皆さんは、無断キャンセルをした経験はありますか? 今回は「迷惑行為を繰り返す男」にまつわる物語とその感想を紹介します。 ※この物語はフィクションです。イラスト:あしたのLaw〜スカッとする漫画動画〜複数のレストランを予約して…彼女とのデートのために、あらゆるジャンルのレストランを複数予約していた主人公。彼女が「今日はイタリアンが食べたい!」と言ったため、主人公は他の店を無断キャンセルして…。他の店から電話が…出典:あしたのLaw〜スカッとする漫画動画〜予約確認の電話が鳴り響き「他の店も着拒しとくか」と、主人公は着信拒否しました。そんなある日、レストランでトラブルを起こした主人公は、その店を逆恨みします。そして店に嫌がらせをするため、予約と無断キャンセルを繰り返し…。オーナーから「法的処置をとる」と言われても、反省せずに無断キャンセルをしたのです。すると後日、自宅に警察がやってきて、主人公は「警察…?なんで!?」と青ざめるのでした。読者の感想複数の店を予約して無断キャンセルを繰り返すなんて、主人公の言動は非常識ですね。店側からするとかなり迷惑なので、警察が来て当然だと感じました。(30代/女性)彼女のために店を予約するのはいいですが、複数の店を無断キャンセルするとは悪質ですね。反省せず迷惑行為を繰り返す主人公を同じ男性として情けないと思いました。(20代/男性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(lamire編集部)
2024年02月18日全12席の映画館とレストランが融合した新しいエンタメを提案する「モンキーシネマレストラン」が、今年4月、大阪・大国町にオープンした。いつでもどこでも映画を観られる時代だからこそ、独自にセレクトしたここでしか出会えない映画をスクリーンで鑑賞してもらいたい、そして、厳選された松阪牛を中心にした無国籍料理やお酒を、映画の余韻に包まれながらゆっくり楽しんでもらいたい、というコンセプトでスタートしたお店だ。店内には海外の映画スターや映画監督の肖像画が飾られ、隠し扉を開けると映画館へとつながる通路が現れる仕掛けになっている。レストランのメニューは、タコスやフライドチキンライスをはじめ、この店の一番人気メニューであるA5松阪牛を使ったモンキーステーキなど、アメリカンダイナーを思わせるメニューが並ぶ。このお店のシェフが、『ニワトリ★スター』などを手掛けた映画監督でもある、かなた狼だ。ここ5年ぐらいの間の映画館を取り巻く状況の変化やミニシアターの苦境を間近に見たことで、映画作りの一環として、新しい映画の在り方を模索する中で、ここでしか観られない作品を上映するとともに、上映機会の少ないインディーズ作品のサポートなどをする、映画館を併設したレストランを思いついたそう。レストランには、映画を観ることは、その映画について語り合う時間も含まれているという、かなたの思いが込められ、「映画を観た後には、安くて美味しいものを食べて飲んで語り合ってほしい」と語った。それも、『ニワトリ☆フェニックス』を撮影した三重県での地元の方との交流が縁で、松阪牛を直接安く仕入れることができたと言うから驚きだ。かなたも元料理人という経歴から、レストランで腕を振るう機会もあり、その際には映画を観たお客さんと映画について話すことを楽しみにしているそう。また、レストランの上階が民泊になっていることから外国人のお客さんも多く、英語字幕版の上映が喜ばれているそうだ。今後は、『ニワトリ☆フェニックス』撮影時の裏側を映した新作ドキュメンタリー『GLIMPSE(グリンプス)』や日本で上映されていない短編作品などの上映も手掛けていきたいとのこと。現在、映画は週末に『神在月のこども』と『ニワトリ☆フェニックス(MCR Ver.)』を上映。平日も、要相談で上映可能とのこと。予約は公式サイトから。「モンキーシネマレストラン」大阪府大阪市浪速区大国3-1-15 Wolf Pack Apartment1階取材・文・撮影:華崎陽子
2023年11月12日映画『パラサイト 半地下の家族』のイ・ソンギュンをはじめとする俳優や映画監督4人が東南アジアを旅する「勝手気ままなアジョシ旅」が、6月よりCSのMnetにて初放送される。全員異なる目的を持ったアジョシ(=おじさん)たちが東南アジア旅行に出発。個人主義者の4人が繰り広げる、勝手気ままな旅行バラエティを繰り広げる。旅をするのは、映画『パラサイト 半地下の家族』や『最後まで行く』出演のイ・ソンギュンや、「ストーブリーグ」のキム・ドヒョン、「財閥家の末息子」のキム・ナムヒ、バラエティで大活躍中の映画監督チャン・ハンジュンの4人。大人気バラエティ「テントの外はヨーロッパ」シリーズの演出家が手掛ける、一風変わった旅行バラエティとなっている。「勝手気ままなアジョシ旅」は6月4日(日)10時~CS放送 「Mnet」にて1話先行放送、6月9日(金)20時~「Mnet」にて放送・「Mnet Smart+」にて配信。Mnet Smart+では本放送後すぐにVOD配信開始。(text:cinemacafe.net)
2023年04月16日「一緒に食事をしないか?」同僚が仕事終わりに、奇妙な提案をしてきた。この辺境の職場には変わり者が多いが、この同僚は格別だ。「それはどういう意味か?私の栄養摂取のタイミング、構成、摂取量も、あなたとは大きく違うはずだが」「地球人の食事、特に“レストラン”での食事という文化を再現、体験してみようと考えた。二人一緒だと、より多くの発見に富んだ体験ができると推測する」私たち調査団は、恒星標準時間で数万年前のいっとき、この辺境惑星を支配した生物を“地球人”と呼んでいる。“地球”は彼らの言語でこの惑星の名前で、絶滅生命体の社会・文化研究を専門とするこの同僚が最初に使い始めた。地球人が彼らの文明について多くの情報を残そうとした痕跡はあるが、ほとんどは失われ、彼ら自身の遺伝情報すら、すべては解明されていない。しかし先ごろ食事にまつわる多くの情報の断片が見つかり、復元された。地球人は家族のほかに“友人”、“恋人”といった独特の関係性を築く上で、栄養摂取の時間を利用したらしい。時には自宅ではなく“レストラン”――栄養を様々な形にして供し、その対価として通貨を得る、商業の一形態と推測――を利用したようで、同僚はこの発見に多大な関心を寄せている。「“レストラン”での食事は同空間での摂取と認識する。健康への影響は大丈夫なのか」「食事の前後に精密検査を行う。栄養の内容も一部復元情報から生成した素材を使用するが、私たちの体への影響を事前に検査してある。二人ずつで問題が生じなければ、ゆくゆくは複数人での実験も視野に入れている」私たちの星系では未知の病原菌が頻繁に蔓延するため、栄養摂取、激しい運動、排泄といった体液が多く飛散する行為を同空間で行うことは忌避されている。免疫遺伝子を近しくする者とも、一定の介助が必要な幼少期以降は滅多にそのような行為を共にしない。躊躇いはあったが、私は同僚の提案に応じることにした。実験への警戒心より、科学者としての好奇心が優った。復元された“レストラン”には予め同僚から教示された通り、地球の食事道具が並んでいた。空間いっぱいに不思議な“音楽”なるものが響き、同じ装飾をつけて “給仕”となった整備マシンによって、私たちの前に最初の“グラス”と“皿”が運ばれてきた。「ワインでございます」「海の幸のカルパッチョでございます」“ワイン”は一口舐めると私たちが使用する薬品と似たような味がした。しかし口の奥で嗅いだことのない、だが決して不快ではない香りが膨らみ、舌を包む感覚がある。「地球人は数種の果物や花の香りが混ざったものと形容していたようだ」「原料自体は単種の果物と認識しているが」「そうだ。たった一種類の果物を、他の生物の手を借りながら、驚くべき手間と時間をかけてこの液体に変容させていた」もう一つの皿の中身は非加熱の肉をとりどりの植物と一緒に無秩序に並べた上に、液体状の何かをかけたもののようだった。半信半疑で口に入れると冷たく奇妙な食感と香り、続いて形容し難い味の層が口中に広がった。「植物由来の調味料を、複数使っているのか」「切る以上の調理をしていない水生動物と、手間をかけて抽出した濃度の高い陸生植物由来の調味料を組み合わせている。面白いと思わないか」「なぜこんな余計な手間をかける?食材の無駄も多すぎるのでは?」私は感心するより呆れた。地球とはそんな無駄が許されるほど食べ物が溢れかえる星だったのだろうか。私たちの星では同盟星の全生命体の健康を保つべく、栄養分の生産から摂取までの工程すべてに無駄がないよう管理している。同僚はまるで本物の地球人のように、“レストラン”を楽しんでいるように見えた。地球の奇妙な道具の扱いも堂に入っている。次に“給仕”が運んできたのは「かぼちゃのポタージュ」と「牛フィレステーキの赤ワインソース」だった。同僚によれば、“牛”なる陸生動物の復元は叶わなかったので、私たちが普段摂取するXXXという動物の遺伝操作をして作り上げた肉を使ったらしい。立ち上る香りもXXXに似ているが、焼き方のせいか、ソースのせいか、いつもより強く食欲が刺激される。「地球の味がどこまで再現できているのかは不明だが、私たちの好みに近くないか?」「XXXより柔らかいのは調理法にもよるのか……このソースは最初に飲んだ“ワイン”とはまったく味が違うようだが」「肉の柔らかさは特定の部位だけを切り出しているから。ソースのワインは、素材は同じ果物でも形種と製法が違う。こちらは果物を丸ごと使うが、最初に飲んだものは皮や種を取り除く。さらにこのソースは香りの強い植物と、“牛”の骨のエキスや乳から生成した調味料を使っている」ほんのりと甘みのあるスープにも“牛”の乳は活用されているのだという。素材の無駄が多いと思ったが、必ずしもそうではないらしい。最後には「チョコレートムースとシトラスソルベ」という色鮮やかで小さな一皿と、熱い「コーヒー」が供された。遺伝操作をして復元した数種の植物の種、豆、実が、甘み、酸味、苦味となって私の中で混ざり合う。栄養の温度や味の違いは素材と製法の違いによりたまたま生じたものと考えていたが、この最後の皿で、すべて計算されたものなのだと気付いた。「一つ一つの皿の見た目、味、香り、温度や食感、咀嚼音の違いまでも楽しむ……彼らは“レストラン”の手間隙かけた食事で体の内外の感覚器官を動員させ、それを同席した者同士で共有することを目指した、というのが私の仮説だ」「感覚を共有することで関係性を築くのは、私たちの祖先と同じだな」「地球人は私たちのような同調能力を持っていなかったが故に、意思疎通の手段が原始的な言語や所作に限られていた。性別や生育環境から生じる個体差もあった。そこに相手を知りたい、近付きたいという強烈な欲求が生じ、同空間での食事によって各種感覚を共有できたとき、喜びを感じた――とは想像できないだろうか」「あなたは本当に想像力が豊かだ」「この“レストラン”実験で、あなたにも地球人の面白さが伝わるといいのだが」かつてこの星の“レストラン”で、手間隙かけて加工された栄養を通じて、より互いへ近付こうとした生物がいた。彼らにとってその行為は、多少の健康上のリスクを冒してでも行う価値があった。本当に関係性を築けたのかは不明だが、そのようにして、彼らは確かに食べ、共に生きていた。はるか遠い過去に滅んでしまった生命のひたむきさを、私はこの奇妙な同僚を前にして突如、痛切に感じた。「私はあなたに少し同調しかけているようだ。これも“レストラン”のせいか」著者プロフィール白尾悠しらお・はるか2017年「アクロス・ザ・ユニバース」で第16回「女による女のためのR-18文学賞」大賞・読者賞をダブル受賞。同作を収録した『いまは、空しか見えない』でデビュー。他の著書にNHK-Eテレ『理想的本箱』で紹介され話題を呼んだ『サード・キッチン』、実在の高齢者劇団をモチーフにした『ゴールドサンセット』がある。白尾さんオススメのお店CAFE&MORE MIYANO-YU【エリア】日暮里【ジャンル】カフェ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】根津駅
2023年02月21日√K Contemporary (ルートKコンテンポラリー/東京・新宿)では、2022年10月8日(土)~10月29日(土)にかけて、東南アジア出身の若手作家11名の作品を集めたグループ展「Neo-Animism: 11 Artists of Southeast Asia」を開催いたします。Neo-Animism: 11 Artists of Southeast Asia現在、経済成長著しい東南アジア諸国では、その目まぐるしい変化の中で多くの才能が開花し、世界から注目を集めています。今年、ドイツ・カッセルで開催されている「ドクメンタ15」でインドネシアのアートコレクティブ、ルアンルパが芸術監督に任命されたことからも、その期待値の高さがうかがえるでしょう。本展では、グローバルアートシーンで活躍するアーティスト、11名の作品を展示いたします。日本国内で海外のアーティストの作品を見て、購入する機会は少なく、大規模なアートフェア以外ではあまりありません。しかし、グローバルな感性に触れていくことで、日本のアートシーンに起爆剤を投じ、よりグローバルな市場への一歩を歩みだせるのではないかと私たちは考えています。Roby Dwi Antono, Dara Dan Tanah(2015)Roby Dwi AntonoDara Dan Tanah, 2015Oil on canvas35.5×25.5cm少子化に向かう日本社会は、これからますます他国からの移民が増え、「多国籍国家」となっていきます。そんな時勢の中で、私たちは民族間の「違い」を超え、「共通項」に視点を充てて世界と共存していくという意識を再認識することが必要なのではないか。そして、人類の共通言語であるアートが今後の私たちの在り方を考えるきっかけになるのではないかと考えています。本展に出展するアーティストは皆、多民族、多言語、多宗教という多様な文化の中で暮らし、それぞれの制度、教育、情勢の中で養われた純粋な魂をのびのびと芸術に昇華しています。世代によるメディアやエンターテイメントの影響も色濃く画面に現れる中で、今まさに自分達の想像力や感性を表現世界に構築し、それを土台にアジアの新たなアートシーンを創出しています。思考の中だけで展開されていた夢幻や空想の世界を現実社会に落とし込もうとするかのような彼らの豊かな創造力は新しい時代へ向けて、世界の見え方を少しだけ変えようとしているのではないでしょうか。彼らの作品から発信されるポジティブな姿勢に、私たちはアジアの新しい美術市場の幕開けを予感しています。平面、木彫、立体等、多様な作品群を通して見える彼らの視点や感性をぜひ感じてみてください。■本展の見どころ<新進気鋭から中堅作家まで、東南アジアのこれからを担うアーティストが集結!>マニラを拠点に多くの作家を取り扱うGalerie Stephanieとの共同キュレーションとなる本展では、フィリピンやインドネシア等の東南アジア諸国を拠点に活動する作家たちの旧作、新作含めた約30点を出展します。海外で人気の高いRoby Dwi AntonoやMr.S、Sid Natividad、Farley del Rosarioなど今後が嘱望されるアーティスト達が一堂に会す、この機会をお見逃しなく!<2つのセクションで見る多様な作品群>本展では、多様な作家たちの作品群を2つのセクションで展示いたします。ひとつのセクションでは、漫画や特撮ものといった日本文化の影響を垣間見ることのできる「キャラクターアート」につながる作品群。そして他方では、超写実的なシュールレアリスム作品など、空想世界と現実社会を描き出した作品群を展示いたします。Reen Barrera, Am I Good Enuf (2022)Reen BarreraAm I Good Enuf, 202261cm×61cmAcrylic on canvas■出展作品Mr.S, Underneath The Skin (2022)Mr.SUnderneath The Skin, 2022121.9×91.4cmAcrylic on canvasArnold Lalongisip, Wonderment (2022)Arnold LalongisipWonderment, 202291.4×121.9cmAcrylic on canvasRenz Baluyot, On A Silent Plain (2019)Renz BaluyotOn A Silent Plain, 201960.9×76.2cmOil on canvasFarley del Rosario Vincent, Look Over There! (2022)Farley del RosarioVincent, Look Over There! , 202261×61cmAcrylic on canvasErikson Arcilla, Rakuyou (2022)Erikson ArcillaRakuyou, 2022121.9×91.4cmOil on canvasImam Santoso, The Dead Tree Shadow (2021)Imam SantosoThe Dead Tree Shadow, 2021100×80cmAcrylic on canvasLyndon Maglalang, Untitled (2022)Lyndon MaglalangUntitled, 202281×61cmAcrylic and dry paint on canvasGenavee Lazaro, Cactus Friends at Sea (2022)Genavee LazaroCactus Friends at Sea, 202220.3×17.7×17.7cmStoneware, wood, rattan, japanese paper, emulsion, bulbSid Natividad, After The Storm (2022)Sid NatividadAfter The Storm, 202261×45.7cmOil and resin on wood■共同キュレーター|Galerie StephanieGalerie Stephanieは、2007年に設立されたマニラを拠点とするフィリピンを代表するコンテンポラリーアートギャラリーです。フィリピンのアーティストをはじめ、インドネシアや日本といったアジア圏のアーティスト達を世界のアートシーンに紹介しています。自国と海外の境界をなくし、地元のアーティストを海外へ、海外のアーティストを国内へと広げる様々な企画展を開催、また国際的なアートフェアにも精力的に出展し、アジアのアートシーンの創出を行っています。Web | Instagram| @galeriestephanie Twitter | @galeriesteph Facebook | @Stephanie.Galerie ■「Neo-Animism: 11 Artists of Southeast Asia」開催概要企画展名 : 「Neo-Animism: 11 Artists of Southeast Asia」出展作家 : Arnold Lalongisip、Erikson Arcilla、Genavee Lazaro、Imam Santoso、Mr.S、Renz Baluyot、Roby Dwi Antono、Farley del Rosario、Lyndon Maglalang、Sid Natividad、Reen Barrera会期 : 2022年10月8日(土)~10月29日(土)*日・月休廊、祝日開廊会場 : √K Contemporary(ルートKコンテンポラリー)Address: 東京都新宿区南町6Tel : 03-6280-8808Email : info@root-k.jp 企画展Web: 入場料 : 無料主催 : |√K Contemporary協力 : Galerie Stephanie*作品の販売は先着順となります。■新型コロナウイルス感染症対策について新型コロナウイルス感染症の拡大状況により、開催内容が変更となる可能性がございます。何卒ご了承ください。ご来場の際は、マスク着用及び検温、手指のアルコール消毒に御協力ください。■√K Contemporaryについて√K Contemporaryは、次世代を担う優れたアーティストを広く紹介していく場として、2020年3月神楽坂にオープンしました。先人達の芸術思考を学び、その審美眼を以って主に戦後から現代、そしてコンテンポラリーアートを幅広く紹介するこのギャラリーには、時空や国境を越えて芸術の本質に触れる場を作りたい、という想いが込められています。Web | Instagram| @rk_contemporaryTwitter | @rk_contemporaryFacebook | @rootkcontemporary 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月29日東京・御茶ノ水の日本茶レストラン「レストラン 1899 お茶の水」は、夏限定「1899 アフタヌーンティープレート」を、2022年7月1日(金)から8月31日(水)まで開催されます。抹茶×季節のフルーツを楽しむアフタヌーンティープレート「1899 アフタヌーンティープレート」は、“涼を感じる”をテーマにしたプレート。抹茶に季節のフルーツを組み合わせたスイーツなど、全9品が並びます。中でも目を引くのは、色鮮やかな3層仕立ての「抹茶と桃のパンナコッタ」。抹茶のパンナコッタとモモのパンナコッタにベリーソースを重ね、モモと栗の甘露煮や、抹茶クリームをトッピングしたフレッシュな桃の甘さが際立つ1品。抹茶の美味しさをダイレクトに感じられる「抹茶かき氷」もおすすめ。抹茶を溶かした白蜜を凍らせて崩す、という工程を4回ほど繰り返すことで、細かく滑らかな口どけに仕上げられています。また、抹茶を練りこんで焼き上げたシュー生地に、フルーツを組み合わせた抹茶クリームを絞った「抹茶シュークリーム」や「抹茶タルト」のほか、抹茶味噌と出汁巻き玉子を抹茶パンでサンドした「抹茶玉子サンド」などのセイボリーも用意。茶せんでたてた抹茶&ほうじ茶の“日本茶シェイク”もさらに、同期間中、日本茶とジェラートを使用した「日本茶シェイク」が初登場。ジェラートのシェイクをベースに、茶せんでたてた抹茶を注ぐ「抹茶クリーミーシェイク」、茶せんでたてるほうじ茶を注ぐ「ほうじ茶クリーミーシェイク」の2つのフレーバーをラインナップします。【詳細】「1899 アフタヌーンティープレート」 2,300円期間:2022年7月1日(金)~8月31日(水)場所:レストラン 1899 お茶の水住所:東京都千代田区神田駿河台 3-4 ホテル龍名館お茶の水本店 1F提供時間:14:00~18:00メニュー:抹茶シュークリーム、抹茶と桃のパンナコッタ、抹茶かき氷、抹茶タルト、季節の果物、桃と生ハムの湯葉巻き、あさつゆゼリー、抹茶玉子サンド、濃茶アイス<日本茶シェイク> 各750円フレーバー:抹茶クリーミーシェイク、ほうじ茶クリーミーシェイク※仕入れ状況により、一部食材を変更する場合あり。
2022年06月16日ベトナム・タイを中心にアジアのアイテムを展開するショップ「333(バーバーバー)」が手がける、東南アジアのヴィンテージ民芸品やジュエリーなどを集めた新セレクトショップ「テイ(tay)」が東京・初台に2022年1月28日(金)にオープンする。東南アジアのヴィンテージアイテムや民芸品をセレクトショップ名の「テイ(tay)」は、ベトナム語で“手”を意味する言葉。「手から手へ、手を取り合って、受け継がれる - From Hand to Hand, Hand in Hand, Handed Down」をコンセプトに、東南アジアを中心に集めた希少なヴィンテージの古道具や民芸品を、今の気分とミックスしたモダンなスタイルで提案。山岳民族たちのヴィンテージ・ジュエリー、刺繍を施した衣装なども販売する。ベトナムのヴィンテージ陶器や竹細工のランタンベトナムからは、“幻の民芸皿”と言われる50~70年代のソンべ焼きや、ビエンホア花器、ライティウ焼きの食器といったヴィンテージ陶器、職人が作る花器や竹細工のランタンなどをセレクト。タイなど山岳民族のヴィンテージジュエリーや民族衣装もまた、タイ・ミャンマー・ベトナムなどの山岳地帯で生活を営む、カレン族、ルア族、ヤオ族、モン族など山岳民族のヴィンテージ・ジュエリーやテキスタイル、実際に山岳民族たちが身にまとう希少な民族衣装も登場。さらに、セレクトアイテムに加え、「テイ」オリジナルアイテムとして、日本の縫製職人とタッグを組み、ヴィンテージテキスタイルを用いて作った様々なリメイクアイテムも展開する。尚、オープン日の1月28日(金)から2月13日(日)にかけては、学芸大学のヨーロピアンヴィンテージショップ「ユーワー(EWER)」のアイテムを期間限定で展開。フランスやイギリスの古着を販売する。【詳細】テイオープン日:2022年1月28日(金)住所:東京都渋谷区初台1-39-14TEL:03-6455-1589営業時間:木曜日~日曜日 11:00~19:00■ユーワー 期間限定イベント開催期間:2022年1月28日(金)~2月13日(日) 11:00~19:00 ※営業日:木曜日~日曜日開催場所:テイ
2022年01月21日東京・御茶ノ水にある日本茶レストラン「レストラン 1899 お茶の水」で、イチゴのスイーツフェアが開催。2021年12月1日(水)から2月28日(月)までの期間で、2種類のスイーツと3種類の新作ドリンクを提供する。日本茶レストラン「レストラン 1899 お茶の水」イチゴのスイーツフェア8種のメニューを一度に楽しむアフタヌーンティープレート中でも特に注目したいのは、イチゴと日本茶を使った和洋のスイーツ&セイボリーを一皿に盛り付けた「1899 アフタヌーンティープレート」。イチゴを散りばめたゼリーとあずき入りの抹茶レアチーズを重ねた2層ケーキ「いちごと抹茶のテリーヌ風」、白あんでほんのりとした甘みを加えた「いちごの甘酒」、「いちごとほうじ茶のミニパフェ」など、全8種類のメニューを一度に味わえるプレートメニューだ。贅沢な大人の和パフェ一方の「いちごと抹茶の冬色パフェ」は、イチゴと抹茶をふんだんに使ったパフェ。イチゴのコンポートや「自家製 和紅茶と柚子ピールのジュレ」、ローストした「酒茶ケーキ 抹茶」、濃茶のアイス、白あん・抹茶・生クリームを合わせた抹茶クリームなど、イチゴや抹茶をはじめとする和素材16種を17層に重ねた、贅沢な大人の味わいが楽しめる。イチゴを合わせた新作ドリンクは全3種ドリンク類は、「レストラン 1899 お茶の水」の人気ドリンク「濃茶ラテ」に自家製のイチゴソースを加えた「いちご濃茶ラテ」、淹れたてのほうじ茶と和紅茶を使った「いちごほうじ茶ラテ」「いちご和紅茶ラテ」の3種類が用意されている。詳細「レストラン 1899 お茶の水」イチゴのスイーツフェア■スイーツ販売期間:2021年12月1日(水)〜2022年2月28日(月)提供時間:カフェタイム(14:00〜18:00)価格:・「1899 アフタヌーンティープレート」1,800円・「いちごと抹茶の冬色パフェ」1,700円■ドリンク販売期間:2021年12月1日(水)〜2022年2月28日(月)提供店舗・時間:・「レストラン 1899 お茶の水」[平日]11:00〜21:00、[土日祝]11:00〜18:00 ※カフェタイムの席の利用は90分まで。・「チャヤ 1899 東京」11:00〜17:00 ※日祝は休業。価格:・「いちご濃茶ラテ」(温・冷) 単品700円・「いちごほうじ茶ラテ」(温・冷) 単品700円・「いちご和紅茶ラテ」(温・冷) 単品700円
2021年11月07日東京・御茶ノ水の日本茶レストラン「レストラン1899お茶の水」は、秋スイーツ「栗とほうじ茶の秋色パフェ」と秋の新作「1899 アフタヌーンティープレート」を2021年9月1日(水)から11月30日(火)まで期間限定発売する。"日本茶テーマ"レストラン「秋のほうじ茶スイーツ」日本茶カフェ「チャヤ1899東京」の姉妹店「レストラン1899お茶の水」は、東京・御茶ノ水にある“日本茶”レストランだ。2021年秋は、新作として「ほうじ茶」にフォーカスして2種類のスイーツを限定展開する。目玉となるのは、秋の味覚を贅沢に詰め込んだ「栗とほうじ茶の秋色パフェ」。パフェのトップには、ほうじ茶を使った濃厚なモンブランクリームがデコレーションされているので、1口目から栗の甘みとほうじ茶のビターさのマリアージュを体感できる。グラスの中には、栗の甘露煮、マロンアイス、イチジク、巨峰など、秋に旬を迎える食材を重ねて、ほうじ茶プリンやほうじ茶ケーキ、ほうじ茶アイスで和テイストに仕上げた。おこしやあられ、クルミの飴煮なども加えられており、食べ進めるほどに食感の変化も楽しむことができる。一方、秋の新作「1899 アフタヌーンティープレート」は、8品を盛り付けた豪華なスイーツプレートだ。栗やカボチャ、さらにほうじ茶や抹茶を使い、和洋折衷のユニークな味わいに仕上げている。栗と日本茶のペアリングを楽しめる「ほうじ茶モンブラン」には、日本酒を使ったほうじ茶リキュールを忍ばせることで大人な味わいに。ザクザク食感のほうじ茶メレンゲにマスカルポーネを合わせた生クリームを重ねた「ほうじ茶ケーキ」、ほうじ茶プリンをベースにした「ほうじ茶ミニパフェ」などもラインナップする。スイーツだけでなく、抹茶ポテトサラダをそうめんで包み揚げた「抹茶ポテトのいがぐり」や、抹茶味噌と出汁巻き玉子を“抹茶パン”でサンドした「抹茶玉子サンド」など、和テイストのセイボリーも同時に味わうことができる。【詳細】レストラン 1899 お茶の水 秋の新作「お茶スイーツ」発売期間:2021年9月1日(水)~11月30日(火)場所:レストラン 1899 お茶の水住所:東京都千代田区神田駿河台3-4 ホテル龍名館お茶の水本店 1F提供時間:平日 14:00~16:30、土日祝日 14:00~18:00・栗とほうじ茶の秋色パフェ 1,700円・1899 アフタヌーンティープレート 1,800円セット内容:ほうじ茶モンブラン、ほうじ茶ミニパフェ、ほうじ茶アイス、抹茶タルト、栗入りかぼちゃきんとん、抹茶ポテトのいがぐり、季節の果物、抹茶玉子サンド
2021年08月29日ヒトサラ「ベストシェフ&レストラン」とは2013年からはじまり今年で8年目を迎えた、“プロがプロ”を選ぶ唯一のアワード。プロの料理人が選ぶ本当においしいお店とシェフが、100軒・100人選出されました。“三つ帽子”のお店は全国で6軒その中の3軒をピックアップ三つ帽子…20名以上の料理人からおすすめされたお店杉田 孝明氏東京【日本橋蛎殻町すぎた】寿司各シェフの投票コメント日本橋蛎殻町すぎた店舗詳細【エリア】人形町/小伝馬町【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】28000円【アクセス】水天宮前駅 徒歩3分山本 征治氏東京【日本料理 龍吟】日本料理各シェフの投票コメント日本料理 龍吟店舗詳細【エリア】有楽町/日比谷【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】40000円【アクセス】日比谷駅 徒歩1分米田 肇氏大阪【HAJIME】イノベーティブ各シェフの投票コメントHAJIME店舗詳細【エリア】肥後橋【ジャンル】創作料理【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】50000円【アクセス】肥後橋駅 徒歩2分そのほかの3つ帽子のお店などをはじめ、"シェフが選んだシェフ”が知りたい方はこちらをチェックしてみてください!
2021年02月06日カジュアルレストラン「レストラン ソルフェージュ(Restaurant Solfège)」が、2020年9月21日(月)、東京・自由が丘にオープンします。「レストラン トヨ トウキョウ」が手掛けるカジュアルレストラン「レストラン ソルフェージュ」は、東京ミッドタウン日比谷の高級レストラン「レストラン トヨ トウキョウ(Restaurant TOYO Tokyo)」を運営する「トヨ ジャパン」が、住宅地に初めてオープンするカジュアルレストラン。「レストラン トヨ トウキョウ」は、パリに本店を持ち、フランスの革新派美食ガイド「ゴ・エ・ミヨ2020」にも掲載されたことがある人気店です。フレンチをベースに厳選食材を使用したメニュー店名に冠した“ソルフェージュ”は、音楽の基本となる“レッスン”を意味する言葉。この言葉が示す通り“レストランの原点”を問い直すような店舗を目指し、フランス料理をベースにしながらそれに捉われすぎず、身体と心が喜ぶ美味しいものにフォーカスしたランチ&ディナーメニューを提案しています。また、オーガニックでエシカルなものこそレストランの原点であるという考えのもと、食材を厳選。美しい彩りと自然の力が宿る新鮮な旬の食材を、生産者や農家と共に選定し、メニューに落とし込んでいます。ランチは、ガレットに新鮮な野菜を彩り豊かに飾り付けた「そば粉のガレット ソルフェージュ風」や「ポーチドエッグと生ハムの米粉パンケーキ」、日替わりランチメニュー等を提供。ディナーは5,000円+税、7,000円+税のコースメニューに加え、「アボカドと柑橘のサラダ 海老のグリエ」といった前菜や、メインとなる魚料理「季節野菜 サーモンのポワレ・ビーツのソース」、肉料理「五穀とデュカ コリアンダーのサラダラムチョップのグリエ」といったアラカルトメニューも展開。ミシュラン店で出会ったシェフ・ソムリエがプロデュースシェフ、ソムリエはガストロノミーの最前線で研鑽した人物たち。麻布十番のミシュラン一つ星レストラン「リベルテ・ア・ターブル・ド・タケダ(Liberté a table de TAKEDA)」で出会ったソムリエ・成澤亨太と、シェフ・滝本亘が、プロデュースをしています。成澤氏は、支配人・ソムリエとして銀座「ロドラント(l’Odorante)」、「リベルテ・ア・ターブル・ド・タケダ」を経て、「レストラン トヨ トウキョウ」の総支配人兼シェフソムリエを務めており、TBSドラマ「グランメゾン東京」のワイン選定や、様々な飲食店・バーのドリンク監修等も手掛ける人物です。フレンチの枠に留まらないイノベーティブな料理に合わせて、世界中の飲料からのペアリングを提案しています。滝本氏は、大阪レストランミチノ・ル・トゥールビヨンでフランス料理の基礎を学び、約20年に渡り南仏でミシュランの星に輝き続けるモダン・キュイジーヌの先駆者、プルセル兄弟の繊細で軽やかな世界を東京で発信し続けている「丸の内 サンス・エ・サヴール(Sens & Saveurs)」を経て、広尾・レストランひらまつ本店の副料理長に。その後「リベルテ・ア・ターブル・ド・タケダ」で腕を振るい、海外のイベントにも数多く同行しています。スポット情報スポット名:レストラン ソルフェージュ住所:東京都目黒区八雲3-26-6 リバティヒルクラブ1F電話番号:03-5726-8320メニュー例:■ランチ・日替わり パンプレートランチ(メイン+スープ+サラダ+パン+ミニデザート+コーヒー) 1,800円+税・日替わり ライスプレートランチ(メイン+スープ+サラダ+ライス+ミニデザート+コーヒー) 1,800円+税・そば粉のガレット ソルフェージュ風 1,600円+税・ポーチドエッグと生ハムの米粉パンケーキ 1,600円+税■ディナー<コース>・5,000円+税コース(アミューズ+前菜+魚料理+肉料理+デザート+食後のお飲み物)・7,000円+税コース ※要予約<アラカルト>・季節野菜 サーモンのポワレ・ビーツのソース 1,800円+税・五穀とデュカ コリアンダーのサラダ ラムチョップのグリエ 2,200円+税・アボカドと柑橘のサラダ 海老のグリエ 1,200円+税【予約・問い合わせ先】TEL:03-5726-8320
2020年09月27日カジュアルレストラン「レストラン ソルフェージュ(Restaurant Solfège)」が、2020年9月21日(月)、東京・自由が丘にオープンする。「レストラン トヨ トウキョウ」が手掛けるカジュアルレストラン「レストラン ソルフェージュ」は、東京ミッドタウン日比谷の高級レストラン「レストラン トヨ トウキョウ(Restaurant TOYO Tokyo)」を運営する「トヨ ジャパン」が、住宅地に初めてオープンするカジュアルレストラン。「レストラン トヨ トウキョウ」は、パリに本店を持ち、フランスの革新派美食ガイド「ゴ・エ・ミヨ2020」にも掲載されたことがある人気店だ。フレンチをベースに厳選食材を使用したメニュー店名に冠した“ソルフェージュ”は、音楽の基本となる“レッスン”を意味する言葉。この言葉が示す通り“レストランの原点”を問い直すような店舗を目指し、フランス料理をベースにしながらそれに捉われすぎず、身体と心が喜ぶ美味しいものにフォーカスしたランチ&ディナーメニューを提案していく。また、オーガニックでエシカルなものこそレストランの原点であるという考えのもと、食材を厳選。美しい彩りと自然の力が宿る新鮮な旬の食材を、生産者や農家と共に選定し、メニューに落とし込んでいる。ランチは、ガレットに新鮮な野菜を彩り豊かに飾り付けた「そば粉のガレット ソルフェージュ風」や「ポーチドエッグと生ハムの米粉パンケーキ」、日替わりランチメニュー等を提供。ディナーは5,000円+税、7,000円+税のコースメニューに加え、「アボカドと柑橘のサラダ 海老のグリエ」といった前菜や、メインとなる魚料理「季節野菜 サーモンのポワレ・ビーツのソース」、肉料理「五穀とデュカ コリアンダーのサラダラムチョップのグリエ」といったアラカルトメニューも展開する。ミシュラン店で出会ったシェフ・ソムリエがプロデュースシェフ、ソムリエはガストロノミーの最前線で研鑽した人物たち。麻布十番のミシュラン一つ星レストラン「リベルテ・ア・ターブル・ド・タケダ(Liberté a table de TAKEDA)」で出会ったソムリエ・成澤亨太と、シェフ・滝本亘が、プロデュースを行う。成澤は、支配人・ソムリエとして銀座「ロドラント(l’Odorante)」、「リベルテ・ア・ターブル・ド・タケダ」を経て、「レストラン トヨ トウキョウ」の総支配人兼シェフソムリエを務めており、TBSドラマ「グランメゾン東京」のワイン選定や、様々な飲食店・バーのドリンク監修等も手掛ける人物だ。フレンチの枠に留まらないイノベーティブな料理に合わせて、世界中の飲料からのペアリングを提案している。滝本は、大阪レストランミチノ・ル・トゥールビヨンでフランス料理の基礎を学ぶ。約20年に渡り南仏でミシュランの星に輝き続けるモダン・キュイジーヌの先駆者、プルセル兄弟の繊細で軽やかな世界を東京で発信し続けている「丸の内 サンス・エ・サヴール(Sens & Saveurs)」を経て、広尾・レストランひらまつ本店の副料理長に。その後「リベルテ・ア・ターブル・ド・タケダ」で腕を振るい、海外のイベントにも数多く同行している。【詳細】レストラン ソルフェージュオープン日:2020年9月21日(月)住所:東京都目黒区八雲3-26-6 リバティヒルクラブ1F席数:50席(個室1室あり)営業時間:月~土 11:30~15:00/17:30~22:30日・祝 11:30~15:00/17:30~22:00※料理ラストオーダーは1時間前、ドリンクラストオーダーは30分前定休日:毎月末休館日及び年末年始等はリバティヒルクラブの休業日に準ずる。メニュー例:■ランチ・日替わり パンプレートランチ(メイン+スープ+サラダ+パン+ミニデザート+コーヒー) 1,800円+税・日替わり ライスプレートランチ(メイン+スープ+サラダ+ライス+ミニデザート+コーヒー) 1,800円+税・そば粉のガレット ソルフェージュ風 1,600円+税・ポーチドエッグと生ハムの米粉パンケーキ 1,600円+税■ディナー<コース>・5,000円+税コース(アミューズ+前菜+魚料理+肉料理+デザート+食後のお飲み物)・7,000円+税コース ※要予約<アラカルト>・季節野菜 サーモンのポワレ・ビーツのソース 1,800円+税・五穀とデュカ コリアンダーのサラダ ラムチョップのグリエ 2,200円+税・アボカドと柑橘のサラダ 海老のグリエ 1,200円+税【予約・問い合わせ先】TEL:03-5726-8320
2020年09月18日新型コロナウイルスの蔓延は今や世界中で広がっています。日本ではあまり報道されていませんが、東南アジア諸国でも感染は広がり、さまざまな対策が取られています。現地で暮らす日本人女性にインタビューしました。文・小田原みみ新型コロナウイルスは東南アジア諸国でも広がっています。今回は、マレーシアとフィリピンで生活するふたりの日本人女性に現在の生活について聞きました。マレーシアの場合マレーシアの首都クアラルンプールで生活するIさんは、現在、夫と子どもの3人で暮らしています。-新型コロナウイルスが流行して、生活が変わりましたか?活動制限令(movement control order)が出て、自宅に引きこもりの生活になりました。-マレーシアはどのような感染対策が取られていますか?大規模な集団感染で患者数が急増し、その2日後に活動制限令が発令されました。とにかく感染拡大を一刻も早く止めようというマレーシア政府の意気込みはすごく、第一段階としてすぐに、ある程度の活動制限のルールが決められました。生活はどうなるのだろうと不安でしたが、食料など生活に必要なものは変わらず購入できると強く伝えてくれたので、パニックは最初だけで最小限で済みました。-具体的にはどのようなことが制限されているんですか?一番はやっぱり、買い物についての制限です。食料と医薬品のみ可能で、一家族一人のみが購入できることになっています。また、自宅から10km以内の店舗限定で、マスク着用は必須、時間は午前8時から午後8時まで、というようにかなり細かいです。-移動可能距離まで決められているんですねそうなんです。なので、すっかり引きこもり生活ですが、おかげで家族と向き合う時間ができ、子どもとも遊ぶ時間が増えました。でも、もう2年半住んでいるとはいえやっぱり海外。心細く感じることも多く、頑張りすぎると疲れるのでデリバリーを利用することが増えました。-気をつけていることはありますか?夫が在宅勤務になり、WEBや電話での会議が多いので、子どもが騒がないように気を遣います。マレーシアでは、スーパーの購入品やデリバリーしたものから感染した事例があるらしいので、商品全てをできるだけ消毒しています。-早く日常生活が戻ってほしいですね。お話ありがとうございました。フィリピンの場合フィリピンの首都マニラで通訳として活躍するEさんにフィリピンでの様子を聞きました。-フィリピンではどのような新型コロナウイルス対策をしていますか?早くから議院や閣僚に危機感があり、あっという間にロックダウンが決まりました。ロックダウンするとさまざまな問題が起こってきましたが、それに対しては国の対策本部が柔軟に対応し、必要に応じて緩和されています。例えば、当初外国人の出国は72時間以内までと決められたのですが、そのため空港が大混雑し、また、多くの外国人が国内に取り残されることからも、その規制は緩和され、外国人で出国したい人は封鎖期間中もいつでも出国できるように変更になりました。-新型コロナウイルスが流行して、生活が変わりましたか?仕事がほとんど無くなってしまい、ずっと家で過ごすようになりました。オンラインで毎週定例会議をされるお客さまがいるので、今のところ仕事は週に1度だけです。現在、食品はオンラインで購入しています。ただ、通常なら翌日届くところが、5~7日後ということもあります。毎日オンラインで購入できそうなものをチェックして発注し、配達があれば受け取って、料理を作りながら冷凍できるものはどんどん冷凍するのが日課になっています。営業している店舗やデリバリーの情報、政策変更のお知らせなどをフェイスブックなどで友達と情報交換をするのも日課になりました。-ロックダウン中の首都の様子はいかがですか?生活必需品の店は開いていますが入店規制があり、また店の外で人と人との距離を保って並ばなければならず、2~3時間待つのが普通だと言われています。その間に感染するのも怖いので、私は3週間以上外に買い物に行っていません。また、フィリピンにはその日暮らしをしている人たちが多いのですが、彼らは政府からの配給を待つしかない状況です。病院は、通常の診療はほとんど行われていないので、救急で受診するか、かかりつけの医師に電話で連絡をしてからでないと診察を受けられません。救急でも10時間以上待つことも少なくないそうです。こうなると簡単に病院にはいけないので、封鎖期間中にけがや急病にならないように祈るしかないです。封鎖から1か月が過ぎて、やっと感染者数の伸びが小さくなり、効果が少しずつ見えてきました。-大変なご状況のなか、お話をありがとうございました!©lechatnoir/Gettyimages©Dean Mitchell/Gettyimages
2020年04月24日フランフラン(Francfranc)の2019年秋冬コレクションが、2019年9月6日(金)に全国の店舗及び公式オンラインショップにて発売される。“東南アジアのナイトクラブ”の雰囲気を落とし込んで2019年秋冬コレクションは、「グラマラスナイトクラブ」をテーマに、香港やマカオなど東南アジアに潜む“隠れ家”的なナイトクラブを表現。19年春夏で提案されたデザインに、オリエンタルな世界観や、グラマラスなムードをプラスした新作アイテムが展開される。クッションカバークッションカバーの注目は、オリエンタルなフラワーモチーフが目を惹くシリーズ。グリーン、ネイビー、ピンクといった艶やかなカラーリングで彩られたクッションは、ソファに1つ置くだけでも部屋の印象を簡単にチェンジできる。他にもニットやベルベット素材を取り入れた温もり溢れるデザインを揃える。アートプランツ&フラワーベースアートプランツは、秋冬らしいスモ―キーなカラーリングで彩って。ゴールドのユニークな縁取りがアクセントになるフラワーベースと合わせて、部屋のコーディネートを楽しんでみてはいかがだろう。テーブルウェアテーブルアイテムも豊富に用意。シノワズリ柄のティーセットを揃えるほか、オーロラのような光沢を纏ったグラスシリーズ、ダリアやピオニーといった花々を立体的に表現した華やかなランチマットなど、存在感溢れるアイテムが登場する。布団カバーやランプなどそのほか掛け布団カバーや、“貼って剥がせる”ウォールペーパーにも、今季のムードを落とし込んだシノワズリ柄が登場。照明には、幻想的な玉虫色のペンダントランプや、ゴールドの支柱にフリンジ付き傘を組み合わせたオリエンタルなフロアランプなどがラインナップする。【詳細】フランフラン2019年秋冬コレクション発売日:2019年9月6日(金)販売店舗:全国のフランフラン店舗及び公式オンラインショップアイテム例:・クッションカバー グリーン 4,000円、ネイビー×ゴールド 3,500円、ピンク 3,500円・アートプランツ ユッカ 全3色 各1,400円・ミナ フラワーベース S ホワイト 1,500、M ピンク 2,000円、L グリーン 2,500円・シノワ シリーズ ホワイト/グリーン マグ 900円、プレート 1,200円、カップ&ソーサー 1,400円、ティーポット 2,200円・リムーバブルウォールペーパー柄 2,800円(W45×H250cm)※価格はすべて税込※商品名、価格、仕様、発売時期等は変更される可能性あり
2019年07月21日久しぶりの大阪。駆け足の旅で、京都からの帰りにいくことができました。予約の電話をしたとき、苦手な食材を聞かれて、「ジビエはいかがですか?」と言われ、「そういえば、前回行ったときも、この季節だった」と懐かしくなりました。前回は、日帰りで京都の神社とお寺を可能な限り回るという強行スケジュールで、しかも、最終の新幹線で帰ることにしていたので、慌ただしいことこの上ない食事でした。白い店内は、個人的には北欧をイメージするような柔らかい空間で、オープンキッチンでシェフたちが動く姿も楽しめる、チームワークが見えて、「ここ、好き」という印象が強く残ったレストランでした。そして、昨年、ゴールデンウィーク後にリニューアルされて、前回の「ちょっとカジュアルさ」を感じたアニエルドール は、「大人のフレンチレストラン」に進化したという噂が耳に入ってきました。九州ばかり行っているので、大阪はいつも上空通過ですが、やっと、やっと、この日がきました。 はやる気持ちで、予約時間の1時間前に到着京都のホテルを出て、京都駅で京都土産を購入、東海道山陽本線から大阪駅で地下鉄に乗り換え、約1時間。カメラ2台持ち、お土産ありで、帰りに空港までのリムジンに乗るなんば駅でコインロッカーに荷物を預けて身軽になって、お店に向かいます。大阪は、いたるところにコインロッカーがあって、とても便利だなと思います。阿波座駅について、時計を見たら、12時前。予約は13時。帰りの飛行機の時間を考えると、13時だと少し厳しいなと思ったので、電話をして早く行っても良いかの確認をして、快く受けてくださって、お店に向かいました。が、絶対に迷う自信があって、ホームページでは「徒歩4分」とあるのに3倍くらいかかって、到着。暖かい週末だったので、軽く汗かきです。 このシンプルさが、とても素敵!(気をつけないと、初めていくときは、見過ごしてしまうかも)ワクワクしたながらドアを開けて、食事が始まりました。 ときめきだらけのメニュー、ビストロノミーからガストロノミーへ 軽く汗かきだったので、まず、シャンパーニュをお願いして、あとは、お料理に合わせたワインをお願いします。前回と変わっているのは、オープンキッチンから窓から覗けるキッチンになっていること。盛り付けは、そこで行われます。その窓まで、テーブルふたつを挟んでいたので、遠慮がちに遠目で拝見。美しく盛り付けられているお皿が並んでいて、本当に、ワクワクします。 まず、はじめに、揚げパン(写真奥)とビスク。熱々の揚げパンは、中に煮込んだ海老が入っていて、ビスクには海老と人参のフランが入っています。ちょっと感じたスパイスが、ヴァドゥヴァンマサラという半発酵させた、クミンに似ているスパイスということでした。 つづいて、2皿目。素揚げした湯葉、豆乳のスープにホタテと蕪のタルタル、からすみのパウダー。やさしい味です。 3皿目は、卵が登場。スーシェフが盛り付けていたのを見ていて、綺麗だなと思っていたひと皿。菊芋チップス、半熟卵、和牛のタルタル。右下にある柚子のマヨネーズソースをつけて。この柚子のマヨネーズソース、美味しかった。春が来た!みたいな綺麗なひと皿。牛肉のタルタルは、ハツが歯ごたえのアクセントになっていて、目にも、舌にも、楽しい、美味しい、美しいひと皿でした。 真っ黒なチップスに囲まれて出てきました。中を覗くと、炊いた大根の上に、カンパチ、そして、大根、チョリソー、黒オリーブのタルタルです。真っ黒なチップスは、黒オリーブのチップス。カンパチはあっさり目のイメージですが、このカンパチはふくよかな感じがして、そこに、個性的なチョリソーが味と歯応えで対応している感じでした。 そして、メインのお魚とお肉お魚は、五島のクエとホワイトアスパラ、つぼみ菜。今年初めてのホワイトアスパラ。ソースはザ・フレンチな濃厚リッチなクリームソースを、外カリ、中ふわのグリルしたクエにたっぷりつけていただきました。つぼみ菜、実は、初めて食べました。福岡産のお野菜ということで、春を感じる蕾に似た形がこの時期が旬のお野菜です。このお料理に合わせていただいたワイン、オレゴンのシャルドネ、これ以上ないペアリングでした。 そして、お肉は、小鴨。とても綺麗なお肉です。真ん中のソースはベリーのソース。綺麗に、まんまる。そして、左にあるのは、ほうれん草に包まれだ椎茸といぶりがっこの肉団子。いぶりがっこのスモーキーさが椎茸とよく合ってます。 お皿の統一感 この日のお料理は、オレンジ、黄色、白という色の統一感がとても気になりました。 そして、デザート。もう、春、がそこまできているようなキウイとピスタチオ、発酵マスカルポーネのパルフェ。 飛行機の時間を気にしながらのミニャルディーズ。 藤田晃成シェフ。大根が形を変えて何回も登場。美味しい物を美味しい時に食べる、旬をいただくことになるのですが、大阪という場所がら、庭の畑で採れたお野菜を使うというのは、難しいことであって、それでも、美味しい食材をタイムリーに手に入れるというのは、大変だと思います。でも、そこは大阪。2年前にきた時にも、シェフが、大阪の地の利を生かしてお料理をするとおっしゃってました。なんでも手に入るという経済の強さ、流通の強さがあるから、料理する、ということに集中できるのですね。食後にシェフとお話しした際、「突き詰めると、お料理がシンプルになる」とおっしゃっていたのが印象的でした。 agnel d’or(アニエルドール)住所:〒550-0005大阪府大阪市西区西本町2-4-4阿波座住宅三栄ビル1F(地下鉄中央線「阿波座」駅1番出口より徒歩4分)TEL:06-4981-1974OPEN:Lunch 12:00 - 13:15(L.O)Dinner 18:00 - 20:00(L.O)CLOSE:月曜日(Monday)、火曜日ランチ(Tuesday lunch time)
2019年02月21日寺⽥倉庫が運営する建築倉庫ミュージアムでは、企画展「- Green, Green and Tropical - 木質時代の東南アジア建築展」を2019年2月6日から5月6日まで開催する。Eleena Jamil「Bamboo Playhouse」2015年 © Eleena Jamil Architect同企画展は、東南アジア諸国で注目を集める新世代の建築家やデザイナーによる木質デザインおよび建築空間の新潮流に焦点を当て、建築や家具デザイン、さらには調査研究を通して俯瞰するもの。紫檀、黒檀、チーク、マホガニーといった高品質の木材だけでなく、竹や籐などの植物材料も揃う東南アジア圏。古くから地元住民の間で共有されてきたノウハウの蓄積によって、多種多様な木質建築に富んでいる。同展では、伝統的あるいは慣習的に展開されてきたスローテクノロジーとも分類されるような建築群を紹介すると共に、「科学的に再現できない素材と技術」に注目し、隠されたシステムを明らかにしていく。坂茂「Paper Temporary Shelter - Philippines」2014年 ©Voluntary Architects Network素材は、時間と環境の流れの中でそれ自体が少しずつ変化していく。本来、自然由来の生の素材は、加工されて“地域の土着材料”による製品として日々の生活に取り入れられていく。また、たとえ製品として完成されたものでも“再生材料”として再構築され活かされ続ける可能性を持ち、そして予期せぬ災害が発生した場合、人々は従来の材料や技術による“緊急対応”によって、自身の知恵を活かそうとする。会場では、東南アジア圏におけるこれらの素材活用方法に関する3つのテーマセクション「<Vernacular / Conventional>地域性と土着材料」、「<Recycled Materials>再生材料の可能性」、「<Emergency Response>緊急対応の建築」に加え、同地域で実施されてきた調査研究やフィールドサーベイの成果、未来を見据えたレジリエントな建築技術の展望が紹介される。Adi Purnomo「Tanah Teduh #4」2013年 ©Adi Purnomo,Riichi Miyake参加作家は、建築家のAhmad Djuhara、Adi Purnomo、Andry Widyowijatnoko、Eleena Jamil、Ling Hao、Eriksson Furunes&Leandro V. Locsin Partners+Boase、坂茂、芦澤竜一、柄沢祐輔、デザイナーのAlvin Tjitrowirjo、Kenneth Cobonpue、研究者の岡部明子、畑聰一+清水郁郎、Joseph Yumi Espina+サンカルロス大学など。2019年2月23日の14時からは、Eleena Jamilを始めとしたゲストによる記念対談も開催。参加費は無料、事前申し込みが必要となる。【展覧会情報】- Green, Green and Tropical – 木質時代の東南アジア建築展会期:2019年2月6日〜5月6日会場:建築倉庫ミュージアム 展示室B住所:東京都品川区東品川2-6-10時間:11:00〜19:00(最終入館18:00)入場料:一般3,000円、大学生・専門学校生2,000円、高校生以下1,000円(展示室Aの企画展示「新素材研究所」の観覧料含む)※障害者手帳をお持ちの方とその付添者1名無料休館日:月曜(祝日の場合、翌火曜休館)、2019年3月4日~3月26日の期間
2018年12月21日国立新美術館と森美術館にて10月23日(月)まで開催中の東南アジア現代美術展「サンシャワー:東南アジアの現代美術展1980年代から現在まで」の関連企画として、8月10日(木)から4日間ジャンル別に、東南アジア映画を特集上映する「FUN!FUN!ASIAN CINEMA@サンシャワー」が実施される。国立新美術館と森美術館、国際交流基金アジアセンターが主催する同展覧会では、今年ASEAN(東南アジア諸国連合)50周年を記念し、東南アジアの現代美術を史上最大規模で展示。時代の潮流と変動を背景とした1980年代以降の東南アジアの現代アートの「発展」を9つの視点から掘り下げ、そのアートが持つダイナミズムと多様性を紹介している。同展の関連企画として実施される本イベントでは「ドキュメンタリーの日」、「アクションの日」、「オムニバスの日」、「愛&友情の日」とジャンル別に違ったテーマで全4日間、映画が上映される。8月10日(木)実施の「ドキュメンタリーの日」では、2つのプロジェクトから作品を上映する。1つは、毎年異なるテーマで日本と東南アジアの若手映像作家を対象に短編ドキュメンタリー作品を募集する「Visual Documentary Project」から、2015年(テーマ「越境する東南アジア」)と2016年(テーマ「日常生活のポリティクス」)にセレクトされた作品を上映。映像を通して東南アジアの現状を捉え、諸問題の解決へとつなげたいという想いが込められている。もう1つは、ドキュメンタリーの国際共同制作を支援する「Tokyo Docs」で誕生したプロジェクト「Colors of Asia」から「アジアのいまを生きる女性たち」をテーマにした2作品を上映。■「Visual Documentary Project」2015セレクション<12:10開場/12:30開映>・『2人のマイケル』(タイ、29分)・『ジウおじいちゃんへ捧ぐ』(ベトナム、23分)・『儚さ』(マレーシア、9分)・『私の足』(ミャンマー、16分)『我が政治人生』(ミャンマー、20分)■「Visual Documentary Project」2016セレクション<14:20開場/14:40開映>・『森に生きる女たち』(マレーシア、15分)・『60日』(ミャンマー、31分)・『鉱脈』(ミャンマー、31分)■Tokyo Docs「Colors of Asia」<16:10開場/16:30開映>・『日曜日のシンデレラ』(2015,日本、フィリピン,29分)・『ラグビーと女のわたし』(2016,日本、ラオス,25分)8月11日(金・祝)実施の「アクションの日」ではベトナム、インドネシア、ブルネイの3作品『超人X.』(2014,ベトナム,81分)、『レボリューション・ティガ』(2015,インドネシア,125分)、『ドラゴン・ガール』(2014,ブルネイ,110分)を上映。映像を通して各国の伝統武術を取り入れたものや、社会や文化を垣間見ることが出来る。■『超人X.』<12:40開場/13:00開映>■『レボリューション・ティガ』<14:30開場/14:50開映>■『ドラゴン・ガール』<17:100開場/17:30開映>8月12日(土)実施の「オムニバスの日」ではシンガポールの監督7人がラブレターをテーマに制作した『セブンレターズ』(2015,シンガポール、マレーシア,116分)、東南アジアの画家が描いた作品からインスピレーションを得た5人の監督による『Art Through Our Eyes』(2016,シンガポール,30分)、「アジアでともに生きる」というテーマでフィリピン、日本、カンボジアの気鋭監督がメガホンをとった『アジア三面鏡2016:リフレクションズ』(2016,日本,118分)を上映。特に『Art Through Our Eyes』は、「サンシャワー展」でも注目のタイのアピチャッポン・ウィーラセタクン監督、フィリピンのブリランテ・メンドーサ監督らの独特の世界観が並ぶ珠玉の作品だ。■『セブンレターズ』<12:40開場/13:00開映>■『Art Through Our Eyes』<15:10開場/15:30開映>■『アジア三面鏡2016:リフレクションズ』<17:10開場/17:30開映>8月13日(日)実施の「愛&友情の日」では、愛と友情をテーマにした『SHIFT~恋よりも強いミカタ』(2013,フィリピン,81分)『グッバイ・ボーイズ』(2005,マレーシア,88分)『イロイロぬくもりの記憶』(2013,シンガポール,99分)の3作品を上映。■『SHIFT~恋よりも強いミカタ』<11:40開場/12:00開映>■『グッバイ・ボーイズ』<13:30開場/13:50開映>■『イロイロぬくもりの記憶』<15:30開場/15:50開映>また、本イベントのほかにも、東南アジアの歴史やファッション、食など8テーマから成るレクチャーシリーズ「寺子屋サンシャワー」、日本と東南アジアの若手上映専門家の共同プログラミングによる映画上映会「ワーキングタイトル」など、9月にかけてイベントが目白押し。こちらも併せてチェックしてみて。「FUN!FUN!ASIAN CINEMA@サンシャワー」は8月10日(金)~13日(日)、国立新美術館3階講堂にて開催、参加費は無料。※定員は各回260名。(予約不要、各回入替制・先着順)※鑑賞には「サンシャワー展」の国立新美術館単館券もしくは二館共通券[半券可]が必要。※作品の解説・あらすじは国際交流基金アジアセンター公式サイトをチェック。(text:cinemacafe.net)
2017年07月28日国立新美術館と森美術館では、2017年7月5日(水)から10月23日(月)まで、「サンシャワー:東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで」が開催されます。 ASEAN(東南アジア諸国連合)設立50周年にあたる2017年、東南アジアの現代美術を紹介する、史上最大規模の展覧会です。今回の展覧会は、国立新美術館と森美術館の両館長が発案し、国際交流基金の賛同により実現したもの。3者が総力を挙げ、2年半にわたる現地調査を経てASEAN10カ国より85組(予定)のアーティストを選定、計約180点の作品を2館の会場に展示する、初の共同企画展となります。時代の潮流と変動を背景とした東南アジアにおける1980年代以降の現代アートの発展を9つの視点から掘り下げ、そのダイナミズムと多様性に迫りましょう。ASEAN(東南アジア諸国連合って何?インドネシア、カンボジア、シンガポール、タイ、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、ラオス(50音順)東南アジア10か国から成るASEAN(東南アジア諸国連合)は1967年のバンコク宣言によって設立されました。原加盟国は、タイ、インドネシア、シンガポール、フィリピン、マレーシアの5か国で、1984年にブルネイが加盟後、加盟国が順次増加し、現在は10か国で構成されています。2015年に共同体となったASEANは、過去10年間に高い経済成長をみせており、今後、世界の「開かれた成長センター」となる潜在力が世界各国から注目されています。※出典:外務省ホームページ(セクション構成と主な作品を、美術館ごとにご紹介!●国立新美術館 企画展示室2E国立新美術館の展示は5つのセクションにわかれています。地図からみるアジアの成り立ち、厳しい戦争下での芸術作品、そして日常の生活に至るまでを数々の作品でたどりましょう。●■うつろう世界イー・イラン《うつろう世界》(「偉人」シリーズより)2010年Courtesy: Silverlens Galleries, Makati, The Philippines世界のいかなる地域や時代においても、地図には政治的、経済的に多様な価値観や視点が織り込まれています。アーティストが描き出す地図は、単に地理的な特徴を記すのではなく、東南アジアの複雑な歴史と空間を表しています。このセクションでは、異なる視点から土地とその意味を見つめる複層的な地図、人々の移動を記録することで記憶を呼び起こす地図、理想的な社会を求めた想像上の地図などをとおして、東南アジアという空間を考えます。●■情熱と革命ホー・ルイ・アン《ソーラー:メルトダウン》2014年~Courtesy: Maezawa Hideto; TPAM Performing Arts Meeting in Yokohama, 2016東南アジア諸国の多くは、第二次世界大戦後の1940年代から80年代まで、植民地支配からの独立が続きました。その間、独立戦争、インドシナ戦争、ベトナム戦争、カンボジア内戦などが起こり、一方では芸術表現への抑圧や弾圧が続いた国も見られました。そうした環境のなかで、多くのアーティストは民主化や表現の自由、言論の自由に向けた活動を行ってきました。このセクションでは、こうした時代をリアルタイムで体験したアーティストの作品を中心に紹介します。●■アーカイブコウ・グワンハウ《シュ・ティエシェン――アーカイブから見る作家の100年》2014年撮影:Koh Nguang How近年、インターネットの発達によって、それまで発見や入手が困難だった情報へのアクセスが容易になり、それを起点にした調査研究をもとに、美術資料をアーカイブ化しようとする動きが見られます。東南アジアでも、各地で蓄積されてきた資料が公開されつつあり、その一方で、美術資料そのものを素材として作品化するアーティストも増えてきました。このセクションでは、そのうちシンガポールのザ・アーティスト・ビレッジ(TAV)の活動を総覧できるコウ・グワンハウの「シンガポール・アート・アーカイブ・プロジェクト」(2007年)をはじめ、いくつかの例を紹介します。●■さまざまなアイデンティティーアラヤー・ラートチャムルンスック《私たちが若かったころ》(「女性像」シリーズより)1990年所蔵:森美術館、東京脱植民地主義の時代に入り、独立や民主化が人々にもたらしたのは、新しい国家としてのアイデンティティー、民族としてのアイデンティティー、個人としてのアイデンティティーなど、自らを成り立たせているアイデンティティーとは何か、という問いでした。この複雑な問いは、冷戦構造が終焉を迎えた1989年以降、それまでのイデオロギーに替わる新しい価値の基軸を求める世界各地で共有されたものでもありました。この時期に制作された現代美術の作品には、さまざまなレベルでアイデンティティーを問うものが多く見られましたが、これは今日もなお複雑な課題として継承されています。●■日々の生活スラシー・クソンウォン《黄金の亡霊(現実に呼ばれて、私は目覚めた)》2014年パフォーマンス風景:台北ビエンナーレ20141990年代以降、多くのアーティストが毎日の暮らしや日常に目を向け始めました。国際的にもグローバル化や多文化主義が拡がり、世界各地それぞれの平凡な日常のなかに文化的、社会的、歴史的文脈を見出し作品化することが、新しい世代の表現として注目されたのです。そこでは、家族との思い出、毎日の食事や遊び、路上での多様な営みが、絵画、写真、映像、インスタレーションなどのメディアをとおして現代美術の文脈に持ち込まれました。同時期、世界各地で急速に拡張した国際展では、新しい世代のアーティストが注目され、東南アジアのアーティストも世界へ活躍の場をひろげていきました。●森美術館森美術館では4つのセクションから、急激な経済発展に隠された闇や多様に発展した宗教や文化、そしてアートを通して世代をこえた対話を試みます。●■発展とその影ジョンペット・クスウィダナント《言葉と動きの可能性》2013年所蔵:森美術館、東京総人口6億人を超えるASEANは、世界的にも今後の成長が期待されており、自由貿易によって生まれる巨大市場に海外資本も注目しています。成長率は国によって異なりますが、高度経済成長とそれに伴う開発は、都市部の景観を急速に変え、人々の生活にも劇的な変化を及ぼしています。その影で社会には格差が生まれ、伝統的な文化が喪失されることへの懸念もあります。アーティストは、しばしばそうした変化を批評的に見つめています。●■アートとは何か?なぜやるのか?公的な美術館など現代美術のための制度が発展途上にある東南アジアでは、創造活動の目的も現代美術を取り囲む制度内での成功に限定されていません。むしろ、若い世代のアーティストのなかには、環境問題や離散する地域社会などコミュニティーのさまざまな課題へ向けてアートに何ができるのかを問う姿勢が顕著に見られます。コミュニティーに介入し、一般の人たちの参加を求めるソーシャリー・エンゲイジド・アートの実践や、コレクティブ(集団)としての活動は、日本よりも色濃く見られる特徴のひとつと言えるでしょう。●■瞑想としてのメディアコラクリット・アルナーノンチャイ 《おかしな名前の人たちが集まった部屋の中で歴史で絵画を描く3》 2015年Courtesy: Carlos/Ishikawa,London; Clearing,Brussels/New York東南アジア諸国では多様な民族、言語、文化、宗教が共存しており、そこで継承されている年中行事や祭祀は、成長や開発が進む今日においても日々の暮らしに密接に関係し、現世だけでなく死後の世界や超自然界に向けられた関心などにも繋がっています。このセクションでは、古来の自然信仰から特定の宗教まで、より幅広い神秘的で崇高な世界を、伝統的な工芸のテクニックや思想をとおして作品化しているアーティストを紹介します。●■歴史との対話東南アジアの新しい世代のなかには、さまざまな政治的、経済的、社会的な変化を繰り返してきた地域の歴史、とりわけ戦争や抑圧の歴史を訪ね、記憶を継承しようとする動きが見られます。また、現代アートの発展に大きな貢献をしてきた先の世代のアーティストの実践を、現代に継承しようとする意識も見られます。このセクションでは、歴史の再訪や、世代を超えた対話をとおして、今日の社会や現代美術をより大きな歴史のなかに位置づけようとしている作品を紹介します。六本木エリアの2つの美術館での開催となる今回の展覧会。ぜひ足を運んで、東南アジアの今までとこれからをアートをとおして感じてみましょう。【イベント概要】名称:ASEAN設立50周年記念「サンシャワー:東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで」会期 : 2017年7月5日(水)〜10月23日(月)会場 : 国立新美術館 企画展示室2E、森美術館主催 : 国立新美術館、森美術館、国際交流基金アジアセンター一般問い合わせ:ハローダイヤル 03-5777-8600展覧会HP:観覧料:【2館共通】(一般)当日1,800円、前売り1,600円(大学生)当日800円、前売り600円【単館】(一般)当日1,000円、団体800円(大学生)当日500円、団体300円※高校生及び18歳未満の方(学生証または年齢のわかるものが必要)は無料。※障がい者手帳をご持参の方(付添の方1名を含む)は無料。※学生は身分証等をご提示ください。※団体券は各館で販売(国立新美術館は20名以上、森美術館は15名以上で団体料金を適用)します。※前売券(2館共通のみ販売)は、展覧会ホームページでお求めください。(販売期間については、後日、展覧会ホームページにてお知らせします。)※サントリー美術館、森美術館、国立新美術館で開催中の展覧会チケット(半券可)を提示された方は、相互割引「あとろ割」(200円引)が適用されます。※森美術館併設の展望台 東京シティビュー、屋上 スカイデッキ、森アーツセンターギャラリーへの入館は別料金になります。■各会場案内【国立新美術館 企画展示室2E】住所〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2開館時間10:00〜18:00(毎週金曜日・土曜日は20:00まで)※入場は閉館の30分前まで休館日毎週火曜日美術館ホームページアクセス東京メトロ千代田線 乃木坂駅青山霊園方面改札6出口(美術館直結)【森美術館】住所〒106-6150 東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー53階開館時間10:00〜22:00(毎週火曜日は17:00まで)※入場は閉館の30分前まで休館日会期中無休美術館ホームページwww.mori.art.museumアクセス東京メトロ千代田線 六本木駅 1C出口徒歩0分(コンコースにて直結)
2017年03月23日サンリオピューロランドの新レストラン「サンリオレインボーワールドレストラン」が、2016年12月23日(金・祝)にオープンする。「サンリオレインボーワールドレストラン」は、ギフトボックスから飛び出したサンリオの7キャラクターがそれぞれのメッセージを込めた7つのエリアから成り立つカラフルなレストラン。店内のキャラクターたちが届けるメッセージは、ハローキティ「Nakayoku(仲良く)」、マイメロディ「Kawaii(かわいい)」、リトルツインスターズ(キキ&ララ)「Wish」、ポムポムプリン「Enjoy」、けろけろけろっぴ「Happy」、ぐでたま「Humor」、シナモロール(シナモン)「Relax」と様々。ピューロランドでしか体験できないフォトジェニックな店内とオリジナルメニューで、来場者に特別なひと時を提供してくれる。各エリアは、赤、ピンク、紫、イエロー、グリーン、オレンジ、青で色分けされているほか、レストランの中央には7キャラクターたちが集合したフォトジェニックなメインオブジェを設置。中央エリアにはキャラクターが遊びに来ることもあり、食事をしながらキャラクターとの触れ合いを楽しむことも可能だ。【概要】「サンリオレインボーワールドレストラン」オープン日:2016年12月23日(金・祝)場所:サンリオピューロランド 4F©2016 SANRIO CO., LTD.
2016年10月30日東南アジア最大級のファッションの祭典「Jakarta Fashion Week 2017(ジャカルタ・ファッション・ウィーク2017)」が2016年10月22日から10月28日、ジャカルタのスナヤン・シティにて開催される。 東南アジア最大級のファッションイベント©Jakarta Fashion Week Documentation 東南アジアで最も影響力のあるファッションイベントの一つ「ジャカルタ・ファッション・ウィーク2017」が今年も開催される。会場は昨年に引き続きジャカルタ市内の高級モールSenayan City(スナヤン・シティ)。2008年に始まったこのイベントは、インドネシアを拠点として活動するデザイナー達が来年のトレンドを表現するという、東南アジアファッション界で最も刺激的な一週間。デザイナーにとっては世界で活躍するためのきっかけとなる登竜門的なイベントであり、バイヤーやスタイリストを始め、モデルやジャーナリスト、カメラマンなど世界中からの注目も集めている。 新鋭ブランドが一堂に集結©Jakarta Fashion Week Documentation 今回、「The Face of Jakarta Fashion Week(ファッショウィークの顔)」に選ばれたモデルのJuwita Rahmawatiさんは、身長177cm、1988年生まれの現在28歳。国内で開かれた数々の大会で精力的に活動し、ファンからはWitaの愛称で親しまれている。 ©Jakarta Fashion Week Documentation イベントには、インドネシアの伝統工芸品やアートから影響を受けた服をつくる新鋭デザイナーToton Januar氏(ブランド名TOTON the label)」や、「ヒジャブ」などのイスラムの伝統衣装と欧米的な洋服を融合させた全く新しいファッションを提唱するRestu Anggraini氏(ETU)など、既に海外からも注目を集め始めている60を超える実力派デザイナー達が集結。日本人デザイナーのスズキタカユキ氏(Takayuki Suzuki)も参加する。 ©Jakarta Fashion Week Documentation 一週間の期間中、参加ブランドは、イギリスや韓国、日本などのファッション業界と連携し、世界的なコラボレーションショーを開催。先述の新鋭ブランドTONTONは、韓国人デザイナーLie Sang Bong氏とともにステージを創り上げる。インドネシア若手実力派デザイナーI.K.Y.は韓国のファッションブランドTwee x Hwangsung Parkとのコラボレーションを予定。 ©Jakarta Fashion Week Documentation 年に2度世界のファッション都市で開かれるファッションウィークの中でも、最も影響力が大きいとされる5大ファッション都市の一つ、東京でのファッションウィーク(Amazon東京ファッション・ウィーク)とも連携をはかり、その活動の一部として、インドネシア人デザイナーBateeq氏と日本人デザイナーYutaka Suzuki氏との合作展示会も予定している。 その他、詳しいスケジュールはこちら> JAKARTA FASHION WEEK 2017公式:
2016年10月16日写真提供:ユニクロユニクロは東南アジア初となる旗艦店を9月2日、シンガポールにオープンした。 東南アジア初の旗艦店写真提供:ユニクロ旗艦店がオープンしたのは、シンガポール随一のショッピング通りオーチャードロード沿い、サマセット駅直結の「Orchard Central(オーチャード・セントラル)」。3フロア、2,700平方メートルの売り場には、ウィメンズ、メンズ、キッズ、べビー各商品を幅広く展開する。写真提供:ユニクロ2009年にシンガポール1号店を開き、東南アジアに進出を開始したユニクロ。以来、価格以上のクオリティの高さで、シンガポールを始めとする東南アジア諸国でも根強い人気を獲得してきた。シンガポール旗艦店誕生に際し、ユニクロ東南アジアのCEO(最高経営責任者)守川卓氏は、「この国の成長と未来に欠かせない存在になっていきたい。今後もLifeWearのコンセプトに基づき、生活をより豊かにする革新的な服の創造を目指していく」と話す。写真提供:ユニクロ旗艦店オープンにあたり、現地では300人以上のスタッフを新たに採用。ニューヨーク5番街店、ロンドン311オックスフォードストリート店、東京の銀座店などと同様、ユニクロブランドの東南アジアにおける情報発信拠点として、重要な役割を担っていく。 UNIQLO ORCHARD CENTRAL STORE (GLOBAL FLAGSHIP)・住所:#01-01 to 04/23 to 25, #02-01 to 06/26 to 32/K1 to K5, #03-01 to 05/27 to 33/K1/K2,181 Orchard Road, Orchard Central, Singapore 238896・営業時間:11:00~22:00
2016年09月16日デンマークのレストランとして世界の頂点に4度輝いたレストラン「NOMA(ノーマ)」の日本でのオープンを追ったドキュメンタリー『ノーマ東京世界一のレストランが日本にやって来た』。本作の公開日が12月10日(土)に決定、独創的な日本オリジナルの1皿をとらえたメインビジュアルが解禁となった。北欧に「美食」という意識をもたらし、デンマークの経済を変えたともいわれているレストラン「ノーマ」。世界一と称賛され、多くの美食家たちから注目を集めている。2015年、カリスマシェフ、レネ・レゼピが総勢77名のスタッフを引き連れ、世界初の試みとして「ノーマ・アット・マンダリン・オリエンタル・東京」を期間限定で開店するために来日。デンマークの本店を休業し、スタッフ全員で日本へ行くというニュースは世界中で大きな注目を集めた上、予約は1日で埋まり、ウェイティングリストに6万2,000人が名を連ねたため、営業期間が急遽2週間延長されたことでも話題となった。デンマークの本店と同様、その土地の食材のみを使うというコンセプトを貫くレネたちは、日本全国を巡って食材探しに奔走する。全く勝手のわからない日本で、いままで目にしたこともない素材を使い、日本オリジナルのメニュー開発に挑む。果たして、レネたちは、世界一という名声や重圧に耐え、自らの哲学を貫き通すことができるのだろうか――。本作は、世界一のレストラン、「ノーマ」の日本進出の裏側にカメラが密着した貴重なドキュメンタリー。今年4月29日に公開されヒットを記録した『ノーマ、世界を変える料理』では、オーナーシェフのレネ・レゼピの哲学に焦点を当てたのに対し、本作では、「ノーマ」の有能なスタッフ陣の言葉や、地の食材にこだわるレネとスタッフが日本各地の山や森を旅し食材を集める過程などが映し出されていく。日本限定の奇跡の14皿の完成に迫りまりながら、料理ドキュメンタリーを超え、仕事論や旅への想いを刺激するドキュメンタリー作品へと仕上がっている。本作で、料理人としてのキャリア史上最大の難関に挑むのは、タイム誌で「世界で最も影響力のある100人」にも選ばれている“料理界の革命家”レネ・レゼピと、「ノーマ」で働く国際色豊かなレシピ開発チームの面々。天才、カリスマと称賛され、「ノーマ」の絶対的な存在であるレネの審美眼に叶うメニューを作り上げようと、スタッフたちは寝食の時間も削り、日々、レシピ開発に挑む。“常に挑戦し、進化し続けること”を求めるレネとスタッフたちの姿からは、誰も目にすることのなかった「ノーマ」の真髄を垣間見ることができるだろう。また、本作では、デンマークから来た彼らに、改めて日本の魅力を気づかされる。日本での食材探しに関して、「日本の自然と触れ合えるし、そういった出会いが自分たちの表現法も磨いていくと思う」とレネは語る。北海道から沖縄まで、日本全国を1年以上に渡って巡り、食材探しに奔走したレネとスタッフたち。彼らに同行したのは、ミシュランの二ツ星レストランに選ばれた「レファルヴェソンス」の生江史伸シェフ、「すきやばし 次郎」小野禎一氏、料理研究家の山本益博氏ら。また、スタイリストで「ARTS&SCIENCE」のオーナーを務めるソニア・パークが食器のキュレーションを担当。食材だけでなく店内の隅々まで“日本”にこだわり抜いた「ノーマ・アット・マンダリン・オリエンタル・東京」の全貌がいま、明らかになる。『ノーマ東京世界一のレストランが日本にやって来た』は12月10日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月11日©TRIPPING!感度の高いバンコクローカルが集うレストランとして、オープン以来注目を集めているのが、タイ料理レストラン「The Never Ending Summer(ザ・ネバーエンディング・サマー)」。 チャオプラヤー川沿いでかつて倉庫として利用されていた建物をフルリノベーションした一軒は、倉庫のままの雰囲気を残した外観とは裏腹に、一歩足を踏み入れるとスタイリッシュなムードに包まれる。©TRIPPING! 川沿いのおしゃれスポットの中にオープンThe Never Ending Summerが位置するのはチャオプラヤー川沿い、「ミレニアム・ヒルトン・バンコク」のお隣。書店やカフェ、インテリアショップなどが入る商業施設「The Jam Factory」の一角。The Jam Factoryは、複数の元倉庫で成るスポットで、バンコクのカルチャー発信地としても知られる。中でも川沿いの好立地にあるのがThe Never Ending Summerなのだ。 広々とした空間とオープンキッチン©TRIPPING!店内は、元倉庫だけあって、天井が高く広々としている。大きく設置された天窓からは自然光が降り注ぎ、店内に配されたグリーンも気持ちよさそうに葉を広げている。©TRIPPING!店の奥には、ガラスで仕切られた中にキッチンが広がり、シェフたちが料理に腕をふるう姿を見ることができる。夜には、キャンドルが灯り、昼間とは一転、落ち着いた雰囲気の中、食事を楽しめる空間が広がる。 見た目にも美しいタイ料理の数々©TRIPPING!レストランでは、家庭料理をベースにしたタイ創作料理を楽しむことができる。味はもちろん、色鮮やかな野菜やエディブルフラワーが目を引く美しい盛りつけにも注目したい。 ■ナムプリックガピShrimp Paste & Galic Relish (270THB=約510円)©TRIPPING!タイならではの生野菜やハーブをエビ味噌につけて食べる料理。甘辛に味付けされた豚肉も添えられている。自家製のエビ味噌は独特のクセがタイ料理好きなら病み付きになるはず。旅行中の野菜不足解消にもおすすめの一品。 ■コームーヤーンGrilled Kurobuta Pork Collar (380THB=約1,140円)©TRIPPING!黒豚ののど肉を丁寧にグリルした一品。ジューシーで柔らかい豚肉と、とうがらしと煎った玄米粉がたっぷりかかった自家製ソースの相性も抜群。思わず手が止まらなくなってしまう。 ■ドックカチョン パッカイThai Edible Flower with Eggs (250THB=約750円)©TRIPPING!花の蕾と卵の炒め物。ナンプラーで味付けされたシンプルな料理ながら、蕾の苦みが味わい深く、ご飯とも合う一品。 川沿いにもソファー席があるので、夜の時間帯リバービューを楽しむならおすすめ。©TRIPPING!おしゃれなバンコクローカルが集うタイ料理レストランをバンコク旅行のウィッシュリストに入れるなら、The Never Ending Summerも候補に入れてみては! The Never Ending Summer・住所: 41 5 Charoen Nakhon Road, The Jam Factory, Khlong San, Bangkok 10600, Thailand・電話: (+66) 2 861 0953・時間: 11:00~23:00
2016年08月26日イスラム教最大級のお祭り「ハリラヤ・ハジ」。シンガポールやマレーシア、インドネシアなど、イスラム教の文化が根付く東南アジアの国々ではこの日が国民の祝日に定められ、各地で祭典やバザーが開催される。2016年は9月12日。 イスラム教最大級の祝祭©Singapore Tourism Board ラマダン(断食月)を終えた70日後、イスラム暦12月10日に催されるイスラム教最大級のお祭り「Hari Raya Haji(ハリラヤ・ハジ)」。巡礼のため、数千人にも上る敬虔なイスラム教徒たちが世界中からメッカ(聖地)を目指すことから、別名「巡礼祭」とも呼ばれる。この日、シンガポールやマレーシア、インドネシアなどのイスラムコミュニティでも祝祭を開催。男性教徒たちは、それぞれの地域のモスクに集まり、祈りを捧げ、訓戒の朗読とともに内省するのが習わしだ。 ©Singapore Tourism Board 祈りの後に行われるのは、羊や山羊、牛などを生贄として神に捧げる儀式。これは、神の仰せに従いイブラーヒームが自身の息子を神に捧げようとしたという言い伝えに基づく。信仰心に感動した神は、息子の命の代わりに羊や山羊、牛などを犠牲にすることで息子を救う。現在でも、犠牲となった家畜の肉は梱包され、イスラムコミュニティでも特に貧しい家庭へ配られるそう。アラーの神への忠誠を象徴する儀式であると同時に、富を分かち合うというイスラム教の教訓を再認識するための儀式。こうしたハリラヤ・ハジは、イスラム教徒にとって非常に大きな意味を持つ祭典とされている。 お祭りムードに華やぐ街©Singapore Tourism Board イスラム教徒に限らず誰でもその雰囲気を体感することが許される「ハリラヤ・ハジ」。シンガポールやマレーシア、インドネシアではこの日を国民の祝日に制定し、その信仰心を尊重する。街には、きらびやかな装飾や電飾が施され、この時期限定のセールを行う店舗や、イスラム伝統料理を振る舞う屋台も出現。シンガポールでは、Sultan Mosque(サルタン・モスク)やHajjah Fatimah Mosque(ハジャ・ファティマ・モスク)のあるカンポン・グラム地区や、チャイナタウンのJamae Mosque(ジャマエ・モスク)、ゲイラン地区などで賑わいを見せる。この時期だからこそ味わえる異文化体験も、旅の醍醐味の一つだ。
2016年08月24日ミシュランガイドシンガポール2016表彰式 ©Singapore Tourism Board美食ガイドの代表格「ミシュランガイド」から、東南アジア版としては初となるシンガポール版「ミシュランガイドシンガポール2016」が発表された。 3つ星獲得はあの有名店ジョエル・ロブション ©Singapore Tourism Board言わずと知れた美食家のためのグルメガイド「ミシュランガイド」から、この度ついに東南アジア初となるシンガポール版「ミシュランガイドシンガポール2016」が発表された。国内で唯一3つ星を獲得したのは、フレンチコンテンポラリーを提供する世界の「ジョエル・ロブション」。2つ星には「アンドレ」「レ・ザミ」「四川飯店」などの有名店6軒が名前を連ねた。さらに「ワク ギン」や「クリスタル・ジェイド・ゴールデンパレス」などの人気店に加え、「ヒルストリート・タイ・ホァ・ポークヌードル」、「香港ソヤソース・チキンライス&ヌードル」の2軒の屋台を含む22軒が1つ星を獲得。屋台料理店が星を獲得するのは貴重で 「世界で唯一、ミシュランの星を獲得した店で5シンガポールドル(約390円)で料理が食べられる国」として話題に。 屋台のレベルの高さを証明!大注目のビブグルマンティエン・ティエン・ハイナニーズ・チキン・ライス ©Singapore Tourism Board1つ星に輝いた2店をはじめとして、「ミシュランシンガポール2016」では、掲載店200軒のうちなんと55軒が屋台だというから驚き。星の評価から外れるものの、コストパフォーマンスに優れるお店に与えられる「ビブグルマン」の称号は、34店が獲得した。ソンファ肉骨茶(バクテー) ©TRIPPING!観光客にもお馴染みの「ソンファ肉骨茶(バクテー)」や、「328 カトン・ラクサ」「トゥルー・ブルー・キュイジーヌ」など、有名ローカル料理店に並んで、マックスウェル・フードセンター内の「ティエン・ティエン・ハイナニーズ・チキン・ライス」やゴールデン・マイル・フードセンター内の「フィッシュボール・ストーリー」、ティオン・バル・マーケット内の「ティオン・バル・ハイナニーズ・ボーンレス・チキンライス」など、ホーカーセンター(屋台村)内の小さな店舗がビブグルマンに選出されている。昼間はビジネスマンで賑わうアモイ・ストリート・フードセンターからは、「ヌードル・ストーリー」「フェイマス・クリスピー・カリー・パフ」を始めとする計4店舗が選出された。シンガポールが「美食のハブとして世界的な注目を浴びていることが証明された」と話すのは、シンガポール政府観光局 北アジア局長 マーカス・タン氏。世界的なお墨付きをもらったシンガポールの多様なグルメを「近い将来、日本の皆さまにも現地で本場の味を体験してほしい」と加える。
2016年08月08日©Gaggan「アジアのベストレストラン50」の発表式が、バンコクにて2016年2月29日に開催された。ランクインした過去最多13か国の実力店のうち首位に輝いたのは、昨年に引き続きバンコクのインド料理店「Gaggan(ガガン)」。2位には、日本から「NARISAWA」。3位はシンガポールの「レストラン・アンドレ (Restaurant André)」がランクイン。その他シンガポールやフィリピンなど、東南アジアから多数のレストランがランクインを果たした。 今年で4回目を迎える権威あるランキングRestaurant Andre ©Edmond Ho 「The World’s 50 Best Restaurants(世界のベストレストラン50)」や、そのラテン・アメリカ版も手掛けるWilliam Reed Business Media社が、「Asia’s 50 Best Restaurants 2016(アジアのベストレストラン50)」の発表式をタイ・バンコクにて執り行った。Asia’s 50 Best Restaurantsは、アジアのダイニングシーンで活躍する300以上の専門家たちによる投票による、権威あるランキング。2016年で4回目を迎えるアジアランキングの首位には、2015年に引き続きバンコクのインド料理店「ガガン」が選出された。ガガンを含めタイからは4軒、シンガポールからは日本と同率の10軒、フィリピンやカンボジア、インドネシアのレストランもベスト50にランクインを果たした。 堂々2年連続首位!バンコク「ガガン」©Gaggan 2年連続ランキング首位に輝いたインド料理店「ガガン」のシェフ、Gaggan Anand氏が手掛ける遊び心溢れるプレートは、故郷コルカタのストリートフードを現代風の料理法でアレンジした独創的な作品。お店はコロニアル調のエレガントな雰囲気だが、肩肘張らないスマートなサービスに定評がある。キッチンに隣接する巨大窓のテーブルで、シェフ達の魔法のような手さばきをご覧あれ! ©Nahm ランキング常連になりつつあるバンコクのタイ料理「Nahm(ナーム)」は、昨年より1つランキングを落として8位に。タイ王室のレシピを踏襲するロイヤルメニューは、地元民から世界までをも魅了する味へと変化し続けている。 ©Eat Me Restaurant タイからはその他、19位にIssaya Siamese Club(イッサヤ・サイアミーズ・クラブ) 、23位にEat Me Restaurant(イート・ミー・レストラン)がランク入りした。 シンガポール実力店の数々Restaurant Andre ©Edmond Ho今回のランキングで、日本と同率の10軒ものレストランが選出された美食の国、シンガポール。昨年のアジアランキング5位から順位を2つあげた「Restaurant André(レストラン・ アンドレ)」は、4年連続で同国首位に輝いた。台湾出身、在日経験もあるシェフAndré Chiangが表現する8つのDNA(unique, pure, texture, memory, salt, south, artisan, terroir)は、一皿一皿に彼の哲学として凝縮される。 Waku Ghin - Slow Cooked Ocean Trout with witlof ©Marina Bay Sands 続いて6位のWaku Ghin(ワク・ギン)は、あのマリーナ・ベイ・サンズにて日本人シェフ和久田氏によるデギュスタシオンコースが楽しめるモダンジャパニーズレストラン。日本国外初の日本酒大使でもある和久田氏の選んだお酒も味わえる。 Sebastien Lepinoy(Executive Chef) ©Les Ami 12位には不動の人気店Les Amis(レザミ)、14位にはBurnt Ends(バーント・エンズ)などもランクイン。部門外の「アジアのベストパティシエ賞」でも、古典的なレシピにオリジナルのテイストを融合させた独創的なお菓子作りで定評のある、シンガポール人パティシエのCheryl Koh(チェリル・コウ)氏が受賞した。その他、東南アジア各国のレストランも健闘©Gallery Vask タイ、シンガポールの他、東南アジア諸国のレストランもランキングに名を連ねている。フィリピンでは、数々のミシュランレストランで修行を積んだスペイン人シェフによる、モダンスペイン料理店「Gallery Vask(ギャラリー・ヴァスク)」が初登場39位に。部門外の「アジアの最優秀女性シェフ賞」にマニラ出身のMargarita Forés(マルガリータ・フォレス)氏も選ばれた。 Best Female Chef - Margarita Fores ©Asia’s Best 50 Restaurants 2016 カンボジア・シェムリアップにある伝統的な木造建築の店を構えるフレンチ系レストラン「Cuisine Wat Damnak(キュイジーヌワットダムナック)」は、43位と健闘。インドネシアのバリ島の「Locavore(ロカヴォール)」も地元の食材をふんだんに取り入れたモダンヨーロピアンで49位に食い込んだ。 Locavore ©Rupert Singleton 2016年で4回目の開催となったAsia’s 50 Best Restaurants 2016には、それぞれの国で多様なルーツを持つシェフ達による独創的なレストランがランクイン。当ランキングのグループ・エディター、ウィリアム・ドルー氏の言葉通り、「アジアにおけるダイニングシーンの成長と多様性」を証明する結果となった。 尚、日本からは、2位にランクインした「NARISAWA」の他に、下記のレストランがランクイン。5位(昨年4位):日本料理 龍吟(東京・六本木)11位(昨年14位):ハジメ(大阪・肥後橋)16位(昨年12位):レフェルヴェソンス(東京・西麻布)20位(昨年49位):カンテサンス(東京・北品川)24位(昨年33位):TAKAZAWA(東京・赤坂)26位(昨年40位):鮨 さいとう(東京・六本木)31位(初登場):ラ メゾン ドゥ ラ ナチュール ゴウ(福岡・西中洲)37位(初登場):傳(東京・神保町)42位(初登場):菊乃井本店(京都・東山)更に、東京・神宮前の「フロリレージュ」が部門賞「注目のレストラン賞」を、東京・北品川の「カンテサンス」が「ハイエスト・クライマー賞」を受賞。 Asia’s 50 Best Restaurants 2016
2016年03月11日コン・フォン選手 ©Dentsu Media Vietnam2016年シーズンのJリーグでは、東南アジア出身の2選手がプレーする。水戸ホーリーホックに加入したグエン・コン・フォン選手と、横浜FCが獲得したグエン・トゥアン・アイン選手で、ともにベトナム出身の期待の若手だ。母国ではそれぞれ「ベトナムのメッシ」、「ベトナムのピルロ」と呼ばれて大変な人気を誇る。両選手のJリーグ入りは、ベトナムでも大きな注目を集めている。アイン選手©YOKOHAMA FC残念ながら移籍は実現しなかったものの、彼ら以外にもこのオフは複数の東南アジア人選手がJリーグクラブの練習に参加した。タイで最も才能ある若手の一人であるウォラーチット・カニッシーバンペーン選手はFC東京、シンガポールの守護神としてワールドカップ予選で日本を苦しめたイズワン・マフムド選手は松本山雅FCのトレーニングに加わった。また、カンボジアやインドネシアの選手らにJリーグチームが興味を示しているという情報も流れ、Jリーグと東南アジア人選手を巡る動きは激しかった。FC東京の練習に参加したタイのウォラーチット選手 著者撮影Jリーグの「アジア戦略」Jリーグは2012年頃から、アジア諸国との関係を深めようとする「アジア戦略」を進めてきた。短期間で日本サッカーをアジアのトップに導いたJリーグのノウハウをアジアの国々に還元し、アジア全体の底上げをはかることで、日本サッカーをさらなる高みに押し上げようという試みだ。なかでも成長著しい東南アジアとの関係は、特に重点的に取り組まれてきた。2012年2月のタイリーグを皮切りに、Jリーグは東南アジア各国のリーグとの間でパートナーシップ提携を締結。Jリーグクラブと東南アジアのクラブとの間で個別にパートナー関係が築かれるケースも生まれて、人的な交流を行う努力もされてきた。現地のファンの関心をJリーグに集め、さまざまな経済効果につなげるためにも、特に東南アジア出身Jリーガーの誕生は「アジア戦略」に欠かせない要素として力が注がれている。2013年シーズンには「ベトナムの英雄」と呼ばれるレ・コン・ビン選手がコンサドーレ札幌に加入し、東南アジアの選手として初めてJリーグでプレー。その後も、インドネシア出身のJリーガーも誕生した。とはいえ、これまでのところは実力と人気を兼ね備えた旬のスター選手がJリーグで活躍し、現地で大きく注目されるという状況はつくられておらず、Jリーグ側が望む効果を十分に得られていないのが現状だ。Jリーグ移籍の難しさ。その意外な理由とは….なぜ東南アジアのスター選手たちのJリーグ移籍は、なかなか実現しないのか。それは、経済とリーグの成長によって東南アジア人選手のサラリーが急上昇していることが一因だ。Jリーグクラブが興味を示しても、最終的に金銭面で折り合いがつかないケースが多く見られる。特に著しい成長で東南アジアをリードするタイでは、トップ選手であれば数千万円の年俸も珍しくなくなった。ところが、その金額を支払うJリーグクラブは容易には現れないため、未だに東南アジア最強国であるタイからのJリーガーは誕生していない。そんな状況のなか、草の根の活動も続けられている。Jリーグアジアアンバサダーを務める木場昌雄氏による、東南アジアから未来のJリーガーを発掘するための活動もその一つだ。現役時代はガンバ大阪のキャプテンとして長く活躍し、タイでのプレー経験もある木場氏は、引退後に一般社団法人JDFA(Japan Dream Football Association)を設立。東南アジアで現地の少年たちを対象にしたクリニックなどを継続的に行っており、一昨年からはU-14世代の大会をバンコクで開催。同大会の優秀選手をJリーグクラブに短期留学させてチャンスを与える、という画期的なプロジェクトもスタートさせている。木場昌雄氏(中央)と日本に短期留学する優秀選手2名 著者撮影さまざまな角度で加速する日本と東南アジアのサッカー界における交流。東南アジアのスター選手をJリーグでプレーさせるための動きにも年々、熱が入ってきた。その結果として今シーズン誕生したのが、ベトナム出身の2選手といえる。ベトナム国内で「黄金世代」と呼ばれ期待されたチームの中心選手として知名度の高い彼らがJリーグで結果を残せば、日本と東南アジアの間でまた新しい何かが生まれることになるだろう。( text : 本多 辰成 )スポーツコラム「スポーツが繋ぐ! 東南アジアと日本の新時代」>その他の記事はこちら
2016年01月13日2015年11月27日から29日の3日間、シンガポールのサンテック国際会議展示場において、東南アジア最大級のアニメイベント「Anime Festival Asia 2015 in Singapore」が開催された。2008年よりスタートした本イベントには、開催地のシンガポールだけでなく、マレーシアやインドネシアといった周辺国に加え、香港や中国、フィリピンなどのアジア諸地域から多くの来場者が訪れ、参加者数はおよそ10万近くに達する一大イベントとなっている。日本からもポニーキャニオンやアニプレックス、ブシロードといったコンテンツホルダーも多数参加し、ブースにてアジアマーケットに向けた作品のアピールを行っていたほか、『ガラスの花と壊す世界』や『ゆるゆり』、『Charlotte』といったアニメ作品、声優、アーティストによるステージイベントも多数開催され、大きな盛り上がりを見せていた。○コスプレイヤーもイベントに花を添える現地で行われたイベントの一部については、あらためて紹介する予定。
2016年01月02日©Singapore Tourism Board シンガポール「マックスウェル・フード・センター」毎月東南アジアを訪れているTRIPPING!編集部が、持参すべきか否か悩むグッズの中から「いやいや、これは本当に持って行って良かった!」と思う品々をランキング形式でご紹介。5位もこもこソックス©TRIPPING!「南国に行くのに、もこもこソックス?」と思われがちだが、あると嬉しいグッズのひとつ。特に移動中の機内でおすすめしたい。もこもこソックスは、締め付けがないので足が疲れないうえに、機内が寒い時にも足を温かく包んでくれる。編集部は、東南アジア各国間の移動でLCCを利用することが多いのだが、どの機内も冷房が強く寒い……。ブランケットのサービスも有料なので、座席についたらすぐにもこもこソックスを履くようにしている。更に、東南アジアのホテルの部屋はキンキンに冷えている場合が多くあるので、実は宿泊場所でも重宝していたりするのだ。羽織りものに加えて持参したい一品だ。4位マスクやうがい薬などの喉ケア商品©TRIPPING!これも迷うところではあるが、持参して間違いない。マスクは、移動中の機内で使用したい一品。乾燥を防ぐことはもちろん、狭い機内に数時間いると風邪などが移りやすいので、予防にも。更に、急速に発展している東南アジアの数カ国は、渋滞が社会問題になるほど車やバイクの走行量が多い。ゆえに、排気ガスなどで空気が汚れていることもあるので、宿泊場所に戻ったらうがいをしておくと安心。3位除菌ウェットシート&除菌ジェル©TRIPPING!飲食店に入ると、日本では当たり前のように出されるおしぼりだが、東南アジアでは、高級店以外は基本的に出てこない。出て来たとしても有料のこともしばしば。そんな時に便利なのが、日本から持参した除菌ウェットシート。もちろん現地で調達することもできなくはないが、香りが必要以上にきつかったりするので注意。また、除菌ジェルも合わせて持っていればゴミも出なくて便利。特に子連れ旅行の場合は、重宝するはず。ちなみにシンガポールでは、ホーカーズ(屋台村)や食堂での席確保に、ウェットティッシュを使うのがローカル式。ランチタイムには、各テーブルにウェットティッシュを見ることができる。2位iPadなどのタブレット©TRIPPING!持って行くか行かまいか悩むグッズの定番。でも、やっぱりあると便利なものだったりする。パソコンより軽量で薄いので持ち運びがしやすい上に、スマートフォンより画面が大きく、現地で調べものをする際にスムーズ。更に、事前にダウンロードをしておけばオフラインでも書籍や動画、音楽を楽しむことも可能!旅中に読んでおきたい本を事前にダウンロードしてしまえば、重い本を何冊も持参しなくとも、ビーチでのんびり読書なんてことも叶う。更に、乗継ぎ便を利用する際は、乗継ぎ時間の暇つぶしにも役立つ。1位レンタルWi-Fiルーター©TRIPPING!海外旅行の定番アイテムになりつつあるレンタルWi-Fiルーターだが、持って行くかどうか、やっぱり迷うグッズのひとつ。しかし、編集部にとっては、「これなしでは渡航できない。」と言える一品だ。東南アジア主要都市は、日本と同等もしくはそれ以上のWi-Fi環境が整備されているので※、宿泊場所ではWi-Fiを利用できることが多いが、Wi-Fiルーターが力を発揮するのは移動中。調べごとが終らず、宿泊場所から中々出かけられない……なんてこととも無縁。インターネットで地図を確認しながら目的地まで向かうこともできるので安心。リアルタイムにSNSで旅の思い出をシェアすることもできるのも嬉しい。※都市によっては、この限りではありません。編集部が気に入って利用しているのが、「海外用格安WiFiレンタル『Wi-Ho!®(ワイホー)』」。注目は、業界最安値クラスの価格。1日390円~で、携帯電話会社の海外パケット定額プランより最大86%OFFほど。更に、1台で最大5~10台までWiFi対応機器を接続できるので、家族や友人とコストをシェアすれば、かなりお得に利用することができる。更に、高速データ通信の4G商品もあり、現地回線を優先して利用することで、海外でもスピーディー&安定のインターネット環境を叶えてくれる。※場所によっては、この限りではありません。受け取り&返却がラクであることも、嬉しいポイントの一つ。全国の空港内で受け取り&返却ができることはもちろん、24時間営業のカウンターもあるので、深夜便を利用する時にも安心。当日空港内で受け取る時間がない場合は、前日に自宅で受け取ることも可能。しかも配送料は無料だ。ちなみに、レンタルセットの中には、世界対応のマルチ変換プラグも入っているので、充電のために変換プラグを持参する必要もない。海外用格安WiFiレンタル『Wi-Ho!®(ワイホー)』詳しくはこちら>海外旅行の前の荷造りは、要るものと要らない物を上手に判断して効率よく進めて行きたいもの。現地で楽しい時間を過ごすためにも、あると便利なグッズを持参することをおすすめしたい。
2015年12月24日©TRIPPING! マレーシア国産車のタクシーシンガポール、タイ、インドネシアなど東南アジアの国々を旅行するときに欠かせない移動手段がタクシーだ。多くの場合、トヨタやホンダなどの日本ブランドの自動車がタクシー車両として導入されている。旅行先でトヨタやホンダが走っている姿を見て日本人として誇らしい気持ちになったひとは多いのではないだろうか。©TRIPPING! バンコク市内のタクシー東南アジアのほとんどの国では国内自動車メーカーを有しておらず、トヨタ、ホンダ、ベンツ、ヒュンダイなどの海外ブランドに頼るしかないのだが、東南アジアで1カ国だけ国内自動車メーカーを有している国がある。マレーシアだ。マレーシアで人気の車種は国産車マレーシアの国産車主要メーカーは2社ある。「Proton(プロトン)」と「Perodua(プロドゥア)」だ。©TRIPPING! プロトンプロトンは、マレーシアのマハティール元首相が1980年頃から三菱系の支援を受けて立ち上げた国産車メーカー。マレーシア国産車第1号は、プロトンが三菱の「ミラージュ」をベースに開発した「SAGA」。SAGAの生産は1985年頃から開始。その後、業績が上がるにつれフランスのシトロエンやイギリスのローバーとも提携し、自動車開発のノウハウを蓄積してきた。近年ではほとんどを自社開発している。©ASEAN-Japan Centreプロトンの自動車一方、プロドゥアはダイハツとの合弁で1993年に設立された国産車メーカーだ。プロドゥアは当初プロトンとの産別化を図り小型車専門で生産を行っていたが、プロトンが2005年に小型車「IRIZ(アイリズ)」を市場に投入したことから、競合することになった。プロドゥアの主力は小型モデル「MyVi(マイヴィ)」。プロトンとプロドゥアがマレーシア市場でどれほど人気なのか、マレーシア自動車協会による最新統計(2015年10月のメーカー別乗用車の新車販売)で確認しておこう。当月最大の販売数を計上したのは1万7305台を販売したプロドゥアだ。52カ月連続のトップとなった。2位は8504台販売したホンダ。そして、プロトンが8026台を販売し3位だった。ちなみに4位は6325台販売したトヨタ、5位は3216台販売した日産だった。プロドゥアの販売台数が最も多いのは、マイヴィ人気が大きく寄与している。マイヴィは価格が150万円ほどと手頃なだけでなく、地元金融機関で特別ローンが組めるということもあり、マレーシアの若者に人気が高い。マレーシアに旅行した際はぜひ走っている車を確認してみてほしい。MyVi人気が実感できるはずだ。マレーシアの国産車メーカーが参画するASEANカー構想写真提供:マレーシア政府観光局マレーシアの人口は3000万人弱と市場としてそれほど大きくない。このため、プロトンなどはASEAN全体を一つの市場と捉え、将来的に域内で増える中間層を狙って競争力の高いモデルを投入する計画だ。実際プロトンは、マレーシアとインドネシアが共同で自動車を開発する「ASEANカー」構想に参画。中国の自動車会社との提携などを通じて、ASEAN市場向けに競争力の高い自動車を開発していく計画だ。今後、競合が増えていくASEAN自動車市場で日本車メーカーが生き残るには、プロトンが巨大市場インドネシアを狙ってASEANカー構想に参画したように、地元政府やメーカーとの連携が重要になってくるだろう。雇用創出や技術移転などなんらかの形で地元市場に恩恵をもたらすスキームを組むことができれば、日本車メーカーもASEAN市場で広く受け入れられシェアを維持・拡大することができるかもしれない。©TRIPPING! バンコク市内の渋滞の様子これまで東南アジアでは日本車を見かけることが多かったが、その様子は大きく変わろうとしている。旅行や出張で東南アジアを訪れる機会があれば、どのような自動車が走っているのか少しだけ意識して見てみることで、東南アジアの急速な変化を実感できるのではないだろうか。(text : 細谷 元)ビジネスコラム「アジBiz ~1分で読める東南アジアのビジネス情報」>その他の記事はこちら
2015年12月22日