第34回東京国際映画祭が10月30日に開幕した。東京国際フォーラムでオープニングセレモニーが行われ、コンペティション部門の審査員長を務める仏女優のイザベル・ユペール、フェスティバル・アンバサダーの橋本愛が出席。クリント・イーストウッド監督・主演・製作最新作『クライ・マッチョ』をオープニング作品に迎えて、10日間にわたる映画の祭典が華々しく幕開けした。映画祭に審査員長として参加するため、コロナ禍での来日を果たしたユペールは「こうして東京に来ることができたこと、大変うれしく思います。厳しい状況での開催もすばらしいことですし、さまざまな人々、各国の多様な映画に出会い、刺激と驚きを得たいと思います」と意気込みのコメント。フェスティバル・アンバサダーの橋本は「この映画祭が皆さんにとって、すごく楽しいものになるように、自分にできることをやりたい。今年は面白そうな作品が多いので、その存在を少しでも知ってもらえるように頑張りたいです」と抱負を語っていた。メイン会場を六本木から日比谷、有楽町、銀座エリアに移転し、17年ぶりのプログラマー交代による部門改変も実施した第34回東京国際映画祭。1年半以上に及ぶ新型コロナウイルス禍が映画業界にも大きな影響を与えるなか、「コロナを越えたその先の映画の在り方を考えていく」「国際映画祭としての『国際』色を高めていく」「男女平等、環境保全などSDGsへの積極的に取り組んでいく」という目的が掲げ、映画館でのフィジカル上映を基本として実施される。今年のコンペティション部門は2021年1月以降に完成した長編映画を対象に、113の国と地域から1533本の応募があった。審査員長のユペールをはじめ、青山真治(映画監督/脚本家)、クリス・フジワラ(映画評論家/プログラマー)、ローナ・ティー(プロデューサー/キュレーター)、世武裕子(映画音楽作曲家)が審査員として、コンペティション部門の全15作品を審査する。日本からは松居大悟監督の『ちょっと思い出しただけ』、野原位監督の『三度目の、正直』がエントリーしている。コンペティション部門15作品をはじめ、アジアの未来、ガラ・セレクション、ワールド・フォーカス、Nippon Cinema Now、日本映画クラシックス、ジャパニーズ・アニメーションといった自主部門、日比谷ステップ広場でのイベント上映、PFF(ぴあフィルムフェスティバル)グランプリ作品の提携上映など全126本を上映。うち女性監督作品33本(女性のみ29本、男女共同4本)、邦画作品が68本、ワールドプレミア作品が31本という構成になっている。また、今年は10月30日(土)~11月8日(月)の会期中に毎日発刊される映画祭新聞「TIFF Times」(A3サイズ、両面カラー)の無料配布が決定。海外映画祭ではお馴染みで、かつて東京国際映画祭でも発行していた刊行物が、久々の復刊を果たす。配布先は各上映館やJR有楽町駅前広場インフォメーションブースなど。毎日の上映情報や上映館マップに加え、審査員長のイザベル・ユペールや出品作品の監督などの取材記事が日替わりで掲載される他、新聞記者、映画ライター、女優らによるコンペティション部門作品の星取り表も11月2日号から掲載する予定になっている。取材・文・写真=内田涼■開催情報「第34回東京国際映画祭」期間:10月30日(土)~11月8日(月)会場:日比谷(東京ミッドタウン日比谷/TOHOシネマズ 日比谷、TOHOシネマズ シャンテ)、有楽町(東京国際フォーラム、有楽町よみうりホール、角川シネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ有楽町)、銀座(シネスイッチ銀座)地区で開催公式サイト: オープニング作品:『クライ・マッチョ』(クリント・イーストウッド監督)クロージング作品:『ディア・エヴァン・ハンセン』(スティーブン・チョボウスキー監督)「TIFFCOM2021」期間:11月1日(月)~11月3日(水)公式サイト:
2021年10月30日俳優の池内博之が出演する映画『リンボ』が、30日から開催の「第34回東京国際映画祭」で、ジャパンプレミアとして日本初上映される。同作は、中国のインターネット小説を原作に、舞台を香港に置き換えて映画化された作品。鄭保瑞(ソイ・チェン)氏が監督を務め、モノクロ撮影と美術、林家棟(ラム・カートン)の鬼気迫る演技、そして香港で活躍する池内の存在感が見どころとなっている。物語は、香港のスラム街が舞台となっており、そこでは女性ばかりを狙う猟奇的殺人事件が頻発していた。新人のウィルと組んで事件を担当しているベテラン刑事・ザムは、トウという若い女性を協力者にして捜査を進めていくうちに、謎めいた男が捜査線上に浮上する。役柄は明かされていないが、“物語の鍵を握る謎の男”として出演する池内。ジャパンプレミア決定を受け、「この度、東京国際映画祭で上映されること、本当に嬉しく思っています。ホラーサスペンス映画ですが、内容もさることながら、素晴らしい美術と音楽とともに楽しめる作品です。是非劇場にてご覧ください」とコメントを寄せた。
2021年10月30日女優の橋本愛が30日、東京国際フォーラムで行われた「第34回東京国際映画祭」(TIFF)レッドカーペットに登場した。フェスティバル・アンバサダーを務める橋本は、美肌が透けて見えるシースルーのワンピースで登場。美貌を放ちながらゆっくりとカーペットを歩いた。そして、「この映画祭が皆さんにとって楽しいものになるように少しでも自分にできることをやりたい。今年すごく面白そうな作品がたくさんあるので、皆さんにこういう映画がやっているよというのを少しでも知ってもらえるように頑張りたいと思っています」と意気込みを語った。「東京国際映画祭」は、日本で唯一の国際映画製作者連盟から公認を受けた国際映画祭。2004年から六本木をメイン会場に開催してきたが、今年から日比谷・有楽町・銀座地区に移し、10月30日から11月8日まで開催する。コンペティション部門は、113の国と地域、1,533本もの応募の中から15作品が選ばれ、日本からは松居大悟監督による『ちょっと思い出しただけ』と野原位監督による『三度目の、正直』の2作品が選出されている。撮影:蔦野裕
2021年10月30日「映画に人生を救ってもらった」――。橋本愛はハッキリとそう語る。彼女がその経験をしたのは2017年の第30回東京国際映画祭でのこと。ひとりの観客として映画祭で世界的名匠アレハンドロ・ホドロフスキーの自伝的作品『エンドレス・ポエトリー』を鑑賞した時「光が見えて、自分を肯定することができた」という。そんな彼女が今年の第34回東京国際映画祭においてフェスティバル・アンバサダーを務めることが決まった。映画祭の魅力は何か? 映画館という場所がいかに特別な場所なのか? なぜ映画が必要なのか? 自らの経験を通して映画の可能性を誰よりも信じている橋本に話を聞いた。――これまで出演作が東京国際映画祭に出品されたこともありますし、舞台挨拶やトークイベントに参加されたこともありますが、橋本さん自身の東京国際映画祭の思い出について教えてください。これはあちこちでお話していることではあるんですが、私自身、東京国際映画祭で『エンドレス・ポエトリー』を見て、人生が救われたんですよね。ずっと「どうしたらいいのかな?」と思っていた問いの答えを映画がくれて、そこで光が見えて、自分を肯定することができたし、これからどういう思いで生きていけばいいのか? という思いがハッキリしたんですね。“人対人”で、誰かと対峙して得るものよりもはるかに大きなものを映画からもらったし、それが芸術文化のすごいところだと思うんですが、そういう経験をさせてもらったのがこの東京国際映画祭なんです。――『エンドレス・ポエトリー』が上映されたのは2017年の第30回の時ですね。その時は観客として劇場に足を運んだんですか?そうです、普通に自分でスケジュールを立てて。その頃が、一番映画を観ていた時期で、名画座などにもよく通って、いろんな映画を観ていたんですが、ちょうど東京国際映画祭がやってて「行ってみよう!」という感じで。映画をたくさん見ている人たちのTwitterなんかもよく見てて、そういう方たちの感想などを読みながら、純粋に興味を持ったんですね。それまでも『寄生獣』や『残穢 -住んではいけない部屋-』が映画祭で上映されて、女優として参加させていただいてはいたんですけど「あ、そうか! 観客として観に行ってもいいんだ!」って(笑)。――橋本さんが感じる、映画祭の魅力はどういう部分にあると思いますか?ものすごくマイナーだけど、すごく面白い映画がやってくる、しかも大きなスクリーン、広い空間で観られるという、その体験自体がすごいなと思います。「この映画、劇場公開されることになっても、絶対にこんな大きな映画館では掛からないだろうな」という作品を大きなスクリーンで大勢の人たちと観られるんですよね。――中には残念ながら、買い手がつかず劇場公開されない、つまりこの映画祭でしか見られない作品もありますし。そうなんですよね。しかも、上映後にティーチインがあって、監督や制作者の話を聞くこともできる。ときどき、海外の俳優さんもいらして、そういう話ってすごく新鮮だし、私にとっては非常に遠い存在なので「あぁ、同じ人間なんだな」と感じられたり、話を聞きながら現場での感覚みたいなものが理解できる部分もあったりして、すごく楽しいんですよね。――映画関係者であれば誰もが知っている「東京国際映画祭」ですが、一般の知名度は決して高いとは言えません。より多くの人に映画祭の存在、その魅力を知ってもらうために何が必要だと思いますか?それは私自身、以前からずっと考えていることでもありますし、今回、アンバサダーという役目を通してより深く考えていかないといけないことだなと思っています。具体的に「これ!」という特効薬が自分の中にいま、あるわけではないんですが…でも「映画館」という場所の大切さ――時代が変わればいろんなことが変わっていくとは思いますが、最低限「誰でも、そこに行けば映画を観られる」という場所を保持していかなくてはいけないなという思いは強く感じています。正直、人間って自分が思っているよりもずっと簡単に死んでしまうものだと思うし、実際にいま(コロナ禍で)大勢の方が亡くなってもいるし、でもあの映画館という空間があることで救われる命があるってことを私自身が身をもって知っているので、それくらい重要なものなんだという感覚を育むことから必要なのかなと思います。もともと、(その感覚が)ない人に「映画って大事なんだよ」とか「映画館って大切な場所なんだよ」という感覚を「持て」と言ったってなかなか難しいので、自然とそういう感覚が育っていき、身に付くというのが理想なのかなと。とはいえ、否定はしたくないんです。「映画を観ないなんておかしい」なんて言えないし、そんなふうには思ってないけど、「あるんだよ」ということはちゃんと伝えたいなと思っています。映画館で映画を観るって本当に尊いこと橋本愛――決して映像を見るという文化が廃れているわけではなく、スマホでYouTubeなどの映像を見るという文化は確実に広がっていますし、配信サービスで映画やドラマを楽しんでいるという人も多いです。そうなんですよね。ただ、家のTVやスマホの画面を通じて見るのと、映画館で観るというのは体験として異なるものだとも感じています。小さな画面からは"情報"を摂取することはできるけど、映画館で見ることによって情報を超えた"体験"になる。「人間は経験でしか変われない」と言うように、知識だけでなく経験を通すことで、自分の人生に大きな影響を与えることができる。そういう意味でも体験の場として、映画館というのは必要な場所だと思います。もうひとつ思うのは、対価の問題ですね。人間は自分が支払った対価分のものしか受け取れないと思うし、受け取った分の対価を支払うべきだと思っています。いま、安価で多くの情報を手に入れられるようにはなっていますが、やはりそれは“入口”であって、本当に自分の“血肉”にするという意味でも、対価を支払い、相応の体験をする映画館という場所は大切な場だなと思います。――コロナ禍で映画館に足を運ぶことさえもままならない状況が続いていましたが、橋本さん自身、こうした中で自身の中で映画や映画館に対する思いに変化はありましたか?私自身、長い撮影が続いていたりもして、映画館そのものが安全とは言え、家から出て移動するということが決して安全ではないという状況の中で、しばらく映画館での映画鑑賞を控えていた時期もありました。ようやく少しずつ世の中が落ち着いてきたところで、どうしても観たい作品は、なんとか時間を作って映画館で観るようになったんですけど、その時にこれまで映画館で感じていたよりも充実感があって「あぁ、面白かった!」という感覚がすごく深かったんですね。映画館で映画を観るって本当に尊いことなんだなと、それまでもわかっていたつもりでしたけど、改めて肌で感じましたね。――フェスティバル・アンバサダーという立場を超えて、もし映画祭で自由に企画やプログラムを組めるとしたら、どんなことをやってみたいですか?何でしょうねぇ……、ひたすら、DJのように好きな監督たちの作品を上映し続けたり(笑)?――ご自身もミニシアターなどの特集上映に行かれるのはお好きですか?はい、すごく好きです。あ!できるなら学校で映画を上映したいですね。学校の場で、もっと映画を観てほしいなと思います、授業の一環として。だから、あちこちの学校に出向いて、体育館でみんなで映画を観たりできればいいなと思います。大人になれば、観たい映画を自分で選んで観るじゃないですか? でも、子どもの頃に見せられて、そこで育つものってすごく大きいと思うんです。「自分で選ぶ」という経験自体をまだあまりしてない若い人たちに色んな作品を見てもらいたいですね。いまは、小学校から英語の授業があったり、ダンスが必須になったりもしてるけど、そこにぜひ「映画」も入れてほしいですね。「美術」の授業の一部としてでも。そうやって礎の部分から変えていって、(映画に対する思いを)育てていけたらいいなと思います。第34回東京国際映画祭10月30日(土)から11月8日(月)まで公式サイト: 取材・文・写真:黒豆直樹
2021年10月29日世界中の映画祭で観客賞を受賞した感動作『クレッシェンド 音楽の架け橋』が来年1月より全国公開することが決定し、併せて特報、ポスタービジュアル、場面写真13点も解禁となった。世界的に有名な指揮者のエドゥアルト・スポルクは、紛争中のパレスチナとイスラエルから若者たちを集めてオーケストラを編成し、平和を祈ってコンサートを開くというプロジェクトを引き受ける。コンサートに向けて、オーディションを勝ち抜き、家族の反対や軍の検問を乗り越え、音楽家になるチャンスを掴んだ20余人の若者たちが集まった。しかし互い国が攻撃に晒され憎み合う両陣営は激しくぶつかり合ってしまう。そこでスポルクは彼らを南チロルでの21日間の合宿に連れ出す。寝食を共にし、互いの音に耳を傾け、経験を語り合い…少しずつ心の壁を溶かしていく若者たち。だがコンサートの前日、ようやく心を一つにした彼らに、想像もしなかった事件が起きて…。“世界で最も解決が難しい”とされる紛争地パレスチナとイスラエルから、音楽家を夢見る若者たちを集めてオーケストラを結成する――。現実にはあり得ない物語に見えるが、映画は実在の管弦楽団へのインスパイアされている。モデルとなったのは、現代クラシック音楽界を代表する巨匠指揮者ダニエル・バレンボイム率いる「ウェスト=イースタン・ディヴァン管弦楽団」。米文学者エドワード・サイードと共に、中東の障壁を打ち破ろうと1999年に設立し、「共存への架け橋」を理念に現在も世界中でツアーを行うなど活動を続けている。タイトルの「クレッシェンド」とは、「だんだん強く」を意味する音楽用語。一人と一人の間に音楽を通じて芽生えた小さな共振が、やがて強く大きく世界中に響きわたっていく。そんな祈りのようなメッセージが込められている。彼らのスピリットから着想を得て脚本を共同で書きおろし、監督も務めたのは、イスラエル・テルアビブ出身でヒューマンドラマの名手として知られるドロール・ザハヴィ。若者たちを導くマエストロを演じるのは、『ありがとう、トニ・エルドマン』で絶賛されたペーター・シモニシェック。ヨーロッパからアメリカまで、様々な地域の国際映画祭で上映され、熱い喝采のもと4つの観客賞に輝いた感動作が、ついに日本に上陸する。この度解禁された特報は、劇中でも流れる「カノン」の曲に乗せ、世界的指揮者のスポルクがオーケストラを編成する企画を依頼されるシーンから始まる。音楽家を目指すパレスチナ人のレイラ(サブリナ・アマーリ)は家族の反対を押し切り、テルアビブでのオーディションに行くまでに厳しい検問を通過しなければいけない。そして互いに憎しみを抱く楽団員は激しくぶつかり合いリハーサルどころではない。果たして彼らは心をひとつにして音楽を奏でることができるのか?ラストに響き渡る魂の演奏に期待が高まる特報となっている。併せてポスタービジュアルと場面写真も解禁。音楽の力が敵対する心と心の架け橋となり、憎しみや葛藤を乗り越えてハーモニーが生まれていく感動のドラマが切り取られている。『クレッシェンド 音楽の架け橋』は1月28日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:クレッシェンド 音楽の架け橋 2022年1月28日より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開©CCC Filmkunst GmbH
2021年10月28日TOHOシネマズ日比谷のプレミアムシアター(スクリーン1)で開催される「10万分の1秒の音響映画祭」が10月26日に開幕した。オープニング作品として音楽青春映画『ミュジコフィリア』がプレミア上映され、本作が長編映画初主演となる井之脇海、共演する松本穂香と川添野愛、谷口正晃監督が舞台挨拶に登壇。登壇が叶わなかった出演者の山崎育三郎がビデオメッセージを寄せた。漫画家・さそうあきら氏のコミックを実写映画化した『神童』『マエストロ!』に続く音楽映画3部作の完結編。京都の芸術大学に入学した主人公・漆原朔(井之脇)が、個性あふれる仲間たちとの出会いを通して成長し、さらなる才能を開花させる姿を描く。井之脇は「こんな大きなスクリーンだとは思っていなかった」とプレミアムシアターの設備に圧倒された様子。「役者を始めて16年経って、初主演映画になりました。やっとという気持ちもありますし、主演作を見てもらうのが、こんなにうれしいことなんだと感じている」と喜びのコメント。谷口監督は「音楽と音がテーマの作品なので、10万分の1秒の音響映画祭に選んでいただき、うれしいですし、映画を見るのに一番いい環境での上映なので、光栄に思っています」と映画祭の開幕を祝った。天性の音楽の才能を持つという役どころについて、井之脇は「天才なんですけど、自分のことを天才だと思っていない。音楽が大好きで、愛にあふれている」と語り、「僕自身も、この映画で音楽の楽しさを知る瞬間があったので、それをちゃんと感じて演じることが大切だと思った」と回想。ピアノ演奏にも挑み「もちろん、めちゃくちゃ練習しましたが、ピアノを弾く時間がむしろリラックスタイムになり、楽しみながら乗り切ることができた」と話していた。松本は朔に思いを寄せるピアノ科の浪花凪を演じ、劇中では歌唱やギター演奏も披露。「コミックならではの声や音を、実写で表現するのは大変だろうと不安もあった」と明かし、「好きなことを楽しむことの大切さと難しさを感じてもらえるはず。純粋に音楽を楽しんでもらえれば」とアピール。朔にとって憧れの幼なじみであるバイオリニストの谷崎小夜を演じた川添は、「私の母が子どもの頃に使っていたバイオリンを、小夜のバイオリンとして使うことになり、肌身離さず持っていた」と楽器への思い入れを語っていた。映画の世界を肌で感じる真の音響体験を堪能できる「10万分の1秒の音響映画祭」。音響の専門家が10万分の1秒単位まで徹底的に音響調整したプレミアムシアターで厳選された作品を上映。11月4日(木)までTOHOシネマズ日比谷のプレミアムシアター(スクリーン1)で開催される。『ミュジコフィリア』は11月12日から京都で先行公開。同19日から東京・TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開される。取材・文・写真=内田涼
2021年10月26日10月30日(土)より開幕する「第34回東京国際映画祭」。この度、その屋外上映会の上映ラインアップが発表された。日比谷の秋の風物詩ともなりつつある、東京国際映画祭の屋外上映会。今年も東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場で開催され、オープニング作品となっているフランスで実写化された『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』(日本語吹き替え版)を皮切りに、『ジョン・ウィック:チャプター2』、『スパイダーマン:ホームカミング』、『スパイダーマン:スパイダーバース』、『メッセージ』、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man』、『カセットテープ・ダイアリーズ』、『仮面ライダー』シリーズなど、コメディ、青春、SF、音楽、アクションといった多彩なラインアップが揃った。『ヴェノム』さらに、「仮面ライダー」シリーズから、『仮面ライダー8人ライダーVS銀河王』『仮面ライダーアマゾンズ』『仮面ライダーオーズ/OOO』『仮面ライダードライブ』の作品のキャスト&スタッフによるオンライントークイベントが、大型ビジョンにて上映される。『劇場版 仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル』「東京国際映画祭」は、今年から会場を日比谷・銀座・有楽町エリアに移転したことで、街中での映画祭の装飾も盛り上がってきている。これまでも展開していた東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場や日比谷仲通りでの装飾に加え、東京ミッドタウン日比谷の地下広場には、映画祭の各出品作品のポスターが掲出されている。また、新たにJR有楽町駅前広場にも東京国際映画祭の特設ブースを展開し、大型ビジョンでの映像放映やSNS映えするポスターボードの掲出、オリジナルグッズの販売なども行う。デジタルサイネージもビックカメラ有楽町店の大型ビジョンや東京ミッドタウン日比谷、有楽町駅、日比谷駅界隈などで放映、「映画とアートの街めぐり」と称して、Sound ARTMアプリのLocatoneTMを活用した日比谷・銀座の映画祭上映館や各ギャラリーをめぐるサウンドガイドツアーも展開。日比谷・有楽町エリアを彩っている。「第34回東京国際映画祭」は10月30日(土)~11月8日(月)日比谷・有楽町・銀座地区にて開催。「TIFFCOM2021」は11月1日(月)~3日(水・祝)オンライン開催。★第34回東京国際映画祭屋外上映会2021ラインナップ @東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場■オープニング『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』*宝塚歌劇団雪組トップスター彩風咲奈様からのメッセージ動画の先付上映あり(C) AXEL FILMS PRODUCTION - BAF PROD - M6 FILMS『ジョン・ウィック:チャプター2』■10/30(土)18:30~、11/4(木)12:30~『スパイダーマン:ホームカミング』■10/31(日)10:00~、11/5(金)12:30~『ヴェノム』■10/31(日)12:30~、11/7(日)18:30~『ブレードランナー2049』■10/31(日)15:30~、11/6(土)18:00~『メッセージ』■10/31(日)18:30~、11/7(日)12:30~『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man』■11/1(月)12:30~、11/7(日)15:30~『平成ライダー対昭和ライダー仮面ライダー大戦』■11/1(月)17:00~『仮面ライダー8人ライダーVS銀河王』■11/1(月)19:00~、上映前トーク中継後上映『サンタ・カンパニー真夏のメリークリスマス&クリスマスの秘密』■11/2(火)12:30~『スパイダーマン:スパイダーバース』■11/2(火)15:30~、11/6(土)10:00~『ベイビードライバー』■11/2(火)18:30~、11/8(月)15:30~『劇場版 仮面ライダーアマゾンズ Season1覚醒』■11/3(水・祝)10:00~『つばめ刑事』■11/3(水・祝)13:00~、つば九郎トークあり『劇場版 仮面ライダーアマゾンズ Season2輪廻』■11/3(水・祝)15:20~『仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE最後ノ審判』■11/3(水)17:30~上映前トーク中継後上映『はじまりのうた』■11/4(木)15:30~『カセットテープ・ダイアリーズ』■11/4(木)18:30~、11/8(月)12:30~『劇場版 仮面ライダーオーズWONDERFUL 将軍と21のコアメダル』■11/5(金)16:30~上映前トーク中継後上映『オーズ・電王・オールライダーレッツゴー仮面ライダー』■11/5(金)19:00~『劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー』■11/6(土)12:30~『ドライブサーガ 仮面ライダーチェイサー』『ドライブサーガ 仮面ライダーマッハ/仮面ライダーハート』■11/6(土)14:00~上映前ステージ上トーク後上映『The Taste of Nature世界で一番おいしいチョコレートの作り方』■11/7(日)10:00~※すべての上映・イベントは、雨天の場合中止になる可能性がございます。(cinemacafe.net)
2021年10月26日12月4日・5日に群馬・高崎芸術劇場 大劇場で開催される『山人音楽祭2021 LOCAL×RHYTHM』の全出演アーティストが発表された。『山人音楽祭2021』は群馬出身・在住のロックバンド・G-FREAK FACTORYが主宰するロックフェスで、初日は『上州事変』として地元群馬出身バンド・FOMARE、LACCO TOWER、2日目は『関東事変』としてOAU、HAWAIIAN6、MONOEYESを迎えて行われる。なおG-FREAK FACTORYは両日ともに出演する。チケットは10月24日23時59分までオフィシャル先行受付を実施中。また『山人音楽祭2021』のオフィシャルグッズ情報も公開され、10月31日までに申し込むと公演日までにグッズが届く通販受付も行われている。<公演情報>山人音楽祭2021~LOCAL×RHYTHM~会場:高崎芸術劇場 大劇場『山人音楽祭2021~LOCAL×RHYTHM~』メインビジュアル■『上州事変』12月4日(土) 開場 16:30 / 開演 17:30出演:G-FREAK FACTORY / FOMARE / LACCO TOWER■『関東事変』12月5日(日) 開場 16:00 / 開演 17:00出演:OAU / G-FREAK FACTORY / HAWAIIAN6 / MONOEYES【チケット料金】指定席:各日6,000円(税込)※通し券の販売はございません。※3歳以上要チケット。3歳未満のお子様は1名まで保護者の膝上で鑑賞いただけます。3歳未満でもお席の必要な場合はチケットをお買い求め下さい。■チケットオフィシャル先行(抽選)受付期間:10月18日(月) 12:00~10月24日(日) 23:59受付URL:■チケット一般発売:11月6日(土)10:00~『山人音楽祭2021』オフィシャルグッズ受付URL:『山人音楽祭2021』公式サイト:
2021年10月21日有限会社ナヤ・コレクティブ主催による「東京即興音楽ミーティング~デュオだけ」が2021年10月28日 (木)にゲーテ・インスティトゥート東京 ホール(東京都港区)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 ⼤剛)にて発売中です。カンフェティで発売中 公式ホームページ 16名の即興演奏アーティストが赤坂に大集合。一切の打ち合わせ・リハーサル無しで挑む、一対一の10分間デュオ。ディレクター:足立智美■出演(五十音順)池田拓実(物、エレクトロニクス)上野洋子(声、エレクトロニクス他)大石将紀(サクソフォン)木下正道(電気機器)久保田晶子(琵琶)坂田明(サクソフォン、クラリネット)さがゆき(声)櫻澤シーナ有紀子(コントラバス)しばてつ(ピアニカ)竹下勇馬(メカナイズド・インストゥルメンツ)武田理沙(シンセサイザー、エフェクト)dj sniff(ターンテーブル)照内央晴(ピアノ)仲野麻紀(サクソフォン)美川俊治(エレクトロニクス)吉田アミ(声)■スタッフ主催: ナヤ・コレクティブ共催: ゲーテ・インスティトゥート東京制作: 福永綾子(ナヤ・コレクティブ)文化庁「ARTS for the future!」補助対象事業開催概要「東京即興音楽ミーティング~デュオだけ」開催日時:2021年10月28日 (木)会場:ゲーテ・インスティトゥート東京 ホール(東京都港区赤坂7-5-56)■チケット料金全席自由:2,500円(税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年10月20日「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2021」が10月29日(金)から、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷を皮切りに開催される。この度、本映画祭で公開となる『BECKY ベッキー』へ送られたタレントのベッキーから応援メッセージ、6作鑑賞抽選プレゼントTシャツのデザインが解禁となった。1968年に創設された「シッチェス映画祭」は、スペイン・バルセロナ近郊の海辺のリゾート地シッチェスで毎年10月に開催されている映画祭。SFやホラー、サスペンスなどのジャンル映画を特化して扱う「世界3大ファンタスティック映画祭」のひとつである。その名前を冠した「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション」は、シッチェス映画祭で上映された作品の中から厳選した作品を日本で上映する、シッチェス映画祭公認の映画祭。これまで2012年、13年、14年、15年まで開催され、2018年に日本のホラーファンから復活を求める声が多数集まり3年振りの完全復活となった。今年もホラーコメディからシチュエーションスリラー、オカルトホラーまで、観客を恐怖の奈落へと引きずり込む、個性豊かなラインナップになっている。映画祭の目玉と言えるのが、13歳の少女vsネオナチという異色バトルが繰り広げられ、全米興行2週連続1位に輝いたヒット作『BECKY ベッキー』。本名レベッカ、愛称ベッキーという共通点を持つことから、今回タレントのベッキーが応援コメントを送ったという。さらにフランスの超常ホラー『呪術召喚/カンディシャ』を高橋ヨシキ、新作ジーンズが人間を襲撃するスプラッターコメディ『キラー・ジーンズ』をサメ映画ルーキー、国会を舞台にしたパニックムービー『ゾンビ・プレジデント』を人間食べ食べカエル、観る者すべてを不安と狂気に陥れる大問題作『スリープレス・ビューティー戦慄の美女監禁実験』を氏家譲寿(ナマニク)、空港で出会った男女によるスパニッシュ・スリラー『ロスト・ボディ~消失~』を、てらさわホークが絶賛したコメントも到着。また6作品コンプリート鑑賞者には抽選で、映画祭オリジナルTシャツのプレゼントが実施される。今年は目玉作品『BECKY ベッキー』のデザインを大きくあしらい、紺の生地に黄緑の文字が映える、ファッショナブルなデザインだ。こちらもぜひチェックしてほしい。<ベッキー・コメント>正直に言います!!!刺激が強すぎました!笑何度か目を覆って指の隙間から観たり。でも、ストーリー展開おもしろいですね!久々にドキドキハラハラを体験しました。怒られるかもしれませんが…超絶ブラックな『ホームア○ーン』というか。強炭酸好きなオトナの皆様はぜひ。バラエティタレントのベッキーも、可愛いニット帽買おうっと!<映画評論家、アートディレクター:高橋ヨシキ・コメント>苦しいとき、辛いとき、憎しみで身が張り裂けそうなとき、人は悪魔の力にすがる(なぜなら、神は何もしてくれないことが分かりきっているからだ)。悪魔はいつだって貧しく弱い人々の味方である。とはいえ悪魔もタダ働きというわけにはいかない。仕事をしてもらう以上、報酬は必要なわけであり、つまり仕事と対価のバランスを見極めることが重要になる。誰もが貧困に喘ぐ団地を舞台にした『カンディシャ』は問いかけているのだ。「お前は、願ったことに見合うだけの代償を支払う準備はできているのか?」と。<サメ映画翻訳家:サメ映画ルーキー・コメント>“無生物系殺人鬼映画” という非常にニッチでありつつも熱狂的なファンを数多く抱えるジャンルにアパレル業界からジーパンが殴り込み!これまでジーパンをただの服だと思っていましたが、まさかあそこまで殺人鬼としてポテンシャルが高いとは…!スプラッター要素が強めながらも、 “スーパー・シェイパー” の絶妙にコミカルでキュートな虐殺ショーがついつい笑いを誘い、芯にはしっかりとしたメッセージ性も。食欲の秋にぴったりの社会派食人系ジーパン映画です。<人喰いツイッタラー:人間食べ食べカエル・コメント>台湾からはっちゃけまくりのゾンビ映画が飛び出した!そんなに血を浴びまくったら感染しちゃうよ!と思わず心配したくなるほどに全身を返り血で染めながら、ゾンビの群れをフルボッコに叩きのめす!!銃よりも拳メインで戦うのはアジアならでは。ヒロインはなんとウラカンラナが得意技!素敵すぎる……。殴る・蹴る・ポリティカルの三拍子が揃った、パワーに満ち溢れたゾンビバトルアクションだ!!<映画評論家、文筆家:氏家譲寿(ナマニク)・コメント>眠れぬ地獄≪もり≫の美女は、観る者の被虐趣味を覚醒させる。暴力に抗う術は、暴力に目覚めるしかないという真実。身体的にも精神的にも追い詰められる者の姿はどこか滑稽だ。暴力と笑いは紙一重。吐き気を催す暴力の持久力実験。嫌悪を感じ、眉間に皺を寄せながら、きっとあなたは微笑むことになるだろう。なんと罪深いことか。<映画ライター:てらさわホーク・コメント>主人公にひたすらまとわりついてくる、見知らぬ女。彼女に感じる鬱陶しさ、理不尽さと腹立たしさはいったい何なのか。観ているこちらが抱かざるを得ないそれらの感情の正体が明かされた瞬間、物語の謎とテーマ、それに邦題と原題の意味までが一気に氷解する。その一瞬のインパクトのためだけにも本作には観る価値がある。または映画が終わってエンドロールが流れ始めた途端、すぐにここまでをすべて巻き戻して逆順で観直してみたくなる。と、以上の能書きはいったん忘れてぜひ観て、驚愕していただきたい。■イベント情報「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2021」10月29日(金)~11月11日(木)会場:ヒューマントラストシネマ渋谷11月27日(土)~会場:シネマスコーレ10月29日(金)~11月18日(木)会場:シネ・リーブル梅田11月19日(金)~会場:アップリンク京都料金:当日一般:1,600円 / 専門・大学生、シニア:1,200円 / 高校生以下:1,000円公式サイト: <プレゼントTシャツ詳細>渋谷、梅田、京都、名古屋の各劇場で全6作を鑑賞した方から全劇場の会期終了後に抽選。
2021年10月19日プレミアムな音響シアターで、映画の世界を肌で感じる「真」の音響体験を存分に堪能できる“音の映画祭”「10万分の1秒の音響映画祭」の開催が決定。音にこだわって鑑賞したい名作から、大ヒット音楽映画、ファン大注目のライブ映像作品など、豪華ラインアップ31本が一挙発表された。開催劇場はTOHOシネマズ日比谷のハイエンドシアターであるプレミアムシアター。映画館には多くのスピーカーが設置されており、その位置関係により観客の耳に届く音には本来あるべき音の位置と僅かなズレが生じる。音は1秒間で約340m進むことから、1/1000秒でも34センチの音のずれがおきる。プレミアムシアターでは音響の専門家が10万分の1秒単位まで徹底的に音響調整したことで、スピーカー同士の音の遅延を極限まで解消した“滲みのない音”の「真」の音響を体感できる。今回の映画祭では、これまで音響で注目された邦画・洋画・ジャパンアニメなど、様々なジャンルの作品をラインアップ。オープニング作品は音楽コミックの伝説的傑作を映画化した『ミュジコフィリア』、特別招待作品としてオスカー女優ジェニファー・ハドソンがアレサ・フランクリンを演じる『リスペクト』を上映。またプレミアム・ミュージック作品として「LOVE PSYCHEDELICO(ラブ・サイケデリコ)」をゲストに迎え、彼らが昨年、映画館で行ったライブの模様を収録した「LOVE PSYCHEDELICO LIVE THE GREATEST HITS 2020」を上映。「LOVE PSYCHEDELICO」NAOKI氏は、「この劇場では、『人の耳』による調整により『音のズレ』は10万分の1秒以内抑えられています。これにより、大劇場であっても、上映中全ての音が目の前でピタリと止まり、繊細な音はより繊細に、力強い音はよりいっそうの迫力をもって皆さんの耳に届くようになりました。自然界の音に近い『自然な音』と、映画製作者の表現したかった音により近い滲むことのない『忠実な音』で、次世代の映画音響をお楽しみください。皆さんと同じ映画ファンとして、このプロジェクトに関われたことを光栄に思います」と、コメントを寄せている。そのほか、『ラ・ラ・ランド』『セッション』『劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン』『アメリカン・ユートピア』『ボヘミアン・ラプソディ』『竜とそばかすの姫』『ようこそ映画音響の世界へ』『グレイテスト・ショーマン』『マッドマックス怒りのデス・ロード』などがラインアップされている。「10万分の1秒の音響映画祭」は10月26日(火)~11月4日(木)、TOHOシネマズ日比谷 プレミアムシアター(スクリーン1)にて開催。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミュジコフィリア 2021年11月19日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開(京都先行あり)(C)2021 musicophilia film partners(C)さそうあきら/双葉社リスペクト 2021年11月5日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2021 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All Rights Reserved.
2021年10月16日中村あゆみの声がけで2021年12月11日(土)品川ステラボールにて開催が決定した、ママを元気にするママ・アーティストたちの音楽祭『ママホリ2021~Genking Live』[主催:株式会社K's(所在地:東京都港区、代表取締役:田中公仁郎)]。この音楽イベントに合わせて、約11,000名のメンバーを有する日本最大規模のカメラ女子サークル「カメラガールズ」の協力のもと、ベビー&キッズを被写体としたフォトコンテストの開催が決定しました。テーマは〈見ているだけで元気になれる子どもたち〉。「どうにも癒される」「思わず笑顔になる」、そんな愛情いっぱいに撮影された作品を広く募集します。本コンテストは『ママホリ2021』出演者全員が審査員を務め、各審査員が1作品ずつ選出するマイベスト賞には、大きく拡大された写真パネルに審査員の直筆サインを入れてプレゼントするほか、JCB商品券10,000円相当を進呈。また、入選作品はパネルにして12月11日(土)『ママホリ2021~Genking Live』の会場となる品川ステラボールにて「元気がでる写真展」として展示いたします。審査員集合ママホリタイトルロゴ【『ママホリ2021~ベビー&キッズフォトコンテスト』実施概要】募集要項: ■応募資格どなたでも応募いただけます。※応募は期間中、何回でもできます。■応募方法(1)Instagramでママホリ2021公式アカウント[@mamaholi2021]をフォローします。(2)ご自身で撮影された、見ているだけで元気になれる子どもたちの写真を選びます。(3)@mamaholi2021をメンションまたはタグ付けして、応募用ハッシュタグ[#ママホリ2021フォト]をつけてください。(4)『ママホリ2021』への応援メッセージを書いて投稿してください。■締切2021年11月7日(日) ※当日投稿分まで■審査方法主催者により厳正に審査し、入選作品(約30作品)を決定します。その入選作品の中から『ママホリ2021』の出演アーティストが「マイベスト賞」(全8作品)を選出します。■審査員・中村あゆみ・NOKKO・hitomi・MINA(from MAX)・REINA(from MAX)・相川七瀬・土屋アンナ・つるの剛士■結果発表Instagramのメッセージにて入選者および受賞者に連絡いたします。※発表は11月下旬を予定しています。※入選作品および入選者のアカウント名はママホリ2021公式サイトで公表します。予めご了承ください。※入選作品は、12月11日(土)に品川ステラボールで開催される『ママホリ2021~Genking Live』の会場にパネルにして展示します。■表彰・入選された方には、展示した写真パネルをお送りいたします。・受賞された8名の方には、選出した審査員(出演アーティスト)の直筆サインを入れた写真パネルと、「10,000円分のJCB商品券」をプレゼントいたします。■主催・協力主催:株式会社K's協力:カメラガールズ【審査員情報】・中村あゆみ1966年6月28日生(大阪府出生・福岡県出身)。1984年9月5日、シングル『MIDNIGHT KIDS』でハミングバードレコードよりデビュー後、翌1985年4月21日にリリースした3枚目のシングル『翼の折れたエンジェル』が日清カップヌードルのCMに起用されて大ヒットを記録。二度の結婚後、1999年、長女を出産。長女はこの春に大学を卒業し社会人に。審査員・中村あゆみ・NOKKO1963年11月4日生(埼玉県出身)。1984年4月21日、レベッカ(REBECCA)のボーカルとしてシングル『ウェラム・ボートクラブ』でデビュー。翌1985年にリリースした4枚目のシングル『フレンズ』が大ヒットした。2006年8月1日、42歳の時に長女を出産。現在、中学3年生15歳。審査員・NOKKO・hitomi1976年1月26日生。1994年のCDデビュー後、『CANDY GIRL』(1995年)をはじめ、2ndアルバム『by myself』(1996年)、『LOVE 2000』(2000年)、『SAMURAI DRIVE』(2002年)など多くのヒット作を持つ。2008年に長女を、2014年に長男、2016年に次男、2020年に三男を出産。現在、1女3男のママとして奮闘中。審査員・hitomi・MINA&REINA(from MAX)1995年結成の4人組ボーカルダンスグループ「MAX」のメンバー。1stシングル『恋するヴェルファーレダンス~Saturday Night~』でデビュー。翌年2月発売の3rdシングル『TORA TORA TORA』でブレイクし、1997年『Give me a Shake』でオリコン初登場1位に。MINAは1977年12月29日(沖縄県出身)。2002年に長男、2004年に長女を。REINAは1978年1月6日生(沖縄県出身)。2011年に長男、2013年に長女、2015年に次男を出産。審査員・MINA&REINA(from MAX)・相川七瀬1975年2月16日生(大阪府出身)。1995年11月、織田哲郎プロデュース・シングル『夢見る少女じゃいられない』でデビュー。翌年リリースした1stアルバムが270万枚超をセールスし、5thシングル『恋心』はミリオンセラーを記録した。2001年9月に長男、2007年9月に次男、2012年9月に長女を出産。現在、國學院大學に在籍するママ大学生。審査員・相川七瀬・土屋アンナ1984年3月11日生(東京都出身)。ファッションモデル、女優として活動を続けながら、2002年にロックバンド“Spin Aqua”のボーカルデビュー。2005年ソロデビューを果たした。2006年リリースの3rdシングル『rose』がTVアニメ「NANA」のオープニングテーマ曲になり大ヒットした。20歳で長男、その後、次男、長女、次女を出産した2男2女のママ。審査員・土屋アンナ・つるの剛士2003年に結婚後、29歳の時に長男が誕生。2006年に長女、2007年に次女、2009年に三女。2011年に『イクメンオブザイヤー2011』を受賞し、2016年に次男が生まれる。現在、2男3女のパパ。2020年「たまひよ 理想のパパランキング」1位。審査員・つるの剛士 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月14日松田聖子初監督作品『フォークロア2:あの風が吹いた日』が、東京国際映画祭にて上映されることが決定した。本年度から新たに新設された「TIFFシリーズ」部門。本部門は、TV放送、インターネット配信等を目的に製作されたシリーズものの秀作を、日本国内での公開に先駆けてスクリーンで上映するという企画。『ゲーム・オブ・スローンズ』などで知られるHBOが展開するHBOアジアのホラーアンソロジーシリーズ『フォークロア』は、斎藤工と松田聖子が共演した『家族のレシピ』などで知られるシンガポールの巨匠監督のエリック・クーが製作総指揮を担当し、シーズン1では、日本・韓国・インドネシア・マレーシア・シンガポール・タイの6カ国の気鋭監督が、古くから伝わる伝承を基に各国の文化や社会問題について紐解いた作品が上映され、日本からは主演として北村一輝、監督として齊藤工が参加していた。シーズン2では、監督が一新され、タイのシティシリ・モンコルシリ監督、台湾のシー・ハン・リャオ監督、フィリピンのエリック・マティ監督、インドネシアのビリー・クリスチャン監督、シンガポールのニコール・ミドリ・ウッドフォード監督、マレーシアのブラッドリー・リュー監督、そして日本からは、松田聖子が参加。松田は本作が監督デビュー作となる。今回、東京国際映画祭では、シーズン2の7本の内、ニコール・ミドリ・ウッドフォード監督作『お出かけ』、松田聖子監督作『あの風が吹いた日』の2作品が上映される。『あの風が吹いた日』は、「高校生のミカは、憧れの歌手KENのコンサートに行くためにアルバイトに励んでいる。ある日、ミカは公園でひとりの男がギターを弾きながら歌を作曲しているのに居合わせる。アドバイスを求められたミカは、その男がKENであることに気づく」という、一見ファンタジックなラブストーリー。森崎ウィンがKEN役を、高橋春織がミカ役を、その他、モト冬樹、木村多江などがキャストに名を連ねている。<第34回東京国際映画祭開催概要>開催期間:2021年10月30日(土)~11月8日(月)会場:日比谷・有楽町・銀座地区公式サイト: <TIFFCOM2021開催概要>開催期間:2021年11月1日(月)~3日(水・祝)会場:オンライン公式サイト:
2021年10月14日東京工芸大学(学長:吉野弘章、所在地:東京都中野区、以下:本学)は、10月22日(金)~31日(日)に開催される「アートパラ深川おしゃべりな芸術祭2021(以下、本イベント)」にメインスポンサーとして参加します。芸術学部を有する大学として、アートを通じた地域活性化と福祉の課題解決に貢献します。また、障がい者の創作活動の支援やソーシャルデザインの研究を行っている福島治教授(本学芸術学部デザイン学科)がクリエイティブディレクターを務め、イベントの総合ディレクションを手がけます。アートパラ深川おしゃべりな芸術祭2021本イベントは、江東区を舞台としたアートイベントです。アートの力で人々を引き寄せ、お互いを認め合い、支え合う共生社会を目指して開催されます。障がいなどさまざまな理由によりまだ世の中に知られていないアーティストに光をあて、街なかに多彩な作品を展示することで、江戸時代から下町情緒の息づく深川エリア全体を美術館にします。障がいのあるアーティストによる全国公募展のほか、神社仏閣巡りとアート鑑賞が合体した御利益のある街歩き、さまざまな人が参加できるイベントやワークショップなど多彩な催しを予定しています。本学はこの趣旨に賛同し、昨年度の第1回の開催においてイベント内の公募展「アートパラ深川大賞」を主催したのに続き、今年度は芸術学部を有する大学ができる社会貢献のひとつとして、メインスポンサーとして参加します。本学芸術学部デザイン学科の福島治教授がクリエイティブディレクターを務め、全体のディレクションを手がけます。福島教授は開催にあたり、「私の研究室のテーマは『広告デザインの力とユニークなアイデアで社会の課題を解決する』です。障がいのある人のアートの力を、デザインの力で社会課題の解決につなげる研究を続けてきました。今回のイベントが、地域活性化と福祉の課題解決につながるきっかけの場となれば幸いです。障がいがあるなしに関係なく、理屈抜きに素敵な作品に出会っていただきたいです」と話しています。◆アートパラ深川おしゃべりな芸術祭2021【日程】10月22日(金)~31日(日)【会場】門前仲町、清澄白河、森下※緊急事態宣言等により延期及び中止になる場合もあります◆アートパラ深川おしゃべりな芸術祭 ■東京工芸大学 芸術学部1994年に設立(所在地:東京都中野区)。現在メディア芸術を中心とした7学科を有し、テクノロジーとアートを融合させた「メディア芸術」分野のプロフェッショナルを育成している。東京工芸大学中野キャンパス【URL】 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月11日群馬出身・在住のロックバンド、G-FREAK FACTORYが主宰するロックフェス「山人音楽祭2021」の開催が決定した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で2020年度の開催を中止。2021年度も9月の開催を見送ったが、ようやくの発表となった。今年はサブタイトル「LOCAL×RHYTHM(ローカリズム)」と題し、G-FREAK FACTORYの地元である群馬をはじめとした“ローカル”をキーワードに内容を構築する予定だ。12月4日(土)、5日(日)の2日間、会場は高崎芸術劇場。出演者詳細などは後日発表される。開催に際し、G-FREAK FACTORY・茂木洋晃が本公演について、以下のコメントを寄せた。<主催者コメント>2年と少々の時間をかけ、ローカル、地元群馬での開催に向け、様々なイメージを持ってミーティングを重ねて来ました。土地や仲間を大切に思えば思うほど、従来のスタイルでの山人音楽祭開催への道は閉ざされる一方でした。スゴロクの盤の上を走りはじめてもスタートに戻されたり、気持ちや現実に右往左往しながら時間ばかりが刻々と経過する世の中で、まだバタバタしている中ですが、ようやくこの日を迎えることができました。新しい攻めの意思表示として、ここに高濃度の山人音楽祭2021の開催を宣言します。感染症対策のもと、会場や開催時期の変更はありましたが、新しい挑戦に賛同して欲しいと思っています。G-FREAK FACTORY茂木洋晃なお、10月9日(土)12:00より、チケットぴあにて群馬県在住者限定先行受付が開始される。この先行受付は、群馬県在住者のみエントリー可能。群馬県外の在住者は、10月18日(月)12:00よりはじまるオフィシャル先行よりエントリーが可能となる。【開催情報】「山人音楽祭2021~LOCAL×RHYTHM~(ヤマビトオンガクサイニセンニジュウイチ ローカリズム)」開催日程:・2021年12月4日(土)開場 16:30 / 開演 17:30・2021年12月5日(日)開場 16:00 / 開演 17:00会場:高崎芸術劇場 大劇場(群馬県高崎市栄町9−1)チケット代:指定席 各日 6,000円(税込)※通し券の販売はございません。年齢制限:3歳以上要チケット。3歳未満のお子様は1名まで保護者の膝上で鑑賞いただけます。3歳未満でもお席の必要な場合はチケットをお買い求め下さい。<チケット情報>群馬県在住者限定先行(抽選):10月9日(土)12:00~10月17日(日)23:59※群馬県在住者のみエントリー可能チケット一般発売:11月6日(土)10:00~公式サイト: お問い合わせ:ディスクガレージ 050-5533-0888(平日12:00~15:00)主催:DISK GARAGE / BADASS / 上毛新聞社企画・制作:DISK GARAGE / BADASS
2021年10月09日第19回東京国際音楽コンクール〈指揮〉入賞者民音は第19回東京国際音楽コンクール〈指揮〉本選を10月3日(日)に開催し、入賞者が決定しました。第1位:José SOARES / ジョゼ・ソアーレス (ブラジル)第2位 :Samy RACHID / サミー・ラシッド (フランス)第3位 :Bertie BAIGENT / バーティー・ベイジェント (イギリス)入選・奨励賞:Satoshi YONEDA / 米田 覚士 (日本)特別賞・齋藤秀雄賞:Bertie BAIGENT / バーティー・ベイジェント (イギリス)聴衆賞:José SOARES / ジョゼ・ソアーレス (ブラジル)オーケストラ賞(新設):Bertie BAIGENT / バーティー・ベイジェント (イギリス)本選のライブ映像は、アーカイブ配信として以下の通りご視聴いただくことができます。【本選ライブ 無料配信】※事前申込みが必要です。10月3日(日) 13:00 配信開始見逃し配信 映像 は、 11月3日(祝・水 23:59 まで)視聴のお申し込みは 、 以下のサイトへ アクセスしてください 。 公式サイト: Twitter: Facebook: 東京国際音楽コンクール<指揮> : アーカイブ視聴のお申込みはこちらから 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年10月04日「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2021」が10月29日(金)から、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷を皮切りに開催される。この度、本映画祭より『ロスト・ボディ~消失~』の予告編と場面写真が解禁となった。1968年に創設された「シッチェス映画祭」は、スペイン・バルセロナ近郊の海辺のリゾート地シッチェスで毎年10月に開催されている映画祭。SFやホラー、サスペンスなどのジャンル映画を特化して扱う「世界3大ファンタスティック映画祭」のひとつだ。その名前を冠した「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション」は、シッチェス映画祭で上映された作品の中から厳選した作品を日本で上映する、シッチェス映画祭公認の映画祭。これまで2012年、13年、14年、15年まで開催され、2018年に日本のホラーファンから復活を求める声が多数集まり、3年振りに完全復活した。今年もホラーコメディからシチュエーションスリラー、オカルトホラーまで、観客を恐怖の奈落へと引きずり込む、個性豊かなラインナップになっている。名作といわれる映画『ロスト・ボディ』は日本においては「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2013」の1作として公開された。死体安置所から女性の遺体が消えるという不可解な現象をきっかけにしたスリラーは、観客を惑わすようなニューロティックなテイストとラストに訪れるトリッキーかつ秀逸な展開で、2018年には韓国でリメイクもされるなど話題を集めた。それを思わせる、まさかの展開が持ち味の1作が『ロスト・ボディ~消失~』。2011年シッチェス映画祭のオープニングを飾った『EVA〈エヴァ〉』でゴヤ賞の新人監督賞に輝いたキケ・マイーヨが、アメリ・ノートンのベストセラー小説を映画化したスリラーとなっている。物語の主人公は大きな成功を収めた建築家のジェレミー。彼は講演会から土砂降りの中をタクシーで空港に向かう途中、ずぶ濡れの女性テセルに呼び止められ相乗りすることに。搭乗時刻に遅れてしまったジェレミーは別の便を取りVIPラウンジでつかの間の時を過ごす。皮肉にもその空港はかつて彼自身が設計した作品だった。そこへテセルも飛行機に乗り遅れたと姿を現し、ジェレミーは彼女の殺しや犯罪にまつわる奇妙な話に耳を傾けることに。そして彼女の打ち明ける話は、建築家の秘密へと迫っていく。解禁となった予告編は、講演会で拍手喝采を浴びていかにも成功者のジェレミーがテセルの話によって徐々に動揺していく様子や、不気味な笑い声を上げるテセルの姿など、謎が謎を呼ぶ内容だ。テセルが語るのは真実なのか空想なのか、そしてテセルの本当の目的とは。■イベント情報「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2021」10月29日(金)~11月11日(木)会場:ヒューマントラストシネマ渋谷11月開催会場:シネマスコーレ10月29日(金)~11月18日(木)会場:シネ・リーブル梅田11月19日(金)~会場:アップリンク京都料金:当日一般:1,600円 / 専門・大学生、シニア:1,200円 / 高校生以下:1,000円公式サイト:
2021年10月01日本選参加者民音は第19回東京国際音楽コンクール〈指揮〉第2次予選を9月29、30日に開催し、本選の参加者が決定しました。【本選参加者】No.102 米田 覚士 (日本)No.143 サミー・ラシッド (フランス)No.205 ジョゼ・ソアーレス (ブラジル)No.218 バーティー・ベイジェント (イギリス)第2次予選のレポート・ダイジェスト映像はこちらからご覧いただけます。 本選は10/3(日)に開催し、無料ライブ配信をいたします。■本選 ライブ配信のお知らせ【配信日程】2021年10月3日(日)13:00配信開始13:00審査開始/17:00審査終了予定※審査結果が出次第、「表彰式」も配信予定です【チケット料金】無料※事前のお申し込みが必要です【演奏】新日本フィルハーモニー交響楽団【演奏曲目】G.ロッシーニ:オペラ「どろぼうかささぎ」序曲参加者提出の自由曲から1曲【審査委員】委員長:尾高忠明委員:シャーン・エドワーズ、広上淳一、オッコ・カム、ライナー・キュッヒル、準・メルクル、ユベール・スダーン、高関健、梅田俊明(アルファベット順・敬称略)【視聴券の申し込みについて】・期間限定の見逃し配信(アーカイブ配信)は、11月3日(祝・水)23:59まで視聴可能です。但し、11月3日(祝・水)18:00までに視聴券をお申し込みください。・視聴券1枚につき、閲覧できる端末は1台のみです。■視聴のお申し込みは以下のサイトへアクセスしてください配信プラットフォーム「KIPz(キップズ)」を使用します日本語ページ: 英語ページ: 東京国際音楽コンクール<指揮> : 第2次予選のレポート・ダイジェスト映像はこちらから 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年10月01日湯浅政明監督のアニメ映画『犬王』が2022年初夏、全国公開となる。この度、本作が「第34回東京国際映画祭」へ出品され、ジャパンプレミアが11月3日(水・祝)に行われることが決定した。また湯浅監督が登壇するティーチインイベントも発表されている。『犬王』は、室町の知られざるポップスター「犬王」から生まれた物語を、変幻自在のイマジネーションで描くミュージカル・アニメーション。『平家物語 犬王の巻』(古川日出男著)を原作に、室町時代に人々を熱狂させた実在の能楽師・犬王と、そのバディである琵琶法師・友魚の友情を描く。この作品には、湯浅政明(監督)×野木亜紀子(脚本)×松本大洋(キャラクター原案)×大友良英(音楽)といった実力派クリエイターが集結。声優にはロックバンド・女王蜂のアヴちゃんや森山未來を迎えた。ワールドプレミアは「ヴェネチア国際映画祭」で行われ、さらに「トロント国際映画祭」、「釜山国際映画祭」、「富川(プチョン)国際アニメーション映画祭」など海外映画祭でも上映。新たに「第37回ワルシャワ映画祭」スペシャル・スクリーニング部門、「第16回ブカレスト国際アニメーション映画祭」長編コンペティション部門への正式出品も決定している。『犬王』2022年初夏 全国公開東京国際映画祭『犬王』ジャパンプレミア+湯浅政明監督ティーチイン11月3日(水・祝)18:00開始会場:TOHOシネマズ シャンテ SCREEN1チケット販売開始日:10月23日(土)※東京国際映画祭公式サイト( )での上映スケジュールの発表は10月上旬を予定。
2021年09月29日女優の橋本愛が28日、都内で行われた「第34回東京国際映画祭ラインナップ発表記者会見」に出席。本年度のフェスティバル・アンバサダーに決定したことが発表された。この時期に時間ができると同映画祭のサイトをチェックし、見たい映画の席が空いていたら足を運んでいたという橋本は「日常の延長線上に映画祭があったりするんですけど、思い出深い出来事がたくさんあって、自分の人生を丸ごと救われたかのような体験もさせていただきました」と打ち明け、「観客として作品を見て映画に助けてもらったというのがこの映画祭きっかけでありましたし、自分が出演した作品を上演させてもらって、レッドカーペットを歩かせていただいたり、舞台挨拶をさせていただいてみなさんにお会いしたりしていたので、ご縁があるなって個人的に思っていたので、今回アンバサダーとしての新たなご縁をいただき、本当に心からありがたいなと思っています」とうれしそうに語った。また、MCから"人生を救われた体験"について追求されると、過去に同映画祭で『エンドレス・ポエトリー』という作品を見たそうで「すごく具体的に言うと『愛されなかったから愛を知ったんだ』という言葉があって、目から鱗というか"そっか!"と思って、得られなかったからこそ、自分が何がほしいのかわかるじゃないですか。その言葉で自分があまりうまく付き合えなかった人たちに対しても"だから私は気持ちを知れたんだ"ってむしろ感謝の気持ちが生まれて(笑)、自分の人生を変えてもらったと言ったらありふれた言葉になってしまうんですけど、本当に人生を変えてくれたので、そういうありがたい経験がありました」とエピソードを明かした。さらに、本年度の同映画祭に望むことはあるか聞かれると「映画祭そのものというよりは、映画文化、芸術が日本という島国の地中深くに根を張っていったらいいなという思いがあります。そのためにはみなさん一人ひとりの生活に映画や芸術がもっともっといい意味で蔓延っていけたらいいなと思っていて、この映画祭の水面下にみなさんの生活だったり、人生の大きな一部になっていけるように、現状に満足せずにどうしていったらいいのか考えていけたらいいなと思います」と熱く語り、本年度の同映画祭で気になっている作品を尋ねられると「クリント・イーストウッド監督のオープニング作品(『クライ・マッチョ』)をぜひ見たいなという気持ちがありますし、個人的にダンスだったり舞踊や舞とか、身体芸術がすごく好きなので、田中泯さんの映画を見たいなって思います」と目を輝かせた。続けて、コロナ禍における映画などの芸術文化とはどのようなものか質問されると、橋本は「人体の危機を医療が救ってくれるというものがありながら、芸術というのは心の命を救ってくれるものだと思っていて、どっちが死んでもダメで、その一端を芸術が担っているんだという意識が強いので、文化芸術は早急に必要なものではないという考えに触れると苦しいなと思うし、しんどい気持ちでいる人には文化芸術に触れて、少しでも癒しを得てもらいたいなという思いが強いです」といい、「自分も俳優として作品づくりに関わる中で、そういう作品を一つひとつ大事に作っていって、一人ひとりの心に届いてほしいなという思いでやっているので、そういう考えが根強く広がっていただけると嬉しいなと思っています」とコメント。橋本とともに質疑応答の場に登壇していた吉田恵輔監督は、今回初対面だという橋本の印象を聞かれると「さっきの質問(の答え)もそうですけど、頭が良さそうだなと思って、横にいると俺の頭の悪さが目立ってしまって、またお漏らしをしています(笑)」と震え上がって笑いを誘っていた。第34回東京国際映画祭は2021年10月30日から11月8日まで日比谷・有楽町・銀座地区にて開催。
2021年09月29日開催まで約1か月と迫った「第34回東京国際映画祭」。この度、本日9月28日(火)、東京ミッドタウン日比谷BASE Q HALLにて、各部門の上映作品ラインアップ発表記者会見が行われた。今年からは、六本木地区から日比谷・有楽町・銀座エリアへの移転や、17年ぶりとなるプログラミング・ディレクター(市山尚三)の変更、部門の改編などもあり、新たに生まれ変わる年になる「東京国際映画祭」。イベントでは、本年度のビジュアルを手掛けたコシノジュンコからのビデオコメントや、「millennium parade」による「Bon Dance」がフェスティバルソングに選ばれたこと、映画祭のSDGsへの取り組みなどが紹介。そして今年は113の国と地域、1,533本の応募の中から、15作品がコンペティション部門に選ばれ、フィリピン、イタリア、スリランカ、トルコなど各国の作品が集結。日本からは、松居大悟監督の『ちょっと思い出しただけ』、野原位監督の『三度目の、正直』といった2作品が選出された。『三度目の、正直』コンペティション部門の審査委員長は、女優・イザベル・ユペール。加えて、映画評論家・プログラマー、クリス・フジワラ。映画プロデューサー・キュレーター、ローナ・ティー。映画音楽作曲家・世武裕子。青山真治監督が審査員として名を連ねる。またイベントでは、オープニング作品のクリント・イーストウッド監督50周年記念作品『クライ・マッチョ』と、クロージング作品である大ヒットミュージカルの映画化『ディア・エヴァン・ハンセン』の予告編が上映。『ディア・エヴァン・ハンセン』その後、部門改編の説明、「コンペティション部門」「ガラ部門」「アジアの未来部門」「ジャパニーズ・アニメーション部門」、新人を対象にした短編コンテスト「Amazon Prime Videoテイクワン賞」などの紹介が行われた。そして今回10日間の開催期間中、99本(9/28現在で上映が決まっている作品数)の映画が上映予定となっている。ゲストとして登場したフェスティバル・アンバサダーの橋本愛(女優)は、「映画という文化が、日本という島国の地中深くに根を張って、皆さんの一人ひとりの生活の中に映画がはびこってほしい」と願い、映画祭で観たい作品については「オープニング作品にもなっている、クリント・イーストウッド監督の『クライ・マッチョ』ですかね。あと、私はダンスや舞踊など身体芸術が好きなので、田中泯さんの作品が楽しみです」とコメント。同じくゲストで、本年度より新設された「Nippon Cinema Now」部門において特集する吉田恵輔監督は「映画には僕も何度も救われましたが、色々あって、時々映画っていやだなっていう気分にもなることがあるんです。そんな時に、これだっていう1本に出合うことがあって、また映画好きに戻って。自分もそんな映画好きに戻れるような作品を撮りたいなとおもいます」と、自身にとっての映画について明かした。ほかにもイベントでは、昨年に続き、アジアを含む世界各国・地域を代表する映画人と第一線で活躍する日本の映画人によるトークシリーズ「アジア交流ラウンジ」の企画検討会議メンバーである、是枝裕和監督からのビデオコメントも上映された。「第34回東京国際映画祭」は10月30日(土)~11月8日(月)日比谷・有楽町・銀座地区にて開催。「TIFFCOM2021」は11月1日(月)~3日(水・祝)オンライン開催。(cinemacafe.net)■関連作品:ちょっと思い出しただけ 2022年早春、全国にて公開予定(C)2022『ちょっと思い出しただけ』製作委員会
2021年09月28日第34回東京国際映画祭のラインナップ発表会見が9月28日、都内で行われ、本年度のフェスティバル・アンバサダーを務める俳優の橋本愛が出席。「観客として作品を見たり、出演した作品を上映していただき、レッドカーペットを歩いたりとご縁がある映画祭なので、こうして新たなご縁をいただき、ありがたいです」とアンバサダー就任の喜びを語った。開催期間中、期待している作品として、オープニングを飾るクリント・イーストウッド監督の『クライ・マッチョ』と、「Nippon Cinema Now」部門に出品される田中泯主演の『名付けようのない踊り』を挙げた橋本。映画祭シーズンを迎えると、「ちょっと時間が空けば、映画祭のサイトを見て、行ってみることも。日常の延長線上にある映画祭です」と声を弾ませた。また、第30回東京国際映画祭の特別招待作品「エンドレス・ポエトリー」(監督:アレハンドロ・ホドロフスキー)を見た際には、「人生をまるごと救われた」といい、「印象的だったのは『愛されなかったから、愛を知ったんだ』というセリフで、あっ、得られなかったから、何を求めているかわかるんだと目からウロコだった。人生を変えてくれた経験で感謝している」と話していた。会見には橋本をはじめ、安藤裕康(東京国際映画祭チェアマン)、市山尚三(プログラミング・ディレクター)、石坂健治(シニア・プログラマー)、藤津亮太(「ジャパニーズ・アニメーション部門」 プログラミング・アドバイザー)、そして「Nippon Cinema Now」部門で特集上映が組まれる吉田恵輔監督が出席した。自身のオリジナル脚本で挑む最新作「空白」や、「ヒメアノ~ル」「BLUEブルー」などの上映が予定されている吉田監督。今一番海外へ紹介したい日本の映画人として、フィーチャーされることに、「僕でいいんですかという気持ち。東京国際ってちょっと堅そうだし、スーツを着た人たちをたくさん見ると萎縮してしまう」とユーモアを交え、照れ笑い。「見たくはない嫉妬や自己顕示欲といった恥部がさらけ出されていて、実はそれは自分自身の心。小さな男で恥部のかたまりですが、そんな自分でも変われる可能性があるぜってことを描きたい」と作品づくりにおけるテーマを語っていた。第34回東京国際映画祭はメイン会場を六本木から日比谷、有楽町、銀座エリアに移転し、17年ぶりのプログラマー交代による部門改変も実施。“越境”というコンセプトのもと、映画館でのフィジカル上映を基本として「コロナを越えたその先の映画の在り方を考えていく」「国際映画祭としての『国際』色を高めていく」「男女平等、環境保全などSDGsへの積極的に取り組んでいく」という目的が掲げられた。今年のコンペティション部門は2021年1月以降に完成した長編映画を対象に、113の国と地域から1533本の応募があった。すでにフランスを代表する女優イザベル・ユペールがコンペティション部門の審査委員長を務めるが発表されているが、会見では青山真治(映画監督/脚本家)、クリス・フジワラ(映画評論家/プログラマー)、ローナ・ティー(プロデューサー/キュレーター)、世武裕子(映画音楽作曲家)が審査員として、コンペティション部門の全15作品を審査することが明らかになった。国際交流基金アジアセンターと東京国際映画祭が実施する「アジア交流ラウンジ」では、「ブリランテ・メンドーサ×永瀬正敏」「カミラ・アンディニ×岨手由貴子」「アピチャッポン・ウィーラセタクン×西島秀俊」「バフマン・ゴバディ×橋本愛」「イザベル・ユペール×濱口竜介」といった豪華トークも実施される。【橋本愛メッセージ】映画界において、この東京国際映画祭がどんな居住まいであるべきか、世界を見渡しながら日本を見つめ、どういった映画祭にしていくべきかを、試行錯誤、尽くしている方たちの姿を毎年、見つめてきました。映画に、芸術に救われた身として、私も少しでも、そういった方たちと一緒に、映画の未来を考えて、行動したいと思っていました。それにしてはあまりにも知識も経験もスキルも浅く、拙い自分を恥じてきました。今回、映画祭のアンバサダーを務めることで、中にぐっと入り込み、少しでも、自分に何ができるのか、どんな未来を描くべきかを、自分の目で見つめていきたいです。有難い機会、感謝しております。精一杯務めさせていただきます。取材・文・写真=内田涼■開催情報「第34回東京国際映画祭」期間:10月30日(土)~11月8日(月)会場:日比谷、有楽町、銀座地区で開催公式サイト: オープニング作品:『クライ・マッチョ』(クリント・イーストウッド監督)クロージング作品:『ディア・エヴァン・ハンセン』(スティーブン・チョボウスキー監督)「TIFFCOM2021」期間:11月1日(月)~11月3日(水)公式サイト:
2021年09月28日「第34回東京国際映画祭」が10月30日(土)~11月8日(月)、日比谷・有楽町・銀座地区で開催される。この度、本映画祭のコンペティション部門の審査委員長を、世界的に活躍するフランスの女優、イザベル・ユペールが務めることが発表された。「東京国際映画祭」では昨年まで「Japan Now」部門として現在の日本を代表する邦画作品を紹介してきたが、今年から「Nippon Cinema Now」部門と名称を改め、より多様性に富んだ邦画作品を世界に向けて紹介していく。さらに今年の大きなテーマのひとつとして「越境」があり、コロナによるコミュニケーションの断絶や男女差別、経済格差、国際紛争、色々な問題を乗り越えて、その先にある映画の姿を観てほしいという狙いもある。ユペールは『レースを編む女』(77年・クロード・ゴレッタ監督)で英国アカデミー賞新人賞を受賞。さらに『主婦マリーがしたこと』(88年・クロード・シャブロル監督)、『沈黙の女 / ロウフィールド館の惨劇』(95・クロード・シャブロル監督)でヴェネチア映画祭女優賞、『ガブリエル』(05年・パトリス・シェロー監督)を含む全キャリアで、ヴェネチア映画祭特別獅子賞(生涯功労賞)など数多くの賞を受賞してきた。彼女の抜擢によって、コンペティション部門は一昨年のチャン・ツィイーに続き女性が審査員長を務めることとなる。世界中から集められた珠玉のコンペ作品(全15作品)をどう審査するのかに期待したい。なお他の審査員(全5名予定)に関しては、後日発表予定。<イザベル・ユペール:コメント>第34回東京国際映画祭のコンペティション国際審査委員の委員長に選ばれたことを光栄に思います。東京国際映画祭は世界で最も重要な映画祭のひとつであると、私は大いに尊敬してきました。素晴らしい文化と堂々たる映画史を誇る国、日本に再び迎え入れてもらえる喜びを感じています。これまで世界各地の映画祭で審査委員長を務めてきましたが、様々なバックグラウンドを持ちながら映画への愛でつながった才能ある仲間たちと自分の視点を共有する経験はいつも刺激的です。今回の映画祭の成功をお祈りするとともに、他の審査員の皆さんと一緒に劇場で今年の入選作を拝見することを楽しみにしています。本当に何と幸運なことでしょう。<東京国際映画祭チェアマン:安藤裕康>イザベル・ユペールさんは、知性と見識を備えたフランスの大女優であるばかりか、広く国際的な活躍により、今や世界を代表する映画人です。しかも大の日本ファンでもあります。コロナ禍にも拘らず審査委員長として来日して頂けることになり、私たちの映画祭に大きな花を咲かせてくださるでしょう。■開催概要「第34回東京国際映画祭」開催期間:10月30日(土)~11月8日(月)会場:日比谷・有楽町・銀座地区公式サイト: 「TIFFCOM2021」開催期間:11月1日(月)~3日(水・祝)会場:オンライン公式サイト:
2021年09月24日今年10月30日(土)~11月8日(月)開催の第34回東京国際映画祭にて、映画祭の顔となるコンペティション部門の審査委員長を、世界的に活躍するフランスのイザベル・ユペールが務めることが決定。そのほかの審査員(全5名予定)に関しては別途発表され、世界中から集められた珠玉のコンペ作品(全15作品)の審査を行う。映画、舞台と活躍してきたユペールは、一昨年のチャン・ツィイーに続いての女性の審査員長となった。『レースを編む女』(77)で英国アカデミー賞新人賞を受賞、 『主婦マリーがしたこと』(88)『沈黙の女/ロウフィールド館の惨劇』(95)でヴェネチア映画祭女優賞、『ヴィオレット・ノジェール』(78)、『ピアニスト』(01)でカンヌ映画祭女優賞を受賞してきたユペール。2016年の『エル ELLE』で2度目のセザール賞に輝き、ゴッサム・インディペンデント映画賞、ゴールデン・グローブ賞、インディペンデント・スピリット賞のほか、アカデミー賞主演女優賞にノミネートされた。また、レジオン・ド・ヌール勲章シュバリエ章、メリット勲章オフィシエ章、芸術文化勲章コマンドゥール章を受章。第62回カンヌ映画祭では審査委員長を務めている。今回の決定に際し、ユペールは「第34回東京国際映画祭のコンペティション国際審査委員の委員長に選ばれたことを光栄に思います。東京国際映画祭は世界で最も重要な映画祭の一つであると、私は大いに尊敬してきました。素晴らしい文化と堂々たる映画史を誇る国、日本に再び迎え入れてもらえる喜びを感じています」と喜びを語る。「様々なバックグラウンドを持ちながら映画への愛でつながった才能ある仲間たちと自分の視点を共有する経験はいつも刺激的です。今回の映画祭の成功をお祈りするとともに、他の審査員の皆さんと一緒に劇場で今年の入選作を拝見することを楽しみにしています。本当に何と幸運なことでしょう」と、コメントしている。東京国際映画祭チェアマン・安藤裕康氏は「知性と見識を備えたフランスの大女優であるばかりか、広く国際的な活躍により、今や世界を代表する映画人です。しかも大の日本ファンでもあります。コロナ禍にも拘らず審査委員長として来日して頂けることになり、私たちの映画祭に大きな花を咲かせてくださるでしょう」と期待を寄せている。第34回東京国際映画祭は10月30日(土)~11月8日(月)まで日比谷・有楽町・銀座地区にて開催。(text:cinemacafe.net)
2021年09月24日「第34回東京国際映画祭」が10月30日(土)~11月8日(月)、日比谷・有楽町・銀座地区で開催される。この度、本映画祭の予告映像が解禁となった。「東京国際映画祭」では昨年まで「Japan Now」部門として現在の日本を代表する邦画作品を紹介してきたが、今年から「Nippon Cinema Now」部門と名称を改め、より多様性に富んだ邦画作品を世界に向けて紹介していく。さらに今年の大きなテーマのひとつとして「越境」があり、コロナによるコミュニケーションの断絶や男女差別、経済格差、国際紛争、色々な問題を乗り越えて、その先にある映画の姿を観てほしいという狙いも。解禁された約60秒の予告には、オープニング作品の『クライ・マッチョ』とクロージング作品の『ディア・エヴァン・ハンセン』の他に、世界の国際映画祭で注目された話題作、日本での公開がまだ決まっていない最新作などを上映する「ガラ・セレクション」部門(これまでの「特別招待作品」部門から名称変更)の全10本中9本の映像が含まれている。まさに国際映画祭にふさわしい国際色豊かな予告編だ。また映像中に仕様されている音楽は、King Gnuの常田大希率いるミュージシャンだけでなく、映像ディレクターやデザイナーまでも内包する気鋭の音楽プロジェクト・millennium paradeによる「Bon Dance」。“「第34回東京国際映画祭」フェスティバルソング”である本楽曲は、夏の夜に不思議な世界へと迷い込み、妖怪たちの"百鬼夜行"に遭遇する少年少女の一夜限りの思い出を描いたものだ。そのお祭り感が映画祭のフェスティバル感ともマッチしたものになっており、今年の映画祭への期待感を煽る。本楽曲のMV公開時の常田によるコメントは以下の通り。今皆さんそれぞれが耐え忍ぶ毎日を送っていると思います。元通りの世の中に一刻も早く戻れる事を祈ってお盆にあの曲の MV を公開しました。無くなった夏祭りの代わりに、ささやかな我々の夏祭りをどうぞ。大密なMVになってます。――常田大希(millennium parade / King Gnu)また本映画祭ではジャパニーズアニメーション部門では創成期から活躍し、本年3月に逝去したアニメーター・大塚康生氏のレトロスペクティブで歴史を振り返る。一方では「2021年、主人公の背負うもの」というテーマで最新アニメが描こうとしているものに注目。さらに特撮部門では生誕50周年を迎えた「仮面ライダー」シリーズの特集が決まっている。■開催概要「第34回東京国際映画祭」開催期間:10月30日(土)~11月8日(月)会場:日比谷・有楽町・銀座地区公式サイト: 「TIFFCOM2021」開催期間:11月1日(月)~3日(水・祝)会場:オンライン公式サイト:
2021年09月22日『ベイビー・ドライバー』のエドガー・ライト監督最新作『ラストナイト・イン・ソーホー』が、10月30日(土)より開催される「第34回東京国際映画祭」にてジャパンプレミア上映されることが決定した。本作は、ライト監督が60年代ロンドンとホラー映画への愛を込めて贈るタイムリープ・サイコ・ホラー。今回本作は、東京国際映画祭のガラ・セレクション部門に出品され、ジャパンプレミア上映。日本封切り前に、いち早く鑑賞できる貴重な機会だ。また、ソーホーという同じ町で現代と60年代、それぞれの時代を生きるエロイーズ(トーマシン・マッケンジー)とサンディ(アニャ・テイラー=ジョイ)の姿が写し出されている新着スチルも到着。ライト監督は、ワールドプレミアにあたるベネチアでの上映前、自身のtwitterで「大きなスクリーンで楽しんでもらうためにあえて秋に延期にした」「未来の観客のために後半の展開をあまり明かさないで」とお願いを発信していた。そんな公開まで慎重に進められていく本作。徐々に明かされているキャラクターたちの視線ひとつにも期待が高まるばかりだ。『ラストナイト・イン・ソーホー』は12月、TOHOシネマズ日比谷、渋谷シネクイントほか全国にて公開予定。「第34回東京国際映画祭」は10月30日(土)~11月8日(月)日比谷・有楽町・銀座地区にて開催。(cinemacafe.net)■関連作品:ラストナイト・イン・ソーホー 2021年冬、全国にて公開© 2021 FOCUS FEATURES LLC. ALL RIGHTS RESERVED
2021年09月21日10月30日(土)~11月8日(月)開催の第34回東京国際映画祭にて、オープニング作品に『クライ・マッチョ』、クロージング作品に『ディア・エヴァン・ハンセン』が上映されることが決定した。東京国際映画祭は昨年からのコロナ禍の中で、「映画館で映画を観る喜び」を伝えるべく映画館でのフィジカルな上映を基本姿勢としており、今回はその喜びを体験できる2作品が選ばれた。オープニング作品はハリウッドの伝説、クリント・イーストウッド監督が主演も兼ねた最新作『クライ・マッチョ』。イーストウッド監督の50周年記念作品でもある本作は、人生に失敗した男と親の愛を知らない少年がメキシコを横断していく中で人生に必要な「本当の強さ」とは何なのかを見出してく感動作。危険で壮大な道中で予想外の困難と思いがけない出会いから2人が見つける“新たな生きざま”が、映画祭の開幕を熱く盛り上げる。またクロージング作品は、『ラ・ラ・ランド』『グレイテスト・ショーマン』の音楽チームが贈る大ヒットミュージカルの映画化作品で先のトロント国際映画祭でもオープニングを飾った『ディア・エヴァン・ハンセン』。本作は1通の手紙と“思いやりの嘘”をきっかけに、誰にも心を開けずにいた主人公エヴァンが<本当の自分>に気づくまでの過程を描く希望に満ちた物語で、心震わす感涙ミュージカルが映画祭の終幕を飾る。第34回東京国際映画祭は10月30日(土)~11月8日(月)まで開催。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ディア・エヴァン・ハンセン 2021年11月26日より全国にて公開© 2021 Universal Studios. All Rights Reserved.クライ・マッチョ 2022年1月14日より全国にて公開© 2021 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2021年09月21日Vaundy(バウンディ)が、2022年春の全国ライブツアーを開催。2022年2月5日(土)の東京・Zepp DiverCityを皮切りに、大阪・熊本・福岡・北海道・宮城・広島・愛知・神奈川の17公演をまわる。Vaundy2022年春の全国ライブツアー開催Vaundyは、作詞・作曲・アレンジをすべて自らが手がける現役大学生アーティスト。2021年6月には「benefits」をリリースし、7月には中川大志主演のドラマ『ボクの殺意が恋をした』主題歌として書きおろした新曲「花占い」を配信するなど、精力的に活動している。そんなVaundyが、2022年春の全国ライブツアーを開催。9月12日(日)より自身初のライブツアーも実施しているVaundyが、ツアー規模を拡大し、どのようなパフォーマンスをみせてくれるのか。注目したい。【詳細】Vaundy 2022年春全国ライブツアー「one man live tour 2022 Spring」開催日程:2022年2月5日(土) Zepp DiverCity(TOKYO)東京都2月10日(木) Zepp Osaka Bayside 大阪府2月11日(金祝) Zepp Osaka Bayside 大阪府2月19日(土) KUMAMOTO B.9 V1 熊本県2月20日(日) Zepp Fukuoka 福岡県2月24日(木) Zepp Sapporo 北海道2月25日(金) Zepp Sapporo 北海道3月27日(日) SENDAI GIGS 宮城県3月28日(月) SENDAI GIGS 宮城県3月31日(木) HIROSHIMA CLUB QUATTRO 広島県4月1日(金) HIROSHIMA CLUB QUATTRO 広島県4月6日(水) Zepp Nagoya 愛知県4月7日(木) Zepp Nagoya 愛知県4月14日(木) Zepp Haneda(TOKYO) 東京都4月15日(金) Zepp Haneda(TOKYO) 東京都5月19日(木) KT Zepp Yokohama 神奈川県5月20日(金) KT Zepp Yokohama 神奈川県■チケット情報オフィシャルサイト最速先行予約(抽選)受付期間:9月12日(日)19:00~9月26日(日)23:59※チケット詳細は公式サイト(を確認。
2021年09月16日10月30日(土)~11月8日(月)開催第「第34回東京国際映画祭」における特集企画として、田恵輔監督の特集を実施することが決定した。「第34回東京国際映画祭」では昨年まで「Japan Now」部門として現在の日本を代表する邦画作品を紹介してきたが、今年から「Nippon Cinema Now」部門と名称を改め、より多様性に富んだ邦画作品を世界に向けて紹介する。「Japan Now」部門では、今一番海外へ紹介したい映画人として、これまでは原田眞人監督、岩井俊二監督、安藤サクラ、蒼井優、満島ひかり、宮﨑あおいら女優4名、役所広司、大林宜彦監督、深田晃司監督といった、既に映画界の第一線で活躍してきていた映画人を特集してきたが、今年はこれから世界に打って出るであろうアップライジングな新しい才能に焦点をあてる形で特集を組むこととし、その白羽の矢が立ったのが、9月23日(木・祝)に注目の最新作『空白』の公開を控える田恵輔監督だ。近年『ヒメアノ〜ル』(2016年)、『犬猿』(2018年)、『愛しのアイリーン』(2018年)、『BLUE/ブルー』(2021年)と精力的に作品を発表し、かつ、そのいずれの作品も観る人の心を強く揺さぶる衝撃作となっており、ストーカー、兄弟姉妹、国際結婚、ボクシング、加害者被害者、それぞれの土壌で燻し出される人間関係の狂気ともいえる純粋さ、もしくは純粋なまでの狂気を映画的な視線で描き切る才能に富んでいる。今後間違いなく国内外の映画祭で注目されるであろう田監督の最新作『空白』を含め『ヒメアノ~ル』『BLUE/ブルー』などの作品を上映が上映されるため、ぜひその強烈な才能を劇場で目の当たりにしてほしい。<コメント>■田恵輔監督映画監督を目指して頑張っていた頃、東京国際映画祭は客として観に行くものでした。そこで自分の作品が上映されるとは夢にも思わなかったです。これは夢が叶ったと言っていいですよね?嬉しくて泣いてます。しかも特集上映とは嬉しくてお漏らししてます。■第34回東京国際映画祭プログラミング・ディレクター:市山尚三田恵輔の映画を最初に見たのは『ヒメアノ~ル』だった。こんな凄い映画を撮る監督がいたのか、と過去作をさかのぼり、それまで見ていなかったことを恥じた。ごくありふれた人々からここまでのドラマを引き出す力はただ事ではない。『Blue/ブルー』、『空白』という2本の傑作が公開される2021年、この特集を組めたことは大きな喜びである。■映画祭プログラマー、キュレーター:ジョヴァンナ・フルヴィKuhaku (Intolerance) is a very strong film, with a very good script, good editing and acting.(『空白』は素晴らしい脚本、編集、演技に裏打ちされた、とても強烈な作品です)■The Japan Times シニア映画批評家:マーク・シリング“Intolerance” uses a tragic accident, with no one really to blame, to investigate not only how the mass media preys and the local community shuns – both all-too-familiar tropes in Japanese films – but how the process of grieving and forgiveness truly works, without painting the participants purely wrong or right. Like Yoshida’s previous films it traffics in extreme acts and emotions, but with subtlety and nuance and, for even the weak-spirited and wrong-headed, insight and compassion.(『空白』は誰も責められない悲劇的な事故を舞台に、邦画ではなじみ深い題材である、いかにマスメディアが餌食にし、いかに地域社会が疎外するかということを掘り下げるだけでなく、悲しみと許しのプロセスがどのように進んでいくのかを、関係者を単に善悪で描くことなく、上手く表現しています。田監督の過去作品のように、本作は極端な行動と感情が行き来しつつ、繊細でニュアンスがあり、弱気でひねくれものでさえ、洞察と思いやりがあります)【開催概要】「第34回東京国際映画祭」開催期間:2021年10月30日(土)~11月8日(月)会場:日比谷・有楽町・銀座地区公式サイト: 「TIFFCOM2021」開催期間:2021年11月1日(月)~3日(水・祝)会場:オンライン公式サイト:
2021年09月14日「第34回東京国際映画祭」が10月30日(土)~11月8日(月)、日比谷・有楽町・銀座地区で開催される。この度、本企画より新たなポスターが発表された。昨年まではソフトバンクのCMなどで有名な佐々木宏がクリエイティブ・ディレクターを務め、蜷川実花の写真をあしらった形のデザインでポスターを展開していた「東京国際映画祭」。しかし今年からは日比谷・有楽町・銀座エリアへの移転や部門の改変などもあり、東京国際映画祭が新たに生まれ変わる年ということで、ポスタービジュアルも人をフィーチャーした形のこれまでにないものに刷新されている。そして、今回のビジュアルを手掛けたのは世界的なデザイナー・コシノジュンコ。彼女が自身で作った伊藤若冲のニワトリの画をモチーフに、衣装をまとった女性が風を切って歩いていくイメージで作り上げたという。本映画祭の今年の大きなテーマのひとつとして「越境」があり、コロナによるコミュニケーションの断絶や男女差別、経済格差、国際紛争、色々な問題を乗り越えて、その先にある映画の姿を観てほしいという狙いがある。発表されたポスターも、そういったコンセプトをビジュアライズしたものとなっている。<コシノジュンコ・コメント>映画祭は憧れなので、今回のお話を頂いたときはびっくりもしましたがとても嬉しかったです。今回のビジュアルはかっこいい女性が、コロナも吹っ切れて、前に向かう、風を切って向かうというイメージが今回の東京国際映画祭のある意味でのビジョンでもあるかと思いました。そういう意味で、理屈ではなく、見てわかるというような、風を切って歩いて行くというような、そういったイメージで作りました。<東京国際映画祭チェアマン:安藤裕康・コメント>コシノジュンコさんとは、これまでもパリ、ニュ-ヨーク、アジアの国々など世界中のあちこちで仕事をご一緒してきましたが、その国際感覚の豊かさと前向きなエネルギーにいつも圧倒されてきました。そういうコシノさんにこのたびデザインを担当頂くことになって、東京国際映画祭が国際色を一段と強め、ステップアップしていければと思っています。■イベント情報「第34回東京国際映画祭」10月30日(土)~11月8日(月)会場:日比谷・有楽町・銀座地区公式サイト: TIFF
2021年09月07日