ヴェルディ、プッチーニなどのイタリアオペラを始め、三島由紀夫の小説をオペラ化した『金閣寺』や、軽妙洒脱なオペレッタ『チャールダーシュの女王』、ミュージカル『三銃士』でも、シャープで洞察的な演出が大きな話題を呼んだ演出家・田尾下哲。数多ある演出の可能性から「原典」と「スコア」の分析を重要視し、入念なプランによって全体を構成していく手法は、多くのプロダクションで優れた演劇効果を上げている。モーツァルトの『後宮からの逃走』はテーマ的にもとても難しい、という田尾下さんのコメントからインタビューははじまった。オペラ『後宮からの逃走』全3幕 チケット情報「ドイツ語の翻訳をドラマトゥルクの庭山由佳さんと見ていって、原語をそのまま日本語のセリフに移し換えて上演するのは大変難しいことに気づきました。テーマが、宗教差別や人種差別を扱っているので、いわゆる今日的な状況では『不適切な表現』が数多く出てくるのです。ですから、ドイツ語で理解した上で原作にある偏見を洗い流した台本を編み直しました。演出プラス、上演台本を担当するという形になっています」通のオペラファン以外は、ストーリーを知らない観客も少なくない『後宮からの逃走』。物語の神髄を伝えるために重要な役として浮上してきたのが、黙役であるトルコ太守セリムだという。俳優の宍戸開さんが演じる。「オペラの序曲で、セリムが南アフリカ時代にどういう目にあい、どういう人間関係を経験して今に至るかを、パントマイムや合唱の方の芝居で表現する予定です。モーツァルトのオペラで、これほど黙役が大きい意味をもつものは存在しないんですよ。歌わない役の「赦し」がこのオペラの大きなテーマになっている…だからこそ婚約者への貞節を誓うコンスタンツェの信念の強さが意味をもつんです。セリムが許すことで、心の中で犠牲にしなければならなかったもの…たとえば復讐心といったものを表していかなければと思います。「赦す」って、生ぬるいことではないんですよ」指揮者の川瀬賢太郎さんは、長い間年上の指揮者としか仕事をしてこなかった田尾下さんにとって、一回りも年下世代のマエストロ。川瀬さんからの質問には、こんな答えが。「どこで演出のアイデアを考えるか? というと、場所は関係なく楽譜を見ているときに色々思いつきます。特にオーケストラのフルスコアを見ていると色々なイメージが湧くんですよ。モーツァルトで一番好きなオペラは、『フィガロの結婚』で、次に川瀬さんとやりたいのも『フィガロ』がいいですね。(田尾下さんは天然ですか?の質問には)どちらかというと計算ずくです。アシスタント時代が長かったので、人を言葉で傷つけないように意識的に振る舞うことを心がけています。いつも冷えピタシートを貼っているのは…片頭痛のせいです。脳がオーバーヒートすると頭痛が起こるので…でも、友人のすすめで先日MRIを撮影して、異常がないとわかってから、片頭痛も起こらなくなりました(笑)」11月11日(金) から11月13日(日)まで東京・日生劇場にて。取材・文:小田島久恵
2016年10月12日サンシャインシティ全体がハロウィン一色になる「Sunshine City FUN!FUN!HALLOWEEN!」が、10月31日(月)までの期間限定で開催中です。アルパやサンシャイン水族館からSKY CIRCUS サンシャイン60展望台まで、すべてがハロウィン仕様になったサンシャインシティ、必見です!トリック オア トリート大作戦!ハロウィンのイベントで、特に好評を博しているのが「トリック オア トリート大作戦!」。ペーパークラフトで自分だけのキャンディボックスを作り、サンシャインシティ内の施設や店舗をまわってお菓子をもらいます。合言葉はもちろん「トリック オア トリート」ですね!開催日:10月の土・日・祝日および31日(月)受付時間:11時~17時受付場所:アルパ1F噴水吹抜前広場参加料:200円(小学生以下対象)館内にフォトスポットが登場ジャック・オ・ランタンやお化けと一緒に記念撮影ができるフォトスポットが、館内に登場します。友達や家族と写真を撮って、ハロウィンを満喫しましょう!場所:アルパ1F噴水吹抜前広場/B1トイザらス ベビーザらス前ハロウィン ミニパレードハロウィンの仮装に身を包んだ鼓笛隊が、サンシャインシティの館内を行進!生演奏のライブをおこなったり、キャンディを配ったりしてハロウィン気分を盛りあげてくれます。開催日:10月29日(土)・30日(日)・31日(月)時間:11時~/13時~/15時~(各回約30分)場所:アルパ1階噴水吹抜前広場よりスタート料金:観覧無料ハロウィン レストラン フェア~秋の味覚大収穫祭!!~カボチャを使ったハロウィン・メニューなどが楽しめる秋の味覚大収穫祭が、アルパ・スカイレストラン、SKY CIRCUS サンシャイン60展望台、サンシャイン水族館、ナンジャタウンで開催中です。ハロウィン・コレクションで仮装を楽しもう!ハロウィンといえば仮装!ハロウィンを盛りあげるなりきりコスプレグッズや雑貨、お菓子などが、アルパ各店で販売中です。ハロウィン×サンシャインシティ ローズガーデンハロウィンをテーマにしたバラの切り花や鉢植えの展示販売のほか、誰もが楽しめるワークショップ、イベントが開催されます。開催日:10月28日(金)・29日(土)・30日(日)時間:10時~21時※最終日は20時まで料金:無料サンシャイン水族館HALLOWEEN PARTY 2016~海ハロ!~サンシャイン水族館もハロウィン一色に。ハロウィン仕様の水槽やパフォーマンス、見逃せませんね!●ハロウィン特設水槽ハロウィンカラーをイメージした魚たちを見ることができる特設水槽。水槽のモチーフは、なんとジャック・オ・ランタンです。●アシカ・パフォーマンスタイム~ハロウィンver.~アシカもジャック・オ・ランタンを使ったパフォーマンスで魅せてくれますよ!時間:11時~/12時30分~/14時~/15時30分~●水中パフォーマンスタイム~ハロウィンver.~魚たちのパフォーマンスでは、タカサゴがカボチャやお化けに変身します!時間:11時30分~/14時30分~/16時30分~●カワウソとことこグリーティング~ハロウィンver.~コツメカワウソがジャック・オ・ランタンで遊ぶハロウィン限定グリーティングは、水族館本館屋上エリア「マヂカワペンペリガーデン」で見られます。時間:13時15分~●ホラー水族館「呪いの水櫛」(夜間特別営業)水族館で新感覚ホラー!?夜の水槽に、いったいなにが……。ひと味違う夜の水族館が楽しめますよ。時間:18時30分~21時※金・土・祝前日は21時30分まで※最終入場は終了1時間前SKY CIRCUS サンシャイン60展望台SKY CIRCUS HALLOWEEN 2016~空ハロ!~SKY CIRCUS サンシャイン60展望台にもフォトスポットが登場するほか、さまざまなイベントでハロウィン気分を盛りあげてくれます。仮装をしていくと、当日入場券が割引になるサービスも嬉しいですね!●ハロウィン限定仮装で割引!仮装していくと、当日入場料が割引になります。(例)大人1,800円→1,100円開催日:10月29日(土)・30日(日)・31日(月)※17時以降限定●SKY PARTY~ハロウィンver.~最新映像技術を使って画面の中で天気を操ることができる「SKY PARTY」も、カボチャが転がるハロウィン・バージョンが楽しめますよ。●天空251フェイスペイント仮装のしあげはフェイスペイントで!フェイスペインターの方が、手や顔にワンポイントのペイントをしてくれるイベントが開催されます。開催日:10月29日(土)・30日(日)・31日(月)時間:13時~21時料金:参加無料■イベント詳細名称:Sunshine City FUN!FUN!HALLOWEEN!開催期間:2016年10月1日(土)~10月31日(月)場所:サンシャインシティ所在地:〒170-0013東京都豊島区東池袋3-1-1電話:03-3989-3331公式サイト:
2016年10月12日男性でありながらソプラノの音域を持つ「ソプラニスタ」(男性ソプラノ歌手)の岡本知高が、10月16日(日)に東京オペラシティで行う“Concerto del Sopranista 2016-2017”に、オーストラリア出身の歌手、ヴァイオリニストのサラ・オレインがゲスト出演することが決まった。「岡本知高Concerto del Sopranista 2016-2017」の公演情報サラ・オレインは、「f分の1のゆらぎ」という聴くものをリラックスさせ、爽やかさと清涼感を与える天性の声の持ち主。また、澄んだ声と強い声を自在に使い分ける「声帯のアスリート」とも呼ばれている。テレビ番組出演、ラジオパーソナリティ、CMソング、フィギュアスケートやアイスショーでのコラボなど、多岐にわたって活躍。ウィーン少年合唱団との共演、名音楽プロデューサー、デイヴィッド・フォスターが手掛けたアルバム「We Love Disney」への参加、アンドレア・ボチェッリの最新アルバムでのデュエットなど、様々なジャンルの音楽家とも共演している。世界で数人しかいないと言われる「ソプラニスタ」の岡本知高は、国内・海外の主要オーケストラとの共演はもちろん、先日行われたブロードウェイミュージカル『シカゴ』宝塚歌劇OGバージョンでニューヨークブロードウェイの舞台を賑わかせ、その圧倒的な歌唱力で観客を虜にしたことも記憶に新しい。彼の歌声は華やかで、それでいて共演者の歌声を決して妨げることなく存在感を出せるのは流石としか言いようがない。老若男女、全てを引き付ける彼の魅力を、思う存分楽しめるコンサートとなるだろう。また、10月12日(水)にニューアルバム『春なのに~想歌(おもひうた)』を発売することも決定しており、新たなレパートリーに期待が高まる。聴くものすべての心を揺さぶる「奇跡の歌声」をもつ岡本知高と、サラ・オレインの癒しの波長が合わさり、骨抜きにされること間違いなしだ。■岡本知高Concerto del Sopranista 2016 - 20172016年10月16日(日) 13:30開場 14:00開演東京オペラシティ コンサートホール:タケミツメモリアル
2016年09月16日展覧会「オランダのモダン・デザイン リートフェルト/ブルーナ/ADO」が、9月17日から11月23日まで、東京・初台の東京オペラシティ アートギャラリーで開催される。本展は、生活に深く結びついたオランダのデザイン文化、その人間味溢れる魅力を20世紀のデザインに大きな影響を与えた3者の視点で探究するもの。オランダのユトレヒトに生まれた建築家のヘリット・トーマス・リートフェルト、「ミッフィー(うさこちゃん)」の絵本シリーズの作者として知られるディック・ブルーナ、そして、オランダの国民的玩具シリーズADO(アド)を生み出したデザイナー、コー・フェルズーの作品を通してオランダのモダン・デザインを探究する展覧会だ。会場では、リートフェルトの名作椅子《レッド・ブルー・ チェア》の初期バージョンや、代表作《ジグザグチェア》《ステルト マン・チェア》を含む家具に加え、リートフェルト自作の家具・建築の模型、図面、スケッチ、色彩ドローイング、アーカイブ・フォトなどの重要な資料を公開。また、ブルーナが手掛けたペーパーバックの表紙デザインやポスターからブルーナ・デザインの形成過程に注目するほか、『うさこちゃんとどうぶつえん』(初版、1955)といった初期の貴重な絵本原画からブルーナ特有の絵本制作プロセスに焦点を当てる。さらに、家具や乗り物、積み木などの多様なラインナップと貴重なアーカイブ・フォトで、オランダのデザイン玩具シリーズADO(アド)の全貌を日本で初めて紹介。その他、写真や動画、出版物など関連資料も展示される予定。総出品点数は400点以上にのぼるという。なお、本展は、12月2日から2017年1月22日まで大分県立美術館へ巡回する。【イベント情報】「オランダのモダン・デザイン リートフェルト/ブルーナ/ADO」会場:東京オペラシティ アートギャラリー会期:9月17日~11月23日時間:11:00~19:00(金・土は20:00まで、最終入場は閉館の30分前まで)料金:一般1,200円、大・高生1,000円、中学生以下無料休館日:月曜日(祝日の場合、翌火曜日)
2016年09月16日東京池袋にあるサンシャインシティでは、「イロイロカガヤクジブンSUNSHINECITY COLORFUL CHRISTMAS」をテーマに、2016年11月10日(木)から12月25日(日)まで、クリスマス特別企画が開催されます。館内には人気のイラストレーター吉本彩子さん監修による美しいクリスマスイルミネーションが展開されます。COLORFUL CHRISTMASSHOW「水」と「映像」と「光のオブジェ」が織りなすクリスマスメインの会場となるサンシャインシティ噴水広場では『COLORFUL CHRISTMASSHOW (カラフルクリスマスショー)』が開催されます。4フロア吹き抜けの空間を最大限に利用した噴水や、光のオブジェによるイルミネーション、そして大型ビジョンを利用して展開する映像と、サラウンド音響システムによって立体的に広がる音楽が連動し美しい世界を作り上げます。屋内商業施設としては日本最大規模となる164本のジェット噴水とアーチ型噴水、ミスト型噴水を組み合わせたダイナミックな水の演出。天井には、逆さに吊り下げられた高さ5mのクリスマスツリーが4600球のLED電球と200個のクリスタルパーツによって、美しい光のオブジェを作り上げます。噴水の上に設置されている縦4.3m、横15.4mの大型LEDスクリーンでは、サラウンドシステムの立体的な音響と合わせて、イラストレーター吉本彩子さんのイラストを使用したクリスマスオリジナル映像を放映。「映像」「水」「光のオブジェ」による見事なコラボレーションを体験することできます。●サンシャイン水族館や展望台もクリスマスモードにサンシャイン水族館では、カラフルクリスマスにちなんで、体の色が赤と白のクダゴンベ等、鮮やかな色の魚たちを展示する「クリスマス水槽」が登場。サンタクロースの衣装を着たダイバーが登場する水中パフォーマンスのクリスマスバージョンも行われます。SKY CIRCUSサンシャイン60展望台では、床に埋め込まれた大きなモニター画面で夜景を楽しめる「SKYトランポリン」のクリスマスバージョンも登場します。イベント情報名称:SUNSHINECITY COLORFUL CHRISTMAS住所:東京都豊島区東池袋3-1サンシャインシティ日時:2016年11月10日(木)~12月25日(日)アクセス:池袋駅(JR・東京メトロ・西武線・東武線)より徒歩8分東池袋駅(東京メトロ有楽町線)より徒歩3分URL: CHRISTMASSHOW (カラフルクリスマスショー)日時:2016年11月10日(木)~12月25日(日)10:00~22:00(毎時00分、20分、30分、50分スタート)※イベント開催日以外、及び12月9日~25日の期間中は18:00に以降実施。※都合により噴水広場への入場が20:00までとなる場合があります。サンシャイン水族館営業時間:10:00~20:00(4月~10月)10:00~18:00(11月~3月)※最終入場は終了1時間前入場料金:大人(高校生以上)2,000円、こども(小・中学生)1,000円、幼児(4才以上)700円、シニア(65才以上)1,700円URL: CIRCUS サンシャイン60展望台営業時間:10:00~22:00※最終入場は終了1時間前入場料金:大人(高校生以上)1,800円、学生(高校・大学・専門学校)1,500円、こども(小・中学生)900円、幼児(4才以上)500円、シニア(65才以上)1,500円
2016年08月30日JR水道橋駅から徒歩3分の好立地にある、年中無休の都市型の大テーマパーク施設「東京ドームシティアトラクションズ」。都内で数あるデートスポットのなかでも抜群にアクセスが良く、移動に時間を割くことなく一日同じ場所でアトラクション・夜景・食事と楽しめる、実はとっても優秀なデートスポットなんです。■☆お財布に優しい課金スタイルデートに出費はつきものですよね。しかし東京ドームシティアトラクションズは違います。なんと、入場料がタダなんです!20を超えるアトラクションの中から、ふたりの好みに合うものだけをチョイスしてその都度お金を払うスタイルなので、その時の気分やデートの雰囲気に合わせてまったり園内のカフェで過ごすのもよし、思いっきり絶叫系を攻めるのもよし。浮いたお金でちょっと豪華なディナーを彼におねだりしちゃうのもありですね!■☆スリル満点のお化け屋敷!大人気のお化け屋敷は毎年夏限定で登場します。実は東京ドームシティアトラクションズは、場者参加型のお化け屋敷を日本で初めて導入しており、毎年凝った演出で人気の高いアトラクションなのです。2016年の夏は「赤ん坊地獄」と題して、赤ちゃんを抱っこしながら暗闇を進むミッション型の仕掛けとなっており、怖さと楽しさを体感できるお化け屋敷です!彼とふたりで行けば、極限状態の中でお互いに新しい魅力を再発見できるかも?■☆ラグジュアリーな雰囲気を演出!ビッグ・オーは東京ドームシティアトラクションズに行ったら必ず乗ってほしいアトラクションです。ビッグ・オーは観覧車の中心部分が吹き抜けでリング状になっており真ん中をジェットコースターが通過するおしゃれなデザインになっています。おすすめは夜景がきれいに見える19時以降のライトアップされた時間帯。さらに観覧車の中は冷暖房完備で自由にBGMを選べるなど、外の夜景を眺めながら2人の最高の瞬間を演出してくれる仕掛けが満載です。あまり知られていませんが、事前にスタッフさんに話しておけばゴンドラ内に素敵なサプライズサービスをしてくれるなんてことも♪■☆デートのシメは贅沢なバーで1日遊んだ最後に立ち寄ってほしいのは、同じ敷地内の東京ドームホテル6階にある、ちょっと優雅な雰囲気の「BAR2000」。店内はバーテンダーと話せる18mのロングカウンター席と、窓際のソファー席からは東京ドームシティのイルミネーションの幻想的な夜景を満喫できます。今日のデートを振り返りながら、落ち着いて2人で飲むには最適なバーです。少し早く20時前に入店すれば、本格的なカクテルが半額で飲めるというのも魅力ですね。■☆恋に効くデートスポットとして間違いなし!仕掛けが満載の、1日遊べる都心型テーマパーク「東京ドームシティアトラクションズ」に行けば、ふたりの距離がグッと近づくこと間違いなしです!ぜひ、ふたりだけの素敵な思い出を作ってみてはいかがでしょうか。(TK/ライター)(ハウコレ編集部)
2016年08月28日劇団四季が上演しているミュージカル『オペラ座の怪人』が来年3月、横浜で上演されることが決定し、5月23日、製作発表会見が行われた。会見には劇団四季の吉田智誉樹代表取締役社長と、黒岩祐治神奈川県知事が出席。4年ぶりとなる四季の横浜公演に対する両者の熱い思いが語られた。名古屋公演 チケット情報『オペラ座の怪人』はパリ・オペラ座の地下に棲み、歌姫クリスティーヌに恋をする“怪人”の悲しい愛の姿が描かれたミュージカル。巨匠アンドリュー・ロイド=ウェバーの美麗な楽曲が全編を貫く、ミュージカル界を代表する傑作であり、全世界で30か国・13言語で上演され、1億4千万人以上が観たというメガヒット作だ。日本ではブロードウェイと同じ1988年に初演、以降現時点で6645回上演されている。首都圏では、東京・電通四季劇場[海]で上演されていた2013年6月以来の登場だ。また、劇団四季の横浜公演は2012年11月まで上演されていた『キャッツ』以来。吉田社長は「あざみ野に本社と稽古場を構える四季にとって、横浜はお膝もと。横浜に更なるマーケットを作り、微力ながら経済に貢献したい」と横浜での上演に気合を入れる。黒岩県知事も「私も『オペラ座の怪人』の大ファン。CATSシアターがなくなったときは、寂しいなと思っていました。神奈川県では“マグカル(マグネット・カルチャー)”の考えのもと、横浜をNYのブロードウェイのようにしたい、とやってきた。“ミュージカルが溢れる神奈川”というものが、一気に広がっていけば」と期待を寄せる。さらには「これをひとつのきっかけとして、劇団四季さんとは長い付き合いをし、色々な形で連携を深めていきたい。本当は劇団四季の全国の劇場を、すべて神奈川に持ってきて欲しいくらいです!」と話すほど、熱いラブコールを四季に送っていた。会場は、KAAT 神奈川芸術劇場 ホール。自主制作公演もさかんな公共劇場を、約5か月ものあいだ劇団四季が使うことになるが、「KAATの創造性ある作品が減るということは、まったくない。むしろ劇団四季さんから大いに刺激を受けたいと思っている」と眞野純館長。黒岩県知事も「KAATにはホール(大劇場)以外にも、スタジオやアトリエといった、公演が出来るスペースがある」と説明。劇団と県(及び横浜市)と劇場、それぞれにメリットがある公演であることを強調していた。『オペラ座の怪人』横浜公演は2017年3月開幕予定。同年8月までのロングランを予定している。なお、同演目は現在、愛知・新名古屋ミュージカル劇場にてロングラン上演中。こちらは8月21日(日)が千秋楽となる。
2016年05月24日京阪シティモールでオーガニック商品販売2016年5月3日(火・祝)~5日(木・祝)の3日間、大阪市の京阪シティモールでこだわりのオーガニック商品を販売する「オーガニック・ナチュラルマルシェ」が100%有機野菜の会員制宅配事業を展開する「ビオ・マルシェの宅配」によって開催される。「食べた先に畑が見える」コンセプト今回開催の「オーガニック・ナチュラルマルシェ」は、「食べた先に畑が見える」をコンセプトとし、美味しくて安心な有機調味料、スーパーフード、発酵食品、飲料、乾物、お菓子などを販売。また、5月3日には、100%オーガニックハーブを使用したハンドマッサージ体験など無料のワークショップ「素肌美人の作り方」が開催される。ゴールデンウィークは「オーガニック・ナチュラルマルシェ」で「食べた先に畑が見える」美味しくて安全な商品を手に入れてみてはいかがだろうか。【京阪シティモールへのアクセス】・京阪電車(京阪本線・中之島線)「天満橋駅」下車徒歩2分(同駅南口より)・大阪市営地下鉄(谷町線)「天満橋駅」下車徒歩2分(2番出口より)・大阪市営地下鉄(谷町線・中央線)「谷町四丁目駅」下車徒歩12分(1-A出口徒歩より)(プレスリリースより)(画像はプレスリリースより)【参考】・京阪シティモール「オーガニック・ナチュラルマルシェ」開催・「ビオ・マルシェの宅配」公式ホームページ
2016年05月02日4月16日から東京オペラシティアートギャラリーで開催中の写真展「ライアン・マッギンレーBODY LOUD!」。FASHION HEADLINEでは、来日したライアン・マッギンレーへの単独インタビューの機会を得た。同展は、2002年から2015年に発表された彼の作品の中から、ライアン自身が展示作品をセレクトし構成している。約50点の作品が並ぶ「ライアン・マッギンレーBODY LOUD!」は、日本の美術館では初となるライアンの個展。この展覧会の開催にあたり来日したライアン・マッギンレー(以下、マッギンレー)が、IMAコンセプトストア(六本木)で行ったライアンと一緒に証明写真が撮れるイベント「Ryan’s Photo Booth」の前の僅かな時間をFASHION HEADLINEのインタビューのために用意してくれた。ランチを取りながらのインタビューにも関わらず、朗らかに登場したライアンの「Let's get start it.」の言葉でインタビューはスタートした。――4月16日から東京オペラシティアートギャラリーで開催中の写真展「ライアン・マッギンレー BODY LOUD!」にあたり、写真を自ら選ばれたと伺いました。数多ある作品の中から、どのように写真をセレクトし構成されたのでしょうか?マッギンレー:今回の展示では、僕が写真を取り続けてきた、これまでの15年を表現したいと思いました。展示作品の中には、ニューヨークのイーストビレッジで写真を撮りはじめた頃の写真もありますし、世界中を廻って撮ったmorrissey(モリッシー※1)のライブの時の写真もあります。それに、10年に渡り仲間たちとアメリカを旅しながら撮りためてきた「Road Trip(ロードトリップ)」の写真もあれば、別の音楽フェスで撮影したシリーズもセレクトしました。また、昨年最近の作品「Fall/Winter(秋と冬)」シリーズの写真もあります。一方、スタジオ撮影の写真作品では、小動物たちとヌードモデルを収めた「Animals(アニマルズ)」、ヌード写真によるシリーズ「YEARBOOK(イヤーブック)」なども展示することにしました。Morrissey3 2004 c-print Courtesy the artist and Team Gallery,New York――「BODY LOUD!」というタイトルですが、このタイトルに込められたメッセージとは?マッギンレー:このBODY LOUDというタイトルには「New Body」というメッセージを込めました。例えば、ラップミュージックでLoud(大声で歌う)ように、声を大にして一人ひとりが持つ個性を大胆に表現したかったんです。しっかりと主張する豊かな色彩を、写真を通じて表現してみたいと思いました。ところで、写真展の感想を聞いてもいいかな?――「Fall/Winter(秋と冬)」シリーズが特に印象的でした。赤く紅葉した木の前で撮られたヌード作品、冬の青い氷山で撮られたヌードの作品を前にして、どんな時も自然は摂理に抗わず嘘をつかない存在であること。一方、人間はしばしば嘘をつく存在ですよね。この相反する存在、つまり赤い木々や青い氷、その前に立つ裸体の人々が共鳴することで、生命に満ちあふれているなと感じました。こちらに押し寄せてくるようなライブ感がありました。マッギンレー:なるほど。僕たちはどこに撮影に行っても、長い時間をかけてもっとも美しい場所をリサーチすることにしています。色彩や風景を丹念にリサーチします。それに、季節が異なれば、写真におけるカラーパレットも変化します。冬に目に映る光景には、グレー、ブルー、ホワイトと限られた色彩ですし、秋ならばレッド、イエロー、オレンジなどの色彩が広がります。写真を撮る時、自分自身が画家になったような気持ちで考えるようにしています。私の写真を見た人が心地よく思える写真になるように、そしてドキュメンタリーのようにリアルで、本質的な作品になるようにといつも考えています。そのために、作品を撮るにあたって、もっとも被写体がリアルに見えるその瞬間を見つけ出す努力をしています。Kensie&Clyde 2015 c-print Courtesy the artist and Team Gallery,New York――あなたの撮影スタイルは数多くの写真を撮り、その中から最高の1枚をセレクトするスタイルですね。最高の1枚をどのように選ぶのですか?マッギンレー:最高の1枚を選ぶということは、リアルで本質的であること追求するのと同じことです。多くの場合、写真を撮る時間たっぷりとあるわけではなく、素早く撮影しなくてはなりません。特に、ヌード撮影をしている時は、警察が来ないか?とか、人が横切らないか?とか、常に気にしてなくてはいけないので、素早く撮影することが大切になります。だからこそ、最高の1枚を選ぶためには、時間をたっぷりとかけるようにしています。――具体的には、どのように写真のセレクトをしているのでしょう?マッギンレー:撮影は多くの人に囲まれた中ですることが多いけど、撮影した写真を編集していくのは僕自身です。だから、まず何千枚もある写真の中から20分くらいかけて数百枚まで絞り込む。ここまでの作業はパソコンの中で出来るからね。それから、その数百枚をゼロックスでマウント紙に印刷してみて、それからさらに20枚くらいに絞ったら壁に貼ってみます。その20枚を、時には2週間くらい壁に貼って、毎日そこから数枚ずつ減らしていく。実際に目の前に並べて、じっくりと比較検討して、最高の1枚を選ぶ。どんなシチュエーションにおいても沢山の写真を撮るけど、作品として披露するのはただ1枚。最高の1枚だけです。――ファインダーを通して世界を見る時、どのような世界を描こうと考えていますか。シャッターを押す時、どんなことを考え、想像するのでしょうか?マッギンレー:まずファインダーを覗く時は、目をうっすらと開くようにしているよ。そうすることで、ファインダーの向こうの世界がぼんやりとぼやけて見えるので。そこに広がるシェイプ(形)を見るようにしています。被写体を決める時にも、目をうっすらとあけてファインダーを覗き、その中でモデルに身体を動かしてもらって、バランスを見るようにして撮りますね。頭で考えるというよりは、実際に動いてみてその中でバランスを見ていくイメージです。――では、作品の持つストーリーはいつ考えるのでしょうか?マッギンレー:作品においては、僕自身が多くを物語ることはしないようにしているよ。僕の写真を見る人、そして美術館を訪ねてくれた人それぞれが自分なりのストーリーを想像してくれたらと願っているから。僕はそのための最小限のエッセンスを、写真に映る光景や被写体となる人を通じて運んで来ているようなものだと思います。だから、僕の写真を見た誰もが、自分なりのストーリーを想像してくれたら嬉しいよ。――今取組んでいる作品や、今後の活動について教えていただけますか?ちょうど今は、『WU magazine』『i-D』など、ファッションシューティングが色々あって、楽しんで撮影しているよ。それから、来年の秋にはコロラド州デンバーで、初期にイーストビレッジで撮影した作品にフォーカスした写真展をするのでその準備もあるね。あと、進行中のプロジェクトとしては、夜中のニューヨークの街を撮影しています。夜の10時から朝の6時まで、裸の女の子たちが夜中ニューヨークを走り廻るんだ。――5月25日から伊勢丹新宿店で開催されるニューヨークウィークの中で、伊勢丹とのコラボレーションアイテムを作られているそうですね。このようにファッションアイテムをディレクションする時、どんなことを大切にされているのでしょうか?マッギンレー:まず、どの写真をコラボレーションにあたり選ぶのかを大事にしています。自分の写真がファッションとして存在するということは、誰かが着ることでより多くのオーディエンスにアピール出来る機会だと思うので。――実は、昨日も伊勢丹に行かれたと伺いました。マッギンレー:そうそう。日本に来ると、毎回必ず伊勢丹で何か買ってしまうんだ。伊勢丹はデザイナーやアーティストのサポートをしているよね。それに様々なブランドをぐるりと見ることが出来て、まるでファッションライブラリーのようです。それに、コム デ ギャルソン(COMME des GARCONS)やN.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)など、日本のデザイナーの服がアメリカよりも安く買えるからね(笑)。だから、伊勢丹が好きなんです。――ご自身ではどんなファッションが好きですか?マッギンレー:僕自身はハイファッションとローファッションを一緒にスタイリングすることが好きですね。例えば、今日のファッションだと、このレザーのライダースジャケットは1,000ドルだけど、中に着ているTシャツは1ドルという感じ。ハイ&ローというのが、僕の好きなファッションだよ。※Morrissey(モリッシー)イギリスの伝説的ロックバンド。マッギンレーはモリッシーの大ファンで2004年から2006年にかけて、ツアーに同行し100回以上のライブを撮影している。
2016年04月25日年間820万人が訪問するオーストラリア最大の観光地であるシドニー・オペラハウス。シドニーの北側、ポートジャクソン湾に突きだした絶景が展望できる場所に、白いヨットの帆が幾重にも重なるような近代的な建物が水面に浮かぶように立つ。世界遺産にも登録されている、このオーストラリアを代表するシドニー・オペラハウスがAdobeと2年にわたるパートナーシップを組み、デジタル化を促進していくことが3月1日(現地時間)に発表された。このシドニー・オペラハウス。コンサートホールには世界最大級のパイプオルガンを備え、オーケストラやオペラ、ミュージカルやバレエなど数々の催し物が開かれるが、ユーザーは実際に現地に訪れるユーザーだけではない。オフィシャルサイトの「Events」タブには、オペラ、ダンス、手品、シアターなど13種類の分類が設けられており、週に"40回"は開かれるという各種イベントのページに紹介文、スケジュール、数種類の座席シートごとに購入ボタンが設置してある。ほかにも、PDFで用意されたモバイルマップにアクセシビリティマップ、ディナーメニューを配信してくれるメールサービス。夜景をバックにした美しいオペラハウスの写真から建築中の状態を記録した歴史的な写真までがアーカイブされているフォトギャラリーや、イベントを含む映像の数々と豊富なコンテンツを持つWebサイトを構築している。Adobeが提供するAdobe Marketing Cloudは、分析からコンテンツ管理、ターゲットへの適切なキャンペーン施策とクロスチャネルでユーザーに最適な体験を提供するクラウドソリューション。デジタルコンテンツの充実したシドニー・オペラハウスとの提携は、シドニー・オペラハウスにかつてない"デジタル変容(Digital Transformation)"をもたらす可能性がある。今回の提携について、シドニー・オペラハウスのCEO、Louise Herron AM氏は、「イノベーションはシドニー・オペラハウスのDNAの一部です。このパートナーシップは、ただ単に新しいマーケティングソリューションの実行ではなく、Adobeのテクノロジーの潜在能力を代表するようなコラボレーションになり得るでしょう。リニューアルは、建物自体やステージで上演されている経験と同様に、進化し続ける人類の創造性を守るこの世界遺産を確実にするものです」と述べている。また、Adobe Asia Pacific PresidentであるPaul Robson氏は、「シドニー・オペラハウスは、創造性(Creativity)の象徴であり、Adobeはクリエィティブカンパニーであるが故に、私たちのブランド間に生じるシナジーは特別なものになります。私たちは、ブランドが"物質"と"デジタル"の双方が作用する時代に生きています。特別なカスタマーエクスペリエンスをすべての顧客接点において作り出すことは、重要でAdobeプラットフォームは、観衆やビジターをかつては実現できなかったレベルへ誘います。創造性に添ったこの新しいデジタルイノベーションの体験が、オーストラリアの中だけではなく世界の人々に届けられることを楽しみにしています」とコメントしている。
2016年03月03日新国立劇場で初めてのヤナーチェク作品上演となるオペラ《イェヌーファ》が、2月28日(日)に幕を開ける。18日、ピアノ伴奏による舞台での通し稽古中の同劇場を訪れた。新国立劇場オペラ『イェヌーファ』チケット情報《イェヌーファ》は、チェコの作曲家レオシュ・ヤナーチェク(1854~1928)の代表作。まぎれもなく傑作だ。まず何といっても音楽が、美しく、かつ雄弁。1904年初演の20世紀の音楽だけれど、けっして晦渋ではない。調的な音の重なりを失うことのない濃厚な響きには、しかし自由なふるまいが与えられていて、私たち現代人にとっては、「ちょうどいい緊張感」の音楽だ。しかも、美声を誇示するためだけのアリアのような、19世紀オペラ的な「見得」がないぶん、演劇としてのリアリズムが担保されているのだ。今回の舞台は、2012年にベルリン・ドイツオペラで上演されたプロダクション(クリストフ・ロイ演出)。2014年にも同じ顔ぶれで再演され、ライヴ映像も発売されている評判の演目だ。今回はその主要キャストがほぼそのまま来日したので、稽古と本番を重ねて細部まで練り込んだチームによる、理想の舞台になるはず。それでもこの日の全体稽古の開始直前、ひとりでステージに現れたイェヌーファ役のミヒャエラ・カウネが、指揮者とピアニストにリクエストして、ある箇所の入りのタイミングと音程を念入りに確認しながら繰り返していた。準備を怠らないのは一流の証だろう。そのカウネの演じるイェヌーファは聡明な村一番の美人。資産家の跡取り息子シュテヴァの子を身ごもりながら、図らずもその義弟ラツァをも虜にする。カウネのセクシーな歌声を聴けば、男たちが魅かれるのも無理がない気がしてくる。そのラツァ役はヴィル・ハルトマン。このオペラの成功の鍵を握る重要な役だ。説得力ある深めのテノールは、劣等感ゆえに逆上して暴力さえ振るい、それでもイェヌーファに無条件の愛を捧げる男の、内面の移ろいや多面性を見事に表現している。そしてイェヌーファの継母コステルニチカにジェニファー・ラーモア。原作戯曲のタイトルが『彼女の養女』であることでわかるように、物語の実際の主役だ。後妻ながらイェヌーファを実の子のように愛し、その幸せを望むあまり彼女が産んだ赤ん坊を殺してしまう。厳格な道徳家が堕ちていく狂気に、ラーモアが屈指の表現力で迫っている。質の高い上演となるのは間違いない。公演は2月28日(日)から3月11日(金)まで東京・新国立劇場 オペラパレスにて。取材・文:宮本明
2016年02月22日劇場版『探偵オペラ ミルキィホームズ~逆襲のミルキィホームズ~』完成披露上映会が2016年2月17日、東京・新宿バルト9で行われ、ミルキィホームズの三森すずこ、徳井青空、佐々木未来、橘田いずみと、桜井弘明監督が登壇した。本作は2月27日公開予定の「ミルキィホームズ」シリーズ初となる劇場アニメ。偵都ヨコハマの迷探偵・ミルキィホームズはもちろん、怪盗帝国やGenius4といったTVシリーズでおなじみのライバルたちが登場するオールスタームービーとなっている。上映前に行われた舞台挨拶に、ミルキィホームズの4人が衣裳姿で登壇し、「ヨコハマ一の名探偵、ミルキィホームズです!」とおなじみの決めポーズ。7年目を迎えての劇場版に「そういえば劇場版ってやってなかったね!」と盛り上がる4人は、作品についてそれぞれ、「アフレコをしたのが10月頃だったんですが、その頃からあまり時間がたっていない感覚なので、もう公開? となってます。あの楽しい劇場版を早く皆に観てもらいたくて高まっています!」(三森)、「ミルキィが結成した頃から、いつか武道館でできたらいいね、劇場版になればいいねと言っていたことがどんどん叶って嬉しいです。7年間にいろいろなことがあって、劇場版にももちろん登場するフェザーズも仲間になりました。いろんなキャラクターが登場するところも見てほしいです」(徳井)、「皆さんに劇場に来ていただいて、ようやく劇場版をやる実感が湧いています。監督やスタッフさんの愛がたくさん詰まっていて、何回も何回も見たくなる作品になっていると思います。頭を空っぽにして楽しんで頂ければと思います!」(佐々木)、「早く観てほしいの一言です。観たファンの人のひとりひとりに感想文を書いてもらいたいです。私たちはすごく楽しくて100%の自信を持っているので、感想が楽しみです!」(橘田)と感想を語った。劇場版の桜井監督は「森脇さんのミルキィそのままはできないので」とTVアニメ1期・2期シリーズについて触れつつ、「『ミルキィホームズ』のアニメを始めた森脇監督も忙しい中、総監督として少し手伝ってくれています。それからメンバー4人も映画の最後にちょっと手伝ってくれたりしているので、楽しみにしてほしいです。画面が大きいから、あまりに激しく動き回りすぎると見る人の目が回っちゃうかと思ったんですが……途中から忘れて(動かしまくって)しまいました(笑)」と作品を振り返ると、ミルキィの4人も「ドタバタなミルキィが帰ってきた!」「懐かしい感じ!」と、TVシリーズ原点回帰的な"楽しいミルキィ"を楽しんでいる様子だった。舞台挨拶中には新日本プロレスのレスラーであり、フェルダー役として本作の声優にもチャレンジした真壁刀義選手が登場。「この俺様、真壁刀義が声優として出演しているからよ、どこに出ているか当ててみな! 楽しんで帰れよ、それだけだ!」と人の良さがにじみ出るアピールをしていた。舞台挨拶のラストは4人が「涙あり笑いあり!」「1秒1秒瞬き禁止」「思った以上にしっかりした見応えがあります!」と口々に語ると、最後は橘田が「この映画はここにいる皆さんのつぶやき(ツイート)にかかっているので、この映画からまた『ミルキィホームズ』が大ブレイクして、逆襲できるように盛り上げてください! これが正直な気持ちです! 宣伝してね!」と熱烈にアピールしていた。『探偵オペラ ミルキィホームズ~逆襲のミルキィホームズ~』は、2016年2月27日(土)より、新宿バルト9、池袋HUMAXシネマズほか全国ロードショー。 配給はポニーキャニオン/ブシロードミュージック。(C)劇場版ミルキィホームズ製作委員会 (C)HiBiKi
2016年02月17日キリンシティは2月3日~3月2日、「春を先取り『九州』フェア」を全国の「キリンシティ」「キリンシティプラス」店舗で開催する。○九州より、春を先取りした旬の食材を集めたフェア同フェアでは、九州から「ミネラルトマト」(長崎県/愛菜ファーム)、「はかた地どり」(福岡県/農事組合法人 福栄組合)、「菜花」(鹿児島県/かごしま有機生産組合)、「新じゃが『春一番』」(鹿児島県/JAあまみ天城事業本部)、「やごろう豚(どん)」(鹿児島県/大成畜産)などを集めている。甘味と酸味のバランスが取れたミネラルトマトのメニューは、「さっぱりトマトスライス サワークリーム添え」(税込630円)、「トマトサラダ ジェノベーゼドレッシング」(税込750円)など。肉質がきめ細やかで、サクッとした歯切れの良さが特徴のはかた地どりは、「"はかた地どり"のから揚げ」(レギュラー/税込630円、ラージ/税込980円)、「"はかた地どり"のクリーム煮」(税込730円)などで使用されている。また、ほろ苦い味わいの菜花は、「茹で上げ菜花」(税込480円)や「菜花としらすのアヒージョ」(税込680円)、「菜花のフリット」(税込780円)、貴重な新じゃが「春一番」は、「蒸し新じゃがのゴマ味噌」(税込480円)、「ココット新じゃがバター」(税込680円)、「新じゃがのローズマリーロースト」(税込780円)として登場する。甘味のある脂が特徴のやごろう豚は、「やごろう豚と大根の煮込み」(税込980円)、「やごろう豚のオーブン焼き 自家製柚子こしょう」(税込1,080円)などで提供される。
2016年01月28日新国立劇場の2016/2017シーズンのラインナップ発表会見が1月15日に開催。オペラ部門に関しては、同劇場のオペラ芸術監督を務める指揮者の飯守泰次郎から、新制作作品3本を含む計9演目の説明がなされた。「新国立劇場オペラ」各公演のチケット情報2014年9月に飯守氏が芸術監督に就任し、来シーズンで3期目を迎える。ここまでの2シーズンを振り返り、1期目は「オーソドックスな作品群」、2期目は「あまり上演されないけれど、『上演してくれ』という声の多い作品」を上演してきたと説明。勝負の来シーズンについては「哲学的なドイツ作品とイタリアの作品のコントラストを強調するラインナップ」になっていると明かす。新制作となる作品は3作品。注目は2017年の同劇場開場20周年に向け、今シーズンより3年がかりで上映される運びとなっているワーグナーの『ニーベルングの指環』四部作。すでに序夜『ラインの黄金』が上演され、大きな反響を呼んだが、来シーズンは第1日『ワルキューレ』が10月のオープニングに、第2日『ジークフリート』がシーズンの終わりを飾る6月に上演される。昨年10月の『ラインの黄金』に引き続き、2作とも指揮は飯守氏、演出はゲッツ・フリードリヒとなるが、管弦楽に関しては『ワルキューレ』では東京フィルハーモニー交響楽団が、『ジークフリート』では東京交響楽団が務める。なお、残る第3日『神々の黄昏』は、2016/2017シーズンの上演となるが、こちらは読売日本交響楽団が管弦楽を務める予定であることも発表された。『ワルキューレ』のジークムントおよび『ジークフリート』のタイトルロールは、新国立劇場では『ラインの黄金』に加え、『トリスタンとイゾルデ』、『オテロ』などでおなじみのステファン・グールドが演じる。『ワルキューレ』のジークリンデ役は注目の新星ジョゼフィーネ・ウェーバーが務め新国立劇場初お目見えとなる。この2作に挟まれる形で3月に上演される新制作の作品はドニゼッティのイタリアオペラ『ルチア』。難役のタイトルロールをロシアの注目の新鋭で新国立初登場となるオルガ・ペレチャッコが演じ、日本からはライモンド役で妻屋秀和もキャスト陣に名を連ねている。上記3作以外のレパートリーで注目は2月『蝶々夫人』。栗山民也の演出で、同劇場の研修所出身の安藤赴美子が蝶々夫人を演じる。飯守氏は「やっと日本人の蝶々夫人が見つかった!」と満足そうにうなずく。このほか、『ラ・ボエーム』、『セビリアの理髪師』『カルメン』『オテロ』『フィガロの結婚』と定番のタイトルが並んでおり、飯守氏は「新鮮なスター、信頼の置けるベテランがキャスティングされており、世界レベルの劇場として高いクオリティを楽しんでいただけると思っています」と来季に向けて自信をのぞかせた。取材・文:黒豆直樹
2016年01月18日サンケイリビング新聞社は1月7日、「シティリビング」で決定した第19回「シティOL川柳大賞」受賞作品を発表した。2015年に全国の同紙読者から応募された3,114句の中から13句が入賞したとのこと。大賞は「女子力の 高い男子を ライバル視」(京都エリア/38歳)に。作者は「オシャレカフェやショップの情報にいち早く詳しい男子同僚。いつしかライバル精神が生まれる複雑な気持ちに」とコメントしている。入賞作品は、「出会いたい 今はイケメン のちイクメン」「ドラゲナイ どういう意味だか ワカラナイ」「マイナンバー 未来の旦那も ひもづけて」「彼氏より 修造の方が やる気出る」など。詳細の発表は、シティリビング東京(2016年1月8日付)ほか全国の紙面、Webで行うという。
2016年01月07日東京ステーションシティでは、2016年1月15日(金)~2月26日(金)の期間、「JR東日本 帰ってきたぞ!我らのウルトラマンスタンプラリー」を開催する。これに合わせて、グランルーフ・グランルーフフロントにて関連イベント「東京駅に来たぞ! 我らのウルトラ6兄弟」を開催し、駅構内店舗にてオリジナル商品を販売するなどする。グランルーフ・グランルーフフロントの各飲食店では、「ウルトラ大きい」「ウルトラ辛い」などこの期間限定の「ウルトラメニュー」20品(数量限定)を一斉に展開する。ウルトラメニューを注文すると、ウルトラ6兄弟のオリジナルめんこがもらえる。どうやって食べようかと、一瞬固まってしまいそうになるのが「HAMBURG WORK」(グランルーフフロント)の約40cmも積み上げられた「ウルトラタワーハンバーガー」。お値段、4,600円。タワーの麓のフライドポテトの山にも注目だ。「築地寿司清」(グランルーフ)からは、「ウルトラ太巻き」(3,240円)が登場。贅沢にイクラがこぼれおちる豪快な一品。なんだか景気がいい気分になりそうだ。「鳥元」(グランルーフ)の「ウルトラ鶏天丼」(1,000円)は、リーズナブルな上にボリューミーでお得な一品。約20cmの鶏天を豪快に頬張りたい。(text:Miwa Ogata)
2015年12月28日東京ステーションシティのエキナカ各商業施設、「グランスタ」「グランスタダイニング」「エキュート東京」「京葉ストリート」では、お年賀のギフトにぴったりの正月限定商品が販売される。年始の挨拶や新年会のお手土産にいかが?旧年中の干支ひつじと新しい年の干支さるにちなんだ、「あわ家惣兵衛」(グランスタ ダイニング)のお正月用のおまんじゅうギフト「ゆく年くる年」(1,850円)や、「銀座 文明堂」(エキュート東京)の干支のさるをモチーフにした「干支カステラ特1号」(1,728円)など、老若男女から愛されるお菓子は、お正月の親戚の集まりのお手土産などにおすすめ。「和楽紅屋」(エキュート東京)は、黒豆やごぼう、昆布などおせち料理に用いられる縁起の良い食材を使用したお菓子の詰め合わせ「和楽紅屋 迎春ギフト」(2,000円)、「自由が丘 蜂の家」(グランスタ)のまゆをかたどった5食のひとくち最中「干支のまゆ最中 10個入り」(1,134円)は仕事先での挨拶まわりにも最適。そのほか、「日本市」(エキュート東京)の、だるまの中に、歌舞伎の特徴でもある「七五調」を生かした、リズムがありながら粋なお告げが書かれたおみくじが入った「歌舞伎だるまみくじ」(432円)は東京駅限定なので、帰省のおみやげにも良いかも。また1月12日(火)~24日(日)までエキュート東京では「いちご Week」が開催となる。菓匠 禄兵衛の「福いちご」(1個270円)や、ティラミス スペシャリテシーキューブの「いちごのティラミスL」(1,620円)など、旬がはじまる苺を使った和菓子やスイーツがラインナップするので、合わせてチェックしてみてはいかが?(text:Miwa Ogata)
2015年12月22日「ダイバーシティ東京 プラザ」、「ヴィーナスフォート」、「アクアシティお台場」、「デックス東京ビーチ」の4商業施設合同の大規模バーゲン、「お台場ーゲン」が、一足早い2015年12月26日(土)より開催される。ヴィーナスフォートの「ヴィーナスフォートバーゲン」では、ファッション・グッズからインテリア、キッズ、ペットまで、バラエティ豊かな約100店舗が参加。期間中には、バーゲン価格より更にお得になる1時間限定のタイムセールや福袋の販売も実施される。ダイバーシティ東京では、2015年12月26日(土)から2016年1月11日(月・祝)の期間中、年末年始のお得な買い物を応援する「ダイバーシティ劇的セール」を開催。約80店舗が参加し、最大70%OFFのセールが実施される。さらに、ユニークなキャンペーンとして、各店舗おすすめのコーディネートを着用したマネキンのアイテムを一式購入することで、通常合計金額より、お得に購入することができる「マネキン指名買い」を実施。約10店舗が参加し、最大30%OFFの価格で購入することができる。【お台場ーゲン 概要】開催期間: 2015年12月26日(土)よりスタート≫ヴィーナスフォート「ヴィーナスフォート バーゲン」アウトレットも同時開催。ファッションからキッズ・ペットまで幅広いラインナップ!期間詳細:2015年12月26日(土)~2016年1月31日(日)OFF率:最大80%店舗数:約100店舗≫アクアシティお台場「アクア・ザ・バーゲン」話題のショップとエリア最大級のグルメ街!OFF率:最大80%店舗数:約40店舗≫デックス東京ビーチ「ビーチセール」シーサイドレストランとエンタメスポットが充実!!OFF率:最大70%店舗数:約20店舗≫ダイバーシティ東京 プラザ「ダイバーシティ劇的セール」国内外の人気カジュアルブランドが充実!期間詳細:2015年12月26日(土)~2016年1月11日(月・祝)OFF率:最大70%店舗数:約80店舗※日程やオフ率は、変更になる場合がございます。※店舗によりスタート日が異なる場合がございます。※一部店舗では営業時間が異なる場合がございます。詳細は各館ホームページをご参照ください。【ダイバーシティ「マネキン指名買い」概要】各店舗おすすめのコーディネートを着用したマネキンのアイテムを一式購入することで、通常合計金額より、お買い得価格に。最大30%OFF。・実施期間: 2015年12月26日(土)~2015年12月31日(木)・参加店舗数:約10店舗元の記事を読む
2015年12月11日普段のくらしで何気なく触れる機会の多い「フォント」。さまざまな種類がありますが、今年9月、「東京を訪れた人のための街区表示」に使うことを想定しデザインされた「東京シティフォント」が発表され、話題となりました。このフォントは、AXIS Fontなどで知られるタイププロジェクトが数年単位で進行している「都市フォントプロジェクト」の一環で作られたもの。フォントのデザインのテーマに「都市」が設定されるのはあまりないことですが、この取り組みの狙いは何なのでしょうか。今回は、「東京シティフォント」発表後の反響や、「都市フォントプロジェクト」の狙いについて、タイププロジェクト 鈴木功代表にお話を伺いました。――「東京シティフォント」のコンセプトについて教えてください。江戸と東京をつなぐ「粋(いき)」が書体のコンセプトです。まず、江戸に関する文献や芸能について調べ、江戸ッ子の美意識と東京人の気質を比較してみました。すると、意外なほど両者には共通点が多く、次のようなキーワードを抽出することができました。前者が江戸ッ子の気質、後者が東京人の気質にあたります。江戸前/シンプル好み、ちゃきちゃき(いなせ)/てきぱき(素早い)、いき/洗練など、江戸と東京を結びつける要素を、東京シティフォントのデザインに取り入れました。――発表後の反響はいかがでしたか?9月に東京シティフォントの試作と構想をサイトで発表したところ、ブログやTwitterやなどで好意的なコメントをたくさんいただきました。フォントの使用に関するお問い合わせも各方面から複数いただいています。数多くのメディアでも取り上げていただき、記事の閲覧数も多かったと伺っています(※マイナビニュース9月の通算ランキングでは1位)。東京シティフォントの試作を発表したギンザ・グラフィック・ギャラリーでの「色部義昭WALL展」には、デザインの分野を超えて非常にたくさんの方においでいただきました。――東京都内の街区表示に用いられる想定とのことですが、具体的にはどういった施設・案内板などでの利用を想定されているのでしょうか?導入の具体的な道すじはまだ見えていませんが、都内のある区が興味を示していると聞いています。東京シティフォントの開発当初から、私たちは街区表示板を「街々の表札」ととらえ、東京の案内表示用のフォントとして広く使っていただくことを念頭に書体制作を進めています。――これ以前にも、「金シャチフォント」「濱明朝体」といった、都市をモデルにしたフォントをつくられています。こうしたフォントの開発の狙いは?まず第一に、世界を見渡すと都市間競争が次第にはげしくなっているという背景があります。都市の活性化が一国の経済と切りはなしがたい現代社会において、魅力があって分かりすい都市の設計は重要な課題です。例えばここ数年のロンドンは、積極的かつ長期的に都市デザインの再構築をおこなっていて、一定の成果を上げつつあります。都市フォントは、都市の情報インフラに統一性をもたらすだけでなく、都市のアイデンティティを形成し、都市コミュニケーションの道具としても活用できます。さらに、都市が固有に育んできた地域性を書体デザインの資源として活用することで、より魅力とバラエティに富んだフォントが増えることにも期待しています。――名古屋、横浜ときて東京がフォントとなりましたが、選出理由になにかエピソードがあればお教えください。名古屋は私の故郷で、最初に描いた金シャチフォントのスケッチで手ごたえを感じたのが都市フォントプロジェクトの始まりです。半年かけて都市フォントの全体構想を練り、専用サイトを立ち上げたのが2009年になります。横浜開港150周年にあたる日に、濱明朝の試作公開と合わせてオープンし、濱明朝のデザインを担当している両見英世が、横浜に拠点をおいて制作と広報活動をおこなってきました。金シャチフォントを発表したのは2010年で、こちらは名古屋開府400年の年にあたります。名古屋と横浜いずれも、都市の歴史的な節目にあわせて提案をおこないました。――金シャチフォント、濱明朝体ともに、活用事例などあれば教えてください。金シャチフォントは、東海テレビ製作の「名古屋弁かるた」や、浜乙女社の「名古屋手羽先カレー」と「名古屋うなぎカレー」のパッケージに使われています。また、「脳プロ公開シンポジウム IN 名古屋」のポスターでもご使用いただきました。濱明朝は、横浜市中区の馬車道商店街共同組合が公募した150年記念ロゴタイプに採用されました。ロゴタイプは天野和俊デザイン事務所の制作です。また、エクスポート社とのコラボレーションによる「うちわ 浜風」が商品化されています。そのほか、「日中韓芸術祭2014」や「撤収!新・港区」のポスターなどでも使っていただきました。――今後、都市フォントとして新たに異なる都道府県をモチーフにしたものが登場する予定はありますか?もちろんです。今後の展開にご期待ください!――最後に、本プロジェクトで生まれたフォントに興味を持った読者へ、ひとことお願いします。このあいだTwitterで次のような言葉をつぶやいたら、リツイート数がとても多くておどろきました。「都市フォントの活動を6年間やってきて思うのは、『公共なので安価で』という考えがいかに根強いか。労多くして益すくなし問題を解決する仕組みづくりが必要」。私たちは、都市フォントの立ち上げを容易にするためにも、これまでの枠組みを超えてフォント開発に参加する人たちが現れる可能性を視野に入れてさまざまな準備を進めています。引き続きタイププロジェクトの活動にご注目ください。
2015年12月03日コニカミノルタは、東京都・池袋の「サンシャインシティ」屋上にある「コニカミノルタプラネタリウム“満天”in Sunshine City」は、"大人のための極上のエンターテイメントと癒しを提供する新感覚プラネタリウム"として、本日12月1日にリニューアルオープンした。今回のリニューアルでは、ロビーの壁一面と床に、空間を通る人の動きに合わせて音楽とともに星が生まれ、瞬き、銀河や星座をかたどるというインタラクティブなデジタルサイネージ「MITENE」を導入。これにより、作品上映前にも癒しを感じることのできる空間として生まれ変わった。音楽は、ギターを基調に繊細で柔らかな清涼感溢れるサウンドを奏でる[.que]氏が担当している。また、超高輝度LED光源を採用した光学式プラネタリウム「インフィニウム シグマ」を導入し、星の色や瞬きまでも忠実に再現できるようになったという。加えて、世界最高レベルの高画質プロジェクター6台と最新のドームスクリーンにより、全天360度に継ぎ目のない鮮明な映像による、臨場感あふれる映像体験を楽しめるようになったという。さらにドーム前方には、寝転んで星を見ることができる「芝シート」と、雲に乗って星を見上げることをイメージした「雲シート」といった2種類のプレミアムシートを新たに設置したほか、ドーム内は黒ベースの内装にロウソクの灯りのような暖かみのある照明により、落ち着いた雰囲気を演出したということだ。なお、本日より2016年9月4日までは、“満天”リニューアル記念作品として、サカナクションの音楽と星空の融合した新作プラネタリウム「サカナクション グッドナイト・プラネタリウム」が上映される。同作品のナレーションは、サカナクションのボーカル・山口一郎氏が担当している。さらに、同期間中は「ヒーリングプラネタリウム」の新作として、南極の星空とアロマの香りに包まれる「南極ヒーリング~この地球(ほし)の果てで~」を上映する。同作品のナレーションは、女優の多部未華子氏が担当する。「プラネタリウム作品」の料金は、「芝シート」と「雲シート」がどちらも一律2,900円/1エリア(2名まで利用可能)、一般シート(椅子席)が大人(高校生以上):1,200円、小・中学生:600円、幼児(4才以上):500円、 シニア(65才以上):1,000円。一方の「ヒーリングプラネタリウム作品」の料金は、「芝シート」と「雲シート」がどちらも3,500円/1エリア(2名まで利用可能)、一般シート(椅子席)は一律(小学生~大人):1,500円(ヒーリングプラネタリウムは小学生未満の入場不可)。営業時間は、11時の回~20時の回。なお、上映スケジュールや休館日、追加上映回などの詳しい情報は、公式Webサイトで確認のこと。
2015年12月01日狂言とオペラ、日本とヨーロッパの伝統的な芸能を結びつけ、高い芸術性と無類の面白さで好評を博している狂言風オペラ。その最新作『狂言風オペラ モーツァルト“コジ・ファン・トゥッテ ”』が来年2月上演される。狂言風オペラシリーズは、京都の大蔵流狂言師、茂山千之丞らを中心に2002年にスタート。モーツァルトのオペラを換骨奪胎し、クラシックの名門、ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン管楽ゾリステンの演奏に乗せて、狂言師たちが物語を演じるというユニークなスタイルが話題を呼び、『ドン・ジョヴァンニ』(02年)、『フィガロの結婚』(06年)、『魔笛』(09年)と順調に回を重ねて来た。11年には『魔笛』を携えてドイツ公演も行い、7ヵ所のステージを成功させるなど高い評価を得ている。『コジ・ファン・トゥッテ』の製作に際しては、ウィーン在住の気鋭の演出家、伊香修吾が新たに参加。京の都を舞台にオペラの主人公フェランドとグリエルモを太郎冠者、次郎冠者に置き換えた脚本も書き下ろす。また茂山一門に加え、今回、特別出演として名を連ねるのが落語家、桂米團治。オリジナルにはない、語り手という意表を突いたポジションから物語に絡んでゆく。9月に行われた記者会見には出演の茂山正邦、茂山茂、茂山童司、網谷正美、桂米團治ほか、伊香修吾らが出席。席上、米團治は「年来のモーツァルトファンですが、オペラの語り手というのは初めて。伊香さんのアイデアで、僕らは自分たちが思っていたところとはどんどん別のところに連れて行かれる」と面白さを語った。また出演のほか、監修も行う茂山童司は「『狂言風オペラ』は亡き祖父、千之丞が描いたイメージを引き継いで今まで続けて来たもの。この度、新しい演出、新しい出演者を迎えるのを機に、改めて緊張感を持って僕らの『狂言風オペラ』を作っていきたい」と語った。公演は2016年2月20日(土)、愛知・豊田市コンサートホールを皮切りに、2月21日(日)、福岡・宗像ユリックスハーモニーホール、2月23日(火)、岡山・津山文化センター、2月24日(水)、大阪・NHK大阪ホール、2月25日(木)、東京・すみだトリフォニーホール、2月27日(土)、滋賀・ひこね市文化プラザグランドホールの6会場にて。チケットは宗像ユリックスハーモニーホールが11月14日(土)発売。その他は発売中。
2015年10月19日三井不動産商業マネジメントは10月31日~11月20日、冬の季節限定のグルメフェア「ショップいちおし 冬のおすすめメニュー」を「ダイバーシティ東京 プラザ」(東京都港区)で開催する。期間中は、館内全14店舗で冬ならではのメニューを提供。店舗によっては、ダイバーシティ東京限定のメニューも楽しめる。「Hug French Toast Baking Factory」では、リンゴと食パンを特製プリン液で焼き上げた「アップルシナモンのパンプディング&プレーンフレンチトースト~蜜リンゴ添え~」(税込1,058円)、「nana’s green tea」では、金箔をあしらった「抹茶金箔クリームラテ」(税込605円)を販売。「洋食や 三代目 たいめいけん」では「オムライス&牛タンシチュー」(税込1,580円、10時~21時限定)、「ハンバーグ&ステーキ HIRO」では「夢の大地ポークハンバーグのチーズカレードリア」(税込1,000円)、「Pizzeria D’oro ROMA」では「ブラザート~牛ホホ肉の赤ワイン煮込み~」(税込1,480円)が登場する。「Wahoo’s Tacos&More」では、通常の「ウエットブリトー」の2倍のチーズとソースを使用した「エキストラチーズブリトー」(1,200円)を提供する。また11月20日まで、飲食店舗(全41店舗)を対象とした「グルメスタンプラリー」を平日限定で実施。対象店舗で500円以上の食事をするとスタンプが1つ獲得でき、5個ためるとダイバーシティ東京内で使用できる食事券500円分がもらえる。
2015年10月19日キリンシティは7日から11月3日まで、「東北6県秋の味覚」フェアを「キリンシティ」「キリンシティプラス」店舗で開催している。○今が旬! 東北から秋の味覚が満載同社では「期間限 定旬の味 季節素材のおすすめ料理」と題して、月替わりで、旬の素材を活かした料理を提供している。今回は、東北6県から、この時期においしい食材を集めた。提供する東北食材は以下の通り。キリンシティ、キリンシティプラス脂が少なく赤身がおいしいフランス原産の「バルバリー鴨」(青森県)。中華料理の高級食材バイリングをエリンギと掛け合わせた「白神あわび茸」(秋田県)。中華料理で珍重される「山伏茸」(山形県)。酸味、甘味のバランスがとれたプチトマト「キャロル10」(福島県)。120年以上の土づくりを経て循環型農業で育てられたじゃがいも「小岩井農場の北あかり」(岩手県)。寒流と暖流がぶつかる潮目、三陸・金華山沖の「水だこ」(宮城県)。9~12月にかけて旬を迎える、脂がのった「活〆穴子」(宮城県)。金華山より北に位置する水温の低い漁港で水揚げされる「ムール貝」(三陸)となる。メニューは、「秋の東北全部盛りパエリア」(2~3人サイズ1,380円)、「鴨だんごとしし唐の甘酢かけ」(780円)、「鴨もも肉と長ねぎ、白神あわび茸のロースト」(1,080円)、「活〆穴子のふっくら煮」(780円)、「活〆穴子ときのこの天ぷら」(980円)、「『宮城産水だこ』ときゅうりの山葵マリネ」(550円)。「水だこのカルパッチョ」(880円)、「たっぷり蒸し『三陸産ムール貝』」(スモール680円、レギュラー990円)、「三陸産ムール貝のガーリックバター焼」(980円)、「岩手小岩井農場『北あかり』の揚げたてポテトチップス」(450円)、「白神あわび茸のひらひら焼き」(730円)を提供する。※価格はすべて税込
2015年10月07日渋谷マークシティは、開業15周年を記念し、現代アートのプロデュースチーム「Walls Tokyo」とのコラボレーション企画展「ART MARKCITY」を開催する。会期は9月25日~10月12日。 展示時間は11:30~19:30。同企画では、渋谷マークシティ・4階アベニュー広場や一部店舗をミュージアム化。草間彌生氏、アンディ・ウォーホル氏などの有名作品から、日本人アーティスト・松山智一氏の作品を中心に、「WallsTokyo」がセレクトした30~40点を展示する。さらに、来店者がアートを身近に感じられるよう、キュレーターによる解説のほか、アーティストによるライブペインティングも実施するという。なお、「Walls Tokyo」は「現代アート」のセレクトショップ。アートをもっと身近なものにしたいというコンセプトに基づき、世界中からセレクトされた現代アートを適正価格(FARE PRICE)で提供するほか、ギャラリー運営を行っているとのこと。
2015年09月28日10月に二期会が上演するR.シュトラウスのオペラ《ダナエの愛》は幻の傑作。上演機会の滅多にないレア作品だ。国内では2006年に若杉弘が演奏会形式で初演したが、舞台上演は今回が日本初演となる。公演初日まで10日を切った9月23日、都内の稽古場を訪れた。東京二期会オペラ劇場「ダナエの愛」jチケット情報この日はオーケストラが入る前の最終の通し稽古。題名役の佐々木典子ら、10月3日のキャストによる稽古だった。すでに基本的な演出は完成しており、いくつかの場面の動きを詰めたあと、全幕をピアノ伴奏で通してゆく。幕ごとの休憩の間に演者に駆け寄って細部を確認するのは、これがオペラ初演出となる深作健太。映画監督・深作欣二を父に持ち、自身も映画監督、舞台演出家として活躍する気鋭のクリエイターだ。「こんなに楽しい現場は初めて。映画も演劇も、セリフとセリフの間を埋めて作っていく作業なんですけど、オペラの場合はそれがすでに音楽としてスコアに書き込まれている。それを発見していくのが非常に楽しいです。それに、新劇からアイドルまでさまざまな経歴の俳優さんが集まる演劇の現場では、1か月の稽古の間にそこから共通言語を探していかなければなりません。でもオペラは、伝統をベースにした約束事を共有している方たちばかりなので、いきなりすごく高いところから入っていける。芸術文化としての専門度の高さを感じました」スコアに対する全面的なリスペクト。演出優位のプロダクションも少なくない中、こういう立ち位置のオペラ演出家がまたひとり誕生したのは実に頼もしい。といってもアグレッシブな仕掛けもありそう。この日は衣装も装置もまだ本番のものではなかったのでディテールは定かではないものの、「ん!?」と目を見張るような独自の解釈がいくつも施されていた。《ダナエの愛》はギリシャ神話の世界を舞台にした、そのままバロック・オペラになっていても違和感のないような物語だが、音楽はまさにR.シュトラウス。ドラマティックで色彩豊かなオーケストレーションをバックに、歌手たちにはかなりドラマティックな声と表現が要求されていて聴きごたえがある。主役の3人(ダナエ、ミダス、ユピテル)以外の役にも歌いどころ・聴かせどころが満載で、「歌」を存分に楽しめるオペラだ。これを逃すと、次はいつ観られるかわからない。チェック済みだけど行こうか行くまいか迷っているアナタ。観ないと絶対後悔します。今すぐ購入サイトへ!取材・文:宮本明
2015年09月25日ネクストはこのほど、「HOME’S総研」による研究報告書「Sensuous City[官能都市]~身体で経験する都市;センシュアス・シティ・ランキング」を発行。その中で、全国134の都市を対象にした「センシュアス・シティ・ランキング」を発表した。同社によると、「センシュアス・シティ・ランキング」は、"魅力的な街"の新しい指標とのこと。その都市に実際に住む人々を対象にインターネットによるアンケートを実施し、その都市での「経験」をたずねた結果を「共同体に帰属している」「食文化が豊か」などの8つの指標の偏差値で集計し、ランキング形式でまとめた。調査対象は全国の都道府県庁所在都市および政令指定都市に居住する20~64歳の男女1万8,300人で、調査期間は3月23日~29日。同ランキングの総合1位は、「共同体に帰属している」や「歩ける」の指標で高い評価を得た「東京都文京区」で、2位の「大阪市北区」、3位の「武蔵野市」に偏差値総計で40ポイント以上の大差をつける結果となった。東京都では23区のうち約半数の13区と、「武蔵野市」を筆頭とする6つの市が上位50位にランクインする結果となった。東京23区、大阪市、横浜市以外のエリアからは、8位の「金沢市」をはじめ、12位「静岡市」、14位「盛岡市」など18都市が50位以内に入った。また、今回の報告書では、「センシュアス・シティ・ランキング」の他、さまざまな分野の専門家による都市に関する論文も掲載しているという。なお、同ランキングの20位までの結果は以下の通り。センシュアス・シティ・ランキング1位)「文京区」2位)「大阪市北区」3位)「武蔵野市」4位)「目黒区」5位)「大阪市西区」6位)「台東区」7位)「大阪市中央区」8位)「金沢市」9位)「品川区」10位)「港区」11位)「千代田区」12位)「静岡市」13位)「横浜市保土ケ谷区」14位)「盛岡市」15位)「渋谷区」16位)「荒川区」17位)「福岡市」18位)「仙台市」19位)「那覇市」20位)「大阪市都島区」
2015年09月11日東京都・西新宿の東京オペラシティ アートギャラリーは、25周年を迎えるファッションブランドUNDERCOVERのクリエイションを紹介する「LABYRINTH OF UNDERCOVER」を開催する。会期は10月10日~12月23日(月曜休館、ただし祝日の場合は翌火曜日休館)。開館時間は11:00~19:00(金・土は20:00まで)。入場料は一般1,200円、大・高生800円、中学生以下無料。同展は、初期から最新作までのコレクションルック約100点を中心に、さまざまなアイテムによって、UNDERCOVERの25年間を振り返るもの。同ブランドは1990年から若者を中心に支持を集め、1994年秋冬シーズンに東京コレクションデビュー、2003年春夏以降はパリ・コレクションで発表をつづけ、世界的に注目されるファッションブランド。デザイナーの高橋盾は、2013年に自身2度目となる毎日ファッション大賞を受賞し、その功績は国内でも評価されているという。同ブランドの特色はファッションのほか、写真、映像、ドールなどの多彩なクリエイションが交錯するなかに独自の世界を提示している点にあり、「LABYRINTH OF UNDERCOVER」と題する同展は、広い展示空間を活かして、多種多様なクリエイションが大小さまざまな部屋に次々に展開しまさにLABYRINTH(迷路)のなかを歩くような感覚で同ブランドの複雑に絡み合う多面的なクリエイションを体感できる構成となっているということだ。
2015年09月10日Flying Tiger Copenhagen(フライング タイガー コペンハーゲン)は10月16日、渋谷マークシティ イースト(東京都渋谷区)にて「Flying Tiger Copenhagen 渋谷マークシティストア」をオープンする。Flying Tiger Copenhagenは、1995年に北欧デンマーク・コペンハーゲンで誕生したファンライフ雑貨ストア。現在(2015年8月24日時点)ではヨーロッパを中心に世界27の国と地域491店舗を展開している。ストア内は入り口から出口までワンウェイショッピングで、毎月数百種類のリーズナブルプライスのアイテムを販売しているという。今回オープンする「渋谷マークシティストア」は、マークシティモール、渋谷エクセルホテル東急などで構成される複合施設・渋谷マークシティの中にオープン。国内23店舗目、関東では15店舗目となる。なお、オープン当日の10月16日には、先着100人限定で同ストアのリミテッドバッグをプレゼントするとのこと。同店の営業時間は10時~21時となる。
2015年09月04日東京ステーションシティはこのほど、エキナカショップにて秋限定の商品を順次展開している。○秋の食材が満載エキナカの「駅弁屋 祭」、「グランスタ」、「エキュート東京」、「京葉ストリート」では、"秋のお出掛け"に向けた駅弁や、弁当をそろえる。 主な商品は以下の通り。「駅弁屋 祭」で販売する弁当は、松茸・銀杏・柿・秋刀魚などを一つの折に盛り込み日本の秋を表現した「吹き寄せ弁当~秋露のささやき~」(11月25日まで・1,350円)。季節の「おこわシリーズ」の秋バージョン「栗おこわ弁当」(11月30日まで・900円)。旬の味覚の二段重「大人の休日弁当~秋~」(11月26日まで・1,800円) となる。「グランスタ」の「煮炊き屋本舗 まつおか」では、豪華なおかずに、ゆり根・銀杏・しめじなどの炊き込みご飯を合わせた「秋の炊き込みご飯二段弁当」(30日まで・1,490円)、「過門香」では、中華料理の"お子様弁当"「パンダ弁当」(650円)、「おこわ米八」では、5種類のおこわが楽しめる「味百景(秋)」(11月末まで・1,296円)、「てとて」では、「秋鮭塩麹焼ときのこごはん弁当」(27日まで・1,200円)を販売する。「エキュート東京」では、シルバーウィークに合わせて、「秋弁」を開発。秋の食材を使用し、じっくり味わってもらうために食べる順番を提案した新しいスタイルの駅弁となる。対象期間は14日から10月4日。期間中「秋弁」購入者に緑茶飲料「朝の茶事350ml」を進呈するキャンペーンも展開する。「秋弁」のラインナップは以下の通り。「サンドイッチハウス メルヘン」は、鮭・松阪牛・米沢牛のサンドをメインにした1日限定20食の「行楽サンドセット」(1,200円)、「串くら 京都・御池」は、洋風の炊き込みごはんとハーブチキン、焼き鳥が入った「串くら二色弁当」(同)、「つばめグリル デリ」は、「大きな天使のエビフライが入ったご馳走弁当」(同)、「つきじ 喜代村」は、うなぎやあさりの深川煮を詰めた1日20点限定の「秋味弁当」(同)、「平田牧場」は、1日30点限定の「平牧三元豚 彩りかつ弁当」(同)を販売する。「京葉ストリート」の「魚力海鮮寿司」は、7日から27日まで開催する「プラス東北フェア」に合わせ「東北海鮮丼」を発売。三陸の新鮮な海の幸を中心とした丼となる。価格は1,000円。○秋ならではのスイーツも充実秋の期間限定スイーツも発売。「グランスタダイニング」の「patisserie KIHACHI & LE SUN PALM」では、定番の丹波小豆に熊本栗と安納芋の季節のおいしさが加わった「どらクリームサンド」(各2個 計6個入り・1,880円)、「東京DOG」では、マロンクリームと大粒の甘栗のスウィーツドッグ「マロンクリーム」(10月31日まで・330円)を発売する。「グランスタ」の「Fairycake Fair」では、カップケーキのセット「収穫祭BOX」(30日まで・2,610円)、「エキュート東京」の「奈良 天平庵」は、抹茶生地とプレーン生地を重ねた2層仕立ての「長寿バウム」(18日から21日まで・1,300円)、国産もち米を100%使用した「紅白最中三昧」(14日から21日まで・1個175円・5個入り900円・10個入り1,910円)を発売する。そのほか、中秋の名月にあたる27日に向けた限定商品や、21日の「敬老の日」に向けた限定ギフトも登場する。※価格はすべて税込
2015年09月03日タイププロジェクトは1日、都市フォントプロジェクトの最新フォントである「東京シティフォント」を発表した。このフォントは、9月2日よりギンザ・グラフィック・ギャラリーで開催される、日本デザインセンター アートディレクター 色部義昭氏の個展「色部義昭:WALL」で公開される。「東京シティフォント」は、タイププロジェクトが2010年に提唱した、文字を活用することで都市のアイデンティティを強化しようという試み「都市フォント構想」の一環として発表されたもの。都市という巨大な情報空間の分かりやすさを促進するだけでなく、その地域が育んできた固有の文化を文字のデザインにとりこみ、都市らしさを醸成することを目的としており、これまでに名古屋のシンボルである金のシャチホコを主要なモチーフとした「金シャチフォント」と、横浜らしさを表すキーワードをベースに、フェリーのフォルムや港の風などを書体のデザインに反映した「濱明朝体」の開発に取り組んでいる。今回発表された「東京シティフォント」は、日本デザインセンター グラフィックデザイナーの色部義昭氏からの「新しい街区表示板を提案するにあたって、都市フォント構想を背景にしたフォントを提供してほしい」という要望を受け、同社が2006年から開発を進めているデジタルサイネージ時代のサインシステム用フォントをベースに、街区表示用書体として制作したものだ。「東京シティフォント」にはラージとスモールの2種類が用意され、色部義昭氏が提案する「東京の訪問者にとって分かりやすい街区表示」を実現するため、文字サイズに応じた適切なウエイトとコントラストの数値を決定した。また、字面の大きさや字画の太さ、字幅、縦横画の太さの比率、そして筆画の強弱など、街区表示に最適な書体としてさまざまな属性を微細に調整しているという。タイププロジェクトの代表取締役・鈴木功氏は「2020年までに訪日客数2000万人を目標にかかげる日本にとって、分かりやすい街区表示板を提案することは、市民の利便性を高めるだけでなく、訪問者の印象を強め、都市の長期的な価値向上に貢献するでしょう。この街区表示板と東京シティフォントの取り組みが、長期的なデザインを考えるきっかけになることを願っています。」と述べた。一方、日本デザインセンターの色部義昭氏は「街の顔つきをつくる上で最も重要な要素となる書体デザインについて考えていたところ、鈴木功氏が開発中の書体「東京シティフォント」について知りました。東京の個性を直感的に表わすシャープな佇まいとスペースをコンパクトにおさめる実用性の両面を兼ね備えているこの新しい書体が街中に展開される風景を想像し、その影響力を考えると期待が大きく膨らみます。先ずはこのプロポーザルをきっかけにして書体デザインの有効性や、街のグラフィックデザインのクオリティへの議論が深まって欲しいと心より願っています。」と語った。なお、同フォントの発売は2017年を予定。東京の街区表示用フォント(ラージおよびスモール)を、街区表示に必要な文字セット(実際に街区表示版で使用する文字)として5万円で提供する。東京の公共施設での使用に関しては個別に応相談とのこと。
2015年09月01日