写真提供:ANAANA(全日本空輸)は2016年9月1日より、東京(成田)からカンボジアの首都プノンペンへの定期便を開設。同社のASEAN諸国への就航は8か国目となる。 初のカンボジア・プノンペン線開設ANAが「東京(成田)=プノンペン線」を開設したことで、カンボジアと日本を結ぶ直行便が初めて誕生した。今後は、観光からビジネスに至るまで幅広いニーズに応えていく。1日1便の運航ダイヤは、以下の通り。 成田→プノンペンNH817成田 10:50 プノンペン 15:10 *1プノンペン→成田NH818プノンペン 22:50 成田 翌日 6:45 *2※スケジュール・機材は予告なく変更になる可能性があります。*1 2016年10月30日~2017年3月25日はプノンペン着15:40*2 2016年10月30日~2017年3月25日は成田着 翌日 6:30 機材には最新のテクノロジーを採用したボーイング787型機を投入。ビジネス42席、エコノミー198席の計240席で運航する。プノンペンまでのフライトは約6時間20分、往復航空券の料金は55,000円から。工場などの生産拠点のみならず、市場としても注目を集め、日系企業の進出が続くカンボジア。2016年は日本とカンボジアの友好条約発効60周年という記念の年。この度の定期便開設により、両国の友好関係のますますの発展と交流人口の拡大に貢献していくだろう。 ©TRIPPING!更に、日本人旅行者に人気No.1の世界遺産アンコール遺跡群へのアクセスも便利に。プノンペンで乗継ぎ、アンコール遺跡群のあるシェムリアップまでの飛行時間は約45分。 ANAプノンペン線就航特設ページ(全日本空輸)
2016年09月13日アシェットデセールとは、レストランのフルコースの最後に出てくる”皿盛りデザート”のこと。今、都内でその専門店が人気を博しています!最大の魅力は、パティシエの作りたてのスイーツを目と舌で存分に堪能できること。テイクアウトのケーキにはない、プレートに広がる芸術的な世界を、ぜひ大切な友達や恋人と一緒に体験してみてはいかがでしょうか?今回は、私がおすすめの3店を紹介します。Kiriko Nakamura(キリコ ナカムラ)Photo by大橋 直誉世界最速でミシュランの星を獲得したレストラン「TIRPSE(ティルプス)」。現在は平日のランチタイムを昨年の7月から2016年6月30日まで休止し、その期間・時間のみアシェットデセールのコースを楽しめる「kiriko nakamura」としてオープンしています。終了まであともう少しだから、ぜひ足を運んでみて。パティシエールの中村樹里子シェフは、料理家やフードジャーナリスト、シェフ、パティシエなどといった数多くの食のプロがリピーターになってしまうほどの腕前!非常に厳しいパティシエの世界で活躍する女性シェフのデザートを食べれば、「私もがんばらなきゃ!」と刺激を受けるのでは?事実、中村樹里子シェフはレストランパティシエールとして同業の女性からの憧れの的で、ドキュメンタリーの著書が出版されたほどです。メニューは1種類のコースのみ(3,500円)で、素材の風味を大切にした6皿をいただけます。日本酒ペアリング(2,000円)とティーペアリング(1,500円)の2種類も選べますよ。「フルーツなど季節の食材を使うことを心がけ、糖分・油脂分・クリームや生地などに含まれる空気量も一皿ごとに調節しています。でも何より大切にしているのは、愛情ですね。一口食べた瞬間、お客様に笑顔になってもらいたい、という願いを込めながら作っています」と語る中村シェフ。Photo by 大橋 直誉コースの順番も、まるでディナーのフルコースのように工夫が施されています。1皿目は香りを楽しむフレッシュなココナッツとパイナップルのジュースで喉を潤しつつ、噛まずに香りを存分に楽しめるものからスタート。2皿目は軽やかな味わいのフロマージュブランのクリームにグレープフルーツとライチ、3皿目は少し重い口当たりのピスタチオのデザート……。(※コース内容は取材当時のもの)コースが進むにつれて油脂分が多く、濃厚な味わいのものが登場する構成になっているため、心地よく食べることができます。写真は、3皿目に登場するピスタチオのムースとダクワーズ。煎茶のソルベとアメリカンチェリーのソースが添えられた上品な一品です。Photo by 大橋 直誉5品目に登場するのは、チョコレートムースにクルミと味噌、キャラメルのアイスクリームが散りばめられた一品。口の中で優しく溶けるように、ムースとアイスクリームの温度が計算されているのだとか!味噌の塩味と甘いチョコレートのマリアージュにきっと驚くはず。「Kiriko Nakamura」(キリコナカムラ)住所:東京都港区白金台5-4-7 バルビゾン25「TIRPSE」営業時間:12:00~13:30(L,O13:30)(※期間限定:2015年7月8日~2016年6月30日)定休日:土曜日・日曜日※要予約JANICE WONG(ジャニス・ウォン)Photo by JANICE WONGアジアNo.1パティシエを2年連続で受賞したジャニス ウォン(Janice Wong)シェフのデザートバーが、話題のスポット・東京新宿「ニュウマン」にオープン。シェフとアーティストの2つの顔を持つジャニス ウォンシェフは、”edible art(食べられるアート)”という食とアートの融合をテーマに活躍。今までに見たことも食べたこともない逸品に出会えるはず。自身で食材を一点一点吟味し、日本の食材は高知県の柚子、熊本県の赤味噌など、各地へ足を運んで選ぶこだわりようです。店内の壁には、季節ごとに変わるジャニス ウォンシェフが描いた絵が飾られています。お酒(主に日本酒)とのペアリングも楽しめるため、アートな空間で美しいデザートとともに舌鼓を打ってみては?Photo by JANICE WONG・Cassis Plumカシスプラム1,950円・ペアリングドリンク:モダン仙禽2015無濾過生原酒900円日本の春をイメージして作られたデザート。冷たいカシスプラムのパルフェでできたボールの中に、ライスパフとエスプーマでふわふわにしたエルダーフラワー風味のヨーグルトを満たし、紫蘇梅酒のゼリーで蓋をしています。お皿には紫蘇梅酒のグラニテ、カシスのゼリー、タケノコをしょうゆとみりんで煮たものをトッピング。様々な味覚と食感が味わえる一皿です。Photo by JANICE WONG・Chocolate H2OチョコレートH2O1,600円・ペアリングドリンク:小笠原味醂”一子相傳”、エライジャクレイグ、レモンピール850円「チョコレートが食べたいけれど、太ってしまうのはイヤ」という女性の願いをかなえるために作られた一皿。チョコレート50%、水50%で作られたチョコレートムースは見た目以上に軽い食感で、口の中ですっと溶けます。デザートだけでなくお皿も作品の一部として捉えているため、その余白のつくり方の美しさにもぜひ注目を!お皿もジャニス ウォンシェフ自身がデザインし、バリの工房でオーダーしているのだとか。アート作品のようなデザートに触れて、感性も磨けそうですね。JANICE WONG(ジャニス ウォン)住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-55 NEWoMan SHINJUKU2F エキソト(※JR新宿駅甲州街道改札横)Tel:03-6380-0317営業時間:11:00~23:00(L.O22:00)定休日:不定休(NEWoMan SHINJUKUに準ずる)※提供スタイルやペアリングドリンクは変更になる可能性がございます。ESqUISSE CINq(エスキス サンク)Photo by ESqUISSE CINqミシュラン2つ星を獲得し続けるフレンチレストラン 「ESqUISSE(エスキス)」のアシェットデセールが味わえる「ESqUISSE CINq」。場所は、オープンしたばかりのショッピング施設「東急プラザ銀座」の4階。銀座は、お寿司やウナギ、天ぷらなど、老舗の和食レストランが立ち並んでいますが、デザートが充実していないところも。「ESqUISSE CINq」は夜の8:15(ラストオーダー)まで営業しているので、食後のデザートに立ち寄ってみるのもおすすめですよ。シェフ・パティシエ 成田一世さんのスイーツは、脳とハートを刺激する美味しさ。シャンパンやワインと一緒に堪能してみて。メニューは季節ごとに変わる、3種類から選べるアシェットデセールのコース(3,500円。ドリンク付きで4,100円)。それぞれのお皿にもプレデセール、ミニャルディーズ(小菓子)がついてくるのも嬉しいですね。サロンでは、アーティステックな一皿が盛りつけられていく様子をカウンター越しに眺めることができるのも◎。テイクアウトスイーツも豊富なため、お土産に買ってみてはいかがでしょうか。Photo by ESqUISSE CINQこちらは、成田シェフの看板メニュー「シュークル トリュフ添え」。金色の球状の飴細工を割ると、中からトリュフのムースが流れ出て、香りがふわりと広がります。ムースには、プルーンのコンフィ、アルマニャックのグラニテなどがブレンドされており、風味は意外にもまろやか!季節によっては、フランボワーズのムースになることも。Photo by ESqUISSE CINQ写真は「スフレとフリュイルージュ」。フランスの伝統菓子”スフレ”のまわりに配されているのは、赤い実(フリュイ ルージュ)のソース、ミルクのアイスクリーム、ピスタチオのパウダー、ハイビスカスのジュレなど。成田シェフの感性が存分に表現されたプレート上は、まるで芸術作品! ESqUISSE CINq(エスキス サンク)住所:東京都中央区銀座5-2-1「東急プラザ銀座」4FTel: 03-5537-7477営業時間:11:00〜21 :00(L.O 20:15)定休日:不定休(東急プラザ銀座に準ずる)週末は、美しいデザートとともに上質な時間を過ごしてみはいかがでしょうか?※価格はすべて税抜きです。
2016年05月27日3月31日、東京・銀座の数寄屋橋交差点角に大型商業施設「東急プラザ銀座」(東京都中央区銀座5-2-1)がいよいよオープン。施設内には“伝統”と“革新”をキーワードとした全125店舗が入居する。1階から2階はグローバルブランドを中心とした旗艦路面店が立ち並び、地下1階と3階から9階は東急ハンズや東急百貨店の新業態セレクトショップや、ロッテ免税店などを含めたショッピングゾーン、6階と屋上には開放的なパブリックスペースを設けている。本記事では“食”をメインに、レストランやイートインのあるフードショップが立ち並ぶ地下2階と10階から11階にフォーカスし、日本初上陸店や新業態店を中心としたおすすめのグルメショップを紹介する。ショッピング編はこちらから屋上で高級サンドイッチや話題の“できたて”アイスを食す―テイクアウト&イートイン地下2階には、テイクアウトに最適なマルシェスタイルの店舗が豊富に入居する。中でも、キャビア、スモークサーモン、フォアグラなど高級食材を使った欧州で人気のラグジュアリーサンドイッチ店「キャビアハウス&プルニエ/サンドイッチハウス」の国内初上陸と、いつでも“できたて”アイスを味わえるアイスクリーム店として京都で行列ができる程人気を博す「ハンデルスベーゲン」の東京初上陸店が注目所。ハンデルスベーゲンのほうじ茶フレーバーはここ銀座店でしか味わえない一品。新業態となるセレクトショップ「サロン アダム エ ロペ」内にある「サロン ギンザ サボウ」では、今世界で話題を集めている奈良の茶農園「ティーファーム 井ノ倉」がセレクトしたお茶、群馬県産コシヒカリ「雪ほたか」とのコラボレーション米を使ったおにぎりや雑炊、わっぱの料理が楽しめる。サロン ギンザ サボウ天気の良い日には、サンドイッチやデリを買ってそのまま屋上に向かうのも良い。オープンテラス「キリコテラス」は、一面豊かなグリーンが敷き詰められた壁面や広い水盤が設けられ、都会の喧騒を忘れられるた開放的な空間が広がる。一角には“ジャパニーズフライドポテト”を提供するルーフトップカフェ「櫻ノ茶屋」も併設される。シンボルツリーとして植えられた枝垂れ桜も春になれば見頃を迎える。ミシュラン2つ星の味覚を気軽に味わう―デザート&珈琲で一息つく喫茶時間4階には、ミシュラン2つ星レストラン「エスキス」のスイーツが味わえるサロンがオープン。これまで、レストランでしか味わえなかったアシエット デセールを、パティシエ成田一世によるコース仕立てで堪能することが出来るという。季節毎に変わるメニューを年間通じて楽しむのも贅沢な楽しみ。アラカルトケーキのテイクアウトも行っている。エスキス サンクのアラカルトケーキ5階のセレクトショップ「ヒンカリンカ」内に出店をした、NYで人気のショコラティエ「マリベル」の姉妹ブランド「ココア マーケット バイ マリベル」も京都に続く第2号店であり注目を集めている。同店では、チョコレートボールやフルーツディップの量り売りから、ガナッシュやチョコレートバー、ジェラート、ホットチョコレートなどのドリンクまで、様々なチョコレートの味わい方を提案する。カカオ マーケット バイ マリベルのチョコレートボール量り売りその他、1階にあるオーガニックフードや“オールプレス”の珈琲が味わえるオーストラリア発のカフェ「ミーズ カフェ アンド キッチン アット メトア ギンザ」、6階にある昭和9年創業の老舗珈琲店「丸福珈琲店 銀座喫茶室」も、買い物に疲れた際に気軽に立ち寄れる憩いの場所となりそうだ。日本の老舗・海外の名店の美食を銀座で―寛げるディナー時間ランチタイムだけでなくディナーでも利用したい10階・11階のレストランフロアにも話題のグルメが勢ぞろい。最上階11階にあるトランジット手がける「アポロ」は、オーストラリア・シドニーより初上陸するモダンギリシャレストラン。新鮮野菜とオリーブオイルをたっぷり使ったヘルシーなギリシャ料理をモダンなアレンジメニューが特徴的で、2012年にシドニーで開業してから「The Australia Hot 50 restaurants」を3年連続受賞し、「Australia gourmet traveller」トップ100に4年連続選出されるなど多くの人々の舌を魅了している人気店である。同店では、魚卵、レモンジュース、オイル、パンを混ぜ合わせた「タラマサラータ」、メレンゲでサクサクふわふわ食感を生かした「“レモンパイ” アポロスタイル」など本国のメニューの他、ラム、オージービーフや和牛などの炭火焼も提供される。それら料理に合う120本のワインや、新鮮な果実を使ったオリジナルカクテルも豊富にラインアップ。店内の特徴的なロングカウンターで料理をシェアしながら一緒に味わいたい。“レモンパイ” アポロスタイルまた、同階には、創業160周年を迎える京都の老舗割烹料亭「下鴨茶寮」が銀座に初出店をする。“奥”がゆっくりと京都独自の文化や雰囲気、京懐石を味わえる「下鴨茶寮 東のはなれ」、“手前”が日本酒と端正な肴をバルのスタイルで気軽に楽しめる「下鴨茶寮 のまえ」。下鴨茶寮 のまえでは、牛フィレの唐揚げや、のどぐろの酒盗焼など本店でしか食べられない品を含め、前菜からさしみ、メイン、〆、甘味までアラカルトの料理をカジュアルに味わえる。天然鯛と蕪の浅漬け 春菊ソースその他にも、NY発オーガニックハンバーガーの日本第2号店となる「ベアバーガー」を始め、日本初のハワイアンレストラン「ガイ アンド ジョーズ ハワイアン スタイル カフェ」と、タイNo.1ビールメーカー“SINGHA”が手がけるタイビアレストラン「センディー テラス」、つるとんたんの新業態「つるとんたん UDON NOODLE Brasserie」、ひと月に30頭しか出荷できない幻の赤身肉“尾崎牛”の焼肉を堪能出来る「尾崎牛焼肉 銀座ひむか」など、食材にこだわった世界各地の老舗・名店、日本で、東京で唯一のグルメを味わえるラインアップとなっている。
2016年03月30日ホンダは3月22日、3月28日から4月3日まで、成田国際空港で二足歩行のヒューマノイドロボット「ASIMO」によるデモンストレーションを実施すると発表した。今回の取り組みは、入国審査前エリアでの実施となり、到着したばかりの訪日外国人をASIMOがおもてなしすることで、日本を代表するヒューマノイドロボットとして同社の高い技術力をアピールするもの。期間中、対象便で到着した人をパーソナルモビリティ「UNI-CUB β(ユニカブ ベータ)」に乗ったガイドがASIMOのデモンストレーション特設エリアまで案内する。ASIMOはダンスやサッカーボールのキックなどを披露するとともに、成田国際空港の訪日外国人向けサービスを紹介する。ASIMOは、同社が「人と共存し、役立つロボット」を目指して開発し、2000年11月に初期型が発表された二足歩行のヒューマノイドロボット。2011年11月に発表された最新型は「走る」「階段を昇降する」「ボールを蹴る」などの高い身体能力に加え、相手の顔や声を認識して応対したり、障害物を回避したりといった周りの状況に応じた自律制御も可能となっている。
2016年03月23日成田国際空港は1月21日、成田空港第1旅客ターミナル第5サテライトにおいて、3月15日に現在増築工事中の固定ゲートを58A・58B番ゲートとしてオープンすることを発表した。このオープンにより、第1旅客ターミナル全体の固定ゲート数は37スポットから39スポットへ増加する。固定ゲートに駐機できる航空機が増加することで、ターミナルと航空機間の移動がよりスムーズとなるなど、利用者の利便性が向上し、航空会社の定時運航にも寄与するという。新しいゲートラウンジは、連続したガラス面で構成することでパノラマビューを実現し、開放感のある空間となる。内装は12月にオープンした67・68番ゲートと同様、シンプルで洗練されたデザインとし、落ち着いた色調のじゅうたんやモノトーンの壁・天井でゆったり快適に過ごせる空間を演出する。
2016年01月25日銀座・数寄屋橋交差点に2016年3月31日(木)開業予定の、銀座エリア最大級となる新商業施設の名称が「東急プラザ銀座」に決定した。地下2階から地上11階までの全13フロアには、「Creative Japan~世界は、ここから、おもしろくなる。~」という開発コンセプトのもと、125店舗が出店する。建物は、日本の伝統工芸である「江戸切子」をモチーフに、「光の器」というコンセプトでデザインされたアイコニックな外観で、銀座の新たなランドマークとなる。メインエントランスは、数寄屋橋交差点側に設置されるが、みゆき通り側にもエントランスが設けられる。地下2階は、東京メトロ銀座駅コンコースと直結し、さらに、建物地下に約170台の駐車場を完備、約800台収容可能な西銀座駐車場とも接続し、カーアクセスが良好だ。気になるフロア構成と出店店舗だが、B2階~B1階の「GINCHIKA MARCHE」には、ニューヨーカーに絶大な人気の老舗ベーカリー「THE CITY BAKERY」をはじめとしたフード&イートインショップが約30店舗並ぶ。ラグジュアリーサンドイッチの「キャビアハウス&プルニエサンドイッチハウス」が日本初出店するほか、京都で人気のアイスクリームショップ「ハンデルスベーゲン」も東京に初出店するなど注目店が多い。またタリーズコーヒー初のバールスタイル「タリーズコーヒープライムファイブ」もB1階にオープンする。1階~2階には、BALLYやEMPORIO ARMANIなどのブランドのグローバル旗艦店が集結。3階~5階は、ファッション、服飾・ライフスタイル雑貨、カフェ、約40店舗が出店。大人女子の注目は4階。日本初上陸となるイタリアのレディスファッション「ottod’Ame」をはじめ、「FIGARO Paris」や「essence of ANAYI」、「CASA VIA BUS STOP」などのトレンドを発信するレディスセレクトショップが出店するほか、レストラン「ESqUISSE」のシェフ・パティシエを務める成田一世氏による新業態カフェ「La nouvelle boutique ESqUISSE」もオープン。8階~9階には都内最大となる市中空港型免税店「ロッテ免税店銀座」が出店する。10階~11階の「GINMACHI DINING」では、NY発の話題のオーガニックのグルメバーガー「ベアバーガー」が入り、ビアレストラン「SINGDEE TERRACE」、ハワイ島から「Guy & Jo’sHawaiian StyleCafe」が日本初上陸最上階に位置する11階には、シドニー発のモダンギリシャレストラン「THE APOLLO」や焼肉店「尾崎牛焼肉銀座ひむか」、また、放送作家の小山薫堂氏が経営する京都の老舗料亭「下鴨茶寮」が、新業態「のまえ/下鴨茶寮東のはなれ」を東京に初出店する。6階に「KIRIKO LOUNGE(キリコラウンジ)」、「屋上にはKIRIKO TERRACE(キリコテラス)」のパブリックスペースも展開。銀座の新おでかけスポットの開業がいまから楽しみだ。(text:Miwa Ogata)
2015年12月25日ブリティッシュ・エアウェイズは12月9日、ボーイング787-9「ドリームライナー」を2016年7月より成田=ロンドン線(BA005便/BA006便)へ導入することを発表した。同社の787-9には最新のファーストクラスを備え、同社の従来構造のの14席とは異なり、8席の快適空間となっている。8席のファーストクラスのほか、Club World(ビジネスクラス)を42席、World Traveller Plus(プレミアムエコノミークラス)を39席、World Traveller(エコノミークラス)を127席の全216席の仕様となっている。なお、同社は羽田路線(BA007便/BA008便)に最新のフライトエンターテイメントシステムを完備した777-300ERを導入している。
2015年12月09日成田国際空港は10月29日、成田空港第2旅客ターミナル本館南側において、現在増築工事中の固定ゲート(小型機を駐機する場合は4スポット、大型機を駐機する場合は2スポット使用することができるマルチスポット)を、年末年始繁忙期前の12月17日にオープンすることを発表した。このオープンにより、第2旅客ターミナル全体の固定ゲートは28スポットから32スポットへ増加する。またこのゲートは、固定橋内の扉を開閉することにより、国際線・国内線に使用できるスイングゲート機能を備えている。さらに出発コンコースは、案内サインによる誘導のほか、動線に沿うようにデザインされた天井により、直感的に行き先が分かるよう工夫されている。なお、年度内には第1旅客ターミナルにも固定ゲート2スポットの増設を予定している。
2015年10月30日成田空港第2旅客ターミナル本館4階北側に10月30日、パイロットグッズを販売する「Virtual Aerospace Japan」の期間限定ショップがオープンする。同店は、世界的パイロットグッズブランド「DESIGN 4 PILOTS」の日本総代理店であるVirtual AerospaceJapanが空港に初めて展開するショップとなる。パイロットが実際に使用する機能性・耐久性に優れたバッグや、同ショップ限定のオリジナルスマホケースなどここでしか買えない商品も取りそろえる。展開は10月30日~11月30日の期間限定で、営業時間は08:00~20:00(期間中無休)。
2015年10月27日京成バスと成田空港交通、京成バスシステム、リムジン・パッセンジャーサービスの4社が共同運行する東京都心と成田空港を結ぶ高速バス「東京シャトル(TokyoShuttle)」では、11月1日~2016年1月31日までの期間中に出発する成田空港「行き」の運賃が800円になる「粋割」(いきわり)を実施する。東京シャトルはLCC(ローコスト航空会社)国内線就航に伴い、早朝・深夜時間帯の旅客輸送にも対応するため2012年7月3日から運行を開始した。早朝時間帯における成田空港へのアクセスも含めて1日113便を事前予約(決済)で900円という低価格運賃で提供することで、開業から3年を経て利用者は延べ200万人を超えている。今回の運賃割引キャンペーン「粋割」では日ごろの感謝を込め、東京都心(東京駅・東雲車庫・銀座駅・大江戸温泉物語)から成田空港「行き」の東京シャトルを事前予約(決算)で800円にすることで、今まで以上に利用しやすいものにする。実施期間は11月1日~2016年1月31日(予約受付期間は10月1日~2016年1月29日)で、運行経路は大江戸温泉物語・東雲車庫・東京駅(八重洲北口向かい京成バス3番のりば)・銀座駅(有楽町)から成田空港(第3ターミナル、第2ターミナル北、第2ターミナル南、第1ターミナル)まで。東京シャトルの運行本数は、東京発が1日54便、成田空港発が1日59便で、1日計113便となる。運賃は東京発を「粋割」で利用すると800円、成田空港発を事前決済して利用すると900円、未予約で利用すると1,000円となる。なお、深夜・早朝便(東京都心午前1:00~5:00発)を未予約で利用すると2,000円となる。
2015年10月20日写真提供:ANAANAが2015年9月1日から「成田—クアラルンプール線」を新規就航させる。機材はボーイング787-8を使用し、ビジネスクラス、エコノミークラスともに薄型タッチパネル式液晶モニターを装備。片道約7時間の快適な空の旅を提供する。毎週7往復運航でマレーシアがもっと身近に!写真提供:マレーシア政府観光局「成田—クアラルンプール線」は2015年9月1日より毎日運航予定。スケジュールは以下の通り。(クアラルンプール発の便は2015年9月2日から。)NH815 成田発:17:20ークアラルンプール着:23:35NH816 クアラルンプール発:07:00ー成田着:15:00詳細はこちら>※スケジュールは予告なく変更になる可能性があります。※機材は予告なく変更になる可能性があります。クアラルンプール発成田行き朝食メニューに「ハラール機内食」を提供主に海外の乗客よりハラール認証の機内食オーダーが増加している傾向※を受け、ハラール認証を受けた機内食メニューを2015年7月より充実させているANAでは、イスラム教徒の人口が全体の6割と言われるマレーシアからの乗客を想定し、クアラルンプール発成田行きの朝食メニューは、マレーシアのハラール機内食世界最大手「ブラヒム」によるハラール認証メニューを特別機内食ではなく、通常メニューとして提供する。写真提供:マレーシア政府観光局 左:ビジネスクラス和食(イメージ) 右:エコノミークラス洋食(イメージ)※ハラール機内食オーダー数 : 2015 年度は 2011 年度比較で約 2 倍(他社受託分含む)新規就航を記念したツアー(航空券+宿泊)も発売中なので是非チェックしてみて。詳細はこちら>
2015年08月07日発酵未来研究所は8月30日と9月5日、「発酵Labレストラン」を東京都新宿区と東京都中央区で開催する。「発酵Labレストラン」は、発酵について学び、発酵を使った料理に触れて発酵の魅力を啓発するアンバサダー「発酵ニスト」を養成する講座で、今回、4回目の開催となる。今回は、より充実した内容にするため、講義や学べる体験を増やして実施する。発酵の力について、発酵研究の最前線で活躍するスペシャリストが実験のデモンストレーションをふまえてわかりやすく解説。珍しい発酵食品やここでしか味わえないみその試食も予定している。テレビなどでも活躍する顔ヨガ講師、間々田佳子さんも登場。発酵を生かした最新のインナービューティーについて講演を行う。美肌を維持するために、普段の生活で気を付けるべきことを解説するほか、顔ヨガも体験できる。また、二つ星レストランのシェフ・パティシエの成田一世さんによる講義も開催する。レシピ紹介、作り方のコツがわかるデモンストレーションのあとは、ESqUISSE(エスキス)にて発酵調理を用いた特別メニューを提供する。イベント1日目は、8月30日の13:00~17:00(レンタルキッチンスペースPatia/東京都新宿区)、2日目は9月5日の10:30~15:00(銀座NAGANO2F キッチンイベントスペース、ESqUISSE/東京都中央区)に開催。2日間受講した人のみ、同研究所が認定する「発酵ニスト」の修了証書をその場で進呈する。参加費は、2日間同時申し込みで4万5,000円(税込)。参加募集人数は20名で、定員になり次第、受付を終了する。
2015年08月04日成田国際空港はこのたび、日本国内の空港で初めとなる「交通アクセス情報総合ナビゲーション・デジタルサイネージ」を7月30日より設置することを発表した。同サイネージは、主要方面別の時刻表や各交通機関の運行情報等を一元的に表示する大型ディスプレイ(パブリックディスプレイ)と、利用客一人ひとりの目的地となるホテルやランドマーク、駅等までのバスを含めた最適なアクセス手段を検索できる小型ディスプレイで構成。同社の公式Webサイト上でも、サイネージと連携した経路検索サービス「成田空港アクセスナビ」を同時公開する。パブリックディスプレイでは、成田空港発の鉄道運行状況と高速道路混雑状況を切り替え表示。主要地までの鉄道と道路の所要時間を時間帯や交通状況に応じて可変表示する。また、成田空港発の鉄道時刻表と主要目的地行きバス時刻表を同時に表示することも可能だ。一方、交通案内検索システムでは、スーツケースなど大きな荷物を持つ利用客のため、通常検索とは別に「ゆったり経路で検索」モードを搭載。歩く速度を「ゆっくり」に設定することで、乗換回数が少なく、複雑な駅を利用しないように設定するなど利用客に配慮した乗換方法を案内する。また、利用客の目的地となるホテル名やランドマーク、駅名を入力するだけで、最適なアクセス手段と所要時間も案内され、これら検索結果は利用客のスマートフォンへの表示も可能となる。同サイネージは、04:00~25:00まで利用可能。設置場所は、「第1ターミナル北ウイング1階/南ウイング1階」と「第2ターミナル本館1階(Aゾーン/Bゾーン)」「第3ターミナル 2階フードコート脇」で、対応する言語は、日本語と英語、中国語、韓国語となる。
2015年07月23日NTTコミュニケーションズは、訪日外国人向けのSIMカード自動販売機を、24日より成田国際空港に設置し、販売を開始する。同SIMカード自動販売機は、成田国際空港の第1ターミナルおよび第2ターミナルの国際線到着ロビーに1台ずつ設置される。期間型プリペイドSIM「Prepaid SIM for JAPAN」のほか、スマートフォンやモバイルルーター、アクセサリーなども販売されるという。販売機には、タッチパネルが搭載されており、英語および中国語による商品説明を確認しながら購入できる。開通手続きでは、パスポートスキャンによる本人情報の登録も可能となっている。クレジットカード決済もでき、両替の手間なく購入・利用開始できるとしている。「Prepaid SIM for JAPAN」は、1日あたり100MBの通信容量で、短期滞在者向けの7日間、中期滞在者向けの14日間の2モデルを用意している。価格は、7日間モデルが税別3,450円、14日間モデルが税別4,950円。通信速度は、受信時最大150Mbps/送信時最大50Mbps。容量を超過した場合は、最大200kbpsに制限される。SIMカードのサイズは標準/micro/nanoの3タイプが用意されている。
2015年07月17日ジェットスター・ジャパンは6月1日、同社として成田国際空港発着の初の国際線である東京(成田)~香港線の運航を開始した。同社としては大阪(関西)~香港線につぐ2路線目の国際線となる。就航当初は週3便(往復)から運航し、9月1日以降は毎日1往復週7便を運航する。片道運賃は、エコノミー「Starter」で7,500円~4万5,700円(燃油特別付加運賃: 1,300円※2カ月ごとに見直し)となっている。なお、別途支払手数料(ひとり片道650円)や、空港使用料、諸税などが必要となる。2月28日に就航した同社初の国際線である大阪(関西)~香港線とあわせれば、2015年の夏期運航スケジュール期間中に香港を発着する同社の運航便は週最大11便(往復)になる。また、ジェットスターグループは現在、成田を発着する国際線として東京(成田)~ケアンズ/ゴールドコースト/メルボルンの3路線を運航しており、今回の香港線で4路線となる。さらに、今回の就航により、ジェットスター・ジャパンは成田と関空を拠点として、国内外12都市(国内11都市、海外1都市)、21路線(国内19路線、国際2路線)で、1日最大100便超の運航を行うこととなる。
2015年06月01日銀座三越では、5月13日、フランスのスイーツやグルメを中心に紹介するイベント「食のフランスフェア」がスタートした。会期は18日まで。今回のテーマは「アルチザン(職人)の技」。会場にはフランス菓子のパティシエやフレンチのシェフら合計8名が来場、その技術と経験から生み出された自らの商品を紹介する。M.O.F(Meilleur Ouvrier de France/フランス国家最優秀職人)グラシエ部門で外国人として初めてファイナリストに選ばれたパティシエの「浅見欣則(ヨシノリ・アサミ)」は、美しい断面でオレンジ味のケーク ショコラ オランジェ(2,000円)、2種類のショコラを楽しめるサブレプレッツェル(1,700円)、ヨーグルト風味のソフトクリーム(450円)などを販売する。東京ミシュランで二ツ星を獲得したフレンチ「エスキス(ESqUISSE)」のシェフ・パティシエである成田一世は、クレームブリュレ(2,316円)やバニラとラム酒の風味が香るカヌレ(279円)を展開。2009年に「パティシエ・シマ(PATISSIER SHIMA)」のエグゼクティブシェフに就任した島田徹も来場、クロワッサンを中心としたパンを紹介。クロワッサン・イズニー(300円)、パンオショコラ(250円)、パンオレザン(250円)など。2014年、東京・都立大学駅近郊に自身の店「アディクト オ シュクル(Addict au Sucre)」をオープンした石井英美は、銀座三越初登場。パリブレストをアレンジしたパリ ブレスト ノワゼット オランジュ(521円)や、フランボワーズジャムが入った苺のケーキ(521円)を販売する。「マ・プリエール(Ma Priere)」を手掛けるショコラティエの猿舘英明は、2014年版C.C.C.セレクション・ジャポンで5タブレット(5ツ星)を獲得。カカオを使用したショコラクリームが中に入った、シューペパデオーロ(521円)、ハート型のショコラプリン(521円)を展開する。このほか、来場するのは、フランス菓子研究家の大森由紀子、「セ・モア(C’est Moi!)」の野本孝司シェフ、「レザンファン ギャテ(Les enfants gates)」の伊藤克也シェフら。また、会場では2002年度、全日本最優秀ソムリエ、阿部誠がオーナーソムリエを務めるシャンパーニュ専門サロン「サロン・ド・シャンパーニュ ヴィオニス(Salon de Champagne Vionys)」の特設コーナーが設置され、日替わりで同氏厳選のシャンパーニュが紹介される。
2015年05月13日成田国際空港が提供する音声エージェントアプリ「成田コンシェルNariCo(ナリコ)」。スマホに話しかけると、成田空港内のあらゆる情報を案内してくれるアプリで、NTTドコモの「しゃべってコンシェル」の技術が活用されている。2013年11月からアプリの提供が開始されているが、今年4月から英語への対応と、従来のAndroid版に加えiPhoneアプリの提供も開始される。今回は、NariCoの導入に至った背景とアプリ提供までの準備、実証実験などから見えてきた今後の展開について、IT推進部担当の3氏にうかがった。○必要な機能の洗い出しと膨大な辞書登録年間の利用客が3300万人にも上るという成田国際空港。特に近年、LCC(ローコストキャリア)が参入したため、「ターミナルの端から端までお客様が移動するようになり、ターミナルの中央に置かれている既存の案内カウンターだけでは、ご案内が行き届かないという問題が出てきた」(窪田氏)という。サービス向上のために、アプリケーションで何かできないかと考えていたときに知ったのが、NTTドコモの「しゃべってコンシェル」で、企業が考える利用用途に応じてカスタマイズできるということだった。成田国際空港では、すでに音声翻訳アプリ「NariTra(ナリトラ)」をリリースしており、音声を使ったサービスに注目していたという。「ぜひ話をうかがいたいと、こちらからお声がけしたときに、しゃべってコンシェル単体ではなく、カスタマイズできるプラットフォームがあるという話をうかがい、やってみようということで話が進みました」(窪田氏)サービスを導入するには、「しゃべってコンシェル」に成田空港に関する情報を対応させる必要がある。「フライトやチェックインカウンターの場所を検索するためにはまず、フライト情報と連携させなければいけません」(窪田氏)ということで、その部分の連携を行い、ほかにも、空港内の店舗や、授乳室、シャワールームといったサービス施設の情報など、必要な情報や機能の洗い出しを進めていった。次に必要になるのが「辞書作り」。例えば、施設名や日本航空や大韓航空といった航空会社の名前、成田空港に関する情報を辞書に登録するのだが、その際にキーとなるのが「意図解釈」だという。例えば、「名古屋に行きたい」という発話があった場合、成田空港から新幹線で行かせるのか、あるいは中部空港までフライトで行かせるのか、どのように意図を解釈すべきかが悩ましい問題となる。「実際に話しかけた単語が、こう話したらフライト情報だと認識してフライト情報に飛ばすという、ある種の人工知能というか、ドコモさんは意図解釈とおっしゃっていますが、意図を解釈してどっちに振るか、という話を1つ1つドコモさんと打ち合わせしながら決めていきました」(窪田氏)また、「日本航空」という単語を例に取ると、「にほんこうくう」と言う人がいる一方で、「JAL(ジャル)」、さらには「にっぽんこうくう」と発話する人もいるため、それらすべてに対して日本航空の情報を案内できるようにする必要がある。「これはすごいサービスなんですが、意外と手作業によるものが多く、1つ1つの登録作業を着実に実施していきました」(窪田氏)トータルの情報量で言えば、1万件以上にのぼり、この中には成田国際空港の豆知識的な情報も含まれているという。単語や文脈の登録は成田国際空港側が行うが、話した言葉を認識して画面に表示し、表示した単語を辞書から探して回答を画面に映し出す部分がドコモの「しゃべってコンシェル」の技術だ。「もちろん、まったく関係ないことを聞いたら返せませんが、音声が正しく認識されれば、私たちが期待していることについてはほぼ正しい回答が得られます」(窪田氏)○英語と"聞き返し"への対応とiPhoneアプリの提供このNariCoが、4月にいくつかのバージョンアップを行った。まずは英語への対応だ。これまではAndroid端末で日本語のみ利用できたが、今後は端末の言語設定に応じて、日本語か英語で起動する。なお、アプリのメニューから簡単に切り替えることもできる。また、4月中旬にはiOSにも対応し、iPhoneとiPadでもNariCoを利用できるようになる。iOSへの対応は「サービス検討当初から考えていた」(坂野氏)が、当時はドコモがiOS端末を取り扱っていなかったという背景がある。ドコモがiPhoneを端末ラインアップに加えた直後からiOS対応を検討し始め、一から作り込みを行って今回のリリースにいたった。さらに、聞き返し機能にも対応。前述の「名古屋に行きたい」という発話であれば、飛行機で行きたいのか電車でいきたいのかを聞き返す。あるいは「今日の出発便を教えて」という質問に対し、「目的地を教えてください」とNariCoが聞き返す。つまり、回答が複数考えられる、あるいはその質問だけでは答えられないような質問に対して、アプリ側から聞き返すことで回答の正確性を高めているわけだ。この聞き返し機能は通常の「しゃべってコンシェル」にはない機能となる。Webサイトでテキスト検索する場合には、目的の情報に辿り着くまでに数アクション経る場合が多いが、「音声検索はユーザーの自由な発話から一発で答えを導く」ことが利点だと松本氏は語る。ただ、人間の言葉なので、いつもこちらが期待しているように質問してくれるわけではない。その場合でも「聞き返すことで正しい回答に導ける。こちらで決め付けてしまうと、ユーザーのニーズに応えられない可能性がありますが、聞き返すことで高精度な答えを返すことができます。特にフライト検索で非常に有用だと思っています」(松本氏)と話す。なお、英語対応については、翻訳アプリのNariTraが一役買っている。というのも、「しゃべってコンシェル」の意図解釈エンジンは、現時点で日本語にしか対応しておらず、しゃべった言葉の意味を理解できるのは日本語のみだからだ。どうやってNariCoを英語に対応させるか考えたときに注目したのが、このNariTraだった。「英語のエンジンを作る際に、我々が注目したのが多言語音声翻訳アプリのNariTraでした。ユーザーが英語で話した内容を、NariTraが日本語に翻訳します。翻訳したものをドコモさんの意図解釈エンジンが認識して日本語で回答を出し、それを再びNariTraが英語に翻訳します」(窪田氏)もちろん、英語の回答は成田国際空港側が用意したが、すでに使っていた音声翻訳サービスを有効活用することで大きな投資が発生せずに済んだと皆が振り返る。実際に「どういう形で連携できるのか」「ユーザーが発話して回答が表示されるまでのスピード感が実用に耐えるか」などの項目をつぶさに検証し、提供に至ったという。「LCCの参入でこれまで飛行機を利用しなかった人が増え、案内を必要とする人のバリエーションも広がってくるので、iOSと英語対応ができたのは非常に有意義なこと」(坂野氏)○実証実験でわかったデジタルサイネージの可能性アプリのダウンロード数自体は、成田空港限定のサービスであることや、これまでAndroid版しか提供されていなかったこともあり、まだ期待する数には届いていない。ただ、昨年7月から今年の1月まで、デジタルサイネージにNariCoを表示して利用してもらった実証実験では、ユーザーの反応は上々だったという。「思いの外、多くのお客様に触れていただき、いい評判をいただきました。端末に話しかけて利用していただいたんですが、英語に対応するといいよね、という意見や、位置情報を利用してデジタルサイネージから最寄りのトイレを案内できるといい、というコメントもいただきました。今は完全ではなくても、将来性に期待されていると感じます」(窪田氏)英語への対応はこの4月に可能になったが、施設案内はもう1つのアプリ「NRT_Airport Navi(ナリタ エアポート ナビ)」を連携させて実現できると松本氏は話す。「NariTra、NRT_Airport Navi、NariCoと3つありますが、お客様に対してよりよいサービスを提供するためには、サービスとして1つにまとめる必要があるのかなと思っています。次のステップはこの作業ですね」(松本氏)実証実験の結果から、アプリをまとめることに加え、デジタルサイネージにも可能性を感じた松本氏ら。各アプリのエンジン(機能)を活用し、ワンストップで色々なサービスを提供できる端末を作っていきたいと意気込む。「たまたまドコモさんが大きな画面にしてくれたんですが、使ってみたら、ターミナルの中に設置しても使えるじゃないかと。ドコモさんの持っている技術と、我々が持っているサービスを全部組み合わせていきたいなと思っているんです」(松本氏)NariCoの実証実験では、デジタルサイネージから一番近いトイレや喫煙所などの問い合わせが多かったという。ただ、スマホのNariCoでは屋内ナビゲーションはできない。一方、固定されたデジタルサイネージであれば、そこから一番近い施設の場所を登録しておけば案内できる。NFCをタッチしてスマホに引き継いで案内するという方法も容易に考えられる。実際、成田国際空港では、そういった端末でワンストップサービスを提供する将来的なイメージを描いている。そのイメージの中で、ユーザーは端末に向かってバスのりばを音声で質問すると、端末が乗り場を案内し、さらにバスのチケットも販売することが想定されている。ただ、端末がすべて対応するわけではない。端末で対応できない場合は、人間の案内スタッフがテレビ電話で対応する。こうした未来は現時点でもそれほど無理な話ではないという。「チケットの販売はまだ難しいかもしれませんが、音声入力もデジタルサイネージもあり、案内用のテレビ電話自体も実現しています。基盤技術自体はすでに実現しているんです」(窪田氏)○すでにフル活用されているタブレットでの案内なお、モバイル関連の導入事例で多いタブレットだが、成田国際空港ではすでに導入し、大きな成果を上げている。案内スタッフがカウンターを出てタブレットを持ち歩き、各所で来客者の質問に対応している。「案内スタッフは基本的にカウンターの中に固定されていましたが、LCCの参入などでお客様がターミナル内に広く滞留するようになりました。そこで、巡回するスタッフがタブレットを案内に活用しています。カウンターで参照できるデータベースをタブレットでも見られるようにし、フライト情報など必要な情報を閲覧できるようにしています。これはすごく役立っていますね」(松本氏)タブレットは相手に画面を見せやすい端末だ。画像として見る方が、言葉で説明されるより分かりやすいことも多く、スタッフ、来客者の両者から好評だという。現場ではさまざまな無料アプリをスタッフ自らインストールして活用しているそうだ。「片側に文字と書くと、反対側にも同じ文字が逆向きに表示される『筆談パット』という無料アプリを活用しています。中国語を話すお客様と漢字でコミュニケーションでき、使いやすいとスタッフから好評です。我々が整備した以上に、タブレットならではの機能を自分たちなりに見出してサービスに役立てているところがあります」(松本氏)○今後の展開について今後は、やはりデジタルサイネージの展開が大きな取り組みになってくる。案内カウンターは人が常駐しなくてはならず、カウンターの数を増やそうとするとコスト面で難しい部分があるが、デジタルサイネージならコストを抑えながらユーザーにも便利なサービスを提供できるという。「コンテンツは若干変えなきゃいけない部分もあるでしょうが、端末は1か所設置するのも、3か所、5か所設置するのも、コスト面でそれほど大きな影響は出ないかなと思います。そういう端末を空港のいろんなところに設置できるんじゃないかなと思っています」(松本氏)2020年の東京オリンピックに向けて、政府は訪日外国人旅行者2000万人を目指している。成田国際空港は海外からの玄関口であり、日本を最初に印象付ける場所。「空港でのおもてなしがすごく大事。我々として地道な努力を重ねながら、政府がやろうとしている色々なプロジェクトに歩調を合わせていきたい」と松本氏は広い視点で語る。アプリの統合やデジタルサイネージの展開など、具体的なアイデアも見えている成田国際空港の取り組みに今後も注目だ。
2015年05月13日Peach Aviation(以下: Peach)は3月29日より、関西空港と那覇空港に次いで新たに成田空港で東京(成田)~札幌(新千歳)/福岡線を開始した。就航開始となる3月29日には、成田空港第1ターミナルで、福岡、札幌に向かう初便の見送りを行い、また、新千歳空港と福岡空港でもそれぞれ成田空港に向かう便を見送る就航記念セレモニーを実施した。初便となった東京(成田)~福岡線(MM523便)にて行った就航記念セレモニーでは、Peach代表取締役CEO井上慎一氏より挨拶、写真撮影を行った後、出発する乗客をハイタッチで見送りを実施。乗客は166人で搭乗率は92%と、ほぼ満席での出発となった。井上氏は、「この度の新規路線開設を関西空港と那覇空港に次ぐ成田空港拠点化の第一歩と位置付けるとともに、Peachは既に2013年の10月より関西空港と成田空港をつなぐ運行を開始しており、これまでにも多くのお客さまにもご利用いただいております。Peachが飛ぶと、お客さまのライフスタイルを変え、就航地の変化が生まれます。本日から運行を開始する福岡線、札幌線も同じように皆さまになじんでいただけるよう、期待しております」とコメントしている。Peachでは、東京(成田)~札幌(新千歳)線を1往復/日、東京(成田)~福岡線を2往復/日開設し、今後も順次路線を拡大する予定となっている。また現在、「東京線就航記念セール」を実施している。
2015年03月30日成田国際空港は3月26日、成田空港に入港する際に求められた身分証での検問を3月30日に廃止し、新しい警備システムに移行することを発表した。この検問は成田空港が開港された昭和53年(1978)より実施されてきたもので、搭乗有無に関わらず入港する人全てに、運転免許者やパスポートなどの提示を求めてきた。しかし、成田空港と周辺地域とを隔絶しているという印象を与え、地域と空港の共生という新しい時代にあって今後見直していくことが必要として、見直しを進めていた。3月30日正午からは鉄道や車での入場で身分証の提示を求めず、ノンストップで入港できるようなる。
2015年03月27日成田空港第1ターミナルの免税エリアに「プリーツ プリーズ イッセイ ミヤケ(PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE)」「バオバオ・イッセイミヤケ(BAO BAO ISSEY MIYAKE)」の直営店がオープンした。現在は15SSコレクションを展開中だ。小物を中心に手に取りやすいアイテムを集めた「プリーツ プリーズ イッセイ ミヤケ」では、3月発売のアイテムとして三角をモチーフとした新ヌガーシリーズ「NOUGAT TRIANGLE」のバッグをラインアップ。その他、中東の土砂や建物を杢柄で表現した「MONTHLY COLORS :MARCH 2」、ギザギザのフリンジが龍のような力強さを見せる「DRAGON」などのアパレルが発売される。一方、「バオバオ・イッセイミヤケ」では、メンズも含め、ブランドのフルラインアップを展開。3月、「CRYSTAL」「ROCK-3」「LUCENT-2」などのバッグシリーズに加え、プラチナシリーズのピースを使用したヘアアクセサリーを発売。メンズアイテムも取り扱っている。
2015年03月20日成田空港の滑走路北側に位置する小高い丘の上にある公園「成田市さくらの山」に3月26日、新たな観光拠点として「空の駅 さくら館」がオープンする。館内には成田市の観光情報コーナーや、地元で採れた新鮮野菜や地域の特産品がそろう物販コーナー、焼き立てのパンが並ぶ軽食販売コーナーなどを設置。間近で見る大迫力の航空機と桜とともに、成田ならではのグルメをここで楽しむことができる。オープンする26日には9時30分から実施する開館式典のほか、地元農産物の無料配布や成田市観光キャラクター「うなりくん」グッズなどが当たるお楽しみ抽選会、消防音楽隊による演奏、さくらの山の航空写真展(5月6日まで開催)などを予定している。また、3月28日には航空写真家チャーリィ古庄氏とルーク・オザワ氏によるトークショーや、様々な国の料理が並ぶ国際村(3月28日、29日両日開催)なども実施する。「空の駅 さくら館」の住所は千葉県成田市駒井野1353-1で、営業時間は9時~18時(11月~3月は17時まで)、定休日はなし。
2015年03月19日4/8オープン! 成田空港LCC専用ターミナルで行くお得な女子旅ツアー空の旅を身近なものにしてくれるLCC(Low Cost Carrier、格安航空会社)。この春、ついに成田空港にLCC専用のターミナルが誕生!今回は、新ターミナルの最新情報と、女子にうれしいLCCで行くお得なツアーを紹介します。●4月8日(水)オープン! LCC専用「第3旅客ターミナル」近年LCCの就航が増えてきた成田空港に、4月8日(水)、ついにLCC専用の「第3旅客ターミナル」がオープン。「ジェットスター」「Spring Japan」(ともに国内線)、「バニラエア」(国内線及び国際線)の3つの航空会社が入る予定です。この第3ターミナルには、LCC利用者に向けたうれしい施設がそろっています。その筆頭は、2階の出発口そばにあるフードコート。国内空港では最大級となる約450席の規模で、空港初出店となる「宮武讃岐うどん」「リンガーハット」、立ち食い寿司「TATSUSUHI」など7店舗が集結します。機内食が別料金となるLCCの旅ですから、食事は搭乗前に手軽に済ませておきたいという人にオススメです。気になるショッピングエリアは、3階の国際線出発エリアに。24時間営業のローソンがあるので、日用雑貨・薬などの買い忘れや、お菓子や飲み物など、ちょっとしたものはここで調達可能です。成田空港最大の免税店も入るので、航空運賃が浮いたぶん、ショッピングを楽しむのもアリ!※情報はいずれも2015年2月時点のもの。第3ターミナルへのアクセスは、電車の場合は最寄駅である「空港第2ビル駅(第2ターミナル)」から、徒歩またはシャトルバスに乗り換えて10~15分ほど。高速バスの直行便については、まだ正式な時刻表や運賃の発表がされていませんが、乗降場は用意されており、高速バスの乗り入れは可能とのこと(一般車両の乗り入れは不可。ただし、体の不自由な方は除く)。現在、第2ターミナルへの高速バスは東京駅から約75分で1000円程度と便利なので、ぜひ第3ターミナルへの運行もしてほしいところ。今後の発表に期待大です。●働き女子のリフレッシュにおすすめ! LCC「バニラエア」利用のお得ツアー新ターミナルには3つの航空会社が入る予定ですが、その中の1つ、海外路線も扱う「バニラエア」から、特に女性にオススメのツアーをピックアップ!国内なら1万円以下~、海外でも2万円台~と、どれもお手頃価格です。◇バニラエアで行くパーソナル高雄3日間(シティスイーツカオシュンチェナイ指定)(主催:ビッグホリデー/価格:2万7800円~/出発日:3/29~7/13)台湾南部の高雄は、古くから港町として栄え、海鮮グルメが魅力の南国ムードあふれる街。2015年2月1日からLCC初となる東京・羽田‐高雄の直行便が就航しており、台北に行ったことのある人も、また違った魅力を楽しめます。「宿泊は人気のデザイナーズホテル。充実したアメニティと朝食ビュッフェが女性に人気です。午前中出発、帰りは午後の便でベストの時間帯です」(担当者)。◇バニラエアで行く初めての香港3日間(ホテルMK指定)(主催:ビッグホリデー/価格:2万3800円~/出発日:3/29~7/13)海外旅行に不慣れな人、時間がなくてなかなか自分で下調べができない人にオススメなのがこちら。日程の2日目に観光と飲茶の昼食、ショッピングの時間がついているので、安心して参加できます。「ホテルは、繁華街であり交通の便も良い旺角エリア。自由時間の観光にも便利ですよ」(同)。◇お得にワクワクし得! 春夏バニラエアで行く札幌・小樽・定山渓・ルスツ2日間(主催:ビッグホリデー/価格:8900円~/出発日:3/29~7/14)宿泊地は札幌周辺のホテルから選ぶことができ、旅行期間も1泊2日から最長7日間まで延長OK。春から夏のさわやかな北海道を自由に楽しめるツアーです。「基本便以外も選択可能(割増料金あり)なので、都合に合わせて出発できます」(同)。バニラエアは燃油サーチャージ不要なのもうれしいところ。また「当社ツアーであれば、1人20kgまでの受託手荷物料金も込みの価格です」(同)とのことなので、お土産をたくさん買っても大丈夫ですね。※座席指定はツアー申し込みとは別に自分で要予約。料金別途。※オンラインシステムでは24時間、出発7日前まで予約可能。働く女子は、何かと忙しい3月。仕事が一段落したら、友達や家族とリフレッシュの旅に出かけてみてはいかが?<取材・文/島田彩子取材協力/ビッグホリデー>
2015年03月19日LCCのバニラエア(所在地: 千葉県成田市)は3月13日15:00~3月16日15:00の期間限定で、成田-新千歳線が2,490円、成田-沖縄線が3,990円になるになるタイムセール「わくわくバニラ」を実施する。搭乗期間は4月1日から6月30日まで。なお、セールのわくわくバニラ運賃は一部設定のない日もあり、支払手数料が別途必要となる。そのほか詳細はホームページを参照。
2015年03月13日成田国際空港は5日、成田国際空港のホームページが、第三者からの不正アクセスにより改ざんされたと発表した。改ざんされた可能性がある期間は、2015年3月3日0時20分~同年3月5日1時00分。同サイトは2015年3月5日1時00分~17時37分まで閉鎖していたが、6日時点では復旧している。ホームページの改ざんは、成田空港および成田国際空港株式会社のサイトを更新するシステム(Contents Management System:CMS)が外部から侵入され、ホームページの一部がウイルスに感染する外部サイトへ誘導するよう書き換えられ発生。ユーザーの個人情報の流出などは確認されていないという。同社は対応として、ファイル更新を手動で行う設定に変更し、外部から書き換えられないようCMSを閉鎖。また、全サイトコンテンツで不具合箇所を修正し問題がないことを確認した。サーバ上の全ファイルのセキュリティチェックも実施し、ウイルス感染がないことを確認したとする。同社はサイト改ざんの可能性がある期間中にページを閲覧したユーザーに対し、手持ちのセキュリティソフトウェアを最新の状態にした上で、PCのウイルス検査および駆除の実施を呼びかけている。
2015年03月06日エミレーツ航空(本社: アラブ首長国連邦・ドバイ)は3月4日、日本国内初となる専用ラウンジを成田国際空港(千葉県成田市)に開設することを発表した。このラウンジ開設は日本市場に対するエミレーツの取り組み強化の表れであり、投資額は400万米ドルを超えるという。新ラウンジは2015年第2四半期(4月~6月)中に成田国際空港第2ターミナルにオープンし、エミレーツのファーストクラスおよびビジネスクラスの乗客、また、フリークエント・フライヤー・プログラム「エミレーツ・スカイワーズ」のゴールド/プラチナ会員が利用できる。新ラウンジの内装は、エミレーツの拠点であるドバイ国際空港コンコースAにあるラウンジで採用した現代的なスタイルに、日本的要素を融合させたデザインで、特注のアート作品もあしらう予定。快適な座り心地のレザーシートをしつらえた室内には、最新の液晶ディスプレーを設置し、ニュースやエンタテインメント・プログラムを放映するほか、無料Wi-Fiサービス、シャワー施設も備える。料理は日本食を含む上質で多彩なフード&ドリンクをビュッフェ形式で提供。また、フライト直前まで仕事を続けられるよう、各種機器を取りそろえたビジネスセンターも設置し、ビジネス、レジャー利用者ともに充実した出発前の時間を過ごせる環境を提供するという。エミレーツは現在、就航する世界6大陸32空港に37カ所の専用ラウンジを設置しており、これまでの投資額は3億1,900万米ドルを超えるという。ドバイ国際空港で最初のラウンジをオープンして以来、2,200万人以上の乗客にサービスを提供している。
2015年03月04日成田国際空港は2月26日、空港容量30万回化を契機に、国際線および国内線ネットワークのさらなる拡充と既存路線の増強を目的として、新たに「成田ハブ化促進インセンティブ」を導入することを発表した。このインセンティブは成田空港への路線誘致を図るため、「着陸料を最大で1年間無料」とする航空会社向けのプロモーション施策。これにより、国内外の利用者にバラエティーに富んだ旅行の選択肢を提供できるよう、就航都市数や就航便数のさらなる充実を図るという。同プロモーションは4月1日~2018年3月31日の3年間実施。具体的な内容は、「国際/国内線ネットワーク拡充割引」と「国内線増量割引」で、両方適用となった場合、着陸料が最大100%割引となる。「国際/国内線ネットワーク拡充割引」は、国際・国内線定期便(旅客・貨物便)の定期便としての運航実績のない空港(路線)に、航空会社が新規就航した便の着陸料を割り引きするもの。その路線が成田空港と定期便で結ばれていない空港の場合は、さらに割引率を加算する。割引率は、1年目が航空会社の新規路線の場合は20%、成田空港の新規路線の場合は30%で、2年目はそれぞれ割引率が10%、15%となる。「国内線増量割引」は累積着陸料が前年度同期比で増加した場合、その増加分に対して50%の割引を適用する。対象便は国内線定期便(旅客/貨物便)で、航空会社単位(旅客便と貨物便は合算)で実施。単位期間は1年間を上期(4~9月)と下期(10~3月)に分け、各期における累積着陸料を前年同期と比較する。なお、国際線に関しては現在すでに導入している「国際線増量割引」の期間を延長して適用する。
2015年02月27日UQコミュニケーションズは26日、東京国際空港(羽田空港)と成田国際空港にて、最大通信速度が220Mbpsとなる同社のモバイル通信サービス「WiMAX 2+」の提供を開始したと発表した。今回「WiMAX 2+」に対応したのは、羽田空港の国内線第1・第2旅客ターミナル、および国際線旅客ターミナルと、成田国際空港の第一ターミナル、および第二ターミナル。日本の空港でWiMAX 2+に対応するのは、現時点ではこの2空港のみ。同社は同日、福岡市地下鉄でもWiMAX 2+サービスを提供開始したと発表。今後もWiMAX 2+基地局およびエリア拡大を順次進めるとする。
2015年02月26日Peach Aviation(以下、Peach)は3月29日より成田空港発着路線を拡大し、これまでの東京(成田)-大阪(関西)線に加え、新たに東京(成田)-札幌(新千歳)、東京(成田)-福岡線を開設することを発表した。東京(成田)-札幌(新千歳)線は1往復/日、東京(成田)-福岡線は2往復/日で開設し、順次路線を拡大する予定。成田空港からの発着路線を拡充することで、首都圏に在住者でこれまでPeachを利用する機会のなかった人も、Peachを気軽に利用できるようになる。また、今回の新規路線開設を関西空港と那覇空港に次ぐ成田空港拠点化の第一歩と位置付けるとともに、関西空港、那覇空港、成田空港以外の空港の拠点化も検討していくという。3月29日~10月24日における、東京(成田)-札幌(新千歳)線の運賃は片道3,990円~2万3,190円(ハッピーピーチ)、東京(成田)-福岡線は片道4,790円~2万3,590円(ハッピーピーチ)となる。なお、これらの計画は関係当局の認可を前提としており、都合によって変更となる場合がある。
2015年02月10日成田国際空港は2月、バレンタインや雛祭りの時季に向けたさまざまなイベントを開催する。○成田空港でHOTな冬を!~"KAWAII"イベントでおもてなし~2月の成田空港は、海外でも人気の高いキティちゃんが空港内を散歩したり、バレンタインや雛祭りの時季にふさわしい"HOTな"イベントで利用者を"おもてなし"する。2月1日~14日は、「成恋神社で恋愛成就祈願」を実施。バレンタイン期間限定で、成田空港に神社を設置する。恋愛成就の願い事を、「成田空港で恋愛成就」の意味を込めた「成恋(なりこい)カード」に書いてお参りできる。海外からの利用者にも楽しんでもらえるよう、英語・中国語・韓国語でも説明書を設置して迎える。場所は、第1旅客ターミナルビル 出国審査前4階南ウイングGカウンター付近。2月14日の「マイメロディのハッピーキャラバン!」では、利用者のバレンタインデーを盛り上げるため、サンリオキャラクターがダンスで応援。マイメロディとキティのダンスショーのほか、バレンタインの小さなギフトも用意している。時間は、11時~、13時~の各回30分。場所は、第2旅客ターミナルビル 出国審査前3階南側ウエイティングエリア Narita Airport Stage "SKYRIUM"。2月16日~3月3日の平日開催の「内裏雛のグリーティング」では、まるで、雛飾りから抜け出てきたような男雛と女雛が制限エリアに出現。女子の健やかな成長を願う日本の素晴らしい伝統文化を、海外からの利用者に紹介しながらロビーを回遊する。時間は、14時~、15時~、16時~の各回30分。場所は、第2旅客ターミナルビル 出国審査後3階全域。「ハローキティin 成田空港」は、2月18日~20日、23日~27日開催。海外でも人気のキティちゃんがグリーティングをする。春節のシーズン(今年は2月19日)で、中国を中心に海外からの利用者が多い中、日本の"KAWAII"の代表、キティちゃんとのひとときを楽しめる。時間は13時~、14時30分~、16時の各回30分。場所は、第1旅客ターミナルビル 出国審査前4階全域(18~20日)と、同 出国審査後3階全域(23~27日)。そのほか、日本を代表する和楽器「琴」の生コンサート「KOTO☆LIVE」と、日本の伝統文化に触れられる「日本伝統文化のワークショップ」は引き続きの開催となる。
2015年01月27日JALは7月より同社では初めてとなる「SKY SUITE(スカイスイート)」仕様の787-9を導入し、成田~ジャカルタ線で就航することを発表した。JAL初の787-9には、2014年12月に成田~フランクフルト線に導入した787-8の「SKY SUITE 787」と同様に、ビジネスクラスはフルフラットシート「SKY SUITE(スカイスイート)」、プレミアムエコノミーはゆとりの居住空間を確保した「SKY PREMIUM」(スカイプレミアム)を採用。エコノミークラスの「SKY WIDER II(スカイワイダーII)」では、世界の航空会社の大多数が787では横9席配列の仕様とする中、同社では横8席配列にする。座席ピッチ(前後間隔)が約5cm拡大され、座席幅も横9席配列に比べて約5cm広くなっている。787-9型機は7月から成田~ジャカルタ線で就航を開始し、順次路線を拡大していく予定となっている。
2015年01月21日