母親である前に、一人の女よ』という台詞がありますが…。「マキオから言わせてもらうと、お姉ちゃんの気持ちもわかるんですよね。だから、マキオは、大声で怒鳴ったりしないし、ボソッと『トモは、コンビニのおにぎりが嫌いなんだ』っていうような言い方で、相手に伝えようとする。それはきっと、マキオが痛みを優しさに変えることができた人だから。お姉さんはそうじゃなかった。でも、お姉さん役のミムラちゃんも言ってたけど、お姉ちゃんにもマキオのような男性がいてくれたら、そうはなってなかったと思うと。だから、単純にアカンとかって言えない。そりゃ自分の子供なんやから、一緒にいてあげるほうがいいに決まってる。そういう人を見ると、俺は感動する。家計や精神的とかも大変やけど、子供をグッと支えてる人を見たら、ええなあって思う。そんな人に、俺は感動するわけですよ」―― 桐谷さんご自身は、どんな家庭が理想ですか?「明るく楽しく、思ったことはちゃんとみんなで言い合うような…。みんなが、最初からデッカイ木を望んでるんじゃなくて、芽から育てていくのを楽しんでいけたら、そう、愛情の過程もじっくり楽しんでいけたらいいなあ、と思いますね」テレ臭そうに、そう語ってくださった桐谷さん。長身でたくましく、でも、繊細な感性で穏やかに包み込まれるような雰囲気は、“ダンナにしたい!”と、この映画からさらに人気急上昇中。“普通の男”の魅力を余すところなく描ききった、桐谷さん演じるマキオに、今すぐ会いに行ってください!第67回ベルリン国際映画祭 テディ審査員特別賞受賞(パノラマ部門、ジェネレーション部門 正式出品作品)「彼らが本気で編むときは、」脚本・監督:荻上直子出演:生田斗真、柿原りんか、ミムラ、小池栄子、門脇麦、柏原収史、込江海翔、りりィ、田中美佐子/桐谷健太フードスタイリスト:飯島奈美配給:スールキートス 2017年2月25日(土)から全国ロードショー
2017年02月22日ゆんわり三つ編みポニーテールでオシャレ上級者に♪いろんなヘアアレンジをご紹介させていただくことがありますが、人気を集めるのがポニテ系♪普遍的なデザインと、誰でも気軽に楽しめるイメージが人気のようです。そこで今回は、アクセントをひとつ足すだけで、ちょっぴりオシャレ上級者になれる、ポニテ系アレンジを紹介します。ポニーテールの毛先を三つ編みにして、ゆるく崩すだけのアレンジです。ちょっぴりコツはいるけど楽チン簡単♪こなれ感が抜群のアレンジと言えますね。ぜひぜひ参考にしてみてください♪今回は事前にコテでベースを巻いておきましょう♪毛先から緩めに巻き込んでほぐすだけで大丈夫です。では早速、ゴムを2本ご用意ください♪ 簡単5分ヘアアレンジ!ゆんわり三つ編みポニーテールのやり方① ポニーテールに結びます♪② 毛先を巻きつけてゴムを隠します。次に三つ編みをし、再び毛束を巻きつけてゴムを隠します♪③ 後はラフにほぐして…できあがり~♪いかがでしょう??ワンポイントアクセントを加えることで、ちょっぴり違ったポニーテールが簡単に楽しめちゃいます♪ゆる~くほぐして、きれいに仕上げ過ぎないのがかわいく仕上げるポイントです♪ちょっぴり慣れが必要ですが…慣れていくと、こなれ感たっぷりなアレンジが楽しめちゃうので、このアレンジはほんとオススメ♪これであなたの女の武器がひとつ増えます♪ぜひ♪ ではでは~~~♪美容師/松井愛士(release SEMBA)
2017年02月21日生田斗真さんがトランスジェンダー役に挑戦した話題の映画『彼らが本気で編むときは、』。監督・脚本を務めた荻上直子さん(44歳)は、34歳の時に撮った『かもめ食堂』がヒットし、広く名前が知られるようになった。そんな荻上さんが初めて映画を撮ったのは30歳の時だったという。荻上さんの30代を振り返って送るメッセージとは・・・。昼間からフラフラしているアラサー女子に世間の目は冷たいが・・・映画を学びにアメリカに行き、帰ってきたのは27歳の時でした。そこから、30歳でのデビューまで映画を撮ることができず、その時期は昼間に実家周辺を歩いていて、世間の視線が冷たいと感じていました。幸い両親は何も言いませんでしたけど。そんな時期もあったし、やっと映画を撮れるようになってからは、嬉しくて本当に無我夢中でした。ずっと親のスネを齧っていたのでお金はありませんでしたが、自分のやりたいこと・やるべきことがはっきりしていました。「やっていることは間違っていない」と確信できた『かもめ食堂』34歳の時に撮り、35歳で公開されたのが『かもめ食堂』なんですが、実はアメリカ・ハリウッドで学んだ映画作りをこの作品で変えました。ハリウッドの王道は「主人公が、ある目標に葛藤を克服しながら向かっていく」というものです。でも、目標がなくても、葛藤がなくてもいいんじゃないか。そういう物語(脚本)を書かないといけないんじゃないかと思ったんです。『恋は五・七・五!』を撮った時に王道パターンの限界も感じていましたから。そんなこともあって、やりたいこと、やるべきことがはっきりしていたとはいえ、「間違っていない」と確信できたのは『かもめ食堂』を撮ってからです。映画がヒットしたとか、他人から評価されたとかではなく、自分の中で「これでいい」としっくりきたんです。20代の時は曖昧だったものが掴めたというか。その次の企画を決めた時に、掴めたものが自分の中で確実なものになりました。そういえば、『かもめ食堂』の頃に、当時の彼と一緒に住み始めたんです。たとえ仕事をしていなくても、結婚していなくても、“男性と一緒にいる”というだけで、世間の目は柔らかくなりました。自分の道を進んでいるのなら、誰に何を言われても平気© 2017「彼らが本気で編むときは、」製作委員会『かもめ食堂』のサチエも、『彼らが本気で編むときは、』のリンコも、「自分の生きる道」には迷いがないんです。例えばリンコは、トランスジェンダーで女性として生きる道を選んで進んでいます。そこに迷いはありません。今作ではその道を選んだことより一歩進んで「リンコは母親になれるのだろうか?」ということをテーマにしています。もちろん、生まれた時の性と違う性で生きることに対して、まだまだ世間の理解は深くありません。でも、自分が決めた道を歩んでいるのであれば、周囲が何と言おうがどうでもいいと思うんです。これは、私が私自身に対して考えていることです。こんな世界にいると、いろいろ酷いことも言われます。ファミレスで独り何時間も仕事していれば、隣のテニス帰りの主婦たちに“変な人”みたいに見られたりもします。アラサーで仕事をしていなかった時の周囲の目も冷たかった。でも、それって気にしても仕方のないことです。自分が選んだ道を進んでいる限り、私は誰に嫌われても平気なんです。やり続けているのは「好きが異常に強いから」私は、映画を撮ることが好きでしかたなくて、ある時「映画をずっと撮っていく」と決心したんです。それからはブレることはないです。自分の道を選ぶ、これだと決めることが難しいと言われれば、確かにそうかもしれません。周囲の目や声に耐える強さがなかなか持てないと言われれば、それもそうかもしれません。でも、周囲なんか関係なくやり続けられるのって「好き」ってことでしかないんじゃないかと思うんですよ。「好きを仕事にすることは難しい」という人がいますし、よく「昔、私も映画を撮ってみたいと思っていたんです」と言われることがあるんです。じゃあ、なんでその人は撮っていないのか?たぶん、好きなことを仕事にしている人は、他の人よりも“好き”が異常に強いのでは、と思うのです。同じようなことを松田聖子さんが言っていたと聞いて納得しました(笑)。それに、会社に勤めている人でも、その仕事の中に“好き”を見出している人ってたくさんいると思います。前回できなかったことが、今回はできた。その繰り返し30歳で初めての映画を撮ってから、30代はわからないことだらけでした。現場に入って女優さんと話をするだけで緊張するし、どうしていいかわからない。でも、それをがむしゃらに越えてきたことによって、40代となった今では一通りのことはわかるようになりました。憧れていた女優さんと話しても緊張はするけど、言いたいことは言う。まぁ、気づけば周囲がみんな年下ってこともあるんですけど(笑)。30代に土台を築いてこられたかなと思いますが、都度振り返って「成長した」と思ったわけではなく、次の作品に入った時に、前回はできなかったことができていると気づいてそう感じました。積み重ねです。今振り返ると、その時々目の前のことを本当に一生懸命やっていました。今、30代の人も絶対みなさん頑張っていると思うんですよ。だから単純に「頑張って」とは言えないんですけど、葛藤がある人生ばかりではなくて、淡々と生きる人生もありで、そこも含めて自分にとっての大切なものがわかっていれば、周囲に何を言われてもやり続けて欲しいと思います。あと、恋愛についていうと自分がタイプだと思っている人と真逆の人に目を向けて見るのがいいですよ。視野が広がります!実際、私の今の旦那もタイプとは真逆です(笑)。<取材を終えて>現在4歳になる双子を育てながら監督・執筆業をされている荻上さん。やわらかな雰囲気からは「がむしゃらだった」とおっしゃる30代も軽やかだったのでは?と想像してしまいましたが、言葉の端々に感じられる強さは、やはりその時代にやりきった自信からきているのではないのかなと思いました。“自分で選んだ道を進んでいれば、誰に何を言われてもいい”ANGIEでは「結婚も、仕事も、生活も、人生すべてにおいて自分の幸せは、周囲や世間の物差しではなく自分基準で選びとってもらいたい」とのおもいで日々記事を作っています。その思いにぴったり寄り添いながら、力強いメッセージをいただきました。みなさんも映画館で監督の強いメッセージを受け取ってみませんか。photo by 加藤義一(荻上直子監督)<Profile>荻上直子(おぎがみなおこ)1972年生まれ。長編劇場デビュー作『バーバー吉野』(03)でベルリン国際映画祭自動映画部門特別賞受賞。『かもめ食堂』(06)で日本映画界へ新しいジャンルをもたらした。続く『めがね』(07)、『トイレット』(10)、『レンタネコ』と作品を発表。各々で賞を受賞している。<Information>『彼らが本気で編むときは、』© 2017「彼らが本気で編むときは、」製作委員会脚本・監督荻上直子出演生田斗真、柿原りんか、ミムラ、小池栄子、門脇麦、柏原収史、込江海翔、りりぃ、田中美佐子/桐谷健太他製作:電通、ジェイ・ストーム、パルコ、ソニー・ミュージックエンタテインメント、パラダイス・カフェ制作プロダクション:パラダイス・カフェ配給:スールキートス助成:文化庁文化芸術振興費補助金©2017「彼らが本気で編むときは、」製作委員会2017年2月25日全国ロードショー公式ウェブサイト【STORY】小学5年生のトモ(柿原りんか)は、母のヒロミ(ミムラ)と二人暮らし。ある日、ヒロミが男を追って姿を消す。ひとりきりになったトモは、叔父であるマキオ(桐谷健太)の家に向かう。母の家出は初めてではない。ただ以前と違うのは、マキオはリンコ(生田斗真)という美しい恋人と一緒に暮らしていた。食卓を彩るリンコの美味しい手料理に、安らぎを感じる団らんのひととき。母は決して与えてくれなかった家庭の温もりや、母よりも自分に愛情を注いでくれるリンコに、戸惑いながらも信頼を寄せていくトモ。本当の家族ではないけれど、3人で過ごす特別な日々は、人生のかけがえのないもの、本当の幸せとは何かを教えてくれる至福の時間になっていく。それぞれの気持ちを編み物に託して、3人が本気で編んだ先にあるものは・・・============================================================
2017年02月20日生田斗真がトランスジェンダーの女性を演じ、「第67回ベルリン国際映画祭」でも絶賛を受けている『彼らが本気で編むときは、』。本作のメガホンをとった映画監督・荻上直子と、主演の生田さん、生田さん演じる主人公の母親役を演じた田中美佐子、女装パフォーマーのブルボンヌが、NHK EテレのハートネットTV「LGBTを“当たり前”に」に出演することになった。母親(ミムラ)に家出され、ひとりきりになった少女トモ(柿原りんか)が、叔父であるマキオ(桐谷健太)、マキオと同棲している美しいトランスジェンダーの女性・リンコ(生田さん)という新しい“家族”と触れ合い、自分の居場所と本当の幸せを見つけ出していく物語。食卓を彩る美味しい手料理や、生まれて初めてのキャラ弁、髪を可愛く結んでくれることなど、母が与えてくれなかった家庭の温もりを初めて知ったトモは、自分に愛情を注いでくれるリンコに少しずつ心を開いていく。その一方、世間の無理解や偏見から「普通じゃない」と言われてしまうリンコ。でも、そんな悔しいことや悲しいことがあっても、彼女は編み物を編むことで、ネガティブな感情を全部「チャラ」にしていくと語り…。映画『かもめ食堂』(’05)で一躍脚光を浴びた荻上監督。出産・育児をへて5年ぶりに発表した新作『彼らが本気で編むときは、』は、トランスジェンダーの女性が主人公の物語。荻上監督がアメリカから帰国後、日本ではセクシュアル・マイノリティの人々と出会わなくなった日常に “違和感”を覚えたことから生まれた作品だ。本来は“当たり前”にあるはずの光景をただ描きたかったという荻上監督。映画では、生田さん演じるトランスジェンダーの女性の日常が淡々と描かれていく。誰もが“当たり前”に暮らすにはどうすれば良いのか。荻上監督と、トランスジェンダーの女性役に挑んだ生田さん、わが子を大きな愛で支え続ける母親役を演じた田中さん、女装パフォーマーとして活躍するブルボンヌさん、山田賢治アナウンサーと共に語り合う。ハートネットTV「LGBTを“当たり前”に映画監督・荻上直子と語る」は2月28日(火) 20時~、NHK Eテレにて放送。(text:cinemacafe.net)■関連作品:彼らが本気で編むときは、 2017年2月25日より新宿ピカデリー・丸の内ピカデリーほか(C) 2017「彼らが本気で編むときは、」製作委員会
2017年02月20日●子役の前では、"男の自分"を出さないように努力した俳優として新たな可能性を開き、様々な作品に挑戦しつづけている生田斗真。2016年には映画『秘密 THE TOP SECRET』『土竜の唄 香港狂騒曲』、舞台「SHINKANSEN☆RX『Vamp Bamboo Burn~ヴァン!バン!バーン!~』」と、どれも全くキャラクターの違う主役像を世に送り出した。最新映画『彼らが本気で編むときは、』(2月25日公開)で生田が新たに演じるのは、トランスジェンダーの女性・リンコ。近年、ビジネスや人材活用という面でもLGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダー)という言葉が注目され、ダイバーシティの重要性が指摘されているが、大上段に振りかぶることなく、等身大の女性を演じた。恋人・マキオ(桐谷健太)、マキオの姪・トモ(柿原りんか)と家族をつくりあげていくこの作品をどう捉えているのか、また女性役を演じるにあたっての気持ちについてなど、生田に話を聞いた。■生田斗真1984年生まれ、北海道出身。主なドラマの出演作に『花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~』(07・フジテレビ系)、『ハチミツとクローバー』(08・フジテレビ系)、『ウロボロス~この愛こそ、正義。』(15・TBS系)など。映画では、初出演にして初主演を果たした『人間失格』(10年)、さらに同年に公開された『ハナミズキ』(10年)で第84回キネマ旬報ベスト・テン新人賞、第53回ブルーリボン賞新人賞を受賞。その他映画主演作として、『脳男』(13)、『土竜の唄 潜入捜査官REIJI』(14)、『グラスホッパー』(15)など。○ものすごく挑戦だった――今回、トランスジェンダーという役どころですが、オファーを受けた時の気持ちや、やろうと思った時の心境を教えてください。今まで演じたことのない、トランスジェンダーの役をいただいたというのは、ものすごく挑戦になるなと思いましたし、ある種いろいろなものを失う覚悟で挑んだという感じもあります。本当に、いっこ「時代が変わったな」と思う瞬間だったんですよ。こういった映画が日本で作られるということも、僕にやって欲しいと言ってくれた荻上監督の思いも嬉しかったです。すごく変な話かもしれませんが、ジャニーズ事務所が「こういう映画に出て欲しい」と言ってくれるんだ、という思いもありました。本当に、10~20年前では考えられなかったものづくりが動き出そうとしているんだなという気がして。――リンコを演じるにあたって、監督からの要求はどのようなものでしたか?いわゆるバラエティ番組などで活躍されている、"オネエキャラ"のような方とは、ちょっと違うという点はありました。世に出て行ける方たちは、どこかふっ切れて自分をあえて作っていたりとか、人前で見せる強さもある。だけど実際のトランスジェンダーの方たちには、例えばカミングアウトできない方もいて。「誇張されていないリンコさんでいて欲しい」という要望はありました。僕自身はいつも「自分のお芝居はうまくできてるのかな?」とか、不安な気持ちで見ちゃうんですけど、出来上がった作品を観るとそこを気にする余裕がないくらい、映画の世界観がすごく好きでした。「めちゃくちゃいいじゃないか!!」と思いました(笑)。○トモの前では女性でいる――今回は、トモに対する愛情がキーになっていたかと思いますが、トモ役の柿原りんかさんとは撮影時にどのようなことを話されましたか?すごく難しくて。彼女の中の"リンコさん像"を崩したくなかったから、あまり話しかけなかったです。普段だったら「一緒にご飯食べようよ」とか話しかけていたと思うんですけど、そこで一気に、男の自分が出てきちゃうなと思って(笑)。彼女には、僕のことをリンコさんとして見てほしいし、彼女の前ではリンコさんでいてあげたいなと思いました。お芝居の経験もあまりないし、できる限りのことはしてあげたいなと。一緒に遊びたい気持ちはありましたけど、話しかけなかったですね。――生田さん自身も小学生の頃からお仕事をされていますが、例えばご自身の経験とかもあってそういった接し方になったということもあるんでしょうか?それもあったのかもしれないですね。たぶん自分が小さい頃も、大人たちが見せなくていいものを隠してくれていたんですよ。お芝居の世界にうまく入れるように、道筋を整えてくれてたんだと、今になって気づくことですけど。そういうことは、必要なのかなと思います。ここ最近、「お芝居を初めてやります」という男の子や女の子との共演も多くて、自然とそう振る舞っていました。●下着、メイク、所作…女性の大変さを知った○俳優は面白い人生――女性を演じてみて、女性の人生とか生き方について印象が変わったりすることはありましたか?女性は本当に大変だなと思います。着る服も下着も、メイクも髪の毛も「こんなに大変なんだ」と思いました。口紅も、塗ってから水を飲むと紙コップにつくじゃないですか。で、鏡を見たらやっぱり禿げてるし、「また塗らなきゃ」って(笑)。そうやって努力してるのは素敵だなと思うし、逆に楽しいことも多いですよね。洋服の種類も化粧品の種類も多くて、別の生き物なんだなって思いました。――本当に作品に映るリンコさんが美しいなと思ったんですが、完成した作品を見て「我ながらきれいだな」と思ったところなどはありましたか?もちろん所作の練習もしたんですけど、カメラ位置との関係で肩幅が大きく見えたり、がに股に見えたり、足が太く見えたりしてしまうから、スタッフの皆さんが本当に努力してくださったんです。女性スタッフが多い現場だったんですけど、お姉様方が「リンコさん肩を下げてください! 足をもうちょっと閉じてください! そこ!! それで!」って感じでした(笑)。その結果、美しいと言っていただけて、ありがたいです。自分ではなかなかわからないですけどね。――変な質問かもしれませんが、おっぱいはどうなっていたのかな? と気になりました。おっぱいも、リアルなものを作っていただいたんですよ。トモがリンコの胸元を偶然覗き見てしまうシーンがあったので、その時は特殊メイクでリアルなおっぱいをつけました。それ以外のシーンでは、ブラジャーの下にパフというか、わりとプニプニしたものを入れて、演じていました。ブラジャーをつけていると、動きにも制限がかかるじゃないですか。例えば伸びをしたら上がってくるし、上がってきたら直さなきゃいけない、ということも初めて知りました(笑)。女性の日々の暮らしの大変さを感じて、無駄な動きをしないのは理にかなってるんだなとも思ったりしました。――女性役を演じて、撮影終わってからもリンコさんが出て行かないということはありませんでしたか?この作品が終わってすぐに『土竜の唄』の撮影だったので、一気にポーンといきましたね(笑)。その振り幅はもう、自分の中でもおかしくて、「なんて面白い人生なんだろう」と思いました。○蜷川幸雄より強い、荻上監督――改めて、生田さんはリンコさんをどのような人物だと捉えていたんですか?そうですね、母親になりたい、人の親になりたいという思いはずっとあると思うんですよね。考えるたびに「できないことなんだ」と自分に言い聞かせて、だけどまた思いが盛り上がってきてしまって……。その繰り返しで思いに蓋をし続けてきた人だと思うし、彼女の葛藤や寂しさを大事にしたいなと思いました。荻上さんが今回書くにあたってモデルにした方々も、僕の友人たちも、話を聞くと全員口にするのが「親がどう受け止めてくれるかが、すごく大事」ということでした。身内が味方になって「そうだね、大丈夫だよ」と言ってくれるのか、「気持ち悪い」と蓋をしていくかがすごく大きいんです。リンコさんは、お母さんや友達が受け止めてくれて、桐谷健太くんの演じてくれた彼氏のマキオも「何でも受け止めますよ」と言ってくれているのが、すごく大事だなと思いました。僕自身も撮影中、桐谷くんの「大丈夫や」という言葉に支えてもらっていたし、(母親役の)田中美佐子さんに甘えてた部分もかなりありました。――今回の作品を見て、やはり荻上さんの作品は日本独自のものとは違う目線があるなと感じました。日本のトランスジェンダーの方たちの受け入れ方はどうしても閉鎖的で、海外に行くと男性同士で手をつないで歩いていたり、女性同士がキスしていたり、普通にある光景ですよね。海外で暮らしていた荻上監督がこういう映画を作りたいと思ったのは自然なことだと思います。この映画で、閉鎖的な雰囲気がなくなればいいのに、とまではいかないんですが、みんなが喜んでくれればいいな、とは思います。言いたくても言えない人は無数にいて、その人たちが優しい気持ちになって、喜んでもらえたら嬉しいです。――生田さんから見て、荻上監督はどのようなタイプでしたか?今まで出会った中で一番厳しい監督でした。女性の監督とご一緒するのは初めてだったんでが、絞られましたね。久しぶりに追い込まれました。久しぶりに。蜷川幸雄さんより強かったですね(笑)。本当に、この映画を作るということに命がけだったし「私はあなたと心中する覚悟でやってます」といったことをバッと言ってくれて。女性監督というのもやっぱり、ある種生きづらいところはあると思うんです。映画は男の現場だろ、みたいな空気もあると思うんですよね。そこで戦ってきた荻上さんなりの存在の仕方みたいなのがしっかりされていて、一緒にいて面白かったです。映画『彼らが本気で編むときは、』小学5年製のトモ(柿原りんか)は、荒れ放題の部屋で母ヒロミ(ミムラ)と二人暮らし。ある日、ヒロミが男を追って姿を消す。ひとりきりになったトモは、叔父であるマキオ(桐谷健太)の家に向かう。母の家出は初めてではない。ただ以前と違うのは、マキオはリンコ(生田斗真)という美しい恋人と一緒に暮らしていた。それはトモが初めて出会う、トランスジェンダーの女性だった。
2017年02月20日俳優・生田斗真主演の映画『彼らが本気で編むときは、』(2月25日公開)が、第67回ベルリン国際映画祭でテディ審査員特別賞を受賞したことが18日、わかった。同作は『バーバー吉野』『かもめ食堂』『めがね』などの作品を手掛ける荻上が脚本・監督を務めたオリジナル作品。母親に家出されひとりきりになった少女・トモ(柿原りんか)が、叔父であるマキオ(桐谷健太)を頼って家を訪れ、同棲している美しいトランスジェンダーの恋人・リンコ(生田)と出会う。ベルリン国際映画祭では、プログラミングディレクターが同作を気に入り、パノラマ部門・ジェネレーション部門と2部門に選ばれての招待となった。同映画祭では、パノラマ部門、ジェネレーション部門の2部門に選ばれるという快挙を遂げた同作は、ベルリン映画祭で上映されたLGBT(セクシュアル・マイノリティの人たち)をテーマにした全37作品の中から、優れた作品に与えられる“テディ審査員特別賞”を受賞。1987年に同賞創設以来、邦画作品として初めての受賞となる。荻上監督は「非常に嬉しいです」と喜びを表しながらも、「でも私は、正直、トランスジェンダーの人がトランスジェンダーのことで悩んでいるだけの映画は作るつもりは最初からなくて、『女性として普通に』恋愛をし、仕事をし、生活を営んでいる『普通の女性』を描きたかったんです」と作品の真意も語る。荻上監督はさらに、「この映画が『さまざまな家族のカタチ』を受け入れたり、考えたりすることのきっかけになって欲しいんです。今まで持っていた『普通』の概念を見直すきっかけになれれば嬉しいです」とコメントを寄せ、「この映画をみて、LGBTに対する理解を深めてほしいと心から願っています。ベルリン、Danke schön!(ありがとう!)」と改めて感謝を示した。また、同映画祭唯一の日本人審査員・今井祥子は「審査員全員一致での決定でした」と明かした。「審査員の中でも一番絶賛されたのが、『彼らが本気で編むときは、』が、子どもの目を通して、セクシュアル・マイノリティの家族を描いた点です」とポイントを説明。「日本作品でありながら、世界に十分アピールできる『家族の物語』になっていました」と称賛し、「その証拠に、一般の観客の評判がもっとも良い作品だった」と語った。
2017年02月18日生田斗真、桐谷健太、荻上直子監督が組み、“本気”の熱情を見せた意欲作『彼らが本気で編むときは、』。現在開催中の第67回ベルリン国際映画祭においてパノラマ部門、ジェネレーション部門の2部門に選ばれる快挙を成し遂げ、プレミア上映も盛り上がりを見せた本作が、同映画祭で上映されたLGBTをテーマにした全37作品のうち最も優れた作品に与えられる「テディ審査員特別賞」(TEDDY Special Jury Award)を日本映画として初めて受賞したことが分かった。本作は、2013年にアメリカ留学から帰国したのち、セクシュアル・マイノリティの人たちへの対応が社会的に遅れている日本に違和感を抱いた荻上監督が、「トランスジェンダーの息子に、“ニセ乳” を編んで与えたお母さん」の新聞記事を目にしたことから着想を得て、自身でオリジナル脚本を作り上げた意欲作。優しさに満ちたトランスジェンダーの女性リンコ(生田斗真)と、彼女の心の美しさに惹かれ、全てを受け入れる恋人のマキオ(桐谷健太)の前に現れた、愛を知らない孤独な少女トモ(柿原りんか)。桜の季節に出会った3人が絆を紡ぎながら、それぞれの幸せを見つけるまでの心温まる日々を描いた物語は、トランスジェンダーをテーマの1つにしながら、5組の「母と子」の多様な関係性をも描きだしている。「テディ賞」とは、1987年に創設されたLGBT映画を表彰する賞。92年からベルリン国際映画祭の正式な賞と認められ、同映画祭の審査員とは独立した審査員によって選ばれる。ヴェネツィアのクィア獅子賞(2007年~)、カンヌのクィア・パルム(2010年~)よりはるかに長い31年の歴史を持ち、最高峰のLGBT賞とされている。日本映画として、その“初受賞”という快挙となった本作。ここ数年で、日本でもセクシュアル・マイノリティの人たちの人権、差別撤廃が叫ばれるようになってきたが、メジャー級の邦画で、生田さんと桐谷さんという人気絶頂の俳優がセクシュアル・マイノリティのカップルを演じるというのは、数年前までは考えられなかったこと。荻上監督が「人生においても映画監督としても、荻上直子、第二章」と宣言してスタートし、生田さんも「20年の俳優人生の中で、最も苦労した役であり、最も厳しい監督でした!」と語り、桐谷さんも「自分の俳優人生において、ターニングポイントどころか、ゴーイングポイント(※)になる作品!」と明言するほど、監督もキャストも熱い意気込みで臨んでいた(※ 「ターンする必要はなく、真っ直ぐ突き進む時だ」ということ。桐谷さん独自の表現)。日本国内のLGBT人権活動はまだ黎明期といえるが、人権先進国ドイツの地で開催されているベルリン国際映画祭「テディ審査員特別賞」を本作が受賞したことは、社会的にも、文化的にも、大変意義のある大きな第一歩となった。2月15日(現地時間)に行われたレッドカーペットやプレミア上映には、生田さん、桐谷さん、子役の柿原りんかも参加していたが、今回、受賞式には荻上監督のみが出席。荻上監督は「ベルリン国際映画祭の全作品の中で、LGBTを題材にした映画に贈られる特別な賞なので、この『テディ審査員特別賞』は、非常に嬉しいです。でも私は、正直、トランスジェンダーの人がトランスジェンダーのことで悩んでいるだけの映画は作るつもりは最初からなくて、“女性として普通に”恋愛をし、仕事をし、生活を営んでいる“普通の女性”を描きたかったんです。差別されたり、理解されなかったり、陰口をたたかれたり、傷つけられたり、大きな悩みを抱えながらも、前向きに生きる“ひとりの女性”を、です」とその思いをコメント。「トランスジェンダーの人でも心は女性なのだから母親になれるかもしれないという夢を見れることや、血の繋がりがなくても親子になれる希望が持てることや、子どもを産まなくても母性を持てることや、さらに“その恋人”や“その家族”、“母親と子ども”の関係性を一番描きたかったんです。この映画が“さまざまな家族のカタチ”を受け入れたり、考えたりすることのきっかけになって欲しいんです。いままで持っていた“普通”の概念を見直すきっかけになれれば嬉しいです。この映画をみて、LGBTに対する理解を深めてほしいと心から願っています。ベルリン、Danke schon!(ありがとう!)」と感謝を述べた。また、日本人としてただ1人の審査員である、今井祥子氏は「審査員全員一致での決定でした。審査員の中でも一番絶賛されたのが、『彼らが本気で編むときは、』が子どもの目を通して、セクシュアル・マイノリティの家族を描いた点です。そして、観ているだけでお腹が空きそうな料理の数々や、日本に訪れたくなる美しい桜並木など、荻上監督の独特のディテールは、外国人審査員の心をさらに掴んでいました。日本作品でありながら、世界に十分アピールできる『家族の物語』になっていましたし、その証拠に、一般の観客の評判がもっとも良い作品だったことも、私たちが納得して『テディ審査員特別賞』を授けるのにもっとも相応しい作品だと思ったのです」と、受賞理由を語っている。プレゼンターもつとめたパキスタン人審査員Saadat Munir氏は、「小学5年生の少女の目を通じて、この“レインボーファミリー”に惚れ込んでしまった!子役と、主演の役作りは実に説得力があり、心から楽しめました」と壇上でコメント。さらに、パノラマ部門のディレクターであるWieland Speck氏は「荻上直子の大ファンなんだ。彼女のことは昔からよく知っています。なぜって彼女は今回でもうベルリン国際映画祭、4作品目だからね。(主人公の3人は)普通の家族ですが、周りには普通と見られていない。『彼らが本気で編むときは、』を観る人に、普通とは何かということが問いかけられているのが、この映画の面白さのひとつでもあるんですよ」と、本作への惚れ込みようを明かしている。日本では文部科学省選定作品として少年向き、青年向き、成人向きの部門に選出、国内で初めてパートナーシップ証明書を導入したLGBT先進自治体である渋谷区および渋谷区教育委員会が、本作を初の「推奨作品」としている。今回の受賞により、さらなる支持を集めることになりそうだ。『彼らが本気で編むときは、』は2月25日(土)より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:彼らが本気で編むときは、 2017年2月25日より新宿ピカデリー・丸の内ピカデリーほか(C) 2017「彼らが本気で編むときは、」製作委員会
2017年02月18日「第67回ベルリン国際映画祭」にてパノラマ部門、ジェネレーション部門の2部門に選出された『彼らが本気で編むときは、』が、この度2月15日(現地時間)にプレミア上映が行われ、生田斗真、桐谷健太、柿原りんか、荻上直子監督がレッドカーペットに登場した。『かもめ食堂』『めがね』などで日本映画の新しいジャンルを築き、その世界観から女性に圧倒的人気を持つ荻上監督が手掛ける本作は、女性として人生を前向きに生きようとしているトランスジェンダーのリンコと、その恋人・マキオのもとに、母親に置き去りにされた少女・トモが引き取られてきたことから、戸惑いなが らも3人が奇妙な共同生活をスタートする物語。リンコ役には生田さん、マキオ役には桐谷さんを始め、ミムラ、小池栄子、門脇麦、りりィ、田中美佐子ら豪華キャストが共演していることでも話題となっている。現地で行われたプレスカンファレンス(公式記者会見)では、記者から「女性を演じるのは難しかったですか?」と質問されると、「女性を演じることは経験してこなかったことです。仕草や声のひとつひとつにこだわり、女性の魂を自身に込める必要がありました。桐谷さんやりんかちゃんにとても助けられました。2人がいたから、真のリンコになれました」と生田さんは回答。また桐谷さんは、「リンコは自身が思っていることを表に出す女性。マキオは、リンコと出会って世界が一変したのです。彼女を愛し、彼女と一緒に居たい、という気持ちを持っている。その気持ちは僕にもよく分かります」と演じたキャラクターを演じる上で自身を投影したことを語った。LGBT(セクシュアル・マイノリティの人たち)にフレンドリーである欧米の中でも、同性婚も法律で認められているドイツ。ベルリン国際映画祭は、その首都ベルリンでの開催とあって、800席のプレミア上映のチケットは完売となり、その期待の高さも伺えた。そしてこの日、世界中から集まった観客で会場は満席に。上映前に行われた舞台挨拶では、荻上監督、生田さん、桐谷さん、柿原さんが登場すると場内は割れんばかりの盛大な拍手が沸き起こった。生田さんは「皆さま、こんばんは。この作品でリンコ役を演じました、生田斗真です。67回を迎えるこの映画祭に呼んでいただいて本当に光栄です。今日は楽しんでいってください。ありがとうございます」と流暢な英語で挨拶。続いて桐谷さんは、一歩前に出て観客に投げキスを披露。会場が声援で答える中、「こんばんは、桐谷健太です。皆さんが英語で挨拶をしているので、僕は日本語で話します!」と大きな声で宣言すると、その親しみやすいキャラクターに会場は大盛り上がり。そして最後の挨拶となった柿原さんは「こんばんは、柿原りんかです。12歳です。ベルリン映画祭に来れてとても嬉しいです」とドイツ語を披露していた。上映後には、本作に魅了された観客は総立ち。8分間のスタンディングオベーションが巻き起こり、現地ドイツ人の一般客からは「血の繋がりがなくても親子の関係になれるってなんて素敵なこと!日本の社会がこれから前向きに取り組んでいく希望が見えた気がします」「心に響く、とても素晴らしい作品」「とても感動的で、いい映画でした。役者もよかったです」などと称賛の声が寄せられていた。『彼らが本気で編むときは、』は2月25日(土)より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:彼らが本気で編むときは、 2017年2月25日より新宿ピカデリー・丸の内ピカデリーほか(C) 2017「彼らが本気で編むときは、」製作委員会
2017年02月17日俳優の生田斗真が15日、第67回ベルリン国際映画祭のレッドカーペット、および主演映画『彼らが本気で編むときは、』(2月25日公開)プレミア上映に、共演の桐谷健太、柿原りんか、荻上直子監督とともに登場した。同作は『バーバー吉野』『かもめ食堂』『めがね』などの作品を手掛ける荻上が脚本・監督を務めたオリジナル作品。母親に家出されひとりきりになった少女・トモ(柿原)が、叔父であるマキオ(桐谷)を頼って家を訪れ、同棲している美しいトランスジェンダーの恋人・リンコ(生田)と出会う。ベルリン国際映画祭では、プログラミングディレクターが同作を気に入り、パノラマ部門・ジェネレーション部門と2部門に選ばれての招待となった。映画祭の行われたドイツは、同性婚も法律で認められており、同作への関心は高くチケットは完売。記者会見には海外メディアが殺到したが、荻上監督は「この映画は、2年前に新聞に掲載されていた、『トランスジェンダーの息子に、“ニセ乳” を編んで与えたお母さん』という内容の記事を読んだことが映画作りのきっかけとなりました」と、流暢な英語で挨拶をした。海外メディアの記者から「女性を演じるのは難しかったですか?」と質問を受けた生田は「仕草や声の一つ一つにこだわり、女性の魂を自身に込める必要がありました。桐谷さんやりんかちゃんにとても助けられました。二人がいたから、真のリンコになれました」と回答。また、荻上監督も改めて「トランスジェンダーでもなんでも隣人になれるし、家族になれると思っています」と作品テーマを語った。プレミア上映前の舞台挨拶では、監督、生田ともに流暢な英語で挨拶をした。一方、桐谷は観客に投げキスを披露し、「こんばんは、桐谷健太です。皆さんが英語で挨拶をしているので、僕は日本語で話します!」と宣言。ドイツでも親しみやすいキャラクターとして受け入れられた。さらに、柿原はドイツ語で「こんばんは、柿原りんかです。12歳です。ベルリン映画祭に来れてとても嬉しいです」と挨拶し、観客からは大きな拍手が巻き起こった。上映後は、観客による8分間のスタンディングオベーションで称賛が表された。「血の繋がりがなくても親子の関係になれるってなんて素敵なこと! 日本の社会がこれから前向きに取り組んでいく希望が見えた気がします」「差別をひとつのテーマに描いているのに、深い感動を得られる、素敵な作品でした」「『普通とはどういうことか』という問いが前面に出ていたと思います」「自分自身が家族だと思う人と一緒にいられる社会に日本もなればいいですね」と、ドイツの一般客からも数多くの感想が寄せられた。
2017年02月17日生田斗真を主演に桐谷健太、ミムラ、田中美佐子、門脇麦ら豪華キャストを迎えた5年ぶりの最新作『彼らが本気で編むときは、』が、まもなく2月25日(土)より全国公開される荻上直子監督。荻上作品といえば、『かもめ食堂』ではフィンランドを舞台に小さな食堂を営む女性の物語を、『めがね』では海辺の民宿に泊まる人々との交流を描くなど、ミニマムで独特な世界観の中で描かれる人間ドラマが秀逸だ。そんな“荻上ワールド”ともいえる世界観は、女性を中心に多くのファンを魅了し続けている。今回は、この世界観にずっとひたっていたくなる“荻上ワールド”の3つの魅力に注目した。■桐谷健太も思わず“本気食い”!?魅惑のご飯たち例えば、『かもめ食堂』では出来立てホヤホヤのおにぎり、『めがね』では素朴で優しい和朝食と、“荻上ワールド”を語る上でまず欠かせないのが、劇中に登場するおいしそうなご飯の数々!目にもうれしいご飯は、もちろん最新作にも次々と登場する。物語は、優しさに満ちたトランスジェンダーの女性リンコ(生田さん)と、彼女の心の美しさに惹かれ、全てを受け入れる恋人のマキオ(桐谷さん)、そして2人の前に現れた愛を知らない孤独な少女トモ(柿原りんか)という、桜の季節に出会った3人がそれぞれの幸せを見つけるまでを描いている。食事のシーンではほとんどが、母親が家出をし1人きりになった小学生のトモと、叔父のマキオ、その恋人リンコの3人一緒に食卓を囲む。何品も並ぶ晩ご飯を始め、リンコがトモに手作りしたキャラ弁、3人でお花見に行ったときの、色とりどりなおにぎりが並んだ豪華なお弁当など、おいしそうなご飯がずらり。そんな本作の料理を手掛けるのは荻上組にはお馴染みの人気フードスタイリスト・飯島奈美。“家族”が重要なキーワードのひとつである本作で、食卓を彩るリンコの美しい手料理は、孤独なトモの心を温め、家庭の団らんや安らぎを感じるひとときを与える重要なアイテムに。撮影現場では桐谷さんが、テスト段階から「めっちゃおいしい! これが僕の今日のお昼ご飯です」と思わず“本気食い”を見せた料理の数々は必見。■荻上監督の“ネコ好き”がここにも! オシャレすぎるこだわりのインテリアたちまた、こだわりのインテリアの数々も、まさに荻上作品ならでは。3人で共同生活を送ることになるリンコとマキオの部屋は、ブラウンと木目を基調とした大人のカップルの落ち着きが感じられる、シックでおしゃれな部屋に仕上げられている。なかでも、荻上監督の“ネコ好き”が高じて、部屋のいたるところにはネコグッズが隠されているとか!その数は1個や2個という程度のものではなく、あちこちに散りばめられており、『めがね』『レンタネコ』も手掛けた美術担当スタッフの強いこだわりが感じられる部屋に。オシャレな部屋のコーディネートとインテリアの数々は、思わずマネしたくなること間違いなし。■“荻上ワールド”全開の美しいロケーション『かもめ食堂』ではフィンランドのヘルシンキ、『めがね』でも鹿児島と沖縄の間に位置する与論島が舞台となっており、荻上作品といえば“美しい風景”をイメージする人も多いはず。本作でも、満開の桜の木の下でリンコ手作りのお弁当を広げながら3人でピクニックするシーンを始め、リンコの同僚・佑香(門脇さん)の白無垢の挙式シーンなど、思わず目を奪われるような美しい風景の中で人間ドラマが繰り広げられていく。そんな本作を観終えたあとには、「さすが荻上監督」と唯一無二の世界観に惚れること間違いなし。初心者も、荻上ファンも必見の“荻上ワールド”全開な本作を楽しみにしていて。『彼らが本気で編むときは、』は2月25日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:彼らが本気で編むときは、 2017年2月25日より新宿ピカデリー・丸の内ピカデリーほか(C) 2017「彼らが本気で編むときは、」製作委員会
2017年02月13日俳優・生田斗真主演の映画『彼らが本気で編むときは、』(2月25日公開)が東京・渋谷区とコラボレーションを行うことになり、映画監督の荻上直子が24日、発表会に登場した。同作は『バーバー吉野』『かもめ食堂』『めがね』などの作品を手掛ける荻上が脚本・監督を務めたオリジナル作品。母親に家出されひとりきりになった少女・トモ(柿原りんか)が、叔父であるマキオ(桐谷健太)を頼って家を訪れ、同棲している美しいトランスジェンダーの恋人・リンコ(生田)と出会う。法律上の婚姻とは異なる、戸籍上の性別が同じ二者間の社会生活を"パートナーシップ"として認める「パートナーシップ証明書」を導入した渋谷区は、LGBT先進自治体として取り組みを行っている。渋谷区、および渋谷区教育委員会が同作を「推奨作品」に認定し、コラボレーションビジュアルの発表を行った。長谷部健 渋谷区長は「LGBTだけでなくさまざまな現代の社会課題が描かれている」と作品を評価し、「渋谷区職員にもこの作品を観てほしい」と絶賛。「トランスジェンダーの人たちは、子供の頃から成長過程で悩みを持つことがあり、もっと教育の現場での理解を進めていかなくてはならない」と説明し、「頭ではわかっていたけど、実際見えていなかったことをこの映画から感じてほしい」と希望を語った。アメリカ生活が長かったという荻上監督は「あちらではレストランに行けば、隣にはゲイカップルの人たちに日常的に出会うんです。でも日本に帰ってきてそういったことはほとんどありませんでした」と日本の現状についての印象を語る。しかし「将来、そんな光景を最初に観れるのは渋谷区になると思っております」と渋谷区に期待を寄せた。イベントに登場したトランスジェンダーの一般女性は、病院と区役所を「変な目で見られたらどうしようとか、結構不安に思いながら行く場所」と表現。「『こんな人間もいるんだ』と動じずに対処いただけたら、嬉しいです」とうったえかけた。荻上監督も「私は『LGBTの人たちを差別してはいけません!』とかそういう映画を作りたかったわけではなくて、『いろんな人がいていいよね』という思いで作りました」と作品への思いを明かした。
2017年01月25日女優のミムラが18日、都内で行われた映画『彼らが本気で編むときは、』(2月25日公開)完成披露イベントに、生田斗真、桐谷健太、柿原りんか、ミムラ、門脇麦、田中美佐子、萩上直子監督とともに登場した。同作は『バーバー吉野』『かもめ食堂』『めがね』などの作品を手掛ける荻上直子が脚本・監督を務めたオリジナル作品。母親に家出されひとりきりになった少女・トモ(柿原)が、叔父であるマキオ(桐谷)を頼って家を訪れ、同棲している美しいトランスジェンダーの恋人・リンコ(生田)と出会う。ミムラは子供を置いて家出する母親・ヒロミを演じた。家族になろうとする3人をかき回す役となるが、撮影現場では「狸寝入り」をしていたことを明かした。ミムラは「りんかちゃんがとっても聡い子なので、多分あいまいに喋っているとそれも養分として吸い取ってしまう」と柿原の印象を語る。さらに「なるべくこの中のヒロミは異物でいないといけないので、3人のいい空気にボンと入ってくるという違和感を大事にしたいなと思った」と考えを説明。「彼女(柿原)とあんまり喋らないほうがいいな、でも見えるところにはいて、『なんだろうこの人』と思わせておきたい」と真意を表した。改めてミムラが「なるたけ見えるところにいるけど喋らない、寝てる、みたいなことをしていました」と現場の様子を振り返り、「ごめんね、その節は」と柿原に向かって謝ると、会場も驚いた様子を見せていた。
2017年01月19日俳優の生田斗真が18日、都内で行われた映画『彼らが本気で編むときは、』(2月25日)完成披露舞台挨拶に登場し、2016年11月に亡くなった女優で歌手の故・りりィさんへ追悼の言葉を贈った。同作は『バーバー吉野』『かもめ食堂』『めがね』などの作品を手掛ける荻上直子が脚本・監督を務めたオリジナル作品。母親に家出されひとりきりになった少女・トモ(柿原)が、叔父であるマキオ(桐谷)を頼って家を訪れ、同棲している美しいトランスジェンダーの恋人・リンコ(生田)と出会う。りりィさんは同作で、リンコが働く老人ホームに入居してきたマキオの母親・サユリを演じた。生田は会場に向かって「今日のこの完成披露試写会に、来たくても来られなかった方がいらっしゃいます。昨年亡くなられたりりィさんがおそらく最後に出られた作品が『彼らが本気で編むときは、』です」と語りかけた。生田は、トランスジェンダーの女性という難役に、「自信がなくてどうしようかなあと現場でいる時に、りりィさんが近寄ってきてくれて、『すごく素敵よ、大丈夫よ』と言ってくださって、勇気付けられた」と、撮影中のエピソードを明かした。そして「すごく素敵な先輩です。りりィさんにもしよかったら、拍手を」と、呼びかけ、会場は拍手に包まれた。同作は2月9日~19日にドイツ・ベルリンで開催される第67回ベルリン国際映画祭のパノラマ部門に正式出品が決定。また、プログラムディレクターがティーンエイジャーに是非見せたい映画として、ジェネレーション部門での特別上映も決定した。生田は「LGBTと呼ばれる方々を題材としている部分があるので、海外の方が日本のそういう文化の形をどうご覧になってくれるのか興味があります」と、映画祭への気持ちを語った。
2017年01月18日俳優の生田斗真が1月18日(水)、都内で行われた主演作『彼らが本気で編むときは、』の完成披露試写会に出席。体の性と心の性が一致しないトランスジェンダーを題材にした本作で女性を演じ「自分の中から、母性があふれ出た」と手応えを示した。元男性の介護士リンコ(生田さん)と、その恋人マキオのもとに、実母に育児放棄されたマキオの姪っ子トモが転がり込み、新しい“家族”に自分の居場所と本当の幸せを見つけ出すが…。完成披露試写会には生田さんをはじめ、マキオ役の桐谷健太、柿原りんか、ミムラ、門脇麦、田中美佐子、荻上直子監督(『かもめ食堂』『めがね』)が出席した。まさに新境地といえる役柄に、生田さんは「いつか父親役をやりたいと思っていたが、先にママ役を演じることになり、驚いた(笑)。2度とないという思いでオファーを受けたが、発声や仕草など難しさは想像以上で、俳優人生で最も苦労した役だった」と悪戦苦闘したのだとか。それでも、トモを演じる柿原さんをギュッと抱きしめるシーンでは、「自分が守ってあげなくちゃ、という気持ちになり、自分の中で母性があふれ出るのを感じた」としみじみ。恋人役で共演した桐谷さんは、「斗真と俺にしか出せない空気感が出せたらと…。実際、出ちゃった(笑)」とこちらも手応えは十分。「自信が持てずにいた僕のそばで励ましてくれた」(生田さん)、「斗真を美しく見せるお手伝いができれば。普段なら自分が一番目立ってやろうと思っているんですけど」(桐谷さん)と“相思相愛ぶり”を披露した。また、本作が2月9日~19日に独ベルリンで開催される第67回ベルリン国際映画祭の「パノラマ部門」正式出品、さらにティーンエージャーに見せたい作品として「ジェネレーション部門」での特別上映決定が発表され、生田さん、桐谷さん、柿原さん、 荻上監督の現地入りも明らかに。生田さんは、「ハッキリ言って傑作です。荻上監督と僕らの本気を受け取ってほしい。それに海外の皆さんには、日本の文化の形をどうご覧になってもらえるか興味がありますね」と国際舞台での躍進に、期待を寄せていた。『彼らが本気で編むときは、』は2月25日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月18日俳優の生田斗真と桐谷健太が18日、都内で行われた主演映画『彼らが本気で編むときは、』(2月25日)完成披露舞台挨拶に、共演の柿原りんか、ミムラ、門脇麦、田中美佐子、萩上直子監督とともに登場した。同作は『バーバー吉野』『かもめ食堂』『めがね』などの作品を手掛ける荻上直子が脚本・監督を務めたオリジナル作品。母親に家出されひとりきりになった少女・トモ(柿原)が、叔父であるマキオ(桐谷)を頼って家を訪れ、同棲している美しいトランスジェンダーの恋人・リンコ(生田)と出会う。桐谷は「斗真と恋人役ということで、僕は5年前くらいに連続ドラマでも一緒にしてたので、斗真と俺にしか出せない空気感を出せたらいいなと思って臨みましたね」と作品への思いを語ると、生田も「出ちゃったよね」と同意。桐谷は、撮影現場で監督から「斗真くん、足もっと閉じて!」「声が男、まだ!」と厳しく指摘を受ける生田を見て、「斗真を美しく見せるお手伝いをしたい」と思ったことを明かした。「今まではどんな映画でも『俺が一番目立ったる』と思ってたんですけど」と振り返りながら、今回は初めて「最高の作品にするお手伝いがしたいと思えた」と述懐した。生田も、女性役に対して「お芝居とかビジュアルに自信が持てない瞬間も多々あったんですけど」と苦労を語り、「健ちゃん(桐谷)がすごく近くにいてくれて『大丈夫やで、かわいいで』と言ってくれて優しかったです」と撮影中のエピソードを披露。桐谷は「かわいかったもん、こうやってしっとりもするんやで」と会場に語りかけた。息のあった様子を見せた2人だが、その後柿原が作中でキーとなる編み物について「上手に編むことよりも、大切な何かを本気で編むことで、学べると思っています」とコメントすると驚愕した様子に。「しっかりしてるなおい! 俺たちのワチャワチャしたやつ……」(生田)、「俺らアホみたい」(桐谷)、「『空気出ちゃった』とか曖昧なこと言って」(生田)と反省した。さらに「良い雰囲気を出した」と言ったにもかかわらず、荻上監督からは「最初に2人が横で並んだ時に、『男どもの友情の匂いがする! それ全然違うから! ラブが足りません!』って」と印象を暴露され、田中も「わかる! そう! でかいの2つ!!」と同意。桐谷は「ここでダメ出しされてる!」と驚いていた。
2017年01月18日俳優の生田斗真が18日、都内で行われた主演映画『彼らが本気で編むときは、』完成披露イベントに、共演の桐谷健太、柿原りんか、ミムラ、萩上直子監督とともに登場した。同作は『バーバー吉野』『かもめ食堂』『めがね』などの作品を手掛ける荻上直子が脚本・監督を務めたオリジナル作品。母親に家出されひとりきりになった少女・トモ(柿原)が、叔父であるマキオ(桐谷)を頼って家を訪れ、同棲している美しいトランスジェンダーの恋人・リンコ(生田)と出会う。出演者陣は、女性に扮した生田の美しさを絶賛。桐谷は、最初は苦労した生田を見ていたが「日に日にリンコさんになって、美しくなっていくのが、僕もマキオとしてすごい嬉しかったですね」と撮影を振り返った。さらに桐谷は「チューもしたしな?」と生田に語りかけ、集まったファンにも「チューしたんだぞ?」とアピールすると、生田から「(言い方が)スギちゃんみたい」と突っ込まれていた。またミムラは「映像で見ると、本当に線の細い女性の美しさが出ていて」と、普段の男性らしい体格の生田との違いを語った。ミムラはトランスジェンダーを題材とした映画・舞台の『プリシラ』を例に挙げ、「(未亡人のトランスジェンダーという設定の)バーナテットの役がかっこいいなと思ってたんですけど、生田さんにもぜひ20年後くらいに熟女もやってほしいなと思いました」と今後に期待を寄せた。荻上監督が「最後の方は匂いまで女っぽくなってたんですよね」と撮影時のエピソードを語ると、会場からは驚きの声が。しかし「特別なクリームを使ってたらしいんですけど」と明かすと、桐谷が「簡単に答え出てもうた!」と驚き、生田は「塗りたくってましたから」と苦笑。柿原も「本当に優しいお姉さんでした!」と印象を述べ、「いい香りがして、思わず見とれてしまうくらい綺麗でした」と生田の姿を絶賛した。「女性の役をいただくのは二度とないかもしれない」と、オファー時の心境を語った生田は「想像してた以上の苦労があって、本当に大変な作業でした」と改めて述懐。発声方法や所作にも気をつけ、周囲のトランスジェンダーの友人にも話を聞いて役に昇華するなど、「自分の中に母性が溢れ出てくるのを感じながら演じることができて、充実した日々だったという印象です」としみじみと振り返っていた。この日は、手編みで作られた立体的な「編みポスター」もお披露目された。”アンベール”を任された生田に桐谷が「チーズのこと?」とボケると、生田が「カマンベール、それ」と返すなど、共演者同士も息のあった様子を見せた。
2017年01月18日セルフアレンジでできる!カチューシャ風三つ編みヘアアレンジ三つ編みとピンだけでできるカチューシャ風のヘアアレンジです。細めの三つ編みを4本作ってピンで留めるだけなので、編み込みでカチューシャを作るよりもずっと簡単♪ 簡単にできるから嬉しい!カチューシャ風アレンジの作り方①髪全体をゆるめに巻いておきます。 ②耳位置で上下に分けます。上半分はまとめてダッカールで仮留めします。 ③耳の後ろからひと束(2cm四方ぐらい)を取ります。その毛束で三つ編みを作ります。 ④先ほどの後ろの毛束を取って、同様にもう一本、三つ編みを作ります。 ⑤反対サイドも、手順③~④と同じく2本の三つ編みを作ります。ここまでできたら仮留めは外してしまって大丈夫です。 ⑥三つ編みの一本を取り、カチューシャを作るように反対サイドに持っていき、アメピンで留めます。 ⑦次に、反対サイドから同じように三つ編みを1本持ってきます。 ⑧同様に残った2つの毛束もカチューシャのようにして、交互に留めます。 ⑧同様に残った2つの毛束もカチューシャのようにして、交互に留めます。 三つ編みの太さや本数を変えれば、ニュアンスが変わってカワイイ細い三つ編み4本ぐらいがちょうどカチューシャっぽく作れます。三つ編みを太くしたり、三つ編みの本数を増やしたりして、太めのカチューシャにアレンジしても可かわいいですね。顔周りにバサッと髪が落ちてくてしまって、鬱陶しく思ってしまいがちなロングの方にオススメスタイルです! 美容師/小林和朗(Hair Design stylee)
2017年01月14日男性は無意識に、“本気の女”と“遊びの女”を区別しています。頻繁に一緒に遊びに行ってたり、連絡を取りあったり、一見良い雰囲気に見えても実際は…なんてこともあり得ます。これって本気?遊び?どこでその差がついてしまうのかをまとめてみました!友人や家族に紹介してくれる道やお店で偶然友人に出くわすこと、ありますよね。そのときに、「この子、俺の彼女なんだ」と紹介してくれたなら、彼はあなたに本気と言えるでしょう。遊びだと思っていたら、わざわざ友人に紹介したりしません。また、家族に紹介された場合も、あなたの事をかなり本気で考えてくれていると思って良いでしょう。中には、恥ずかしがってなかなか紹介してくれないということもあるかもしれません。その場合は、しばらく様子を見て、彼が本当はどう思っているのか、見極めていきたいですね。プライベートを明かしてくれる彼が自分から、自身のプライベートを明かしてくれるのなら、あなたに対して本気だという証拠。どうでも良い相手に、自分のプライベートを明かすなんてことはしません。家族のことや友人のこと、自分の趣味や休みの過ごし方など、積極的に話してくれるようなら安心して良いでしょう。しかし、プライベートの話を避けているような素振りがあれば要注意。あなたに自分のことを知られて欲しくない特別な理由があるのかもしれません。会話中のカラダの向き人は会話をするとき、好意を持っている人の方にカラダを向けます。これは、意識的にしているのではなく、心理的に心を開いている人に対してする行為。そのため、会話中の彼がカラダ全体をあなたの方に向けてくれているのなら、あなたに心を開いていると言えますね。だからと言って、カラダが反対方向に向いている=遊びと思われているわけではありません。もし、彼のカラダが反対を向いていても、しっかりあなたの目を見て会話をしてくれるようなら、それは、あなたのことを見てくれているとも言えます。カラダの向きだけで『遊ばれているかも…』と心配する必要はなさそうですね。デートの都合をあなたに合わせてくれる彼とのデートは、あなたが彼の都合に合わせてしまっていませんか?彼から一方的に日にちを言われ、それに合わせてあなたが都合を付ける…このようなデートが圧倒的に多いのなら、注意した方が良いでしょう。あなたのことを本気に想っているのなら、まずはあなたの都合を聞いてくるはず。彼にとって日にちも時間も合わせてくれる女は、都合の良い女でしかありません。さらに、「〇日はダメだけど、△日なら大丈夫だよ」など、あなたからの提案に対して良い顔をしないようなら、遊ばれている可能性が高いです。そのような対応をされた場合は、なるべく早く彼との今後を検討した方が良いかもしれませんね。いかがでしたか?“本気の女”と“遊びの女”。男性は自分に好意を持っている女性がいると、いつまでも自分のことを好きでもらいたいと思い、無意識に思わせぶりな態度をとるものです。その思わせぶりな素振りに騙されないよう、冷静な判断が出来るようになりましょう。
2017年01月02日年末から2月にかけて、さまざまな視点からLGBT (レズビアン/ゲイ/バイセクシャル/トランスジェンダー)について描いた作品が続々と公開される。LGBTをテーマにした映画は近年増加し、『キャロル』や『チョコレートドーナツ』などのように高い支持を集める作品も多い。LGBTを取り巻く事実、現状について、まずは映画を通して理解を深めてみよう。■『ストーンウォール』LGBT解放運動のきっかけとなった“反乱”描く/公開中インディアナ州から、N.Y.グリニッジ・ビレッジのクリストファー・ストリートへとやってきたダニー(ジェレミー・アーヴァイン)。ゲイであることで両親に見放され、恋人のジョーにも裏切られ、追われるように故郷を出た孤独なダニーを受け入れたのは、この街で暮らすレイだった。彼らの部屋に住まわせてもらい、常に陽気に歌い踊りながら、たくましく生きていく仲間を得たダニー。身を寄せ合うように暮らすゲイやレズビアン、ドラァグ・クイーン、政治活動家のトレバーらと出会うが…。1969年に起きた実際の事件“ストーンウォールの反乱”を描いた本作。監督は、ゲイをカミングアウトしているローランド・エメリッヒ。N.Y.の「ストーンウォール・イン」に集まるマイノリティの若者たちが、差別に耐えかね、ついに立ち上がる!■『タンジェリン』全編iPhoneで撮影!L.A.のトランスジェンダーの女性たちを描く/1月下旬公開太陽が照り付けるロサンゼルス、ウェストハリウッド。クリスマス・イブ、街角のドーナツショップで1個のドーナツを分け合う2人。28日間の服役を終え、出所間もない娼婦シンディは、自分の“留守中”に恋人が浮気したと聞き、ブチ切れる。一方、歌手を夢見る同業のアレクサンドラはそんな親友をなだめつつも、夜に小さなクラブで歌う自分のライブのことで頭がいっぱい。さらに、彼女たちの仕事場の界隈を流すアルメニア人移民のタクシー運転手ラズミックも巻き込んで、それぞれのカオティックな1日が、けたたましく幕を開ける――。Fワード炸裂なのに、ホロリとさせられる聖なる夜のL.A.狂騒曲。アメリカ・インディペンデント界の気鋭監督ショーン・ベイカーが、2人のトランスジェンダーの女性たちの日常をリアル&ポップに描いたまったく新しいガールズムービーだ。■『ハンズ・オブ・ラヴ手のひらの勇気』実話から生まれた勇気ある感動作/公開中20年以上、刑事として働いてきたローレルは、ある日、ステイシーという若い女性と恋に落ちる。年齢も、取り巻く環境も異なる2人だったが、徐々に関係を築いていき、郊外に中古の一軒家を買い、一緒に暮らし始めることに。やがて、ローレルは病いに侵され余命半年という宣告を受けてしまう。自分がいなくなった後も、ステイシーが2人の大切な家で暮らしていけるよう、遺族年金を彼女に遺そうとするローレル。だがそれは、同性パートナー同士では法的に認められていなかった。病いと闘いながら、平等な権利を求めて闘う決心をしたローレルの訴えは、やがて社会的なムーブメントへと拡大していく――。アカデミー賞受賞のジュリアン・ムーア、そして製作も務めたエレン・ペイジが演じたレズビアンのカップルが向き合う愛と勇気の物語。限られた余命の中で、愛する人に何を残せるか。彼女の勇気が全米を動かしてゆく。■『彼らが本気で編むときは、』生田斗真と桐谷健太が恋人同士に/2月25日(土)公開小学生のトモは、母親ヒロミと2人暮らし。ある日、突然ヒロミが家出をしてしまい、独りきりになったトモは、叔父・マキオの家に向かう。マキオはリンコという美しい恋人と一緒に暮らしていた。リンコは性別適合手術を受けたトランスジェンダーの女性だ。リンコの美味しい手料理に、安らぎを感じる団らんのひととき。トモは母が決して与えてくれなかった家庭の温もりや愛情を注いでくれるリンコの存在に戸惑いながらも、3人での共同生活が始まった――。荻上直子監督が、男性とトランスジェンダーの女性のカップルと、育児放棄された少女の不思議な共同生活をたっぷりの愛で描く本作。生田斗真がトランスジェンダーの女性という難しい役どころに挑戦した、愛と癒しの物語となっている。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ハンズ・オブ・ラヴ手のひらの勇気 2016年11月26日(土)より、新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町ほか全国にて公開(C) 2015 Freeheld Movie, LLC. All Rights Reserved.
2016年12月30日三つ編みだけで作れるお手軽アレンジだから初心者さんでも簡単☆今回は三つ編み3本で作ることのできる、お手軽アレンジをご紹介します。両サイドとバックでザックリ三つ編みを作って、アメピンでバランスよく留めていけば完成です。三つ編みにすることで、ほぐすとルーズな質感になりかわいい仕上がりに。 不器用さんにもオススメな簡単シニヨンスタイルの詳しい作り方①耳を境にしてサイドとバックに分けて、サイドの髪をダッカールで仮留めします。バックの髪をザックリと三つ編みにします。 ②両サイドもそれぞれ三つ編み。 ③三つ編みの毛束をそれぞれほぐして、ボリュームを出します。 ④左サイドの毛束を右耳後ろでアメピンを使って留めます。 ⑤右サイドも同様に、左耳の後ろに持って来て、アメピンで留めます。 ⑥バックの毛束を内側にクルクルっと、根元まで丸めます。 ⑦シニヨン部分をアメピンで固定します。毛束を引き出して、全体をほぐしたら完成です。 髪を巻いてきちんとベースを作れば、ワンランク上の仕上がりにワンランクUPするために、そのまま編み込んでいっても構わないのですが、ベースを巻いておいた方が、よりかわいくなりますよ。時間があればベース作りもしてみてくださいね。冬のマフラーやハイネックなどにも相性がいいアレンジなので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。 美容師/徳永雅之(Hair Salon enfants)
2016年12月24日現在フジテレビ・ノイタミナほかにて放送中のTVアニメ「舟を編む」。この度、本作の朗読劇が上演されることが決定した。「まじめもいいけど、もう少し空気を読めってコト」「西岡さんの仰る『空気』は【呼吸する】ものではなく、【場の状況、雰囲気】を表す際に用いる『空気』ですね…」。口下手なのに営業部員の馬締光也と、一見チャラ男だが辞書編集部員である西岡正志は、偶然街中で出会う。中型国語辞典「大渡海」の刊行計画を進める出版社・玄武書房のベテラン編集者・荒木は、自身の定年を間近に控えて後継者探しに躍起になっていた。そんな中、西岡から馬締の話を聞き、彼をスカウトすることに…。「人をつなぐ―言葉を編む」。伝わらない言葉。伝えられない想い。これは、そんな不器用な人間たちの物語――。本作は、累計発行部数128万部を記録し、2012年本屋大賞受賞した三浦しをんによる同名小説。2013年には実写化もされており、今回のアニメ化も豪華声優陣が集結するなど人気を博している。今回の朗読劇には、放送中のTVアニメで主人公・馬締光也役を務める櫻井孝宏、西岡正志役の神谷浩史、林香具矢役の坂本真綾、岸辺みどり役の日笠陽子ら、豪華キャスト陣が出演!本公演は、来年発売されるTVアニメのBlu-ray&DVD完全生産限定版の上巻に封入される、「鑑賞ご招待応募券」に記載の方法で応募し、当選した人を無料招待するという形となっている。なお、発売される本作のBlu-ray&DVD完全生産限定版上巻には、応募券のほかにもキャラクター原案・雲田はるこ描き下ろし上下巻収納三方背ボックスや、キャラクターデザイン・青山浩行描き下ろしディスクケース、16P豪華ブックレット(黒柳監督×シリーズ構成佐藤氏対談インタビュー掲載)と特典盛りだくさんの内容だ。朗読劇「舟を編む」は2017年7月2日(日)イイノホール(東京)にて上演。「舟を編む」Blu-ray&DVD上巻は2017年1月25日(水)、下巻は3月22日(水)より発売。アニメ「舟を編む」はフジテレビノイタミナほかにて放送中。(cinemacafe.net)
2016年12月16日