松田翔太主演の映画『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』のオリジナルフォトストーリーブックが25日(土)に発売され、その中で松田が俳優になる前に交わした“ある約束”について語っている。その他の写真『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』は、施設で育ったケンタ(松田)とジュン(高良健吾)、そしてジュンがナンパしたカヨちゃん(安藤サクラ)の3 人が、ケンタの兄が収監されている北海道・網走に向けて旅する姿を描いた作品。本作のプロデューサー、孫家邦氏が松田と出会ったのは、2002年に兄・龍平が出演していた映画の打ち上げの席だという。その後、19歳の松田は俳優になることを決心し、孫氏と「テレビできちんと頑張ります。人気者になることを目指し、帰ってきて、自分がいることで映画が盛り上がるような俳優になります」との約束を交わした。それから5年後、松田は約束を守り、映画『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』に主演。本作にかける意気込みは多大なもので、本作がベルリン映画祭に出品された際には自ら渡独するなど、「この映画だからこそ」との想いが強いという。これまで、『花より男子』の茶道の家元の跡取り息子・総二郎役や『ライアーゲーム』の天才詐欺師役・秋山役など、クールなイメージの役柄が続いた松田だが、本作では息苦しい日常にイラ立ち、すべてを捨てて旅に出る男ケンタを熱演。松田は自身の役を「愛情が足りなくて心がスカスカしているんだけど、細かいところから幸せを見つけて生きていて、自分の世界がある男」と分析している。『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』6月12日(土) 新宿ピカデリー、渋谷ユーロスペース、池袋テアトルダイヤ他全国ロードショー
2010年05月26日『鉄腕アトム』や『ジャングル大帝』、『ブラック・ジャック』など数多くの名作を世に送り出し「漫画の神様」とも呼ばれた手塚治虫先生。そういえば私も『リボンの騎士』や『七色いんこ』を夢中で読んでいた記憶があります。手塚治虫先生の生誕80周年を迎えた今年、書籍やテレビなどで記念作品が続々と登場。我がコブス横丁でも手塚治虫生誕80周年を記念し、読者849人(男性275人・女性574人)による「ベスト・オブ・手塚マンガ」を決定したいと思います!(勝手ながら!)というわけで、ベスト5を発表!<5位>『リボンの騎士』■王位継承の男女問題をああいった作品で残すのはすごい(23歳/女性)■生き方が格好良いと思う(29歳/男性)■王女様が母国の為に男として戦う勇敢さに心うたれる(26歳/男性)少女の心と少年の心を持ち合わせたヒロイン・サファイアが「リボンの騎士」に扮して、悪と戦うストーリー。集まったコメントのなかには「主人公が可愛くて憧れた」(29歳/女性)や「主人公の着ているドレスがとてもかわいくて、ファッションでも楽しめる」(26歳/女性)など、少女マンガならではの意見も。<4位>『ジャングル大帝』……77票■ジャングルを人間社会にたとえて色々なことを示唆しているところ(26歳/女性)■小さいとき、レオになりたかった!思い出の作品(25歳/男性)■親の偉大さを感じた(27歳/男性)白いライオン・レオと、不思議な力を持つ石・ムーンライトストーンを巡るストーリー。4度に渡りアニメ化したこともあり、「昔テレビで放映されて、印象に残っているから」(24歳/女性)という理由で支持する人もみられました。なかには「西武ライオンズファンだから」(29歳/男性)という回答も。そうそう、西武ライオンズの白いライオンは、レオなんですよね!<3位>『火の鳥』……110票■過去・現在・未来の壮大なストーリーを読んだときの、あの感動が忘れられない(23歳/女性)■どれも大作だけど、手塚さんの訴えたいことが一番詰まっていると思う(26歳/女性)■諸行無常について触れている作品なので、非常に考えさせられる(24歳/男性)不死鳥「火の鳥」をモチーフとしたストーリーで、「ギリシャ編」や「黎明編」「未来編」「鳳凰編」ほか21編から構成される未完作品。ほかにも「歴史の勉強にもなる」(29歳/女性)や、「いろんな主人公がいて、ストーリーがおもしろい」(29歳/男性)などの声もチラホラ。<2位>『鉄腕アトム』……179票■世界中の人に愛されていると思うから(22歳/女性)■人型にこだわるのは日本人だけと聞くが、その理由はこの作品が影響している気がする(24歳/女性)■ストーリーがわからなくても、アトムを知らない人はいないから(26歳/男性)10万馬力の少年ロボット・アトムを中心にくり広げられるSFストーリー。「人権(ロボット権?)などシリアスなものが多く今読んでも考えさせられる」(23歳/男性)と、あの愛らしいキャラクターの背景から、手塚先生のメッセージ性を感じたという人もいる様子。そして、20代読者849人が選んだ「ベスト・オブ・手塚マンガ」の栄えある1位とは!?<1位>『ブラック・ジャック』……363票■50年も前の作品なのに、現在の日本を見据えていたかのようなストーリーになっている(27歳/男性)■メッセージ性や社会風刺に共感できるところがある(24歳/男性)■助けられなかったり、助けるまでの苦悩があったりするところがリアルでいい(27歳/女性)2位の『鉄腕アトム』と100票以上の差をつけ、『ブラック・ジャック』が堂々の1位を獲得!天才無免許医師、ブラック・ジャックが法外な治療費と引き替えに、難病やケガを治療していくストーリー。「冷徹なブラック・ジャックがみせる人間臭さが魅力的」(26歳/男性)「ブラック・ジャックの人間性に惹かれる」(28歳/女性)など、ブラック・ジャック個人の魅力を語る人もいました。その他の、ランクイン作品はこちら!■『どろろ』……20人■『MW(ムウ)』……9人■選べない……21人■その他58人……(『アトムキャット』、『アドルフに告ぐ』、『きりひと賛歌』、『ブッダ』、『W3(ワンダースリー)』、『海のトリトン』、『奇子(あやこ)』、『三つ目がとおる』、『ザ・クレーター』、『七色いんこ』)「その他」のなかには、「これ知っている!」というものから「…知らない!」というものまで実にさまざま。個人的には『三つ目がとおる』が3位内に入っていなかったことに、とても悔しい思いでいっぱいなのですが…。それにしても、このランキングをみていたら、むしょうに手塚作品を読みたくなってきました!(吉住夏樹/プレスラボ)【関連リンク】この作品はダメだった…。あなたが途中であきらめたマンガは?なんと、このなかに「ベスト・オブ・手塚マンガ」のあの作品が…モテたい男子必見!モテワザ満載の少女マンガ3冊!少女マンガ「リボンの騎士」からは、戦うヒロインの気持ちがわかるはず!
2009年11月08日