オプティムとアルプス システム インテグレーション(ALSI)は6月26日、モバイルセキュリティ分野にて業務提携を行い、ALSIのフィルタリングデータベースを利用した製品を、オプティムが開発・提供すると発表した。提携第一弾として、オプティムのペアレンタルコントロールサービス「mamoly(まもりー)」にWebフィルタリング機能を追加する。これは、スマートデバイスを持つ子供と保護者をサポートするペアレンタルコントロールサービス。今回の業務提携により、ALSIのフィルタリングデータベースを利用して、ユーザーがカテゴリを指定してWebコンテンツを制限するWebフィルタリング機能が追加される。制限を行いたいコンテンツの種類(カテゴリ)を指定し、ユーザーが認識していない未知の有害サイトや、危険なWebサイトの閲覧をブロックし、有害サイトや危険なWebサイトの閲覧による悪影響や被害から子供を守る。
2015年06月29日NTTとパナソニックは6月17日、2020年に向けて映像エンターテイメント分野や安心・安全分野における業務提携を発表した。今回の提携のきっかけは2020年の東京オリンピック・パラリンピックだ。パナソニックはワールドワイドオリンピックパートナー、NTTは東京2020ゴールドパートナーになっており、両者ともオリンピックに向けた意気込みは強い。パナソニックの津賀一宏 代表取締役社長が「2020年の東京オリンピックに向けてさまざまなソリューションを実現する機会が増えている」と語るなど、技術ロードマップにおけるマイルストーンとして位置づけられている。また、両社の発表では提携の背景について「2020年に向けては、現在官民挙げてのさまざまな取り組みが行われています。今後ますます増加が見込まれる訪日外国人の『おもてなし』を実現するサービスや、障碍者・高齢者が安心して暮らせる社会の実現に向けたサービスの高度化は喫緊の課題となっております。こうした状況の中、NTTとパナソニックの2社は、相互に技術を提供し、新たなサービスの共同開発を通じて、『映像サービスの革新』や『ユーザーエクスペリエンスの進化』により、『来るべき未来』を実現していきます」と説明。NTTの「ブロードバンドソリューション」とパナソニックの「高品質映像ソリューション」を組み合わせて、新たな映像コミュニケーションのスタンダードモデルの提案などを行っていくとした。提携分野は映像エンターテインメント分野と安心・安全分野。前者では高品質なAVデバイス/システムとブロードバンドサービスを活用して、スタジアムで観客が好みの映像を楽しむことのできるサービスや、臨場感あふれる映像を国内外に提供するサービスなどを提案していく。安心・安全分野では、映像モニタリングシステムとサイバーセキュリティ技術などをベースとする。また、必要な情報を必要なときに手に入れることができるサービスを提供する事で、訪日外国人や高齢者など、誰にでもやさしい社会の実現を目指すという。想定される取り組みの具体例としてNTTの鵜浦博夫 代表取締役社長はデジタルサイネージを挙げた。「街中にはさまざまな情報があふれているが、その中でデジタル情報は1割にも満たない。IOCからは30以上の言語に対応してほしいという要請もある。そうした中、デジタルサイネージを活用してさまざまな情報をさまざまな形で正しく伝えていくことが大事となる。情報をデジタル化し、デジタルサイネージをプラットフォームとした上で展開していく。」今後の計画について詳しくは明かされなかったが、パナソニックの津賀社長は「2017年までに提携の成果を形にする」と目標を明かしたほか「未来の社会像を世界へ発信していきたい」と今回の提携への期待を語った。
2015年06月17日HOYAサービスとディーバ・ビジネス・イノベーションは6月16日に、MicrosoftのDynamics AX分野で協業し、グローバル展開する製造業向けに、生産管理テンプレートと会計テンプレートを組み合わせた共同ソリューションの提供を開始することを発表。2015年7月に提供開始予定となっている。HOYAサービスは、HOYAグループへのERPパッケージ(Microsoft Dynamics AX)導入の経験・ノウハウを元に生産管理テンプレートを保有し、ディーバ・ビジネス・イノベーションは会計分野における多数の導入実績を元にERPパッケージ(Microsoft Dynamics AX)ベースの会計テンプレートを保有しているという。今回の協業によって、ビジネスのグローバル展開を支援する基幹システムの提供や、ASEANを中心としたグローバル拠点へのスピーディなロールアウト、ローコストかつ短期間での各拠点展開のサポートを提供していく構えだ。
2015年06月16日アイレップは6月8日、ランサーズとコンテンツマーケティング分野で業務提携に合意したと発表した。これにより、Googleから適切に評価されるSEOを意識したコンテンツの企画・制作と品質の担保、SEOコンサルティング・効果測定までを一括でディレクションするサービスのラインナップを拡充。新サービスブランド「ONE CUSHION(ワンクッション)」として共同で提供を開始する。「ONE CUSHION」は、「ワンストップサービス」「SEOのナンバーワンコンサルティング」「1%(ワンパーセント)のトップライター陣による制作」という3つのONEを軸に、クライアント企業の多様な要望を柔軟に実現するサービス。既にオウンドメディアを保有する企業や、コンテンツマーケティングへの取り組みを検討する企業の双方を対象に、ワンストップで支援を行っていくという。
2015年06月09日富士通エフサスとサイオステクノロジーは4月23日、クラウドシステムの安定稼働を実現すべく、クラウドシステムの構築分野において協業すると発表した。これにより、両社はサイオスの HA クラスターソフトウェア「LifeKeeper」を活用し、同一クラウドのリージョン間での冗長化を実現するとともに、オンプレミスシステムとクラウド間、異種クラウド間の冗長化技術の開発に取り組む。あわせて、富士通エフサスは、「FUJITSU Managed Infrastructure Service パブリッククラウド導入・運用サービス」を6月より拡充し、同技術を活用したクラウドの冗長化の導入・運用サービスを順次提供する予定。同サービスは、パブリッククラウド上へのシステム導入にあたり、システム基盤の設計・導入・運用までをサービスとして提供するもの。FUJITSU Cloud IaaS Trusted Public S5、FUJITSU Cloud A5 for Microsoft Azure、ニフティクラウドに加え、Amazon Web Services、VMware vCloud Air など、複数のパブリック・クラウドに対応している。また、同技術は、富士通の「FUJITSU Cloud Integration Service」にも適用し、より可用性の高いシステムを実現していく。
2015年04月23日ソフトバンクモバイルは4月16日、アサヒビールが取り組むO2O分野において、ディー・フォー・ディー・アール、ジェネレイトと協同で支援すると発表した。アサヒビールは顧客の多様なニーズに応えるため、顧客情報を分析するデジタルマーケィングの強化を計画。ソフトバンクモバイルとディー・フォー・ディー・アール、ジェネレイトはオンライン広告やクーポン発券機を活用したサービスを提供し、リアルとネットを融合した市場の確立を目指す。アサヒビールは新規顧客開拓のため、オンライン・オフライン双方で効果的なプロモーションを計画しているという。顧客の多様なニーズを把握して最適なサービス・商品を提供するため、顧客情報を分析するデジタルマーケティングを強化していく考えだ。ソフトバンクモバイルとディー・フォー・ディー・アール、ジェネレイトは、こうしたデジタルマーケティングの強化を実現するため、ウェブと実店舗やイベントを連動させたプロモーションを支援する。ソフトバンクモバイルは既に、O2O分野で実績のあるオンライン広告とクーポン発券機「CouponGATE(クーポンゲート)」を活用したサービスを提供し、集客を図っている。さらに、ディー・フォー・ディー・アールと協力して、「CouponGATE」から収集したデータを分析。新たな取り組みに生かすことで、リアルとネットを融合したデジタルマーケティングの確立を目指している。アサヒビールは、プロモーションの第一弾として2015年4月からベルギービール認知度向上のためのフェアを実施。このフェアの中で、3社が提供したサービスを活用している。
2015年04月17日アドバンテックと三井物産エレクトロニクス(MBEL)は4月15日、IoT分野におけるソリューションの販売において協業することで合意したと発表した。同協業はシステムインテグレータおよびソリューションプロバイダを主な対象とし、産業用コンピュータなどを手掛けるアドバンテックのIoT向けハードウェア・ソリューション「WISE IoT」およびPaaSソリューション「WISE Cloud」と、さまざまなプラットフォームへの接続性を担保するMBELの「デバイスコネクティビティ」ソリューションを組み合わせることで、センシングからデータの伝送、各種クラウドサービスとの接続まで幅広く、カスタマのIoTアプリケーション実現に向けた各種の課題解決を図っていくものとなるという。なお、今回の協業について両社は「アドバンテックのグローバルな保守対応や各種認証への対応力とMBELおよび三井物産株式会社の持つ総合力、世界的なネットワークを活用することで、世界を舞台に"つなぐ"ことができるようになる」とコメントしている。
2015年04月15日アドビ システムズは、トランスコスモスとデジタルマーケティング分野における提携を強化し、オンラインビジネス最適化のための統合されたオープンなプラットフォームである「Adobe Marketing Cloud」の中核となる6つのソリューションと、同社のオンサイト・ニアショア・オフショアの制作・運用体制を組み合わせたサービスを提供することを発表した。Adobe Marketing Cloudは、「Adobe Analytics」、「Adobe Target」、「Adobe Social」、「Adobe Experience Manager」、「Adobe Media Manager」、「Adobe Campaign」という6つのアプリケーションから構成されるマーケティング戦略ソリューション。顧客とのインタラクションの改善や自動化ができるため、マーケティングROI(投資対効果)を最大化し、利益率を高めることを可能にするものだ。今回の提携強化により、トランスコスモスはアドビのサポートを受け、すでに150人のオペレーターが「Adobe Marketing Cloud」の基本操作および運用トレーニングを開始しているという。また、既存のWebインテグレーションビジネスの中で、「Adobe Experience Manager」によるデジタルコンテンツ制作サービスを提供可能な体制を構築しているという。これによりアドビ システムズは、国内の企業および日本からグローバル展開する企業に対し、マーケティングコンテンツの制作から最適化まで包括的なデジタルマーケティングを導入しやすい環境を提供できるとしている。なお、トランスコスモスが提供するオペレーションサービスは、Adobe MarketingCloudで収集したデータと同社のノウハウを組み合わせ、効率的なテスト設計と効果的な施策プランニングを実施する「施策プランニング」、広告、メールマガジン、Webなどの分析を、シナリオ同士のA/Bテストまで包括して実施する事により、最適なシナリオを設計する「シナリオ設計」、Adobe Audience Managerを用いて、Web、メール、CRM、コールセンターなどのデータ活用を図り最適なデータ抽出と管理を実施する「データ活用」、トランスコスモスの運用ナレッジとAdobe Experience Managerの融合により、プロセス管理と徹底した品質管理による安定したサイト運用を実現する「制作オペレーション」、Adobe Audience Managerに蓄積されたデータと行動履歴に基づき、最適な広告配信セグメントを活用した広告運用を実施する「広告運用」、トランスコスモスの分析ナレッジとAdobe MarketingCloudとの融合により効率的なテストシナリオの作成から効果検証までをワンストップで対応する「効果検証」、広告運用やサイト分析、ソーシャル運用など各分野の専任担当者が、各種マーケティング施策の結果を中心に改善提案までを網羅したレポートを提供する「レポート」となる。
2015年03月30日アドビシステムズとトランスコスモスは3月30日、デジタルマーケティング分野での提携を強化すると発表した。トランスコスモスはアドビのプレミアパートナーとして、オンラインビジネス最適化のためのプラットフォーム「Adobe Marketing Cloud」の中核となる6つのソリューションの提供を開始するとともに、企業のデジタルマーケティングに必要なサービスを日本国内およびグローバルに提供する。今回の提携強化にあたり、トランスコスモスはアドビのサポートを受け、すでに150人のオペレーターがAdobe Marketing Cloud の基本操作・運用トレーニングを開始している。また、既存のWebインテグレーションビジネスのなかで、アドビのカスタマーエクスペリエンス管理ソリューション「Adobe Experience Manager」によるデジタルコンテンツ制作サービスも提供可能な体制を構築しているとのこと。両社は、アナリティクス、カスタマーエクスペリエンス、モバイル、DMP、パーソナライゼーション、ソーシャルメディアなど、マーケターの関心が高いトピックに対して、アドビのマーケティングソリューションとトランスコスモスの制作・運用体制を組み合わせ、企業のマーケティング戦略を加速させるための支援を強化していくという。
2015年03月30日「クラウド」や「仮想化」はIT(情報技術)だけの専売技術ではない。Communication、つまり通信分野にもその波は押し寄せており、これらの技術の特性を生かして新サービスのスピーディーな実装やネットワーク効率の改善に役立てる動きが始まっている。3月はじめ、スペイン・バルセロナで開催された「Mobile World Congress 2015」で、通信機器大手のEricssonはIntel Rack Architecture(IRA)をテレコム向けクラウドシステムに採用したデータセンターシステムを発表した。いま通信事業者のシステムで起こっているのか、Ericssonに話を聞いた。○ネットワークの仮想化を加速するEricssonEricssonは会期中、Intelと提携して開発した「Hyperscale Datacenter System (HDS) 8000」を発表したが、これは通信事業者などテレコム企業のデータセンター向けに設計したモジュラー構造のシステムとなる。Intelが提唱するIntel Rack Architecture(IRA)に基づくもので、IRAが目指すソフトウェア定義インフラストラクチャのための柔軟なハードウェア構成を特徴とする。これにより、サーバー、ストレージ、ネットワークなどを光回線を利用して相互接続することで効率の良いリソースの利用を可能にするという。Ericssonはこれに合わせて、「Ericsson Secure Cloud Storage」「Ericsson Continuum」も発表。前者はCleversafeとの提携により実現するWebスケールのデータストレージ技術で、信頼性や安全性を特徴とする。後者は同社が出資するApceraの技術をベースとしており、ポリシーベースのPaaSを支援する。EricssonのCEO Hans Vestberg氏は発表資料で「ソフトウェアとハードウェアにハイパースケールアプローチを適用し、アーキテクチャとコストの面でデータセンターのコオンセプトを再構築する」と述べている。狙いは、キャリアなどの通信事業者がクラウドで先行するインターネット事業者と同等の機能をすぐに得られるようにすることだ。これは、テレコム分野で少し前から起こっているネットワーク機能の仮想化(NFV:Network Function Virtualization)やクラウドの活用というトレンドを反映するもので、Ericssonは顧客のニーズに先手を打つ格好となる。通信事業者における仮想化とクラウドについて、MWC会場でEricssonのテクノロジー部門データコム技術担当者バイスプレジデントのMartin Backstrom氏に聞いた。――ネットワークの機能を仮想化するNFVはいまどの段階にあるのでしょうか?Network Function Virtualization(=ネットワーク機能の仮想化)はVirtualized Network Function(=仮想化されたネットワーク機能)と同義で、データ接続技術の中核となるEPC(Evolved Packet Core)、VoLTEなどのIMS(IP Multimedia Subsystem)などの機能を仮想化する技術だ。既存のノードを仮想化することにより、ソフトウェアとハードウェアの結合がなくなる。これにより、ソフトウェアが汎用ハードウェアで動くようになり、その後のクラウド化の土台となる。オペレーターはコスト面でのメリットに加え、機能を早期に導入できるなどのメリットが得られることから関心を持っているようだ。我々は既存機能の仮想化を進めており、その後に開発される機能は最初から仮想化されるだろう。ネットワークを仮想化するということは、テレコムネットワークに新しいサービスを高速に導入できることを意味するため、テレコム関連の開発が加速化するだろう。現在、各社はPoC(概念実証)を進めているところで、EricssonもTelefonicaやKTといった世界中のTier1オペレーターと検証作業を行っている。年内に一部ノードを仮想化するところが出てくるかもしれないが、実運用環境で利用される時期は2016年以降とみている。最初のステップがノードの仮想化で、その後にネットワークがクラウド化する。これによってアプリケーションを異なるマシン間で動かすことができるようになり、負荷に合わせてサーバーリソースの効率的な利用が可能になる。――NFVの導入にあたっての障害は? セキュリティへの懸念は?ベンダーが製品として提供することや、標準化団体のOpen Platform for NFV(OPNFV)によるテレコムノード仮想化の標準化作業がまだ定まっていないことが障害といえば障害かもしれない。ただ、これらの問題は新しい技術の開発期によくあることであり、時間の問題だ。――SDN(ソフトウェア定義ネットワーク)も重要なキーワードになっています。SDNはコントロールプレーンをフォワーディングプレーンと分離することで、ルーターなどのネットワークの設定作業をソフトウェアベースにすることだ。NFVとセットで語られることが多いが、2つは全く別のものとなる。実際の制御をソフトウェアが行うようになれば、ルーターはソフトウェアの指示に基づきフォワードするだけとなり、これまで数週間から数ヶ月かかっていた作業が分単位に短縮される。これは大きなメリットとなる。SDNはセルラーネットワークでも利用でき、われわれはすでに「サービスチェイニング」として可能にしている。例えば動画ファイルなどのメディアフローは負荷が大きいものだが、データの内容が最初に分かっていればフォワーディングプレーンのディープパケットインスペクション(DPI、パケットの中身を検査するパケットフィルタリング機能)を解放し、トランスポートを軽くできる。効率化、遅延短縮、動画品質の改善につながる。ネットワークの多くを占めるのはYouTubeなどの動画サービスだ。メディア配信への対応や効率化はオペレーターにとって大きな課題となっており、このような技術への関心も高い。Ericssonではサービスチェイニングを"サービスプロバイダSDN"として提供している。固定ネットワークの例では、SDNによりTVサービスで顧客に提供するセットトップボックス(STB)が不要になることが考えられる。STBが行うエンコードなどのコントロールプレーンをTV側で処理し、実際の制御をネットワークで行うことができるからだ。――これまでEricssonは機器を提供してきた。ソフトウェア主導となることがビジネスにどのような影響を与える?これまで通りハードウェアを含めてすべてを提供するCertifiedモデル、一部を提供するValidatedモデル、そしてソフトウェアのみを提供するモデルの3つのアプローチをとる。全体のビジネスからみると、ビジネスモデルはこれまで通りだ。ソフトウェアのみであってもシステムインテグレーション(SI)が必要で、我々はすでにSIで大きな部隊を持っており、大きなビジネスになっている。NFVやSDNはテレコムネットワークを新しくすると同時に効率化をもたらすもので、われわれはこの変化を同時に進めていく。これはEricssonにとって大きなチャンスとなる。我々はMWCでHyperscale Datacenterを発表し、データセンター向けのハードウェアからDockerにも対応する仮想化レイヤーまで幅広い技術をそろえる。このレベルの機能を1社でそろえるベンダーはいないと自負している。
2015年03月23日米Appleは現地9日、医療・健康分野の研究用に設計されたオープンソースソフトウェアフレームワーク「ResearchKit」を発表し、医療分野へ進出することを表明した。同フレームワークの活用により、医師や科学者はiPhoneアプリを活用して、様々な疾患のデータを患者から正確に収集し、研究に役立てることができる。ResearchKitでは、ユーザーが許可すれば、サードパーティのデバイスやアプリで測定された体重、血圧、血糖値、ぜんそく用吸入愚の使用といったデータをヘルスケアアプリから収集することが可能になる。また、データ収集という側面にとどまらず、様々な人口構成の患者にアクセスでき、大規模な研究への参加者も募りやすくなること、さらに研究のフローも変えるメリットがあるとしている。研究参加者はアプリからタスクの実行や調査結果の提出ができ、研究者は従来の書類の作業にかける時間を削減し、データの分析に集中できるようになる。同社によると、すでに複数の研究機関でResearchKitを使用したぜんそく、乳がん、心臓血管疾患、糖尿病、パーキンソン病の研究用アプリが開発されているという。具体例として、Appleはいくつかのアプリを挙げている。Mount SinaiのIcahn School of MedicineとLifeMap Solutionsが共同開発した「Asthma Health」アプリは、ぜんそく患者向けの教育と自身のモニタリングを促進する。研究を進めることで、症状悪化につながる潜在的な要因を個別に特定して症状パターンを追跡し、研究者が新しい方法で一人ひとりに合ったぜんそく治療法を発見することを目指す。Sage BionetworksとUniversity of Rochesterが共同開発した「Parkinson mPower」アプリでは、パーキンソン病患者がiPhoneの内蔵センサーを使用して活動を記録することで、症状を記録する。記憶ゲーム、フィンガータッピング、発声、歩行などが記録され、iPhoneで収集した活動の内容や調査のデータを他の患者から収集したデータと組み合わせ、パーキンソン病研究に役立てる。ResearchKitは、4月にリリース予定。ResearchKitアプリは米国で提供され、今後他の国でも利用可能になる予定。ResearchKitアプリはiPhone 5/5s/6/6 Plusと最新のiPod touchが対応する。
2015年03月10日アドウェイズは2月18日、効果測定分野においてFacebookにパートナー認定されたと発表した。Facebookは、企業のマーケティング活動をサポートする取り組みとして「Facebook Marketing Partners」を実施している。今回、アドウェイズのスマートフォンアプリ「PartyTrack」が効果測定分野においてパートナーとして認定された。PartyTrackは、1つのSDK(Software Development Kit)で、自然流入や広告経由の月別・日別・時間別インストール数の解析のほか、ROI(Return OnInvestment:費用対効果)やLTV(Life Time Value:顧客生涯価値)などさまざまな効果指標の分析が可能となり、高度なアプリマーケティング技術を実装している。また、同社の運営するスマ―トフォン向け広告配信サービス「AppDriver(アップドライバー)」と連携しており、国内外の1,000以上のスマートフォンメディアに対して広告を配信できる。さらに、FacebookRのモバイルアプリ向け広告サービス「Mobile App Install Ads」に広告出稿する際にも、インストール数の解析やROIの分析などにより、広告運用の最適化を行うことが可能となっている。
2015年02月20日Clouderaは2月16日、KSKアナリティクスと販売代理店契約を締結し、Hadoopを活用したビッグデータアナリティクスの分野で協業していくと発表した。Clouderaは、大規模データを効率的に分散処理・管理するためのオープンソース・ミドルウェア「Apache Hadoop」のディストリビュータ。「Apache Hadoop」の効率的な導入と安定稼動を実現するため、Hadoopディストリビューション「Cloudera Enterprise」を販売する。一方、KSKアナリティクスは、Pentaho(ビジネスインテリジェンス)やInfobright(高速DB)、Jedox(予算管理)、NYSOL(大規模データ解析)、RapidMiner(データマイニング)、Revolution Analytics(統計解析)など、オープンソースを中心としたデータ分析ソフトウェアの日本語化や販売、技術サポートを提供する企業だ。今回の協業に関し、ClouderaのCOOとなるカーク・ダン氏は、「私たちのクライアントは今後、自社のコア能力(コアコンピタンス)に集中し、より素早く明確なビジネスメリットを手にすることができるだろう」とコメントする。
2015年02月18日ソニーは4日、同社のモバイル・コミュニケーション(MC)分野において2015年度末までに合計約2,100名の人員削減を見込んでいると発表した。人員削減の対象となる部門、地域については明らかにされていない。同社は、MC分野において2014年度通期の見通しが下方修正されたことを受け、2015年度末までに合計で約2,100人の人員削減を行う。人員削減等を含む構造改革費用として2014年度および2015年度合計で約300億円かけ、2016年度の経費削減効果は年間で900億円を見込んでいる。また構造改革を踏まえ、2017年度のMC分野における売上目標を9,000億円から1兆1,000億円に設定している。
2015年02月05日KDDIベトナム コーポレーション(KDDIベトナム)とオプティムは2月2日、モバイルセキュリティ、ビジネスアプリ分野で業務提携すると発表した。提携の第一弾として、MDMサービス「Optimal Biz」の提供を開始する。Optimal Bizは、PC、Android OS、iPhone、iPadの端末の管理や、セキュリティ対策をブラウザ上からカンタンに実現することができるツール。KDDIベトナムは現地のICT事情に精通しており、ベトナムでビジネスを展開するすべての企業からのニーズに答えるべく、きめ細やかな"日本品質"のモバイルセキュリティサービスを提供するとしている。
2015年02月03日SAPジャパンと慶應義塾大学SFC研究所は1月27日、スポーツ分野におけるビッグデータ活用を実証研究するイノベーションプログラムを開始したことを発表した。同プログラムの第1弾として、スポーツ・アナリティクスを専門とする古谷知之研究室が、慶應義塾體育會蹴球部(ラグビー部)の協力を得て、試合分析、選手育成などのパフォーマンスマネジメントの取り組みを開始する。SAPジャパンは、2014年7月に国内におけるスポーツ領域でのビッグデータ市場への参入を発表して以来、日本のスポーツチームへの支援を行っているほか、SAPは欧米の大学と協働し、同社の技術や製品を活用したスポーツ選手育成や、ファン・エンゲージメント向上を推進するプログラムなどで実績を積んでいる。今回の取り組みでは、ラグビーの練習と試合における選手のプレーを動画撮影し、トラッキングデータを大量に生成する。それをSAP HANA Cloud Platformに格納し、SAP LumiraやSAP InfiniteInsightなどのデータ分析ソフトウェアを活用し、練習の効果測定や試合分析を行う。また、SuccessFactorsのクラウドベースのタレントマネジメントソリューションも導入するほか、センサーなども練習に取り入れることで、成長を目指す選手の長期的な育成を支援していく。
2015年01月27日IDC Japanは1月21日、病院、一般診療所、歯科診療所、保健所などの医療と、福祉/介護を合わせた国内医療分野のタブレットソリューション市場についての予測を発表した。IDCでは、タブレットソリューション市場を、タブレット本体、およびその導入に付随する付帯設備、アプリケーション、サービス、保守費用などを含む市場と定義している。国内の医療と福祉/介護を合わせたIT投資は、堅調に推移し、タブレットとそのソリューションも大きく成長。医療分野におけるタブレットソリューションの支出額は、2015年が617億円、前年比成長率17.4%に達し、2013年~2018年の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)は15.0%、2018年には792億円に拡大するとIDCではみている。また、同分野におけるタブレットの出荷台数は、2015年が20万9千台、前年比成長率22.1%、2013年~2018年のCAGRは21.0%で2018年には28万4千台に増加すると予測している。厚生労働省が2014年3月に示した「健康・医療・介護分野におけるICT化の推進について」により、国内医療の方向性が明らかになり、各地域の医療関係者間の情報共有に加え、病院、保健衛生、福祉、介護、さらに高齢者の自宅、診療所、薬局、健康保険組合、健康増進施設、消防機関を結び、医療情報連携ネットワークの実証実験が進んでいくと考えられる。その結果、医療向けの情報端末は、いつでもどこでもアクセスできるタブレットなどモバイル端末が主流になるとIDCではみている。IDC Japanの片山 雅弘氏は「初代iPadから4年が経ち、初期のブームによるタブレットの導入は、ほぼ一巡。これからは、導入の失敗を糧に改良を加え包括的な提案によって需要が喚起される新たなフェーズに入る」とした上で「医療、福祉、介護を包括するシステムの連携が進み、健康に関するデータは、タブレットやスマートフォンのモバイル環境から、いつでもどこからでもアクセスできることになる。そうなれば、需要がさらに膨らむことが期待できる」と述べている。
2015年01月22日独ハイブリスソフトウェア(ハイブリス)は1月21日、フォレスター・リサーチが発行したB2Cコマース分野に関する最新レポート「The Forrester Wave:B2C Commerce Suites, Q1 2015(2015年1月13日付)」において、B2Cコマース・スイート分野の「リーダー」に認定された。同レポートによると、単にeコマース・プラットフォームのみを求めている企業はほとんどなく、eビジネスにおいて、オムニチャネルの高度なフルフィルメント・ツールやオンライン・マーチャンダイジング・ツールに対するニーズが高まっていると分析。こうした企業では、コアなコマース機能やオーダー管理システム(OMS)、エクスペリエンス管理、製品情報管理(PIM)からなるコマース・テクノロジー・スイートの購入が進んでいるという。また、ハイブリスに関しては、SAPによる買収以降の12カ月間で大きく成長したと説明。こうした機運の背景として、ハイブリス・プラットフォームのコアな価値提案が買収後も維持されたことや、SAPのグローバルな基盤により、アジア太平洋などの新興市場においての機運が著しく高まったことなどをあげた。
2015年01月22日ZMPと無線通信機器の開発・販売、システムソリューションの提供を手掛けるネクスは1月7日、自動車テレマティクスの事業分野において共同でマーケティングを開始すると発表した。ZMPが保有する車両情報を収集・解析する技術と、ネクスの通信技術・通信モジュールを組み合わせることで、車両の状態監視、走行時の音声や画像データなどの送信、新たな機能の追加におけるソフトウェアの自動アップデートなどの実現が可能となる。また、ネクスの子会社であるネクス・ソリューションズで、走行情報などから収集したデータを蓄積するサーバや、そのデータを活用し役立てるためのアプリケーションの開発を行うことで、自動車テレマティクス分野におけるさまざまな可能性を実現させることが可能であるとしている。今後、両社のコラボレーションにより、自動車テレマティクス分野における新たなニーズに応えていくとコメントしている。
2015年01月08日髪を伸ばしている方にとって、伸ばし途中の髪型に迷う方も多いのでは?ハイカラーや強いパーマをかけると傷んでしまって途中で切らざるを得ない、というのは困るけど、何もせずに伸ばすのはつまらない・・・。そこで今回は伸ばしかけでも楽しく、可愛く過ごせるヘアスタイルをご紹介。■ふんわりパーマの動きを楽しみながら過ごす強いパーマは傷んでしまい、毛先を切らなければならないことも。やさしいふんわりパーマをかけて、あとは放っておけばいつの間にか髪はのびていたりします。・ 大人可愛い☆ふんわりナチュラルミディアム トップから流れるように大きめカールが抜け感。大人可愛い雰囲気を引き出してくれるミディアムスタイル。・ 女っぽさUP☆ツヤふわミディ ふんわり空気感のあるウェーブと透きとおるツヤカラーが抜け感ある魅力的なふわミディスタイル。・ 外国人風フェアリーふわミディ 大人可愛い外国人クセ毛風なゆるふわウェーブはロコガールを連想させるラフなウェーブ。■カラーで色を楽しみながら過ごすあまりハイカラーにすると傷み、パサ付きの原因になってしまいますので、カラーで遊びたい方にはポイントカラーがオススメ。・ 外ハネアンニュイウェーブ 8レベルのベースにハイライトとローライトを全体に入れ、髪表面に立体感を出すと共にツヤ感UP。・ 大艶感重視ならカッパー系のヘアカラー カッパー系はツヤが出やすいのが特徴のカラー。アッシュ系のヘアカラーが多い方には気分転換にもオススメ。ハイライト、 ローライトでより立体的になるように染めてあります。・ 外国人風 ツヤ × 重め印象 バング colorは、艶black×細めRedのハイライトで女性らしい艶感に。cute、cool、sexy...と表情をコロコロ変えて、いろんな魅力を引き出してくれるのがポイントのスタイル。■部分的にカットをして気分を変えて過ごす髪を伸ばしている方は、どうしても切りたい!という衝動にかられてしまうことも。そんな時には、思い切って前髪やサイドの髪を切ってみては?部分的にカットを入れることで、気分転換になりますよ。・ 大人ウルフミディ ざくざくしたショートバングと重軽なレイヤーでエッジィに。やわふわで艶やかなカールがフェミンな、今旬の大人ウルフミディ。・ 外国人風ミディ サイドのナチュラルなレイヤーと毛先の束感を意識したスタイル。カラーもアッシュベージュにして外国人風に。・ カジュアルラフウェーブ バングを眉上にする事で他とは違ったおしゃれヘアに。まるでくせのようなゆるいパーマとマーメイドアッシュでラフな質感のスタイル。お気に入りのスタイルは見つかりましたか?髪を伸ばしている途中も、ポイントでチェンジしていきながら楽しく過ごして行きましょう。提供:ビューティーナビ編集部 ・美容室検索サイトビューティーナビ
2014年12月14日SCSKは、アシストとビジネスルール管理システム(以下、BRMS)分野において協業し、アシストが取り扱うBRMS製品「Progress Corticon(プログレス コーティコン)」(開発元:米Progress Software Corporation)を中核とした「BRMSトータルソリューション」の提供を12月9日から開始すると発表した。アシストが2013年11月から提供開始した「Progress Corticon」は、世界各国500社以上で利用されているBRMS。ビジネス・ルールの変更をコーディングレスでシステムに反映することができる。SCSKでは2011年からBRMS製品を利用したシステム構築を行っており、今回アシストと協業し、「Progress Corticon」の取り扱いを開始、「Progress Corticon」を中核とした「BRMSトータルソリューション」の提供をスタートする。BRMSトータルソリューションでは、BRMS導入のためのコンサルティング、適用可否など事前評価支援、プロトタイプ作成の実施、ルールモデリングの実施、ルール設計・構築、ルールパフォーマンス評価、「Progress Corticon」を利用したシステム構築を行う。価格は、「Progress Corticon Server(ビジネスルール・エンジン)が、880万円/1コア (ライセンス)、年間保守193万6,000円/1コア。Progress Corticon Studio(ルールモデリング)が55万円/1ユーザー(ライセンス)、年間保守12万1,000円/1ユーザー。BRMSトータルソリューションが300万円/月~。SCSKは「Progress Corticon」を中核としたシステム全体をワンストップで構築する「BRMSトータルソリューション」を提供し、アシストは販売面および製品に関する技術面においてSCSKを支援していく。また、両社共同でのマーケティング活動も推進する。
2014年12月09日最近の子育て方法として、「叱りつけないで、褒めて伸ばす」という方法が提唱され、多くの人から共感を得ています。一般的に褒めて伸ばすことには、以下のようなメリットがあるといわれています。・叱るだけでは、子どもが委縮してしまい、「怒られるから」ということが物事に対しての一番の理由になってしまう・褒めて伸ばすほうが、自己肯定感を身に着けることができて、何でも自信を持って取り組む子に育つたしかにそうですが、だからと言って、ただやたらと褒めればいいというものでもないようです。具体的にどのように褒めたらよいのでしょうか?■ただ、やみくもに子供を褒めるのは、ちょっとキケン!「すごい!」「よくやったね!」「えらい!」「さすが!」など、とにかく子どものどんな行動に対しても、褒め言葉だけをただ浴びせてはいませんか?この方法では、自己肯定感は育ちますが、小さいうちから「褒められる」ことに慣れ過ぎて、根拠のない自信も一緒に育ってしまうケースもあるようです。たとえば、「自分は特別な存在なんだ」と勘違いしたり、「クラスメートより自分は優れている」というエゴで他人を見下ろしたり…。そうならないようにするには、褒め方を変えることが必要なようです。■子供に勘違いさせないためには具体的な内容を褒める!子どもに勘違いさせないようにするには、「子どもの行為を具体的に褒めること」が大切です。どんな行為が具体的によかったのかを言ってあげましょう。たとえば、「ごみを片づけてくれてありがとう」「〇〇の絵が上手に描けたね」などです。時には、そのプロセスを褒めてあげることも必要です。運動会のかけっこで1等賞になれなくても、「1番になりたい」と思って毎朝走っていたなら、そこを褒めてあげましょう。ちなみに、結果と過程、どちらを褒めるかによって、子どものその後の行動が違ってくるそうです。・結果だけを褒めると、また褒められたくて、得意分野をどんどん伸ばしていくことに繋がる・過程やそれまでの努力を褒めると、積極的に新しいことや難しいことに挑戦するようになるという研究結果があります。(参考:スタンフォード大学キャロル・S・ドゥエック心理学教授研究チーム)子どもが段々と成長してくると、全面的に褒めるだけでは足りないことも増えてきます。そういう時は、「ここは、もっとこうしたほうがよかったけど、こっちはよかったね」といったように、直すべき点と褒める点の両方を示すと、親としてより的確なアドバイスをすることに繋がります。■時には、第3者を通じて間接的に褒める!いつもママばかりが褒めてばかりいると、子どもは褒められることに慣れてしまい、マンネリ化することもあるはず。そんな時は、パパやおじいちゃん、おばあちゃんを通して、間接的に褒めてもらいましょう。「ママがすごいって言ってたよ」「あんなこともできたって聞いたよ。すごいね」などと言ってもらい、「褒められる嬉しさ」を取り戻してもらうことも必要です。■子どもが「自分はどんどん良くなっている!」と実感できる褒め方を!実際には、それほど変わりがないように見えたとしても、「去年より字が上手になったね」「この前よりも絵がうまくなったね」と、以前との変化がわかるように褒めるのもポイントの1つ。子どもは「自分は段々良くなってきている」と感じることで、より頑張ろう! 挑戦しよう! という気持ちを持続できるものです。以前の写真や動画を観ながら、「〇〇ちゃんは、この時と比べてこんなことができるようになったね」と言ってあげてもよいでしょう。実は、私も上の子の時は初めてということもあり、少し厳しめに育てていました。下の子は、その逆でなんでも「すごい!」「えらい!」「さすが!」で育てました。すると、自己肯定感は確かにつきましたが、最近、何かのタイミングで「私ってえらいんでしょう?」と聞かれました。「えっ!?」と驚くと「だって、いつもママ言ってるから」と言われてしまい、やみくもに褒めていた自分を反省したところです。褒めて伸ばすには、褒め方が重要。ぜひ参考にしてください。
2014年11月26日富士通エフサスは10月30日、ウォッチガード・テクノロジー・ジャパンと、セキュリティ分野において協業すると発表した。同社は、従来より「富士通エフサス セキュリティソリューション」として、現状評価、セキュリティポリシーの策定から、セキュリティシステムの構築、運用まで、トータルにサービスを提供している。今回、ウォッチガードのNGFW/UTMを同ソリューションに新たに組み込み、これら製品とともに運用サービスを提供する。ウォッチガードのNGFW/UTMは、不正アクセス防止および最新の標的型攻撃対策に関する機能を実装した高性能なもので、さらに低価格の小規模ネットワーク向け製品、無線LANアクセスポイントをラインナップ。これらにより、「富士通エフサス セキュリティソリューション」の「入口対策」を拡充し、ウイルス感染端末や不正利用端末からの外部アクセスをアプリケーションレベルで検知・遮断し、不正利用端末からの不正な外部アクセスやウイルス拡散を防止するとともに、NGFWを最新・最適な状態で運用する。また、顧客ニーズ、PCI DSSなどのセキュリティ基準に基づき、各種セキュリティ対策製品・サービスを、「セキュリティMAP」として独自に体系化。今回のNGFW/UTMを、入口対策を包括する製品として位置づけ、運用サービスもあわせて提供する。「FUJITSU Security Solution 次世代ファイアーウォール運用サービス」に、ウォッチガードのNGFW/UTMの運用サービスを新たに追加。これにより、ウイルス感染端末や不正利用端末からの外部アクセスをアプリケーションレベルで検知・遮断し、不正利用端末からの不正な外部アクセスやウイルス拡散を防止するとともに、NGFWを最新・最適な状態で運用する。さらに、ウォッチガードのシステム管理ツール 「WSM (WatchGuard System Manager)」、およびセキュリティ可視化ツール「WatchGuard Dimension」をセキュリティ運用管理のプラットフォームとして構築し、ログ集積やインシデント分析などの運用サービスを提供。「次世代ファイアーウォール運用サービス」のメニューは、次の通り。基本サービス(機器の稼働監視、運用に関するQ&A、統計レポート発行など)脅威監視・通報オプションログ分析レポートオプション(技術員による考察レポート)リモート運用支援(シグネチャの調整、ポリシー設定変更)販売価格は、NGFW/UTM 製品1台につき月額8万円から(運用サービスのみ。機器・導入費用は別途)。販売目標は今後3年間で、累計5億円(導入/運用、付帯サービス含む)としている。
2014年10月31日ユニアデックスとサイオステクノロジーは10月10日、クラウド上のLinux高可用性分野において急増する企業からの要望を解決することを目的として、これまでの協業関係を強化すると発表した。具体的には、日本ユニシスグループが提供する「U-Cloud IaaS」環境において、サイオスのLinux用HA(High Availability)クラスターソフトウエア「LifeKeeper for Linux」の利用を可能にした。「U-Cloud IaaS」は、日本ユニシスグループが提供する企業向けエンタープライズ・クラウドサービス。両社は、「U-Cloud IaaS」環境における「LifeKeeper for Linux」の動作検証を共同で実施し、正常に稼働することを確認。また、今回の動作検証の結果と構築ノウハウの詳細な情報を「LifeKeeper製品とU-Cloudの動作検証レポート」として無償で公開した。レポートでは「LifeKeeper for Linux」を「U-Cloud IaaS」環境で稼働させるための、HAクラスターシステム構築について、事前準備からインストール、設定まで順を追って解説しており、これをもとに実際に構築が行えるハンズオンマニュアルとして利用することができる。
2014年10月10日東芝は9月29日、エチオピア電力公社と、地熱発電分野における包括的な協業に合意し、覚書を締結したと発表した。エチオピア電力公社は、地熱資源の開発から発電所の建設に至るまでの事業を担っている同国の国営電力会社。今回の合意に基づき、両社は、エチオピアにおける地熱発電事業や人材育成を共同で進めていくことになる。エチオピアは、6000MW相当という豊富な地熱資源量を有する一方、既設の発電設備の90%以上が水力発電でまかなわれており、地熱発電は開発途上にある。建国50年に当たる2037年までに既存の2268MWの発電設備容量を3万7000MWまで急増させる計画をもち、そのなかでも地熱エネルギーの開発は大きな役割を担うことが期待される。東芝は「これまで培ってきたノウハウを活かし、主要機器の開発・供給 並びに運転・管理に関するガイドラインの作成や人材育成の協力などを通し、エチオピアにおける地熱発電事業に貢献していく」とコメントしており、今後も世界各地で地熱発電だけでなく、風力発電、水力発電、太陽光発電など多様な再生可能エネルギーの安定供給に取り組んでいくという。
2014年09月29日カシオ計算機とKADOKAWAは25日、音楽分野における協業に合意したことを発表。両社の強みである音楽文化創造に関するノウハウを組み合わせ、固定観念にとらわれない自由なスタイルの音楽を提供する新レーベル「Mono Creation」(モノ クリエーション)を設立した。今回の協業は、電子楽器の開発と販売を通じて音楽人口の拡大を目指すカシオと、コンテンツを継続的に創造し、多様な形でメディアミックス展開していくKADOKAWAの理念が一致して実現。新レーベルのMono Creationには、鍵盤を連想させる「Monochrome」と、新たな音楽文化を創造する「Creation」という思いが込められている。両社はMono Creationレーベルのもと、カシオ所属の新人アーティストをKADOKAWAが共にプロデュース。楽曲コンセプトとする「一体十色」(既存のスタイルに縛られない自由な発想と音使いで様々なジャンルの作品を作り上げる)にもとづき、カシオの電子楽器を使ったまったく新しい楽曲を創り出し、CD販売や音楽配信を通じて提供していく。また、Mono Creationの活動を通じ、奏者の感性のままに表現できる豊かで美しい電子楽器の魅力を広く伝え、10代~30代を中心とした新たな音楽ファンを獲得し、音楽文化の創造に貢献していくとしている。
2014年09月26日以前のマイナビニュース会員へのアンケートで「女性に作ってほしい料理」を男性に聞いたところ、第1位は「肉じゃが」でした。なんともベタな結果ですが、では女性の得意料理に肉じゃがは入っているのでしょうか?女性のみなさんに「得意な料理」と「苦手な料理」を聞いてみました。調査期間:2012/5/28~2012/5/31アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 1,000件(ウェブログイン式)Q.女性に聞いた! あなたの得意料理を教えて下さい。第1位カレーライス45人第2位オムライス35人第3位ハンバーグ31人第4位肉じゃが29人第5位煮物22人「得意料理はない」という方が実は一番多くて82人いたのですが、この人たちを外した順位です。順当に家庭で食べたい料理が並んでいるのではないでしょうか。男性の「女性に作ってほしい料理」第1位の肉じゃがは、「女性が得意な料理」第4位に入っています!やはり男性から「作ってちょうだいよー」とおねだりされている内にうまくなったのでしょうか(笑)。ほかにもいろいろ得意料理を上げてくれた方が……。■本格イタリアン地中海料理も得意です。(千葉県/女性/29歳)■餃子外パリッパリの中じゅわ~に焼けます。(東京都/女性/30歳)餃子を自分で作るととてもおいしいですからね。いやあ食べてみたいです。■何でも作れる。魚だって下ろせる。(新潟県/女性/27歳)とても頼もしい女性ですね!魚を自分でさばけるのは素晴らしいです。■冷ややっこ。(千葉県/女性/30歳)えーっと(笑)。いくら料理下手な筆者でもこれは作れますよ!Q.女性に聞いた!あなたの苦手料理は何ですか?逆にあなたが「作るのが苦手」という料理を答えてもらいました。「ない」、「特にない」の計99人を除いた順位です。第1位揚げ物57人第2位煮物47人同2位魚料理47人第4位卵料理、卵焼き11人第5位肉じゃが9人やはりと言いますか第1位は「揚げ物」でした。油がハネたりするのが苦手な人が多いのでしょう。「煮物」は単純に難しいのでしょうね。いい味を出すには修練を積まないとなかなか……。魚を扱うのがイヤだという人が多いためでしょう、魚料理が同着となっています。上で紹介した「魚も下ろせる」という人は珍しいわけです。4位に卵料理が入っているのは当然かもしれません。「火の入れ具合はオムレツで学べ」と言われるぐらいです。おいしい卵焼きが作れたらすてきな奥さんではないでしょうか。男が求める「肉じゃが」は苦手な料理第5位です。男の筆者はちょっと残念です(笑)。ほかに苦手な料理で挙がったものを紹介します。■野菜いためすぐ水が出てびちゃびちゃになる。(熊本県/女性/26歳)そうなんですよね。野菜いためをシャキっと作るのは意外に難しいと思います。■野菜のおひたしなど野菜をゆでるだけの料理油で加減がむずかしい。(富山県/女性/32歳)おひたしもシンプルですが奥の深い料理ですよね。べちゃっとなったり固かったり。場数を踏んでうまくなるんですよ。■鍋やフライパンを同時に2つ以上使うような料理手際が悪いので成功しない。(大阪府/女性/25歳)段取りが命な料理は確かに難しいと思います。家庭ではさっと作れておいしいが優先ですしね。■ソテーのたぐい焼きすぎてしまう。(三重県/女性/24歳)肉にどこまで火を入れるかの見極めはまさに熟練のたまもの。レストランのようにはなかなかいきません。一度プロに教えてもらうと上達が早いのでは。得意な料理が家庭で愛されるものばかりで、とてもほっこりするランキングでした。ところで、あなたは得意料理は何ですか?(谷門太@dcp)
2012年09月17日今回ご紹介するのは、外国人が得意な日本料理です。外国人に得意の日本料理についてアンケートをとってみると、外国人の好きな日本食が何かというものまで見えてきました。日本には外国人も思わず自分で作りたくなるような、おいしい料理がたくさんあるようです。・豚肉のしょうが焼きです。いため物が大好きなので、よく作っています(アメリカ/男性/30代前半)簡単にできるし、おいしいですよね!しょうが焼きが好きな男性って多いですし。日本人でも自分で作っている人が多いイメージがあります。・おせち料理の煮物。初めて口にしたとき信じられないほど「おいしい」と思ったからです(ブラジル/女性/50代前半)最近は「イタリアンおせち」や「中華おせち」なども登場し、おせちを作るという日本人も少なくなってきていますが、こういう意見を外国の人から聞くと、日本のおせちも大切にしなければと思います。・さばのみそ煮。初めて食べた時はおいしいなと思って、作り方を勉強して、作れるようになりました(シリア/男性/30代前半)みその加減など、結構難しいですよね。でも、勉強してまで作りたいと思うなんてよっぽど最初に食べたさばのみそ煮がおいしかったんですね!・ラーメン。前からナルトと言う漫画を読んでいます。主人公はラーメンが大好きで自分で作りたいなと思って、上手になりたいという気持ちがいっぱいでした。それがきっかけで初めて日本に留学した時から自分で汁と具などをよく作ります。いつか自分のめんのレシピでも開発したいです(フランス/男性/20代後半)めんをゆがくマイ寸胴とか持っていたりして。レシピを考案したいほど好きというのは、もう得意料理の域を出ている気が……。いつかお店出せるかも!・日本のカレー。日本はカレーの種類も多いし、健康にいいと言われているので作ってみたのがきっかけ(韓国/女性/30代後半)簡単にできるし、おいしいし、たくさん作れるのも魅力ですよね。乗せるトッピングもさまざまで、いろいろ挑戦できるのも楽しい!・みそ汁。おみその色や種類がたくさんあることを知りませんでしたが、中に入れるもので数えきれない種類の料理ができるからです(スイス/女性/50代前半)みそ汁は各家庭によって、その味、具、こだわりが違いますからね。自分が好きな食材を入れてみるのもいいかも。・金目鯛のかぶら蒸し。ニンテンドーDSライトのゲーム機で、ソフトに従い、その料理を作ります(インドネシア/男性/40代後半)おいしそう!日本人でもなかなか作らなさそうなメニューですけど、ソフトがあれば簡単にできそう。・お好み焼き。日本に来る前にスペインにいた日本人の友達から習った(スペイン/男性/30代前半)大阪風か広島風か気になります。外国ではどちらが人気なんでしょう……。・肉じゃが。妻が体調を崩していた時に食べたいと言ったため、妻を喜ばせるために自分で料理本を見ながら作ってみたところ「美味しい」と言ってくれたので(ドイツ/男性/30代後半)奥さんを喜ばせるために、必死に日本料理を覚えるなんてステキ!B級グルメや、伝統料理、家庭料理など、種類はさまざま。日本人でもなかなか作るのが難しそうなものもいくつかありましたが、どれもおいしそうなメニューばかりでした。日本人の皆さん、金目鯛のかぶら蒸しを作ったことあります?【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月31日自炊なんて一回もしたことがない!そんなあなたも大丈夫☆料理が得意な人の言動をまとめてみたので、参考にして見てください。■得意料理を聞かれたら?例えば「ハンバーグ」であれば「煮込みハンバーグ」と答えましょう。「煮込み」という言葉を一言加えることで「おいしいハンバーグ作りそう」、「中まで火が通る方法を知ってる」と「料理ができそう」な感じを醸し出せます。また、作り方を尋ねられた時に答えられるように頭に入れておきましょう。■最近作った料理を聞かれたら?本当に日常的に料理をしている「リアル感」を演出することがポイントです。普段忙しい人だったら……「昨日は仕事が終わったのが遅くてお買い物に行く時間がなかったから、冷蔵庫にあるものでテキトーに作った」ダイエット中の人だったら……「野菜をとるようにしてるから、料理ってほどじゃないけどサラダばっかり食べてるかな。市販のドレッシングだとカロリーが高いから自分で手作りして……」など。さっと作れる感、一から作れる感を出しましょう。■「手料理を食べたい」と言われたら?「結婚したら作る」と答えましょう。しつこく言われても「ごめん。特別な人にしか作らない」と言い続けましょう。■おわりにいかがでしたでしょうか。ここに紹介した「料理できる感」はごく一部です。他にも「圧力鍋で料理」、「カレーはスパイスから作る」などありますが、一度料理上手な友だちに「料理のコツ教えて!」と聞いておくのもいいかもしれませんね。(さとみん/ハウコレ)
2012年05月26日神奈川県は、今後も高い成長が期待される新産業分野(ライフサイエンス、環境、そのほかロボットや航空宇宙分野等)を中心に、新規事業の立ち上げを目指すプロジェクトを全国から募集している。4月20日までの募集で認定件数は7件ほどの見込み。公募対象となるプロジェクトと申請者は、ライフサイエンス、環境、そのほかロボットや航空宇宙分野等を中心とした新産業分野のプロジェクトに取り組む人で、別に定める起業化支援パートナーを有するプロジェクトが対象となる。応募されたプロジェクトは、認定委員会による選考のうえ決定。プロジェクトに取り組むベンチャーや個人を、「次世代を担うかながわベンチャー」として認定し、原則として500万円を上限に、事業費の一部を支援する。神奈川県によると、この事業は平成17年度から実施しており、これまで61社の支援を実施してきたとのこと。平成24年度の認定予定件数は7件程度になる見込み。募集期間は平成24年3月26日~4月20日まで(当日消印有効)。募集要項・申請書は神奈川県ホームページよりダウンロードできる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月18日