剣劇『三國志演技〜孫呉〜』の公開ゲネプロが5日に東京・明治座で行われ、荒牧慶彦、梅津瑞樹、廣野凌大、早乙女友貴、玉城裕規、松本利夫(EXILE)が取材に応じた。同作は荒牧が企画を務め、三國志の国の一つ“孫呉”を中心にした物語が描く。孫家に仕える武将・周瑜を荒牧、呉の武将・孫策を梅津が演じ、2人がW主演を務めた。おか廣野凌大、富田 翔、高木トモユキ、郷本直也、冨田昌則、早乙女友貴、玉城裕規、松本利夫(EXILE)が集結し、“三國志”の壮大な物語の世界を殺陣とアクションで魅せる。脚本・演出は末原拓馬(おぼ んろ)が務めた。第一部は本編、第二部は特別御前試合(スペシャル殺陣ショー)が繰り広げられる。○■剣劇『三國志演技〜孫呉〜』公開ゲネプロに荒牧慶彦、梅津瑞樹ら登場企画から携わった荒牧は「小さい時から『三国志』という物語が好きだったので、こうして明治座さんという素晴らしい劇場で上演できること本当に嬉しく思っております」と喜びを表す。なぜ今回呉の物語を描いたかについて聞かれると、荒牧は「僕、『三国志』オタクなのでめちゃくちゃ語っちゃうんですけど、『三国志演義』という物語において、呉というのはあまり描かれてなかったんですよね。描かれてないからこそ、深堀りの余地がめちゃくちゃあるんです」と語る。さらに「三国の中のエピソードってめちゃくちゃ多くて、どこをピックアップするか悩んで。魏や蜀も描きたかったんですが、中途半端なエピソードになると初見の方が入って来づらいんじゃないかなということで、呉の周瑜と孫策の国取りをするところが、感情移入もできやすいんじゃないかということで、呉のエピソードにさせていただきました」と説明した。また殺陣やアクションの多い同作に、W主演の梅津は「生きてここに来れてよかった。それだけですね」としみじみ。見どころを聞かれても「よくこれをやって生きてるなこいつらは(という点)」と回答する。松本も「主演のお二人がずっと動き回ってるので、稽古場から心配だったんですけど、よく今日を迎えられたな」と言いつつ千穐楽までの無事を願うと、荒牧は「まあ、大丈夫です。体は大丈夫です」ときっぱり。「精神的に参ってしまわないように、お互いを鼓舞しながら支え合っていきたいと思います。ね?」と梅津にマイクを向け、梅津も「はい」と応えていた。公演は東京・明治座にて4月5日〜16日。会見写真撮影:小境勝巳 (C)舞台「三国志演技〜孫呉」製作委員会
2024年04月05日俳優の荒牧慶彦が企画し、荒牧と梅津瑞樹がW主演を務める剣劇『三國志演技~孫呉』(16日まで上演)が5日、東京・明治座で開幕した。上演前に行われた報道陣の取材会には、荒牧慶彦(周瑜役)、梅津瑞樹(孫策役)、廣野凌大(孫権役)、早乙女友貴(太史慈役)、玉城裕規(黄祖役)、松本利夫(孫堅役)が参加し、意気込みを語った。劇団・おぼんろの末原拓馬が脚本・演出を手がける本作は、中国の長編小説「三国志演義」に着想を得た、三國志の国の1つである孫呉を舞台としたオリジナルストーリー。舞台は二部構成で、一部の本編では三國志の壮大な物語を殺陣とアクションで見せ、二部では本編で戦わない組み合わせの殺陣による特別御前試合(スペシャル殺陣ショー)を披露する。孫家の長男・孫策を演じる梅津は、開口一番に「生きてここに来られてよかった。もう本当にその一言に尽きます」としみじみ。ゲネプロと初日の本番を目前に控え、「明日、明後日…と無事に上演できるように、まずはこの初日を無事に乗り切る。それを課題として本番に向かいたい」と意気込んだ。見どころを聞かれると、出演者たちは口々に「殺陣の激しさ」を挙げた。梅津もそれに続き、「よくこれをやって生きているな…と思うんじゃないか」とハードなアクションをアピール。松本が「主演の2人がもうずっと動き回っているので、けいこ場からずっと心配だった」と、息子・孫策役の梅津と、その親友・周瑜役の荒牧に対する“親心”を吐露すると、荒牧とともに「体を大事にしながらやるしかない。精神的に参ってしまわないように、互いに鼓舞しながら、支え合っていけたらと思います」と決意を新たにしていた。
2024年04月05日“本能寺の変”にて、刀剣男士たちと織田信長や羽柴秀吉ら戦国武将が絡み合い、衝撃の結末を描き出し大ヒットを記録した前作『映画刀剣乱舞-継承-』(2019年)から4年―― 戦いの舞台を「現代」へと変え、スケールアップした『映画刀剣乱舞-黎明-』が、ついに完成し、3月31日より公開されている。主人公、三日月宗近役に鈴木拡樹。そして山姥切国広役・荒牧慶彦、へし切長谷部役・和田雅成、骨喰藤四郎役・定本楓馬らが前作より続投。舞台「刀剣乱舞」でも同役を演じている山姥切長義役・梅津瑞樹、堀川国広役・小西詠斗、一期一振役・本田礼生、小烏丸役・玉城裕規が参戦、さらに髭切役・佐藤たかみち、膝丸役・山本涼介ら新たなメンバーも顔を揃えた刀剣男士たち。現代での戦いを手助けする“仮の主”役を、秋田汐梨、柳美稀、飛永翼、堀内正美らが務め、中山咲月は酒吞童子という難役を見事に演じ切った。そして藤原道長に柄本明、源頼光に津田寛治、安倍晴明に竹財輝之助という、日本映画界を代表する実力派が脇を固める。今回は、三日月宗近役の鈴木拡樹、山姥切長義役の梅津瑞樹にインタビュー。公開後だからこそ言える1回目では気づかないような細かい注目ポイントや、今作への思いについても話を聞いた。○■細かい注目ポイント――映画が公開されたということで、すでに観たという方ももう1回観たくなるような、細かい注目ポイントがあれば教えてもらえないでしょうか?鈴木:博物館に行って、現代の三日月宗近(刀)と遭遇するシーンがあるんですよ。 その刀の、完成度がすごい!梅津:今回のために用意されたものなんですか?鈴木:実際に、今作のために作ってくださった刀なんです。梅津:え〜! すごい!鈴木:よく出来すぎていて、鑑定師の方にも「これはすごい」という絶賛の言葉をもらった一振りだそうです。なので、映像でもしっかり見ていただきたいですし、スタッフの強いこだわりを感じるポイントです。梅津:まさか、一から作ると思わなかったです。すごいなあ。鈴木:すごい手間と労力がかかっているのだと思います。妥協しようと思えば妥協できただろうけど、やっぱり愛のあるスタッフさんが揃っているから、刃文にも全部こだわって作ってくださっているそうで、すごいポイントなんじゃないかな。実際に展示していたら、もしかしたら本物と間違われる可能性もあるレベルでの再現なんですよ。梅津:三日月宗近の写しが、また一振り誕生したんですね。すごい! どこかで飾られる可能性もありますか?鈴木:本当に、できることなら実際に見ていただきたいですね。三日月宗近が実際に展示されている時に見に行かれている方も、本当に見間違えると思いますので、機会があったらぜひ。――梅津さんもぜひ”細かすぎる見どころ”を教えてください。梅津:僕は随所でドヤ顔をしているので、そこまで見てほしいです。鈴木:(笑)梅津:今まで舞台の山姥切長義を演じてきて、今回は映画に初登場させてもらっているんですが、メイクや衣裳のディテールも映像用になっています。片腕だけ手甲のような防具を付けているんですけど、そこの可動域がすごい。指を曲げると一つ一つの部品が付いてくるので、僕も見て欲しくて、本編でもわざと手を動かして……。鈴木:見せたくて動かしてるんだ(笑)梅津:「この可動域を見よ」という気持ちです(笑)。ぜひ手のグーパーを見てほしいです。○■前作のヒットを受けて…――改めてになりますが、前作が9.5億円のヒットで続編が公開されることになり、どのような感想でしたか?鈴木:単純にうれしかったのと、発表するまでが待ち遠しかったです。我々は撮る段階もありますから、先に知ることができましたけど、結局1番届けたいのはお客さまなので。前作を撮っている時にも、キャスト、スタッフから「続編ができたらこんな話を描きたい」という話もこぼれていましたので、愛されている作品がちゃんと形になって届けられることになり「待ちに待った」という感覚でした。もちろん多くの人に作品を知ってもらいたいというのが1番のテーマですが、やっぱり数字の世界でもありますから、そうして結果が残ってくれたことに、ほっとした部分もありましたし、すごく大きなステップでもありました。なかなか愛だけでは次につながらないところもありますし、みんなで大きくした作品が愛されて救われて、受け止められたことが幸せです。本当にこれに尽きます。――そこから、今作についての思いも最後に聞かせていただければ。梅津:前作がヒットしたという話を伺って、今回第二弾ということで、やはり上回るヒットになれば嬉しいですし、3作目、4作目とまだまだまだ続いていける作品になればと思います。何回観ても楽しい作品になっていると思うので、ぜひぜひお楽しみください。鈴木:『刀剣乱舞』は今まで様々な媒体で歴史を描いてきました。今回は1番身近である現代を描いていますが、挑戦だとも思いつつ、僕はすごくプラスにとらえて、この作品に参加していました。きっと喜んでいただけると思いますし、出来上がった感触としても、ちょっとお祭り感があるんですよね。楽しんでもらえる、盛り上がってもらえる作品になっていると思うので、8周年を迎えて、まだまだ勢いのある『刀剣乱舞』の素晴らしい世界をいろいろな方に知ってもらいたいと思います。■鈴木拡樹1985年6月4日生まれ、大阪府出身。2007年、テレビドラマ『風魔の小次郎』で俳優デビューし、2008年、『最遊記歌劇伝 -Go to the West-』で初主演を果たす。以来舞台『弱虫ペダル』(12~)シリーズ、舞台『刀剣乱舞』(16年~)シリーズなどで活躍し、2.5次元界を牽引。近年はミュージカル『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』(21年)、「バクマン。」THE STAGE(21年)、舞台『アルキメデスの大戦』(22年)、『映画刀剣乱舞-継承-』(19年)、映画『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』(20年)などに出演する。現在、ミュージカル『SPY×FAMILY』(2023年3月~)に出演中。■梅津瑞樹1992年12月8日生まれ、千葉県出身。2015年より劇作家・鴻上尚史が主宰する「虚構の劇団」の団員として俳優活動を始める。2019年3月に舞台『刀剣乱舞』出演で話題を呼び、近年の主な出演作にミュージカル『薄桜鬼 真改』相馬主計篇(21年)、テレビドラマ&舞台「あいつが上手で下手が僕で」シリーズ(21年~)、東映ムビ×ステ『漆黒天 -始の語り-』(22年)、SOLO Performance ENGEKI『HAPPY WEDDING』(23年)など。舞台『ちょっと今から仕事やめてくる』(2023年4月22日 - 30日)上演を控える。
2023年04月06日“本能寺の変”にて、刀剣男士たちと織田信長や羽柴秀吉ら戦国武将が絡み合い、衝撃の結末を描き出し大ヒットを記録した前作『映画刀剣乱舞-継承-』(2019年)から4年――戦いの舞台を「現代」へと変え、スケールアップした『映画刀剣乱舞-黎明-』が、ついに完成し、3月31日に公開される。主人公、三日月宗近役に鈴木拡樹。そして山姥切国広役・荒牧慶彦、へし切長谷部役・和田雅成、骨喰藤四郎役・定本楓馬らが前作より続投。舞台「刀剣乱舞」でも同役を演じている山姥切長義役・梅津瑞樹、堀川国広役・小西詠斗、一期一振役・本田礼生、小烏丸役・玉城裕規が参戦、さらに髭切役・佐藤たかみち、膝丸役・山本涼介ら新たなメンバーも顔をそろえた刀剣男士たち。現代での戦いを手助けする“仮の主”役を、秋田汐梨、柳美稀、飛永翼、堀内正美らが務め、中山咲月は酒吞童子という難役を見事に演じ切った。そして藤原道長に柄本明、源頼光に津田寛治、安倍晴明に竹財輝之助という、日本映画界を代表する実力派が脇を固める。今回は、三日月宗近役の鈴木拡樹、山姥切長義役の梅津瑞樹にインタビュー。意外にも初共演だという2人に対して互いの印象や、作品についての感想、さらには「自分が刀剣男士を現代のどこかに連れて行くなら?」といった質問にも答えてもらった。○■実は…「影を感じていた」――今回初共演というお二人は、意外とレアな組み合わせなのかなと思い、お話を聞いてみたいと思ったのですが、いかがでしょうか?梅津:そうですよ!鈴木:役同士で考えても、かなりレアな方だと思います。梅津:僕は、鈴木拡樹さんの影を随所に感じたりは……。鈴木:影を感じる!?梅津:例えば拡樹さんが以前、別作品でやった役を僕がやるとか。鈴木:なるほど!梅津:そこからお会いできたことがうれしかったです。鈴木:僕としても「ようやく作品で共演か」という気持ちはありました。――改めて共演してみて、お互いの印象はいかがですか?梅津:菩薩のような、仏のような方というお噂はかねがね伺っていて、その印象から大きく逸脱するようなことは全くなかったです。鈴木:みんな、伝達ゲームのように(笑)梅津:その上で、会話に面白をにじみこませる部分がある方だというのが、発見というか。そういうこともされるんだという驚きがありました。面白いことを言おうとしない人って、あんまりにじまないんですよ。鈴木:(笑)梅津:でも、くすっとくるような面白のスパイスが振りかかっている会話をしようとする方だなと思いました。鈴木:普段あまり自分から話さない分、急にしゃべり出したと思ったら、ボケる予兆です。「あ、ここいけるんじゃないか」と思った瞬間に……。梅津:温めているんですね(笑)鈴木:僕は梅ちゃんが最初に出演された時の舞台を観に行っていました。撮影前に挨拶はすんでいましたし、今回の映画を撮った後でも、実はトーク番組でご一緒して、そこで大学で文学を専攻されていたことを知って「だからこんなに美しい言葉が出てくるんだ!」と驚きました。僕は、梅ちゃんから、改めて日本語の美しさを教わりました。梅津:本当ですか!?○■身近なところに刀剣男士が現れる良さ――梅津さんは『刀剣乱舞』のゲームもお好きということで、鈴木さんの演じる三日月宗近についてはどのようなすごさがあると思いますか?鈴木:怖い質問だ(笑)梅津:僕が語るのもおこがましいですが、ゲームの三日月宗近はこの間“極”の姿になっていて、鈴木さんの演じる三日月宗近にも、その強さの片鱗が見えるような気がします。先日は“大侵攻”のイベントがあって、そこでも三日月宗近がキーパーソンだったので、「もしかして何か知ってるの!? 全部話してくれよ!」と言いたくなるような怪しさ、妖艶さみたいなものを、鈴木さんにも感じるんです。鈴木:僕は逆に、梅ちゃんが舞台『刀剣乱舞』で演じている姿を見て山姥切長義というキャラクターを知ったんです。そういう立ち位置でキャラクターと出会うのも、楽しいですよ。そこから改めてゲームでキャラクターをみて、「この部分がそっくりだよね」と見比べてみても楽しいですし。――たしかに、鈴木さんと同じように今回の映画から『刀剣乱舞』の世界に入る方もいるかもしれないですね。今回は舞台が現代というところで、ファンは驚いたと思いますが、お二人はいかがでしたか?鈴木:僕はもともと「現代を描けるチャンスがないかな」と思っていたところだったので、楽しみにしていました。タイミング的にも、いろいろな本丸でいろいろな歴史を見てもらえていたので、いよいよ我々の身近なところに刀剣男士が現れるという良さがある。今だからこそ、なのではないかと思いました。梅津:僕らはとにかく「おもしろそう」だと楽しみでした。見知った渋谷だったり、東京の各所で歩いてる刀剣男士の姿を見ることは今までなかったので、やっぱり新鮮でした。ちゃんと現代を楽しんでいる三日月宗近がいたり。鈴木:また、三日月がマイペースだからこそ、どの時代にいてもブレなくて、そのギャップが面白いですし、その割には対応力がすごくある人物なので、彼なりにちゃんと楽しんでいる。三日月宗近っぽいなあ」と思って、僕にとってはすごくキュンとするポイントでした。梅津:うん、かわいいですよね。「それ、どうしてもなんだ」みたいな(笑)鈴木:想像がつく(笑)――今回は2012年に訪れましたが、もし2023年に刀剣男士が現れて、お二人が仮の主になるとしたらどこに連れて行きますか?鈴木:どこかな? やっぱり似合わないところに連れて行くのがいいですよね。梅津:僕はなんだろう? うーん、キャンプですね。長義はおそらく激務でしょうから、ちょっと落ち着いた時間を2人で過ごそうか、と。鈴木:仮にキャンプに行くとなったら、めちゃめちゃ仕切りそうじゃない? 繊細そうだし。梅津:仕切ってくれるなら、僕としては楽です。指示さえしてくれれば僕も動けますし。セッティングが終わったら、ちょっと火でもつつきながら、「どうなの? 最近」と話したりしたい。僕は1人でキャンプに行くことがあるので「来るなら来れば?」くらいの雰囲気で。鈴木:今までなかった、現代に飛び込む今作だからこそ、こういう新しい展開が考えられていいですね。もしかしたら、このアイディアが元になって、たとえばYouTube配信で10分くらいの短編ができたりするかもしれない。梅津:長義の!?鈴木:あるよ!梅津:シュールすぎませんか?(笑)鈴木:見たいなあ(笑)■鈴木拡樹1985年6月4日生まれ、大阪府出身。2007年、テレビドラマ『風魔の小次郎』で俳優デビューし、2008年、『最遊記歌劇伝 -Go to the West-』で初主演を果たす。以来舞台『弱虫ペダル』(12~)シリーズ、舞台『刀剣乱舞』(16年~)シリーズなどで活躍し、2.5次元界を牽引。近年はミュージカル『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』(21年)、「バクマン。」THE STAGE(21年)、舞台『アルキメデスの大戦』(22年)、『映画刀剣乱舞-継承-』(19年)、映画『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』(20年)などに出演する。現在、ミュージカル『SPY×FAMILY』(2023年3月~)に出演中。■梅津瑞樹1992年12月8日生まれ、千葉県出身。2015年より劇作家・鴻上尚史が主宰する「虚構の劇団」の団員として俳優活動を始める。2019年3月に舞台「刀剣乱舞」出演で話題を呼び、近年の主な出演作にミュージカル『薄桜鬼 真改』相馬主計篇(21年)、テレビドラマ&舞台「あいつが上手で下手が僕で」シリーズ(21年〜)、東映ムビ×ステ『漆黒天 -始の語り-』(22年)、SOLO Performance ENGEKI「HAPPY WEDDING」(23年)など。舞台「ちょっと今から仕事やめてくる」(2023年4月22日 - 30日)上演を控える。
2023年03月30日映画『漆黒天 -終の語り-』(6月24日公開)の大ヒット御礼舞台挨拶が9日に都内で行われ、荒木宏文、松田凌、長妻怜央(7ORDER)、梅津瑞樹、小島藤子、松本寛也、小澤雄太、鈴木裕樹、末満健一(脚本)が登場した。同作は記憶をなくした流浪の男の物語を描いたオリジナル作。男が記憶を追い求める中で次々と刺客が襲い掛かり、何故記憶がないのか、何故狙われるのか、謎多き男をめぐるハードなミステリー時代劇となる。現在上映中の映画版の前日譚を8月上演の舞台で描くという企画で、今回登壇したのは映画・舞台に共通して出演するメンバーだという。稽古の様子を聞かれた長妻は「お兄ちゃんの二郎太くんがツボなんですよ」と、兄弟役の松田について触れる。「すごく面白くて、それを楽しみに毎回稽古に入ってます。兄ちゃんの勢いがすごすぎて、圧倒されてます」と、何がツボなのかも説明した。それを受けた松田だが、「皆様ご存知のとおり、三郎太の方が面白いです」と長妻の面白さをアピールし、会場は拍手。さらに「いいエピソードもあるんですけど、舞台の方でアフタートークというものがございまして、舞台後にしかできない話もあると思うので、その時にします。なので、来てください」と舞台の宣伝につなげた。また舞台では梅津のアイディアが取り入れられた場面があるという話から、脚本・演出の末満は「急に奇声を上げるという……」と明かし、梅津は「ほぼバラしちゃってるじゃないですか」と苦笑する。末満は「梅津から聞いたことのない声を聞いたので、ぜひ本編に生かしたいと思いつつ、いったん冷静になって、本当にあれがいるのかどうかはちょっと今後の稽古で相談しながらやっていきたいなと思います」と検討する様子。梅津が「でも、いりますよね?」と尋ねると、客席からは大きな拍手が起こっていた。
2022年07月09日【ムビ×ステ】映画『漆黒天 -終の語り-』(6月24日公開)の完成披露舞台挨拶が31日に都内で行われ、荒木宏文、小宮有紗、松本寛也、梅津瑞樹、小澤雄太、鈴木裕樹、坂本浩一監督が登場した。同作は記憶をなくした流浪の男の物語を描いたオリジナル作。次々と刺客が襲い掛かり、謎多き男をめぐるハードなミステリー時代劇で、映画『漆黒天 -終の語り-』(6月24日公開)、舞台『漆黒天 -始の語り-』(8月・9月上演)と、映画と舞台が連動された作品となっている。主演の荒木について、小澤は「"荒木さんの兄さん"と呼んでるんですけど、10年前くらいに僕らがまだ20代の時に共演させてもらって、その時は二刀流で。10年ぶりの再会と言ってもいいくらいで、久々に会ってもいけるかなと思ったんですけど、やっぱり最初は緊張しましたね」と振り返る。しかし「1回交わってたのもあって、荒木さんとは最初からやりやすくて、撮影がびっくりするくらいスムーズだった」と明かした。鈴木も荒木とは『獣拳戦隊ゲキレンジャー』以来の映像共演だったということで、「『嬉しかった』が1番ですかね。気合いも入ったし、すっごい肩の力が入ってると思います、俺」と笑顔に。「荒木ともそうですけど、プロデューサーの皆さん、ゲキレンジャーのころからお世話になてる皆さんとまた一緒にもの作りできたのは本当に幸せなことだと思います」としみじみ。荒木は「再会できるって、続けてないとできないから。続けてる状態でまた一緒に仕事できたのは嬉しかったね」と同意する。鈴木が「がっつりとお芝居することもできましたし、アクションもすごいので、彼、本当にボロボロでやってましたから。99%くらい荒木の映画」と称賛すると、荒木は「全然、余裕でやってました」と照れ隠し。鈴木は「『湿布貼れ』とか言っても貼らないんですよ。僕は普通に腰が痛くて常備してたんですけど『お前ボロボロだから湿布貼れ』と言っても、『大丈夫だ』みたいな感じ」と暴露し、荒木は「だって、あの時代に湿布ないんだもん」と理由を語る。さらにMCが「ゴーバスコンビも」と『特命戦隊ゴーバスターズ』に出演していた小宮と松本に話を振るも、小宮は「すみません、ちょっとぼうっとしてた」と話を聞いておらず、会場の笑いを誘っていた。また梅津は映画について「冒頭、太秦に越してきた百姓が米を巡り合って無手で殴り合うアクションがすごかった。そこのアクションがつらかったですね。日差しも強かったし」と嘘の展開で共演者たちを撃沈させる。舞台についても「映画終盤の方で、投獄された荒木さんを僕らが打ちこわしをしながら、助けに行くって話になると思うんですけれど……」と全くない展開をすらすらと話し、「すごいなあの子は」と感心される事態に。「アクションも盛りだくさんになると思うので、楽しみにしていただきたい」と締めつつ、「適当に言ってますよ、ずっと」と苦笑していた。
2022年05月31日約30年間続いた“平成”という時代を振り返る展覧会『平成美術:うたかたと瓦礫(デブリ) 1989–2019』が京都市京セラ美術館で4月11日(日)まで開催されている。バブル経済や二つの大震災、一連のオウム事件など大きな出来事の間で、現代美術はどのような変遷を遂げたのだろうか?本展は、1989年1月から始まり2019年4月で終了した平成年間の現代美術を振り返るというもの。日本の現代美術を多角的な視点で捉えてきた美術評論家の椹木野衣が企画・監修を行い、14組のアーティストグループの作品群を展示する。國府理「水中エンジン」再制作プロジェクト《國府理「水中エンジン」redux》(2021)國府克冶蔵椹木はバブル経済の崩壊と東日本大震災(福島原発事故)を念頭に、展覧会のキーワードを「うたかた(バブル)」と「瓦礫(デブリ)」と定めた。そして、平成全体を通じてグループや集団、ゆるやかなつながりをもって表現活動を行う芸術家たちの存在が多かったことから、本展では個人ではなくアーティストグループを取り上げるとしている。年表「平成の壁」デザイン 松本弦人展覧会場に入るとまず驚かされるのは入り口にある幅約15メートルにもおよぶ巨大な黒板「平成の壁」。平成年間に起きた社会的事件や、美術界に起きた出来事が細かく描き込まれており、上部に描かれた文字は読み取れないほどだ。この膨大な壁と描き込まれた文字により、約30年という時間の流れと重みを実感することとなる。30年の歴史が1枚の巨大な平面にまとめられている展示会場はゆったりと回遊できる構成になっており、作品はおおよそ3つの時代で区分されている。まず、平成が始まりバブル経済の崩壊した1989年から9.11と呼ばれるアメリカ同時多発テロ事件までの約11年間。ついで2001年から東日本大震災が起きる2011年までの10年間。そして、2011年から平成の終焉を迎える2019年まで。それぞれの区分で、人々の価値観を揺るがす大事件や災害が起きており、作家や作品へ強く影響を与えていると考えられる。Complesso Plastico《C+P 2020》(2020)平野治朗と松蔭浩之によるユニット、「Complesso Plastico」による《C+P 2020》(2020)は、当時のインスタレーションの写真なども用いて、この展覧会のために再構築したものだ。「突然、目の前がひらけて」で設置された階段の再現2015年11月に開催された作品展「突然、目の前がひらけて」で設置された橋やアーカイブの展示は強い存在感をはなっていた。「突然〜」は、東京都小平市で、塀一枚で隣接していたものの、ほとんど交流のなかった武蔵野美術大学と朝鮮大学校の修了生と学生たちが企画したもの。会場中央にある橋は、当時あった薄い壁もあわせて再現されている。稲村米治《昆虫千手観音像》(1975)群馬県板倉町蔵「クシノテラス」は広島県福山市にあるアートスペース。伝統的な美術教育を受けず、独学で自らの表現を模索し続ける表現者たちが制作した作品を専門的に紹介している。稲村米治は、自らが採集した昆虫で作品を作る。《昆虫千手観音像》は、2万匹以上の昆虫で作られた千手観音だ。ガタロは、清掃員として30年以上勤務する傍ら、《雑巾の譜》のように、日々使用する掃除道具を描いている。ガタロ《雑巾の譜》(2018-20)櫛野展正蔵このほかにも、東日本大震災前からはじめられ、日本画家の三瀬夏之介と生徒たちにより開始された「東北画は可能か?」や、美術家の梅津庸一を中心とする、生活と制作が一体となった共同体「パープルーム」、森美術館の展覧会を控えた「Chim↑Pom」など、平成を俯瞰する上で欠かすことのできない集団の作品が展示されている。東北画は可能か?《しきおり絵詞》(2013〜)パープルーム《花粉の王国》(2020)すでに令和も3年となった現在、平成という時代がどのようなものであったのかを、美術作品を通して振り返るにはちょうどよい機会。しっかりと見ておきたい展覧会だ。取材・文:浦島茂世【開催情報】『平成美術:うたかたと瓦礫(デブリ) 1989–2019』会期:2021年1月23日~4月11日会場:京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ住所:京都市左京区岡崎円勝寺町124電話番号:075-771-4334開館時間:10:00〜18:00 ※入場は閉館の30分前まで休館日:月(ただし祝日の場合は開館)料金:一般 2000円 / 大学・専門学校生 1500円 / 高校生1000円 / 小・中学生 500円 / 未就学児
2021年02月10日俳優・梅津瑞樹の1st写真集『その丸木舟の行く先』(主婦と生活社 3,300円)が、23日の発売を前に重版が決定し、新たな写真集収録カットが公開された。『舞台「刀剣乱舞」慈伝 日日の葉よ散るらむ』や『サンリオ男子』に出演するなど、活躍の幅を広げる梅津。写真集発売記念イベントも発表後即完売し、急遽日程が追加された。重版の決定を受け、「おかげさまで僕のファースト写真集『その丸木舟の行く先』の重版のお知らせをいただきました。ありがとうございます」と感謝し、「こうして、僕という存在の情報がまるで胞子のように拡散していくことを思うと、エイリアンの様な自分を想像してちょっと面白いなと思うのと同時に、どれだけ情報がペーストになろうと、薄れることのない密度のある個として生きねばばらないと強く思いました。屋久島への僕達なりのアプローチ。お楽しみ頂ければ幸いです」と写真集に込めた思いを伝えた。1st写真集となる本作は、オール屋久島ロケで撮影し、ロングインタビューも実施。さらに本人執筆の私小説を収録している。梅津は、一緒に写真を撮れないかなと近づいたボス猿に歯をむき出しにして威嚇されたことが印象的だった様子。「生の感情をぶつけられることは滅多にないので、なんだか楽しかったです。この感情の渦こそがエモだなって」と撮影の思い出を振り返る。さらに撮影中はスタッフに気をつけてと声をかけられていたにも関わらず、苔に滑って川に落ちたことも明かし、「この年で川に落っこちるなんてそうそうないですよね。人生で最後の経験かと思うと、印象深い」と語った。
2020年10月09日電車やバスの中で、スマホやゲーム機を使ってゲームをしている人を日常的に見かける。一見彼らは、誰かとコミュニケーションをとっているようには見えないが、実は画面の向こうにプレイしている対戦相手がいることが少なくない。またプレイヤーは常に制作者の予想した行動からどう外れるか・どう意図に則した行動をとればいいのかと思考しながらプレイしているため、対戦相手だけでなく作った人との間に高度なレベルのコミュニケーションが生まれているのだ。ゲームとコミュニケーション「ゲーム」と「コミュニケーション」というキーワードを肯定的に結びつけることは、あまりされてこなかった。オンラインゲームのやりすぎによる問題が起きている事実は否定できないものの、ゲームの持つコミュニケーション性を念頭において考える必要があるのではないだろうか。カードショップに集ったプレイヤーたちとの対面での「コミュニケーション」や、オンラインゲームで知らない相手と対戦する際の間接的な「コミュニケーション」、そしてアラン氏が指摘していたゲームの作り手との「コミュニケーション」などが、個人の生活にとって重要な情報のやり取りとなっていることもある。この展示は見る者にとって、決して一面的に語ることのできない「コミュニケーション」とは何かを考え直すきっかけとなるのではないだろうか。アラン(三浦阿藍)Twitter1991 鳥取に生まれる2014 成安造形大学芸術学部芸術学科卒業2015 鳥取大学大学院地域学研究科中退後パープルーム予備校2期生になる2017 ボードゲーム制作チーム 「arquetendu」を結成主な個展2018「communicatio – コムニカチオ」TAV GALLERY、東京主なグループ展2015「パープルーム大学物語」ARATANIURANO、東京2015「”KITAJIMA/KOHSUKE”#12 〜果ての二十日の81〜」カタ/コンベ、東京2016「パープルタウンにおいでよ」パープルーム予備校他、相模原2016「X会とパープルーム」もりたか屋、いわき2017「パープルームのオプティカルファサード」ギャラリーN、名古屋2017「パープルーム予備校生のゲル」エビスアートラボ、名古屋2017「恋せよ乙女!パープルーム大学と梅津庸一の構想画」ワタリウム美術館、東京2017「パープルーム大学 先端から末端のファンタジア」ギャラリー鳥たちのいえ、鳥取Image via Alan Miuraゲームポリヘドロン(関連企画)会期 : 2018年7月20日(金)– 8月12日(日)[会期中の金曜、土曜、日曜のみ開廊]会場 : 中央本線画廊(東京都杉並区上荻4-6-6)時間 : 13:00 – 21:00休廊 : 月曜 – 木曜参加作家 : アラン、今井新、海野林太郎+田中勘太郎、岡田舜、中島晴矢、明源ディレクター : アラン、cottolink、佐藤栄祐▶︎オススメ記事・「アメリカを真似しすぎる日本」に危機感を覚えた最年少ギャラリストが作る、2010年代の美術史・#002「 “遊びながらやる感覚” で環境活動にも参加したい」。映像で環境NGOをポップにするクリエーター。 |「世界は気候変動で繋がっている」。若き環境アクティビストのリアルな声。by 350.orgAll photos by Shiori Kirigaya unless otherwise stated. Text by Shiori KirigayaーBe inspired!
2018年07月27日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週木曜日は、アート・ブックショップ「NADiff(ナディッフ)」各店がオススメする1冊をご紹介。今回は東京・恵比寿の本店・ナディッフ アパート(東京都渋谷区恵比寿1-18-4NADiff A/P/A/R/T1階)です。■『ラムからマトン』美術家・梅津庸一は、1982年山形県生まれ。絵画の制度的な側面や美大の受験教育の痕跡を辿る試みを模索しながら絵画制作を行っている他、私塾「パープルーム」を主宰し運営するなど、その活動は多岐にわたっており、ここ数年、存在感が非常に高まっている。そんな梅津自身の編著による初めてのモノグラフが本書『ラムからマトン』である。梅津庸一という美術家は一体どういった経歴を持ち、どんな絵画を制作し、どのような展示を発表してきたのか。多数の寄稿者によって多角(他覚)的に研究、分析された本書を読むと、その姿が立体的に浮かび上がってくる。なお現在、東京港区白金のギャラリー・ARATANIURANOと、渋谷区恵比寿のNADiff a/p/a/r/tとの2会場で梅津庸一の個展が開催されている。本書とともに、ぜひ展覧会もご覧頂きたい。書籍の表紙は4種類あり、自分の好みのカバーを選ぶことができる。【書籍情報】『ラムからマトン』編著:梅津庸一共著:荒木慎也、岸井大輔、坂本夏子、新藤 淳、筒井宏樹、原田裕規、星野 太デザイン:木村稔将出版社:ART DIVER言語:日本語上製本+スリーブケース/96ページ/190×140mm発刊:2015年11月下旬(※展覧会場先行発売)価格:税込2,160円【展覧会情報】梅津庸一個展「ラムからマトン」会場:NADiff Gallery住所:東京都渋谷区恵比寿1-18-4 NADiff A/P/A/R/T B1F会期:11月20日~2016年1月11日日時:12:00~20:00(※1月3日は18:00まで)休廊日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日※12月24日・25日、 12月28日~ 1月2日は休廊)入場料:無料協力:ARATANIURANO/ART DIVER
2015年11月26日梅津泰臣による日本発の伝説的カルトアニメーション「A KITE」(98)、独創的なアクションをスタイリッシュな映像美で実写化した『カイト/KITE』が、2015年9月16日(水)にBD&DVDリリースが決定!このほど原作者・梅津による最新コメントも同時解禁になった。金融危機で崩壊した近未来。そこでは少女たちが人身売買組織に性の奴隷として売りさばかれ、幼くして組織に両親を殺されたサワもその中のひとりだった。サワは父の親友で相棒だった刑事アカイに暗殺者として育てられ、両親の仇である組織への復讐を目的に生きていた。娼婦になりすましたサワは、次々と男たちを暗殺するが――というストーリー。完成作品を観た梅津氏は、「原作への強いリスペクトを感じました。特に今回の実写版では、タイトルの由来についての説明があります。原作ではタイトルの作品のテーマとの関係性について描いていないですが、この映画では改めて解釈して提示しています。人間関係の危うい感じを映像で表現している点がよかったと思います。サワ役のインディア・アイズリーも魅力的で、アクションもスリリングです」とコメント。リメイク版を応援する。特典として、原作者・梅津監督のインタビューやメイキング映像など、原作ファンも必見の特典映像を収録するほか、初回限定版は梅津監督描き下ろしデザインのスリーブケースも付く予定。タランティーノやロブ・コーエン監督も映画化を熱望した同作に注目して。<『カイト/KITE』リリース情報>発売日:9月16日(水)【セル】ブルーレイ】 ¥4,700(本体)+税【セル】DVD ¥3,800(本体)+税発売元:カルチュア・エンタテインメント販売元:ポニーキャニオン(C) 2013 Videovision Entertainment, Ltd., Distant Horizon, Ltd. & Detalle Films All rights reserved.(text:cinemacafe.net)■関連作品:カイト/KITE 2015年4月11日より全国にて公開(C) 2013 Videovision Entertainment, Ltd., Distant Horizon, Ltd. & Detalle Films All rights reserved
2015年06月21日