池松壮亮と菅田将暉が出演する映画『セトウツミ』の撮りおろしショートムービーが公開された。ふたりが演じる映画の主人公、瀬戸と内海がひたすら駄話を続ける爆笑必至の内容で、映画同様、大森立嗣が演出を手がけている。『セトウツミ』ショートムービー映画は、元サッカー部の瀬戸と、塾通いのクールな内海が、ただただ“喋る”だけで青春時代を過ごすさまを描いた作品で、中条あやみがヒロインを演じる。このほど公開になったのは“スタンディングオベーション”と題した約2分間の作品で、瀬戸が内海に「スタンディングオベーションやってくれへん?」とフるところから始まる掛け合いを描いたもの。関西弁の応酬から生まれる独特の空気感に思わずニヤニヤとしてしまい、意味なく大声で喋るセリフの残響まで笑えてくる内容だ。『セトウツミ』7月2日(土) 新宿ピカデリーほか全国ロードショー
2016年04月08日ジャパニーズ・ホラーの名手・清水崇監督が、『TOKYO TRIBE』『東京無国籍少女』の清野菜名を主演に迎えた映画『雨女』が初夏に公開されることが決定し、特報映像が公開された。本作は、体験型上映システム“4DX”を最大限に駆使したホラー作品で、4DX限定で公開される。『雨女』特報映像4DXとは最新の映画上映システムで、映画のシーンに合わせてシートが動き、水、風、雷、香り、煙までも劇場内に再現することができる。臨場感たっぷりの特殊効果で、映画を目で観るだけではなく、体全体で感じる鑑賞へと転換させた上映方法だ。4DX専門の作品を製作するにあたり、徹底的に4DXシステムを研究したという清水監督は「映画は進化し続けます。暗闇の四角いスクリーンに構成された限定的な映像と音響は、時に無いはずの“匂い”や“風”、“暑さ”や“寒さ”、“痛み”や“ぬくもり”すら感じさせる名作を生み出してきました。ところが4DXはその壁を越えます。座席が揺れ、風が吹き、匂いがして、水が飛びます」と4DXの魅力を語り、「もちろん映画で最も重要なのは“気持ちを揺さぶられる事”です。今回、皆さんに映画の新しい形を体感してもらうべく、『雨女』という4DX専用の映画を用意しました。ぜひ劇場へ“雨女”に会いに来てください。“雨女”に遭った時、あなたの心はどんな風に揺らぐでしょうか?」とコメントを寄せた。初のホラー作品への出演となる清野は「4DXでの公開ということで、撮影しながらどんな作品に仕上がっていくのか?ということを私自身楽しみにしていたので、公開が決まって大変嬉しいです!」とコメント。さらに「タイトなスケジュールの中で結構ハードな撮影も多かったんですが、中でも水深5メートルプールでの撮影は今まで体験したことのないシチュエーションだったので、水中で演技をすることの難しさや、体力的にも限界を超えた撮影でした」と振り返った。映画は、雨の日の夜、必ず同じ夢を見てしまう主人公・理佳(清野)が、恋人との関係に悩み、母の命日に地元に帰省するところから始まる。特報映像には、理佳がいつも見る夢が描かれる。雨が降る中、黒い服を着たビショ濡れの女が現れ、踏切に入っていく。その後、女は踏切の真ん中で男の子を抱き寄せ、次の瞬間、黄色いレインコートを着た少女の目の前で電車に轢かれてしまう衝撃的な内容だ。理佳が見る夢は何を意味しているのか?さらに、謎の親子、プールの中で誰かに頭をつかまれる理佳、シャワー中に見える何者かの足が次々と映し出され、映像全体を通して降り続く雨がさらなる恐怖を感じさせる。この恐怖が4DXではどのように表現されるのか、期待が高まる映像となっている。『雨女』2016年初夏、全国のユナイテッド・シネマ他にて4DX限定公開
2016年04月08日国内の海外ドラマブームの火付け役となった『X-ファイル』が6話限定の新シリーズとして、13年ぶりに復活。俳優の風間杜夫と女優の戸田恵子が、モルダー捜査官(デビッド・ドゥカブニー)、スカリー捜査官(ジリアン・アンダーソン)の声優として復帰を遂げた。その他の画像「あのテーマ曲が流れた瞬間、変わらぬ世界観に一気に引き込まれ、私自身も何の戸惑いもなくスカリーを演じることができた。13年というブランクはまったく感じませんでしたね」と声を弾ませる戸田が新作、その名も『X-ファイル 2016』(読み:エックスファイル ニー・ゼロ・イチ・ロク)への思いと期待を語る。超常現象をテーマに、1993年から2002年まで放送され、映画化もされた『X-ファイル』の新シリーズ。今年1月24日(現地)に米FOXで放送され、約2000万人が視聴。過去10年間で1時間もののドラマとしてナンバーワンの記録となり、人気の根強さを証明した。「ファンとして新作が見られるのはもちろん、再びスカリーを演じられるのが純粋にワクワクしました。風間さんはモルダーを見て『老けたな』って笑っていましたけど、ジリアンさんの姿はさほど変化がなくて、それもうれしかったです。何より思わぬ展開とスケール感、そして真実味がある描写という、X-ファイル本来の魅力が失われずにいてホッとしました」(戸田)モルダー&スカリーのコンビネーションも健在で「ご存じのとおり、最初は正反対だった彼らが、さまざまな事件を追う過程で信頼関係を築いていった。今回は13年という歳月を経て、政府の陰謀がより根深いものになった分、絆が強くなっていますね」。スカリーの人物像も掘り下げられており「母親や兄弟も登場し、私も知らなかったことがたくさん描かれていますよ」と新たな発見に胸を踊らせる。今回、おなじみのキャッチフレーズ“The truth is out there”(真実はそこにある)に“still”という単語が加えられた。「そう、真実は“まだ”あるんですよ。そうでなければ、ふたりが再会することもないですから。本当に驚く真実が待っているので、じっくり堪能してほしいですね」(戸田)『X-ファイル2016』6月1日(水)よりデジタル配信7月2日(土)ブルーレイ&DVDリリース『X-ファイル』コレクターズブルーレイBOX(57枚組)発売中取材・文・写真:内田 涼
2016年04月08日『ソウ』『インシディアス』のジェームズ・ワン監督が手がけた『死霊館』の2作目が『死霊館 エンフィールド事件』という邦題で、7月9日(土)より日本公開されることが決定し、場面写真が公開になった。映画は“史上最長期間続いたポルターガイスト現象”として心霊史に記録されている実在の事件が基になっている。その他の画像『死霊館』では、1971年にアメリカのロードアイランド州にある屋敷で実際に起きた出来事が描かれたが、2作目は1977年にロンドン北部のエンフィールドの家で実際に起こった不可解な現象が描かれる。前作に引き続き実在の心霊研究家ウォーレン夫妻をモデルとした人物が登場し、正体不明の音や不穏な囁き声、人体浮遊など、数々の不可解な出来事に苦しむ母親と4人の子どもたちを救うため、現地調査に訪れたウォーレン夫妻が再び恐怖の元凶と対峙する。前作でウォーレン夫妻を演じたベラ・ファーミガとパトリック・ウィルソンが続投。ポルターガイストの恐怖に苦しむ少女ジャネットを、『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』『Joy』など話題作への出演が続く注目の子役マディソン・ウルフが演じ、シングルマザーのペギーをフランシス・オコナーが演じる。『死霊館 エンフィールド事件』7月9日(土)新宿ピカデリーほか全国公開(C)2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED
2016年04月07日1953年に製作され、多くの人に愛され続けてきた名作『シェーン』のデジタルリマスター版が公開になるのを記念して、東京の丸の内TOEI2で、公開初日の9日(土)初回上映終了後に、撮影時の裏話が収録されたオーディコメンタリー映像が上映されることが決定した。その他の画像/貴重映像本作は、南北戦争後のアメリカ西部を舞台に、悪徳牧場主に苦しめられていた開拓者たちと流れ者シェーンの友情、そしてシェーンの戦いを描いた名作映画。シェーンが馬に乗って旅立っていく背中に向かって少年が「シェーン!カンバック!」と叫ぶラストシーンが有名だ。丸の内TOEI2では9日(土)の10時30分の回上映終了後に、西部劇愛好家のウエスタン・ユニオンのトークショーと、本作を手がけたジョージ・スティーヴンスの息子J・スティーヴンスJrが作品の裏側や当時のエピソードを語ったオーディオコメンタリー映像を上映。さらに、入場者には日本版オリジナルの映画ポスターがプレゼントされる。また、オーディオコメンタリー映像の一部も公開になった。劇中で流れ者のシェーンが、少年ジョーイに銃の扱い方を教える場面で、J・スティーヴンスJrが当時の思い出や、監督の音に対するこだわりについて解説。大スクリーンで本編をすべて観賞した後に観ると、より楽しめる映像になっている。『シェーンデジタルリマスター版』4月9日(土) 丸の内TOEI2ほか全国順次ロードショーShane(tm) & Copyright (C) 2016 by Paramount Pictures Corporation. All rights reserved
2016年04月07日ワーナー・ブラザースが、2017年10月6日に北米公開を予定していた『ザ・ジャングル・ブック:オリジンズ(原題)』を、1年先の2018年10月19日に延期すると発表した。今月15日には、ディズニーが製作するジョン・ファヴロー監督の実写版『ジャングル・ブック』が北米公開されるが、これでもっと間をあけられるようになる。その他の情報ワーナーの『ジャングル・ブック』は、パフォーマンス・キャプチャーを使用するもので、アンディ・サーキスが監督する。出演は、クリスチャン・ベール、ケイト・ブランシェット、ベネディクト・カンバーバッチ、フリーダ・ピントら。公開延期のニュースを受けて、サーキスは、「作品を届けなければいけない日をワーナーが変更してくれて、個人的にとてもうれしい」とFacebookで喜びのコメントをした。今作は、パフォーマンス・キャプチャー史上、最も細かいニュアンスをもつ感情や心理の表現を見せるもので、「時間はあればあるほどいい」とも彼は語っている。サーキスの次回作は、来年北米公開予定の『猿の惑星』第3弾、『War of the Planet of the Apes』。文:猿渡由紀
2016年04月07日クロエ・グレース・モレッツが主演を務めるSF大作『フィフス・ウェイブ』が23日(土)から公開になる。本作は地球外から来た侵略者“アザーズ”によって壊滅状態になった地球が舞台だが、主人公は普通の女の子で、誰が味方で誰が敵かわからない中、未曾有の危機に立ち向かう。その他の画像映画は、予告なく現れた“アザーズ”が地球で暮らす人間たちを殲滅させようとするところから始まる。彼らはライフラインを破壊し、街を更地にし、ウィルスを仕掛けて人類を大半の死滅させた後に、人間と同じ姿で地球に降り立ち攻撃を開始する。主人公のキャシーは、平凡な女の子だが、運よくこの状況を生き延びることができた。しかし、愛する弟と離れ離れになってしまい、弟がいると予想される基地に向けてひとりで旅立つ。遠く離れた基地までは歩くしかなく、人間の姿が見えても、人間かアザーズかはわからない。途中で負傷をしたキャシーは、エヴァンと名乗る男に助けられ、共に基地を目指すが、キャシーは敵か味方かわからないエヴァンのことを信用できないでいる。映画は、圧倒的な破壊シーンやアクションシーンも描かれるが、最もスリリングなのは“目の前の人間はアザーズかもしれない”という恐怖で、最後の最後まで油断できない展開が待ち受けている。『フィフス・ウェイブ』4月23日(土)全国ロードショー
2016年04月07日miwaと坂口健太郎が主演を務める映画『君と100回目の恋』が来年2月に公開されることが決定した。愛する女性を事故から救うために何度も時間をさかのぼる主人公の姿を描いたラブストーリーだ。その他の情報陸は、愛する葵海(あおい)を救うために何度も時間を巻き戻すが、陸には重大な秘密が隠されていた。劇中ではふたりが仲間とバンドを組む場面も登場し、miwaがオリジナルで楽曲を書き下ろし、『黒崎くんの言いなりになんてならない』の月川翔が監督を務める。映画はオリジナル作品だが、今月28日(木)の週刊ヤングジャンプから同タイトルの漫画連載がスタート。秋には集英社から関連小説が発売になる。日向葵海役のmiwaは「脚本を読んで、ラストは涙が止まらないほど、とても切ない気持ちになりました。音楽も作品の肝になっていて、劇中でバンドを組む設定なので、今ちょうど曲を作っていますが、自分で歌うのとはまた違った楽しみがあるなと思っています」と言い、「私は映画が2本目で、演技経験がほとんどないのでこんなにセリフがある役はとても不安だし、プレッシャーですが、坂口くんに引っ張ってもらって、同世代の方が多く出演されるので、和気あいあいと楽しくできればいいなと思っています」とコメント。長谷川陸役の坂口は「ギター初挑戦で、人前で演奏したり、歌うことは全く未知の世界です。しっかり弾けなくてはならない役柄なので、時間を掛けて頑張りたいと思っています」と言い、「miwaさんは、きっと天真爛漫な葵海のような人だと思うので、とても楽しくなりそうだなと思っています」と語っている。来月から撮影が始まり、来年2月に全国で公開になる。『君と100回目の恋』2017年2月ロードショー
2016年04月07日実話に基づく時代劇『殿、利息でござる!』の完成披露試写会が4月6日に、東京・有楽町で行われ、阿部サダヲ、瑛太、妻夫木聡、竹内結子、寺脇康文、きたろう、千葉雄大、橋本一郎、中本賢、西村雅彦、中村義洋監督に出席。重税に苦しむ庶民が、殿様に金を貸し付け、利息を稼ごうと奮闘する物語にちなみ、駆けつけたファンの寄付を募る“銭集め”イベントを実施した。関係者によると、集まった寄付金は、古文書保存などに役立てられるという。イベントの模様/その他の写真重税が原因で、夜逃げや破産が相次ぐ江戸中期の仙台藩を舞台に、宿場町を心配する造り酒屋の穀田屋十三郎(阿部)が、町一番の知恵者・菅原屋篤平治から「藩に大金を貸し付け、その利息を巻き上げる」という驚きの復興計画を聞かされ、一丸となり元手1000両(現在の約3億円)をかき集めようと奮闘する。満を持して時代劇映画に初主演した阿部は、「とても素敵な映画が出来あがった。皆で力を合わせて、ひとつのことを実現させる内容で、現場でも皆さんの力で(完成を)成し遂げることができた。笑えて泣けて、いい意味で想像を裏切るはず」と強い手応えを示した。『白ゆき姫殺人事件』『予告犯』などで知られる中村監督にとっても、本格的な時代劇は初めての挑戦で、「刀が抜かれることが一度もないが、カッコいい男たちの話になっている」とアピール。「伝えたいことがたくさんある原作を、ほれ込んだキャストで映画化できた。テーマは無私だが、逆に監督としては、作りたい“欲”を出し尽くした。こんなにやりたいことが実現できた作品は、そうそうない」と誇らしげだった。『殿、利息でござる!』5月14日(土)公開取材・文・写真:内田 涼
2016年04月06日ウィル・フェレルが主演で、実話にもとづく冒険コメディ映画の企画が進められている。フェレルが演じるのは、1968年に、思いつきで友達と北極への旅に出たミネソタの保険セールスマン。彼と医師の友人は、ホンダのセールスマン、地理の教師、カナダ人らを誘って、スノーモービルで北極への旅に出て、成功する。その他の情報映画はNew York Times Magazineに出た記事をもとにするもので、『シティ・スリッカーズ』や『団塊ボーイズ』のようなバディ・コメディになる模様だ。ソニー・ピクチャーズが製作配給する。フェレルの最近作は、マーク・ウォールバーグと共演した昨年末の『Daddy’s Home』と、今年2月北米公開された『ズーランダー2』。次回作は来年北米公開予定の『The House』。文:猿渡由紀
2016年04月06日人気海外ドラマ『グレイズ・アナトミー』シーズン11のDVDが本日発売になり、デジタル配信もスタートした。本シーズンで、最初のシーズンから出演してきたパトリック・デンプシー演じるデレクが物語から去るが、製作陣はデレクとどのように別れを告げるべきか悩んだようだ。シリーズの生みの親で、企画・製作総指揮を務めるションダ・ライムズのインタビュー映像が公開になった。インタビュー映像『グレイズ・アナトミー』は、天才外科医を母に持ち、日々、人の命を左右する現場に向き合う女性外科医メレディスと仲間たちを描いた人気ドラマ。デレクはメレディスの最愛の夫で、ファンからも人気もあるため、ライムズは「どうやって彼を本作から去らせようかと考えあぐねた」と振り返る。彼が長い旅行に出たり、離婚したりしてしまえば、メレディスとデレクの愛が嘘になってしまうため、ライムズは「意図的に去るようなことはさせられない」という方針の下で脚本家とストーリーを練り上げた。長く続くドラマではキャストの交代や新規参加、降板などが発生するが、本スタッフは、ドラマの世界観を壊さないことにこだわったようで、ライムズはデレクを「理想の男性」とコメント。彼らが考え抜いた上で描いた“衝撃の展開”が気になるところだ。『グレイズ・アナトミー シーズン11』4月6日(水) 第1弾DVDレンタル開始DVD コレクターズ BOX Part1発売、シーズン11 一挙デジタル配信開始4月20日(水) 第2弾DVDレンタル開始DVD コレクターズ BOX Part2発売
2016年04月06日鬼塚忠の小説『花いくさ』が野村萬斎、市川猿之助、中井貴一、佐々木蔵之介、佐藤浩市ら豪華キャストの出演で映画化されることが決定した。戦国時代を生きた花僧・池坊専好の物語が描かれる。その他の情報本作は、1594年に池坊専好が豊臣秀吉に前田利家邸で披露したといわれる“大砂物(幅7.2メートル、高さ3.5メートルある立花)”の伝説に着想を得た物語を描くもので、池坊専好が権力者・豊臣秀吉に刃ではなく“花”をもって立ち向かう姿が描かれる。池坊専好を演じる野村萬斎は「専好は華道において“中興の祖”とも言われていますが、伝統を受け継ぐだけではなく、常に時代の空気を感じながら、“その時々の花の美しさ”を追求する。その姿勢は世阿弥も言っていることであり、我々の狂言の世界と相通ずるものがあると思っております」とコメント。撮影を前に、華道の指導も受け、細やかな所作にもこだわって演じる準備を整えたという。また、市川猿之助が豊臣秀吉を、佐藤浩市が千利休を、中井貴一が織田信長を、佐々木蔵之介が前田利家を演じる。『小川の辺』の篠原哲雄が監督を、ドラマ『ごちそうさん』の森下佳子が脚本を、久石譲が音楽を手がける本作は今月10日から撮影を開始し、2017年に公開になる。『花戦さ』2017年公開
2016年04月06日これまで共に戦ってきたアベンジャーズのメンバーがふたつに分かれて対立する映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の公開を記念して、4月13日(水)発売の週刊少年マガジンに『FAIRY TAIL』『ダイヤのA』『七つの大罪』の“シビル・ウォー”ビジュアルが掲載されることが決定した。その他の写真今回の企画では、それぞれの作品の登場人物たちが二手に分かれて“禁断の戦い”を繰り広げるとしたら? というコンセプトで制作された。チーム分けはそれぞれの作品の作者が自ら行っており、『FAIRY TAIL』の真島ヒロは「本当にこのFT のメンツが戦ったらどっちが勝つのかワクワクします」、『ダイヤのA』の寺嶋裕二は「この2チームに分かれる理由や過程を想像してるのが楽しかったです」、『七つの大罪』の鈴木央は「『七つの大罪』版シビル・ウォーを皆さんの中で妄想していただけたら嬉しいな」とコメントしている。また、このビジュアルが使用されたポストカードが全国70万セット限定で映画の入場者に先着でプレゼントされることも発表になった。ポストカードセットには『FAIRY TAIL』『ダイヤのA』『七つの大罪』のポストカードのうち1枚がランダムに封入される。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』4月29日(金) 全国ロードショー
2016年04月06日『リング』シリーズの貞子と『呪怨』シリーズの伽椰子が競演する映画『貞子vs伽椰子』の主題歌を聖飢魔IIが手がけることが決定し、デーモン閣下のコメント映像が公開になった。コメント映像映画は、呪いのビデオを観てしまった者の前に現れる長い髪が強烈な印象を残す貞子、呪いの家に棲みつき、そこを訪れた者を襲う伽椰子が激突するホラー作品で、山本美月、玉城ティナらが出演する。魔界から人間界に降臨し、数々の活動を行ってきた聖飢魔IIが、貞子と伽椰子の対決のために主題歌『呪いのシャ・ナ・ナ・ナ』を書き下ろした。このほど公開になった映像で、デーモン閣下は「本来ならば、聖飢魔IIは既に魔界に帰還していて、人間界での活動は行わない状態であるが、貞子と伽椰子が戦うというのは大変な事態なので、吾輩が聖飢魔IIを特別要請し、両名の決着の場を華々しい音楽で盛り上げる運びとなった」と説明している。本楽曲が入った小教典(シングル)は6月15日(水)に発布(発売)される予定。『貞子vs伽椰子』6月18日(土) 全国ロードショー
2016年04月06日主演のブリー・ラーソンが本年度のアカデミー主演女優賞に輝いた映画『ルーム』が今週末から公開になる。小さな部屋に閉じ込められていた母子が脱出し、世界に触れ、新たな一歩を踏み出す過程を描いた作品だが、監督を務めたレニー・アブラハムソンは、部屋の“中”の物語と“外”の物語のバランスをとることに最も力を注いだと語る。その他の画像本作は、小さな部屋に閉じ込められた状態で暮らす母と、部屋しか知らない息子が脱出をはかり、部屋の外の世界に踏み出していく物語。エマ・ドナヒューの小説が原作で、日本では“インサイド”と“アウトサイド”の上下巻で刊行されている(講談社文庫・刊)。アブラハムソン監督は「通常ならばパートナーや子どもの友達といった周りの人間や、学校などの機関があって子育てをするのですが、この極端な物語の中では、母親がその負荷を全部担っている」という。「教育だったりメンタル面だったり、子どもの世界のすべてを母親ひとりが提供しなければいけない、一緒に作っていかなければいけない状況に置かれているわけです。こういった極端な設定によって、子育ての大変な部分と素晴らしい部分のすべてを掘り下げて模索するドラマを描こうとしました」このような設定の物語であれば、部屋からの“脱出”が物語のクライマックスになると想像する人もいるかもしれない。しかし、本作では、部屋が世界のすべてだった前半と、現実の世界に触れる後半が同じウェイトで描かれる。「この映画を作る上で最大の挑戦は、部屋の内と外とのバランスをとることでした。部屋から逃げられたことで観客の興味が失われてしまったら、後半はおまけみたいなものになってしまいます。観客に後半にもついてきてもらうために必要なものを考えたとき、それはやはり前半部分で、いかに観客がこの親子とつながりを持てるかということでした」母と子が部屋を出ても、物語は続く。それどころか、部屋を出た後の方が、“部屋”の存在感は大きくなり、観客は母子から目が離せなくなるだろう。「そのため前半から後半へと移る際には、作曲家、編集と僕で独特なテンションを作りあげなければいけませんでした。それは(脱出を果たした)ふたりの再会の後からすでに、少しだけ感じられるようになっています。この部分は編集で一番時間をかけたかもしれません。特に後半に入ってからの最初のフェーズは、前半で作り上げたストーリーの要素を、改めて積み立てなおしてから後半へとつなげていくようにしました」小さな部屋に監禁された母子が暮らしている場面から始まるこの物語は、観客の予想外の方向へと展開するが、アブラハムソン監督は「普段目にはしないような極端な状況ではあるものの、普遍的な話でもあります。本作は、実は子育てという子どもと親の絆が掘り下げられている物語なのです」と語っている。『ルーム』4月8日(金)TOHOシネマズ 新宿ほか全国公開
2016年04月05日菅田将暉が『デスノート 2016』で演じる紫苑優輝(しえん ゆうき)の場面写真が解禁になった。夜神月とLの死から10年後の世界を舞台にした作品で、キラを“神”と崇めるサイバーテロリスト・紫苑は、デスノート争奪戦で重要な役割を果たす。『デスノート 2016』/その他の画像『デスノート 2016』は、死神によって6冊のデスノートがばらまかれ、世界が大混乱に陥る中、デスノート対策本部チームの捜査官・三島創(東出昌大)と、Lの遺伝子を継ぐ私立探偵・竜崎(池松壮亮)、そして紫苑の3人を軸に、キラの復活を望む者、それを阻止する者たちの攻防が描かれる。紫苑には、家族全員を狂った男に殺された過去があり、その犯人をキラが殺してくれたことから彼を崇拝しており、ばらまかれたデスノートを誰よりも先に手に入れようとサイバーテロリストとして三島や、竜崎を翻弄していく。菅田は役作りについて「原作に出てくるLの2人の後継者=メロとニアからイメージを抽出した」「メロとニアのトリッキーなキャラクターに現代っ子感を少し足したイメージ」と明かしているが、気になるのは紫苑の服の色。過去に藤原竜也が演じたキラ/夜神月は黒で、松山ケンイチが演じたL/竜崎は白だったが、新作では三島と竜崎が黒で、紫苑が白。そこにはどんな意味があるのか? 想像がふくらむ写真になっている。『デスノート 2016』10月29日(土)丸の内ピカデリー・新宿ピカデリー他全国拡大ロードショー(C)大場つぐみ・小畑健/集英社(C)2016「DEATH NOTE」FILM PARTNERS
2016年04月05日クロエ・グレース・モレッツが主演を務める近未来SF『フィフス・ウェイブ』の本編映像が公開になった。人間とまったく同じ姿をした地球外生命体“アザーズ”に脅えながら、弟を探して旅をする主人公の姿が描かれる緊迫感のある映像だ。その他の画像/緊迫の本編映像本作は、地球外生命体“アザーズ”の攻撃を受け壊滅状態となった地球を舞台に、主人公キャシーが、離れ離れになってしまった弟を救うため、人間同士も互いに不信感を抱く末期的な状況の中で生き抜いていく姿を描く。このほど公開になったのは、アザーズがしかける3つの“波(攻撃)”によって人類の大半が死滅し、いよいよアザーズたちが地球に降り立った後の場面。クロエ演じるキャシーは弟がいると思われる基地を目指して徒歩で旅を続けるが、アザーズの攻撃によって電気や水道などのライフラインは完全に停止しており、旅は非常に厳しい状況だ。森の中に入り、アザーズの監視をぬって行動するが、上空にはアザーズの監視船と思われる乗り物が飛び交い、人間と同じ姿のアザーズが森を巡回している。「実際に起こってもおかしくない、自然災害や社会のパニックが描かれている」と語るクロエは、常に周囲を警戒し、恐怖を感じながら行動するヒロインを演じており、アザーズの存在を近くに感じ、おびえる表情にも注目だ。『フィフス・ウェイブ』4月23日(土)全国ロードショー
2016年04月05日アレック・ボールドウィンとスコット・イーストウッドが、『Crown Vic』で共演することになった。インディーズのスリラーで、ふたりはロサンゼルス警察の警官を演じる。私生活でも大変な状況に遭遇しているふたりは、警官を殺して逃亡中の犯罪人を追いかけることになる。監督と脚本を兼任するのは、ジョエル・スーズ。撮影は来月ロサンゼルスで始まる。その他の情報ボールドウィンは最近、ウィル・スミス主演の『コンカッション(原題)』に出演。次回作は、ウォーレン・ベイティが監督を務めるタイトル未定のドラマや、ボクシング映画『Back in the Day』などが控えている。イーストウッドは昨年、恋愛映画『The Longest Ride』に主演。今年はアメコミ映画『スーサイド・スクワッド』やオリバー・ストーン監督のエドワード・スノーデン伝記映画『スノーデン(原題)』などが控える。文:猿渡由紀
2016年04月05日23日(土)から公開になるディズニー・アニメーション・スタジオの最新作『ズートピア』に公開エリアごとの“ご当地キャラクター”が登場することが発表になった。アメリカやカナダでムース(ヘラジカ)のニュースキャスターが登場する場面は、日本版では“タヌキ”のキャスターが登場する。その他の写真本作は、一人前の警官になることを夢見るウサギのジュディと、キツネの詐欺師ニックが、ズートピアの運命を左右する大事件の解明に挑む物語。劇中には60種類以上もの動物たちが登場し、同じ種でもそれぞれが個性豊かに描かれているが、映画の中に登場するニュース・キャスターは公開エリアごとに別の動物が担当することになった。「世界各国でその土地独自のキャラクターを設定したのは、より映画を身近に感じてもらいたいという思いから」というバイロン・ハワード監督とリッチ・ムーア監督は「日本特有のキャラクターを探しているときに、ちょっといたずら好きでずる賢く、それでいて茶目っけがあり頭の良い不思議な雰囲気を持つ動物を見つけ、それがタヌキでした」と説明。ご当地キャラは全5パターンあり、ムース、タヌキをはじめ、オーストラリアではコアラが、中国ではパンダが、ブラジルではジャガーがキャスター役で登場する。また、本作の日本語版ではこのタヌキの声を芋洗坂係長が演じることが発表になった。『ズートピア』4月23日(土)全国ロードショー
2016年04月05日昨年の冬に公開された映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』の貴重なメイキング映像が公開になった。現在、発売されている本作のブルーレイ&DVDにも収録されていないもので、世界有数のアニメーターたちが“手作り”でストップ・モーション・アニメーションを作り上げていく過程が紹介されている。メイキング映像本作は、サン=テグジュペリの名作小説『星の王子さま』のその後を描いた作品で、9歳の女の子と元飛行士のおじいさんのドラマと、『星の王子さま』の世界の物語を、最新のCGアニメーションと、精巧につくられたフィギュアを1コマずつ撮影していくストップ・モーション・アニメーションを組み合わせて描いている。このほど公開になったのは、カメラがアニメーション・スタジオに潜入し、本作の創作過程を捉えたもの。現在、アニメーション制作はコンピュータが主流だが、スタッフは紙を丁寧に細工して砂漠の起伏を作り出し、キャラクターの表情を細部まで徹底的にこだわって造形していく。スタジオは通常の撮影と同じようにセットが組まれ、照明が設置され、カメラ位置が入念に確認される。本作はキャラクターの表情、動きにこだわって撮影が行われたため、ひとりのアニメーターが1週間作業しても、5秒から10秒ほどしか制作することができない。メイキング映像には他にもスタッフがコツコツとフィギュアを手入れしていく過程や、美しいセットが組まれたスタジオの光景など貴重な映像が多数収録されており、より深く映画を楽しめる内容になっている。『リトルプリンス 星の王子さまと私』ブルーレイ&DVD 発売中デジタルも配信中発売・販売元:ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント(C)2015 LPPTV - LITTLE PRINCESS - ON ENTERTAINMENT - ORANGE STUDIO - M6 FILMS - LUCKY RED
2016年04月05日「ぴあ」調査による2016年4月1日、2日のぴあ映画初日満足度ランキングは、多部未華子主演によるコメディ・ドラマ『あやしい彼女』がトップに輝いた。2位に韓国で大ヒットを記録した『ブラインド』をリメイクしたサスペンス『見えない目撃者』、3位に室生犀星が晩年に発表した小説を二階堂ふみ主演で映画化した『蜜のあわれ』が入った。その他の写真1位の『あやしい彼女』は韓国映画『怪しい彼女』のリメイク版。倍賞美津子演じる毒舌で頑固な73歳のおばあちゃん・瀬山カツが突然、20歳に若返り、大鳥節子として再び青春を謳歌する様をコミカルに描く。幅広い年齢層の観客が劇場に足を運んでいたが、10代の観客からは「やりたいことをやりきる主人公が素晴らしい」「若いっていいなと改めて思えた」と若返ってからの節子への共感の声が多く、一方で50代から70代の観客は「若返ったシーンはうらやましかった」「おばあちゃんの方の気持ちがよくわかる」「昔の歌や貧しかった時代を思い出し、笑える部分もあった」とおばあちゃん・カツに共感したようで、「昔のことも現代のこともわかっているので面白かった」といった声も聞かれた。本作は『謝罪の王様』『舞妓Haaaan!!!』などのコメディ映画を多数手掛ける水田伸生が監督を務めており、「ところどころのギャグが笑えた」「現代的なネタも取り入れられていて面白い」といった感想も寄せられたが、一方で「家族ドラマとしても感動した」「家族のための主人公の行動が本当に素晴らしかった」「笑いと泣ける部分が組み合わさっていて面白い。飽きなかった」「あまり映画を観なくなっていたが、また観てみたいと思わせてくれる作品」と、“家族”の普遍的な感動ドラマも描かれていたようだ。魅力的なヒロイン像やストーリーのユニークさから幅広い世代の共感を得た本作だが、見た目は20歳、中身は73歳の異色ヒロインに挑んだ多部の熱演っぷりも好評で、「歌も踊りも上手で観ていて楽しかった」「昔の“お母ちゃん”といった感じで魅力があった」「白目をむいたり理想の男性像を語ったり、素晴らしい演技力」との感想が寄せられた。(本ランキングは、4/1(金)、2(土)に公開された新作映画6本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)『あやしい彼女』公開中
2016年04月04日2016年4月2日、3日の全国映画動員ランキングは、公開2週目の『暗殺教室~卒業編~』(全国319館)が首位をキープした。本作は4月1日付けで動員数165万人、興行収益18億円を突破している。その他の画像/動員ランキング続いて2位に『映画ドラえもん新・のび太の日本誕生』(全国362館)、3位に『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』(全国346館)が入り、TOP3は先週と変わらず。4位には先週7位からランクアップの『ちはやふる -上の句-』(全国298館)、5位には先週6位からランクアップの『アーロと少年』(全国357館)が入った。新たにランクインした作品は、多部未華子主演で韓国映画『怪しい彼女』をリメイクしたコメディ・ドラマ『あやしい彼女』(全国280館)のみとなった。『暗殺教室~卒業編~』公開中(C)2016 フジテレビジョン 集英社 ジェイ・ストーム 東宝 ROBOT (C)松井優征/集英社
2016年04月04日LGBTコミュニティを正しく扱う映画、ニュース、テレビなどを表彰するGLAAD賞が発表された。映画部門で受賞したのは『キャロル』。TVコメディシリーズは、アマゾンの『トランスペアレント』、ドラマシリーズはNetflixの『センス8』、テレビ用映画またはミニシリーズは、HBOの『Bessie』が受賞。リアリティ番組は、ケイトリン・ジェンナーの『I am Cait』とジャズ・ジェニングスの『I am Jazz』が同点受賞した。『キャロル』/その他の情報『センス8』は、最近、女性としてカミングアウトしたリリー・ウォシャウスキーがクリエートしたSFミステリー。ウォシャウスキーは、カミングアウト以来初めて公の場に姿を現し、受賞スピーチで「カミングアウトしたのには多くの理由がありますが、GLAADのすばらしい人たちも、そのひとつです」と語った。『I am Cait』と『I am Jazz』ではジェンナーとジェニングスが、『Bessie』では主演のクイーン・ラティファが舞台に上がって賞を受け取っている。『キャロル』公開中文:猿渡由紀(C)NUMBER 9 FILMS (CAROL) LIMITED / CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION 2014 ALL RIGHTS RESERVED
2016年04月04日映画『暗殺教室~卒業編~』の大ヒット御礼舞台あいさつが、4月2日に東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで開催され、主演の山田涼介、羽住英一郎監督が登壇した。『暗殺教室』大ヒット御礼舞台あいさつその他の写真原作は、週刊少年ジャンプにて先日完結した松井優征の人気漫画『暗殺教室』。椚ヶ丘中学校の落ちこぼれクラス3年E組の生徒たちは、担任教師としてやってきた謎の生物”殺せんせー”の暗殺を政府から託される。完結編となる実写映画第二弾『暗殺教室~卒業編~』は、3月25日に劇場公開され、4月1日までに動員数165万人、興行収益18億円を突破。昨年公開された前作『映画 暗殺教室』をはるかに上回る大ヒットを記録している。会場に山田が呼び込まれると、会場からは割れんばかりの黄色い歓声があがった。「今日は来てくださりありがとうございます」とお礼を述べた山田が、「2回目以上の見たよという方は?」と会場に問いかけると、ほぼ全員が手を挙げる熱狂ぶり。なんと9回目以上という強者も現れ、想像以上の数字に山田も監督も驚きを隠せない様子だった。羽住監督は、「これで舞台あいさつも最後なので、山田くんの制服も見納めだと思うと寂しい」と感傷深い表情を浮かべた。この日、ブリュッセル・ファンタスティック国際映画祭にて前作と本作の2作連続上映が決まったことが発表された。それに対し監督は「テーマは普遍的な人間ドラマだと思うので、海外の方にも伝わると思う」自信を見せ、山田は「グループメールがあるので、みんなにこの情報を送りたいと思います」と喜びを語った。舞台あいさつも終わりに差し掛かり、最後のあいさつをしようとしていた山田の元へ、サプライズゲストとして、赤羽業役の菅田将暉が“殺せんせー”イメージしたバラを持って登場。「お疲れ!」と抱きついた菅田に対し、山田は目を潤ませながら、満面の笑みを浮かべた。それに対し、「お前、今ウルウルして可愛い目をしているな」と菅田から茶化された山田は、「泣いてないから」と言うなど、和気藹々とした姿を見せた。プライベートでも親交があるという二人は、お互いについて、「将暉は、桁違いに演技が上手いので尊敬もできる人。同世代ではなかなかこんな良い関係になる人はいない、将来もずっと一緒にいると思う」と山田が話すと、菅田も「切磋琢磨や仲間、ライバルといったことば全てが詰まった関係」と熱い思いを明かした。最後に山田は「今はやっぱり寂しいですが、公開が終わるわけではないですし、この作品は自分の心の中でも生き続けています。これだけ多くの方達に愛していただいた作品なので、みなさんの気持ちの中でも生き続けて欲しいなと思います」と思いを語った。『暗殺教室~卒業編~』公開中取材・文・写真:小杉由布子
2016年04月02日DCコミックスに登場するヒーローや悪役がチームを組み、時空を超えて史上最凶の脅威に挑む、超大作テレビドラマ『レジェンド・オブ・トゥモロー』の公開アフレコが4月2日、都内のスタジオで行われ、日本版声優の東地宏樹、江川央生が出席。公開アフレコその他の写真『レジェンド・オブ・トゥモロー』は、テレビドラマ『ARROW/アロー』からアトム(ブランドン・ラウス)、『THE FLASH/フラッシュ』からマーティン・シュタイン博士(ヴィクター・ガーバー)に加え、テレビドラマ『プリズン・ブレイク』で兄弟を演じたウェントワース・ミラーとドミニク・パーセルが、キャプテン・コールドとヒート・ウェーブの悪役コンビで登場する。日本語吹き替えも役者同様、東地と江川が再びタッグを組む。「江川さんとは信頼して掛け合いができる」(キャプテン・コールド役・東地)、「またコンビでできることが嬉しい」(ヒート・ウェーブ役・江川)と喜びを語り合い、この日行われたアフレコでも、息の合った様子を見せた。自身の演じるキャラクターについて、東地は、「キャプテン・コールドには特殊能力がないことに当初がっかりしたんですが、話が進んでいくうちに、それに面白みを感じ始めています」と話し、江川は、「ヒート・ウェーブは話すときは口が汚いんですが、画面の隅で実は優しい行動をしているそのギャップに惹かれた」と語った。本作について「ヒーローの割に、みんなポンコツなんです」と江川が明かすと、「みんなが悩んでいるし、人間味があるんですよね」と東地も笑顔を見せ、「一人一人の設定がしっかりとしているので、キャラクター同士の絡みも、みどころです。戦うシーンもワクワクしますよ」と魅力を語った。『レジェンド・オブ・トゥモロー』デジタルセル先行配信中/今秋ブルーレイ&DVDリリースワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント取材・文・写真:小杉由布子
2016年04月02日レオナルド・ディカプリオ主演映画『レヴェナント:蘇えりし者』で音楽を手がけた坂本龍一が作品の魅力と音楽について語った“音楽版予告”が公開になった。坂本が手がけた音楽も登場する。『レヴェナント:蘇えりし者』音楽版予告映像映画は、アメリカ西部の未開拓の荒野を旅する途中で熊にノドを裂かれて瀕死の状態に陥るも、仲間のジョン・フィッツジェラルドに置き去りにされてしまった主人公ヒュー・グラスが、自然の脅威に立ち向かいながら、死の淵から蘇り、約300キロもの旅をして、フィッツジェラルドに復讐しようと壮絶なサバイバルに挑む姿を描いたもの。映像の冒頭に登場した坂本は「この作品には息を呑むような素晴らしい映像が詰まっています。私は音楽で、主人公ヒューグラスの壮大なドラマを表現しました」とコメント。劇中の音楽は坂本、“アルヴァ・ノト”ことカールステン・ニコライ、The Nationalのギタリストでもあるブライス・デスナーが担当。監督から『メロディよりもサウンドだ。サウンドの積み重ねが必要なのだ!』というリクエストを受けた坂本は、ミニマルな構成でドラマを支える“サウンド”を構築。制作された楽曲と、こだわり抜かれた映像、ディカプリオの決死の演技は見事に調和しており、「人間ドラマを包む大きな自然というものを音楽で描きたかった」という坂本の言葉に思わずうなづいてしまう映像になっている。『レヴェナント:蘇えりし者』4月22日(金) TOHOシネマズ 日劇ほか 全国ロードショー
2016年04月01日2010年に公開された『アリス・イン・ワンダーランド』シリーズの最新作『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』の新画像が公開になった。ミア・ワシコウスカ演じる主人公アリスと、ジョニー・デップ演じるマッドハッターが、ワンダーランドにいる場面を捉えたものだが、新作ではマッドハッターを救うためにアリスが大冒険を繰り広げるという。その他の情報本シリーズは、ルイス・キャロルの名作小説のキャラクターと世界観を実写映画化したシリーズで、前作は全世界で大ヒットを記録した。新作では、悲しい過去に心を奪われたマッドハッターを救うためにアリスが再びワンダーランドを訪れ、時間をさかのぼる冒険に旅立つ。新作も前作に続いて、リンダ・ウールヴァートン。ルイスが脚本を執筆。完成度の高い脚本が仕上がったそうで、デップは「ルイス・キャロルの作品を脚色するのは、不可能にも近い作業だと思うんだ。原作に忠実でありながらも、それを新たな角度から見つめ直したリンダの脚本は、実に素晴らしい」と語っている。ふたりの他、ヘレナ・ボナム・カーター、アン・ハサウェイらが出演し、サシャ・バロン・コーエンが時間の番人“タイム”を演じる。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』7月1日(金) 全国ロードショー
2016年04月01日バットマンとスーパーマンが対峙する大作映画『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』の特別映像が公開になった。バットマンとスーパーマン、それぞれの立場から本作の魅力を紹介した映像で、劇中の映像だけでなくキャストのインタビューも収録。本作で描かれる“世紀の対決”に多角的に迫っている。『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』特別映像バットマンもスーパーマンも長きに渡って愛され続けるヒーローだが、ふたりの生い立ちや考え方は大きく違っている。バットマンことブルース・ウェインは幼少期に両親を殺され、深い悲しみ、孤独、怒りを内に秘めたまま成長し、誰から頼まれることなく自警団的に悪を倒してきた。ブルース役のベン・アフレックが「今回のバットマンは過去の作品にくらべ年を重ね世界に幻滅している」と語る通り、パワーは人間と同じだが、その内面は“闇”に包まれており、正義のためには手段を選ばない。一方、スーパーマンは異星人でありながら地球に送り込まれ、実の親を失い、孤独を味わうも、育ての親の愛を受けて成長し、人を助けるために活動するようになった。スーパーマンの“育ての母”を演じたダイアン・レインが「スーパーマンは人の心を持つからこそ苦しむの」と語るとおり、パワーは人間を遥かに凌駕するが、その内面は誰よりも人間であろうとする。ふたりはどちらもヒーローで、通常であれば戦うことはないだろう。しかし、映画では悪事をたくらむ人物が登場し、スーパーマンとバットマンは“戦わざるをえない状況”が描かれる。ついに訪れた世紀の対決は、多くの映画ファンの注目を集めており、本作は全世界で記録的なヒットを飛ばしている。『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』3月25日(金) 全国ロードショー(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC AND RATPAC ENTERTAINMENT. LLC
2016年04月01日ロビン・ライトが、『ブレードランナー』の続編に出演することが決まった。役柄はわかっていない。その他の情報ハリソン・フォードとライアン・ゴズリングの出演は、先に決定している。監督は『プリズナーズ』『ボーダーライン』のドゥニ・ヴィルヌーヴ。撮影監督は、過去2作でヴィルヌーヴと組んだロジャー・ディーキンスが務める。オリジナルを監督したリドリー・スコットは、製作総指揮として関わる。撮影は今年7月スタートの予定。オリジナルの舞台は、2019年のロサンゼルスだった。続編は、オリジナルの結末から数十年たった時代という設定らしい。ストーリーは、リドリー・スコットと、オリジナルを書いたハンプトン・ファンチャーが書いた。フォードは昨年、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で32年ぶりにハン・ソロを演じた。『ブレードランナー』のリック・デッカード役は36年ぶり。次には『インディ・ジョーンズ5』でも、久々に同じ役に復活することが決まっている。文:猿渡由紀
2016年04月01日女優の多部未華子が“若返り”をテーマにしたコメディ映画『あやしい彼女』(水田伸生監督)に主演し、“見た目は20歳、中身は73歳”という異色ヒロインを好演。演技派としての持ち味はそのままに、これまでのイメージを覆すコメディエンヌぶり、さらに圧巻の歌唱シーンも披露し、女優としての新境地を切り開いている。その他の画像毒舌が災いし、周りから煙たがられる瀬山カツ(73歳)が、見慣れぬ写真館でポートレイトを撮影されると、不思議なことに外見だけが20歳に若返った姿に大変身。あこがれだった往年の大女優、オードリー・ヘップバーンと原節子の名前を組み合わせた“大鳥節子”として、二度目の青春を謳歌しようと奮闘する。劇中では歌って、踊って、ときに“変顔”も披露する多部のコメディ演技が全開。夜明けの公園で生きる喜びを爆発させるシーンでは、クルクルパーマ&おばちゃんファッションで、滑り台を一気に駆け上がり、鉄棒で懸垂する姿まで披露するサービスぶりだ。「初めて着ましたが、この服装でどこにでも行けると思えるほど自分でも馴染んでいた」と声を弾ませる多部。コメディ映画の名手である水田監督とは初タッグながら「居心地のいい空間を作ってくださいました」と相性はバツグンだ。節子はその美声と歌唱力を見出され、孫が所属するロックバンドのボーカルとして脚光を浴びる存在に。多部は歌唱シーンについて「あまり自信がなかった」と振り返るが、約3か月の特訓を経て、ロックフェスの場面では1000人のエキストラを相手にコール&レスポンスを繰り広げ、TVの歌番組に出演するシーンではしっとりした歌声を聞かせている。「自信がなかった分、やり遂げた今は、私にとって大きな挑戦だったと言えます」(多部)。映画ファンならご承知の通り、原案は韓国映画の『怪しい彼女』。実はすでに中国、ベトナムでもリメイクされており、今後もタイ、インドネシア、インド、ドイツなどでも製作が予定される国際的コンテンツとして注目を集めている。もちろん、“日本代表”は多部が主演を務める本作『あやしい彼女』だ。「私なりに世界中で愛される理由を考えてみると、やはり家族がテーマになっているからだと思います。節子、というかカツさんは娘や孫が大の自慢で、本当に大切にしている。だから若返って青春を謳歌する分、家族に正体を明かせないもどかしさも感じているんです。私自身も役柄を通して、家族への思いが今まで以上に強いものになりました」『あやしい彼女』公開中取材・文・写真:内田涼
2016年04月01日