トヨタ自動車と日野自動車は8日、新しい燃料電池システム「トヨタフューエルセルシステム(TFCS)」を搭載した燃料電池バス(FCバス)を開発し、9日から豊田市内を走る路線バス「とよたおいでんバス」の営業運行向けに提供すると発表した。TFCSは、燃料電池技術とハイブリッド技術を融合させ、燃料電池自動車(FCV)「MIRAI(ミライ)」向けに開発したシステム。今回のFCバスには、出力を高めるためにFCスタック及びモーターなどを2個搭載するほか、高圧水素タンクを8本搭載している。外部電源供給(V2H)システムは、2013年11月より開始した実証試験等の結果を活かして改良が行われており、燃料となる水素の充填はNEDO事業として「とよたエコフルタウン水素ステーション」を使用する。同実証試験は、経済産業省「次世代エネルギー・社会システム実証事業」として採択され「豊田市低炭素社会システム実証プロジェクト」の一環として2010年度から進めているFCバスによる公道走行試験および非常時における外部への電力供給実証の一部であり、豊田市の協力を得て行うもの。両社はFCバスの実用化に向けて、公共交通である路線バスの営業運行による実証試験を通じてFCバスの実用性や有用性を検証し、研究開発を進めていくとしている。
2015年01月08日日野自動車は6日、千葉県の幕張メッセで9日~11日の期間に開催される『東京オートサロン2015 with NAPAC』に、大型トラック「プロフィア」のカーゴ、および小型トラック「デュトロ」のハイブリッド カーゴとダンプをカスタマイズして出展すると発表した。今回出展する車両は、多くのカスタムパーツと鮮烈なカラーリングでドレスアップし「カッコ良いCOOLなトラック」を提案する。プロフィア カーゴ(FR1EXBG)には、カスタムパーツとしてフロントグリル・ヘッドランプ・ステアリング・シフトノブ・ルーフランプ・ドアトリム・フットランプ・ベッド表皮・アルミホイールを採用し、ボデーカラーとデカールでドレスアップ。デュトロ ハイブリッド カーゴ(XKU605M)は、フロントバンパースポイラー・サイドスカート・シート表皮にカスタムパーツを使用。鮮やかなボデーカラーとデカールが採用されている。デュトロ ダンプ(XZC630T)は、フロントバンパーガーニッシュ・アンダーガード・サイドプロテクター・ミラーカバー・オーバーフェンダー・シート表皮にカスタムパーツを使用。こちらも、鮮やかなボデーカラーとデカールを採用した。
2015年01月06日日野自動車は、小型バス「日野リエッセII」を改良して2015年1月13日に発売すると発表した。今回の改良では燃費を向上させており、110kW(150PS)エンジン搭載車は平成27年燃費基準を達成。110kW(150PS)エンジン搭載のマニュアルトランスミッション車はエコカー減税対象車となり、自動車取得税が60%、自動車重量税が50%の減税となる。客席シートにはELR付3点式シートベルトを、補助席にはELR付2点式シートベルトを標準装備とするとともに、リクライニングの標準化やシート形状の改良により安全性と快適性を向上させている。幼児専用車の幼児用シートについては、シートバックの高さおよび厚さ拡大とシート前パイプ部等への保護パッド装着を実施し「幼児専用車の車両安全性向上のためのガイドライン」に対応した。日野リエッセIIの価格は、110kW(150PS)エンジン+5速マニュアルを搭載し、乗車定員が29人の代表車型(EXグレード)で805万4,640円、110kW(150PS)エンジン+6速オートマチックを搭載し、乗車定員が29人の代表車型(LXグレード)で658万440円(いずれも税込)。
2014年12月26日イオンは、11月20日にグランドオープンした東京都日野市「イオン多摩平の森」店内に、フランスでNo.1の人気を誇る冷凍食品スーパー「ピカール」のコーナーを日本で初めて導入した。同店への導入を皮切りに、2014年内に首都圏の総合スーパー「イオン」「ダイエー」9店舗に展開する。○フランス人の好きな食べ物ブランド4年連続第1位「ピカール」を販売「ピカール」は、フランスのほかイタリア、ベルギーなどに約1,000店舗展開し、野菜や肉料理・魚介類からパン・デザートまで、自宅で調理に手間のかかる料理を冷凍食品として提供。同国では、食事の準備の手軽さやおいしさなどから家庭での食事の他ホームパーティーなど、あらゆる"食"のシーンで利用されており、フランス人の好きな食べ物ブランドで4年連続第1位を獲得するなど、同国の生活にはなくてはならない存在になっているという。今回の商品は、前菜・メインディッシュ・デザートなど、フランスで人気の商品を中心に約50品目品をそろえている。ユーザーの意見をもとに品ぞろえなどを検証、2016年にはフランスと同様に路面店を展開し、日本における冷凍食品販売のビジネスモデル確立を目指す、としている。代表商品としては、前菜が、トマトとバジル、ヤギのチーズなど4種類のミニパイが40個入った「4種類のミニパイ」(799円・税込)。メインディッシュは、そのまま焼くだけでソテーができるフランス産のフォアグラのスライス「フォアグラのスライス」(2,160円・税込)。デザートには、トロけた柔らかいチョコレートがケーキの中から出てくる新感覚のチョコレート「モアローショコラ」(756円・税込)などとなる。
2014年11月28日幅広い活躍を見せる若村麻由美と元宝塚トップスターの久世星佳によるふたり芝居で、ロンドンで人気を呼んだデイヴィッド・ヘアの話題作の日本初上演となる「ブレス・オブ・ライフ ~女の肖像~」。初日を直前に控えた10月初旬、稽古場に足を運んだ。新国立劇場演劇『ブレス・オブ・ライフ~女の肖像~』チケット情報新国立劇場が贈る気鋭の演出家による「二人芝居 -対話する力-」シリーズの第1弾で、劇団「モダンスイマーズ」の作・演出の蓬莱竜太が演出を担当。人気女流作家のフランシス(久世)は英国のワイト島に暮らす、夫の長年の不倫相手だったマデリン(若村)の元を訪れる。ふたりは時に反発し、共感を覚えながら、夜を徹して愛したひとりの男との時間を語り合うが…。ロンドン上演ではマデリンをマギー・スミス、フランシスをジュディ・デンチという名女優が演じた。フランシスがマデリンの家に足を踏み入れてから翌日、出ていくまでを描き、全てはマデリン宅のリビングのワンシチュエーションで展開。昼、夜、深夜、そして翌日の朝と時間の変化が微妙な照明で表現される。時折、波音と海鳥の鳴く声が響くほかはBGMもなく、ただ女たちの会話によってドラマが紡がれていく。妻と愛人。立場も人生観も全く異なるふたりだが、ひとつハッキリしているのは、ふたりが愛した男は、もう彼女たちの元には戻ってこないということ。マーティンという名の彼は既に若い女が出来て、シアトルへと去っており、ここで何を話そうとどうしようもない。虚しさと諦観を漂わせながらも静かに、しかし不思議な“熱”を帯びつつ女たちの会話は弾む。見どころはこの会話と共に変化していくふたりの距離感。最初はコートを脱ぎもせずに、立ったままのフランシスと彼女への敵意を隠さないマデリンだが、少しずつ話をするうちに茶を飲み、ビールを飲み、食事を摂り、タバコを吸い、パジャマを借りてソファに足を投げ出すようになる。だが確実に距離を縮め、互いを以前よりも理解し、冗談まで言うものの、ふたりはベタベタと馴れ合うこともない。通し稽古を見て、ふたりがごく近い距離で肩を並べて話したり、並んで腰掛けるシーンが決して多くないことに気付かされる。互いを理解しつつも保たれる微妙な距離と緊張――やはり、ふたりは戦っているのだ。どこに行き着くこともないはずの女の戦いは最後に何をもたらすのか?いまを生きる日本の女性に響く作品になりそうだ。新国立劇場小劇場にて10月8日(水)より上演。取材・文:黒豆直樹
2014年10月06日アシックスはこのほど、「シーズンコンセプト発表会」をアクトスクエア(東京都渋谷区)にて開催した。同発表会には、卓球の石川佳純選手やハンドボールの宮崎大輔選手のほか、タレント・平井理央さんらが登場。特設ランウェイを歩き、コンセプトにそった商品をアピールした。同社は、走る目的やシーンに応じて、ランニング関連商品のコーディネートのコンセプトなどをトータルで提案する「RUN you ready? 」を、5月下旬より展開する。シドニー五輪の女子マラソン金メダリスト・高橋尚子さんがアパレルやシューズの選び方を監修するとともに、練習方法や心構えなども伝えていくという。この日は、高橋さん自らプレゼンターを務めた。○吸汗・速乾機能付きウエアが適する「朝ラン」個々のライフスタイルに合わせてウエアやシューズ使用してもらえるよう、同社が提案するのが「朝ラン」「街ラン」「山ラン」「夜ラン」という4テーマだ。各シーンのお薦めウエアの特徴を紹介していく。「朝ラン」……汗を効果的にすばやく処理できる吸汗・速乾機能を持ったウエアや、体温上昇を緩和する赤外線・紫外線カット機能を持ったウエアがお薦めだという。「朝ラン」スタイルで登場したのは、バレーボール日本代表としてロンドン五輪で銅メダルを獲得した竹下佳江さん。「水色という色は朝にぴったりな色だなと思います。今日を機に、走りこみたいなと思います」と話した。○鮮やかな色のウエアがお薦めの「街ラン」「街ラン」……女性は「かわいく美しく」、男性は「かっこよく」なれるよう、ビビッドカラーのウエアがお薦めだという。UVケア機能も備え、女性にも配慮している。「街ラン」スタイルで登場したのは、日本女子卓球界を引っ張る石川佳純選手。「すごくおしゃれでかわいいなと思います。こういうかわいいユニフォームで(卓球の)試合をしてみたいです」と、かわいらしいウエアにぞっこんの様子だった。また、タレント代表として平井理央さんも「街ランスタイル」で登場。今年11月に開催予定のニューヨークシティマラソンに参加するそうで、「完走を目指して、ニューヨークの街を楽しめるようにしたいです。最後まで走りきりたい」と抱負を語った。○安定性のあるシューズで臨む「山ラン」「山ラン」……山で冷え込んだときに羽織ることができる上着が入るバックパックと、でこぼこした山道対策用に安定性の優れたシューズを用意して走るのが適しているという。「山ラン」スタイルで登場したのは、ラグビー日本代表の福岡堅樹選手。「シューズもとても安定感がありますし、ウエアもオレンジ(色)で緑の山にすごく映(は)えるなと思います」と感想を語った。○リフレクター付き装備がお薦めの「夜ラン」「夜ラン」……夜間での視認性を高めるリフレクターが随所に採用されたシューズとウエアが、お薦めコーディネートとのこと。ハンドボール日本代表の宮崎大輔選手は、「夜ラン」スタイルで登場。「夜は暗くて危ないというイメージがあるんですけれど、安心して走れる。軽いし着心地がいいし、スッと(走りに)出て行ける」。高橋さんは「止まってもいいです。歩いてもいいです。『してもいい』という気持ちで(ランニングを)始めることで、より長続きすると思います」と、ランニングをする上での心構えを話してくれた。春の穏やかな陽気が続くこの時期、新たにランニングをスタートしてみてはいかがだろうか。
2014年04月24日イラストレーターの小川恵子とサイトウケイスケのインスタレーション「メルティングドリームス(Melting Dreams)」が伊勢丹新宿店2階イセタンガールギャラリーで8月26日まで開催されている。今回のテーマ「Melting Dreams」は“夏の暑さに溶けるようなドリーミーな世界”をイメージした。ピンク、オレンジ、黄色などハッピーな色合いの波打つ模様は、「イメージはテレパシー。自分の頭の中で考えていることが直接相手に伝えられたらいいな、という思いを込めて」と小川さんは話す。メインとなるピンクの3枚絵は今年3月に出版された小説『ブランコ乗りのサン=テグジュペリ』(紅玉いづき著、角川書店)の表紙となった作品。「I LIKE」というタイトルのキャンバス地でできた冊子状の作品は、敢えて人物メインではなく、波打つ模様のみの絵にチャレンジした作品だという。今回、コラボレーションしている作家のサイトウケイスケとは大学時代にSNSを通して知り合い、ウェブ上でお互いの作品をリスペクトし合っていた。その後、東京―山形間でお互いの絵を梱包して送り合って制作する“遠距離コラボ”を続けながら、2011年2月に2人展「キス(KKIS)展」を東京・高円寺AMP cafeで開催。今回は2年ぶりの2人展となる。「サイトウくんは全国各地のミュージシャンに自ら絵を渡してコラボしたり、海外のアーティストが来日したらウェルカムボードを作ってアプローチしたり、自分でイベントを企画したり、とてもアグレッシブな人。お互い地方出身というところで気が合うんです」展示スペースでは小川がデザインを手掛ける「スキスキダイスキ(SUKISUKIDAISUKI)」のタイツ、レギンス、キャップ、ピアス、バレッタ、ヘアゴム、ブローチなどのグッズも販売。すべて「自分が高校生のときに欲しいと思っていたものを作っている。だから高校生でも買える価格設定にしています」と説明。ブランドのネーミングについて、「響きがいいな、と思って。ポジティブなイメージのものを出したくてつけました」。舞城王太郎の小説『好き好き大好き超愛してる』は名付けた後に本を読んでファンになったとのこと。今後は、「もっと柄を増やしてテキスタイルのグッズ展開をしていきたい」と語った。熊本県出身の小川は、2006年に東京造形大学映像科を卒業。学生時代は手描きのコマ撮りアニメを制作していた。2007年よりイラストレーターとして活動を開始し、通常はアクリル絵の具でのペインティングとデジタルの制作が中心。2011年頃からテキスタイルデザインを、2012年から「スキスキダイスキ」名でタイツなどのグッズも作り始めた。
2013年08月09日JR東日本八王子支社は11月24日、東京都日野市の豊田車両センターを一般公開する「豊田車両センターまつり」を開催する。車両の展示やメンテナンス作業の実演、鉄道模型の展示・走行、鉄道グッズの販売などの催しが予定されている。車両展示には、115系(中央本線)、209系(武蔵野線)、E231系0番代(中央・総武線各駅停車)、E231系800番代(東京メトロ東西線直通用)、E233系(中央線快速電車)の各車両が登場する予定。一部時間帯のみだが、特急「あずさ」「かいじ」に使用されるE257系、特急「スーパーあずさ」に使用されるE351系も展示予定だ。検修庫内では115系とE233系を使用したメンテナンス作業の実演やジャッキアップ車両の展示を実施するという。その他、E5系ミニ新幹線の運転や子ども向けの写真撮影コーナーなどが企画されている。「豊田車両センターまつり」の開催日時は、11月24日10:00~15:00(入場は14:30まで)。雨天決行。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月21日女優の戸田恵子が1月31日(月)、都内で行われた出演作『洋菓子店コアンドル』の特別試写会に登場し、本作に特別協力する辻調グループ校エコール辻東京の講師・大川満氏、プロデュースを手掛けた前田浩子氏と共に舞台挨拶に立った。会場には同校の学生が招待され、大川氏と共同で製作した“大ヒット祈願スイーツ”をお披露目した。伝説のパティシエと呼ばれながら、8年前にスイーツ作りを突如としてやめてしまった十村遼太郎(江口洋介)と恋人を追って鹿児島から東京に出てきた臼場なつめ(蒼井優)。都内で評判の洋菓子店「パティスリー・コアンドル」で出会った2人が、人生を見つめ直す姿を目にも鮮やかなスイーツと共に描く。戸田さんは洋菓子店のオーナーを演じている。「映像がきれいだし、誰もが観終わった後はケーキが食べたくなるはず。撮影中は温度調節をしつつ、みんながケーキを愛した時間だった。いまも特別な愛着があるし、苦労を知ったので心して食べている」と戸田さん。撮影前に同校でケーキ作りを学んだそうだが、「オーナー役だから、お店のそろばん勘定ばかりで、さほど学んだことが活かされなかった」と笑いを誘った。そんな戸田さんに対し、大川氏は「僕も戸田さんのお店で働きたくなりました」とオーナーぶりに太鼓判を押した。この日は主演の江口さんから「撮影中はお世話になりました。学校に伺って、お菓子作りの楽しさを知り、みなさんの真剣な姿に心を打たれました。とにかくパティシエは、人を幸福にする職種だと思います。これからもたくさんの“笑顔”のために、夢を叶えられるように頑張ってください」と心のこもったメッセージが到着。戸田さんはメッセージが読み上げられる間、ポスターの江口さんにマイクを向けて“擬似インタビュー”を披露した。未来のパティシエに向けて、戸田さんは「この道を進むと決めたからには、厳しいこともあると思いますが、へこたれずに頑張ってください。いつかみんなが作ったスイーツをいただけると日が来るのを楽しみにしています」とエールを贈り、「登場人物全員が少しだけ成長できるストーリー。この映画をきっかけに、パティシエになりたいと思う人が増えればうれしい」とアピールしていた。『洋菓子店コアンドル』は2月11日(金)より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。■関連作品:洋菓子店コアンドル 2011年2月11日より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2010『洋菓子店コアンドル』製作委員会■関連記事:スイーツ作りが似合う男No.1は藤木直人!向井理、岡田将生ら甘〜いマスクが上位に福岡在住の新人アーティストが東京初ライブ、博多華丸「絶対売れるんです!」と太鼓判ビター&スイートな感動作『洋菓子店コアンドル』試写会に20組40名様をご招待蒼井優が“とっておき”を紹介するスイーツ本…その名も「蒼井洋菓子店」発売決定!シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第10回) スイーツを作るのが似合う俳優は?
2011年01月31日