IDC Japanは3月17日、国内ITユーザー企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)の取り組みに関する成熟度の調査結果を発表した。これによると、国内ユーザー企業の約半数が5段階中下から2番目のレベル2(限定的導入)にあることがわかったという。同社は、DXを「企業が第3のプラットフォーム技術を利用し、新しい製品やサービス、新しいビジネスモデル、新しい関係を通じて、価値を創出し、競争上の優位性を確立すること」と定義している。今回、こうしたデジタル技術活用による企業のビジネス変革の可能性について、「リーダーシップ変革」「オムニエクスペリエンス変革」「ワークソース変革」「運用モデル変革」「情報変革」の5点から調査。DXを推進する従業員1000人以上の企業に所属する、経営戦略の意思決定を承認する部長職以上にある243人に対してWebアンケートを実施した。成熟度の評価は、IDCが開発した手法「IDC MaturiyScape」を基に行われた。IDC MaturiyScapeは、特定のIT環境について、まったく導入していない場合をレベル0(未導入)とし、導入後のユーザー企業の成熟度を、レベル1(個人依存)、レベル2(限定的導入)、レベル3(標準基盤化)、レベル4(定量的管理)、レベル5(継続的革新)までの5段階で評価する。調査の結果、国内ユーザー企業においては、レベル1の成熟度を持つ企業が17.2%、レベル2が45.6%、レベル3が28.7%、レベル4が7.2%、レベル5が1.3%であることが判明した。この結果について、同社は「国内ユーザー企業では、運用モデル変革などをはじめとして、デジタル技術を用いた変革を推進しているが、まだ企業の中での一部分の導入にとどまっており、レベル3が相対的に多い米国と比べると、全社的な取り組みが遅れている傾向」と分析している。ITスペンディンググループマネージャーの廣瀬弥生氏は「ユーザー企業には、DXの取り組みを全社的な動きにつなげるために、CEOによるDXビジョンを明確にしたリーダーシップが求められる」とコメントしている。
2016年03月17日電通は3月16日The Tetris Companyと、TETRISの日本国内における商品化および広告利用に関するライセンス契約を締結したと発表した。これにより電通は今後3年間、国内唯一の代理店として、TETRISゲームの商品化権と広告利用権を活用したスポンサーセールスを行っていくという。TETRISの商品化権や広告利用権を活用したプロモーション活動においては、アパレル、飲料、食品、玩具、文房具、キッチン用品などが想定され、景品類などへの利用ニーズも高いと予測しているという。TETRISは50以上の言語でリリースされ、185カ国以上でプレーされており、米国、カナダ、フランス、英国、オランダ、ドイツ、スペイン、オーストラリア、ニュージーランドなどの大きな市場で展開しているという。海外では「TETRISはポップ」「TETRISはクール」というイメージが出来上がっており、日本においても同様に、TETRISのデザイン性をクールに、そしてファッショナブルに見せる展開を行っていくという。電通では、そうしたブランドイメージの醸成に向けて、感度の高い20代後半から40代の男女へのコミュニケーションが鍵を握ると考えており、例えば、TETRISのBGMを活用したDJイベント、TETRISカクテルが楽しめるTETRISバーなどの企画を検討していく。
2016年03月16日4月16日(土)、東京・ベルサール渋谷ファーストで開催されるイベント「ぴあ日本酒フェスティバル2016春酒祭(はるざけまつり)」に俳優の松風雅也がスペシャルゲストとして参加することが決まった。松風はイベント参加に伴い、以下のコメントを寄せている。「ぴあ日本酒フェスティバル2016春酒祭」チケット情報■松風雅也 コメント日本酒はまさに日本の文化です!日本酒の素晴らしさは他にも心当たりはありますが、近くにありすぎると、そのモノの素晴らしさに慣れてしまい、気がつかないんですよね。素晴らしいお米と美しい水と自然の力でできる日本酒。日本に居たらこれを楽しまなきゃソンですよ。長くお酒を飲んできましたが、お酒に関わるお仕事は生まれて初めてです!厳選の酒造が一堂に会する夢のような場所、皆さんとの距離も近いとのことですので一緒に楽しみたいと思います!「ぴあ日本酒フェスティバル」は全国から選りすぐられた蔵元が多数参加する日本酒試飲イベント。昨年より春秋2度にわたって催され、これが3度目の開催。今回は43の蔵元が参加し「蔵元オススメの全国うまい!おつまみ大集合!!ベストペアリングはこれだ!!!」と題して、おすすめのおつまみとともに全国の銘酒を利き酒する。4月15日(金)には前夜祭「蔵元と語る日本酒女子会」も併催。参加者30名限定で蔵元を招いた女子会を開催する。前夜祭、本祭、ともにチケット発売中。■ぴあ日本酒フェスティバル2016春酒祭(はるざけまつり)~蔵元オススメの全国うまい!おつまみ大集合!!ベストペアリングはこれだ!!!~日時:4月16日(土)《第一部》13:00~《第二部》16:00~会場:ベルサール渋谷ファースト 2F HALL[司会]レイチェル・チャン [ゲスト]松風雅也 [出演]チャッキーズ∞インフィニティ※場内は写真撮影もOKです(ただし、ツーショット撮影やイベント進行を妨げる行為はご遠慮ください)■「ぴあ日本酒フェスティバル2016春酒祭(はるざけまつり)前夜祭」~蔵元と語る日本酒女子会~日時:4月15日(金)19:00 開演(18:30 開場)会場:ベルサール渋谷ファースト3F ぴあ株式会社プレゼンルーム
2016年03月11日4月16日(土)、東京・ベルサール渋谷ファーストで開催されるイベント「ぴあ日本酒フェスティバル2016春酒祭(はるざけまつり)」に俳優の松風雅也がスペシャルゲストとして参加することが決まった。松風はイベント参加に伴い、以下のコメントを寄せている。「ぴあ日本酒フェスティバル2016春酒祭」チケット情報■松風雅也 コメント日本酒はまさに日本の文化です!日本酒の素晴らしさは他にも心当たりはありますが、近くにありすぎると、そのモノの素晴らしさに慣れてしまい、気がつかないんですよね。素晴らしいお米と美しい水と自然の力でできる日本酒。日本に居たらこれを楽しまなきゃソンですよ。長くお酒を飲んできましたが、お酒に関わるお仕事は生まれて初めてです!厳選の酒造が一堂に会する夢のような場所、皆さんとの距離も近いとのことですので一緒に楽しみたいと思います!「ぴあ日本酒フェスティバル」は全国から選りすぐられた蔵元が多数参加する日本酒試飲イベント。昨年より春秋2度にわたって催され、これが3度目の開催。今回は43の蔵元が参加し「蔵元オススメの全国うまい!おつまみ大集合!!ベストペアリングはこれだ!!!」と題して、おすすめのおつまみとともに全国の銘酒を利き酒する。4月15日(金)には前夜祭「蔵元と語る日本酒女子会」も併催。参加者30名限定で蔵元を招いた女子会を開催する。前夜祭、本祭、ともにチケット発売中。■ぴあ日本酒フェスティバル2016春酒祭(はるざけまつり)~蔵元オススメの全国うまい!おつまみ大集合!!ベストペアリングはこれだ!!!~日時:4月16日(土)《第一部》13:00~《第二部》16:00~会場:ベルサール渋谷ファースト 2F HALL[司会]レイチェル・チャン [ゲスト]松風雅也 [出演]チャッキーズ∞インフィニティ※場内は写真撮影もOKです(ただし、ツーショット撮影やイベント進行を妨げる行為はご遠慮ください)■「ぴあ日本酒フェスティバル2016春酒祭(はるざけまつり)前夜祭」~蔵元と語る日本酒女子会~日時:4月15日(金)19:00 開演(18:30 開場)会場:ベルサール渋谷ファースト3F ぴあ株式会社プレゼンルーム
2016年03月11日NVIDIAは1日、組み込み開発キット「Jetson」シリーズの新モデル「Jetson TX1」を日本国内でも提供すると発表した。法人向けは菱洋エレクトロ、個人向けにはオリオスペックが取り扱う。オリオスペックのWebサイトによると、Jetson TX1の開発キットは4月8日発売予定で価格は税込93,798円。「Jetson TX1」は、Maxwellをベースとした256基のCUDAコアと、64bitに対応したARM A57搭載した組み込み向けモジュール。産業用機器やロボット、ドローン、スマート家電などをターゲットとして開発されている。前世代の「Jetson TK1」から、CPUとGPUを刷新したほか、メモリは4GB LPDDR4に強化された。また、IEEE 802.11acやBluetoothなどの無線ネットワークのサポートも追加されている。このほか、4Kビデオのエンコードおよびデコードに対応する。OpenGL 4.5、OpenGL ES 3.1、Vulkanといった最新のグラフィックスAPIやCUDA 7.0をサポート。開発者向けのSDKとして、CUDAを用いた機械学習のライブラリ「cuDNN」や、コンピュータビジョン用のライブラリとフレームワーク「VisionWorks」といったツール群を提供する。Jetson TX1はモジュール単体に加えて、開発ボードやACアダプタ、電源コード、USBケーブル、クイックスタートガイドを含んだ開発キットを用意。開発キットは3月中旬から提供を開始するが、モジュール単体は2016年上半期中の提供となる。なお、法人向けを取り扱う菱洋エレクトロでは、開発キットだけではなく、オムロン直方製キャリアボードと組み合わせての提供も行うという。
2016年03月01日Googleは18日、メディアストリーミング端末「Chromecast」の第2世代モデルを日本国内で販売すると発表した。19日にGoogleストアや家電量販店などで発売する。価格は税込4,980円。KDDIが運営する「au WALLET Market powered by LUXA」では、「Chromecast」とビデオパス(90日間)のセットを特別価格で販売するキャンペーンを実施する。Chromecastは、テレビやディスプレイのHDMI端子に接続し、YouTubeやNetflix、Google Play ムービー、dアニメ、dTVなどのコンテンツを再生する端末。映像や音楽だけでなく、ゲームプレイも可能となっている。前世代ではスティック型だった形状を丸型に変更、さらに接続用のHDMIケーブルを本体に直付けした。これにより、HDMI端子に接続したとき、出っ張らずに取り付けられるほか、ほかのポートと干渉しにくくなった。また、2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nに加えて、5GHz帯のIEEE802.11ac対応無線LANを新たにサポートし、高品質の映像をこれまでよりも高速の読み込みで視聴できるという。Chromecastの操作は、スマートフォン、タブレット、PCから行う。操作デバイス側の対応OSはWindows 7以降、Mac OS X 10.7以降、Android 4.1以降、iOS 7.0以降。なお、第2世代「Choromecast」の発売に合わせて、スマートフォン用のChromecastアプリもアップデートされた。コンテンツのジャンル別表示やレコメンドに対応する。電源はACアダプタで、本体のmicroUSBポートにつないて使用する。画面出力は最大1080p。カラーはインディゴ/ブラック、レモネード、コーラルの3色で、レモネードとコーラルはGoogleストア限定で販売する。本体サイズはW51.9×D51.9×H13.49mm、重量は39.1g。電源ケーブル長は1.75m。
2016年02月18日Big Mountain Music Festival著者撮影毎週タイ国内のあちこちで開催されている音楽イベント。最近では同じ日にいくつものイベントが重なってしまって、どちらに行くか迷うこともしばしばです。特に旅行で来ていて時間が限られている場合は、絶対に外さない方を選びたいものですよね。そこで今回は、毎回クオリティの高い音楽イベントを作り出しているイベントオーガナイザーを紹介します。出演するミュージシャンが同じでも、そのイベントを演出する人が違えば盛り上がり方も段違いに変わります。今回紹介するイベント・オーガナイザーのロゴがイベントのポスターやフライヤーにあったら、それは「外さない」イベントの目印だと思ってください。がっかりさせることはまずありません!いま最もアツいイベントチームZAAPコンサート・イベントだけではなく、海外からDJを招いたEDMイベントやマーケット・イベントなど、幅広くイベントを手掛けて、しかもどれも大成功させているイベント・オーガナイザー集団がこの「ZAAP」(セープ)。彼らのプロデュースするイベントは、豪華な出演陣なのにチケット料金も手頃なことが多く、あっという間にソールドアウトになってしまうこともしばしば。ZAAPがプロデュースしたイベント「Sangsom MoveaBar」著者撮影ZAAPのイベントの中でも一番の人気を誇るのが「Single Festival」です。これはシングル=独り者のためのフェスで、「音楽を楽しみながら、異性とも知り合っちゃおう」というのがコンセプト。会場では「恋人がいる人は白い服、いない人は黒い服」といったように、毎回「独り者」が分かるためのドレスコードを設定していたり、女性の方がチケットが安くなっていたりします。現在はバンコクだけでなくタイ国内各都市で開催中で、ほぼ毎回チケットが売り切れてしまいます。ZAAP Facebookページ大規模イベントならお手の物BMMFもここ!GAYRAYタイ最大手のレコード会社GMM Grammyに所属するイベント・オーガナイズ集団がこの「GAYRAY」(ゲーレー)。タイ国内最大の野外音楽フェスである「Big Mountain Music Festival」(BMMF)の制作チームになります。Big Mountain Music Festival著者撮影大手レコード会社内のチームだけあって、GMM Grammyに所属する人気アーティストが多数出演するような大規模イベントを手掛けることが多く、今年2月にはアコースティックに特化した新たな野外音楽イベント「ナンレン・フェスティバル」を初開催する予定。過去にはタイガービールが主催する音楽&アートイベントシリーズ「Tigar Translate」の制作を担当し、海外の注目バンドによるライブイベントも多数行っています。GAYRAYオフィシャルサイト Facebookページ Mountain Music Festivalインディーズ・シーンの最優良メディアfungjaiもともと専門のイベントオーガナイザーではなく、インディーズ音楽に特化した音楽ストリーミング配信サイトとして始まった「fungjai」(ファンジャイ)。CDショップが次々と潰れていくタイ国内においては、音楽を聴く手段としてはデジタル配信が主流になっているのですが、その中にあって「fungjai」は、タイのインディーズ・バンドの曲をファンに手軽に聴いてもらえるサービスとしてオープンしました。が、その後サービスは充実し続けて、単に音楽を配信するだけではなくておすすめのプレイリストを作ったり、ネットラジオやデジタルマガジンを立ち上げたりしているのですが、ついにはデジタル空間からも抜け出て、実際にライブ・イベントをオーガナイズするに至りました。HED SOD 1著者撮影2015年に1回目が開かれた「HED SOD」(ヘット・ソット)は、10年以上活動を休止していた幻のバンド「Death of a salesman」をヘッドライナーに据えて、その時最も話題のバンドを集めて大きな注目に。それ以降1年に2回のペースでの開催が決まりました。第3回の「HED SOD 3」は2月13日開催予定。次回はおそらく5月か6月頃になると思われます。ライブ・イベントに加えて、インディーズで活動するミュージシャンのためのワークショップイベントも継続的に開催中です。今やインディーズ界を支える最重要メディアの一つであり、良質なイベントを送り出す名オーガナイザーの一つにもなりました。fungjaiオフィシャルサイト Facebookページこの3組が制作するイベントなら当たり間違いなし!仮にタイのアーティストについてよく知らなくても、会場で盛り上がっているタイ人に混じって音楽を聴いていれば、きっと楽しめるはずですし、アーティストについて知るきっかけになると思います。(text : fuku)タイエンタ!~音楽・映画でタイをもっと満喫~他の記事を読む>
2016年02月09日米AMDはこのほど、世界初のハードウェア仮想化対応をうたうGPU「FirePro S7150」を発表した。日本国内ではエーキューブが取り扱い、2月下旬ごろの発売を予定する。「マルチユーザーGPUテクノロジー(MxGPU)」を搭載し、最大16ユーザーの同時利用に対応するGPU。複数の仮想マシンからのI/O要求をハードウェアベースで処理することにより、性能を大幅に向上したという。また、高精度/高品質のGPUスケジューリングロジックをユーザーに提供するほか、ハードウェアのメモリ分離ロジックを通じて、ある1つの仮想マシンからほかの仮想マシンへのアクセスを防ぎ、アプリケーションデータの整合性を保持するという。メモリは256bit接続の8GB GDDR5。単精度演算性能は3.77TFLOPS、倍精度演算性能は250GFLOPS。最大消費電力は150W。対応APIはOpenGL 4.4、DirectX 11.1、OpenCL 2.0。対応HypervisorはVMware ESXi 6.0。対応OSはWindows 7 / 8.1、Linux。さらに2基の「FirePro S7150」を搭載した「AMD FirePro S7150×2」も合わせて発表。16GB GDDR5メモリを搭載し、最大32ユーザーまでの同時接続に対応する。単精度演算性能は7.54TFLOPS、倍精度演算性能は500GFLOPS。最大消費電力は275W。
2016年02月03日ファイア・アイは2月1日、ネットバンキングを狙ったマルウェア「URLZone」が日本国内で増えていることを受けて注意喚起を行った。URLZone(別名「Shiotob/Bebloh」)は、ネットバンキングのユーザーを標的としたトロイの木馬で、2009年に初めて発見された。URLZoneが端末に感染すると、金融機関の情報を含む構成ファイルをダウンロードし、Webインジェクションによって、ユーザーの銀行の認証情報を窃取する。攻撃方法には特徴があり、攻撃者は一定の期間、特定の地域を標的としている。また、メールは対象地域の言語で書かれており、アカウント・ドメインもその地域に属したものが使われる。最近は日本のネットバンキングユーザーを標的にしたものが多く、同社の調査では、2015年12月16日、21日に大量のスパムメールが送信されている。メールの内容には複数のパターンがあり、件名は英語と日本語、本文は短い日本語で記述されているものがあった。メールの多くは、日本国内の無償のWebメール・アカウントを送信元としており、ドメインはsoftbank.jpとyahoo.co.jpが大半を占めた。メールには、ZIPファイルが添付されてり、その中にはURLZoneのバイナリを格納していた。バイナリはDOCやJPGを偽装しており、二重拡張子が使用されていた。マルウェアは、プロセスホローイング(正規のプロセスをマルウェア自身に置き換える手法)によって、自身が実行されていることを隠蔽する。コマンドライン・パラメータとして「_section」を追加することで、explorer.exeまたはiexplorer.exeを装うプロセスが、マルウェア本体の子プロセスとして生成される。このプロセスは、一時停止の状態で起動され、エントリポイントに悪意のあるコードが書き込まれる。必要なコードが書き込まれると、一時停止中のプロセスを再開して、悪意あるペイロードを実行する。続いて、偽装したプロセスが64ビットの場合や、ウィンドウがある場合(iexplore.exeを偽装している場合)、このプロセス内で、悪意あるルーチンを実行する。別のパターンは、システム上で実行中の正規のexplorer.exeに自らをインジェクトし、悪意あるルーチンを実行する。マルウェアは端末に感染した後に「コンピュータ名」「OSのメジャー/マイナー・バージョンと、インストール日」「偽装しているプロセスの名前、バージョン、タイムスタンプ」「IPアドレス」「キーボード構成」を取得する。また、Windows Address Book(WAB)内に保存されているメールアドレスを窃取する。その際、まずレジストリ内のwab32.dllとWABファイル名の両方を検索し、次にライブラリを使用してWABファイルを解析し、ランダムに生成されるレジストリキーとレジストリ値、/SOFTWARE//内に情報を保存する。さらに、一般的に使用されているネットワーク接続用プログラムに悪意あるコードをインジェクトさせて、WebやFTPの情報を窃取する。プログラム上で特定の悪意あるルーチンをインジェクトし、ネットワーク・トラフィックの送受信で使用される特定のライブラリをフックする。Internet ExplorerやFirefox、SmartFTPなどのアプリケーションの存在を常に確認し、プロセス名に応じて、特定のフック関数をインジェクトする。FTP/電子メール・アプリケーション(WinSockのフックを実施)の場合、ws2_32.dllから「ws2_32_send」「ws2_32_connect」「ws2_32_close」と3つのAPIをフックする。具体的には、ws2_32_connectに渡されるパラメータに対して、「FTP」と「MAIL」の文字を確認して、FTP/MAILトランザクションを監視する。FTP/MAILサーバのアドレスと接続ハンドルは、このフックによって窃取される。ws2_32_sendフックは、ユーザーの認証情報を窃取するため、「USER」と「PASS」の文字列を確認して、認証リクエストをキャプチャする。WinInetを使用するWebアプリケーションの場合、付録で示されたAPIをフックし、HTTP/Sセッションを監視する。フックによって、マルウェアの構成ファイルで指定された文字列を探す。そして、これらの文字列から金融機関の情報が見つかった場合は、マルウェアは情報をC2サーバに送信する。ドメイン生成アルゴリズム(DGA)が使用されており、最初のシードとなるC2のURLにはマルウェア本体内に暗号文字列としてハードコードされている。ハードコードされたURLと通信が確立しない場合、マルウェアはDGAを使用して適切なURLを見つける。まずgoogle.comに接続してインターネットに接続し、次にSSLv3ハンドシェイクを通じて生成されたURLが証明書に対応しているかを確認する。これは有効なURLが見つかるまで継続して行われる。DGAは、前回使用したURLをシードとして、別のドメイン名を生成する。持続性を保持するために、レジストリ構成を消去する方法がログオフ、再起動、シャットダウンの時に限られる。その際、「WM_QUERYENDSESSION」のウィンドウメッセージを監視するウィンドウプロシージャが用いられる。レジストリの消去は、次のような方法で行われる。まず所定の文字列リストからランダムに生成されたファイル名を使用し、%ProgramFiles%(Windows XPの場合)、%AppData%(Windows Vistaの場合)にコピーを作成する(以下%dropfilepath%)。次にウィンドウメッセージの監視用にウィンドウプロシージャを登録し、最後にウィンドウプロシージャがシステムに送られるウィンドウメッセージを確認し、悪意のあるルーチンを実行するため、WM_QUERYENDSESSIONのウィンドウメッセージを待機する。また、ランダムなファイル名の生成が行われており、ユニークなアルゴリズムを使用していることもわかった。多くのトロイの木馬は、ドロップされたファイル名に、でたらめな文字列を使うが、URLZoneの場合、ドロップされたファイルの名前の生成には、文字列の配列が使われている。ランダム文字列の生成アルゴリズムにエントロピーを付加するため、RDTSC命令と他の算術演算を組み合わせてランダムバイトを生成するサブルーチンを用意している。URLZoneの攻撃を検知するため、setupapi.dllから事前に計算した文字列のハッシュにより、SetupDi APIを解決する、これらのAPIを使用することで、デバイスの情報を取り出す、取得したデバイス名に「vm」の文字列が含まれているかを確認するといった方法がある。
2016年02月02日さくらインターネットは1月28日、日本国内向け「コンテンツ配信サービス」の提供を開始した。同サービスは、Webサイトだけでなく、オンラインゲームや大容量アプリケーション、動画、広告、画像の配信など、大量のアクセスやトラフィックが集中するコンテンツの配信に適している。同サービスは、同社の計600Gbps以上の大容量バックボーンに直結したコンテンツ配信システムを利用しており、同社の大手町のデータセンターより、高速かつ安定した配信を実現するほか、大容量の回線とサーバの負荷分散を行うことで、突発的なアクセス集中によるウェブサイトの表示速度の低下とサーバダウンを防ぐ。また、同社で用意したストレージにファイルをアップロードするだけで配信が可能となり、新規の設備投資が不要。初期投資や運用コストを抑えつつ、さらに使用した分に応じて課金する安価な従量課金の料金体系で利用できる。HTML、JPEG、PNG、MOV、WMVなどの静的コンテンツが配信可能で、対応プロトコルはHTTP、HTTPS。ストレージ容量は1GBから数百TB。アップロード方法はFTP、SCP、rsync。利用者の独自ドメインやSSLサーバー証明書も利用可能だ。
2016年01月29日元サッカー日本代表の中田英寿が、日本酒の魅力を味わい尽くせる"SAKE"イベント「CRAFT SAKE WEEK(クラフト サケ ウィーク)@六本木ヒルズ屋台村」を2月5日(金)から2月14日(日)までの10日間、六本木ヒルズアリーナで開催する。250以上の酒蔵へ足を運び、日本酒に一家言を持つ中田さんが、日本を代表する酒蔵を日替わりでテーマを変えて10蔵ずつ紹介していく本イベント。当日は100もの酒蔵が参加し、この冬できた搾りたての新酒を味わいながら、酒元の利き酒師などに直接日本酒の楽しみ方などの話を聞くことができる。出展のレストランには、8年連続ミシュランで星を獲得している「ラ・ボンバンス」やジョエル・ロブションの愛弟子、須賀洋介氏のフレンチ「SUGALABO」、予約が取れないおでん屋として知られる「件(くだん)」などが登場し、本イベントのためだけに作るスペシャルメニューを作る。見た目も美しい料理が750円~1500円というリーズナブルな価格で味わえる。来場者には、大正11年から職人の手仕事でひとつひとつ仕上げられている松徳(しょうとく)硝子のグラスと美濃焼のお猪口がプレゼントされ、期間中このグラスを持参すれば、何度でも無料でイベントに参加できる。最近は、スパークリング清酒など女性にも飲みやすい新しいタイプの日本酒も登場するなど、女子の間でも日本酒好きが増えてきている。日本酒好きも、これからもっと日本酒の魅力を知りたいと思っている人も、日本酒の魅力を最高級のお料理とともにオシャレな空間で体験できる本イベントに注目してみてはいかが。参加チケットは、1月18日(月)よりチケット販売サイト「Peatix(ピーティクス)」にて発売中。(text:cinemacafe.net)
2016年01月25日大手ホテルチェーンのハイアット ホテルズ コーポレーションが1月14日(米国時間)、54カ国、240拠点でマルウェア感染被害を受けたと発表した。この中には、日本国内の4拠点も含まれている。ハイアットが公表したのは2015年12月23日と2016年1月14日。これによると、2015年7月30日よりマルウェア感染による被害リスクがあるようだ。特に、2015年8月13日~12月8日については、各ホテル施設内のレストランを中心に、店頭で使われたカード情報への不正アクセスが確認されており、ほかにもスパやゴルフショップ、駐車場、フロントデスクなどに「リスクがある」という。感染していたマルウェアが盗みとっていたデータは「カード所有者名」と「カード番号」「有効期限」「セキュリティコード」の4点で、セキュリティコードも盗み取られていることから、不正利用されるリスクが高い。ただし、これらのデータが暗号化されて保存していたかどうかは不明だ。漏えいしたカード情報の件数については公表されておらず、該当する期間に各ホテルで使用されたクレジットカードについては「リスクがある」という発表にとどまっている。同社は各国・各州政府などに連絡を行い、FBIの操作にも協力している。所在を把握している被害者については、書面で連絡するとしている。なお、同社は米国サイトで被害ホテルのリストを公開しており、その中には「Japan」の項目も用意されている。これによると、ハイアット リージェンシー 箱根 リゾート&スパとハイアット リージェンシー 京都、パークハイアット東京、アンダーズ 東京の4拠点がマルウェアに感染していた。箱根については2015年8月5日から10月14日にマルウェア感染、ほかの3件は8月13日からの感染しており、京都は10月14日、パーク ハイアット 東京とアンダーズ 東京は12月8日までの感染だった。なお、この大規模感染についてトレンドマイクロは、ハイアットの公開資料から「POSマルウェアの可能性が極めて高いのではないか」と指摘。POSマルウェアについては、米Targetのマルウェア感染から認知が広がったものの、「国内における感染例の公表は初めてのこと」(トレンドマイクロ広報部)となる。同社のソリューションでは全世界で多数のPOSマルウェアを検知しており、2014年には8件だった検出例が2015年には46件と飛躍的に増加している。今回、ハイアットが感染したマルウェアの種別は不明だが、今後もPOSを狙うマルウェアが増えていくものとみられる。
2016年01月15日日本ギガバイトは12日、同社製小型ベアボーン「BRIX」の新モデルとして、CPUに"Skylake"こと第6世代Intel Coreプロセッサ搭載モデルを日本国内で販売すると発表した。Core i3-6100U搭載の「GB-BSi3H-6100」、Core i5-6200U搭載の「GB-BSi5H-6200」、Core i7-6500U搭載の搭載の「GB-BSi7H-6500」をそろえ、15日に発売する。店頭予想価格はそれぞれ39,980円前後、52,980円前後、69,980円前後(いずれも税別)。「BRIX」は、メモリとストレージ、OSを追加することで1台のPCとして完成する小型PCベアボーン。今回発表された「GB-BSi3H-6100」「GB-BSi5H-6200」「GB-BSi7H-6500」はいずれも2.5インチストレージの取り付けに対応したモデルで、大容量ストレージを搭載したシステムが構築できる。CPU以外の仕様は共通で、グラフィックスはIntel HD Graphics 520(CPU内蔵)、メモリスロットはDDR3L-1600対応SO-DIMMスロット×2(最大16GB)、ストレージインタフェースはM.2(2280)×1、SATA3×1(2.5インチ対応)。ほか主なインタフェースは、IEEE802.11a/b/g/n/ac + Bluetooth 4.0(Intel Dual Band Wireless-AC 3165)、GigabitEthernet×1(Intel i219V)、USB 3.0×4、HDMI×1、Mini DisplayPort×1、オーディオポートなど。電源は同梱のACアダプタ。本体サイズは、がH46.8×W112.6×D119.4mm。
2016年01月12日伊勢丹新宿本店では、16年1月3日から5日まで、盆栽とモダンインテリアをコラボレーションさせ、日本文化を“新しい価値”として紹介するイベントを同店本館1階ザ・ステージで開催する。「BONSAIを愛でる~進化する日本的室礼(しつらい)~」と題された同イベントでは、江戸時代から続く盆栽園の加藤蔓青園と、モダンなインテリア家具を多く手掛けるタイム アンド スタイル(TIME & STYLE)、伊勢丹新宿店の3社がコラボレーションし、日本古来から受け継がれている日本の美意識とインテリア空間の融合によって生み出される“新たな日本的室礼”が紹介される。加藤蔓青園は、創業160余年、5代にわたる盆栽の老舗で、埼玉県さいたま市旧大宮地区、その名も盆栽町にある盆栽の名家。今回は盆栽をインテリアアイテム「BONSAI」として再解釈し、現代のライフスタイルに調和した空間コーディネートをタイム アンド スタイルのインテリアとともに演出する。会場では現代アートが“掛け軸”と見立てられる。加藤蔓青園の盆栽「五葉松」(税込324万円)の横には、榎本裕一が手掛けた作品「草花」(税込58万3,200円)が“掛け軸”として配されるほか、モダンな空間にもマッチする盆栽「真柏」(税込183万6,000円)なども展開する。会期中は、来店客にBONSAIや日本的室礼をより深く理解してもらうため、加藤蔓青園の五代目・加藤崇寿による説明なども予定しているという。また、尺八の力強くも美しい音色とギターによるセッションライブ(1月4日、5日)も実施される。三越伊勢丹の担当バイヤーは「(今回のイベントでは)単に日本の良さを紹介するだけでなく、その時代の新たな解釈を加えることで、日本が世界に誇る伝統や文化を再認識し、“新たな価値”として発信することに意義があると思う。温故知新の精神を大切にしながら、未来のBONSAIのカタチや美を現代のライフスタイルに調和する形で新提案していきたい」と語っている。
2016年01月01日マルチプラットフォーム向け統合開発環境「Unity」を提供するユニティ・テクノロジーズ・ジャパンは、2016年4月4~5日の2日間にわたりUnityに関する国内最大のカンファレンスイベント「Unite 2016 Tokyo」の開催を発表した。昨年同様、Unity本社からゲームエンジンを開発しているスタッフも来日し、Unityの最新機能やコアユーザー向けのディープな講演も企画しているという。また、ゲーム開発の最前線にいるプログラマーが開発事例や実体験をもとに語る講演や、さまざまな企業、開発現場でのUnity活用方法も語られる予定だ。VR/ARコンテンツの体験やワークショップ、Unityエンジニアに直接意見をぶつけられるラウンドテーブルやUnityなんでも相談所、Unityグッズがゲットできる物販コーナーまで、さまざまな特設エリアが設置される予定。Unite 2016 Tokyoでは、参加者のスキルに応じて、「万人向け」「開発者向け」「上級開発者」など、レベルに合わせた30以上の講演を用意している。なお、詳しい講演内容、講演者情報は2016年3月に公開予定。
2015年12月29日日本マイクロソフトは2015年11月27日~28日の2日間、Windows 10の最新ゲームを楽しむイベント「GAME DAY」を開催する。場所は東京・秋葉原UDXだ。それに先駆けプレス向けにイベントの概要を紹介する説明会を開き、日本マイクロソフト 執行役 コンシューマー&パートナーグループ ゼネラルマネージャーの高橋美波氏は「『Windwos 10でPCゲームを楽しむ』を合言葉に市場を盛り上げたい」と話した。高橋氏はWindows 10の普及が順調であることを示しながら、Windows 10がPCゲームプラットフォームとして最適であると強く語る。具体例として、CPUやGPUの高速化、メモリーやストレージの大容量化によって、4K品質の映像処理が容易になったこと、およびWindows 10のDolbyマルチチャンネルサラウンド対応で没入感の高いゲーム体験を得られる点を挙げつつ、Game DVR機能やDirectX 12といったWindows 10固有の機能を並べた。先ごろリリースした「Windows 10 November Update」にも触れ、「将来的にCortanaがゲームナビゲーターになると面白い」と語っている。日本語版Cortanaは現在"育成中"であり、さすがに高橋氏の意見がすぐ実現するとは考えにくい。だが、Microsoftはアプリケーション側からCortanaをコントロールするAPIを公開するなど積極的な活動を行っており、将来的にCortanaがプレイ中のゲームに対してヒントを教えてくれるような体験もあり得るだろう。さらに高橋氏は"One Windows"で得られるゲーム体験として、「異なるデバイスでも同じゲーム体験を得られるようにしたい」と、ユニバーサルWindowsプラットフォームで広がるPCゲームの可能性についても言及した。現在のPCゲームはWin32アプリケーションが大半だが、Microsoftは自社PCゲーム(Minecraft: Windows 10 Edition Betaや、Pinball FX Windows 10 Editionなど)のユニバーサルWindowsアプリ化を進めているため、こちらは既に実現しつつある。次に登壇した日本マイクロソフト Windows本部 シニアプロダクトマネージャーの春日井良隆氏は、Windows 8とXbox Oneで行ったWindowsカーネルの統合に触れつつ、Windows 10のユニバーサルWindowsプラットフォームをアピールした。続いてXbox Oneで実行中のゲームをWindows 10搭載デバイスでプレイするストリーミング機能を披露し、「家族にテレビを占有されている場合、Windows 10搭載デバイスでゲームを楽しめる」と説明。必要なネットワーク帯域については「フルHDで楽しむ場合、4Mbps程度は必要。だが、解像度をコントロールする設定も用意されているため、快適に楽しめる」と語る。また、操作と表示の遅延については「コンマ何秒の差を求めるゲームタイトルはXbox One本体でのプレイをおすすめするが、一般的なゲームタイトルであれば気にならない程度」だという。Windows 10の「Game DVR(ゲーム録画)」についてもデモンストレーションを披露し、「動画サイトへのプレイ動画アップロードや、視聴して楽しむコミュニティが広がりつつある」と述べながら、Xbox Oneでプレイ中のゲームタイトルをGame DVRで録画して見せた。また、動画をバッファリングし、過去にさかのぼって録画を行う"バックグラウンドで録画"も便利だという。Game DVR機能は15秒から最大10分までさかのぼれるが、PCのパフォーマンスが低い場合はゲームプレイがもたつくなど影響をおよぼす可能性があるため、環境に応じて選択したほうがいいだろう。この他にもMicrosoft Edgeの高パフォーマンスをアピールするため、WebGL SamplesのAquariumやFlight Arcadeをプレイした。特にFlight ArcadeはMicrosoft EdgeのWeb Audio APIやGamePad APIを利用しているため、BGMやアナウンスの個別オン・オフや、Xbox Oneワイヤレスコントローラーによるプレイが可能だという。続いて今回のイベントに協力する各PCベンダーの代表者が登壇した。サードウェーブデジノス 取締役社長の田中基文氏は、自社の「GALLERIA ZI」を「スピーディ、ハイクオリティ、パワフル、チャレンジングという4つのコンセプトで開発した」と説明。Project White 代表取締役の鈴木淳一氏はツクモの「G-GEAR」ブランドについて、「とあるゲーム媒体の顧客満足度を4年連続で最優秀賞を頂いた。特にMiniシリーズは学生や女性の購入比率が高い」とPCゲームに対するニーズの高さを強調した。マウスコンピューター 代表取締役社長の小松永門氏は「G-Tune」シリーズを紹介。「我々は1994年から『PC用途の1つにPCゲームがある』という考えを持ってきた。幅広いラインナップでPCゲーム市場を応援する」と語った。最後のユニットコム 執行役員 販売企画部部長の石田雅人氏は2015年6月からスタートした「LEVEL∞(レベルインフィニティ)」ブランドで「PCゲームを盛り上げる」と述べた。最後に、コーエーテクモゲームスで「三國志13」プロデューサーを務める鈴木亮浩氏も登壇し、Windowsと同じ30周年となる新作「三國志13」を紹介。同社はDirectX 12に注目し、社内では研究開発を行い、PCゲームのクオリティ向上に努めると語った。阿久津良和(Cactus)
2015年11月27日国内で知らない人はまずいない、ファミリーコンピュータやPlayStation。日本は海外にもよく知られたゲームメーカーを輩出した国ですよね。私たちにも身近な存在ですが、海外の方はこのゲーム機をどう感じているでしょうか。日本在住の外国人20名に「日本で売っているゲーム機、どのデザインがかっこいいと思いますか?」と質問してみました。■PlayStation(トルコ/30代前半/女性)■PlayStation(台湾/40代前半/男性)■PlayStationです。(韓国/40代後半/男性)■PlayStation系(マレーシア/30代前半/男性)■PS4(ロシア/20代前半/女性)■PS4(タイ/30代後半/女性)■PS4(中国/20代後半/女性)■PS4(アメリカ/20代後半/男性)■PS3(ペルー/30代前半/男性)■PlayStation3です。(フィリピン/40代前半/女性)■PlayStation3とPSP。(ブラジル/20代後半/男性)■PSP(イスラエル/30代後半/女性)■PlayStation Vita(スペイン/30代後半/男性)約70%の人が、ソニーのPlayStationシリーズを挙げました。PSPやVitaなど携帯ゲーム機の名前も見られますが、据置型の最新機種・PS4が若干多い印象です。初代~PS3までの本体と周辺機器は、同社のVAIOのロゴも手がけたプロダクトデザイナーの後藤禎祐氏がデザインしています。ゲーム機の印象が強かった初代、2までと異なり、3以降はリビングの液晶テレビと並べても違和感のないクールな印象に。横置き時の上面が曲面であることが大きな特徴でしたが、当時の記事で「デザインは商品の使命を表すもの。PS3はブルーレイディスクなどの最新技術を搭載したので、その高品質さを伝える必要があった。そこで建築物のように曲面の美しさを活かした」と後藤氏は語っています。一方、発表時に、鋭利な菱形が話題になった4のデザイナー・隅井徹氏は、インタビューに「リビングに置けるシンプルなモノをつくりたかった。(略)私は360度視点で考えている。製品は逆さにしても美しくあるべき」と回答したとか。日常と先端を繋ぐ感性でデザインをしていたのでしょう。そんな蓄積が、海外の人たちにも圧倒的な「かっこよさ」を感じさせる製品を生み出す元となったようです。■ニンテンドーDS(アルゼンチン/30代前半/男性)■ニンテンドーDS関連がかっこいいです。(スウェーデン/40代後半/女性)家庭用ゲーム機として世界的に有名な任天堂ですが、回答は2件だけ。しかもどちらも「DS」限定でした。「ニンテンドーDS」は、2004年に発売された2画面の携帯ゲーム機。この商品の発売以降、同社は「ゲーム人口の拡大」を掲げた経営を行っており、この理念に沿った年代問わずプレイできるソフト開発やデザイン開発が特徴です。ハードのデザインにも親しみやすさが感じられますから、「かっこいい」デザインとは少し違うのかもしれません。■Xbox 360だと思う。(チュニジア/40代後半/男性)■最近のものはよくなっていると思う。(イギリス/20代前半/女性)■あまりよくわかりません。(ドイツ/40代前半/女性)■使っていませんのでわかりません。(ベトナム/30代前半/女性)その他の回答あれこれ。Xbox360はマイクロソフトが2005年に発売したゲーム機です。ボックス型のXbox Oneとは異なり、「X」にも見えなくない縦型かつオールブラックのデザインが印象的。2013年時点で159万台の売り上げと他の2社に比べるとかなりコアな機種ですから、相当なゲーム好き、もしくはデジタル好きの方と言えそうです。世界を代表するゲームメーカーが2社もある日本。1985年にアメリカでファミリーコンピュータが販売されて以降、世界に与えた影響は計り知れないものがあります。ゲームの仕事で来日したというイギリス人の知人が筆者にもいますが、ゲーム好きの愛は国内外問わずの様子。日本で生まれたものが世界に広く知られ、日常に溶け込んでいると思うと改めて嬉しさを感じますね。
2015年11月26日●各種イベントなども積極的に台湾に拠点を置くNASベンダーのQNAPは、11月20日に都内で説明会を開き、日本法人となるQNAP株式会社(以下便宜上、QNAPジャパンと表記)の設立と、新製品(3ラインナップ)を紹介した。説明会の第一部には、台湾QNAP社のスピーカーが登場。冒頭ではQNAP CEOのTeddy Kuo氏があいさつし、2004年に設立したQNAPは現在第4世代の製品を出荷していることと、親会社のIEIが工業用PCを作っていることもあり、信頼性には自信があること、そしてオープンプラットフォームや仮想環境への対応が進みつつあることを紹介。続いてはSales DirectorのGeorge Chen氏が登壇。日本法人となるQNAPジャパンを10月21日付けで発足し、Chen氏が社長を務める。日本法人の設立に伴い、展示会やイベントを通じてエンドユーザーへのQNAP製品を浸透させるとともに、パートナー向けのセミナーで導入支援を行うこと、そして日本向けテクニカルサポートの強化を重点施策として挙げた。これによって、QNAPが強いSMB市場において国内トップシェアを目指すという。最後にProduct ManagerのDavid Tsao氏がQNAP NAS OS「QTS」の最新版である4.2の強化ポイントに関して説明。データプロテクション、パフォーマンス向上、管理、仮想化を柱に9つの強化点を説明していた。●個人向けからエンタープライズまでの新ラインナップ後半は具体的な新製品の説明で、まずQNAPジャパンの神崎尚君氏が、Android OSも搭載したTAS-168/268を取り上げた。Android端末としても動作し、H.264/H.265のハードウェアデコーダーも搭載しているため、ハイビジョンだけでなく4Kコンテンツの視聴にも対応していると解説。これにより、リビングでの使い勝手が高まる。続いて、テックウインドの野嵜太郎氏がThunderbolt 2.0対応NAS TVS-821Tを紹介。従来、Thunderbolt対応ストレージはDASのみであったが、NASとしても利用できるため、動作OSを選ばない。また、ネットワーク帯域をフルに使えるメリットを生かし、複数台のNASやアクセスマシンの柔軟性があることを説明。「これまでThunderbolt製品が今一つ盛り上がらなかったのは、優れた周辺機器がなかったからではないか?」と、製品に対する期待を語った。最後に、フォースメディアの日置敬介氏がラックマウント最上位のECx80-SASシリーズを紹介。従来の製品群と比較してCPU-SASコントローラー間の帯域が増し、さらに12Gbps対応のSASコントローラーとエクスパンダー、DataBoltテクノロジーを使用することで、帯域を大幅にアップ。また、少ないSSDを効率的に使う(ハイアクセスデータに割り振る)ことによって、パフォーマンスを向上させるQtireを解説していた。
2015年11月20日大阪市北区天神橋の情報を配信するWEBマガジン「天神橋新聞」が、“酒と音楽と人”をテーマに掲げるイベントを開始。記念すべき第1回『天神橋 SAKE FES 日本酒 2015―深秋の宴―』が11月28日(土)・29日(日)、大阪・中崎町ホール・広場で開催される。「天神橋 SAKE FES 日本酒 2015ー深秋の宴ー」チケット情報同イベントでは、日本各地の蔵元が厳選した銘酒の大試飲会が行われるほか、トークショー&ライブも展開。28日(土)は『大阪で生まれた女』でおなじみのBORO、29日(日)はFM802、FM COCOLOの人気パーソナリティー、マーキー率いるバンド「愉快な仲間達バンド feat.マーキー」が登場する。また、11月28日(土)・29日(日)、12月5日(土)・6日(日)の計4日間は、天神橋筋商店街界隈のお店で、美味しい日本酒を飲みながら絶品料理が楽しめるアフターバルを実施。同イベントのチケット持参で、イベント限定セットメニューを特別料金で飲食できる。チケット発売中。【出店蔵元】富美菊酒造(富山)/浅舞酒造(秋田)/笹の川酒造(福島)/富士酒造(島根)/喜久盛酒造(岩手)/宇都宮酒造(栃木)/東薫酒造(千葉)/赤武酒造(岩手)/首藤酒造(愛媛)/本家松浦酒造場(徳島)/矢野酒造(佐賀)/福禄寿酒造(秋田)/川鶴酒造(香川)/磯蔵酒造(茨城)/六花酒造(青森)/光武酒造場(佐賀)/後藤酒造場(三重)/村重酒造(山口)/西山酒造場(兵庫)/八戸酒造(青森)/國暉酒造(島根)/岡崎酒造場(山口)/田治米(兵庫)/角口酒造店(長野)/吉田酒造(島根)/西岡酒造店(高知)/岩村醸造(岐阜)/伊藤酒造(福井)/高井(群馬)※予告なく変更になる場合あり。予めご了承下さい。※蔵元の来場は未定。【アフターバル参加店】牛タンと鉄板料理「べろべろばあ」海鮮・和食・洋食「あばれん房」フランス郷土料理「ル・クトー・ヴェール」もつ鍋「福福福屋(ふくみや)」純米酒バー「杜氏屋 (とうじや)」もんじゃ焼き「西屋 天6店」居酒屋「がっぱ食堂」串焼と串カツ(串焼き居酒屋)「串もん 西屋 天五店」カフェ「カフェ マラッカ(Cafe Malacca)」和食居酒屋「穂々恵み(ほほえみ)」※予告なく変更になる場合あり。予めご了承ください。※開催時間はイベント参加飲食店の開店時間に準じます。
2015年11月20日日本AMDはこのほど、東京・秋葉原の「TKPガーデンシティPRMIUM秋葉原」で、最新ソフトウェア「Radeon Software」の発表を記念したイベント「Radeon Software & New Product Update – Star Wars バトルフロントPC版 試遊機展示もあるよ!」を開催すると発表した。開催日時は2015年11月20日17時から20時。イベントでは、11月2日(米国時間)に発表した新たなドライバーソフトウェア「Radeon Software」に加え、近日の発表を予定するグラフィックスカードの新製品に関するセッションを行うとしている。また、間もなくの発売となる最新ゲーム「Star Wars バトルフロント」のデモや試遊、ASUSやLGといったパートナー企業によるセッションや展示ブースといった企画も予定するという。
2015年11月18日SAKETIMESは11月23日、日本酒交流イベント「SAKETIMES 秋のお台場日本酒祭り」を「東京カルチャーカルチャー」(東京都江東区)で開催する。同企画は、日本酒ファンの交流がメインのイベント。5月開催時には、20代から50代までの約80名と酒蔵が参加し、日本酒ファン同士や酒蔵とリアルな交流を行ったという。今回は、前回よりもさらに参加者同士が交流を深められるよう、自分の好きな日本酒を持ち寄ることを参加要件に追加。持参する日本酒は、自分が好きな銘柄のほか、飲みたかった銘柄などで良いという(容量は720ml以上で未開封のものに限る)。「マイお猪口」の持参も歓迎とのこと。チケットは前売り券2,500円、当日券3,000円。当日入り口で500円×2枚のフード券購入が必要となる(すべて税込)。
2015年11月16日東京ラーメンショー2015実行委員会と一般社団法人日本ラーメン協会は11月3日まで、日本最大級のラーメンイベント「東京ラーメンショー2015」を、東京都世田谷区の「駒沢オリンピック公園 中央広場」で開催している。○日本全国からよりすぐりのラーメンが集結同イベントは2009年に初めて開催され、今年で7回目となる。累計で200万人以上が来客したという。今年は全国の「ご当地ラーメン」や各地の有名店同士が協力して作り出したここでしか食べられない 「オリジナルコラボラーメン」など、日本全国からよりすぐった40組(予定)のラーメンを一堂に集め、日本最大級のラーメンイベントを開催。後半の第二幕では20ブースが出店し、協賛ブースも30を予定している。飲食エリアは駒沢オリンピック公園の中央広場敷地内に1600名対応規模の屋根付き飲食エリアを設置する。第二幕の出店ブースは、「1番ブース 信州『信州☆王国の味噌らーめん』」「2番ブース 鹿児島『鹿児島 黒豚しゃぶしゃぶラーメン』」「3番ブース 青森『青森津軽煮干 中華そば』」「4番ブース 石川『濃厚味噌「炎・炙」肉盛そば~加賀百年蔵出し2015バージョン~』」「5番ブース 大阪『なにわの黄金塩らーめん~肉祭りバージョン~』」「6番ブース コラボ『海老そば』」「7番ブース グローバル『らぁ麺 フロマージュ』」「8番ブース コラボ『プレミアム 黒豚肉そば 札幌味噌スタイル』」「9番ブース 宮城『伊達の炙り牛タンネギ塩そば』」「10番ブース 京都『京都ぎをん 鶏ねぎそば』」。「11番ブース 福岡『元祖とんこつ! 久留米ラーメン』」「12番ブース 山形『山形・酒田の自家製ふわ・とろ ワンタンメン』」「13番ブース 札幌『札幌炙り味噌ラーメン-焦がし香味油のしずく-』」「14番ブース グローバル『クラムチャウダー・ヌードル from NY』」「15番ブース 東海『尾張肉盛り玉子そば』「16番ブース 千葉『王道の濃厚豚骨魚介ラーメン』」「17番ブース 京都『とんこつラーメン』」「18番ブース 山口『山口牛骨中華そば』」「19番ブース 福島『福島 鶏白湯』」「20番ブース 入替制(10/31、11/1)『シー・チキンラーメン』で(11/2、11/3)『鯛の塩らぁめん』」となっている(当日提供されるラーメンは内容等変更の場合がある)。同実行委員会によれば「この東京ラーメンショーをきっかけに、全国でもたくさんのラーメンイベントや食のイベントが開催されてきました。そのパイオニアとして、こだわりぬいた極上の『ここでしか食べられないラーメン』をご提供していきます」といい、実行委員長でありラーメンデータバンク取締役会長の大崎裕史氏は「目玉商品、その他コラボや初出店ご当地ラーメンなど盛りだくさんです。ラーメンの楽しさ、面白さを体験していただければと思います! 」とコメントしている。さらに、会場ではラーメンショーに関する問題が詰まった「サポーター認定試験」に合格した"スペシャルサポーター"「Ru:Run(るーらん)」「Chubbiness(ちゃぴねす)」や、その他アーティストなどによるステージも行われる。ステージ開催日・時間は公式ページにて発表とのこと。入場は無料で、ラーメン食券が1杯850円(税込み)。売り上げの一部は社会貢献に寄付するという。開催日時は、第二幕が29日から11月3日まで。29日から11月2日は開場が10時で終了が21時(ラストオーダー20時30分)、最終日の11月3日のみ開場が10時で終了が18時(ラストオーダー17時30分)となる。ただし、売り切れ等により早めに終了する場合がある。また、来場の際は公共の交通機関(電車・バス)を利用必須とのこと。
2015年10月31日日本ギガバイトは30日、オンラインゲーム「League of Legends」のオフラインイベント「GIGABYTE CUP」第3弾の開催を発表した。会場は東京・秋葉原のe-sports SQUARE AKIHABARAで、11月14日に開催し、本日より大会の参加者を募集する。「GIGABYTE CUP」はe-sports普及を目指し、日本ギガバイトが主催する「League of Legends」のオフラインイベント。2014年4月と9月に開催し、今回が第3弾となる。今回は合計30名/全6チームを定員に参加者を募り、予選リーグ3試合と決勝戦を行い、優勝チームには賞金10万円、準優勝のチームには賞金5万円を授与する。試合の観戦は自由で、来場者にはオリジナルノベルティグッズをプレゼントするほか、アンケートに答えると1ドリンク無料チケットがもらえる。大会の内容はネットでの配信も予定されている。また、会場ではGIGABYTE製マザーボードやグラフィックスカードを多数展示し、ゲーマーだけでなく、自作PCユーザーにも楽しめる内容となっているという。大会のレギュレーションや詳しい参加方法、会場の情報など詳細は、日本ギガバイトのイベント告知ページを参照してほしい。
2015年10月30日レノボ・ジャパンは27日、プロジェクタを内蔵した10.1型Androidタブレット「YOGA Tab 3 Pro」を日本国内で販売すると発表した。Wi-FiモデルとLTEモデルを用意。いずれも11月上旬に発売し、店頭予想価格はWi-Fiモデルが65,800円前後、LTEモデルが70,800円前後。「YOGA Tab」シリーズは、本体の一辺に備えたグリップの形状を生かして、手に持って操作する「ホールドモード」、背面のキックスタンドを利用した「スタンドモード」、壁などに掛けて使う「ハングモード」、机の上などで操作しやすい「チルトモード」という4つモードで利用できるタブレット。「YOGA Tab 3 Pro」では、本体に内蔵したプロジェクタが前世代モデルから大きく進化。従来は2mの距離から50型の投影が可能だったところを70型に、明るさは40%増の50ルーメンに強化された。また、これまでは本体グリップの側面から投写していたが、「YOGA Tab 3 Pro」ではスタンドを利用した回転機構を搭載し、プロジェクタの角度を180度まで調節できるようになった。さらに本体前面にJBL製スピーカー4基を搭載するほか、Dolby Atmosに対応する。主な仕様は、CPUはIntel Atom x5-Z8500、メモリは2GB。ストレージは32GB、ディスプレイは10.1型WQXGA(2,560×1,600ドット)IPS液晶、OSがAndroid 5.1(Lolipop)。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.0。カメラは前面が500万画素、背面が1,300万画素。このほかインタフェースはMicro USB(OTG対応)×1、MicroSDスロット、マイク/イヤホン端子など。バッテリー容量は10,200mAhで、駆動時間は最大約18時間。LTE対応モデルでの対応バンドは、FDD LTEがBand 1/3/5/8/9/18/19/21/26/28、TDD LTEがBnad 41。本体サイズはW247×D179×H4.68mm、重量は約665g。IPX1相当の防滴機能を備える。
2015年10月27日日本マイクロソフトは22日、国内向け「Surface Pro 4」が発表されたプレスイベント「New Surface Press Conference」にて、Surfaceシリーズの13.5型2-in-1 PC「Surface Book」発売時期について言及した。「Surface Book」は上位モデルでSkylake世代のIntel Core i7やNVIDIAのディスクリートGPUを搭載するなど、米Microsoftによる10月6日(現地時間)の発表時に「究極のノートPC」とアピールした製品。イベントでは「米国では大人気」とその注目ぶりが紹介され、日本での発売は「2016年の早い時期」を予定するという。価格は未定。スペックは米国版に準じる見込み。米国版「Surface Book」の主な仕様は下記の通り。ディスプレイ: 13.5インチPixelSenseスクリーン、解像度3,000×2,000(267ppi、アスペクト比 3:2)プロセッサ: Intel Core i5、Intel Core i7メモリ: 8GB、16GBストレージ: 128GB、256GB、512GB、1TBグラフィックス: Intel HD graphics 520(i5のみ)、NVIDIA GeForce(i5/i7)カメラ: 8メガピクセル(背面)、5メガピクセル(前面)ワイヤレス: Wi-Fi (802.11 a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.0ポート: USB 3.0×2、SDカードスロット、SurfaceConnect、MiniDisplayPortなど本体サイズ/重量: W312.3×D232.1×H13.0~22.8mm/1,516g付属品: Surface PenOS: Windows 10 Pro
2015年10月22日日本マイクロソフトは、Windows「Surface」シリーズの最新機種「Surface Pro 4」の国内販売を発表した。ディスプレイサイズの拡大や最新CPUの採用などハードウェアスペックを大幅に強化している。11月12日から順次発売し、価格は税別124,800円から。またこれに先駆けて量販店およびMicrosoft Storeで10月23日0時から予約を受け付ける。12.3型ディスプレイを備えたタブレットデバイスで、従来モデルと比較して、ディスプレイは0.3インチ拡大、解像度は2,160x1,440ドットから2,736×1,824ドットへ向上した一方で、0.7mmの薄型化、14gの軽量化を達成した。また、CPUに"Skylake"世代の最新モデルを採用し、最長約9時間のバッテリー駆動時間とハイパフォーマンスを両立させたという。付属する「Surface Pen」はMicrosoftが買収したN-trigの技術を利用したもので、筆圧感知機能を256段階から1,024段階に高めたほか、PixelSense ディスプレイとの組み合わせによりなめらかな書き心地実現したという。また別売りで4種類の異なるペン先がセットになったキットも用意する。タイプカバーは新たに独立キー型のキーボードを採用し、タッチパッドの面積もより大きくなった。カラーはブラック、ブルー、シアン、レッド、ティールグリーンの5色をそろえる。最小構成は、CPUがIntel Core m3、メモリが4GB、ストレージが128GB SSD、ディスプレイがマルチタッチ対応12.3型(2,736×1,824ドット)液晶、OSがWindows 10 Pro 64bit。Office Home & Business Premiumプロダクトキーが付属する。また、CPUにIntel Core i5/Core i7、メモリに8GB/16GB、ストレージに256GB/512GBを搭載した上位モデルをラインナップする。このほか、カメラは前面が500万画素(1080p)、背面が800万画素(1080p/オートフォーカス)。通信機能はIEEE 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.0 LE。インタフェースは、USB 3.0、miniDisplayPort、microSDカードスロット、充電用SurfaceConnect、カバー用端子。バッテリ駆動時間は最長約9時間。本体サイズは、W292.1×D201.42×H8.4mm。重量はCore m3搭載モデルが約766g。Core i5/Core i7搭載モデルは約786g。発売日はCore m3/Core i5搭載モデルが11月12日、Core i7搭載モデルが12月の予定で、最小構成での価格は税別124,800円、最上位モデルで税別289,800円。このほかアクセサリも含めた詳細は以下のとおり。※Surface Pro 4タイプカバー(シアン)、Surface ペン(ブラック、ブルー、レッド)は2015年12月発売予定
2015年10月22日日本マイクロソフトは22日、都内で「New Surface Press Conference」を開催し、Windows 10搭載の12.3型タブレット「Surface Pro 4」、およびデタッチャブルタイプの13.5型2in1「Surface Book」を発表。いずれも米Microsoftが10月6日(現地時間)に発表していたもので、日本国内での発売が明らかになった。Surface Pro 4とSurface Bookは、第6世代Intel Coreプロセッサ(開発コードネーム:Skylake)を搭載するSurfaceシリーズの新モデル。発表会では日本マイクロソフト 代表執行役 社長の平野氏、そして米MicrosoftのSurfaceチームから、おなじみのブライアン・ホール氏がスピーチ。製品の詳細と記者会見の模様については、追ってお届けする。
2015年10月22日TRAVELLERS 実行委員会は10月31日~11月23日、矢場公園(愛知県名古屋市)にて日本最大級の北欧イベント「TRAVELLERS in 北欧オータムストリート」を開催する。同イベントでは、"本物"にこだわり、フィンランド・スウェーデン・ノルウェー・デンマークより飲食店や雑貨店・エンターテインメントなど20にのぼるコンテンツを招く。『ムーミン』に登場するミイとスナフキンによる日本初のショーも毎日開催するという。また、フィンランドのインテリアブランド「aarikka」(アーリッカ)が世界で初めて展開する「aarikka cafe」(アーリッカカフェ)や、フィンランド発のスニーカーブランド「KARHU」(カルフ)など、日本初登場店舗が8店舗参加する。ほかにも、スウェーデンの陶芸作家であるリサ・ラーソンによるヴィンテージ陶器や、「リサ・ラーソン展」で先行発売された商品なども販売。デンマークのクマの人気キャラクター「ラスムス クルンプ」のソフトクリームも日本初登場するとのこと。なお、同イベントの開催時間は期間中の各日11:00~21:30で、入場料は600円(土・日曜日および祝日は1,000円)となる。※価格は全て税込(c)Moomin CharactersTheme park created by Dennis Livson
2015年10月22日Facebookは10月20日、日本国内でモバイル向けにテストサービスとして続けていた「リード獲得広告」を正式リリースした。リード獲得広告は、企業がニュースレターの購読、イベントへの参加登録、キャンペーンへの申し込み、商品に関するお問い合わせなど、モバイル機器からのフォーム入力を提供し、利用者が入力を簡易化できるというもの。米国では10月7日(現地時間)に先行公開されていた。利用者はリード獲得広告を選ぶと、Facebookに登録している名前やメールアドレスなどの情報がフォームの該当欄に自動的に入力される。必要な情報がすべてFacebookに登録済みである場合は、フォームを開くための1回、情報を送信するための1回をタップするだけで手続きを完了できる。利用者のプライバイシー保護に注意を払っており、フォームに自動入力された情報を送信前に確認したり内容を編集したりでき、「送信」ボタンを押さないと送信されない仕様となっている。今回の正式リリースにあたり、リード獲得広告のフォームに自由回答欄や多項選択欄を追加できる新機能を搭載した。これにより、標準の入力欄とカスタムの入力欄を組み合わせ、重要な情報を簡単に収集できる。また、注意書きの部分も自由に変更できるようになった。リード獲得広告を利用するには、広告に使用するクリエイティブ、ターゲット設定、入札タイプを指定し、フォームの項目を決めればよい。収集したリードは、Facebookのパートナーが提供する統合マーケティング・プラットフォームを利用し、CRMソリューションとリード獲得広告を連携させることで管理できる。現時点ではDriftrock、Marketo、Maropost、Oracle Marketing Cloud、Sailthru、Salesforceが対応ソリューションを提供しており、今後もパートナーを増やしていく予定。また、Facebook APIを利用することで、リード獲得広告とCRMを連携させてリードを獲得することが可能。また、リード情報はCSVファイルとしてダウンロードすることもできる。WebサイトにFacebookピクセルを実装済みであれば、問い合わせや申し込みの可能性が高い人に向けてリード獲得広告を配信し、リード獲得単価を計測することもできる。ランドローバーUSAでは、ランドローバーに興味を持っている人たちへリーチするにあたって、リード獲得広告を先行導入した。「初期のA/Bテストの結果、リンク広告でウェブサイトに誘導してからフォームを記入してもらうのと比べ、リード獲得広告を利用したほうがより多くのリードを獲得することができ、コンバージョン率も高くなった(デジタルマーケティング&ソーシャルメディア担当マネージャ、Kim Kyaw氏)」と一定の成果があったことを報告している。リード獲得広告は、動画やカルーセル形式にも今後対応する。また、デバイスを問わずリードを集められるように、モバイル端末のほかにデスクトップなどにも対応する予定となる。
2015年10月21日日本マイクロソフトによるWindows 10 Mobileデバイスの紹介イベントは、国内スマートフォン市場におけるiOS/Android独占状態を崩せるのか、と多くの注目を集めたが、肝心のOSは今現在も開発中だ米MicrosoftはWindows 10 Mobile Insider Preview ビルド10549を10月14日にリリースした。さっそく日本マイクロソフトのエバンジェリストである高橋忍氏のブログでも、具体的なアップデート方法を解説している。前バージョンであるビルド10536からのアップデートをサポートせず、一度Windows Phone 8.1に戻してからアップデートを実行しなければならないからだ。さて、ビルド10549の注目ポイントは日本語版Cortanaをサポートした点である。Cortanaを使用するまでにキーボードや音声言語のインストールなど数時間を要したものの、Windows 10 Insider Previewの日本語版Cortanaと同じUIが現れた。PC版と同じくWindows 10 MobileデバイスでもCortanaに話しかけてみたが、天気やスケジュールの確認、他愛ないコメントなどを返してくれるものの、聞き慣れた音声が聞こえてこない。設定を確認したところ「受信テキストメッセージの読み上げ」がBluetoothのみになっていたが、こちらを変更しても結果は一緒だった。開発途中にあるOSの不具合をあれこれ並べても不粋なので、ここで視点を変えてみよう。Windows 10 Mobile Insider Previewの初期ビルドで感じた、もっさりとした動作は雲散霧消し、Snapdragon 400(1.2GHz)程度のデバイスでもスムーズに動作する。筆者は空いた時間を見付けてはWindows 10 Mobileを触っているが、そこで感じるのが、「Windows 10と同じUI」という点だ。何を今さらという声が聞こえてきそうだが、仕事やプライベートで毎日触れているPCと同じUIから得るUXは想像以上に便利だ。これまで日本国内でモバイル系Windows OSは成功に至たらず、Microsoftは「One Windows」という構想を持っていなかった。しかし、日本マイクロソフトが発表した6社のWindows 10 Mobileデバイス開発表明によって、我々はしっくりしない場面から解放されるのだ。既報のとおりMicrosoftは、自社製のLumia 950/950XLを2015年11月から米国を中心にリリースする。Windows 10 Mobileが「ひとまず」完成するのは同時期と決めて構わないだろう。ただし、同社はミドルレンジモデルのLumia 550の欧州市場向けリリースを12月に設定しており、日本市場向けデバイスも同月以降と推測できる。これまでPC向けOSであるWindows 10に留まっていたOne Windowsの世界は、Windows 10 Mobileデバイスの登場で大きく広がり始めるはずだ。阿久津良和(Cactus)
2015年10月20日