女優の宮崎あおい(31)が1日、東京・六本木で開催中の第30回東京国際映画祭の特別企画「Japan Now 銀幕のミューズたち」として上映された映画『怒り』と『EUREKA』のトークイベントに出席し、シースルー衣装を披露した。宮崎は、白のシースルー素材とグレン・チェック柄を組み合わせた衣装で登場し、美肌をのぞかせて魅了。『怒り』のイベントでは長い髪を下ろし、『EUREKA』ではアップにしたヘアスタイルにイメージチェンジして登場した。イベントは、観客からの質問に答える形でトークを展開。「ずっとファンです」という長年のファンも駆けつけ、宮崎は質問に一つ一つ丁寧に答えた。また、「あおいちゃーん!」と声をかけられると優しい笑顔を見せていた。今年の東京国際映画祭では、「Japan Now銀幕のミューズたち」と題して、同世代の女優4人、安藤サクラ、蒼井優、満島ひかり、宮崎あおいの最新作やターニングポイントとなった作品などを上映。初日の10月25日に行われたレッドカーペットイベントとオープニングセレモニーでは、4人がそろって登場し、華やかな幕開けとなった。
2017年11月01日音楽家の坂本龍一が、第30回東京国際映画祭のSAMURAI(サムライ)賞に選出され1日、東京・TOHOシネマズ六本木で行われた授賞式に出席した。第27回東京国際映画祭より新設されたSAMURAI賞は、比類なき感性で"サムライ"のごとく、常に時代を斬り開く革新的な映画を世界へ発信し続けてきた映画人の功績を称える賞。今年は、『戦場のメリークリスマス』で英国アカデミー賞作曲賞、『ラストエンペラー』でアカデミー賞作曲賞を受賞するなど、映画音楽家としても世界で名を馳せる坂本龍一が選出された。同映画祭の久松猛朗フェスティバル・ディレクターからトロフィーを受け取った坂本は、「刀の絵が描いてある」と"刀"デザインを発見。「映画に関わった最初の作品『戦場のメリークリスマス』では、役者として刀で居合いをするシーンがあり、撮影の前に居合道場に通って刀の使い方を習ったのを思い出しました」と懐かしそうに話した。また、「撮影現場でも刀を振り回して刀が曲がっちゃったり」と続け、「こういうのを持つと切りたくなっちゃうんですよね、人間って」と、やんちゃにトロフィーを刀のようにして振り回す動きも。「そんな思い出が頭をよぎって思わず振り回したくなっちゃった」と笑い、「侍という名に私がふさわしいか、大いに疑問がありますが、ありがとうございます」とネーミングと自身のギャップにやや戸惑いつつ、受賞を喜んだ。授賞式に続いて、特別招待作品として出品された坂本龍一のドキュメンタリー『Ryuichi Sakamoto: CODA』(11月4日公開)の舞台挨拶も行われ、坂本とスティーブン・ノムラ・シブル監督が出席した。なお、SAMURAI賞の第1回受賞者は北野武とティム・バートン、第2回受賞者は山田洋次とジョン・ウー。第3回受賞者はマーティン・スコセッシと黒沢清となっている。
2017年11月01日第30回東京国際映画祭において、音楽家の坂本龍一が時代を切り拓いていた映画人に贈られる「SAMURAI賞」を受賞。11月1日(水)に授賞式が行われ、坂本さんは映画『戦場のメリークリスマス』撮影時の思い出などを語った。今年で4回目を迎えるSAMURAI賞。大島渚監督作で、音楽のみならず、俳優としてビートたけし、デヴィッド・ボウイらと共演を果たした『戦場のメリークリスマス』、アカデミー賞受賞の『ラストエンペラー』、また近年では山田洋次監督作品『母と暮せば』、アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督『レヴェナント:蘇えりし者』、李相日監督作品『怒り』など、そのキャリアにおいて数々の映画音楽に携わってきた坂本さんに贈られた。■坂本龍一、『戦場のメリークリスマス』撮影時をふり返り「当時はそんな意識も高くなくて…」侍の刀をイメージしたトロフィー受け取った坂本さんは、自らに突き刺すようなしぐさを見せるなど、壇上でも茶目っ気たっぷり。「思い起こすと『戦場のメリークリスマス』では、役者として居合いをするシーンがあり、撮影前に道場に通って、文字通りの付け焼刃で刀を振り回すのを習いました。現場でも、みんな軍人の役で刀を持ってるんですが、振り回して曲がっちゃったり…(笑)。こういうのを持つと、振り回したくなっちゃうんですよ。危ないですね、人間って(笑)。いまでこそ森林保全の運動とかやってますけど、当時はそんな意識も高くなくて、撮影が行われた南太平洋の島の木をバッサバッサと切ってました(笑)」と明かし、会場は爆笑に包まれた。坂本龍一/第30回東京国際映画祭■5年にわたるドキュメンタリー映画『Ryuichi Sakamoto:CODA』について言及この日は授賞式に加えて、坂本さんに密着し、その活動を5年にわたって追いかけたドキュメンタリー映画『Ryuichi Sakamoto:CODA』の上映も行われた。坂本さんは「僕は、自分の素顔をさらけ出すとか、そういう趣味はないんです。ではなぜ撮影を承諾したのか?ひとえに監督の人柄、人間性に惹かれて、任せてもいいかなと思ったから」と同席した本作のスティーブン・ノムラ・シブル監督を称賛する。坂本龍一&スティーブン・ノムラ・シブル監督/第30回東京国際映画祭5年におよんだ撮影について「当初、監督も何か『こういうものに…』という計画があったと思うけど、だんだん収拾がつかなくなっていきました(笑)。そのうち僕が病気(※2014年7月に中咽頭癌の罹患を発表。その後、1年にわたって治療、療養を行なった)になって『やった!』と思ったでしょ(笑)。『これでドラマチックになる!』と。思ったに違いないです(笑)。計画通りじゃなく、起こることを追ってるうちにこうなって、気がついたら5年経っていました」とふり返った。坂本龍一にとって“映画音楽”とは?大島渚、ベルトルッチ、ペドロ・アルモドバル、イニャリトゥなど、これまで錚々たる名匠たちと仕事をしてきた坂本さん。改めて「坂本さんにとっての映画音楽とは?」と問われると「難しい質問だな…(苦笑)」と思案しつつ「映画にはルールはない。自分の仕事を否定するみたいですが、必ずしも映画に音楽は必要なくて、あってもなくてもいいと思っています。映画が(音楽を)必要とするかどうか?映画が主人公であり、作っているうちに、必要とされる場所、いい場所に必要とされる“音”があれば、映画音楽の役割として、最高に幸せなケースだと思います」と語った。『Ryuichi Sakamoto: CODA』は11月4日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2017年11月01日女優の宮崎あおい(31)が1日、東京・六本木で開催中の第30回東京国際映画祭の特別企画「Japan Now 銀幕のミューズたち」として上映された映画『怒り』のトークイベントに、李相日監督と共に出席した。吉田修一の同名小説を原作とする本作は、ある殺人事件の容疑者として浮上した3人の男たちに関わる人々が、「愛した人は、殺人犯なのか?」と揺れるさまを描いたヒューマンミステリー。宮崎は、渡辺謙演じる千葉の漁協組合で働く男の娘・愛子を演じた。宮崎は、愛子役を演じたことによる変化を聞かれると、「愛子ちゃんに出会ったことも大きな出会いだったと思いますが、それよりも監督やお父ちゃんとの出会いの方が、出会いとしては今は大きいものかなと思っています」としみじみ。「渡辺謙さんの存在感を現場で感じた2週間とか、監督とたくさん話し合いをした空間の記憶だったり、そういうものがすごく大きな財産になっている」と語った。今月30日に32歳を迎える宮崎。30代の自分への期待を聞かれると「あんまり先のことは考えないタイプで、過去のことも振り返らないし、先にこうしたいと考えるタイプではないので、今できることをコツコツやっていったらいい30代になるのかなと思う」と一歩ずつ着実に歩んで行く考え。続けて、「最近は新しいことにチャレンジしていけたらいいなと思っています」と明かし、「仕事でもそうですし、自分が今までやったことないことに出会っていきたいなと思います」と新たな挑戦に意欲を見せた。
2017年11月01日現在開催中の第30回東京国際映画祭にてクロージング作品に選ばれたドキュメンタリー映画『不都合な真実2:放置された地球』。登場するのは、かつてアメリカ副大統領を務め上げ、出版した書籍はニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーリストに掲載、前作『不都合な真実』の公開後にはノーベル平和賞を受賞したアル・ゴア。本作の共同監督ボニー・コーエンは、彼をあの「ロラックスおじさん」に例えているという。2006年に公開され、第79回アカデミー賞で2部門を受賞するなど、世界を騒然とさせた伝説的ドキュメンタリー『不都合な真実』。その続編であり、2020年にオリンピック・パラリンピックを控え、“環境にやさしい大会”“環境都市”の実現を目指すという東京で開かれる第30回東京国際映画祭のクロージング作品にも選出されている本作。世界中に衝撃をもたらした前作『不都合な真実』で、地球の気候変動が人類にとっての脅威の1つであると警笛を鳴らしたアル・ゴア。そんな彼の人物像に迫ってみた。ゴアは、1976年、1978年、1980年、1982年と4期にわたりアメリカ下院議員に当選し、1984年、1990年にはアメリカ上院議員に当選、1993年には第45代アメリカ副大統領に選出され、8年間務め上げた。また、1993年にゴアが打ち出した「情報スーパーハイウェイ構想」(※合衆国の全てのコンピュータを光ケーブルなどによる高速通信回線で結ぶという構想)を発端に、インターネットを爆発的に普及させるなどの功績を残し、2000年には、元・アメリカ大統領ジョージ・ブッシュと大接戦の大統領選挙戦を繰り広げるも、全投票数の約0.03%の僅差で惜しくも敗戦。その後、政治家から引退したゴアが、次のステージに選んだのが環境問題だ。大学在学中に二酸化炭素の蓄積について初めて学んで以来、興味を持ち続け、政治家時代の1991年には「地球の掟」という書籍を出版し、ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーリストにも掲載。アメリカ上院議員として掲載されるのは、ジョン・F・ケネディ以来という快挙を成し遂げた。さらに、前作の公開後には「気候変動による危険に関する情報を世界に提供した」として2007年ノーベル平和賞を受賞した。前作より11年という年月を経ても、なお精力的に活動を続けるゴアは「アメリカ大統領ほど世界を変えられる地位はないという考えに陥って苦しんだことはないが、大統領という地位を勝ち取れなかったからこそ、ほかの方法を見つけることができたと嬉しく思っている」と自身を語る。「気候変動問題解決に向けてできることは全てやるという信念は、どんな場合でも捨て去ることはできない。長い間関わってきた問題で、生きている限り、取り組んでいくつもりだ」と、生涯を賭けて環境問題に取り組むことを明かしている。とはいえ、この問題が人々に認知されるようになるまでの道のりは簡単ではなかった。幾多の困難を乗り越えてきたゴアについて、共同監督を務めたボニー・コーエンは「『不都合な真実』の後、政治的な行き詰まり状態が広がったにもかかわらず、彼は休むことなく、人を解決にむけて動かせるように専念していた。ゴアは“ロラックスおじさん”のように地球の代弁者として潮流に逆らっていたが、いまでは彼に味方する人が世界には多くいる」と説明する。“ロラックスおじさん”といえば、児童文学作家ドクター・スースの児童書「The Lorax」に登場するキャラクターであり、原作を基に『怪盗グルー』シリーズのイルミネーション・エンターテインメントによりアニメーション映画化され、日本でも2012年に『ロラックスおじさんの秘密の種』というタイトルで公開。ロラックスおじさんの日本語吹き替えを志村けんが務めた。映画では、ロラックスおじさんは森と木の代弁者として、人工物であふれかえった世界から豊かな森を取り戻すことを願い、声を上げ続ける。人々に危険を知らせ、立ち上がるよう促し、導くゴアの姿は、まさに現実の“ロラックスおじさん”!長年心血を注ぐゴアが11年越しに語る、放置された“地球の真実”に耳を傾けてみては。『不都合な真実2:放置された地球』は11月17日(金)よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年10月28日アイドルグループ・関ジャニ∞の丸山隆平が27日、プレミアムフライデーハロウィンシネマパーティ in 東京国際映画祭」PRイベントに登場した。プレミアムフライデーとは、月末の金曜日は早めに仕事を終えて豊かに過ごすという新しい取り組みで、関ジャニ∞がナビゲーターを務めている。丸山は、東京国際映画祭特別招待作品でもある主演映画『泥棒役者』(11月18日公開)で、市村正親が演じる絵本作家・前園俊太郎の仮装で登場。マッシュルームカットに真っ赤なジャケットという格好で、テンション高くポーズを決めた。「プライベートでも仮装は結構好きでやってますね」という丸山。これまでの仮装で印象に残っているものを聞かれると、「ゾンビが好きで。特殊メイクの方に、プライベートでゾンビメイクをしてもらいました」と答えた。また世耕弘成 経済産業大臣はシャーロック・ホームズの仮装、プレミアムフライデー推進協議会/日本経済団体連合会 副会長 石塚邦雄はハンフリー・ボガートにちなんで刑事の格好で登場。一般社団法人 日本映像ソフト協会会長/東宝 代表取締役社長 島谷能成はゴジラの被り物で「人格崩壊中でございます」と苦笑し、丸山は「いい大人がみんな揃って!」と楽しそうにしていた。イベントでは関ジャニ∞にそっくりなパペットの“プレキン∞”からまるきんが登場し、観客に振り付けを伝授。初対面となった丸山と握手をすると歓声が上がり、丸山は「首脳会談みたい」と喜んだ。さらに、『泥棒役者』に登場する「タマとミキ」という絵本でミキの声を担当する新津ちせと、猫のタマが現れると、会場からは「かわいい!」という声で溢れる。仮装のポイントを聞かれた新津が「タマちゃんと同じ猫耳にしてみました。衣装の色は、関ジャニ∞の丸山さんのイメージカラーのオレンジに色にしてみました」と明かすと、ハートを射抜かれた丸山は胸を押さえてうずくまり、「結婚しよう!」とプロポーズした。丸山は新津の姿を見て「僕もこういう時代があったんだろうなあ」としみじみ。新津が次は「キリンさんになってみたいです。おっきいところからいろんなものを見わたすのが好きなので。六本木ヒルズみたい大きなキリンさんになりたい」と希望を語ると、丸山は「その仮装が見れるのを首を長くてして待ちましょうね」とキリンにかけて発言し、ガッツポーズを決めた。新津は「丸山さんは優しくて、かっこよくて、あとなんか、髪型がすごいかわいいです。マッシュルームみたい」と印象を語る。司会から「大人になると結婚できそうかな?」と聞かれると、「……はい」と数秒の空白のうちに頷いていた。また、フォトセッション時に丸山と新津が手をつないで現れると、会場からは「かわいい!」と悲鳴が上がっていた。
2017年10月27日第30回東京国際映画祭(TIFF)が25日に開幕。東京・六本木ヒルズアリーナで行われたレッドカーペットには、映画祭のアンバサダーを務める橋本環奈や、上映作品に出演する常盤貴子、本田翼、満島ひかりらが登場し、華やかな幕開けを飾った。先陣を切ったのは、アンバサダーを務める女優の橋本環奈。黒いエレガントなドレス姿で登場し、フェスティバルディレクターに就任した久松猛朗氏にエスコートされてカーペットを歩いた。「Japan Now銀幕のミューズたち」企画で特集される安藤サクラ、蒼井優、満島ひかり、宮崎あおいは4人そろって登場。安藤は個性的な黒いドレス、蒼井は白い着物、満島は華やかな赤いドレス、宮崎はオリエンタルなドレスでオーラを放った。オープニング作品に選出された実写映画『鋼の錬金術師』に出演する本田翼は、セクシーなシースルードレスで、胸元と美脚をあらわにし、背中も大胆に露出して観客の視線を釘付けに。『花筐』からは山崎紘菜、門脇麦、常盤貴子らが参加し、常盤は胸元が開いたエスニック柄のドレスで魅了した。『勝手にふるえてろ』出演の松岡茉優は花柄のワンピース、石橋杏奈はデコルテをあらわにしたワンピースで登場。『パンとバスと2度目のハツコイ』主演の乃木坂46の元メンバー・深川麻衣は胸元の開いたグリーンのロングドレス、『二十六夜待ち』出演の黒川芽以は着物姿を披露した。また、『巫女っちゃけん。』主演の広瀬アリスは劇中の巫女姿で美貌を放ち、共演の飯島直子とMEGUMIもセクシーなドレスで魅了。『ミッドナイト・バス』出演の小西真奈美は、シースルー素材を用いたドレスで美脚をのぞかせた。第30回東京国際映画祭は、10月25日~11月3日の10日間にわたって、六本木ヒルズ、EXシアター六本木ほかで開催される。上映本数は231本。「コンペティション部門」では、国内外から集まった1538本の応募から15本を選出し、日本からは瀬々敬久監督の『最低。』と大九明子監督の『勝手にふるえてろ』が出品される。
2017年10月26日女優の飯島直子が25日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われた第30回東京国際映画祭(TIFF)のオープニングレッドカーペットに登場した。「特別招待作品」として上映される『巫女っちゃけん。』に出演する飯島は、主演の広瀬アリスをはじめ、MEGUMI、リリー・フランキー、グ スーヨン監督らと登場。胸の谷間がくっきり見えるセクシーな黒いドレス姿を披露し、会場の視線を釘付けにした。『巫女っちゃけん。』は、神社の娘で腰掛け巫女をしているしわす(広瀬)の物語。しわすは、ひょんなことから5歳の少年・健太の面倒をみることに。そして、神社の裏側や礼節・作法のハウツーを織り交ぜながら、しわすが女性として成長していく姿を描く。東京国際映画祭は、日本で唯一の国際映画製作者連盟公認の国際映画祭。30回目となる今年は、10月25日~11月3日の10日間にわたって、六本木ヒルズ、EXシアター六本木ほかで開催される。最高賞であるグランプリを競う「コンペティション部門」では、国内外から集まった1538本の応募から15本を選出。日本からは、瀬々敬久監督の『最低。』と、大九明子監督の『勝手にふるえてろ』が出品される。
2017年10月26日女優の安藤サクラ、蒼井優、満島ひかり、宮崎あおいが25日、東京・EXシアター六本木で行われた第30回東京国際映画祭(TIFF)のオープニングセレモニーにそろって出席。蒼井が「この4人を使って監督しようという方がいらっしゃればいいなと思います」と共演を熱望した。今年の東京国際映画祭では、「Japan Now銀幕のミューズたち」と題して、安藤、蒼井、満島、宮崎を特集。同世代でありながら別々の個性を持ち、日本映画シーンを牽引する4人の最新作やターニングポイントとなった作品などを上映する。蒼井は「30代に入ってから、同世代の役者さんがいるというのはこんなに心強いんだと感じていて、そのタイミングでこのお話をいただいた」とコメント。「機会があれば、この4人を使って監督しようという方がいらっしゃればいいなと思います」と願望を告白すると、会場から拍手が起こった。蒼井はまた、「85年組の女優さんたちがすごく好きで、あーよかったなって思うし、地道に一本一本やっていたら、こういう場所でまた再会できるんだなと思ってとってもうれしいです」と感激。「映画によってだれかがつながれたり、同じ空間で知らない人と見る時間がとても好き。お祭りの最中みなさんが楽しんでくださればいいなと思いますし、自分も楽しめたら」と話した。満島も「ここにいるみんなそれぞれのお芝居が大好き。自然とかその場の空気とか、その日のものを自分の力に変えて、より多く感じて、より少なく表現するようなすてきな俳優さんたちだと思っていて、一緒に立てていることをすごくうれしく思います」と感慨深げ。安藤と宮崎も「今までこんな風にそろうことはなかったですし、これからもなかなかない機会」「4人でここに立てるということをすごく光栄に思っています」と喜んだ。東京国際映画祭は、日本で唯一の国際映画製作者連盟公認の国際映画祭。30回目となる今年は、10月25日~11月3日の10日間にわたって、六本木ヒルズ、EXシアター六本木ほかで開催される。最高賞であるグランプリを競う「コンペティション部門」では、国内外から集まった1538本の応募から15本を選出。日本からは、瀬々敬久監督の『最低。』と、大九明子監督の『勝手にふるえてろ』が出品される。撮影:蔦野裕
2017年10月26日第30回東京国際映画祭のオープニングセレモニーが10月25日(水)に開催。オープニングを飾る『鋼の錬金術師』主演の山田涼介、ヒロインの本田翼、「Japan Now」部門で特集される安藤サクラ、蒼井優、満島ひかり、宮崎あおいら豪華ゲストが一堂に会した。「銀幕のミューズ特集」と銘打って開催される「Japan Now」部門では、安藤さん、蒼井さん、満島さん、宮崎さんの過去の作品が特集上映されるが、この4人は実は同学年。この4人が国際映画祭の舞台に並び立つということに、安藤さんは「いままでそろうこともなかったし、これからもなかなかない機会」と語り、3人を見渡し「私自身、この方々を見て育ったし、同世代の中でも映画の世界に出ていく開拓者のような存在」と嬉しそう。宮崎さんは「このお祭りに参加できていることが幸せ。これを機にもっとみなさんにとって映画が身近になれば」と笑顔で呼びかける。「ここにいるみんなの芝居が大好き」と語る満島さん。「日本の女優は小さいし、体も薄いけど、小動物が持っているような中に秘めたわき上がるような狂気や、形容できない愛情の塊をスクリーンから感じます」と胸を張る。蒼井さんは「あおいとはデビューした頃にお仕事して、20代はしばらくバラバラでお仕事してて、30歳近くになってひかりちゃんやサクラちゃんとも出会ってお仕事ができて…。ここにいない人たちも含めて(同学年の)85年組が好きです!地道に一本、一本やっていったら、こういう場で再会できるんだなと嬉しいです」と喜びを口にし「機会があれば、この4人で(映画を)監督しようって方がいればいいな…」と語り、会場は期待を込めた大きな拍手に包まれた。オープニングを飾る『鋼の錬金術師』からは、山田さん、本田さんに、曽利文彦監督が登壇。劇中で演じたエド同様の金髪に“映画祭仕様”のスーツで決めた山田さんは「節目の30回目の映画祭のオープニングということで光栄に思っています」と挨拶。作品について「原作が世界中のみなさんに愛されている作品ですが、その理由は日本の魂がぶれずにそこにあるかあらじゃないかと思っています。この実写版も、世界中のみなさんに愛される作品になっています!」と力強く語る。本田さんは、一昨年の第28回の映画祭のクロージングでヒロインを務めた『起終点駅 ターミナル』が上映されており「ここにまた立てて嬉しいです」と満面の笑み。映画の見どころとして「愛…家族愛は世界共通の普遍的なものだと思いますが、特に兄弟愛をみなさんに見てもらいたいです」とアピールした。そして曽利監督は、20年前の第10回のオープニングを飾った『タイタニック』にスタッフとして参加しており「(主演のレオナルド・)ディカプリオとジェームズ・キャメロン監督が舞台挨拶に立っていたのが懐かしいです」としみじみ。「20年経って、ここに立つことになるなんて夢にも思っていなかったです。感無量です」と喜びをかみしめていた。このほかセレモニーには映画祭アンバサダーを務める橋本環奈、審査員の永瀬正敏、審査委員長を務めるトミー・リー・ジョーンズ、さらに、日中合作映画で名匠チェン・カイコーがメガホンを握り、映画祭オープニングスペシャル作品として約9分の特別映像が上映された『空海-KU-KAI-』から染谷将太、阿部寛、松坂慶子らが登壇し、記念すべき30回目の映画祭の開幕を彩った。第30回東京国際映画祭は11月3日(金・祝)まで開催。(text:cinemacafe.net)
2017年10月25日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの山田涼介が25日、東京・EXシアター六本木で行われた第30回東京国際映画祭(TIFF)のオープニングセレモニーに出席。主演映画『鋼の錬金術師』について、「世界中のみなさんに愛していただける作品になったと思う」と自信をのぞかせた。今年のオープニング作品に選出された『鋼の錬金術師』は、累計発行部数7000万部突破の同名コミックを実写映画化した作品。共演の本田翼、曽利文彦監督らと登場した山田は、「30回目という記念すべき年にオープニング上映として選んでいただき、本当にありがとうございます。とても光栄に思っています」とあいさつした。また、「この作品は原作が世界中のみなさんに愛されている作品。世界中のみなさんがこの作品を好きな理由は、日本の魂がブレずにそこにあるからだと思っている」と話し、「実写版も、日本のみなさんだけでなく世界中のみなさんに愛していただける作品になったと思う。映像だけでなく内容もすごく素敵で濃いので、世界中のみなさんに愛していただきたい」と熱く語った。本田は一昨年、出演映画『起終点駅 ターミナル』がクロージング作品に選ばれ、同映画祭に参加しており、「オープニングでここにまた立ててとてもうれしく思っています」と感慨深げにコメント。そして、本作について「家族愛は世界共通で普遍的なものだと思う。その中でもこの作品は兄弟愛に当たっていて、そこを見てほしいです」とアピールした。東京国際映画祭は、日本で唯一の国際映画製作者連盟公認の国際映画祭。30回目となる今年は、10月25日~11月3日の10日間にわたって、六本木ヒルズ、EXシアター六本木ほかで開催される。最高賞であるグランプリを競う「コンペティション部門」では、国内外から集まった1538本の応募から15本を選出。日本からは、瀬々敬久監督の『最低。』と、大九明子監督の『勝手にふるえてろ』が出品される。撮影:蔦野裕
2017年10月25日10月25日(水)、東京・六本木ヒルズアリーナにて、第30回東京国際映画祭のレッドカーペットイベントが開催され、豪華女優&俳優陣が同映画祭の開幕を祝った。1985年5月に日本で初めての大規模な国際映画祭としてスタートした東京国際映画祭。世界の映画・映画人にスポットを当て、世界に広く紹介するという使命のもと、これまでに5,000以上にものぼる作品を紹介してきた。2度の隔年開催をへて、30回という節目の年を迎えた今回は、六本木ヒルズに加え、EXシアター六本木を最大キャパのメイン会場として、10月25日(水)から11月3日(金・祝)までの10日間、開催される。雨がぱらつく天候だったが、同イベントのスタートとなる15時ごろにはちょうど雨も収まり、1人目として、今年の「東京国際映画祭アンバサダー」に就任した女優の橋本環奈が登場。橋本さんは「東京国際映画祭のアンバサダーに就任させて頂きました。橋本環奈です。今日はありがとうございます」とあいさつし、大声援を受けながらレッドカーペットの上を歩いた。3時間に渡り行われたイベントの中で、ひと際、声援が上がったのは、Japan Now部門の「Japan Now 銀幕のミューズたち」で特集される安藤サクラ、蒼井優、満島ひかり、宮崎あおいの4人が揃って登場したとき。まず、4人が会場に到着した様子が大スクリーンに映し出されると、豪華女優陣の揃い踏みに会場から歓声が上がった。メインステージでマイクを持った宮崎さんは「みなさん楽しんで帰ってください!」と声を弾ませた。満島さんは「私も初めての東京国際映画祭への参加です」といい、「自分も楽しみにしています。楽しんで帰ってください」と呼びかけた。蒼井さんは「85年組がこうやって4人揃ってとてもうれしいです。みなさん一緒に楽しみましょう」とにっこり。安藤さんは「みんな厄年なのですが、今日はお祭り騒ぎをワイワイと楽しんで、厄なんて吹っ飛ばしてやろうと思っています」と笑顔を弾けさせた。4人がメインステージを降りて、レッドカーペットの上に姿を現すと、さらに大きな声援が沸き起こった。オープニング作品の『鋼の錬金術師』からは、「Hey! Say! JUMP」の山田涼介と女優の本田翼が登場。山田さんがレッドカーペットに姿を現すと沿道に詰め掛けた女性ファンから大歓声が沸き起こった。本田さんはエレガントなドレス姿で会場を魅了。ほか、来日ゲストを含めて、豪華映画人たちがレッドカーペットを彩り、同映画祭の開幕を盛大に祝った。(竹内みちまろ)
2017年10月25日女優の安藤サクラ、蒼井優、満島ひかり、宮崎あおいが25日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われた第30回東京国際映画祭(TIFF)のオープニングレッドカーペットにそろって登場し、豪華共演を果たした。今年の東京国際映画祭では、「Japan Now銀幕のミューズたち」と題して、安藤、蒼井、満島、宮崎を特集。同世代でありながら別々の個性を持ち、日本映画シーンを牽引する4人の最新作やターニングポイントとなった作品などを上映する。この日はレッドカーペットにそろって登場し、安藤は個性的な黒いドレス、蒼井は白い着物、満島は華やかな赤いドレス、宮崎はオリエンタルなドレス姿を披露。宮崎は「みなさん楽しんで帰ってください」、満島は「初めての東京国際映画祭の参加でとても楽しみにしています。楽しんで帰ってください」と笑顔で観客に呼びかけた。そして、蒼井は「85年組がこうやって4人そろうことができてうれしいです」と喜び、「みなさん一緒に楽しみましょう」とメッセージ。また、安藤が「みんな厄年なんですけど、お祭り騒ぎでわいわい楽しんで、厄なんてふっ飛ばしてやろうと思っています」と宣言すると、ほかの3人は爆笑していた。東京国際映画祭は、日本で唯一の国際映画製作者連盟公認の国際映画祭。30回目となる今年は、10月25日~11月3日の10日間にわたって、六本木ヒルズ、EXシアター六本木ほかで開催される。最高賞であるグランプリを競う「コンペティション部門」では、国内外から集まった1538本の応募から15本を選出。日本からは、瀬々敬久監督の『最低。』と、大九明子監督の『勝手にふるえてろ』が出品される。
2017年10月25日10月25日(水)~11月3日(金・祝)に開催される「第30回東京国際映画祭」では、会場のひとつとなる六本木ヒルズアリーナにて、映画祭開催中ここでしか味わうことの出来ない美味しい秋のグルメや、無料の野外上映を楽しめる「Tokyo FILM ARENA」を実施!映画とともに美味しいフードもいただける、映画好き、グルメ好き必見のイベントだ。イベントに出店するのは6店舗。予約と取れない人気店の絶品フードから、限定メニューまで、映画のお供にぴったりな、美味しい秋の味覚が味わえる。全長25cmある、インパクト抜群な「25センチスーパーホットドッグ」はソーセージもケチャップソースもマスタードも、全て自家製。パンも天然酵母の高級パンを使用し、上にはたっぷりのチェダーチーズをオン。味はもちろん見た目もおしゃれな一品。世界初の移動販売サラダカー「WISH FRESH SALAD」では、20種類以上ある中から4種類のトッピングをチョイスし、自家製ドレッシングと和えたボリューミーなミックスグリーンベースのサラダがいただける、女性に嬉しいヘルシーなフードも用意。高級料亭並みの料理を提供し、連日満席状態が続く久我山「器楽亭」の新店「水炊き鼓次郎」からは、名物の「鳥の唐揚げ」が登場。思わずお酒が進む、至福のおつまみもラインナップ。ほかにも、肉好きの間で全国的な知名度を得つつある吉祥寺「肉山」の「肉山カレー」や、愛知県産鴨肉に特化したワイン酒場「鴨一ワイン酒場SUN」の「鴨ロースのグリル わさび添え」など、バラエティ豊かなグルメが集結する(※メニューは一部抜粋)。さらに、10月18日(水)~11月3日(金・祝)の期間、六本木ヒルズ ウェストウォーク4Fにある、NY・ブルックリン発のコーヒーショップ「GORILLA COFFE(ゴリラコーヒー)」では、東京国際映画祭の映画の半券またはチケット購入が確認できるメール(QRコード付き)を提示すると、無料でドリンクのサイズアップができるサービスを実施中。上映前・上映後のブレイクタイムに是非立ち寄りたい。10月26日~11月3日の期間は、同会場にて野外上映「Cinema Arena 30」も開催されるので、映画を鑑賞しながら美味しいグルメを味わって、映画祭をさらに楽しんでみてはいかがだろうか。■「Tokyo FILM ARENA」フードエリア概要期間:10月25日(水)~11月3日(金・祝)場所:六本木ヒルズアリーナ時間:11時~21時(L.O.20:30)予定店舗:吉祥寺「肉山」、田町「水炊き鼓次郎」、上野「鴨一ワイン酒場SUN」、「スーパーホットドック」、目黒「WISH FRESH SALAD」※「Cinema Arena 30」(Tokyo FILM ARENA野外上映イベント・無料)を同時開催(text:cinemacafe.net)
2017年10月25日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの山田涼介が25日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われた第30回東京国際映画祭(TIFF)のオープニングレッドカーペットに登場した。今年のTIFFのオープニング作品に選出された実写映画『鋼の錬金術師』で主演を務める山田は、共演の本田翼、曽利文彦監督らと登場。「涼介~!」などと会場から黄色い声援が沸き起こった。そして、「東京国際映画祭の30回の記念すべき年にオープニング作品に選んでいただきありがとうございます」と感謝の気持ちを伝え、「きょう完成作品を見ていただけるということで楽しみにしています」と語った。『鋼の錬金術師』は、累計発行部数7000万部突破の国民的コミック『ハガレン』の壮大で圧倒的な世界観を実写映画化したファンタジー・エンタテイメント大作。失ったすべてを取り戻すための兄弟の冒険を描く。東京国際映画祭は、日本で唯一の国際映画製作者連盟公認の国際映画祭。30回目となる今年は、10月25日~11月3日の10日間にわたって、六本木ヒルズ、EXシアター六本木ほかで開催される。最高賞であるグランプリを競う「コンペティション部門」では、国内外から集まった1538本の応募から15本を選出。日本からは、瀬々敬久監督の『最低。』と、大九明子監督の『勝手にふるえてろ』が出品される。
2017年10月25日女優の本田翼が25日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われた第30回東京国際映画祭(TIFF)のオープニングレッドカーペットに登場し、セクシーなシースルードレス姿を披露した。オープニング作品に選出された実写映画『鋼の錬金術師』でウィンリィ・ロックベル役を務める本田は、主人公エドワード・エルリック役のHey! Say! JUMP・山田涼介、曽利文彦監督らと登場。セクシーなシースルードレスで胸元と美脚をあらわにし、背中も大胆に露出して観客の視線を釘付けにした。『鋼の錬金術師』は、累計発行部数7000万部突破の国民的コミックの壮大で圧倒的な世界観を実写映画化したファンタジー・エンタテイメント大作。失ったすべてを取り戻すための兄弟の冒険を描く。東京国際映画祭は、日本で唯一の国際映画製作者連盟公認の国際映画祭。30回目となる今年は、10月25日~11月3日の10日間にわたって、六本木ヒルズ、EXシアター六本木ほかで開催される。最高賞であるグランプリを競う「コンペティション部門」では、国内外から集まった1538本の応募から15本を選出。日本からは、瀬々敬久監督の『最低。』と、大九明子監督の『勝手にふるえてろ』が出品される。
2017年10月25日女優の広瀬アリスが25日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われた第30回東京国際映画祭(TIFF)のオープニングレッドカーペットに登場し、巫女姿を披露した。「特別招待作品」として上映される『巫女っちゃけん。』で主演を務めた広瀬は、共演のMEGUMI、リリー・フランキー、飯島直子、グ スーヨン監督らと登場。劇中の巫女姿で美貌を放ち、歓声に笑顔で手を振って応えた。『巫女っちゃけん。』は、神社の娘で腰掛け巫女をしているしわす(広瀬)の物語。しわすは、ひょんなことから5歳の少年・健太の面倒をみることに。そして、神社の裏側や礼節・作法のハウツーを織り交ぜながら、しわすが女性として成長していく姿を描く。東京国際映画祭は、日本で唯一の国際映画製作者連盟公認の国際映画祭。30回目となる今年は、10月25日~11月3日の10日間にわたって、六本木ヒルズ、EXシアター六本木ほかで開催される。最高賞であるグランプリを競う「コンペティション部門」では、国内外から集まった1538本の応募から15本を選出。日本からは、瀬々敬久監督の『最低。』と、大九明子監督の『勝手にふるえてろ』が出品される。
2017年10月25日第30回東京国際映画祭(TIFF)が25日に開幕し、東京・六本木ヒルズアリーナで15時よりオープニングレッドカーペットがスタート。アンバサダーを務める橋本環奈がトップバッターで登場した。橋本は、黒いエレガントなドレス姿で登場。「第30回という節目の年に東京国際映画祭のアンバサダーとして務めさせていただきます、橋本環奈です。今日はよろしくお願いいたします」とあいさつし、フェスティバルディレクターに就任した久松猛朗氏にエスコートされてカーペットを歩いた。第30回の節目を迎えた同映画祭では、大きなビジョンの一つとして「映画の未来の開拓」を掲げている。橋本はアンバサダーとして、同ビジョンのに向けた取り組みを世界に広く発信する。東京国際映画祭は、日本で唯一の国際映画製作者連盟公認の国際映画祭。30回目となる今年は、10月25日~11月3日の10日間にわたって、六本木ヒルズ、EXシアター六本木ほかで開催される。最高賞であるグランプリを競う「コンペティション部門」では、国内外から集まった1538本の応募から15本を選出。日本からは、瀬々敬久監督の『最低。』と、大九明子監督の『勝手にふるえてろ』が出品される。日本公開前の最新作をプレミア上映する「特別招待作品部門」では、オープニング作品として、荒川弘氏の人気漫画をHey! Say! JUMP・山田涼介主演で実写映画化した『鋼の錬金術師』を上映。クロージング作品は、元アメリカ副大統領アル・ゴア氏が地球温暖化問題に警鐘を鳴らすドキュメンタリー映画『不都合な真実 2:放置された地球』となっている。
2017年10月25日いま注目の若手女優・橋本環奈が、10月25日(水)より開催される「第30回東京国際映画祭」のアンバサダーに就任したことが明らかになった。大きなビジョンの一つとして「映画の未来の開拓」を掲げている今年の東京国際映画祭。そんな中、同世代の若い人々に映画の魅力を伝えていく大使として、今年の邦画興行収入ナンバーワン映画の『銀魂』のヒロイン・神楽役を演じ、同じくヒロインを演じる『斉木楠雄のΨ難』が公開を間近に控える橋本さんが本映画祭のアンバサダーに就任。「1000年に一人のアイドル」と注目を集め、『暗殺教室』シリーズや『セーラー服と機関銃-卒業-』『ハルチカ』などに出演、さらに多彩なジャンルの企業CMに抜擢され活動の幅を広げる橋本さん。今回彼女は、初日のレッド・カーペットやオープニングセレモニーに参加。映画祭の「映画の未来の開拓」に向けた取り組みを世界に広く紹介していくという役目を担う。「第30回東京国際映画祭」は10月25日(水)~11月3日(金・祝)六本木ヒルズ(港区)、EXシアター六本木ほかにて開催。(cinemacafe.net)
2017年10月20日女優の橋本環奈が、10月25日~11月3日に東京・六本木ヒルズを中心に開催される第30回東京国際映画祭(TIFF)のアンバサダーを務めることが20日、明らかになった。今年、第30回記念開催を迎える同映画祭は、大きなビジョンの一つとして「映画の未来の開拓」を掲げている。このたび、同世代の若者たちに映画の魅力を伝えていく大使として、橋本が「第30回東京国際映画祭アンバサダー」に抜てき。初日に行われるレッド・カーペットやオープニングセレモニーに参加し、映画祭の「映画の未来の開拓」に向けた取り組みを世界に広く発信する予定となっている。橋本は、映画『セーラー服と機関銃 -卒業-』(16)では初主演に加え、第40回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。また、今年の邦画興行収入No.1映画の『銀魂』のヒロインの神楽役を演じ、同じくヒロインを演じる『斉木楠雄のΨ難』が公開を間近に控える。
2017年10月20日2014年の第27回東京国際映画祭でグランプリ&監督賞のW受賞を果たした『神様なんかくそくらえ』のジョシュ・サフディ&ベニー・サフディ兄弟監督が、主演にロバート・パティンソンを迎えた新作『グッド・タイム』が話題を呼んでいる。彼ら以外にも、いまハリウッドでは“兄弟”で共作する監督たちの新しい波が来ている。次世代を担う新たな才能となる兄弟監督たちに迫った。ロバート・パティンソン主演『グッド・タイム』ジョシュ&ベニー・サフディ兄弟監督本作『グッド・タイム』は第70回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出され、話題を呼んだ作品。また、8月の米国公開時には、セレーナ・ゴメスがサフディ兄弟監督のために駆け付け、グラミー賞受賞アーティストのザ・ウィークエンドや女優のジェシカ・チャステインなどがツイッターで大絶賛を贈り、前作よりもさらに注目度がパワーアップ。世界的ロック歌手イギー・ポップがエンディング曲に参加しており、「カンヌ・サウンドトラック賞」を見事受賞した。イギーが参加した曲についてジョシュ・サフディ監督は、「イギー・ポップが歌詞を書いたエンディングの歌『The Pure and the Damned』で、イギーは兄コニーを罪深い者(damned)、弟ニックを純粋な者(pure)とした。彼は“純粋”な人だけでなく“罪深い”人も、愛ゆえに行動を起こすということを示唆している」とコメント。「本編冒頭の2人の銀行強盗は、コニーにとって弟ニックを元気づけ、純粋に人生を味わわせるための方法だった。コニーには目標とする兄弟の理想像があり、それはただ、楽しみたい(have a Good Time)ということだった。どれだけ多くの人に邪魔されようとね」と、兄弟の関係性を解説する。兄コニー役を演じたのは、『トワイライト』シリーズ以降、さまざまな作品で活躍するパティンソン、弟のニック役はベニー監督が兼任している。また、ジョシュ監督のコメントにある本編冒頭の銀行強盗シーンの映像もシネマカフェに到着。ベニー監督の演技にも注目だ。人気シリーズの復活作『ジグソウ:ソウ・レガシー』マイケル&ピーター・スピエリッグ兄弟監督この秋、7年ぶりに復活する人気シリーズ『ソウ』の最新作『ジグソウ:ソウ・レガシー』を手がけているのは、マイケル&ピーター・スピエリッグ兄弟監督だ。『ソウ』の産みの親であるジェームズ・ワンとリー・ワネルとは、『ソウ』公開前から知己の仲という。イーサン・ホーク主演『プリデスティネーション』などで注目され、今回、大抜擢。新しい才能が生み出す、新たな『ソウ』に期待が高まっている。さらに、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のアンソニー&ジョー・ルッソ兄弟監督(2018年4月公開)も、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』から引き続いての抜擢。『アベンジャーズ』第4弾も手がけており、当然目が離せない。全米で社会現象化し、世界中でメガヒットとなったNetflixの海外ドラマ「ストレンジャー・シングス未知の世界」も、製作総指揮・脚本・監督を務めているのはマット&ロスの双子、ダファー兄弟。まもなく待望のシーズン2が全世界同時配信される。兄弟で同じ作品に関わり、長年活躍している映画人といえば、『ダンケルク』が大ヒット中のクリストファー・ノーラン監督と、海外ドラマ「ウエストワールド」を手がけたジョナサン・ノーランもいる。彼らは『ダークナイト』『インターステラ―』などで長らくタッグを組んできた。ほかにもカンヌ国際映画祭の常連、ダルデンヌ兄弟や、『ブリッジ・オブ・スパイ』『ヘイル、シーザー!』などのコーエン兄弟といえば、すでに巨匠クラスだ。続々と頭角を現す“兄弟監督”たち。その新しい才能に、これからも注目していて。『グッド・タイム』を11月3日(金・祝)よりシネマート新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年10月17日10月25日(水)~11月3日(金・祝)の期間で今年も開催される「第30回東京国際映画祭」。この度、Japan Now部門特別編として特集される安藤サクラ、蒼井優、満島ひかり、宮崎あおいの、蜷川実花撮影によるスペシャルビジュアルが公開された。今回で30回目というアニバーサリーイヤーを迎える「東京国際映画祭」。いま、世界に発信したい日本を代表する作品の数々を、映画祭独自の視点でセレクションするJapan Now部門で、アニバーサリーイヤーの今年は特別編として、日本映画界のクリエイターをインスパイアし、スクリーンで輝く現代のミューズ、安藤さん、蒼井さん、満島さん、宮崎さんの4名を特集する。同世代でありながら、別々の個性を持ち、その魅力で日本映画シーンを牽引する女優陣の最新作やターニングポイントとなった作品などを上映するとともに、本人と実際にインスパイアを受けた監督やクリエイターが登壇し、トークイベントを実施する予定となっている。そんな中今回公開されたのは、女優たちの魅力を世界へと発信していく取り組みの一つとして、蜷川氏が撮影したスペシャルビジュアル。今後、約4週に渡り公式Webサイトでは週替わりのビジュアルを発表していくほか、公式プログラム、映画祭会場内でも展示を行う予定だ。■「Japan Now銀幕のミューズたち」ラインナップ安藤サクラ上映作品『0.5mm』『かぞくのくに』蒼井優上映作品『家族はつらいよ2』『花とアリス』満島ひかり上映作品『海辺の生と死』『愚行録』宮崎あおい上映作品『怒り』『EUREKA』「第30回東京国際映画祭」は10月25日(水)~11月3日(金・祝)六本木ヒルズ、EXシアター六本木ほかにて開催。(cinemacafe.net)
2017年10月06日昨年の東京国際映画祭にてグランプリを獲得した『ブルーム・オブ・イエスタディ』が、いよいよ劇場公開。そこで、本作に登場するブサカワ犬、パグの“ガンジー”の新たな場面写真と本編特別映像の第2弾がシネマカフェに到着した。本作は、ナチス戦犯を祖父に持ち、ホロコーストの研究に人生を捧げるトトと、ナチスの犠牲者となった祖母を持ち、やはりホロコーストの研究に青春を捧げるザジが、愛と笑いを交えた自分たちのルーツを探す旅を通して、人生を再発見していく物語。オープニングから畳みかけるようなユーモアと毒舌に、こんなシリアスなテーマで笑っていいのかと思わず不安を覚えるような斬新なアプローチは、新たな“ナチス映画”の扉をこじ開けた。そんな本作で注目を集めるのが、ホロコースト研究所のノルクス教授の愛犬で、研究所の職員からも可愛がられているマスコット犬・“ガンジー”だ。今回公開された映像では、ホロコーストの研究に人生を捧げる主人公トトが、アウシュヴィッツ会議の責任者から外れるように教授から言い渡されている。教授になでなで、ぐりぐりしてもらい、ご満悦のガンジーだが、「アウシュヴィッツ会議は自制できる者でないと」とトトを制しながら教授が席を立つと、何やら穏やかではない雰囲気にガンジーも後を追うように立ち去ってしまう。バックに入れられて頭だけを出し、車に乗っている姿がとても可愛いガンジー。運転手はトト。そして助手席には、ナチスの犠牲者となった祖母を持ち、ホロコーストの研究に青春を捧げるザジ。ガンジーの頭をなでるザジに「構わないでくれ」というトトは、なぜかイライラ。2人の雰囲気は最悪に。そして、情緒不安定なザジによって、この後、ガンジーにとばっちりが!?この続きはスクリーンで確かめてみて。『ブルーム・オブ・イエスタディ』は9月30日(土)よりBunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年10月01日米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア(SSFF&ASIA)」では、第30回東京国際映画祭との提携企画として10月に「秋の上映会」を開催。ダン・スティーヴンスら人気英国俳優が過去に出演した作品を日本初上映するほか、飯豊まりえ出演『ジュリエット×2 ~恋音ミュージカル~』など注目作が多数上映される。ショートフィルムの魅力を広めること、そして若手映像作家の育成を目的に毎年開催している上映会。今年は、英国人気俳優の出演作や「SSFF & ASIA 2017」グランプリ受賞作品『シュガー&スパイス』、同アジア インターナショナル部門オーディエンスアワード受賞のチャン・グンソク監督作『偉大なる遺産』など各部門の受賞作品を上映。さらに、故・伊丹十三監督の“幻のデビュー作”『ゴムデッポウ』、河瀬直美監督の『嘘 - LIES-』ほか、「注目のU-40日本人監督」として、『東京喰種 トーキョーグール』で長編デビューした萩原健太郎監督『スーパースター』、俳優としてのみならず映画・ミュージックビデオなど多岐に活躍する松居大悟監督『ゆーことぴあ』、国内外で評価を高める落合賢監督の『ジュリエット×2 ~恋音ミュージカル~』などを特集し、全7プログラム、約50作品を無料上映する。また、『散歩する侵略者』の黒沢清監督を迎えたクリエイター向けセミナーも開催。世界中に熱狂的な支持者“キヨシスト”を有する黒沢監督が講師となり、独自のスタイル・演出法について語る。<人気英国俳優の出演作品を特別上映>●ダン・スティーブンス出演『ベビーシッター』(Babysitting)バイトで犬の世話をしていたら緊急事態発生。そんなとき、元カレに遭遇して事態はさらに悪い方向へ…。荷物も思い出も、そのままにしておくほうがいいときがある。TVシリーズ「ダウントン・アビー」でブレイクし、今年大ヒットした『美女と野獣』の野獣役に大抜擢されたダンが、2011年に出演した作品。最近ではハリウッドでの活躍も増えている話題沸騰中の英国俳優の1人。●トム・ヒューズ出演『思い出の保管場所』(Storage)孤独な自閉症の少年ジェイソン。彼は経験したことをきちんと整理するように、毎日思い出の品を箱に詰めていた。その箱から品々が消えたとき、彼は現実世界と向き合うことになる――。トムは、二重スパイを演じた主演ドラマ「The Game」や「女王ヴィクトリア 愛に生きる」などで知られ、“第2のカンバーバッチ”と呼ばれる美形俳優。近年では、『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』や『フラワーショウ!』など映画出演も。●ナオミ・スコット出演『ハロー、アゲイン』(Hello, Again)母親の葬儀の翌日、一睡も出来ずに朝を迎えたオーウェンは、父親を避け1人で母親の墓参りをすることにした。ちょっとした勘違いから、亡くなった父親の墓を訪れていたマウラという女性と知り合う。2人は、失ってしまった愛する人とつながる方法を探そうとしていた――。ディズニーチャンネルのTV映画「レモネード・マウス」のベースを演奏するロックガール役などを経て、今年は『パワーレンジャー』ピンク・レンジャー役でブレイク。実写版『アラジン』など今後の活躍が期待される若手女優。「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2017 -秋の上映会-」は10月16日(月)~18日(水)までアンダーズ東京にて、10月19日(木)~22(日)まで東京都写真美術館にて開催。(text:cinemacafe.net)
2017年09月27日先のNHK大河ドラマ「真田丸」で真田信繁の側室・たか役をはじめ、映画・ドラマ・舞台など活躍めざましい実力派若手女優・岸井ゆきのを映画初主演に迎えた『おじいちゃん、死んじゃったって。』。今年の第30回東京国際映画祭・日本映画スプラッシュ部門に正式出品が決定した本作から、本予告が公開された。「ソフトバンク」「Microsoft」「JRA」などのCMを手がけ、業界若手NO.1といわれる森ガキ侑大監督が初めて長編作品に挑む本作は、祖父の葬儀をきっかけに、それぞれの事情を抱えた家族が久々に顔を合わせ、みっともないほどの本音をさらけ出しながら、“本当の家族”へとそれぞれ踏み出していく珠玉の物語。今回解禁となった本予告は、主人公の吉子(岸井ゆきの)が、彼氏とのセックス中に祖父の訃報を電話で受けたことから始まる。いつものように庭で作業をする吉子の父(春野家次男・清二:光石研)に向かって、「おじいちゃん、死んじゃったって」と伝えるが、父は呆然となり、まるで時が止まったように佇んでしまう。そうして祖父の死とお葬式をきっかけに、疎遠だった家族や親戚が久々に再会、家族たちのさまざまな告白が明かされていく。涙を流す人は、だれもいない!?「私、おじいちゃんが死んじゃったとき、セックスしてたんです」という吉子は、祖父が死んだという事実以上に、その死の際にセックスをしていた自分への罪悪感から逃れられず苦悩している様子。奔放な女子高生の姪・千春(小野花梨)からは「全然自由なんかじゃないよ」という切ない告白も…。東京で成功し、自由とお金を手に入れた長女・薫(水野美紀)は、兄弟から嫌味を言われ続け「独身なのだって、自分で選んでそうしてるの!」と叫ぶ。そして、祖父の葬儀の日、残された祖母のための老人ホーム探しなど、全ての作業を事務的に進めようとする清二に対して「じいちゃんの気持ちになんがなったことないもんな!」と言い放ち、「せめて葬式が終わるまで、幸せな家族のふりをしような」と長男・昭男(岩松了)が呟く言葉が、厄介だけど愛おしい家族の姿を象徴する映像となっている。そんな厄介な家族や自分に対して、どこかずっと傍観者であった吉子がついに自分なりの答えを導き出し、歩き出したように印象的な表情で終わる本映像。全編を彩る主題歌は、本作のために書き下ろされた「Yogee New Waves」の「SAYONARAMARA」。その楽曲に乗せて映し出される、熊本県人吉市の美しく広大な風景も見どころだ。また、本ポスタービジュアルは、久々に集まった家族が祖父の遺影と一緒に、全員で家族写真を撮るシーンを切り取ったもの。ぎこちない笑顔は、こんなときに顔を揃えた家族だからこその“心の微妙な距離感”を感じさせ、どこか滑稽にも映る印象的なビジュアルとなっている。なお、10月6日(金)には、脚本を担当した山崎佐保子書き下ろしの原作本(幻冬舎文庫刊)も発売される。『おじいちゃん、死んじゃったって。』は11月4日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年09月27日「第30回東京国際映画祭(TIFF)」のラインナップ発表会見が9月26日(火)に都内で開催され、コンペティション部門に出品された『最低。』のメガホンをとった瀬々敬久監督や主演の森口彩乃らが出席した。AV女優役を演じることについて、森口さんは「最初引き受けたときはうれしかったんですけど、撮影に入る前くらいに『何で引き受けちゃったんだろう…』と思いました、すみません(笑)」と気持ちを露わにしたが、瀬々監督は笑顔で受け止めていた。TIFFは10月25日(水)~11月3日(金・祝)の10日間、開催されるアジア最大級の国際映画祭。世界各国からの新作がグランプリを競うコンペティション部門には、88の国と地域から1,028本の応募があり、その中から15本が本選に選出された。日本からは『最低。』と、松岡茉優が主演を務める『勝手にふるえてろ』の2作品がノミネート。欠席となった松岡さんからは、ビデオメッセージも届いた。『最低。』はAV女優の紗倉まなによる話題の文芸小説の映画化で、どうにもならない現実を前に、それでも自分らしく生きようとする女性たちを力強く、ときに繊細に描いた物語。元々ピンク映画を手掛けていた瀬々監督は、本作について「いわゆるAV業界の裏話ではなく、AV女優さんの友人や家族関係や日常が緻密に描かれたもの。いま、近い存在としてAVがありますが、そういう日本の現状の中で、AV女優さんたちも普通の生活ということを描いてみようと作りました」と、製作の経緯についてふり返った。コンペティション部門は世界の作品と肩を並べることになるが、「たったひとりでも『この映画が好きだ』と言う人がいれば、作っていけるという気持ちでやっています」と、熱い映画への想いを語る瀬々監督だった。また、TIFFでは監督デビュー30周年を迎えた原恵一監督のアニメーション特集「映画監督原恵一の世界」が組まれ、『映画クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』などの『クレヨンしんちゃん』シリーズのほか、『カラフル』、『はじまりのみち』など計7タイトルの上映も予定している。黄色いTシャツに黒いキャラクターのアニメーションがプリントされた洋服で現れた原監督は「いま作っている作品のヒントです。たくさん撮ってください!」と集まった記者陣に向かってニッコリ。原監督は「人に見られて恥ずかしいものは1本も作ってきていないつもりです。過去作が大きい映画祭で観てもらえるのは新作のためにもなるし、非常にうれしく思っています」と笑顔を広げた。さらに、今年で30回を迎えることになったTIFFについて、原監督は「この先も映画祭が続いて、世界4大映画祭くらいに育ってくれればいい。コンペにアニメーション作品も混ぜてくれるような映画祭になってくれれば、そのときにはぜひ僕の作品を」とかわいらしくアピールしていた。そのほか、ラインナップ発表会見には、佐々木心音、山田愛奈、大九明子監督が出席した。「第30回東京国際映画祭」は10月25日(水)より開幕。(cinamacafe.net)
2017年09月26日ダニエル・クレイグがぶっ飛んだ悪人を演じることでも話題の『ローガン・ラッキー』から、日本版予告が到着。また、本作が第30回東京国際映画祭(TIFF)の特別招待作品として先行上映されることに合わせ、スティーヴン・ソダーバーグ監督の6年ぶりの来日も決定した。本作の主人公は、チャニング・テイタム演じるジミーと、アダム・ドライバー演じるクライドの“ローガン”兄弟。この先祖代々続くローガン一家は、ことごとく運がない。兄のジミーはアメフト界の英雄だったが怪我を機に引退し、弟のクライドはイラク戦争で片腕を失った元軍人だ。このたび到着した予告映像の冒頭では、いまでは炭鉱作業員として働くジミーが、上司から「ここを離れてもらいたい」と告げられる姿が映し出される。仕事をクビになり、妻には逃げられ、人生のどん底に落ちてしまったジミー。そこで、弟クライドと妹・メリー(ライリー・キーオ)に、全米最大のNASCARのレース開催中に売上金を強奪する計画を持ち掛ける。この一発逆転の大チャンスにかけた兄弟が作戦の協力を仰いだのは、“爆弾魔”ジョー・バング。演じているのは早くも話題沸騰中、『007』シリーズのシックな男気あふれる“ジェームズ・ボンド”役でおなじみ、ダニエル・クレイグだ。「俺は、“服役中”なんだぞ」と兄弟の無謀すぎる計画に渋るものの、「俺たちが脱獄させる」というジミーのひと言で、微かにジョーの目の色が変わり…。本作では、これまで演じた役どころとは180度真逆のキャラクターを熱演するクレイグ。ブリーチした金髪に全身タトゥーのぶっ飛んだ悪人を演じ、今回の映像でも、その“クレイジー”な一面を垣間見せている。さらに映像には、爆弾を仕掛けるジョーと、一歩遅れて逃げ出すローガン兄弟、さらにはジョーが収容されている刑務所で巻き起こる乱闘騒ぎの様子もお披露目。そして、「ジミー・ローガンを調べて」と呟くFBI捜査官サラ・グレイソン(ヒラリー・スワンク)の姿もあり、ローガン兄弟に襲い掛かる、さらなる“不運”を予感させるシーンが次々と映し出され、苦笑せずにはいられない!?“世界一不運”なローガン兄弟率いる“史上最低のドリームチーム”は、狙い通り、前代未聞の作戦を成功させ、大金を手に入れることはできるのか!?ド素人の強盗団が仕掛ける計画の行く末に、目が離せそうもない!また、超豪華なキャスト陣をまとめあげたのは、久々に映画界に復帰したソダーバーグ監督。2001年『エリン・ブロコビッチ』、『トラフィック』の2作同時アカデミー賞ノミネート&受賞を果たし、2013年に映画界から引退を表明していたが、4年ぶりの新作は「今作が撮りたくてまた戻ってきたんだ」と語るほどに熱の入った作品になっている。10月25日(水)~11月3日(祝・金)開催の第30回東京国際映画祭では、『コンテイジョン』以来、6年ぶりとなる来日が決定。「ソダーバーグ監督、ここに復活!」といわんばかりに世界中で巻き起こり始めている“ソダーバーグ旋風”が、いよいよ日本にも到来する。『ローガン・ラッキー』は11月18日(土)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年09月20日今年で第30回という節目の年を迎える「東京国際映画祭」が、10月25日(水)~11月3日(金・祝)に開催される。この度その開催に先立ち、30回記念「特別招待作品」ラインナップが発表され、本日9月16日(土)より本映画祭の予告編も劇場にて上映が開始されることが分かった。記念すべき本年のオープニング作品には、荒川弘の人気漫画を原作に、「Hey! Say! JUMP」山田涼介主演で実写映画化した『鋼の錬金術師』。山田さんが主人公・エド役を演じるほか、本田翼、ディーン・フジオカ、松雪泰子、佐藤隆太など豪華キャストが集結していることでも話題だ。さらに今年は、第30回オープニングスペシャルとして、チェン・カイコーが監督を務めた日中共同製作映画史上最大のビッグプロジェクトとして注目される『空海-KU-KAI-』の特別フッテージがオープニングセレモニーにて上映。こちらは、唐の時代、日本から遣唐使として中国へ渡った僧侶・空海が、詩人・白楽天とともに歴史を揺るがす巨大な謎に迫るというストーリー。染谷将太が空海役を演じている。そのほかには、アレハンドロ・ホドロフスキー監督作『エンドレス・ポエトリー』、流牙シリーズの集大成といっても過言ではない、栗山航ら身体能力の優れた俳優陣で贈る『牙狼<GARO>神ノ牙-KAMINOKIBA』、シャーリーズ・セロンら豪華キャストが声をあて、日本を舞台に描くストップモーションアニメ『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』、第74回ベネチア映画祭脚本賞を受賞した究極のクライム・サスペンス・ドラマ『スリー・ビルボード・アウトサイド・エビング、ミズーリ』(原題)、同じく第74回ベネチア映画祭にて金獅子賞受賞した『シェイプ・オブ・ウォーター』(原題)、全国高校写真部の日本一を決める実在の大会「写真甲子園」を映画化した『写真甲子園 0.5秒の夏』。「関ジャニ∞」丸山隆平が元泥棒役で映画単独初主演する『泥棒役者』、広瀬アリスが巫女役を務める『巫女っちゃけん。』、アジアを代表するチャン・チェンが日本のSABU監督のもと主演を務め、第67回ベルリン国際映画祭コンペティション部門に出品された『Mr Long/ミスター・ロン』、第27回山本周五郎賞・第151回直木三十五賞の候補になった伊吹有喜の同名小説を完全映画化した『ミッドナイト・バス』、ギヨーム・ルナール監督作『MUTAFUKAZ』、世界的音楽家・坂本龍一に5年間密着取材し実現したドキュメンタリー作品『Ryuichi Sakamoto: CODA』、そして『オーシャンズ11』のスティーヴン・ソダーバーグ監督の復帰作『ローガン・ラッキー』がラインナップ。またクロージング作品には、元アメリカ副大統領アル・ゴアが地球温暖化問題に警鐘を鳴らす注目のドキュメンタリー映画『不都合な真実2:放置された地球』が上映される。「第30回東京国際映画祭」は10月25日(水)~11月3日(金・祝)の期間で開催。(cinemacafe.net)■関連作品:泥棒役者 2017年11月、TOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開(C) 2017「泥棒役者」製作委員会
2017年09月16日10月25日~11月3日に東京・六本木ヒルズを中心に開催される第30回東京国際映画祭(TIFF)の「特別招待作品」のラインナップが16日に発表された。オープニング作品は、荒川弘氏の人気漫画をHey! Say! JUMP・山田涼介主演で実写映画化した『鋼の錬金術師』。クロージング作品は、元アメリカ副大統領アル・ゴア氏が地球温暖化問題に警鐘を鳴らすドキュメンタリー映画『不都合な真実 2:放置された地球』に決定した。また、今年は第30回オープニングスペシャルとして、巨匠チェン・カイコー監督作品、日中共同製作映画史上最大のビッグプロジェクトとして注目される『空海-KU-KAI-』の特別フッテージがオープニングセレモニーにて上映される。オープニング作品『鋼の錬金術師』のほか、日本からは「牙狼<GARO>」シリーズ最新作『牙狼<GARO>神ノ牙-KAMINOKIBA』、全国高校写真部の日本一を決める実在の大会「写真甲子園」に焦点を当てた『写真甲子園 0.5秒の夏』、関ジャニ∞・丸山隆平の映画単独初主演作『泥棒役者』、広瀬アリスが巫女役で主演を務める『巫女っちゃけん。』、伊吹有喜の小説を原田泰造主演で映画化した『ミッドナイト・バス』が選出された。また、世界的音楽家・坂本龍一を追った日米合作のドキュメンタリー映画『Ryuichi Sakamoto: CODA』も上映される。○第30回東京国際映画祭 「特別招待作品」ラインナップ一覧オープニング作品『鋼の錬金術師』(監督:曽利文彦)クロージング作品『不都合な真実 2:放置された地球』(監督:ボニー・コーエン/ジョン・シェンク)『エンドレス・ポエトリー』(監督:アレハンドロ・ホドロフスキー)『牙狼<GARO>神ノ牙-KAMINOKIBA』(監督:雨宮慶太)『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』(監督:トラヴィス・ナイト)『スリー・ビルボード・アウトサイド・エビング、ミズーリ(原題)』(監督:マーティン・マクドナー)『シェイプ・オブ・ウォーター(原題)』(監督:ギレルモ・デル・トロ)『写真甲子園 0.5 秒の夏』(監督:菅原浩志)『泥棒役者』(監督:西田征史)『巫女っちゃけん。』(監督:グ スーヨン)『Mr Long/ミスター・ロン』(監督:SABU)『ミッドナイト・バス』(監督:竹下昌男)『MUTAFUKAZ』(監督:ギヨーム・ルナール)『Ryuichi Sakamoto: CODA』(監督:スティーブン・ノムラ・シブル)『ローガン・ラッキー』(監督:スティーヴン・ソダーバーグ)
2017年09月16日昨年の東京国際映画祭でグランプリを獲得した『ブルーム・オブ・イエスタデイ』が、9月30日(土)より公開される。ナチス戦犯を祖父に持つ男性と、その犠牲者となった祖母を持つ女性が出会い、未来のために過去をふり返る様子をユーモアたっぷりに描いた本作から、かわいさをふりまくパグ犬の“ガンジー”の本編映像がいち早くシネマカフェに到着した。本作の主人公は、ナチスの戦犯を祖父に持ち、家族の罪と向き合うためにホロコーストの研究に人生を捧げるトトと、ナチスの犠牲者となった祖母を持ち、やはりホロコーストの研究に青春を捧げるユダヤ人のザジ。スタートは真逆だが、同じ目標に向かう2人が、自分たちのルーツを探す旅を通して人生を再発見する希望の物語。本作でトトが務めるホロコースト研究所のマスコット的存在が、ブサカワ犬の“ガンジーだ。研究所のノルクス教授の愛犬で、研究所の職員からも可愛がられている。突然の発作で急死をしてしまったノルクス教授の代わりに、妻が獣医でもある研究員のトト(ラース・アイディンガー)が彼の世話を引き受けることに。もちろん、インターンとして研究所にやってくるザジ(アデル・エネル)のお迎えにもガンジーを連れていく。映像では、空港で出会った2人のかみ合わないやりとりも笑いを誘う。「私ならこの子を安楽死させる」とザジ。「ガンジーを?」と驚くトトに、「父は“ドイツの犬は安楽死だ”と。特にヒトラーの犬はね。なんだっけ…」「シェパード」「それ、シェパードは安楽死させろと」と、ザジはガンジーを目の前にして早速、独自の思想を語り出すのだった…。トトを演じるのは、『パーソナル・ショッパー』などオリヴィエ・アサイヤス監督作品で知られるラース・アイディンガー。ザジに扮するのは、ダルデンヌ兄弟監督の『午後8時の訪問者』も話題を呼んだ、セザール賞2度の受賞を誇る最旬女優アデル・エネル。この2人のなりゆきをいつも困った顔をして見つめるガンジーは、本作でどのような役割を担っているのか、期待していて!『ブルーム・オブ・イエスタディ』は9月30日(土)よりBunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年09月03日