中学時代にトレセン歴のような輝かしい経歴がない選手がほとんどなのに、高校時代に個性を磨きあげ、セレッソ大阪のDF松田陸選手、松田力選手を筆頭にこれまで28人ものJリーガーを輩出している立正大学淞南高校の南健司監督。前回は現在発売中の南監督の著書「常に自分に問え! チームの為に何が出来るか 立正大淞南高校の個とチームの磨き方」から一部を抜粋し、前向きな志向の重要性について紹介しました。後編となる今回は、立正大淞南がサッカーで大事にしている要素について紹介します。(構成・文:森田将義)立正大淞南高校サッカー部(C)森田将義<<前編:「トレセン歴なし」がほとんどなのに約30人がJリーガーに!全国常連の強豪サッカー部監督に聞く「個とチームの磨き方」■誰にも負けない武器が一つでもあれば、選手は成長できる淞南に来る選手の多くは欠点が多くても、何か一つ誰にも負けない武器を持った選手ばかりです。長所が一つでもあれば選手は成長できると考えています。突出した武器があるから、他の部分も伸びていくのです。多くの人が、「満遍なく卒なく無難にこなせる」のも才能だと気付いていません。過去にいた選手に、中学の指導者が「ストロングポイントがないから淞南には向いていない。身体能力や体格に優れておらず、パスが正確なだけ」と評する選手がいましたが、確実にパスが繋げるのも武器なのです。日本は足が速い選手や身長の高い選手を、長所を持った選手として持て囃しますが、私の定義は違います。ピッチに立つ11分の1として、チームが勝つためのプレーができる選手が、長所を持った選手なのです。いくら足が速くても、試合で有効でなければ、長所ではありません。横パスしかできなくても、どんな状況でも落ち着いて正確にパスができるのなら、立派な長所です。■長所があれば弱点を「ごまかす」こともできる長所さえ持っていれば、短所もカバーできます。選手には、ごまかす力も大事だと常に伝えています。私は大学時代、技術がない選手でしたが、チームメイトはサッカーが私に下手なイメージを持っていないそうです。とにかくヘディングが強くて、スライディングで突破を止めまくれるのに、左足でインサイドキックができなかった。相手に寄せられると慌ててパスができなくなるため、ボールを奪ったらすぐロングボールを蹴って、自ら「ナイスボール!」と叫ぶような選手でした。プレッシャーに負ける姿を見せたら、相手に狙われるとも考えていました。私はロングキックが長所だったため、公式戦の緊張感のある舞台でも、弱点を誤魔化せたので、チームメイトに下手な印象を持たれていないのです。ロングボールという武器を持っていれば、ロングキックを蹴るふりをして蹴らないというキックフェイントもできます。武器が一つあれば、二つの武器を手にしているのと同じと言えるでしょう。■不平不満しか言わない指導者は選手の良い部分を見つけられない私は良い所探しの天才だと自負しています。学校に対しての不満を一切言わないのも、良い所をたくさん知っているからです。淞南が実施しているサッカースクールでは、選手が子どもに指導するのですが、子どもへの説明が上手い選手がいます。プレーが下手であっても、指導力という良い所を持った選手なので、私は認めています。不平不満しか言わない指導者は良い部分が見つけられない性格であるため、きっと選手の良い部分も見つけられず凄い選手を育てられません。良い所探しができる性格なのかは、良い指導者と言えるかどうかの条件でしょう。他の仕事でも同じで、「最近の若い奴は」と不満を口にする年配の人は、入社したての頃は会社の上層部の批判をしていたはずです。■サッカーは全てのプレーに本質があるサッカーは攻守の切り替えが速く考える時間がなさすぎるスポーツですが、野球は次のプレーでどうすれば良いかを考える時間があるため、分析が好きな日本人に合ったスポーツだと思います。それなのに多くの指導者はサッカーの分析をたくさんするうちに難しく考えすぎてしまい、本質を見失った練習メニューや指導法が溢れている気がします。淞南のグラウンド横の掲示板には、私が就任した当初に記したサッカーの基本をまとめて張り出しています。淞南サッカー部ではAチームの選手として不可欠な10の絶対条件を掲げています。掲示板に張り出されているサッカーの基本10か条(C)森田将義1.攻守の切り替えが速く、予測を持って連続で激しく動ける(基本動作)2.ヘディングが強い(技術)3.ロングキックができる(技術)4.トラップの前にステップフェイントがあり、キックフェイントで突破できる(技術)5.攻守に渡りゴール前で頭から飛び込める(基本)6.ロングスローが投げられる(技術)7.精神的に戦える(精神面)8.全国で勝てる自主練習ができる(想像力)9.基本練習を実践的に自ら難しくできる(想像力+責任感)10.素直である(一流選手たる条件)こうした掲示物を見ると、サッカーの基本は大きく変わっていないのだと思います。サッカーは進化していると口にする指導者がいますが、ボールを出したら周りを見る意識や、チャレンジ&カバー、ラインの押し上げは大昔から変わらないサッカーの本質です。サッカーの本質が大事と表現しますが、全てが本質なのです。本質を強調しなければいけないのは、本質を抑えていない指導者が増えているからではないでしょうか。■1つの技術だけでなくサッカーに必要な要素をすべて教えることドリブルスクールのように一つの技術を切り取って教えるのも間違っているように思います。他のスポーツでは一つの技術に特化したスクールがあるなんて話は聞きません。同じ野球でも野手とは別種目に近いピッチャーですら、専門のスクールはないのにサッカーにだけ存在するのは不思議です。ラーメン屋に例えるなら、スープにこだわりながらも麺はスーパーで売られているのを使っているような店は繁盛しないのと同じだと言えるでしょう。チャーシューなどの具材だけではなく、器までこだわる店には敵いません。1つの技術だけでなく、サッカーに必要な要素を全て教えなければ、良い選手に育たないのです。テクニカルなチームが、なぜドリブルの練習をたくさんしているのか意図すらも理解できず、型だけを真似している指導者が多いように思います。■必要な技術はどの年代でも同じ野球の練習法は日本全国どこに行っても大きく変わりません。それ以上の練習方法がないと行きついているから、30年前も今も同じ練習をしているのです。日本サッカーはまだ行きついていないから違いや流行り廃りがあると考えています。ジュニア年代に応じた練習メニューが提唱されたりもしますが、必要な技術はどの年代でも同じです。教えるべき技術を幼少の頃から、きちんと徹底して指導すべきです。※この記事は「常に自分に問え! チームの為に何が出来るか 立正大淞南高校の個とチームの磨き方」(竹書房・刊)より抜粋したものです。南健司監督
2021年05月19日映画監督・森田芳光の全作品27作を網羅した「生誕70周年記念 森田芳光監督コンプリート(の・ようなもの)Blu-ray BOX」企画が始動する。森田は1950年1月25日、東京都・渋谷生まれ。日本大学芸術学部放送学科に進学後、自主映画製作を開始、大きな話題を呼ぶ。1981年に若い落語家を主人公とした『の・ようなもの』で長編映画監督デビュー。1983年には松田優作主演の『家族ゲーム』でキネマ旬報ベストテン1位、第7回日本アカデミー賞優秀作品賞、優秀監督賞、優秀脚本賞など、同年の主要映画賞を総なめにし、一躍時の人となった。その後も数多くの名作や話題作を世に送り出し続け、映画界を閃光のごとく駆け抜けて、2011年に61歳で逝去。いまなお全世界に多大なる影響を与え続けている。今回のプロジェクトは三沢和子プロデューサーの全面協力のもとで行われる前代未聞のスペシャル企画だ。最終的に全作品が収録されない可能性もあるとのことだが、今後の情報にも期待したい。特設サイトやSNSアカウントでも随時情報を発信予定。そちらもぜひチェックしよう。特設サイト:: @tarimo_70()facebook: @tarimo70()Instagram: @tarimo.70()■リリース情報「生誕70周年記念 森田芳光監督コンプリート(の・ようなもの)Blu-ray BOX」発売日未定
2021年04月30日流通経済大学付属柏高校の榎本雅大監督に行ったインタビューの前編では、昨年から取り組むコミュニケーション能力を高める取り組みと共に、指導者と選手の関係性についてお聞きしました。後編の今回は、指導する中で感じる保護者の変化と、今年から新たに立ち上げる下部組織「クラブ・ドラゴンズ柏U-12」についてお聞きしました。(取材・文:森田将義)クラブ・ドラゴンズ柏の代表でU-12の監督を務める稲垣雄也さん(C)森田将義<<前編:「上下関係ではなく、一人の人間として」対話を大事にする流経柏・榎本監督が始めた選手と今まで以上に向き合う新たな取り組み■自立している選手が活躍できる大学卒業後に指導者としてのキャリアをスタートさせ、この春で20年目。これまで多くの高校生を見てきた榎本監督は、保護者の変化を感じると口にします。「過干渉すぎる気がするんです。失敗して成長していくのに、色んなことを親がやってしまうから、失敗しない。転んでから対処すれば良いのに、転びそうになると『怪我しちゃうよ』と先に手を差し伸べるのと同じです。なので、『努力とか知恵を出さないと失敗するんだよ』という所から教えないといけないんです。サッカーも私生活でも人任せになっている気がします」これまで指導してきた選手の中で、印象に残っているのは北海道コンサドーレ札幌でプレーするMF青木亮太選手です。世代別代表で飛行機移動する際は荷物が多く、朝も早いため空港まで送り迎えする保護者も多いのですが、青木選手は家から空港まで一人移動していました。「周りに頼らず自分でやらなければいけない習慣がつくと色んな知恵が出てくると思うんです。結果を出さなければと自主練習するのと同じで、私生活で自立している選手がサッカーで活躍できるんだと彼から学びました」■サッカースクールに行けば上手くなるわけではないそうした保護者の変化に伴い、「本来は失敗と成功から学んでいくのが教育の根幹なのに、"やってあげる"に変わってきている」とも榎本監督は話します。「サッカースクールに行くとサッカーが上手くなるというのも誤解。こんな練習をすれば良いんだよという仕組みを習いにいく場所であり、上手くなるには自分で練習するしかない」。自ら成長する選手の重要性は、高校生が受けるインタビューからも感じたと榎本監督は話します。今年、流経柏からジェフユナイテッド市原・千葉へと加入したGK松原颯太選手は取材される度に、「こんなことを話した方が良いな」と気付き、修正することで上達していったそうです。大人がこうやって話なさいと対応を教えるのは簡単ですが、選手の成長に繋がりませんし、本音ではない仮面と言える言葉を褒められても意味がありません。「最初は『アイツ口の利き方が悪いな』と思われてもОKだと思うんです。記者の人が聞きたいのは本音の部分。言葉が足りなくても、『この子はこんなことを考えているんだ』と分かる方が良いじゃないですか。松原がプロまで届いたのは、そうしたインタビューも含めて自分で成長したから。プロの練習に参加したら随分大人びて帰ってきたなと思うくらい成長していました」■流経柏がU-12を発足させた理由選手との関係性を見直し 、コミュニケーション能力の向上に力を入れ始めた昨年に続き、今年の春からは、また新たな取り組みも始めました。これまで3種年代の下部組織として活動しているクラブ・ドラゴンズ柏U-15に加え、U-12も発足させたのです。監督には、流経柏のGKコーチ、ジェフユナイテッド市原・千葉のスカウトを歴任した稲垣雄也氏が就任し、これから活動を本格化していきます。U-12を立ち上げた理由について、榎本監督はこう話します。「1種から4種年代まで持っているJリーグのアカデミーはあっても、学校組織がベースとなっている組織はない。選手が育っていくためには、教育が根幹にあるのが大事だと思うんです。流経が好きで、組織を良くしたいと思ってくれる選手を一人でも多く育てたい」流経柏高校サッカー部の榎本監督(右)は、「流経が好きで、組織を良くしたいと思う選手を育てたい」と語ります(C)森田将義就任にあたって、稲垣監督は「今回ジェフを辞めて流経に戻ってきたのは、相応の覚悟を持ってきたつもり」と話す通り、並々ならぬ想いで小学生の指導に当たります。「日本一を目指している大学や高校の選手を見ていると、上に行くために必要な勝者のメンタリティーを持っている。同じような組織になるために、強豪ではなく結果でも育成でも突き抜けるのがテーマ。Jクラブが街のシンボルであるように、街クラブがシンボルにもなれると思っています。Jクラブにできて、街クラブにできないことはない」■チームの雰囲気や場所が選手のマインドを変える稲垣監督は流経柏のコーチをしていた時代に、ピッチ外で頼りない選手もいざ流経柏のユニフォームを着れば、キリっと表情が変わり、勇敢に戦う姿が印象に残っていると話します。「感じたのはチームの雰囲気や場所が選手のマインドを変えるということ。スカウト時代も含め色んなチームを見させてもらいましたが、簡単なことではなく、一番難しいことなんだと感じました。勘違いとギリギリのラインだと思うんですけど、ユニフォームを着ただけで強くなったと思えるのは凄い。それはどの試合や練習でも負けてはいけない、勝ちに拘るんだという所から生まれる物だと思うんです。僕自身、みんなが格上と思うチームが相手でも『負けるわけがない』と思っていました」。そうした勝者のメンタリティーとも言える心を持った選手を育てるのが、クラブ・ドラゴンズ柏U-12のテーマです。■サッカーの理解度は、自立した心や自分自身での工夫が必要ただ勝負に拘るのではなく、選手育成との両立を図るのもクラブ・ドラゴンズ柏U-12が目指す方向性です。「選手を上のステージに引き上げようと考えると勝てば何でも良いだろうという考えでは、その先に繋がりません。勝利と育成の両方を目指さなければいけない。育成に拘っているから勝利を度外視するのは、指導者の逃げだと思うんです。ゴールを目指して、ゴールを守るスポーツというサッカーの本質はしっかり伝えていきたい」。稲垣監督は指導者、Jリーグのスカウトとして多くのプロサッカー選手と接する中で、能力任せでサッカーをしていては上手くいかない選手が多いと感じていました。一流の選手が超一流に、二流の選手が一流になるためには、サッカーへの理解度が重要です。そのためには、自立した心や自分で考えて工夫できる力がないといけません。■自分の強みを持てる選手を育てたい目指すスタイルもこれまで多くのタレントを輩出してきた流経大柏と稲垣監督だからこその考え方が伝わります。「サッカーは11人でやるスポーツ。強い選手もいれば、上手い選手もいりますし、汗をかける選手も必要です。自分の強みを持てる選手を育てていきたい。チームに個が合わせるのではなく、個を活かせるようなチームにしていきたい。チームとしてのサッカーに拘り過ぎると『こういうサッカーをするとこういう部分は良くなるけど、これはできないよね』と、他のチームに進んだ時に選手が苦しんでしまう。それに、特定のスタイルが良いと保護者が勘違いしてしまう危険性もあります。バルセロナやマンチェスター・シティのサッカーは素晴らしいけど特殊です。同じサッカーを目指すなら、寝る間も惜しんでインサイドパスを練習する必要が出てくるけど現実的ではありません。全員に押し付けると、良さが消えてしまう選手もいるので、それぞれの良さを活かしたサッカーをしていきたい」強豪の立場に満足せず、新たな取り組みをスタートさせながら、選手と向き合うのが新生・流経柏。これからもサッカー界を沸かせる選手が出てくるのは間違いありません。
2021年04月15日お笑いコンビ・さらば青春の光の森田哲矢が13日、公式サイトを通じ、相方・東ブクロの女性トラブルが報じられたことについてコメントを発表した。個人事務所ザ・森東の社長を務める森田は、「この度は弊社所属タレント、東ブクロの身勝手な行動で世間をお騒がせして本当に申し訳ございません」と謝罪。「お相手の女性のプライバシーにも関わる問題なので詳細なコメントは差し控えますが、現在、東ブクロの方できちんと責任をとるべく、双方弁護士を通じて話し合いをさせていただいております」と報告した。「東ブクロへのお叱りの言葉は真摯に受けとめたいと思いますが、お相手の女性に対するSNSなどでの誹謗中傷は絶対におやめください」と呼びかけ、「何卒よろしくお願い申し上げます。株式会社ザ・森東代表取締役社長 森田哲矢」と結んでいる。東ブクロは12日、一般女性を2度妊娠させ、トラブルに発展していることがデイリー新潮により報じられていた。
2021年04月14日2008年の選手権優勝、2度のインターハイ優勝など輝かしい経験を持つ流通経済大学付属柏高校が昨年から、新たなスタートを切りました。チームの礎を築いた本田裕一郎前監督からバトンを引き継いだ榎本雅大監督は就任と共に流経大柏の伝統を残しながらも、選手と今まで以上に向き合う新たな取り組みを始めています。今回は取り組みと共に、榎本監督が考える指導者と選手の関係性について話を聞きました。(取材・文・写真:森田将義)選手たちが自ら書き始めた日誌(C)森田将義■プロに行った選手は、このチームで成り上がってやる!という気持ちが強かった榎本監督は現役時代、習志野高校と国士館大学でDFとしてプレー。大学3年生次には総理大臣杯とインカレの2冠を達成しています。当時のチームメイトにはJリーグやJFLへと進んだ選手が多く、榎本監督は「負けず嫌いで、きつい練習でも心が折れない選手が多かった」と振り返ります。流経柏にも全国大会での活躍を目指し、各地から中学時代にエースだった選手が集まります。彼らも負けず嫌いばかりですが、スタメンの座を勝ち取れる選手や大学やプロで活躍できる選手は一握りの選手だけ。榎本監督は「最初は中学までからの変化に戸惑う選手も多い。競争を勝ち上がっていけるかは、信念がどれだけあるかに尽きる。プロに行く選手は、"絶対にこのチームで成り上がってやる!"という気持ちが強かった」と口にします。中学時代は自然とボールが集まっていた選手であっても、高校では同じようには行きません。ボールを上手く引き出せるようポジショニングを意識しなければいけませんし、定位置を掴むには目に見える結果も必要になります。試合で活躍するためには自分の特徴を知ってもらう必要もあるため、榎本監督は就任と同時にコミュニケーション能力を身につける取り組みを始めました。■チームの一員として認められるためには、貢献が必要その一つが、試合ごとに榎本監督がつける振り返りのチェックシートです。目標として掲げる選手権優勝を果たすために必要な対人プレー、セットプレーといったチームプレーの評価と共に、選手個人も10点満点で評価し、全員に対してのコメントも加えています。指摘した箇所を良くするために努力して欲しいとの意味と共に、評価が違うと感じたなら自分の意見をぶつけて欲しいと考えているからです。それでも、自分の意見を言えない選手が多いため、今年に入ってからは話す機会を増やそうと1対1の面談も始めました。6人のスタッフが持ち回りで1日3人ずつ全部員との面談を実施するのですが、与えられた時間は3分間。選手が話しやすいよう「緊急事態宣言の延長について」などテーマは選手自ら決めて話すのがルールです。「言葉はフランクで良いんです。尊敬語とか謙譲語でなくて良いから、考えたことを話して欲しい。どんな内容でも失礼だとは思いません。考えたことを話さない方が、人間関係を良くしようとしていないんだから失礼にあたると伝えています。僕が怒っていたことに対して、選手が意見してくれると"そんなことを考えていたんだ"と考え方を改め直すかもしれない」また、今年は今まで以上にミーティングの回数を増やすつもりです。理由について、榎本監督はこう話します。「チームや社会の一員になるのは、組織にどう貢献できるかだと思うんです。サッカーでいえば相手選手をマークしたり、危ない場面で身体を張って防ぐことが勝利への貢献になり、チームの一員として認められる。そうした貢献が分かりやすいのがミーティングで、議題に対して何も意見しない選手は貢献していないことになるんです。何もしない選手に手を差し伸べてくれる人はいません」ミーティングの内容は誰がどんなことを話したか明確にするため、議事録として残します。何も話さない選手に対しては、「テーマに対して自分は何を考えたのか、みんなに伝えなければいけない。"みんなに合わせるよ"といった発言は貢献ではない」と問いかけるそうです。■上下関係ではなく、一人の人間として向き合いたいこうした取り組みを始めたきっかけの一つが、海外遠征です。海外の選手はコーチとフランクな関係であることに驚いたと振り返ります。コミュニケーションの量が日本とは比べ物にならないくらい多く、冗談も飛ばし合う関係性が選手の成長に繋がると考えるようになりました。選手との対話を大事にする榎本監督(C)森田将義「僕らがもっと選手に寄っていかなければいけない」と話す榎本監督は、こう続けます。「指導者と選手ではなく一人の人間として向き合いたい。卒業生を見ていると、自分より立派な人間はたくさんいる。彼らに対して立派なことばかり言っているけど、自分の方が出来ていないなって思うことがたくさんある。人間力の差に年齢差はない。僕らも学ばせて貰っている。大人と子どもが切磋琢磨しながら成長していけるのが、これからの教育の理想かなと思うんです」今年から立ち上がった下部組織であるクラブ・ドラゴンズ柏U‐12の稲垣雄也監督との関係性も榎本監督らしさを感じます。稲垣監督は榎本監督が流経大柏で指導を始めた初年度の選手ですが、「教え子なのに、そんなこと言うの?と思う時がある」と榎本監督が笑うくらい関係性はフレンドリー。「上っ面で褒めてくれるだけでなくて、悪いことまで指摘してくれる人とは人間関係が良好になっていくと思うんです。イナも僕の悪い所があれば、ちゃんと指摘してくれるから大事な存在です。『この人、凄くきっちりしているけど、裏ではどうなんだろう?』ではなく、『榎本は表裏がなく、ずっとあのままだよ』と思われる方が、人間関係ができていくと思います」■不貞腐れるなら、意見して欲しい選手との関係性も変わりません。「コーチと選手の関係になると"はい"か"いいえ"しかなくなる。不満な顔を見せる選手もいるけど、不貞腐れているくらいなら『僕はこう思っています!』と言えば良いんです。それに対してうるさいとは思いません」そうした考え方は挨拶にも反映されています。日本の部活動では選手が誰かとすれ違うと足を止め深々と挨拶をするのが美徳とされています。「形だけになっている事もあるので、本当にそれで良いのかと疑問に思う。大人の方から、『こんにちは』と声を掛ければ、子どもたちが凄いなと思い、見習うかもしれない」と考える榎本監督は自ら進んで生徒に挨拶をします。こうした新たな取り組みによって進んで自らの意見を発信できる選手が増え始め、練習の活気が溢れています。また、ピッチ外でも選手主体の取り組みも始まりました。ミーティングの機会を増やそうとしても、コロナ禍で話し合う時間を長くはとれないため、話せる選手は限られてきます。思ったことを口にできない選手が多いと感じたことから、背番号順で日誌を書き始めたのです。まだ書く内容は大人からすれば物足りないかもしれません。書き忘れる選手もいますが、流経柏の取り組みは選手が成長していくためのステップとして今後の人生に活きてくるはずです。後編では、今年から立ち上がった下部組織であるクラブ・ドラゴンズ柏U-12の稲垣雄也監督に指導する中で感じる保護者の変化と、育成の理念などを伺いましたのでお楽しみに。
2021年04月12日山田洋次監督が原田マハの小説を映画化する『キネマの神様』。この度、主人公ゴウ役の菅田将暉と、盟友テラシン役の野田洋次郎が「RADWIMPS feat.菅田将暉」として主題歌「うたかた歌」を歌唱することが分かった。劇中では、撮影所で働く盟友として熱い絆を結んだ2人。野田さんが作詞作曲を務め、ゲストボーカルとして菅田さんを迎えるという形となり、劇中のゴウとテラシンの役柄と重なり合うよう、歌詞に合わせて歌い分けされているという。今回の主題歌について野田さんは「最初は主題歌になるとかならないとかそういう話は全く無く、撮影中に歌の言葉の断片みたいなものをちょっとずつためていました。全部の撮影が終わった時に、感謝の気持ちを込めて『監督にこのデモをお渡しください』という感じで贈ったのが一番最初です」と明かす。一方、菅田さんは野田さんと一緒に主題歌を担当することについて「いやびっくりしました。謎でした。こんなありがたいことはないです。クランクアップした少し後に、野田さんから感謝の気持ちとして『こんなのできたから』ということでこの曲のデモを送ってもらって、それを聴いて『わぁ~!』と思っていたので、なんだか不思議な気持ちでした」と驚きを隠せなかった様子。また、2人で一緒に主題歌をレコーディングした際のことをふり返り、野田さんは「レコーディングは楽しかったですね。菅田君が色んな表情や色んなテイクを見せてくれたので」と語り、菅田さんは「二回レコーディングしたんです。それが良かったですし、今思えば、山田組っぽいですよね(笑)。良い作品にするためにリテイクするって。1日やって本当に難しくて表現しきれなかったこともたくさんあって、もう一回やることになりました。すると野田さんが『こういう風なリズムでやると歌いやすくなるかも』といったメールをくれて。それがとても良かったです。主題歌では野田さんが演出家で僕が演者みたいな気持ちでした」とその様子を語った。なお、主題歌の音源は近日中に公開予定。野田さんは「僕自身本当に大好きな曲ですし、『キネマの神様』があったから生まれた曲で、あの世界が音としてもこの世にずっと残っていって欲しいという願いがずっとあったので、本当に心から嬉しく思っています」と思いを述べ、菅田さんは「完成版の楽曲は、映画のエンディング版とは曲の尺が違うので、フル尺でもぜひ聴いてもらいたいですね」と楽しみに待つ方へメッセージを寄せている。『キネマの神様』は8月6日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:キネマの神様 2021年8月6日より全国にて公開©︎2021「キネマの神様」製作委員会
2021年04月09日帰京したばかりだったのだろうか。新幹線の改札口から出てきたのは森田剛(42)。マネージャーも連れず、自分でキャリーケースを引いていた。「サインお願いできますか?」森田に気づいた女性たちが追いかけると、彼は静かに語りかけた。「もういいでしょ」この様子を目撃していた女性はこう語る。「振り返るとその一言には、すごく気持ちがこもっていたように思えるんです。もしかしたら彼はこう言いたかったのかな、と。『俺をアイドルみたいに追いかけるのはもういいでしょ』って……」森田のジャニーズ事務所退所と、V6解散が発表されたのはこの数日後、3月12日のことだった――。《何度も6人だけで話し合いを重ね、それぞれが一人の男として、大きな決断をすることとなりました》かつてV6メンバーと数年間にわたり仕事をしていた男性・Aさんは発表されたコメントについて、こんな感想を漏らす。「彼ららしいコメントだと思います。V6メンバーが大切な話をするときは、いつも6人だけでした。ほかのグループだとマネージャーが同席することもあるのですが、彼らはいつも“6人だけ”。それだけ結束が固かったメンバーなんです。話し合いが終わった後に、井ノ原さんが、『今日もすごいケンカになっちゃったよ』なんて言って笑っていました」’95年にデビューして以来26年。誰一人欠けることなく活動を続けていたことから、いつしか“ジャニーズの優等生”とまで呼ばれるようになったV6。だがデビュー当時を知るテレビ局関係者によれば、「最年長の坂本昌行さんが24歳、最年少の岡田准一さんはまだ14歳というグループ内での年齢差にも、みんな戸惑っていました。たとえば森田剛さんの教育係は坂本さんが務めていました。森田さんは10代のヤンチャ盛りですから怒られることもしょっちゅうで。坂本さんが『お前は仕事とプライベートとどちらが大事なんだ?』と、詰問したとき、森田さんが『プライベートだって大事ですよ』と答えて、怒りの火に油を注いだこともありました」そんな彼らの距離を縮めていったのが、’97年にスタートした『学校へ行こう!』(TBS系)だったという。「坂本さんと三宅健さんが組んで向かったのは高飛び込みで有名な高校だったのです。坂本さんは10mの高さから水面へ飛び込むまで2時間くらいかかって……。ついにロケをやり遂げた後、坂本さんと三宅さんは抱き合っていたんです」厳しいロケを通じて、絆を深めた6人。そして、瞬く間に国民的人気グループの階段を駆け上がっていくのであった――。「女性自身」2021年4月6日号 掲載
2021年03月23日「親父の、この仕事始めるときの『やるからには一番になれ』っていう言葉は俺のなかでけっこう効いてます」97年7月、本誌にこう語っていたのは森田剛(42)だ。3月12日、彼の所属するグループ・V6は11月に解散すると発表。それに伴い、森田はジャニーズ事務所を退所する。事務所によるとV6のメンバーはデビュー25周年に向けて、19年春頃から話し合いを重ねてきたという。そんななかで、森田から「ジャニーズ事務所を離れた環境で役者としてチャレンジしたい」との申し出が。そして彼の思いを受け止めた結果、解散という結論に至ったという。95年11月、V6のメンバーとしてデビューを果たした森田。その活動のかたわら、俳優業にも進出した。初舞台にして初主演となった『荒神〜Arajinn〜』について、本誌05年3月15日号で森田は「いっぱいセリフを言ったりするからもう息する暇がない!」と苦心する様子を明かしていた。そのいっぽうで「お客さんの前で芝居して、“生”の反応が返ってくる」とも語っており、早くも舞台の魅力にとりつかれていたようだった。以降も舞台を中心に、ステップアップを重ねてきた森田。これまで故・蜷川幸雄さん(享年80)や宮本亞門氏(63)など、そうそうたる演出家とタッグを組んできた。舞台は彼にとって“いい効果をもたらすもの”のようだ。14年4月、アスペルガー症候群の少年を演じた主演舞台「夜中に犬に起こった奇妙な事件」について本誌でこう話している。「舞台の仕事になると、謙虚になれる。僕自身、それが自分のためにすごくいいなあと思っていて。成長できるし、吸収することも多いですね」さらに普段はあまり舞台を見ないといい、「自分がやりたいという欲が強い。セリフを聞いていても、楽しそうだなあ、自分ならこうやるなあ、と考えちゃうから楽しくない(笑)」とも続けていた森田。根っからの役者ぶりを明かしていた。■「彼の芝居を見て、ドキッとしたことがあるんです」そんな彼のことをV6のメンバーも“俳優・森田剛”として見ており、一目置いているようだ。デビュー20周年を目前に控えたV6は、本誌14年11月18日号に登場。それぞれこう話していた。「剛は……、昔、彼の芝居を見て、ドキッとしたことがあるんです。セリフがない場面なのに、目の奥に寂しさと悲しみをたたえていて」(坂本昌行)「剛は、舞台とかすごくいいんですよね。年齢を重ねて、より雰囲気が出てきた」(長野博)「存在感が圧倒的。本当に舞台での主役が似合うなって思う」(井ノ原快彦)「森田くんは、舞台を見にも行かないような人だったのが自分でやるようになって。数々の有名な演出家の方たちからいただいたチャンスを、毎回自分の手で物にしていて素晴らしいと思います」(三宅健)「同じグループだけど、力のある俳優としても見ていて。しっかり台本を読んで、心を作って作品に臨んでいるところは同じだったりするから、グループに戻ってくるときの感覚も似ているのかなって」(岡田准一)役者として、メンバーからの信頼を得ていた森田。だからこそ、25年目の決意は受け入れられたのだろう。解散発表時、「この決断は決して後ろ向きなものではなく、僕たちがより成長し、次のステップに進むためのものです」とコメントしたV6。森田の次のステップを、誰よりも一番にメンバーが喜んでいることだろうーー。
2021年03月16日アイドルグループ・櫻坂46が、4月14日に2ndシングル「BAN」を発売することが決定した。センターは森田ひかるが務める。昨年10月に開催した「THE LAST LIVE」をもって欅坂46としての活動に幕を下ろし、再始動した櫻坂46。同年12月に発売した1stシングル「Nobody’s fault」は、オリコンウィークリーランキング1位を獲得し、年末には『第71回NHK紅白歌合戦』への出場も果たした。2ndシングルの発売と新フォーメーションは、2月28日に放送された櫻坂46のレギュラー番組『そこ曲がったら、櫻坂?』(テレビ東京)で発表。表題となっている「BAN」のセンターは1stシングルに続き森田が務め、櫻エイトが並び、3列目メンバー6人を加えて14人体制での披露となる。カップリング曲には1stシングル同様、藤吉夏鈴と山崎天がそれぞれセンターを務める楽曲を収録し、Blu-ray付きの初回仕様限定盤(TYPE-A~D)の4形態と通常盤の計5形態で発売。収録内容やジャケット写真は、追って発表される。
2021年03月01日東北楽天ゴールデンイーグルスの田中将大投手が25日、自身の公式YouTubeチャンネル「マー君チャンネル 田中将大」に出演し、駒澤大学附属苫小牧高等学校に進学した理由を語った。「【“田中将大”が出来るまで】人生の決断。北海道に行ったワケ&マエケンはエース。その時僕は…」と題した動画で、田中は「色々な声がありましたよ。『北海道だったら甲子園行きやすいからやろ?』とか言われたこともありましたけど」と前置きし、「僕の中で、自分が今以上により良い選手になるためにはどこの環境に身を置くべきなのかということを考えて、それが駒大苫小牧高校だった」と説明した。入学する前、練習風景を見て「ここでやれば自分はもっと良い選手になれる」と感じたという田中。続けて、「北海道なので“冬のハンデ”があると言われてましたけど、それは大きな問題ではなかったと思います。親元を離れて、寮生活というのも自分の中で『高校入る時は寮生活だ』と勝手にあったので、そこに対して『その決断に勇気がいったのでは?』とか言われましたけど、全然そこは大丈夫だったかな。その覚悟が自分の中であったから」と述懐した。そして田中は「自分自身でやっぱり考えは持っていないといけないと思います。僕の中では『自分がより良い選手になるためにはどこの高校だ』というのを1番に考えていたので、甲子園は二の次でやったというのが正直なところで。甲子園に出たいからこの高校に行くというよりは野球がうまくなりたいからここへ行くという」と話していた。
2021年02月27日菅田将暉が2月21日に初のオンラインライブ『菅田将暉 LIVE STREAMING 20210221』を開催した。どこかエスニックな雰囲気を醸し出すセットで、まずはピアノ、ギター、ストリングのアコースティック編成で、オリジナルのイントロとともに始まったのは米津玄師提供の「まちがいさがし」。写真:Yusuke Oishi (MARCOMONK)シンプルな編成でも力強いメロディーラインが印象的で、言葉の一つ一つを菅田が丁寧に歌い上げる。続けて、少し明るい雰囲気で「いいんだよ、きっと」を、そして楽器隊の力強い演奏とともに原曲とはまた違った味付けの「7.1oz」を披露した。写真:Yusuke Oishi (MARCOMONK)その後、MCでは「こんにちは菅田将暉です、急な挨拶ちょっと恥ずかしいです。」と初のオンラインライブに照れた様子。写真:Yusuke Oishi (MARCOMONK)「今日はよろしくおねがいします」と続けて、披露したのはあいみょん提供曲「キスだけで」。照明の雰囲気もワインレッドに変わり、哀愁を漂わせながら優しく歌い上げる。写真:Yusuke Oishi (MARCOMONK)そして、「今日はゲストが来てくださっております」と呼び込んだのは数々の菅田の楽曲をともに作り上げてきた盟友・石崎ひゅーい。制作に1年以上をかけたという「虹」の話などを交えながら、先日19日放送の「ミュージックステーション」でも石崎ひゅーいによるセルフカバーが披露されて話題となった「さよならエレジー」を披露。写真:Yusuke Oishi (MARCOMONK)愉快な雰囲気のMCを挟みながら、二人名義でリリースした「糸」、石崎ひゅーいの楽曲「僕だけの楽園」を歌い上げた。質感の違う二人の声がきれいに混ざり合う。二人からは心の底から音楽を楽しんでいる様が見て取れた。写真:Yusuke Oishi (MARCOMONK)石崎ひゅーいを見送って、メンバー紹介を挟みつつ、続いて「誰も知らない曲をやります」と披露されたのは新曲「ギターウサギ」。美しい照明とともに、アコースティックな音色が似合う楽曲だった。写真:Yusuke Oishi (MARCOMONK)そして、ライブでは初披露となる日本テレビ×Hulu共同製作ドラマ『君と世界が終わる日に』主題歌として現在オンエア中の新曲「星を仰ぐ」を丁寧に歌い上げ、最後には映画『STAND BY ME ドラえもん2』主題歌としてロングヒットを続けている「虹」を披露し、菅田将暉初のオンラインライブは幕を閉じた。写真:Yusuke Oishi (MARCOMONK)写真:Yusuke Oishi (MARCOMONK)本編後行われた「TOPCOAT LAND」会員限定のアフタートークでは、チャットコメントなどを拾いながら視聴者との交流を楽しむ姿も。また途中にはギターを片手に人気曲の楽曲カバーなどを挟みながら、終始和やかな雰囲気で行われた。『菅田将暉 LIVE STREAMING 20210221』アフタートーク本公演は引き続き、2月25日25:59まではアーカイブ放送が視聴可能。チケットは2月24日18:00まで販売されている。セットリスト1. まちがいさがし2. いいんだよ、きっと3. 7.1oz4. キスだけで5. さよならエレジー(with 石崎ひゅーい)6. 糸(with 石崎ひゅーい)7. 僕だけの楽園(with 石崎ひゅーい)8. ギターウサギ9. 星を仰ぐ10. 虹公演情報『菅田将暉 LIVE STREAMING 20210221』【配信日時】2021年2月21日(日)オープン:19:30 / スタート:20:00【チケット価格】・TOPCOAT LAND会員限定チケット:4,000円(税込)・一般チケット:3,000円(税込)※TOPCOAT LAND会員限定チケットは、ライブ配信後のアフタートーク付きとなります。【チケット販売期間】2月24日(水) 18:00まで【見逃し配信】2月25日(木) 25:59までチケット購入はこちら配信プラットフォーム「Stagecrowd」の推奨環境など「TOPCOAT LAND」会員登録はこちら楽曲情報菅田将暉「星を仰ぐ」菅田将暉「星を仰ぐ」ジャケット日本テレビ×Hulu共同製作ドラマ『君と世界が終わる日に』主題歌2021年2月1日配信リリース配信リンク:作詞・作曲:Mega Shinnosuke編曲:近藤隆史・立崎優介・田中ユウスケ<ドラマ情報>日本テレビ×Hulu共同製作ドラマ『君と世界が終わる日に』●Season1(全10話):日本テレビ系にて、2021年1月17日(日)より毎週日曜22:30〜放送予定●Season2(全6話):Huluにて、2021年3月配信開始出演:竹内涼真、中条あやみ、笠松将、飯豊まりえ、マキタスポーツ、安藤玉恵、キム・ジェヒョン、横溝菜帆 / 大谷亮平、笹野高史、滝藤賢一公式サイト: 関連リンク菅田将暉 OFFICIAL HP菅田将暉 音楽OFFICIAL HP
2021年02月22日菅田将暉が2月21日(日)に開催する初のオンラインライブ『菅田将暉 LIVE STREAMING 20210221』に、スペシャルゲストとして石崎ひゅーいが参加することが決定した。石崎ひゅーい石崎ひゅーいは、菅田の代表曲とも言える「さよならエレジー」や「虹」の詞曲を手掛け、菅田とは音楽のパートナーとも言える間柄。今回のライブは菅田将暉初のアコースティック編成でのパフォーマンスであり、さらにこの日は菅田の誕生日というメモリアルなライブとなる。チケットは好評発売中。TOPCOAT LAND会員限定チケット購入者には、ライブパート後にアフタートークも生配信される。公演情報『菅田将暉 LIVE STREAMING 20210221』【配信日時】2021年2月21日(日)オープン:19:30 / スタート:20:00(予定)【チケット価格】・TOPCOAT LAND会員限定チケット:4,000円(税込)・一般チケット:3,000円(税込)※TOPCOAT LAND会員限定チケットは、ライブ配信後のアフタートーク付きとなります。【チケット販売期間】2月24日(水) 18:00まで【見逃し配信】配信終了後準備が整い次第~2月25日(木) 25:59チケット購入はこちら配信プラットフォーム「Stagecrowd」の推奨環境など「TOPCOAT LAND」会員登録はこちら楽曲情報菅田将暉「星を仰ぐ」菅田将暉「星を仰ぐ」ジャケット日本テレビ×Hulu共同製作ドラマ『君と世界が終わる日に』主題歌2021年2月1日配信リリース配信リンク:作詞・作曲:Mega Shinnosuke編曲:近藤隆史・立崎優介・田中ユウスケ<Mega Shinnosuke(メガシンノスケ)プロフィール>2000年生まれの20歳。本名。 東京生まれ福岡育ち。作詞、作曲、編曲を全て自身で行う。2017年秋よりオリジナル楽曲の制作をスタート。00年代生まれならではのフットワークの軽さと、時勢をキャッチするポップへの嗅覚を武器に、 どこか懐かしさもある印象的なメロディーをロック、シティポップ、ガレージ、オルタナ、ヒップホップなど、 ジャンルを横断したサウンドに乗せる。音楽以外にも、アートワーク、映像制作に携わるなど、全てをセルフプロデュースで行う新世代のクリエイター。Mega Shinnosuke<ドラマ情報>日本テレビ×Hulu共同製作ドラマ『君と世界が終わる日に』●Season1(全10話):日本テレビ系にて、2021年1月17日(日)より毎週日曜22:30〜放送予定●Season2(全6話):Huluにて、2021年3月配信開始出演:竹内涼真、中条あやみ、笠松将、飯豊まりえ、マキタスポーツ、安藤玉恵、キム・ジェヒョン、横溝菜帆 / 大谷亮平、笹野高史、滝藤賢一公式サイト: 関連リンク菅田将暉 OFFICIAL HP菅田将暉 音楽OFFICIAL HP
2021年02月14日俳優の菅田将暉が映画『CUBE』(10月22日公開)の主演を務めることが2日、明らかになった。同作は1997年に公開され、密室サスペンスの先駆けとして世界中でカルト的人気を誇る、ヴィンチェンゾ・ナタリ監督による映画『CUBE』の公認リメイク。目が覚めると謎の立方体=CUBEの中に閉じ込められていた男女6人(エンジニア、団体職員、フリーター、中学生、整備士、会社役員)……何の接点もつながりもなく理由もわからないまま脱出を試みる彼らを、熱感知式レーザー、ワイヤースライサーや火炎噴射など、殺人的なトラップが次々と襲う。仕掛けられた暗号を解明しなくては、そこから抜け出すことは絶対にできない。主演のエンジニア・後藤裕一役(29歳)には菅田将暉、団体職員・甲斐麻子役(37歳)に杏、フリーター・越智真司役(31歳)に岡田将生、中学生・宇野千陽役(13歳)に田代輝、整備士・井手寛役(39歳)に斎藤工、会社役員・安東和正役(61歳)に吉田鋼太郎と、若手からベテランまで日本を代表する超豪華キャスト陣が勢ぞろいした。撮影は昨年の10月~11月に都内で行われ、謎の立方体CUBEの1セット、メイン出演者は6人のみ、全員お揃いの囚人服のような衣装と、オリジナルの『CUBE』へのリスペクトあるものに。この度解禁されたティザービジュアルは、赤く染まったCUBEの中にトラップの一つである針、そこに彼らがお揃いで履いているブーツが刺さった刺激的なものとなった。CUBEが赤く染まる時は、誰かの殺意を感知する時ということで、同じく解禁になったキャラビジュアルにもそれぞれのキャラクターに合った色が使用されている。監督は『MANRIKI』(19年)の清水康彦、脚本は『おっさんずラブ』シリーズ(16,19年)、『私の家政婦ナギサさん』(20年)の徳尾浩司、音楽は『キングダム』(19年)、『今際の国のアリス』(21年)のやまだ豊が務める。またクリエイティブ協力でヴィンチェンゾ・ナタリ本人が入り、日本版『CUBE』のクリエイティブを底上げした。2日よりムビチケの発売もオンラインにて開始。購入者全員への特典として「あなたも閉じ込められる?! オリジナルCUBEフレーム」をプレゼント。映画の特製デジタルフレームに写真を合成すると自分自身がCUBEに閉じ込められた姿になる名前入りのオリジナル画像が完成する。さらに、その画像と連携したTwitter投稿キャンペーンも実施する。○菅田将暉 コメントこの場所がなんなのか。自分は、何者なのか。立ちはだかる理不尽を前に何の為に生きるのか。こんなにしんどいのに何故生きるのか。何が、怖いのか。僕らは何と戦っているのか。もっと楽な道はないのか。そこで笑っている君は幸せなのか。撮影しながらも頭の中には疑問だらけでした。映画というよりは演劇的空間の中で、共に過ごした演者のみなさんとは奇妙な連帯感がいつしか芽生えていました。こんな映画です、とカテゴライズするのはとても難しいです。実験的なエンターテインメントを楽しんでもらえたら何よりです。○杏 コメントあの名作に参加できるのだ! ととても嬉しく思いました。CUBEのスタジオセットを目にしたときに、感動したと共に、これは大変だ、とも思いました。一つの空間の中で作り上げることはとても大きな挑戦になりました。現場に参加していても、完成はどうなるのか実際には見られていません。閉じ込められた数人の男女がどのように立ち向かっていくのか、それぞれのドラマを見ていただければと思います。○岡田将生 コメントほんとに楽しかったです。こんな素敵な方々と一緒に映画を作れて幸せでした。CUBEの空間は異様で、あのセットも僕たち同様にキャストでした。色々な想像をさせてくれてお芝居の手助けをたくさんいただきました。クランクアップをした時は本当に脱出した感覚でしたし、この映画を見てくれる方も映画館から脱出する感覚で見てもらえる作品なのではと思います。○田代輝 コメント出演が決定した時は、喜びと同時に不安もありましたが、監督をはじめ、大先輩の共演者の方々、スタッフの皆様に支えられて、なんとか撮影を終えることができました。すべてが衝撃的な内容になっていると思うので、僕自身公開が楽しみです!○斎藤工 コメント20年以上前に劇場(CUBE)で喰らったカナダ映画ヴィンチェンゾ・ナタリの『CUBE』と言う衝撃そこから今日まで様々な展開がなされて来た『CUBE』と言う映画的ソースコロナ禍の中、世界中が家と言う"CUBE"にステイホーム、巣ごもりを余儀なくされた今こそそして清水康彦監督の手によってこの『CUBE』の正体、核心に迫れる作品になるのではないかと必然を感じています○清水康彦監督 コメントCUBEがもたらす圧倒的秩序には誰も抗えない。本作を作る我々もCUBEに入ったようなものでした。(同じ場所でずっと撮影しましたから)そして、自分自身と向き合うことになる。己という深淵に潜むのは、希望か絶望か。まもなく、あなたもCUBEの中。いや、既に中に入っているのかもしれません。○製作陣コメント・企画意図シンプルな設定から生まれる極上のサスペンスと究極の人間ドラマ。カナダ発のスリリングな『CUBE』の世界観と精神を忠実に守りながら、それを様々な苦難を乗り越えてきた日本人に反映させたらどうなるだろうか?それが企画の原点でした。「自分」がさらけ出される空間で、どんなぶつかり合いと気づきが生まれるのか、日本でこの「人間」と「人間性」のサバイバル・ストーリーをリメイクする意味を模索しながら、作品を作り上げています。登場人物たちと共に『CUBE』に思いきり翻弄される映像体験を是非ご期待ください!・キャスティング理由メインキャストは年齢も性別もバラバラな6名のみ、と考えた時に、各世代を代表するような方々をこの空間に集結させたい、という想いがありました。それぞれが唯一無二の存在でありつつ、どこかにいそうでもある。特にストーリーの主軸となっていく後藤という役には、「いま」をリアルに体現してもらう必要があり、真っ先に思いついたのが菅田将暉さんでした。お互いに共演歴がありつつも、意外性と新鮮さを感じられる組み合わせとなった超豪華なドリームチームが揃い、しびれるようなぶつかり合いを繰り広げていただいています。
2021年02月02日俳優で歌手の菅田将暉(27)が、2月21日に初のオンラインライブ「菅田将暉 LIVE STREAMING 20210221」を開催する。チケットは2月3日から発売し、見逃し配信も予定されている。2017年から本格的に音楽活動を開始し、2019年にリリースした「まちがいさがし」が各配信ストアで1位を獲得、『第70回NHK紅白歌合戦』への初出場、『第61回 日本レコード大賞』特別賞受賞など多くの実績を残し、歌手としても注目を集め続ける菅田。今回決定したオンラインライブは初のアコースティック編成でのパフォーマンスで行われる。当日は菅田が28歳を迎える誕生日ということでメモリアルなライブになりそうだ。TOPCOAT LAND会員の参加者には、ライブパートに加えてトークパートの生配信も予定している。また、本日18日(25:00~)『菅田将暉のオールナイトニッポン』にて新曲「星を仰ぐ」のフルコーラスを初オンエア。昨日17日からスタートした日本テレビ系ドラマ『君と世界が終わる日に』の主題歌で、弱冠20歳の新世代クリエイターMega Shinnosukeが作詞作曲を手掛けた。楽曲制作にあたり、菅田自ら演出家、ドラマプロデューサーらとの打ち合わせに参加し、イメージを膨らませたうえでMega Shinnosukeに依頼したというこだわりの1曲だ。
2021年01月18日Creepy Nutsと菅田将暉によるコラボ楽曲「サントラ」が、本日7月1日より配信開始された。2019年8月『菅田将暉のオールナイトニッポン』にCreepy Nutsがゲスト出演した際、菅田の「今夜はブギー・バックのような曲にチャレンジしたい」という発言に盛り上がったことに端を発したこのコラボ―レーション。SNS上でも大きな話題となり、番組リスナーだけでなく、幅広い音楽ファンの注目を集めていた。この楽曲は日本テレビ系『スッキリ』 7月テーマソングとして1日の放送から使用される。■リリース情報Creepy Nuts × 菅田将暉「サントラ」作詞:R-指定作曲/編曲:DJ松永配信日:2020年7月1日
2020年07月01日令和最初の全国高校サッカー選手権で優勝を果たした静岡学園高校。今年78歳となる井田勝通総監督にとっては96年の鹿児島実業との両校優勝以来、24年ぶりの選手権優勝となりました。テクニックと個人技を大事にし、見る者を魅了する「静学スタイル」を確立させた井田総監督が、今だからこそ若い指導者たちに伝えたいことは何か。指導者として大事なことを伺いました。(取材・文:元川悦子写真:森田将義)(C)森田将義■負けた悔しさを糧に努力して初めて頂点に立てる「清々しい青空、満員の観客の中で、美しく華麗で見る者を魅了する学園らしいサッカーを見せて、選手権の単独制覇を果たす。それが俺の夢なんだ」96年1月の第74回高校サッカー選手権大会で鹿児島実業と両校優勝を成し遂げた後、静岡学園の井田勝通監督(当時)は悔しさをにじませました。それから24年の月日が経過した2020年1月、静学は悲願の単独優勝を達成しました。井田監督はすでに現場を退き、総合監督としてベンチに入っていましたが、教え子である川口修監督や齊藤興龍コーチらが自身の哲学を貫き、選手を育て上げ、成果を挙げたのだから、感無量だったはずです。「修も監督になって10年目。優勝するまでには本当に長い時間がかかるもんなんだよ。俺自身も昭和51年度(1976年度)に初めて選手権決勝まで勝ち上がり、国立競技場の大舞台に立ってから、両校優勝するまで19年もかかったんだから。今のユース年代でトップを走る青森山田の黒田(剛監督)だって、柴崎岳(ラコルーニャ)を擁した2010年度の高円宮杯全日本ユース選手権の時は、1次リーグで学園に負けて敗退するくらいのレベルだった。『生みの苦しみ』というのはスポーツ界全体に共通するもの。負けた悔しさを糧に努力して初めて頂点に立つことができる。それを多くの指導者が体験し、理解してほしいな」と名将はしみじみ話していました。■かつては小嶺監督(現:長崎総合)の朝練を学びに行ったことも井田前監督が静学の指導を始めたのは1972年12月。当時の日本サッカー界は1968年メキシコ五輪銅メダルの原動力になったドイツのデッドマール・クラマー氏のメソッドが中心でした。当時のドイツは4-3-3のスイーパーシステムがベースで、3人のDFの後ろにもう1人のDFを置いてセフティに守るという考え方がよしとされていたのです。しかし井田前監督は3バックのゾーンで守って、ドリブルとショートパスでゆっくり攻めるラテンスタイルのサッカーを志向しました。原点となったのが、17歳の時に衝撃を受けたブラジルサッカーの王様・ペレ。彼のような選手を育て、人々を驚かせるサッカーをしたいという理想を掲げてスタートしたのです。「当時の俺はガムシャラだった。島原商の小嶺(忠敏=現長崎総合科学大学付属監督)の朝練がすごいという話を耳にして、1週間泊まって毎日勉強したこともある。小嶺の練習はボールを使ってキックやパス、ヘディングなど基本技術を磨く内容で一般的なものだったけど、『俺たちも朝練をやらなきゃダメなんだ』と分かって、朝5時半から毎日、練習をやるようしたんだ。今の時代は学校もうるさいから早朝練習もやりにくいけど、指導者に情熱がなければ子どもは教えられない。朝練ができない環境なら、子どもたちに『自主練をやらなきゃいけない』という気持ちにさせる工夫をしなくちゃならないんだ」■マニュアル通りの指導ではコピーを生むだけ「今の時代は指導者が勉強できる環境が整っているし、海外から有名クラブの指導者がやってきてセミナーや講習会も受けられる。バルセロナのコーチの話を聞いてそれを取り入れるだけで強いチームを作れるなら全員がそうするはずだ。サッカーはそんなに単純じゃない。日本サッカー協会の指導者マニュアル通りに指導しても画一化が進むだけ。コピーをしてるだけではオリジナリティは生み出せない。そこは声を大にして言いたいところだよ」とゼロから1つ1つ道を切り開いた名将は含蓄ある発言をしています。昨今の子どもたちが個性やオリジナリティに欠けているというのは、サッカーに限った話ではありません。教育現場でも同様の傾向が進んでいると言われています。「何事も言われた通りに動くのがいい子」という一般的な評価基準では、際立った才能のある人間は出てきづらいのは確かです。そのあたりに井田前監督は警鐘を鳴らしています。■行動を起こさなければいつまでもコピーから抜け出せない「最近の日本では『I can do for you(あなたのためにやってあげる)』ではなく『You can do for me(私のためにやってください)』という発想が目立つ。受け身や指示待ち人間も多い。そういう教育ばかり受けていると、自分からアイディアを出したり、創造性を発揮して物事を起こすような人間になるのは難しい。サッカー選手もそうで、特にJリーグの下部組織にそういう子どもが多いと感じる。型にはまっていた方が楽だし、安心なのも分かるけど、それじゃあ本当に見る者を魅了するようなプレーはできないんだ。俺自身は破天荒なタイプだから、何度も協会から怒られた。『なぜドイツ流のスタイルでやらないんだ。日本人はもともと技術的に劣るからそのサッカーが一番合っているのに』と言われたこともある。でも異端児の自分はその考えに賛同できなかった。『絶対に人のコピーはしない』とむしろ燃えてきたよ(笑)。自分らしいサッカーを追求するためにはどうすればいいかとつねに考え、毎年のようにブラジルに足を運んだ。そうやって行動を起こさなければ、いつまでもコピーからは抜け出せない。今の時代は情報が多い分、オリジナリティを前面に出すのは難しいと思うけど、『新しいものを生み出すんだ』という情熱を持ってやってほしいよ」燃えたぎる情熱が信頼できる教え子たちに引き継がれ、静学は約50年がかりで1つのスタイルを確立するに至りました。確固たる信念がなければ、成功もありえないということを、井田前監督は改めて私たちに教えてくれたのです。(後編に続く)井田勝通(いだ・まさみち)サッカー指導者、静岡学園高校サッカー部総監督1942年3月、満州・奉天(現瀋陽)生まれ。静岡高校、慶応大学を経て、静岡銀行に入行。サッカー指導は慶応大学時代からスタートし、72年12月に静岡学園高校のプロコーチとなる。ブラジルスタイルの個人技時主体のサッカーを追求し、77年正月の第55回高校サッカー選手権で準優勝。96年正月の第74回選手権で鹿児島実業と両校優勝。2020年の第98回選手権で24年ぶりの優勝を果たした。2009年に監督勇退後、総監督として現在も公式戦のベンチに入っている。
2020年06月03日俳優・歌手の菅田将暉が、2018年に行われた初ライブツアー「菅田将暉 Premium 1st TOUR 2018」の東京公演の映像を期間限定で公開することが12日、明らかになった。2019年7月10日に2ndアルバム『LOVE』をリリースし、収録されている楽曲「まちがいさがし」は各所配信ストアにて1位を席巻。2019年には『第70回NHK紅白歌合戦』への初出場を果たし、『第61回 日本レコード大賞』特別賞も受賞した菅田。今回YouTube菅田将暉 Official Channelにて公開されるのは菅田の初ライブツアー映像で、12日18時~31日24時の期間限定となる。この映像は2018年8月1日にリリースされたシングル「ロングホープ・フィリア」の初回生産限定盤DVDに収録された内容となっている。○「菅田将暉 Premium 1st TOUR 2018」 02.23 渋谷WWW X /Song Selectionさよならエレジーばかになっちゃったのかな今夜いいんだよ、きっと台詞風になってゆく見たこともない景色ゆらゆら
2020年05月12日森田剛が主演を務めるPARCO PRODUCE 2020『FORTUNE(フォーチュン)』が2月2日(日)まで東京芸術劇場プレイハウスにて上演中。その開幕に先がけ囲み取材とフォトコールが行われ、取材には森田剛、吉岡里帆、田畑智子、根岸季衣、鶴見辰吾が出席した。PARCO PRODUCE 2020 「FORTUNE(FORTUNE)」の公演・チケット情報本作は、英国を代表する劇作家サイモン・スティーヴンスによる新作で、悪魔に魂を売った男の顛末を描いた“ファウスト伝説”を現代のロンドンの映画業界に置き換えたストーリー。これが世界初上演となる。演出を手掛けるのは、英国リリック・シアターの芸術監督を10年に渡り務め、現在はグローブ座のアソシエーターディレクターを務めるショーン・ホームズ。主人公で、全てを手に入れるために悪魔と契約を結び、闇へと堕ちていく男・フォーチュンを演じるのは森田剛。さらに、フォーチュンが想いを寄せる素直でまっすぐな女性・マギーを吉岡里帆、フォーチュンと契約を交わす悪魔を田畑智子、フォーチュンの母親を根岸季衣、自殺したフォーチュンの父親を鶴見辰吾が演じるほか、市川しんぺー、平田敦子、菅原永二ら魅力的なキャストが名を連ねる。開幕に際し森田は「久しぶりにドキドキしています。この緊張感はなかなかない」と明かし、「やっとここに辿り着いたという達成感もありますが、ここから始まるので。いろんな思いがあってソワソワしています」と語る。吉岡も「毎日新しいアイデアと発見がある稽古場だったので、本番でどんなふうにそれがお客様に伝わるのかがすごく楽しみです」と笑顔。田畑はそのときの過激な衣装について問われると「(他の衣裳は)こんなもんじゃないですよ!」と笑い、座長・森田について「受け入れてくださる範囲がすごく広い。一緒にやっていてとても頼りになる、安心できる方です」と話した。根岸は「フォトコールでご覧いただいたように、全員が着替えているか舞台に立っているかのどっちか。もちろん森田さんが一番出ずっぱりで大変なんだけど、誰も休ませない舞台です」と笑い、鶴見は「なにしろ世界初公開ですから。お客様が悪魔に魂を売って成功を手に入れて、しかし地獄に落ちていくというものを観てどういう反応をするか。そこが楽しみです」と客席の反応を楽しみにしている様子だった。芝居やストーリー展開はもちろん、大胆で美しく、けれど人の感情を生々しく浮かび上がらせる舞台美術、衣裳も印象的だった本作。森田が「刺激的で怖いシーンもあるのですが、希望に溢れている。“諦めない”という大きいテーマがあるので、そこを感じてもらえたらと思います」と話す『FORTUNE』は2月2日(日)まで東京芸術劇場プレイハウスにて上演後、松本、大阪、北九州を巡演。取材・文:中川實穂写真:源賀津己
2020年01月16日舞台「RADICAL PARTY -7ORDER-」東京公演のゲネプロが15日に東京・TBS赤坂ACTシアターで行われ、森田美勇人(7ORDER Project)、仲万美、丞威、福澤侑、石橋弘毅、網代聖人、石垣佑磨らが登場した。同作は安井謙太郎、真田佑馬、諸星翔希、森田美勇人、萩谷慧悟、阿部顕嵐、長妻怜央の7人からなる7ORDER Projectにより2019年8、9月に上演された舞台「7ORDER」のスピンオフ作品。森田が自らダンスの振り付けや、衣装のセルフプロデュースを担い、ダンス&ミュージックのギミックを全編に散りばめた新たなストーリーに。近未来を舞台に、「AZ法」によって最底辺のZランクにされてしまった若者たちが、音楽と出会い革命を志す物語を描く舞台「7ORDER」だが、「RADICAL PARTY -7ORDER-」ではメンバーの一人であるミュート(森田)が、7ORDERに出会う前の物語を描く。マドンナのバックダンサーとしてワールドツアーにも参加した仲、7歳でジュニア全米ダンス大会のチャンピオンとなった丞威らとともに1幕冒頭から圧倒的なダンスパフォーマンスを見せた森田。遺伝子によって娯楽を禁止されたZランクにいつつも、素性を隠しダンス動画を発信するレジスタンス集団「ウォークライ」のメンバーに出会い、大きな力と対峙していく。2幕ではダンス・歌のパフォーマンスを存分に披露。1幕、そして舞台「7ORDER」から続いた世界観の中で、キャラクターたちのライブに招かれたような展開に。キャストそれぞれのソロダンスやミュートと組んでのダンスも繰り広げられる。また、7ORDER Projectのメンバーであるアラン(阿部)が登場し、「RADICAL PARTY、盛り上がって行こうぜ〜!」と、ミュートとともに2曲を披露。ミュートも「アランでした!」と紹介すると、2人は手を合わせ、アランは「お邪魔しました!」と去っていった。同作はすでに梅田芸術劇場 メインホールにて大阪公演を終えており、東京公演はTBS⾚坂ACTシアターにて19日までの上演を予定している。○森田美勇人 コメント舞台「RADICAL PARTY」。2020年もエネルギッシュに行かせていただきます。僕らの世界を体感しに来てください。
2020年01月15日「森田知事はアクアラインの通行料を大幅に値下げし、千葉県の観光業を活性化させました。しかし政策の理解力が足りないという声も多く、今回の“私的視察”問題によって辞任を求める声が日に日に増しています。森田知事としても東京五輪が終わるまではなんとか知事の座に留まり、21年4月の任期終了をもって退く意向だそうです」(社会部記者)窮地に追い込まれている千葉県の森田健作知事(69)。9月に同県を襲った台風15号では初動対応の遅れに加え、台風が直撃した翌日に公用車で自身の別荘に戻っていたことを一部週刊誌によって報道され、連日厳しい追及を受ける事態に。11月27日には、千葉県議会で「批判を重く受け止め、深く反省している」と陳謝していた。千葉県民から“総スカン”を食うなか、森田氏へ驚愕のオファー計画が進行しているという。「森田さんが所属するサンミュージックは、現在の2代目社長がさらなる発展を見据えて後任を探しているといいます。そこで第一候補として森田さんの名前が挙がっているそうです。事務所幹部からの信頼も厚く、森田さん自身も前向きに検討していると聞いています」(音楽関係者)古巣への復帰を画策する森田氏。そこには“恩師”との絆があった。「森田さんは69年にサンミュージックの創業者である故・相澤秀禎会長(享年83)に見出され、事務所の第一号タレントとして芸能界デビュー。サンミュージックの“サン”は森田さんのイメージであった“太陽”から取ったと言われており、青春スターとして会長と二人三脚で事務所を大きくしてきた功労者です。会長が亡くなる直前には『サンミュージックを頼むぞ』と託されていたそうです。カリスマだった相澤会長亡き今、タレントからの信頼も厚い森田さんを事務所の顔として押し出していきたいそうです」(前出・音楽関係者)森田知事は会長の“遺言”を果たそうとしているのかーー。所属事務所に社長就任について質問すると「今は知事職を全力で務めています。そんな話はありません」との答えが。しかし、森田はすでに準備万端だという。「森田さんは所属タレントや社員の面倒見もよく、慕っている人は多数います。また、森田さん自身は『タレントとしてもドラマから情報番組のMCまで何でもやるよ!』とやる気満々だそうです」(前出・音楽関係者)新天地での“支持率”が下がることはなさそう!?
2019年12月05日“菅田将暉主演”。この文言だけで気持ちが高ぶる人も多いだろう。デビューから10年、作品ごとに振り幅の大きな才能を開花させ、その魅力を刺激的に見せてきた菅田将暉。彼の次なる主演作は、フランスの作家アルベール・カミュによる戯曲『カリギュラ』。「あの『カリギュラ』に手を出すということで震えています。もちろん良い意味で」と、菅田自身が気持ちを高ぶらせる舞台だ。描かれるのは、ローマ帝国の若き皇帝カリギュラと彼を取り巻く人々。非の打ちどころがない理想的な皇帝だったカリギュラは、愛し合った妹が急死した日に宮殿から姿を消し、3日後に戻ってきたのを境に豹変。貴族平民問わず、何らかの財産を持つものを区別なく殺害し、その財産を奪うという残虐非道な行為を繰り返していく……。菅田は「どこまで何が出来るかはわかりませんが、身も心もさらけ出し、少しコントロールして、絶対的なカリギュラを作り上げたいなと思います。自分なりの、ひとつ生き様を」と強い思いを吐露。冷酷な皇帝をどのように体現するのかが注目される。また、共演にも魅力的な顔ぶれが揃う。カリギュラに目の前で父を殺され、彼を憎みながらもその苦悩や狂気を理解する若き詩人シピオンに高杉真宙。カリギュラを支える忠臣・エリコンに谷田歩。冷静な判断力を持ち、クーデターの中心人物としてカリギュラと対峙するケレアに橋本淳。カリギュラの残虐な行為を受け入れるほど彼を深く愛するセゾニアに秋山菜津子。そして、この面々をまとめるのは、日本を代表する演出家・栗山民也。『異邦人』『シーシュポスの神話』とともにカミュが「不条理三部作のひとつ」と位置付けた本作を、栗山がどんな色付けで仕上げ、演者はどう織りなすのか。衝撃が待っていることは間違いない。『カリギュラ』は、11月9日から24日(日)まで東京・新国立劇場 中劇場、11月29日(金)から12月1日(日)まで福岡・久留米シティプラザ ザ・グランドホール、12月5日(木)から8日(日)まで兵庫・神戸国際会館こくさいホール、12月13日(金)から15日(日)まで宮城・仙台銀行ホール イズミティ21 大ホールにて上演。文:伊藤由紀子
2019年11月10日女優の森田望智が24日、東京・恵比寿ガーデンプレイス シャトー広場で行われた「harper by Harper’s BAZAAR x CR Japan 1周年パーティ」に登場した。Netflixオリジナルシリーズ『全裸監督』で伝説のAV女優・黒木香を熱演し、注目を集めている森田。この日は、スカート部分がシースルーになったドレスで美脚をチラ見せ。笑顔を見せながらブラックカーペットを歩いた。同イベントは、ハースト婦人画報社の女性ファッション誌『ハーパーズ バザー』と『CRファッションブック』のコラボイベント。『ハーパーズ バザー』グローバル・ファッション・ディレクター、『CRファッションブック』ファウンダー兼出版ディレクターで あるカリーヌ・ロワトフェルド氏が来日し、『ハーパーズ バザー』日本版の塚本香編集長とともに豪華ゲストをお迎え。森田のほか、森星、Koki,、剛力彩芽、安藤美姫、武田真治、桜田通、小関裕太、エレナアレジ後藤、エリー・ローズ、平子理沙ら約30人の豪華ゲストがカーペットを彩った。
2019年10月24日5度の日本一を果たしても周囲からの称賛を喜べなかった日ノ本学園の田邊友恵監督。前編では12年間の指導者生活の中で気付いた選手が成長するタイミングについてや、褒められる嬉しさについてお聞きしました。後編の今回は、「オラオラ系」指導者だった田邊監督に訪れたもう一つの転機について振り返ってもらいました。(取材・文・写真:森田将義)なぜその練習をするのか、言語化して選手たちに理解させることが大事だと語る田邊監督<<前編:「私がオラオラ系指導をやめたワケ」■無冠の一年を経験し、できない原因の矢印が選手から自らに向いた男子サッカーの強豪校が新たに女子サッカー部を創部するケースが目立つなど戦国時代となりつつある現在とは違い、田邊監督が就任した当初は選手の質を見れば日ノ本学園は全国でも頭一つ抜けた存在でした。2012年10月にコーチから監督になった直後の選手権こそ全国3位で終わりましたが、2013年度と2014年度はインターハイと選手権の2冠を達成。2015年度も第1回大会から君臨し続けてきたインターハイ女王の座を守り、4連覇を達成しました。しかし、2016年度のインターハイは準決勝で敗退。選手権も2回戦で姿を消すなど就任以来、初めて無冠で一年を終えたのです。この年の選手権ではインターハイを落とした危機感が田邊監督にもあったのでしょう。大会直前の練習では、誰かのために頑張る姿勢が見えない上に練習でのコミュニケーションに欠ける選手が多かったため涙を流しながら激怒したこともありました。毎回、そうした指導を行うわけではなく、大舞台を前に選手の気持ちに火をつけたいと思った故の行動でしたが、「なんでやらないの?といった声掛けが多かったけど、あの年を境になんで?って言ってはいけないと思ったんです。今になって振り返るとあの子たちはあの子たちなりにやっているんです。一生懸命やろうとも頑張っていたのに、それをさせられない指導者が悪いという感覚がなかった。でも、今は『声出せ』、『やる気あるの?』というコーチングは全て自分が悪いんだと思えるようになりました」。「勝てなくなって、これまで通りうまくいかないことを選手のせいにして怒り続けるのか自分を変えるのか考えた結果、自分を変えて指導力をつけなければこの先やっていけないと思った」田邊監督は苦しい一年を経験して以来、「なんで」を口にするのではなく、原因を考えてから行動に移すようになったそうです。例えば、練習で選手の気持ちが乗っていないと感じた時は練習メニューと雰囲気作りが悪いと考え、設定やルールを変えたり、時にはあっさりと次のメニューに移ります。簡単に言えば、上手く行かない時の矢印を選手に向けていたのを自らに向けるようになったのです。「ピッチ外で上手くいかない時は、失敗の原因を自らに向けるタイプでした。でも、いざピッチに出ると『自分だったらこうするのに』、『今どきの子は...』などと自分の経験と違う事を受け入れられていなかった」と振り返るように、選手経験がある指導者に見られがちなケースと言えるかもしれません。自分ができていたことを言語化し、選手に伝えられていないから起こる現象で、"なぜ出来ないのか"の原因までたどり着けていないのです。原因にたどり着けても正しいと思う改善方法は指導者の現役時代に合っていた物で、今いる選手には合わない物だというケースもあるでしょう。これまでは女子サッカー選手の指導しか経験がなかった田邊監督ですが、今夏に行った指導実践で男子サッカー選手の指導を経験。「男の子はボールを渡して『ゲームをやるよ』と言えば楽しそうにプレーするけど、女の子は自分の立ち位置に敏感で乗る時と乗らない時の差が激しいと感じた。女の子は自分を気にして欲しい。自分が世界の中心だと思っているような子が多いと思います」。目の前の物事がつまらないと感じたり、なぜやるべきか理解できないと行動に移せない。サッカーに置き換えても、「声を出そう」とコーチングすれば活気が出る男子とは違い、女子はつまらないと感じる練習や意味がわかっていない練習で声を出す重要性や内容が理解できないから声が出せないのです。ただ、なぜ声を出せば良いかが分かれば指導者が求める以上の物が返ってきます。そのため、田邊監督は「『ちゃんとやれ』のちゃんとって何?というのをかみ砕いて言語化できないといけない。やるべきことを言葉に明確しないと指導者とのズレが生まれて上手く行かないのだと思います」と口にします。■"知っている"と"できる"は別物。変えるには指導者自身の経験が不可欠怖いと思われたら伝わるものも伝わらない、と選手たちとの距離は大事にしているそうサッカーの面では心にゆとりが生まれた田邊監督ですが、現在は新たな悩みがあると言います。「サッカー面では許せることが増えた分、学校生活の面での部分はしっかりと締めたい。ただ、そのバランスが難しい」。「オラオラ系」指導者だった以前と比べて選手を叱る機会は減りましたが、今いる選手がこれまでの姿を知りません。「私的には柔らかくなったつもりでも、選手にとってはまだ怖いみたいで(笑)。サッカー面で叱る回数は減ったのですが、日常生活の部分でやれていないことを注意したら選手がビクッとするのが分かるんです。怖いと思われ距離を置かれてしまったら、伝わる物も伝わらなくなるので、そこのバランスの取り方は悩みどころです」選手の足りない部分を指摘する際に優しい言い方を意識しているつもりでいても、伝える内容は選手の欠点を指摘しているため、指導者が思っている以上にきつく受け取られるのでしょう。今の田邊監督が意識しているのはズバッと指摘するのではなく、本人が足りない部分に自ら気付けるような言い回しができるかどうか。「『私はここが足りてないんですね』と自分から言い出したり、自ら欠点を克服する努力ができるようになる選手を増やすのが本当の教育ではないかって思うんです」。これらの考え方は知識として頭にあっても、実体験が伴わないと腑に落ちず自らの考えとして身に付かないのかもしれません。「知っている」と「できる」はまた別物なのです。様々な情報が簡単に手に入る現代は、知っただけで満足している人も多いのではないでしょうか。しかし、その情報を子どもたちが役立つ物に変えるには、大人に経験が必要なのかもしれません。田邊友恵日ノ本学園高等学校サッカー部監督。東京女子体育大学サッカー部時代には、関東大学女子サッカーリーグにて得点王、ベストイレブンに選出。2002年結成の「アルビレックス新潟レディース」初期メンバーで、FWとして活躍。2007年現役引退。2008年よりJAPANサッカーカレッジレディースの監督に就任。2012年より現職に。
2019年10月15日映画『アルキメデスの大戦』『タロウのバカ』が現在公開中の菅田将暉が、2ndアルバム「LOVE」を引っ提げて行った自身最大規模のツアー「菅田将暉LIVE TOUR 2019“LOVE”」のファイナル公演に、山崎賢人がサプライズゲストで登場した。7月10日にリリースされた「LOVE」は、オリコン週間合算ランキングで2位を獲得、収録されている米津玄師作詞・作曲・プロデュースの楽曲「まちがいさがし」は各所配信ストアにて1位に、オリコン週間デジタルシングルランキングで自身初の3週連続1位を獲得するなど、音楽アーティストとしても大きな注目を集めている菅田さん。そして、そのアルバムのファイナル公演が、9月6日(金)にZepp DiverCityにて行われた。全4か所5公演を巡る今回のZeppツアーは、約20万の応募の中から抽選を勝ち抜いた約1万人を動員するプレミアムなツアーとなった。オープニングSEで菅田さんが登場すると、「ソフトビニールフィギア」でライブはスタート。続けて「ロングホープ・フィリア」と会場のボルテージは一気に最高潮に。「最終日来てくださってありがとうございます。楽しく終わりたいですよね?楽しく終わりましょう!!」と会場を盛り上げ、「クローバー」「あいつとその子」「りびんぐでっど」を立て続けに披露した。また、この日2019年9月6日は、菅田将暉として「仮面ライダーW」で俳優デビューしてから10周年の記念日でもある。観客からの「おめでとう!!」の声に応え、「そうなんです。10周年迎えました! 10年前の今日。9月6日。16歳の時に初めて菅田将暉として面に出た日なので、感慨深いものがあります」と自身にとって特別な日であることを告白。そして、米津玄師との出会いを語り、ドラマ「パーフェクトワールド」主題歌でもあった「まちがいさがし」を歌唱。真っ直ぐな歌声と、その世界観に呼応するかのような美しい照明でオーディエンスを魅了した。「キスだけで feat. あいみょん」では、ミュージックビデオの世界観を再現した映像がスクリーンに映し出され、会場は幻想的な雰囲気に。その後の幕間映像では「アルコ&ピース」の平子祐希が登場。菅田さんのライブリハーサルにプロデューサー役として参加するコント映像が流れ、会場は爆笑に包まれた。そして映像の中で平子さんが「俺達と一緒に見に行きませんか?見たこともない景色」と曲フリをして、「見たこともない景色」を披露。さらに会場が盛り上がる中、このツアーで初めての披露となる「つもる話」「7.1oz」「TONE BENDER LOVE」「ドラス」など、アルバム「LOVE」の収録曲も織り交ぜながら、会場を沸かせた。そして本編もいよいよラスト。菅田さんがもう1本のマイクスタンドを用意し、「登場して頂きましょう、山崎賢人!!」とサプライズゲストの山崎さんを呼び込むと、会場から大歓声が。山崎さんは「見たこともない景色、見させてくれてありがとうございます」と話し、「いっちゃいましょう、『さよならエレジー』」という山崎さんのタイトルコールでさらなる盛り上がりを見せ、共演ドラマ「トドメの接吻」の主題歌「さよならエレジー」を共に歌唱。大歓声を浴びて、ライブ本編を締めくくった。本編終了後、アンコールで菅田さん1人でステージに登場すると、弾き語りで「ベイビィ」を披露。さらに2曲を披露して「今日は本当に来てくださってありがとうございます」と感謝の言葉で締めくくり、Zeppツアー最終日は大盛況のうちに幕を閉じた。(text:cinemacafe.net)
2019年09月07日俳優で歌手の菅田将暉が6日、東京・Zepp DiverCityにてツアー「菅田将暉LIVE TOUR 2019“LOVE”」のファイナル公演を行い、俳優・山崎賢人がサプライズ登場して会場を盛り上げた。アルバム『LOVE』を引っ提げた全4カ所5公演。自身最大のZeppツアーは、約20万の応募の中から選ばれた約1万人を動員するプレミアムなツアーとなった。この日は俳優デビュー10周年の記念日でもあり、観客からの「おめでとう!」に応えた菅田は、「そうなんです。10周年迎えました!」と報告。「10年前の今日。9月6日。16歳の時に初めて菅田将暉として面に出た日なので、感慨深いものがあります」と胸の内を明かし、歌手・米津玄師との出会いを振り返りながら、「まちがいさがし」を披露した。そして、いよいよラストというタイミングで菅田がマイクスタンドを追加で用意すると会場は大いに沸き、「登場して頂きましょう。山崎賢人!」の紹介でサプライズ登場。菅田が主題歌を提供した日本テレビ系ドラマ『トドメの接吻』で主演を務めた山崎は、「見たこともない景色、見させてくれてありがとうございます」と感謝し、「いっちゃいましょう、さよならエレジー」に続いて同曲を共に熱唱した。本編終了後、菅田は一人で登場すると弾き語りで「ベイビィ」を披露。ツアーTシャツを身にまとったバンドメンバーがステージに登場し、「ゆらゆら」、そしてラストは「ピンクのアフロにカザールを」。菅田は歓声を受けとめながら、「今日は本当に来てくださってありがとうございます」とツアー最終日を締めくくっていた。■菅田将暉 LIVE TOUR 2019 "LOVE" セットリスト(9月6日)1.「ソフトビニールフィギア」2.「ロングホープ・フィリア」3.「クローバー」4.「あいつとその子」5.「りびんぐでっど」6.「まちがいさがし」7.「キスだけで feat. あいみょん」-幕間映像- (アルコ&ピース平子祐希 出演)8.「見たこともない景色」9.「風になってゆく」10.「いいんだよ、きっと」11.「つもる話」12.「7.1oz」13.「スプリンター」14.「TONE BENDER LOVE」15.「ドラス」16.「さよならエレジー」【ENCORE】17.「ベイビィ」18.「ゆらゆら」19.「ピンクのアフロにカザールかけて」
2019年09月07日さらば青春の光・森田哲矢(38)が8月31日、Twitterに認知症の祖母とのやり取りをアップした。そのやりとりは大きな反響を呼び、驚異的な回数のリツイートや“いいね”を記録している。同日、Twitterに動画をアップした森田。そこには祖母とともにプリンを食べる姿が。そして森田が「俺、誰?」と質問すると祖母は一瞬、目を合わせたのち「アンタ誰やったっけ?」と笑顔で応えた。森田は《御年103歳、ゴリゴリの認知症のばあちゃんにクソ孫がプリンを奢ってあげました》《「あんた誰や?」ってなんでこんなに笑ろてまうんやろ?ばばあ!長生きせえよ!》とつづっている。自身のInstagramアカウントで森田は、Twitter動画の続きもアップしている。「俺のこと覚えてないの?」「なんで?」「誰やった?ちょっと言ってみて」と訊ねると、祖母は「分からんようなってきた」と返答。最後にもう一度、カメラの外にいる男性が「横の人、誰?」と訊ねると、祖母はしばし間を置いた後「アンタ誰?」と男性に一言。森田は「全員や」と笑いながら漏らしていた。またInstagramの同投稿では《【ゴリゴリ認知症ばばあとクソ孫シリーズ】大腿骨の骨折から見事に復帰し、この間無事103歳を迎えたばあちゃんのお見舞いに行ってきました》と切り出した森田は、《認知症の象徴とも言える 「あんた誰?」 が炸裂しまくってた。ベタやけど笑ろてまう最強のギャグ》とコメント。さらに《ばあちゃんが、 「人間は間違えたらすぐ分からんようになる」っていうなんか哲学的なこと言うてきたから、 「間違えるのが人間や」ってそれっぽい答え返したら思いっきり無視されました。ばばあ!長生きせえよ!》と結んでいる。森田はこれまでも祖母とのやりとりをInstagramにアップしている。昨年5月には《会った時の第一声は安定の「あんた誰や?」でした。あとなんや言うたら「やり手やな。」っていう独特のブリッジ挟んでくる102歳。ばばあ!長生きしろよ!》と投稿。また今年1月にも《3月で103歳を迎えるばあちゃんのお見舞いへ。何回聞いてもオレのことは認識してないくせに、定期的に鳴る病院内のサイレンみたいなやつに毎回絶妙な間で「誰や?」て言うてた。大腿骨を骨折したらしく、可哀想なのでお年玉をせびるのはやめときました》とつづっていた。また各投稿に添付された祖母との動画は、それぞれ約9万回と17万回以上の再生回数を記録している。これまでも大きな反響を呼んできた森田と祖母のやりとりだが、今回のTwitter動画はその微笑ましさから驚異的な反響が。アップして3日ほどで5.3万件以上のリツイートと34.4万件以上のいいねを記録し、《あんた誰やろって言いながらもつられて笑っちゃうおばあちゃんの笑顔が素敵 そしていいお孫さんだなぁ》《あんた誰れ?て言われたショックで死ぬまで祖母を遠ざけた自分は、なぜこう出来なかったんだろう?って思い涙がでました。優しいなあ、森田さん!素晴らしい》と感動した様子の声が。また現役介護士からは、こんなエールが上がっている。《施設で介護士してます。癒されました 私はよくご家族に「大事な人ほど忘れてしまうんですって」とお伝えしています。きっと、おばあ様、森田さんのこと大好きなんですよ》《貴方のように認知症の症状を明るく笑ってくださるご家族様をありがたく思うと同時に嬉しく思います。ご存知かと思いますが認知症と分かっていてもどこかで認めきれない方も大勢います 私自身も祖母の面会であなたのように振る舞える自信はありません 貴方を尊敬いたします》《家族様がこのように一緒に何かできる 楽しむことができるってことはほんまに素晴らしいことで こちらも笑顔になります おばあさん長生きしてくださること祈ってます!!》また芸人仲間からも森田にリプライが届いている。メイプル超合金・安藤なつ(38)は《次自分がおばあちゃんの孫として行って一緒にティラミス食べる》と返信し、さらに紺野ぶるま(32)は《わたしのおばあちゃんも「あんた誰?」って言ってきます…。悲しくてその度に「孫ですよ!孫!」って説明してましたが、わたしもこんな風に笑って過ごそうと思いました!森田さん好感度爆上がり!!!》と送っている。祖母とのやりとりのたびに「#上がれ好感度」というハッシュタグを使用していた森田。ついに、その望みは叶ったようだ。
2019年09月03日女優ののんが3日、都内で行われたマルコメの『プラス糀 糀甘酒』新CM発表会にお笑いコンビ・さらば青春の光の森田哲矢、東ブクロとともに出席した。同社は『プラス糀 糀甘酒』のCMキャラクターにのんを起用。のんが出演した新CMは「魚沼の水」編などの3バージョンあり、7月25日より全国で放映される。新CMは、同商品の生産に新潟県魚沼市の水が使用されていることから、のんが魚沼市の川などに訪れて同商品の魅力を訴求する内容になっている。発表会では新CMが初めてお披露目された。ロケ地となった魚沼市についてのんは「素敵でしたね。緑が豊かで美しい自然に囲まれていたので癒やされました。川の音や鳥の鳴き声とかが聞こえたので、ホッとしながら撮影できました」と自然溢れる魚沼市のロケに満足げで、「糀甘酒を飲んだ時に手の先と足の先まですっきり感じが出ていると思うので、糀活を始めようと思っていただけると思います」とアピールした。CMには出演していないさらば青春の光の森田は「なぜ僕らなんだと。メイプル超合金でいいじゃないですか」と笑わせつつ、「見入っちゃいましたよ。のんさんがむちゃくちゃ可愛かったです」と絶賛し、東ブクロも「のんさんの雰囲気とCMがぴったりとあってましたね」と感想を語った。発表会後には報道陣向けの囲み会見が行われ、イベントに出席した理由を問われた森田は「俺らも分からないですよ。でも、次のCMは僕らだと思います。(のんとは)割と類似タレントなので、のんさんのCMを全部取りますよ。すごく邪魔な存在だなとかねがね思っていました」と笑いを誘い、のんは「取られないように頑張らないと(笑)」と苦笑しつつ、この日初めて共演したさらば青春の光について「テレビで見させていただいてましたし、今日はすごく楽しかったです」と好印象の様子。また、お笑いタレントの間で揺れる闇営業の質問が飛び、森田は「本当に個人事務所で僕らは良かったと思っています。反社は気をつけないと。そういう人たちじゃないですか? と質問しますけどね」と細心の注意を払っているという。
2019年07月03日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は欅坂46の森田ひかるさんです。昨年、坂道合同オーディションに合格し、欅坂46に加入。すでにメンバーからは、「ギャップがスゴイ!」と言われているそう。「見た目はおっとりしているけど、意外とよく喋るし、おばさんみたいな笑い声だねって(笑)」。食べ歩きにハマるほど、食べることが大好き。「食べ歩きは、いつもメンバーと一緒に。ポーチにはコスメじゃなくて、マシュマロがいっぱい詰まっています(笑)」。メンバーが付けた愛称があるそう。「“るんるん”!ひかるんるんを略して。ファンの方からも呼ばれたいです♪」新大久保で韓国グルメを堪能。メンバーと一緒に食べ歩き♪チーズがすっごくのびておいしかったー!動物園によく遊びに行きます。ハシビロコウが見たくて。アレルギーで飼えないけど、動物は大好き。お仕事終わりにメンバーと浅草巡り。花やしきや食べ歩きが好き。出来たてのお団子がおいしかったです。もりた・ひかる2001年生まれ。2018年の坂道合同オーディションに合格して欅坂46のメンバーに選ばれた。2月27日に欅坂46の8thシングル『黒い羊』が発売。詳細は、公式サイトにて。※『anan』2019年2月20日号より。写真・土佐麻理子文・松下侑衣花(by anan編集部)
2019年02月13日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は女優の森田 想さんです。演技を続けていくことが、私の一番の目標です。女優の道を歩き始めたのは小学生の頃。「目立ちたがり屋でうるさい子供でした。『うるさくしてもいい場所に』と、母が子役事務所に入れたんです。読書が好きだったので、物語の登場人物になれる演技の仕事はすぐ好きになれました」。昨年公開された東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門選出作品『アイスと雨音』で初主演を務め、若手演技派女優として注目を集めている。「74分ノーカットの大変な撮影でしたが、レッドカーペットを歩く夢が叶いました。あの幸せな時間をまた経験してみたい!」ポストカードを集めています。旅先で買ったり、母からもらったり。小さな四角に世界が詰まってる!フィルムカメラの仕上がりが好き。中古のミノルタのカメラを愛用。300円くらいでしたがキレイに撮れます。バンクーバーに一人で行ってきました。自由気ままな一人旅、ハマりそうです。韓国やメキシコにも行ってみたい。もりた・こころ2000年生まれ。映画『ソロモンの偽証』『笑う招き猫』『心が叫びたがってるんだ。』など数々の話題作に出演。インスタグラム(@kokoro_morita)には旅の写真なども。※『anan』2019年2月6日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子(by anan編集部)
2019年02月04日アイドルグループ・V6の森田剛が主演を務める舞台『空ばかり見ていた』ビジュアルが12日、公開された。同作は、岩松了による新作公演。反政府軍の首領・吉田満(村上淳)と、女性兵士になりたいという妹のリン(平岩紙)、リンの恋人・多岐川秋生(森田)。結婚を意識しながらも、命の保証のない日々の中、一歩踏み切れない秋生と、そんな秋生の考えを察して兵士として共に戦いたいと思うリンだったが、絶対的な信頼を置いていた満に対して不信を覚える出来事が起こる。満への感情と連動するようにリンにも疎ましさを感じ始め、自分自身の気持ちに戸惑う秋生。同じ頃、政府軍のスパイが組織に潜り込んでいたことにより、秋生たちは窮地に立たされることになる。ビジュアルは物語の舞台、反政府軍のアジトとなる廃校を背景に、森田、勝地涼、平岩紙、筒井真理子、宮下今日子、豊原功補、村上淳が内戦の中ギリギリの世界で生き、それぞれの未来を見据えるかのような強いまなざしが印象的なものとなっている。東京公演はBunkamuraシアターコクーンにて2019年3月9日~31日、大阪公演は森ノ宮ピロティホールにて2019年4月5日~10日。
2019年01月12日