アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの薮宏太が、ミュージカル『ハル』主演を務めることが14日、明らかになった。同作は関西テレビ放送開局60周年記念の節目に制作されるオリジナル・ミュージカル。小さな田舎町に住む高校生・ハル(薮)は、子供時代に患った大病を乗り越え、母・千鶴と共に暮らしている。本音を話せる友人もおらず、虚しい日々を過ごしていたハルだが、ボクシングに夢中になっている少女・真由と出会いボクシングジムに通うように。少しずつ自分の人生に向き合い始めたハルに、試練が訪れる。演出に栗山民也、脚本に高橋亜子、音楽に甲斐正人と第一人者が集まり、2009年のミュージカル『SHE LOVES ME』以来約10年ぶりに薮が単独主演を務める。ボクシングの魅力にとり付かれる設定のため、薮自身も、今後ボクシングジムに通い、体を仕上げていく予定。現在はミュージカルに向け、入念なボイストレーニングを開始している。12月初旬に行われたビジュアル撮影とPRスポット撮影では、元日本チャンピオンのボクサーの指導の下、薮もサンドバッグ打ちやシャドーボクシングも披露し、「ボクシングの動きは初めてで、褒めていただけて嬉しかった」と語った。東京公演はTBS赤坂ACTシアターにて、2019年4月1日~14日。大阪公演は梅田芸術劇場メインホールにて 2019年4月下旬を予定している。○栗山民也 コメント関西テレビのプロデューサーから、連絡があった。全くゼロからの創作ミュージカルを創りたいということだったので、ワクワクする心持ちで引き受けることにした。海外で成功した翻訳物の日本上演が多いなか、オリジナルを立ち上げるには十分な覚悟と相当な情熱がいる。だがその困難を承知の上で、火の中へ飛び込んでいくような危うさと、まさに今の時代を描かねばという欲望は、それに勝る魅力がある。主題は、大げさに言って「命のリレー」。小さな地方都市を舞台に、点から線へ、そして風景が面になって見えてくる様に、現在のリアルな日本が映し出されてくれれば、いい。悲しくて、ちょっと怖くて、どこか妙に愉快な空気が流れる物語になればと思う。一度壊れてしまった人間が再び生かされていくことの奇跡を、稽古の中でじっと見つめていくことになるだろう。○薮宏太 コメントミュージカルは約10年ぶりなのでドキドキしていますが、お話しをいただいた時は素直に嬉しかったです。ボクシングに実際に触れるのは初めてで、ビジュアル撮影で初めてバンテージを巻いて、始まったんだな、と実感してワクワクしました。漫画『はじめの一歩』が好きで全巻持っていて、知識だけは豊富なんです! ただ体で動くのは初めてなので、撮影の際にポージングなどの監修に来ていた元日本チャンピオンに褒めていただけて嬉しかったです。僕が演じるハルは、閉鎖的で素直でなく斜に構えた性格だけど、17歳の等身大の部分もあり、多面性のあるキャラクター。僕自身も理屈っぽく現実的に物事を見る部分があるので、近いかもしれません。ボイストレーニングもスタートしているのですが、普段の歌とはのどの使い方や表現の仕方も違うので、終わったあとでHey! Say! JUMPの活動にも活かせるのではないかと思っています。演出の栗山民也さんとは初めてご一緒させていただくのですが、数々の作品を手掛けている方なので光栄です。僕自身は栗山さんが演出された『デスノート THE MUSICAL』を拝見したのですが、あのような原作を題材にし、素晴らしいミュージカルを創られていて衝撃を受けました。今回のミュージカルはオリジナル作品ですが、僕が読んでいる台本が栗山さんの手によってどのような作品として生み出されるのか!? 今から楽しみです。平成最後に上演するミュージカル『ハル』に、“Hey! Say!”の名を持つグループのメンバー薮宏太として作品に関われるのが嬉しいです。観てよかったと思っていただける作品になるように、全力でぶつかりたいです。
2018年12月14日ミュージシャンの世武裕子が、29日に都内で行われた『Yahoo!検索大賞2018』プレ・イベントに出席し、ロックバンド・Mr.Childrenに対して感謝の気持ちを述べた。「Yahoo!検索」のデータをもとに、前年と比べ検索数が急上昇した人物、作品、製品を発表・表彰する同大賞。12月5日の開催に先がけて、プレイベントでは「流行語部門賞」と、検索データから現在のトレンドや今後の傾向を分析した「Yahoo!検索トレンドマップ2018」から「ネクストブレイク」が発表された。ミュージシャン篇の「ネクストブレイク」として選出された世武は、「なんで私が選ばれているんだろうと思ったんですけれど」と本音を漏らしつつ、「映画のサントラを8本やったりとか、Mr.Childrenさんの影響力もあったりとか、広島カープ戦で国歌斉唱したりとか、色々やっていたので、おかげさまでありがとうございます」と感謝した。世武は現在開催中の、Mr.Childrenのツアー「Mr.Children Tour 2018-19 重力と呼吸」にキーボードで参加している。ヤフーの検索トレンドアナリスト・池宮伸次氏は「自身のTwitterをやられていて、Mr.Childrenのツアーに参加される発表をしたタイミングで検索が非常に伸びました。さらに年間通して非常に検索されており、10月のニューアルバム発売の際にも、検索が伸びました」と分析した。また、世武は「普段仕事をやっていく中で、出会う人から影響されるというか、尊敬するところがあります。一緒に仕事していると、立ち振る舞いや哲学など、深いところまで見ることができるので育てられています」と明かし、「ネットとかでは、リスナーの方とコミュニケーションをとれるような場になればと思っていたので、うれしいです」と受賞を喜んだ。「ネクストブレイク」のお笑い芸人篇はジソンシン、アイドル篇はKissBeeが選出され、「流行語部門賞」には「大迫半端ないって」が決定した。
2018年11月29日女優の真野恵里菜が18日、自身のブログを更新し、夫であるサッカー日本代表MF・柴崎岳のいるスペインに生活拠点を移したことを報告した。7月に柴崎と結婚した真野。「ほんの少し前から生活の拠点を夫のいるスペインへと移しました。そして、公表はしていませんでしたが私の大切な家族である愛犬も一緒に。長時間の飛行機移動頑張ってくれてありがとう」と報告した。続けて、「私の仕事がひと段落しやっと夫婦生活が始まりました。スペインは何度か訪れていたとはいえまだまだ慣れない地なので言葉などは夫がサポートしてくれています」とつづり、「私も新しい環境や言葉に少しでも早く慣れ日々の生活で夫のサポートがしっかりできるよう頑張ります!」と意気込みを記した。
2018年09月19日2016年、各国の作家が集まるアイオワ大学のプログラムで、3か月ほど米国に滞在した柴崎友香さん。その体験を短編集にしたのが『公園へ行かないか?火曜日に』。「もちろん初めての体験です。よく状況をつかめないままいろんな出来事が起きるのが面白くて。それを読む人にも体感してもらうために、エッセイではなく小説で書きました」年齢もバックグラウンドも異なる作家たちと、公園まで散歩のつもりが予想外の遠出になったり、住居棟で非常ベルが鳴って避難したり…。「英語ができなくても大丈夫と言われていたんですが、初日に37人の参加者中、私が格段にできないと判明して、どうしようかと思いました(笑)。でも、せっかくの機会だしいろいろ聞きたい気持ちもあって、一緒に行動していました。少しずつ聞き取れるようになったかと思えば、翌日は全然分からなかったりと、波がありましたが、最後のほうの発表で“英語うまくなったね”と言われた時は嬉しかった」自身で撮ったカバーの写真はどれも素敵な環境だと分かるが、「部屋のカードキーが何度も使えなくなるし、自動販売機は壊れっぱなしで。そんな雑な感じが面白かったし、気楽でもありました」と、なんでも楽しめる柴崎さんのおおらかさもたっぷり味わえる。一方、後半ではニューヨークで大統領選挙という大きなイベントに遭遇するが、冷静に見ているのが印象的。「劇的な瞬間に居合わせたとは思いませんでした。私は選挙に参加したわけでもないし、本当に重要なのは、劇的な結果が起こる前の積み重ねだと思うから。むしろ、私はあの場所にいたけれど何も分かっていなかったなということを実感しますね。いい体験ができたとは思っています」ほかにはニューオーリンズの第2次世界大戦博物館で感じたことなどが、真摯に綴られ心に残る。「面白いことはまだまだあって、あと2~3冊は書けます(笑)。プログラムを経て、言葉にしても、生活や空間のスケール感にしても、自分の中の基準がちょっと変わった気がしますね。さんざん英語ができないことなどを晒していますが(笑)、自分も何か新しいことをやろうとか、めげずに頑張ろうと思ってもらえたら嬉しいです」『公園へ行かないか?火曜日に』33か国から作家たちが集まってきた、アイオワ大学のインターナショナル・ライティング・プログラムに参加した体験をつづる11編の小説集。新潮社1700円しばさき・ともか作家。1973年生まれ。著書に芥川賞受賞作『春の庭』(文春文庫)など。2010年に野間文芸新人賞を受賞した『寝ても覚めても』原作の映画が公開に。※『anan』2018年9月19日号より。写真・土佐麻理子(柴崎さん)大嶋千尋(本)インタビュー、文・瀧井朝世(by anan編集部)
2018年09月13日コーヒーブランド「NESPRESSO(ネスプレッソ)」の新製品発表会に俳優の玉木宏さんが出席。コーヒー愛飲家の玉木さんによるトークと新婚生活のお話も聞いてきました!玉木さんが新CMに!「マスターオリジン」発表会「ネスプレッソ」は9月4日(火)より新コーヒーシリーズ「マスターオリジン」を発売。その新製品発表会に、コーヒー愛飲家で新CMにも出演されている俳優の玉木宏さんが出席しました。玉木さんは、「自分自身に喝を入れたい瞬間や、今がんばりどきだなと思うときにコーヒーを飲んでリフレッシュしている」といい、「朝はもちろん、夜中でも、水を飲まなければいけないときもコーヒーを飲んでいる」と愛飲家ぶりを披露しました。出会いは撮影スタジオの控室また、コマーシャルに出る前からネスプレッソをご自宅でも愛飲していたという玉木さん。その最初の出会いは、「撮影スタジオの控室にこのネスプレッソのマシンが置いてあった」とのこと。「(ネスプレッソは)しっかりとした味のコーヒーをいただける」と絶賛し、誰でもボタンひとつで入れられる点も気に入っているそうです。コーヒーが似合いすぎ!続いて、玉木さんが新製品を試飲します。新コーヒー「マスターオリジン」シリーズは、インド、インドネシア、コロンビア、ニカラグア、エチオピアの5か国で生産。コーヒーづくりにかかわる職人がもつ高い技術とこだわりが込められています。「苦みが強いタイプのものが好き」という玉木さんのためにセレクトされたのは「マスターオリジン」シリーズのインドネシア。力強さとスモーキーな味が特徴とのことです。専用コーヒーメーカーにカプセルを入れてボタンを押すだけで、あっという間に香り高いコーヒーができました!玉木さん、試飲中。コーヒーが似合います♡試飲の感想をたずねられると、「強くて味わいが深い、非常に僕好みのコーヒーですね」と回答。「いろいろなことがリセットできそうです」と爽やかな笑顔で語りました。そして、最後はネスレネスプレッソ株式会社、代表取締役社長のパスカル・ルバイーさんと一緒にフォトセッション。やはりコーヒーが似合っていてステキです♡囲み取材では新婚生活のお話しも…イベント後に行われた囲み取材では、コーヒーや料理の話から転じて新婚生活の話題になりました。いつも撮影でお弁当が多いという玉木さん、でも家に帰ればあたたかい料理を食べられるのでは?と問われると、「ドラマの撮影が入っていたので、なかなか家に帰る時間もとれなくて……。家でも食べられていないです」といい、「新婚生活を味わう時間もなく、今にいたっています」と苦笑い。さらに、「お互い仕事で撮影中なので、なかなか時間が合わないです」とすれ違い生活を告白。でも、来年になって時間が合えば「(新婚旅行で)海外などに行けたらいいですね」とにっこり。お忍びで行くのですか? と問われると、「もう、お忍びじゃなくてもいいんじゃないですか。気が楽になりましたよ。今までお忍びお忍びしすぎて……」と結婚公表で肩の荷が下りたことも明かしました。結婚されて、ますますステキになった玉木さん。9月3日から放映される玉木さんの超かっこいいコマーシャルもぜひチェックしてみてくださいね!以上、「マスターオリジン」発表会レポートでした!Information
2018年08月31日遅ればせながら…玉木宏さん、木南晴夏さん、ご結婚おめでとうございます!木南さんは入籍の報告に続いて「幸せな家庭を築き、たくさんタコパしたいと思います。どうかこれがメレブのくだらない呪文のおかげではありませんように」とツィートしていました。■木南晴夏の“花嫁力”に迫る!玉木さんも「いつも応援してくださる皆様へすでに報道されておりますが、私、玉木宏は木南晴夏さんと結婚いたしましたことをご報告いたします。未熟な二人ではありますが、これからは家族として支え合い、これまで経験させていただいたことを大切に より一層精進して参りますので 今後ともよろしくお願い申し上げます」と公式にコメントしています。好きな人とタコパ…タコがハート型に変化しそうなシチュエーションしか思い浮かびません。メレブのくだらない呪文とは、ドラマ『勇者ヨシヒコ』に登場するおバカな魔法使いの呪文のことでしょうけれど、それは大丈夫でしょう。玉木さんの「家族」という責任や誠実さを感じさせるコメントと、木南さんの魔法使いのおかげ?のようなセンス抜群のコメントを見て、お似合いのカップル誕生を祝福したくなりました。筆者は以前、堀北真希さんがスピード婚した際に「男が手に入れたい“結婚3拍子嫁”」について書きましたが、今回は木南さんの、あの玉木さんのハートをつかんだ“花嫁力”に迫ります。また、木南さんにあやかって、最高の男性に愛される花嫁になる魔法力もお届けしますね(メレブの呪文ではなく…)。■木南晴夏のそもそも魅力って?◎木南晴夏(1984年8月9日生まれ)・キラキラと輝く華がある・感性を磨き続ける・気持ちに正直でいる■【1】あなたの輝きで魔法をかける木南さんの太陽星座は“獅子座”。獅子座が持っている花嫁力といえば、“太陽”です。獅子座(7月23日~8月22日頃生まれ)が司る支配星は太陽。この太陽の輝きを手に入れることが獅子座生まれの目的です。例えば獅子座には「中心」「目立つ」「生命力」「パワフル」「情熱」「主役」「王様」「態度や顔が印象に残る」「ドラマチック」などのキーワードがあります。究極をいえば、獅子座の人生は、太陽のような熱く激しく華やかな舞台の主役となること。仕事も恋愛も結婚も、情熱的に強気にドラマチックになるでしょう!太陽が獅子座のあなたは輝くだけでいいんです。輝けばそこはあなたの舞台、パートナーとも巡り合います。玉木さんと木南さんの出会いは共通の知り合いということなので、お仕事関係の知人かな?と思われます。木南さんは、多くの映画やドラマに重要な役柄で出演し、強い印象を残す実力派女優さん。もしもあなたが獅子座なら、彼の気持ちなんて気にして振り回されてはダメです。むしろ振り回して!最高の男性に愛される花嫁魔法力は「あなたの輝きで彼を魔法をかけること」。■【2】あなたの感性で思いっきり彼を楽しませる木南さんの月星座は“牡牛座”。牡牛座が持っている花嫁力といえば、“金星”です。牡牛座が司る支配星は金星(愛のヴィーナス)。愛を感じることで牡牛座の月は満たされます。例えば牡牛座には「安心」「着実」「五感」「感性」「グルメ」「貯金」「高級」「マイペース」「ふくよか」「ロマンチスト」などのキーワードがあります。月星座とはその人の本質を表す星座で、「女性が結婚したときの様子」とされるもの。太陽や月が牡牛座にある人は、今年の5~10月にかけてと、来年からの7年間は、様々なシチュエーションで人生の転機を迎えます。もちろん結婚を考えることも!究極をいえば、牡牛座の人生は、愛を中心に着実に安定した生活を送ること。仕事も恋愛も結婚も、感性を磨いて豊かに大きく実らせましょう!Wikipediaによると、木南さんは幼稚園の頃に宝塚を観てファンに。宝塚ごっこを楽しみ、やがて女優になることを志したとか…。牡牛座は五感が鋭く幼少期の影響も作用します。また、母親の影響を強く受けることから、父親っ子になったり、理想の父を求めたりすることも多いのが特徴です。もしもあなたが牡牛座なら、理想の父をイメージしてみて。楽しくて安心できる彼がオススメ!最高の男性に愛される花嫁魔法力は「あなたの感性で思いっきり彼を楽しませること」。■【3】あなたの感情の波に彼を巻き込む木南さんの金星星座は“蟹座”。蟹座が持っている花嫁力といえば、“月”です。牡牛座が司る支配星は月(母なる女神)。母のように愛を育めることが蟹座の金星の魅力です。例えば蟹座には「母親」「優しさ」「思いやり」「感情的」「弱さと強さ」「共感する」「悲劇のヒロイン」「愛されたい願望」などのキーワードがあります。金星星座とはその人の魅力を表す星座で、「女性が男性に示す態度」とされるもの。金星が蟹座にある人は、どう感じるか?をとても大切にしています。それは彼がどう感じるかでもあるし、あなたがどう感じるかでもあります。気持ちも体も通じ合わないことには愛を感じません。究極をいえば、蟹座の人生は、笑い、楽しみ、悲しみ…喜怒哀楽を分かち合うこと。仕事も恋愛も結婚も、気持ちの波に乗って泳ぎましょう!金星が蟹座のあなたは母性が強いので、それを発揮する機会でパートナーとも巡り合います。もしもあなたが蟹座なら、出会いのひとつひとつやご縁を感じるままに大切にして!最高の男性に愛される花嫁魔法力は「あなたの感情の波に彼を巻き込んでしまうこと」。■花嫁力は、自分を信頼することで身につくこうして検証すると、最高の男性に愛される花嫁になるには、究極、“幸せになる自信”さえあればいいようにも見えますね。そしてこの自信は、相手の評価に惑わされないことだと思いませんか…?木南さんの例で言うなら、彼女はご自分の魅力や才能や人生の目的を知っていて、上手に使っているように感じました。花嫁力は、あなたが、自分自身を信頼してあげることに他ならないんです。どの星座にもプラスの部分とマイナスの部分があって、男性もいくらでも替えがききます。ただし、あなたの替えはどこにもいないでしょう。ぜひ、この機会に、あなたの星の魅力も確かめてみて!
2018年07月30日女優の真野恵里菜(27)が16日、自身のブログを更新し、サッカー日本代表のMF柴崎岳(26)と結婚したことを報告した。真野は「応援してくださっている皆様お世話になっている皆様へ私事で大変恐縮ですが、この度、かねてよりお付き合いをさせていただいておりました柴崎岳さんと今月入籍致しましたことを、ご報告させていただきます」と報告。「昨年より様々な言葉が飛び交ってしまい、皆様には沢山の混乱やご迷惑、ご心配をお掛けしてしまい、本当に申し訳ございませんでした。お互いの仕事を尊重し合い、お互いの家族を大切に想い、結婚までの道のりを二人でひとつひとつ経て、夫婦となれた時に皆様へお伝えしたいと思っておりましたので、本日この場でのご報告とさせていただきました」とつづった。そして、「多くは語らずひたむきに努力し続ける彼はとても素敵で、私もたくさん刺激をもらっています」と柴崎への思いを記し、「そんな彼の力になれるように、そしてこれから始まる夫婦生活にたくさんの笑顔が溢れるように、私にできること、たくさんのことを学びながら日々精進してまいります」と真野。「至らない点も多々あるかと思いますが、どうか温かく見守っていただけますと幸いです」と呼びかけた。
2018年07月16日映画監督の北野武(ビートたけし)が7日、東京・新豊洲駅前に同日オープンした巨大デジタルアート空間「チームラボ プラネッツ TOKYO DMM.com」のオープニングセレモニー&新CM制作発表会に、歌手・俳優の山下智久、モデル・タレントのローラと共に出席した。デジタルアート集団・チームラボが手掛ける同施設は、7作品を体感できる超巨大没入空間。セレモニー&発表会は、7作品のうち、1年間の花々が時間と共に変化しながら咲き渡っている“生命の宇宙”を表現したドーム内アートにて行われ、北野、山下、ローラが出演する同施設のCMがお披露目された。3人はCM撮影でひと足早く同施設を体験。北野は「浅草の花屋敷のジェットコースターの怖いことといったらたまりませんよ。木製ですから。あれに比べりゃもう」とふざけ、さらに、「ぐにゃぐにゃのマットに入っていくところはラブホテルかと思いました。あそこに男女裸で入っていったらすごいことになりそうで、頭の中で空想がすごいですけど」と自由奔放なトークで会場を沸かせた。また、「いつ撮られているのかよくわからないし、『たけしさん普段通り』とか、ひどい人は『普段通りバカやってください』って。普段の俺はバカなんだって初めて気がつきました」と笑いを誘い、ローラに「かっこよかった! 真面目だったよ!」と褒められると、「真面目だったって…。あれは合成しているんだよ、きれいに。それが技術だから」と返した。衝撃を受けると色が変わる球体が浮遊する空間では、3人は実際に叩いて変化を体感。北野は「これ(球体)をスタッフだと思ってくれっていうからボコボコ叩いて、叩き方が足りないって言うから、今度はギャラのことを考えてもっと叩いて、リアルになりました」とここでもジョークを飛ばしていた。
2018年07月07日映画監督の北野武(ビートたけし)、歌手・俳優の山下智久、モデル・タレントのローラが7日、東京・新豊洲駅前に同日オープンする巨大デジタルアート空間「チームラボ プラネッツ TOKYO DMM.com」のオープニングセレモニー&新CM制作発表会に登場。北野とローラが、山下を巻き込み暴走トークを繰り広げた。デジタルアート集団・チームラボが手掛ける同施設は、7作品を体感できる超巨大没入空間。セレモニー&発表会は、7作品のうち、1年間の花々が時間と共に変化しながら咲き渡っている“生命の宇宙”を表現したドーム内アートにて行われ、北野、山下、ローラが出演する同施設のCMがお披露目された。CMは、3人が同施設を体験している様子を映したもの。撮影を振り返り、北野は「いつ撮られているのかよくわからないし、『たけしさん普段通り』とか、ひどい人は『普段通りバカやってください』って。普段の俺はバカなんだって初めて気がつきました」と笑いを誘い、ローラに「かっこよかった! 真面目だったよ!」と褒められると、「真面目だったって…。あれは合成しているんだよ、きれいに。それが技術だから」と説明した。衝撃を受けると色が変わる球体が浮遊する空間では、3人は実際に叩いて変化を体感。北野は「これ(球体)をスタッフだと思ってくれっていうからボコボコ叩いて、叩き方が足りないって言うから、今度はギャラのことを考えてもっと叩いて、リアルになりました」とブラックジョーク。するとローラも「私も考えた! もうポーンって。いろんなことを思い出して。ふふふふふ」と意味深発言で会場をざわつかせた。山下は、司会者から「みなさんいろいろな気持ちで撮影に挑まれていたようですね?」と振られ、「そうですね」と苦笑。また、「いつ撮られているかわからないくらい自然な流れで撮っていただいていたので、普通にアミューズメントを楽しんでいる感覚で素の表情も出ちゃうような…」と山下が撮影を振り返っていると、北野は「『これからは俺の時代だって』って笑顔で(言ってた)」などとウソ情報を連発。ローラも「言ってた言ってた!」と乗っかり、山下は「いやいやいや…」と2人の自由奔放トークを笑って否定していた。
2018年07月07日俳優の玉木宏と女優の木南晴夏が結婚したことを、本日6月29日にそれぞれオフィシャルサイトとSNSで発表した。玉木さんはオフィシャルサイトにて「いつも応援してくださる皆様へ」と題し、「私 玉木宏は木南晴夏さんと結婚いたしましたことを ご報告いたします」と発表。続けて、「未熟な二人ではありますがこれからは家族として支え合いこれまで経験させていただいたことを大切に より一層精進して参りますので 今後ともよろしくお願い申し上げます」とコメントしている。一方、木南さんは自身のSNSにて、「諸事情により、皆様にちゃんとご報告するのが遅くなってしまってごめんなさい」と謝罪し、「先日、俳優の玉木宏さんと入籍致しました。 たくさんの方からの祝福のお言葉、とても嬉しく拝見しました。本当に、本当にありがとうございます」と報告と喜びを語った。また、次の投稿では「幸せな家庭を築き、たくさんタコパしたいと思います。 どうかこれがメレブのくだらない呪文のおかげではありませんように」と、出演したドラマ「勇者ヨシヒコ」シリーズと「花のち晴れ~花男 Next Season~」に絡めたツイートをしている。さらに「勇者ヨシヒコ」シリーズで共演したムロツヨシは、木南さんの投稿をリツイートする形で、「晴れた夏の今日から、ムラサキが手玉にとったその木が、幸せをもたらすであろう、どうかこれが私のくだらない呪文のおかげであることを気づかれませんように、うむ、」とコメントしている。今回の発表を受け、ネット上では「本当におめでとうございます! 末永くお幸せに」「幸せな呪文がいつまでも解けないように願っております」「むらさきぃ!!おめでとうございますっ!!」と2人を祝福する声で溢れている。玉木さんは、「のだめカンタービレ」シリーズで人気を確固たるものにし、「ラブシャッフル」「残念な夫。」「あなたには帰る家がある」、大河ドラマ「篤姫」「平清盛」、『悪と仮面のルール』など様々な作品に出演。また、役者としてだけでなくミュージシャンやカメラマンとしても活躍。今後は、吹き替えを務めた『ジュラシック・ワールド/炎の王国』が公開を控えている。木南さんは、「勇者ヨシヒコ」シリーズのムラサキ役や、『20世紀少年』『百年の時計』『ママ、ごはんまだ?』などに出演し、先日最終回を迎えた「花のち晴れ~花男 Next Season~」では、主人公と同じバイト先で働く店員・紺野亜里沙役を演じていた。(cinemacafe.net)
2018年06月29日俳優の玉木宏(38)と女優の木南晴夏(32)が29日、結婚したことを公式サイトとインスタグラムで発表した。玉木宏と木南晴夏玉木は公式サイトで「すでに報道されておりますが私 玉木宏は木南晴夏さんと結婚いたしましたことをご報告いたします」と報告。「未熟な二人ではありますが これからは家族として支え合いこれまで経験させていただいたことを大切に より一層精進して参りますので今後ともよろしくお願い申し上げます」とつづった。木南はインスタグラムで「諸事情により、皆様にちゃんとご報告するのが遅くなってしまってごめんなさい」と謝罪した上で、「先日、俳優の玉木宏さんと入籍致しました」と報告。「たくさんの方からの祝福のお言葉、とても嬉しく拝見しました。本当に、本当にありがとうございます」と祝福の声に感謝し、「幸せな家庭を築き、たくさんタコパしたいと思います。どうかこれがメレブのくだらない呪文のおかげではありませんように」と記した。
2018年06月29日「実は今日が上京した日なんです。あれから20年ですが、あっという間という印象ですね」 4月某日、そう話してくれた玉木宏(39)。’98年デビュー以来、ドラマ、映画と、ずっと最前線で活躍を続け、今年で芸能生活20周年。 「生まれた子が成人になる年月ですから。それを考えると恐ろしいと思いますが(笑)。でも、まだまだ知らなければならないこと、吸収しなければならないことがたくさんありますから」(玉木・以下同) この5月には『ラプラスの魔女』(公開中)、『ラブ×ドック』(11月公開)の2本の出演映画が公開。 そして放送中のドラマ『あなたには帰る家がある』(TBS系・金曜22時〜)では、主人公・真弓(中谷美紀)の夫・秀明を演じている。結婚生活13年目を迎えた夫婦に訪れた危機を、ハラハラドキドキの展開に、ときにユーモアを交え描く。秀明の不倫がバレた今後の展開は!? 「夫婦の“あるある”が詰まったドラマ。女性は中谷美紀さん演じる妻に共感しやすいのではないかと思います。逆に夫は、夫婦で一緒に見るのは苦しい作品かもしれませんね。奥さんの目が気になる旦那さんは別の場所で見ていただければ(笑)」 “夫婦”が題材のドラマということで、やっぱり気になってしまうのは、玉木自身の結婚観。 「なんだかんだで、まだ一人でいるのが楽しいのかもしれません。そろそろ結婚しないのか?まあ、それは自分のペースで考えたいと思います(笑)」
2018年05月11日玉木宏(37)の主演映画『悪と仮面のルール』が1月13日、公開される。 本作で“悪になるために生まれた殺人者”という難役を熱演している玉木はスポーツ紙の取材に対し、「特殊な映画で、勝負したいと思えるような作品なので、多くの人に観ていただきたいと思います」と語っている。 玉木が「勝負したい」と意気込むのには理由があるという。 ドラマ『のだめカンタービレ』(フジテレビ系)で“千秋先輩役”として出演し、大ブレイクを果たした玉木。いまだに「千秋先輩」と声をかけられることもあるという。そのイメージから「まだ抜け出せていないのでは」という苦悩を、明かしているのだ。 「まだ自分は、あのときを超えられていないのかと思ってしまうんですよね。また次に新しいものが生まれれば、イメージは塗り替えられるという思いがあります」 たしかに近年は、そのイメージを覆すような役どころを演じている。 たとえば昨年末に放送された松本清張原作ドラマ「鬼畜」(テレビ朝日系)では、愛人との間に3人の子どもを作る男を“怪演”。“ドロドロ愛憎劇”にもかかわらずクリスマスイブに放映されたことでも話題を呼ぶとともに、Twitterでは玉木の演技力にも注目が集まっていた。 《玉木宏クズ男の演技うまいなぁ〜!》《玉木宏にのだめの頃の面影ナッシング》《スタイル良い美形はクズ男に役がよく映える リアルにいそう》 これからも、新しい表情を見せてほしい!
2018年01月13日俳優でありコメディアンであり、「日本スタンダップコメディ協会」の会長でもある清水宏。その活動が海外にも広がっていることを知っている人も少なくないだろう。イギリスを皮切りに、アメリカ、カナダ、台湾、韓国などでエネルギッシュなスタンダップコメディを披露してきた。そして今年、いよいよ乗り込んだのがロシアである。果たしてかの地は清水をどう受け止めたのか!?『清水宏の世界を笑わせろロシア編~ロシアからホワィをこめて!~』と題し、12月15日(金)・16日(土)に東京・CBGKシブゲキ!!にて、その報告会が開催される。【チケット情報はこちら】「自分は世界に通用するのか」。表現者であれば胸によぎらせずにはいられないそんな思いを抱えていた清水が、初めて海外に出たのが2011年。イギリス・エジンバラフェスティバルフリンジに5年連続で参加し、評価を得てきた。以来、世界に飛び出して孤軍奮闘するその姿を、「ドキュメンタリーコメディトークライブ」として、映像を取り入れながらハイテンショントークで綴ってきた清水。「自分では『ひとり情熱大陸』と呼んでますが(笑)、僕が全部語るんです。海外での情景、そのときの自分の心情、相手の気持ち。“急に来たってできるわけないんだよ。なんでわからねーんだ”みたいなことを、やっぱり向こうは思うわけですね。僕が強引に行ってるから。そういう窮地に陥ったときにどうするか。僕と一緒に傷つきながら(笑)、喜怒哀楽をリアルに感じてもらいながら観ていただける、“同時体感ドキュメントコメディ”です」。なかでも、9月中旬から8日間、サンクトペテルブルクとモスクワで13回のステージに立った今回のロシアの旅は、日々起こることにハンパない緊張感があったらしい。そもそもフェイスブックで「ロシアに知り合いのいる人いませんか」と呼びかけるところから始めたというのだから、現地での壁の大きさも推して知るべし。「小さくて寒くて暗くて客も無愛想な小屋で、僕のロシア語がまったく通じず白けてて、っていうところから始まりました。あの環境でよくあきらめなかったと自分を褒めたいです」。そう。結論を言ってしまえば、それでも光に辿り着くのだ。「だから、前半はもう手に汗握る苦難の連続をどんどん笑いにして、後半はロシアという底知れないエネルギーを持つ国を好きになる入口になるようなものをお届けできるんじゃないかと思ってるんです。ひいては、自分の日々の生活や人生にもつながるよねと、観てくださる方に思っていただけるようなものになれば」。胸を撃ち抜く清水の熱いコメディ、ぜひとも体験したい。チケットは発売中。取材・文:大内弓子
2017年12月06日●事故後『キッズ・リターン』の色に変化映画『アウトレイジ 最終章』(公開中)に携わるスタッフたちの言葉を記録し、「アウトレイジ」シリーズ、及び北野武監督率いる北野組の魅力を探る短期集中連載「暴走の黒幕」(第1回:北野武第2回:森昌行プロデューサー第3回:音楽・鈴木慶一)。第4回は『みんな~やってるか!』(95)以降、北野映画の世界観を担ってきた美術・磯田典宏氏。セリフや編集、音楽に対する「引き算」的思考。徹底して無駄を省く中でメッセージ性を際立たせる北野イズムは、『アウトレイジ』(10)、『アウトレイジ ビヨンド』(12)に続いて完結する3部作の美術にどのように落とし込まれているのか。監督を"異業種"時代から支え続け、『BROTHER』(01)では異国の架け橋にもなって「引き算」を貫いた磯田氏。「まぁ、いいか」の逃げ道を選ばず、「片目つぶって、やっちゃえ」の覚悟には美術部の矜持が光る。○キアヌ・リーブス共演『JM』で「これでいいのか?」――北野監督作は『みんな~やってるか!』から参加されたそうですね。そうです。その前に、監督が出演した『教祖誕生』(93)を担当したことがきっかけです。『みんな~やってるか!』はシチュエーションがとにかく多かったので、助手さんをシーンごとに担当を割り当てて、その全体を統括するのが私の役目でした。「時代劇とSFはこの人で、ハエ男はこの人」みたいに。――「監督から具体的なオーダーはない」ということが複数の方の取材から分かりました。当時はいかがでしたか?『みんな~やってるか!』の撮影中、『JM』(95)というキアヌ・リーブス主演のハリウッド映画に出演されるため監督が一度抜けたことがありました。帰ってきて、美術に関して若干のイメージ変更があったのは、ハリウッドの影響を多少受けた部分もあったのではないかと思います。『JM』はほとんどがスタジオセット。日本の貧相なセットと比較すると「これでいいのか?」と思われたんでしょう。そのような経緯でイメージ変更していったような記憶があります。当時、監督は「自分は異業種」と感じていらっしゃった頃ではないかと。監督以外のメインスタッフは、映画でそれなりに実績があるスタッフばかり。そういう人たちが用意してくれたものに対して、「文句を言うべきではない」という思いもあったのではないかと。あれだけギャグ満載の映画なので、作り込んでいくのは相当な時間がかかります。コメディ要素が強いからこそセットは中途半端なものではなくて、よりリアルに作り込まないと面白くなりません。ハエ男は当時の特撮技術でどれだけのことができるのかも踏まえて、こだわり抜きました。――これまで14作を共にされていますが、どのあたりから監督が「異業種」ではなくなったと感じていらっしゃいますか?『みんな~やってるか!』が終わって、監督は事故に遭ってしまいました。その時のリハビリで絵を描きはじめて、イラストからはじまってどんどん大きいサイズになっていって。そうやって絵を描き続けていくと、「色」にこだわりが出てくる。『みんな~やってるか!』の時は完全にわれわれにお任せというか、相談ではなくて「これでいきます」という報告みたいなやりとりでした。事故後、『キッズ・リターン』(96)は「色」へのこだわりが出た作品です。「こういう色を使いたい」みたいな、具体的な注文もありました。――北野映画には、そうしたご自身の体験が映し出されているわけですね。その後も数々の作品を経て、『アウトレイジ』ではどのようなオーダーがあったのでしょうか。もう7年も前ですからね(笑)。登場人物たちは黒系統の衣裳なので、寄り画の時に違いが出るように気をつけました。北野映画にはたくさんのヤクザが登場しますが、必ずその事務所も出てきます。組長のデスクがあれば、その背景には代紋があって。飾りも含めて、過去の映画作品などを徹底的に調べ上げて、「これまでにないもの」を目指しました。監督と美術の関係は監督からの一方的な指示ではなく、美術パートが美術設定をしていきます。関西と関東で衣裳のトーンを変えて、それにともなってバックグラウンドをどれぐらいの色に持っていこうとか。例えば寄りの画でも、「花菱会のヤクザ」というのが伝わらないといけない。すべてセットでまかないきれないので、ロケセットで内部を加工することも想定したりするので衣裳合わせのやりとりもとても重要です。○たけし絵画をすべて使った『アキレスと亀』――『ビヨンド』『最終章』で登場する張会長(金田時男)の大豪邸。彼の権力の象徴しているような画力がありました。あれ、結婚式場なんです。――えっ!? そうなんですか。張会長が韓国のフィクサーでそれなりの権力を持っているとなると、相当な広い空間を贅沢に使うというのが課題になりました。それをセットで作るとなると難しいので、撮影が可能な大豪邸、並行して結婚式場のような施設も相当な数を見ました。あの長いテーブルと細長い部屋で会長の権力を象徴的に見せたかったんです。●"引き算"の許可が必要だった『BROTHER』――北野監督はどのタイミングで現場を確認されるんですか?事前に監督と製作部が話し合って、各担当はその監督イメージをもとに候補案を上げます。監督抜きのメインスタッフで話し合ってから、ロケハンに。大豪邸で芝居に使えそうなのがどこなのか。美術のアイデアを固めたら、監督抜きで撮影や照明も含めて見に行って、最終的には「A案、B案のどちらか」みたいに絞り込み、それから監督とのロケハン。監督には私が用意したイメージスケッチを片手に現場に立ってもらいます。一連の流れは結構時間をかけてますね。披露宴会場だけを見せるわけにもいかないですから。イメージスケッチを元にそこで監督のやりたい芝居も何となく見えてきます。これまでの14本の中で印象的だったのは『アキレスと亀』(08)。監督自身が描いた絵を全部使ってあるんですよ。少年期から年代ごとに3つの画廊が出てくるんですが、監督からは「各時代の違いを出したい」というお話があって、全部任せてくださいました。各時代に合った絵の額縁を業者さんに相談して、監督からもその都度リクエストが出て。もっとも効果的なものが何なのかをじっくり監督と話し合えたのは面白かったです。それから、監督が描かれた完成形の絵とは別に途中経過の絵も用意する必要がありました。監督は自分で描くとおっしゃっていたんですが、当然作る時間がない。最終的には美術部で用意することになりました。あの作品は美術装飾的にも面白い仕事でしたね。――北野組の現場では、監督のインスピレーション次第で変更になることもあると聞きました。美術周りでそのようなことはありましたか?急きょ変更になったことで思い出されるのは、『みんな~やってるか!』の銀行強盗。銀行の中で全員警察官のシーンがありますよね。あれ、当初は予定されてなかったんです。たしか、撮影当日だったかな。監督から「全員を警察官にしたい」というアイデアがあって、警察の衣裳装具が間に合うかの勝負でした。そういう、突然のひらめき。「すぐに撮りたい」ということではなくて、「こういうことをやりたいけど、今日中に間に合うならばやりたい」みたいに気を使っていただいています。――「アウトレイジ」では?比較的スムーズでした。『ビヨンド』の花菱会は神戸でロケをやっていて、実際の建物を使っています。『最終章』の事務所はすべてセット。セットを組んだ後、芝居の都合によっての変更案は監督からいくつかありました。――大友がマシンガンで蜂の巣にするシーンがありますが、あれもセットですか?あれは実際にあるホテルです。本当はスタジオで撮った方がもっといろいろなことができるんです。消え物といわれるテーブルの上のオードブルは床に落ちるとシミになるので水っぽいものは使えません。ロケセットでは、そういう制約も出てきます。○ハリウッドスタッフ「なぜ省くのか?」――音楽の鈴木慶一さんは監督との仕事の中で「引き算」を学んだとおっしゃっていました。不自然なもの、無駄を省いていくのは今回のシリーズでも踏襲されていると思うのですが、美術において「引き算」的なやりとりはありましたか?『HANA-BI』(98)は、たしかにどんどん引いていきましたね。引き算の美術。キャラクターの個性を出すには、いろいろなものを飾っていく、つまり足していくと出やすくなるし、引いていくことによって出にくくなる。引いていった場合、個性として見せたいポイントに何を置くのかが重要になるわけです。『BROTHER』もそうです。逆に『龍三と七人の子分たち』(15)はコテコテ(笑)。龍三のキャラクターを強く出すためには必要だったんです。それぞれの世界観にもよりますが、やっぱり全体的に見ても「引き算」的なやり方だと思います。必要以上に物を飾らない。『BROTHER』の時、ハリウッドで向こうのデコレーターに「とりあえず飾ってくれ」とお願いをしましたが、加えて「引き算」があることはあらかじめ言っておかないと対応してくれません。「なぜ省くのか?」となるわけです。つまり、置かれた物をいじる許可が必要なんです。――日米合作では、そういう違いもあるんですね。そうですね。プロダクションデザイナーという肩書きで現場に立つ以上、責任もあるし権利もある。私の一言ですべてが変わることもあるんですが、向こうは各ポジションでの責任がある。「飾り終えたもの」を確認してOKだったら、もうそれは動かせないんですよ。撮影中にやむを得ず動かさなきゃいけないとなった時に、そこに置いた人から「動かす」許可をもらうことが必要なんです。でもその人は現場にいない。僕らは触れられないから、現場担当者からデコレーターに電話してもらいます。「なぜ動かすのか?」「前もって決めてたじゃないか?」みたいにこじれるわけですが(笑)。ハリウッドは、そういうシステムみたいです。最終的には北野組のやり方に従っていただきましたけどね。「もう、しょうがないね」ということなんでしょうね。●「歩いたら終わり」「やっちゃえ」の境界線――どのような流れで日米のスタッフが結集したんですか?まずは、ユニオン(ハリウッドにおける俳優やスタッフなどの労働組合)を通して助手さんを手配します。美術部は面接をして、アートディレクターとセットデザイナーを何人か。合作映画は注目度が高いから、みんな参加したがるわけですよ。そうやってみなさん実績を作って、後の仕事をとっていく。1999年当時、北野組はヨーロッパの方では有名でしたが、ハリウッドではそこまでじゃなかったと思います。面接で対象となるのは、最低でも5人。こちらからお願いしていたのは「日本人を2人、残りを外国人」だったんですが、これは通訳的な人材も必要だったから。ところが、現地スタッフは「仕事に集中したい」「私は通訳じゃない」と言うわけです。そういう流れで、全員外国人のスタッフを起用することになりました。ユニオンには各作品の撮影案内が貼り出されています。各スタッフは、それを見て自分が参加したい作品に応募します。面接は、1人につきだいたい1時間。『GODZILLA』、『スターウォーズ』、『ターミネーター』など、有名作品を手掛けてきたスタッフもいました。その中で、2人が『キッズ・リターン』を観てきて、きちんと分析していたんですよね。赤と青のジャージを着ているけど、それはどういう意味なのかとか、すごく熱心に質問されました。ただし、プライベートな質問は一切禁じられています。――それだけの文化の違いがあるわけですが、また合作映画をやりたいというお気持ちは?やりたいですね。しがらみが一切なくて、本人が自ら選んで来ているわけですから。逆にプロデューサーからは「できなかったらクビにして構わない」と。一方で、仕事ができなかったら僕のこともクビにすると宣告されていました。たしか……美術予算をオーバーしたら即クビだったかな? セットデザイナーとの打ち合わせで僕のプランを伝えて、大道具さんも決まっているからそのまま予算内にできるのかを調整してもらいます。映画のためにプロダクションの1フロアーが貸し切ってあって、撮影が進むにつれて予算が膨らんでいくと呼ばれてチェックされます。美術はお金かかりますからね。考え方次第で結果が違うのはよくある話なんですけど。全部が全部100%の力でやるとお金が足りなくなるのは日本でも同じこと。ただし、「ここぞ」という時には装飾、美術にお金をかけるタイミングが絶対に来る。片目つぶって、やっちゃえみたいな(笑)。○「監督が歩いたら終わり」の緊張感――「アウトレイジ」シリーズでもそんな場面はありましたか?張会長の長テーブルでしょうね。僕が最初に考えていた長さに、さらに2メートル足しましたから(笑)。最初は「これでなんとか行けるだろう」からスタートするんですよね。大道具との打ち合わせでも常に考えていて、何度も下見をする。「予算オーバーするかもしれない」という危機感があっても、ここで2メートル足すことによって効果的になるのであれば思い切りも必要。椅子と床の敷物を増やしたりとか、別の問題も出てくるんですけどね。ただ、ここでの「まぁ、いいか」は後々自分が後悔することになる。後悔するくらいだったら、別のセットで節約したり、調整すればいいわけです。大切なのは、「張会長をどれだけ大きく見せられるか」「空間をどのように切り取るか」です。――決められた予算内でやりくりするのは、日米問わず同じということですね。ただ、美術的には「ここはこだわらないと」というポイントが必ずある。「お金がないからしょうがない」で諦めてしまうこともありますが、結果的に映画を観た時に残念な気持ちになる。もうちょっと考えられることがあったんじゃないかな、と。美術はいちばんお金を使うところでもありますから、「金食い虫」なんて言われることもありますけどね(笑)。――監督はあまり感想や評価などを口にしないとも聞きましたが、美術に対してはいかがですか?たしかにありません(笑)。昔、監督と一緒にロケハンした時のことなんですが、車から降りた時に「ここですよ」と案内した時の反応。それがヒントでした。監督がどんどん歩いていくと画角を狭くしているということなので、監督の中では納得していない。当然、われわれは納得してもらえる場所を探すつもりではあるんですが、監督はそこで何とかしようと整理する。一時期言われていたのは、「監督が歩いたら終わり」でした(笑)。――車から降りた時が運命の瞬間なわけですね。そうそう。「監督、違う方を見てます!」とかハラハラしたのを覚えています(笑)。■プロフィール磯田典宏北野武監督作品には『みんな~やってるか!』(94)以降、14作目の参加。『のぼうの城』(11/監督:犬童一心、樋口真嗣)で日本アカデミー賞最優秀美術賞、『Dolls [ドールズ]』(02)、『座頭市』(03)で同賞優秀美術賞を受賞。近作は、『想いのこし』(14/監督:平川雄一朗)、『おかあさんの木』(15/監督:磯村一路)、『四月は君の嘘』(16/監督:新城毅彦)、『ReLIFE リライフ』(17/監督:古澤健)、『ピーチガール』(17/監督:神徳幸治)など。(C)2017『アウトレイジ 最終章』製作委員会
2017年10月27日作る映画は世界から愛される、名監督・北野武さん。でもその一方で、ひたすら笑いに真摯。偉くなりたいと願うその理由が、素敵です。映画の最初は4コママンガ。そこから場面を繋げていく。――毎週テレビのレギュラーを何本も抱え、生放送もありますよね。そのスケジュールの中で、どうやって映画を作っているんですか?北野:基本的に、テレビのレギュラーを1週間やったら、次の1週間は映画、またテレビ…って感じ。撮影と編集で3~4か月くらいかな。――脚本執筆にかかる時間は?北野:今回は、構想は2作目のときにすでに浮かんでいたから、台本としてまとめるのは、1週間か10日くらいでパッと作って。――ストーリーはどうやって考えるんですか?北野:ノートがあってね、そこにまず4コママンガみたいなものを描いて、台詞を書き加えつつ、こんなこと、こんなこと、こんなこと、で、終わりってまとめて、そこに枝葉をつけていくの。その枝葉の部分に、具体的な映像のアイデアを描いていって…。思いついた映像を、次のシーンにどう繋げていくかが勝負なんだよな。物理的に具現化できないシーンとかもあるし、その兼ね合いが難しい。――映画の分だけ、そういったノートがあるんですか?北野:そのはずなんだけど、だいたいいつの間にかどっか行っちゃうんだ。たまに出てくるから見返すと、「お、おもしれぇこと書いてたんだな」とか思うんだけどね。――しかし、笑いと映画、頭の中は簡単に切り替わるもの?北野:うーん、映画は台本ができちゃえば、あとは現場に行くだけだから、テレビやりながらでも全然…っていうか、テレビって、本当に仕事かな?って思うんだよね。だってただ座ってりゃいいんだもん。大したことしてないよ。――そんな!だってテレビでは、どの番組でも常に笑いを取りにいくじゃないですか。北野:笑いを商売にしているやつが、現場で「どうしよう?」なんて考えてたら、相当才能ねぇよ(笑)。最近はお笑いの学校を卒業して芸人になるやつがいっぱいいるけど、そもそもお笑いなんて普通の道じゃないんだから、学校で学ぶもんじゃないっていうの。――その中には、たけしさんに憧れてお笑い界に入ってくる人もたくさんいるのでは…。北野:だから、憧れてるうちはダメだよ。憧れるっていうのは、そいつを超せないってこと。俺を嫌いってやつのほうがいいと思うよ。「たけしのはお笑いじゃない、こういうのがお笑いだ」ってやらないと意味がない。それは映画においても同じことで、誰かに憧れて映画を作るのもダメ。俺は黒澤明監督は、敵わないし、すげえなって思うし、認めているけれど、憧れてはいない。それとは違う映画を作ろうと思ってる。すべてはオリジナリティとひらめきで、それをどう具現化するかが大事なわけ。――初監督作品である’89年に公開された『その男、凶暴につき』は、スケジュールの関係で深作欣二監督が降板したことで、急遽メガホンをとったと伺っています。戸惑いはなかったんですか?北野:もともとテレビでコントの演出をやってたからね。カメラ6台を使いながら、引きで撮って、手元撮って、ここでスイッチングして…って、自分で指示を出していたわけだから。映画はカメラが1台しかなかったから、逆に楽だったよ。モニターを見てああだこうだ言うのも同じだし。これがデカいスクリーンになるのかって、それだけしか考えてなかったね。1本目を撮ったときに、助監督に、「俺、10本撮るわ」って言ったの。でもなかなか当たらなくて、4作目の『ソナチネ』でもコケて、その頃から、世間は全然俺の映画を理解しねぇんだなって思いがどんどん強くなっていって。外国ではいくつか賞を貰ってたんだけど、全然日本ではそれを発表してくれないし。そんなこんなであの時期には、交通事故まで起こしちゃうしさ。今に至っても、日本アカデミー賞から、一度だって選ばれたことないもんね。まあ映画業界なんて閉鎖的だからさ、アメリカのアカデミー賞もそういうところが問題になって、いろんな国の人を会員にするとか言ってるけど。――誘われたらどうします?北野:行かないよ、そんなもん(笑)。――じゃあノミネートされたら?北野:『アウトレイジ 最終章』で?それはもちろん行くよ、紋つき着て、下はフルチンで(笑)。とにかく、笑わせるために行きたいね。――映画より、笑い、ですか?北野:俺が映画賞が欲しかったり、偉い人になりたいって思うのは、全部人を笑わせるためだからね。だって、ただのおじさんが転んでもおもしろくないけど、偉い人が転べばそれだけでおもしろいじゃない。俺がすごく偉くなって、「たけし、食い逃げ」とか、「たけし、万引」とか、おもしろいじゃん。ラブホテルから裸で逃げてくるとかね。そういうもののために、偉くなりたいし、映画を頑張ってるの(笑)。俺はお笑いは、芸術だと思ってるからさ。『アウトレイジ 最終章』関西の〈花菱会〉と、国際的フィクサー〈張グループ〉が一触即発状態に。済州島にいた大友(ビートたけし)は、決着をつけるべく帰国する。怒号と銃声が唸るバイオレンス映画の最終章。監督、脚本、編集は北野武。共演に西田敏行、大森南朋、ピエール瀧、松重豊、岸部一徳ら。10/7より全国ロードショー(C)2017『アウトレイジ 最終章』製作委員会きたの・たけし1947年生まれ、東京都出身。’80年代より日本のお笑い界を牽引、俳優などでも活躍するエンターテイナー。また映画監督としては、海外でも評価が高い。※『anan』2017年10月11日号より。写真・矢吹健巳(W)(by anan編集部)
2017年10月07日女優の相武紗季(32)が4日、自身のツイッターとインスタグラムを更新し、第1子を出産したことを報告した。相武は「先日、第一子が誕生しました」と報告。「出産の大変さは想像をはるかに超えていましたが母子ともに元気で、支えてくださった皆様に感謝でいっぱいです」と喜びをつづった。この報告に、ファンから「紗季ちゃんおめでとう!!」「ご出産おめでとうございます」「母子共に健康で何よりです」「元気ですくすくと育ちますように」「子育て、頑張ってください!!」などと祝福やエールが続々と寄せられている。相武は昨年5月3日に一般男性と結婚。今年5月9日に、ツイッターとインスタグラムで「この度、新しい命を授かることができました」と妊娠を発表していた。
2017年10月04日10月7日公開の映画『アウトレイジ 最終章』のジャパンプレミアが25日、都内で行われ、北野武監督、西田敏行、大森南朋、ピエール瀧、松重豊、大杉漣、塩見三省、白竜、名高達男、光石研、池内博之、金田時男、岸部一徳が出席した。北野武監督18作目となる本作は、裏社会の男たちの抗争を描いて国内外で人気を博している『アウトレイジ』シリーズのラストを飾る作品。そんな本作のジャパンプレミアに、北野監督とキャスト陣が勢揃いし、試写会前に舞台あいさつが行われた。本作が『アウトレイジ』シリーズ最後となる理由について北野監督は「長続きすれば出来たんですけど、深作欣二さんの『仁義なき戦い』シリーズになってしまう。死んだ人が出てきてしまう訳にいかないんです」と笑いを交えて説明するも、「これで一応一区切りにはなっていますが、何年か経ったら、日本の役者のオールスターでとんでもないような映画を撮ってみようと思っています」と『アウトレイジ』シリーズに続くバイオレンス映画に意欲。次回作は「小説(『アナログ』)を書いたら当たってしまったので、純愛映画をやろうと思っています」と明かしながら、「失敗すると思うので、バイオレンスの映画に戻ろうと画策しています」と話していた。その北野監督から「アドリブには困りました」と冷やかされた西田は、頚椎亜脱臼と胆のう炎摘出手術のために4カ月間入院した後に本作の収録に臨んだという。「塩見くんも脳出血で倒れ、色々と障害を抱えながらお互いリハビリをしての撮影でした。本当に2人とも初日はみんなに抱えながらの撮影で、その時は何ともいえない喜びでしたね」と塩見との撮影に感慨深げ。4年ぶりの公の場となった塩見は、時折脳出血の後遺症を感じさせながらも「北野監督とは前作に続いて仕事ができ、私にとっては最高の喜びであり、最高の時間でした。『アウトレイジ 最終章』はグッとくる映画です」と力強くアピールしていた。映画『アウトレイジ 最終章』は、10月7日より全国公開。
2017年09月26日芥川賞作家・柴崎友香による恋愛小説を映画化した『寝ても覚めても』が2018年9月1日(土) 、テアトル新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国の劇場で公開される。柴崎友香による恋愛小説を実写化ミステリアスな自由人・麦(バク)と、心優しくそして誠実なサラリーマン亮平という、同じ顔をした二人の男と、その間で揺れ動く朝子の8年間を描く。主演・東出昌大が1人2役に東出昌大は、運命的な恋に落ちながら姿を消す”麦”と、その2年後に朝子と出会う亮平の1人2役。ヒロイン朝子を演じるのは女優、モデルとして活躍する唐田えりか。オーディションで抜擢された。そのほか、亮平の会社のクールな後輩・串橋を、映画『ナラタージュ』などに出演する瀬戸康史が演じる。監督は濱口竜介監督を務めるのは『The Depths』『ハッピーアワー』『なみのおと』などをてがけてきた濱口竜介。『寝ても覚めても』を撮り終えて次のように話している。「”この人たちしかいない”と思える、とても素晴らしいキャストが集まった現場。役者さんたちの間に生まれた信頼関係が、お互いの魅力を引き出してくれたと思います。何より、東出さんの存在があったからこそ、ヒロインの唐田さんの輝きが増しました。自分の眼の前で、カメラの前で、とても素晴らしいことがたくさん起きた撮影でした。」音楽はtofubeats、主題歌「River」も書き下ろし『寝ても覚めても』の音楽を担当するのは、トラックメーカーのtofubeats。映画音楽を担当するのは初となる。書き下ろしの主題歌「River」も手掛け、作品を盛り上げる。カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品また、『寝ても覚めても』は第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品。海外メディアからも好評を博した。あらすじ東京。亮平は、コーヒーを届けに会社に来た朝子と出会う。真っ直ぐに想いを伝える亮平に、戸惑いながらも朝子は惹かれていきふたりは仲を深めていく。しかし、朝子には亮平には告げていない秘密があった。亮平は、かつて朝子が運命的な恋に落ちた恋人・麦に顔がそっくりだったのだ――。作品情報『寝ても覚めても』公開時期:2018年9月1日(土) テアトル新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開原作:「寝ても覚めても」柴崎友香(河出書房新社刊)監督:濱口竜介出演:東出昌大、唐田えりか、瀬戸康史、山下リオ、伊藤沙莉、渡辺大知(黒猫チェルシー)/仲本工事/田中美佐子製作:『寝ても覚めても』製作委員会配給:ビターズ・エンド、エレファントハウス
2017年09月15日「関口宏さんのご自宅が、取り壊されてしまったんです。長年この地の“顔”だった方なので、みなさん驚かれていますよ」(近所の住人) 『関口宏の東京フレンドパーク』(TBS系)などでおなじみ、関口宏(73)の東京・世田谷区内の自宅“関口御殿”が解体され、更地になっているという。 行ってみると敷地を囲むようにシートが張られ、工事業者がトラックで出入り中。すでに、新しい建物の基礎工事が始まっていた。“関口御殿”は、約545平米の広い土地に建てられた地下1階地上2階の豪邸。関口は85年から住み続けてきた。不動産業者は言う。 「地下もあるので、購入当時、土地建物を合わせれば5億円はしたはず。いまでも土地だけで3億円以上しますよ」 登記簿を確認すると、今年3月に関口はすでに土地を売却。都内のタワーマンションに転居していた。32年間馴れ親しんだ自宅を離れるにはわけがあったと語るのは、近所の別の住人。 「奥さまと2人そろって、引っ越しのご挨拶に見えましたよ。あのお宅の中にはすごく凝った階段があってご夫婦の寝室は2階だったんですが、歳をとると上り下りがつらいとおっしゃってました。関口さんご本人が『年を取ってくるとマンションがいいですね』と話されていて」 そして何よりも、転居は5歳上の愛妻・西田佐知子(78)のためだったようだ。 「奥様のお体もよくないところがあって、医療施設が隣接している都心のマンションを新しい自宅に選んだと聞きました」(関口の知人) 関口が昨年10月に購入したのは、東京都港区内にあるタワーマンションの最上階。たしかに近所には、専門医も所属する大病院が隣接していた。妻を最優先するための転居を遂げていた関口だった――。
2017年04月30日日本国内のみならず、アメリカをはじめとした海外でも注目を集める日本人作家・中村文則の傑作「悪と仮面のルール」が、俳優・玉木宏主演で初映画化されることが決定。監督には、CMや「関ジャニ∞」「UVERworld」のMVなどを手掛ける中村哲平が務める。財閥家・久喜に生まれた少年・文宏は、10歳になった年、自身の出生の秘密を知ることとなる。狂気にして巨悪、当主である実父に聞かされたのは、文宏が純粋悪となることだけを望まれて生まれた存在だということ。そして“悪”となるための教育として、14歳の誕生日に「お前に地獄を見せる」と告げられる…。その日までに1年を切ったとき、文宏は父の部屋を覗き見た光景から地獄とは何かを予期する。想いを寄せ合う相手、久喜家の養女・香織が父の手によって汚されようとしている。地獄とは、彼女のすべてが自分を悪にするために、父の手により損なわれてしまうことだと――。香織を守るために、文宏は父を殺すことに。奇しくもそれは、父が望んだ悪に近づくことでもあった。父を殺害した後、文宏は心身を喪失し、歪み、次第に望まない父に似ていく。彼を慮りつつも、父の面影におびえる香織に、文宏は彼女の前から去ることを決意。香織と別れた文宏は、顔を捨てて別人・新谷に成りすまし、彼女を影から見守り続ける。そんな中、彼女の身を狙う存在を排除した文宏は、その裏で糸を引く人物と出会う。その人物とは、父と同じ歪みを持つ、久喜家の者、文宏の兄だった。そしてまた彼女を守るために、文宏は再度罪を犯すことを決意する…。原作は、2002年のデビュー以来話題作を発表し続け、2005年の「土の中の子供」で芥川賞を受賞した中村氏の同名小説。中村氏の作品への評価は国内に止まらず、「The Wall Street Journal」では年間ベスト10ミステリーに2012年・2013年と連続で選出され、2014年にはノワール文学(=犯罪や暴力を主題に据えた小説)への貢献を讃えるアメリカの文学賞「デイヴィッド・グディス賞」を日本人として初めて受賞し、世界的にも注目されている。今回映画化される「悪と仮面のルール」は、これらの世界的な評価を決定的なものにした話題作だ。今回、久喜文宏/新谷弘一役を演じる玉木さんは、「非常にデリケートで難しい役柄」とコメントし、「文宏は整形をして他人の顔を手に入れ、覚悟を決めて進もうとするが、人の内面は整形出来ない。悪に対して理性があるが故の脆さを大切に演じたいと思いながら、この作品と文宏という役に向き合いました」と意識したポイントを明かした。また、「特異な作品だからこそ、『善悪』『真の愛』『家族』『友人』のことを、改めて見つめ直すきっかけになるのでは」と完成への期待を語っている。原作者の中村氏は、「素晴らしい役者の方々に演じていただけて光栄です。現場にお邪魔して、とても面白くなると肌で感じました。大変楽しみにしています」とコメントを寄せている。『悪と仮面のルール』は2018年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年04月22日女優の相武紗季が23日、都内で行われた「AMAZING!フロリダグレープフルーツフェア スタートイベント」に出席した。フロリダ産グレープフルーツの保護、発展のために設立されたフロリダ州政府柑橘局は、グレープフルーツの日である2月26日を記念し、ハワイアン・カフェ&ダイニング アロハテーブル各店で2月26日~4月12日の期間にグレープフルーツのフェアを開催。そのオープニングイベントに3年連続でイメージキャラクターを務める相武紗季が登場した。相武は「実際にフロリダへ行かせてもらったし、この時期が近づくとワクワクして早くグレープフルーツが食べたいと思います。今日はグレープフルーツの香りでリラックスしながらお仕事させていただくという気がしますね」とご機嫌で、フェア中に店舗で頼めるフレッシュグレープフルーツコブサラダの試食タイム。珍しいグレープフルーツ果汁のドレッシングをかけてサラダを食して「美味しい! 爽やかな酸味でくどくなく、酸味に苦手意識を持っている方でも全然食べられると思います」と舌鼓を打った。イベント中には料理の話題となり、「料理はできるだけ作るようにしています。最近頑張っているのが揚げ物です。上手くなろうと思って頑張っています」という相武は、「旦那さんの胃袋を掴んでいる?」と質問に「頑張っているので掴めてたらいいなと思いますね。主人は褒めて育てようとしているようです。新婚生活は、すごく恥ずかしいですが……幸せです」と笑顔。妊婦はグレープフルーツのような酸味のあるものを欲するという説については「そういう状況になればいいですが、そうなったらご報告します」と否定しながら、「子どもはもうちょっとかな、とは思っています。今の状況というか、楽しい毎日が続けばいいですね」と充実した新婚生活に満足しているようだった。
2017年02月23日松嶋菜々子が主演する山崎豊子原作のスペシャルドラマ「女の勲章」。この度、主人公を取り巻く登場人物たちに玉木宏、ミムラ、相武紗季、木南晴夏ら豪華俳優陣の出演が決定。さらにファッション業界が舞台の本作を彩る豪華デザイナーたちが発表された。大阪・船場の裕福な羅紗問屋の娘として生まれた大庭式子(松嶋菜々子)。しかし太平洋戦争で家族、財産、住む家を失ってしまう。焼け野原の中、これからは洋服・婦人服の時代が来ると感じた式子はミシンと共に立ち上がり、洋裁学校の設立、チェーンスクールへの発展、デザイナーデビュー、東京進出さらに世界へとファッション業界を舞台に羽ばたいていく。様々な野望、欲望がうずまく中、式子を助けながら次第に学校の主導権を握っていく銀四郎(玉木宏)や、自分の目的をかなえるため、式子の元でたくましく激しくしのぎを削り合う3人の弟子、倫子(ミムラ)、かつ美(相武紗季)、富枝(木南晴夏)。式子の前に立ちはだかる、関西デザイナー協会会長・安田兼子(浅野ゆう子)。そして、式子の疲れた心に寄り添い包み込む存在となっていく大学教授の白石(長塚京三)。ファッションデザイナーとして成功への階段を上りゆく式子の未来に待ち受けている運命とは…。本作で玉木さんが演じるのは、女たちの欲望うずまくファッション業界において、一人軽やかに女性たちのもとを飛び回り翻弄する男・八代銀四郎役。玉木さんは、「台本を読んでいるときよりも立体的に目の前に現れますから、すごくわくわくします。このわくわく感が視聴者の皆さんにも伝わると思います」と心躍らせている様子。また「オリエント急行殺人事件」以来の共演となる松嶋さんについては、「銀四郎としては式子に最初は追いつきたいというところがどこかあったと思うのですが、いつも松嶋さんは凜とされているので自然と追いつこうという気持ちになれます」とコメントしている。そして、恐ろしいまでの野心、欲望を内に秘め、時には感情をむき出しにしながらし烈な戦いを展開する式子の弟子である3人の女性たちに、津川倫子役でミムラさん、坪田かつ美役で相武さん、大木富枝役で木南さんが参加。ミムラさんは自身の役について「よくいるタイプの女性ですが、同性へのエールが込められたキャラクター」と話し、「ままならない現実のうさばらしにしていただいてもよし、よし自分もがんばろうと発憤していただくのもよし、本当にエッセンスがたくさん詰まっている」と語る。また相武さんは「色彩豊かなお洋服など、女性の気持ちをわくわくさせるところがあるドラマになっていると思いますので、世界観にひたって見ていただけたら」とアピール。さらに、銀四郎の大学時代の友人で新聞記者として式子の魅力に注目する曾根英生役に小澤征悦。倫子を愛すればこそ、その愛を利用されてしまう倫子の恋人・野本敬太役に駿河太郎。幼少時代から式子に仕え続ける大庭家の女中・キヨ役に江波杏子。式子の前に立ちはだかる関西ファッション業界の総元締めとも言える関西デザイナー協会会長・安田兼子役に浅野ゆう子。孤高の仏文科大学教授・白石庸介役に長塚京三と豪華キャストたちが集結。本作の見どころの一つ、キャストたちの身に着けているオリジナルデザインの衣裳、アクセサリー、帽子などにも注目!衣裳をデザイン・製作は「Yohji Yamamoto」「Alexander McQueen」などでキャリアを積んだ中井英一朗が担当。松嶋さん、玉木さんが身につけて登場する帽子を製作したのは日本だけでなくパリでも個展を開き海外にも多くのファンを持つ「アキオヒラタ」のチーフデザイナー・石田欧子。ドラマにとって大切な意味を持つ式子の大きなネックレスをデザイン・製作したのは、フランス、イタリア、アメリカなど世界を股に活躍するジュエリーデザイナーの森下まゆり。昨今のドラマでこのような依頼を受けたことはない、とデザイナーたちが口をそろえるほどの仕上がりに期待だ。スペシャルドラマ「女の勲章」は2017年春、フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年02月17日北野武監督18作目となる最新作・映画『アウトレイジ 最終章』が、2017年10月7日(土)に公開される。全員悪人、『アウトレイジ』シリーズついに完結北野 武監督が初めて手掛けたシリーズプロジェクトで、裏社会の男たちの抗争を描いたバイオレンス・エンターテインメント『アウトレイジ』。2010年に『アウトレイジ』、2012年に『アウトレイジ ビヨンド』が公開され、シリーズ累計興収22億円超を記録している人気シリーズが、前作から5年の月日を経てついに最終章を迎える。最終章で描かれるのは、『アウトレイジ ビヨンド』の“その後”前作に引き続き、「大友組」元組長・大友役にビートたけし、関西最大の組織「花菱会」幹部・西野役に西田敏行、同・中田役に塩見三省、関東の組織「山王会」白山役に名高達男、五味役に光石 研、組織を追う警察・平山役に中村育二、同・繁田役に松重 豊、韓国大物フィクサーの側近・李役に白竜らが続投。物語は、前作『アウトレイジ ビヨンド』の“その後”が描かれるという。また、初参戦となる俳優陣も豪華メンバーが揃う。大友を慕う韓国・済州島グループの市川役に大森南朋、花菱会の花田役にピエール瀧、同・若頭補佐・森島役に岸部一徳、花菱会の新会長・野村役に大杉漣、花田の手下・丸山役に原田泰造、そして関東の組織「山王会」木村組・吉岡役に池内博之らが加わる。北野はシリーズ完結編となる本作について「シリーズ3作目で色んな事を盛りだくさんにやっているけど、やっぱり俺の映画になっちゃうよな」と語っている。場面写真を公開『アウトレイジ』シリーズを華々しく盛り上げてきたおなじみのキャラクターや、本作から参戦するインパクト満載の登場人物らを映し出した7点の場面写真を公開。日本へと戻ってきた大友と、大友を慕う市川が拳銃とマシンガンを手に何者かを睨みつけ、決着の時を思わせるシーンなど、映画の展開が気になってしまう写真が満載だ。ベネチアでも最終章を飾る本作は、8月30日(水)よりイタリアで開催される第74回ベネチア国際映画祭のクロージング作品に決定。世界最速で上映されるワールドプレミアとして、開催最終日である9月9日(土)の授賞式後に映画祭の締めくくりとして上映される。北野武監督はこれまでに第54回ベネチア国際映画祭にて『HANA-BI』が最高賞である金獅子賞、第60回ベネチア国際映画祭にて『座頭市』が監督賞にあたる銀獅子賞を受賞している。また、『アウトレイジ」は3部作全てが世界三大映画祭にて上映されることとなる。いまからでも間に合う!シリーズを振り返る3分の特別動画「アウトレイジ」シリーズを、わずか3分でおさらいできる特別映像が公開された。動画内には、「バカヤロー」「コノヤロー」といった怒号の応酬、「貧乏くじばっかりだよ」「野球やろうか?」など名セリフを生んだ数々の名シーン、そしてこれまでの一大抗争を揺るがしてきた名キャラクターなどが収められた。“全員悪人”を合言葉に、裏社会の男たちの仁義なき抗争を描いた同シリーズをダイジェストでおさらいできる内容だ。北野監督作品13作のBlu-rayを販売また、北野監督作品13作のBlu-ray化される。既にBlu-ray販売中の4作品を加えると、北野作品13作が全てBlu-ray化されることとなる。発売日は映画よりほんの少し先駆ける2017年9月27日(水)。北野作品の予習をして、アウトレイジの最終章に備えてみては。ストーリー《関東【山王会】 vs関西【花菱会】》の巨大抗争後、大友は韓国に渡り、日韓を牛耳るフィクサー張会長の下にいた。そこに、韓国出張中の【花菱会】花田がトラブルを起こし、張会長の手下を殺してしまう。これをきっかけに、《韓国【フィクサー】 vs関西【花菱会】》一触即発の様相を呈する中、【花菱会】では内紛が勃発。そんな中、大友が日本に戻ってくる――。【作品情報】映画『アウトレイジ 最終章』公開時期:2017年10月7日(土)監督・脚本・編集:北野 武出演:ビートたけし、西田敏行、大森南朋、ピエール瀧、松重 豊、大杉 漣、塩見三省、白竜、名高達男、光石 研、原田泰造、池内博之、津田寛治、金田時男、中村育二、岸部一徳配給:ワーナー・ブラザース映画/オフィス北野©2017『アウトレイジ 最終章』製作委員会 outrage-movie.jp【DVD詳細】発売日:2017年9月27日(水)価格:3,800円+税作品ラインナップ:その男、凶暴につき/3-4X10月/あの夏、いちばん静かな海。/ソナチネ/みんな~やってるか!/HANA-BI/菊次郎の夏/BROTHER/Dolls/座頭市/TAKESHIS’/監督・ばんざい!/アキレスと亀
2016年12月05日"ホリエモン"こと実業家の堀江貴文氏が27日、ツイッターを更新。9月ぶりにテレビ復帰を果たした作家の乙武洋匡氏について「アレがなかったらいまは乙武都知事だったかもしれない」とコメントした。今年3月に『週刊新潮』で不倫を報じられ、9月に離婚した乙武氏は、同日、フジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)に出演。松本人志、東野幸治らが自宅を訪問し、騒動後の生活や心境を語った。堀江氏は、乙武氏のテレビ復帰について書かれた記事を紹介しながら、「いやー、タイミングが微妙でしたねー。アレがなかったらいまは乙武都知事だったかもしれない」とツイート。乙武氏はこの日、約8カ月ぶりにツイッターも再開し、堀江氏のコメントに「堀江さん、とんでもないですでも、身に余るお言葉をありがとうございます!」と感謝した。また、脳科学者の茂木健一郎氏もツイッターで「乙武さん、いろいろありましたが、お帰りなさい。乙武さんの声が聞けてうれしいという人もたくさんいると思います。私もその一人です。乙武さんに、一輪のスミレの花を」と激励。乙武氏は「茂木先生、ありがとうございます!」と返している。
2016年11月28日俳優の玉木宏が、フジテレビ系主演ドラマ『キャリア~掟破りの警察署長~』(毎週日曜21:00~21:54)で見せる"ヨガ"の姿が反響を集めている。アメブロには「ヨガ姿カッコよすぎ」といったコメントが寄せられている。玉木演じる警察署長・遠山金志郎は、劇中でヨガレッスンを受けるのが恒例のシーンになっているが、アメブロでは放送後に、ヨガ姿の写真と、そのやり方を公開。24日には「肩立ちのポーズ」が取り上げられ、過去には「ねじった体側を伸ばすポーズ」「月のポーズ」なども披露されている。この玉木のヨガ姿に、ファンからは「一緒にヨガ教室通いたいな~」「玉木さんのヨガ姿カッコよすぎです」とほれぼれしているコメントや、「この写真シュールwwwwwwww玉木さん最高ですwwwwwwww」と、普段のイメージとのギャップを楽む声も寄せられている。このドラマは、玉木演じるひょうひょうとしたキャリアの警察署長・遠山金志郎が、現場のノンキャリアに反発されながら独特の捜査方法で事件を解決していく姿を描くもの。あす27日の第8話では、ホストクラブに潜入して痛快に事件を解決するほか、「オレオレ詐欺」の捜査にも推理能力を発揮する。
2016年11月26日フリーアナウンサーの久米宏とタレントの萩本欽一がこのほど、都内スタジオでBSプレミアムのバラエティー『結成50周年!コント55号・笑いの祭典』の収録に参加し、報道陣の取材に応じた。同番組では、日本中を笑わせてくれた「コント55号」のお宝映像はもちろん、ふたりの笑いの秘密を解き明かすVTR、さらに映像には残っていない「幻のコント」を舞台上で復活。個性豊かな俳優陣の挑戦と、欽ちゃんの指導ぶりを追うドキュメントも見どころとなる。今回、同番組でNHKテレビ初登場となる久米は、出演オファーがあった際の心境を聞かれると「冗談かと思いました」と打ち明けて報道陣を沸かせ、改めてNHKの番組に出演した感想を聞かれると「NHKは民放より予算があるなと思いました」と話し、「民放に比べてスタッフの数に余裕があって、NHKスペシャルなどは見ていますが、時間をかけてじっくり撮影しているなと、民放出身者としては羨ましく思います。やや嫉妬です」と本音を吐露。今後もNHKに出演していくか聞かれると「こんなことは二度と(呼ばれ)ないと思います。(今回は)事故みたいなものです」と謙そんした。また、TBS『ぴったしカンカン』を1984年6月に揃って降板して以降、久々のテレビ共演となる2人は、今回、共演した感想を聞かれると、久米は「やたら元気だなと思いました。僕なんか息切れしているのに、(収録が押して)お客さんを早く帰してあげたいしか言わないし(笑)。元気で思いやりもあって素晴らしいと思いました。話し方も全然変わってないですね」と語り、萩本は「『ぴったしカンカン』では久米さんのテンポが好きだったの。今日は小堺(一機)のテンポに合わせているときに、(久米のテンポに)変わればいいなあ、変わればいいなあって(笑)。アレに今日は会えるかなと思ったんだけど、アドリブでそこへもって行けなかったのは悔しいね」と肩を落とした。改めて、コント55号の魅力を聞かれると、萩本は「今日(番組を)やってみて、やっぱり坂上二郎さんというのは偉大だったという。今日、くたびれちゃったけど、二郎さんはくたびれないもん」と話し、「まさかこの歳で55号をやるとは思わなかったね。そういう意味ではうれしい日になったかな」と感慨深げに語った。
2016年11月20日玉木宏が東京地検特捜部の検事を演じ、宇宙開発にまつわる疑獄事件の裏に潜む巨悪と対決するドラマ「巨悪は眠らせない 特捜検事の逆襲」が10月5日(水)今夜、テレビ東京系で放送となる。本作は「ハゲタカ」シリーズや「コラプティオ」などで知られる真山仁が、作家生活10周年記念の第1弾として2014年に発表した「売国」を原作にした社会派ドラマ。真山氏の作品が民放でドラマ化されるのは初となる。「ハゲタカ」では外資系投資ファンドや企業再生事業を通して、「コラプティオ」では震災後の原発政策とリーダーシップを通して日本の抱える問題を描いてきた真山氏。本作では東京地検の検事の視点を通して“政界の闇”に切り込んでいく。東京地検特捜部に赴任した検事・冨永真一(玉木さん)は、「永田町のドン」と呼ばれる大物政治家・橘洋平が絡む闇献金疑惑事件の捜査に奔走していた。そのさなか、親友の近藤左門から謎めいたメッセージを受け取る。左門は文部科学省で宇宙開発を担当するキャリア官僚だが、宇宙開発にまつわる疑獄事件の告発メッセージを冨永に託し失踪してしまう。闇献金疑惑と、宇宙開発をめぐる疑獄事件。2つの事件は、双方に関わる大物政治家によって繋がりをみせ始める。一方、幼い頃からの夢を叶え、宇宙航空研究センター(通称・宇宙セン)の研究者となった八反田遙は、憧れの研究生活を始めるが、次第に宇宙開発の厳しい現実に直面する。ある日、遙はパソコンの不審な操作ログの痕跡を見つけたことから、思いがけない事実を知る。以前、捜査で宇宙センを訪れた冨永と面識があったことから、知りえた事実を打ち明けようと遙は冨永に接触するが――というストーリー。玉木さんが演じる冨永真一という人物は世間が注目する幼児誘拐事件で成果を上げ、東京地検特捜部への異動を命じられた気鋭の検事という役どころ。先日の制作発表会見では冨永真一について「いまだからこそいただけた役」と言い「正義を謳う人自身も葛藤する、その迷いはきちんと表現して大事に演じたい」と本作への意気込みを語っていた。NHK連続テレビ小説「あさが来た」以降、民放ドラマ初主演となる玉木さんの検事姿に注目だ。また玉木さんのほか冨永が逮捕を目指す大物政治家・橘洋平に仲代達矢。冨永にコンタクトを取る宇宙航空研究センターの研究者・八反田遙に相武紗季。冨永に橘の逮捕を命じる特捜副部長・羽瀬喜一に奥田瑛二。冨永をサポートする検察事務官・五十嵐鉄夫に萩原聖人。冨永の親友で宇宙開発にまつわる疑獄事件を告発する文科省の官僚・近藤左門に鈴木浩介ら、重厚なキャストが脇を固めている。玉木さんが“いまだからこそ”演じられると語った気鋭の検事・冨永真一。その渾身の演技をお見逃しなく。壮大なスケールで描く社会派ドラマ「巨悪は眠らせない 特捜検事の逆襲」は10月5日(水)午後9時~テレビ東京系で放送。(笠緒)
2016年10月05日ドラマスペシャル「巨悪は眠らせない特捜検事の逆襲」の制作発表会見が9月21日(水)、テレビ東京にて開催され、主演の玉木宏、共演の仲代達矢、相武紗季、原作の真山仁が登壇。出演者たちが、共演者たちとの“対決シーン”の撮影をふり返った。同作は、真山さんの長編小説「売国」を原作とする社会派ドラマ。東京地検特捜部に抜擢された気鋭の検事・冨永真一(玉木)が、「永田町のドン」と呼ばれる大物政治家・橘洋平(仲代)をあげることを命じられる。真山作品が民放でドラマ化されるのは初という。NHK連続テレビ小説「あさが来た」以降、民放ドラマ初主演となる玉木さんは、作品に臨む際はどこが作品の“骨”になるのかを考えることを習慣としていることを告げ、「この作品では仲代さんとの対峙シーンが“骨”になる部分だと思いました」と明かした。「変化球を投げずに、シンプルに、ストレートに自分の思いのたけを伝え、セリフの中にも迷いが見えたり、人間らしさを詰め込むことができたら、それは見応えがあるものになるのではないかと思っていました」と、御年83歳の大先輩である仲代さんとの初共演にも、作品作りに集中して臨んだ様子をうかがわせた。完成した作品をすでに観たという仲代さんは、「ほとほと玉木さんに感心しました。というのは、まっすぐな役というのは大変、役者にとって難しいものです」と自らの経験も紹介しながら、玉木さんが難役に挑戦したことを指摘。「それを玉木さんは見事に演じられて」と絶賛した。「私はすべて“受け”で、玉木さんのすばらしい突っ込みを受けさせて頂きました。どうもありがとうございました」と最後は感謝の言葉を口にした。仲代さんが話す間、両手を膝の上に置いて神妙な面持ちで耳を傾けていた玉木さんは、仲代さんの言葉に、ひたすら恐縮していた。また、仲代さんは、相武さんとの“対決”にも言及。相武さんは、幼い頃からの夢を叶えて宇宙航空センターの研究者となった八反田遥を演じている。仲代さんは、「彼女もそうですね。すごい勢いで私に迫ってくるのです。何も言えずに、ただただ後ずさりながら(笑)対決とは言えないよな(笑)本当に、ありがとうございました」と、相武さんに詰め寄られるという“対決シーン”を笑顔でふり返った。仲代さんの言葉を受け、マイクを持った相武さんは、同作の撮影現場で仲代さんに初めて会い、あいさつをしたという。そのまま“対決”シーンの撮影に入り、「怖れ多いやら、何やらで、私はいっぱいいっぱいでした」と当日の様子を言葉にした。続けて相武さんは、「役柄にも集中しなければいけなかったのですが、それ以上に周りのスタッフさんが緊張していました。『仲代達矢さんにこんなに怒って…、緊張するでしょうね』と、朝から色々な方に言われて(笑)もう、言わないでほしかったです(笑)会う方、会う方が、『今日は仲代さんと一緒のシーンですね』とか(笑)」と、笑い話として回顧。相武さんは、「仲代さんを目の前にしてお芝居をするのはすごく光栄なことでした。私は、ただただぶつかっていけばよいという、本当に“若造丸出し”でぶつかればよい役柄だったので、気持よくメッセージを伝えさせて頂きました」と、仲代さんとの共演を果たした心境を語った。ドラマスペシャル「巨悪は眠らせない特捜検事の逆襲」(テレビ東京系)は、10月5日(水)夜9時から放送。(竹内みちまろ)
2016年09月21日俳優の玉木宏が21日、東京・六本木のテレビ東京で行われた、主演を務める同局系スペシャルドラマ『巨悪は眠らせない 特捜検事の逆襲』(10月5日21:00~)の制作発表会見に登場。自身が俳優を目指した作品で主演を務めていた萩原聖人と、今作で初共演を果たすことになり、感慨を示した。同作は、『ハゲタカ』『コラプティオ』などの作品で知られる作家・真山仁氏の長編作品『売国』を原作とした社会派ドラマ。「正義」と「夢」をテーマに、東京地検特捜部に赴任した検事・冨永真一(玉木)が、闇献金疑惑と宇宙開発にまつわる疑獄事件の裏に潜む悪に挑んでいく。玉木は、萩原が主演を務めていたドラマ『若者のすべて』(1994年、フジテレビ系)を見て、「すごく影響を受けて、その時初めて(自分の)未来のことを想像したんです」といい、それがきっかけで役者のオーディションを受けたことを告白。玉木が今回の撮影の際、冨永を補佐する検察事務官で出演する萩原にそのことを伝えると、萩原は「この仕事をして視聴者の反応はもちろんうれしいけど、僕が出演したものを見て目指してくれる人が、ここにいるんだっていうことがすごくうれしい」と喜んでくれたそうだ。同会には若き宇宙研究者の八反田遙役で出演する相武紗季も出席。相武は、自身の役があまりに純粋な性格のため、「最近、不倫したり浮気したり悪女の役が多かったので不安だった」と冗談めかしながら、「皆さんが熱い思いで現場に入っているので、出演させてもらえてよかったなと思いました」と語った。また、今作で遙の指導教授役を務める勝村政信から寄せられた「すっかり秋めいてきましたが、相武さんを眠らせない巨悪な秋はなんですか?」という質問が読み上げられると、相武は「海外ドラマですね。1本見始めたら際限なく終わりまでずっと見続けてしまうので、ついつい秋が涼しくなってくると、眠らせてくれないですね」と、中毒ぶりを明かした。玉木は今作について、「テレビ東京のこれからやってやるぞという気合を感じる作品で、映画のようなドラマに仕上がっています」と紹介。自身が演じた役柄を「検事として悪事を暴いていくんですが、仕事から離れると悩みや葛藤がある一人間。そういう人々が描かれる社会派ドラマであり人間ドラマでもあります」と説明しながら、仲代達矢演じる"永田町のドン"との対決を見どころに挙げた。
2016年09月21日