「non-no」専属モデルで、8代目ゼクシィガールを務めた若手女優の注目株・新木優子が、就活を控えるゆとり世代の大学生として主演する『インターン!』が、今秋公開されることが決定。共演に、同じく「non-no」モデルとして活動する岡本杏理をはじめ、鈴木友菜、泉はるといった若手女優陣に、「仮面ライダー鎧武」で人気を得た佐野岳と青木玄徳、モデルの栗原類、ベテランの風間トオルらが集結する。大学三年生の川倉晴香(新木優子)は、親友の浜崎真希(岡本杏理)に誘われて、ワークスアプリケーションズ(WAP)のインターンシップ説明会に行く。代表取締役CEOの牧野正幸(風間トオル)の講演を聞くもののあきらめようとした晴香を、真希は無理やりエントリーシートを彼女に提出させる。そんな春香は、帰りがけに車にはねられそうになったが、それを助けようとしたのは牧野だった。目を覚ました牧野は、病院の集中治療室で横たわっている自分自身を見て驚くが、そこに現れたのは、死神(佐野岳)と名乗る若い男。死神曰く、交通事故で死ぬ運命だった晴香を助けたことで、牧野が死ぬ運命に変わってしまったと説明する。死神は、2人とも助かるには、晴香の未来を変えることだと言う。彼女がインターンで成績優秀者となって入社パスを手に入れれば、未来を変えることができると思いついた牧野は、友人の真希に憑依し、晴香のインターンをサポートしていくことにーー。8代目ゼクシィガールとして注目を集め、『家族ごっこ』『風のたより』『僕らのごはんは明日で待ってる』など出演作が続く次世代の若手女優、新木さんが、自分自身を変えるためにインターンシップの難関に挑む大学三年生のヒロインを演じる本作。近年、会社で実際に取り入れられている、大学生向けのビジネス実践型プログラムとして仕事を体験する“インターンシップ”制度をテーマに、ゆとり世代であり、優柔不断で自信のないヒロインが、実在のワークスアプリケーションズのインターンにチャレンジしていく中で、自分の可能性に気づきながら成長していく物語となっている。劇中で登場する就活生たちと同世代の新木さんが、リアルにインターンに取り組む姿は必見。また、就活ものという堅い内容を、死神が登場するファンタジーさも取り入れて、飽きさせないストーリー展開に。『怪談新耳袋劇場版』や「ケータイ刑事」シリーズ、また「わたしを離さないで」「表参道高校合唱部!」などTBSのヒットドラマを数々手がけた吉田秋生がメガホンを取ることにも注目だ。<主演・新木優子コメント>初主演作『風のたより』から、こんなにも早くまた機会をいただけてすごくありがたいことですし、とても嬉しかったです。前作よりも成長していないと、という違ったプレッシャーがありましたが、 今作では″焦らない”ということを意識することで前よりもスムーズに役に入ることができました。私自身この3月まで大学生だったので、友達がインターンを受けているのを見て応援していましたが、どうしても自分に置き換えることができなくて…。でも今回の役を通して企業のインターンを体験することができ、少しですが社会人としての一歩を踏み出せたかなと思います。10代からお仕事をさせていただいていたとはいえ、学生を卒業して社会人1年目なので気持ちを改めて仕事に向き合っていきたいと思いました。<出演・岡本杏理コメント>真希という役を演じながらも、本編でのほとんどが、牧野という男性に憑依されてしまった真希として演じています。いままで1人の人物として生きるお芝居しかしたことがなかったので、台本を読んでびっくりしました。やりがいのある役だなと思って、嬉しい気持ちとやる気が溢れてきました。小さな仕草や脚の開き方など男性の特徴を勉強することから始め、映画では晴香を信用していく過程、憑依した牧野自身の成長などがうまく観た方に伝わればいいなと思っています。大学生という、人生の大きな決断をする時期。様々な葛藤があったり、迷いや不安があると思います。そんなことをリアルに表現し、全ての人物が少しづつだけど成長していく。『インターン!』は観た後にはよしっ!頑張ろう!と誰もが思える作品になったと思います。ぜひ楽しみにお待ちください。『インターン!』は今秋、シネ・リーブル池袋、シネ・リーブル梅田ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月10日九州・福岡を拠点に活動するアイドルグループ・LinQ(リンク)の新木さくら(19)が16日、東京・シネマート新宿で初主演映画『みんな好いとうと♪』の初日舞台あいさつを行い、義援金を募った。この日は、新木のほか、メガホンを取った宝来忠昭監督と共演の俳優・津田寛治も参加した。LinQは「Love in 九州」の頭文字。「アイドル活動を通じて色々な人やもの、地域や国などを繋ぐ事の出来るグループに、そして『笑顔の架け橋』になれるように」(公式サイトより)の思いで命名され、2011年4月にデビューした。本作が初主演となる新木は、「LinQ29名のメンバーの中で主演に選ばれ、プレッシャーはすごかったです」と打ち明け、「しかし、期待に応えなくてはいけないと思い、撮影を頑張らせていただきました」と振り返った。映画では、解散危機を通して、メンバーの日常や葛藤などの青春模様が描かれる。また、4月14日に発生した熊本地震の被害状況に胸を痛め、「大きな地震が起き、被害に遭われた皆様へ心よりお見舞い申し上げます」とメッセージ。300人が詰めかけた満席の会場で、募金箱を手に呼びかけた。募金箱は同作の公開中、シネマート新宿内に設置され、後日、製作委員会を通して九州に送られるという。LinQは、17日に5周年ライブの開催を予定していたが16日、公式サイトを通じて見送ることを発表。「被災地にお住まいの方は、大変な状況にあると報道されておりますが、今後の余震、二次災害等十分にご注意ください」とコメントしている。
2016年04月16日ファクトタム(FACTOTUM)を始動して以来、コレクション制作に臨むにあたり、必ず旅に出てきたという有働幸司。実際に見て、触れた歴史とその歴史を紡ぐ人々はモノづくりにリアリティを生んだ。10年におよぶ世界放浪の中で、もっとも価値観をゆさぶったのがアジア3カ国だったという。ーー最近ではインド、チベット、ネパールとアジア3カ国をまわられた旅も印象深かったと伺っています。完成される前の国はエネルギッシュです。街も人も。圧倒的だったのは、宗教という存在。年端もいかない子どもたちが何年もかけて巡礼の旅をする“チベット仏教の聖地”といわれるジョカン、火葬して、遺灰をそのまま流すガンジス川…。日本では決してお目にかかれないものばかりであり、やはり見ると聞くでは大違いです。カメラマンやグラフィックデザイナーなどファクトタムのクリエーター・チームと動いたので事なきを得ましたが、ひとりだったらあの強烈な磁力に搦めとられていたかも知れない。ネパールでは帰国直前に高熱が出て、点滴を打って搭乗、成田から病院へ直行しました。ーーそのネパールではちょっとした出会いもあったとか。ええ。ガイドの方が自分の家はすぐ近くだから夕食に招待してやるって。ガイドには5人の子どもがいて、兄弟の家族も祖父母も一緒に暮らしている大家族です。電気が通っていないどころか、水道もない。皆に囲まれて手掴みで食べたカレーは忘れられません。ーー旅で得たものはどのようにコレクションに反映されるのでしょうか。ケースバイケースですが、そこで見聞きしたトライバルな柄や色合いは積極的に採り入れるようにしています。インド刺繍のコレクションは現地で作ってもらいました。それら現地で吸収したものをスポーツやロックなどリアルなスタイルに落とし込みます。ーー旅は昔からお好きだったんでしょうか?面白さに目覚めたのは卒業旅行でロンドンに行ってからですね。メインはパリで、ユーロスターで日帰りする慌ただしいものでしたが、訪れた瞬間、住んでみたいと思いました。スケートボードやブリティッシュポップ…多大なる影響を受けたストリートカルチャーの原点がそこにあったんです。いったんはビームス(BEAMS)へ入社するものの、ロンドンへの思いは断ち切りがたく、たった1年で退職してしまった。念願叶って暮らし始めると、カムデンやポートベローのフリマで古着を買いまくり、レコードも漁りまくりました。最低でも1年のつもりでいたんですが、おかげで半年で資金が尽きた(笑)。ーーこの秋冬のコレクションからは日本がテーマになるそうですね。フィンランドを旅したときに20世紀を代表する建築家、アルバ・アールトが日本の長屋や食器棚にインスパイアされていると知って、改めて自分が生まれ育った国ってすごいなぁという気づきがあって。第1弾として村上春樹の小説『羊をめぐる冒険』の舞台になった北海道の美深町へ行きました。ストレートにウールを料理しつつ、アイヌの文様も採り入れました。1/2に戻る。
2015年08月30日旅をしない音楽家は不幸だ、とモーツァルトが言ったように、日常の喧騒から解放してくれる旅は、クリエーションにおいてもまたとない栄養になる。それは、海外でもその名を知られるファクトタム(FACTOTUM)のデザイナー、有働幸司がコレクション制作を前に欠かさず世界をさすらう事実からも明らかだ。ーーブランド立ち上げ当初より旅をテーマにしてきたファクトタム。その狙いを教えていただけますか。ラウンジリザード(LOUNGE LIZARD/友人とともに立ち上げたブランド)の頃は徒手空拳でリアルクローズを追求しました。自らの経験値が問われる点でやりがいのあるアプローチでしたが、改めて、旅とはモノづくりに深みを出してくれる行為だと思っています。街を歩けばありのままの文化に接することができ、それがそのまま新たな引き出しになりますから。ーーどのように訪れる街を選ばれるのですか。まずはコンセプトを決めます。好きな映画や小説、アーティスト、あるいは時代感など、それはその時々でさまざまです。で、そのコンセプトにふさわしいエリアを抽出します。ーー滞在中はどのように過ごされるのでしょうか。真っ先にジョギングをします。ナローなブリティッシュをベースにしている以上、作り手が太ることは許されないってところから始まっているんですが(笑)、街を肌で感じるのにいい。僕が目安としている10キロは、その街のだいたいの雰囲気がわかる距離なんです。あとはキーとなる人に会ったり、文献や歴史的建造物、史跡を渉猟したり…といった具合です。一回の滞在は短くて一週間、長いときは半月以上ですね。ーー印象に残っている旅は?映画『スウェーディッシュ・ラブ・ストーリー』のロイ・アンダーソン監督に会いにスウェーデンまで行ったことです(その作品は第20回ベルリン国際映画祭でインターフィルム賞など4つの賞を獲得した)。初めは断られたんですが、運良く新作ができあがったタイミングで機嫌が良かったんでしょう(笑)。粘ったらOKに。そして、なんと身内のみを集めた試写会に招かれたんです。ーーそれは貴重な体験でしたね。そこで僕はかねてから知りたかったひとつの質問をします。「『スウェーディッシュ・ラブ・ストーリー』にはライダース・ジャケットが出てくるが、あのモチーフは何か?」と。てっきりニューシネマあたりかと思ったら、イギリスの古き良き時代にインスパイアされたということでした。そのシーズンはルイスレザーに範をとったライダースを作りました。-後編はアジアの国々を旅して感じたことや旅に目覚めたきっかけについて。2/2に続く。
2015年08月30日注目のイットガールが登場する新連載。第4回のゲストは、『ゼクシィ』の8代目CMガールに抜擢された注目の美女、新木優子さん。「ウェディングドレスはやっぱり特別。撮影では『おめでとう』なんて声をかけられて、花嫁気分を味わえました。一瞬に魂を込めるモデルと、声や仕草も含め全身で表現する演技の仕事は、私にとって全く別のもの。それぞれ違う魅力があるから、両方頑張りたいです」仕事に励む一方、大学生としての顔も持つ。「両立は大変ですが、充実しています。息抜きは、女子旅!近場の温泉が多いですが、海外にも行きたいな」◇ホワイトコーデが最近のお気に入り。「シーズンごとにハマる色があって。今は気付くと白ばかり着ています」◇オフの日は映画観賞が定番。「ミステリーからコメディまで。最近は『ソロモンの偽証』がよかった!」◇テイラー・スウィフトの公演に大興奮!「歌声、ルックス、すべてが最高!エネルギーをもらえるライブでした」◇あらき・ゆうこ1993年生まれ。小学生の頃にスカウトされて芸能界へ。CMに多数出演するほか、雑誌『non-no』の専属モデルとしても活動中。出演映画『家族ごっこ』が今夏公開予定。※『anan』2015年6月3日より。写真・土佐麻理子スタイリスト・高野夏季ヘア&メイク・今村友美(roraima)文・間宮寧子
2015年05月27日