11月に第二子を出産したばかりのHugMug編集部 PR担当の杉本えりこさんが、出産前に準備してよかったものをご紹介。日々さまざまなことにアンテナを張り、もの選びにこだわりがある杉本さんが準備したアイテムは、いずれもセンスが光るデザインや、機能的なものばかり。マタニティママ、ベビーのママは要チェック!profilename:杉本えりこさんjob:HugMug編集部 PRInstagram:@_erierieHugMugのPRを担当。11月に第二子の女の子を出産し、7歳差の兄妹のママに。旦那さんも育休中のため、育児と家事を夫婦で分担してゆったり赤ちゃんとの生活を満喫中。4人家族になってから特に意識していることは、小一の息子と遊ぶ時間をつくること。また、妊娠中に増量したのでヘルシーで栄養満点なごはんのレシピも研究中。出産前に準備してよかったもの『Design Dua(デザインデュア)』のクーファンと『WE ARE KNITTERS(ウィーアーニッターズ)』の編み物キット <『Design Dua』のクーファン>「『PUPPAPUPO(プッパプーポ)』のクーファンスタンドも追加して高さを出して使っています。このクーファンの中で赤ちゃんが寝ている姿が本当に可愛くてたまりません。頭の方が高くなっているタイプなので、窓からの日差しも向きを変えると避けられ、眩しくなさそうです。クーファンを卒業してもオモチャを入れたりして遊んでくれたらいいなと思っています」<『WE ARE KNITTERS』の編み物キット>「ピマコットンの毛糸と編み針がセットになったキットで、ベビーブランケットをつくりました。産休に入ってすぐに編み始めて、生まれるまでに完成! 退院の時にこれで包んで帰りました。生まれてくる赤ちゃんのために自分で編んだものなので、思い入れも充分。特別なブランケットになりました」出産前に準備してよかったもの『Snuggle me(スナグルミー)』 のベビーネスト 「ソファーの上に置いたり、ベッドではベッドインベッドにしたり、『Design Dua』のクーファンの中に入れたりしています。いろいろな場所で寝かせられてすごく便利。包まれる感じで寝心地もよさそうです」出産前に準備してよかったもの『Rinē(リネ)』の吸水ブラと『fitkeep(フィットキープ)』の骨盤ベルト <『Rinē』の吸水ブラ>「同僚にプレゼントしてもらったのですが、産後にすごく使えます。母乳で育てていると、授乳以外のときにも母乳が溢れてしまうので、普通はブラジャーに母乳パットを付けるのですが、これなら1枚で使えてストレスがないです」<『fitkeep』の骨盤ベルト>「産前から骨盤付近が痛かったので、産前から使えるものを早めに買いました。産後もすぐに使えてよかったです! こちらはパンツ型で、ベルトタイプのものより動くし、ずれにくいので使い心地がいいです」出産前に準備してよかったもの『アイリスオーヤマ』のケトル 「インテリアにも馴染む電気ケトルを新調。母乳にミルクを少し足し、混合であげています。このケトルはすぐに湧いて温度調節もできるので、ミルクをつくるときに一度沸騰させておいた水を再度沸かしなおしたりでき、とても便利。重宝しています。注ぎやすい細口なので、哺乳瓶に注ぐのにもちょうどよかったです」出産前に準備してよかったもの『ストッケ』のフレキシバス&ニューボーンサポート 「新生児の時期だけに使用するつもりだったので、編集部のママが貸してくれました。折りたたみ式のため、省スペースで収納でき、スマートな見た目が気に入ってます。少しの時期しか使わないものはレンタルしたり、中古を購入したり、賢く準備するのも今どきの子育てのポイントだと思います」\\こちらの記事もおすすめ!//【おしゃれで素敵なマタニティライフ】 HugMug編集部・杉本えりこさんの場合
2021年11月27日少年社中の毛利亘宏が手がける『演劇の毛利さんーThe Entertainment Theater Vol.1 「天使は桜に舞い降りて」』 が、2022年1月、東京・愛知・大阪にて、 上演されることが決定した。2021年1月に“Vol.0”公演と題して、サンテグジュペリの『星の王子さま』と『夜間飛行』をミックスし、それぞれの登場人物が入り乱れるファンタジー作品、音楽劇「星の飛行士」を上演。またコロナ禍における演劇の新たな試みとして、その音楽劇と同時に、原案の『星の王子さま』と『夜間飛行』の2作を毛利の脚本・演出でアレンジして朗読劇を展開し、2本の異なる作品が会期中、上演される実験的な公演としても話題となった。そして、“Vol.0”の上演から約1年。毛利の企画・製作で、新たに立ち上げた演劇ユニットである“演劇の毛利さんーThe Entertainment Theater” は、Vol.1公演として「天使は桜に舞い降りて」を上演することが決定。合わせて、ティザービジュアルとロゴが公開された。Vol.1は『桜』の物語から生まれる“再生”をテーマにした作品。そのあまりの美しさは、時に人間も天使も狂わせる。儚く、そして、切なく。繰り返される「絶望」と「再生」の物語だ。本公演の出演者や詳細は随時、本公演の特設HPにて発表されるので、引き続き期待してほしい。■毛利亘宏 コメント<演劇の毛利さん>ついに動き出します。Vol.0と称して、今年2021年のはじめに「星の飛行士」を上演してから約1年。今回、本格的な始動となります。今年のはじめ、多くの人の支えがあって、たくさんの方から頂いたお声に救われました。改めて、御礼申し上げます。<演劇の毛利さん>は私、毛利亘宏が演劇の可能性、エンターテインメントの素晴らしさを全力で追求していく演劇ユニットとして、劇団や他のプロデュース公演とはまた違った“演劇”を皆さまにお届けしたいと思っております。本作「天使は桜に舞い降りて」は、皆と思う存分笑い会いたい! 笑顔になってほしい! 桜の下に人が集うように、また劇場に人が集まってほしい! そんな想いを込めながら、人間の心の「再生」を描き出します。桜はなんだか演劇に似ている気がします。美しく咲き誇り、儚く散る。そんな桜と演劇に再生への願いを託し、新作に臨む所存です。満開の桜を待ち望むような気持ちで、どうぞご期待下さい。【公演概要】演劇の毛利さんーThe Entertainment Theater Vol.1「天使は桜に舞い降りて」脚本・演出:毛利亘宏(少年社中)日程・会場:2022年1月、東京・愛知・大阪出演者・詳細は近日公開詳細は特設HP( )まで
2021年11月12日現在妊娠10ヵ月のHugMug編集部 PR担当の杉本えりこさん。マタニティ期もファッションを自分なりに楽しんだり、着心地のいいインナーや体にやさしい飲み物などを取り入れたり……。トレンドをキャッチするのが上手な彼女が、日々大きくなる愛おしいお腹のベビーと過ごすマタニティライフに密着しました。name:杉本えりこさんjob:HugMug編集部 PRInstagram:@_erierie7歳の息子さんと旦那さんとの3人暮らし。7歳差の出産&赤ちゃんとの生活に今からドキドキ。一人目のときにはなかった便利なグッズやお手頃で可愛い服も見つけていきたい! 2021年11月出産予定。CONTENTS1.マタニティファッションのこと2.マタニティ期のおしゃれのこと3.マタニティインナーのこと4.ベビーアイテムのこと5.ボディケアのこと6.マタニティ期におすすめの飲み物と食べ物7.マタニティフォトのこと8.出産までにやりたいことMaternity life #01体に沿うシルエットも楽しむ<マタニティファッションのこと> < Coordinate_01 >明るいカラーで気分転換!「マタニティのサロペットスタイルって可愛いなと思い、<ROKU>で購入したピンクのサロペットを少しお腹が目立ってきた5、6ヵ月の頃によく着ていました。つわりもあったので、明るいピンクを着ることで気持ちが明るく気分転換になっていました。1枚でストレスフリーに着れるのもよかったです」< Coordinate_02 >好きなものを取り入れるのがマイルール「ここ最近はビッグサイズのトップスばかり着ていましたが、チビTが気になって<Peate>のTシャツを購入。お腹が出ていてもあまりそのことを気にせず、着たいものはいつものように着てみる精神で(笑)。妊娠前からずっと私の定番アイテムとして着ていた古着のベロアスカートは、臨月までずっと重宝しています」< Coordinate_03 >マタニティならではのシルエットを楽しむ「コットン100%の着心地抜群のワンピースは、<Miller for ADAM ET ROPE’>のもの。ぴったりすぎないけど、体に沿うシルエットで、友人にもお腹ぽっこりのシルエットが可愛いと褒められました。ワンアイテムで完成するスタイルのときは、<R.ALAGAN>の星座モチーフのネックレスをポイントにしてラフすぎないように意識しています。このネックレスはお守り感覚でつけています」Maternity life #02気分に合わせて自由に!<マタニティ期のおしゃれのこと> 着心地重視! アクセントは小物で「今回のマタニティ期は、一人目のときよりもより自然体に着たいものを着る姿勢で、アイテムは自分の気分に合わせて自由に楽しんでいました。お腹のラインが出ても体にフィットするものを選ぶなど、とにかく自分の着心地重視で。でもシューズはスリッポンタイプのスニーカーを履いたり、トレンドのものでも安全で履きやすいものを選んでいました。着心地重視でコットンのカットソーなどが多かったので、ミニバッグやネックレス、帽子など、アクセントになる小物は意識して合わせています」Maternity life #03デザイン&機能性を重視<マタニティインナーのこと> 産後も使えるものをセレクト「フェムテックブランド<Rine>の授乳期用の吸水ブラをプレゼントしてもらい、ベージュとブラックを使っています。まだ授乳期本番では試していませんが、肌触りがよく締め付けないのでマタニティ期から活躍中。<fitkeep>の骨盤ベルトは、妊娠後期から坐骨神経痛のような症状になり、立ったり座ったり寝返りなどが痛くて、妊娠中から使える骨盤ベルトを購入しました。パンツ型でずれないのでとてもいいです。出産後の骨盤の調整にも使えたらいいなと思っています」Maternity life #04こだわりブランドが勢揃い!<ベビーアイテムのこと> 素材やデザインにもこだわりを「<Little maddie>で購入したコットンニットのロンパースと<Jamie Kay>のラップトップ、<SILLY Silas>のベビータイツ、1Yサイズで着られるのはまだ先ですが、<Uhr>のセットアップなどのベビー服を購入しました。パジャマや肌着は<H&M>や<ユニクロ>でお手頃にGET。写真の洋服のほかにも、ベッドインベッドにしたり、リビングでのお昼寝などに活躍してくれたらいいなと思い<Snuggle Me>のベビーネストを購入。息子のときには知らなかったアイテムで、寝つき抜群と口コミで見たので便利そうだなと期待しています。<Design Dua.>のクーファンは、可愛くて欲しいなと思いながらも……、ほんの少しの時期しか使わないので購入を躊躇していたのですが、なんと編集部のみんなからプレゼントしてもらいました。クーファンに合わせて<PUPPAPUPO>のクーファンスタンドも購入したので、その上で過ごさせるのが楽しみです」Maternity life #05万能なボディオイルを愛用<ボディケアのこと> 妊娠線対策&リフレッシュにぴったり!「妊娠線対策としてお風呂上がりに<Aesop>のブレスレス(ボディトリートメント)を妊娠初期からお腹中心に塗っています。乾燥肌にもおすすめの潤いリッチな質感を選びました。オレンジのようなさっぱりとした香りで、ずっと気に入って使っています。手足や髪の毛のスタイリングにもささっと使えるので便利です。写真左は、「気」を整える発想に着目したリトアニア発のエッセンシャルオイル<YOU&OIL>のアロマオイル、HAPPYという香り。ベルガモットやラベンダー、オレンジのナチュラルな香りで、足のむくみのマッサージに使ったり、気分転換に手に塗ったり、少量の瓶なので香りでリフレッシュしたいときに使っています」Maternity life #06体にやさしいものを取り入れる<マタニティ期のおすすめの飲み物と食べ物> 松陰神社にある<This_>の<タビラコ>薬膳ジンジャーシロップ「生姜、桂皮、枸杞子、大棗、丁香、当帰、甘草、陳皮、など数種類の薬膳入り。結構辛めで、一口飲むだけで身体があたたかくなります。このシロップとレモンと蜂蜜でジンジャーレモネードにしたり、紅茶に入れたりして飲んでいます。マタニティ期は果物がすごく食べたくなって、最近は柿を切ってこのシロップでマリネして食べるのにはまっています」<LEBENSBAUM>とらさんのルイボスミントティー「ノンカフェインのルイボスミントティーは、ルイボスとペパーミントに、レモングラスやオレンジピールを合わせたブレンドですっきりする味。パッケージも可愛いし、味もおいしくてよく飲んでいます」Maternity life #07自分好みのテイストで撮影!<マタニティフォトのこと> リラックスしたいつもの姿を記念に「家族3人は最後だなという記念で家族写真として撮影してもらいました。なんとなくフィルムで撮ってもらいたく、Instagramのハッシュタグで検索して好きなテイストの写真を撮っている方を見つけて依頼しました。自宅に来てもらったので、リラックスしたいつもの姿を撮ってもらえて満足です」Maternity life #08今しかできないことを!<出産までにやりたいこと> 3人の時間を大切に非日常を体験「家族3人の最後の時間をいろいろ楽しみたいなと、近場ですがホテルステイを何度かしました。息子が小さな頃からたくさん旅行をしたので、3人での少しだけど非日常の時間がとてもいい思い出になりました」\\こちらの記事もおすすめ!//マタニティパンツ、みんな買ってる? 上手な選び方&おすすめ最旬20選おしゃれに残そう! マタニティ&ニューボーンフォトの人気出張カメラマン
2021年11月01日スタイリスト・亘つぐみが手掛けるボディウェア・ブランド「トゥ(TW)」のアイテムが2021年9月18日(土)から20日(祝・月)までネペンテス ウーマン 東京で販売される。ボディウェア・ブランド「トゥ」とは?トゥは、ファッション誌やCM、人気ドラマなどのスタイリングを手掛ける亘つぐみが、2021年春にローンチしたボディウェア・ブランド。大胆なカッティングを施したタンクトップやボディスーツ、シンプルなカラーリングのランジェリーなどで人気を集めている。定番ボディスーツや新作ランジェリーを限定ストアでそんなトゥのアイテムが一同に揃う期間限定ストアが、ネペンテス ウーマン 東京で開催されることに。店頭では、ロングスリーブボディスーツやカップ付きのバックレスブラトップ、ルームウェアとしても着用できるコットンレギンスなど2021年秋冬の新作アイテムを用意するほか、定番のボディスーツなども豊富なラインナップで取り揃える。オンライン販売がメインとなっているトゥのアイテムを実際に手に取れる貴重な機会に、ぜひ足を運んでみてはいかがだろう。【詳細】「トゥ」期間限定ストア開催期間:2021年9月18日(土)~20日(月・祝)時間:11:00~20:00場所:ネペンテス ウーマン 東京住所:東京都渋谷区神宮前5-42-5 村田ビル1FTEL:03-5962-7721アイテム例:・コットンタンク 7,500円・T タンクスーツ 8,000円・スムーズ ブラ 7,500円・スムーズ レギンス 8,000円
2021年09月19日女優の杉本彩が19日、インスタグラムを更新し、舞台『YOSHITSUNE 廻』の降板理由を明かした。5月26日から東京・北千住天空劇場で上演の同作に出演予定だった杉本。同作の公式ツイッターが18日、「このたび、常盤御前役の杉本彩さんにおきまして、誠に残念ではございますが、昨今の諸事情から、降板が決定となりました。代役は、石井美絵子さんをお迎えいたします。大変申し訳ございませんが、この度の変更についてご了承くださいますよう、お願い申し上げます」と発表していた。杉本はインスタグラムで、「皆様にお知らせがございます」の書き出しから、「一年延期となり、5月26日より公演の舞台『YOSHITSUNE 廻』に出演を予定しておりましたが、現在のコロナ蔓延によるさまざまな状況を憂慮し、出演を降板させていただくことになりました」と報告。「私の出演を楽しみにしてくださっていた皆様には大変残念なお知らせとなってしまいますが、何卒ご理解いただけますようよろしくお願いいたします」と記し、「『YOSHITSUNE 廻』の舞台のご成功を心よりお祈りしております」と結んだ。一方、代役を務める石井はツイッターで「『YOSHITSUNE 廻』常磐御前役で出演させていただきます。1年以上ぶりの舞台です。気合いがから回らないように気をつけつつ舞台上に存在している意味をしっかりと…」と意気込み、「よろしくお願い致します」と呼びかけている。
2021年04月19日2019年にホリプロ「メンズスターオーディション」でグランプリを獲得し、翌年撮影の映画・ドラマ連動企画『太陽は動かない』で俳優デビューを果たした日向亘。新型コロナウィルスの影響で延期されていた同作の公開だが、2021年3月5日から待望の全国ロードショーとなった。極秘情報の争奪戦をテーマにしたアクションたっぷりのこの作品。撮影当時はわずか15歳だった日向だが、憧れの人気俳優、尊敬するベテラン俳優に囲まれても物おじせず、堂々たる演技を見せている。演技への思い、制作秘話、今後の夢などを率直に語ってもらった。自分の努力を見つけてくれたファンがいた!――映画『太陽は動かない』を拝見しました。日向さんは、藤原竜也さんが演じる鷹野一彦の、少年時代を演じています。とても出番が多いうえ、アクションシーンまであって。アクションはスタントの方ではなく、ほぼご自分でされたと聞きました。ごく一部だけ、プロのスタントの方にお願いして、それ以外はすべて自分で演じました。ビルから飛び降りるシーンも、僕自身です。――日向さんにとって、この作品は俳優デビュー作です。もちろんアクションも初めてなわけですから、怖くはなかったですか?実は僕、高所恐怖症だったんで、絶対ダメだと思っていたんです。でも現場の方たちがとてもプロフェッショナルなお仕事をされているのを見て、すごい安心感が生まれて……。「この人たちなら絶対大丈夫」という確信をもって、ワイヤーで吊るしてもらったら、ぜんぜん怖くありませんでした。そこからは撮影が終わってもしばらく、高いところが平気になりました。免疫がついたというか。高い所への恐怖心が昔ほどではなくなって、恐怖症を克服したのかなって。――アクション以外のお芝居も大変だったのではないでしょうか。実年齢よりも少し高い役でしたし、少年時代の藤原竜也さんになり切らないといけないという課題もあったでしょうし。役作りには、どんな工夫をしたのでしょうか。早い段階で台本をいただけたんです。クラインクインの2ヵ月ほど前には手元にありました。何もわからないので、とりあえず台本だけをずっと読み、同時に竜也さんの作品を改めて見るようにしました。――藤原竜也さんご自身を知ろうと。竜也さん独特の、セリフの抑揚を確認しました。独特だからこそ、ハードルが高いとも思って……やっぱり竜也さんのファンの方や竜也さんの作品を楽しみにしている方からすれば、僕が100%竜也さんに見えるかと言えば、そうじゃないですから。――コアなファンほど、厳しい目を持っていそうです。少なくとも同一人物に少しでも見えないと満足していただけないので、何かしらの特徴だったりを、できるだけ予習して現場で活かそうと決意しました。2か月間は台本を何回も読んで「ここは竜也さんだったらどう読むんだろう」「これ、竜也さんが18歳の時だったらどんな風に演じるんだろう」っていうのを、ずっと考えていました。――実際に演じた後はどうでしたか?手ごたえはありましたか?演じている最中は、手ごたえはわかりませんでした。でも後日、ドラマ版を見た人の口コミをネットで見つけたんですが、「鷹野の少年役の子が、藤原竜也さんのセリフ回しを、すごく再現できていた。本当にあの鷹野一彦の幼少期に見えて、すごいよかった」って書いてあって。「ああ、僕が頑張ったところを、気付いてくれたんだ」って思いました。――それは嬉しいですね!1人でもそういう方がいてくれたと知れて、何だか救われた気持ちになりました。――藤原竜也さんご自身とは、よくお話をしていたんですか?一緒に映ることがないので、同じ現場の日があまりなかったんです。藤原さんの入りのときに僕が出て行ったり、その逆だったり。ただその交差するタイミングで毎回挨拶はさせてもらい、そのたびに「今日はどうだった?」とか「最近どう?」とか(笑)そういう話を振ってくださいました。――映画の中で、ラブシーンまではいかないけれど、淡い恋を感じさせるシーンがありました。そちらは演じていていかがでした?滝のそばで、南沙良ちゃんと青春したシーンです!でも撮影時、僕らに滝のしぶきがメチャメチャ飛んできて、びっちょびちょになって、真夏なのにすごく寒かったんです。スタッフさんたちは厚着をしてカッパを着て温かくしていましたけど、僕らは夏の制服を着たままだから、震えながら「頑張ろうね」って言い合いました。だから、ドキドキよりも寒さが勝ってしまっていたというのが本音です。余裕がないぶん、変に緊張せず、カッコつけずにできたんじゃないかな。大物俳優にも物おじせず積極的に質問――『太陽は動かない』は、吉田修一さんの同名の小説シリーズが原作です。『太陽は動かない』『森は知っている』『ウォーターゲーム』と3冊が出版されていますが、日向さんは読んだことがありましたか?事前に読んでいました。そしてやっぱり台本と重ね合わせると、同じようなシーンがあるんです。台本だとト書きで汲み取れないところが、小説だと風景が浮かぶように書かれていてわかりやすいので、「ここは理解が難しいな」というところは小説で答え合わせをしていました。――確かに、原作を読み込めば演技のヒントがたくさんありそうです。小説ではキャラクターたちの心情もしっかり書いてくれているので、「こういう男の子だから、こうだよね」というプランが立てられました。――初めての現場ですが、とてもいい経験をされたのではないでしょうか。でも島であった撮影は、過酷だったと聞きました。コインランドリーがないのが、本当にキツかったです。僕、誰よりも汗っかきなので、Tシャツなんかすぐびちゃびちゃになっちゃって。着替えはたくさん持って行ったんですけど、袋に詰めて置いておくと、やっぱり臭うから。――それは精神的にダウンしそう。助監督さんが本当に頑張って撮影日数を縮めてくれたのが、ありがたかったです。全て外の撮影だったから暑かったし、本当に必死でやりました。でも、今となってはいい思い出になりました。――クランクアップはどんな気持ちでしたか?クランクアップはドラマ版の方だったんですが、現場自体も最後の日でした。藤原竜也さん、安藤政信さんと3人で迎えて、サプライズで竹内涼真さんも駆けつけてくださって「終わった~!」って、すごく盛り上がりました。――それは一生の記念になりそうな日でしたね!僕は御三方に比べたら出番もアクションも全然なんですけど、達成感を一緒にちょこっと味わわせていただきました。――映画やドラマを作る楽しさが、わかったのではないでしょうか。1つの作品には、こんなにもたくさんの人が関わるんだと、すごくビックリしました。――デビュー作ですものね。しかも当時は中学生。本当にミーハーだったもので、竜也さんや涼真さんをはじめ、皆さんにいろんなことを訊きました。それぞれの方の作品を見ていたので、「この時のあのシーンが僕は好きなんですが、あれってどんな感じだったんですか?」とか質問して。皆さんちゃんと丁寧に説明してくださって、それがとても楽しかったです。――通常ならお金を払っても、もらえないアドバイスをいただけたのではないでしょうか。でもそういう質問が出るということは、撮影中に何か悩んだことがあったとか?悩んだというか、佐藤浩市さんとの火のシーンは緊張しました。役柄である鷹野少年の気持ちが、一番上がるシーンだったのですが、前日は何を食べても喉が通らないし、台本も読めば読むほど緊張して、大変でした。大事なシーンだから楽しみでもあったのですが、「浩市さんに迷惑をかけたらどうしよう」って思いました。――佐藤浩市さんとの演技、確かに震えちゃいそう!ビックリですよね。でも実際は浩市さん、本当に優しくて。気さくに話しかけてくれましたし、僕も、今思えば失礼なくらいこの作品見ましたなど話していて。佐藤浩市さん相手に、何言ってんだコイツって感じです(笑)――若さの特権ですよ。今日、舞台挨拶でお会いして、ちょっと緊張気味に「お疲れ様です」って声をかけさせてもらったんですが……「大きくなったなあ!」ってすぐお返事してくださいました。撮影でご一緒したのなんてだいぶ前だし、浩市さんはたくさんの作品に出ていらっしゃるから、僕のことなんて忘れていると思っていたので、すごく感動しました。嬉しかったです。――それにしても日向さんは、物おじをまったくしないし、社交的です。人見知りはあんまりしないです(笑)――『太陽は動かない』、このシーンは見てほしいっていうポイントを教えてください。お気に入りのシーンという意味では、島でのシーンです。加藤清史郎くんと髙月雪之介くんと演じた、ザ・田舎の高校生みたいな感じが僕はすごく好きです。いつもバカしている2人と、真面目に腹を割って話しているところは、緊張感があると言いますか。見ている側も「大人になるってこういうことだよねという気持ちで見てほしいです。芸能人の実感と芝居への探求心が成長――日向さんのデビューは、ホリプロ「メンズスターオーディション」で2019年にグランプリを獲得した事がきっかけです。あれから2年が経ちましたが、生活は変わりましたか?すべてが変わったと言っても過言ではないくらい、変わったと思います。以前は大人と言えば先生か両親くらいしか関わりがなかったけれど、今は外に出ればいろんな大人の方とお話して、ご挨拶をして、社会人みたいな生活といいますか、そういう日常になったので……。――お姉さんとお母さんが、「メンズスターオーディション」に応募したんですよね。2人は竹内涼真さんが大好きで。新聞で「メンズスターオーディション」の記述を見て、「ホリプロって竹内涼真さんの事務所だよね、じゃあこの子を応募させてみよう」って感じで僕の写真を送ったようです。今日、竹内涼真さんと並んで『太陽は動かない』の舞台挨拶をさせてもらいましたが、2人とも感慨深いんじゃないでしょうか。僕も家族孝行できたかなって、ちょっと思っています。――日向さんは去年、有村架純さん主演のドラマ「姉ちゃんの恋人」(フジテレビ系)で弟役を演じ、たくさんいい出番がありましたけど、そちらはいかがでしたか?『太陽は動かない』では、右も左もわからないままやらせていただいて、「わからないのが当たり前」な状態でした。でも『姉ちゃんの恋人』になると、もう1回経験しているから、変なミスは出来ないし甘えられない。そういう気持ちがあったので、気を引き締めて臨んでいました。――今は自分が俳優である、という意識がしっかり芽生えているんでしょうね。『姉ちゃんの恋人』でInstagramを始めたんですが、フォロワーさんが増えていったり、ネットニュースに名前が載ったりするようになって、「あ、いよいよだな」って思いました。今まで自分が芸能人っていう実感がなくて、単に撮影現場に行って、お芝居をやらせてもらうっていう感覚だったんですが、「やっぱりこういう業界に入ったんだな」という気持ちになりました。――今後の夢、成長していきたい点などを教えてください。やっぱりお芝居を研究しなければと思います。ちょくちょく、台本を声に出して読んでいるんですが、いろんな人のお芝居を見ていると、皆さんのやり方はどれもしっくりくるなって思っちゃう。だからしっかり自分なりの台本を読む力が欲しいんです。台本をいかに自分なりに理解して形にするかっていうのがすごく大事なこと、きっと一番大事な工程だから、そこを伸ばしたいです。――演技にメソッドやレッスンは必要ですが、そのうえで個性というものが重要視されますものね。市原隼人さんが『太陽は動かない』の舞台挨拶でおっしゃっていましたが、やっぱりその人にしかできない役だからオファーが来るんだろうなと思いました。だから自分なりの、自分が正しいと思ったものが演技の正解で、それをいかに皆さんに共感してもらえるかっていうのが、重要なんじゃないかな。――まだ16歳なのに、そこまで考えていらっしゃるのが素晴らしいです。実はミシンが得意⁉リメイクに大ハマり中――では最後に、プライベートについて教えてください。最近、ハマっていることはありますか?僕、もともと母親が縫物上手で、英才教育じゃないですけど、ミシンの使い方なんかを昔から教わっていたんです。そうしたら最近、友達から「古着なんかを切ってリメイクをしているから、一緒にやろうよ」って誘われて、面白そうだと思って始めたら本当に楽しくて。――クリエイティブな趣味!やっぱり今は、いろんな服を着させてもらう機会も多いし、服に対する興味が高まっているんです。昔から持っているミシンで、自分にあった形だったり、自分の発想で好きに変えられるデザインだったりを目指すリメイクが、すごく楽しいです。――手先が器用ですね。実は、手先はメチャメチャ器用なんです(笑)。――自己分析すると、日向さんはどんな人なんでしょう。自分で好きなところ、そうでもないところをお話いただけますか?好奇心が旺盛なところは、好きです。いろんなことに意欲を持てるし、挑戦できる。何もしたくないって思うより、「あれやりたい、これやりたい」って思っていたほうが、人生楽しいだろうし。でもそのくせ飽き性な所は、直したほうがいいかもしれません。いろんなことに興味を持つけど、ダメだと思ったらすぐ判断しちゃう。逆にこれはイケそうと思うと、長く続けられるんですけど。だから、好奇心旺盛なところはそのまま継続で、もう少し我慢強い男になれるようにしたいです。――最後に、この記事を読んでくれている読者に、一言お願いします。僕はやっぱり、まだ17歳で芸能活動を始めたばかりということもありまして、手の届かない俳優というより、皆さんにとって身近な俳優だと思います。どんなにキャリアを積んでも今の気持ちを忘れずに頑張っていくので、応援していただけると嬉しいです。映画『太陽は動かない』全国公開中撮影/杉映貴子、取材/藤坂美樹、構成/中尾巴
2021年03月23日展覧会「飄々表具─杉本博司の表具表現世界─」が、京都の細見美術館にて開催。臨時休館に伴い休止していたが、2020年5月26日(火)から再開し、会期を延長して9月6日(日)まで開催する。杉本博司が見せる“表具”の世界《ジオラマ》《劇場》《海景》といった写真シリーズで知られる現代美術作家・杉本博司。その活動は写真だけにとどまらず、建築や庭園、古今東西の古美術の蒐集など多岐にわたる。「飄々表具─杉本博司の表具表現世界─」は、京都市京セラ美術館オープンに伴う連動企画。杉本の視点から、“表具”をテーマとした展示を行う。表具とは、布や紙、織物の骨董“古裂(こぎれ)”などを用いて作品を掛軸などに仕立てることだ。表具は美術品を保護し、引き立てるのみならず、古裂それ自体も鑑賞されるものとして愛好されてきた。杉本は古裂を用いて自身の作品や蒐集品を表具に仕立てており、これらは「杉本表具」と呼ばれている。写真や蒐集品を「杉本表具」として展示そうした表具を取りあげる本展は、全2部での構成。第一部では、《華厳滝図》をはじめとする自身の写真を、掛軸や屏風、額といったさまざまなフレームで飾った作品を展示する。続く第二部では、細見美術館の所蔵作品と「杉本表具」をあわせて紹介。 白髪一雄の《墨筆抽象画》やアンディー・ウォーホールの《罐鈴汁缶》などを、杉本ならではの感性で表具へと仕立てた作品を、細見コレクションとともに楽しめる。展覧会概要展覧会「飄々表具─杉本博司の表具表現世界─」会期:2020年5月26日(火)再開~9月6日(日) ※会期延長※当初、2020年4月4日(土)〜6月21日(日)を予定していたが、4月9日(木)から5月25日(月)まで全館臨時休館。5月26日(火)より再開。※展示再開後は、引き続き前期展示。展示替えスケジュールは、細見美術館公式ホームページにて告知。※細見美術館再開に伴い、アートキューブショップ、カフェキューブも5月26日(火)より営業再開。営業時間は10:00~16:00(L.O. 15:30)。※茶室「古香庵」・トラットリアenは、当面の間臨時休業。会場:細見美術館住所:京都府京都市左京区岡崎最勝寺町6-3TEL:075-752-5555開館時間:10:00〜16:00(入館は閉館30分前まで)休館日:月曜日入館料:一般 1,400円、学生 1,100円※団体受付は不可。
2020年03月07日ダンサー、振付家として幅広く活躍する北尾亘。ソロワークはもちろん、近年では小劇場の注目カンパニーの振付を手掛けることも多い彼が主宰するダンスカンパニー、Baobabの最新公演『ジャングル・コンクリート・ジャングル』が12月5日(木)よりKAAT 神奈川芸術劇場 大スタジオでスタートする。北尾に話を聞いた。実は今作の構想は、KAAT公演が決まった頃……2年近く前から温めていたものだという。「劇場によって、その時に作るもののイメージが変わっていくスタイルなんです。ダンスというもの自体が抽象的ですし、僕らの公演はステージ上に建て込みをするタイプでもない。劇場の中に流れる空気や、特性を想像しながら作品コンセプトを考えていくんですよ。KAATでの公演は初めてですが、僕自身が神奈川県出身ということもあり、馴染みを感じている場所で。海も近いし、少し自然に近づいていくような感覚がある場所なんですよね。ここだったらBaobabの真骨頂的なものと言いますか、大地のイメージ、あるいは土着的な身体……そういったものを遺憾なくやらせてもらえる空気があるのでは、と」近年のBaobabの作品は、社会的なテーマをはっきりと表したものが多かった。今作は旗揚げ当初の作品への“原点回帰”的なところも意識しつつ、タイトルが象徴するように自然と文明や環境問題、生命と自然の関わりなど、彼が今感じている社会問題は表現として盛り込まれていくという。劇場という空間でどうやってそれらを表現するか?彼が今考えているアプローチは、なんともユニーク。「今回は対面の客席に加え“方角”を大切にしてます。例えば、風水に則って動線を決めてみたり、東西南北で振りを分けてみたり。ずっとバレエで言う“8つの方向”(注・バレエにおける基本的な身体の向きのこと)ではない、別のものがないかと探してたんですよね。これ、ちょっと発見なのでは!?と思ってます(笑)」公演チラシには「いのちが、おどりたがっている。」という言葉が大きく打ち出されているが、今作の内容に関しては、近年彼が関わってきた演劇界の才能たちが大きく影響しているという。「“生命讃歌”と大きく言ってみたんですけれども、自分の作品性がそういう方向に向かっていくとはあまりイメージしていなかったんですよ。おそらくこれは、木ノ下歌舞伎の木ノ下裕一さんや杉原邦生さん、ロロの三浦直之さんや範宙遊泳の山本卓卓さん……彼らからの影響がかなりあると思います。特に昨年、まつもと市民芸術館で上演した木ノ下歌舞伎の『三番叟』、あれは大きかったですね。舞踊は祝祭であり、そして祈りでもある。もしかしたら、生贄的なものもあるのかもしれない。そういうことにもっとピュアに向かって行ってもいいのでは、そう思える勇気をもらえたんです」それぞれの現場で得た刺激を自分の中に蓄積し、変換して、ホームグラウンドであるBaobabで表現する。北尾が今考えていることを具現化するため、出演するダンサーはカンパニー史上最多の21人。北尾いわく「それぞれの身体の特性やシルエットにもこだわった」というダンサーは、体格はもちろん、プロフィールもバラバラ。特に年齢は上は40代、下はなんと小学校5年生(!)と、バラエティーに富んだメンバーが揃った。ここにもまた、北尾が抱える“ダンス”というものへの思いが込められている。「舞台作品としてのダンスというものが、お客さんとどう関わりを持てるのか。これが僕の中ではずっとテーマだったんです。これは多分演劇を経験しているのも強いんですけれども、どうしても非日常である“踊る”という行為は、舞台上と客席に境界線が生まれる感覚……美術作品をガラス越しに眺めるような、そういう関係性に近くなってしまう。でも僕はそれを、もう少しつなげて行きたいんですよ。旗揚げ当初からセリフを使ったりしていたのは、それもあると思います。コンテンポラリーダンスにも色々なスタイルがありますけど、僕たちの踊ってる肉体はもしかしたら観客の人に“自分と少し近いのでは?”と感じてもらえる可能性があるんじゃないか、と。そう感じてほしいからこその今回のキャストですし、ダンスをもっとポピュラーにしていく、そのための大事な一歩かなと思うんですよね」出演者たちとは、今年の6月頃からワークショップを重ねてきたという。「劇場から遠く離れた地で起きているかもしれない、人間でもない生き物の営み。そういうことまで僕たちは手を伸ばしたい」と語る北尾。舞台上に立ち上るのはきっと、そういったものまで濃密に感じられるような“いのち”の躍動だ。さまざまな刺激を得て、進化し続ける北尾亘の、Baobabの現在を目撃しようではないか。Baobab『ジャングル・コンクリート・ジャングル』は12月8日(日)まで。取材・文:川口有紀
2019年12月03日Jリーグを代表するビッグクラブ・浦和レッズのFW・杉本健勇選手にインタビューしました。恋愛観からご両親のこと、仲がいい選手についてや将来の夢まで、知られざる素顔をたっぷりと語ってくれました。とろけそうなショットとともにご堪能ください!写真・黒川ひろみ 文・伊藤順子女性も嬉しいけど、男性に応援されたいです澄んだ青空に陽光が穏やかに差し込む昼下がり。普段よりやや長引いた練習を終えて、汗を滲ませた浦和レッズの選手のみなさんが続々とクラブハウスへ戻っていきます。そのなかで、練習見学のファン、サポーターの方々からひと際視線を注がれていたのが、今季セレッソ大阪からレッズに移籍したフォワード(FW)の杉本健勇選手。187cmの長身に爽やかなルックス、多くの女性がメロメロになるのも頷けます。ーーどこからどう見てもカッコいいですね。モデルさんのようです。いえいえ、「モデルをやれるでしょ」と言われることもありますが、もっとカッコいい人は世の中にたくさんいます。女性に応援していただけるのも嬉しいですけど、正直言えば、男の人から言われるほうが嬉しいです。僕、子どもの頃は太っていたんですよ。小3の時に交通事故で大怪我をしてしまい、長い入院生活ですっかり運動不足になってしまったんです。それで、ダイエット目的でサッカーを始めました。いざやってみたら楽しくて、そこから今に至ります。だから、僕がぽっちゃりした体型じゃなかったら、サッカーに出合えていなかったですね。ーーいまのスラリとしたスタイルからは想像もできません。これまで東京ヴェルディや川崎フロンターレでプレーされた時期もありましたが、セレッソ大阪の下部組織からそのままトップチームに行かれ、長年セレッソ大阪で活躍されていました。今季、クラブも環境も激変しましたが、いかがですか。関西から関東ということで、最初は慣れるのに大変でしたけれど、今はもう大丈夫です。浦和レッズのサポーターのみなさんはとても情熱的で、いつも支えてもらっていると感謝しています。大阪ももちろんいいですが、こちらにはこちらの良さがありますね。クリスマスは南野と扇原の3人で食事をしていましたーー練習後はどう過ごされていますか?基本的に体のケアに努めています。ジムでトレーニングして、ほぼ毎日、めっちゃ大好きなお風呂やサウナに行きますね。こっちに来てからいろいろ巡って、お気に入りを見つけたんですよ。一般の方が僕を見て驚かれることもありますが、なんせ毎日行っているので、多くは顔見知りのおじさんです。あとは、SNSでファンの方々とやり取りもさせてもらっています。ーー個人でおやりになっている会員制のSNSですよね。はい、改めて応援してくれているかたの存在に助けられています。その部分は、SNSをやる前よりもすごく感じられますね。サッカー選手としての僕も、その冠を取っ払った「杉本健勇」も応援していただけるのが嬉しいです。まだ始めたばかりで、いろいろなご意見をいただくのは仕方ないと思っています。ただ僕は、入会してくださっている方々のありがたみをすごく感じていますね。ーーピッチ上では時に感情を爆発させる姿も拝見しますが、普段はとても物腰柔らかな印象です。せっかくなので、ananwebでも素顔の「杉本健勇」を見せてください。まずは、交友関係から。仲良しの選手は?クラブで言ったら、後輩の橋岡大樹選手や岩武克弥選手、先輩だと長澤和輝選手とよく一緒にいますね。クラブ以外ですと、小林祐希選手(ベフェレン所属)とはヴェルディの頃一緒に住んでいたこともあり、昔からの友人です。ーー以前取材した横浜F・マリノスの扇原選手も仲がいい選手に杉本選手を挙げられていましたが?あ~(笑)。あの記事はたまたま読みました。彼は僕より1歳年上なんですが、僕は「扇原」と呼び捨てにしているくらい仲がいいです。小5、6のときに出会って、セレッソでも一緒にプレーをしていました。先輩ですけれど親友ですね。去年のクリスマスは、中学の頃から遊んでいた南野拓実選手(ザルツブルク所属)と会う約束をしていたのですが、そこに扇原も呼んで3人で食事をしました。好きな女性には尽くすタイプですーー豪華な3人ですね! 何を話していたのですか?クリスマスなのに3人で過ごすのって何か変だねって(笑)。あとは、サッカーのことはもちろん、懐かしい話や恋愛の話題もしたり。扇原は僕からしたら、むちゃくちゃ天然なんですよ。でも、そう言うと、僕のほうが天然と返されるんです(笑)。ーー北川航也選手(ラピド・ウィーン所属)からは「南野選手は意外と天然でモテると思う」とお聞きしたことがあります。となると、3人揃って天然!?南野はちょっと違うかもしれないです。彼のことを僕はクレバーと呼んでいるくらい、けっこう頭がキレると思いますね。彼がセレッソにいた頃は、女性といるところなんて想像できなかったですが、いまは……どうなんでしょうね(笑)。ーー南野選手も、すごくモテそうなイメージです。いや、「女性ファンが多い=モテる」ではないですよ。あれだけ素晴らしいプレーをするのだから、サッカーを知っている人からモテるのは当然なんです。別のところでモテるのが真のモテだと思うんですよね。僕が女性だったら、南野と付き合いたいかどうか?……言葉を濁しておきます(笑)。ーーではズバリ、当の杉本選手はどうなのでしょうか?僕は、彼女にめちゃ尽くしますよ。何事も思いやりが大事だと思っていて、ちょっとしたサプライズをするのが好きなんです。1日1回、普段やらないことをやってみるんですね。例えばマッサージをしたり、洗いものをしたり。でも、こう言うといつもは何もやらない男と思われそうですけど(笑)。とにかく、彼女の喜ぶ顔が見たいんです。ーー理想のデートコースは?おもろないかもしれないですけど、相手の行きたい場所に連れていってあげたいです。だから、彼女の行きたいところが理想のデートコースですね。ーーサプライズといい、果てしなく優しいですね。昔から、父に「女性に優しくしてあげなさい。絶対に手を上げるな」と言われていました。実際、父も母に優しかったですし、そうやって小さい頃からすりこまれていたので、男は女性に対して紳士であるべき、と思っています。結婚はすぐにでもしたいけど、彼女は…ーー昨年2018年に放送された『日本サッカー新時代 ~2018年への旅~』(テレビ朝日)では、「おかんの料理が1番」とおっしゃっていました。母親は大好きです。シンプルに感謝しかないですし、一番大事な存在であり、反抗期もなかったので、昔から何でも話してきました。ーーそう思ってはいても、恥ずかしくて言葉に出せない男性も多くいそうです。そこまで断言されると、恋人をお母さまと重ねて見てしまいそう?おかんみたいな人がいい、とは思わないです。そこは全然関係ないですね。僕は、いろいろな経験をしてきている女性に惹かれます。なので、年上の人に魅力を感じることが多いです。でも、絶対こういう人がいい、というこだわりはないですね。ただ、僕はふたりきりの時間も大切にしたいですが、友人、後輩や家族と過ごす時間も大好きなので、そうした場に快く行ってくれる社交的な女性がいいですね。ーー結婚願望は?結婚はずっとしたいと思っています。子どもが大好きなので、子どももほしいと思いますし、相手さえいればすぐにでもしたいです。ーーそれはつまり、いまお相手はいない、ということですね! ファンの方は大喜びしそうです。ほんまですか(笑)。でも、死ぬまでともに過ごすことを考えると……結婚はもちろんしたいですが、多分僕はできないタイプだと思うんですよ。細かいことを言ってしまうと、妻となる人に料理を作ってもらうとして、味が好みじゃなかったとしてもそれはかまわないんです。僕、温度にめっちゃうるさいんです。熱いものは熱いうちに、冷たいものは冷たいままで食べたいんです。ここに母親を出してしまうのですが、おかんは手際がものすごく良くて、僕が食べたいと思ったときにできたてをパッと出してくれるんです。だから、僕は料理ができたらすぐに食べたい。でも、家族ができて、僕だけさっさと食べるのなんて、おかしな話ですよね? だから、そんなことを言っているうちは、結婚は無理かなと(笑)。絶対的な選手になります!ーー杉本選手といえば、ファッションリーダーとの呼び声も高いです。最近は見られませんが、かつてはInstagramで私服を公開されていましたね。服はすごく好きですね。雑誌を見て、カッコいいと思うファッションをマネしています。だから、きれいめなモノからイタリアっぽいスタイル、モード系とジャンルを問わず着ています。さらに好きなのは、眼鏡です。眼鏡は、形や色など、それによって違う自分を表現できると思います。眼鏡ひとつで印象がガラリと変わるから、いろいろな自分を見せたいと思いますね。あと、肌のお手入れをけっこうしているので、スキンケアが趣味でもあります。ーーおしゃれといい、スキンケアといい、美意識の高さに驚きです! では、そんなイケメンすぎる杉本選手から見てカッコいいと思う選手は?川崎フロンターレの家長昭博選手ですね。顔もプレースタイルもカッコよくて好きです。僕はどちらかというと男くさいタイプが好みです。ーー杉本選手や家長選手を見るために観戦するのもいいですよね?僕のことは置いておいて、女性は基本カッコいい選手から入っていいと思います。サッカー選手は男前が多いですからね。だから、女性のみなさん、顔からガンガン入ってください! そこからサッカーを好きになってもらえればありがたいです。ーー観戦に行ったら、杉本選手のどんなプレーに注目すべきですか?攻撃的なポジションなので、ゴールに直結するプレーを観ていただきたい。特に、ヘディングには自信があります!ーー最後に、夢を教えてください。年単位でいっぱいあるんですよ。そのためには、目の前のことをクリアしないといけません。まずは、「浦和の漢になる」ですね。いろいろな意味を込めて、このクラブで活躍して、絶対的な選手になりたいです。もちろん、日本代表になることも目標です。前回のW杯も悔しい思いをしましたし、その時から次も出たい、と強く思っています。「浦和の漢になる」は杉本選手だけの願いではなく、チームメイトやサポーター、浦和レッズを取り巻く多くの方々の想いでもあります。重圧を追い風にして、炎のごとく赤く熱いプレーを見せてください。今後のさらなるご活躍をいっそう楽しみにしています!
2019年12月01日女優の杉本有美(30)が、今年7月に離婚していたことを、写真家・萩庭桂太氏の公式サイト「萩庭桂太 YOUR EYES ONLY」を通じて発表した。杉本はサイトに掲載されたインタビュー内で、「実は今年7月、離婚しました」と報告し、「今回このYEOに出していただいたのも、離婚という事実をちゃんとファンの皆さんにお伝えしたかったからです」と同サイトでの発表に至った経緯を説明。「相手が一般の方なので、大々的に発表するわけにもいきませんし、事務所と何度も話し合った上で、この場をお借りして皆さんにお伝えすることにしました」と補足し、「今後、このことについては、何もお話する予定はありません。ご理解いただけるとありがたいです」と呼び掛けている。また、インタビューでは女優に転身した際に「いくら頑張っても、グラビアアイドルがやっているとしか思ってもらえない」と悩んでいたことを告白。自信を失った結果、事務所を離れ、結婚を機に人生初のアルバイトも経験したという。その後、舞台のオファーがあったことをきっかけに、フリーランスを経て、昨年4月に新事務所に所属。女優としての決意を新たにすると共に、「今の私にしかできない形で、やっていければ」とグラビアにも意欲を示している。杉本はファッションモデル、グラビアアイドルとして活躍し、『炎神戦隊ゴーオンジャー』(08~09・テレビ朝日系)をはじめ、月9ドラマ『ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~』(09・フジテレビ系)、連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』(10)、大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』(11・NHK)に出演するなど女優としても活躍。2016年12月に一般男性との結婚を発表していた。
2019年10月28日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回はモデル、女優の杉本愛里さんです。リアリティ番組で、本気で恋愛できるとは…想定外でした!『セブンティーン』専属モデルとして活躍し、AbemaTVの人気番組『オオカミちゃんには騙されない』にも出演。ますます注目の存在に。「出演が決まった時は“カメラの前で素でいられるかな”なんて思ったけど、気付いたら普通に恋愛していました(笑)。街でよく声をかけてもらうようになり、インスタのフォロワー数は10倍も増えたんです!多くの人に見ていただいたことを日々実感しています。目標は幅広い役を演じられる女優になること。サイコパスのような、ヤバい役にも挑戦したいです」毎日でも余裕で食べられます。ラーメンが大好物。なかでも、『一蘭』の細麺の豚骨がドンピシャ!写真が趣味。カメラは気分で使い分けます。デジタルとフィルム両方使用。カメラ友達がいて、よく撮り合っています。マーベルに激ハマりしてしまいました!アイアンマンを見つけて嬉しくて駆け寄ったら、腕に激突しました(笑)。すぎもと・あいり2000年生まれ。「ミスセブンティーン2016」グランプリ獲得。デジタル写真集「PROTOSTAR杉本愛里vol.2」発売中。近況はInstagram(@12_airiyade_21)で。※『anan』2019年10月30日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子(by anan編集部)
2019年10月26日“パンケーキ王子”杉本悟プロデュースのパンケーキショップ「ベリーファンシー(VERY FANCY)」が表参道に新店を2019年9月11日(水)オープンする。なお、同店舗は2020年5月までの期間限定店となる。日本全国から海外まで、年間200軒以上のパンケーキを食べ歩き、“パンケーキ王子”の愛称で知られる杉本悟。パンケーキの魅力を知り尽くした彼がプロデュースするパンケーキ専門店「ベリーファンシー」では、自家製チーズを練りこんだ風味豊かな生地を1枚1枚丁寧に焼き上げた、ふわふわ半熟の新食感パンケーキを味わえる。メニューは、既存のパンケーキメニューをベースに表参道ならではのオリジナルレシピメニューを追加。さらに様々なコンテンツとのコラボレーションも展開予定だ。オープンに際して、9月26日(木)から10月15日(火)まではMILKFED.と、10月17日(木)から11月10日(日)まではSUPER☆GiRLSとコラボレーションする。なお、表参道店では、「ベリーファンシー」初の事前予約制のオンラインシステムを導入し、“行列の出来ないパンケーキ店”を目指す。【詳細】ベリーファンシー 表参道オープン日:2019年9月11日(水)※2020年5月までの期間限定店住所:東京都渋谷区神宮前5-3-8 AF Lohas St.Bidg 2FTEL:080-3113-5135営業時間:11:00〜22:00定休日:不定休価格帯:1,000~1,999円席数:46席
2019年09月08日今季、J1に昇格した松本山雅FCの若きストライカー・杉本太郎選手にお話をうかがいました。2016年までいた鹿島アントラーズとの違いやご自身の性格、恋愛観まで杉本選手の知られざる素顔に迫ります! 見るほどに溜息が漏れる美しいお顔と合わせてたっぷりとご堪能ください。写真・黒川ひろみ 文・伊藤順子華麗なテクニックでボールを操る杉本太郎選手!俊敏な動きかつ巧なドリブルで活躍中のミッドフィールダー(MF)・杉本太郎選手。間近で拝見すると、日本人離れした端正なマスクに瞳がとても美しく、ス~ッと吸い込まれてしまいそう。(笑いながら)全然かっこよくないです、僕、純日本人ですよ。ーーいま笑顔を見られてホッとしています(笑)。噂によると、取材はあまりお好きではないとか?相手によりますが、話すことがあまり好きじゃないんですよね。仲がいい人といても、話を聞くことのほうが多くて自分のことはあまり話しません。ですが、性格は控えめなほうではないです。かといってクールでもない。単にマイペースで人見知りなだけで、いろいろ話しかけてくれたり、いじってくれたりするのは好きですね。ーーでは、バンバンお聞きします! いじられキャラということですか?そういうことでもないです(笑)。でも、以前いた鹿島アントラーズでは、バーベキュー中にプールに落とされたりと、みんながすごくいじってくれたんです。でも、松本山雅では、この(人見知りな)性格もあってあまり話さないので、みんな近寄ってきてくれないですね……。ーーちょっと寂しそうな気も……。別に寂しくないですよ(笑)。僕がこういう感じなので、それはそれでいいと思っています。ーー今季移籍されたばかりですし、もう少し時間が経つと関係性が変化してくるかもしれませんね。……仲良しの選手をお聞きしてもいいでしょうか?若手の選手と一緒にいることが多いです。1年目の榎本樹選手(取材後、ザスパクサツ群馬に期限付き移籍)や山本龍平選手らと家でよくUNOをしています。恋愛絡みの話題も出ますね。変わらず自分のことは話しませんけど、よく聞いています。告白もデートも、男がリードするものーーならば、ご自身の恋愛について教えてください。好きなタイプは?僕がひねくれているというか、わかりづらい性格をしているので、素直な子がいいですね。好きな子には、自分から告白しますよ。男がするものじゃないですか?ーーそうしてほしいですが、言いたくても女の子の反応が怖くて、状況をうかがい続ける男性も多いみたいです。何回かデートを重ねるということは、気持ちがあると僕は確信するので、そこではっきりと告げますね。付き合ってからのデートの内容や場所なども、僕がリードしますよ。それは男がやらないとと思っています。ーーカッコいいです! では杉本選手と2回以上デートできたら、進展ありと女子は思ってしまっていいのでしょうか。そうとも限らないです(笑)。過去に複数回デートをしても、ちょっと違うのかもしれないと思い、告白を留まったことがあるので。女の子に関しては、何回もデートに付き合ってくれるということは僕の印象はいいのかなと解釈しますが、自分の気持ちは絶対とは言えないかもしれないです。(笑)ーーそういうところに、マイペースな性格が影響しているのかもしれませんね。「(付き合うなら)お前とは絶対嫌だ」と男性の友人に言われます(笑)。自分でも、僕に合わせるのは大変だなと思いますよ。モテ期を問われたら、中学時代ですね。当時学年で一番かわいい子と付き合うことはできましたけれど、自分の性格に難ありなので(笑)、いまは全然モテません。それでも、結婚願望はあるので、理解してくれる人がいればいいですね。有村架純さんのような女性らしい雰囲気の人が好きーー好みのルックスは?井川遥さんや柴咲コウさん、長澤まさみさんが、キレイだな~と思います。いつまでも変わらぬ美しさでいてくれる人がいいですね。ーーすべて年上の女性ですね。同世代でいうと、少し年上になりますが、有村架純さんかな。愛らしいお顔も素敵ですが、女性らしい体つきというか雰囲気に惹かれます。昔はスリムな子が好きでしたが、最近は健康的なスタイルの人が魅力的に感じますね。ーー理想のデートコースを教えてください。お昼にカフェで待ち合わせをして、ランチを食べて、映画を観て……いや、映画はやめます(笑)、海へ行って夕焼けを見て、夜飯を食べて、最後は星空を見に行きます。長野には、阿智村という星がきれいに見える名所があるんです。そこで、ゆったりと満天の星を眺めたいですね。ーー最高すぎるデートプラン! 女の子はメロメロになりそうです。では逆に、杉本選手がキュンキュンする女性のしぐさなどは?汗をかいて何かを頑張っている姿にグッときます。テレビで高校野球をやっていて、マネージャーの方が映っているのを見て思いました(笑)。あと、小さい子の面倒を見ているときの女性が好きですね。でも、わざとらしいのは残念に思ってしまいます。(笑)日本代表を狙っていますーーサッカーを始めたのは、小1の頃にお姉さんのお友達から、学校のサッカークラブに誘われたことがきっかけなのだそうですね。運動神経がいいほうだったので、初練習でも手ごたえがあったというか。褒めてもらえたりもしたので楽しいと思って始めました。サッカーの魅力は、体を張ってゴールを決めて、体を張ってゴールを守ること。そのせめぎ合いがやる側も観る側も楽しいと思うんです。また、広大なコートでやるスポーツであり、動きも激しいので、爽快感や躍動感を味わえるのも醍醐味だと思います。ーーサッカーは11人でやるものですが、そのなかでも、改めて杉本選手が担う役割を教えてください。僕の強みは、小柄を活かして、狭いところでパスをもらっても、すぐ前を向きドリブルで仕掛けられること。そこから、ゴールに結びつくパスを出したり、時には直接ゴールをしたりと、チャンスメイクを求められています。着実に結果を出していきたいですね。ーーその先にあるのは?最近、若い選手が海外のクラブから注目されて移籍するケースが多く出てきました。僕もタイミングが合えば、いずれは海外で挑戦したい思いはありますね。そして、もちろん日本代表になることも狙っています。そのためにはやっぱり結果が大事。いま活躍中の代表クラスの方々は、Jリーグで数字を残して海外へ行き、そこでも数字を残されている人たち。なので、僕も結果を意識して引き続き頑張っていこうと思います。ーー心に残っている言葉をお聞きしたら、「え~、なんやろ。“ない” でいっか」と即答した杉本選手。それでも、その後の撮影中にずっと考えていてくれたようで、取材の終わりに「『自信と慢心は紙一重』でお願いします」と答えてくれました。自信を持ってもおごり高ぶらない。その言葉を胸に、今後もより大きなステージへステップアップされていくことでしょう。麗しい瞳の先に描いている景色を私たちにも見せてくださいね!
2019年08月31日毛利亘宏(少年社中)が脚本・演出する新作朗読劇『ダークアリス』の出演者および、組み合わせが9日、明らかになった。同作は「不思議の国のアリス」をモチーフにしたダークファンタジー。謎が謎を呼ぶ至極のミステリーをオリジナル作品として書き下ろされた。普通の少女が不思議の国に迷い込んだところへ黒ウサギが現れ、その導きで不思議の国を冒険する。そして、そこで知る“真実”とは。出演者は、石川界人、石川由依、神尾佑、久保田悠来、小島梨里杏、小宮有紗、関智一、竹財輝之助、田中俊介(BOYS AND MEN)、中尾暢樹、永塚拓馬、萩谷慧悟、矢島舞美、山崎銀之丞(50音順)。ライブ演奏とダンサーによるダンスパフォーマンスに加え、今注目の俳優・女優・声優によるリーディング シアターとなる。公演は東京・サンシャイン劇場にて、5月29日〜6月2日。○組み合わせ5月29日(水)19時小宮有紗×中尾暢樹×神尾佑5月30日(木)15時30分小宮有紗×竹財輝之助×神尾佑5月30日(木)19時小宮有紗×竹財輝之助×神尾佑5月31日(金)15時30分小島梨里杏×田中俊介(BOYS AND MEN)×永塚拓馬5月31日(金)19時小島梨里杏×田中俊介(BOYS AND MEN)×永塚拓馬6月1日(土)13時30分矢島舞美×久保田悠来×関智一6月1日(土)17時矢島舞美×久保田悠来×関智一6月2日(日)12時30分石川由依×萩谷慧悟×石川界人6月2日(日)15時30分石川由依×萩谷慧悟×石川界人6月2日(日)18時30分石川由依×萩谷慧悟×山崎銀之丞
2019年05月09日ゲームが原作で、アニメも大人気な『神々の悪戯(あそび)』が舞台化。2.5次元舞台『The Stage 神々の悪戯(あそび) 光と炎の約束』の主人公を演じる與座亘さん、辻諒さん、関根優那さんにお話を伺いました。写真・角戸菜摘 文・尹 秀姫今回、ご紹介する舞台『The Stage 神々の悪戯(あそび) 光と炎の約束』は、神々が集う世界に召喚された人間のヒロイン・草薙結衣が、神々に「人とは、愛とは何か」を教えるというストーリーのもと、光の神様バルドル・フリングホルニと炎の神様ロキ・レーヴァテインとの心模様を描いた作品。バルドルとの関係性を描いたバルドルルートと、ロキに振り回されながら関係性を深めていくロキルートの2つのルートがあるという、乙女ゲームが原作の作品ならではの演出の仕掛けが楽しい作品です。この物語の主人公を演じる與座亘さん、辻諒さん、関根優那さんにお話を伺いました。神様と人間との恋愛ストーリー左から、ロキ役の辻諒さん、草薙結衣役の関根優那さん、バルドル役の與座亘さん。--みなさんが今作で演じるキャラクターについて紹介してください。関根優那さん(以下、関根さん) 私が演じる草薙結衣ちゃんは、いきなり神の箱庭の世界に召喚されて、全知全能の神であるゼウスから「人間の心を神様たちに教えないと元の世界には帰さない」と言われる女の子です。最初はしぶしぶ神様たちに人間のことを教えているんですけど、神様たちと過ごすうちにだんだん友情だったり恋愛だったりの感情が芽生えていくんです。結衣ちゃん自身、すごくまっすぐで芯の通った性格ではあるんですけど、ずっと居合をやってきた子なので、たぶんそれまで恋愛を全然してこなかったんじゃないかと思うんですよね。そんな彼女が神様たちに振り回される姿に、きっと胸キュンしていただけるんじゃないかと思います。辻諒さん(以下、辻さん) ロキは、炎の神様なんですよ。性格は好奇心旺盛でいたずら好き、その場を楽しむのが好きな神様ですね。でも実は幼い頃からずっと孤独を抱えていて、それを救ってくれたバルドルに対しては特別な感情を持っているんです。だからバルドルはライバルというよりは、親友ですね。與座亘さん(以下、與座さん) バルドルは、さびしいひとだと思うんですよね。それは能力によるものというか、自分が光の神様だからみんな寄ってくるんだろっていう思いをずっと抱えてて。それが唯一、効かないのが結衣ちゃんなんですね。その気持ちは、僕はすごくよくわかるんですよ。自分の本質的なところを見てくれる人が言ってくれる言葉ってすごくうれしいですし、そういうところはバルドルに共感できますね。それにバルドルは愛ゆえの行動がすごいんです。女の子からすると一見、それはちょっと……っていう行動も、実は彼のさびしさゆえだったりっていうところもあるんですよね。--バルドルがひとに本質を見つけてもらえなくてさびしいと感じているところが、與座さん本人との共通点ですか?與座さん そうかもしれないですね。僕は楽しい会があっても、家に帰って天井を見つめながら「本当の友だちとは…はあ」とため息つくこともたまにあるので(笑)。そういう気持ちに近いのかなっていうのは想像しますね。たまにありませんか?辻さん あります、あります。あと、バルドルって天然なんですけど、そういうところも似てますね。関根さん バルドルって変わった世界観を持ってるんですけど、與座さんも変わってる世界観の持ち主なので、そういう部分ではハマり役。でもバルドルみたいに王子様っぽくはなくて、もうちょっとおもしろいキャラなので、そこはギャップがあるかも(笑)。--関根さんは、演じている結衣ちゃんと似ているなと思うのはどんなところですか?関根さん 結衣ちゃんは女の子らしいけど、言いたいことは言うタイプの子なんですよ。そういう、思ったことを恐れずに言えるところはちょっと似てるかなと思います。いろいろ荒波に揉まれて、そういう性格になりました(笑)。辻さん ここは言っとかなきゃいけないとこだな、みたいな(笑)。関根さん グループのリーダーをやっていたので、それでどんどん変わりましたね。でも結衣ちゃんが持ってる純粋さとか、まっすぐさっていうのは大事だなと思います。辻さん 結衣ちゃんの裏がない感じは、関根さんもそのままだなって思いますね。でも何か今の話を聞いてたら、昔は何かいろいろあったのかな? みたいな(笑)。--それが経験というものですよね(笑)。辻さんはロキと似てると感じるところはありますか?辻さん いたずら好きで楽しいことが大好きっていうのは僕とまったく同じですね。その場を楽しもうっていう気持ちがあるんですよね。好奇心旺盛っていうところも似てるかな。関根さん 本読みと稽古がはじまって、こんなにロキにハマる人っているんだろうかっていうくらいピッタリでした!辻さん 自分自身、違和感がなかったですね。ロキの性格ってどんななのかなって想像した時に、自分の中で難しいって感じることがなかったです。與座さん ハマり役!辻諒さん(ロキ役)2つのENDがあるのが魅力--舞台『神々の悪戯』の魅力、観どころを教えてください。與座さん バルドルに関して言うと、最初と最後の感情の変化がすごいので、これはぜひ生で観ていただきたいですね。バルドルの気持ちのうねり、そしてなぜ彼がうねっているかということも、何度も観ていただいて理解を深めていただきたいです。関根さん 私は前作に続いて2回めの出演なんですけど、今回は物語的に感情の高低差がものすごくあって、そこが前回よりさらにパワーアップしているところだと思います。笑える部分は思いっきり振り切って作っているので、序盤は神様の世界ってすごく楽しいんだなって感じていただけると思うんですけど、その後はまさかの展開が続くので、けっこうジェットコースターみたいに感情が揺さぶられるんじゃないかと。辻さん 演じているほうはめちゃくちゃ疲れますよね(笑)。関根さん 今回は大変だなと思うことが多いですね。それに、この作品はENDが2つあるので、そこがまた楽しんでいただける部分でもあり、やっていて大変な部分でもあり……。辻さん 僕もやる前から楽しみだなとは思ってたんですけど、本読みとか稽古を進めていくにつれて、楽しみが増しました。ストーリーがほとんど違うんですよ。関根さん 2時間中、1時間半くらいはまったく違う台本なんです。辻さん この舞台ではロキルートとバルドルルートの2つのシナリオがあるんですが、ロキルートの時の結衣ちゃんに対する感情と、バルドルルートの時の感情がまったく違うので、そこから変えていかなきゃいけないっていう。與座さん 両方観ていただくとわかると思うんですが、同じキャラクターなのにたぶん全然違う人に見えると思うんですよね。ロキもバルドルも、ルートによって気持ちの持っていき方が全然違うので、表情も動きも見え方が変わると思うんですよ。関根さん だから、ぜひどちらも観ていただきたいです! どのルートの話かによって、3人の向き合い方もそれぞれ違うんですよ。--ということは、ほぼ2作品を同時にやっているような感じですよね。関根さん 本当にそうなんです! 気持ちの入り方も全然違うし。でも、そこが観てくださる方にとっては楽しんでいただけるポイントだし、観てくださる人がわかりやすいようにという気持ちで演じています。土日は昼公演と夜とでENDが違うので、1日で両方観ていただくこともできますよ。辻さん 僕はこういうシステムの公演が初めてなんですけど、1日でほとんど全然違うことをやるってことでしょう? 大変じゃないですか?プロデューサー 関根さんは去年体験されてるんですけど、1日に2人と別の恋愛をするって、見方によってはあんまりよく思われないこともありえるんですよね。でも関根さんがすごいのは、前回のアポロンENDとハデスENDでそれぞれ別の人間として結衣ちゃんを演じてくれたので、観てくださる方にもスムーズに物語に没頭していただけたんじゃないかと思いますね。関根さん 女性の方から「キャー!」って言われたのが新鮮でしたね(笑)。女性の「キャー」って男性に向けてのものだと思っていたので、ちょっと男性アイドルになった気持ちを味わえました。與座亘さん(バルドル役)実際にこれをされたら胸キュンなシーンとは?--練習中にあったおもしろエピソードを教えてください。辻さん 與座くんは稽古着がTシャツなんですけど、あのTシャツが変わったのをまだ一度も見たことがないんですよ(笑)。関根さん もしかしたらおんなじTシャツをたくさん持ってるのかも?(笑)辻さん それも含めてどうなのか、気になりますね。與座さん 白い『MILK BOY』のやつですか? 実は今までで一度だけ、稽古が終わって朝まで出かけてて、そのまま稽古場に来た日があります。でも実際に連続で着用したのはその日だけです! それ以外の日は家に帰って洗濯するなり、ちゃんとケアしてますから! それに今日は違いますから、安心してください。辻さん 今日は違うんだ!--前回の公演では観客に協力を要請するシーンや、ちょっと笑えるシーンなどもあり、シリアスなだけではない楽しさが魅力でした。今作ではどんなところに注目してほしいですか?関根さん 前回よりも客席のみなさんと触れ合う時間が増えました。神様たちを近くに感じられる時間がボリューミーになっているぶん、得したな!って思っていただけるんじゃないかと! それに、神様を演じているみんなも、そういうシーンのほうが生き生きとしてるというか、楽しそうなんですよね。辻さん 楽しいですね。でも、みんなで作っていく場面だからできるのかも。ひとりで一発芸しろって言われたらしんどいですけどね(笑)。その場、その場の対応ができるのは楽しみです。僕、けっこう欲しがっちゃうタイプなので、どこまでできるか楽しみ!--今回、與座さんと辻さんが演じるのは北欧神話に登場する神様ですが、北欧といって思いつくことはありますか?與座さん 僕、顔の系統から外国の血が入ってる?と聞かれることが多いんですよ。実際は沖縄出身なんですけどね。それで上京したての頃、冗談で「おじいちゃんがスウェーデンの人なんだよね」って言ったまま訂正してない人が何人かいますね(笑)。あと北欧と言えば、スウェーデンのイブラヒモビッチくらいしか思いつかないですね。辻さん サッカー選手だね。関根さん 私はオーロラを観に行きたいです。辻さん オーロラは観てみたい!関根さん 今回の台本にもオーロラっていうセリフがたびたび出てくるんですけど、そのセリフが出るたびに、本物のオーロラを観てみたいなって思ってましたね。関根優那さん(草薙結衣役)--今回共演してみて、相手方を見習いたいなと思うことはありましたか?與座さん 僕は稽古着で来て、稽古着で帰るんですけど、関根さんは毎回オシャレな私服で来てるんで、そういうところはやっぱり見習いたいなーと思いますね。関根さん 今回、男性ばかりの現場なので、一応まだすっぴんで稽古着で行くのはちょっと抵抗があるなって……。でも集中稽古に入ったら、絶対にそういう日が出てくると思います(笑)。與座さん 素晴らしい心がけですよね。もしそういう日が続いたら、僕はそっと「SNIDEL」の服とかプレゼントしたらいいですか?関根さん ああ、そう……そうですね(困惑)。與座さん あ、違いました? 辻さん、助けて!辻さん なんで僕を呼んだ!? そっちで完結してよ!--バルドルとロキは一途で一生懸命な草薙結衣に惹かれていきますが、これをされたら自分も恋に落ちる、という場面はありますか?與座さん 結衣ちゃんが海で「カモメだ!」って言うシーンがあるんですけど、素直に感動できる子には僕、弱いかもしれないですね。子どもみたいな無邪気さを持っているんだなって思うと、素敵な人だなって。関根さん 模範解答ですね!辻さん 素晴らしい(拍手)。與座さん ちょっと、その空気やめてくださいよ!辻さん 結衣ちゃんの好きなところで言うなら、ロキが結衣ちゃんにちょっとしたいじわるをして、結衣ちゃんも口では「やめてください」って言うんだけど、実はそんなに嫌ではない……、みたいなのがいいなと思いますね。ロキもちょっと照れ隠しみたいな感じでちょっかいかけてるんですけど、結衣ちゃんもどこかでロキのことを気にかけている、みたいな。ロキにとっては結衣ちゃんが自分を受け入れてくれた初めての人だから惹かれたっていうのもあるんですけど。與座さん たしかに辻さん、純朴そうな子にすぐ落ちそうですもんね。辻さん うん、すぐ落ちる(笑)。ピュアな子が好き!與座さん 辻さんがフランスパンを落としたら拾ってくれるような子とか。関根さん その例えはどうなの?(笑)與座さん じゃあフランスパンはやめて、例えばリンゴを落としたとして、今の時代、誰が拾ってくれますか? でも結衣ちゃんだったら「落としましたよ(ニコ)」って拾ってくれると思うし、そういう子に辻さんは弱いと思う。辻さん 何となく言いたいことはわかる(笑)。関根さん 結衣ちゃんはこの舞台の中で突然、抱きしめられたりとか、ちょっと服を引っ張られたりとかっていう場面がけっこうあるんですけど、女の子がこれされたらキュンとするだろうな!っていうのはあると思います。私もされたらドキドキしちゃいますね。與座さん でもさ、それがもともと好きな人だったら、いきなり抱きしめられてもまあいいじゃないですか。でも「いい人だな、でも恋愛感情はないかな」っていう人にそうされたらどう思うんですか?関根さん 何とも思ってなかったのに、いきなり「危ないよ」とかってグイッと引っ張られたりとかしたら……。辻さん 不意のやさしさ?與座さん そう、そういうので「何とも思ってない」から「好き」に変わったりすることが、女性はあるのかなって、ずっと疑問なんですよね。関根さん あ、変わると思います!與座さん&辻さん へえー。関根さん 意外と「おっ」ってなる人多いんじゃないですかね。與座さん なるほどー。辻さん 今の「なるほど」は何!?(笑)Information『The Stage 神々の悪戯(あそび) 光と炎の約束』公演日時:2019年4月13日(土)~21日(日)公演劇場:新宿村LIVE
2019年04月08日フランス・ヴェルサイユ宮殿の現代美術プロジェクトとして、日本の現代美術作家・杉本博司の展覧会「SUGIMOTO VERSAILLES 展(仮)」を、10月16日から翌2019年1月20日まで開催する。©château de Versailles Thomas Garnier Vue arienne du Temple de l’amour au domaine de Trianon2008年より、ヴェルサイユ宮殿では年一回、国内外のアーティストによる展覧会を企画。2008年にジェフ・クーンズ(Jeff Koons)、2009年にグザヴィエ・ヴェイヤン(Xavier Veilhan)、2010年に村上隆、2011年にベルナール・ヴネ(Bernar Venet)、2012年にジョアンナ・ヴァスコンセロス(Joana Vasconcelos)、2013年にジュゼッペ・ペノーネ(Giuseppe Penone)、2014年にリー・ウーファン(Lee Ufan)、2015年にアニッシュ・カプーア(Anish Kapoor)、2016年にオラファー・エリアソン(Olafur Eliasson)、そして2017年にはグループ展「Voyage d’Hiver/冬の旅」を開催し、それぞれの作品とヴェルサイユ宮殿、庭園との間に独自の対話を生み出してきた。第11回目となる、2018年の招聘作家に選ばれた杉本博司は、かつて王族のプライベートな場所として用いられていたトリアノン離宮を選び、主にプチ・トリアノンのフォリー(装飾的建築)および庭園にて作品を発表する。ルイ14世によって作られたこの区域には、グラン・トリアノンと呼ばれる大理石の宮殿が建てられた。その後、ルイ16世王妃、マリー・アントワネットがヴェルサイユ宮殿での窮屈な生活から逃れるため、この区域を改造し、プチ・トリアノンを隠れ家として用いるようになり、この地にフォリーや劇場、そして村里まで有するロマンティックな庭園を作らせた。杉本博司は、ヴェルサイユを象徴する場所のひとつであるこのトリアノン離宮を初めて使用し、アート、建築、ライブパフォーマンスで構成される展覧会を行う。Versailles Sugimoto 9434 ©Tadzio「ヴェルサイユに杉本博司を招聘することは、この偉大なる日本人アーティストの特異性を形成する折衷主義を迎え入れることでもあります。ルイ14世からナポレオン、マリー・アントワネットからオルレアン公へと受け継がれ、それぞれの時代の創作を生み出してきたトリアノン離宮が初めて使用され、杉本博司が現代的な解釈をもたらします。『ジャポニズム 2018』が開催される今年、ここヴェルサイユにて、杉本は日本とフランスの文化的関連性を明示するのです」と、ヴェルサイユ宮殿美術館館長カトリーヌ・ぺガールは語っている。杉本博司は、「私のアーティストとしての活動は2次元を扱う写真から始まった。その後使いにくい美術館空間での展覧会という難行苦行を重ね、自らが望む3次元空間を創出する為に建築家となった。3次元空間が出来てみると、その空間に時間の要素を加えた演劇に興味が向いていった。私のアーティストとしての一生は予定調和へと向かわずに支離滅裂へと向かっているようだ。この与えられた機会に感謝し、私自身を整理して、私の活動をどのように統合できるかを検討することにした」とコメントしている。キュレーションは、ヴェルサイユ現代美術展キュレーターであるアルフレッド・パックマン(Alfred Pacquement)と、パリの現代美術館パレ・ド・トーキョーの館長であるジャン・ド・ロワジー(Jean de Loisy)が務める。また本展覧会情報は、CHÂTEAU DE VERSAILLES公式HPでも確認できる。【展覧会情報】SUGIMOTO VERSAILLES 展(仮)会期:10月16日〜2019年1月20日会場:CHÂTEAU DE VERSAILLES
2018年08月02日オルタナティブバンド・yahyelが2月26日、3月7日にリリースする最新アルバム『Human』の先行試聴パーティーを都内で開催。Twitterの抽選で選ばれた30人のファンと収録曲を聴きながら、各曲の制作秘話を明かした。yahyelは2015年3月に結成され、同年8月からライブ活動の本格化に伴い、池貝峻、篠田ミル、杉本亘に加えてドラマーに大井一彌、VJとして映像作家の山田健人を新メンバーに加えた。フジロック’17でのパフォーマンスが話題になったほか、音楽番組『バズリズム』のこれから流行るアーティストを予測する「これはバズるぞ2017」でTOP3入り。Spotify上では、グローバルで人気のチル系プレイリスト「Chill Vibes」(75万フォロワー)や、「Fresh Finds」(58万フォロワー)に収録されるなど、注目を集める新鋭アーティストだ。この日は池貝峻と篠田ミルが参加。アルバムに合わせて作られたSpotifyプレイリスト「yahyel:in the studio」をもとに全10曲を振り返った。池貝は、2016年11月にリリースした1stアルバム『Flesh and Blood』以降、「伝えたかったのは、生々しい人間っぽいこと。その心境の部分が伝わらなかったわれわれの実力不足」と反省していたそうで、「そこの部分を掘りたい」という思いが今作には込められていると語った。一方の篠田は、「今回のアルバムの曲たちには、2017年に池貝峻に起きたことがその都度書き記されている」「僕はそばで池貝峻を見ているから分かるんですが、このへん(『Rude』)は躁状態」と当時の記憶を呼び起こし、「これが次どうなっていくのか着目しながら聴いていただければ」と説明。池貝はそのことを認めながらも、「扱いにくい人みたいになってない?」と返して場を和ませた。また、「暴力的なライブをしているわりに、『Flesh and Blood』は暴力的なサウンドではなかった。それをどう閉じ込めるか課題だった」と篠田。「Iron」は山田健人の映像アイデアから生まれたものだといい、池貝は「"われわれらしさとは何か"を否定した曲かもしれない」「関係者の方々からはありがたいことに順風満帆と言われることが多いんですが、僕らが出したものが自分たちじゃないものになっていくという感覚と去年は戦っていて」と語る。もともとyahyelは「匿名性」をコンセプトにし、年齢や性別、人種を越えた"個"を打ち出す音楽性を追求してきた。池貝は、「僕らには本当に必要なことだった。個人に伝えたいから雑音を消すためにいらないところを削っていこうという方法を採っていたんですけど、あまりにもそっちが出てしまう。結局、"中"までなかなかいかない。本当に僕らの実力不足なんですが、その感覚とすごく戦っていたというテーマがメンバー各自にそういう感情が一番出た曲が『Iron』だと僕は思っています」と今作でアイデンティティを突き詰めた背景に触れ、「いい転換だった」と前向きに思い返した。時に笑いを交え、各楽曲への思いを丁寧に伝えた池貝と篠田。約80分にわたるイベントを終え、Twitterでは「貴重な時間をありがとうございました」「すごく有意義な時間だった。胸いっぱいです」「めっちゃしゃべるメンバーさんも新鮮だった」といった声が書き込まれている。■2ndアルバム『Human』(2018年3月7日発売)1. Hypnosis2. Nomi3. Rude4. Battles5. Polytheism - feat. Kim Ximya6. Acedia [Interlude]7. Body8. Iron9. Pale10. Lover
2018年03月01日それぞれのスポーツで鍛え抜かれた、アスリートの勲章ともいうべき肉体美を、フォトグラファーが独占シューティング!披露してくれたのはセレッソ大阪のフォワード・杉本健勇さんです。カラダと向き合ったら、結果がついてきた。「カラダで一番自慢できるところ?身長ですね。家族の中でも俺ひとりだけ飛び抜けてデカい。子供の頃、めっちゃ、飯、食ってたからですかね!?」どんだけ食べてたんですか!?と思わず、ツッコミたくなる杉本健勇選手は、身長187cm。FIFAワールドカップ ロシアを来年に控え、ついに日本代表に名乗りをあげた、フィジカルの強さとテクニックを兼ね備えた貴重な大型ストライカーだ。そのサッカーキャリアは、カラダの話抜きには語れない。そもそも、競技にハマったきっかけが、「小学生の時、サッカーをやって痩せたから」。そして、ここ1~2年の目覚ましい進化の要因が、まさにそこにある。生来のマイペースが災いしてか、同世代の活躍を横目になかなか結果が出せない中、自分を変えるべく、本格的なトレーニングを始めたのが、2年半ほど前。「3か月ぐらい経った頃から、徐々に自分のプレーで違いを感じられるようになって。カラダのキレであったり、相手ディフェンダーを背負った時の強さだったり……。そう感じるのと同時に、結果もついてくるようになった。“早く、やっといたら”とも思いますけど、それもまた、自分らしいんで。ただ、カラダづくりの大切さは、後輩にも伝えていきたいと思っています」今では、カラダに敏感になり、トレーニングの過不足が、プレーしていてもわかるほど。「ほんとは上半身も、もっとゴリゴリに鍛えたいんですよ。でも、サッカーをやるうえで、筋肉がつきすぎてもいい結果は出ないので。だから、引退したら、もっとごっつくしますよ」えっ、目指すは、選手よりマッチョな指導者ですか!?「今は、ですけど、指導者になることは考えていなくて。サッカーしかしてこなかったので、燃え尽きるまでサッカーをやったら、一度離れて全然違う世界も見てみたい。ファッション関係にも興味がありますし」実は、おしゃれ男子ひしめく蹴球界でも有数のおしゃれ好き。「服と靴と時計は、めっちゃこだわりがあります。靴は50 ~60 足。服はものすごくたくさんあります。結婚したら?やめないですよ。絶対、無理。その分、俺が稼ぐからって言います」愛嬌のある話しぶりに気さくな人柄がのぞく。私服姿もモデルもかくや、のカッコよさだけど、「試合になると人が変わる」という闘志たぎるフィールドでの雄姿には敵わない。このカラダをキープして、ワールドカップの舞台でも吠える姿をぜひ!すぎもと・けんゆう1992年11月18日生まれ、大阪府出身。セレッソ大阪のユースからプロ入りし、現セレッソ大阪のフォワード。昨季14得点を挙げ、チームのJ1 昇格に貢献。キリンチャレンジカップ・ハイチ戦で代表初ゴールを決める。日本テレビが毎年11月に実施している「カラダWEEK」キャンペーン。その企画の一つとして、昨年に引き続きトップアスリートたちの「カラダ写真展」を開催。今年はananが撮影した、「筋肉美」がテーマの“アスリートのカラダ”が、大きな写真で鑑賞できます。「なりたいカラダ」「理想のカラダ」「憧れのカラダ」に触れれば、カラダのために何かしたくなるかも!日程/2017年11月6日(月)~11月17日(金)時間/10:00~18:00※月~金曜のみ開催場所/汐留・日本テレビタワー2階ロビー料金/入場無料※『anan』2017年11月1日号より。写真・わたなべよしこインタビュー、文・齋藤優子(by anan編集部)
2017年10月31日「2018ミス・インターナショナル日本代表選出大会」が30日、都内で行われ、兵庫県出身で東京大学の3年生・杉本雛乃さん(20歳)が日本代表に選ばれた。ミス・ワールド、ミス・ユニバースと並び世界3大ミス・コンテストの一つに数えられるミス・インターナショナル。来年行われる世界大会への出場権を賭けた日本代表選出大会がこの日行われ、書類審査および予選会を勝ち抜いた32人の候補者たちが華やかなステージに登場。着物・水着・ドレス姿でアピールして美しさを競い合い、現役東大生の杉本雛乃さんがグランプリを獲得した。名前を呼ばれて、うれしさのあまりに涙をこぼした杉本さん。開口一番「まずはこのような素敵な賞をいただき、それと同時にこのような素敵な場所に立たせていただき、本当に感謝しています」と喜びを語り、「一緒に頑張ってきたファイナリストのみんな、セミナーを支えてくださったスタッフの皆さん、この大会をよりよくさせるために本当にたくさんの方の力があったと思っています。私から代表してお礼を言わせてください。また、誰よりも私を支えてくれた両親には本当に感謝しています」と話した。同コンテストに応募した理由については「もうすぐ社会に出ていく中で、何か1つ自分の限界に挑戦したいというか、努力して絶対に1位を目指してやり続けることを学生時代の最後に出来たらと思い、この大会に応募しました」と説明し、来年開催される世界大会に向けて「これから1年間、たくさんのサポートを受けながら精一杯努力し、来年の世界大会では誰よりも輝けるように努めたいと思います」と意気込んだ。杉本さんは現在、東京大学の3年生で、物理工学を専攻しているという。「今は教室で基礎力をつけて物理の基本を学んでいます。4年生から研究室に配属されると思いますよ」と明かしつつ、将来の目標を「大学院に進学し、研究に進みたいと思っています」と回答。気になる芸能界への進出には「今のところ考えていません。(東大卒の)菊川怜さんは本当に素敵な方だと思いますが、私は違った形で私らしさを出せたらなと思っています」と否定的だった。なお、2015準ミス・インターナショナル日本代表には、第2位に東京都出身の藤田絵梨さん(22歳)、第3位に埼玉県出身の高橋かなさん(23歳)、第4位に神奈川県出身の齋藤コスモ(25歳)、第5位に東京都出身の森井ステファニー彩さん(21歳)さん、特別賞のビューティースキン賞に大分県出身の赤星佳奈さん(25歳)、ハッピースマイル賞に沖縄県出身の冨士京香さん(21歳)、WEBジェニック賞に神奈川県出身の笹田華純さん(20歳)をそれぞれ選出。また、グランプリの杉本さんはパーフェクトボディ賞のダブル受賞となった。
2017年10月31日冬至光遥拝隧道 / ©小田原文化財団/Odawara Art Foundation写真家であり伝統芸能や古美術にも造詣が深い現代美術家の杉本博司が、私財を投じた一大プロジェクト「小田原文化財団 江之浦測候所」が、構想から施工まで20年を経て、10月9日から一般公開をスタートした。相模湾を一望する丘の上に広がり、写真作品や古美術品を展示するギャラリー棟や茶室、光学硝子舞台など複数の建築を持つ「江之浦測候所」の見どころを紹介しよう。丘の斜面から迫り出すように設計され、客席からは硝子舞台が水面に浮いているように見える「光学硝子舞台」の壇上に上がった杉本は「ここから見える海の景色は、子どもの頃に見た私の原風景です。江之浦測候所は、“世界や宇宙と自分との距離を測る場所”という意味を込めて「測候所」と名づけました。ここには、私が個人的に集めてきた古美術品を多数展示していますが、そうすることで“古代的な感性”を現代によみがえらせることができたらと思っています」と語った。「光学硝子舞台」に設置されたローマ円形劇場の遺跡を再現した観客席からは、水平線をバックに風を感じながら舞台を観ることができ、さらに、そのすぐそばには、冬至の日の出の軸線に合わせてつくられた約70メートルの隧道(「冬至光遥拝隧道」)が通っている。江之浦測候所には、このように自然と芸術が織り成す絶景が“観測”できる作品(装置)が点在しているのだ。「冬至光遥拝隧道」と対を成すコンセプトで造られた「夏至光遥拝ギャラリー」は、自立する37枚の硝子板を窓に使用した建築で、夏至の朝、海から登る太陽光が数分間に渡ってこの空間を駆け抜けるよう設計されている。100メートルのギャラリー内には、杉本の代表作である「海景」シリーズが展示され、先端部には相模湾を見渡せる展望スペースが併設されている。江之浦測候所に移築・再建された建造物や石塔、石などはすべて杉本の蒐集品であるが、杉本曰く「江之浦測候所を造っていく過程で、物が自ずから自分の置かれるべき場所に集まってきた」のだそうだ。室町時代に建てられ、東京の根津美術館から寄贈・再建された「明月門」、江戸城石垣に使われていた巨石を据えて造った「石舞台」。また、茶室「雨聴天」の庭にある「石造鳥居」は、山形県小立部落にある重要文化財指定のものに準じて作ったものだという。開館直前に手に入れた法隆寺の若草伽藍礎石など、造園の隅々にまで杉本の美意識が徹底されているので見逃せない。歴史的遺物と最新の建築技術が融合されて完成した「小田原文化財団 江之浦測候所」は、これからも進化していくことだろう。この空間をどのように運営していくか、との質問に対し杉本は「使っていきながらどうするかを考えます。寿命と資金が続く限り、より多くの作品を造っていきたいです」と子供のように無邪気な笑顔を浮かべて語った。【施設情報】小田原文化財団 江之浦測候所住所:神奈川県小田原市江之浦362-1開館:4~10月=1日3回(10:00、13:00、16:00)/11~3月=1日2回(10:00、13:00) ※定員制休館日:水曜日(2018年2月より、火・水曜日休館に変更)料金:3,000円(中学生未満入館不可)入館方法:完全予約制(公式サイトより予約)
2017年10月14日杉本彩(女優・49以下、杉本)「お久しぶりです!夏先生とは、頻繁にメールでやり取りをしていますけれど、実際にお会いするのは、連載が決まったとき以来ですね」 夏緑(漫画原作者以下、夏)「そうですね。『しっぽの声』の反響も大きいそうで、少しほっとしています」 ネコノミクスなど、いまもペットブームのさめやらぬ日本。特にペットショップで販売されている子猫の価格は高騰しており、希少種になると100万円以上の値がつくという。だがその陰で、売り物にならなかったり、売れ残ったりした犬や猫たちは人知れず処分されている。 そうした愛玩動物たちの現実を生々しく描いて話題を呼んでいるのが漫画『しっぽの声』(小学館『ビッグコミックオリジナル』連載中)だ。原作担当は夏緑、作画担当は、ちくやまきよし。小栗旬主演でドラマ化された漫画『獣医ドリトル』も手がけたコンビだが、今回はさらに動物愛護活動に長年尽くしてきた杉本彩も協力している。 夏「杉本さんは小さいころから、動物といっしょに生活していたんですよね?」 杉本「そうですね。捨てられた猫を引き取って飼い育てることを続けていました。だから、本当に家族同然だと思っています。大人になってからも、猫の保護活動を続けていたのですが、あるいたましい事件が起こって……」 夏「『ひろしまドッグぱーく』(’05年に経営破綻で閉園した犬のテーマパーク)ですね」 杉本「たくさんの犬たちが衰弱した状態で発見され、また敷地には40匹以上の死骸が埋められていたんです。報道にショックを受け、すぐに広島に飛びました」 動物たちを襲っているさまざまな問題を知った杉本は、活動を広げていき、’14年2月には公益財団法人動物環境・福祉協会Evaを設立した。’15年には、協会の代表として、動物愛護の啓発イベントで講演したが、その姿を見ていたのが現・ビッグコミックオリジナル編集長の中熊一郎氏だったのだ。 夏「中熊編集長もかなりの愛犬家なんです」 杉本「中熊編集長には、『動物たちの現状を改善するために何か新しい企画をやりたいと考えているので、そのときは協力してほしい』と、おっしゃっていただきました。そして昨年、新しくスタートする漫画のなかで殺処分問題なども取り上げたいので、原作に協力してほしいというお話があったんです」 夏「ちょうど13年間続いた『獣医ドリトル』の連載が終わっていたこともあり、私たちが『しっぽの声』を担当することになりました」 本誌記者「杉本さんは具体的にはどのように漫画制作に携わっているのですか?」 杉本「私たちが持っている資料写真を提供したり、現場で見聞きした情報や、受けた相談例などを夏先生にお話ししたりしています」 夏「そのお話をもとに、私が原作を書いています。テレビドラマでいえば、脚本のようなものですね。特に、実際に動物保護に携わっている方たちのエピソードを伺っていると、どんどんストーリーが広がっていきます。杉本さんのおかげで、かなり早い段階でキャラクターも固まりました。実は杉本さんご本人をモデルにしたキャラもいるんですよ(笑)」 杉本「え!誰ですか?」 夏「主人公の1人の天原士狼(※動物保護シェルターを運営している男性)です」 杉本「うれしいです!いつも士狼に共感しながら読んでいるんです。すごく芯の強い男性ですよね」 夏「初めて杉本さんにお会いしたとき、あまりにおきれいなので驚きました。でもそのいっぽうで、動物のことを話しているときは、笑顔なのにそれがとても怖いのが印象的で……。『そうか。この人は、動物たちを取り巻いている環境をすごく怒っているんだな』って感じたんです。そういった“怒り”を漫画でも表現していきたいです」
2017年09月03日東京・恵比寿の東京都写真美術館が総合開館20周年を迎え、9月3日にリニューアルオープンした。これを記念し11月13日まで「杉本博司ロスト・ヒューマン」展を開催中。現代美術作家・杉本博司による、人類と文明の終焉という壮大なテーマを掲げたインスタレーションを展開する。約2年にわたる大規模改修工事を経てリニューアルオープンを遂げた東京都写真美術館。英語館名「Tokyo Photographic Art Museum」の頭文字を取った「トップミュージアム(TOP MUSEUM)」を新愛称に、以前よりも明るく開放的に生まれ変わった1、2階のエントランスや、2階エントランスへの映像・音響機器の新規導入、1階には美術館初出店となるカフェ「メゾン・イチ」もオープンした。リニューアル後第1回目に開催されている「杉本博司ロスト・ヒューマン」展では、世界初発表となる新シリーズ〈廃墟劇場〉に加え、本邦初公開の〈今日 世界は死んだ もしかすると昨日かもしれない〉、新インスタレーション〈仏の海〉の3シリーズを会場2フロアにわたって展示。綺麗に改装されたばかりなのに申し訳ないと杉本が語るのは、本展コンセプトが “この世の終わり”であるという所以だ。〈今日 世界は死んだ もしかすると昨日かもしれない〉は、2014年にパリのパレ・ド・トーキョーで開催された同テーマの展覧会を、東京開催に合わせて日本版として再構築。3階の展示室を埋め尽くす錆びた塗炭は、その殆どがパリで集められたものだという。文明が終わる33のシナリオに付随するのは、自身の作品や蒐集した古美術、化石、書籍、歴史的資料など。シナリオはすべて一人称で描かれ、「理想主義者」「養蜂家」「世界保健機関事務局長」などその立場は実に様々。空想めいた物語は時に滑稽でありながら、展示物が歴史的背景を色濃く映し出し現実味を帯びてくる。2階の展示室は大きく2つにセパレート。仄暗い空間の中に足を踏み入れると、世界初公開となる写真作品〈廃墟劇場〉が姿を現す。1970年代から杉本が制作している〈劇場〉が発展した新シリーズで、廃墟と化したアメリカ各地の劇場を訪れ、自らスクリーンを貼り直し、持ち込んだプロジェクターで災害や天変地異、核戦争などを描いた“ディザスター・ムービー”を上映、映画1本分の光量で長時間露光した作品だ。写真の中のスクリーンはまるで内側から蛍光灯を当てたかの如く白く輝き、朽ち果ててゆく劇場の華やかな装飾を隅々まで露呈する。そして最後に登場するのは、10年以上にわたり杉本が取り組んできた〈仏の海〉。文明の終わりを感じさせる本展を、「最後は仏様の救いで締め括ってほしい」という杉本の意図が込められた構成だ。これは京都の蓮華王院本堂(通称、三十三間堂)の千手観音を、創建当時の理想的な光で見てみたいとの想いから誕生した作品であり、夏の10日間、早朝5時半より3時間の入堂許可のもと撮影を遂行。朝日を浴びて輝く千本仏は想像を絶する美しさだったといい、輝く仏像に囲まれひとり佇んだとき、「死とはこのように訪れるものなのだ」と予感したという。モノクロに映し出された千本仏は、蛍光灯の光に晒され肉眼で見るそれよりも、ずっとリアルで厳かである。杉本は本展を、「写真からもアートからもはみ出した展覧会になったと思う」と話す。「〈今日 世界は死んだ もしかすると昨日かもしれない〉は、こうなってはいけないという警鐘を鳴らす意味を持つ。学者が論文で発表するのとは違った形で、アーティストとして、“モノ”に語らせアートとして表現することで問題を提起したかった。シナリオを33で構成したのは、〈仏の海〉の三十三間堂との関連で仏教的数字と絡めたから。いわゆるネガティブ・プレゼンテーションだが、人類と文明が遺物となってしまわないよう、みなさんに考えてもらうきっかけになれば」とコメントしている。【展覧会情報】リニューアル・オープン 総合開館20周年記念「杉本博司 ロスト・ヒューマン」展会場:東京都写真美術館2階・3階展示室住所:東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内会期:9月3日~11月13日時間:10:00~18:00※木、金曜日は20:00まで(ただし9月9日、10日は21:00まで))※入館は閉館の30分前まで料金:一般1,000円、学生800円、中高生・65歳以上700円休館日:月曜日(ただし9月19日、10月10日は開館し、9月20日、10月11日は休館)
2016年09月07日女優の杉本彩(48)が、28日に放送されたテレビ東京系トーク番組『じっくり聞いタロウ』(毎週木曜24:12~)にゲスト出演し、過去に自殺未遂をしていたことを告白した。「芸能界に入るつもりは全然なかった」という杉本。「子どものころ、家が結構複雑になりまして……」と思い返し、「自立して仕事して生きていかないとあかん」と心に決めて15歳のころにモデルの仕事をはじめたという。年齢的にどこも雇ってくれなかったことから、モデルという選択肢しかなかった。杉本の運命を変えた"複雑"な事情とは、「父が友人の借金の保証人になった」こと。結局、父がすべての借金を背負うことになり、自宅まで手放すことに。両親は夫婦喧嘩を毎日繰り返し、金銭的にも苦しい生活が続いた。母は毎晩酒を飲み、悲しみや怒り、愚痴を長女である杉本に吐き続けた。必死に受けとめようとしていたがある日、精神的に追いつめられて限界に。遺書を書き、ついには手首を切ってしまう。かなり深い傷だったが、ちょうど帰宅した母がすぐに病院に連れて行き、なんとか一命を取り留めた。「本当に耐えられなくなっちゃってたんだと思うんです。『死んでしまいたい』となっちゃって」と当時を振り返る杉本。「本当に」と言いながらうつむき、「本当に生きていて良かったと今は思います」と晴れやかな表情を見せる。杉本の"自立"には、そんな背景があった。
2016年07月29日「杉本博司 ロスト・ヒューマン」展が、9月3日から11月13日まで、東京・恵比寿の東京都写真美術館で開催される。1948年に東京に生まれた杉本博司は、アメリカ・カリフォルニア州のアートセンター・カレッジ・オブ・デザインで写真を学び、「ジオラマ」「劇場」「海景」シリーズなどの大型カメラで撮影された精緻な写真作品を制作して、国際的に高い評価を確立した写真家で現代美術家。その作品は、ニューヨークのメトロポリタン美術館やニューヨーク近代美術館(MoMA)、ロンドンのテート・ギャラリーなど世界中の美術館に所蔵されている。また、近年は活動の範囲を広げ、執筆や設計も手掛けている杉本は、2008年に建築設計事務所「新素材研究所」を建築家の榊田倫之と設立。これまでに静岡のIZU PHOTO MUSEUMや東京・六本木のLondon Galleryの内装を担当している。来年の2月には、展示室の改装を手掛ける静岡のMOA美術館がリニューアル・オープンするほか、同年秋には、ランドスケープ全体を設計した神奈川の小田原文化財団 江之浦測候所の開館が予定されている。杉本の世界観や歴史観に迫る本展では、2014年にパリの美術館、パレ・ド・トーキョー(Palais de Tokyo)で開催された「Lost Human Genetic Archive」展のインスタレーションを東京ヴァージョンとして新たに展開。人類の死滅を想定し、遺物となった歴史や文明について、「比較宗教学者」「宇宙物理学者」といった33の視点から考察する。会場では、「今日 世界は死んだ もしかすると昨日かもしれない」「廃墟劇場」「仏の海」の3シリーズを展示。今回、世界で初めて公開される「廃墟劇場」は、1970年代から制作しているシリーズ「劇場」が発展したもので、実際に廃墟と化した劇場で杉本が自らスクリーンを貼り直して映画を投影し、作品1本分の光量で露光した作品だ。また、「仏の海」は、10年以上にわたって杉本が取り組んできた、京都の蓮華王院本堂(通称、三十三間堂)の千手観音を撮影したシリーズで、今回は同シリーズの大判作品による新たなインスタレーションが展示される。なお、本展は、大規模改修事業を経て9月3日にリニューアル・オープンする東京都写真美術館の総合開館20周年を記念して行われるもの。同館では、「杉本博司 ロスト・ヒューマン」展の開催を皮切りに、総合開館20周年を記念した展覧会やワークショップ、イベント、国際シンポジウムが行われる予定だ。また、同館では、総合開館20周年にあわせて新しいシンボルマークとロゴタイプを制作。シンボルマークは、アーティストデュオ・ネルホル(Nerhol)として活動中の田中義久が手掛け、ロゴタイプは、文字に関わるデザインの企画や制作を手掛ける字游工房が担当した。さらに、新たに同館の愛称が、英語館名「Tokyo Photographic Art Museum」の頭文字から「トップミュージアム」に決定した。東京都写真美術館 シンボルマーク【イベント情報】リニューアル・オープン 総合開館20周年記念「杉本博司 ロスト・ヒューマン」展会場:東京都写真美術館2階・3階展示室住所:東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内会期:9月3日~11月13日時間:10:00~18:00※木、金曜日は20:00まで※入館は閉館の30分前まで料金:一般1,000円、学生800円、中高生・65歳以上700円休館日:月曜日(ただし9月19日、10月10日は開館し、9月20日、10月11日は休館)
2016年06月29日現代美術作家・杉本博司の個展「Hiroshi Sugimoto“In Praise of Shadows”」が、12月12日から16年2月28日までコスチューム ナショナル(CoSTUME NATIONAL)の青山旗艦店にて開催される。杉本博司は、哲学に基づいた考察と精緻な写真技術によって“時間”、“光”、“モダニズム”をテーマにした数々の名作を生み出してきた世界的に著名な現代美術作家。これまでに、毎日芸術賞や、ハッセルブラッド国際写真賞を受賞した他、紫綬褒章やフランス芸術文化勲章オフェシェも受勲している。同展では、蝋燭の一生を撮ったシリーズ作品「陰翳礼賛」が展示される。同シリーズは、和蝋燭に火を灯し、火が燃え尽きるまでシャッターを開いたまま長時間露光することによって撮影されたもの。火は風に煽られて揺れ動き、常に形を変えていく。燃える蝋燭に合わせてゆらめく幻の蝋燭となった写真が、仄暗い闇の中で現実との境界を曖昧にしていく。【イベント情報】「Hiroshi Sugimoto“In Praise of Shadows”」会場:コスチューム ナショナル青山旗艦店住所:東京都港区南青山5-4-30会期:12月12日~16年2月28日時間:11:00~19:00
2015年12月10日現代美術家の杉本博司による大規模展「杉本博司 趣味と芸術-味占郷/今昔三部作」が、10月28日から12月23日まで千葉県の千葉市美術館にて開催される。同展は、千葉市美術館の開館20周年を記念して開催されるもの。1996年に開館記念展の第2弾として開催された「Tranquility -静謐」展の招待作家の1人であった杉本博司を迎え、現代美術の枠を超えたアプローチを行う「趣味と芸術」と、代表作3シリーズを展示する「今昔三部作」の2構成で展開される。展示室7階の「趣味と芸術」では、『婦人画報』で連載中の「謎の割烹 味占郷」の中で杉本が、各界の著名人をもてなすためにそのゲストにふさわしい掛軸と置物を選んで構成する床飾りを再現。平安時代から江戸時代までの古物を始め、西洋伝来の品物や昭和の珍品など、杉本が趣味として集めていた名品・珍品を組み合わせて自らが27の床のしつらえをつくりあげる。8階の「今昔三部作」では、80年代から90年代初頭にかけて世界的な名声を得るきっかけとなった、杉本博司の代表作とも言える3つの写真シリーズ、「ジオラマ」、「劇場」、「海景」の大判プリント16点を展示。これらのシリーズは90年代中頃以降も撮影され続けており、同展では、幅4mを超えるジオラマシリーズの最新作「オリンピック雨林」や、縦版型による劇場シリーズの最新作「テアトロ・デイ・ロッツィ、シエナ」などの日本初公開作品を含む初期作から最新作までが一挙に展開される。【イベント情報】「杉本博司 趣味と芸術-味占郷/今昔三部作」会場:千葉市美術館住所:千葉県千葉市中央区中央3-10-8会期:10月28日~12月23日時間:10:00~18:00(金・土曜日は20:00まで、入館は閉館の30分前まで)料金:一般1,200円、大学生700円、高校生以下、及び障害者手帳の保持者とその付添1名は無料 ※11月3日は開館20周年記念日につき観覧無料休館日:11月2日、12月7日
2015年10月18日恐ろしくオシャレな1枚が登場しました。その名も『DIVE』。アーティスト名はDATS、これが彼らの4曲入りデビューミニアルバムです。DATSのメンバーは、ヴォーカル&ギターの杉本亘さん、ギターの早川知輝さん、ベースの 清水旺さん、ドラムの嵐山響さんの4人。結成されたのは2013年で、80年代のディスコサウンドとポップミュージックを融合させたサウンドは、ライブを中心にすぐ話題になり、結成からわずか1年で『SUMMER SONIC 2014』への出演を果たしました。そして、来日アーティストのサポートアクトを務め、ついにCDデビューとなりました。このキラキラポップな感覚は、これまでの日本のバンドにはなかなかなかったもので、完全に洋楽寄りの曲作り。実は杉本さんはLA生まれ、ワシントンDCで育った帰国子女。そのようなバックグラウンドを最大限に生かし、日本人ならではの緻密さが融合された結果、新しいサウンドが生まれました。DATS、注目しておいた方がいいです、ハイ。リリース情報:『DIVE/DATS』(2015.6.3発売/¥1200(tax out)/UKCD1155)
2015年05月20日代官山の「ギャラリースピークフォー(GALLERY SPEAK FOR)」が、古田亘による個展「少年と海」を開催する。期間は4月24日から5月6日まで。写真家・映像作家として活動している古田が得意とするのは、俳優やタレントなどのポートレート。被写体がまとうべき役柄の美しさ、演出上の意図を的確にとらえることに定評があり、これまでにテレビや映画など様々な現場で撮影を手掛けてきた。今回公開される「海の情景」シリーズは、そんな古田が10年前から地元の葉山で撮り続けてきたもの。凪いだ海の美しさ、荒れた海の美しさが、無垢なスタンスのままに切り取られた。その中には、3人の息子たちが成長していく姿もあり、ある種の日記にも通じる心眼、海との対話の中で古田が見てきた日常を見ることが出来る。同シリーズはプライベートでの作品が中心となるため、そのほとんどが今回初めて公開されることになる。会場ではアーカイブの中から、作家本人がセレクトした約40点の写真を展示。更に、同タイトルの作品集やプリントに加え、古田のデザインによるボディボード、ビーチサンダルなどが販売される。会期中4月25日15時からは古田とラジオパーソナリティー・秀島史香によるギャラリートークが行われる。【イベント情報】少年と海会場:GALLERY SPEAK FOR住所:東京都渋谷区猿楽町28-2SPEAK FOR2階会期:4月24日から5月6日時間:11:00から19:00(最終日は18:00まで)休廊日:木曜日入場無料
2015年04月15日廣済堂出版は3月3日、動物愛護団体を立ち上げた女優・杉本彩さんの著書「ペットと向き合う」を発売した。著者の杉本さんは、女優として活動を続ける中、2014年に一般財団法人 動物環境・福祉協会「Eva(エヴァ)」を立ち上げた。2015年2月には、同団体は公益財団法人として認定。杉本さんは団体を立ち上げる前から、飼い猫「さくら」の介護の様子をつづったブログで情報発信をするなど、様々な動物愛護活動を行ってきた。同書は、犬猫2,500万頭の飼い主に向けて贈る、杉本さんからの熱いメッセージと介護やペットロスへの具体的指南書。たくさんの命と向き合い、見送った経験を持つ杉本さんは「ペットたちが教えてくれたのは、愛すること。生きること。受け入れること。本当の家族のように"命"と向き合うこと」と語っている。空前のペットブームと言われている中、高齢化するペットやペットの介護など課題も多い。同書ではペットの高齢化とともに、ペットロスの悲しみにどう向き合えばいいのかにも触れている。同書はAmazonにて、1,512円(税込)で販売している。
2015年03月20日東京都・銀座のギャラリー小柳では、「UNSOLD - 杉本博司/ソフィ・カル/青柳龍太」を開催している。開催期間は2015年1月31日まで(日月祝と12月13日は休廊、12月27日~1月12日は冬季休廊)、開場時間は11:00~19:00、入場無料。同展では、奇妙な縁で出会った杉本博司、ソフィ・カル、青柳龍太というアーティスト3人が2013年3月17日、秘密裏に靖国神社の蚤の市に参加し、そのときの売れ残りをそれぞれ陳列し、ギャラリー空間にインスタレーションとして再現している。"ソフィの陳列は、中古品で構成され、由来書きは無く、「本当の話」のエピソードを書き、それにリンクした物を並べた。10点を108,500円で売り、13点は売れ残った。杉本の陳列は、本物の古物と彼の作品ひとつで構成され、それぞれに由来書きを付けたが、それはまゆつばの由来ばかり。4点を67,000円で売り、12点は売れ残った。龍太の陳列は、彼が蚤の市でいつものように扱っている骨董ともインスタレーションとも思えるスタイルで、それにまつわる説明は全く無し。9点を740,000円で売り、10点は売れ残った。午後になって、グループを引き連れたアメリカ人のガイドが私たちの前を通りがかり言った。「ここは、見る価値はなさそうだ」"なお、杉本博司やソフィ・カルといえば国際的に活躍する著名な現代美術作家だが、本人たちの弁によるいつもとは少し変わったプロフィールを紹介しておこう。「杉本博司は1948年、台東区御徒町生まれ。1970年、美術家を志し渡米。1978年、名門ソナベント・ギャラリーに属すれど食えず、1980年に骨董屋「みんげい」を始める。当時、日本全国の蚤の市を巡る。1995年のメトロポリタン美術館での個展以後、作品で食えるようになるも長年の習性はぬけず古物を買い漁り今に至る。ソフィ・カルは1953年、フランス・パリ生まれ。10代の終わりから7年もの間、放浪生活を送り、26歳でパリに戻る。その頃より制作を始め、1980年より展覧会へ出品。自らの体験をもとに事実とフィクションを織り交ぜ、テキストと写真、映像を組み合わせたインスタレーション作品を制作している。青柳龍太は1976年、大阪生まれ。ラサール高校卒業後、美術家を志し多摩美術大学に進学。2005年よりコンセプチュアルなインスタレーション作品の発表を開始。2010年より神楽坂にて骨董、ガラクタ、オブジェを展示、販売する店を始める」
2014年12月25日