新潟県糸魚川市の平成27年開業予定の北陸新幹線高架橋で「北陸新幹線レールウォークin糸魚川」と題したウォーキングイベントが開催される。高架橋を歩けるチャンスは今年が最後だ。開催日時は10月28日(日)。高架橋の他、工事中の新幹線の駅もコースに入っており、富山や長野の山々の自然風景と英知の結晶である新幹線工事を同時に見ることが出来る。悪天候などの理由により中止となる可能性もある。参加費は無料。申し込みは往復ハガキで、糸魚川市北陸新幹線対策協議会事務局:都市整備課・新幹線推進係まで。コースは、寺島工事用昇降階段(糸魚川警察署裏付近)から北陸新幹線糸魚川駅に至る約1.5kmの「標準コース」と、須沢工事用昇降階段(国道8号と青海通り線交差点付近)から北陸新幹線糸魚川駅に至る3.2kmの「健脚コース」に分かれる。参加対象は「標準コース」は小学生以上、「健脚コース」は小学校4年生以上。ただし、健脚コースは距離が長いので体力に自信のない人は「標準コース」が無難。いずれのコースも小学生は保護者の同伴が必要。「標準コース」のウォーキングは3回実施される。スタート時間は1回目8:30受付、9:00出発、2回目12:00受付、12:30出発、3回目13:00受付、13:30出発。「健脚コース」は2回実施され、1回目9:30受付、10:00出発、2回目は10:30受付、11:00出発となる。おのおの市役所前で受付を行い、バスでウォーキング開始位置まで移動する。参加定員は各コース1回につき50名。「標準コース」は3回で150名、「健脚コース」は2回で100名となる。北陸新幹線は、現在営業している長野駅から、上越、富山、金沢、福井を経由して大阪に至る構想で、東京からの総延長距離700キロになる。平成27年に開業を予定しているのは、長野から金沢までの区間だ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月17日長距離移動のときに利用することが多い新幹線。遅延が少なく便利で快適な交通手段だと思うが、さらにこんなサービスがあったらもっと便利になると思うものは何だろうか。マイナビニュース会員の男女1,000名に聞いてみた。Q.新幹線にあったらいいもの・サービスを教えてください(複数回答)1位 仮眠室 12.7%2位 個室 12.4%3位 マッサージチェア 10.0%4位 フルフラットにできる座席 8.7%5位 映画 8.5%■仮眠室・「移動中に睡眠をとることが多いから」(24歳男性/通信/技術職)・「無理な姿勢で眠ると疲れる」(29歳男性/電機/技術職)・「質の高い睡眠をとることができそうだから」(28歳女性/商社・卸/事務系専門職)■個室・「周りの目を気にせずゆっくりできそうだから」(30歳女性/その他/その他)・「隣の人がうるさかったりするとイヤだから」(28歳女性/その他/その他)・「集中して仕事ができるから」(32歳男性/情報・IT/営業職)■マッサージチェア・「長時間の乗車になるので、リラックスする上で重宝すると思うから」(40歳男性/機械・精密機器/技術職)・「長時間座りっぱなしは体がこるので」(32歳女性/ソフトウェア/事務系専門職)・「移動中にリフレッシュできるから」(27歳女性/情報・IT/事務系専門職)■フルフラットにできる座席・「ぐっすり眠れそうだから」(34歳女性/商社・卸/事務系専門職)・「足を思いっ切り伸ばして休みたいから」(22歳男性/学生/その他)・「やはりずっと座っていると腰が痛くなるので」(25歳女性/金融・証券/専門職)■映画・「新幹線も飛行機みたいに映画を見られたら、価値が出ると思う」(25歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)・「いつも、寝るか景色を眺めるしかないから」(25歳男性/医薬品・化粧品/営業職)・「退屈な時間を楽しくできるから」(28歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)■番外編: こんなサービスも欲しい!・「託児所: 帰省で新幹線を使うが、毎回子供の相手に手を焼いて、到着するころには疲れているので」(29歳女性/その他/その他)・「喫茶店: 景色を見ながらカフェ気分を味わえるのは楽しそう」(30歳女性/情報・IT/秘書・アシスタント職)・「食堂: 慌てて駅弁を買わなくて済む」(31歳女性/自動車関連/秘書・アシスタント職)■総評1位に選ばれたのは「仮眠室」だった。より快適に睡眠をとりたいと考えている人が多いようで、「体を伸ばして寝られるとよさそう」「気兼ねなく寝られる」といった意見が多かった。2位は「個室」で、「周囲を気にせずのんびり過ごしたいから」など、プライベートな空間を望む回答が目立つ結果に。3位は「マッサージチェア」。こちらは「ずっと座っていると肩がこるから」「腰が痛くなるから」などの回答が最も多かった。続いて4位は「フルフラットにできる座席」で、「寝ころんで行けたら、快適だと思う」「寝るのに快適そうだから」といった声が多く寄せられた。そして5位は「映画」。移動中は退屈している人が多いようで、「時間つぶしになるから」「退屈な乗車時間があっという間にすぎるので」といった意見が多かった。移動時間を楽しく過ごすというよりも、周囲に気兼ねなく寝たいと考えている人が多かった今回のアンケート。5位以内にランクインはしなかったが、整体マッサージがあったら「1時間ほどやってもらえたら絶対利用する!! 」など、癒やしを求める声も多く寄せられる結果に。何かとストレスが多い現代社会。お疲れ気味の人がリラックスできるサービスをもっと充実させて欲しいものである。(文・アリウープ 高橋賢司)調査時期: 2012年8月31日~2012年9月4日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性457名 女性543名合計1,000名調査方法: インターネットログイン式アンケート【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月14日度々報道されている新幹線開業のニュース。新幹線開業によって観光客増加など経済効果が期待でき、その動向に注目している人も多いことだろう。今回は、開業が待ち遠しい新幹線(基本計画路線も含む)をマイナビニュース会員の男女1,000名に聞いてみた。Q.開業が待ち遠しい新幹線を教えてください(複数回答)1位 リニア中央新幹線 37.6%2位 北海道新幹線 新青森-新函館間 11.0%3位 四国新幹線 8.2%4位 北陸新幹線 長野-金沢間 7.8%5位 山陰新幹線 4.3%■リニア中央新幹線・「日本の首都と大都市間がより密接につながることで、経済も上向きになりそう」(24歳女性/金融・証券/事務系専門職)・「リニアになったら、新幹線よりもどのくらい時間が早くなるのか知りたいから」(27歳女性/生保・損保/専門職)・「どのくらい速いのか気になるので」(28歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/事務系専門職)■北海道新幹線 新青森-新函館間・「海底トンネルを新幹線で通ってみたい」(45歳男性/自動車関連/その他)・「北海道観光がしやすくなる」(24歳女性/商社・卸/事務系専門職)・「海を越えちゃうところが、ちょっとわくわくします」(32歳女性/ソフトウェア/事務系専門職)■四国新幹線・「四国に行く際、毎回ものすごく時間がかかるから」(23歳女性/マスコミ・広告/クリエイティブ職)・「四国には特急しかないし、岡山でいちいち乗り換えずに行けることを期待しています」(26歳女性/生保・損保/事務系専門職)・「大阪から一本で行ける場所が増えると便利なので」(28歳女性/医薬品・化粧品/技術職)■北陸新幹線 長野-金沢間・「東京から実はとっても行きにくかったから」(29歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「地元の大事な路線として長年の夢、待ち遠しいです」(31歳男性/学校・教育関連/専門職)・「金沢にいくルートが限られるから、できたらもっと気軽に行けそう」(40歳女性/学校・教育関連/専門職)■山陰新幹線・「山陰を発展させるにはこれしかないと思うから」(25歳男性/電力・ガス・石油/技術職)・「関西から山陰には行きにくいから」(24歳男性/電力・ガス・石油/その他)・「大阪からの足が増えるのはうれしい」(23歳女性/商社・卸/営業職)■番外編: こちらの開業も待ち遠しい!・「中国横断新幹線(岡山市-松江市):中国地方にいるが、簡単に松江までいけたら、気軽に旅行に行けそう」(26歳男性/小売店/販売職・サービス系)■総評1位に選ばれたのは「リニア中央新幹線」で、どのくらい速いのか気になるといった回答が最も多かった。また「ディズニーランドに開演前に到着できそう」「リニアは子供の頃から夢の乗り物だったから」など、期待に胸を膨らませる意見も多数寄せられた。2位は「北海道新幹線 新青森-新函館間」。北海道に行きやすくなるからという意見が最も多かったが「海底トンネルをもぐりたいから」「北海道の大地を走る新幹線を本気で見てみたいから」など、様々な回答が寄せられた。3位は「四国新幹線」。こちらは四国への交通の便が悪いと感じていた人が多いようで「今、四国へ行くのは車で行くしかないので不便だから」といった回答が目立った。続いて4位は「北陸新幹線 長野-金沢間」。「生まれ故郷の新幹線が伸びるから」「地元なので、はよしてほしい」など、開業を待ちわびる地元からの声が多く寄せられた。そして5位は「山陰新幹線」。こちらは「下関に行ってみたいから」など、便利になったら山陰に行ってみたいといった声が目立った。リニア中央新幹線が多くの支持を獲得した今回のアンケート。東京から名古屋まで、新幹線の所要時間は約1時間40分だが、開業すれば約40分で行くことができるということで「夢の愛知から東京間の通勤が可能になるかも!」などの回答も寄せられた。最高時速500キロというスピードはどのようなものなのか、早く体験してみたいものである。(文・アリウープ 高橋賢司)調査時期: 2012年8月21日~2012年8月27日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性444名 女性556名合計1,000名調査方法: インターネットログイン式アンケート【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月14日長野新幹線が10月1日に開業15周年を迎えるのを記念し、10月上旬よりSuicaのキャラクター「Suicaペンギン」のラッピング新幹線を運行する。「Suicaペンギン」ラッピング新幹線は長野新幹線を走るE2系車両4編成に登場。りんごや信州そばといった長野の名物のほか、真田幸村・地獄谷温泉・白馬ジャンプ台など沿線各地の観光素材と「Suicaペンギン」がコラボした画像をラッピングし、12月下旬まで記念運行する予定。運行日は決定次第、JR東日本長野支社ウェブサイトにて発表される予定だ。開業15周年を迎える10月1日には記念入場券も発売される。長野駅から安中榛名駅までの長野新幹線5駅の硬券入場券がセットになっており、価格は700円(台紙付き)。入場券には10月1日の日付が入る。長野駅、上田駅、佐久平駅、軽井沢駅、安中榛名駅の各駅にて9時より発売。2,000セット限定(1人5セットまでの購入制限あり)で、売り切れ次第終了となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月13日JR西日本は10月21日、博多総合車両所にて「新幹線ふれあいデー」を実施する。このほどイベント内容が発表され、各種車両の展示・見学、鉄道を支える技術の実演や展示、その他さまざまな催しを予定しているとのこと。車両展示を行うのは、新幹線電気軌道総合試験車「ドクターイエロー」、0系新幹線、高速試験車両「WIN350」、グランドひかり食堂車(100N系)。WIN350と100N系は車内も公開する。また、当日10時の開門と同時に正門と北門にて配布する整理券を入手した人を対象に、N700系(N編成16両)と700系(B編成16両)の運転台見学も行われる。鉄道を支える技術の実演・展示としては、新幹線をリフチングジャッキで持ち上げる「車両ジャッキアップ」、新幹線の救援作業に用いる「救援連結器の取り扱い」を、それぞれ時間を区切って実演。見学者がスイッチを押してパンタグラフを上下させる「パンタグラフ動作体験」、台車走行試験装置や各種台車・モーターが見学できる「台車検修場開放」も行う。その他、本部棟の屋上展望台と展示室の公開、300系新幹線との綱引き大会、スタンプラリー、各種物販などが予定されている。また、事前申し込みが必要な催しとして、新幹線が洗浄機を通過する様子を車内から見学する「洗浄線乗車体験」も実施。参加希望者は郵便ハガキに郵便番号、住所、氏名(1組4名まで)などを記入の上、「洗浄線乗車体験事務局」まで郵送する必要があり、締め切りは9月30日(必着)。抽選で300組(1,200名)に参加権利が当たる。当選者には当選ハガキが郵送される。同イベントの開催時間は10:00~16:00。荒天の場合は中止となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月07日JR東日本とJR西日本は4日、北陸新幹線の金沢開業に向けて新型新幹線車両を共同開発することを発表した。北陸新幹線長野~金沢間は2014年度末の開業を予定している。新型車両E7系(JR東日本)・W7系(JR西日本)は12両編成で、北陸新幹線における営業最高速度は時速260km。車両のトータルコンセプトは「大人の琴線に触れる『洗練さ』と心と体の『ゆとり・解放感』」で、「洗練さ」「ゆとり・解放感」に共通するキーワード”和”をもとに、車両デザインのコンセプトを「”和”の未来」とした。先頭形状は「ワンモーションライン」とネーミングされたシンプルな流線形で構成され、スピード感と精悍さを表現している。環境性能も考慮し、空気力学的な最適形状とするデザインを採用した。一方、車体上部に空色、車体色にアイボリーホワイト、帯に銅色・空色と、日本の伝統的な色使いも取り入れた。東北新幹線E5系に続き、北陸新幹線用新型車両にもグランクラスを導入。12号車がグランクラス(定員18名)車両となり、フルアクティブサスペンションを採用して乗り心地も向上している。11号車はグリーン車(定員63名)、1~10号車は普通車(定員853名)となり、グランクラスとグリーン車の全席、普通車の窓側および車端部に電源コンセントを設置する。すべての洋式トイレに温水洗浄機能付便座を設置し、改良型ハンドル形電動車いすに対応した多目的室や大型洋式トイレも設けるなど、サービス設備やバリアフリー設備も充実。地震発生時の安全対策として、ブレーキ性能の向上などブレーキ距離を短縮する対策も施された。北陸新幹線の新型車両に関して、JR東日本は2013年秋、JR西日本は2014年春にそれぞれ第1編成が落成予定となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月05日住友商事はこのほど、ウクライナで使用されている警察車両の更新プロジェクトに関して、警察車両仕様の「プリウス」1,200台を納入する契約を締結した。契約金額は3,400万米ドルで、来年2月頃から納入する。この警察車両更新プロジェクトは、独立行政法人の新エネルギー・産業技術総合開発機構とウクライナ環境投資庁が交わしたグリーン投資スキームに関する契約に基づき、GIS事業として実施される。住友商事がウクライナ環境投資庁傘下のDERZHEKOINVEST社との間で、警察車両仕様の「プリウス」約1,200台を納入する契約を締結した。最新技術を搭載した「プリウス」を警察車両として採用することにより、大幅に燃費効率を向上させ、二酸化炭素排出を7割程度削減することが可能となる見込み。同国ではいわゆるエコカーに対する補助金制度が存在していないなどの理由で、ハイブリッド車、電気自動車の普及は進んでいない。1,200台ものハイブリッド車両を官公庁向けに納入することにより、温暖化対策に有効であることはもちろん、同国の環境意識の高まりを刺激することが可能となる。ウクライナは、ロシアを除く東欧地域では最大の人口4,500万人を有し、欧州およびユーラシア地域において地政学的に重要な地位を占めている。長期的には経済発展が期待されており、住友商事は1993年にキエフ事務所を開設し、自動車、建設機械、農薬、発電設備などのビジネスを展開しいる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月03日東京メトログループのメトロコマースは9月1日、銀座線の新型車両1000系をモチーフにしたセラミック製コースターを発売する。表面のデザインは、1000系車両を全面に描いたものと、走行中の1000系と沿線の街並みを組み合わせたものの2種類。セラミック製で吸水性と耐熱性に優れているため、コップに付いた水滴をしっかりと吸い取ることができ、熱い飲み物も乗せられる。直径103mm、厚さ7mm。価格は各種とも900円。地下鉄博物館および書泉グランデにて販売するほか、オンラインショップ「メトロの缶詰」でも取り扱う。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月02日日本生まれのブロックおもちゃ「LaQ(ラキュー)」は、平面や立体、さらには球面まで自在に形が造れるのが特長。パーツを組み合わせるときに鳴るパチッという音や感触も心地よく、子どもたちのあいだで大人気。そんなLaQの魅力が盛りだくさんのイベント「LaQフェスタ」が、2012年9月8日(土)・9日(日)にパナソニックセンター東京で開催される。展示会場には、新商品のモデルや大型モデル、ジオラマなどユニークな展示がズラリと並び、見ごたえたっぷり。おうちで真似したくなる作品も多いはず。体験会場には、40万以上ものパーツが入った「巨大LaQプール」が登場するほか、作った作品を飾れるコーナーや記念撮影コーナー、ハマクロンスライダー(タイヤのパーツ「ハマクロン」で作った作品を転がして遊ぶコーナー)などもあり、思いっきり楽しめる。LaQファン憧れの存在(!?)、LaQの達人である「LaQハカセ」によるLaQ教室も開講される。LaQの遊び方やテクニックを直接教われる貴重なチャンス! LaQを使ったゲーム大会もあり、こちらも白熱しそう。さらに今回は、会場で数量限定のレアなLaQ商品も販売。各日500個限定というから要チェック(予定価格税込1,000円 ※混雑緩和のため整理券と引き換えに販売。予定枚数に達し次第配布終了。1家族様につき1個まで)。ちなみに展示会場は入場自由。そのほかの会場のタイムスケジュールはオフィシャルサイト()を確認してください。楽しみながら自然に創造力や集中力を培ってくれるLaQ。ぜひこの機会に楽しんでみては。LaQフェスタ in パナソニックセンター東京日時:2012年9月8日(土)、9日(日) 10:00~18:00会場:パナソニックセンター東京 (1Fアトリウム・ホール・スタジオ)アクセス:りんかい線「国際展示場駅」徒歩2分、ゆりかもめ「有明駅」徒歩3分※当日は周辺混雑が予想されます。公共交通機関をご利用頂き、お車でのご来場はご遠慮ください。入場料:無料※パナソニックセンター東京施設リスーピア3階ディスカバリーフィールドのみ大人500円※開始予定時刻より早くにご来場頂いても、設営準備のため対応できない場合がございます。※体験スペースは時間入替制です。当日体験入場リストバンドを配布いたします。(定員に達し次第配布終了)※教室・ゲームは、当日入場整理券を配布します。(定員に達し次第配布終了) 取材/古屋江美子
2012年08月30日東京急行電鉄はこのほど、東急線のマスコットキャラクターを発表した。同社の主力車両5000系をモチーフにしたデザインで、今後公募によって名前を決める。キャラクター設定は5000系車両に準じたものとなっており、設定上の誕生日は5000系が営業運転を開始した2002年5月。おちゃめだが優しくもの静かな(人と環境に優しい)性格で、何をするにもあまり力を入れずにサラッとやってしまう器用さ(使用電力40%削減)が特徴。人知れずダイエット(軽量化)に励む真面目な一面もあるとのこと。東急バスのイメージキャラクター「ノッテちゃん」とはいとこ同士。東急電鉄では、新キャラクターを東横線と東京メトロ副都心線との相互直通運転のPRや各種イベントに積極的に活用したいとしている。キャラクター名の公募は、8月28日から専用サイトにて受け付ける。締め切りは9月28日午後5時。選考の上、採用者(同じ名称が多数の場合は抽選)には東急グループ商品券5万円分を、応募者全員の中から抽選で50名に東急線オリジナルグッズをプレゼントする。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月24日GMOクラウドは、これまでの日本(東京)と米国(サンノゼ)の2拠点に加え、マレーシアに新たなデータセンターを開設し、8月21日よりサービス提供を開始すると発表した。これによりユーザーは、3拠点でBCP対策やディザスタリカバリ対策として、「マルチロケーションサービス」を利用できる。近年、日本企業の海外進出が積極的に行われており、ITインフラの拠点としてマレーシアやシンガポール、フィリピンなど、アジアの主要都市に注目が集まっており、GMOクラウドにおいても、こうした日本企業の海外進出をITインフラの提供を通じて支えるべく、マレーシアのクアラルンプール市内にデータセンターを開設することにしたという。マレーシア拠点においてもパブリッククラウドサービス「GMOクラウドPublic」が提供され、VM(Virtual Machine)に対して自由にリソースを割り当てられる(ハイパーバイザーとしては、「Xen」を採用)。そして、「GMOクラウドPublic」独自の管理画面「クラウドポータル」では、東京とサンノゼ、マレーシアの複数拠点を一括管理することが可能。マレーシア拠点の月額料金は、3,500円(仮想CPU1コア、メモリ2GB、ディスク容量20GB)から。
2012年08月21日JR東日本仙台支社はこのほど、東北新幹線E4系「Maxやまびこ」の引退記念ツアーを発売した。E4系「Maxやまびこ」が団体臨時列車として仙台~東京間を運行するもので、新幹線トレインジャーの「マックス勇山(ゆうざん)」が同乗するほか、車内ではE4系ぬり絵の配布や希望者による車内アナウンス体験などを実施する。東北新幹線E4系「Maxやまびこ」は1997年12月にデビュー。今年9月29日のダイヤ改正にともない、東北新幹線での定期列車の運転を終了する。記念ツアー「ありがとう! Maxやまびこ号(E4系)で行く東京の旅」の出発日は9月22日。日帰りコースと宿泊(1泊2日)コースが設定されており、日帰りコースは鉄道博物館入館や東京ディズニーリゾート入場、大相撲九月場所観戦など4コースの中から選べる。宿泊コースでは、新宿京王プラザホテルのツインルームに宿泊できる(限定30室)。価格は1万1,800~2万500円。なお、TYO ClubウェブサイトからTYO会員に入会した上で同サイトより申し込むと、1,000円の割引が適用されるとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月09日JR九州大分支社はこのほど、企画ツアー「国鉄色485系車両に乗って、改修前の門司港駅を見学しよう」を発売した。大分駅から同支社所属の国鉄色の車両に乗り、今秋から約6年間かけて大がかりな保存修理工事が行われる門司港駅を訪れるツアー。当日は車両にオリジナルヘッドマークなどを装着して運転する。車内では客室乗務員によるワゴン販売やイベントが実施されるほか、飲み放題のハイボール専用コーナーが設置される。目的地の門司港駅では、駅長が同駅に関する歴史的なうんちくや建物の案内を行う「駅舎バックステージツアー」や、485系車両の撮影会を実施。駅前広場などでも各種イベントが計画されている。ツアー実施日は9月16日。旅行代金は大人7,500~1万円(出発駅による)。参加特典として九州鉄道記念館の入場券と門司港駅記念乗車券が付く。募集定員は150名(最小催行人数50名)。参加申し込みはJR九州大分支社にて受け付けている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月09日お盆の帰省ラッシュを前に、JAFは事前の車両チェックを呼びかけている。お盆期間中は救援依頼が急増するが、事前に車両をチェックすれば回避できるトラブルが多いためだ。JAFの発表によると、昨年のお盆期間中(8月12~16日)に高速道路でJAFが実施したロードサービス救援は全国で3,563件。1日平均では712.6件となり、これは平常時の2倍強となっている。トラブルの内容ではパンクが最も多く1,055件、ついで燃料切れの372件、バッテリー上がりの261件と続く。パンクは突発的なトラブルと思われがちだが、高速道路でのパンクは空気圧の不足が原因であるケースが多く、事前に空気圧をチェックすれば回避できる。空気圧の低下は燃費の悪化も招くので、その意味でもチェックは重要だ。バッテリーについては渋滞中に電装品の使いすぎに注意することも大切だが、事前にディーラーなどで専用のテスターを使ってバッテリーの状態をチェックしてもらい、必要なら交換しておくことでトラブルを防げる。なお、高速道路でのトラブルの際は、ガードレールの外など安全な場所に退避してから救援依頼をするように、JAFでは呼びかけている。路肩に停車している車両に走行している車両が衝突する事故は後を絶たない。安全な場所に退避するだけでなく、停止表示板を設置するなどして安全を確保するのがドライバーの義務だ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月09日カーシェアリング・ジャパンは2日、東京・渋谷のセルリアンタワーステーションに、新世代のFRスポーツカー「トヨタ86(ハチロク)」をカーシェア車両として導入した。主要カーシェア会社による同車の導入はこれが初めてとなる。同車は、1980年代に一世を風靡(ふうび)した「AE86型カローラレビン/スプリンタートレノ(通称ハチロク)」の名を継承した次世代スポーツカー。1960年代の名車「トヨタ・スポーツ800」、「トヨタ2000GT」からインスピレーションを得ている。トヨタとスバルの共同開発による水平対向エンジンを搭載。FRスポーツカーならではの「運転する楽しさ」を追求した走行性能に加え、現代のクルマに求められる燃費などの環境性能も装備されているというなお、同ステーションには、世界初のハイブリッド・スポーツカー「ホンダCR-Z」も設置。乗り心地を比較することもできる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月02日高速道路を走っていると、普通自動車のほかに、重機などを積載した大型トレーラーや観光バスなど、さまざまな車両を見かけます。しかし、高速道路は一定の規格で作られているため、どんな車両でも自由に通行できるわけではありません。道路構造物を守り、交通の危険を防止するため、自由に道路を通行できる規格(幅、長さ、高さ、重さ等)の限度値(一般的制限値)が道路法の政令「車両制限令」により定められているのです。一般的制限値を超えてしまった車両(車両制限令違反車両)の通行は、道路に大きな損傷を与えたり、事故の際に重大な結果を招く危険性があります。そのため、やむを得ず、一般的限度値を超過する車両の通行には、事前に道路管理者に申請を行い、特殊車両通行許可が必要になります。車両制限令違反をすると、NEXCO各社より命令書が発行されます。さらに、命令書が発行された3カ月間で違反を繰り返すと、ペナルティ(ETC割引停止などの措置)が発生します。こうした罰則があるにもかかわらず、法令に違反した状態で道路を通行している車両が後を絶たないのが現状です。NEXCO東日本関東支社管内を例に挙げると、2010年度に取締で検問した約5800台のうち、車両制限令違反で措置命令されたのは約1800台に上り、その約半数は違反車両「総重量違反」でした。過去には総重量93tの車両が68t超過(一般的制限値25t)で車両制限令違反の措置命令を受けたケースもありました。NEXCO各社は、積荷を落下する恐れのある”積載不適当車両”の指導取締役も行っており、落下物による事故等を防ぐように努めています。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月26日JR東海は25日、東海道新幹線N700系以降の技術開発成果を採用したN700A(N700系1000番代)の車両シンボルマークとインテリアデザインを発表した。車両シンボルマークは、奇数号車の両側の車体側面(1編成あたり計16カ所)に配置されることに。東海道新幹線のシンボルといえる青帯と、「Advanced」の頭文字「A」が一体化。「SHINKANSEN series N700 Advanced」とも刻まれており、N700系からの進化を力強く表現するデザインとなっている。インテリアについては、グリーン車、普通車ともにN700系のインテリアを継承しつつ、座席モケットのデザインが変更されている。グリーン車は茶色をベースに生地を霞(かすみ)模様に織り、より落着きを持たせた車内に。普通車は青色をベースに、生地を流れ模様に織ることで、明るく開放感のある車内を演出した。シートのクッション素材には、日本の新幹線では初めて100%リサイクル可能なポリエステルを採用したという。また、トイレや洗面室の照明にLEDを採用するなど、車内の照明電力をN700系と比べて約20%削減している。N700Aは今後、8月に最初の編成が完成予定。来年2月の営業運転開始に向け、試験走行などの準備を進めるとのことだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月26日JR東日本はこのほど、東北新幹線「なすの」および仙台駅発着「やまびこ」(東京~仙台間)の一部列車において、運賃と普通車指定席が半額となる「お先にトクだ値スペシャル」を発表した。9月1~30日乗車分に限定して発売する。これはJR東日本のポータルサイト「えきねっと」会員を対象とした割引(会員登録は無料)で、列車・区間・席数限定。乗車日の1カ月前の午前10時から、乗車日13日前の午前1時40分までにインターネットから予約する必要がある。なお、対象となる列車の詳細については、「えきねっと」にて公開している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月10日イーデザイン損保は、7月3日からの大雨で被害を受けた契約者へ、車両保険から保険金を支払う可能性があるとし、同社事故受付センターへの問い合わせを呼びかけている。支払いの対象になるのは、7月3日からの大雨の被害が保険期間内であり、有効な契約の場合に限るとのこと。問い合わせは同社ホームページまたは、事故受付センターまで。事故受付センターフリーダイヤル:0120-097-045 受付時間:24時間また、同社は、災害救助法が適用された地域の顧客を対象に、更新手続きおよび保険料の払込みを一定期間猶予する特別措置も実施している。特別措置の対象となるのは、適用日時点で更新手続きが済んでいない、適用日前に申込、保険料のお支払いが済んでいない場合のみ。なお、7月4日までに災害救助法が適用された地域は大分県日田市、中津市(適用日7月3日)。詳細については、同社手続きサポートデスクまで。サポートデスクフリーダイヤル:0120-098-045(携帯電話も利用可) 受付時間:平日・休日問わず10:00~18:00【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月10日JR東日本は9月29日、東北・上越・山形新幹線を中心にダイヤ改正を実施する。東北新幹線「はやて」にE5系が追加投入される一方、初代「Max」E1系の定期列車での運転が終了し、E4系も東北新幹線での営業運転を終える。E1系は1994年7月、日本初のオール2階建て新幹線車両としてデビュー。「Max(Multi Amenity Express)」の愛称で18年間にわたり活躍してきた。2003年には大幅なリニューアルが行われ、外装に朱鷺(とき)色を採用。現在は上越新幹線の「Maxとき」4往復、「Maxたにがわ」2往復で使用されている。E1系12両編成で運転されているこれらの列車は、9月29日のダイヤ改正以降、オール2階建てのE4系車両を2編成つないだ16両編成で運転されることに。各列車とも定員は1,634席(405席増)となり、着席機会が向上する。山形新幹線「つばさ」と連結する東北新幹線「Maxやまびこ」(E4系8両編成)は現在、7往復が運転されているが、ダイヤ改正ですべてE2系車両に変更。E4系による東北新幹線での定期運転は終了となる。「つばさ」全列車において、最高速度が240km/hから275km/hに向上し、下り最速達列車は東京~山形間を2時間26分(現在より3分短縮)で結ぶ。東北新幹線では、「はやぶさ」などに使用されるE5系車両が5編成追加投入され、新たに「はやて」4往復(東京~新青森間3往復、東京~盛岡間1往復)がE5系に。これで東京発着「はやぶさ」「はやて」「やまびこ」「なすの」のうち、E5系を使用する列車は現在の16往復から20往復に増え、グランクラスを連結した同車両への乗車機会が拡大する。なお、9月29日以降の最終的な列車時刻については、「JR時刻表8月号」(7月20日発売)にて告知するとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月07日不満買取センターは6月27日、日常のあらゆる不満を買い取り、それらの不満を商品やサービスの開発、改善のヒントとして活用できるサイト「不満買取センター」を開始した。同サイトは、日常生活のさまざまなシーンでの不満や不便に感じたこと、クレーム、提案、要望などを買い取り、企業や団体、個人に届け、新商品の開発やサービスの改善に活用してもらうことを目的としている。すでに13,000個を越える不満を収集。寄せられている不満は、「新品の風邪薬のビンのふたをあけたらビニールが取り出しにくくて困る。勢いよく取り出したら、中の錠剤も1つくらい飛び出る」、「長傘を横にして持って歩くのをやめてほしい」、「ガスコンロの元栓をひねって閉めるときに左利きの私にはとても閉めづらいです」、「ひとり暮らしは家の鍵を忘れたときは不便」、「お金がなく、大学の授業課題の費用が出せず、理想のものが作れなかった」、「ホワイトボードのマーカーで書いた文字が長時間たつと消えなくなる」など、さまざまな分野にわたっているという。買取には会員登録(完全無料)が必要。買取希望者募集の連絡はメールで通知される。応募後、買い取り連絡がきた場合には、期限内に「不満」を送信。一回の買い取り数は50~100個ほどで、1個10円~の買い取りとなる。買い取り希望以外にも、同サイト、メール、Twitterから不満を投稿することも可能だ。また、「ビジネス無料会員」に登録すると、投稿された不満を閲覧することができるほか、毎月発行の電子冊子「改善のタネ」無料版を閲覧することができる。有料会員も7月中旬から募集を開始する予定。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月05日セゾン自動車火災保険は、佐賀県佐賀市に開設準備をすすめてきたコールセンター「佐賀サポートセンター」を7月2日にオープンしたと発表した。「佐賀サポートセンター」では、問い合わせのあった顧客に対し、通販型自動車保険「おとなの自動車保険」ならびに組立式火災保険「じぶんでえらべる火災保険」について、一つひとつの条件を確認しながら、丁寧にコンサルティングを行い、顧客の利便性の向上と、より多くの人に対し高品質なサービスを提供するとしている。同コールセンターの開設により、現在の東京(本社)と合わせ複数拠点で業務を行うこととなり、広域災害などが発生した場合も、顧客からの問い合わせ対応等の業務継続が可能となる。住所は佐賀県佐賀市天神3丁目15番地1 アイ・フォレスト1階、営業時間は9時~17時半(年末年始を除く)、業務要員は23名で、2014年度には120名程度に規模を拡張する予定となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月03日国土交通省は29日、鉄道建設・運輸施設整備支援機構から申請のあった北海道新幹線新函館(仮称)~札幌間、北陸新幹線金沢~敦賀間、九州新幹線武雄温泉~長崎間の工事実施計画を認可した。昨年12月26日の「整備新幹線の取扱いについて(政府・与党確認事項)」を踏まえ、全国新幹線鉄道整備法第9条第4項の規定に基づき北海道、石川県、福井県、佐賀県、長崎県へ意見聴取を実施。すべての道県から回答があり、今回の認可に至った。北海道新幹線新函館(仮称)~札幌間の路線延長は約211.5km。途中駅として新八雲(仮称)駅、長万部駅、倶知安駅、新小樽(仮称)駅が設置される。全長約26.5kmの渡島トンネル(新函館~新八雲間)をはじめ、全長約18.8kmの手稲トンネル(新小樽~札幌間)、全長約18.0kmの後志トンネル(倶知安~新小樽間)など、長大トンネルが連続する区間に。今回申請分の工事費は約1兆2,386億円。工事の完成は新青森~新函館間の開業(2015年度末)からおおむね20年後とされている。北陸新幹線金沢~敦賀間の路線延長は約125.2km。途中駅として小松駅、加賀温泉駅、芦原温泉駅、福井駅、南越(仮称)駅が設置される。南越~敦賀間の新北陸トンネルは全長約20.0kmとなる予定。今回申請分の工事費は約8,968億円で、長野~金沢間の開業(2014年度末)からおおむね10年強を経ての工事完成を予定している。九州新幹線西九州ルート(長崎ルート)においては、武雄温泉~長崎県をフル規格で整備し、フリーゲージトレインでの運行(博多~新鳥栖間は鹿児島ルートを共用、新鳥栖~武雄温泉間は在来線を活用)が計画されており、既着工の武雄温泉~諫早間と未着工の諫早~長崎間を一体的な事業として扱うことに。武雄温泉~長崎間の路線延長は約66.0kmで、途中駅として嬉野温泉(仮称)駅、新大村(仮称)駅、諫早駅を設置。今回申請分の工事費は約3,706億円で、工事完成は諫早~長崎間の着工からおおむね10年後を予定している。羽田雄一郎国土交通大臣は今回の着工認可について、「3区間の整備により、ビジネス・観光の交流を促進し、地域の産業や社会に大きな効果をもたらすだけではなく、災害リスクへの備えなどの観点で多重的な幹線交通体系が確保され、持続可能で活力ある国土を築くための礎となることを期待しております」と発言している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月29日JR東海は28日、東海道新幹線車両の定期検査・修繕を行う車両基地(車両所)4カ所の耐震化を行うことを発表した。工事費は約43億円を予定している。東海道新幹線の地震対策については、東京の総合指令所の機能が損なわれた場合に備えての第2総合指令所の新設、土木構造物の耐震補強、脱線・逸脱防止対策、地震防災システムの機能強化などに取り組んできた。さらに車両の全般検査を行う浜松工場をはじめ、電力・信号・通信といった重要な電気関係機器を収容する施設も耐震化を進めることに。今回の発表によれば、耐震化を行うのは大井車両基地(東京都品川区)、三島車両所(静岡県三島市)、名古屋車両所(名古屋市中村区)、鳥飼車両基地(大阪府摂津市)の4カ所。各施設の検修庫については、「ブレース補強」「方杖補強」などの工法で耐震補強を行う。工期は今年7月から2015年6月までの予定。信号扱所が入っている建物も耐震化が図られることになり、三島車両所の事務所は建て替えられ、名古屋車両所の事務所も耐震補強を実施する。工期は今年7月から2015年12月まで。三島車両所の電源室と鳥飼車両基地の通信機器室も耐震補強を行い、工期は今年7月から2013年9月までの予定となっている。これらの工事により、東海道新幹線の駅や列車運行に関わる建物はすべて耐震化されるとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月29日JR東日本のグループ企業として駅弁の販売などを行う日本レストランエンタプライズ(NRE)は今月より、東北新幹線開業30周年記念駅弁を販売している。東北新幹線は1982年(昭和57)年6月23日に大宮~盛岡間が暫定開業し、今年で30周年を迎える。30周年記念駅弁は「あおば・30品目入り弁当」「あおば・各駅めぐり弁当」「新幹線やまびこ弁当」の3種類。「あおば・30品目入り弁当」(1,100円)は、三陸産イクラと茎わかめ、サンマの竜田揚げ、牛タン焼き、ずんだ白玉団子など宮城・仙台の食材と献立を豊富に盛り込んだ弁当。「あおば・各駅めぐり弁当」(1,000円)は、東京から岩手に至るまでの東北新幹線沿線地域の美味を集めた弁当。いずれも7月31日まで、仙台駅と大宮駅の駅弁屋「旨囲門」にて販売する。「新幹線やまびこ弁当」(1,000円)は、北東北の海の幸を中心に素材の味や色合いを生かした素朴な弁当。東北新幹線開業当時に走行していた200系「やまびこ号」の画像が掛紙になっている。来年5月頃までの約1年間、盛岡駅、一ノ関駅、八戸駅、新青森駅、大宮駅の駅弁屋「旨囲門」にて販売する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月28日6月15日(金)に港区お台場のデックス東京ビーチ内にオープンした「レゴランド・ディスカバリー・センター東京」。ブロック遊びはもちろん、体験型アトラクションなども備え、レゴ(R)ワールドを思いっきり体感できる屋内型施設だ。世界で4ヵ国目、8施設目。日本初上陸となる同施設を早速レポート!まずはレゴ(R)ブロックがどうやって作られるかを体験できる「レゴ(R)ファクトリー」。工場長と一緒にレゴ(R)ブロックを作ってみよう。続く「キングダム・クエスト」では、戦車に乗って約4分の冒険へ。レーザー・ガンで襲ってくる敵をたおしてハイスコアを狙うライドアトラクションは大人も夢中になるおもしろさ! 途中に写真撮影スポットもあり、写真をキーチェンやマグネットにしてくれるサービスもある(有料)。圧巻なのは、東京の街並みをレゴ(R)ブロックで再現した「ミニランド」。昼夜を表現したライティングの演出もあり、TSUTAYAビルや国技館などのジオラマにはボタンを押して遊べる仕掛けも。施設の真ん中にある「レゴ(R)ファイヤーアカデミー」は体を動かしたい子どもたちに最適。ジャングルジムや滑り台などがあり、飛んだり、跳ねたり、思う存分遊べる。2~5歳対象のエリア「デュプロ(R)ビレッジ」もあるので、小さな子連れも安心。基本ブロックの2倍の大きさがあるデュプロ(R)ブロックや、同施設のオリジナルであるジャンボサイズのソフトブロックなどがある。女の子にはカップケーキやアクセサリーが作れる「レゴ(R)フレンズ」、男の子にはオリジナルのレースカーを作って特設コースで競争できる「レゴ(R)レーサー」のコーナーも人気。ほかにも飛び出す3D映像に驚きの仕掛けがついた新感覚のムービー体験「4Dシネマ」、マスター・ビルダー考案のレゴ作品を作るレゴ教室「マスター・ビルダー・ワークショップ」など、見逃せないアトラクションが目白押し!施設内にはドリンクやサンドイッチなどの軽食が食べられるカフェテリアもあり、個室のパーティールームでは誕生日会なども可能(※事前予約制)。また、3階と6階の「レゴランド・ショップ」では400種類を超えるレゴ商品を販売しており、なかにはここでしか買えないオリジナルアイテムもあるので要チェック!子どもたちの創造力を刺激する体験型アトラクションにあふれた同施設。親子で一日楽しめるスポットとして人気を集めそうだ。レゴランド・ディスカバリー・センター東京場所:デックス東京ビーチ(港区お台場)営業:10:00~21:00(最終入場は19:00)料金:3歳以上の方が対象/一律料金・窓口料金2,000円/人(2名様以上で1,600円/人)・特別前売り料金1,300円/人(公式サイトで発売中) ※前売りチケットはファミリーマート、イープラスでも発売中・年間パスポート5,000円/人レゴランド・ディスカバリー・センター 取材/古屋江美子
2012年06月20日トヨタ自動車は1日、コンパクトカー「イスト」を一部改良して発売した。価格は163万5,000円~209万5,000円。今回の一部改良では、センサーが車両の横滑りを感知して、各輪のブレーキとエンジン出力を自動的にコントロールする「VSC」(Vehicle Stability Control)と、発進・加速時にタイヤの空転を抑えて駆動力を確保したり、加速中の操縦性と車両安定性の確保にも寄与する「TRC」(Traction Control)を全車に標準装備。また、リヤ中央席に3点式シートベルトおよびヘッドレストを設定している。そのほか、メーターのデザインを変更して視認性を高めたほか、ボディカラーに新色の「ブルーメタリック」を追加して全9色を設定した。グレードは「150X Cパッケージ」「150G」「150X」の3タイプで、それぞれに2WD(FF)と4WDの駆動方式が用意されている。エンジンは1.5Lの1NZ-FE(直列4気筒DOHC)を搭載し、トランスミッションはSuper CVT-i(自動無段変速機)を採用。乗車定員は5名。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月01日東京都交通局は6月15日より、都営地下鉄全車両を対象に優先席の増設を開始する。優先席は1両あたり2カ所に設置されていたが、今後は1両あたり4カ所(一部車両を除く)に増やされる。高齢者や障害者、妊娠中の女性などに向けた優先席は1974年より設置され、2003年からは原則1両あたり2カ所に。より安心して利用できる「人にやさしい地下鉄」をめざし、優先席のさらなる増設を図ることになった。先行して増設されるのは都営新宿線と都営大江戸線で、6月15日より車両の窓に優先席ステッカーを順次貼付し、その後で座席や吊り手も更新する。なお、更新前であってもステッカーが貼られた座席は優先席として扱うとのこと。都営新宿線と都営大江戸線に続き、都営浅草線と都営三田線でも優先席の増設を実施。東京都交通局は、「席を譲り合ってご利用くださいますよう、ご理解とご協力をお願いします」としている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月31日マツダは25日、「MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島」の累計来場者500万人達成を記念して、福祉車両「プレマシー」(助手席リフトアップシート車)を社会福祉団体に贈呈すると発表した。贈呈先は、広島市社会福祉協議会が選定した「社会福祉法人 もみじ福祉会 第一もみじ作業所」。車両贈呈に先立ち、27日に同球場で行われる広島東洋カープ×千葉ロッテマリーンズの試合開始前に、同社社長兼CEOの山内孝氏より贈呈先の代表者に目録を渡すセレモニーも開催する予定。なお、当日の試合が中止となった場合は、翌28日の試合開始前に繰り越す予定となっている。この取り組みは、同社が広島市民球場の命名権に応募した際、社会貢献活動の1つとして来場者数100万人が達成されるごとに、同社の福祉車両を社会福祉団体に1台贈呈することを広島市に提案したことにより実施されている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月25日今年(2012年)の3月に初代のぞみである300系が引退した新幹線。現在は最新のN700系車両が多く見られるようになってきましたが、このN700系の特徴として、東京~新大阪間での公衆無線LANによるインターネット接続が利用できるようになっています。それにしても、300km近くの高速で移動する新幹線の車両の中で、なぜ無線LANによるインターネット接続が安定して利用できるのでしょうか。そこで、今回はその仕組みに迫っていきたいと思います。■N700系車内での通信の仕組みまず、N700系の各車両にはそれぞれ2カ所ずつの無線LANアクセスポイントが設置されており、車内の利用者はこれを経由してインターネット通信を行うことができるようになっています。そして、車内のアクセスポイントを経由したデータは、LAN経由で車内移動局に集約されたのち、地上の設備とやり取りをします。ここで、東海道新幹線の車内と外部との通信方法について紹介しましょう。もともと、1964年の開業当初は、山などに設置した基地局と車両内の移動局との間で通信を行う「空間波方式」を利用して、指令室と乗務員との交信など業務系通信を行っていました。その後、1989年からはLCX方式と呼ばれる列車無線設備を利用しており、さらに設備の老朽化に伴い、2009年にはそれまでのアナログ方式からデジタル方式への切り替えを行っています。これにより、データが効率よく流せるようになり、帯域に余裕ができた結果、業務系通信の他に旅客向けへも開放することで、車内でのインターネット接続が可能となったわけです。ちなみに、車内にある公衆電話での通話や、電光文字ニュースなどについても同じLCX方式を利用しています。■LCXの仕組みところで、LCX方式とは一体どのようなものでしょうか。一言で説明しますと、LCXとはLeaky CoaXial cableの略語で、「漏洩同軸ケーブル」のことを指しています。同軸ケーブルと言われてもあまりなじみがないかも知れませんが、テレビのアンテナケーブルなどにも使われている、ごく一般的な種類のものです。LCXは、さらにこの同軸ケーブルに特定の間隔で細長い穴を空けたものです。ケーブルに穴があることで、そこから漏れ出る電波により、LCXのごく近い範囲に限って、データの送受信が可能となる仕組みです。そして、このケーブルを線路に沿って敷いておくことによって、それまでの空間波方式では通信ができなかったトンネル内などでも、通信ができるようになりました。ちなみに最近は、東京など地下鉄のトンネル内でもケータイが圏外にならない路線がありますが、そういった場所でもこのLCXが使われています。■新幹線内での通信速度は?気になる無線LANでの車内インターネット接続サービスの通信速度についてですが、上り(列車→LCX)が1Mbps、下り(LCX→列車)が2Mbpsとなっており、この帯域を16両編成のすべての乗客で分け合うことになります。ただし、最近のスマートフォンなどの急速な普及により、遅い・つながりにくいといった状況が発生していることから、その対策として2012年5月31日以降は、動画サービスやファイルダウンロードなど一部の利用方法に限って、速度制限がかけられるようになります。もともとLCXは無線LAN専用で敷設されたものではなく、乗務員の通信用で空いた帯域を利用しているため、やむを得ないのかも知れないですね。■まとめ多くの人が利用されたことがある新幹線だと思いますが、そこで使われている通信の仕組みとなると、ご存知の方も少ないでしょう。今回は、新幹線内外での乗務員のやり取りや、無線LANでの車内インターネット接続サービスで使われている通信方式について見てきましたが、いかがでしたでしょうか。将来的には、より高速・大容量通信が可能な方式が採用されることによって、一層快適に利用できるようになるかも知れませんね。(文/寺澤光芳)■著者プロフィール寺澤光芳小さい頃から自然科学に関心があり、それが高じて科学館の展示の解説員を務めた経験も持つ。現在は、天文に関するアプリケーションの作成や、科学系を中心としたコラムを執筆している。
2012年05月22日