俳優の向井理が26日、都内で行われた「マルホン胡麻油」新CM発表会に出席した。9月27日から放送される同CMに出演する向井は、CM出演のオファーをもらった際の心境を聞かれると「ちょっといやらしい話、もともと使っていたんです。ごま油自体、ほぼ毎日使っているくらい、よく使っているので、うれしいというよりびっくりしました」と打ち明け、完成したCMはこの日初めて見たそうで「自分で見るのは恥ずかしいですけど、ごま油のCMだとわかりやすくて、僕はこういうストレートのCMのほうが好きなので、こういうCMに出させていただけて光栄です」と笑顔を見せた。また、CMを撮影するにあたり、意識した点を尋ねられると「CMとなると香りはもちろん伝わらないですし、会社のイメージなどもありますが、それを決められた秒数の中で伝えるのはすごく難しいので、そういうところは気をつけて演じるようにしました」と明かし、「ブランドのイメージを大切にしたいというのと、会社自体、とても歴史があって、奇をてらったものではなかったですし、正面から取り組むというのがこの会社のイメージだったので、実直にやるということを心がけました」と語った。料理上手で知られる向井だが、ごま油を使ってどんな料理をするか聞かれると「今朝はごはんに明太子を乗せて、ネギを切って、そこにごま油をかけました」と明かし、さらに「キャベツをちぎって塩とごま油だけとかでも、見た目はそんなに変わらないですけど、味はまったく別のものになるので、料理が苦手とか面倒な人もいらっしゃると思いますけど、ごま油をかけるだけで料理になるくらい劇的に変わるので、手軽で使いやすいです」とオススメした。イベントでは、向井がカンタンごま油料理の体験と試食を行う一幕もあり、塩がかかった大盛りのざくぎりキャベツが登場すると「あまり絵にならないかもしれないんですけど(笑)」と苦笑しつつ、「僕は(速水もこみちのように)こんなに高くからはやらないですけど」とコメントして笑いを誘い、キャベツにごま油をかけた。そんなキャベツを試食した向井は、普段どんなときに食べるのか尋ねられると「僕は晩酌俳優という異名を持っているくらい、晩酌が好きなんですけど、夜にお酒を飲みながらつまみとして食べますね」とニッコリ。さらに、同社専務がオススメするパーティーメニュー・クリームチーズのごま油がけを試食した向井は「チーズなので洋風なんですけど、ごま油をかけるとグッと和風になりますし、チーズの酸味がごま油のもともと持っている甘みを包むので、酸味からだんだん甘みが出て、複雑な味わいになって面白いですね」と目を丸くし、パーティーでの一品としてオススメされると「あまりパーティーをやったことがないんですけど(笑)、あったときには出させていただきます」と語った。
2019年09月26日俳優の速水もこみちが、YouTubeチャンネル『M’s TABLE by Mocomichi Hayami』を新たに開設し、9月26日12時よりコンテンツ配信をスタートする。これまで2,000品を超える料理を披露してきた速水が、新たなスタートの1つとして世界各国の様々なレシピを届ける。『M’s TABLE by Mocomichi Hayami』では、食の奥深さやおもしろさ、食に対する興味関心を惹きたてる料理動画コンテンツを続々と配信していく。今回の企画では本人がディレクションも。記念すべき第1回の料理は、速水の新企画に向けた想いを表現した華やかすぎるケーキを紹介する。本当にケーキなのかと疑ってしまうほど華麗なケーキの完成した姿とは…?まず、9月26日12時にオープニングムービーを配信。翌27日12時に第1回料理動画「M’sケーキ」、10月1日12時に第2回料理動画「豚肉と茄子のココナッツカレー」、10月4日12時に第3回料理動画「シュリンプシーザーサラダ」を配信予定。最新の配信スケジュールなどの情報は、チャンネル概要欄、速水もこみち公式Instagram、速水もこみちスタッフ公式Twitterを通じて発表していく。
2019年09月26日現代美術家6名によるグループ展『話しているのは誰? 現代美術に潜む文学』が国立新美術館で11月11日(月)まで開催されている。同展に参加するのは、北島敬三、小林エリカ、ミヤギフトシ、田村友一郎、豊嶋康子、山城知佳子の6名のアーティストたち。1950年代から1980年代生まれまでと年齢は幅広く、表現方法も映像や写真を用いたインスタレーションをはじめとして多岐にわたる。そんな彼らの共通点は、作品のうちに「文学」の要素が色濃く反映されていることだ。2014年より日本各地を撮影した風景写真シリーズ「UNTITLED RECORDS」の制作を行う北島敬三。目に見えないもの、時間や歴史、家族や記憶をモチーフとして作品を手がける小林エリカ。映像や写真などを用いて、社会政治的事象、とりわけセクシュアリティとマイノリティの問題を取り上げた作品を手がけるミヤギフトシ。既存のイメージやオブジェクトを起点にしたインスタレーションやパフォーマンスを手がける田村友一郎。そろばん、サイコロ、安全ピン、油絵具などの既製品や美術に馴染みのある物質を素材に手を加え、これら事物の中に複数の見え方が表出する作品を制作する豊嶋康子。写真、映像、パフォーマンス、インスタレーションによって沖縄における米軍基地や戦争の問題を掘り下げてきた山城知佳子。さまざまな形式で表現活動を行う彼らの作品の中に「文学」がどのように潜んでいるのか?その多様な現れ方を感じ取ってみたい。【関連リンク】 国立新美術館(https:// www.nact.jp )北島敬三 《ツィルカール村 アルメニア共和国》(「USSR 1991」シリーズより)1991/2019 年 顔料印刷 66.0×93.0cm 作家蔵 ©KITAJIMA KEIZO小林エリカ 《ドル》 2017年 ウランガラス、鏡、紫外線ランプ 61.0×41.0×7.5 φ70cm 個人蔵 協力:妖精の森ガラス美術館 © Erika Kobayashi Courtesy of Yutaka Kikutake Galleryミヤギフトシ 《A Lamp》(「物語るには明るい部屋が必要で」より) 2019 年 デジタルCプリント 作家蔵 ©Futoshi Miyagi田村友一郎 《Sky Eyes》 2019 年 ミクストメディア 作家蔵 ©Yuichiro Tamura豊嶋康子 《ズレ》 2018 年 紙、割りピン、アクリル絵具、ボールペン φ11.5cm 作家蔵 撮影:木奥惠三山城知佳子 《チンビン・ウェスタン『家族の表象』》 2019 年 4KHD ヴィデオ、カラー、サウンド 作家蔵
2019年09月05日文学座が上演する『スリーウインターズ』は、クロアチア・ザグレブ出身の女性作家、テーナ・シュティヴィチッチが描く、ある家族の4世代にわたる物語。第二次世界大戦直後から、グローバリズムの波に飲み込まれてゆく現代まで、クロアチアの3つの時代を背景に、生き方を模索する女性たちの姿が綴られる。上演会場は、約70年にわたって数々の意欲的な舞台を生み出してきた文学座アトリエ。本日9月3日、ベテランから若手までそろう座組みによって、いよいよ初日の幕を開ける。第二次世界大戦後の1945年、ザグレブ。ローズは、かつてナチスの協力者だったブルジョワジーの家を手に入れる。この家は、ローズの母親がメイドとして働き、ある事情から追い出された家でもあった。時は移り、ユーゴスラビア分断が決定した1990年、さらにクロアチアがEUに加盟をした2011年と、ローズを取り巻く状況は大きく変化してゆく。人々は、そして女たちは、この3つの冬をどう受け止め、生きたのか。2014年にロンドン・ナショナルシアターで初演、2016年にはクロアチア国立劇場でも上演された本作。日本初演となる今回の演出を手がけるのは、文学座の演出家・松本祐子だ。文学座アトリエの会では、『ペンテコスト』『ホームバディ/カブール』など異文化間の対立を描いた問題作を発表してきた松本。外部公演でも、新たな視点による『ピーターパン』の演出で、第47回毎日芸術賞千田是也賞を受賞するなど、戯曲の魅力を引き出す手腕に定評がある。アトリエ公演という密な空間で、どんな物語を紡ぎだしてくれるのか期待はふくらむ。そしてこのたび、シュティヴィチッチの来日が急きょ決定。9月4日13:30の回の終演後に、シュティヴィチッチと松本のアフタートークが開催される(別日のチケットでも参加可能)。女性にとっての“自分らしさ”や幸せのありようが大きく変化するなか、著作が10カ国語で翻訳され、ますます注目が高まるシュティヴィチッチの戯曲。日本の観客にとっても、多くの示唆を与えられる舞台となるに違いない。文:佐藤さくら
2019年09月03日展覧会「話しているのは誰? 現代美術に潜む文学」が、2019年8月28日(水)から11月11日(月)まで国立新美術館にて開催される。「話しているのは誰? 現代美術に潜む文学」は、文学をテーマにしたグループ展。映像や写真を用いたインスタレーションなど、文学の要素を色濃く反映している日本の現代美術家たちの手掛ける作品を展示する。出品作家は、目に見えない物や時間、記憶をモチーフとして作品を手掛ける小林エリカや、既存のイメージやオブジェクトを起点にインスタレーションやパフォーマンスを発表する田村友一郎ら6名。それぞれの作品から、日本の現代美術における文学のさまざまな表れ方を感じることができる。さらに会期中、国立新美術館館内にて作家たちによるアーティストトークやギャラリートークも開催されるので、気になる人はぜひチェックしてみてほしい。【詳細】「話しているのは誰? 現代美術に潜む文学」会期:2019年8月28日(水)~11月11日(月)会場:国立新美術館 企画展示室1E住所:東京都港区六本木7-22-2開館時間:10:00~18:00(毎週金・土曜日について、8・9月は21:00まで、10・11月は20:00まで)休館日:毎週火曜日 ※10月22日(火・祝)は開館、10月23日(水)は休館。※入場は閉館時間の30分前まで観覧料:(当日)一般1,000円、大学生500円/(前売・団体)一般800円、大学生300円※2019年11月3日(日・祝)は文化の日につき入場無料。※高校生、18歳未満の人(学生証または年齢のわかるものが必要)、障害者手帳を持参の人(付添1名を含む)は入場無料。■アーティストトーク場所:国立新美術館 3階講堂定員:260名 ※先着順、申込不要日時、アーティスト:・9月14日(土) 18:00~20:00(17:30開場) ミヤギフトシ・9月22日(日) 14:00~16:00(13:30開場) 北島敬三・10月20日(日) 14:00~16:00(13:30開場) 豊嶋康子・10月22日(火・祝) 時間未定 田村友一郎・10月26日(土) 17:00~19:00(16:30開場) 小林エリカ■ギャラリートーク場所:国立新美術館 企画展示室1E ※申込不要出演者、日時:・9月15日(日)14:00~15:00 豊嶋康子・9月21日(土)14:00~15:00 小林エリカ・10月5日(土)16:00~17:00 小原真史、北島敬三※アーティストトーク・ギャラリートークの聴講は無料。本展の観覧券(半券可)の提示が必要。【問い合わせ先】TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
2019年08月26日俳優の速水もこみち(34)と女優の平山あや(35)が8月8日に結婚を発表した。挙式・披露宴は未定だが、すでに同居しているという。各メディアによると、2人は連名でコメントを発表した。速水は「あやさんと出会えたことに心から感謝し、素敵な笑顔とまっすぐな性格、日々新鮮に感じる彼女の魅力に支えられてきました。僕にとって彼女は尊敬できる大切な存在です」と告白。平山も「もこみちさんの仕事に対する姿勢と才能に満ち溢れた人柄、魅力に惹かれ、彼をこの先ずっと支えていきたいと思いました」とつづり、「これからも楽しい時間を共に過ごしていきたいと思います。今後とも私たちを温かく見守って頂けたら幸いです。どうぞよろしくお願い致します」と結んだという。07年10月のドラマ「働きマン」(日本テレビ系)で共演していた2人。突然の結婚発表にTwitterでは「速水もこみち」「平山あや」がトレンド入り。さらにネットでは《おめでとうございます。爽やかカップル。末永くお幸せに》《もこみちさんイケメンだし、あやちゃんも可愛いし とってもお似合いなお2人で嬉しいです!》といった祝福の声が上がっている。速水といえば今年の4月から6月まで放映されていたドラマ「緊急取調室」(テレビ朝日系)が大評判となった。平均視聴率は13%超えを果たし、4月クールでは見事1位に輝いた。いっぽう3月、「ZIP!」(日本テレビ系)内のコーナー「MOCO’Sキッチン」を卒業。人気が高かっただけに当時、“もこみちロス”を嘆く声が上がっていた。「MOCO’Sキッチン」の終了は、速水自身にも影響を与えていたようだ。7月、本誌はもこみちがキッチンロスに陥っていると報じている。当時、芸能関係者はこう語っていた。「長年続いた『MOCO’Sキッチン』が終わったことで、心にポッカリ穴が開いたような状態になっているそうです。周囲にも『ドラマの仕事だけでなく、料理に関する仕事やイベントがあればぜひやりたいんです……』と懇願しているそうです」(芸能関係者)だがいっぽうでは、“しがらみがなくなった”という側面も。実際、事務所には料理の仕事オファーも殺到しているという。「今回の平山さんとの結婚により、もこみちさんの家庭的なイメージがさらに強くなった印象です。それもあり、料理の仕事もこれまで以上に需要が高まっているようです。夫婦初出演の獲得合戦も勃発しそうですね」(テレビ局関係者)公私ともに絶好調な速水の、今後の活躍ぶりにも目が離せない!
2019年08月09日俳優の速水もこみち(34)と女優の平山あや(35)が8日、結婚した。所属事務所が同日、発表した。2人は連名で「この度、私たち 速水もこみちと平山あやは2019年8月8日に入籍致しましたことをご報告させて頂きます」と報告。速水は「あやさんと出会えたことに心から感謝し、素敵な笑顔とまっすぐな性格、日々新鮮に感じる彼女の魅力に支えられてきました。僕にとって彼女は尊敬できる大切な存在です」と平山への思いを記し、平山も「もこみちさんの仕事に対する姿勢と才能に満ち溢れた人柄、魅力に惹かれ、彼をこの先ずっと支えていきたいと思いました」とつづった。そして、「これからも楽しい時間を共に過ごしていきたいと思います。今後とも私たちを温かく見守って頂けたら幸いです。どうぞよろしくお願い致します」と呼びかけた。所属事務所によると、2人はすでに同居しており、挙式・披露宴については未定。妊娠はしていないという。
2019年08月08日「もこみちさんといえば、やっぱり料理。ドラマの現場でもよく質問ぜめにあっていますね。最近も『あの料理にはあれが合うんですよ』など、女性スタッフにアドバイスしていました」(テレビ局関係者)今年3月で『ZIP!』(日本テレビ系)を卒業した速水もこみち(34)。オリーブオイルをふんだんに使う独特な料理で人気だった『MOCO’Sキッチン』の終了に、ネット上では悲しみの声が続出。“オイルショック”“もこみちロス”と話題になっていた。あれから3カ月。最近ではドラマ『緊急取調室』(テレビ朝日系)に出演。平均視聴率13%超えを果たし、4月クールで1位に輝いた。だが俳優業が好調であることとは裏腹に、当の本人はキッチンロスに陥っているという。「長年続いた『MOCO’Sキッチン』が終わったことで、心にポッカリ穴が開いたような状態になっているそうです。周囲にも『ドラマの仕事だけでなく、料理に関する仕事やイベントがあればぜひやりたいんです……』と懇願しているそうです」(芸能関係者)料理への熱は冷めやらぬようで、6月には『緊急取調室』の現場で料理をふるまっていたことが報じられた。オリジナルのメキシコ料理9品を用意し、ケータリング方式で提供。キャストやスタッフに自らサーブし、笑顔をみせていたという。「たしかに『ZIP!』卒業は悲しいできごとかもしれません。しかしその分、しがらみが無くなったということでもあります。これまで『ZIP!』に出演しているからできなかった料理の仕事も、これからはどんどん受けられますからね。実際、事務所にはそうした新しいオファーが殺到しているそうですよ」(前出・テレビ局関係者)再び料理をふるまうもこみちの姿が見られるのも、そう遠くないかもしれない。
2019年07月06日今年の再々演でラストステージを迎えた、村上春樹原作、蜷川幸雄演出の舞台『海辺のカフカ』。それに続く村上文学の舞台化第2弾、『神の子どもたちはみな踊るafter the quake』が今夏、上演される。【チケット情報はこちら】原作は阪神淡路大震災をモチーフに、地震のニュースに触れた人々の心の動きが綴られた作品を集めた短編集で、その中から『かえるくん、東京を救う』『蜂蜜パイ』の2編を取り上げて構成。脚本は『海辺のカフカ』を手がけたフランク・ギャラティ。演出は、蜷川演出の舞台『私を離さないで』(2014年、カズオ・イシグロ原作)で脚本を担当した倉持裕が担うこととなった。今回、『海辺のカフカ』のナカタ老人役で海外からも多くの賞賛を得た木場勝己が、“かえるくん”役で出演。再び村上ワールドに挑む思いを聞いた。「『海辺のカフカ』パリ公演の時に村上春樹さんのトークショーがあって、10代の若い女性ファンが作品のテーマなどを質問するんですね。村上さんはテーマのことはおっしゃらずに“僕は物語を作るんです”と主張されていました。僕ら俳優の場合は物語を作るというより、その瞬間、瞬間の場で起こったドラマをつなげることで、最終的に物語になると考えていて。そこが作家とは違うなと思っていたら、さらに“僕は、プロットは作らない。登場人物を置いた後、彼らがどう動くかは書いてみないとわからない”とおっしゃった。その感覚はちょっと近いかな、なんて思いましたね。豊かな物語に負けないよう、その瞬間、瞬間のつなぎをちゃんとやらなきゃと思っています」蜷川との思い出を「ああしろ、こうしろと言われたことは皆無。だから自分の好きなようにやって、それを蜷川さんがニヤニヤして見ていた」と笑いながら振り返る。倉持との舞台作りは今回が初。その期待とともに気になるのは、自身が担うキャラクターである。「何しろ人間じゃなくて、蛙だからね。蛙の気持ちは知らないけれど(笑)、未知な分だけ面白いと思います。村上さんは“総体としての蛙”という言い方をしていたかな。かえるくんは、信用金庫に勤める片桐さんに「みみずくんが東京に大地震を起こそうとしている。一緒に闘ってくれ。あなたでなければいけない」と頼むんです。その片桐さんというキャラクターがとても興味深いんですよ。風采があがらず、腕に覚えもないのに、ヤクザの前でも動じずにこちらの要求を通したりする。そういう嫌な仕事を押し付けられるんだけど、きちんとやり遂げていて。そんな片桐さんを、かえるくんはなぜシンパシーを感じて選んだのか。そこが1番、僕のモチベーションの核になるだろうと思います。僕自身、そういう人がちょっと好きですから」地震をモチーフに人々の繊細な心の揺らぎを描く本作について、「ラストは再生に向かっている、と感じられます」と穏やかな表情で見据える。共演する古川雄輝、松井玲奈、川口覚ら瑞々しい才能たちの頼れる支柱となることは間違いない。“ナカタさん”から“かえるくん”へ、魅惑の村上ワールドを飄々と泳ぐ、熟達の味わいに期待せずにはいられない。取材・文上野紀子
2019年07月05日文学座の公演『ガラスの動物園』が6月28日(金)、東京芸術劇場 シアターウエストにて開幕する。アメリカ演劇を代表する劇作家テネシー・ウィリアムズによるこの名作を、文学座が上演するのは5回目で、1990年の前回から実に29年ぶりとなる。「『ガラスの動物園』は、文学座の人間にとっては馴染みの深い作品です」と語るのは、その大切な演目を自ら選び、演出に名乗りを上げた高橋正徳だ。「名作なのでプレッシャーはあるけれど……、よくプレッシャーに対して“肩肘張らずにやろう”とか言いますが、座組の皆とは、むしろ“肩肘張って、やっていこう”と話しています。ちゃんとプレッシャーを受け止めて、そういう作品をやるチャンスを得たことを、肝に銘じてやっていこうと」文学座の俳優養成機関である附属演劇研究所において、森本薫『女の一生』、ソーントン・ワイルダー『わが町』に次いで、長きに渡り教本として扱われてきた戯曲が『ガラスの動物園』だ。高橋も、研究所時代にこの戯曲と初めて出会ったという。「僕が研究所に入ったのは20年近く前です。それ以前の学生時代は主に小劇場演劇を観ていたので、いわゆる演劇の名作戯曲を読んだのは研究所からでした。とても読みやすいし、当時の僕自身にも身につまされる内容ではあったんですが、やってみたいとまでは思わなかった。その頃はやっぱり、新しいものをどう取り入れるかということばかり考えていたんですね。20年経って、当然ながら歳を取るごとに戯曲の見え方も変わってきます。新しい作品、作家との出会いで刺激を受けることも大事だけど、過去の文学座の作品を先輩方から受け継いで、あらためて検証し、リニューアルというか、更新することも大事だと考えるようになりました」父親不在の家庭で、現実に心を閉ざして生きる母アマンダと娘ローラ。トムはそんな母と姉にいら立ちながら、見捨てることもできずにいる。そこに青年ジムが現れ、一家の生活に変化が訪れる——。アマンダ役の塩田朋子、ローラ役の永宝千晶、トム役の亀田佳明、ジム役の池田倫太朗と、高橋の望む最強の布陣が整った。とくに29年前の劇団公演でローラを演じた塩田には、「ぜひアマンダを演じていただきたかった」と強調する。「29年前の塩田さんのローラは残念ながら観ていないけれど、芝居に対する熱量や力強さが素敵だなと感じる女優さんです。アマンダは、家庭の中で母としての役割を全うしようといろんな表情を見せる役なので、今回は塩田さんの多彩な表情が見られると思います。亀田君は同い年で、演劇的な言葉のやりとりができる俳優です。すごく信頼しているので、二人三脚で作品作りをしているような感覚でいますね。永宝さんも実力のある女優さんで、舞台より先に声の仕事で……、『スター・ウォーズ』のレイ役とかで忙しくなったんですが、本来は舞台がやりたい、文学座の作品に出たいと。ローラは相当内面が屈折した、闇を抱えた女性なので、深く掘り下げる力のある女優を考えた時に、永宝さんが思い浮かびました。池田君は元サッカー少年で、怪我でサッカーから離れる時に、ふと思い立って文学座を受けたら受かっちゃった人(笑)。だから当初は演劇のエの字も知らなかったけど、やっぱり身体性が優れている。役者はどこかナルシスティックなところがあるから、自分の役ばかりに集中しがちなところを、彼は無意識に周りを見られるタイプなんですね。また、演劇って初舞台から数年は楽しいけど、徐々に成長曲線が落ちてきて、未来に対するぼんやりとした不安を抱える人は多いと思うんです。でも長年スポーツに取り組んできた彼みたいな人は、2、3年で結果は出ないということを知っているから頭でっかちにならない。つねに前向きに、じゃあ今何が必要かということを具体的に考えられる人間なので、すごく面白いです」後列左からジム役の池田倫太朗、トム役の亀田佳明、前列左からローラ役の永宝千晶、アマンダ役の塩田朋子過去の公演はすべて鳴海四郎訳での上演だが、今回は小田島恒志に新訳を依頼。その狙いを「とても現代劇な問題を孕んだ家族劇なので、よりアクチュアルな関係を観客に提示したい」と語る。「描かれているのは1930年代のアメリカです。金融恐慌から立ち直ろうとする社会状況の中、トムは仕事の単純作業に日々明け暮れ、生きている実感を得られずにいる。若者たちが未来を想像できない状況という点は、とても今の日本に通じるものがあります。また、父親不在による問題、母と娘の関係など、観る人によって、“他人事じゃない”といった共感ポイントはたくさんあると思うんですよね。“あんな母親がいたら、逃げ出すよ”って人もいれば、“いや、母親とはそういうものだ”と、トムを責める人もいるかもしれない。客席からどんなリアクションが聞こえてくるのか、楽しみです」文学座での初演は1969年。劇団力で引き継いできた至宝の舞台が、清々しく頼もしい精鋭たちの力で、さらに太い幹となって立ち上がろうとしている。「それぞれのキャラクターが持つ寂しさ、悲しみがちゃんと浮き出てくるよう、丁寧に作り上げたいと思います」7月7日(日)まで。取材・文:上野紀子
2019年06月21日今年7月、21年ぶりの来日公演が行われるエイフマン・バレエ。その公演を控えた6月2日、上演作品の『アンナ・カレーニナ』『ロダン~魂を捧げた幻想』について、文学、美術の専門家を講師に招いた「エイフマン・バレエ来日記念講演会」が開催された。【チケット情報はこちら】『アンナ・カレーニナ』についての講師は、東京外国語大学教授でロシア文学研究者の沼野恭子。まず小説に登場する3組の家庭の関係性の解説から始まり、冒頭の有名な一文「幸福な家庭はどれもみな似たものだが、不幸な家庭はいずれもそれぞれに不幸なものである」を引用。小説では「幸福と不幸」「都会と田舎」「生と死」など対比のコントラストが効いていることを紹介した。また機械文明の象徴として「鉄道」が物語の伏線となっている点など、小説を読み解くヒントを提示し「当時のロシア社会がリアリスティックに、端整な文体で描かれている。読書の快楽を味わうことができる名著」とその魅力を語る。さらに小説とバレエでは描かれ方が違うことに触れ「小説がどのように“アダプテーション”(原作を映画や舞台に脚色、翻案すること)されているかを観るのがもっとも楽しい。バレエという身体言語で文学をどのように表現しているのかも見どころ」と締めくくった。続いて、彫刻家オーギュスト・ロダンの創作魂に迫る『ロダン~魂を捧げた幻想』にちなみ、ロダン・コレクションで知られる静岡県立美術館の上席学芸員、南美幸が登壇。ロダンが一躍有名になった作品「青銅時代」について、そのリアルさが物議を醸したことや、代表作「地獄の門」「カレーの市民」の制作過程について、写真を交えながら解説した。またバレエでも描かれている、妻ローズと助手で恋人のカミーユとの三角関係に言及し、カミーユがロダンとローズを揶揄して描いたデッサンや、3人の関係を表現した彫刻「分別盛り」など、愛憎うごめく作品も紹介。晩年のロダンがニジンスキーの『牧神の午後』を賞賛し、彼をモデルにした彫刻を作っているという話もバレエファンにとって興味深い内容だった。最後にサンクトペテルブルクで『ロダン』を鑑賞し、バレエ団の稽古も見学した舞踊評論家の桜井多佳子が登壇。長身の美しいダンサーたち(ダンサーの採用基準は男性が184cm、女性は173cm以上)がアクロバティックな動きを繰り広げる興奮と、音楽の効果的な使われ方の面白さについて臨場感たっぷりに語った。文学、美術講座としても知識欲を刺激する贅沢な内容の2時間で、バレエファンはもちろん、文学、アート好きにとっても楽しめる公演になることを確信する講演会だった。公演は7月13日(土)に滋賀・滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール、7月15日(月)に静岡・グランシップ(静岡)中ホール・大地、7月18日(木)~21日(日)まで東京・東京文化会館にて行われる。取材・文:郡司真紀
2019年06月12日モデルの“みちょぱ”こと池田美優が、ニッポン放送でレギュラーラジオ番組『#みちょパラ』(12日スタート/毎週日曜 23:00~23:30)を担当することが決定した。池田にとって、初の1人しゃべりでのラジオ番組となる。番組では、10代女子に向けたトークを明るく展開し、今後はリスナーとも濃くやりとりしていく予定だ。池田は「初のひとりしゃべりだけど頑張ります!」と意気込み、「女の子の話題が中心だけど、ぜひ男の子にも聴いてもらいたいです!」と呼びかけた。
2019年05月11日この連載のタイトルは「ものがたりが開く世界への扉」ですが、ちょっと目を上に向けていただけるとサブタイトルが見えるかと思います。「子どものための英文学」となっていますね。一番最初の記事ではこんな風に書きました。実は「英文学」というくくりには数多くの問題があるのですが、とりあえず、今の段階では「英語で書かれた」「主にイギリスの」文学、としておきましょう。堅苦しく考えることはなく、ピーター・ラビットも、不思議の国のアリスも、ハリー・ポッターも英文学の世界の住人です。(引用元:StudyHackerこどもまなび☆ラボ|英語をただ学ぶだけでは身につかない?英文学から得られる文化的な読解力「文化リテラシー」)ここで言っている「数多くの問題」について、今日は「英」の部分を取り上げて、少しだけ考えてみましょう。お父さんとお母さんが気付いているかどうかで、物語を読んだ後の子供への声がけが変わってくるでしょうし、そもそもどんな本を子供と読むべきかという判断も変わってくるだろうと思うからです。「国」と「言葉」と「物語」は一直線ではつながらない?「英文学」の「英」とは、「英語」なのでしょうか、「英国」なのでしょうか?さらにいえば、「英国」はいつの時代のことをさしているのでしょう?かつて大きな帝国を持っていたイギリスの国境は、時代によって大きく動きます。そのうちの、どの国境が「英文学」について話をする時に適用されるのでしょう?今年2月に公開されたディズニー映画『メリー・ポピンズリターンズ』を親子で観に行ったという方もいるかもしれません。その原作となった、古典的な児童文学の名作『メアリー・ポピンズ』を例にあげてみましょう。ロンドンを舞台にした、とてもチャーミングで人気のある物語です。けれども、原作の作者のP.L. トラヴァースは、オーストラリア生まれです。子供時代をオーストラリアで過ごし、大人になってからイギリスに移住しました。イギリス生まれの父親を持ち、オーストラリアとイギリスの二重国籍者です。さて、『メアリーポピンズ』は英文学でしょうか、それとも、オーストラリア文学でしょうか?英語話者=50数ヶ国語話者!?○ヶ国語という表現の落とし穴「英文学」という言葉の中には、「国」や「言葉」や「文学」に関わる概念が複雑に入り混じっています。この国と言葉と物語の関係性について、子供達にできるだけ柔らかい態度を持っていてもらいたいのです。多くの日本の人は、なんとなく漠然と「言葉」と「国籍」と「住んでいる国」がきれいな形で繋がっていると思っています。けれども実際は、言語と国籍と居住国は、必ずしも一致するとは限りません。日本語が使える外国人は数多くいますし、日本語しか使えない外国籍の人も数多くいます。私も含め、日本の外に住んでいる日本人も少なくありません。生まれた時の国籍と、大人になった時の国籍が異なる場合だってあるでしょう。英語という言語は一つですが、英語を公用語とする国は現在50を超えるはずです。つまり、英語と日本語を話す私は基本的には2言語話者ですが、屁理屈を言えば50数ヶ国語話者でもあるのです。「○ヶ国語」のように、「国」と「言葉」を一本の線で結びつけて言語や社会を理解しようとすることに、そもそも無理があるのかもしれません。「単なる日本語の表現の問題じゃないの?」と思われるかもしれませんね。確かに、「2言語」というのか「2ヶ国語」というのかは、とてもささいなことです。けれど、国や言葉、文化について考えていく、とても身近なきっかけでもあります。それを潰して欲しくはないなあ、とも思うのです。言葉と文化と国の関係に柔軟な姿勢を、幼少期から育むためにこれから先、子供達が暮らしていくであろう世界は、必ずしも国と言葉と文化や文学が一本の線で単純につながっていくような世界ではないだろうと予想がつきます。「イギリスに住むイギリス人が、母語である英語を使ってイギリス人の心を描いたのが英文学」と単純にくくることができないように、「日本に住む日本人が、母語である日本語を使って日本人の心を描いたのが日本文学」と言うことが適切でない世界に、子供達は育っていくでしょう。細かいことを言えば、これからの子供達がそういう世界に育っていくのではなく、もともと世界はそういうもので、今まで私たちの多くが気づかなかっただけなのかもしれませんね。「英文学」「英語の物語」という言葉を聞いた時に、「イギリスの」あるいは「アメリカの」物語だけを思い浮かべるのではなく、もう少し、広い世界を想定できること。そして、「国、言葉、文学(文化)」が一直線で繋がらない、という、シンプルだけれどとても重要なことを理解していること。言葉と文化と国の関係に柔軟であることは、やがて子供達が、自分の暮らす社会や、もっと広い世界を理解しようとする時に、手助けになるだろうと思うのです。英語の物語の世界の広がりを味わえる絵本様々な歴史のせいで、世界のあちらこちらで使われている英語は、国と言葉と文化は多元的・流動的だという実感を育むために、良い下地を作ってくれるのではないかと思います。英語で書かれた物語の世界の広がりを感じさせる作品を、いくつかご紹介しましょう。まずはオーストラリアの子供だったら、誰でも必ず読んだ事のある絵本、Possum Magic(『ポッサムの魔法』本邦未訳)。オーストラリアの記念硬貨にモチーフが使われたことがあるくらい、よく知られた作品です。ポッサムはオーストラリアの動物です。日本の方にはあまり馴染みがないかもしれませんね。おばあちゃんポッサムが魔法を使って孫娘を透明にするのですが、元に戻すことができなくなってしまいます。孫娘をもう一度見えるようにするために「人間の食べ物」を食べるのです。オーストラリアの動物たちとオーストラリアの名物料理がたくさん並ぶ、楽しいお話です。数多くの読み聞かせ動画もあります。台湾系アメリカ人作家によるA Big Mooncake for Little Star(『小さなお星さまの大きな月餅』本邦未訳)も可愛らしい物語です。舞台は空。お母さんが作った大きな月餅を、本当は食べちゃいけないのに、食べてしまいたい小さなお星さま。月餅は、台湾では重要な民俗行事、中秋節(旧暦8月15日)に、お月見をしながら食べるもの。なんとも微笑ましいお話です。中国やアフリカの赤ずきんちゃん!?日本語訳もある絵本中国生まれの作家、エド・ヤングによる『ロンポポ——オオカミと三人のむすめ』は、中国に伝わる民話を元に、英語で書かれたお話です。1990年、アメリカで出版されたもっとも優れた児童文学に授与されるコールデコット賞を受賞しました。英語版では「中国の赤ずきん」という副題で愛されています。南アフリカの作家ニキ・ダリーによる『かわいいサルマ』。こちらの副題は「アフリカのあかずきんちゃん」。原色の挿絵が美しいだけでなく、街角の様子も楽しいのです。英語の読み聞かせもネット上で見つけることができます。文化や言葉は国境を超えていきます。最初から難しいことを子供に説明する必要はありません。世界のあちらこちらで描かれている物語を楽しみながら、いずれ、大きくなってきたときに、ほんの少し、言葉と文化と物語の関係を考えてもらえるといいな、と思うのです。英語で書かれた物語の中には、世界の様々な地域へと扉を開いていくものが確実にあるからです。(参考)映画.com|メリー・ポピンズリターンズMem Fox, Possum Magic, (LindfieldL Scholastic Australia, 2018., 初版1983)Grace Lin, A Big Mooncake for Little Star (New York: Little, Brown and co., 2018)エド・ヤング『ロンポポ——オオカミと三人のむすめ』(古今社、1999年)ニキ・ダリー『かわいいサルマ——アフリカのあかずきんちゃん』(光村教育図書、2007年)
2019年04月18日モデルでタレントの“みちょぱ”こと池田美優が13日、都内で行われた「中小企業の底力・魅力発信プロジェクト」学生企画発表会に出席し、今後の展望を語った。今回の発表会は、東京商工会議所が2020年に向けた活動計画「東商オリンピック・パラリンピックアクションプログラム」の一環として実施。国内外の若者に「東京の中小企業の魅力」を伝えるための映像を制作する産学連携プロジェクト「中小企業の底力・魅力発信プロジェクト」を昨年4月から進めており、この日、本プロジェクトに参画した学生による企画発表会が開催された。ゲストコメンテーターとして招かれた池田は、「みちょぱです。宜しくお願いします」とにこやかに自己紹介。司会者からファッションポイントを聞かれ、「東京オリンピック・パラリンピックのエンブレム、そのデザインが入った洋服を着てみました」と説明し、「どうですか?」とアピールして会場を和ませた。また、昨年10月30日に二十歳を迎えたことを受け、「この仕事を14歳の時からしてるんですけど、今はノリや勢いでここまで来たので先のことを考えてやっていきたいとは思っています。大人の仲間入りもしたので」と意気込み、プロジェクトに参画した学生については、「私は外れた道を歩む人生だったので」「同世代なのに、雲の上のような存在の人たち」と絶賛。「私は絶対に無理だった。勉強もあまり得意ではないので」「うらやましい。私には考えられない道」と素直な感想を述べた。合間の囲み取材でも、「同世代というだけで私も刺激をもらえます」と学生たちに尊敬の念を抱く池田。「25歳で結婚と出産はしたい」と夢を語る一方で、十代の頃に撮影で「雰囲気を変えたいからつけま外して」「カラコン外して」と求められても拒んでいたことを思い出す。さらに、「それさえもすごく嫌で。『私』を見てほしかったから」と当時の心境を吐露し、「20代になって、作品や雑誌のためにはそういうのも全然いいなと思うようになりました。そういう面では大人になったのかな」と客観視。「自分のやりたいことだけじゃなく、先のことも考えて。ずっとこのままだとモデルとしては無理なので」と危機感を告白し、プロ意識の高さをうかがわせていた。
2019年03月13日俳優の速水もこみち(34)が今年3月いっぱいで「ZIP!」(日本テレビ系)のレギュラーから卒業すると明らかになった。速水といえば、お料理コーナー「MOCO’Sキッチン」でのオリーブオイルを多用したレシピで話題となった。そんな“オリーブ王子”の卒業に悲しみの声が上がっている。「13年には“オリーブ王子”としての評判を活かし『MOCO’Sキッチンエキストラヴァージンオリーブオイル』をプロデュースしました。価格は1本5,250円と調味料としては高級ですが、限定1万500本が即完売しました」(テレビ局関係者)ネット上でも一部で「速水の今後は大丈夫なのか?」「オリーブオイルはどうなる?」などと心配の声が出ているというが、卒業後の未来は明るそうだ。「速水さんはオリーブオイルだけでなく、プロデューサーとしての一面もあります。MOCO’Sキッチン関連グッズの売り上げは3億円を超えるともいわれており、現在は公式サイト『MOCOMICHI HAYAMI』上で、調理器具メーカーとのコラボ商品を販売しています。フライパンは2個セットで15,000円。こちらも割高ですが、売れていると聞きました。調理グッズをコラボする女性タレントは多いですが、意外と男性タレントは競合が少ないのです。今後もひとり勝ちが続くのではないでしょうか」(芸能関係者)残り少ないMOCO’Sキッチンの放送、そして彼の今後に目が離せない。
2019年03月02日空想と現実を行き交う自由な発想とタッチで描いた作品。猫や少女、きのこ、不思議な生き物たちが繰り広げるまるでサーカスに迷い込んだような世界が繰り広げられる。画家・絵本作家ヒグチユウコの約20年にわたる活動を網羅する展覧会「ヒグチユウコ展 CIRCUS」が、世田谷文学館で開催される。《Circus》 2018 年 ©Yuko Higuchi画家としての作品制作のみならず絵本の刊行など幅広い活躍をみせる画家ヒグチユウコ。そんなヒグチの自身初となる大規模な個展となる本展では、絵本原画をはじめ、企業とのコラボレーション作品、書籍の装画、自身のブランドグッズのイラストなど、500点を超える作品が公開される。展覧会のテーマは“サーカス”。会場には、実際にサーカステントが出現し、ヒグチユウコのお馴染みキャラクターである「ねこのピエロ」などが映像や、ぬいぐるみ作家・今井昌代による立体造形を交えて空間はサーカスの会場に。《ギュスターヴ若冲雄鶏図》 2016 年 ©Yuko Higuchiさらに本展に合わせてヒグチユウコのとって6年ぶりの画集『CIRCUS』(3,200円)も発売される。224ページからなる本書には、歌人・穂村弘によるヒグチの作品についての書き下ろし原稿なども掲載。展示会場では、カバーデザインの異なる限定版も登場し、夢野久作原作の短編をヒグチが新たに描き下ろしたビジュアルストーリー「きのこ会議」 も収録されている。そのほか会場では、ヒグチユウコが愛用するホルベインのペンセットをはじめ、ポストカード、ピアスやブローチなどのアクセサリー、マグカップやグラスなどの食器、カプセルトイなどグッズも豊富に展開される。関連イベントとして、2月第1、第3土曜日には閉館後の展示室でライブとダンスパフォーマンス「ナイトミュージアム」が行われたり、3月にはコンサートと展覧会を両方楽しめる特別な一夜「黒色すみれとヒグチユウコのサーカス・ナイト」、オリジナルバルーン作りが体験できる「バルーンアート・ワークショップ」などが開催予定。【開催情報】ヒグチユウコ展 CIRCUS会期:2019年1月19日~3月31日会場:世田谷文学館 2階展示室住所:東京都世田谷区南烏山1-10-10時間:10:00~18:00休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)料金:一般 800円 / 65歳以上・大学・高校生 600円 / 中学生以下無料問い合わせ:ナイトミュージアム日時:2月2日、16日 18:00~19:30会場:2階展示室出演:黒色すみれ(歌手)、史椛穂(ダンサー)参加費:2000円定員:各日80名、完全前売制バルーンアート・ワークショップ日時:3月3日 13:00~16:00会場:1階文学サロン出演:コンフェッティバルーン Hara harari対象:中学生以下参加費:無料定員:30分毎に各回当日先着10~20名黒色すみれとヒグチユウコのサーカス・ナイト日時:3月16日 18:00~19:30会場:1階文学サロン、2階展示室出演:黒色すみれ、佐藤梟参加費:2000円定員:200名、完全前売制
2019年01月03日シリーズ累計55,000足を突破したアンジェの冬の大定番、北欧エルクのもこもこスリッパが今年も届きました!「あれ?でも去年とちょっと違うような・・・」そうなんです。これまでもマイナーチェンジをしていましたが、今年はさらに手を加え、アンジェ限定のスペシャルアイテムへと進化したんです。ファンの皆様からのお声を反映したのはもちろん、担当するバイヤー自身もこのシリーズの愛用者。毎日使っているからこそ分かる細かなこだわりも盛り込みました。よりインテリアに馴染みやすく、より使い勝手よく。さらにオリジナルの新モデルも登場!ますます選ぶのが楽しくなった今年のエルクたちをご紹介します。足元に温もりを。北欧エルクのもこもこスリッパ&ブーツ朝ベッドから出た時のフローリングの冷たさや、台所仕事中の足元の冷えが気になってきたら、北欧エルクのルームシューズの出番です。内側のもこもこボアが足をふんわり包み込み、素足で履いてもポッカポカ。素朴なエルクの刺繍がワンポイントになって、使わない時でも置いている姿が絵になります。定番のスリッパタイプは、甲の高いところまでしっかり暖か。さっと脱ぎ履きできるのでお子様でも使いやすく、家族でお揃いにしたり、来客用にも◎です。冷え性でお困りの方は、足首まで暖かなブーツタイプはいかが?ボタンを外して折り返せばショートブーツとしても使え、2wayでお楽しみいただけます。どちらのタイプも、内径を少し小さくしているので足を入れた時にしっかりフィットし、動いても中がズレにくい仕様です。また丸洗いできるので、気になる汚れもお家でサッと対処して、清潔感をキープできます。<コーデュロイ素材が仲間入り!>従来のマイクロファイバー素材に加え、今年はコーデュロイ素材が新登場。ユニセックスな風合いなので、可愛らしいものが苦手な方や男性にも選んでいただきやすくなりました。ここに注目!アンジェだけの3つのこだわり<こだわりその1.カラーはすべてangersオリジナル>従来のマイクロファイバー素材では、普段使いしやすいニュアンスカラーを厳選。新登場のコーデュロイ素材の方は、ベーシックなカラーの他に挿し色もセレクトしました。視覚からも温もりを感じられインテリアにも調和しやすい、アンジェだけのカラーバリエーションです。<こだわりその2.さりげないエルクの刺繍>トレードマークのエルクの刺繍は、昨年よりサイズをやや控えめに。少しの違いですが、これによって可愛さが随分と抑えられ、さりげない仕上がりになりました。<こだわりその3.ソールの機能性がアップ>裏側全体を滑り止め仕様にし、階段でも使いやすくしました。さらにソールの色を、汚れの目立ちにくいブラックに変更。「長く快適に使っていただきたい」というバイヤーの想いから生まれた改良点です。⇒ moz北欧エルクあったか「ボアスリッパ」アンジェ別注 ⇒ moz北欧エルクあったか「ボアブーツ」アンジェ別注 はじめまして!アンジェ限定、大人顔のムートン風モデル誕生北欧エルクシリーズに今年誕生したのが、ちょっぴり大人顔のムートン風モデル。こちらもアンジェの限定品です。従来品の暖かさはそのままに、けれどボリュームをおさえて、クタッと軽い履き心地を実現しました。特にアンジェがこだわったのがサイドの切り替え部分。これによって履き方のバリエーションが広がり、履き口を立てて履く、折り返す、かかとを踏んで履く、という3wayが可能になったんです。寒いあいだは足首まで暖かくして、春先になったらかかとを踏んで開放的に。そんな気候に合わせた使い方も思いのまま。また、この切り替えがアクセントになって見栄えがすっきりするという効果も。機能性だけでなく、ファッション性でも存在感を発揮します。ワンポイントの刺繍にはベースの素材に馴染む同系色のラメ糸を使用し、エルクがふんわり浮かびあがるようなデザインに。またソールは、スリッパやブーツタイプと同じく滑り止め加工を施し、汚れも目立ちにくいブラックを採用。ここでもバイヤーのこだわりは健在です。⇒ moz北欧エルクムートン風ルームシューズアンジェ別注 進化した北欧エルクシリーズを購入できるのはアンジェだけ。もこもこ優しくフィットするルームシューズで、冬の寒さを足元からポカポカ解決しませんか? ■暮らしのはなし 文・池田奈未好きなものは、まち歩き、カメラ、淹れたてコーヒー。収納の少ない家で3人暮らし。すっきり心地よい暮らしを目指しています。【ご紹介したアイテム】スウェーデン生まれの「FARG&FORM」が手掛ける「moz」から届いた、ふわふわ履き心地のルームシューズシリーズ。今年はアンジェ別注モデルに進化して登場です。⇒ ルームシューズ moz 北欧エルク あったかボアスリッパ アンジェ別注 1,998円(税込)⇒ ルームブーツ moz 北欧エルク あったかボアブーツ アンジェ別注 2,538円(税込)⇒ ルームシューズ moz 北欧エルク ムートン風 アンジェ別注 1,998円(税込)
2018年11月18日文学史に触れる、ノスタルジックで特別な空間アンティークな調度品を眺めながら店の奥へと進むと目に飛びこんでくるのは、天井まで届く壁一面の本棚。日本文学史の名作の数々や稀少なものまで、約2万冊がそろっています。ゆったりとしてノスタルジックな空間は、歴史を感じさせる独特の雰囲気。好きな本との時間を存分に過ごすことができます。蔵書の種類が多岐にわたるため、これまで目にすることのなかった新しい本との出会いも期待できるブックカフェです。こころに響くものを大切にする、魅力あるお店新しいものだけを追い求めるのではなく、文学を通して知ることのできる本質、感動するこころを大切にしたいという思いから始まったBUNDAN。こころに響く書籍を置き、「新しい文学の道しるべとなる場所」を目指しています。多くの文豪たちが通ったお店の味を再現したコーヒーや、名作に登場する懐かしく素朴な牛乳コーヒーなど、文学史とともに楽しめる特別感が魅力的です。文豪たちが愛した「アップルパイ・アラモード」文豪たちが通ったお店で出されていた「アップルパイ・アラモード」。サクサクした食感の温かいアップルパイに、バニラアイスクリームとたっぷりのシナモンを添えていただくおすすめの一品です。文豪や映画俳優など多くの著名人が通った「銀座キャンドル」の味そのままに味わうことができます。川端康成や三島由紀夫などが愛したというその味は、文学好きなら一度は味わってみたい、魅惑のメニューです。由来を知れば、よりおいしいカフェメニューお店のホームページでは、それぞれのカフェメニューが作られた由来や、メニューにまつわる本の紹介がされています。読んでいるだけで食指の動くような内容は、これまであまり知られていないエピソードなど新しい発見もでき、お店を訪れる前に読んでみるのもおすすめ。文学史に触れる特別な時間が、より一層楽しめます。文豪たちが愛した味を、本とともに楽しめます名作に登場するワインやシャンパン、朝食や昼食、デザートなどがさまざまに楽しめます。文豪たちの作品を片手に、物語や情景、その時代に思いを馳せる時間は至福です。アンティークテーブルやソファに囲まれるレトロな店内に加え、緑あふれる自然が感じられるテラス席もあり、お気に入りの場所を見つけてくつろげるブックカフェです。コーヒー豆は購入できるため、好きな時に味わうこともできます。京王井の頭線・駒場東大前駅から歩いて8分のところにあるBUNDANは、駒場公園を目指して日本近代文学館内にあります。文学史に触れる特別な空間と、名作の空気感を再現するカフェメニューを楽しみに足を運んでみてください。スポット情報スポット名:BUNDAN COFFEE & BEER住所:東京都目黒区駒場4-3-55(日本近代文学館内)電話番号:03-6407-0554
2018年11月05日タレントの"みちょぱ"こと池田美優が4日、千葉・船橋の中山競馬場で行われた「中山競馬場 リニューアル記念PRイベント」に出席した。今年開設90周年を迎える日本中央競馬会中山競馬場は、スタンド施設を中心とした大規模リニューアル改装を実施。そのPRイベントに20歳の誕生日を迎えたばかりの池田美優が誘導馬に乗って登場し、トークショーを行った。乗馬も含めて馬に乗るのは初めてだという池田は、「高さが普段と全然違ったので、眺めがすごくよくて楽しかったです」と満足げで、会場となった中山競馬場も初めて訪れたという。中山競馬場は、9月8日から第1弾としてゴンドラ指定席や女性用トイレ、総合インフォメーションがリニューアル。池田も利用したという女性用トイレは「ビックリしました。トイレに入ったら鏡もすごく可愛くて、女性には有り難いですよ。私はメイク直しが必須なので、きれいなところだとテンションがあがります」とすっかり気に入った様子。また、この日は人生で初めて馬券を購入し、3連単で1・3着を見事に的中し「あながちズレてはないですね。2着は全然来ませんでしたが、テンションが上がっちゃいました。最後は鳥肌が立ちましたよ」と興奮気味だった。池田は10月30日の誕生日で20歳になったばかり。「大人の仲間入りをしたと思っています。20歳になった実感はありませんが、あまり芸能界に染まりすぎない自分でいたいというのはあります」と抱負を。モデル仲間の藤田ニコルは以前のイベントで次の交際相手と結婚してもいいと語っていたが、その話題になると「私も全然いつでも平気ですよ。25歳までに結婚と出産をしたいと思っているし、地元の友だちも子供がいたりしますから、もう焦りだしている自分がいます。次に付き合う方と結婚できたらいいなと思います」と藤田に同調。相手に求める条件として「ちゃんと仕事をしていて貯金があり、話が合う方であればいいです」とあげていた。
2018年11月05日モデルの“みちょぱ”こと池田美優が28日、自身のツイッターを通じ、渋谷のハロウィーンで報じられた問題についてコメントした。毎年ハロウィーンの時期になると、多くの人が渋谷に集まり、思い思いの仮装を楽しんでいる。その一方、一部のマナー違反者による痴漢行為や道端に大量に捨てられたゴミが問題視され、今年は暴行事件が発生したほか、仮装した複数の者が暴徒化して軽トラックを横転させる事件も起きた。池田は「ハロウィンするのはいいぞ、渋谷でも」と盛り上がりに理解を示しつつも、「だけど糞なニュースばっかりでがっかりだよね毎年~」とうんざりしている様子。「ゴミも捨てていけよ騒ぐなら。そんなことが自分より年上の人たちがやらかしてるって思うとさらに恥ずかしい」と一部のマナー違反者に苦言を呈した。また、渋谷区観光大使ナイトアンバサダーを務めるラッパーのZeebraも、「海外の暴動とか見て影響されてるのか知らないけど、何もプロテストしてない只の迷惑だって事考えたら良い。今日もまあまあ集まってる様ですが、くれぐれも馬鹿な事はおやめ下さい!ハロウィンは楽しくね!」と呼び掛けている。
2018年10月29日太平洋戦争のさなかだった1945年に初演されて以来、劇団の節目節目に再演されてきたことなどから、文学座が“財産演目”と位置付ける『女の一生』。かつては主人公・布引けい役を足かけ46年にわたり、じつに計947回も務めた杉村春子の代名詞のような作品だったが、その後同役は平淑恵、荘田由紀を経て、2年前に山本郁子に引き継がれた。2016年の公演は各地鑑賞団体(会員制)の主催だったため、一般向けの本公演としては初となる山本主演版が本日10月23日(火)、紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAで幕を開ける。日本がようやく近代的な資本主義国家となり始めた明治38年、天涯孤独の身の上だった布引けいは、清国との貿易で一家を成した堤家に拾われる。闊達な気性を見込まれて長男伸太郎の妻となり、名実ともに堤家の一員となったけいだが、やがて時は流れ……。森本薫が描いているのは、明治の終わりから第二次世界大戦終了までの激動の時代を生き抜いたけいの、文字通り“女の一生”。もとより普遍的なテーマを、2014年の公演から演出を手がける鵜山仁が、より現代に通じる作品に仕上げている点も見どころだ。公演は10月28日(日)まで。文: 町田麻子
2018年10月23日東京・浅草橋にあるモノづくりが楽しめるカフェ「みちくさアートラボ」は、1回完結型のワークショップスペース。100種類ほどある多彩なレッスンが楽しめます。今回はオーナーのシイナさんに習い、宝石のように美しいブローチ作りを体験しました。あなたも、自分だけのオリジナリティあふれる作品を作ってみませんか?日替わりレッスンのワークショップ「みちくさアートラボ」浅草橋にある「みちくさアートラボ」は、カフェを併設したワークショップスペース。入会不要の1回完結の体験レッスンが受けられます。一講座、およそ2時間で作品作りを楽しめます。日替わりでさまざまな内容のレッスンを行っており、都内近郊はもちろん、遠方からもたくさんの方が訪れています。「みちくさアートラボ」オーナー兼講師・シイナさん講師を務めるのは、元グラフィックデザイナーのシイナさん。「みちくさアートラボ」のオーナーでもあります。シイナさんは、2009年から1回完結型のワークショップを始め、2011年に日本屈指の問屋街である浅草橋に「みちくさアートラボ」を立ち上げました。宝石みたいなブローチ作り「ペイントプラバンレジン」今回体験するのは、数あるワークショップのなかでも、芸術性の高い作品づくりができる「ペイントプラバン」です。熱で縮んで固まる特性を持ったプラスチック板(プラバン)とレジンを使用して、宝石のように美しいブローチを作ります。決まったデザインなどはなく、絵の具を使って自由に描いていきます。オリジナリティの高い、自分だけの作品ができますよ。「ペイントプラバンレジン」の作り方簡単に「ペイントプラバンレジン」の手順をご紹介します。TIP1まず、プラバンを好きな形に切って、トースターで焼いて縮めます。TIP2トースターからプラバンを取り出し、プラバンが温かいうちに、本の間などに挟んで形を整えます。TIP3絵の具で好きな色を使って、好きなデザインを描いていきます。TIP4最後にレジンをのせて固めたら完成です。予想外のかわいさ!どんなデザインが出来る?プラバンにのせた色は、最初の色が表面に、重ねて塗った色が後ろ側になります。完成したときに「あっ!」と驚くポイントです。何も考えずにラフに描いた方がいい味をだしたりするんだとか。最後まで、どんなデザインになるか分からないドキドキ感も、このレッスンの醍醐味でしょう。いろんなパターンが作れる!今回はブローチでしたが、イヤリングやピアス、指輪などいろんなパターンが作れるのも「ペイントプラバンレジン」の楽しいポイント。ぜひお気に入りのアクセサリーを作ってみては。さまざまなワークショップをチェックしてみて!「みちくさアートラボ」は、JR総武線・都営地下鉄浅草線「浅草橋駅」から徒歩2分ほどのところにあります。ワークショップの種類は全部で100種類ほど。「ペイントプラバンレジン」のほかにも、魅力的な体験レッスンが豊富に揃っているので、ぜひチェックしてみてくださいね。スポット情報スポット名:みちくさアートラボ住所:東京都台東区浅草橋1-31-4大原第3ビル電話番号:080-5687-6730
2018年10月09日東京・西麻布の交差点近くの脇道を入り、住宅街に入ったところにある「地鶏 仲みち」は地鶏料理がおいしいお店。狭い入り口やひっそりとした佇まいが隠れ家のような雰囲気を演出しています。大人のデートにおすすめのスポットをご紹介します。西麻布の住宅街に佇む大人の隠れ家西麻布にある「地鶏 仲みち」は毎日博多から届く、新鮮な地鶏と九州の食材を使った料理が楽しめるお店です。住宅街にひっそりと佇み、日本庭園があるような隠れ家を思わせるお店はデートにおすすめ。西麻布というおしゃれで大人な街の雰囲気のなか、知らないお店に足を踏み入れる感覚と、隣にいる彼へのドキドキで、お店に入る前から、今夜はお酒が進む予感。「地鶏 仲みち」は福岡にある名店の姉妹店!「福岡から毎朝直送の地鶏をみなさんに届けている」と語るのは店主の仲道さんです。「地鶏 仲みち」は、福岡で愛され続けている水炊きと地鶏料理を扱う人気店「ぢどりの宴屋」の姉妹店として、2005年にオープンしました。以来13年間、西麻布で営業しています。お店で提供される地鶏は、臭みがなく新鮮。パクパク食べるというよりは、少しずつ地鶏の旨みを味わいながら、焼酎と一緒にいただくのがオツなのだとか。薩摩地鶏 朝びき盛り合わせお店で一番人気のメニュー「薩摩地鶏 朝びき盛り合わせ(2,300円)」は、ささみ・すなずり・ハツ・レバー・もものたたきを、お刺身で堪能できます。生姜醤油、にんにく醤油、薄味ポン酢の3種のタレからお好みをつけて味わって。鹿児島から朝一番に届く新鮮な地鶏は、臭みがなく特徴的な食感と旨みを楽しめます。口の中でプリプリと踊る地鶏がたまりません。生なのにジューシーさもあって、食感とタレのマッチにお酒が進む一皿です。薩摩地鶏もも 備長焼き豪快な火で焼き上げる「薩摩地鶏もも 備長焼き(2,200円)」。実は珍しい一品なんです。一般的なお店では、切り離されて出てくるのが普通ですが、「地鶏 仲みち」では、骨付きのまま提供されます。骨付きであることで、骨の周りのお肉はレア焼きにするなど、部位によって異なる旨みを引き出しています。きちんと焼き上がってないと嫌、という方には献身的に焼き加減を調整してくれるので安心してくださいね。店主の“愛”を感じるお店仲道さんは店内のBGMにもこだわっていて、お客さんの雰囲気によって曲を変えているそう。曲選びは、仲道さんのお客さんへの愛。BGMによってお酒の進み方も変わるそうですよ。知れば知るほど店主の地鶏愛を感じられるお店「地鶏 仲みち」。知っているだけで日常を華やかにしてくれるお店に、ぜひ一度足を運んでみませんか。スポット情報スポット名:地鶏 仲みち住所:東京都港区西麻布2-24-8電話番号:03-5467-2729
2018年09月27日セブン-イレブンの人気スイーツのひとつに、「もこ」シリーズがあります。簡単にいうと、シュークリームに似たスイーツです。そんな人気シリーズから、このたび新たなフレーバーが登場しました。新フレーバーは「さつまいも」9月4日に発売されたのは、「宮崎紅のさつまいもこ」(税込140円)。「もこ」シリーズでは、これまでも様々なフレーバーが販売されていて、過去には「メロンパンもこ」や「いちごもこ」、「ティラミスもこ」といったものも。どれもSNSを中心に話題になった商品ばかりです。そして今回は、新たに「さつまいも」フレーバーが仲間入り。じつは、以前にもさつまいもを使用した「もこ」が販売されていたことがあるそうで、好評だったのだとか。前回の好評を受け、満を持して登場した「宮崎紅のさつまいもこ」。スイーツに最適なブランド芋「宮崎紅」を使用したさつまいもクリームは、さつまいもを5%も増量し、より濃厚に。さつまいもに見立てた紫色の皮も相まって、まるで本物のさつまいものような姿をしています。期待しすぎないほうがいいかも…?人気シリーズの新作とあって、やはり食べてみないわけにはいきません。さっそく購入してきました!ふんわり&もちもちの生地は、これまでの「もこ」と変わりなし。さつまいもクリームはなめらかで口当たりはいいのですが、「さつまいも5%増量」と聞いてイメージしていたよりは、さつまいもの味がちょっと弱い印象…。たしかに、ほんのりさつまいもの味は感じますが、「もう少し濃厚でもいいのでは?」というのが、正直な感想です。あえて厳しくいうと、最近はほかのコンビニでも栗やかぼちゃ、さつまいもを使ったスイーツがどんどん発売されていて、それらに比べると“素材本来の味わい”や“濃厚さ”はイマイチ。ただ、これはあくまでも個人の意見。ネット上では、「早く食べなきゃ」と発売を待ち望んでいた人は多く、実際に食べた人からは、「おいしい!」とおおむね好評のようです。筆者は前回販売されていた「さつまいもこ」を食べたことがないので、もしかしたら「さつまいも5%増量」という言葉に、過剰な期待をしてしまったのかもしれません。とはいえ、さつまいもはともかく、スイーツとしてはとってもおいしくて、ペロッと完食。「さつまいもこ」ファンは多いようなので、気になる方は早めにチェックしておくとよさそう?(文・三軒茶屋すみ子/考務店)
2018年09月05日俳優の速水もこみちが27日、都内で行われた映画『となりの怪物くん』(公開中)の公開初日舞台挨拶に、菅田将暉、土屋太鳳、古川雄輝、山田裕貴、池田エライザ、浜辺美波、月川翔監督とともに登場した。同作はろびこにより講談社『月刊デザート』で連載され、累計発行部数は500万部を突破する同名人気コミックを実写化。友達も全くいない、恋もしたことのないガリ勉で冷血な女子高生・水谷雫(土屋)が、となりの席の問題児男子・吉田春(菅田)に、唐突に告白されたことから恋物語が始まる。日本テレビ系情報番組『ZIP!』内の料理コーナー「MOCO’Sキッチン」でもおなじみの速水。挨拶をすると、観客からは「オリーブオイル!」と歓声が上がり、菅田も「そんな歓声ある!? 人だから!」と驚いた様子に。速水は「どういう意味? "私を調理して!?"」と観客に詰め寄っていた。速水は、同作で共演した土屋に、フライパンを贈ったという。土屋は「すごくいい。なんでもできるし、一つ買い足したんですよ。なので、『MOCO’Sキッチン』を参考にしながら、大皿料理を作りたいと思います」と感謝。「ホームパーティーをやりたい」という土屋に、速水は「出張で俺が行くしかないですね」と張り切っていた。また、速水は観客の持っているメッセージの紙を見て「『オリーブオイルかけて』というのが、どうしたらいいんだ、これ。ありがとう」と困惑。菅田が観客に「それ、家で書いてきたの?」と聞くと、「さっき書いた」という回答だった。
2018年04月27日ここ数年、韓国の小説が数多く邦訳されるようになってきたことにお気づきだろうか。複数の出版社が、気鋭の作家たちの面白い作品を続々紹介中。そんな韓国文学の活況を牽引する翻訳家のひとりが、斎藤真理子さん。なぜ韓国文学の人気に火がついたのか、おすすめ作品とともに解説していただいた。韓国の傑作小説が、続々と邦訳。この面白さに乗り遅れるな!「韓国の40代以下の若い世代に、格段に面白い小説を書く作家が増えたことは大きいです。観察眼に長けていて、素材の切り取り方や見せ方など、お皿に盛って出すときの手つきに芸がある書き手が増えている印象ですね。それより上の世代の作品だと、韓国の歴史的な背景や文化風俗を知らないと理解するのが難しいところがあり、興味がある人が読むという状況でした。けれど世界が平準化されてきたいま、日本でも韓国でも、人々は同じような消費社会を生き、同じ悩みを抱えています。韓国について知っていても知らなくても、小説の中には共感のしどころがいろいろある。中学校のいじめ問題が世界の縮図にも見えるパク・ミンギュの『ピンポン』などは、その典型かもしれません」(翻訳家・斎藤真理子)よく取り上げられるテーマは、都会で働く人々の不安や生きづらさ、親子の葛藤、恋愛や育児の悩み、格差社会の鬱屈など日本とほぼ同じ。ハン・ガンが『ギリシャ語の時間』で描いた喪失と再生もそのひとつ。「ただ、日本の小説と比べると、似たテーマを扱っていても、韓国小説はとろりと濃いというか。若者であっても、親世代、祖父母世代から聞きかじった朝鮮戦争や南北分断、軍事独裁政権時代の苦しさなど、歴史的な経験の影響を受けています。そうした重層的な社会の空気を吸って育ってきた民族ならではの、打たれ強い生命力を、作品から感じるんですよね」そこが現代韓国文学の魅力ではないかと、斎藤さんは分析する。「エンタメ市場も成熟しつつありますし、純文学とミステリーの相乗効果が楽しめる『殺人者の記憶法』などにも注目です」右・いじめられっ子の少年<釘>と<モアイ>が、ピンポン球と言葉のラリーを続けながら世界のありようを見つめていく『ピンポン』。「純文学とエンタメの垣根を取っ払った作風で高い人気を誇る著者。社会へのメッセージを奇想と過剰なリリシズムで描きます」。パク・ミンギュ著斎藤真理子訳白水社2200円。中・『ギリシャ語の時間』は、視力を失いつつある男性教師と失語症の女性受講生の交流劇。「英国のブッカー国際賞を受賞していて、日本でもよく知られた女性作家。個人の痛みを社会の傷と重ね合わせて描き、読者にも問いかけてきます」。ハン・ガン著斎藤真理子訳晶文社1800円。左・映画化もされた『殺人者の記憶法』。「認知症の元殺人鬼が書く日記というポップな設定に、人間にとって根源的な悪とは何かという息詰まるようなテーマを組み合わせるアイデアに瞠目」。キム・ヨンハ著吉川凪訳クオン2200円。さいとう・まりこ翻訳家。主要訳書に、第一回日本翻訳大賞に輝いた『カステラ』(パク・ミンギュ著クレイン)が。5月に、邦訳を担当した『鯨(仮題)』(チョン・ミョングァン著晶文社)が発売予定。※『anan』2018年3月21日号より。写真・中島慶子インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2018年03月14日今年秋のトレンドである“ふんわり”“もこもこ”したニットや、ファーが付いたアイテム。みなさんはもう取り入れていますか? この頃のしまりんごさんのコーデには“ふわもこ”なアイテムがたびたび登場していて、そのコーデがAmebaブログの中でも人気トピックとして紹介されています。“ふんわり”“もこもこ”したようなアイテムはかわいらしくて人気が高いのですが、甘くなりがちなので、小さい子どもを持つママにとっては意外と抵抗があるかもしれません。しまりんごさんは、組み合わせるアイテムによって、“甘く”なりがちな「ふわもこ」コーデを、大人っぽいコーデに引き締めています。さっそく最新コーデをチェックしてみましょう!■トレンドのふわもこアウターで!褒められコーデ「全身しまむらで10180円コーデでした。ふわふわジャケットはアースミュージック&エコロジーとのコラボ。トレンドを取り入れたコーデで、久しぶりに会った女友達に褒められた! ボリューム感の強いジャケットなので、他はタイトなアイテムを選びました」。「去年購入したチェック柄の台形スカート! 妊娠中にも履いていたお気に入りのひとつです。冬らしい季節感のあるチェック。黒のプルオーバーは、先日購入したHK WORKS LONDONです。シンプルなのでどんなコーデにも合う。バッグはフルラのメトロポリス風。こっくりと深めの赤で、コーデの差し色に」。「カラータイツもしまむらです。カラバリ豊富で280円っ! 今回はダークグレーを履きました。十分な厚さの80デニールで、冬でもOK。ショートブーツはハリスツイード。去年購入して、かなりの頻度で履いていますが、しっかりとした作りで痛みが目立ってないです。最近ではハリスのムートンブーツが大量入荷。ムートンもあたたかくてカジュアルに履けるし、何より楽ちんなのが魅力的」。■グレンチェック×ファーで最旬コーデ「全身しまむらでトータル9200円コーデでした。トレンドのグレンチェック×ファーで最旬コーデです。あったかいふわふわファーがアクセント! 40%オフの時期に購入したので、実際は1500円→900円でゲットできました。袖が2wayで使い分けられるのがポイント。ファーが付いていてこのお値段は嬉しいですね」。「こっくりと深みのあるレッドのスカートは、HK WORKS LONDON(コシノヒロコ×しまむら)。イレヘムスカートで綺麗なラインが出るのでお気に入りです」。「バケツバッグはSNSでも大人気アイテム。売り切れてしまった店舗でもまた見かけた上に、他の色、デザインも揃っていたので再販したのかなーと思われます」。■しまむらコーデ 新作もてシャギーで! ゆるふわニットコーデ「全身しまむらで6800円コーデでした。しまむらチラシに載っている、ゆうこす着用もてシャギーを着ました。濃いめのピンクとってもかわいい~。見た目も肌触りもふわふわ。着心地が良くて暖かいです。これからの季節にぴったり。夫からのウケも良く、まさにモテ! カラー、素材と甘めのデザインなので、パンツを履いて少し落ち着いた感じにしました」。「バッグは刺繍の入ったショルダー紐がかわいい。タッセルもアクセントです。オフホワイトで通年使えるデザイン。パンプスにはファーとパールが付いています。ローヒールなので安定感があり歩きやすい。シンプルなコーデなので、バッグやシューズは凝ったデザインを選びました。どんどん寒くなってきたので、ファーアイテムに惹かれます」。“ふわもこ”の甘めアイテムにしまりんごさんが合わせているのは、シンプルかつタイトなシルエットのもので、落ち着きをプラスしてくれています。逆に小物は作りが凝ったものや、差し色となるような色味で選んでバランスを調整。結果、トップスだけ見れば“かわいい”系ですが、コーデ全体として見れば小技が効いた大人の女性らしいコーデになっています。ママになっても“かわいい”アイテムを取り入れたい――。そんなママたちのオシャレ心を掴むコーデが、しまりんごさん人気の秘密と言えそうですね。「しまりんごの毎日しまむらコーデ」ブログは、毎日更新中。■しまりんごさんプロフィールしまむらのアイテムを使ったコーデが人気のAmeba公式トップブロガー。ブログではしまむらの商品をパトロールする通称"しまパト"で見つけたアイテムの特徴や在庫状況などを含めてレポート。「10代~20代ファッション」ジャンルではランキング1位の常連。
2017年11月03日文学座80周年記念文学座公演『鼻』が10月21日(土)から上演される。公演について、出演者で文学座代表の江守徹、渡辺徹、演出を務める鵜山仁、そして脚本の別役実に話を聞いた。文学座公演『鼻』チケット情報本作は、1994年に文学座の俳優・三津田健のために書き下ろされた別役の戯曲。文学座の記念碑的作品でもあるフランスの戯曲『シラノ・ド・ベルジュラック』(以下、『シラノ』)で主人公・シラノを演じ続け“シラノ俳優”とも言われた三津田の作品への深い愛がベースになっている。今回が2度目の上演となり、シラノを暗示する“男四”は、1983年と2006年にシラノを演じた江守が務める。久しぶりの『鼻』上演について別役は「嬉しかった。やっぱり文学座には『シラノ』とか『女の一生』とか、文学座にしかできないよというようなニュアンスを持った作品があって。自分たちの主流も自覚していらっしゃいますから。そういう意味で、ほかとはちょっと違った感動があるんです」。そんな本作への出演に江守は「『AとB』(1965年)を観てから、別役さんの作品に出たいなとずっと思ってたんだけど、機会がなくて。それが今回80周年ということで『鼻』をやらないかと話がきて、僕は『シラノ』が芝居の中で一番好きな作品のひとつですし、それはいいや!と今日(稽古初日)を迎えました。別役さんの目の前で読み合わせをしたのは、僕にとっても非常にありがたいことで。今日は記念すべき日ですよ」と特別な想いを語る。渡辺が「別役さんの作品には、“人間は一生懸命でみっともないほど愛らしい”というようなものがいつもどこかにあって。俳優としてそういう芝居をやっていけたらという指針にもなっています。それに笑えるし、面白い。若いときに友達を別役作品に誘うと、深く落ち込んで帰るやつもいれば面白いって笑って帰るやつもいて。そのくらい懐が深いんですよね」と話すと別役も「別役の芝居はね、教訓がないんです(笑)。ただ僕は“笑う”っていうのは演劇鑑賞においてものすごく重要なことだと思う。笑うことによって感性が解放されますからね。芝居で笑わせなくちゃいけないということについては割と使命感を感じております」と明かした。鵜山は、今この座組で『鼻』を上演することについて「僕も文学座には40年いるので、徹くんとも徹さんとも10年、20年というスパンで重なっていて。どこか一緒の船に乗っている感じがあるんですよ。『鼻』は、そういうことが書いてある本のようにも思える。同じ病院(物語の舞台)にずっといるというか、追い出されそこなっているっていう。別役さんはいじわるだからそういうことを書いてらっしゃる気がするんですけど(笑)。ぴったりした関係でぴったりした本でやらせていただける気がします」。『鼻』は10月21日(土)から30日(月)まで 東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAにて上演後、大阪を巡演。
2017年10月20日UGG(アグ)から新作スニーカー「リッチ(RICCI)」が登場。2017年7月5日(水)より発売される。「リッチ」はUGGのアイコンであるもこもこ感を、ブーツではなくスリッポンタイプのスニーカーに取り入れた一足。アッパー全体をシープスキンファーの風合いをもつフェイクファーで覆い、ラムスエードで縁取った。またインソールには、クッション性に優れたPoronパッドが採用されているため、履き心地が抜群だ。カラーはベイビーピンクやベイビーブルー、ナチュラルといった柔らかい色合いに加え、何にでも合わせやすいブラックの計4色で登場する。一足早く秋冬ファッションを先取りしてみては。【詳細】リッチ発売日:2017年7月5日(水)価格:14,000円+税取り扱い:UGG直営店、一部の正規取扱店、公式サイト【問い合わせ先】UGG Deckers JapanTEL:0120-710-844
2017年07月02日1989年にスタジオジブリでアニメーション映画化され、大ヒットしたことで知られる『魔女の宅急便』。児童文学作家・角野栄子氏の原作をもとに、3年前には実写映画化。昨年にはブロードウェイに並ぶ演劇の聖地、イギリスのウエストエンドで舞台化されるなど、その人気はますます広がりを見せている。ミュージカル『魔女の宅急便』は、注目の17歳・上白石萌歌を主人公のキキに据え、若手制作陣で贈るフレッシュな舞台。ミュージカル『魔女の宅急便』チケット情報魔女のキキ(上白石)は、父オキノ(横山だいすけ・中井智彦/Wキャスト)と母コキリ(岩崎ひろみ)と暮らす女の子。“13歳になったら独り立ちする”という魔女のしきたりにのっとり、黒猫のジジと一緒に空飛ぶほうきで旅へ出る。偶然降り立った町コリコで、飛ぶ機械づくりに熱中するトンボ(阿部顕嵐)に出会ったキキ。パン屋の夫婦で出産間近のおソノ(白羽ゆり)とフクオ(藤原一裕・なだぎ武/Wキャスト)に見守られながら、新生活をスタートさせるのだが……。キキ役の上白石は、愛らしい顔立ちにキキの服装がピタリとはまり、物語から抜け出してきたような立ち姿だ。紅茶のCMでも話題になった透き通るような歌声が、繊細ながら耳なじみのよいメロディ(作曲・音楽監督は小島良太)に重なり、一気に物語の世界観を形づくる。トンボ役の阿部は“飛行オタク”ゆえに最初はキキを怒らせるものの、その純粋さで次第に親しくなる少年を好演。さらにコキリ役・岩崎の芯の強さ、おソノ役・白羽の明るいたくましさが物語に厚みをもたらした。ゲネプロでのオキノ役・横山は少しとぼけたお父さん像がほほえましく、NHK教育テレビ『おかあさんといっしょ』で人気を集めた温かい歌声はここでも健在。終始無言というフクオ役を、静かな眼差しと茶目っ気のある表情で演じた藤原も印象に残った。ゲネプロ後の囲み会見では、「舞台に立ってみて、キキとしての気持ちがつながりました」と初々しく語った上白石。阿部も「共演の方から(演技の)いろんなことを盗んでいます」と話すと、「萌歌ちゃんと顕嵐くんの芝居がどんどん変わっているのが分かるので、見てキュンキュンしています」と白羽が言い、ベテラン陣がうなずくひと幕も。一方、横山が「お父さんとして、キキちゃんや奥さんを感じて演技をするようにしています」と話すと、岩崎も「普段から色々お話ししていますよね」と返すなど、役づくりの一端も明かされた。また、稽古中に実生活でも第1子のパパとなった藤原が「役づくりの苦労はなかったです」と言うと、キャストたちから思わず笑いが。温かな舞台そのままの会見となった。東京公演は終了。大阪公演は8月31日(木)から9月3日(日)まで梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて。取材・文:佐藤さくら
2017年06月07日